特許第6691954号(P6691954)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6691954チャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6691954
(24)【登録日】2020年4月15日
(45)【発行日】2020年5月13日
(54)【発明の名称】チャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/00 20060101AFI20200427BHJP
   H04M 1/00 20060101ALI20200427BHJP
   G06F 3/0482 20130101ALI20200427BHJP
【FI】
   G06F13/00 650B
   H04M1/00 U
   G06F3/0482
【請求項の数】14
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2018-227323(P2018-227323)
(22)【出願日】2018年12月4日
(65)【公開番号】特開2019-102092(P2019-102092A)
(43)【公開日】2019年6月24日
【審査請求日】2018年12月4日
(31)【優先権主張番号】10-2017-0165543
(32)【優先日】2017年12月5日
(33)【優先権主張国】KR
(31)【優先権主張番号】10-2018-0094775
(32)【優先日】2018年8月14日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】518431554
【氏名又は名称】ソン、ジェ ホ
(74)【代理人】
【識別番号】100130111
【弁理士】
【氏名又は名称】新保 斉
(72)【発明者】
【氏名】ソン、ジェ ホ
【審査官】 木村 雅也
(56)【参考文献】
【文献】 中国特許出願公開第104066060(CN,A)
【文献】 韓国公開特許第10−2013−0021226(KR,A)
【文献】 国際公開第2013/088815(WO,A1)
【文献】 特開2007−095074(JP,A)
【文献】 特開2014−035770(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 13/00
G06F 3/0482
H04M 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
(A)チャットサーバーからメッセージが受信されれば、受信されたメッセージが送信者から隠しメッセージで設定されたメッセージであるかを確認する段階と、
(B)前記確認した結果、送信者によって隠しメッセージと設定されたメッセージであると確認されれば、受信されたメッセージが受信者から隠し設定モードが設定されたかを確認する段階と、
(C)受信されたメッセージが送信者によって設定された隠しメッセージでありながら受信者によって設定された隠しモード設定された状態なら、隠しメッセージ処理部を通じて隠しメッセージ処理で受信されたメッセージを処理するように指示して受信された隠しメッセージをデバイスの表示部の領域とは別に独立された位置に隠しメッセージを表示する段階と、
(D)あらかじめ設定された一定時間以後に前記表示部に表示された隠しメッセージを見えなくなるようにする段階と、
(E)前記受信されたメッセージの処理結果を送信者端末機に伝達する段階と、を含む
ことを特徴とするチャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法。
【請求項2】
前記受信者から隠しメッセージの隠し解除が選択されれば、個人認証部を通じて隠し解除を遂行させるための個人認証確認窓を表示部に表示して認証手続きを遂行する段階と、
前記認証手続きを通じて使用者認証が確認されれば、隠し解除処理部を通じて隠されたメッセージのうちで隠しを解除するメッセージの選択を受けて、選択を受けた隠しメッセージの隠しを解除して表示部に隠しメッセージを表示する段階をさらに含む
請求項1に記載のチャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法。
【請求項3】
前記認証手続きは、
表示部にパスワード入力窓を透明に表示する段階と、
一般メッセージ画面で使用者が文字のキーボードを利用してパスワードを入力する段階を含んで、
前記パスワード入力窓が前記一般メッセージ画面に浮かべられた状態で使用者が文字のキーボードを利用してパスワードを入力するようになれば、前記一般メッセージ画面には入力されるパスワードが見えない
請求項2に記載のチャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法。
【請求項4】
前記隠しメッセージが表示部に表示されれば、隠しメッセージはメッセージ内容と共に受信された日付及び時間を共に表示される
請求項2に記載のチャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法。
【請求項5】
前記隠しが解除される隠しメッセージは、
チャット窓に表示されるメッセージのうちで隠されたメッセージが位置する領域を選択すれば該当位置で隠されたメッセージが解除されて表示部に隠されたメッセージの一部のみが解除されて表示される段階と、
チャット窓上端に表示される送信者を選択すれば送信者の隠されたメッセージが解除されて表示部に隠されたメッセージ全部が解除されて表示される段階を含んでなされる
請求項2に記載のチャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法。
【請求項6】
前記(B)段階は、
前記隠しメッセージを送信しようとする送信者が隠しメッセージを送信する前に先ず隠しメッセージ伝送を受信者に伝達し、受信者は送信者から受信される隠しメッセージ伝送を承認する
請求項1に記載のチャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法。
【請求項7】
前記(C)段階は、
前記隠しメッセージまたは隠し解止されたメッセージを別の窓や一般メッセージが表示される表示部の領域とは別に独立された位置に表示する
請求項1に記載のチャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法。
【請求項8】
前記(C)段階は、
前記隠しメッセージ要請中に継続隠しモード設定要請を受けて、受信を継続隠しで処理する段階と、
送受信者のうちで少なくとも一つで隠し解止するまで一括隠し処理される段階を含む
請求項1に記載のチャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法。
【請求項9】
前記チャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法は、
前記送信者がメッセージ隠しサービス設定を強制的に設定する段階と、
前記受信者が前記送信者が送信する強制的設定されたメッセージを無条件隠しメッセージで受けるか、または隠しメッセージを受けないことのうちで何れか一つで選択する段階をさらに含む
請求項1に記載のチャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法。
【請求項10】
前記チャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法は、
送信者が隠しメッセージのうちでメニューに本人確認機能を追加する段階と、
受信者が待機中である時は、受信者が隠しメッセージを確認する直ちに、送信者に受信者のライブ写真を一枚取って送るようにして、チャット中にはライブ確認またはスナップ写真一枚を送る段階をさらに含む
請求項1に記載のチャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法。
【請求項11】
前記(C)段階で表示部に表示された隠しメッセージは、受信者に隠しメッセージということが分かるようにメッセージ上端に“隠しメッセージ”という表示、吹き出しの枠にハイライト表示、吹き出しの内部を他の色表示、吹き出しにちらつき表示のうちで少なくとも一つ以上を提供し、
前記受信されたメッセージが送信者によって設定された隠しメッセージであり、受信者によって隠しモード設定が確認されない場合、隠しメッセージ処理が一般メッセージで処理して受信された隠しメッセージを一般メッセージでデバイスの表示部に表示する
請求項1に記載のチャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法。
【請求項12】
(a)チャットサーバーからメッセージが受信されれば、受信されたメッセージが送信者から隠しメッセージで設定されたメッセージであるかを確認する段階と、
(b)前記確認した結果、送信者によって隠しメッセージと設定されたメッセージであると確認されれば、受信されたメッセージが受信者から隠し設定モードが設定されたかを確認する段階と、
(c)送信者から隠しメッセージ設定されて、受信者から隠し設定モードで設定されれば、隠しメッセージ処理部を通じて受信された隠しメッセージをデバイスの表示部に表示する段階と、
(d)あらかじめ設定された一定時間以後に前記表示部に表示された隠しメッセージを削除する段階と、
(e)隠しメッセージ以後に表示部に表示されるメッセージを隠しメッセージが削除された位置と平行な位置に移動させて整列する段階と、を含む
ことを特徴とするチャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法。
【請求項13】
前記隠しメッセージが表示部に表示されれば、隠しメッセージが表示された領域に表示されている一般メッセージは、前記隠しメッセージが表示された領域程度、その下に移動されて表示される
請求項12に記載のチャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法。
【請求項14】
前記(B)段階は、
メッセージを作成後受信者に前記作成されたメッセージを送る時に伝送キーのオプション(一般/隠し)の選択を通じて、一般メッセージまたは隠しメッセージの選択的メッセージ伝送を提供する
請求項12に記載のチャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動通信端末で着信されるメッセージを隠すサービスを提供する装置及び方法に関するものであり、特に、メッセージ送信者及び受信者双方間に合意された隠しメッセージに対して受信者の認証を通じて着信されるメッセージを隠すことができるサービスを提供する方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
最近移動通信端末の普及率が急速に増加することによって移動通信端末は既に現代人の生活必需品で位置づけるようになったし、このような移動通信端末は通話及びメッセージ送受信機能だけではなく、既存のPCのみで可能であったメッセンジャー機能を遂行することができるようになった。
【0003】
これに移動通信端末もインスタントメッセージングサービスを利用するチャットアプリケーションを具備し、これを通じて知人らとチャット形式で多様な情報を交換するようにする。前記チャット(Chatting)はネットワークで二人以上の使用者がリアルタイムで文を取り交わす行動を言う。
【0004】
このようなチャットアプリケーションを通じてお互い間の文を取り交わして楽しさを感じることができるが、個人の対話または感情を示す文が他人に露出すれば、使用者は私生活が露出される気持ちを感じるようになる。したがって、使用者は個人の対話または感情を表現する文が他人に露出されないように保安に気を使わなければならない。
【0005】
このために、使用者は自分の私生活が露出されるような文が含まれたチャットウィンドーはいちいち削除するか、または他人に自分の移動通信端末の内容が露出されないようにパスワードをかけて置くなどの不便さを甘受している。
【0006】
しかし、チャットアプリケーションを通じてお互い間の対話文を取り交わしながら後で対話内容を確認して自分の私生活が露出される程度の内容がないか確認しなければならない煩わしさが発生され、また対話内容を次に確認したい場合が発生されても私生活露出を気づかって削除した場合には再び確認することができなくなって、他人に自分の私生活を露出させないために対話内容を削除した行動によってむしろ本人が必要とする時に確認することができない結果をもたらすようになる問題点が発生するようになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】韓国登録特許公報第10-0873798号(登録日付け2008.12.05.)
【特許文献2】韓国登録特許公報第10-1332811号(登録日付け2013.11.19.)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
したがって、本発明は前記のような問題点を解決するために案出したものであり、メッセージ送信者及び受信者双方間に合意された隠しメッセージに対して受信者の認証を通じて着信されるメッセージを隠すことができるサービス方法を提供することにその目的がある。
【0009】
本発明の他の目的は、チャットアプリケーションを通じてお互いの間に取り交わした文のうちで自分の私生活が露出される程度の文のみを隠しサービスを提供し、残りの対話文はそのまま露出されるようにして他人に自分の私生活を露出させないようにするチャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法にある。
【0010】
本発明の他の目的らは以上で言及した目的で制限されないし、言及されなかったまた他の目的らは下の記載から当業者に明確に理解されることができる。
【課題を解決するための手段】
【0011】
前記のような目的を達成するための本発明によるチャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法の特徴は、(A)チャットサーバーからメッセージが受信されれば、受信されたメッセージが送信者から隠しメッセージで設定されたメッセージであるかを確認する段階と、(B)前記確認結果隠しメッセージで確認されれば、受信されたメッセージが受信者から隠し設定モードが設定されたのかを確認する段階と、(C)受信されたメッセージが送信者によって設定された隠しメッセージでありながら受信者によって設定された隠しモードで設定された状態なら、隠しメッセージ処理部を通じて隠しメッセージ処理で受信されたメッセージを処理するように指示して受信された隠しメッセージをデバイスの表示部の領域とは別に独立された位置に隠しメッセージを表示する段階と、(D)あらかじめ設定された一定時間以後に前記表示部に表示された隠しメッセージを見えなくなるようにする段階と、を含んでなされることを特徴として、前記(C)段階で表示部に表示された隠しメッセージは受信者に隠しメッセージということが分かるようにメッセージ上端に“隠しメッセージ”という表示、吹き出しの枠にハイライト表示、吹き出しの内部を他の色表示、吹き出しにちらつき表示のうちで少なくとも一つ以上を提供し、前記受信されたメッセージが送信者によって設定された隠しメッセージであり、受信者によって隠しモード設定が確認されない場合、隠しメッセージ処理が一般メッセージで処理して受信された隠しメッセージを一般メッセージでデバイスの表示部に表示することを特徴とする。
【0012】
望ましくは、前記受信者から隠しメッセージの隠し解除が選択されれば、個人認証部を通じて隠し解除を遂行させるための個人認証確認窓を表示部に表示して認証手続きを遂行する段階と、前記認証手続きを通じて使用者認証が確認されれば、隠し解除処理部を通じて隠されたメッセージのうちで隠しを解除するメッセージの選択を受けて、選択を受けた隠しメッセージの隠しを解除して表示部に隠しメッセージを表示する段階をさらに含んでなされることを特徴とする。
【0013】
望ましくは、前記認証手続きは表示部にパスワード入力窓を透明に表示する段階と、一般メッセージ画面で使用者が文字のキーボードを利用してパスワードを入力する段階を含んで、前記パスワード入力窓が画面に浮かべられた状態で使用者が文字のキーボードを利用してパスワードを入力するようになれば、画面には入力されるパスワードが見えないことを特徴とする。
【0014】
望ましくは、前記隠しメッセージが表示部に表示されれば、隠しメッセージはメッセージとともに受信された日付及び時間を一緒に表示されることを特徴とする。
【0015】
望ましくは、前記隠しが解除される隠しメッセージはチャット窓に表示されるメッセージのうちで隠されたメッセージが位置する領域を選択すれば、該当位置で隠されたメッセージが解除されて表示部に隠されたメッセージの一部のみが解除されて表示される段階と、チャット窓上端に表示される送信者を選択すれば、送信者の隠されたメッセージが解除されて表示部に隠されたメッセージ全部が解除されて表示される段階を含んでなされることを特徴とする。
【0016】
望ましくは、前記(B)段階は前記隠しメッセージを送信しようとする送信者が隠しメッセージを送信する前に先ず隠しメッセージ伝送を受信者に伝達し、受信者は送信者から受信される隠しメッセージ伝送を承認することを特徴とする。
【0017】
望ましくは、前記(C)段階は前記隠しメッセージまたは隠し解止されたメッセージを別の窓や一般メッセージが表示される表示部の領域とは別に独立された位置に表示することを特徴とする。
【0018】
望ましくは、前記(C)段階は前記隠しメッセージ要請中に継続隠しモード設定要請を受けて、受信を継続隠しで処理する段階と、送受信者のうちで少なくとも一つで隠し解止するまで一括隠し処理される段階を含むことを特徴とする。
【0019】
望ましくは、前記チャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法は、前記送信者がメッセージ隠しサービス設定を強制的に設定する段階と、前記受信者が前記送信者が送信する強制的設定されたメッセージを無条件隠しメッセージで受けるか、または隠しメッセージを受けないことのうちで何れか一つで選択する段階をさらに含むことを特徴とする。
【0020】
望ましくは、前記チャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法は、送信者が隠しメッセージのうちでメニューに本人確認機能を追加する段階と、受信者が待機中である時は、相手方が隠しメッセージを確認する直ちにライブ写真を一枚取って送るようにして、チャット中にはライブ確認またはスナップ写真一枚を送る段階をさらに含むことを特徴とする。
【0021】
前記のような目的を達成するための本発明によるチャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法の他の特徴は、(a)チャットサーバーからメッセージが受信されれば、受信されたメッセージが送信者から隠しメッセージで設定されたメッセージであるかを確認する段階と、(b)前記確認結果隠しメッセージで確認されれば、受信されたメッセージが受信者から隠し設定モードが設定されたものかを確認する段階と、(c)送信者から隠しメッセージ設定されて、受信者から隠し設定モードに設定されれば、隠しメッセージ処理部を通じて受信された隠しメッセージをデバイスの表示部に表示する段階と、(d)あらかじめ設定された一定時間以後に前記表示部に表示された隠しメッセージを削除する段階と、(e)隠しメッセージ以後に表示部に表示されるメッセージを隠しメッセージが削除された位置と平行な位置に移動させて整列する段階を含んでなされることを特徴とする。
【0022】
望ましくは、前記隠しメッセージが表示部に表示されれば、隠しメッセージに表示されている一般メッセージは隠しメッセージが表示された領域位の下に移動されて表示されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0023】
以上で説明したような本発明によるチャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法は次のような効果がある。
【0024】
第一、チャットアプリケーションを通じてお互いの間に取り交わした対話文のうちで一部または全部を選択して隠しができるし、隠されたメッセージは個人認証を通じて隠しが解除されることができるため真正な使用者の私生活保護機能が向上されることができる。
【0025】
第二、使用者が移動通信端末でメッセージを保護しようとする時に使用者がチャット窓に表示されるメッセージを選択的に隠しができるし、また隠されたメッセージを個人認証を通じて再び表示可能になるようにすることで、データ保護機能だけではなく使用者便宜性を増大させることができる。
【0026】
第三、移動通信端末に着信されるメッセージを一定時間後に自動隠しがなされるようにしてメッセージ隠し機能によってリアルタイムに着信されるメッセージの内容確認に邪魔を受けないながらも簡便にメッセージが隠されるようになってデータ保護機能だけではなく使用者便宜性を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
図1】本発明の実施例によるチャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供装置の構成を示したブロック図
図2図1のデバイスの構成を詳しく示したブロック図
図3】本発明の実施例によるチャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法を説明するための流れ図
図4図3でメッセージ隠しがなされる過程を説明するための第1実施例の説明図
図5図3でメッセージ隠しがなされる過程を説明するための第2実施例の説明図
【発明を実施するための形態】
【0028】
本発明の他の目的、特性及び利点らは添付した図面を参照した実施例らの詳細な説明を通じて明らかになる。
【0029】
本発明によるチャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法の望ましい実施例に対して添付した図面を参照して説明すれば次のようである。しかし、本発明は以下に開示される実施例に限定されるものではなく、お互いに違う多様な形態に具現されることができるし、単に本実施例は本発明の開示を完全にさせて通常の知識を有した者に発明の範疇を完全に知らせてくれるために提供されるものである。したがって本明細書に記載した実施例と図面に示された構成は本発明の一番望ましい一実施例に過ぎないだけで、本発明の技術的思想をすべて代弁するものではないので、本出願時点においてこれらを取り替えることができる多様な均等物と変形例らがあり得ることを理解しなければならない。
【0030】
図1は、本発明の実施例によるチャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供装置の構成を示したブロック図である。
図1で示しているように、本発明のメッセージ隠しサービス提供装置はチャットサーバー100及びデバイス200を含む。
【0031】
この時、前記チャットサーバー100は複数のデバイス200のうちで何れか一つからチャットデータを受信し、複数デバイス200のうちで他の一つに受信されたチャットデータを送る。この時、チャットサーバー10はネットワークを通じてチャットデータを受信し、受信されたチャットデータを送ることができる。チャットデータはテキストまたはイメージデータのうちで少なくとも何れか一つを含む。
【0032】
そして、前記デバイス200はチャットサーバー100から受信されたチャットデータをディスプレイを通じて表示する。この時、チャットデータは他のデバイスによって作成されたチャットデータであることがある。また、デバイス200は使用者インターフェースを通じて入力されたチャットデータをチャットサーバー100に送る。この時、チャットサーバー100は受信したチャットデータを他のデバイスに送ることができる。一般に、チャットデータはテキスト、イメージ及び音データなどを含むことができるが、このような例示に限定されない。
【0033】
本発明の多様な実施例らによれば、デバイス200は多様な形態のデバイスであることができる。例えば、デバイスはネットワークを通じて遠隔地のサーバーに接続することができるTV装置、コンピューターまたはポータブル端末であることができる。ここで、TV装置の一例にはスマートTV、IPTVセットトップボックスなどが含まれて、コンピューターの一例にはウェッブブラウザー(WEB Browser)が搭載されたノートブック、デスクトップ(desktop)、ラップトップ(laptop)などが含まれて、ポータブル端末の一例には携帯性と移動性が保障される無線通信装置として、PCS(Personal Communication System)、GSM(登録商標)(Global Systemfor Mobile communications)、PDC(Personal Digital Cellular)、PHS(Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、IMT(International Mobile Telecommunication)-2000、CDMA(Code Division Multiple Access)-2000、W-CDMA(W-Code Division Multiple Access)、Wibro(Wireless Broad band Internet)端末、スマートフォン(smart phone)、タブレットPCなどのようなすべての種類のハンドヘルド(Handheld)基盤の無線通信装置が含まれることができる。
【0034】
図2は、図1のデバイスの構成を詳しく示したブロック図である。
図2で示しているように、デバイス200は隠しモード設定部210、メッセンジャー受信確認部220、隠しモード判別部230、隠しメッセージ処理部240、一般メッセージ処理部250、隠し解除処理部260及び個人認証部270を含む。
【0035】
前記隠しモード設定部210はデバイス200のメッセージ隠しサービスを活性化するとか解除する役割を遂行する。すなわち、デバイス200のキー入力部を通じてメッセージ送信者(送信者)からメッセージ隠しサービス設定や解除の要請信号を受信すれば、これによって隠しモードを設定するか、または解除する。
【0036】
この時、隠しモード設定部210は送信者からメッセージ隠しサービス設定や解除の要請信号に対応して受信者の認証がなされることで、隠しモードを設定するか、または解除されることができる。しかし、これに限定されるものではなくて、送信者がメッセージ隠しサービス設定を強制的に設定することができる。すなわち、送信者がメッセージ隠しサービス設定を“強制的設定”を設定した場合、受信者は送信者が送信する“強制的設定”されたメッセージは隠しメッセージでしか受けることができなくなる。よって、送信者が送信する強制的設定されたメッセージは受信者が隠しメッセージで受けるか、それとも受けないことで設定することができる。
【0037】
前記メッセージ受信確認部220はネットワークを通じてチャットサーバー100からメッセージが受信されるかの如何を確認する役割を遂行する。この時、メッセージが受信されれば隠しモード判別部230にメッセージが受信されたことを知らせる。
【0038】
前記隠しモード判別部230はメッセージ受信確認部220でメッセージ受信事実が確認されれば、受信されたメッセージが送信者から隠しメッセージで設定されたメッセージであるか、一般メッセージであるかを判別して、また受信されたメッセージが受信者から隠し設定モードが設定されたか、または解除されたかを判別する役割を遂行する。
【0039】
この時、前記隠しモード判別部230は前記判別結果、隠しメッセージ(送信者によって設定 )でありながら隠しモード設定(受信者によって設定)された状態なら隠しメッセージ処理部240に受信されたメッセージを処理するように指示し、隠しメッセージでありながら隠しモード解除された状態なら一般メッセージ処理部250に受信されたメッセージを処理するように指示し、一般メッセージなら隠しモード及び隠しモード解除モードに構わなく無条件一般メッセージ処理部250に受信されたメッセージを処理するように指示する。
【0040】
この時、隠しモード判別部230は受信された隠しメッセージの状態(受信者が隠し処理であるか、または一般メッセージ処理)を送信者に知らせてくれる機能で、送信者の表示部に直接隠し/一般を知らせてくれるか、またはわくや文字色、ちらつきなどで表示することができる。
【0041】
前記隠しメッセージ処理部240は隠しモード判別部230の指示に従って隠しメッセージ処理手続きを進行する。すなわち、チャットサーバー100で受信された隠しメッセージをデバイス200の表示部に表示し、あらかじめ設定された一定時間(秒、分、時間)以後に表示部に表示された該当隠しメッセージを削除する。そして、隠しメッセージ以後に表示部に表示されるメッセージを隠しメッセージが削除された位置と平行な位置に移動させて整列する。
【0042】
一方、送信者が隠しモード設定された状態で隠しメッセージを送る場合にも受信者が隠しモードを拒否して一般メッセージで受けることを設定することができるし、この場合、隠しメッセージ処理部240は送信者にこれの確認を受けて受信者端末機で一般メッセージで処理することもできる。しかし、送信者がメッセージ隠しサービス設定を“強制的設定”を設定した場合は送信者が送信する強制的設定されたメッセージは一般メッセージで処理されない。
【0043】
前記隠しメッセージ処理部240はこれに限定されないし、他の実施例として、チャットサーバー100で受信された隠しメッセージまたは隠し解止されたメッセージをデバイス200の表示部に別の窓や一般メッセージが表示される表示部の領域とは別に独立された位置に隠しメッセージを表示し、あらかじめ設定された一定時間(秒、分、時間)以後に表示部に表示された該当の隠しメッセージを見えなくなるようにする。この時、隠しメッセージまたは隠し解止されたメッセージはメッセージと共に受信された日付及び時間を一緒に表示する。
【0044】
これによって、一般メッセージが表示される表示部の領域とは別途の別の窓または独立された位置に隠しメッセージまたは隠し解止されたメッセージが表示されても、日付と時間が一緒に表示されるので、一般メッセージと別途の窓または領域に見られても使用者が該当メッセージを確認するのに難しさがなくなる。
【0045】
前記一般メッセージ処理部250は隠しモード判別部230の指示に従って一般的なメッセージ着信処理を進行する。すなわち、チャットサーバー100で受信されたメッセージをデバイス200の表示部に表示して、使用者が受信されたメッセージを確認及び利用するようにする。
【0046】
前記隠し解除処理部260は隠しメッセージ処理部210で隠しメッセージ処理手続きを通じてメッセージ隠しになってから解除された時の制御処理を遂行する。すなわち、隠されたメッセージのうちで隠しを解除するメッセージの選択を受けて、選択を受けた隠しメッセージの隠しを解除して表示部に隠しメッセージを表示する。この時、隠しメッセージが表示部に表示されれば、隠しメッセージに表示されている一般メッセージは隠しメッセージが表示された領域位下に移動させて表示する。ここで隠しを解除するメッセージの選択は使用者のタッチなどによってなされることができる。
【0047】
そして、前記隠し解除処理部260は隠されたメッセージ全部に対して隠しを解除することもでき、隠されたメッセージの一部のみを解除することもできる。この時、隠されたメッセージの一部のみを解除する時にはチャット窓に表示されるメッセージのうちで隠されたメッセージが位置する領域を選択することで、該当位置で隠されたメッセージが解除されて表示される。また、隠されたメッセージ全部に対して隠しを解除する時にはチャット窓上端に表示される送信者を選択して、送信者の隠されたメッセージがすべて解除されて表示される。
【0048】
前記個人認証部270は隠し解除処理部260で隠し解除を遂行させるための個人認証を遂行する。すなわち、隠し解除が選択されれば隠しメッセージの表示如何を認証するための個人認証確認窓が表示部に表示される。そして、使用者のタッチなどによって個人認証確認窓にあらかじめ設定された固有の情報の入力を受けてあらかじめ記憶されている使用者情報とのマッチングを通じて個人認証を遂行する。この時、前記固有の情報はパスワード(文字)、設定パターン、生体情報(指紋、虹彩、イメージマッチングなど)が含まれる。
【0049】
このように構成された本発明によるチャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供装置の動作を添付した図面を参照して詳しく説明すれば次のようである。図1または図2と同一な参照符号は同一な機能を遂行する同一な部材を指称する。
図3は、本発明の実施例によるチャットウィンドウでのメッセージ隠しサービス提供方法を説明するための流れ図である。
【0050】
図3を参照して説明すれば、先ずネットワークを通じてチャットサーバー100からメッセージが受信されれば(S10)、メッセージ受信確認部220はメッセージが受信されたことを隠しモード判別部230に知らせる(S20)。すなわち、隠しメッセージを送信しようとする送信者が隠しメッセージを送信する前に先ず隠しメッセージ伝送を受信者に伝達して、受信者は送信者から受信される隠しメッセージ伝送を承認することで、隠しメッセージの伝送がなされるようになる。他の実施例として、メッセージを作成後受信者に作成されたメッセージを送る時伝送キーのオプション(一般/隠し)の選択を通じて選択的メッセージ伝送も可能である。
【0051】
この時、対話中である時の送信者は連続的に発信される隠しメッセージを、受信者は連続的に隠し、または一般メッセージを一一に確認して知らせなければならない不便を無くすため、隠しメッセージ要請中に継続隠しモード設定要請を受けて、受信を継続隠しで処理するようになれば、送受信者誰でも隠し解止するまで一括隠し処理される。そして、送受信者誰でも隠し及び継続隠しは相対方許諾なしに解止できるが、メッセージ送受信なしに一定時間が経てば自動で隠し及び継続隠しは解止されることができる。
【0052】
また、隠しメッセージ伝送及び承認はチャットウィンドウを通じて行われることができる。そして、承認手続きは受信者端末機表示部に隠しメッセージ伝送が受信されれば、表示部にパスワード入力窓を透明にさせてそのまま一般メッセージ画面で本人が文字のキーボードを利用してパスワードを入力することで、承認がなされるようにする。パスワード入力窓が画面に浮かべられた状態で使用者が文字のキーボードを利用してパスワードを入力するようになれば、画面には入力されるパスワードが見えなくなる。
【0053】
したがって、隠しモード判別部230はメッセージ受信事実が確認されれば、受信されたメッセージが送信者から隠しメッセージで設定されたメッセージであるかを確認する(S30)。この時、“隠しメッセージを発送しました。”または、“隠しメッセージが到着しました”などの案内メッセージは必ず隠し処理されて一般メッセージには見えないようにする。
【0054】
引き続き前記確認結果隠しメッセージで確認されれば(S30)、また受信されたメッセージが受信者から隠し設定モードが設定されたかを確認する(S40)。すなわち、受信されるメッセージを隠しメッセージで処理するためにはメッセージが送信者から隠しメッセージで設定されて受信されなければならないし、また受信された隠しメッセージを受信者からまた隠し設定モードに設定された場合だけに受信されたメッセージを隠しメッセージで処理することができる。
【0055】
しかし、これに限定されるものではなくて、送信者がメッセージ隠しサービス設定を強制的に設定することができる。この場合は受信者が受信された隠しメッセージをまた隠し設定モードで設定しない場合にも送信者がメッセージ隠しサービス設定を“強制的設定”を設定した場合、受信者は送信者が送信する“強制的設定”されたメッセージは隠しメッセージでしか受けることができなくなるし、隠しメッセージで受けたくないようにする場合は受信者が隠しメッセージを受けないことで設定しなければならない。
【0056】
このように、送信者から隠しメッセージ設定されて、受信者から隠し設定モードに設定されれば、図4(a)で示しているように、隠しメッセージ処理部240は受信された隠しメッセージをデバイス200の表示部に表示する(S50)。この時、表示部に表示された隠しメッセージは受信者に隠しメッセージというのが分かるように表示されたメッセージに表示することが望ましい。例として、メッセージ上端に“隠しメッセージ”という表示を提供するか、または吹き出しの枠にハイライトを提供するか、または吹き出しの内部を他の色で満たすか、または吹き出しにちらつくことを提供して該当メッセージが隠しメッセージというのを受信者が分かるように提供する。
【0057】
引き継いで、図4(b)で示しているように、あらかじめ設定された一定時間(秒、分、時間単位)以後に前記表示部に表示された隠しメッセージを削除する(S60)。この時設定される一定時間は受信者によって設定され、一度設定しておけば設定を変更する前まではすべての隠しメッセージが自動的に一定時間が経てば削除される。
【0058】
そして、図4(c)で示しているように隠しメッセージ以後に表示部に表示されるメッセージを隠しメッセージが削除された位置と平行な位置に移動させて整列する(S70)。このように、隠しメッセージが削除された位置で残りメッセージらが移動されるように整列されることによって、はじめから表示部に表示されたメッセージを確認した受信者を除き隠されたメッセージがあったかをわからなくなる。
【0059】
しかし、これに限定されないし、他の実施例として、送信者から隠しメッセージ設定されて、受信者から隠し設定モードに設定されれば、図5(a)で示しているように、隠しメッセージ処理部240は受信された隠しメッセージをデバイス200の表示部に別の窓や一般メッセージが表示される表示部の領域とは別に独立された位置に隠しメッセージを表示する(S50)。この時、表示部に表示された隠しメッセージは受信者に隠しメッセージというのが分かるように表示されたメッセージに表示する。例として、メッセージ上端に“隠しメッセージ”という表示を提供するか、または吹き出しの枠にハイライトを提供するか、または吹き出しの内部を他の色で満たすか、または吹き出しにちらつくことを提供して該当メッセージが隠しメッセージということを受信者が分かるように提供する。
【0060】
あらかじめ設定された一定時間(秒、分、時間)以後に表示部に表示された該当の隠しメッセージを見えなくなるようにする。この時、隠しメッセージはメッセージと共に受信された日付及び時間を一緒に表示する。
【0061】
引き継いで、図5(b)で示しているように、あらかじめ設定された一定時間(秒、分、時間単位)以後に前記表示部に表示された隠しメッセージを見えなくなるようにする(S60)。この時設定される一定時間は受信者によって設定され、一度設定しておけば設定を変更する前まではすべての隠しメッセージが自動的に一定時間が経てば見えなくなるようになる。一方、前記受信されたメッセージの処理結果は送信者端末機で伝達することができる。
【0062】
このように、隠しメッセージが見えなくなった位置で残りメッセージらが移動されるように整列されるによって、はじめから表示部に表示されたメッセージを確認した受信者を除き隠されたメッセージがあったのかをわからなくなる。
【0063】
一方、受信者から隠しメッセージの隠し解除が選択されれば(S70)、個人認証部270を通じて隠し解除を遂行させるための個人認証確認窓を表示部に表示して認証手続きを遂行する(S80)。
【0064】
この時、認証手続きは使用者のタッチなどによって個人認証確認窓にあらかじめ設定された固有の情報の入力を受けてあらかじめ記憶されている使用者情報とのマッチングを通じて個人認証を遂行する。前記固有の情報はパスワード(文字)、設定パターン、生体情報(指紋、虹彩、イメージマッチングなど)が含まれる。
【0065】
しかし、認証手続きはこれに限定されないし、他の実施例として、表示部にパスワード入力窓を透明にさせてそのまま一般メッセージ画面で本人が文字のキーボードを利用してパスワードを入力するようにする。すなわち、パスワード入力を受ける画面が表示部に浮かべられて使用者がパスワード入力をすれば周辺が第3者などに好奇心を誘発するようにする問題点がある。このような問題点を解決するため、パスワード入力窓を透明にさせてそのまま一般メッセージ画面で本人が文字のキーボードを利用してパスワードを入れるように構成することで、使用者本人外には入力方法が分からないようにする方法を利用する。よって、パスワード入力窓が画面に浮かべられた状態で使用者が文字のキーボードを利用してパスワードを入力するようになれば、画面には入力されるパスワードが見えなくなる。
【0066】
そして、使用者のタッチなどによって個人認証確認窓にあらかじめ設定された固有の情報の入力を受けてあらかじめ記憶されている使用者情報とのマッチングを通じて個人認証を遂行する。
【0067】
一方、認証手続きの場合、チャット中ではない待機中である時隠しメッセージを送るようになれば、隠しメッセージ伝送という特定シグナルを送るようになるが、この時送信者は受信者が本人であるかの如何の確認をパスワードですることによって、適用が難しくて毎度パスワードをキーインする不便なこともある。
これに、本願発明は、隠しメッセージのうちでメニューに“本人確認”機能を追加する。本人確認は当然相手方の承認を受けてなされるようにする。
【0068】
本人確認機能で、待機中である時は相手方が隠しメッセージを確認する直ちにライブ写真を一枚取って送るようにして、チャット中にはライブ確認またはスナップ写真一枚で相対方確認が可能にさせる。普通チャット中に少しのぎこちないことを感じてある時は相対方確認をして見たい場合がある。この時はお互いに合議下に本人確認機能を通じてこっそりライブ確認(メセジング中にセルフカメラが一秒間点いてから消えるか、またはスナップ写真一枚取り機能)を通じてリアルタイムで相手方が誰であるか確印加能なようになる。オプションで“画面には写真一枚で残すか、または残さない”、または“顔だけ認識(残りは無くす)、または“背景も確認”する機能を追加することができる。
【0069】
このように、本人確認機能はチャット中に相手方が誰であるか確認されなくてたまに難しい状況が生ずる時、相対方が誰であるかライブで“本人確認”を要請すれば相手方が承認クリックして、カメラが開かれて“スナップ写真”または“ライブ確認”機能が自動実行される。この機能の結果物も当然自動で隠された内容で保管されるか、それともライブであるので、てんから画面で見えてから確認後はすぐ消えようがするかという機能を追加することができる。
【0070】
そして、前記認証手続きを通じて使用者認証が確認されれば(S90)、隠し解除処理部260を通じて隠されたメッセージのうちで隠しを解除するメッセージの選択を受けて、選択を受けた隠しメッセージの隠しを解除して表示部に隠しメッセージを表示する(S100)。
【0071】
この時、隠しメッセージが表示部に表示されれば、隠しメッセージに表示されている一般メッセージは隠しメッセージが表示された領域程度下に移動されて表示される。しかし、これに限定されないし、他の実施例として、隠しメッセージが表示部に別の窓や一般メッセージが表示される表示部の領域とは別に独立された位置に隠しメッセージが表示される。ここで隠しを解除するメッセージの選択は使用者のタッチなどによってなされることができる。
【0072】
一方、隠しが解除される隠しメッセージは、隠されたメッセージ全部に対して隠しを解除することもでき、隠されたメッセージの一部のみを解除することもできる。この時、隠されたメッセージの一部のみを解除する時にはチャット窓に表示されるメッセージのうちで隠されたメッセージが位置する領域を選択することで、該当位置で隠されたメッセージが解除されて表示部に表示される。また、隠されたメッセージ全部に対して隠しを解除する時にはチャット窓上端に表示される送信者を選択することで、送信者の隠されたメッセージがすべて解除されて表示部に表示される。
【0073】
そして、表示部に表示されたメッセージを受信者から再び隠し設定モードが設定されたか、または隠しメッセージで確認される場合は(S110)、あらかじめ設定された一定時間以後には表示された隠しメッセージを見えなくなるようにして(S60)、前記過程を繰り返す。このように、受信者から再び隠し設定モードが設定されない場合にも隠しメッセージは一定時間後には自動で再び隠し処理されて見えないようにする。そして、受信者端末機に表示される隠しメッセージの処理結果は送信者端末機にも共に知らせることができる。
また、前記確認結果(S110)、隠し設定モードが解除されれば一般メッセージのみ表示部にすべて表示される(S120)。
【0074】
これによって、お互いの間に取り交わした対話文のうちで一部を選択して隠すことができるし、隠されたメッセージは個人認証を通じて隠しが解除されることができるため真正な使用者の私生活保護機能を提供することができる。
【0075】
また、着信されるメッセージを一定時間後自動隠しがなされるようにし、メッセージ隠し機能によってリアルタイムで着信されるメッセージの内容確認に邪魔を受けないながらも簡便にメッセージが隠されるようになってデータ保護機能だけではなく、使用者便宜性を増大させることができる。
【0076】
前記で説明した本発明の技術的思想は望ましい実施例で具体的に記述されたが、前記した実施例はその説明のためのものであり、その制限のためではことに気を付けなければならない。また、本発明の技術的分野の通常の知識を有した者なら本発明の技術的思想の範囲内で多様な実施例が可能であることを理解することができる。したがって、本発明の真正な技術的保護範囲は添付された特許請求範囲の技術的思想によって決まらる。
【符号の説明】
【0077】
210 隠しモード設定部
220 メッセージ受信確認部
230 隠しモード判別部
240 隠しメッセージ処理部
250 一般メッセージ処理部
260 隠し解除処理部
270 個人認証部

図1
図2
図3
図4
図5