【文献】
特集1第3章“通知バーと通知パネルを大改造”,アンドロイドは初期設定で使うな, 日経BPパソコンベストムック 2016年最新版,日経BP社,2016年 2月27日,pp.12〜13
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記グラフィック・コードが前記カスタマイズされたレイアウトで表示された後でタッチ・コマンドが受信された場合に、所定のアプリケーション・プログラムから新たなグラフィック・コードを取得するステップであって、前記カスタマイズされたレイアウトで表示される前記グラフィック・コードは前記所定のアプリケーション・プログラムから取得され、前記タッチ・コマンドは前記カスタマイズされたレイアウトがトリガされた場合に生成される、ステップ;及び
前記カスタマイズされたレイアウトで表示される前記グラフィック・コードを、新たに取得されたグラフィック・コードに置換するステップ;
を更に含む請求項1ないし3のうち何れか一項に記載の方法。
前記グラフィック・コードが前記カスタマイズされたレイアウトで表示される場合に、前記カスタマイズされたレイアウトにおいて、前記グラフィック・コードが帰属する前記所定のアプリケーション・プログラムの識別情報を表示するステップを更に含み、前記識別情報は、前記所定のアプリケーション・プログラムを一意に識別する、請求項1ないし5のうち何れか一項に記載の方法。
所定のアプリケーション・プログラムに関する選択インターフェースを表示するステップであって、前記選択インターフェースは、1つ以上のインストールされた所定のアプリケーション・プログラムを選択するために使用される選択制御部を含む、ステップ;及び
前記所定のアプリケーション・プログラムの選択制御部がトリガされる場合に、前記所定のアプリケーション・プログラムから前記グラフィック・コードを取得するステップ;
を更に含む請求項1ないし6のうち何れか一項に記載の方法。
前記所定のアプリケーション・プログラムから前記グラフィック・コードを取得し損なった場合、前記グラフィック・コードの取得に失敗した理由を含むプロンプト情報を表示し、及び/又は、作成されたカスタマイズされたレイアウトを前記通知バーから削除するステップを更に含む請求項1ないし7のうち何れか一項に記載の方法。
プロセッサにより実行される場合に、グラフィック・コードを表示するオペレーションを前記プロセッサに実行させるコンピュータ読み取り可能な命令を保存するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記オペレーションは請求項1ないし9のうち何れか一項に記載の方法を含む、記憶媒体。
【発明を実施するための形態】
【0023】
本開示の目的、技術的解決手段、及び利点を明らかにするために、図面を参照しながら以下の詳細な説明が理解されるべきである。
【0024】
本開示の一実施形態において、電子デバイスを利用してグラフィック・コードを提示する前に、先ずユーザは電子デバイスで所定のアプリケーション・プログラムで所定のインターフェースを開く必要があり、その後に所定のインターフェースでグラフィック・コードを表示する。そのようなグラフィック・コード表示方法は複雑である。
【0025】
図1は本開示の実施形態によるグラフィック・コード表示方法のフローチャートである。説明のため、グラフィック・コード表示方法が電子デバイスに適用される具体例が使用されている。ここで説明される電子デバイスはスマートフォン及びタブレット・コンピュータのようなデバイスであっても良い。
図1に示されるように、グラフィック・コード表示方法は以下のステップを含む:
【0026】
ステップ101:通知バーにおけるカスタマイズされたレイアウトが作成され、カスタマイズされたレイアウトは、所定のアプリケーション・プログラムから取得されるグラフィック・コードを担うために使用される。
【0027】
簡易通知バー(A convenient notification bar)(以下、省略して「通知バー」として言及される)は、システム・セキュリティ・タイプのソフトウェアである。電子デバイスが電源投入されて動作すると、通知バーがロードされて動作する。通知バーは、バックグランドで動作を継続し、表示から隠される。表示リクエストを受けた場合、例えば、電子デバイスの表示スクリーンでユーザによりプルダウン操作が実行された場合、電子デバイスは通知バーを表示する。
【0028】
通知バーは、電子デバイスの表示スクリーンの端部でシステムにより設定されたエリアであって、未読メッセージ及びその他の一般的なプログラム・アイコンを提示するために使用されるエリアである。他のアプリケーション・プログラムに帰属し且つシステム・ファイルからインターセプトされる未読メッセージが、通知バーで表示されても良い。電子デバイスの残存する電力を示すアイコン、電子デバイスの現在のネットワーク・アクセス・モードを示すアイコン等が、通知バーで更に表示されても良い。また、カスタマイズされたレイアウトが更に表示されても良く、取得されるグラフィック・コードは、カスタマイズされたレイアウトで表示される。
【0029】
一般に、これら未読メッセージが帰属するアプリケーション・プログラムの通知アイコン、残存電力を示すアイコン、及びネットワーク・アクセス・モードに対応するアイコンは、通知バーの固定された提示エリアで全て表示される。通知バー上でプルダウン命令が受信されると、通知バーにおける未読メッセージはリスト形式でプルダウン・インターフェースで提示されても良く、未読メッセージに対応する通知アイコンは、通知バーの固定された提示エリアから消える。通知バーの固定された提示エリアにおいて、(例えば、残存する電力を示すアイコン、及びネットワーク・アクセス・モードを示すアイコンのような)他のアイコンが更に提示される。
【0030】
カスタマイズされたレイアウトは、通知バーに対応するプルダウン・インターフェースにおけるリストのレイアウトの1つである。カスタマイズされたレイアウトは、通知バーの固定された提示エリアの中でショートカット・アイコンを有していても良い。ショートカット・アイコンは、上記の通知アイコンと同等なものである。カスタマイズされたレイアウトは、プルダウン・インターフェース内にあり且つ未読メッセージを提示するために使用されるアイコンと同等なものである。
【0031】
グラフィック・コードは、情報を担う図形であり、例えば、一般的なバーコード又は二次元コードである図形である。
【0032】
ステップ102:グラフィック・コードは、カスタマイズされたレイアウトを利用することにより、所定のアプリケーション・プログラムから読み込まれる。グラフィック・コードは、所定のアプリケーション・プログラムにリンクされる対応するサーバから、所定のアプリケーション・プログラムにより取得される。
【0033】
アプリケーション・プログラムは、支払アプリケーション・プログラム、ソーシャル・ネットワーキング・アプリケーション・プログラム等であっても良い。これらのアプリケーション・プログラムは、ユーザ・アカウントの対応する操作に従って、サーバから、対応するグラフィック・コードを取得する。別のデバイスは、グラフィック・コード中の情報を取得するために、そのようなグラフィック・コードをスキャンすることが可能である。
【0034】
ステップ103:カスタマイズされたレイアウトでグラフィック・コードが表示される。
【0035】
要するに、本開示のこの実施形態で提供されるグラフィック・コード表示方法では、カスタマイズされたレイアウトが通知バーにおいて作成され、所定のアプリケーション・プログラムから取得されるグラフィック・コードが、カスタマイズされたレイアウトで表示される。アプリケーション・プログラムに関わるグラフィック・コードは、通知バーに直接的に表示されることが可能である。更に、通知バーを開く操作は非常に簡単である。例えば、バックグランドで動作している通知バーを開くためには、スクリーン上でスワイプする動作しか必要とされない。従って、グラフィック・コードを表示する複雑なステップは簡略化される。従って、関連する事例でグラフィック・コードを表示する複雑なステップの問題は解決される。グラフィック・コードを表示するプロシジャは短縮され、それにより、グラフィック・コードを利用して対応するオペレーションを実行することは、更に便利になる。
【0036】
図2Aは、本開示の別の実施形態によるグラフィック・コード表示方法のフローチャートである。説明のため、グラフィック・コード表示方法が電子デバイスに主に適用される具体例が使用されている。ここで説明される電子デバイスはスマートフォン及びタブレット・コンピュータのようなデバイスであっても良い。
図2Aに示されるように、グラフィック・コード表示方法は以下のステップを含む:
【0037】
ステップ201:カスタマイズされたレイアウトが通知バーにおいて作成される。
【0038】
所定のアプリケーション・プログラムから取得されるグラフィック・コードを担うために、カスタマイズされたレイアウトが使用される。
【0039】
グラフィック・コードは、バーコード、二次元コード等であっても良い。グラフィック・コードは、提示される図形を利用することにより、関連する情報を表現しても良い。グラフィック・コードの具体的な形態は、この実施形態に限定されない。
【0040】
この実施形態では、通知バーにおけるカスタマイズされたレイアウトを作成するために、カスタマイズされたレイアウトは、アンドロイド・システムにおける通知サービスのリモートビューの機能(function of RemoteView of Notification service in an Android system)を利用することにより、設定されることが可能である。
【0041】
ステップ202:カスタマイズされたレイアウトを利用することにより、グラフィック・コードが、所定のアプリケーション・プログラムから読み込まれる。
【0042】
所定のアプリケーション・プログラムは、グラフィック・コードの取得及び提示に関わるアプリケーション・プログラムであって良く、例えば、支払アプリケーション・プログラム、又はソーシャル・ネットワーキング・アプリケーション・プログラムである。これらの所定のアプリケーション・プログラムは、ディベロッパにより予め設定されていても良い。そのような所定のアプリケーション・プログラムが電子デバイスにインストールされていることを見出すと、システムは、これらインストールされた所定のアプリケーション・プログラムからグラフィック・コードを取得する。
【0043】
所定のアプリケーション・プログラムは、所定のアプリケーション・プログラムにリンクされる対応するサーバから、グラフィック・コードを取得する。グラフィック・コード内の情報を取得するために、別のデバイスはそのようなグラフィック・コードをスキャンすることが可能である。
【0044】
アンドロイド・システムにおける通知(Notification)は、グローバルな特徴及びクロス・プロセス特性(a global characteristic and a cross-process feature)を有する。従って、通知サービスのリモートビューの機能を利用することで設定されたカスタマイズされたレイアウトは、他のアプリケーション・プログラムから内容(例えば、グラフィック・コード又はその他の情報)を読み込むことが可能である。
【0045】
本開示の実施形態では、カスタマイズされたレイアウトを利用することにより、所定のアプリケーション・プログラムからグラフィック・コードが読み込まれる場合、グラフィック・コードを取得するために、カスタマイズされたレイアウトを利用することにより、所定の時点で所定のアプリケーション・プログラムへフェッチ・コマンドが送信されることが可能であり、所定のアプリケーション・プログラムによりフィードバックされるグラフィック・コードが受信されることが可能である。
【0046】
所定のアプリケーション・プログラムが、取得されたグラフィック・コードを通知バーへフィードバックすることをトリガするために、フェッチ・コマンドが使用される。
【0047】
グラフィック・コードが悪意にスキャンされてしまうことを防止するために、所定のアプリケーション・プログラムに対応するサーバは、所定の時間インターバルでリアルタイムにグラフィック・コードを周期的に更新する。サーバがグラフィック・コードを更新した後、グラフィック・コードの更新前に電子デバイスにより取得されたグラフィック・コードは、満了する。電子デバイスがリアルタイムに有効なグラフィック・コードを取得できることを保証するために、所定のアプリケーション・プログラムは、更新されたグラフィック・コードを取得するために所定の時間インターバルでサーバへリクエストを周期的に送信する。従って、電子デバイスの通知バー又はシステムが、電子デバイスにインストールされている所定のアプリケーション・プログラムへフェッチ・コマンドを送信した後に、(i) 所定のアプリケーション・プログラムが、フェッチ・コマンドが受信されるより前の最後の時点で取得された最新のグラフィック・コードを取得することがトリガされる、或いは(ii)所定のアプリケーション・プログラムが、フェッチ・コマンドが受信された後にサーバから取得されるグラフィック・コードを取得することがトリガされる。所定のアプリケーション・プログラムは、グラフィック・コードを取得した後に、取得したグラフィック・コードを通知バーへフィードバックする。
【0048】
所定の時点は、所定の時間インターバルに対応する時点、又は所定のアプリケーション・プログラムが開かれる(開始される)時点である。所定の時間インターバルの特定の持続時間は、ユーザによりマニュアルで設定されても良いし、或いはディベロッパにより事前に設定されていても良い。
【0049】
ステップ203:グラフィック・コードは、カスタマイズされたレイアウトで表示される。
【0050】
カスタマイズされたレイアウトの上記の特徴から理解できるように、通知サービスのリモートビューの機能を利用することにより設定されるカスタマイズされたレイアウトは、他のアプリケーション・プログラムから内容を読み込むことが可能である。内容(又はコンテンツ)は、例えば、グラフィック・コード又はその他の情報である。このように、他のアプリケーション・プログラムから読み込まれる内容が、設定されたカスタマイズされたレイアウトで表示されることが可能であり、それにより、通知バーにおけるカスタマイズされたレイアウトは、アプリケーション・プログラムで内容を表示することが可能である。内容は通知バーで直接的に眺められることが可能であり、それにより、アプリケーション・プログラムから内容を読み込むプロシジャは簡略化される。
【0051】
カスタマイズされたレイアウトを利用することにより所定のアプリケーション・プログラムからグラフィック・コードを成功裏に読み込むために、カスタマイズされたレイアウトが決定される場合に、アプリケーション・プログラムから読み込まれるコンテンツのタイプが決定されても良い点に、留意すべきである。そのタイプは、グラフィック・コードであるように決定され、或いは、バーコード、二次元コード等であるように決定される。このように、カスタマイズされたレイアウトは、所定のアプリケーション・プログラムからコンテンツを読み込むために、決定されたグラフィック・コードを読み込むことしか必要としない。
【0052】
実際の実現の際には、カスタマイズされたレイアウトは、作成された後にコンテンツを表示しなくても良い。即ち、そのディスプレイ・コンテンツはブランクである。所定のアプリケーション・プログラムからグラフィック・コードを読み込むことに成功した後、カスタマイズされたレイアウトは、表示のために、カスタマイズされたレイアウトの表示エリアの中で、読み込んだグラフィック・コードを重ねる。可能な実現例において、グラフィック・コードは、次のようなコードを利用することにより、カスタマイズされたレイアウト内に表示されても良い:
public Notification getNotification(Context context, UMessage msg) {
switch (msg.builder_id) {
case 1:
NotificationCompat.Builder builder = new NotificationCompat.Builder(context);
RemoteViews myNotificationView = new RemoteViews(context.getPackageName(), R.layout.notification_view);
myNotificationView.setTextViewText(R.id.notification_title, msg.title);
myNotificationView.setTextViewText(R.id.notification_text, msg.text);
myNotificationView.setImageViewBitmap(R.id.notification_large_icon, getLargeIcon(context, msg));
myNotificationView.setImageViewResource(R.id.notification_small_icon, getSmallIconId(context, msg));
builder.setContent(myNotificationView);
Notification mNotification = builder.build();
mNotification.contentView = myNotificationView;
return mNotification;
default:
return super.getNotification(context, msg);
}
}
【0053】
カスタマイズされた通知のスタイルを構成するために、拡張マークアップ言語(XML)が使用される。
【0054】
本開示の実施形態において、カスタマイズされたレイアウトのサイズが、グラフィック・コードを完全に表示するために大きく設定される場合、結果的に、通知バーのプルダウン・インターフェースは、より多くの通知メッセージを表示できなくなる。従って、グラフィック・コードは、以下のような少なくとも2つの表示方法で、カスタマイズされたレイアウトで表示されても良い:
【0055】
第1表示方法では、グラフィック・コードは、カスタマイズされたレイアウトにおいて、サムネイルで表示される。
【0056】
図2Bは、本開示の実施形態によりカスタマイズされたレイアウトでグラフィック・コードを表示することについての概略図である。
図2Bに示されるように、
図2B(1)のグラフィック・コード21はオリジナル・サイズを有する。グラフィック・コード21に加えて、通知バーのプルダウン・インターフェースに、4つのメッセージが表示されることが可能である。通知バーのプルダウン・インターフェースにおいて、より多くの通知メッセージを表示するために、縮小されたサイズを有するグラフィック・コード22が、
図2B(2)のカスタマイズされたレイアウトで表示される。即ち、グラフィック・コード22は、グラフィック・コード21のサイズが縮小された後に取得されたグラフィック・コードである。このように、グラフィック・コード22に加えて、通知バーのプルダウン・インターフェースにおいて5つの通知メッセージが表示されることが可能である。明らかに、カスタマイズされたレイアウトでグラフィック・コードをサムネイルで表示する表示方法を利用することにより、通知バーのプルダウン・インターフェースで表示される通知メッセージの数を増やすことが可能である。
【0057】
第2表示方法では、カスタマイズされたレイアウトでグラフィック・コードが部分的に表示され、そのような表示は
図2Cに明示されている。
【0058】
図2Cは、本開示の別の実施形態によりカスタマイズされたレイアウトでグラフィック・コードを表示することについての概略図である。
図2Cに示されるように、
図2C(1)のグラフィック・コードはオリジナル・サイズを有し、グラフィック・コード23に加えて、4つの通知メッセージが、通知バーのプルダウン・インターフェースで表示されることが可能である。通知バーのプルダウン・インターフェースにおいて、より多くの通知メッセージを表示するために、グラフィック・コード24は、
図2C(2)のカスタマイズされたレイアウトにおいて部分的に表示される。即ち、グラフィック・コード24はグラフィック・コード23の一部分である。このように、グラフィック・コード24に加えて、通知バーのプルダウン・インターフェースにおいて、5つの通知メッセージが表示されることが可能である。明らかに、カスタマイズされたレイアウトでグラフィック・コードを部分的に表示する表示方法を利用することにより、通知バーのプルダウン・インターフェースで表示される通知メッセージの数を効果的に増やすことが可能である。
【0059】
本開示の実施形態では、複数のグラフィック・コードが通知バーに表示される場合に、複数のグラフィック・コード、及び複数のグラフィック・コードに対応する所定のアプリケーション・プログラムを、ユーザが混乱してしまうことを防止するために、カスタマイズされたレイアウトでグラフィック・コードが表示される場合に、グラフィック・コードが帰属する所定のアプリケーション・プログラムの識別情報が、カスタマイズされたレイアウトで表示される。
【0060】
識別情報は、所定のアプリケーション・プログラムを一意に識別するために使用される。識別情報は、アプリケーション・プログラムの名称、又はアプリケーション・プログラムのロゴ(LOGO)であっても良い。
【0061】
図2Dは、グラフィック・コードが帰属する所定のアプリケーション・プログラムの識別情報を、本開示の実施形態によるカスタマイズされたレイアウトで表示することについての概略図である。
図2Dに示されるように、所定のアプリケーション・プログラムABCの識別情報25及びグラフィック・コード26は同じカスタマイズされたレイアウト内にあり、所定のアプリケーション・プログラム123の識別情報27及びグラフィック・コード28は同じカスタマイズされたレイアウト内にある。
【0062】
フローチャートがステップ204に進む場合の
図2Aを更に参照すると:カスタマイズされたレイアウトがトリガされた場合に生成されたタッチ命令が受信された場合に、カスタマイズされたレイアウトで表示されるグラフィック・コードが帰属する所定のアプリケーション・プログラムから新たなグラフィック・コードを取得し、カスタマイズされたレイアウトで表示されるグラフィック・コードを、新たに取得したグラフィック・コードに置換する。
【0063】
電子デバイスは、オンライン・アドバイス・アクティビティ(OnlineAdviceActivity)の機能を利用することにより、イベントを監視することが可能である。ユーザが通知バーを開き、カスタマイズされたレイアウトにタッチする場合に、ユーザは、通知バーのカスタマイズされたレイアウトに新たなグラフィック・コードをプッシュ(又は後押し)するように、所定のアプリケーション・プログラムをトリガすることが可能である。新たなグラフィック・コードは、ビットマップ・ファイルのフォーマットでプッシュされ且つクロス・プロセスの形式(a way of cross-process)でカスタマイズされたレイアウトへ送信されることが可能である。カスタマイズされたレイアウトにより、新たなグラフィック・コードが受信されると、表示されるグラフィック・コードは、新たに受信されたグラフィック・コードに置換される。
【0064】
本開示の実施形態では、オリジナルのカスタマイズされたレイアウトで表示されるグラフィック・コードが小さすぎる或いは完全には表示されていない場合に、別のデバイスはそのグラフィック・コードのスキャンに失敗するかもしれない。これを回避するため、カスタマイズされたレイアウトに表示されるグラフィック・コードは、2つの表示方法(即ち、置換表示方法及び被覆表示方法)を利用することにより、新たに取得されるグラフィック・コードで置換される。
【0065】
第1表示方法では、カスタマイズされたレイアウトは表示のために拡大される。拡大されるカスタマイズされたレイアウトでは、カスタマイズされたレイアウトで表示されるグラフィック・コードは、新たに取得されるグラフィック・コードに置換される。
【0066】
図2Eは、本開示の実施形態により表示するために、カスタマイズされたレイアウトを拡大することについての概略図である。
図2Eに示されるように、カスタマイズされたレイアウトがトリガされた場合に生成されたタッチ命令を電子デバイスが受信した場合、電子デバイスは、カスタマイズされたレイアウトを拡大し、カスタマイズされたレイアウトで表示されるグラフィック・コード29が帰属する所定のアプリケーション・プログラムから新たなグラフィック・コード30を取得し、拡大されたカスタマイズされたレイアウトで表示されるグラフィック・コード29を、新たに取得されたグラフィック・コード30で置換する。
【0067】
第2表示方法では、カスタマイズされたレイアウトで表示されるグラフィック・コードは、新たに取得されたグラフィック・コードで置換され、新たに取得されたグラフィック・コードは、カスタマイズされたレイアウトをカバーするポップアップ・ボックスで完全に表示される。
【0068】
図2Fは、本開示の実施形態により表示するために、カスタマイズされたレイアウトを覆い隠すことについての概略図である。
図2Fに示されるように、カスタマイズされたレイアウトがトリガされた場合に生成されたタッチ命令を電子デバイスが受信した場合、電子デバイスは、カスタマイズされたレイアウトで表示されるグラフィック・コード31が帰属する所定のアプリケーション・プログラムから新たなグラフィック・コード32を取得し、カスタマイズされたレイアウトで表示されているグラフィック・コード31を新たに取得されたグラフィック・コードで置換し、カスタマイズされたレイアウトをカバーするポップアップ・ボックス33を利用することにより、新たに取得されたグラフィック・コード32を完全に表示する。
図2Fに示されるように、拡大されたグラフィック・コード32又はグラフィック・コード32を担うために使用されるポップアップ・ボックス33は、通知バーで表示されていた全部又は一部の通知メッセージを覆い隠す。
【0069】
要するに、本開示のこの実施形態によるグラフィック・コード表示方法では、カスタマイズされたレイアウトが通知バーにおいて作成され、所定のアプリケーション・プログラムから取得されるグラフィック・コードが、カスタマイズされたレイアウトで表示される。アプリケーション・プログラムに関わるグラフィック・コードは、通知バーに直接的に表示されることが可能である。グラフィック・コードを表示する複雑なステップは簡略化される。従って、グラフィック・コードを表示する複雑なステップの問題は解決される。グラフィック・コードを表示するプロシジャは短縮され、それにより、グラフィック・コードを利用して対応するオペレーションを実行することは、更に便利になる。
【0070】
この実施形態では、グラフィック・コードが所定の時間インターバルで周期的に取得され、それにより、カスタマイズされたレイアウトで表示されるグラフィック・コードは有効なグラフィック・コードであるようになる。所定のアプリケーション・プログラムが開かれた場合に、グラフィック・コードが取得される。このように、グラフィック・コードはリアルタイムで周期的に取得されるので、電子デバイスの処理負担が増えてしまうことは防止される。
【0071】
この実施形態では、グラフィック・コードはサムネイルで表示される或いは部分的に表示され、それにより、カスタマイズされたレイアウトのサイズが、グラフィック・コードを完全に表示するために大きく設定される場合に、通知メッセージのプルダウン・インターフェースにおいて、多くの通知メッセージが表示できなくなってしまうことを回避する。
【0072】
この実施形態では、カスタマイズされたレイアウトで表示されるグラフィック・コードを更新し、使用されるグラフィック・コードは有効なグラフィック・コードであることを保証するために、カスタマイズされたレイアウトは、使用中にマニュアルでタッチされる。
【0073】
この実施形態では、カスタマイズされたレイアウトを表示のために拡大する方法、又はポップアップ・ボックス表示の方法は、使用されるグラフィック・コードを拡大するために使用され、オリジナルのカスタマイズされたレイアウトで表示されるグラフィック・コードが小さすぎる或いは完全には表示されない場合に、別の電子デバイスがグラフィック・コードのスキャンに失敗してしまうことを回避する。
【0074】
この実施形態では、グラフィック・コードに対応する所定のアプリケーション・プログラムの識別情報は、カスタマイズされたレイアウトでグラフィック・コードが表示される場合に同時に表示され、それにより、複数のアプリケーション・プログラムに関わるグラフィック・コードが通知バーに表示される場合に、ユーザが、グラフィック・コード及びグラフィック・コードに対応する所定のアプリケーション・プログラムを混同してしまうことを回避する。
【0075】
この実施形態では、カスタマイズされたレイアウトは、アンドロイド・システムの通知サービスのリモートビューの機能を利用することにより設定される。アンドロイド・システムの通知サービスは、グローバルな特徴及びクロス・プロセス特性を有する。従って、通知サービスのリモートビューの機能を利用することで設定されたカスタマイズされたレイアウトは、他のアプリケーション・プログラムから内容(例えば、グラフィック・コード又はその他の情報)を読み込むことが可能である。このように、読み込まれる内容は、設定されたカスタマイズされたレイアウトで表示されることが可能であり、それにより、通知バーにおけるカスタマイズされたレイアウトは、アプリケーション・プログラムで内容を表示することが可能である。その内容は通知バーで直接的に眺めることが可能であり、それにより、アプリケーション・プログラムから内容を読み込むプロシジャは簡略化される。
【0076】
この実施形態では、所定のアプリケーション・プログラムから、カスタマイズされたレイアウトにより読み込まれる情報のタイプが、カスタマイズされたレイアウトの構築中に設定され、そのタイプはグラフィック・コードである。グラフィック・コードはバーコード又は二次元コードである。所定のアプリケーション・プログラムから、カスタマイズされたレイアウトにより読み込まれることが可能な情報のタイプは、グラフィック・コードであるように限定される。従って、カスタマイズされたレイアウトは、所定のアプリケーション・プログラムのグラフィック・コードを読み込むことしか必要とされず、それにより、グラフィック・コードを表示するプロシジャは簡略化される。
【0077】
可能な実現例では、電子デバイスが所定のアプリケーション・プログラムからグラフィック・コードの取得に成功した場合に、グラフィック・コードを表示するためにカスタマイズされたレイアウトが使用されることが可能である。
図2Aのステップ205のオペレーションは、所定のアプリケーション・プログラムからグラフィック・コードを取得することに電子デバイスが失敗した場合に実行されても良い。
【0078】
ステップ205:所定のアプリケーション・プログラムからグラフィック・コードを取得し損なった場合に、プロンプト情報又は催促情報(the prompt information)が表示され、及び/又は、作成されたカスタマイズされたレイアウトが通知バーから削除される。
【0079】
ステップ205は例えば3つの可能な実現例を含む。
【0080】
1.電子デバイスが所定のアプリケーション・プログラムからグラフィック・コードを取得することに失敗した場合に、プロンプト情報を表示する。
【0081】
ここで説明されるプロンプト情報は、グラフィック・コードを取得することに失敗した理由を含む。
【0082】
プロンプト情報は、電子デバイスが所定のアプリケーション・プログラムからグラフィック・コードを取得することに失敗した理由をユーザに注意喚起するために表示されても良く、それにより、ユーザが対応策を講じるようにする。例えば、所定のアプリケーション・プログラムのログイン・パスワードが満了している場合、電子デバイスは所定のアプリケーション・プログラムからグラフィック・コードを取得できない。この場合、電子デバイスは、所定のアプリケーション・プログラムのログイン・パスワードを改めて有力するようにユーザを促すために、プロンプト情報を表示しても良い。
【0083】
2.電子デバイスが、所定のアプリケーション・プログラムからグラフィック・コードを取得することに失敗した場合、作成されたカスタマイズされたレイアウトを通知バーから削除する。
【0084】
有効でないカスタマイズされたレイアウトが通知バーのプルダウン・インターフェースを占有し、より多くの通知メッセージが通知バーのプルダウン・インターフェースで表示できなくなってしまうことを回避するために、電子デバイスが所定のアプリケーション・プログラムからグラフィック・コードを取得することに失敗した場合に、作成されたカスタマイズされたレイアウトは削除されて良い。
【0085】
3.電子デバイスが所定のアプリケーション・プログラムからグラフィック・コードを取得することに失敗した場合に、プロンプト情報を表示し、作成されたカスタマイズされたレイアウトを通知バーから削除する。
【0086】
本開示の実施形態において、カスタマイズされたレイアウトを削除するために使用される削除命令が受信された後に、カスタマイズされたレイアウトが通知バーから削除される。
【0087】
この実施形態では、電子デバイスが所定のアプリケーション・プログラムからグラフィック・コードを取得することに失敗した場合に、電子デバイスがグラフィック・コードを取得することに失敗した理由をユーザに注意喚起するために表示され、それにより、ユーザが対応する措置を講じるようにしても良く、及び、有効でないカスタマイズされたレイアウトが通知バーのプルダウン・インターフェースを占有し、より多くの通知メッセージが通知バーのプルダウン・インターフェースで表示できなくなってしまうことを回避するために、作成されたカスタマイズされたレイアウトが削除されても良い。
【0088】
この実施形態では、ユーザは、条件に応じて、表示される必要のあるグラフィック・コードを隠すカスタマイズされたレイアウトをマニュアルで削除しても良い。
【0089】
可能な実現例において、ユーザは、条件に応じて、グラフィック・コードの所定のアプリケーション・プログラムを取得しても良い。オペレーションはステップ206及びステップ207を含んでも良い。
図2Gを詳細に参照する。
図2Gは、所定のアプリケーション・プログラム選択インターフェースで所定のアプリケーション・プログラムを選択する本開示の実施形態による方法のフローチャートである。
【0090】
ステップ206:所定のアプリケーション・プログラム選択インターフェースが表示される。
【0091】
ここで説明される所定のアプリケーション・プログラム選択インターフェースは、様々なインストールされた所定のアプリケーション・プログラムを選択するために使用される選択制御部を含む。
【0092】
ステップ207:その選択制御部がトリガされている所定のアプリケーション・プログラムから、グラフィック・コードが取得される。
【0093】
本開示の実施形態において、選択制御部がトリガされている所定のアプリケーション・プログラムの個数が、作成されたカスタマイズされたレイアウトの個数より少ない場合、冗長的なカスタマイズされたレイアウトは削除される。
【0094】
本開示の実施形態において、選択制御部がトリガされている所定のアプリケーション・プログラムの個数が、作成されたカスタマイズされたレイアウトの個数より少ない場合、プロンプト情報が表示される。プロンプト情報は、選択された所定のアプリケーション・プログラムの個数を減らすように、ユーザを促すために使用される。
【0095】
この実施形態では、選択された所定のアプリケーション・プログラムについての及びカスタマイズされたレイアウトで表示されるグラフィック・コードを、ユーザが条件に応じてリアルタイムに変更できるように、所定のアプリケーション・プログラムの選択インターフェースが設定される。
【0096】
以下、本開示による装置の実施形態が説明される。装置の実施形態で十分には説明されていない詳細については、上記の対応する方法の実施形態を参照されたい。
【0097】
図3Aは、本開示の実施形態によるグラフィック・コード表示装置の構造的ブロック図である。説明のため、グラフィック・コード表示装置が主に電子デバイスに適用される具体例が使用されている。ここで説明される電子デバイスはスマートフォン及びタブレット・コンピュータのようなデバイスであっても良い。
図3Aに示されるように、グラフィック・コード表示装置は、作成モジュール301、第1取得モジュール302、及び第1表示モジュール303を含む。
【0098】
作成モジュール301は、通知バーにおけるカスタマイズされたレイアウトを作成するように構成され、カスタマイズされたレイアウトは、所定のアプリケーション・プログラムから取得されるグラフィック・コードを読み込むために使用される。
【0099】
第1取得モジュール302は、カスタマイズされたレイアウトを利用することにより、所定のアプリケーション・プログラムからグラフィック・コードを読み込むように構成され、グラフィック・コードは、所定のアプリケーション・プログラムにリンクされた対応するサーバから、所定のアプリケーション・プログラムにより取得される。
【0100】
第1表示モジュール303は、カスタマイズされたレイアウトでグラフィック・コードを表示するように構成されている。
【0101】
可能な実現例において、第1表示モジュール303は、アンドロイド・システムの通知サービスのリモートビューの機能を利用することにより、カスタマイズされたレイアウトを設定するように更に構成されている。
【0102】
可能な実現例において、第1表示モジュール303は、カスタマイズされたレイアウトの構築中に、所定のアプリケーション・プログラムから、カスタマイズされたレイアウトにより読み込まれる情報のタイプを設定するように更に構成され、その場合においてそのタイプはグラフィック・コードである。
【0103】
可能な実現例に関し、
図3Bを参照する。
図3Bは、本開示の別の実施形態によるグラフィック・コード表示装置の構造的ブロック図である。第1取得モジュール302は、カスタマイズされたレイアウトを利用することにより、所定の時点で所定のアプリケーション・プログラムへフェッチ・コマンドを送信するように更に構成されており、この場合において、フェッチ・コマンドは、所定のアプリケーション・プログラムが取得グラフィック・コードを通知バーにフィードバックすることをトリガするために使用され、取得されるグラフィック・コードは、フェッチ・コマンドが受信される前に所定のアプリケーション・プログラムにより取得されるグラフィック・コードであり、上記の第1取得モジュール302は、所定のアプリケーション・プログラムによりフィードバックされるグラフィック・コードを受信するように更に構成されており、この場合において、所定の時点は、所定の時間インターバルに対応する時点、又は所定のアプリケーション・プログラムが開かれる時点である。
【0104】
図3Bを更に参照すると、第1表示モジュール303は:第1表示ユニット303a及び第2表示ユニット303bを含む。第1表示ユニット303a又は第2表示ユニット303bは、必要とされる場合にグラフィック・コードを表示する。
【0105】
第1表示ユニット303aは、カスタマイズされたレイアウトでグラフィック・コードをサムネイルで表示するように構成される。
【0106】
第2表示ユニット303bは、カスタマイズされたレイアウトでグラフィック・コードを部分的に表示するように構成される。
【0107】
図3Bを更に参照すると、グラフィック・コード表示装置は:置換モジュール304を更に含む。
【0108】
置換モジュール304は:グラフィック・コードがカスタマイズされたレイアウトで表示された後で、カスタマイズされたレイアウトがトリガされた場合に生成されるタッチ命令が受信された場合に、カスタマイズされたレイアウトで表示されるグラフィック・コードが帰属する所定のアプリケーション・プログラムから新たなグラフィック・コードを取得し、及び、カスタマイズされたレイアウトで表示されるグラフィック・コードを、新たに取得されたグラフィック・コードに置換するように構成される 。
【0109】
図3Bを更に参照すると、置換モジュール304は置換ユニット304a及びカバレッジ・ユニット304bを含む。カスタマイズされたレイアウトで表示されるグラフィック・コードが、新たに取得されたグラフィック・コードで置換される必要がある場合、置換ユニット304a又はカバレッジ・ユニット304bは置換オペレーションを実行する。
【0110】
置換ユニット304aは:カスタマイズされたレイアウトを表示のために拡大し、カスタマイズされたレイアウトで表示されるグラフィック・コードを、拡大されたカスタマイズされたレイアウトで、新たに取得されたグラフィック・コードに置換するように構成される。
【0111】
カバレッジ・ユニット304bは:カスタマイズされたレイアウトで表示されるグラフィック・コードを、新たに取得されたグラフィック・コードに置換し、カスタマイズされたレイアウトを覆い隠すポップアップ・ボックスで、新たに取得されたグラフィック・コードを完全に表示するように構成される。
【0112】
図3Bを更に参照すると、グラフィック・コード表示装置は第2表示モジュール305を更に含む。
【0113】
第2表示モジュール305は、グラフィック・コードがカスタマイズされたレイアウトで表示される場合に、カスタマイズされたレイアウトにおいて、グラフィック・コードが帰属する所定のアプリケーション・プログラムの識別情報を表示するように構成され、この場合において、識別情報は、所定のアプリケーション・プログラムを一意に識別するために使用される。
【0114】
図3Bを更に参照すると、グラフィック・コード表示装置は、第3表示モジュール306及び第2取得モジュール307を更に含む。
【0115】
第3表示モジュール306は、所定のアプリケーション・プログラム選択インターフェースを表示するように構成される、この場合において、所定のアプリケーション・プログラム選択インターフェースは、インストールされた様々な所定のアプリケーション・プログラムを選択するために使用される選択制御部を含む。
【0116】
第2取得モジュール307は、その選択制御部がトリガされている所定のアプリケーション・プログラムからグラフィック・コードを取得するように構成される。
【0117】
更に
図3Bを参照すると、グラフィック・コード表示装置は処理モジュール308を更に含む。
【0118】
処理モジュール308は:所定のアプリケーション・プログラムからグラフィック・コードを取得し損なった場合に、グラフィック・コードの取得に失敗した理由を含むプロンプト情報を表示し、及び/又は、作成されたカスタマイズされたレイアウトを通知バーから削除するように構成される。
【0119】
図3Bを更に参照すると、グラフィック・コード表示装置は削除モジュール309を更に含む。
【0120】
削除モジュール309は、カスタマイズされたレイアウトを削除するために使用される削除命令が受信された後に、カスタマイズされたレイアウトを通知バーから削除するように構成される。
【0121】
要するに、本開示のこの実施形態で提供されるグラフィック・コード表示方法では、カスタマイズされたレイアウトが通知バーにおいて作成され、所定のアプリケーション・プログラムから取得されるグラフィック・コードが、カスタマイズされたレイアウトで表示される。アプリケーション・プログラムに関わるグラフィック・コードは、通知バーに直接的に表示されることが可能である。グラフィック・コードを表示するステップは簡略化される。従って、グラフィック・コードを表示する複雑なステップの問題は解決される。グラフィック・コードを表示するプロシジャは短縮され、それにより、グラフィック・コードを利用して対応するオペレーションを実行することは、更に便利になる。
【0122】
この実施形態では、アンドロイド・システムの通知サービスのリモートビューの機能を利用することにより、カスタマイズされたレイアウトが設定される。アンドロイド・システムにおける通知サービスはグローバルな特徴及びクロス・プロセスの特性を有する。従って、アンドロイド・システムの通知サービスのリモートビューの機能を利用することにより構築されるカスタマイズされたレイアウトは、他のアプリケーションからコンテンツ又は内容(例えば、グラフィック・コード又は他の情報)を読み込むことが可能である。このように、通知バーにおけるカスタマイズされたレイアウトが、アプリケーション・プログラムにおいて内容を表示できるように、読み込まれた内容は、構築されたカスタマイズされたレイアウトで表示されることが可能である。内容は、通知バーで直接的に眺められることが可能であり、それにより、アプリケーション・プログラムから内容を読み込むプロシジャが簡略化される。
【0123】
この実施形態では、所定のアプリケーション・プログラムから、カスタマイズされたレイアウトにより読み込まれる情報のタイプは、カスタマイズされたレイアウトの構築中に設定される。そのタイプは、グラフィック・コードである。グラフィック・コードは、バーコード又は二次元コードである。所定のアプリケーション・プログラムから、カスタマイズされたレイアウトにより読み込まれることが可能な情報のタイプは、グラフィック・コードであるように限定される。従って、カスタマイズされたレイアウトは、所定のアプリケーション・プログラムのグラフィック・コードを読み込むことしか必要とせず、それにより、グラフィック・コードを表示するプロシジャは簡略化される。
【0124】
この実施形態において、カスタマイズされたレイアウトで表示されるグラフィック・コードが、有効なグラフィック・コードであるように、グラフィック・コードは、所定の時間インターバルで周期的に取得される。グラフィック・コードがリアルタイムで取得される場合に、電子デバイスの処理負担が増加してしまうことを防止するように、所定のアプリケーション・プログラムが開かれた場合に限って、グラフィック・コードが取得される。
【0125】
この実施形態において、グラフィック・コードはサムネイルで表示される或いは部分的に表示され、それにより、カスタマイズされたレイアウトのサイズが、グラフィック・コードを完全に表示するほど大きく設定される場合に、より多くの通知メッセージが通知バーのプルダウン・インターフェースで表示できなくなってしまうことを回避する。
【0126】
この実施形態において、使用されるグラフィック・コードが有効なグラフィック・コードであることを保証するために、カスタマイズされたレイアウトは、カスタマイズされたレイアウトで表示されるグラフィック・コードを更新するように使用中にマニュアルで接触される。
【0127】
この実施形態において、オリジナルのカスタマイズされたレイアウトで表示されるグラフィック・コードが過剰に小さすぎる或いは完全には表示されない場合に、別の電子デバイスがグラフィック・コードのスキャンに失敗してしまうことを回避するために、カスタマイズされたレイアウトを表示のために拡大する方法、又はポップアップ・ボックスの方法が、使用されるグラフィック・コードを拡大するために使用される。
【0128】
この実施形態において、グラフィック・コードに対応する所定のアプリケーション・プログラムの識別情報は、カスタマイズされたレイアウトでグラフィック・コードが表示される場合に同時に表示され、それにより、複数のアプリケーション・プログラムに関わるグラフィック・コードが通知バーに表示される場合に、ユーザが、グラフィック・コード及びグラフィック・コードに対応する所定のアプリケーション・プログラムを混同してしまうことを回避する。
【0129】
この実施形態において、グラフィック・コードを取得するために必要な所定のアプリケーション・プログラムは、所定のアプリケーション・プログラムを表示する選択インターフェースからマニュアルで選択され、それにより、選択された所定のアプリケーション・プログラムについての及びカスタマイズされたレイアウトで表示されるグラフィック・コードを、条件に応じてユーザが変更しても良いようにする。
【0130】
この実施形態において、電子デバイスが所定のアプリケーション・プログラムからグラフィック・コードを取得する事に失敗した場合に、電子デバイスがグラフィック・コードの取得に失敗した理由をユーザに注意喚起するためにプロンプト情報が表示され、それにより、ユーザが対応策を講じるようにし、及び、無効なカスタマイズされたレイアウトが通知バーのプルダウン・インターフェースを占有する場合に、より多くの通知メッセージが通知バーのプルダウン・インターフェースで表示できなくなってしまうことを回避するために、作成されたカスタマイズされたレイアウトが削除されても良い。
【0131】
この実施形態において、ユーザは、条件に応じて、表示される必要のあるグラフィック・コードを隠すカスタマイズされたレイアウトをマニュアルで削除しても良い。
【0132】
上記の実施形態によるグラフィック・コード表示装置がグラフィック・コードを表示する場合に、個々の機能モジュールの区分は説明のための一例として使用されているに過ぎないことに、留意すべきである。実際のアプリケーションでは、上記の機能は、条件に応じた割り振りにより様々な機能モジュールにより実現されても良く、即ち、サーバの内部構造は、上記の機能の全部又は一部を実現するように様々な機能モジュールに分割される。更に、上記の実施形態によるグラフィック・コード表示装置及びグラフィック・コード表示方法の実施形態は同じ概念に帰属する。具体的な実現プロセスについては、方法の実施形態を参照されたい(装置についての詳細はここでは説明されない)。
【0133】
図4を参照し、
図4は本開示の実施形態による電子デバイスの構造的ブロック図である。電子デバイス400は、上記の実施形態で提供されるグラフィック・コード表示方法を実現するように構成される。本開示における電子デバイス400は、以下のコンポーネントのうちの1つ以上を含んで良く、そのコンポーネントは:様々なプロセス及び方法を完了するようにコンピュータ・プログラム命令を実行するように構成されるプロセッサ、情報及びプログラム命令を保存するように構成されるランダム・アクセス・メモリ(RAM)及びリード・オンリ・メモリ(ROM)、データ及び情報を保存するように構成されるメモリ、I/Oデバイス、インターフェース、アンテナ等であり、具体的には以下の通りである。
【0134】
電子デバイス400は、無線周波数(RF)回路410、メモリ420、入力ユニット430、ディスプレイ・ユニット440、センサ450、オーディオ回路460、Wi-Fi(ワイヤレス・フィデリティ)モジュール470、プロセッサ480、電源482、及びカメラ490等のようなコンポーネントを含んでも良い。
図4に示される電子デバイスの構造は電子デバイスに対する限定するものではないこと、電子デバイスは、図示されるものより覆いコンポーネント又はより少ないコンポーネントを含んでも良いこと、或いは、幾つかのコンポーネントが組み合わせられても良いこと、或いは、異なるコンポーネント配置が使用されても良い等のことを、当業者は理解するかもしれない。
【0135】
以下、電子デバイス400の各コンポーネントの部分が
図4に関連して詳細に説明される。
【0136】
RF回路410は、情報の送受信のプロセス又は発呼プロセス中に、信号を送受信するように構成されても良い。具体的には、RF回路は、基地局からダウンリンク情報を受信し、そして、処理のためにダウンリンク情報をプロセッサ480へ届け、及び、関連するアップリンク・データを基地局へ送信する。一般に、RF回路は、以下のものに限定するわけではないが、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、トランシーバ、カプラ、低雑音増幅器(LNA)及びデュプレクサ等を含む。更に、RF回路410は、無線通信によりネットワーク及び他のデバイスと通信しても良い。無線通信は任意の通信スタンダード又はプロトコルを利用してもよく、以下のものに限定するわけではないが例えば、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)、GPRS(general packet radio service)、CDMA(Code Division a plurality of Access)、WCDMA(登録商標)(Wideband Code Division a plurality of Access)、LTE(Long Term Evolution)、電子メール、SMS(Short Messaging Service)等である。
【0137】
メモリ420は、ソフトウェア・プログラム及びモジュールを保存するように構成されても良い。プロセッサ480は、様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行するために、メモリ420に保存されるモジュール及びソフトウェア・プログラムを実行する。メモリ420は、主に、プログラム・ストレージ・エリア及びデータ・ストレージ・エリアを含んでも良い。プログラム・ストレージ・エリアは、オペレーティング・システム、(例えば、音声再生機能、及び画像表示機能のような)少なくとも1つの機能により必要とされるアプリケーション・プログラム等を保存しても良い。データ・ストレージ・エリアは、(例えば、オーディオ・データ、及びアドレス・ブックなどのような)電子デバイス400を利用することで作成されたデータ等を保存していても良い。更に、メモリ420は、高速ランダム・アクセス・メモリを含んでいても良く、また、少なくとも1つの磁気ディスク・ストレージ・デバイス、フラッシュ・メモリ、或いは、その他の揮発性ソリッド・ステート・ストレージ・デバイス等のような不揮発性メモリを更に含んでいても良い。
【0138】
入力ユニット430は、入力した数字及びキャラクタ情報を受信し、電子デバイス400のユーザ設定及び機能制御に関連するキー入力信号を生成するように構成されても良い。具体的には、入力ユニット430は、タッチ・パネル431及び他の入力デバイスを含んでも良い。タッチ・パネル431は、タッチスクリーンとして言及されても良く、タッチ・パネルの上又は近辺での接触操作(例えば、指又はタッチ・ペン等のような適切な任意のオブジェクト又はアタッチメントを利用することにより、タッチ・パネル431の上又は近辺でのユーザのオペレーション)を収集し、所定のプログラムに従って、対応するコネクション装置を駆動しても良い。本開示の実施形態において、タッチ・パネル431は:タッチ検出装置及びタッチ・コントローラという2つのパーツを含んでも良い。タッチ検出装置は、ユーザの触れた場所を検出し、接触操作により生成された信号を検出し、その信号をタッチ・コントローラへ転送する。タッチ・コントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、タッチ情報をタッチ地点座標へ変換し、タッチ地点座標をプロセッサ480へ送信する。更に、タッチ・コントローラはプロセッサ480により送信されたコマンドを受信して実行することが可能である。更に、タッチ感知表面431は、抵抗型、容量型、赤外線型、及び表面音響波型のような様々なタイプを利用することにより実現されても良い。タッチ・パネル431に加えて、入力ユニット430は他の入力デバイス432を更に含んでも良い。具体的には、他の入力デバイス432は、以下のものに限定されるわけではないが、例えば、物理的なキーボード、機能キー(例えば、ボリューム制御キー又は電源on/offキー)、トラックボール、マウス、又はジョイスティックのうちの1つ以上を含んでも良い。
【0139】
ディスプレイ・ユニット440は、ユーザにより入力される情報又はユーザに提供される情報、及び電子デバイス400の様々なメニューを表示するように構成されていても良い。表示ユニット440はディスプレイ・パネル441を含んでも良い。本開示の実施形態において、ディスプレイ・パネル441は、液晶ディスプレイ(LCD)、有機発光ダイオード(OLED)等を利用することにより構成されていても良い。更に、タッチ・パネル431はディスプレイ・パネル441をカバーしても良い。タッチ・パネル4431の上又は近辺でタッチ操作を検出した後に、タッチ・パネル431は、タッチ・イベントのタイプを決定するために、タッチ操作をプロセッサ480へ転送する。そして、プロセッサ480は、対応する視覚的な出力をディスプレイ・パネル441でタッチ・イベントのタイプに従って提供する。
図4では、電子デバイスの入出力機能を実現するために、タッチ・パネル431及びディスプレイ・パネル441は2つの別々のパーツとして使用されているが、一実施形態では、タッチ・パネル431及びディスプレイ・パネル441は、電子デバイス400の入出力機能を実現するように統合されていても良い。
【0140】
電子デバイス400は、ジャイロスコープ・センサ、磁気誘導センサ、光センサ、モーション・センサ、及びその他のセンサ等のような少なくとも1つのセンサ450を更に含んでいても良い。具体的には、光センサは、周囲光センサ及びプロキシミティ・センサを含んでいても良い。周囲光センサは、周囲光の輝度に応じてディスプレイ・パネル441の輝きを調整しても良い。プロキシミティ・センサは、電子デバイス400が耳元に動かされた場合に、ディスプレイ・パネル441及び/又はバックライトをターン・オフにしても良い。一種のモーション・センサとして、加速度センサは、様々な方向で(一般的には3軸で)加速度の大きさを検出し、静止している場合の重力の大きさ及び方向を検出しても良く、電子デバイス・ジェスチャ(例えば、水平及び垂直画面巻の切り替え、関連するゲーム、磁力計の校正ジェスチャ)、振動識別の関連機能(a related function of vibration identification)(例えば、歩数計及びノック)の適用を識別するように構成されても良い。気圧計、比重計、温度計、及び赤外線センサのような、電子デバイス400に組み込まれても良い他のセンサは、ここで更には説明されない。
【0141】
オーディオ回路460、拡声スピーカ461、及びマイクロフォン462は、ユーザと電子デバイス400との間でオーディオ・インターフェースを提供しても良い。オーディオ回路460は、受信したオーディオ・データを電気信号に変換し、電気信号をスピーカ461へ送信しても良い。スピーカ461は出力のために電気信号を音声信号に変換する。一方、マイクロフォン462は、収集した音声信号を電気信号に変換する。オーディオ回路460は、電気信号を受信し、電気信号をオーディオ・データに変換し、処理のためにオーディオ・データをプロセッサ480へ出力する。そして、プロセッサ480は、RF回路410を利用することにより例えば別の端末へオーディオ・データを送信し、或いは、更なる処理のためにオーディオ・データをメモリ420へ出力する。
【0142】
WiFiは近距離無線通信技術である。電子デバイス400は、Wi-Fiモジュール470を利用することにより、ユーザが、電子メールを送受信し、ウェブページを閲覧し、ストリーム媒体にアクセスすること等を支援し、それらの動作はワイヤレス・ブロードバンド・インターネット・アクセスをユーザに提供する。
図4はWi-Fiモジュール470を示しているが、Wi-Fiモジュール470は電子デバイス400の必須構成要件には含まれず、本開示の本質的な範囲を変更することなく、望まれるならば省略されることが可能である点が、理解されるであろう。
【0143】
プロセッサ480は、電子デバイス400のコントロール・センタであり、様々なインターフェース及びラインを利用して、全ての電子デバイスの様々なパーツにつながっている。メモリ420に保存されているモジュール及び/又はソフトウェア・プログラムを走らせる又は実行することにより、プロセッサ480は、電子デバイス400の様々な機能及びデータ処理を実行し、これにより、電子デバイスにおける全体的なモニタリングを実行する。本開示の実施形態では、プロセッサ480は1つ以上の処理ユニットを含んでも良い。プロセッサ480は、アプリケーション・プロセッサ及びモデムを統合していても良い。アプリケーション・プロセッサは、主に、オペレーティング・システム、ユーザ・インターフェース、アプリケーション・プログラム等を処理する。モデムは、主に、ワイヤレス通信を処理する。上記のモデムはプロセッサ480に一体化されていてもいなくても良いことが、理解されるであろう。
【0144】
電子デバイス400は、コンポーネントに電力を供給する電源482(例えば、バッテリ)を更に含む。電源は、電力供給管理システムを利用することによりプロセッサ482に論理的に接続していても良く、それにより、電力供給管理システムを利用することで、充放電及び電力消費管理などのような機能を実現する。
【0145】
カメラ490は、一般に、レンズ、画像センサ、インターフェース、ディジタル信号プロセッサ、CPU、ディスプレイ・スクリーン等により形成される。レンズは、画像センサの上で固定されており、レンズをマニュアルで調節することにより焦点を変えても良い。画像センサは、従来のカメラの「フィルム」と等価であり、画像を収集するカメラの心臓部である。インターフェースは、フラット・ケーブル及びボード間コネクタを利用することにより及びスプリング・コネクション方式により、電子デバイスのメインボードへカメラを接続し、収集した画像をメモリ420へ送るように構成される。ディジタル信号プロセッサは、数学的なオペレーションを利用することにより、収集した画像を処理し、収集したアナログ画像をディジタル画像に変換し、インターフェースを利用することによりディジタル画像をメモリ420へ送る。
【0146】
電子デバイス400は、ここで更には説明されないカメラ、ブルートゥース(登録商標)・モジュール等を更に含んでいても良い。具体的には、この実施形態において、電子デバイス400のディスプレイ・ユニットはタッチ・ディスプレイ・スクリーンであり、電子デバイス400は、メモリ及び1つ以上のプログラムを更に含む。1つ以上のプログラムはメモリに保存されており、1つ以上のプログラムは1つ以上のプロセッサによりプログラムされるように構成される。1つ以上のプログラムは、以下のオペレーションを実行するための命令を含み、オペレーションは:
通知バーにおけるカスタマイズされたレイアウトを作成するステップであって、カスタマイズされたレイアウトは、所定のアプリケーション・プログラムから取得されるグラフィック・コードを担うために使用される、ステップ;
カスタマイズされたレイアウトを利用することにより、所定のアプリケーション・プログラムからグラフィック・コードを読み込むステップであって、グラフィック・コードは、所定のアプリケーション・プログラムにリンクされた対応するサーバから、所定のアプリケーション・プログラムにより取得される、ステップ;及び
カスタマイズされたレイアウトでグラフィック・コードを表示するステップを含む。
【0147】
本開示の実施形態において、1つ以上のプログラムは、以下のオペレーションを実行するための命令を更に含み、そのオペレーションは:
アンドロイド・システムの通知サービスのリモートビューの機能をりようすることにより、カスタマイズされたレイアウトを構築するステップを含む。
【0148】
本開示の実施形態において、1つ以上のプログラムは、以下のオペレーションを実行するための命令を更に含み、そのオペレーションは:
カスタマイズされたレイアウトの構築中に、所定のアプリケーション・プログラムから、カスタマイズされたレイアウトにより読み込まれる情報のタイプを設定するステップを含み、この場合において、そのタイプはグラフィック・コードである。
【0149】
本開示の実施形態において、1つ以上のプログラムは、以下のオペレーションを実行するための命令を更に含み、そのオペレーションは:
カスタマイズされたレイアウトを利用することにより、所定の時点で所定のアプリケーション・プログラムへフェッチ・コマンドを送信し、所定のアプリケーション・プログラムによりフィードバックされるグラフィック・コードを受信するステップを含み、この場合において、フェッチ・コマンドは、所定のアプリケーション・プログラムが、取得されたグラフィック・コードを通知バーへフィードバックすることをトリガするために使用され、取得されたグラフィック・コードは、フェッチ・コマンドが受信される前の最後の時点で所定のアプリケーション・プログラムにより取得された最新のグラフィック・コード、或いはフェッチ・コマンドが受信された後にサーバから取得された別のグラフィック・コードであり、所定の時点は、所定の時間インターバルに対応する時点、又は所定のアプリケーション・プログラムが開かれる時点である。
【0150】
本開示の実施形態において、1つ以上のプログラムは、以下のオペレーションを実行するための命令を更に含み、そのオペレーションは:
カスタマイズされたレイアウトでグラフィック・コードをサムネイルで表示するステップ;又は
カスタマイズされたレイアウトでグラフィック・コードを部分的に表示するステップを含む。
【0151】
本開示の実施形態において、1つ以上のプログラムは、以下のオペレーションを実行するための命令を更に含み、そのオペレーションは:
グラフィック・コードがカスタマイズされたレイアウトで表示された後で、カスタマイズされたレイアウトがトリガされた場合に生成されたタッチ命令が受信された場合に、カスタマイズされたレイアウトで表示されるグラフィック・コードが所属する所定のアプリケーション・プログラムから新たなグラフィック・コードを取得し、カスタマイズされたレイアウトで表示されるグラフィック・コードを、新たに取得されたグラフィック・コードに置換するステップを含む。
【0152】
本開示の実施形態において、1つ以上のプログラムは、以下のオペレーションを実行するための命令を更に含み、そのオペレーションは:
カスタマイズされたレイアウトを表示のために拡大し、カスタマイズされたレイアウトで表示されるグラフィック・コードを、新たに取得されたグラフィック・コードに置換するステップ;又は
カスタマイズされたレイアウトで表示されるグラフィック・コードを、新たに取得されたグラフィック・コードに置換し、カスタマイズされたレイアウトを覆い隠すポップアップ・ボックスで、新たに取得されたグラフィック・コードを完全に表示するステップを含む。
【0153】
本開示の実施形態において、1つ以上のプログラムは、以下のオペレーションを実行するための命令を更に含み、そのオペレーションは:
グラフィック・コードがカスタマイズされたレイアウトで表示される場合に、カスタマイズされたレイアウトにおいて、グラフィック・コードが帰属する所定のアプリケーション・プログラムの識別情報を表示するステップを含み、識別情報は、所定のアプリケーション・プログラムを一意に識別するために使用される。
【0154】
本開示の実施形態において、1つ以上のプログラムは、以下のオペレーションを実行するための命令を更に含み、そのオペレーションは:
所定のアプリケーション・プログラム選択インターフェースを表示するステップであって、所定のアプリケーション・プログラム選択インターフェースは、様々なインストールされた所定のアプリケーション・プログラムを選択するために使用される選択制御部を含む、ステップ;及び
所定のアプリケーション・プログラムの選択制御部がトリガされる場合に、所定のアプリケーション・プログラムからグラフィック・コードを取得するステップを含む。
【0155】
本開示の実施形態において、1つ以上のプログラムは、以下のオペレーションを実行するための命令を更に含み、そのオペレーションは:
所定のアプリケーション・プログラムからグラフィック・コードを取得し損なった場合に、グラフィック・コードの取得に失敗した理由を含むプロンプト情報を表示し、及び/又は、作成されたカスタマイズされたレイアウトを通知バーから削除するステップを含む。
【0156】
本開示の実施形態において、1つ以上のプログラムは、以下のオペレーションを実行するための命令を更に含み、そのオペレーションは:
カスタマイズされたレイアウトを削除するために使用される削除命令が受信された後に、カスタマイズされたレイアウトを通知バーから削除するステップを含む。
【0157】
図5は、本開示の実施形態によるグラフィック・コード表示方法の概略フローチャートである。この実施形態では、通知バー・アプリケーション・プログラムがインスタント・メッセージング(IM)アプリケーション・プログラムからグラフィック・コードを取得し、グラフィック・コードを表示するプロセスが、示されている。
【0158】
電子デバイスが電源投入されて動作すると、電子デバイスは、通知バー及びIMアプリケーション・プログラムを動作させる。この実施形態において、電子デバイスは、電源投入されて動作した場合に、通知バー・アプリケーション・プログラム(即ち、通知バー)を自動的にロードしても良い。通知バーはディスプレイから隠される。
【0159】
ステップ501:通知バーは、作成されたカスタマイズされたレイアウトを利用して、IMアプリケーション・プログラムにアクセスし、及び、グラフィック・コード取得リクエストをIMアプリケーション・プログラムへ送信する。
【0160】
本開示のこの実施形態において、カスタマイズされたレイアウトは、通知サービスのリモートビューの機能を利用することにより、事前に構築されている。カスタマイズされたレイアウトは、プロセスを介してIMアプリケーション・プログラムにアクセスするために使用され、IMアプリケーション・プログラムからグラフィック・コードを取得しても良い。
【0161】
この実施形態において、通知バーは、例えば5分間のような所定の時間インターバルで、IMアプリケーション・プログラムへグラフィック・コード取得リクエストを周期的に送信しても良い。
【0162】
ステップ502:IMアプリケーション・プログラムは、IMアプリケーション・プログラムが、サーバから取得されたグラフィック・コードを有するか否かを決定し、Yesである場合、ステップ503が実行され、そうでない場合はステップ504が実行される。
【0163】
ステップ503:IMアプリケーション・プログラムは、グラフィック・コードを通知バーへ送信する。
【0164】
ステップ504:IMアプリケーション・プログラムは、グラフィック・コード取得レスポンスを通知バーへ送信し、この場合において、グラフィック・コード取得レスポンスは、グラフィック・コードが含まれていないことを示す情報を担っている。
【0165】
ステップ505:通知バーは、グラフィック・コードが受信されたか否かを判断し、Yesである場合にはステップ506が実行され、そうでない場合、プロセスはステップ501に戻る。
【0166】
ステップ506:表示のために通知バーを拡大し、カスタマイズされたレイアウトでグラフィック・コードを表示する。
【0167】
本開示の上記の実施形態についてのシーケンス番号は、単なる説明目的のためであるに過ぎず、必ずしも実施形態の好適性を示すわけではない。
【0168】
当業者は、上記の実施形態のステップの全部又は一部がハードウェアを利用することにより実現されても良いこと、或いは、関連するハードウェアを指図するプログラムにより実現されても良いことを、理解するであろう。プログラムは、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に保存されても良い。記憶媒体は、リード・オンリ・メモリ、磁気ディスク、光ディスク等であっても良い。
【0169】
上記の説明は本開示の単なる例示的な形態に過ぎず、本開示を限定するようには意図されていない。本開示の精神及び原理の範囲内でなされる任意の修正、均等な置換又は改善は、本開示の保護範囲に属する。