(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6688957
(24)【登録日】2020年4月9日
(45)【発行日】2020年4月28日
(54)【発明の名称】ソーラーヒーター
(51)【国際特許分類】
F24S 30/48 20180101AFI20200421BHJP
F24S 80/40 20180101ALI20200421BHJP
F24S 30/20 20180101ALI20200421BHJP
【FI】
F24S30/48
F24S80/40
F24S30/20
【請求項の数】1
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2018-121408(P2018-121408)
(22)【出願日】2018年6月26日
(65)【公開番号】特開2019-196894(P2019-196894A)
(43)【公開日】2019年11月14日
【審査請求日】2018年6月29日
(31)【優先権主張番号】201810426347.0
(32)【優先日】2018年5月7日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520082290
【氏名又は名称】済南通唄灯具有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】竺裕東
【審査官】
豊島 ひろみ
(56)【参考文献】
【文献】
登録実用新案第3085803(JP,U)
【文献】
登録実用新案第3149026(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F24S 10/00 − 90/10
H02S 10/00 − 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ソーラーヒーターであって、箱体及び前記箱体に設置される上向きの第一ガイド溝を含み、前記箱体の頂端端面に固定ブロックが左右対称に設置され、前記固定ブロックにスライド溝が設置され、前記スライド溝の中に上揚板がスライドし係合し接続され、前記上揚板の底端端面に下向きの歯車溝が設置され、前記歯車溝の後端の内壁が歯棹構造であり、前記箱体の底部に第一空き筐体が設置され、前記第一ガイド溝の左右両端の内壁に第二ガイド溝が対称に設置され、前記第一ガイド溝の中に第一ガイドブロックがスライドし係合し接続され、前記第二ガイド溝の中に第二ガイドブロックがスライドし係合し接続され、前記第二ガイドブロックが前記第一ガイドブロックの端面に近接してそれぞれ対応する端面と固定に接続され、前記第二ガイドブロックに上下に伸びる第一ねじ山レバーがねじで接続され、前記第一ねじ山レバーの頂端の伸長末端が前記歯車溝に挿入するかつ前記第一ねじ山レバーの頂端の伸長末端に前記歯車溝と噛み合う第一歯車が設置され、前記第一ねじ山レバーの底端の伸長末端が前記第一空き筐体に挿入するかつ前記第一ねじ山レバーの底端の伸長末端に第一かさ歯車が設置され、前記第一ガイドブロックの頂端の端面に上向きの第一回転溝が設置され、前記第一回転溝の底端の内壁に第二回転溝が連通し設置され、前記第二回転溝の底端の内壁に第三ガイド溝が連通し設置され、前記第一回転溝の中に第一回転盤が回転し係合し接続され、前記第二回転溝の中に第二回転盤が回転し係合し接続され、前記第一回転盤の底端に若干の下向きの第四ガイド溝が円周方向に均等に設置され、前記第二回転溝の右端の内壁に前記第四ガイド溝と連通する第五ガイド溝が連通し設置され、前記第二回転盤の底端端面に下向きの開き溝が設置され、前記開き溝の頂端の端面に第二歯車が設置され、前記第三ガイド溝の中に第一支えブロックがスライドし係合し接続され、前記第一支えブロックに左右に伸びる第二ねじ山レバーがねじで係合し接続され、前記第二ねじ山レバーの右端の伸長末端が前記第三ガイド溝の右端の内壁と回転し係合し接続され、前記第二ねじ山レバーの左端の伸長末端に第一電動機が動力で接続され、前記第一電動機が前記第三ガイド溝の左端の内壁に固定に設置され、前記第一支えブロックの頂端端面に第二電動機が設置され、前記第二電動機の頂端末端に前記第二歯車と噛み合う第三歯車が設置され、前記第五ガイド溝の中に前記第一支えブロックとスライドし係合し接続する第二支えブロックがスライドし係合し接続され、前記第五ガイド溝の右端にキャッチ還元装置が設置され、前記第一ガイドブロックの頂端の端面に左から右へそれぞれサポート座と上下に伸びる第一支持レバーが設置され、前記サポート座の頂端端面に第三電動機が設置され、前記第三電動機の頂端の末端に上下に伸びる第三ねじ山レバーが動力で接続され、前記第一支持レバーの頂端に固定ヒンジ座がヒンジで繋いで係合し接続され、前記固定ヒンジ座の頂端端面に平板集熱器が固定に接続され、前記平板集熱器の底端の端面に下向きの第六ガイド溝が設置され、前記第六ガイド溝の中に移動ヒンジ座がスライドし係合し接続され、前記移動ヒンジ座に上下に伸びる第二支持レバーがヒンジで繋いで係合し接続され、前記第二支持レバーに前記第三ねじ山レバーとねじで係合し接続されるねじ山溝が設置され、前記第一空き筐体の底端の内壁に第四電動機が設置され、前記第四電動機の頂端の末端に第二かさ歯車が動力で接続され、前記第一空き筐体に左右に伸びる第一回転軸が回転し係合し接続され、前記第一回転軸に前記第二かさ歯車と噛み合う第三かさ歯車が設置され、前記第一回転軸に前記第一かさ歯車と噛み合う第四かさ歯車が設置され、前記キャッチ還元装置が前記第五ガイド溝の右端の内壁に連通し設置される第七ガイド溝を含み、前記第七ガイド溝の中に第三ガイドブロックがスライドし係合し接続され、前記第三ガイドブロックの左端端面が前記第二支えブロックの右端端面と固定に接続され、前記第七ガイド溝の中に前記第三ガイドブロックの頂端にある圧縮ばねが設置され、前記箱体の左端端面に入り口が設置され、前記入り口と前記平板集熱器の間に輸入パイプが連通し設置され、前記箱体の右端端面に出口が設置され、前記出口と前記平板集熱器の間に輸出パイプが連通し設置されており、
本願発明が初期状態にある時、前記入り口と前記出口がいずれも閉じる状態にあり、前記第一ガイドブロックが前記第一ガイド溝の底端にあり、前記第二ガイドブロックが前記第二ガイド溝の底端にあり、二つの前記上揚板が一番中間位置にあるかつ前記箱体を閉じる状態にさせ、前記第一支えブロックが前記第三ガイド溝の右端にあり、前記第二支えブロックが前記第五ガイド溝の頂端にあるかつ末端が前記第四ガイド溝に挿入し、前記第二支持レバーが一番低い位置にあり、前記平板集熱器が水平状態にあり、
本願発明を使って加熱作動を行う時、まず前記箱体をサンビームに当たるところに移動し、前記第四電動機を起動し、前記第四電動機によって前記第二かさ歯車を回転させ、最終に前記第一回転軸が回転し、前記第一ねじ山レバーが回転し、前記第一歯車が回転し、前記第二ガイドブロックと前記第一ガイドブロックが上へ移動し、二つの前記上揚板が互いに背いて移動し、二つの前記上揚板が前記箱体の両端まで着いた時、前記第四電動機を停止し、前記第二ガイドブロックと前記第一ガイドブロックが上へ頂端に移動し、前記平板集熱器が前記箱体に差出、この時に、前記入り口と前記出口を開け、この時に、サンビームの照射のもとで、前記平板集熱器が太陽放射エネルギーを吸収して前記輸入パイプからの冷水に熱量を伝え、
本願発明を使って集熱板の角度を調整する時、まず集熱器を旋転させ、前記第一電動機を起動し、前記第一電動機の回転によって前記第二ねじ山レバーを回転させ、前記第一支えブロック、前記第二電動機と前記第三歯車が構成した一体が左へ移動し、前記第二支えブロックが下へ移動し、前記前記第一支えブロック、前記第二電動機と前記第三歯車が構成した一体が左へ前記第三ガイド溝の左端に着いた時、前記第三歯車と前記第二歯車が噛合、前記第二支えブロックが下へ前記第五ガイド溝の底端に着いた時、この時に、前記第三電動機を起動し、前記第三電動機の回転によって前記第三歯車を回転させ、前記第二歯車、前記前記第二回転盤と前記第一回転盤が構成した一体が適宜な角度に回転した時、前記第二電動機を停止し、この時に集熱器の角度を調整し、前記第三電動機を起動し、前記第三電動機の回転によって前記第三ねじ山レバーを回転させ、前記第二支持レバーが上へ移動し、前記平板集熱器の左端が上へ揺れ、前記平板集熱器が適宜な角度に揺れた時、前記第三電動機を停止し、この時に、サンビームが前記平板集熱器を鉛直で照射することを特徴とするソーラーヒーター。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は太陽エネルギー技術分野に関し、具体的には、ソーラーヒーターに関する。
【背景技術】
【0002】
科学技術の発展や社会の進歩に伴って、国家がハイテックの発展を促進して行き、太陽エネルギー技術分野において、一つの技術難問が残っている。それは平板型ソーラーヒーターの平板太陽エネルギー集熱器は冬の時に寒くなって壊れやすく、氷結する地域での使用ができず、また、一般的な平板太陽エネルギー集熱器が一定の角度で固定な位置に取付けられ、大部分の時間にサンビームと平板太陽エネルギー集熱器の集熱板が鉛直ではないため、活用された太陽エネルギーに限りがあり、転化効率が低い。この装置は上記の問題を有効に解決できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第102401476号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は上記の背景技術に提出された問題を解決するためのソーラーヒーター及びその使い方を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のソーラーヒーターは、箱体及び前記箱体に設置される上向きの第一ガイド溝を含み、前記箱体の頂端端面に固定ブロックが左右対称に設置され、前記固定ブロックにスライド溝が設置され、前記スライド溝の中に上揚板がスライドし係合し接続され、前記上揚板の底端端面に下向きの歯車溝が設置され、前記歯車溝の後端の内壁が歯棹構造であり、前記箱体の底部に第一空き筐体が設置され、前記第一ガイド溝の左右両端の内壁に第二ガイド溝が対称に設置され、前記第一ガイド溝の中に第一ガイドブロックがスライドし係合し接続され、前記第二ガイド溝の中に第二ガイドブロックがスライドし係合し接続され、前記第二ガイドブロックが前記第一ガイドブロックの端面に近接してそれぞれ対応する端面と固定に接続され、前記第二ガイドブロックに上下に伸びる第一ねじ山レバーがねじで接続され、前記第一ねじ山レバーの頂端の伸長末端が前記歯車溝に挿入するかつ前記第一ねじ山レバーの頂端の伸長末端に前記歯車溝と噛み合う第一歯車が設置され、前記第一ねじ山レバーの底端の伸長末端が前記第一空き筐体に挿入するかつ前記第一ねじ山レバーの底端の伸長末端に第一かさ歯車が設置され、前記第一ガイドブロックの頂端の端面に上向きの第一回転溝が設置され、前記第一回転溝の底端の内壁に第二回転溝が連通し設置され、前記第二回転溝の底端の内壁に第三ガイド溝が連通し設置され、前記第一回転溝の中に第一回転盤が回転し係合し接続され、前記第二回転溝の中に第二回転盤が回転し係合し接続され、前記第一回転盤の底端に若干の下向きの第四ガイド溝が円周方向に均等に設置され、前記第二回転溝の右端の内壁に前記第四ガイド溝と連通する第五ガイド溝が連通し設置され、前記第二回転盤の底端端面に下向きの開き溝が設置され、前記開き溝の頂端の端面に第二歯車が設置され、前記第三ガイド溝の中に第一支えブロックがスライドし係合し接続され、前記第一支えブロックに左右に伸びる第二ねじ山レバーがねじで係合し接続され、前記第二ねじ山レバーの右端の伸長末端が前記第三ガイド溝の右端の内壁と回転し係合し接続され、前記第二ねじ山レバーの左端の伸長末端に第一電動機が動力で接続され、前記第一電動機が前記第三ガイド溝の左端の内壁に固定に設置され、前記第一支えブロックの頂端端面に第二電動機が設置され、前記第二電動機の頂端末端に前記第二歯車と噛み合う第三歯車が設置され、前記第五ガイド溝の中に前記第一支えブロックとスライドし係合し接続する第二支えブロックがスライドし係合し接続され、前記第五ガイド溝の右端にキャッチ還元装置が設置され、前記第一ガイドブロックの頂端の端面に左から右へそれぞれサポート座と上下に伸びる第一支持レバーが設置され、前記サポート座の頂端端面に第三電動機が設置され、前記第三電動機の頂端の末端に上下に伸びる第三ねじ山レバーが動力で接続され、前記第一支持レバーの頂端に固定ヒンジ座がヒンジで繋いで係合し接続され、前記固定ヒンジ座の頂端端面に平板集熱器が固定に接続され、前記平板集熱器の底端の端面に下向きの第六ガイド溝が設置され、前記第六ガイド溝の中に移動ヒンジ座がスライドし係合し接続され、前記移動ヒンジ座に上下に伸びる第二支持レバーがヒンジで繋いで係合し接続され、前記第二支持レバーに前記第三ねじ山レバーとねじで係合し接続されるねじ山溝が設置される。
【0006】
優先的な技術プランとして、前記第一空き筐体の底端の内壁に第四電動機が設置され、前記第四電動機の頂端の末端に第二かさ歯車が動力で接続され、前記第一空き筐体に左右に伸びる第一回転軸が回転し係合し接続され、前記第一回転軸に前記第二かさ歯車と噛み合う第三かさ歯車が設置され、前記第一回転軸に前記第一かさ歯車と噛み合う第四かさ歯車が設置される。
【0007】
優先的な技術プランとして、前記キャッチ還元装置が前記第五ガイド溝の右端の内壁に連通し設置される第七ガイド溝を含み、前記第七ガイド溝の中に第三ガイドブロックがスライドし係合し接続され、前記第三ガイドブロックの左端端面が前記第二支えブロックの右端端面と固定に接続され、前記第七ガイド溝の中に前記第三ガイドブロックの頂端にある圧縮ばねが設置される。
【0008】
優先的な技術プランとして、前記箱体の左端端面に入り口が設置され、前記入り口と前記平板集熱器の間に輸入パイプが連通し設置され、前記箱体の右端端面に出口が設置され、前記出口と前記平板集熱器の間に輸出パイプが連通し設置される。
【0009】
本発明の設備が初期状態にある時、前記入り口と前記出口がいずれも閉じる状態にあり、前記第一ガイドブロックが前記第一ガイド溝の底端にあり、前記第二ガイドブロックが前記第二ガイド溝の底端にあり、二つの前記上揚板が一番中間位置にあるかつ前記箱体を閉じる状態にさせ、前記第一支えブロックが前記第三ガイド溝の右端にあり、前記第二支えブロックが前記第五ガイド溝の頂端にあるかつ末端が前記第四ガイド溝に挿入し、前記第二支持レバーが一番低い位置にあり、前記平板集熱器が水平状態にある。
【0010】
本発明の設備を使って加熱作動を行う時、まず前記箱体をサンビームに当たるところに移動し、前記第四電動機を起動し、前記第四電動機によって前記第二かさ歯車を回転させ、最終に前記第一回転軸が回転し、前記第一ねじ山レバーが回転し、前記第一歯車が回転し、前記第二ガイドブロックと前記第一ガイドブロックが上へ移動し、二つの前記上揚板が互いに背いて移動し、二つの前記上揚板が前記箱体の両端まで着いた時、前記第四電動機を停止し、前記第二ガイドブロックと前記第一ガイドブロックが上へ頂端に移動し、前記平板集熱器が前記箱体に差出、この時に、前記入り口と前記出口を開け、この時に、サンビームの照射のもとで、前記平板集熱器が太陽放射エネルギーを吸収して前記輸入パイプからの冷水に熱量を伝える。
【0011】
本発明の設備を使って集熱板の角度を調整する時、まず集熱器を旋転させ、前記第一電動機を起動し、前記第一電動機の回転によって前記第二ねじ山レバーを回転させ、前記第一支えブロック、前記第二電動機と前記第三歯車が構成した一体が左へ移動し、前記第二支えブロックが下へ移動し、前記前記第一支えブロック、前記第二電動機と前記第三歯車が構成した一体が左へ前記第三ガイド溝の左端に着いた時、前記第三歯車と前記第二歯車が噛合、前記第二支えブロックが下へ前記第五ガイド溝の底端に着いた時、この時に、前記第三電動機を起動し、前記第三電動機の回転によって前記第三歯車を回転させ、前記第二歯車、前記前記第二回転盤と前記第一回転盤が構成した一体が適宜な角度に回転した時、前記第二電動機を停止し、この時に集熱器の角度を調整し、前記第三電動機を起動し、前記第三電動機の回転によって前記第三ねじ山レバーを回転させ、前記第二支持レバーが上へ移動し、前記平板集熱器の左端が上へ揺れ、前記平板集熱器が適宜な角度に揺れた時、前記第三電動機を停止し、この時に、サンビームが前記平板集熱器を鉛直で照射する。
【発明の効果】
【0012】
本発明の有益効果は:本発明の設備が初期状態にある時、前記入り口と前記出口がいずれも閉じる状態にあり、前記第一ガイドブロックが前記第一ガイド溝の底端にあり、前記第二ガイドブロックが前記第二ガイド溝の底端にあり、二つの前記上揚板が一番中間位置にあるかつ前記箱体を閉じる状態にさせ、前記第一支えブロックが前記第三ガイド溝の右端にあり、前記第二支えブロックが前記第五ガイド溝の頂端にあるかつ末端が前記第四ガイド溝に挿入し、前記第二支持レバーが一番低い位置にあり、前記平板集熱器が水平状態にあり、構造が緊密にまとまっており、収納や移動に便利で、装置の清掃やメンテナンスに便利を与える。
【0013】
本発明の設備を使って加熱作動を行う時、まず前記箱体をサンビームに当たるところに移動し、前記第四電動機を起動し、前記第四電動機によって前記第二かさ歯車を回転させ、最終に前記第一回転軸が回転し、前記第一ねじ山レバーが回転し、前記第一歯車が回転し、前記第二ガイドブロックと前記第一ガイドブロックが上へ移動し、二つの前記上揚板が互いに背いて移動し、二つの前記上揚板が前記箱体の両端まで着いた時、前記第四電動機を停止し、前記第二ガイドブロックと前記第一ガイドブロックが上へ頂端に移動し、前記平板集熱器が前記箱体に差出、この時に、前記入り口と前記出口を開け、この時に、サンビームの照射のもとで、前記平板集熱器が太陽放射エネルギーを吸収して前記輸入パイプからの冷水に熱量を伝え、操作が便利で、自動化水準が高い。
【0014】
本発明の設備を使って集熱板の角度を調整する時、まず集熱器を旋転させ、前記第一電動機を起動し、前記第一電動機の回転によって前記第二ねじ山レバーを回転させ、前記第一支えブロック、前記第二電動機と前記第三歯車が構成した一体が左へ移動し、前記第二支えブロックが下へ移動し、前記前記第一支えブロック、前記第二電動機と前記第三歯車が構成した一体が左へ前記第三ガイド溝の左端に着いた時、前記第三歯車と前記第二歯車が噛合、前記第二支えブロックが下へ前記第五ガイド溝の底端に着いた時、この時に、前記第三電動機を起動し、前記第三電動機の回転によって前記第三歯車を回転させ、前記第二歯車、前記前記第二回転盤と前記第一回転盤が構成した一体が適宜な角度に回転した時、前記第二電動機を停止し、この時に集熱器の角度を調整し、前記第三電動機を起動し、前記第三電動機の回転によって前記第三ねじ山レバーを回転させ、前記第二支持レバーが上へ移動し、前記平板集熱器の左端が上へ揺れ、前記平板集熱器が適宜な角度に揺れた時、前記第三電動機を停止し、この時に、サンビームが前記平板集熱器を鉛直で照射し、太陽エネルギーを十分に活用し、集熱器の効率を高め、操作も便利である。
【0015】
本発明の設備は構造が簡単で、箱体を使って平板集熱器を収納し、運搬に便利をあげ、集熱器が寒くなって壊れることを避け、平板集熱器の角度を調整することで、太陽エネルギーを最大限度に活用し、集熱器効率を高め、操作を便利にし、自動化程度が高く、加熱効率を高め、装置の実用性を高める。
【図面の簡単な説明】
【0016】
説明しやすいため、本発明は以下の具体的な実施例と付図を交え詳しく説明する。
【0017】
【
図1】
図1は本発明のソーラーヒーターの平板太陽エネルギー集熱器が収納される時の内部全体概略図である。
【
図3】
図3は本発明のソーラーヒーターが正常に作動する時の全体構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図1〜
図3が示すように、本発明のソーラーヒーターは、箱体10及び前記箱体1に設置される上向きの第一ガイド溝11を含み、前記箱体10の頂端端面に固定ブロック60が左右対称に設置され、前記固定ブロック60にスライド溝61が設置され、前記スライド溝61の中に上揚板47がスライドし係合し接続され、前記上揚板47の底端端面に下向きの歯車溝45が設置され、前記歯車溝45の後端の内壁が歯棹構造であり、前記箱体10の底部に第一空き筐体19が設置され、前記第一ガイド溝11の左右両端の内壁に第二ガイド溝12が対称に設置され、前記第一ガイド溝11の中に第一ガイドブロック14がスライドし係合し接続され、前記第二ガイド溝12の中に第二ガイドブロック15がスライドし係合し接続され、前記第二ガイドブロック15が前記第一ガイドブロック14の端面に近接してそれぞれ対応する端面と固定に接続され、前記第二ガイドブロック15に上下に伸びる第一ねじ山レバー13がねじで接続され、前記第一ねじ山レバー13の頂端の伸長末端が前記歯車溝45に挿入するかつ前記第一ねじ山レバー13の頂端の伸長末端に前記歯車溝45と噛み合う第一歯車44が設置され、前記第一ねじ山レバー13の底端の伸長末端が前記第一空き筐体19に挿入するかつ前記第一ねじ山レバー13の底端の伸長末端に第一かさ歯車16が設置され、前記第一ガイドブロック14の頂端の端面に上向きの第一回転溝38が設置され、前記第一回転溝38の底端の内壁に第二回転溝58が連通し設置され、前記第二回転溝58の底端の内壁に第三ガイド溝27が連通し設置され、前記第一回転溝38の中に第一回転盤20が回転し係合し接続され、前記第二回転溝38の中に第二回転盤37が回転し係合し接続され、前記第一回転盤20の底端に若干の下向きの第四ガイド溝36が円周方向に均等に設置され、前記第二回転溝58の右端の内壁に前記第四ガイド溝36と連通する第五ガイド溝59が連通し設置され、前記第二回転盤37の底端端面に下向きの開き溝21が設置され、前記開き溝21の頂端の端面に第二歯車22が設置され、前記第三ガイド溝27の中に第一支えブロック31がスライドし係合し接続され、前記第一支えブロック31に左右に伸びる第二ねじ山レバー28がねじで係合し接続され、前記第二ねじ山レバー28の右端の伸長末端が前記第三ガイド溝27の右端の内壁と回転し係合し接続され、前記第二ねじ山レバー28の左端の伸長末端に第一電動機26が動力で接続され、前記第一電動機26が前記第三ガイド溝27の左端の内壁に固定に設置され、前記第一支えブロック31の頂端端面に第二電動機29が設置され、前記第二電動機29の頂端末端に前記第二歯車22と噛み合う第三歯車30が設置され、前記第五ガイド溝59の中に前記第一支えブロック31とスライドし係合し接続する第二支えブロック32がスライドし係合し接続され、前記第五ガイド溝59の右端にキャッチ還元装置が設置され、前記第一ガイドブロック14の頂端の端面に左から右へそれぞれサポート座48と上下に伸びる第一支持レバー39が設置され、前記サポート座48の頂端端面に第三電動機49が設置され、前記第三電動機49の頂端の末端に上下に伸びる第三ねじ山レバー52が動力で接続され、前記第一支持レバー39の頂端に固定ヒンジ座41がヒンジで繋いで係合し接続され、前記固定ヒンジ座41の頂端端面に平板集熱器46が固定に接続され、前記平板集熱器46の底端の端面に下向きの第六ガイド溝53が設置され、前記第六ガイド溝53の中に移動ヒンジ座51がスライドし係合し接続され、前記移動ヒンジ座51に上下に伸びる第二支持レバー50がヒンジで繋いで係合し接続され、前記第二支持レバー50に前記第三ねじ山レバー52とねじで係合し接続されるねじ山溝56が設置される。
【0019】
有益的には、前記第一空き筐体19の底端の内壁に第四電動機24が設置され、前記第四電動機24の頂端の末端に第二かさ歯車23が動力で接続され、前記第一空き筐体19に左右に伸びる第一回転軸18が回転し係合し接続され、前記第一回転軸18に前記第二かさ歯車23と噛み合う第三かさ歯車25が設置され、前記第一回転軸18に前記第一かさ歯車16と噛み合う第四かさ歯車17が設置される。
【0020】
有益的には、前記キャッチ還元装置が前記第五ガイド溝59の右端の内壁に連通し設置される第七ガイド溝33を含み、前記第七ガイド溝33の中に第三ガイドブロック34がスライドし係合し接続され、前記第三ガイドブロック34の左端端面が前記第二支えブロック32の右端端面と固定に接続され、前記第七ガイド溝33の中に前記第三ガイドブロック34の頂端にある圧縮ばね35が設置される。
【0021】
有益的には、前記箱体10の左端端面に入り口55が設置され、前記入り口55と前記平板集熱器46の間に輸入パイプ54が連通し設置され、前記箱体10の右端端面に出口43が設置され、前記出口43と前記平板集熱器46の間に輸出パイプ42が連通し設置される。
【0022】
本発明の設備が初期状態にある時、前記入り口55と前記出口43がいずれも閉じる状態にあり、前記第一ガイドブロック14が前記第一ガイド溝11の底端にあり、前記第二ガイドブロック15が前記第二ガイド溝12の底端にあり、二つの前記上揚板47が一番中間位置にあるかつ前記箱体10を閉じる状態にさせ、前記第一支えブロック31が前記第三ガイド溝27の右端にあり、前記第二支えブロック32が前記第五ガイド溝59の頂端にあるかつ末端が前記第四ガイド溝36に挿入し、前記第二支持レバー50が一番低い位置にあり、前記平板集熱器46が水平状態にある。
【0023】
本発明の設備を使って加熱作動を行う時、まず前記箱体10をサンビームに当たるところに移動し、前記第四電動機24を起動し、前記第四電動機24によって前記第二かさ歯車23を回転させ、最終に前記第一回転軸18が回転し、前記第一ねじ山レバー13が回転し、前記第一歯車44が回転し、前記第二ガイドブロック15と前記第一ガイドブロック14が上へ移動し、二つの前記上揚板47が互いに背いて移動し、二つの前記上揚板47が前記箱体10の両端まで着いた時、前記第四電動機24を停止し、前記第二ガイドブロック15と前記第一ガイドブロック14が上へ頂端に移動し、前記平板集熱器46が前記箱体10に差出、この時に、前記入り口55と前記出口43を開け、この時に、サンビームの照射のもとで、前記平板集熱器46が太陽放射エネルギーを吸収して前記輸入パイプ54からの冷水に熱量を伝える。
【0024】
本発明の設備を使って集熱板の角度を調整する時、まず集熱器を旋転させ、前記第一電動機26を起動し、前記第一電動機26の回転によって前記第二ねじ山レバー28を回転させ、前記第一支えブロック31、前記第二電動機29と前記第三歯車30が構成した一体が左へ移動し、前記第二支えブロック32が下へ移動し、前記前記第一支えブロック31、前記第二電動機29と前記第三歯車30が構成した一体が左へ前記第三ガイド溝27の左端に着いた時、前記第三歯車30と前記第二歯車22が噛合、前記第二支えブロック32が下へ前記第五ガイド溝59の底端に着いた時、この時に、前記第三電動機29を起動し、前記第三電動機29の回転によって前記第三歯車30を回転させ、前記第二歯車22、前記前記第二回転盤37と前記第一回転盤20が構成した一体が適宜な角度に回転した時、前記第二電動機29を停止し、この時に集熱器の角度を調整し、前記第三電動機49を起動し、前記第三電動機49の回転によって前記第三ねじ山レバー52を回転させ、前記第二支持レバー50が上へ移動し、前記平板集熱器46の左端が上へ揺れ、前記平板集熱器46が適宜な角度に揺れた時、前記第三電動機49を停止し、この時に、サンビームが前記平板集熱器46を鉛直で照射する。
【0025】
以上に述べたのはただ本発明の具体的な実施方式で、しかし本発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本発明の保護範囲にカバーされる。だから本発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。