(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0029】
以下、添付された図面を参照し、当業者が容易に実施することができるように、本実施形態について詳細に説明する。しかし、本実施形態は、さまざまに異なる形態に具現され、ここで説明する実施形態に限定されるものではない。
【0030】
本実施形態は、多様な変換を加えることができ、さまざまな実施形態を有することができるが、以下で記述された内容は、本実施形態を特定の実施形態に限定するものではない。すなわち、本実施形態の思想及び技術範囲に含まれる全ての変換、均等物あるいは代替物は、本実施形態に含まれるものであると理解されなければならない。本実施形態の説明において、関連公知技術に係わる具体的な説明が、本実施形態の要旨を不明確にすると判断される場合、その詳細な説明を省略する。
【0031】
本実施形態で、第1、第2または第3のような用語は、多様な構成要素の説明に使用されるが、構成要素が、このような用語によって限定されるものではない。すなわち、このような用語は、1つの構成要素を、他の構成要素から区別する目的のためだけに使用される。
【0032】
本実施形態で使用した用語は、単に実施形態に係わる説明の便宜のために使用されたものに過ぎず、本実施形態は、それらに限定されるものではない。本実施形態で使用された用語は、現在広く使用される一般的な用語を選択したが、それらは、当業者の意図、判例、または新たな技術の出現などによって十分に変更される。また、本実施形態で使用した用語は、出願人が任意に選定した用語もあるが、このような用語については、本実施形態の当該部分で、詳細にその意味を記載する。従って、本実施形態で使用される用語は、単純な用語の名称ではない、その用語が有する意味と、本実施形態の全般にわたった内容とを基に定義されなければならない。
【0033】
本実施形態で、ある部分がある構成要素を「含む」とするとき、それは、取り立てて反対となる記載がない限り、他の構成要素を除外するものではなく、他の構成要素をさらに含むことができるということを意味する。また、明細書に記載された「…部」、「モジュール」のような用語は、少なくとも1つの機能や動作を処理する単位を意味し、それは、ハードウェアまたはソフトウェアで具現されたり、あるいはハードウェアとソフトウェアとの結合で具現される。
【0034】
本実施形態で全般的に言及される「デバイス」は、スマートフォン、携帯電話、PDA(personal digital assistant)、ラップトップ、メディアプレーヤ、GPS(global positioning system)装置、及びその他のモバイルまたは非モバイルのコンピュータ装置でもあるが、それらに制限されるものではない。また、デバイスは、電子黒板、タッチテーブルのように、タッチ入力を受信することができる多様な装置も含むということは、当業者であるならば、理解することができるであろう。
【0035】
本実施形態で、デバイスに入力される情報は、ユーザの入力情報を含むものであり、例えば、タッチ基盤の入力情報でもある。タッチ基盤の入力情報は、ユーザの要請(request)、ユーザの選択(selection)(例えば、ディスプレイされているアプリケーション関連情報のうち一つを選択)、またはユーザのコマンド(command)(例えば、ディスプレイされているアプリケーション関連情報に基づいた削除コマンド)などを含んでもよいが、それらに制限されるものではない。
【0036】
タッチ基盤の入力は、タッチ基盤のユーザのジェスチャ(gesture)に依存する。タッチ基盤のユーザのジェスチャは、例えば、タップ(tap)またはタッチ、ロングタップ(long tap)またはロングタッチ、タッチ・アンド・ホールド(touch and hold)、タッチ・アンド・ドラッグ(touch and drag)、ダブルタップ(double tap)、ドラッグ(drag)、パニング(panning)、フリック(flick)、ドラッグ・アンド・ドロップ(drag and drop)及びスウィープ(sweep)などを含んでもよいが、それらに制限されるものではない。
【0037】
入力は、前述のタッチ基盤のユーザのジェスチャに制限されるものではない。例えば、入力は、モーション基盤(motion-based)、またはビジョン基盤(vision-based)で定義される。
【0038】
モーション基盤の入力は、ユーザによるデバイスの動き基盤のユーザのジェスチャ(例えば、デバイス振り、デバイスたたきなど)に基づく。例えば、デバイスを、後述する実施形態で言及する、仮想の空間がディスプレイされている位置に傾けたり、あるいはデバイスを2回打つユーザのジェスチャを、仮想の空間に選択されたアプリケーション関連情報の登録要請入力として設定することができる。
【0039】
ビジョン基盤の入力は、デバイスと接触なしに、カメラを利用して獲得された入力映像の分析を介して認識されたユーザのジェスチャに基づく。例えば、人差し指と中指とをV字形にした空間ジェスチャを、後述する実施形態で言及する仮想の空間に含まれたアプリケーション関連情報の削除要請入力として設定することができる。
【0040】
以下、図面を参照し、本実施形態について詳細に説明する。
図1A及び
図1Bは、本発明の一実施形態によるデバイス10にインストールされたアプリケーション20を使用するユーザの使用パターンを経時的に図示した図面である。
【0041】
図1Aを参照すれば、1月15日時点11、3月17日時点12、及び6月15日時点13でのユーザの使用パターンを仮定して説明するが、それは、本実施形態の説明の便宜のためであるのみ、本実施形態は、それらに限定されるものではないということは、当業者であるならば、理解することができるであろう。そして、
図1Bは、
図1Aに図示されたユーザ・インターフェースとは、若干異なる、タイル(tile)状のユーザ・インターフェース画面を例示的に図示したものであり、
図1Aに係わる以下の説明がそのまま適用される。すなわち、
図1Aに図示されたデバイス10のユーザ・インターフェース以外にも、多様な形態のユーザ・インターフェースが存在し、それらも、本実施形態が適用されるということは、当業者であるならば、理解することができるであろう。
【0042】
デバイス10には、基本的にインストールされているか、あるいはユーザによってインストールされた多種のアプリケーション20が存在する。そして、該アプリケーション20のリストは、デバイス10のユーザ・インターフェース画面上に表示される。
【0043】
本実施形態で、アプリケーション20は、特定の作業を行うために考案された一連のコンピュータ・プログラム(例えば、ソフトウェア)集合を意味する。従って、本実施形態で説明されるアプリケーション20は、ゲーム・アプリケーション、ユーティリティ・アプリケーション、楽器演奏アプリケーション、動画再生アプリケーション、地図アプリケーション、放送アプリケーション、運動支援アプリケーション、決済アプリケーションのように多種が存在するという点は、当業者に自明であるので、詳細な説明は省略する。
【0044】
図1Aを参照すれば、1月15日時点11で、ユーザの使用パターンは、デバイス10にインストールされたアプリケーション20のうち、アプリケーション1 21を頻繁に使用すると仮定する。
【0045】
しかし、2ヵ月後の3月17日時点11で、ユーザの使用パターンは、1月15日時点11におけるより、アプリケーション1 22をさらに少なく使用すると仮定する。
【0046】
また、さらに3ヵ月後の6月23日時点11で、ユーザの使用パターンは、アプリケーション1 23を全く使用しないと仮定する。
【0047】
このように、デバイス10にインストールされたアプリケーション20のうちには、初期には、ユーザによって頻繁に使用されていて、アプリケーション1 21のように、時間が経ちながら、ユーザから関心が薄くなり、だんだんと使用頻度が減るというアプリケーションが存在することがある。
【0048】
従来、スマートフォン、携帯電話のようなデバイスは、アプリケーションのインストールについてのみ管理しており、アプリケーションがいかに使用されているか、あるいは現在使用されていなかったり、まれにしか使用されないアプリケーションが何であるかについては、別途に管理していなかった。
【0049】
特に、最近では、スマートフォン、携帯電話などのデバイスに直接インストールされるアプリケーションの種類が多くなることにより、ユーザがそれらを同時に管理しにくいという問題が起こる。また、スマートフォン、携帯電話などのデバイスの保存空間は、限定されているが、無分別にアプリケーションが多くインストールされることにより、デバイスに他の情報を追加して保存するには、保存空間が不足するという問題が生じる。さらに、ユーザがデバイスで使用しないか、あるいは不要なアプリケーションを削除する場合にも、ユーザが一つ一つ削除するのに手間がかかる。
【0050】
本実施形態によれば、デバイス10は、他のアプリケーション20と異なり、ユーザがあまり使用しないか、あるいはそれ以上使用しなくなるようなアプリケーション1 21をモニタリングし、別途に管理することができる機能を有する。特に、本実施形態によるデバイス10は、このようなアプリケーション1 21を段階的に管理する作業、例えば、アンインストール作業を行う機能を有する。
【0051】
例えば、前述のように、1月15日時点11では、アプリケーション1 21がユーザによって頻繁に使用されたが、それから2ヵ月が経った3月17日時点12で、アプリケーション1 22は、あまり使用されていない。
【0052】
デバイス10は、1月15日時点11及び3月17日時点12の間、アプリケーション1 21または22に係わるユーザの使用履歴をモニタリングする。もし3月17日時点12で、アプリケーション1 22があまり使用されていないとモニタリングされれば、デバイス10は、アプリケーション1 22に対して、特定アンインストールレベルに対応するアンインストール作業を行い、現在アプリケーション1 22が、特定アンインストールレベルに該当するということを表示する識別情報を、デバイス10を介して表示する。
【0053】
そのとき、3月17日時点11からデバイス10は、現在アプリケーション1 22が、特定アンインストールレベルに該当するということを表示するために、アプリケーション1 22のアイコンに、錠状のシンボルを挿入して表示することができる。それにより、ユーザは、現在アプリケーション1 22が、あまり使用されていないということをすぐに認識することができる。
【0054】
さらに、デバイス10は、3月17日時点12及び6月23日時点13の間、アプリケーション1 22または23に係わるユーザの使用パターンをモニタリングする。もし6月23日時点13で、アプリケーション1 23がそれ以上使用されていないとモニタリングされれば、デバイス10は、アプリケーション1 23に対して、3月17日時点12でのアンインストールレベルより深化された、他のアンインストールレベルに対応するアンインストール作業を行う。例えば、デバイス10は、6月23日時点13では、アプリケーション1 23に係わる全てのデータを完全に削除するアンインストール作業を行うことができる。
【0055】
一般的に、「アンインストール」という用語は、アプリケーションを完璧に削除する過程のみを意味するものとして使用される。しかし、本実施形態での「アンインストール」という用語は、アプリケーションに対して、段階的に表示(視覚的表現(visual representation))を変更したり、あるいは段階的にデータを削除または消去するための多段階のアンインストール作業を含む意味として使用する。すなわち、本実施形態での「アンインストール」は、一般的に使用されている意味に限定されるものではない。それについては、以下の当該部分でさらに詳細に説明する。
【0056】
以下では、このように、デバイス10にインストールされたアプリケーション20を管理するためのデバイス10の構成、機能及び動作について、図面を参照してさらに具体的に説明する。
【0057】
図2は、本発明の一実施形態によって、アプリケーションを管理するデバイス10のブロック図である。
図2を参照すれば、デバイス10は、制御部110及びユーザ・インターフェース(UI)部120を含む。
【0058】
図2では、本実施形態の特徴が不明確になることを防止するために、本実施形態に係わるハードウェア構成要素(hardware component)のみを記述する。ただし、
図2に図示されたハードウェア構成要素以外に、他の汎用的なハードウェア構成要素が含まれるということは、当該技術分野で当業者であるならば、理解することができるであろう。
【0059】
図2を参照すれば、制御部110は、モニタリング部111、決定部112及びアンインストール部113を含む。デバイス10で制御部110は、中央処理装置(CPU)のようなプロセッサに該当する。このようなプロセッサは、多数の論理ゲートのアレイによっても具現され、汎用的なマイクロプロセッサによっても具現される。すなわち、多様な形態のハードウェア・モジュールまたはソフトウェア・モジュールなどによって具現されるということは、本実施形態が属する技術分野の当業者であるならば、理解することができるであろう。
【0060】
モニタリング部111は、デバイス10にインストールされたアプリケーションそれぞれに係わる使用履歴(usage history)をモニタリングする。ここで、使用履歴は、アプリケーションを使用する使用場所、使用時間などに係わって、累積した使用パターン、使用習慣などを包括する概念として定義される。
【0061】
具体的には、モニタリング部111は、デバイス10を介して既設定の臨界時間の間、アプリケーションがどれほど多く使用されたか、あるいは既設定の時点まで、アプリケーションが使用されていない状態が何回反復されたかということなどをモニタリングする。すなわち、モニタリング部111は、インストールされたアプリケーションそれぞれに係わるユーザの使用習慣、使用頻度などについての情報を収集して、用履歴をモニタリングすることができる。
【0062】
モニタリング部111は、
図3に図示されたテーブルのように、アプリケーション別に、前述のようなモニタリング結果を管理することができる。すなわち、モニタリング部111は、アプリケーションの種類によって、使用頻度、使用場所、共に使用した(共有した)者のようなアプリケーションに係わる互いに異なるコンテクストをモニタリングすることができる。
【0063】
図3は、本発明の一実施形態によって、モニタリング部111がデバイス10にインストールされたアプリケーションの使用履歴をモニタリングした結果を図示したテーブルである。
【0064】
図3を参照すれば、アンインストールレベルに該当するためのアンインストール条件は、既設定の臨界時間の間、アプリケーションが使用されていない条件、及び既設定の時点まで、アプリケーションが使用されていない状態が、臨界回数以上反復される条件、デバイス10の位置が、既設定の場所の範囲を外れた条件、他のデバイスと、臨界時間の間共有使用されていない条件などを含む。しかし、それ以外にも、モニタリングされた使用履歴などを利用して、アプリケーションの使用いかんをモニタリングするための、他の類似条件も含まれるということを、本実施形態が属する当業者であるならば、理解することができるであろう。
【0065】
モニタリング部111は、デバイス10に既設定の臨界時間の間、アプリケーション1の使用頻度が0回であり、アプリケーション2の使用頻度が2回であり、アプリケーション3の使用頻度が38回であり、アプリケーション4の使用頻度が0回であるとモニタリングすることができる。ここで、既設定の臨界時間は、ユーザがデバイス10を操作して直接設定したり、あるいはデバイス10のオペレーティング・システム(OS)で指定されたデフォルト値に該当する。
【0066】
そして、モニタリング部111は、デバイス10に既設定の特定時点ごとに、アプリケーション1の不使用回数が4回、アプリケーション2の不使用回数が1回、アプリケーション3の不使用回数が0回、アプリケーション4の不使用回数が0回であるとモニタリングすることができる。ここで、同様に、既設定の特定時点は、ユーザがデバイス10を操作して直接設定したり、あるいはデバイス10のオペレーティング・システムで指定されたデフォルト値に該当する。
【0067】
また、モニタリング部111は、それぞれのアプリケーション1,2及び3ごとに、平均して使用された時間をモニタリングすることができる。
【0068】
さらに、モニタリング部111は、アプリケーション1,3及び4とは異なり、アプリケーション2についてのみ、主に使用する場所の範囲をモニタリングすることができる。すなわち、モニタリング部111は、モニタリングの結果、アプリケーション2を主に使用する場所の範囲は、ソウルの江南地域であるとモニタリングすることができる。また、モニタリング部111は、現在デバイス10が位置している場所を、続けてモニタリングすることにより、アプリケーション2が、江南地域外では、あまり使用されていないか、あるいは全然使用されていないという点をモニタリングすることができる。
【0069】
また、モニタリング部111は、アプリケーション1,2及び3とは異なり、アプリケーション4は、他人の他のデバイスと、無線通信(例えば、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(wireless fidelity) directなど)によって連結された場合にのみ使用されるアプリケーションであるということをモニタリングすることができる。その結果、モニタリング部111は、他人の他のデバイスとの無線通信の連結頻度も、共にモニタリングすることにより、アプリケーション4の使用履歴をモニタリングすることができる。
【0070】
再び
図2を参照すれば、決定部112は、
図3に図示されたテーブルのように、モニタリングされた使用履歴に基づいて、インストールされたアプリケーションのうち、既設定のアンインストール条件を満足する少なくとも1つのアプリケーションを決定する。
【0071】
言い換えれば、決定部112は、モニタリングされた使用履歴に基づいて、既設定の複数のアンインストールレベルのうち、少なくとも1つのレベルに対応する少なくとも1つのアプリケーションを決定することができる。また、決定部112は、モニタリングされた使用履歴に基づいて、決定されたアプリケーションに対応するアンインストールレベルを追加して決定することができる。
【0072】
ここで、アンインストール条件は、アプリケーションが使用されていない程度によって、アプリケーションに適用されるアンインストールレベルを区分するための、多段階の詳細条件を含んでもよい。特に、このようなアンインストール条件が満足される場合には、アプリケーションの視覚的表現が変更されるが、アンインストール条件は、表示状態変更条件などの用語ともされる。
【0073】
本実施形態によれば、アンインストールレベルは、説明の便宜のために、第1アンインストールレベル、第2アンインストールレベル及び第3アンインストールレベルの3種類のレベルを含むと説明する。しかし、本実施形態は、以下で説明する3種類のアンインストールレベルに含まれたアンインストール作業を細分化したり、あるいは併合させることにより、2種類のアンインストールレベル、またはそれ以上の種類のアンインストールレベルに区分されて適用されるということは、当業者であるならば、理解することができるであろう。
【0074】
一方、アンインストール条件を、多段階の詳細条件が含まれるように細分化する理由のうち一つは、不使用のアプリケーションが最終的に完全に削除されるまで、段階的にアプリケーションに係わる表示(または、視覚的表現)を変更するか、あるいはデータを削除するためである。
【0075】
アンインストール条件が、前述のように、既設定の臨界時間の間、アプリケーションが使用されていない条件である場合について説明すれば、次の通りである。ここで、既設定の臨界時間は、1ヵ月であると仮定する。
【0076】
アプリケーション1 21(
図1A)に係わるモニタリング部111のモニタリング結果、臨界時間である1ヵ月の間、1回も使用されていない場合、決定部112は、1ヵ月が経った時点で、アプリケーション1が、最下位のアンインストールレベルである第1アンインストールレベルに該当すると決定する。
【0077】
アプリケーション1が、第1アンインストールレベルに該当するということが決定された後、アプリケーション1に係わるモニタリング部111のモニタリング結果、1ヵ月の間、さらに1回も使用されていない場合、決定部112は、さらに1ヵ月(全2ヵ月)が経った時点で、アプリケーション1は、その次のアンインストールレベルである第2アンインストールレベルに該当すると決定する。
【0078】
最後に、アプリケーション1が、第2アンインストールレベルに該当するということが決定された後、アプリケーション1に係わるモニタリング部111のモニタリング結果、臨界時間である1ヵ月の間、続けて使用されていない場合、決定部112は、さらに1ヵ月(全3ヵ月)が経った時点で、アプリケーション1は、最後のアンインストールレベルである第3アンインストールレベルに該当すると決定する。下記で説明するが、本実施形態では、第3アンインストールレベルは、当該アプリケーション1を完全に削除するアンインストール作業を行うと仮定する。その結果、第3アンインストールレベルに該当するアプリケーションは、デバイス10から完全に除去される。
【0079】
アンインストール条件が前述の場合と異なり、既設定の時点まで、アプリケーションが使用されていない状態が、臨界回数以上反復される条件である場合について説明すれば、次の通りである。ここで、既設定の時点は、1週間後であり、臨界回数が4回であると仮定する。一方、このような既設定の時点は、これまでユーザがデバイス10で、アプリケーションを使用した使用履歴に基づいて、任意に設定される。または、このような既設定の時点は、ユーザによって直接設定されもする。
【0080】
アプリケーション1 21(
図1A)に係わるモニタリング部111のモニタリング結果、4週間の間、1回も使用されていない場合、アプリケーション1は、臨界回数4回を満足する。その結果、決定部112は、4週間が経過した時点で、アプリケーション1は、最下位のアンインストールレベルである第1アンインストールレベルに該当すると決定する。
【0081】
しかし、それとは異なり、もしアプリケーション1が、3週間目にだけ1回使用されて4週間が経過したとするなら、臨界回数4回を満足しないので、アプリケーション1は、第1アンインストールレベルが適用されない。
【0082】
アプリケーション1が、第1アンインストールレベルに該当するということが決定された後、アプリケーション1に係わるモニタリング部111のモニタリング結果、4週間の間、さらに1回も使用されていない場合、決定部112は、さらに4週間(全8週間)が過ぎた時点で、アプリケーション1は、その次のアンインストールレベルである第2アンインストールレベルに該当すると決定する。
【0083】
最後に、アプリケーション1が、第2アンインストールレベルに該当するということが決定された後、アプリケーション1に係わるモニタリング部111のモニタリング結果、4週間の間、続けて使用されていない場合、決定部112は、さらに4週間(全12週間)が過ぎた時点で、アプリケーション1は、最後のアンインストールレベルである第3アンインストールレベルに該当すると決定する。
【0084】
しかし、アプリケーション1が、第1アンインストールレベルまたは第2アンインストールレベルに該当する場合であるとしても、ユーザがさらにアプリケーション1を頻繁に使用する場合には、アンインストールレベルの適用は、いつでも解除される。ただし、第3アンインストールレベルが適用され、アプリケーション1が完全に削除された場合であるならば、ユーザは、デバイス10にアプリケーション1をさらにインストールしなければならない。
【0085】
アンインストール条件が、前述の場合と異なり、デバイス10の位置が、既設定の場所の範囲を外れた条件である場合について説明すれば、次の通りである。それについては、
図4を参照して説明する。
【0086】
図4は、本発明の一実施形態によるデバイス10の位置によるアプリケーションのアンインストール段階について説明するための図面である。
【0087】
モニタリング部111は、モニタリング結果、BUSアプリケーション401を主に使用する場所の範囲は、ソウル405地域内の江南404地域であるとモニタリングすることができる。例えば、BUSアプリケーション401は、江南404地域内で運行するバス路線及びバス時間を案内するためのアプリケーションに該当すると仮定する場合、BUSアプリケーション401は、江南404地域以外の他の地域(ソウル405地域,首都圏406地域)では使用されないこともある。
【0088】
モニタリング部111は、デバイス10(
図2)の位置をモニタリングした結果、ある時点では、デバイス10(
図2)が、江南404地域の外であるが、相変らずソウル地域405内であるとモニタリングされる。そのとき、決定部112は、BUSアプリケーション402は、最下位のアンインストールレベルである第1アンインストールレベルに該当すると決定する。
【0089】
しかし、モニタリング部111は、デバイス10(
図2)の位置をモニタリングした結果、デバイス10(
図2)の位置が、ソウル地域405の外部(首都圏406地域)に外れたモニタリングされる。このような場合には、決定部112は、BUSアプリケーション403は、その次のアンインストールレベルである第2アンインストールレベルに該当すると決定する。
【0090】
しかし、モニタリング部111が、デバイス10(
図2)の位置をモニタリングした結果、デバイス10(
図2)がソウル地域405内に再び位置した場合、第2アンインストールレベルに該当するBUSアプリケーション403は、再び第1アンインストールレベルに該当するBUSアプリケーション402に復元される。また、モニタリング部111が、デバイス10(
図2)の位置をモニタリングした結果、デバイス10(
図2)が、江南404地域内に再び位置した場合、第1アンインストールレベルに該当するBUSアプリケーション402は、さらにアンインストールレベルが解除されたBUSアプリケーション401に復元される。
【0091】
再び
図2を参照し、アンインストール条件が、前述の場合と異なり、他のデバイスと臨界時間の間、共有使用されていない条件である場合について説明すれば、次の通りである。ここで、臨界時間が1ヵ月であると仮定する。
【0092】
例えば、
図3のアプリケーション4は、デバイス10及び他人の他のデバイス間で、無線通信(例えば、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、Wi−Fi directなど)によって連結された場合にのみ使用されるゲーム・アプリケーションであると仮定する。すなわち、アプリケーション4は、デバイス10単独では実行されないアプリケーションでもある。
【0093】
モニタリング部111は、アプリケーション4の使用頻度と共に、他人の他のデバイスとの無線通信の連結頻度も、モニタリングすることにより、アプリケーション4の使用履歴をモニタリングすることができる。その結果、モニタリング部111は、他人の他のデバイスとの無線通信の連結頻度が、臨界時間1ヵ月の間、0回であるとモニタリングすることができる。このような場合、決定部112は、アプリケーション4は、第1アンインストールレベルに該当すると決定する。
【0094】
アプリケーション4が、第1アンインストールレベルに該当するということが決定された後、アプリケーション4に係わるモニタリング部111のモニタリング結果、1ヵ月の間、再び他人の他のデバイスとの無線通信の連結頻度が0回である場合、決定部112は、さらに1ヵ月(全2ヵ月)が経った時点で、アプリケーション4は、その次のアンインストールレベルである第2アンインストールレベルに該当すると決定する。
【0095】
しかし、アプリケーション4が、第1アンインストールレベルまたは第2アンインストールレベルに該当する場合であるとしても、他人の他のデバイスと無線通信によって連結されることにより、アプリケーション4が頻繁に使用される場合には、アンインストールレベルの適用は、いつでも解除される。
【0096】
結局、決定部112は、アンインストール条件が、既設定の臨界時間の間、アプリケーションが使用されていない条件である場合、モニタリング結果に基づいて、臨界時間の間、使用されていない少なくとも1つのアプリケーションを決定する。
【0097】
または、決定部112は、アンインストール条件が、既設定の時点まで、アプリケーションが使用されていない状態が臨界回数以上反復される条件である場合、モニタリング結果に基づいて、既設定の時点まで使用されていない状態が、臨界回数以上反復された少なくとも1つのアプリケーションを決定する。
【0098】
または、決定部112は、アンインストール条件が、使用場所の範囲や、または他のデバイスとの連結頻度である場合、それに係わるモニタリング結果に基づいて、アプリケーションのアンインストールレベルを決定することができる。すなわち、アプリケーションそれぞれの種類によって、使用頻度、使用場所、共に使用した(共有した)者のような互いに異なるコンテクストがモニタリングされることにより、アプリケーションそれぞれのアンインストールレベルが決定される。
【0099】
アンインストール部113は、決定されたアプリケーションを満足するアンインストールレベルに対応する表示状態であり、決定されたアプリケーションのアイコンを変更する。その場合、ユーザ・インターフェース部120は、変更された表示状態を有するアイコンを、デバイス10のユーザ・インターフェース(UI)画面上に表示する。
【0100】
それと共に、アンインストール部113は、決定されたアプリケーションに対して、決定されたアプリケーションを満足するアンインストールレベルに対応するアンインストール作業を行う。
【0101】
まず、決定されたアプリケーションに対して、それぞれのアンインストールレベルで遂行されるそれぞれのアンインストール作業について、さらに詳細に説明する。
【0102】
図5は、本発明の一実施形態によるそれぞれのアンインストールレベルで遂行されるそれぞれのアンインストール作業について説明するためのテーブルである。
図5を参照すれば、第1アンインストールレベル、第2アンインストールレベル、及び第3アンインストールレベルそれぞれで遂行されるアンインストール作業が説明されている。一方、
図5に係わる説明の便宜のために、決定部112で決定されたアプリケーションは、アプリケーション1 21(
図1A)であると仮定する。
【0103】
アプリケーション1が、第1アンインストールレベルに該当するということが決定された場合、アンインストール部113は、アプリケーション1に対して、第1アンインストールレベルに対応する第1アンインストール作業を行う。
【0104】
さらに詳細に説明すれば、アンインストール部113は、アプリケーション1をデバイス10で駆動するために必要な機能を終了させる第1アンインストール作業を行う。ここで、終了した機能は、アプリケーション1に係わるサービスを提供するサーバ(図示せず)と、デバイス10との間で、ネットワークを介して情報を交換する機能、アプリケーション1の自動アップデート機能、またはアプリケーション1のバックグラウンド・プロセスなどを含む。
【0105】
すなわち、アンインストール部113は、アプリケーション1自体を削除することはないが、アプリケーション1によって生じるネットワーク・トラフィックまたはネットワーク・メッセージを中断させ、アプリケーション1のために、デバイス10のバックグラウンドで実行されているプロセスを終了させ、アプリケーション1の自動アップデートを終了させるというような第1アンインストール作業を行う。
【0106】
しかし、もし第1アンインストール作業が遂行された後、アプリケーション1がユーザによってさらに使用された場合には、アンインストール部113は、第1アンインストール作業によって終了したアプリケーション1の機能を再び活性化する。
【0107】
アプリケーション1が、第2アンインストールレベルに該当するということが決定された場合、アンインストール部113は、アプリケーション1に対して、第2アンインストールレベルに対応する第2アンインストール作業を行う。
【0108】
さらに詳細に説明すれば、アンインストール部113は、アプリケーション1を、ユーザ・インターフェース画面に表示するためのアプリケーション1のアイコン情報のみを維持しながら、アプリケーション1を使用する間、デバイス10に保存されたユーザデータを削除する一方、デバイス10に保存されたユーザデータは、サーバ(図示せず)にバックアップする第2アンインストール作業を行う。
【0109】
ここで、ユーザデータは、アプリケーション1を駆動するための基本設定情報、アプリケーション1に係わるログイン情報、アプリケーション1を使用する間、保存されたコンテンツ、ヒストリー情報またはトランザクション情報などを含む。
【0110】
しかし、もし第2アンインストール作業が遂行された後、アプリケーション1がユーザによって再び使用された場合には、アンインストール部113は、アプリケーション1に対して、サーバにバックアップされたユーザデータをデバイス10に復旧(または、ロールバック)することができる。
【0111】
アプリケーション1が、第3アンインストールレベルに該当するということが決定された場合、アンインストール部113は、アプリケーション1に対して、第3アンインストールレベルに対応する第3アンインストール作業を行う。
【0112】
さらに詳細に説明すれば、アンインストール部113は、アプリケーション1のアイコン、及びアプリケーション1に係わる全ての情報を削除する第3アンインストール作業を行う。
【0113】
しかし、第3アンインストール作業によれば、アプリケーション1が、デバイス10から完全に削除されるので、デバイス10は、ユーザ・インターフェース部120によって、最終的に第3アンインストール作業を行うか否か、すなわち、アプリケーション1を完全に削除するか否かに係わるユーザ選択を入力されるように、あらかじめ設定することができる。そのように設定された場合、アンインストール部113は、ユーザがユーザ・インターフェース部120を介して、第3アンインストール作業を行うということを入力したときにのみ、初めて第3アンインストール作業を行う。
【0114】
一方、
図5、または前述で説明されていない内容であるとしても、本実施形態で説明されたそれぞれのアンインストールレベルで遂行されるそれぞれのアンインストール作業の目的を達成するめの他の動作も、本実施形態の範囲に含まれるということは、当業者であるならば、理解することができるであろう。
【0115】
再び
図2を参照すれば、アンインストール部113は、アプリケーション1(決定されたアプリケーション)を満足するアンインストールレベルに対応する表示状態に、アプリケーション1のアイコンを変更し、ユーザ・インターフェース部120は、変更された表示状態を有するアプリケーション1のアイコンを、ユーザ・インターフェース画面上に表示するということをすでに説明した。
【0116】
あるアンインストールレベルに対応するアンインストール作業が、アプリケーション1に遂行された場合、ユーザ・インターフェース部120は、アプリケーション1のアイコンの一部に、所定シンボルを挿入して表示することができる。ここで、挿入されたシンボルは、錠状、感嘆符のようなシンボルでもあるが、それらに制限されるものではなく、多様な形態のシンボルが挿入される。
【0117】
または、あるアンインストールレベルに対応するアンインストール作業が、アプリケーション1に遂行された場合、ユーザ・インターフェース部120は、アプリケーション1のアイコンの色相、明度及び彩度のうち少なくとも一つを調整して表示することができる。
【0118】
または、あるアンインストールレベルに対応するアンインストール作業が、アプリケーション1に遂行された場合、ユーザ・インターフェース部120は、アプリケーション1のアイコンに、所定の視覚的効果を適用して表示することができる。
【0119】
すなわち、ユーザ・インターフェース部120を介して表示されるアイコンの変更された表示状態は、アイコンの一部にシンボルが挿入された状態、アイコンが暗く変更された状態、アイコンがぼんやりと変更された状態、アイコンがグレースケールに変更された状態、アイコンの枠に点線が挿入された状態、アイコンが視覚的に凹状に変更された状態、アイコンが視覚的に凸状に変更された状態、または前記アイコンが古びたように変更された状態などでもあるが、それらに制限されるものではない。
【0120】
すなわち、アンインストール作業が適用された(アンインストールレベルに該当する)アプリケーションのアイコンが、アンインストール作業が適用されない(アンインストールレベルに該当しない)他のアプリケーションのアイコンと区別されて表示されるための表示状態であるならば、いかなる表示状態も含まれるということは、当業者であるならば、理解することができるであろう。
【0121】
それについては、
図6Aないし
図6Fを参照し、さらに詳細に説明する。
図6Aないし
図6Fに図示された例では、ユーザの観点から、デバイス10の正面視ユーザ・インターフェース画面が図示されている。ここで、
図6Aないし
図6Fに図示されたアプリケーションは、アプリケーションのアイコン自体の表示を変更する方式によって変更された結果であるか、あるいはアプリケーションのアイコン自体の表示は、変更されずに、アプリケーションのアイコンのレイヤ上に、他客体のレイヤを重畳させる方式によって、変更された結果でもある。しかし、このように互いに異なる2つの方式によって表示が変更されるとしても、ユーザは、デバイス10の正面を見るわけであり、アプリケーションのアイコンの表示変更に係わる同一の視覚的効果を感じることができる。
【0122】
図6Aは、デバイス10にインストールされたアプリケーション20が表示されたユーザ・インターフェース画面を図示した図面である。
図6Aを参照すれば、BUSアプリケーション、CANLENDARアプリケーション、BOXアプリケーション、WEATHERアプリケーション、PHONEアプリケーション、NOTEアプリケーションなどを含む多様なアプリケーション20が、デバイス10にインストールされており、このようなアプリケーション20を表現する客体に該当するアイコンは、ユーザ・インターフェース画面上に表示される。ただし、
図6Aのユーザ・インターフェース画面は、一例示であるのみ、本実施形態は、それに制限されるものではない。
【0123】
一方、インストールされたアプリケーション20のうちには、デバイス10のオペレーティング・システムによって、基本的にインストールされたCANLENDARアプリケーション、PHONEアプリケーション、NOTEアプリケーションが含まれる。すなわち、このような基本的にインストールされたアプリケーションは、デバイス10の使用中に、ユーザによって直接インストールされたものではなく、デバイス10で提供する基本的な機能、例えば、電話、文字、メモなどを遂行するために、デバイス10の最初の起動時からインストールされていたアプリケーションでもある。従って、このような基本的にインストールされたアプリケーションは、本実施形態によるアプリケーションの管理対象に該当しないのである。すなわち、モニタリング部111、決定部112及びアンインストール部113を含む制御部110は、基本的にインストールされたアプリケーションを対象外として動作するように設定されるのである。しかし、それに限定されるものではなく、ユーザの設定によって、基本的にインストールされたアプリケーションに対しても本、実施形態による制御部110の動作及び機能が適用されるように設定されもする。
【0124】
図6Bは、本発明の一実施形態によって、デバイス10にインストールされたアプリケーション20にアンインストール作業が適用されたユーザ・インターフェース画面を図示した図面である。
図6Bを参照すれば、BUSアプリケーション611は、第1アンインストールレベルに該当し、BOXアプリケーション612は、第2アンインストールレベルに該当すると仮定することができる。
【0125】
前述のように、決定部112は、モニタリングされたBUSアプリケーション611の使用履歴に基づいて、BUSアプリケーション611は、第1アンインストールレベルに該当するアプリケーションであると決定することができる。そして、決定部112は、モニタリングされたBOXアプリケーション612の使用履歴に基づいて、BOXアプリケーション612は、第2アンインストールレベルに該当するアプリケーションであると決定することができる。
【0126】
アンインストール部113は、第1アンインストールレベルに該当するBUSアプリケーション611のアイコンには、錠状のシンボルが挿入されるように、BUSアプリケーション611のアイコンの表示状態を変更する。その後、ユーザ・インターフェース部120は、デバイス10のユーザ・インターフェース画面上に、右側上端角に錠状のシンボルが挿入されたBUSアプリケーション611のアイコンを表示する。それにより、ユーザは、BUSアプリケーション611が、現在第1アンインストールレベルに該当し、第1アンインストール作業が適用されたということを認識することができる。
【0127】
一方、BUSアプリケーション611のアイコンに係わる表示状態(視覚的表現)の変更は、BUSアプリケーション611のアイコン自体が、錠状のシンボルが挿入されるように変更される方式によるものでもある。または、BUSアプリケーション611のアイコンに係わる表示状態の変更は、BUSアプリケーション611のアイコンを表示するレイヤ上に、他の客体である錠状のシンボルを表示するレイヤが追加して重畳されることにより、変更される方式によるものでもある。すなわち、本実施形態では、いずれか1つの方式によって限定されるものではない。
【0128】
前述のように、このような方式は、本実施形態で説明されるアプリケーションのアイコンに係わる表示状態(視覚的表現)を変更するのに適用可能な方式として、以下のアプリケーション・アイコン(客体)に、感嘆符状のシンボルの挿入、暗い状態、曇った状態、枠が点線である状態、凹状のように、アイコンの表示状態を変更するための処理に適用される。
【0129】
また、アンインストール部113は、第2アンインストールレベルに該当するBOXアプリケーション612のアイコンには、感嘆符状のシンボルが挿入されるように、BOXアプリケーション612のアイコンの表示状態を変更する。その後、ユーザ・インターフェース部120は、デバイス10のユーザ・インターフェース画面上に、右側上端角に感嘆符状のシンボルが挿入されたBOXアプリケーション612のアイコンを表示する。それにより、ユーザは、BOXアプリケーション612は、現在第2アンインストールレベルに該当し、第2アンインストール作業が適用されたということを認識することができる。
【0130】
このように、本実施形態によるデバイス10は、ユーザがあまり使用しないか、あるいは全然使用しないアプリケーションの表示状態が変更されて表示されるように管理することにより、ユーザがさらに容易にアプリケーションを管理するように支援する。特に、本実施形態によるデバイス10は、アンインストールレベル別に、アプリケーションが互いに異なる表示状態を有するように変更することにより、ユーザがさらに容易にアプリケーションを管理するように支援する。
【0131】
図6Cは、本発明の他の一実施形態によって、デバイス10にインストールされたアプリケーション20に、アンインストール作業が適用されたユーザ・インターフェース画面を図示した図面である。
図6Cを参照すれば、BUSアプリケーション620及びBOXアプリケーション620は、第1アンインストールレベルに該当すると仮定する。
【0132】
前述のように、決定部112は、モニタリングされたBUSアプリケーション620及びBOXアプリケーション620の使用履歴に基づいて、BUSアプリケーション620及びBOXアプリケーション620は、第1アンインストールレベルに該当するアプリケーションであると決定することができる。
【0133】
アンインストール部113は、第1アンインストールレベルに該当するBUSアプリケーション620及びBOXアプリケーション620のアイコンは、暗く表示されるように、BUSアプリケーション620及びBOXアプリケーション620のアイコンの表示状態を変更する。その後、ユーザ・インターフェース部120は、デバイス10のユーザ・インターフェース画面上に、暗く変更されたBUSアプリケーション620及びBOXアプリケーション620のアイコンを表示する。それにより、ユーザは、BUSアプリケーション620及びBOXアプリケーション620は、現在第1アンインストールレベルに該当し、第1アンインストール作業が適用されたということを認識することができる。
【0134】
図6Cによれば、BUSアプリケーション620及びBOXアプリケーション620が、同一の第1アンインストールレベルに該当すると仮定した。しかし、もしBUSアプリケーション620及びBOXアプリケーション620それぞれが、互いに異なるアンインストールレベルに該当する場合には、ユーザ・インターフェース部120は、BUSアプリケーション620及びBOXアプリケーション620が区別されるように暗い程度を異ならせて表示することができる。
【0135】
図6Dは、本発明のさらに他の一実施形態によって、デバイス10にインストールされたアプリケーション20に、アンインストール作業が適用されたユーザ・インターフェース画面を図示した図面である。
図6Dを参照すれば、BUSアプリケーション630及びBOXアプリケーション630は、第1アンインストールレベルに該当すると仮定する。
【0136】
前述のように、決定部112は、モニタリングされたBUSアプリケーション630及びBOXアプリケーション630の使用履歴に基づいて、BUSアプリケーション630及びBOXアプリケーション630は、第1アンインストールレベルに該当するアプリケーションであると決定することができる。
【0137】
アンインストール部113は、第1アンインストールレベルに該当するBUSアプリケーション630及びBOXアプリケーション630のアイコンは、曇って表示されるように、BUSアプリケーション630及びBOXアプリケーション630のアイコンの表示状態を変更する。その後、ユーザ・インターフェース部120は、デバイス10のユーザ・インターフェース画面上に、曇るように変更されたBUSアプリケーション630及びBOXアプリケーション630のアイコンを表示する。それにより、ユーザは、BUSアプリケーション630及びBOXアプリケーション630は、現在第1アンインストールレベルに該当し、第1アンインストール作業が適用されたということを認識することができる。
【0138】
図6Dによれば、BUSアプリケーション630及びBOXアプリケーション630が、同一の第1アンインストールレベルに該当すると仮定した。しかし、もしBUSアプリケーション630及びBOXアプリケーション630それぞれが互いに異なるアンインストールレベルに該当する場合には、ユーザ・インターフェース部120は、BUSアプリケーション630及びBOXアプリケーション630が区別されるように曇った程度を異ならせて表示することができる。
【0139】
図6Eは、本発明のさらに他の一実施形態によって、デバイス10にインストールされたアプリケーション20に、アンインストール作業が適用されたユーザ・インターフェース画面を図示した図面である。
図6Eを参照すれば、BUSアプリケーション640及びBOXアプリケーション640は、第1アンインストールレベルに該当すると仮定する。
【0140】
前述のように、決定部112は、モニタリングされたBUSアプリケーション640及びBOXアプリケーション640の使用履歴に基づいて、BUSアプリケーション640及びBOXアプリケーション640は、第1アンインストールレベルに該当するアプリケーションであると決定することができる。
【0141】
アンインストール部113は、第1アンインストールレベルに該当するBUSアプリケーション640及びBOXアプリケーション640のアイコンの枠に点線が表示されるように、BUSアプリケーション640及びBOXアプリケーション640のアイコンの表示状態を変更する。その後、ユーザ・インターフェース部120は、デバイス10のユーザ・インターフェース画面上に、枠が点線に変更されたBUSアプリケーション640及びBOXアプリケーション640のアイコンを表示する。それにより、ユーザは、BUSアプリケーション640及びBOXアプリケーション640は、現在第1アンインストールレベルに該当し、第1アンインストール作業が適用されたということを認識することができる。
【0142】
図6Fは、本発明のさらに他の一実施形態によって、デバイス10にインストールされたアプリケーション20に、アンインストール作業が適用されたユーザ・インターフェース画面を図示した図面である。
図6Fを参照すれば、BUSアプリケーション650及びBOXアプリケーション650は、第1アンインストールレベルに該当すると仮定する。
【0143】
前述のように、決定部112は、モニタリングされたBUSアプリケーション650及びBOXアプリケーション650の使用履歴に基づいて、BUSアプリケーション650及びBOXアプリケーション650は、第1アンインストールレベルに該当するアプリケーションであると決定することができる。
【0144】
アンインストール部113は、第1アンインストールレベルに該当するBUSアプリケーション650及びBOXアプリケーション650のアイコンが凹状に表示されるように、BUSアプリケーション650及びBOXアプリケーション650のアイコンの表示状態を変更する。その後、ユーザ・インターフェース部120は、デバイス10のユーザ・インターフェース画面上に、凹状に変更されたBUSアプリケーション650及びBOXアプリケーション650のアイコンを表示する。それにより、ユーザは、BUSアプリケーション650及びBOXアプリケーション650は、現在第1アンインストールレベルに該当し、第1アンインストール作業が適用されたということを認識することができる。
【0145】
一方、前述の
図6Aないし
図6Fで図示された、ユーザ・インターフェース画面上に表示されたアプリケーションのアイコンの表示状態は、説明の便宜のために例として挙げたのみ、本実施形態は、それらに制限されるものではないということは、当業者であるならば、理解することができるであろう。
【0146】
図7Aは、本発明の一実施形態によって、第1アンインストールレベルで遂行される第1アンインストール作業について説明するための図面である。
図7Aを参照すれば、BUSアプリケーション710は、第1アンインストールレベルに該当すると仮定する。
前述のように、決定部112は、モニタリングされたBUSアプリケーション710の使用履歴に基づいて、BUSアプリケーション710は、第1アンインストールレベルに該当するアプリケーションであると決定することができる。
【0147】
アンインストール部113は、第1アンインストールレベルに該当するBUSアプリケーション710のアイコンには、錠状のシンボルが挿入されるように、BUSアプリケーション710のアイコンの表示状態を変更する。その後、ユーザ・インターフェース部120は、デバイス10のユーザ・インターフェース画面上に、右側上端角に錠状のシンボルが挿入されたBUSアプリケーション710のアイコンを表示する。
【0148】
さらに、アンインストール部113は、デバイス10で、BUSアプリケーション710を駆動するために必要な機能を終了させる第1アンインストール作業を行う。ここで、終了した機能は、BUSアプリケーション710に係わるサービスを提供するサーバ(図示せず)と、デバイス10との間に、ネットワークを介して情報を交換する機能、BUSアプリケーション710の自動アップデート機能、あるいはBUSアプリケーション710のバックグラウンド・プロセスなどを含む。
【0149】
すなわち、アンインストール部113は、BUSアプリケーション710自体を削除しないが、BUSアプリケーション710によって生じるネットワーク・トラフィックまたはネットワーク・メッセージを中断させ、BUSアプリケーション710のために、デバイス10のバックグラウンドで実行されているプロセスを終了させ、BUSアプリケーション710の自動アップデートを終了させるというような第1アンインストール作業を行う。
【0150】
しかし、もし第1アンインストール作業が遂行された後、BUSアプリケーション710がユーザによって、再び使用された場合には、アンインストール部113は、第1アンインストール作業によって終了したBUSアプリケーション710の機能を再び活性化する。
【0151】
図7Bは、本発明の一実施形態によって、第2アンインストールレベルで遂行される第2アンインストール作業について説明するための図面である。
図7Bを参照すれば、BOXアプリケーション720は、第2アンインストールレベルに該当すると仮定する。
【0152】
前述のように、決定部112は、モニタリングされたBOXアプリケーション720の使用履歴に基づいて、BOXアプリケーション720は、第2アンインストールレベルに該当するアプリケーションであると決定することができる。
【0153】
アンインストール部113は、第2アンインストールレベルに該当するBOXアプリケーション720のアイコンには、感嘆符状のシンボルが挿入されるように、BOXアプリケーション720のアイコンの表示状態を変更する。その後、ユーザ・インターフェース部120は、デバイス10のユーザ・インターフェース画面上に、右側上端角に感嘆符状のシンボルが挿入されたBOXアプリケーション720のアイコンを表示する。
【0154】
さらに、アンインストール部113は、BOXアプリケーション720を、ユーザ・インターフェース画面に表示するためのBOXアプリケーション720のアイコン情報のみを維持しながら、BOXアプリケーション720を使用する間、デバイス10に保存されたユーザデータを削除する一方、デバイス10に保存されたユーザデータは、クラウド71またはサーバ72にバックアップする第2アンインストール作業を行う。
【0155】
ここで、ユーザデータは、BOXアプリケーション720を駆動するための基本設定情報、BOXアプリケーション720に係わるログイン情報、BOXアプリケーション720を使用する間、保存されたコンテンツ、ヒストリー情報あるいはトランザクション情報などを含む。
【0156】
しかし、もし第2アンインストール作業が遂行された後、BOXアプリケーション720がユーザによって再び使用された場合には、アンインストール部113は、BOXアプリケーション720に対して、クラウド71またはサーバ72にバックアップされたユーザデータをデバイス10に再び復旧(または、ロールバック)させる。
【0157】
図7Cは、本発明の一実施形態によって、第3アンインストールレベルで遂行される第3アンインストール作業について説明するための図面である。
図7Cを参照すれば、BOXアプリケーション730は、第3アンインストールレベルに該当すると仮定する。
【0158】
前述のように、決定部112は、モニタリングされたBOXアプリケーション730の使用履歴に基づいて、BOXアプリケーション730は、第3アンインストールレベルに該当するアプリケーションであると決定することができる。
【0159】
アンインストール部113は、BOXアプリケーション730のアイコン及びBOXアプリケーション730に係わる全ての情報を削除する第3アンインストール作業を行う。すなわち、BOXアプリケーション730は、ユーザ・インターフェース画面でだけでなく、デバイス10、クラウド71(
図7B)またはサーバ72(
図7B)から完全に削除される。
【0160】
しかし、第3アンインストール作業によれば、BOXアプリケーション730がデバイス10から完全に削除されるので、デバイス10は、ユーザ・インターフェース部120によって、最終的に第3アンインストール作業を行うか否か、すなわち、BOXアプリケーション730を完全に削除するか否かに係わるユーザ選択を入力されるようにあらかじめ設定する。このように設定された場合、アンインストール部113は、ユーザが、ユーザ・インターフェース部120を介して、第3アンインストール作業を行うことを入力したときにのみ、初めて第3アンインストール作業を行う。
【0161】
図8は、本発明の一実施形態によるアプリケーションを管理するデバイス10の詳細ブロック図である。一方、前述の
図2のデバイス10に含まれた構成要素は、
図8のデバイス10に含まれた構成要素の一部に該当する。
【0162】
移動通信部1001は、3G(3rd generation)/4G(4th generation)のようなセルラネットワークを介して、基地局とのコール設定、データ通信などを行う。サーブ通信部1002は、ブルートゥースやNFC(near field communication)など近距離通信のための機能を遂行する。放送部1002は、DMB(digital multimedia broadcasting)放送信号を受信する。
【0163】
カメラ部1004は、写真や動画を撮影するためのレンズ及び光学素子を含む。
センサ部1005は、デバイス10の動きを感知する重力センサ、光の明るさを感知する照度センサ、人の近接度を感知する近接センサ、人の動きを感知するモーションセンサなどを含んでもよい。
【0164】
GPS受信部1006は、人工衛星からGPS信号を受信する。このようなGPS信号を利用して、多様なサービスがユーザに提供される。
【0165】
入出力部1010は、外部機器や人とのインターフェースを提供し、ボタン1011、マイク1012、スピーカ1013、振動モータ1014、コネクタ1015、キーパッド1016を含む。
【0166】
タッチスクリーン1018は、ユーザのタッチ入力を受信する。また、タッチスクリーン・コントローラ1017は、タッチスクリーン1018を介して入力されたタッチ入力を、制御部1050に伝達する。電源供給部1019は、デバイス10に必要な電力を供給するために、バッテリまたは外部電源ソースと連結される。
【0167】
ここで、入出力部1010及びタッチスクリーン1018は、
図2のユーザ・インターフェース部120の詳細構成要素にも該当する。
【0168】
制御部1050は、メモリ1060に保存されたプログラムを実行することにより、本発明によって、ディスプレイ上のオブジェクトを実行し、実行結果を画面に表示する。
【0169】
ここで、制御部1050は、モニタリング部111、決定部112及びアンインストール部113を含む
図2の制御部110にも該当する。
【0170】
メモリ1060は、デバイス10内で処理された結果、または遂行された結果を保存する。例えば、メモリ1060は、
図2のモニタリング部111のモニタリング結果、決定部112の決定結果、またはアンインストール部113のアンインストール結果などを保存することができる。
【0171】
メモリ1060に保存されたプログラムは、その機能によって、複数個のモジュールに分類することができるが、移動通信モジュール1061、Wi−Fiモジュール1062、ブルートゥース・モジュール1063、DMBモジュール1062、カメラ・モジュール1065、センサ・モジュール1066、GPS(global positioning system)モジュール1067、動画再生モジュール1068、オーディオ再生モジュール1069、電源モジュール1070)、タッチスクリーン・モジュール1071)、UIモジュール1072)、アプリケーション・モジュール1073などに分類される。
【0172】
例えば、移動通信モジュール1061、Wi−Fiモジュール1062、ブルートゥース・モジュール1063は、移動通信部1001、サーブ通信部1002及び放送受信部1003のうち少なくとも一つを利用して、他のデバイスまたはサーバからオブジェクトについての情報を受信することができる。
【0173】
また、例えば、タッチスクリーン・モジュール1071は、デバイスの画面を介したユーザのタッチ入力を受信することができる。
【0174】
また、例えば、アプリケーション・モジュール1073は、ユーザのタッチ入力の種類を判断し、ユーザのタッチ入力によって、オブジェクトを拡大するか否かを決定することができる。また、例えば、アプリケーション・モジュール1073は、拡大されたオブジェクトの領域サイズが、所定の臨界値以上であるか否かを判断し、拡大されたオブジェクト領域にいかなる情報を表示するかを決定することができる。また、例えば、アプリケーション・モジュール1073は、オブジェクトの領域が拡大されることにより、ディスプレイ画面をいかに処理するかを決定することができる。
【0175】
また、例えば、UI(user interface)モジュール1072は、アプリケーション・モジュール1073の決定に基づいて、デバイスの画面上に、オブジェクトを拡大して表示して、拡大されたオブジェクトの領域に、所定の情報を表示することができる。また、例えば、UIモジュール1072は、アプリケーション・モジュール1073の決定に基づいて、拡大されたオブジェクトの領域を固定して表示したり、あるいは拡大されたオブジェクトを縮小することができる。
【0176】
各モジュールの機能は、その名称から当業者が直観的に推論することができ、それぞれのモジュールは、本実施形態に係わる図面で説明された一つ以上の機能を遂行するための命令語の集合に対応する。
【0177】
命令語は、別個のソフトウェアプログラム、手続きまたはモジュールによって実行される必要はない。メモリ1060は、追加的な命令語、またはさらに少ない命令語を含んでもよい。さらに、デバイスの多様な機能が一つ以上の信号プロセッシング及び/またはアプリケーション特定集積回路を含むハードウェア及び/またはソフトウェアで実行されもする。
【0178】
図9は、本発明の一実施形態によって、デバイス10にインストールされたアプリケーションを管理する方法のフローチャートである。
図9を参照すれば、アプリケーションの管理方法は、
図2及び
図8のデバイス10で、時系列的に処理される過程であるので、以下、省略された内容であるとしても、
図1Aないし
図8について説明された内容は、
図9のデバイス10にインストールされたアプリケーションの管理方法にも適用される。
【0179】
901段階で、制御部110、特に、モニタリング部111は、インストールされたアプリケーションそれぞれに係わる使用履歴をモニタリングする。
【0180】
902段階で、制御部110、特に、決定部112は、モニタリングされた使用履歴に基づいて、インストールされたアプリケーションのうち、既設定のアンインストール条件を満足する少なくとも1つのアプリケーションを決定する。
【0181】
903段階で、ユーザ・インターフェース部120は、決定されたアプリケーションのアイコンの表示状態を変更し、ユーザ・インターフェース画面上にアイコンを表示する。
【0182】
図10は、本発明の他の一実施形態によって、デバイス10にインストールされたアプリケーションを管理する方法のフローチャートである。
図10を参照すれば、アプリケーションの管理方法は、
図2及び
図8のデバイス10で、時系列的に処理される過程であるので、以下、省略された内容であるとしても、
図1Aないし
図8について説明された内容は、
図10のデバイス10にインストールされたアプリケーションの管理方法にも適用される。
【0183】
1001段階で、制御部110、特に、モニタリング部111は、インストールされたアプリケーションそれぞれに係わる使用履歴をモニタリングする。
【0184】
1002段階で、制御部110、特に、決定部112は、モニタリングされた使用履歴に基づいて、既設定の複数のアンインストールレベルのうち、少なくとも1つのレベルに対応する少なくとも1つのアプリケーションを決定する。
【0185】
1003段階で、制御部110、特に、アンインストール部113は、決定されたアプリケーションを満足するアンインストールレベルに対応するアンインストール作業を、前記決定されたアプリケーションに対して遂行する。
【0186】
図11は、本発明の一実施形態によって、デバイス10にインストールされたアプリケーションを管理する方法の詳細フローチャートである。
図11は、
図9及び
図10で説明されたアプリケーションの管理方法に係わる詳細フローチャートである。
図11を参照すれば、アプリケーションの管理方法は、
図2及び
図8のデバイス10で、時系列的に処理される過程であるので、以下、省略された内容であるとしても、
図1Aないし
図8について説明された内容は、
図11のデバイス10にインストールされたアプリケーションの管理方法にも適用される。
【0187】
1101段階で、デバイス10は、ユーザ・インターフェース部120を介したユーザの入力によって、それぞれのアンインストールレベルに該当するアンインストール条件を設定する。または、デバイス10は、ユーザによって、アンインストール条件が設定されない場合には、デバイス10は、オペレーティング・システムによって指定されたデフォルト値で、アンインストール条件を任意に設定することができる。
【0188】
1102段階で、制御部110、特に、モニタリング部111は、インストールされたアプリケーションそれぞれに係わる使用履歴をモニタリングする。
【0189】
1103段階で、制御部110、特に、決定部112は、モニタリングされた使用履歴に基づいて、インストールされたアプリケーションのうち、既設定のアンインストール条件を満足する少なくとも1つのアプリケーションが存在するか否かを判断する。
【0190】
もし存在するならば、制御部110は、1104段階を遂行する。しかし、存在しないのであれば、制御部110は、1102段階を遂行することにより、続けて使用履歴をモニタリングする。
【0191】
1104段階で、制御部110、特に、決定部112は、モニタリングされた使用履歴に基づいて、決定されたアプリケーションが第1アンインストールレベルに該当するか否かを判断する。
【0192】
もし第1アンインストールレベルに該当するのであれば、制御部110は、1105段階を遂行する。しかし、第1アンインストールレベルに該当するのではなければ、制御部110は、1106段階を遂行する。
【0193】
1105段階で、制御部110、特に、アンインストール部113は、決定されたアプリケーションに対して、第1アンインストール作業を行う。
【0194】
制御部110は、第1アンインストール作業が完了した場合、1102段階を遂行することにより、決定されたアプリケーションの使用履歴を、続けてさらにモニタリングする。
【0195】
1106段階で、制御部110、特に、決定部112は、モニタリングされた使用履歴に基づいて、決定されたアプリケーションが、第2アンインストールレベルに該当するか否かを判断する。
【0196】
もし第2アンインストールレベルに該当するのであれば、制御部110は、1107段階を遂行する。しかし、第2アンインストールレベルに該当するのではなければ、制御部110は、1108段階を遂行する。
【0197】
1107段階で、制御部110、特に、アンインストール部113は、決定されたアプリケーションに対して、第2アンインストール作業を行う。
【0198】
制御部110は、第2アンインストール作業が完了した場合、1102段階を遂行することにより、決定されたアプリケーションの使用履歴を、続けてさらにモニタリングする。
【0199】
1108段階で、制御部110、特に、決定部112は、モニタリングされた使用履歴に基づいて、決定されたアプリケーションが、第3アンインストールレベルに該当するか否かを判断する。
【0200】
もし第3アンインストールレベルに該当するのであれば、制御部110は、1109段階を遂行する。しかし、第3アンインストールレベルに該当するのではなければ、制御部110は、1102段階を遂行する。
【0201】
1109段階で、制御部110、特に、アンインストール部113は、決定されたアプリケーションに対して、第3アンインストール作業を行う。
【0202】
一方、本実施形態では、3段階のアンインストールレベルが存在すると仮定した。従って、第3アンインストール作業の遂行が完了すれば、決定されたアプリケーションは、デバイス10から完全に削除され、それ以上のアンインストール作業を行うことができない。しかし、前述のように、本実施形態では、単に説明の便宜のために3、段階のアンインストールレベルを仮定したのみであり、本実施形態で説明されたアンインストールレベルそれぞれがさらに細分化されるか、あるいは併合されることにより、3段階ではない2段階以上の細分化または併合されたアンインストールレベルでも、本実施形態が動作するということは、当業者であるならば、理解することができるであろう。
【0203】
1110段階で、制御部110は、1103段階でアンインストールレベルに対応するアプリケーションが存在しないと判断された場合、既存に適用されたアンインストールレベルを解除する必要があるアプリケーションが存在するか否かを判断する。すなわち、以前に、ユーザがアプリケーションを使用しないことにより、アンインストールレベルが適用されたが、現在は、アプリケーションを再び使用することにより、アンインストールレベルを解除する必要がある。従って、制御部110は、既存に、アンインストールレベルが適用されたアプリケーションに対して、アンインストールレベルを解除するか否かを判断する。
【0204】
もし解除すると判断されるのであるならば、制御部110は、1111段階を遂行する。しかし、解除しないと判断されるのであるならば、制御部110は、1102段階を遂行する。
【0205】
1111段階で、制御部110は、既存に適用されたアンインストールレベルを解除することにより、1110段階で判断されたアプリケーションに対して、アンインストールレベルを解除する。その後、制御部110は、再び1102段階を遂行する。
【0206】
図12は、本発明の他の一実施形態によって、デバイス10にインストールされたアプリケーションを管理する方法のフローチャートである。
図12を参照すれば、アプリケーションの管理方法は、
図2及び
図8のデバイス10で、時系列的に処理される過程であるので、以下、省略された内容であるとしても、
図1Aないし
図8について説明された内容は、
図12のデバイス10にインストールされたアプリケーションの管理方法にも適用される。
【0207】
1201段階で、ユーザ・インターフェース部120は、デバイス10にインストールされたアプリケーションを表示する。
【0208】
1202段階で、制御部110、特に、モニタリング部111は、インストールされたアプリケーションそれぞれに係わる使用履歴をモニタリングする。
【0209】
1203段階で、制御部110、特に、アンインストール部113は、モニタリングされた使用履歴に基づいて、少なくとも1つのアプリケーションに係わる視覚的表現が変更されるように、ユーザ・インターフェース部120を制御する。
【0210】
なお、前述の本発明の実施形態は、コンピュータで実行されるプログラムで作成可能であり、コンピュータで読み取り可能な記録媒体を利用して、前記プログラムを動作させる汎用デジタル・コンピュータで具現される。また、前述の本発明の実施形態で使用されたデータの構造は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に、多くの手段を介して記録される。前記コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、マグネチック記録媒体(例えば、ROM(read-only memory)、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)、光学的判読媒体(例えば、CD(compact disc)−ROM、DVD(digital versatile disc)など)のような記録媒体を含む。
【0211】
以上、本発明について、その望ましい実施形態を中心に説明した。本発明が属する技術分野で当業者であるならば、本発明が本発明の本質的な特性から外れない範囲で変形された形態に具現されるということを理解することができるであろう。従って、開示された実施形態は、限定的な観点ではなく、説明的な観点から考慮されなければならない。本発明の範囲は、前述の説明ではなく。特許請求の範囲に示されており、それと同等な範囲内にある全ての差異は、本発明に含まれたものであると解釈されなければならないのである。