特許第6689516号(P6689516)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ▲騰▼▲訊▼科技(深▲セン▼)有限公司の特許一覧

特許6689516画像取得方法、被制御デバイス、およびサーバ
<>
  • 特許6689516-画像取得方法、被制御デバイス、およびサーバ 図000002
  • 特許6689516-画像取得方法、被制御デバイス、およびサーバ 図000003
  • 特許6689516-画像取得方法、被制御デバイス、およびサーバ 図000004
  • 特許6689516-画像取得方法、被制御デバイス、およびサーバ 図000005
  • 特許6689516-画像取得方法、被制御デバイス、およびサーバ 図000006
  • 特許6689516-画像取得方法、被制御デバイス、およびサーバ 図000007
  • 特許6689516-画像取得方法、被制御デバイス、およびサーバ 図000008
  • 特許6689516-画像取得方法、被制御デバイス、およびサーバ 図000009
  • 特許6689516-画像取得方法、被制御デバイス、およびサーバ 図000010
  • 特許6689516-画像取得方法、被制御デバイス、およびサーバ 図000011
  • 特許6689516-画像取得方法、被制御デバイス、およびサーバ 図000012
  • 特許6689516-画像取得方法、被制御デバイス、およびサーバ 図000013
  • 特許6689516-画像取得方法、被制御デバイス、およびサーバ 図000014
  • 特許6689516-画像取得方法、被制御デバイス、およびサーバ 図000015
  • 特許6689516-画像取得方法、被制御デバイス、およびサーバ 図000016
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6689516
(24)【登録日】2020年4月10日
(45)【発行日】2020年4月28日
(54)【発明の名称】画像取得方法、被制御デバイス、およびサーバ
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/00 20060101AFI20200421BHJP
   G06F 16/182 20190101ALI20200421BHJP
【FI】
   G06F13/00 560A
   G06F13/00 520A
   G06F16/182 100
【請求項の数】14
【全頁数】19
(21)【出願番号】特願2018-545618(P2018-545618)
(86)(22)【出願日】2017年2月24日
(65)【公表番号】特表2019-512777(P2019-512777A)
(43)【公表日】2019年5月16日
(86)【国際出願番号】CN2017074812
(87)【国際公開番号】WO2017148335
(87)【国際公開日】20170908
【審査請求日】2018年10月23日
(31)【優先権主張番号】201610117911.1
(32)【優先日】2016年3月2日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】517392436
【氏名又は名称】▲騰▼▲訊▼科技(深▲セン▼)有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100140534
【弁理士】
【氏名又は名称】木内 敬二
(72)【発明者】
【氏名】万 昌洵
【審査官】 安藤 一道
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2013/0128067(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2009/0051768(US,A1)
【文献】 国際公開第94/013191(WO,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2016/0028960(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2014/0140675(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2002/0049728(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2015/0009365(US,A1)
【文献】 特開2012−73680(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 13/00
G06F 16/182
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
被制御デバイスに適用される画像取得方法であって、
前記被制御デバイスは第1バッファと第2バッファを含み、事前設定された時間間隔に従って画像を獲得するステップと、
前記獲得された画像を前記1バッファに記憶するステップと、
記録命令を取得し、前記記録命令に従って前記第1バッファの画像を前記2バッファに移動させるステップと
前記第2バッファの画像をサーバにアップロードし、前記サーバが前記第2バッファからアップロードされた画像を受信した後で、通知情報を生成するステップと、
前記通知情報を前記被制御デバイスに関連付けられた第1ユーザ識別に送るステップと、
前記通知情報に従って前記第1ユーザ識別によって生成された共有命令を受信するステップと、
前記共有命令に従って、前記アップロードされた画像をソーシャルプラットフォームに対して共有するステップと
を含む、方法。
【請求項2】
前記記録命令に従って前記第1バッファの画像を前記2バッファに移動させる前記ステップの後で、前記方法が、
前記第2バッファに移動された前記獲得された画像を除去するために前記第1バッファをクリアするステップ
をさらに含み、
前記第2バッファに記憶された前記獲得された画像を前記サーバにアップロードする前記ステップの後で、前記方法が、
前記サーバにアップロードされた前記獲得された画像を除去するために前記第2バッファをクリアするステップ
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
事前設定された時間間隔に従って画像を取得し、前記獲得された画像を前記1バッファに記憶する前記ステップの前に、前記方法が、
前記被制御デバイスを前記1ユーザ識別に関連付けるステップと、
前記第1ユーザ識別を介して提供される構成命令を受信するステップと、
前記構成命令に従って前記被制御デバイスの前記第1バッファと前記第2バッファの空間比を構成するステップと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
事前設定された時間間隔に従って画像を獲得する前記ステップの後で、前記方法が、
前記獲得された画像の時間および/または地理的位置を取得するステップと、
前記第2バッファの画像と、前記獲得された画像の前記時間および/または前記地理的位置とを前記サーバにアップロードするステップと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
サーバに適用される画像取得方法であって、
被制御デバイスからアップロードされた第2バッファの画像を受信するステップと、
前記被制御デバイスは第1バッファと前記第2バッファを含み、
前記被制御デバイスが、事前設定された時間間隔に従って前記画像を取得し、前記画像を前記第1バッファに記憶するステップと
記録命令を取得し、前記記録命令に従って前記第1バッファの画像を前記第2バッファに移動させるステップと、
前記第2バッファからアップロードされた前記画像を受信した後で、通知情報を生成するステップと、
前記通知情報を前記被制御デバイスに関連付けられた第1ユーザ識別に送るステップと、
前記通知情報に従って前記第1ユーザ識別によって生成された共有命令を受信するステップと、
前記共有命令に従って、前記アップロードされた画像をソーシャルプラットフォームに対して共有するステップと
を含む、方法。
【請求項6】
ップロードされた前記第2バッファの画像の地理的位置を取得するステップと、
前記画像と前記第1ユーザ識別の前記地理的位置との間のマッピング関係を構築するステップと、
前記第1ユーザ識別に関連する第2ユーザ識別の地理的位置を取得するステップと、
前記第2ユーザ識別の前記地理的位置に従って、前記画像と前記第1ユーザ識別の前記地理的位置との間の前記マッピング関係から対応する画像を取得するステップと、
前記対応する画像に従ってリマインダ情報を生成し、前記リマインダ情報を前記第2ユーザ識別に送るステップと
をさらに含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記第2ユーザ識別によって選択された時間セグメントを取得し、前記時間セグメントに従って対応する画像を選択し、前記選択された画像を前記第2ユーザ識別に送るステップ
をさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
メモリとプロセッサとを含む被制御デバイスであって、前記メモリがコンピュータ可読命令を記憶し、前記命令が前記プロセッサによって実行されると、前記プロセッサが、
事前設定された時間間隔に従って画像を獲得するステップと、
前記被制御デバイスは第1バッファと第2バッファを含み、
前記獲得された画像を前記1バッファに記憶するステップと、
記録命令を取得し、前記記録命令に従って前記第1バッファの画像を前記2バッファに移動させるステップと
前記第2バッファの画像をサーバにアップロードし、前記サーバが前記第2バッファからアップロードされた前記画像を受信した後で、通知情報を生成するステップと、
前記通知情報を前記被制御デバイスに関連付けられた第1ユーザ識別に送るステップと、
前記通知情報に従って前記第1ユーザ識別によって生成された共有命令を受信するステップと、
前記共有命令に従って、前記アップロードされた画像をソーシャルプラットフォームに対して共有するステップと
を実行する、被制御デバイス。
【請求項9】
前記プロセッサが、
前記記録命令に従って前記第1バッファの画像を前記2バッファに移動させる前記ステップの後で、前記第2バッファに移動された前記獲得された画像を除去するために前記第1バッファをクリアするステップと、
前記第2バッファに記憶された前記獲得された画像をサーバにアップロードする前記ステップの後で、前記サーバにアップロードされた前記獲得された画像を除去するために前記第2バッファをクリアするステップと
を実行するようにさらに構成される、請求項8に記載の被制御デバイス。
【請求項10】
前記プロセッサが、
事前設定された時間間隔に従って画像を獲得し、前記獲得された画像を前記1バッファに記憶する前記ステップの前に、前記被制御デバイスを前記1ユーザ識別に関連付けるステップと、
前記第1ユーザ識別を介して提供される構成命令を受信するステップと、
前記構成命令に従って前記被制御デバイスの前記第1バッファと前記第2バッファの空間比を構成するステップと
を実行するようにさらに構成される、請求項8に記載の被制御デバイス。
【請求項11】
前記プロセッサが、
事前設定された時間間隔に従って画像を獲得する前記ステップの後で、前記獲得された画像の時間および/または地理的位置を取得するステップと、
前記第2バッファの画像と、前記画像の前記時間および/または前記地理的位置とを前記サーバにアップロードするステップと
を実行するようにさらに構成される、請求項8に記載の被制御デバイス。
【請求項12】
メモリとプロセッサとを含むサーバであって、前記メモリがコンピュータ可読命令を記憶し、前記命令が前記プロセッサによって実行されると、前記プロセッサが、
被制御デバイスからアップロードされた第2バッファの画像を受信するステップ
を実行し、前記被制御デバイスは、第1バッファと前記第2バッファを含み、前記被制御デバイスは、事前設定された時間間隔に従って前記画像を獲得し、前記画像を前記第1バッファに記憶
記録命令を取得し、前記記録命令に従って前記第1バッファの画像を前記第2バッファに移動させ、
前記第2バッファからアップロードされた前記画像を受信した後で、通知情報を生成し、
前記通知情報を前記被制御デバイスに関連付けられた第1ユーザ識別に送り、
前記通知情報に従って前記第1ユーザ識別によって生成された共有命令を受信し、
前記共有命令に従って、前記アップロードされた画像をソーシャルプラットフォームに対して共有する、サーバ。
【請求項13】
前記プロセッサが、アップロードされた前記第2バッファの画像の地理的位置を取得するステップと、
前記画像と前記第1ユーザ識別の前記地理的位置との間のマッピング関係を構築するステップと、
前記第1ユーザ識別に関連する第2ユーザ識別の地理的位置を取得するステップと、
前記第2ユーザ識別の前記地理的位置に従って、前記画像と前記第1ユーザ識別の前記地理的位置との間の前記マッピング関係から対応する画像を取得するステップと、
前記対応する画像に従ってリマインダ情報を生成し、前記リマインダ情報を前記第2ユーザ識別に送るステップと
を実行するようにさらに構成される、請求項12に記載のサーバ。
【請求項14】
前記プロセッサが、前記第2ユーザ識別によって選択された時間セグメントを取得し、前記時間セグメントに従って対応する画像を選択し、前記選択された画像を前記第2ユーザ識別に送るステップを実行するようにさらに構成される、請求項13に記載のサーバ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願
本出願は、その全体が参照により組み込まれている、2016年3月2日に中国特許庁に出願された「IMAGE OBTAINING METHOD AND SYSTEM」と題する中国特許出願第201610117911.1号の優先権を主張するものである。
【0002】
本開示は、画像獲得の分野に関し、詳細には、画像取得方法、被制御デバイス、およびサーバに関する。
【背景技術】
【0003】
車両の発展にともない、人々は非常に便利に旅行をする。ますます多くの人々が世界中を旅するようになっており、自らの周囲で発生する多くの素晴らしい瞬間を記録することを必要とする。従来の記録方法は、レコーダまたはスポーツカメラなどのデバイスを使用して記録するものである。しかしながら、従来の記録方法は、非常に専門的なデバイスを必要とし、結果的に多額のコストを生じさせる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本出願の様々な実施形態によれば、画像取得方法、被制御デバイス、およびサーバが提供される。
【0005】
画像取得方法は、
事前設定された時間間隔に従って画像を獲得するステップと、
獲得された画像を第1のバッファ内に記憶するステップと、
記録命令を取得し、記録命令に従って第1のバッファ内の獲得された画像を第2のバッファに移動させるステップと
を含む。
【0006】
画像取得方法は、
被制御デバイスが記録命令を取得した後で画像が記録命令に従って被制御デバイスの第1のバッファから被制御デバイスの第2のバッファに移動された後で、アップロードされた画像を被制御デバイスの第2のバッファから受信するステップと、
被制御デバイスが、事前設定された時間間隔に従って画像を獲得し、画像を第1のバッファ内に記憶するステップと
を含む。
【0007】
被制御デバイスは、
メモリとプロセッサとを含み、メモリはコンピュータ可読命令を記憶し、命令がプロセッサによって実行されると、プロセッサは、
事前設定された時間間隔に従って画像を獲得するステップと、
獲得された画像を第1のバッファ内に記憶するステップと、
記録命令を取得し、記録命令に従って第1のバッファ内の獲得された画像を第2のバッファに移動させるステップと
を実行する。
【0008】
サーバは、メモリとプロセッサとを含み、メモリはコンピュータ可読命令を記憶し、命令がプロセッサによって実行されと、プロセッサは、
被制御デバイスが記録命令を取得した後で画像が記録命令に従って被制御デバイスの第1のバッファから被制御デバイスの第2のバッファに移動された後で、被制御デバイスの第2のバッファからアップロードされた画像を受信するステップ
を実行し、
被制御デバイスは、事前設定された時間間隔に従って画像を獲得し、画像を第1のバッファ内に記憶する。
【0009】
以下の添付の図面および明細書において、本開示の1つまたは複数の実施形態の詳細が提供される。本開示の追加の特徴、目的、および利点は、明細書、添付の図面、および請求項から明らかになるであろう。
【0010】
本開示の実施形態または関連技術の技術的解決策をより明瞭に説明するために、以下は、実施形態または関連技術を説明するために必要とされる添付の図面を手短に説明する。以下の説明において添付の図面は単に本開示のいくつかの実施形態を示し、当業者は、創造的な取り組みなしにこれらの添付の図面から他の図面をさらに導き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】一実施形態による画像取得方法の適用環境の概略図である。
図2A】一実施形態による被制御デバイスの内部構造の概略図である。
図2B】一実施形態によるサーバの内部構造の概略図である。
図3】一実施形態による画像取得方法のフローチャートである。
図4】一実施形態による画像取得方法のフローチャートである。
図5】別の実施形態による画像取得方法のフローチャートである。
図6】一実施形態による画像取得方法の特定の適用プロセスの概略図である。
図7】構成命令に従って被制御デバイスによって構成されるバッファの空間比を示す図である。
図8】インスタントメッセージングアカウントによる画像閲覧の概略図である。
図9】インスタントメッセージングアカウントによるソーシャルプラットフォームに対する画像共有の概略図である。
図10】インスタントメッセージングの友人に対するリマインダ情報のプッシュの概略図である。
図11】一実施形態による画像取得システムの構造ブロック図である。
図12】別の実施形態による画像取得システムの構造ブロック図である。
図13】別の実施形態による画像取得システムの構造ブロック図である。
図14】別の実施形態による画像取得システムの構造ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本開示の目的、技術解決策、および利点をより理解し易くかつ包括的にするために、本開示は、添付の図面および実施形態を参照して以下で詳細にさらに説明される。本明細書で説明する特定の実施形態は、単に本開示を説明するために使用され、本開示を限定するために使用されるものではないことを理解されたい。
【0013】
本開示では、「第1の」および「第2の」などの用語が本出願の様々な要素を説明するために使用される場合があるが、これらの要素はこれらの用語によって限定されないことを理解されたい。これらの用語は、単に第1の要素を別の要素と区別するために使用される。たとえば、第1のクライアントは、本開示の範囲から逸脱せずに、第2のクライアントと呼ばれる場合がある。同様に、第2のクライアントは、第1のクライアントと呼ばれる場合がある。第1のクライアントと第2のクライアントは両方ともクライアントであるが、同じクライアントではない。
【0014】
図1は、一実施形態による画像取得方法の適用環境の概略図である。図1に示すように、適用環境は、被制御デバイス110と、サーバ120と、端末130とを含む。被制御デバイス110および端末130は、ネットワークを使用することによってサーバ120と通信する。
【0015】
被制御デバイス110は、撮影機能を備えたデバイスであり得、被制御デバイス110の記憶空間は第1のバッファおよび第2のバッファに分割される。第1のバッファは、獲得された画像を記憶するために使用され、第2のバッファは、サーバ120にアップロードされる画像を記憶するために使用される。
【0016】
端末130は、スマートフォン、タブレット、およびパーソナルコンピュータなどのデバイスであってよい。端末130はインスタントメッセージングクライアントにインストールされ、その結果、ユーザはインスタントメッセージングクライアントにログインして関連する被制御デバイス110を制御することができる。
【0017】
図2Aは、一実施形態による被制御デバイスの内部構造の概略図である。図2Aに示すように、被制御デバイスは、システムバスに接続されたプロセッサと、不揮発性記憶媒体と、メモリと、画像獲得デバイスと、ネットワークインターフェースと、入力デバイスとを含む。被制御デバイスの不揮発性記憶媒体は、オペレーティングシステムおよびコンピュータ可読命令を記憶する。コンピュータ可読命令は、画像取得方法を実装するために実行される。プロセッサは、サーバ全体の実行をサポートするための算出機能および制御機能を提供するように構成される。被制御デバイス内のメモリは、不揮発性記憶媒体内でコンピュータ可読命令を実行するための環境を提供する。ネットワークインターフェースは、たとえば、画像をサーバにアップロードする、およびサーバによって送られた命令を受信するなど、サーバとのネットワーク通信のために使用される。入力デバイスは、ディスプレイ画面をカバーするタッチレイヤであってよく、または被制御デバイスのハウジング上に設けられたボタン、トラックボール、もしくはタッチパネルであってよく、または外部のキーボード、タッチパネル、もしくマウスであってもよい。当業者は、図2Aに示す構造は、本出願の解決策に関する構造部分に過ぎず、本出願の解決策が適用される端末への限定を構成するのではなく、特定の被制御デバイスは、図に示すよりも多数または少数の構成要素を含む場合があること、もしくはいくつかの構成要素は組み合わされることが可能であること、または異なる構成要素展開が使用され得ることを理解されよう。
【0018】
図2Bは、一実施形態によるサーバの内部構造の概略図である。図2Bに示すように、サーバは、システムバスに接続されたプロセッサと、不揮発性記憶媒体と、メモリと、インターネットインターフェースとを含む。サーバの不揮発性記憶媒体は、オペレーティングシステム、データベース、およびコンピュータ可読命令を記憶する。データベースは、マップデータおよび画像データを記憶する。コンピュータ可読命令は、サーバに適用される画像取得方法を実装するために実行される。サーバのプロセッサは、サーバ全体の実行をサポートするための算出機能および制御機能を提供するように構成される。サーバのメモリは、不揮発性記憶媒体内で画像取得システムを実行するための環境を提供する。サーバのネットワークインターフェースは、たとえば、被制御デバイスによって送られた画像を受信すること、および被制御デバイスに命令を送ることなど、ネットワークを使用することによって被制御デバイスと接続通信するために使用される。サーバは、独立したサーバであってよく、もしくは複数のサーバを含むサーバクラスタによって実装されてよく、またはクラウド記憶空間であってもよい。当業者は、図2Bに示す構造は、本出願の解決策に関する構造部分に過ぎず、本出願の解決策が適用されるサーバへの限定を構成するのではなく、特定のサーバは、図に示す構成要素よりも多数または少数の構成要素を含んでよく、もしくはいくつかの構成要素は組み合わされてよく、または異なる構成要素展開が使用されてもよいことを理解されよう。
【0019】
図3は、一実施形態による画像取得方法のフローチャートである。図3に示すように、被制御デバイス上で実行する画像取得方法は、以下のステップを含む。
【0020】
ステップ302:事前設定された時間間隔に従って画像を獲得する。
【0021】
本実施形態では、事前設定された時間間隔は、本明細書で限定はしないが、必要に応じて、たとえば、1秒および0.1秒に設定されてよい。被制御デバイスは、事前設定された時間間隔に従って画像を自動的に捕捉する。
【0022】
ステップ304:獲得された画像を第1のバッファ内に記憶する。
【0023】
本実施形態では、第1のバッファの空間の容量は、条件に従って構成され得る。たとえば、被制御デバイスのバッファの容量が2GB(ギガバイト)である場合、第1のバッファの容量は1GBであり得る。
【0024】
ステップ306。記録命令を取得し、記録命令に従って第1のバッファ内の画像を第2のバッファに移動させる。
【0025】
本実施形態では、ユーザが被制御デバイス上のボタンを操作することによって生成される記録命令が取得され、第1のバッファ内の画像は記録命令に従って第2のバッファに完全に移動される。
【0026】
この画像取得方法では、獲得された画像は第1のバッファ内に記憶される。第1のバッファ内の画像は、記録命令を取得した後で第2のバッファに移動され、その結果、専門的な記録デバイスなしに画像撮影を実装することができる。この方法はレンズを備えたいずれの被制御デバイスにも適用でき、それにより、画像取得のコストを低減させる。さらに、第1のバッファ内の画像は、記録命令を取得した後で保存のために第2のバッファに転送され、それにより、記憶域を節約する。
【0027】
一実施形態では、画像取得方法は、記録命令を取得し、記録命令に従って第1のバッファ内の画像を第2のバッファに移動させるステップの後で、第2のバッファ内の画像をサーバにアップロードするステップをさらに含む。
【0028】
本実施形態では、第2のバッファに移動された画像は、保存のためにサーバに自動的にアップロードされる。アップロードの後で、サーバにすでにアップロードされた第2のバッファ内の画像はクリアされ、その結果、第2のバッファは、第1のバッファから移動された画像をさらに記憶することができる。第2のバッファ内の画像は、長期間にわたって保存するためにサーバにアップロードされる。
【0029】
一実施形態では、記録命令に従って第1のバッファ内の画像を第2のバッファに移動させるステップの後で、画像取得方法は、第2のバッファにすでに移動された第1のバッファ内の画像をクリアするステップをさらに含む。画像をさらに獲得するために、第1のバッファ内の画像はクリアされる。
【0030】
一実施形態では、画像取得方法は、獲得された画像が第1のバッファの残りの空間よりも大きいかどうかを判定するステップをさらに含む。獲得された画像が第1のバッファの残りの空間よりも大きい場合、第1のバッファ内の画像は削除され、次いで、獲得された画像が第1のバッファの残りの空間よりも大きいかどうかを判定する。獲得された画像が第1のバッフの残りの空間よりも小さい場合、獲得された画像は第1のバッファ内に記憶される。
【0031】
一実施形態では、画像取得方法は、事前設定された時間間隔に従って画像を獲得するステップの前に、被制御デバイスを第1のユーザ識別に関連付け、獲得された画像を第1のバッファ内に記憶するステップをさらに含む。
【0032】
本実施形態では、被制御デバイスを第1のユーザ識別に関連付けることは、被制御デバイスと第1のユーザ識別との間にマッピング関係を構築することを指す。被制御デバイスとのマッピング関係を初めに構築する第1のユーザ識別は、被制御デバイスの所有者である。第1のユーザ識別が被制御デバイスを別の第1のユーザ識別と共有した後で、その別の第1のユーザ識別が被制御デバイスとのマッピング関係を構築する場合、その別の第1のユーザ識別は被制御デバイスの共有者となる。第1のユーザ識別は、インスタントメッセージングアカウント、ソーシャルアプリケーションアカウント、電話番号などであってよい。
【0033】
一実施形態では、画像取得方法は、第1のユーザ識別の構成命令を受信するステップと、構成命令に従って被制御デバイスの第1のバッファと第2のバッファとの間の空間比を構成するステップとをさらに含む。
【0034】
本実施形態では、構成命令は、端末にログインした後で第1のユーザ識別によって送られる構成命令を指す。第1のバッファと第2のバッファとの間の空間比は必要に応じて設定される。たとえば、被制御デバイスのバッファの容量が2GBである場合、本明細書で限定はしないが、第1のバッファと第2のバッファとの間の空間比は5:5または4:6である。
【0035】
一実施形態では、事前設定された時間間隔に従って画像を獲得するステップの後で、画像取得方法は、獲得された画像の時間および/または地理的位置を取得するステップをさらに含む。
【0036】
本実施形態では、たとえば2016年2月24日、10:10:10に獲得された画像など、画像を獲得するときに画像が獲得された時間が取得される。画像と獲得された時間との間にマッピング関係が構築される。被制御デバイスの時間が画像の時間として使用され得るか、または画像がアップロードされるときのネットワーク時間が画像の時間として使用され得る。
【0037】
画像を獲得するときに画像が獲得される地理的位置が取得され、たとえば、画像がBeijing Tiananmen Squareにおいて獲得される場合、地理的位置はBeijing Tiananmen Squareとして記録される。全地球測位システム(GPS)またはBeidou衛星を使用して、被制御デバイスの地理的位置を特定することができる。
【0038】
さらに、画像を獲得するときに画像が獲得された時間および地理的位置が同時に取得され得る。
【0039】
一実施形態では、第2のバッファ内の画像をサーバにアップロードするステップは、第2のバッファ内の画像、ならびに/または画像の時間および地理的位置をサーバにアップロードするステップをさらに含む。
【0040】
本実施形態では、第2のバッファ内の画像がサーバにアップロードされる。同時に、画像が獲得された時間および/または地理的位置がアップロードされる。
【0041】
一実施形態では、画像取得方法は以下のステップを含む:被制御デバイスが記録命令を取得し、記録命令に従って第1のバッファ内の画像を第2のバッファに移動させた後で、第2のバッファ内のアップロードされた画像を受信するステップ、および、被制御デバイスが、事前設定された時間間隔に従って画像を獲得し、画像を第1のバッファ内に記憶するステップ。
【0042】
本実施形態では、サーバは、被制御デバイスによってアップロードされた第2のバッファ内の画像を受信する。被制御デバイスが記録命令を取得した後で、第2のバッファ内の画像は、記録命令に従って第1のバッファから第2のバッファに移動される。
【0043】
画像取得方法では、獲得された画像は第1のバッファ内に記憶される。第1のバッファ内の画像は、記録命令を取得した後で第2のバッファに移動され、第2のバッファ内の画像はサーバにアップロードされ、その結果、専門的な記録デバイスなしで画像撮影を実装することができる。この方法は、レンズを備えたいずれの被制御デバイスにも適用でき、それにより、画像取得のコストが低減される。
【0044】
一実施形態では、画像取得方法は、被制御デバイスの連続キャプチャ機能の終了命令を取得するステップと、終了命令に従って被制御デバイスの連続キャプチャ機能を終了するステップとをさらに含む。被制御デバイスの連続キャプチャ機能の終了および開始は、効果的に制御され得る。連続キャプチャ機能は、事前設定された時間間隔に従って画像を獲得することを指す。
【0045】
図4は、一実施形態による画像取得方法のフローチャートである。図4に示すように、サーバ上で実行する画像取得方法は、ステップ402から408を含む。
【0046】
ステップ402:第2のバッファからアップロードされた画像を受信した後で、通知情報を生成する。
【0047】
本実施形態では、通知情報は、インスタントメッセージング情報、ソーシャルアプリケーション情報、メッセージ情報などであってよい。
【0048】
ステップ404:通知情報を被制御デバイスに関連付けられた第1のユーザ識別に送る。
【0049】
本実施形態では、第1のユーザ識別は、インスタントメッセージングアカウント、ソーシャルアプリケーションアカウント、電話番号などであってよい。
【0050】
ステップ406:通知情報に従って第1のユーザ識別によって生成された共有命令を受信する。
【0051】
本実施形態では、通知情報に従って第1のユーザ識別によってソーシャルプラットフォームに対して画像を共有する動作が取得され、その動作に従って共有命令が生成される。
【0052】
他の実施形態では、第1のユーザ識別によって送られた閲覧要求がさらに受信され、閲覧要求に従って第1のユーザ識別に画像が戻される。
【0053】
ステップ408:共有命令に従って、アップロードされた画像をソーシャルプラットフォーム対して共有する。
【0054】
本実施形態では、ソーシャルプラットフォームは、Wechat、Weibo、Facebookなどであってよい。
【0055】
画像取得方法は、第2のバッファからアップロードされた、アップロードされた画像を受信した後で、通知情報を生成し、被制御デバイスが新しい画像をアップロードすることを第1のユーザ識別に適時にリマインドするように、通知情報を第1のユーザ識別に送り、画像共有を実装するために、第1のユーザ識別の共有命令を取得した後でソーシャルプラットフォーム対して画像を共有し、それにより、画像の共有および拡散に役立つ。
【0056】
さらに、一実施形態では、画像取得方法は、第1のユーザ識別の友人から画像のコメント情報を取得するステップと、コメント情報を表示するステップとをさらに含む。
【0057】
図5は、別の実施形態による画像取得方法のフローチャートである。図5に示すように、サーバ上で実行する画像取得方法は、ステップ502からステップ508を含む。
【0058】
ステップ502:第2のバッファ内のアップロードされた画像の地理的位置を取得する。
【0059】
本実施形態では、サーバは、第2のバッファからアップロードされた、アップロードされた画像の地理的位置を取得する。
【0060】
ステップ504:画像と第1のユーザ識別の地理的位置との間のマッピング関係を構築する。
【0061】
本実施形態では、画像と第1のユーザ識別の地理的位置との間にマッピング関係が構築される。たとえば、旗を立てる画像がBeijing Tiananmen Squareで撮影され、旗を立てる画像とBeijing Tiananmen Squareの地理的位置との間のマッピング関係が構築される。
【0062】
ステップ506:第1のユーザ識別に関連する第2のユーザ識別の地理的位置を取得する。
【0063】
本実施形態では、第1のユーザ識別に関連する第2のユーザ識別は、第1のユーザ識別と友人関係、他人関係、または2次的友人関係を有するユーザ識別を指す。第1のユーザ識別と第2のユーザ識別は両方ともユーザ識別を識別する一意のストリングである。ストリングは、1つまたは2つ以上の数字、文字、および記号を含み得る。
【0064】
ステップ508:第2のユーザ識別の地理的位置に従って、画像と第1のユーザ識別の地理的位置との間のマッピング関係から対応する画像を取得する。
【0065】
本実施形態では、対応する画像は、第2のユーザ識別の地理的位置を取得した後で、地理に従って画像と地理的位置との間のマッピング関係から見つけられる。
【0066】
ステップ510:対応する画像に従ってリマインダ情報を生成し、リマインダ情報を第2のユーザ識別に送る。
【0067】
本実施形態では、リマインダ情報が第2のユーザ識別に送られた後で、リマインダ情報に従って第2のユーザ識別によって画像をダウンロードする要求が取得される。画像は第2のユーザ識別に送られ、そのため第2のユーザ識別は、第2のユーザ識別の地理的位置において第1のユーザ識別によって獲得された画像を適時に取得することができる。
【0068】
画像取得方法は、画像と第1のユーザ識別の地理的位置との間のマッピング関係を構築した後で、第1のユーザ識別に関連する第2のユーザ識別の地理的位置を取得し、第2のユーザ識別が第1のユーザ識別によって獲得された画像を好都合に共有するように、第2のユーザ識別の地理的位置に従って第1のユーザ識別の画像を見つけた後で、リマインダ情報を第2のユーザ識別に送り、それにより画像共有に役立つ。
【0069】
さらに、一実施形態では、画像取得方法は、第2のユーザ識別によって選択された時間セグメントを取得するステップと、時間セグメントに従って対応する画像を選択するステップと、選択された画像を第2のユーザ識別に送るステップとをさらに含む。時間セグメントは、必要に応じて第2のユーザ識別によって設けられた時間間隔を指す。サーバは、時間セグメントに従って、第2のユーザ識別の地理的位置において取得された画像から時間セグメント内の画像を選択する。
【0070】
画像取得方法のプロセスをより明瞭に説明するために、以下は、特定の適用状況を参照して説明する。一例として、被制御デバイスがインスタントメッセージングアカウントに関連付けられることを使用する、画像取得方法のプロセスは以下を含む。
【0071】
ステップ601:端末上のインスタントメッセージングアカウントが構成命令を被制御デバイスに送る。
【0072】
ステップ602:被制御デバイスは、構成命令を受信し、構成命令に従って第1のバッファと第2のバッファとの間の空間比を構成する。
【0073】
図7は、構成命令に従って被制御デバイスによって構成されるバッファの空間比である。図7に示すように、被制御デバイスは、被制御デバイスに関連付けられたインスタントメッセージングアカウントによって送られた構成命令を受信する。被制御デバイスのバッファは、構成命令内の比値に従って比値の第1のバッファおよび第2のバッファとして構成される。たとえば、被制御デバイスのバッファの容量が3GBであり、第1のバッファおよび第2のバッファの空間比が1:2である場合、第1のバッファの容量は1GBであり、第2のバッファの容量は2GBである。
【0074】
ステップ603:被制御デバイスは、事前設定された時間間隔に従って画像および画像の地理的位置を獲得する。
【0075】
ステップ604:被制御デバイスは、画像および画像の地理的位置を第1のバッファ内に記憶する。
【0076】
ステップ605:被制御デバイスは、記録命令を取得し、記録命令に従って第1のバッファ内の画像および画像の地理的位置を第2のバッファに移動させ、第1のバッファ内の画像および画像の地理的位置をクリアする。
【0077】
本実施形態では、被制御デバイスのユーザが、記憶された画像は記録される必要があるとみなすとき、ユーザはボタンによって被制御デバイスを直接トリガする。被制御デバイスは、被制御デバイスのユーザのワンボタン動作によって生成された記録命令を取得し、記録命令に従って第1のバッファ内の画像および画像の地理的位置を第2のバッファに移動させる。
【0078】
ステップ606:被制御デバイスは、第2のバッファ内の画像および画像の地理的位置をサーバにアップロードし、第2のバッファ内の画像および画像の地理的位置をクリアする。
【0079】
ステップ607:サーバは、被制御デバイスによってアップロードされた画像を受信および記録した後で、通知情報を生成し、通知情報を被制御デバイスに関連付けられたインスタントメッセージングアカウントに送る。
【0080】
ステップ608:端末上のインスタントメッセージングアカウントは、通知情報に従って閲覧要求を送り、閲覧要求に従って画像を取得する。
【0081】
図8は、インスタントメッセージングアカウントによる画像閲覧の概略図である。図8に示すように、インスタントメッセージングアカウントは、被制御デバイスによってアップロードされ、サーバによって送られた画像の通知情報を受信した後で、閲覧要求を送り、閲覧要求に従って画像を取得し、ウィンドウに画像を表示する。
【0082】
ステップ609:端末上のインスタントメッセージングアカウントは、通知情報に従って共有要求を送り、共有要求に従ってソーシャルプラットフォームに対して画像を共有する。
【0083】
図9は、インスタントメッセージングアカウントによるソーシャルプラットフォームに対する画像共有の略図である。図9に示すように、インスタントメッセージングアカウントは、画像を共有するための共有要求をWeibo、moments、またはインスタントメッセージングアプリケーション空間に送る。
【0084】
ステップ610:サーバは、インスタントメッセージングアカウントの友人の地理的位置を取得し、友人の地理的位置に従ってインスタントメッセージングアカウントによって獲得された画像を取得し、リマインダ情報を生成し、リマインダ情報をインスタントメッセージングアカウントの友人に送る。
【0085】
図10は、インスタントメッセージングの友人に対するリマインダ情報のプッシュの概略図である。図10に示すように、インスタントメッセージングアカウントAがBeijingにおいて画像を獲得し、インスタントメッセージングアカウントAの友人BもやはりBeijingにいる場合、リマインダ情報が生成され、友人Bに送られる。リマインダ情報は、BeijingにおいてAによって獲得された画像をダウンロードするかどうかの情報を含む。
【0086】
ステップ611:サーバは、インスタントメッセージングアカウントの友人のダウンロード要求を取得し、ダウンロード要求に従って対応する画像をダウンロードする。
【0087】
図11は、一実施形態による画像取得システムの構造ブロック図である。図11に示すように、画像取得システムは、獲得モジュール1102と、記憶モジュール1104と、送信モジュール1106とを含む。
【0088】
獲得モジュール1102は、事前設定された時間間隔に従って画像を獲得するように構成される。
【0089】
記憶モジュール1104は、獲得された画像を第1のバッファ内に記憶するように構成される。
【0090】
送信モジュール1106は、記録命令を取得し、記録命令に従って第1のバッファ内の画像を第2のバッファに移動させるように構成される。
【0091】
画像取得システム内で、獲得された画像は第1のバッファ内に記憶される。第1のバッファ内の画像は、専門的な記録デバイスなしに画像撮影が実装され得るように、記録命令を取得した後で第2のバッファに移動される。システムはレンズを備えたいずれの被制御デバイスにも適用でき、それにより、画像取得のコストを低減させる。さらに、第1のバッファ内の画像は、記録命令を取得した後で保存のために第2のバッファに転送され、それにより記憶空間を節約する。
【0092】
一実施形態では、獲得モジュール1102は、事前設定された時間間隔に従って画像を獲得した後で、獲得された画像の時間および/または地理的位置を取得するようにさらに構成される。
【0093】
アップロードモジュール1108は、第2のバッファ内の画像、ならびに画像の時間および/または地理的位置をサーバにアップロードするようにさらに構成される。
【0094】
図12は、別の実施形態による画像取得システムの構造ブロック図である。図12に示すように、画像取得システムは、獲得モジュール1102と、記憶モジュール1104と、送信モジュール1106を含み、アップロードモジュール1108と、削除モジュール1110と、結合モジュール1112と、構成命令受信モジュール1114と、構成モジュール1116とをさらに含む。
【0095】
アップロードモジュール1108は、第2のバッファ内の画像をサーバにアップロードするように構成される。
【0096】
削除モジュール1110は、記録命令に従って第1のバッファ内の画像を第2のバッファに移動した後で、第2のバッファにすでに移動された第1のバッファ内の画像をクリアし、第2のバッファ内の画像をサーバにアップロードした後で、サーバにすでにアップロードされた第2のバッファ内の画像をクリアするように構成される。
【0097】
結合モジュール1112は、事前設定された時間間隔に従って画像を獲得する前に、被制御デバイスを第1のユーザ識別に関連付け、獲得された画像を第1のバッファに記憶するように構成される。
【0098】
構成命令受信モジュール1114は、被制御デバイスを第1のユーザ識別に関連付けた後で、第1のユーザ識別の構成命令を受信するように構成される。
【0099】
構成モジュール1116は、構成命令に従って被制御デバイスの第1のバッファと第2のバッファとの間の空間比を構成するように構成される。
【0100】
一実施形態では、画像取得システムは判定モジュールをさらに含む。判定モジュールは、獲得された画像が第1のバッファの残りの空間よりも大きいかどうかを判定するように構成される。獲得された画像が第1のバッファの残りの空間よりも大きい場合、削除モジュール1110は、第1のバッファ内の画像を削除し、次いで、判定モジュールは、獲得された画像が第1のバッファの残りの空間よりも大きいかどうかを判定する。獲得された画像が第1のバッファの残りの空間よりも小さい場合、記憶モジュール1104は獲得された画像を第1のバッファ内に記憶する。
【0101】
図13は、別の実施形態による画像取得システムの構造ブロック図である。図13に示すように、画像取得システムは、画像受信モジュール1302と、生成モジュール1304と、送付モジュール1306と、共有命令受信モジュール1308と、共有モジュール1310とを含む。
【0102】
画像受信モジュール1302は、被制御デバイスが記録命令を取得し、記録命令に従って第1のバッファ内の画像を第2のバッファに移動させた後で、第2のバッファ内のアップロードされた画像を受信するように構成される。
【0103】
被制御デバイスは、事前設定された時間間隔に従って画像を獲得し、画像を第1のバッファ内に記憶する。
【0104】
生成モジュール1304は、第2のバッファからアップロードされた、アップロードされた画像を受信した後で、通知情報を生成するように構成される。
【0105】
送付モジュール1306は、通知情報を被制御デバイスに関連付けられた第1のユーザ識別に送るように構成される。
【0106】
共有命令受信モジュール1308は、通知情報に従って第1のユーザ識別によって生成された共有命令を受信するように構成される。
【0107】
共有モジュール1310は、共有命令に従って、アップロードされた画像をソーシャルプラットフォームに対して共有するように構成される。
【0108】
画像取得システムは、第2のバッファからアップロードされた、アップロードされた画像を受信した後で、通知情報を生成し、被制御デバイスが新しい画像をアップロードすることを第1のユーザ識別に適時にリマインドするように、通知情報を第1のユーザ識別に送り、画像共有を実装するために、第1のユーザ識別の共有命令を取得した後でソーシャルプラットフォームに対して画像を共有し、それにより画像の共有および拡散に役立つ。
【0109】
図14は、別の実施形態による画像取得システムの構造ブロック図である。図14に示すように、画像取得システムは、画像受信モジュール1302と、生成モジュール1304と、送付モジュール1306と、共有命令受信モジュール1308と、共有モジュール1310と、第1の地理的位置取得モジュール1312と、マッピング関係構築モジュール1314と、第2の地理的位置取得モジュール1316と、画像取得モジュール1318とを含む。
【0110】
第1の地理的位置取得モジュール1312は、第2のバッファ内のアップロードされた画像の地理的位置を取得するように構成される。
【0111】
マッピング関係構築モジュール1314は、画像と第1のユーザ識別の地理的位置との間のマッピング関係を構築するように構成される。
【0112】
第2の地理的位置取得モジュール1316は、第1のユーザ識別に関連する第2のユーザ識別の地理的位置を取得するように構成される。
【0113】
画像取得モジュール1318は、第2のユーザ識別の地理的位置に従って、画像と第1のユーザ識別の地理的位置との間のマッピング関係から対応する画像を取得するように構成される。
【0114】
生成モジュール1304は、対応する画像に従ってリマインダ情報を生成するようにさらに構成される。
【0115】
送付モジュール1306は、リマインダ情報を第2のユーザ識別に送るようにさらに構成される。
【0116】
画像取得システムは、画像と第1のユーザ識別の地理的位置との間のマッピング関係を構築した後で、第1のユーザ識別に関連する第2のユーザ識別の地理的位置を取得し、第2のユーザ識別が第1のユーザ識別によって獲得された画像を好都合に共有するように、第2のユーザ識別の地理的位置に従って第1のユーザ識別の画像を見つけた後でリマインダ情報を第2のユーザ識別に送り、それにより画像共有に役立つ。
【0117】
画像取得システムでは、画像取得モジュール1318は、第2のユーザ識別によって選択された時間セグメントを取得し、時間セグメントに従って対応する画像を選択するように構成される。送付モジュール1306は、選択された画像を第2のユーザ識別に送るようにさらに構成される。時間セグメントは、必要に応じて第2のユーザ識別によって設けられた時間間隔を指す。サーバは、時間セグメントに従って、第2のユーザ識別の地理的位置において取得された画像から時間セグメント内の画像を選択する。
【0118】
前述の実施形態の方法のプロセスのすべてまたはいくつかは、関連するハードウェアに命令するコンピュータプログラムによって実装され得ることを当業者は理解されよう。このプログラムは、不揮発性コンピュータ可読記憶媒体内に記憶され得る。プログラムが実行するとき、実施形態における前述の方法のプロセスが実行される。記憶媒体は、磁気ディスク、光ディスク、読取り専用メモリ(ROM)などであってよい。
【0119】
前述の実施形態は、単に本開示のいくつかの実装形態を示し、詳細に説明されたが、これらの実施形態は本開示の特許範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。当業者は、本開示の保護範囲に該当するものとする本開示の発想から逸脱せずに、様々な変更および改善を行うことができることに留意されたい。したがって、本開示の特許の保護範囲は特許請求の範囲を条件とするものとする。
【符号の説明】
【0120】
110 被制御デバイス
120 サーバ
130 端末
1102 獲得モジュール
1104 記憶モジュール
1106 送信モジュール
1108 アップロードモジュール
1110 削除モジュール
1112 結合モジュール
1114 構成命令受信モジュール
1116 構成モジュール
1302 画像受信モジュール
1304 生成モジュール
1306 送付モジュール
1308 共有命令受信モジュール
1310 共有モジュール
1312 第1の地理的位置取得モジュール
1314 マッピング関係構築モジュール
1316 第2の地理的位置取得モジュール
1318 画像取得モジュール
図1
図2A
図2B
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14