特許第6692483号(P6692483)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6692483
(24)【登録日】2020年4月16日
(45)【発行日】2020年5月13日
(54)【発明の名称】イベント管理システム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/02 20120101AFI20200427BHJP
   G06Q 50/10 20120101ALI20200427BHJP
【FI】
   G06Q10/02
   G06Q50/10
【請求項の数】5
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2019-164159(P2019-164159)
(22)【出願日】2019年9月10日
【審査請求日】2019年10月11日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】511309241
【氏名又は名称】株式会社Wing of Freedom
(74)【代理人】
【識別番号】100136250
【弁理士】
【氏名又は名称】立石 博臣
(74)【代理人】
【識別番号】100198719
【弁理士】
【氏名又は名称】泉 良裕
(72)【発明者】
【氏名】益 利光
【審査官】 田中 秀樹
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2008/0250334(US,A1)
【文献】 特開2012−083998(JP,A)
【文献】 特開2004−054799(JP,A)
【文献】 特開2006−331242(JP,A)
【文献】 特開2003−150843(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00−99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
カテゴリーが設定された複数のイベントを管理するためのイベント管理システムであって、
前記複数のイベントに関するイベント情報を登録可能なイベント情報データベースと、
前記イベント情報データベースにアクセス可能に構成された管理サーバと、
ネットワークを介して前記管理サーバとの間で通信可能に構成された複数のユーザ端末と、
を備え、
前記イベント情報データベースは、各イベントのカテゴリー、予定日、上限人数、申込人数及び申込済ユーザ識別情報を前記イベント情報として登録可能に構成されており、
前記複数のユーザ端末には、それぞれ、イベント管理アプリケーションがインストールされており、
前記複数のユーザ端末のうち一のユーザ端末は、前記イベント管理アプリケーションを実行し、
所望のカテゴリーを選択するための選択画面を表示し、
前記選択画面の中から特定カテゴリーが選択されると、前記特定カテゴリーが設定された少なくとも1つのイベントのイベント情報を前記管理サーバに要求し、
前記管理サーバは、前記少なくとも1つのイベントのイベント情報を前記イベント情報データベースから取得して前記一のユーザ端末に送信し、
前記一のユーザ端末は、
前記少なくとも1つのイベント情報に基づいて、前記少なくとも1つのイベントの予定日にイベント開催を示すアイコンが配置されたカレンダー画面を表示し、
前記カレンダー画面を介して前記少なくとも1つのイベントの中から一のイベントへの申し込みが受け付けられると、前記一のイベントへの申込要求とユーザ識別情報とを前記管理サーバに送信し、
前記管理サーバは、前記一のユーザ端末からの前記一のイベントへの申込要求に応答して、前記イベント情報データベース内の前記一のイベントの申込人数を更新すると共に、前記イベント情報データベース内の前記一のイベントの前記申込済ユーザ識別情報に前記ユーザ識別情報を追加することを特徴とするイベント管理システム。
【請求項2】
前記管理サーバは、前記イベント情報データベースに新規のイベントに関するイベント情報が登録されると、前記複数のユーザ端末の各々に新規のイベントが追加されことをプッシュ通知によって報知することを特徴とする請求項1に記載のイベント管理システム。
【請求項3】
前記イベント管理アプリケーションを利用する複数のユーザに関するユーザ情報を登録可能なユーザ情報データベースを更に備え、
前記ユーザ情報データベースは、各ユーザのユーザ識別情報、性別及び年齢を前記ユーザ情報として登録可能に構成されており、
前記イベント情報データベースは、各イベントの性別指定及び年齢制限を前記イベント情報として更に登録可能であり、
前記管理サーバは、
前記一のユーザ端末から受信した前記一のイベントへの申込要求に応答して、前記一のユーザ端末から受信した前記ユーザ識別情報を含むレコードの性別及び年齢を前記ユーザ情報データベースから取得し、
前記イベント情報データベース内の前記一のイベントの性別指定及び年齢制限を参照し、前記レコードの性別及び年齢が前記一のイベントの性別指定及び年齢制限の双方を満たすか否かを判断し、
前記レコードの性別及び年齢が前記一のイベントの性別指定及び年齢制限の双方の条件を満たすと判断したことを条件として、前記イベント情報データベース内の前記一のイベントの申込人数を更新すると共に、前記イベント情報データベース内の前記一のイベントの前記申込済ユーザ識別情報に前記ユーザ識別情報を追加することを特徴とする請求項1又は2に記載のイベント管理システム。
【請求項4】
前記管理サーバは、前記レコードの性別及び年齢が前記一のイベントの性別指定及び年齢制限の双方の条件を満たすと判断したことを条件として、申込許可通知を前記一のユーザ端末に送信し、
前記ユーザ端末は、前記申込許可通知に応答して、申込完了画面を表示することを特徴とする請求項3に記載のイベント管理システム。
【請求項5】
前記管理サーバは、前記一のレコードの性別及び年齢が前記一のイベントの性別指定又は年齢制限の条件を満たさない場合には、申込不可通知を前記一のユーザ端末に送信し、
前記ユーザ端末は、前記申込不可通知に応答して、申込不可画面を表示することを特徴とする請求項3に記載のイベント管理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、イベント事業者が複数のイベントを管理するためのイベント管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、スケジュールを管理するための技術が各種提案されている。例えば、特許文献1に記載のスケジュール管理システムでは、管理対象のスケジュールデータ毎に、スケジュールデータにより特定されるイベントの通知タイミングの到来を監視すること、イベントの参加予定者各々の参加可否状況を示す参加可否管理データを公開し、通知タイミングが到来したイベントの参加予定者各々に割り当てられた内線電話機に当該イベントの開催を通知することが記載されている。また、主装置を介してこれらの内線電話機からイベントへの参加可否を取得し、取得した参加可否に基づいて、このイベントの参加予定者各々の参加可否状況を示す参加可否管理データを更新すること等も記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許6361774号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、イベントを企画運営するイベント事業者においては、開催されるイベントの参加率を向上させることが喫緊の課題である。これに対し、本願の発明者は、会員が開催予定のイベントの存在をリアルタイムに把握しつつ、所望のイベントへの参加申込を手軽に行えることが好ましいと考えた。
【0005】
しかし、上述した特許文献1を含む従来のスケジュール管理方法の中には、会員が開催予定のイベントの存在をリアルタイムに把握しつつ、所望のイベントへの参加申込を手軽に行える技術は見当たらなかった。
【0006】
そこで本発明は、会員が開催予定のイベントの存在をリアルタイムに把握しつつ、所望のイベントへの参加申込を手軽に行うことが可能なイベント管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は、カテゴリーが設定された複数のイベントを管理するためのイベント管理システムであって、前記複数のイベントに関するイベント情報を登録可能なイベント情報データベースと、前記イベント情報データベースにアクセス可能に構成された管理サーバと、ネットワークを介して前記管理サーバとの間で通信可能に構成された複数のユーザ端末と、を備え、前記イベント情報データベースは、各イベントのカテゴリー、予定日、上限人数、申込人数及び申込済ユーザ識別情報を前記イベント情報として登録可能に構成されており、前記複数のユーザ端末には、それぞれ、イベント管理アプリケーションがインストールされており、前記複数のユーザ端末のうち一のユーザ端末は、前記イベント管理アプリケーションを実行し、所望のカテゴリーを選択するための選択画面を表示し、前記選択画面の中から特定カテゴリーが選択されると、前記特定カテゴリーが設定された少なくとも1つのイベントのイベント情報を前記管理サーバに要求し、前記管理サーバは、前記少なくとも1つのイベントのイベント情報を前記イベント情報データベースから取得して前記一のユーザ端末に送信し、前記一のユーザ端末は、前記少なくとも1つのイベント情報に基づいて、前記少なくとも1つのイベントの予定日にイベント開催を示すアイコンが配置されたカレンダー画面を表示し、前記カレンダー画面を介して前記少なくとも1つのイベントの中から一のイベントへの申し込みが受け付けられると、前記一のイベントへの申込要求とユーザ識別情報とを前記管理サーバに送信し、前記管理サーバは、前記一のユーザ端末からの前記一のイベントへの申込要求に応答して、前記イベント情報データベース内の前記一のイベントの申込人数を更新すると共に、前記イベント情報データベース内の前記一のイベントの前記申込済ユーザ識別情報に前記ユーザ識別情報を追加することを特徴とするイベント管理システムを提供している。
【0008】
ここで、前記管理サーバは、前記イベント情報データベースに新規のイベントに関するイベント情報が登録されると、前記複数のユーザ端末の各々に新規のイベントが追加されことをプッシュ通知によって報知するのが好ましい。
【0009】
また、前記イベント管理アプリケーションを利用する複数のユーザに関するユーザ情報を登録可能なユーザ情報データベースを更に備え、前記ユーザ情報データベースは、各ユーザのユーザ識別情報、性別及び年齢を前記ユーザ情報として登録可能に構成されており、前記イベント情報データベースは、各イベントの性別指定及び年齢制限を前記イベント情報として更に登録可能であり、前記管理サーバは、前記一のユーザ端末から受信した前記一のイベントへの申込要求に応答して、前記一のユーザ端末から受信した前記ユーザ識別情報を含むレコードの性別及び年齢を前記ユーザ情報データベースから取得し、前記イベント情報データベース内の前記一のイベントの性別指定及び年齢制限を参照し、前記レコードの性別及び年齢が前記一のイベントの性別指定及び年齢制限の双方を満たすか否かを判断し、前記レコードの性別及び年齢が前記一のイベントの性別指定及び年齢制限の双方の条件を満たすと判断したことを条件として、前記イベント情報データベース内の前記一のイベントの申込人数を更新すると共に、前記イベント情報データベース内の前記一のイベントの前記申込済ユーザ識別情報に前記ユーザ識別情報を追加するのが好ましい。
【0010】
また、前記管理サーバは、前記レコードの性別及び年齢が前記一のイベントの性別指定及び年齢制限の双方の条件を満たすと判断したことを条件として、申込許可通知を前記一のユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末は、前記申込許可通知に応答して、申込完了画面を表示するのが好ましい。
【0011】
更に、前記管理サーバは、前記一のレコードの性別及び年齢が前記一のイベントの性別指定又は年齢制限の条件を満たさない場合には、申込不可通知を前記一のユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末は、前記申込不可通知に応答して、申込不可画面を表示するのが好ましい。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、少なくとも1つのイベントの予定日にイベント開催を示すアイコンが配置されたカレンダー画面が表示され、当該カレンダー画面を介して一のイベントへの申し込みが受け付けられる。そのため、会員が開催予定のイベントの存在をリアルタイムに把握しつつ、所望のイベントへの参加申込を手軽に行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】実施形態に係るイベント管理システムの概略構成を示す図。
図2】ユーザ情報データベースを示す図。
図3】イベント情報データベースを示す図。
図4】ユーザ端末と管理サーバとの間のやりとりを示すシーケンス図。
図5】イベント管理アプリケーションのホーム画面を示す図。
図6】プルダウンメニューの表示形態を示す図。
図7】イベント管理アプリケーションのイベント一覧画面を示す図。
図8】イベントの詳細画面を示す図。
図9】イベントの申込完了画面を示す図。
図10】イベントの申込不可画面を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0014】
<1.実施形態>
以下、図1から図10を参照しつつ、本発明の実施形態によるイベント管理システムを詳細に説明する。具体的には、本発明のイベント管理システムの一例として、図1に示すイベント管理システム1を例にとって説明する。
【0015】
図1に示すように、イベント管理システム1は、管理サーバ10と、ユーザ情報データベース11と、イベント情報データベース12と、複数のユーザ端末20(20A,20B,20C,…)とを備えて構成される。
【0016】
管理サーバ10は、ユーザ情報データベース11及びイベント情報データベース12にそれぞれ接続されており、双方にアクセスすることが可能である。
【0017】
管理サーバ10は、公知のサーバ装置と同様のハードウェア構成を備えている。具体的には、管理サーバ10は、プロセッサ、プロセッサのワークエリア等として機能するRAM(Random Access Memory)、プロセッサが実行する制御プログラムやデータを格納するROM(Read Only Memory)を備えている。
【0018】
また、管理サーバ10には、ネットワークインタフェース、モニタ、入力デバイス、及び補助記憶装置なども設けられている。
【0019】
管理サーバ10の各機能は、上述したハードウェアやプロセッサにおいて実行されるプログラムによって実現される。
【0020】
各ユーザ端末20(20A,20B,20C,…)は、通信ネットワークNWを介して管理サーバ10に接続されており、管理サーバ10との間でネットワーク通信を行うことが可能である。
【0021】
管理サーバ10は、LANケーブルを介して通信ネットワークNWに有線接続されている。一方、各ユーザ端末20は、Wi−Fi(登録商標)によって通信ネットワークNWに無線接続されている。
【0022】
各ユーザ端末20は、公知のスマートフォン等と同様のハードウェア構成を備える。ユーザ端末20は、プロセッサ、プロセッサのワークエリア等として機能するRAM、プロセッサが実行する制御プログラムやデータを格納するROMを備えている。
【0023】
また、ユーザ端末20には、ユーザに対して各種情報を表示する表示装置およびユーザが操作する入力装置として機能するタッチパネル、及び各種情報及びデータを記憶する補助記憶装置なども設けられている。
【0024】
さらに、ユーザ端末20には、OS(Operating System)上で動作するイベント管理アプリケーションAPがインストールされている。イベント管理アプリケーションAPは、各種イベントを企画運営するイベント事業者により会員に提供されるアプリケーションである。イベント管理アプリケーションAPは、開催予定の各種イベントを閲覧したり、所望のイベントへの参加を申し込みしたりするのに用いられる。
【0025】
イベント管理アプリケーションAPの利用に先立って、各会員は、イベント管理アプリケーションAPの初回起動時に図示しないユーザ登録画面を介してユーザ登録(会員登録)を行う必要がある。ユーザ登録画面において入力された会員の情報(ユーザ情報)は、ユーザ端末20から管理サーバ10に送信される。管理サーバ10は、ユーザ端末20から受信したユーザ情報を新規のユーザ情報としてユーザ情報データベース11(図2参照)に登録する。
【0026】
図2に示すように、ユーザ情報データベース11には、各会員のユーザ情報がレコードRC11,RC12,・・・として記録される。各レコードのフィールド(入力項目)としては、「ユーザID」、「性別」、「年齢」及び「氏名」が用意されている。上述したように、ユーザ情報データベース11には、ユーザ端末20においてユーザ登録が行われる都度、新規ユーザに関するユーザ情報のレコードが追加される。
【0027】
イベント事業者が管理するイベントに関する情報(イベント情報)は、管理サーバ10によってイベント情報データベース12に登録される。
【0028】
図3に示すように、イベント情報データベース12は、イベント毎にレコードが記録される仕様になっている。イベント情報データベース12には、各レコードのフィールド(入力項目)として「イベントID」、「カテゴリー」、「予定日」、「上限人数」、「申込人数」、「性別指定」、「年齢制限」及び「申込済ユーザID」が用意されている。イベント情報データベース12には、新規イベントが発生する都度、当該新規イベントに関するイベント情報のレコードが追加される。
【0029】
本実施形態では、イベント事業者が自ら企画運営するイベントに関する情報がイベント情報データベース12に記録されている。
【0030】
続いて、図4のシーケンス図を参照しながら、管理サーバ10と特定のユーザ端末20との間のやりとりについて説明する。
【0031】
ユーザ端末20のタッチパネルを介してイベント管理アプリケーションAPに対応するアイコン(不図示)が選択されると、ユーザ端末20は、イベント管理アプリケーションAPを起動する(ステップS1)。これに伴い、ユーザ端末20は、ホーム画面GA1(図5参照)をタッチパネルに表示する(ステップS2)。
【0032】
図5に示すように、ホーム画面GA1は、プルダウンメニューPDと、その下側に配置されるカレンダーCAとを備えて構成される。
【0033】
プルダウンメニューPDは、所望のイベントカテゴリーをユーザに選択させるためのものであり、本発明に係る選択画面の一例である。プルダウンメニューPDがユーザによって操作されると、図6に示すように、予め登録されたイベントカテゴリーが上から下に向けて列挙される。
【0034】
図5に示すように、カレンダーCAは、日曜始まりの月別カレンダーであり、本発明に係るカレンダー画面の一例である。なお、ホーム画面起動時(初期状態)では、今月のカレンダーが表示されるように標準設定されている。カレンダーCAにおいて、グレー表示されている部分(2019年6月10日)は本日に相当する。また、カレンダーCAの下部には、カレンダー表示を前月(5月)又は次月(7月)に切り替えるための切り替えキーが設けられている。
【0035】
列挙されたイベントカテゴリーの中から特定カテゴリー(例えば「婚活イベント」)が選択されると、ユーザ端末20は、当該特定カテゴリーが設定されたイベントのイベント情報を管理サーバ10に要求する(ステップS3)。
【0036】
これに対して、管理サーバ10は、イベント情報データベース12にアクセスし、特定カテゴリーに一致するレコードをすべて抽出し、抽出されたすべてのレコードを特定カテゴリーが設定されたイベントのイベント情報として取得する(ステップS4)。
【0037】
例えば、特定カテゴリーが「婚活イベント」の場合、管理サーバ10は、フィールド「カテゴリー」に「婚活」が入力されているレコードをすべて抽出する。同様に、特定カテゴリーが「草野球イベント」の場合、管理サーバ10は、フィールド「カテゴリー」に「草野球」が入力されているレコードをすべて抽出する。
【0038】
そして、管理サーバ10は、ステップS4において取得したイベント情報(抽出されたすべてのレコードの情報)をユーザ端末20に送信する(ステップS5)。例えば、特定カテゴリーが「婚活イベント」の場合、管理サーバ10は、レコードRC22,RC24の情報をユーザ端末20に送信する。
【0039】
ユーザ端末20は、管理サーバ10から受信したイベント情報に基づいて、特定カテゴリー(例えば「婚活イベント」)のイベントの予定日を特定する。ここでは、ユーザ端末20は、レコードRC22,RC24の情報から「婚活イベント」の予定日として2019年6月22日と2019年6月30日とを特定するものとする。
【0040】
そして、図7に示すように、ユーザ端末20は、イベントの予定日(2019年6月22日及び2019年6月30日)にハートのアイコンを配置したカレンダーCAを含むイベント一覧画面GA2をタッチパネルに表示する。ここで、ハートのアイコンは、「婚活イベント」のイベント開催を示すアイコンであり、本発明に係る「イベント開催を示すアイコン」の一例である。なお、イベント一覧画面GA2においては、プルダウンメニューPDにはユーザによって選択された特定カテゴリー(ここでは、「婚活イベント」)が表示されている。
【0041】
図7に示すように、イベント一覧画面GA2のカレンダーCAにおいて、例えば、2019年6月22日のアイコンが選択されたとする。その場合、図8に示すように、ユーザ端末20は、管理サーバ10から受信したイベント情報(詳細には、レコードRC22の情報)に基づいて、2019年6月22日に開催されるイベントの詳細画面GA3をタッチパネルにポップアップ表示する。
【0042】
詳細画面GA3には、管理サーバ10から受信したイベント情報に基づいて、婚活イベントの日時、場所、年齢制限、参加上限人数及び現在の申込人数が表示されると共に、参加を申し込むため申込ボタンが表示されている。
【0043】
詳細画面GA3の申込ボタンが押下されると、ユーザ端末20は、2019年6月22日開催予定のイベントに対する申込要求及びユーザIDを管理サーバ10に送信する(ステップS7)。
【0044】
管理サーバ10は、ユーザ端末20からの申込要求に応答して、イベントへの申込可否を判断する処理を実行する(ステップS8)。
【0045】
具体的には、管理サーバ10は、ユーザ端末20から受信したユーザIDを含むレコードの性別及び年齢をユーザ情報データベース11から取得する。例えば、ユーザIDが「0005」である場合には、管理サーバ10は、レコードRC15(図2参照)の性別(女)及び年齢(38)をユーザ情報データベース11から取得する。
【0046】
次に、管理サーバ10は、申込要求が受け付けられたイベント(2019年6月22日に開催される婚活イベント)に対応するレコードRC22(図3参照)の性別指定及び年齢制限を参照する。そして、管理サーバ10は、図2に示すレコードRC15の性別及び年齢が図3に示すレコードRC22の性別指定及び年齢制限の双方を満たすか否かを判断する。今回の例では、図3のレコードRC22に示すように、性別指定は存在せず、年齢制限は20歳未満である。よって、管理サーバ10は、図2に示すレコードRC15の性別(女)及び年齢(38)が図3に示すレコードRC22の性別指定及び年齢制限の双方を満たすと判断する。そして、管理サーバ10は、レコードRC22の申込人数を「8」から「9」に更新すると共に、申込済ユーザIDにユーザID「0005」を新たに追加する。
【0047】
この後、管理サーバ10は、イベントへの申込が完了した旨を通知する申込完了通知をユーザ端末20に送信する(ステップS9)。ユーザ端末20は、申込完了通知を管理サーバ10から受信すると、図9に示すように、カレンダーCAの下側にイベントの申し込みが完了した旨を記載した申込完了画面GA4をタッチパネルに表示する(ステップS10)。
【0048】
なお、申込完了画面GA4では、カレンダーCAにおいて申込が完了したイベントの予定日に表示されるアイコンが白抜きから黒の塗りつぶしに変更される。これにより、ユーザは、2019年6月22日開催の婚活イベントに参加予定であることを容易に把握することが可能である。
【0049】
他方、図2に示すユーザID「0003」のユーザが2019年6月22日に開催される婚活イベント申し込みを行った場合には、当該ユーザの年齢(15歳)が当該婚活イベントの年齢制限(20歳未満)を満たさない。
【0050】
この場合、管理サーバ10は、上述したステップS9に代えて、イベントへの申込が出来ない旨の申込不可通知をユーザ端末20に送信する(ステップS11)。ユーザ端末20は、申込不可通知を管理サーバ10から受信すると、図10に示すように、申し込みが出来ない理由を記載したポップアップ画面51を含む申込不可画面GA5を表示する(ステップS12)。
【0051】
上述した実施形態によれば、プルダウンメニューPDを介して特定カテゴリーが選択されると(図5及び図6参照)、当該特定カテゴリーのイベントの予定日にイベント開催を示すアイコンが配置されたカレンダーCAが表示される(図7参照)。そして、カレンダーCAを介して一のイベントへの申し込みが受け付けられる。そのため、会員が開催予定のイベントの存在をリアルタイムに把握しつつ、所望のイベントへの参加申込を手軽に行うことが可能である。
【0052】
また、上述した実施形態によれば、イベントの申込者の性別及び年齢が当該イベントに設定された性別指定及び年齢制限の双方を満たしたことを条件として、申し込みが完了するように構成されている。逆に言えば、イベントの申込者の性別及び年齢が当該イベントに設定された性別指定又は年齢制限を満たさない場合には、申し込みができない構成になっている。よって、イベントの参加者を事前に峻別し、開催されるイベントに相応しい参加者を集めることが可能である。
【0053】
<2.変形例>
本発明によるイベント管理システムは上述の実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
【0054】
例えば、上述した実施形態では、イベント事業者が自ら企画運営するイベントに関する情報がイベント情報データベース12に記録されている場合を例示したが、これに限定されない。イベント事業者とは別の事業者が企画するイベントに関する情報がイベント情報データベース12に記録されるようにしてもよい。
【0055】
具体的には、家電量販店チェーンが企画運営する広告イベントに関する情報を記録するようにしてもよく、或いは、日雇い業者が募集する日雇い業務に関する情報を記録するようにしてもよい。これにより、イベント管理アプリケーションAPを介してより多くのイベント(広告イベントや日雇い業務)に申し込みすることが可能である。
【0056】
また、上述した実施形態では、カレンダーCAとして日曜始まりの月別カレンダーが表示される場合を例示したが、これに限定されず、週別カレンダーが表示されるようにしてもよい。その場合、月別カレンダーよりも1日ごとのスペースを大きく確保できるので、アイコンのみならずイベントの詳細を併せて表示するようにしてもよい。
【0057】
また、上述した実施形態では、アイコンのタッチ操作に伴ってイベント管理アプリケーションAPが起動する場合を例示したが、これに限定されない。プッシュ通知に伴うメッセージ画面のタッチ操作に伴ってイベント管理アプリケーションAPが起動するようにしてもよい。
【0058】
ここで、プッシュ通知は、管理サーバ10によって各会員のユーザ端末20(20A,20B,20C,・・・)に通知されるようにすればよい。具体的には、管理サーバ10は、新規のイベント情報がイベント情報データベース12に登録されたタイミングで、各会員のユーザ端末20(20A,20B,20C,・・・)にプッシュ通知によって新規イベントを報知するようにすればよい。
【産業上の利用可能性】
【0059】
以上のように本発明にかかるイベント管理システムはイベントのスケジュールを管理するのに適している。
【符号の説明】
【0060】
1 イベント管理システム
10 管理サーバ
11 ユーザ情報データベース
12 イベント情報データベース
20 ユーザ端末
AP イベント管理アプリケーション
CA カレンダー
GA1 ホーム画面
GA2 イベント一覧画面
GA3 詳細画面
GA4 申込完了画面
GA5 申込不可画面
NW 通信ネットワーク
PD プルダウンメニュー
【要約】
【課題】会員が開催予定のイベントの存在をリアルタイムに把握しつつ、所望のイベントへの参加申込を手軽に行うことが可能なイベント管理システムの提供。
【解決手段】イベント管理システム1は、ユーザ情報データベース11とイベント情報データベース12と管理サーバ10と複数のユーザ端末20(20A,20B,20C,…)とを備える。イベント情報データベース12には、各イベントのカテゴリー、予定日、上限人数、申込人数及び申込済ユーザ識別情報がイベント情報として登録される。ユーザ端末20は、イベントの予定日にイベント開催を示すアイコンが配置されたカレンダー画面を表示し、イベントへの申し込みが受け付けられると、イベントへの申込要求とユーザ識別情報とを管理サーバ10に送信する。管理サーバ10は、イベントの申込人数を更新し、申込済ユーザ識別情報にユーザ識別情報を追加する。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10