特許第6690988号(P6690988)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6690988
(24)【登録日】2020年4月13日
(45)【発行日】2020年4月28日
(54)【発明の名称】複合基礎構造の構築方法
(51)【国際特許分類】
   E02D 27/00 20060101AFI20200421BHJP
   E02D 27/01 20060101ALI20200421BHJP
【FI】
   E02D27/00 Z
   E02D27/01 Z
【請求項の数】4
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2016-95980(P2016-95980)
(22)【出願日】2016年5月12日
(65)【公開番号】特開2017-203302(P2017-203302A)
(43)【公開日】2017年11月16日
【審査請求日】2019年3月25日
(73)【特許権者】
【識別番号】000003621
【氏名又は名称】株式会社竹中工務店
(74)【代理人】
【識別番号】100154726
【弁理士】
【氏名又は名称】宮地 正浩
(72)【発明者】
【氏名】冨岡 裕一
(72)【発明者】
【氏名】水谷 健一
(72)【発明者】
【氏名】青木 志朗
【審査官】 荒井 良子
(56)【参考文献】
【文献】 特開2001−146752(JP,A)
【文献】 特開平07−279184(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3047696(JP,U)
【文献】 特開平03−002421(JP,A)
【文献】 特開2003−138573(JP,A)
【文献】 米国特許第06345474(US,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E02D 27/00−27/52
E04B 1/38−1/61
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の独立基礎コンクリートフーチングと、各独立基礎コンクリートフーチングの上面側に定着される鉄骨基礎の柱下鉄骨部位と、それら複数の柱下鉄骨部位どうしの間に亘らせて連結する鉄骨基礎梁とを備えた複合基礎構造の構築方法であって、
前記複数の柱下鉄骨部位を地盤面側から浮かせた所定位置に配置する第1ステップと、
当該所定位置に配置した前記複数の柱下鉄骨部位の間に前記鉄骨基礎梁を亘らせて連結する第2ステップと、
当該鉄骨基礎梁により連結した前記複数の柱下鉄骨部位の下方側にコンクリートを打設して各柱下鉄骨部位を定着させる状態で前記独立基礎コンクリートフーチングを構築する第3ステップを備えている複合基礎構造の構築方法。
【請求項2】
前記第2ステップにおいて、少なくとも梁長さ方向が異なる複数の前記鉄骨基礎梁にて3個以上の前記柱下鉄骨部位を連結する請求項1に記載の複合基礎構造の構築方法。
【請求項3】
前記第1ステップにおいて、前記柱下鉄骨部位と地盤面側との間に仮支持材を設置して各柱下鉄骨部位を前記所定位置に所定姿勢で配置し、
前記第2ステップにおいて、前記複数の柱下鉄骨部位どうしを前記鉄骨基礎梁で連結した後に前記仮支持材を撤去する請求項1または2に記載の複合基礎構造の構築方法。
【請求項4】
前記第2ステップにおいて、少なくとも梁長さ方向が異なる複数の前記鉄骨基礎梁にて3個以上の前記柱下鉄骨部位を連結した後に前記仮支持材を撤去し、その撤去した仮支持材を後続する施工部位での第1ステップにおける仮支持材として再使用する工程を繰り返す請求項3に記載の複合基礎構造の構築方法。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の独立基礎コンクリートフーチングと、各独立基礎コンクリートフーチングの上面側に定着される鉄骨基礎の柱下鉄骨部位と、それら複数の柱下鉄骨部位どうしの間に亘らせて連結する鉄骨基礎梁とを備えた複合基礎構造の構築方法に関する。
【背景技術】
【0002】
このような複合基礎構造では、基礎コンクリートフーチングの上面側に定着される所謂基礎立ち上がり部や基礎梁が、鉄骨で構成された鉄骨基礎であるため、基礎立ち上がり部や基礎梁までをコンクリートで構成する構造に比べて、工期の削減や労務数の削減を図ることができる。
そして、このような複合基礎構造の構築方法として、従来、鉄骨基礎の柱下鉄骨部位と鉄骨基礎梁を予め一体化しておき、その一体化した鉄骨基礎を地盤面から浮かせた所定位置に配置して、その状態で鉄骨基礎の下方側にコンクリートを打設して布基礎コンクリートフーチングを構築する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−146752号公報(特に図1図3参照)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献に記載の構築方法では、現場に搬送して所定位置に配置する鉄骨基礎が、柱下鉄骨部位と鉄骨基礎梁とを一体的に備えたものとなるため、建物の柱を支持する各柱下鉄骨部位において、その柱下鉄骨部位の微妙な姿勢調整(レベル調整や建ち調整など)が難しく、柱下鉄骨部位の配置作業に困難性を伴って、鉄骨基礎の配置作業が難しくなる場合もある。
【0005】
本発明は、このような従来の問題点に着目したもので、その目的は、鉄骨基礎の配置作業が比較的容易で、しかも、複数の独立基礎コンクリートフーチングを備えた複合基礎構造を効率的に構築することのできる構築方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1特徴構成は、複数の独立基礎コンクリートフーチングと、各独立基礎コンクリートフーチングの上面側に定着される鉄骨基礎の柱下鉄骨部位と、それら複数の柱下鉄骨部位どうしの間に亘らせて連結する鉄骨基礎梁とを備えた複合基礎構造の構築方法であって、
前記複数の柱下鉄骨部位を地盤面側から浮かせた所定位置に配置する第1ステップと、
当該所定位置に配置した前記複数の柱下鉄骨部位の間に前記鉄骨基礎梁を亘らせて連結する第2ステップと、
当該鉄骨基礎梁により連結した前記複数の柱下鉄骨部位の下方側にコンクリートを打設して各柱下鉄骨部位を定着させる状態で前記独立基礎コンクリートフーチングを構築する第3ステップを備えている点にある。
【0007】
上記構成によれば、鉄骨基礎を構成する柱下鉄骨部位と鉄骨基礎梁が、未連結の状態で互いに別体であるため、これら柱下鉄骨部位と鉄骨基礎梁が一体化されたものに比べて、柱下鉄骨部位の姿勢調整(レベル調整や建ち調整など)が容易で、たとえ微妙な姿勢調整であっても容易に行うことができる。
そして、第1ステップで複数の柱下鉄骨部位を地盤面側から浮かせた所定位置に配置した後、第2ステップにおいて、それら複数の柱下鉄骨部位の間に鉄骨基礎梁を亘らせて連結するので、この連結作業の際に、鉄骨基礎梁を柱下鉄骨部位の姿勢保持部材として活用することができ、姿勢調整後における各柱下鉄骨部位の姿勢保持を確実かつ効率的に行うことができる。
その後、第3ステップにおいて、各柱下鉄骨部位の下方側にコンクリートを打設して各柱下鉄骨部位を定着させる状態で独立基礎コンクリートフーチングを構築するので、全体として複数の独立基礎コンクリートフーチングを備えた複合基礎構造を効率的に構築することが可能となる。
【0008】
本発明の第2特徴構成は、前記第2ステップにおいて、少なくとも梁長さ方向が異なる複数の前記鉄骨基礎梁にて3個以上の前記柱下鉄骨部位を連結する点にある。
【0009】
上記構成によれば、第2ステップにおいて、少なくとも梁長さ方向が異なる複数の鉄骨基礎梁にて3個以上の柱下鉄骨部位を連結するので、例えば、3個の柱下鉄骨部位を連結した場合には、各柱下鉄骨部位が平面視で三角形の角部に、4個連結した場合には、矩形の角部あるいはT字の端部と交点部などに位置するように配置することができる。
したがって、各柱下鉄骨部位の姿勢保持をより一層確実かつ効率的に行うことができるとともに、各柱下鉄骨部位どうしを連結する鉄骨基礎梁の姿勢保持も確実となり、その後の第3ステップを含めて、全体として複合基礎構造をより効率的に構築することが可能となる。
【0010】
本発明の第3特徴構成は、前記第1ステップにおいて、前記柱下鉄骨部位と地盤面側との間に仮支持材を設置して各柱下鉄骨部位を前記所定位置に所定姿勢で配置し、
前記第2ステップにおいて、前記複数の柱下鉄骨部位どうしを前記鉄骨基礎梁で連結した後に前記仮支持材を撤去する点にある。
【0011】
上記構成によれば、第1ステップにおいて、柱下鉄骨部位と地盤面側との間に仮支持材を設置して各柱下鉄骨部位を所定位置に所定姿勢で配置するので、各柱下鉄骨部位に対する鉄骨基礎梁の連結作業を容易かつ効率的に行うことができる。
そして、第2ステップにおいて、柱下鉄骨部位どうしを鉄骨基礎梁で連結した後に仮支持材を撤去するので、仮支持材が独立基礎コンクリートフーチング内に埋設されることはなく、したがって、独立基礎コンクリートフーチングの断面欠損が回避されるとともに、仮支持材の再利用によるコストダウンが可能となる。
【0012】
本発明の第4特徴構成は、前記第2ステップにおいて、少なくとも梁長さ方向が異なる複数の前記鉄骨基礎梁にて3個以上の前記柱下鉄骨部位を連結した後に前記仮支持材を撤去し、その撤去した仮支持材を後続する施工部位での第1ステップにおける仮支持材として再使用する工程を繰り返す点にある。
【0013】
上記構成によれば、第2ステップにおいて、少なくとも梁長さ方向が異なる複数の鉄骨基礎梁にて3個以上の柱下鉄骨部位を連結するので、上述したように、各柱下鉄骨部位および鉄骨基礎梁の姿勢保持が確実となり、その後に仮支持材を撤去することで、たとえ仮支持材を撤去しても、各柱下鉄骨部位および鉄骨基礎梁を所定の位置に確実に保持することができる。
そして、撤去した仮支持材を後続する施工部位での第1ステップにおける仮支持材として再使用する工程を繰り返すので、作業に必要な仮支持材の個数を大幅に削減して更なるコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】複合基礎構造を示す斜視図
図2】複合基礎構造の構築方法を示す一部縦断正面図
図3】複合基礎構造の構築方法を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明による複合基礎構造の構築方法の実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明に係る複合基礎構造は、例えば、図1に示すように、地盤面1の上に設置される複数の鉄筋コンクリート製の独立基礎コンクリートフーチング2と、それら複数の独立基礎コンクリートフーチング2の上面に定着される鉄骨製の鉄骨基礎3などを備えて構成される。
鉄骨基礎3は、各独立基礎コンクリートフーチング2の上面に定着されて図外の建物の柱を支持する柱下鉄骨部位4と、その柱下鉄骨部位4どうしの間に亘らせて連結する鉄骨基礎梁5、更には、必要に応じて鉄骨基礎梁5どうしを連結する小梁(図示せず)などで構成され、各柱下鉄骨部位4の下側部分には、鉄骨基礎梁5を連結するための複数の連結用鉄骨部位4aが横側方へ突出する状態で連設されている。
【0016】
各柱下鉄骨部位4と地盤面1との間には、例えば、図2に示すように、鉄パイプ製の仮設支柱6がそれぞれ設置される。各仮設支柱6は、下面に連設されたフランジ6aを介して地盤面1内に埋設された複数本の工事用アンカーボルト7により固定される。
各柱下鉄骨部位4の下面と連結用鉄骨部位4aの下面からは、先端に頭部を有する多数のスタッド8がそれぞれ下方へ向けて突設され、それら多数のスタッド8と仮設支柱6などが埋設される状態で、各柱下鉄骨部位4の下方に鉄筋コンクリート製の独立基礎コンクリートフーチング2が構築されている。
【0017】
つぎに、この複合基礎構造の構築方法について説明する。
図2の(a)を参照して、まず、複合基礎構造の施工地盤部分を掘削し、地盤改良後に捨てコンクリートを打設して地盤面1を構築し、墨出し後に所定の位置にアンカーボルト7を埋設する。このように地盤を改良した場合、工事用アンカーボルト7を強固に姿勢保持するため、アンカーボルト7が地盤改良部分に埋設される状態で地盤内に埋設するのが好ましい。その後、仮設支柱6やスタッド8を下方に向けて連設した柱下鉄骨部位4を所定の位置に配置し、柱下鉄骨部位4の連結用鉄骨部位4aと地盤面1との間に仮支持材としてのジャッキ9を設置して、アンカーボルト7により仮設支柱6を固定するとともに、各柱下鉄骨部材4を所定位置に所定姿勢で配置する。
なお、各柱下鉄骨部材4の水平レベルに関しては、レベル調整用として予め地盤面1の上に施工しておいたモルタルなどのレベル調整手段(図示せず)を利用して行い、所定の建ち姿勢への調整と維持は、伸縮固定自在なジャッキ9を使用して行う。
このように、構築方法の第1ステップでは、図2の(a)に示すように、複数の柱下鉄骨部位4を地盤面1側から浮かせた所定位置に所定姿勢で配置する。
【0018】
第1ステップ終了後の第2ステップでは、図2の(b)に示すように、所定位置に所定姿勢で配置した複数の柱下鉄骨部位4の間に鉄骨基礎梁5を亘らせ、例えば、連結用鉄板10とボルト・ナット11を使用して柱下鉄骨部位4の連結用鉄骨部位4aと鉄骨基礎梁5の端部とを互いに連結固定し、その後、ジャッキ9を撤去する。
この鉄骨基礎梁5の連結に際しては、図3の右側に示すように、梁長さ方向が直交する複数の鉄骨基礎梁5にて4個の柱下鉄骨部位4を連結し、柱下鉄骨部位4と鉄骨基礎梁5からなる鉄骨基礎3が平面視で矩形になるようにしながら順次連結するのが好ましい。すなわち、鉄骨基礎3が平面視で矩形になるように連結することで、角部に位置する各柱下鉄骨部材4の姿勢が安定し、ジャッキ9の撤去後においても柱下鉄骨部位4と鉄骨基礎梁5の姿勢維持が確実となる。
【0019】
第2ステップ終了後の第3ステップでは、図示はしないが、各柱下鉄骨部位4の下方側の周囲に鉄筋を配筋するとともに、コンクリート用の型枠を配設してコンクリートを打設し、柱下鉄骨部位4と連結用鉄骨部位4aの下面から突出する多数のスタッド8をコンクリートに埋設して柱下鉄骨部位4を定着させる。
このようにして、第3ステップでは、図2(c)に示すように、各柱下鉄骨部位4の下方側に各柱下鉄骨部位4を定着させる状態で独立基礎コンクリートフーチング2を構築するのである。
そして、第2ステップで撤去したジャッキ9は、例えば、図3に示すように、後続する施工部位(図3における左上方側の施工部位)での第1ステップにおいて、柱下鉄骨部位4を所定姿勢に維持するための新たなジャッキ9として再使用し、このような工程を繰り返しながら複合基礎構造を構築するのである。
【0020】
〔別実施形態〕
(1)先の実施形態では、第1ステップにおいて、柱下鉄骨部位4と地盤面1との間に仮支持材としてのジャッキ9を設置し、ジャッキ9の設置により柱下鉄骨部位4を所定姿勢に調整および保持する方法を示したが、例えば、鉄骨基礎梁5を連結する際に所定姿勢に調整し、鉄骨基礎梁5の連結固定で姿勢保持することも可能である。
したがって、第1ステップにおける仮支持材としてのジャッキ9の設置は、必ずしも必要ではなく、第1ステップにおいて、このジャッキ9の設置を省略することもできる。
【0021】
(2)先の実施形態では、第2ステップにおいて、梁長さ方向が直交する複数の鉄骨基礎梁5にて4個の柱下鉄骨部位4を連結し、鉄骨基礎3が平面視で矩形になるように連結する方法を示したが、例えば、梁長さ方向が異なる複数の鉄骨基礎梁5にて3個の柱下鉄骨部位4を連結し、鉄骨基礎3が平面視で三角形になるように、また、4個の柱下鉄骨部位4を連結して平面視でT字形になるように連結することも可能である。
要するに、少なくとも梁長さ方向が異なる複数の鉄骨基礎梁5にて3個以上の柱下鉄骨部位4を連結すれば、柱下鉄骨部位4および鉄骨基礎梁5の姿勢を安定させるのに充分である。
【0022】
(3)先の実施形態では、第2ステップにおいて、柱下鉄骨部位4の姿勢を安定させた後に仮支持材としてのジャッキ9を撤去して、後続する施工部位での第1ステップにおける仮支持材として再使用する方法を示したが、撤去したジャッキ9を後続する施工部位で再使用するか否かは自由である。
また、上述したように、第1ステップでジャッキ9の設置を省略することもでき、また、ジャッキ9を撤去することなく、独立基礎コンクリートフーチング2内に埋設することも可能であるため、第2ステップにおける仮支持材としてのジャッキ9の撤去は必ずしも必要ではなく、このジャッキ9の撤去を省略することもできる。
【0023】
(4)先の実施形態では、柱下鉄骨部位4として、鉄骨基礎梁5を連結するための連結用鉄骨部位4aを備えた柱下鉄骨部位4を示したが、連結用鉄骨部位4aを有しない柱下鉄骨部位4を使用して実施することもできる。
そして、その柱下鉄骨部位4と鉄骨基礎梁5とを連結固定するのに、連結用鉄板10とボルト・ナット11を使用した例を示したが、例えば、溶接によって連結固定することもでき、また、仮支持材の一例としてジャッキ9を示したが、ジャッキ9以外にも、例えば、棒状体や管状体などを仮支持材として使用することもできる。
【符号の説明】
【0024】
1 地盤面
2 独立基礎コンクリートフーチング
3 鉄骨基礎
4 柱下鉄骨部位
5 鉄骨基礎梁
9 仮支持材

図1
図2
図3