特許第6688554号(P6688554)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6688554
(24)【登録日】2020年4月8日
(45)【発行日】2020年4月28日
(54)【発明の名称】レバーハンドル用操作具
(51)【国際特許分類】
   E05B 1/00 20060101AFI20200421BHJP
【FI】
   E05B1/00 311R
【請求項の数】3
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2016-17451(P2016-17451)
(22)【出願日】2016年2月1日
(65)【公開番号】特開2017-137634(P2017-137634A)
(43)【公開日】2017年8月10日
【審査請求日】2019年1月10日
(73)【特許権者】
【識別番号】516032654
【氏名又は名称】株式会社セイム
(74)【代理人】
【識別番号】100098741
【弁理士】
【氏名又は名称】武蔵 武
(72)【発明者】
【氏名】早野 富士也
【審査官】 野尻 悠平
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2014/188156(WO,A1)
【文献】 特表2013−535591(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2017/0089096(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2007/0289101(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E05B 1/00−85/28
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転する軸部とその軸部を回すレバー部とを有するレバーハンドルを備えた扉のそのレバーハンドルを操作するレバーハンドル用操作具であって、
片手で握り得るグリップ部と、
前記レバーハンドルに係合し得る操作実部と、を有し、
前記操作実部は、
前記レバー部に当接させて前記軸部を回転させる方向に力を加え得る回転操作部と、
前記回転操作部をレバー部に当接させた状態でそのレバー部の外側に係合可能であり且つその係合状態で前記扉を押す方向の力を加え得る押し当て部と、
前記回転操作部をレバー部に当接させた状態でそのレバー部の内側に係合可能であり且つその係合状態で前記扉を引く方向の力を加え得る引掛部と、を備えてなり、
前記グリップ部は、内部に収納空間を形成してその収納空間に前記操作実部を収納し得るようにしたことを特徴とするレバーハンドル用操作具。
【請求項2】
回転する軸部とその軸部を回すレバー部とを有するレバーハンドルを備えた扉のそのレバーハンドルを操作するレバーハンドル用操作具であって、
片手で握り得るグリップ部と、
前記レバーハンドルに係合し得る操作実部と、を有し、
前記操作実部は、
前記レバー部に当接させて前記軸部を回転させる方向に力を加え得る回転操作部と、
前記回転操作部をレバー部に当接させた状態でそのレバー部の外側に係合可能であり且つその係合状態で前記扉を押す方向の力を加え得る押し当て部と、
前記回転操作部をレバー部に当接させた状態でそのレバー部の内側に係合可能であり且つその係合状態で前記扉を引く方向の力を加え得る引掛部と、を備えてなり、
前記グリップ部は、前記操作実部を覆い得るキャップを装着するようにしたことを特徴とするレバーハンドル用操作具。
【請求項3】
前記グリップ部及び/又は前記操作実部に扉の錠装置を操作するサムターンを挟んで回動させ得る凹部を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のレバーハンドル用操作具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、レバーハンドルを備えた扉のそのレバーハンドルに手で触れることなく操作するためのレバーハンドル用操作具に関する。
【背景技術】
【0002】
トイレ等の部屋の出入口には、多くの場合、開閉操作用のレバーハンドルを備えた片開きの扉が取り付けられている。このレバーハンドルは、通常平面視L字形であって、回転する軸部と、その軸部の先端から横向きに突設されたレバー部とを有しており、そのレバー部を手で押し下げて軸部を回つつそのまま前方に押すか又は手前に引っ張ることで扉を開く。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平10−54162号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
不特定多数の人が出入りするトイレや店舗或は病院等の扉のレバーハンドルは、細菌等で汚染されているおそれがある。
したがって、そのようなレバーハンドルを素手で直に操作した場合は、石鹸等で洗浄し或は消毒液等で殺菌するのが好ましい。
しかし一方、レバーハンドルを操作する度に一々手を石鹸等で洗浄することは煩わしいため、細菌汚染等のリスクは承知しつつもそのままにしてしまう場合があり、それが病原菌等を拡散させる一因にもなっていた。
【0005】
ところで特許文献1のレバーハンドル用操作具は、扉に取り付けてレバーハンドルを足で操作するようにしたものであり、したがって上記のリスクを一応回避することができる。
しかしながらその効果は、そのようなレバーハンドル用操作具を有する特定の扉に限定されるため極めて限定的であり、根本的な解決策にはほど遠い。
【0006】
本発明は上記に鑑みなされたものであり、その目的は、レバーハンドルを備えた扉全般に利用可能であって、直接手で触れることなくレバーハンドルの操作が行えるレバーハンドル用操作具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するため本発明は、
回転する軸部とその軸部を回すレバー部とを有するレバーハンドルを備えた扉のそのレバーハンドルを操作するレバーハンドル用操作具であって、
片手で握り得るグリップ部と、
前記レバーハンドルに係合し得る操作実部と、を有し、
前記操作実部は、
前記レバー部に当接させて前記軸部を回転させる方向に力を加え得る回転操作部と、
前記回転操作部をレバー部に当接させた状態でそのレバー部の外側に係合可能であり且つその係合状態で前記扉を押す方向の力を加え得る押し当て部と、
前記回転操作部をレバー部に当接させた状態でそのレバー部の内側に係合可能であり且つその係合状態で前記扉を引く方向の力を加え得る引掛部と、を備えてなり、
前記グリップ部は、内部に収納空間を形成してその収納空間に前記操作実部を収納し得るようにしたレバーハンドル用操作具を提供する。
【0008】
また、請求項2に記載したように、
回転する軸部とその軸部を回すレバー部とを有するレバーハンドルを備えた扉のそのレバーハンドルを操作するレバーハンドル用操作具であって、
片手で握り得るグリップ部と、
前記レバーハンドルに係合し得る操作実部と、を有し、
前記操作実部は、
前記レバー部に当接させて前記軸部を回転させる方向に力を加え得る回転操作部と、
前記回転操作部をレバー部に当接させた状態でそのレバー部の外側に係合可能であり且つその係合状態で前記扉を押す方向の力を加え得る押し当て部と、
前記回転操作部をレバー部に当接させた状態でそのレバー部の内側に係合可能であり且つその係合状態で前記扉を引く方向の力を加え得る引掛部と、を備えてなり、
前記グリップ部は、前記操作実部を覆い得るキャップを装着するようにしたレバーハンドル用操作具を提供する。
【0009】
また、請求項3に記載したように、前記グリップ部及び/又は前記操作実部に扉の錠装置を操作するサムターンを挟んで回動させ得る凹部を設けた請求項1又は2に記載のレバーハンドル用操作具を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本発明のレバーハンドル用操作具によれば、グリップ部を片手で持って操作実部の回転操作部でレバー部を回転させ、そのまま押し当て部でレバー部を押すか又は引掛部に引っ掛かけて引っ張るだけで扉を開くことができる。
したがってレバーハンドルを備えた扉であれば、直接手で触れることなく開閉できるため、レバーハンドルに付着している細菌等を拡散させるおそれがない。
また、グリップ部の内部に収納空間を形成してその収納空間に操作実部を収納し得るようにしたため、使用後の操作実部に触れる誤接触をも防止することができる。
【0011】
また、請求項2に記載したように、グリップ部にキャップを装着して操作実部を覆い得るようにしても使用後の操作実部に触れる誤接触を防止することができる。
【0012】
また、請求項3に記載したように、請求項1又は2に記載のレバーハンドル用操作具に錠装置のサムターンを操作する凹部を設けておけば、サムターンにも触れずに錠装置を操作することができるため、より安全性、利便性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】レバーハンドル用操作具の斜視図である。
図2】レバーハンドル用操作具の正面図である。
図3】レバーハンドル用操作具の平面図である。
図4】レバーハンドル用操作具の拡大左側面図である。
図5】他の形態を示すレバーハンドル用操作具の斜視図である。
図6】他の形態を示すレバーハンドル用操作具を示すもので、(a)は使用状態時の縦断面図、(b)は操作実部を収納した状態を示す縦断面図である。
図7】他の形態を示すレバーハンドル用操作具を示すもので、(a)は使用状態時の縦断面図、(b)は操作実部を収納した状態を示す縦断面図である。
図8】他の形態を示すレバーハンドル用操作具を示すもので、(a)は正面図、(b)は底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
[実施形態1]
以下に本発明の実施形態1を図1図5を参照しつつ説明する。
レバーハンドル用操作具1は、トイレ等の部屋の出入口に取り付けられている回動開閉形の扉2のレバーハンドル3を操作するものである。
周知のようにレバーハンドル3は、扉2の板面と直交する方向の軸線を中心に回転する軸部4と、その軸部4の先端から横向きに突設されたレバー部5とを有しており、レバー部5を手で押し下げて軸部4を回動させつつそのまま前方に押すか又は手前に引っ張ることで扉2を開く。
【0015】
レバーハンドル用操作具1は、金属又は硬質ゴム又は木又はカーボン又は合成樹脂等からなり、片手で握り得る形状に形成された丸棒状のグリップ部10と、レバーハンドル3に係合し得る操作実部20と、を有する。
【0016】
前記操作実部20は、グリップ部10の一端から突設した丸棒状の回転操作部21と、その回転操作部21のほぼ中央に垂直に突設した丸棒状の短軸22と、からなり、その短軸22の反グリップ部側の側面が押し当て部23を形成し、短軸22の反対側の側面が引掛部24を形成する。なお、短軸22の回転操作部21上の位置は、その回転操作部21の中央である必要はなく、短軸22とグリップ部10の間にレバー部5の上縁又は下縁の一部が嵌まり得る間隔があればよい。
【0017】
[使用方法]
次に、実施形態1のレバーハンドル用操作具1の使用方法について説明する。
先ず、扉2が、レバーハンドル3のレバー部5を押し下げつつ前方へ押して開くタイプのものである場合は、レバーハンドル用操作具1のグリップ部10を握って片手で持ち、図1のように短軸22より前方(反グリップ部側)の回転操作部21をレバー部5の上縁に当接させて下向きに押す。そうすると軸部4を中心にレバーハンドル3が回転する。
【0018】
次に、回転操作部21をレバー部5の上縁に当接させたままレバーハンドル用操作具1を前方に押す。そうすると操作実部20の押し当て部23(短軸22の反グリップ部側の側面)がレバー部5に係合して押した力がレバーハンドル3を介して扉2に伝わる。したがって扉2が押した方向に回動して開く。なお、こうして開いた扉2は、回転操作部21の先端で先ほどとは反対側のレバーハンドル3を閉じ方向に押し戻すか又は扉2の板面を閉じ方向に押し戻すだけでよい。
【0019】
一方、扉2が、レバーハンドル3のレバー部5を押し下げてから手前へ引いて開くタイプのものである場合は、短軸22より後方(グリップ部側)の回転操作部21をレバー部5の上縁に当接させて下向きに押す。そうすると軸部4を中心にレバーハンドル3が回転する。
【0020】
次に、回転操作部21をレバー部5の上縁に当接させたままレバーハンドル用操作具1を手前に引く。そうすると操作実部20の引掛部24(短軸22のグリップ部側の側面)がレバー部5に係合して引いた力がレバーハンドル3を介して扉2に伝わる。したがって扉2が手前側に回動して開く。なお、こうして開いた扉2は、操作実部20の引掛部24を先ほどとは反対側のレバーハンドル3に係合させて閉じ方向に引き戻すだけでよい。
【0021】
以上のように実施形態1のレバーハンドル用操作具1を使用すれば、レバーハンドル3に手で触れることなく扉2を開閉することができるため、外出時に携行することで公衆トイレや店舗等の扉2のレバーハンドル3に手で触れる必要がなく、危険な細菌に汚染されるリスクを極力小さくすることができる。
なお、グリップ部10に例えば自動車や家等の鍵を吊してレバーハンドル用操作具1をキーホルダーとして使用すれば、外出時に自然な形で常に携行することができる。
また、図2に想像線で示したように、グリップ部10に操作実部20を覆い得るキャップ30を着脱自在に装着するようにすれば、携行時に使用後の操作実部20に触れる誤接触を防止することができる。
また、押し当て部23や引掛部24は、短軸22に代えて図5に示したフランジ22fで形成してもよく、そうした場合は、短軸22が操作実部20の全方位に存在するがごとくであってレバーハンドル用操作具1の向きを考慮する必要がなくなるため、短軸22に比べて使い勝手がよい。
【0022】
[実施形態2]
実施形態2のレバーハンドル用操作具1は、図6(a)、(b)に示したように回転操作部21の先端に短軸22に代わるフランジ22f(もちろん短軸22でもよい。)が形成されており、そのフランジ22fのグリップ部10側の端面を引掛部24とし、一方、グリップ部10の端面を押し当て部23としたものである。
【0023】
このレバーハンドル用操作具1を使って扉2を開ける場合は、グリップ部10とフランジ22fの間の回転操作部21でレバー部5を押し下げつつ、押して開く扉2の場合はレバーハンドル用操作具1を前方へ押してグリップ部10の端面の押し当て部23でレバー部5を押し、逆に引いて開く扉2の場合はレバーハンドル用操作具1を手前に引いてフランジ22fの端面の引掛部24でレバー部5を引く。
【0024】
また、実施形態2のレバーハンドル用操作具1は、グリップ部10の内部に収納空間11を形成してその収納空間11に操作実部20を収納し得るようにしたものである。そのためグリップ部10は、後端が閉じた有底筒状に形成されていてその内部が収納空間11になっている。
一方、操作実部20は、グリップ部10の収納空間11内に摺動自在に設けられたシリンダ12に取り付けられており、そのシリンダ12が図6(a)のように収納空間11の開口側にあるとき(この位置を前進位置という。)グリップ部10の外部に突出し、逆にシリンダ12が図6(b)のように収納空間11の奥側にあるとき(この位置を後退位置という。)その収納空間11内に収納される。
【0025】
なお、前記シリンダ12は、グリップ部10の内部に装填された圧縮スプリング13で常に前進位置に向けて付勢される一方、グリップ部10の側面にシーソー状に揺動可能に軸着されたロック片14によって前進位置と後退位置の何れかに止められる。
具体的にはロック片14は、無負荷の状態で先端の内爪15側を収納空間11内に下げ、逆に後端側を跳ね上げるように適宜なバネ(図示せず)で付勢されており、内爪15が収納空間11の内部に突入した状態で図6(a)の前進位置にあるシリンダ12の係合凹部16に係合し、又は、図6(b)の後退位置にあるシリンダ12の先端角部に係合し、そうしてシリンダ12を前進位置と後退位置の何れにも停止(ロック)させ得る。
このロック片14によるシリンダ12のロックを解除する場合は、図6(b)想像線のようにロック片14の後端側を前記バネの付勢に抗して指で押し下げればよく、そうすると先端側の内爪15が跳ね上がるためシリンダ12の係合凹部16又は先端角部から外れる。こうしてロック片14によるロックが解除されると、後退位置にあるシリンダ12は圧縮スプリング13の弾性により前進位置に飛び出す。そしてこの状態でロック片14から指を離せば、前記バネの付勢によりロック片14の内爪15が収納空間11に突入してシリンダ12の係合凹部16に嵌るため、シリンダ12(操作実部20)が前進位置に止められる。
一方、前進位置にあるシリンダ12は、ロック片14によるロックを解除した状態を継続させつつ操作実部20を扉2の板面等に当接させて使用者自身が押し込むことで後退位置に移動させ得る。そしてこの状態でロック片14から指を離せば、前記バネの付勢によりロック片14の内爪15が収納空間11に突入してシリンダ12の先端角部に引っ掛かるため、シリンダ12が後退位置に止められ、それと一緒に操作実部20が収納空間11内に収納される。このように操作実部20がグリップ部10の収納空間11内に収納された状態では、操作実部20が外部に露出しないため使用後の操作実部20に触れる誤接触をも防止することができる。
【0026】
[実施形態3]
実施形態3のレバーハンドル用操作具1は、図7(a)、(b)に示したように、グリップ部10にU溝を形成してその内部を収納空間11とし、一方、実施形態1の操作実部20を平らな板材で形成すると共に後端に形成された円形の軸受部25をグリップ部10の先端に回転軸17で軸着して図7(a)の使用位置と、図7(b)の折畳位置とに回動させ得るようにしたものである。
【0027】
前記のように操作実部20の軸受部25は円形になっていてその周縁に弧状の切欠26が複数(実施形態3では前記使用位置に対応するものと、前記折畳位置に対応するものの2個)設けられており、その切欠26に、グリップ部10側に摺動可能に取り付けられると共に切欠26の奥側に向けて弾性体で付勢された係合ピン18を係合させ、そうして操作実部20が前記使用位置と折畳位置とにロックされるようになっている。
なお、切欠26に嵌まる係合ピン18は、グリップ部10の外面に摺動自在に取り付けられた操作用のスライド片(図示せず)に直結されており、そのスライド片を指先でスライドさせることにより係合ピン18を操作実部20の前記切欠26から外し得る。
また、操作実部20は巻きバネ(図示せず)等の付勢手段で使用位置に向けて付勢されており、したがって図7(b)に示したように操作実部20がグリップ部10の収納空間11内に収納されてその収納状態が切欠26に嵌まる係合ピン18で止められているとき、スライド片を動かして切欠26から係合ピン18を外すと、収納空間11にあった操作実部20が図7(a)の使用位置に飛びだし、その位置で係合ピン18がもう一方の切欠26に嵌って操作実部20をロックする。
【0028】
[実施形態4]
実施形態4のレバーハンドル用操作具1は、図8(a),(b)に示したように、操作実部20に前記短軸22から距離を離して同じ向きに同形状の副短軸27を突設し、その短軸22と副短軸27の間の凹部6で図8(b)に示したように扉2の錠装置を操作するサムターン7を挟んで回動させ得るようにしたものである。
この実施形態4のレバーハンドル用操作具1によれば、サムターン7にも触れずに錠装置を操作することができるため、より安全性、利便性を高めることができる。
なお、サムターン7を操作するための凹部6は、図6(a)に想像線で示したように操作実部20の先端に溝状にして設けたり或はグリップ部10に設けるようにしてもよく、さらには凹部6を操作実部20とグリップ部10の双方に設けて大きさが異なるサムターン7に対応させ得るようにしてもよい。
【符号の説明】
【0029】
1 …レバーハンドル用操作具
2 …扉
3 …レバーハンドル
4 …軸部
5 …レバー部
6 …凹部
7 …サムターン
10 …グリップ部
11 …収納空間
20 …操作実部
21 …回転操作部
23 …押し当て部
24 …引掛部
30 …キャップ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8