(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6688248
(24)【登録日】2020年4月7日
(45)【発行日】2020年4月28日
(54)【発明の名称】調圧可能なバッグ体装置
(51)【国際特許分類】
A42B 1/08 20060101AFI20200421BHJP
A42B 3/12 20060101ALI20200421BHJP
A43B 5/04 20060101ALI20200421BHJP
【FI】
A42B1/08 A
A42B3/12
A43B5/04 M
【請求項の数】3
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2017-78350(P2017-78350)
(22)【出願日】2017年4月11日
(65)【公開番号】特開2018-178303(P2018-178303A)
(43)【公開日】2018年11月15日
【審査請求日】2018年6月29日
(73)【特許権者】
【識別番号】507307558
【氏名又は名称】徳晃有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100087918
【弁理士】
【氏名又は名称】久保田 耕平
(72)【発明者】
【氏名】許温徳
【審査官】
姫島 卓弥
(56)【参考文献】
【文献】
米国特許出願公開第2014/0165427(US,A1)
【文献】
特開2014−087585(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2012/0255195(US,A1)
【文献】
特開昭55−133203(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A42B 1/08
A42B 3/12
A43B 5/04
A43B 13/20
A43B 21/28
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
エアバッグ弾性体と、それに対応する装着空間を有する着用保護具とから構成される調圧可能なバッグ体装置であって、
前記着用保護具の内側に第1バッグ室納置槽と、第2バッグ室納置槽とが予め設けられ、
前記エアバッグ弾性体は、第1エアバッグ体と、前記第1エアバッグ体に相連結される第1制御バルブと、第2エアバッグ体と、前記第2エアバッグ体及び前記第1エアバッグ体に直列接続される第2制御バルブとを備え、前記第1エアバッグ体及び前記第2エアバッグ体をそれぞれ前記第1バッグ室納置槽及び前記第2バッグ室納置槽に取り付けて連結接合し、前記第1制御バルブ及び前記第2制御バルブにはそれぞれ各自に単方向給気又は排気を行う一対の単方向給気バルブドア及び単方向排気バルブドアが設置され、前記第1制御バルブは前記第1エアバッグ体に連結され、前記第2制御バルブは前記第1エアバッグ体及び前記第2エアバッグ体に直列接続されて、それぞれ連通し、単方向給気及び単方向排気のループ経路に連通形成され、前記第1制御バルブ及び前記第2制御バルブに設置された前記単方向給気バルブドア又は前記単方向排気バルブドアが気体の給気加給又は排気減圧を行うように制御され、及び給気、排気制御端を有する前記第1エアバッグ体を繰り返し押し付けることにより、サイホン作用を生じさせて前記単方向給気バルブドアから外部の気体を前記第1エアバッグ体まで吸い込んでから順次前記第2制御バルブを介して前記第2エアバッグ体の単方向給気のループ経路により吸入し、及び前記第2エアバッグ体内の気体を前記第1エアバッグ体まで吸引排気してから順次前記第1制御バルブを介して単方向排気を行うループ経路により排出し、或いはループ経路を閉路中止することで、前記エアバッグ弾性体の前記第1エアバッグ体と前記第2エアバッグ体との両エアバッグが高い弾性支持を有すると共に、給気による気体吸入支持被覆及び排気による圧力が調整され、
前記第1制御バルブ及び前記第2制御バルブの前記単方向給気バルブドア及び前記単方向排気バルブドアには制御スイッチが配置され、前記第2エアバッグ体には、前記第2エアバッグ体内の給気又は排気の気体量を反映する気圧値の表示を提供する圧力計が配置されることを特徴とする、調圧可能なバッグ体装置。
【請求項2】
前記着用保護具が靴体として設けられる場合には、靴底の足踵に対応する箇所に前記エアバッグ弾性体の前記第1エアバッグ体を取り付けるための前記第1バッグ室納置槽が設けられ、前記靴体の内縁に前記第2エアバッグ体に接続連結するための第2バッグ室納置槽が設けられ、前記第1エアバッグ体及び前記第2エアバッグ体で足部を一体的に包囲して緩衝被覆するバッグ式弾性被覆空間が形成され、前記第1制御バルブ及び第2制御バルブによりそれぞれ前記第1エアバッグ体及び前記第2エアバッグ体が単方向給気充填又は排気放圧を呈するように制御することを特徴とする、請求項1に記載の調圧可能なバッグ体装置。
【請求項3】
前記着用保護具が帽体として設けられる場合には、前記帽体の内側に前記エアバッグ弾性体の前記第1エアバッグ体を取り付けるための前記第1バッグ室納置槽が設けられ、前記帽体のつばの内周縁側に前記第2エアバッグ体を取り付けるための前記第2バッグ室納置槽が設けられて裏地を形成し、前記第1エアバッグ体及び前記第2エアバッグ体で頭部を一体的に包囲して緩衝被覆するバッグ式弾性被覆空間が形成され、前記第1制御バルブ及び第2制御バルブによりそれぞれ前記第1エアバッグ体及び前記第2エアバッグ体が単方向給気充填又は排気放圧を呈するように制御することを特徴とする、請求項1に記載の調圧可能なバッグ体装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、調圧可能なバッグ体装置に関するものであり、さらに詳しくは、人体の着用保護具内に結合されて運用され、人間工学的な曲線に基づいて最適の弾性被覆緊張度及び緩衝を適当に調整することが可能な効果が達成されると共に、適量の充気による支持保護被覆及び排気放圧の調整可能な弾性被覆バッグ体に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、靴のサイズは、いずれも一定の寸法規格を有しており、着用者の足形寸法と完全に一致せずに、足にぴったり合わないという不都合が生じるので、通常、靴紐を設けて補助することにより、又は着用者が自ら厚みを持たせた靴パッドを入れて補助支持することから、不快感を与えることになるという問題点がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従って、本発明は、上記の通りの従来の欠点を鑑みて提案されたものであり、本発明の課題は、人体の各種の着用保護具内に結合されて使用することにより高弾性の快適被服が達成され、適量の充気による支持保護被服と排気による緩衝効果が得られる調圧可能なバッグ体装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
そこで、本発明者は、前記の本発明の課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、後述のようにエアバッグ弾性体と、装着空間を有する着用保護具とから構成されるバッグ体装置において、着用保護具内の内側にバッグ室納置槽を予め設けることにより、前記課題を達成できる端緒となることに着目し、かかる知見に基いて本発明に想到するに至った。
本発明によれば、前記の通りの調圧可能なバッグ体装置を提供すると共に、調圧可能なバッグ体装置の製造方法および前記の通りの使用操作からなる使用方法を提供することができる。
すなわち 本発明のバッグ体装置に関する目的は、特に、そのエアバッグ弾性体の第1及び第2制御バルブにそれぞれ各自に単方向給気又は排気を呈しいる単方向給気バルブドア及び単方向排気バルブドアが設置され、第1制御バルブを介して第1エアバッグ体に連結し、第2制御バルブを介して第1及び第2エアバッグ体に直列接続することによって連通形成して、前記エアバッグ弾性体は、第1及び第2制御バルブにより単方向給気バルブドア又は単方向排気バルブドアが気体の給気加給又は排気減圧を行うように制御すると共に、人体の各種の着用保護具内に結合されて使用されることで、高い弾性の快適被覆が達成され、適量の充気による支持保護被覆及び排気放圧できる緩衝の効果を有する、調圧可能なバッグ体装置を提供することにある。
かくして、本考案の要旨は次の(1)〜(4)に示す通りである。
【0005】
(1)エアバッグ弾性体と、それに対応する装着空間を有する着用保護具とから構成される調圧可能なバッグ体装置であって、
前記着用保護具の内側に第1バッグ室納置槽と、第2バッグ室納置槽とが予め設けられ、
前記エアバッグ弾性体は、第1エアバッグ体と、前記第1エアバッグ体に相連結される第1制御バルブと、第2エアバッグ体と、前記第2エアバッグ体及び前記第1エアバッグ体に直列接続される第2制御バルブとを備えることで、前記第1エアバッグ体及び前記第2エアバッグ体をそれぞれ前記第1バッグ室納置槽及び前記第2バッグ室納置槽に取り付けて連結接合し、前記第1制御バルブ及び前記第2制御バルブの上にそれぞれ各自に互いに単方向給気又は排気を呈しており、相対に並立する一対の単方向給気バルブドア及び単方向排気バルブドアが設置されることで、前記第1制御バルブを前記第1エアバッグ体に連結し、前記第2制御バルブを前記第1エアバッグ体及び前記第2エアバッグ体に直列接続することによって、それらをそれぞれ単方向給気及び単方向排気のループ経路に連通形成して、前記第1制御バルブ及び前記第2制御バルブを利用して前記単方向給気バルブドア又は前記単方向排気バルブドアが気体の給気加給又は排気減圧を行うように制御し、及び給気、排気制御端を有する前記第1エアバッグ体を繰り返し押し付けることにより、サイホン作用を生じさせて前記単方向給気バルブドアから外部の気体を前記第1エアバッグ体まで吸い込んでから順次前記第2制御バルブを介して前記第2エアバッグ体の単方向充気のループ経路へ排気し、及び前記第2エアバッグ体内の気体を前記第1エアバッグ体まで吸引排気してから順次前記第1制御バルブを介して単方向排気を行うループ経路へ排出したり、或いはループ経路を閉路中止したりすることで、前記エアバッグ弾性体の前記第1エアバッグ体と前記第2エアバッグ体との両エアバッグが高い弾性支持を有する上、適量の充気による支持保護被覆及び排気放圧を調整することを特徴とする、調圧可能なバッグ体装置。
【0006】
(2)前記第1制御バルブ及び前記第2制御バルブの前記単方向給気バルブドア及び前記単方向排気バルブドアには制御スイッチが配置され、前記第2エアバッグ体には、前記第2エアバッグ体内の給気又は排気の気体量を反映する気圧値の表示を提供する圧力計が相互に配置されることを特徴とする、前記(1)に記載の調圧可能なバッグ体装置。
【0007】
(3)前記着用保護具が靴体として設けられる場合には、靴底の足踵に対応する箇所に前記エアバッグ弾性体の前記第1エアバッグ体を取り付けるための前記第1バッグ室納置槽が設けられ、前記靴体の内縁に前記第2エアバッグ体に接続連結するための第2バッグ室納置槽が設けられ、前記第1エアバッグ体及び前記第2エアバッグ体で足部を一体的に包囲して緩衝被覆するバッグ式弾性被覆空間が形成され、前記第1制御バルブ及び第2制御バルブによりそれぞれ前記第1エアバッグ体及び前記第2エアバッグ体が単方向給気充填又は排気放圧を呈するように制御することを特徴とする、前記(1)に記載の調圧可能なバッグ体装置。
【0008】
(4)前記着用保護具が帽体として設けられる場合には、前記帽体の内側に前記エアバッグ弾性体の前記第1エアバッグ体を取り付けるための前記第1バッグ室納置槽が設けられ、前記帽体のつばの内周縁側に前記第2エアバッグ体を取り付けるための前記第2バッグ室納置槽が設けられて裏地を形成し、前記第1エアバッグ体及び前記第2エアバッグ体で頭部を一体的に包囲して緩衝被覆するバッグ式弾性被覆空間が形成され、前記第1制御バルブ及び第2制御バルブによりそれぞれ前記第1エアバッグ体及び前記第2エアバッグ体が単方向給気充填又は排気放圧を呈するように制御することを特徴とする、前記(1)に記載の調圧可能なバッグ体装置。
【発明の効果】
【0009】
本発明は前記の通りの構成からなり、本発明によれば、後述の実施形態により示すように、着用保護具内に結合されて使用されることにより、高弾性の快適被覆が達成され、適量の充気による支持保護被覆と排気による緩衝効果を奏する調圧可能なバッグ体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明の一実施例形態に係る調圧可能なバッグ体装置の構成ブロック図である。
【
図2】本発明の一実施例形態に係る調圧可能なバッグ体装置の使用状態図(一)である。
【
図3】本発明の一実施例形態に係る調圧可能なバッグ体装置の使用状態図(二)である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明について、図面に基いて具体的に説明する。
図1は、本発明の調圧可能なバッグ体装置の構成ブロック図である。
図1に示すように、かかる調圧可能なバッグ体装置1は、エアバッグ弾性体10と、それに対応する装着空間を有する着用保護具11とから構成され、前記着用保護具11の装着空間内にエアバッグ弾性体10の取り付けのために供給する第1バッグ室納置槽111と、第2バッグ室納置槽112とが予め設けられ、また前記着用保護具11が、靴体、帽体、防具…などの様々な着用具として設けられてもよい。前記エアバッグ弾性体10は、第1エアバッグ体12と、第1エアバッグ体12に相連結される第1制御バルブ14と、第2エアバッグ体15と、第2エアバッグ体15及び第1エアバッグ体12に直列接続される第2制御バルブ16とを備えることにより、第1及び第2制御バルブ14,16が連結される給気、排気制御端を有する前記第1エアバッグ体12を第1バッグ室納置槽111に置く。前記第2エアバッグ体15が着用保護具11の装着空間の内縁面と相似する形状の環状中空バッグ体に形成されると共に、それを第2バッグ室納置槽112に設けて相連結することで、人体に対応する着用部位又は肢体に相互に嵌合着用するための被覆環状体が形成されると同時に、前記第1エアバッグ体12と第2エアバッグ体15を直列接続することができる第2制御バルブ16を有し、それらを相接合することで連通形成して、第1及び第2制御バルブ14,16の上にそれぞれ各自に互いに単方向給気又は排気を呈している。相対に並立する一対の単方向給気バルブドア141,161及び単方向排気バルブドア142,162が設置され、第1及び第2制御バルブ14,16にそれぞれ迅速に切り換えるための制御スイッチが配置されると共に、第2制御バルブ16を第1エアバッグ体12と第2エアバッグ体15に直列接続し、第1制御バルブ14を第1エアバッグ体12に連結することによって、相連通するループ経路が形成される。これにより使用要求に応じて、第1及び第2制御バルブ14,16により制御スイッチを同期に切換制御して単方向給気バルブドア141,161又は単方向排気バルブドア142,162が単方向に気体の給気加給又は排気減圧を行ったり、ループ経路を中断停止したりするように設定すると同時に、給気、排気制御端を有する第1エアバッグ体12を繰り返し押し付けることにより、サイホン作用を生じさせることで、単方向給気バルブドア141から外部の気体を単方向に第1エアバッグ体12まで吸い込んでから順次第2制御バルブ16を介して第2エアバッグ体15の単方向気体充填のループ経路へ排気する。又は単方向排気を行うループ経路のように、第2エアバッグ体15内の気体を第1エアバッグ体12まで吸引排気してから順次第1制御バルブ14を介して着用保護具11の外へ排出したり、或いはループ経路を閉路中止したりすることができ、これにより、第1及び第2エアバッグ体12,15がエアを給排しないように保持される。これにより、エアバッグ弾性体10の第1及び第2エアバッグ体12,15との両エアバッグが高い弾性支持を有することを利用することができ、適量の充気による支持保護被覆及び排気放圧の快適性を調整できるのに役立ち、適量の充気による支持保護被覆及び排気放圧の快適性が達成され、高い弾性の被覆と緩衝を有する効果が達成される。
【0012】
上記の第2エアバッグ体15には、そのエアバッグ体内の給気量又は排気量を反映する気圧値の表示を提供する圧力計13が相連結して配置される。
【0013】
図2に示すように、上記の調圧可能なバッグ体装置において、それがエアバッグ弾性体10に対応して取り付けられる着用保護具11が靴体11aとして設けられる場合には、靴体11aは、単に靴底の足踵に対応する箇所に第1バッグ室納置槽111aを設けること、及び靴体11aの装着空間の内周縁に第2バッグ室納置槽112aを設けることによって、エアバッグ弾性体10の第1エアバッグ体12を第1バッグ室納置槽111aに収容すること、第2エアバッグ体15を靴体11aの内縁面の第2バッグ室納置槽112aに接続連結することにより、前記第1及び第2エアバッグ体12,15で足部Aを緩衝被覆するバッグ式弾性被覆空間113が形成される。即ち第1及び第2制御バルブ14,16により制御スイッチを切り換えて前記第1及び第2エアバッグ体12,15が単方向給気充填又は排気放圧を呈するように同期制御することにより、エアバッグ弾性体10を足部A上に支持展開被覆することによって、適量の充気による支持保護被覆及び排気放圧の快適性が達成され、高い弾性の被覆と緩衝を有する効果が達成される。
【0014】
図3に示すように、上記の調圧可能なバッグ体装置において、それがエアバッグ弾性体10に対応して取り付けられる着用保護具11がヘルメットの帽体11bとして設けられる場合には、帽体11bの内側の適宜箇所に第1バッグ室納置槽111bが予め設けられると共に、帽体11bのつばの内周縁側に第2バッグ室納置槽112aが設けられ、前記第1エアバッグ体12を第1バッグ室納置槽111bに収容すると共に、第2エアバッグ体15が帽体11bの内縁と相似する形状に形成されて、帽体11bの内縁面に接続連結して着用者の頭部Bに対応する箇所に裏地を形成し、前記第1及び第2エアバッグ体12,15で頭部Bを一体的に包囲して緩衝被覆するバッグ式弾性被覆空間113aが形成され、第1及び第2制御バルブ14,16によりそれぞれ前記第1及び第2エアバッグ体12,15が単方向給気充填又は排気放圧を呈するように制御することで、人間工学的な曲線に基づいて最適の弾性被覆緊張度及び緩衝を適当に調整できる効果が達成され、及び適量の充気による支持保護被覆及び排気放圧の快適性を調整でき、並びに高い弾性の被覆と緩衝の効果が達成される。
【0015】
以上に述べたことは、単に本発明の好適な一実施例形態および実施例であり、本発明に基づい行う等効果を有する変更又は修正に係る発明は、本発明の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0016】
10:エアバッグ弾性体
11:着用保護具
11a:靴体
11b:帽体
111,111a,111b:第1バッグ室納置槽
112,112a,112b:第2バッグ室納置槽
113,113a:バッグ式弾性被覆空間
12:第1エアバッグ体
13:圧力計
14:第1制御バルブ
141:単方向給気バルブドア
142:単方向排気バルブドア
15:第2エアバッグ体
16:第2制御バルブ
161:単方向給気バルブドア
162:単方向排気バルブドア
A:足部
B:頭部