(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6688443
(24)【登録日】2020年4月8日
(45)【発行日】2020年4月28日
(54)【発明の名称】足踏み式便座取っ手
(51)【国際特許分類】
A47K 13/10 20060101AFI20200421BHJP
【FI】
A47K13/10
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-99786(P2019-99786)
(22)【出願日】2019年5月28日
【審査請求日】2019年5月30日
(31)【優先権主張番号】201910315217.4
(32)【優先日】2019年4月18日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519231739
【氏名又は名称】广州克力労保用品有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】王▲けん▼
【審査官】
七字 ひろみ
(56)【参考文献】
【文献】
米国特許第10098513(US,B1)
【文献】
実開平01−152599(JP,U)
【文献】
特開2008−061947(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47K 13/00−17/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、スタンドを含み、前記スタンドが地面に固定でき、前記スタンドの上端には踏み板装置が設けられ、前記踏み板装置の左端には回転装置が連結され、前記踏み板装置の下側にはロック装置が設けられ、前記回転装置の上端には便座と連結される連結装置が連結され、前記踏み板装置は前記スタンドの中に設置された収納チャンバを含み、前記収納チャンバが上方に開口しており、前記収納チャンバの下側内壁には支持柱が二つ対称的に固定的に連結され、左側の前記支持柱の中には支持孔が貫通するように設けられ、前記支持孔の中には長回転軸が回転できるように設けられ、前記長回転軸の左端が前記回転装置に連結され、前記長回転軸の右端が右側の前記支持柱に回転できるように連結され、二つの前記支持柱の間には踏み板が揺動することができるように設けられ、前記踏み板が前記長回転軸に固定的に連結され、前記踏み板の左右両端と前記支持柱との間には緩衝トーションバネが固定的に連結され、前記踏み板の中には下方に開口したガイドチャンバが設けられ、前記ガイドチャンバの前後両側内壁の間にはガイドロッドが固定的に連結され、前記ガイドチャンバの中にはガイドブロックがスライドできるように設けられ、前記ガイドブロックの中にはガイド孔が前後に貫通するように設けられ、前記ガイドロッドが前記ガイド孔を貫通しており、前記収納チャンバの左右両側内壁の間には揺動ロッド軸が回転できるように連結され、前記揺動ロッド軸には揺動ロッドが固定的に連結され、前記揺動ロッドの左右両端と前記収納チャンバの左右両側内壁との間には復帰トーションバネが固定的に連結され、前記揺動ロッドの中には上方に開口し、且つ前後に貫通している連結チャンバが設けられ、前記連結チャンバの左右両側内壁の間には連結ロッドが固定的に連結され、前記ガイドブロックの中には連結溝が左右に貫通するように設けられ、前記連結ロッドが前記連結溝を貫通していることを特徴とする足踏み式便座取っ手。
【請求項2】
前記ロック装置は前記収納チャンバの左側内壁に固定的に連結された二つの固定ロッドを含み、前記固定ロッドの間には中心軸が固定的に連結され、前記中心軸にはL型ブロックが回転できるように連結され、前記L型ブロックの中には中心軸孔が前後に貫通するように設けられ、前記中心軸が前記中心軸孔を貫通しており、前記L型ブロックの中にはロックブロックチャンバが設けられ、前記ロックブロックチャンバの前後両側内壁の間にはロック軸が固定的に連結され、前記ロック軸にはロックブロックが回転できるように連結され、前記ロックブロックの中にはロック軸孔が前後に貫通するように設けられ、前記ロック軸が前記ロック軸孔を貫通しており、前記ロックブロックと前記ロックブロックチャンバの前後両側内壁との間にはロックトーションバネが固定的に連結され、前記L型ブロックの中には復帰ロッド孔が貫通するように設けられ、前記復帰ロッド孔が前記中心軸孔の下側に位置しており、前記復帰ロッド孔の中には復帰ロッドがスライドできるように設けられ、前記復帰ロッドには二つの位置制限ブロックが固定的に連結され、二つの前記位置制限ブロックがそれぞれ前記L型ブロックの左右両側に位置しており、前記収納チャンバのうち前記L型ブロックに近接する側の内壁には左方に開口した復帰ロッドチャンバが連通するように設けられ、前記復帰ロッドが前記復帰ロッドチャンバを貫通して外界に連通しており、前記復帰ロッドチャンバの上側内壁の中には復帰ブロックチャンバが連通するように設けられ、前記復帰ブロックチャンバの中には復帰スライドブロックがスライドできるように設けられ、前記復帰スライドブロックの下端が前記復帰ロッドに固定的に連結され、前記復帰スライドブロックと前記復帰ブロックチャンバの左側内壁との間には復帰バネが固定的に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の足踏み式便座取っ手。
【請求項3】
前記回転装置は前記スタンドの上端に固定的に連結された取り付けブロックを含み、前記取り付けブロックの中には歯車チャンバが設けられ、前記歯車チャンバの中には大歯車が回転できるように設けられ、前記長回転軸が前記歯車チャンバの中に伸びており、且つ前記大歯車に固定的に連結され、前記大歯車の後端には小歯車が噛合するように連結され、前記小歯車の中には短回転軸が固定的に連結され、前記短回転軸の左端には下プーリーが固定的に連結され、前記下プーリーには同期ベルトが摩擦できるように連結され、前記歯車チャンバの上側内壁の中には上方に開口した連通溝が連通するように設けられ、前記同期ベルトが前記連通溝を貫通しており、且つ前記連結装置に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の足踏み式便座取っ手。
【請求項4】
前記連結装置は前記同期ベルトに摩擦できるように連結された上プーリーを含み、前記上プーリーの中には連結ブロックが固定的に連結され、前記連結ブロックの中には左方に開口した連結口が設けられ、前記連結口により便座に連結することができ、前記連結ブロックの右端にはロックナットがスライドできるように設けられ、前記ロックナットの中にはネジ山孔が左右に貫通するように設けられ、前記連結ブロックが前記ネジ山孔を貫通しており、且つ前記ネジ山孔とネジ山によって連結されていることを特徴とする請求項3に記載の足踏み式便座取っ手。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は生活用品分野を取り上げて、具体的には足踏み式便座取っ手である。
【背景技術】
【0002】
便器を使用する時便座を上げる必要があり、綺麗好きな人は便座取っ手を使用し、普通の便座取っ手は直接に便座に接触するため、常に洗浄する必要があり、また普通の便座取っ手は小さくて失いやすく、従って、固定的で便利である足踏み式便座取っ手を設計する必要があり、本発明装置は便座に直接に接触する必要なく便座を速く上げることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第104631587号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は足踏み式便座取っ手を提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は以下の技術プランを通じて実現する:本発明の足踏み式便座取っ手は、スタンドを含み、前記スタンドが地面に固定でき、前記スタンドの上端には踏み板装置が設けられ、前記踏み板装置の左端には回転装置が連結され、前記踏み板装置の下側にはロック装置が設けられ、
前記回転装置の上端には便座と連結される連結装置が連結され、前記踏み板装置は前記スタンドの中に設置された収納チャンバを含み、前記収納チャンバが上方に開口しており、前記収納チャンバの下側内壁には支持柱が二つ対称的に固定的に連結され、左側の前記支持柱の中には支持孔が貫通するように設けられ、前記支持孔の中には長回転軸が回転できるように設けられ、前記長回転軸の左端が前記回転装置に連結され、前記長回転軸の右端が右側の前記支持柱に回転できるように連結され、二つの前記支持柱の間には踏み板が揺動することができるように設けられ、前記踏み板が前記長回転軸に固定的に連結され、前記踏み板の左右両端と前記支持柱との間には緩衝トーションバネが固定的に連結され、前記踏み板の中には下方に開口したガイドチャンバが設けられ、前記ガイドチャンバの前後両側内壁の間にはガイドロッドが固定的に連結され、前記ガイドチャンバの中にはガイドブロックがスライドできるように設けられ、前記ガイドブロックの中にはガイド孔が前後に貫通するように設けられ、前記ガイドロッドが前記ガイド孔を貫通しており、前記収納チャンバの左右両側内壁の間には揺動ロッド軸が回転できるように連結され、前記揺動ロッド軸には揺動ロッドが固定的に連結され、前記揺動ロッドの左右両端と前記収納チャンバの左右両側内壁との間には復帰トーションバネが固定的に連結され、前記揺動ロッドの中には上方に開口し、且つ前後に貫通している連結チャンバが設けられ、前記連結チャンバの左右両側内壁の間には連結ロッドが固定的に連結され、前記ガイドブロックの中には連結溝が左右に貫通するように設けられ、前記連結ロッドが前記連結溝を貫通している。
【0006】
更の技術プラン、前記ロック装置は前記収納チャンバの左側内壁に固定的に連結された二つの固定ロッドを含み、前記固定ロッドの間には中心軸が固定的に連結され、前記中心軸にはL型ブロックが回転できるように連結され、前記L型ブロックの中には中心軸孔が前後に貫通するように設けられ、前記中心軸が前記中心軸孔を貫通しており、
前記L型ブロックの中にはロックブロックチャンバが設けられ、前記ロックブロックチャンバの前後両側内壁の間にはロック軸が固定的に連結され、前記ロック軸にはロックブロックが回転できるように連結され、前記ロックブロックの中にはロック軸孔が前後に貫通するように設けられ、前記ロック軸が前記ロック軸孔を貫通しており、前記ロックブロックと前記ロックブロックチャンバの前後両側内壁との間にはロックトーションバネが固定的に連結され、前記L型ブロックの中には復帰ロッド孔が貫通するように設けられ、前記復帰ロッド孔が前記中心軸孔の下側に位置しており、前記復帰ロッド孔の中には復帰ロッドがスライドできるように設けられ、前記復帰ロッドには二つの位置制限ブロックが固定的に連結され、二つの前記位置制限ブロックがそれぞれ前記L型ブロックの左右両側に位置しており、前記収納チャンバのうち前記L型ブロックに近接する側の内壁には左方に開口した復帰ロッドチャンバが連通するように設けられ、前記復帰ロッドが前記復帰ロッドチャンバを貫通して外界に連通しており、前記復帰ロッドチャンバの上側内壁の中には復帰ブロックチャンバが連通するように設けられ、前記復帰ブロックチャンバの中には復帰スライドブロックがスライドできるように設けられ、前記復帰スライドブロックの下端が前記復帰ロッドに固定的に連結され、前記復帰スライドブロックと前記復帰ブロックチャンバの左側内壁との間には復帰バネが固定的に連結されている。
【0007】
更の技術プラン、前記回転装置は前記スタンドの上端に固定的に連結された取り付けブロックを含み、前記取り付けブロックの中には歯車チャンバが設けられ、前記歯車チャンバの中には大歯車が回転できるように設けられ、前記長回転軸が前記歯車チャンバの中に伸びており、且つ前記大歯車に固定的に連結され、前記大歯車の後端には小歯車が噛合するように連結され、前記小歯車の中には短回転軸が固定的に連結され、前記短回転軸の左端には下プーリーが固定的に連結され、前記下プーリーには同期ベルトが摩擦できるように連結され、前記歯車チャンバの上側内壁の中には上方に開口した連通溝が連通するように設けられ、前記同期ベルトが前記連通溝を貫通しており、且つ前記連結装置に連結されている。
【0008】
更の技術プラン、前記連結装置は前記同期ベルトに摩擦できるように連結された上プーリーを含み、前記上プーリーの中には連結ブロックが固定的に連結され、前記連結ブロックの中には左方に開口した連結口が設けられ、前記連結口により便座に連結することができ、前記連結ブロックの右端にはロックナットがスライドできるように設けられ、前記ロックナットの中にはネジ山孔が左右に貫通するように設けられ、前記連結ブロックが前記ネジ山孔を貫通しており、且つ前記ネジ山孔とネジ山によって連結されている。
【発明の効果】
【0009】
本発明は構造が簡単で、操作が便利であり、便座を上げる時、装置を便座に連結し、踏み板を踏んだ後に快速に便座を上げ、同時に踏み板をロックして便座が自動的閉まることを防止し、使用後に復帰ロッドを蹴り、ロック装置のロックを解除し、その時便座を改めて閉め、本装置は快速に便座を上げることができるだけではなく、便座に直接に接触することをさけ、また同期ベルトの長さを調節することによって異なる高さの便座に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
下記に
図1〜7をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:
図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と
図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0011】
【
図1】
図1は本発明の足踏み式便座取っ手の内部構成略図
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1〜7を参照し、本発明の足踏み式便座取っ手は、スタンド11を含み、前記スタンド11が地面に固定でき、前記スタンド11の上端には踏み板装置100が設けられ、前記踏み板装置100の左端には回転装置102が連結され、前記踏み板装置100の下側にはロック装置101が設けられ、
前記回転装置102の上端には便座と連結される連結装置103が連結され、前記踏み板装置100は前記スタンド11の中に設置された収納チャンバ30を含み、前記収納チャンバ30が上方に開口しており、前記収納チャンバ30の下側内壁には支持柱25が二つ対称的に固定的に連結され、左側の前記支持柱25の中には支持孔27が貫通するように設けられ、前記支持孔27の中には長回転軸24が回転できるように設けられ、前記長回転軸24の左端が前記回転装置102に連結され、前記長回転軸24の右端が右側の前記支持柱25に回転できるように連結され、二つの前記支持柱25の間には踏み板26が揺動することができるように設けられ、前記踏み板26が前記長回転軸24に固定的に連結され、前記踏み板26の左右両端と前記支持柱25との間には緩衝トーションバネ28が固定的に連結され、前記踏み板26の中には下方に開口したガイドチャンバ38が設けられ、前記ガイドチャンバ38の前後両側内壁の間にはガイドロッド39が固定的に連結され、前記ガイドチャンバ38の中にはガイドブロック35がスライドできるように設けられ、前記ガイドブロック35の中にはガイド孔37が前後に貫通するように設けられ、前記ガイドロッド39が前記ガイド孔37を貫通しており、前記収納チャンバ30の左右両側内壁の間には揺動ロッド軸31が回転できるように連結され、前記揺動ロッド軸31には揺動ロッド32が固定的に連結され、前記揺動ロッド32の左右両端と前記収納チャンバ30の左右両側内壁との間には復帰トーションバネ40が固定的に連結され、前記揺動ロッド32の中には上方に開口し、且つ前後に貫通している連結チャンバ33が設けられ、前記連結チャンバ33の左右両側内壁の間には連結ロッド34が固定的に連結され、前記ガイドブロック35の中には連結溝36が左右に貫通するように設けられ、前記連結ロッド34が前記連結溝36を貫通している。
【0013】
有益的には、前記ロック装置101は前記収納チャンバ30の左側内壁に固定的に連結された二つの固定ロッド49を含み、前記固定ロッド49の間には中心軸48が固定的に連結され、前記中心軸48にはL型ブロック41が回転できるように連結され、前記L型ブロック41の中には中心軸孔47が前後に貫通するように設けられ、前記中心軸48が前記中心軸孔47を貫通しており、
前記L型ブロック41の中にはロックブロックチャンバ42が設けられ、前記ロックブロックチャンバ42の前後両側内壁の間にはロック軸43が固定的に連結され、前記ロック軸43にはロックブロック44が回転できるように連結され、前記ロックブロック44の中にはロック軸孔45が前後に貫通するように設けられ、前記ロック軸43が前記ロック軸孔45を貫通しており、前記ロックブロック44と前記ロックブロックチャンバ42の前後両側内壁との間にはロックトーションバネ58が固定的に連結され、前記L型ブロック41の中には復帰ロッド孔50が貫通するように設けられ、前記復帰ロッド孔50が前記中心軸孔47の下側に位置しており、前記復帰ロッド孔50の中には復帰ロッド53がスライドできるように設けられ、前記復帰ロッド53には二つの位置制限ブロック51が固定的に連結され、二つの前記位置制限ブロック51がそれぞれ前記L型ブロック41の左右両側に位置しており、前記収納チャンバ30のうち前記L型ブロック41に近接する側の内壁には左方に開口した復帰ロッドチャンバ54が連通するように設けられ、前記復帰ロッド53が前記復帰ロッドチャンバ54を貫通して外界に連通しており、前記復帰ロッドチャンバ54の上側内壁の中には復帰ブロックチャンバ55が連通するように設けられ、前記復帰ブロックチャンバ55の中には復帰スライドブロック56がスライドできるように設けられ、前記復帰スライドブロック56の下端が前記復帰ロッド53に固定的に連結され、前記復帰スライドブロック56と前記復帰ブロックチャンバ55の左側内壁との間には復帰バネ57が固定的に連結されている。
【0014】
有益的には、前記回転装置102は前記スタンド11の上端に固定的に連結された取り付けブロック12を含み、前記取り付けブロック12の中には歯車チャンバ13が設けられ、前記歯車チャンバ13の中には大歯車29が回転できるように設けられ、前記長回転軸24が前記歯車チャンバ13の中に伸びており、且つ前記大歯車29に固定的に連結され、前記大歯車29の後端には小歯車14が噛合するように連結され、前記小歯車14の中には短回転軸15が固定的に連結され、前記短回転軸15の左端には下プーリー16が固定的に連結され、前記下プーリー16には同期ベルト18が摩擦できるように連結され、前記歯車チャンバ13の上側内壁の中には上方に開口した連通溝17が連通するように設けられ、前記同期ベルト18が前記連通溝17を貫通しており、且つ前記連結装置103に連結されている。
【0015】
有益的には、前記連結装置103は前記同期ベルト18に摩擦できるように連結された上プーリー19を含み、前記上プーリー19の中には連結ブロック20が固定的に連結され、前記連結ブロック20の中には左方に開口した連結口21が設けられ、前記連結口21により便座に連結することができ、前記連結ブロック20の右端にはロックナット22がスライドできるように設けられ、前記ロックナット22の中にはネジ山孔23が左右に貫通するように設けられ、前記連結ブロック20が前記ネジ山孔23を貫通しており、且つ前記ネジ山孔23とネジ山によって連結されている。
【0016】
使用する時、連結口21により便座に連結し、ロックナット22を回して連結ブロック20を固定し、その時踏み板26を踏み、連結ロッド34と連結溝36との間のスライドにより揺動ロッド32が引っ掛かって固定されることを避けることができ、ガイドブロック35が下へスライドして揺動ロッド32を押して揺れ動かせ、同時に踏み板26が長回転軸24を回転連動させ、これにより歯車を伝動連動させ、さらに短回転軸15によりベルトを伝動連動させ、これにより連結ブロック20を回転連動させて便座を上げ、揺動ロッド32が収納チャンバ30の中に揺動した時、揺動ロッド32がロックブロック44を押し動かし、ロックブロック44がロック軸43を中心に回転し、揺動ロッド32がロックブロック44の下側に位置する時、ロックブロック44がロックバネ58の弾力により復帰して揺動ロッド32の上昇を防げ、その時便座が完全に上げられ、便座を閉める時、復帰ロッド53を蹴り、そして位置制限ブロック51によりL型ブロック41を中心軸48を中心に回転連動させ、さらに揺動ロッド32が復帰バネ40の弾力により上へ揺動、同時に踏み板26が緩衝トーションバネ28の弾力により上へ揺動、これにより便座を閉め、足を放した後に復帰バネ57の弾力により復帰ロッド53をスライド連動させ、そして位置制限ブロック51によりL型ブロック41を連動させ、L型ブロック41が揺れ動いて復帰する。
【0017】
有益効果は:本発明は構造が簡単で、操作が便利であり、便座を上げる時、装置を便座に連結し、踏み板を踏んだ後に快速に便座を上げ、同時に踏み板をロックして便座が自動的閉まることを防止し、使用後に復帰ロッドを蹴り、ロック装置のロックを解除し、その時便座を改めて閉め、本装置は快速に便座を上げることができるだけではなく、便座に直接に接触することをさけ、また同期ベルトの長さを調節することによって異なる高さの便座に対応できる。
【0018】
本分野の技術者が明確できるのは、本発明の総体精神や発想から離脱しない場合で、以上の実施例に各種な変形ができ、それらの変形がすべて本発明の保護範囲にある。本発明の保護方案は本発明の権利要求書を標準とすべきである。
【要約】
【課題】本発明は足踏み式便座取っ手を開示した。
【解決手段】
スタンドを含み、前記スタンドが地面に固定でき、前記スタンドの上端には踏み板装置が設けられ、前記踏み板装置の左端には回転装置が連結され、前記踏み板装置の下側にはロック装置が設けられ、前記回転装置の上端には連結装置が連結され、前記踏み板装置は前記スタンドの中に設置された収納チャンバを含み、前記収納チャンバが上方に開口しており、前記収納チャンバの下側内壁には支持柱が二つ対称的に固定的に連結され、左側の前記支持柱の中には支持孔が貫通するように設けられ、本発明は構造が簡単で、操作が便利であり、快速に便座を上げることができるだけではなく、便座に直接に接触することをさけ、また同期ベルトの長さを調節することによって異なる高さの便座に対応できる。
【選択図】
図1