【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態は、UEと基地局との間のデータ伝送の効率を改善し、データ伝送の精度を向上させるために、フィードバック情報を送信するための方法および装置を提供する。技術的解決策は以下のとおりである。
【0007】
第1の実施態様によれば、フィードバック情報を送信するための方法が提供され、本方法は、
ダウンリンクDLの第1の時間−周波数リソース上で基地局によって送信されたトランスポートブロックまたはトランスポートブロック制御情報を受信するステップと、
第1の時間−周波数リソースのリソース位置、DLにおける第1の送信時間間隔の持続時間、およびアップリンクULにおける第2の送信時間間隔の持続時間に基づいて、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースを判定するステップと、
ULの第2の時間−周波数リソース上でフィードバック情報を送信するステップであって、フィードバック情報が、トランスポートブロックの受信状態を示すために使用される、ステップと、
を含む。
【0008】
本発明の第1の実施態様の第1の可能な実装では、ダウンリンクDLの第1の時間−周波数リソース上で基地局によって送信されたトランスポートブロック制御情報を受信するステップの後、本方法は、
トランスポートブロック制御情報によって示される時間−周波数リソース上で、基地局によって送信されたトランスポートブロックを受信するステップであって、
トランスポートブロック制御情報が、トランスポートブロックの送信位置情報またはトランスポートブロックに関連する物理層ダウンリンク制御チャネルPDCCHの情報を少なくとも含む、ステップ
をさらに含む。
【0009】
本発明の第1の実施態様の第2の可能な実装では、第1の時間−周波数リソースのリソース位置、DLにおける第1の送信時間間隔の持続時間、およびアップリンクULにおける第2の送信時間間隔の持続時間に基づいて、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースを判定するステップが、
ULにおいて、DLに対応する(n+k)番目のサブフレーム位置における任意の第2の送信時間間隔フレームの持続時間を、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースとして判定するステップ、または
ULにおいて、DLに対応する(n+k)番目のサブフレーム位置における最初の第2の送信時間間隔フレームおよび/もしくは最後の第2の送信時間間隔フレーム以外の任意の第2の送信時間間隔フレームの持続時間を、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースとして判定するステップ、または
ULにおいて、DLに対応する(n+k)番目のサブフレーム位置において指定された第2の送信時間間隔フレームの持続時間を、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースとして判定するステップ、または
ULにおいてn番目のサブフレームの後の[k*(TTI_DL/TTI_UL)]番目の第2の送信時間間隔フレームの後のm番目の第2の送信時間間隔フレームの持続時間を、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースとして判定するステップであって、[ ]は丸め演算子を示し、TTI_DLおよびTTI_ULは、DLにおける1つの送信時間間隔の持続時間およびULにおける1つの送信時間間隔の持続時間をそれぞれ示し、mは自然数である、ステップ
を含み、
nは、第1の時間−周波数リソースが位置するサブフレームのサブフレーム番号を示す。
【0010】
本発明の第1の実施態様の第3の可能な実装では、本方法は、
第2の送信時間間隔フレーム構成情報を受信するステップと、第2の送信時間間隔フレーム構成情報に従って第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースを判定するステップであって、第2の送信時間間隔フレーム構成情報が第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報を運ぶ、ステップと、
をさらに含む。
【0011】
本発明の第1の実施態様の第4の可能な実装では、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ULにおいて、DLに対応する(n+k)番目のサブフレーム位置で指定された第2の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソース情報である、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ULにおいてn番目のサブフレームの後の[k*(TTI_DL/TTI_UL)]番目の第2の送信時間間隔フレームの後のm番目の第2の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソース情報であり、[ ]は丸め演算子を示し、TTI_DLおよびTTI_ULは、DLにおける1つの送信時間間隔の持続時間およびULにおける1つの送信時間間隔の持続時間をそれぞれ示し、mは自然数であり、
nは、第1の時間−周波数リソースが位置するサブフレームのサブフレーム番号を示す。
【0012】
本発明の第1の実施態様の第5の可能な実装では、第2の送信時間間隔フレーム構成情報を受信するステップが、
PDCCH上で運ばれ、基地局によって送信された情報を受信するステップであって、PDCCH上で運ばれた情報が、第2の送信時間間隔フレーム構成情報を少なくとも含む、ステップ、または
基地局によって送信された媒体アクセス制御層MACシグナリングを受信するステップであって、MACシグナリングが、第2の送信時間間隔フレーム構成情報を運ぶ、ステップ、または
基地局によって送信された無線リソース制御プロトコル層RRCシグナリングを受信するステップであって、RRCシグナリングが、第2の送信時間間隔フレーム構成情報を運ぶ、ステップ、または
上記の3つの方法のうちの少なくとも2つに関連して第2の送信時間間隔フレーム構成情報を受信するステップ
を含む。
【0013】
本発明の第1の実施態様の第6の可能な実装では、第2の時間−周波数リソース情報が、ネットワークシステムのサブフレーム番号と、ネットワークシステムのサブフレームにおけるULの第2の送信時間間隔フレームのサブフレーム番号と、によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、絶対時間によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ULの第2の送信時間間隔フレームの絶対番号によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ULの第2の送信時間間隔フレームのインデックス値によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ネットワークシステムのサブフレーム番号と、ULの第2の送信時間間隔フレームのインデックス値と、によって示される。
【0014】
本発明の第1の実施態様の第7の可能な実装では、本方法は、
基地局によって送信された第1のスケジューリング情報を受信するステップであって、第1のスケジューリング情報が、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報を運ぶ、ステップ
をさらに含む。
【0015】
本発明の第1の実施態様の第8の可能な実装では、トランスポートブロックがサブフレーム間スケジューリングされている場合、第1の時間−周波数リソースは、ダウンリンク共有チャネルPDSCHで運ばれたトランスポートブロックを基地局が送信するために使用されるサブフレームにおける位置である、または
第1の時間−周波数リソースは、PDCCH上で運ばれた情報を基地局が送信するために使用されるサブフレームにおける位置である。
【0016】
本発明の第1の実施態様の第9の可能な実装では、本方法は、
DLにおける第1の送信時間間隔の持続時間が、ULにおける第2の送信時間間隔の持続時間以下である場合に、基地局によって送信された複数のトランスポートブロックがDLのサブフレームで受信された場合、複数のトランスポートブロックに関するPUCCHで運ばれた複数のフィードバック情報を第2の時間−周波数リソース上で送信するステップ、または
DLにおける第1の送信時間間隔の持続時間が、ULにおける第2の送信時間間隔の持続時間以下である場合に、基地局によって送信された有限数のトランスポートブロックがDLのサブフレームで受信された場合、有限数のトランスポートブロックに関する、PUCCHで運ばれた有限数のフィードバック情報を第2の時間−周波数リソース上で送信するステップ
をさらに含む。
【0017】
本発明の第1の実施態様の第10の可能な実装では、複数のトランスポートブロックに関する、PUCCHで運ばれた複数のフィードバック情報を第2の時間−周波数リソース上で送信するステップの前に、本方法は、
基地局によって送信された第2のスケジューリング情報を受信するステップであって、第2のスケジューリング情報が、第1の時間−周波数リソース情報を運び、第1の時間−周波数リソース情報が、第1の送信時間間隔フレームの時間−周波数リソース位置を含む、ステップ
をさらに含む。
【0018】
本発明の第1の実施態様の第11の可能な実装では、基地局によって送信された第2のスケジューリング情報を受信するステップが、
PDCCH上で運ばれ、基地局によって送信された情報を受信するステップであって、PDCCH上で運ばれた情報が、第2のスケジューリング情報を運ぶ、ステップ、または
基地局によって送信されたMACシグナリングを受信するステップであって、MACシグナリングが、第2のスケジューリング情報を運ぶ、ステップ、または
基地局によって送信されたRRCシグナリングを受信するステップであって、RRCシグナリングが、第2のスケジューリング情報を運ぶ、ステップ、または
上記の3つの方法のうちの少なくとも2つに関連して第2のスケジューリング情報を受信するステップ
を含む。
【0019】
本発明の第1の実施態様の第12の可能な実装では、本方法は、
フィードバックビットが複数のフィードバック情報を示すために使用される場合に、複数のトランスポートブロックがすべて正しく受信された場合、フィードバックビットは1であること、または
複数のトランスポートブロックのうちの少なくとも1つが正しく受信されなかった場合、フィードバックビットは0であること
をさらに含む。
【0020】
本発明の第1の実施態様の第13の可能な実装では、第1の時間−周波数リソースの時間領域リソースが、DLのn番目のサブフレームのm番目の第1の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソースである。
【0021】
本発明の第1の実施態様の第14の可能な実装では、本方法は、
PDCCH上で運ばれ、基地局によって送信された情報を受信するステップであって、PDCCH上で運ばれた情報が、mの値を少なくとも含む、ステップ、または
基地局によって送信された媒体アクセス制御層MACシグナリングを受信するステップであって、MACシグナリングが、mの値を運ぶ、ステップ、または
基地局によって送信された無線リソース制御プロトコル層RRCシグナリングを受信するステップであって、RRCシグナリングが、mの値を運ぶ、ステップ、または
上記の3つの方法のうちの少なくとも2つに関連してmの値を受信するステップ
をさらに含む。
【0022】
本発明の第1の実施態様の第15の可能な実装では、本方法は、複数のトランスポートブロックに関する、PUCCHで運ばれた複数のフィードバック情報または有限数のトランスポートブロックに関する、PUCCHで運ばれた有限数のフィードバック情報が、第2の時間−周波数リソース上で送信された後、
基地局によって送信された第3のスケジューリング情報を受信するステップであって、第3のスケジューリング情報が、第3の時間−周波数リソースを少なくとも含む、ステップと、
第3の時間−周波数リソース上で基地局によって再送信されたトランスポートブロックを受信するステップと、
をさらに含む。
【0023】
本発明の第1の実施態様の第16の可能な実装では、第3の時間−周波数リソースの時間領域リソースが、DLの(n+k+k’)番目のサブフレームのm’番目の第1の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソースであり、k’は、自然数であり、m’は、自然数である。
【0024】
本発明の第1の実施態様の第17の可能な実装では、本方法は、
基地局によって送信された第4のスケジューリング情報を受信するステップであって、第4のスケジューリング情報が、m’の値を運ぶ、ステップ、または
基地局によって送信された第5のスケジューリング情報を受信し、第5のスケジューリング情報に従って、m’の値を判定する、ステップ
をさらに含む。
【0025】
本発明の第1の実施態様の第18の可能な実装では、複数のトランスポートブロックに関する、PUCCHで運ばれた複数のフィードバック情報を第2の時間−周波数リソース上で送信するステップの前に、本方法は、
共有チャネルPDSCH上の複数の短い送信時間間隔フレームで運ばれ、基地局によって送信された情報をDLにおけるサブフレームで受信するステップであって、複数の短い送信時間間隔フレームで運ばれた情報が、複数のトランスポートブロックを少なくとも含む、ステップ
をさらに含む。
【0026】
本発明の第1の実施態様の第19の可能な実装では、本方法は、
複数の短い送信時間間隔フレームにおける第1の短い送信時間フレームで運ばれた情報が位置する時間領域リソースを、第1の時間−周波数リソースの時間領域リソースとして判定するステップ、または
複数の短い送信時間間隔フレームにおける指定された短い送信時間フレームで運ばれた情報が位置する時間領域リソースを、第1の時間−周波数リソースの時間領域リソースとして判定するステップ、または
複数の短い送信時間間隔フレームに対応する制御情報が位置する時間領域リソースを、第1の時間−周波数リソースの時間領域リソースとして判定するステップ
をさらに含む。
【0027】
本発明の第1の実施態様の第20の可能な実装では、kの値は4である、および/または4未満の自然数である。
【0028】
本発明の第1の実施態様の第21の可能な実装では、ULおよびDLにおける各時間間隔フレームの持続時間は、0.5ms以下であり、各時間間隔フレームは、Z個のOFDMシンボルを含み、Zは、1以上7以下の任意の整数である。
【0029】
第2の実施態様によれば、フィードバック情報を送信するための方法が提供され、本方法は、
アップリンクULの第1の時間−周波数リソース上でユーザ機器UEによって送信されたトランスポートブロックを受信するステップと、
第1の時間−周波数リソースの位置、ダウンリンクDLにおける第1の送信時間間隔の持続時間、およびULにおける第2の送信時間間隔の持続時間に従って、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースを判定するステップと、
DLの第2の時間−周波数リソース上でフィードバック情報を送信するステップであって、フィードバック情報が、トランスポートブロックの受信状態を示すために使用される、ステップと、
を含む。
【0030】
本発明の第2の実施態様の第1の可能な実装では、アップリンクULの第1の時間−周波数リソース上でユーザ機器UEによって送信されたトランスポートブロックを受信するステップの前に、本方法は、
UEが物理層ダウンリンク制御シグナリングに従ってULにおける第1の時間−周波数リソースを判定するように、物理層ダウンリンク制御シグナリングをUEに送信するステップ
をさらに含む。
【0031】
本発明の第2の実施態様の第2の可能な実装では、第1の時間−周波数リソースの時間領域リソースが、ULのn番目のサブフレーム位置の任意の第2の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソースである、または
第1の時間−周波数リソースの時間領域リソースが、ULのn番目のサブフレーム位置の最初の第2の送信時間間隔フレームおよび/もしくは最後の第2の送信時間間隔フレーム以外の任意の第2の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソースである、または
第1の時間−周波数リソースの時間領域リソースが、ULのn番目のサブフレーム位置のm番目の第2の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソースであり、mは自然数であり、
nは、第1の時間−周波数リソースが位置するサブフレームのサブフレーム番号を示す。
【0032】
本発明の第2の実施態様の第3の可能な実装では、第1の時間−周波数リソースの位置、ダウンリンクDLにおける第1の送信時間間隔の持続時間、およびULにおける第2の送信時間間隔の持続時間に従って、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースを判定するステップが、
DLにおいて、ULに対応する(n+k)番目のサブフレーム位置における任意の第2の送信時間間隔フレームの持続時間を、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースとして判定するステップ、または
DLにおいて、ULに対応する(n+k)番目のサブフレーム位置における最初の第2の送信時間間隔フレームおよび/もしくは最後の第2の送信時間間隔フレーム以外の任意の第2の送信時間間隔フレームの持続時間を、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースとして判定するステップ、または
DLにおいて、ULに対応する(n+k)番目のサブフレーム位置において指定された第2の送信時間間隔フレームの持続時間を、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースとして判定するステップ、または
DLにおいてn番目のサブフレームの後の[k*(TTI_DL/TTI_UL)]番目の第2の送信時間間隔フレームの後のm番目の第2の送信時間間隔フレームの持続時間を、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースとして判定するステップであって、[ ]は丸め演算子を示し、TTI_DLおよびTTI_ULは、DLにおける1つの送信時間間隔の持続時間およびULにおける1つの送信時間間隔の持続時間をそれぞれ示し、mは、1以上、かつULにおけるサブフレームに含まれる第2の送信時間間隔フレームの数以下である、ステップ
を含み、
nは、第1の時間−周波数リソースが位置するサブフレームのサブフレーム番号を示す。
【0033】
本発明の第2の実施態様の第4の可能な実装では、本方法は、
第2の送信時間間隔フレーム構成情報をUEに送信するステップであって、第2の送信時間間隔フレーム構成情報が、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースを運び、第2の送信時間間隔フレーム構成情報が、基地局によって送信されたフィードバック情報を第2の時間−周波数リソース上で受信するようにUEに命令するために使用される、ステップ
をさらに含む。
【0034】
本発明の第2の実施態様の第5の可能な実装では、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ネットワークシステムのサブフレーム番号と、ネットワークシステムのサブフレームにおけるDLの第2の送信時間間隔フレームのフレーム番号と、によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、絶対時間によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、DLの第2の送信時間間隔フレームの絶対番号によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、DLの第2の送信時間間隔フレームのインデックス値によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ネットワークシステムのサブフレーム番号と、DLの第2の送信時間間隔フレームのインデックス値と、によって示される。
【0035】
本発明の第2の実施態様の第6の可能な実装では、第1の時間−周波数リソースの位置、ダウンリンクDLにおける第1の送信時間間隔の持続時間、およびULにおける第2の送信時間間隔の持続時間に従って、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースを判定するステップの後、本方法が、
第2の時間−周波数リソース情報をUEに送信するステップ
をさらに含む。
【0036】
本発明の第2の実施態様の第7の可能な実装では、第2の時間−周波数リソース情報が、ネットワークシステムのサブフレーム番号と、ネットワークシステムのサブフレームにおけるDLの第2の送信時間間隔フレームのフレーム番号と、によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、絶対時間によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、DLの第2の送信時間間隔フレームの絶対番号によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、DLの第2の送信時間間隔フレームのインデックス値によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ネットワークシステムのサブフレーム番号と、ULの第2の送信時間間隔フレームのインデックス値と、によって示される。
【0037】
本発明の第2の実施態様の第8の可能な実装では、第2の送信時間間隔フレーム構成情報をUEに送信するステップが、
PDCCH上で運ばれた情報をUEに送信するステップであって、PDCCH上で運ばれた情報が、第2の時間−周波数リソース情報を少なくとも運ぶ、ステップ、または
第1のスケジューリング情報をUEに送信するステップであって、UEが第2の送信時間間隔フレーム構成情報に従って第2の時間−周波数リソースを判定するように、第1のスケジューリング情報が、第2の送信時間間隔フレーム構成情報を少なくとも運ぶ、ステップ
を含む。
【0038】
本発明の第2の実施態様の第9の可能な実装では、PDCCHは、物理層アップリンク共有チャネルPUSCHで運ばれた情報を送信するようにUEに命令するために使用される第1の時間−周波数リソースをさらに運び、PUSCHは、トランスポートブロックを少なくとも運ぶ。
【0039】
本発明の第2の実施態様の第10の可能な実装では、DLの第2の時間−周波数リソース上でフィードバック情報を送信するステップが、
UEの物理層アップリンク共有チャネルPUSCHのリソース位置に基づいて、UEの物理ハイブリッドリピートインジケータチャネルPHICHのリソース位置を判定するステップと、
DLの第2の時間−周波数リソース上でPHICHを送信するステップであって、PHICHがフィードバック情報を運ぶ、ステップと、
を含む。
【0040】
本発明の第2の実施態様の第11の可能な実装では、DLにおける第1の送信時間間隔の持続時間が、ULにおける第2の送信時間間隔の持続時間よりも長く、かつULにおけるサブフレームで受信したトランスポートブロックが、複数のトランスポートブロックであり、かつ複数のトランスポートブロックによって占有される周波数領域リソースが、互いに異なる場合、DLにおける第2の時間−周波数リソース上でフィードバック情報を送信するステップが、
DLの第2の時間−周波数リソース上で、複数のトランスポートブロックに関するフィードバック情報を送信するステップ
を含む。
【0041】
本発明の第2の実施態様の第12の可能な実装では、DLの第2の時間−周波数リソース上でフィードバック情報を送信するステップの前に、本方法が、
DLにおける第1の送信時間間隔の持続時間が、ULにおける第2の送信時間間隔の持続時間よりも長い場合、UEによって送信された複数のトランスポートブロックをDLにおけるサブフレームで受信するステップであって、複数のトランスポートブロックによって占有される周波数領域リソースが、互いに異なる、ステップ
をさらに含む。
【0042】
本発明の第2の実施態様の第13の可能な実装では、本方法は、
DLにおける第1の送信時間間隔の持続時間が、ULにおける第2の送信時間間隔の持続時間よりも長い場合に、UEによって送信された複数のトランスポートブロックがDLのサブフレームで受信され、かつ複数のトランスポートブロックによって占有される周波数領域リソースが、同じである場合、複数のトランスポートブロックに関するフィードバック情報について、UEのPUSCHのリソース位置に基づいて、UEの物理ハイブリッドリピートインジケータチャネルPHICHのリソース位置を判定するステップを実行するステップ
をさらに含む。
【0043】
本発明の第2の実施態様の第14の可能な実装では、UEのPUSCHのリソース位置に基づいて、UEの物理ハイブリッドリピートインジケータチャネルPHICHのリソース位置を判定するステップが、
数式、すなわち、
【数1】
および
【数2】
に従うことを含み、
ここで、mは、ULのn番目のサブフレームの後のm番目の第2の送信時間間隔フレームにおいてUEによって送信された複数のトランスポートブロックのいずれか1つを示し、
【数3】
であり、
【数4】
は、PHICHのグループ番号を示し、
【数5】
は、PHICHのシーケンス番号を示し、n
DMRSは、DMRSに関する数値を示し、
【数6】
は、PHICHのグループ番号を示し、I
PHICHは、PHICH変調用の拡散率を示すために使用され、
【数7】
は、周波数領域における最小周波数ブロックのデータのインデックス値である。
【0044】
本発明の第2の実施態様の第15の可能な実装では、DLの第2の時間−周波数リソース上でフィードバック情報を送信するステップの後に、本方法が、
第2のスケジューリング情報をUEに送信するステップであって、第2のスケジューリング情報が、第3の時間−周波数リソースを少なくとも含む、ステップと、
第3の時間−周波数リソース上でUEによって再送信されたトランスポートブロックを受信するステップと、
をさらに含む。
【0045】
本発明の第2の実施態様の第16の可能な実装では、第3の時間−周波数リソースと第2の時間−周波数リソースとの間の時間間隔が、第2の時間−周波数リソースと第1の時間−周波数リソースとの間の時間間隔とは異なる。
【0046】
本発明の第2の実施態様の第17の可能な実装では、kの値は4である、および/または4未満の自然数である。
【0047】
本発明の第2の実施態様の第18の可能な実装では、ULおよびDLにおける各時間間隔フレームの持続時間は、0.5ms以下であり、各時間間隔フレームは、Z個のOFDMシンボルを含み、Zは、1以上7以下の任意の整数である。
【0048】
第3の実施態様によれば、フィードバック情報を送信するための方法が提供され、本方法は、
UEによって、基地局によって送信されたトランスポートブロックを受信し、UEがDMRSを送信するULにおける第1の時間−周波数リソースが、UEがトランスポートブロックに関するフィードバック情報を送信するULにおける時間−周波数リソースと衝突する場合、ULにおける第1の時間−周波数リソースに従って、ULにおける第2の時間−周波数リソースを判定する、ステップと、
ULの第2の時間−周波数リソース上でフィードバック情報を基地局に送信するステップであって、フィードバック情報が、トランスポートブロックの送信状態を示すために使用される、ステップと、
を含む。
【0049】
本発明の第3の実施態様の第1の可能な実装では、ULの第1の時間−周波数リソースに従って、ULにおける第2の時間−周波数リソースを判定するステップが、
時間領域において第1の時間−周波数リソースに最も近く、PUCCHが位置する時間−周波数リソースを、第2の時間−周波数リソースとして判定するステップ、または
時間領域において第1の時間−周波数リソースで指定され、PUCCHが位置する時間−周波数リソースを、第2の時間−周波数リソースとして判定するステップ、または
第1の時間−周波数リソースに隣接する2つの時間−周波数リソースのいずれかを、第2の時間−周波数リソースとして判定するステップ、または
第1の時間−周波数リソースに隣接する2つの時間−周波数リソースにおいて指定される時間−周波数リソースを、第2の時間−周波数リソースとして判定するステップ、または
第1の時間−周波数リソースの前または次の固定位置にある時間−周波数リソースを、第2の時間−周波数リソースとして判定するステップ
を含む。
【0050】
本発明の第3の実施態様の第2の可能な実装では、本方法は、
UEによって、同一の送信時間間隔または隣接もしくは連続する送信時間間隔内で送信された少なくとも2つのトランスポートブロックを受信し、少なくとも2つのデータブロック内の1つのトランスポートブロックに関するフィードバック情報を送信するための時間−周波数リソースが、第1の時間−周波数リソースと衝突する場合、トランスポートブロックに関するフィードバック情報と、少なくとも2つのトランスポートブロックにおける他のトランスポートブロックに関するフィードバック情報と、を結合する、ステップ
をさらに含む。
【0051】
本発明の第3の実施態様の第3の可能な実装では、本方法は、
PUCCHが位置する、指定された時間−周波数リソースを、第2の時間−周波数リソースとして判定するステップ
をさらに含む。
【0052】
本発明の第3の実施態様の第4の可能な実装では、本方法は、
ULの第1の時間−周波数リソース上で、フィードバック情報をDMRSで運ぶことによって、フィードバック情報を基地局に送信するステップ
をさらに含む。
【0053】
本発明の第3の実施態様の第5の可能な実装では、ULの第1の時間−周波数リソース上で、フィードバック情報をDMRSで運ぶことによって、フィードバック情報を基地局に送信するステップが、
ULの第1の時間−周波数リソース上で、フィードバック情報を運ぶDMRSをビット情報の形式または参照信号振幅情報の形式で基地局に送信するステップ
を含む。
【0054】
本発明の第3の実施態様の第6の可能な実装では、ULにおける送信時間間隔は、OFDMシンボルである。
【0055】
第4の実施態様によれば、フィードバック情報を送信するための方法が提供され、本方法は、
DLの第1の時間−周波数リソース上でトランスポートブロックまたはトランスポートブロック制御情報をUEに送信するステップと、
第2の時間−周波数リソース上でUEによって送信されたフィードバック情報を受信するステップであって、フィードバック情報が、トランスポートブロックの受信状態を示すために使用される、ステップと、
を含む。
【0056】
本発明の第4の実施態様の第1の可能な実装では、DLの第1の時間−周波数リソース上でトランスポートブロック制御情報をUEに送信するステップの後、本方法は、
トランスポートブロック制御情報によって示された時間−周波数リソース上で、トランスポートブロックをUEに送信するステップであって、トランスポートブロック制御情報が、トランスポートブロックの送信位置情報またはトランスポートブロックに関連する物理層ダウンリンク制御チャネルPDCCHの情報を少なくとも含む、ステップ
をさらに含む。
【0057】
本発明の第4の実施態様の第2の可能な実装では、本方法は、
UEが第2の送信時間間隔フレーム構成情報に従って第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースを判定するように、第2の送信時間間隔フレーム構成情報をUEに送信するステップであって、第2の送信時間間隔フレーム構成情報が第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報を運ぶ、ステップ
をさらに含む。
【0058】
本発明の第4の実施態様の第3の可能な実装では、第2の送信時間間隔フレーム構成情報が、
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報であって、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ULにおいて、DLに対応する(n+k)番目のサブフレーム位置で指定された第2の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソース情報である、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報であって、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ULにおいてn番目のサブフレームの後の[k*(TTI_DL/TTI_UL)]番目の第2の送信時間間隔フレームの後のm番目の第2の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソース情報であり、[ ]は丸め演算子を示し、TTI_DLおよびTTI_ULは、DLにおける1つの送信時間間隔の持続時間およびULにおける1つの送信時間間隔の持続時間をそれぞれ示し、mは自然数である、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報
を含み、
nは、第1の時間−周波数リソースが位置するサブフレームのサブフレーム番号を示す。
【0059】
本発明の第4の実施態様の第4の可能な実装では、第2の送信時間間隔フレーム構成情報をUEに送信するステップが、
PDCCH上で運ばれた情報をUEに送信するステップであって、PDCCH上で運ばれた情報が、第2の送信時間間隔フレーム構成情報を少なくとも含む、ステップ、または
媒体アクセス制御層MACシグナリングをUEに送信するステップであって、MACシグナリングが、第2の送信時間間隔フレーム構成情報を運ぶ、ステップ、または
無線リソース制御プロトコル層RRCシグナリングをUEに送信するステップであって、RRCシグナリングが、第2の送信時間間隔フレーム構成情報を運ぶ、ステップ、または
上記の3つの方法のうちの少なくとも2つに関連して第2の送信時間間隔フレーム構成情報を送信するステップ
を含む。
【0060】
本発明の第4の実施態様の第5の可能な実装では、第2の時間−周波数リソース情報が、ネットワークシステムのサブフレーム番号と、ネットワークシステムのサブフレームにおけるULの第2の送信時間間隔フレームのサブフレーム番号と、によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、絶対時間によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ULの第2の送信時間間隔フレームの絶対番号によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ULの第2の送信時間間隔フレームのインデックス値によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ネットワークシステムのサブフレーム番号と、ULの第2の送信時間間隔フレームのインデックス値と、によって示される。
【0061】
本発明の第4の実施態様の第6の可能な実装では、本方法は、
第1のスケジューリング情報をUEに送信するステップであって、第1のスケジューリング情報が、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報を運ぶ、ステップ
をさらに含む。
【0062】
本発明の第4の実施態様の第7の可能な実装では、トランスポートブロックがサブフレーム間スケジューリングされている場合、第1の時間−周波数リソースは、ダウンリンク共有チャネルPDSCHで運ばれたトランスポートブロックを送信するために使用されるサブフレームにおける位置である、または
第1の時間−周波数リソースは、PDCCH上で運ばれた情報を送信するために使用されるサブフレームにおける位置である。
【0063】
本発明の第4の実施態様の第8の可能な実装では、本方法は、
DLにおける第1の送信時間間隔の持続時間が、ULにおける第2の送信時間間隔の持続時間以下である場合に、基地局が、DLのサブフレームで複数のトランスポートブロックを送信した場合、UEによって送信され、複数のトランスポートブロックに関する、PUCCHで運ばれた複数のフィードバック情報を第2の時間−周波数リソース上で受信するステップ、または
DLにおける第1の送信時間間隔の持続時間が、ULにおける第2の送信時間間隔の持続時間以下である場合に、基地局が、DLのサブフレームで有限数のトランスポートブロックを送信した場合、UEによって送信され、有限数のトランスポートブロックに関する、PUCCHで運ばれた有限数のフィードバック情報を第2の時間−周波数リソース上で受信するステップ
をさらに含む。
【0064】
本発明の第4の実施態様の第9の可能な実装では、第2の時間−周波数リソース上でUEによって送信されたフィードバック情報を受信するステップの前に、本方法は、
第2のスケジューリング情報をUEに送信するステップであって、第2のスケジューリング情報が、第1の時間−周波数リソース情報を運び、第1の時間−周波数リソース情報が、第1の送信時間間隔フレームの時間−周波数リソース位置を含む、ステップ
をさらに含む。
【0065】
本発明の第4の実施態様の第10の可能な実装では、第2のスケジューリング情報をUEに送信するステップが、
PDCCH上で運ばれた情報をUEに送信するステップであって、PDCCH上で運ばれた情報が、第2の送信時間間隔フレーム構成情報を少なくとも含む、ステップ、または
媒体アクセス制御層MACシグナリングをUEに送信するステップであって、MACシグナリングが、第2の送信時間間隔フレーム構成情報を運ぶ、ステップ、または
無線リソース制御プロトコル層RRCシグナリングをUEに送信するステップであって、RRCシグナリングが、第2の送信時間間隔フレーム構成情報を運ぶ、ステップ、または
上記の3つの方法のうちの少なくとも2つに関連して第2の送信時間間隔フレーム構成情報を送信するステップ
を含む。
【0066】
本発明の第4の実施態様の第11の可能な実装では、第1の時間−周波数リソースの時間領域リソースが、DLのn番目のサブフレームのm番目の第1の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソースである。
【0067】
本発明の第4の実施態様の第12の可能な実装では、本方法は、
PDCCH上で運ばれた情報をUEに送信するステップであって、PDCCH上で運ばれた情報が、mの値を少なくとも含む、ステップ、または
媒体アクセス制御層MACシグナリングをUEに送信するステップであって、MACシグナリングが、mの値を運ぶ、ステップ、または
無線リソース制御プロトコル層RRCシグナリングをUEに送信するステップであって、RRCシグナリングが、mの値を運ぶ、ステップ、または
上記の3つの方法のうちの少なくとも2つに関連してmの値を送信するステップ
をさらに含む。
【0068】
本発明の第4の実施態様の第13の可能な実装では、第2の時間−周波数リソース上でUEによって送信されたフィードバック情報を受信するステップの後に、または有限数のトランスポートブロックに関する有限数のフィードバック情報を受信するステップの後に、本方法は、
第3のスケジューリング情報をUEに送信するステップであって、第3のスケジューリング情報が、第3の時間−周波数リソースを少なくとも含む、ステップと、
第3の時間−周波数リソース上でトランスポートブロックをUEに再送信するステップと、
をさらに含む。
【0069】
本発明の第4の実施態様の第14の可能な実装では、第3の時間−周波数リソースの時間領域リソースが、DLの(n+k+k’)番目のサブフレームのm’番目の第1の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソースであり、k’は、自然数であり、m’は、自然数である。
【0070】
本発明の第4の実施態様の第15の可能な実装では、本方法は、
第4のスケジューリング情報をUEに送信するステップであって、第4のスケジューリング情報が、m’の値を運ぶ、ステップ、または
UEが第5のスケジューリング情報に従って、m’の値を判定するように、第5のスケジューリング情報をUEに送信するステップ
をさらに含む。
【0071】
本発明の第4の実施態様の第16の可能な実装では、UEによって送信され、複数のトランスポートブロックに関する、PUCCHで運ばれた複数のフィードバック情報を第2の時間−周波数リソース上で受信するステップの前に、本方法は、
共有チャネルPDSCH上の複数の短い送信時間間隔フレームで運ばれた情報をDLにおけるサブフレームでUEに送信するステップであって、複数の短い送信時間間隔フレームで運ばれた情報が、複数のトランスポートブロックを少なくとも含む、ステップ
をさらに含む。
【0072】
本発明の第4の実施態様の第17の可能な実装では、kの値は4である、および/または4未満の自然数である。
【0073】
本発明の第4の実施態様の第18の可能な実装では、ULおよびDLにおける各時間間隔フレームの持続時間は、0.5ms以下であり、各時間間隔フレームは、Z個のOFDMシンボルを含み、Zは、1以上7以下の任意の整数である。
【0074】
第5の実施態様によれば、フィードバック情報を送信するための方法が提供され、本方法は、
ULの第1の時間−周波数リソース上でトランスポートブロックを基地局に送信するステップと、
DLの第2の時間−周波数リソース上で基地局によって送信されたフィードバック情報を受信するステップであって、フィードバック情報が、トランスポートブロックの受信状態を示すために使用される、ステップと、
を含む。
【0075】
本発明の第5の実施態様の第1の可能な実装では、ULの第1の時間−周波数リソース上でトランスポートブロックを基地局に送信するステップの前に、本方法は、
基地局によって送信された物理層ダウンリンク制御シグナリングを受信し、物理層ダウンリンク制御シグナリングに従ってULにおける第1の時間−周波数リソースを判定する、ステップ
をさらに含む。
【0076】
本発明の第5の実施態様の第2の可能な実装では、第1の時間−周波数リソースの時間領域リソースが、ULのn番目のサブフレーム位置の任意の第2の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソースである、または
第1の時間−周波数リソースの時間領域リソースが、ULのn番目のサブフレーム位置の最初の第2の送信時間間隔フレームおよび/もしくは最後の第2の送信時間間隔フレーム以外の任意の第2の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソースである、または
第1の時間−周波数リソースの時間領域リソースが、ULのn番目のサブフレーム位置のm番目の第2の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソースであり、mは自然数であり、
nは、第1の時間−周波数リソースが位置するサブフレームのサブフレーム番号を示す。
【0077】
本発明の第5の実施態様の第3の可能な実装では、本方法は、
基地局によって送信された第2の送信時間間隔フレーム構成情報を受信するステップであって、第2の送信時間間隔フレーム構成情報が、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースを運び、第2の送信時間間隔フレーム構成情報が、基地局によって送信されたフィードバック情報を第2の時間−周波数リソース上で受信するようにUEに命令するために使用される、ステップ
をさらに含む。
【0078】
本発明の第5の実施態様の第4の可能な実装では、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ネットワークシステムのサブフレーム番号と、ネットワークシステムのサブフレームにおけるDLの第2の送信時間間隔フレームのフレーム番号と、によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、絶対時間によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、DLの第2の送信時間間隔フレームの絶対番号によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、DLの第2の送信時間間隔フレームのインデックス値によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ネットワークシステムのサブフレーム番号と、DLの第2の送信時間間隔フレームのインデックス値と、によって示される。
【0079】
本発明の第5の実施態様の第5の可能な実装では、DLの第2の時間−周波数リソース上で基地局によって送信されたフィードバック情報を受信するステップの前に、本方法は、
基地局によって送信された第2の時間−周波数リソース情報を受信するステップ
をさらに含む。
【0080】
本発明の第5の実施態様の第6の可能な実装では、第2の時間−周波数リソース情報が、ネットワークシステムのサブフレーム番号と、ネットワークシステムのサブフレームにおけるDLの第2の送信時間間隔フレームのフレーム番号と、によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、絶対時間によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、DLの第2の送信時間間隔フレームの絶対番号によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、DLの第2の送信時間間隔フレームのインデックス値によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ネットワークシステムのサブフレーム番号と、ULの第2の送信時間間隔フレームのインデックス値と、によって示される。
【0081】
本発明の第5の実施態様の第7の可能な実装では、基地局によって送信された第2の送信時間間隔フレーム構成情報を受信するステップが、
PDCCH上で運ばれ、基地局によって送信された情報を受信するステップであって、PDCCH上で運ばれた情報が、第2の時間−周波数リソース情報を少なくとも運ぶ、ステップ、または
基地局によって送信された第1のスケジューリング情報を受信し、第1のスケジューリング情報が、第2の送信時間間隔フレーム構成情報を少なくとも運び、第2の送信時間間隔フレーム構成情報に従って第2の時間−周波数リソースを判定する、ステップ
を含む。
【0082】
本発明の第5の実施態様の第8の可能な実装では、PDCCHは、物理層アップリンク共有チャネルPUSCHで運ばれた情報を送信するようにUEに命令するために使用される第1の時間−周波数リソースをさらに運び、PUSCHは、トランスポートブロックを少なくとも運ぶ。
【0083】
本発明の第5の実施態様の第9の可能な実装では、DLの第2の時間−周波数リソース上で基地局によって送信されたフィードバック情報を受信するステップが、
DLの第2の時間−周波数リソース上で基地局によって送信されたPHICHを受信するステップであって、PHICHがフィードバック情報を運ぶ、ステップ
を含む。
【0084】
本発明の第5の実施態様の第10の可能な実装では、DLにおける第1の送信時間間隔の持続時間が、ULにおける第2の送信時間間隔の持続時間よりも長く、かつULにおけるサブフレームで送信されたトランスポートブロックが、複数のトランスポートブロックであり、かつ複数のトランスポートブロックによって占有される周波数領域リソースが、互いに異なる場合、DLにおける第2の時間−周波数リソース上でフィードバック情報を送信するステップが、
DLの第2の時間−周波数リソース上で、基地局によって送信された複数のトランスポートブロックに関するフィードバック情報を受信するステップ
を含む。
【0085】
本発明の第5の実施態様の第11の可能な実装では、DLの第2の時間−周波数リソース上で基地局によって送信されたフィードバック情報を受信するステップの前に、本方法は、
DLにおける第1の送信時間間隔の持続時間が、ULにおける第2の送信時間間隔の持続時間よりも長い場合、複数のトランスポートブロックをDLにおけるサブフレームで基地局に送信するステップであって、複数のトランスポートブロックによって占有される周波数領域リソースが、互いに異なる、ステップ
をさらに含む。
【0086】
本発明の第5の実施態様の第12の可能な実装では、DLの第2の時間−周波数リソース上で基地局によって送信されたフィードバック情報を受信するステップの後、本方法は、
基地局によって送信された第2のスケジューリング情報を受信するステップであって、第2のスケジューリング情報が、第3の時間−周波数リソースを少なくとも含む、ステップと、
第3の時間−周波数リソース上でトランスポートブロックを基地局に再送信するステップと、
をさらに含む。
【0087】
本発明の第5の実施態様の第13の可能な実装では、第3の時間−周波数リソースと第2の時間−周波数リソースとの間の時間間隔が、第2の時間−周波数リソースと第1の時間−周波数リソースとの間の時間間隔とは異なる。
【0088】
本発明の第5の実施態様の第14の可能な実装では、ULおよびDLにおける各時間間隔フレームの持続時間は、0.5ms以下であり、各時間間隔フレームは、Z個のOFDMシンボルを含み、Zは、1以上7以下の任意の整数である。
【0089】
第6の実施態様によれば、フィードバック情報を送信するための方法が提供され、本方法は、
トランスポートブロックをUEに送信するステップと、
ULの第2の時間−周波数リソース上でUEによって送信されたフィードバック情報を受信するステップであって、フィードバック情報が、トランスポートブロックの送信状態を示すために使用される、ステップと、
を含む。
【0090】
本発明の第6の実施態様の第1の可能な実装では、トランスポートブロックをUEに送信するステップが、
同一の送信時間間隔または隣接もしくは連続する送信時間間隔内で少なくとも2つのトランスポートブロックを送信するステップ
を含む。
【0091】
本発明の第6の実施態様の第2の可能な実装では、本方法は、
ULの第1の時間−周波数リソース上で、UEによって送信されたDMRSを受信するステップであって、DMRSが、フィードバック情報を運ぶ、ステップ
をさらに含む。
【0092】
本発明の第6の実施態様の第3の可能な実装では、DMRSがフィードバック情報を運ぶことが、
DMRSが、ビット情報の形式または参照信号振幅情報の形式でフィードバック情報を運ぶこと
を含む。
【0093】
本発明の第6の実施態様の第4の可能な実装では、ULにおける送信時間間隔は、OFDMシンボルである。
【0094】
第7の実施態様によれば、フィードバック情報を送信するための装置が提供され、本装置は、
ダウンリンクDLの第1の時間−周波数リソース上で基地局によって送信されたトランスポートブロックまたはトランスポートブロック制御情報を受信するように構成された受信モジュールと、
第1の時間−周波数リソースのリソース位置、DLにおける第1の送信時間間隔の持続時間、およびアップリンクULにおける第2の送信時間間隔の持続時間に基づいて、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースを判定するように構成された判定モジュールと、
判定モジュールによって判定される、ULの第2の時間−周波数リソース上でフィードバック情報を送信し、フィードバック情報が、トランスポートブロックの受信状態を示すために使用される、ように構成された送信モジュールと、
を備える。
【0095】
本発明の第7の実施態様の第1の可能な実装では、受信モジュールが、トランスポートブロック制御情報によって示される時間−周波数リソース上で、基地局によって送信されたトランスポートブロックを受信し、トランスポートブロック制御情報が、トランスポートブロックの送信位置情報またはトランスポートブロックに関連する物理層ダウンリンク制御チャネルPDCCHの情報を少なくとも含む、ようにさらに構成される。
【0096】
本発明の第7の実施態様の第2の可能な実装では、判定モジュールが、
ULにおいて、DLに対応する(n+k)番目のサブフレーム位置における任意の第2の送信時間間隔フレームの持続時間を、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースとして判定する、または
ULにおいて、DLに対応する(n+k)番目のサブフレーム位置における最初の第2の送信時間間隔フレームおよび/もしくは最後の第2の送信時間間隔フレーム以外の任意の第2の送信時間間隔フレームの持続時間を、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースとして判定する、または
ULにおいて、DLに対応する(n+k)番目のサブフレーム位置において指定された第2の送信時間間隔フレームの持続時間を、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースとして判定する、または
ULにおいてn番目のサブフレームの後の[k*(TTI_DL/TTI_UL)]番目の第2の送信時間間隔フレームの後のm番目の第2の送信時間間隔フレームの持続時間を、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースとして判定し、[ ]は丸め演算子を示し、TTI_DLおよびTTI_ULは、DLにおける1つの送信時間間隔の持続時間およびULにおける1つの送信時間間隔の持続時間をそれぞれ示し、mは自然数であり、
nは、第1の時間−周波数リソースが位置するサブフレームのサブフレーム番号を示す、
ように構成される。
【0097】
本発明の第7の実施態様の第3の可能な実装では、受信モジュールが、第2の送信時間間隔フレーム構成情報を受信し、第2の送信時間間隔フレーム構成情報に従って第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースを判定し、第2の送信時間間隔フレーム構成情報が第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報を運ぶ、ようにさらに構成される。
【0098】
本発明の第7の実施態様の第4の可能な実装では、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ULにおいて、DLに対応する(n+k)番目のサブフレーム位置で指定された第2の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソース情報である、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースが、ULにおいてn番目のサブフレームの後の[k*(TTI_DL/TTI_UL)]番目の第2の送信時間間隔フレームの後のm番目の第2の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソース情報であり、[ ]は丸め演算子を示し、TTI_DLおよびTTI_ULは、DLにおける1つの送信時間間隔の持続時間およびULにおける1つの送信時間間隔の持続時間をそれぞれ示し、mは自然数であり、
nは、第1の時間−周波数リソースが位置するサブフレームのサブフレーム番号を示す。
【0099】
本発明の第7の実施態様の第5の可能な実装では、受信モジュールが、PDCCH上で運ばれ、基地局によって送信された情報を受信し、PDCCH上で運ばれた情報が、第2の送信時間間隔フレーム構成情報を少なくとも含む、または
基地局によって送信された媒体アクセス制御層MACシグナリングを受信し、MACシグナリングが、第2の送信時間間隔フレーム構成情報を運ぶ、または
基地局によって送信された無線リソース制御プロトコル層RRCシグナリングを受信し、RRCシグナリングが、第2の送信時間間隔フレーム構成情報を運ぶ、または
上記の3つの方法のうちの少なくとも2つに関連して第2の送信時間間隔フレーム構成情報を受信する、
ようにさらに構成される。
【0100】
本発明の第7の実施態様の第6の可能な実装では、第2の時間−周波数リソース情報が、ネットワークシステムのサブフレーム番号と、ネットワークシステムのサブフレームにおけるULの第2の送信時間間隔フレームのサブフレーム番号と、によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、絶対時間によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ULの第2の送信時間間隔フレームの絶対番号によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ULの第2の送信時間間隔フレームのインデックス値によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ネットワークシステムのサブフレーム番号と、ULの第2の送信時間間隔フレームのインデックス値と、によって示される。
【0101】
本発明の第7の実施態様の第7の可能な実装では、受信モジュールが、
基地局によって送信された第1のスケジューリング情報を受信し、第1のスケジューリング情報が、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報を運ぶ、
ようにさらに構成される。
【0102】
本発明の第7の実施態様の第8の可能な実装では、トランスポートブロックがサブフレーム間スケジューリングされている場合、第1の時間−周波数リソースは、ダウンリンク共有チャネルPDSCHで運ばれたトランスポートブロックを基地局が送信するために使用されるサブフレームにおける位置である、または
第1の時間−周波数リソースは、PDCCH上で運ばれた情報を基地局が送信するために使用されるサブフレームにおける位置である。
【0103】
本発明の第7の実施態様の第9の可能な実装では、送信モジュールが、
DLにおける第1の送信時間間隔の持続時間が、ULにおける第2の送信時間間隔の持続時間以下である場合に、基地局によって送信された複数のトランスポートブロックがDLのサブフレームで受信された場合、複数のトランスポートブロックに関する、PUCCHで運ばれた複数のフィードバック情報を第2の時間−周波数リソース上で送信する、または
DLにおける第1の送信時間間隔の持続時間が、ULにおける第2の送信時間間隔の持続時間以下である場合に、基地局によって送信された有限数のトランスポートブロックがDLのサブフレームで受信された場合、有限数のトランスポートブロックに関する、PUCCHで運ばれた有限数のフィードバック情報を第2の時間−周波数リソース上で送信する
ようにさらに構成される。
【0104】
本発明の第7の実施態様の第10の可能な実装では、受信モジュールが、
基地局によって送信された第2のスケジューリング情報を受信し、第2のスケジューリング情報が、第1の時間−周波数リソース情報を運び、第1の時間−周波数リソース情報が、第1の送信時間間隔フレームの時間−周波数リソース位置を含む
ようにさらに構成される。
【0105】
本発明の第7の実施態様の第11の可能な実装では、受信モジュールが基地局によって送信された第2のスケジューリング情報を受信するようにさらに構成されることが、
PDCCH上で運ばれ、基地局によって送信された情報を受信することであって、PDCCH上で運ばれた情報が、第2のスケジューリング情報を運ぶ、こと、または
基地局によって送信されたMACシグナリングを受信することであって、MACシグナリングが、第2のスケジューリング情報を運ぶ、こと、または
基地局によって送信されたRRCシグナリングを受信することであって、RRCシグナリングが、第2のスケジューリング情報を運ぶ、こと、または
上記の3つの方法のうちの少なくとも2つに関連して第2のスケジューリング情報を受信すること
を含む。
【0106】
本発明の第7の実施態様の第12の可能な実装では、フィードバックビットが複数のフィードバック情報を示すために使用される場合に、複数のトランスポートブロックがすべて正しく受信された場合、フィードバックビットは1である、または
複数のトランスポートブロックのうちの少なくとも1つが正しく受信されなかった場合、フィードバックビットは0である。
【0107】
本発明の第7の実施態様の第13の可能な実装では、第1の時間−周波数リソースの時間領域リソースが、DLのn番目のサブフレームのm番目の第1の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソースである。
【0108】
本発明の第7の実施態様の第14の可能な実装では、受信モジュールが、
PDCCH上で運ばれ、基地局によって送信された情報を受信し、PDCCH上で運ばれた情報が、mの値を少なくとも含む、または
基地局によって送信された媒体アクセス制御層MACシグナリングを受信し、MACシグナリングが、mの値を運ぶ、または
基地局によって送信された無線リソース制御プロトコル層RRCシグナリングを受信し、RRCシグナリングが、mの値を運ぶ、または
上記の3つの方法のうちの少なくとも2つに関連してmの値を受信する
ようにさらに構成される。
【0109】
本発明の第7の実施態様の第15の可能な実装では、受信モジュールが、
基地局によって送信された第3のスケジューリング情報を受信し、第3のスケジューリング情報が、第3の時間−周波数リソースを少なくとも含み、
第3の時間−周波数リソース上で基地局によって再送信されたトランスポートブロックを受信する
ようにさらに構成される。
【0110】
本発明の第7の実施態様の第16の可能な実装では、第3の時間−周波数リソースの時間領域リソースが、DLの(n+k+k’)番目のサブフレームのm’番目の第1の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソースであり、k’は、自然数であり、m’は、自然数である。
【0111】
本発明の第7の実施態様の第17の可能な実装では、受信モジュールが、
基地局によって送信された第4のスケジューリング情報を受信し、第4のスケジューリング情報が、m’の値を運ぶ、または
基地局によって送信された第5のスケジューリング情報を受信し、第5のスケジューリング情報に従って、m’の値を判定する
ようにさらに構成される。
【0112】
本発明の第7の実施態様の第18の可能な実装では、受信モジュールが、
共有チャネルPDSCH上の複数の短い送信時間間隔フレームで運ばれ、基地局によって送信された情報をDLにおけるサブフレームで受信し、複数の短い送信時間間隔フレームで運ばれた情報が、複数のトランスポートブロックを少なくとも含む
ようにさらに構成される。
【0113】
本発明の第7の実施態様の第19の可能な実装では、本装置は、第1の時間−周波数リソース判定モジュールをさらに備え、第1の時間−周波数リソース判定モジュールは、
複数の短い送信時間間隔フレームにおける第1の短い送信時間フレームで運ばれた情報が位置する時間領域リソースを、第1の時間−周波数リソースの時間領域リソースとして判定する、または
複数の短い送信時間間隔フレームにおける指定された短い送信時間フレームで運ばれた情報が位置する時間領域リソースを、第1の時間−周波数リソースの時間領域リソースとして判定する、または
複数の短い送信時間間隔フレームに対応する制御情報が位置する時間領域リソースを、第1の時間−周波数リソースの時間領域リソースとして判定する
ように構成される。
【0114】
本発明の第7の実施態様の第20の可能な実装では、kの値は4である、および/または4未満の自然数である。
【0115】
本発明の第7の実施態様の第21の可能な実装では、ULおよびDLにおける各時間間隔フレームの持続時間は、0.5ms以下であり、各時間間隔フレームは、Z個のOFDMシンボルを含み、Zは、1以上7以下の任意の整数である。
【0116】
第8の実施態様によれば、フィードバック情報を送信するための装置が提供され、本装置は、
アップリンクULの第1の時間−周波数リソース上でユーザ機器UEによって送信されたトランスポートブロックを受信するように構成された受信モジュールと、
第1の時間−周波数リソースの位置、ダウンリンクDLにおける第1の送信時間間隔の持続時間、およびULにおける第2の送信時間間隔の持続時間に従って、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースを判定するように構成された判定モジュールと、
判定モジュールによって判定される、DLの第2の時間−周波数リソース上でフィードバック情報を送信し、フィードバック情報が、トランスポートブロックの受信状態を示すために使用される、ように構成された送信モジュールと、
を備える。
【0117】
本発明の第8の実施態様の第1の可能な実装では、送信モジュールが、
UEが物理層ダウンリンク制御シグナリングに従ってULにおける第1の時間−周波数リソースを判定するように、物理層ダウンリンク制御シグナリングをUEに送信する
ようにさらに構成される。
【0118】
本発明の第8の実施態様の第2の可能な実装では、第1の時間−周波数リソースの時間領域リソースが、ULのn番目のサブフレーム位置の任意の第2の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソースである、または
第1の時間−周波数リソースの時間領域リソースが、ULのn番目のサブフレーム位置の最初の第2の送信時間間隔フレームおよび/もしくは最後の第2の送信時間間隔フレーム以外の任意の第2の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソースである、または
第1の時間−周波数リソースの時間領域リソースが、ULのn番目のサブフレーム位置のm番目の第2の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソースであり、mは自然数であり、
nは、第1の時間−周波数リソースが位置するサブフレームのサブフレーム番号を示す。
【0119】
本発明の第8の実施態様の第3の可能な実装では、判定モジュールが、
DLにおいて、ULに対応する(n+k)番目のサブフレーム位置における任意の第2の送信時間間隔フレームの持続時間を、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースとして判定する、または
DLにおいて、ULに対応する(n+k)番目のサブフレーム位置における最初の第2の送信時間間隔フレームおよび/もしくは最後の第2の送信時間間隔フレーム以外の任意の第2の送信時間間隔フレームの持続時間を、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースとして判定する、または
DLにおいて、ULに対応する(n+k)番目のサブフレーム位置において指定された第2の送信時間間隔フレームの持続時間を、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースとして判定する、または
DLにおいてn番目のサブフレームの後の[k*(TTI_DL/TTI_UL)]番目の第2の送信時間間隔フレームの後のm番目の第2の送信時間間隔フレームの持続時間を、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースとして判定し、[ ]は丸め演算子を示し、TTI_DLおよびTTI_ULは、DLにおける1つの送信時間間隔の持続時間およびULにおける1つの送信時間間隔の持続時間をそれぞれ示し、mは、1以上、かつULにおけるサブフレームに含まれる第2の送信時間間隔フレームの数以下であり、
nは、第1の時間−周波数リソースが位置するサブフレームのサブフレーム番号を示す、
ように構成される。
【0120】
本発明の第8の実施態様の第4の可能な実装では、送信モジュールが、
第2の送信時間間隔フレーム構成情報をUEに送信し、第2の送信時間間隔フレーム構成情報が、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースを運び、第2の送信時間間隔フレーム構成情報が、基地局によって送信されたフィードバック情報を第2の時間−周波数リソース上で受信するようにUEに命令するために使用される、
ようにさらに構成される。
【0121】
本発明の第8の実施態様の第5の可能な実装では、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ネットワークシステムのサブフレーム番号と、ネットワークシステムのサブフレームにおけるDLの第2の送信時間間隔フレームのフレーム番号と、によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、絶対時間によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、DLの第2の送信時間間隔フレームの絶対番号によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、DLの第2の送信時間間隔フレームのインデックス値によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ネットワークシステムのサブフレーム番号と、DLの第2の送信時間間隔フレームのインデックス値と、によって示される。
【0122】
本発明の第8の実施態様の第6の可能な実装では、送信モジュールが、
第2の時間−周波数リソース情報をUEに送信する
ようにさらに構成される。
【0123】
本発明の第8の実施態様の第7の可能な実装では、第2の時間−周波数リソース情報が、ネットワークシステムのサブフレーム番号と、ネットワークシステムのサブフレームにおけるDLの第2の送信時間間隔フレームのフレーム番号と、によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、絶対時間によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、DLの第2の送信時間間隔フレームの絶対番号によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、DLの第2の送信時間間隔フレームのインデックス値によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ネットワークシステムのサブフレーム番号と、DLの第2の送信時間間隔フレームのインデックス値と、によって示される。
【0124】
本発明の第8の実施態様の第8の可能な実装では、送信モジュールが、
PDCCH上で運ばれた情報をUEに送信し、PDCCH上で運ばれた情報が、第2の時間−周波数リソース情報を少なくとも運ぶ、または
第1のスケジューリング情報をUEに送信し、UEが第2の送信時間間隔フレーム構成情報に従って第2の時間−周波数リソースを判定するように、第1のスケジューリング情報が、第2の送信時間間隔フレーム構成情報を少なくとも運ぶ、
ようにさらに構成される。
【0125】
本発明の第8の実施態様の第9の可能な実装では、PDCCHは、物理層アップリンク共有チャネルPUSCHで運ばれた情報を送信するようにUEに命令するために使用される第1の時間−周波数リソースをさらに運び、PUSCHは、トランスポートブロックを少なくとも運ぶ。
【0126】
本発明の第8の実施態様の第10の可能な実装では、送信モジュールが、
UEの物理層アップリンク共有チャネルPUSCHのリソース位置に基づいて、UEの物理ハイブリッドリピートインジケータチャネルPHICHのリソース位置を判定し、
DLの第2の時間−周波数リソース上でPHICHを送信し、PHICHがフィードバック情報を運ぶ、
ようにさらに構成される。
【0127】
本発明の第8の実施態様の第11の可能な実装では、DLにおける第1の送信時間間隔の持続時間が、ULにおける第2の送信時間間隔の持続時間よりも長く、かつULにおけるサブフレームで受信したトランスポートブロックが、複数のトランスポートブロックであり、かつ複数のトランスポートブロックによって占有される周波数領域リソースが、互いに異なる場合、送信モジュールが、DLの第2の時間−周波数リソース上で、複数のトランスポートブロックに関するフィードバック情報を送信するように構成される。
【0128】
本発明の第8の実施態様の第12の可能な実装では、送信モジュールが、
DLにおける第1の送信時間間隔の持続時間が、ULにおける第2の送信時間間隔の持続時間よりも長い場合、UEによって送信された複数のトランスポートブロックをDLにおけるサブフレームで受信し、複数のトランスポートブロックによって占有される周波数領域リソースが、互いに異なる、
ようにさらに構成される。
【0129】
本発明の第8の実施態様の第13の可能な実装では、本装置は、処理モジュールをさらに備え、処理モジュールが、DLにおける第1の送信時間間隔の持続時間が、ULにおける第2の送信時間間隔の持続時間よりも長い場合に、UEによって送信された複数のトランスポートブロックがDLのサブフレームで受信され、かつ複数のトランスポートブロックによって占有される周波数領域リソースが、同じである場合、複数のトランスポートブロックに関するフィードバック情報について、UEのPUSCHのリソース位置に基づいて、UEの物理ハイブリッドリピートインジケータチャネルPHICHのリソース位置を判定するステップを実行するように構成される。
【0130】
本発明の第8の実施態様の第14の可能な実装では、送信モジュールが、
数式、すなわち、
【数8】
および
【数9】
に従い、
ここで、mは、ULのn番目のサブフレームの後のm番目の第2の送信時間間隔フレームにおいてUEによって送信された複数のトランスポートブロックのいずれか1つを示し、
【数10】
であり、
【数11】
は、PHICHのグループ番号を示し、
【数12】
は、PHICHのシーケンス番号を示し、n
DMRSは、DMRSに関する数値を示し、
【数13】
は、PHICHのグループ番号を示し、I
PHICHは、PHICH変調用の拡散率を示すために使用され、
【数14】
は、周波数領域における最小周波数ブロックのデータのインデックス値である、
ように構成される。
【0131】
本発明の第8の実施態様の第15の可能な実装では、送信モジュールが第2のスケジューリング情報をUEに送信し、第2のスケジューリング情報が、第3の時間−周波数リソースを少なくとも含む、ようにさらに構成され、
受信モジュールが、第3の時間−周波数リソース上でUEによって再送信されたトランスポートブロックを受信するようにさらに構成される。
【0132】
本発明の第8の実施態様の第16の可能な実装では、第3の時間−周波数リソースと第2の時間−周波数リソースとの間の時間間隔が、第2の時間−周波数リソースと第1の時間−周波数リソースとの間の時間間隔とは異なる。
【0133】
本発明の第8の実施態様の第17の可能な実装では、kの値は4である、および/または4未満の自然数である。
【0134】
本発明の第8の実施態様の第18の可能な実装では、ULおよびDLにおける各時間間隔フレームの持続時間は、0.5ms以下であり、各時間間隔フレームは、Z個のOFDMシンボルを含み、Zは、1以上7以下の任意の整数である。
【0135】
第9の実施態様によれば、フィードバック情報を送信するための装置が提供され、本装置は、
UEによって、基地局によって送信されたトランスポートブロックを受信し、UEがDMRSを送信するULにおける第1の時間−周波数リソースが、UEがトランスポートブロックに関するフィードバック情報を送信するULにおける時間−周波数リソースと衝突する場合、ULにおける第1の時間−周波数リソースに従って、ULにおける第2の時間−周波数リソースを判定する、ように構成された判定モジュールと、
判定モジュールによって判定される、ULの第2の時間−周波数リソース上でフィードバック情報を基地局に送信し、フィードバック情報が、トランスポートブロックの送信状態を示すために使用される、ように構成された送信モジュールと、
を備える。
【0136】
本発明の第9の実施態様の第1の可能な実装では、判定モジュールが、
時間領域において第1の時間−周波数リソースに最も近く、PUCCHが位置する時間−周波数リソースを、第2の時間−周波数リソースとして判定する、または
時間領域において第1の時間−周波数リソースで指定され、PUCCHが位置する時間−周波数リソースを、第2の時間−周波数リソースとして判定する、または
第1の時間−周波数リソースに隣接する2つの時間−周波数リソースのいずれかを、第2の時間−周波数リソースとして判定する、または
第1の時間−周波数リソースに隣接する2つの時間−周波数リソースにおいて指定される時間−周波数リソースを、第2の時間−周波数リソースとして判定する、または
第1の時間−周波数リソースの前または次の固定位置にある時間−周波数リソースを、第2の時間−周波数リソースとして判定する
ように構成される。
【0137】
本発明の第9の実施態様の第2の可能な実装では、本装置は、
UEによって、同一の送信時間間隔または隣接もしくは連続する送信時間間隔内で送信された少なくとも2つのトランスポートブロックを受信し、少なくとも2つのデータブロック内の1つのトランスポートブロックに関するフィードバック情報を送信するための時間−周波数リソースが、第1の時間−周波数リソースと衝突する場合、トランスポートブロックに関するフィードバック情報と、少なくとも2つのトランスポートブロックにおける他のトランスポートブロックに関するフィードバック情報と、を結合する、ように構成されたフィードバック情報結合モジュール
をさらに備える。
【0138】
本発明の第9の実施態様の第3の可能な実装では、判定モジュールが、
PUCCHが位置する、指定された時間−周波数リソースを、第2の時間−周波数リソースとして判定する
ようにさらに構成される。
【0139】
本発明の第9の実施態様の第4の可能な実装では、送信モジュールが、
ULの第1の時間−周波数リソース上で、フィードバック情報をDMRSで運ぶことによって、フィードバック情報を基地局に送信する
ようにさらに構成される。
【0140】
本発明の第9の実施態様の第5の可能な実装では、送信モジュールが、
ULの第1の時間−周波数リソース上で、フィードバック情報を運ぶDMRSをビット情報の形式または参照信号振幅情報の形式で基地局に送信する
ようにさらに構成される。
【0141】
本発明の第9の実施態様の第6の可能な実装では、ULにおける送信時間間隔は、OFDMシンボルである。
【0142】
第10の実施態様によれば、フィードバック情報を送信するための装置が提供され、本装置は、
DLの第1の時間−周波数リソース上でトランスポートブロックまたはトランスポートブロック制御情報をUEに送信するように構成された送信モジュールと、
第2の時間−周波数リソース上でUEによって送信されたフィードバック情報を受信し、フィードバック情報が、送信モジュールによって送信されたトランスポートブロックの受信状態を示すために使用される、ように構成される、受信モジュールと、
を備える。
【0143】
本発明の第10の実施態様の第1の可能な実装では、送信モジュールが、
トランスポートブロック制御情報によって示された時間−周波数リソース上で、トランスポートブロックをUEに送信し、トランスポートブロック制御情報が、トランスポートブロックの送信位置情報またはトランスポートブロックに関連する物理層ダウンリンク制御チャネルPDCCHの情報を少なくとも含む、
ようにさらに構成される。
【0144】
本発明の第10の実施態様の第2の可能な実装では、送信モジュールが、
UEが第2の送信時間間隔フレーム構成情報に従って第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースを判定するように、第2の送信時間間隔フレーム構成情報をUEに送信し、第2の送信時間間隔フレーム構成情報が第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報を運ぶ、
ようにさらに構成される。
【0145】
本発明の第10の実施態様の第3の可能な実装では、第2の送信時間間隔フレーム構成情報が、
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報であって、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ULにおいて、DLに対応する(n+k)番目のサブフレーム位置で指定された第2の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソース情報である、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報であって、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ULにおいてn番目のサブフレームの後の[k*(TTI_DL/TTI_UL)]番目の第2の送信時間間隔フレームの後のm番目の第2の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソース情報であり、[ ]は丸め演算子を示し、TTI_DLおよびTTI_ULは、DLにおける1つの送信時間間隔の持続時間およびULにおける1つの送信時間間隔の持続時間をそれぞれ示し、mは自然数である、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報
を含み、
nは、第1の時間−周波数リソースが位置するサブフレームのサブフレーム番号を示す。
【0146】
本発明の第10の実施態様の第4の可能な実装では、送信モジュールが、
PDCCH上で運ばれた情報をUEに送信し、PDCCH上で運ばれた情報が、第2の送信時間間隔フレーム構成情報を少なくとも含む、または
媒体アクセス制御層MACシグナリングをUEに送信し、MACシグナリングが、第2の送信時間間隔フレーム構成情報を運ぶ、または
無線リソース制御プロトコル層RRCシグナリングをUEに送信し、RRCシグナリングが、第2の送信時間間隔フレーム構成情報を運ぶ、または
上記の3つの方法のうちの少なくとも2つに関連して第2の送信時間間隔フレーム構成情報を送信する
ようにさらに構成される。
【0147】
本発明の第10の実施態様の第5の可能な実装では、第2の時間−周波数リソース情報が、ネットワークシステムのサブフレーム番号と、ネットワークシステムのサブフレームにおけるULの第2の送信時間間隔フレームのサブフレーム番号と、によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、絶対時間によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ULの第2の送信時間間隔フレームの絶対番号によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ULの第2の送信時間間隔フレームのインデックス値によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ネットワークシステムのサブフレーム番号と、ULの第2の送信時間間隔フレームのインデックス値と、によって示される。
【0148】
本発明の第10の実施態様の第6の可能な実装では、送信モジュールが、
第1のスケジューリング情報をUEに送信し、第1のスケジューリング情報が、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報を運ぶ、
ようにさらに構成される。
【0149】
本発明の第10の実施態様の第7の可能な実装では、トランスポートブロックがサブフレーム間スケジューリングされている場合、第1の時間−周波数リソースは、ダウンリンク共有チャネルPDSCHで運ばれたトランスポートブロックを送信するために使用されるサブフレームにおける位置である、または
第1の時間−周波数リソースは、PDCCH上で運ばれた情報を送信するために使用されるサブフレームにおける位置である。
【0150】
本発明の第10の実施態様の第8の可能な実装では、受信モジュールが、
DLにおける第1の送信時間間隔の持続時間が、ULにおける第2の送信時間間隔の持続時間以下である場合に、基地局が、DLのサブフレームで複数のトランスポートブロックを送信した場合、UEによって送信され、複数のトランスポートブロックに関する、PUCCHで運ばれた複数のフィードバック情報を第2の時間−周波数リソース上で受信する、または
DLにおける第1の送信時間間隔の持続時間が、ULにおける第2の送信時間間隔の持続時間以下である場合に、基地局が、DLのサブフレームで有限数のトランスポートブロックを送信した場合、UEによって送信され、有限数のトランスポートブロックに関する、PUCCHで運ばれた有限数のフィードバック情報を第2の時間−周波数リソース上で受信する
ようにさらに構成される。
【0151】
本発明の第10の実施態様の第9の可能な実装では、送信モジュールが、
第2のスケジューリング情報をUEに送信し、第2のスケジューリング情報が、第1の時間−周波数リソース情報を運び、第1の時間−周波数リソース情報が、第1の送信時間間隔フレームの時間−周波数リソース位置を含む、 ようにさらに構成される。
【0152】
本発明の第10の実施態様の第10の可能な実装では、送信モジュールが、
PDCCH上で運ばれた情報をUEに送信し、PDCCH上で運ばれた情報が、第2の送信時間間隔フレーム構成情報を少なくとも含む、または
媒体アクセス制御層MACシグナリングをUEに送信し、MACシグナリングが、第2の送信時間間隔フレーム構成情報を運ぶ、または
無線リソース制御プロトコル層RRCシグナリングをUEに送信し、RRCシグナリングが、第2の送信時間間隔フレーム構成情報を運ぶ、または
上記の3つの方法のうちの少なくとも2つに関連して第2の送信時間間隔フレーム構成情報を送信する
ようにさらに構成される。
【0153】
本発明の第10の実施態様の第11の可能な実装では、第1の時間−周波数リソースの時間領域リソースが、DLのn番目のサブフレームのm番目の第1の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソースである。
【0154】
本発明の第10の実施態様の第12の可能な実装では、送信モジュールが、
PDCCH上で運ばれた情報をUEに送信し、PDCCH上で運ばれた情報が、mの値を少なくとも含む、または
媒体アクセス制御層MACシグナリングをUEに送信し、MACシグナリングが、mの値を運ぶ、または
無線リソース制御プロトコル層RRCシグナリングをUEに送信し、RRCシグナリングが、mの値を運ぶ、または
上記の3つの方法のうちの少なくとも2つに関連してmの値を送信する
ようにさらに構成される。
【0155】
本発明の第10の実施態様の第13の可能な実装では、送信モジュールが、
第3のスケジューリング情報をUEに送信し、第3のスケジューリング情報が、第3の時間−周波数リソースを少なくとも含み、
第3の時間−周波数リソース上でトランスポートブロックをUEに再送信する
ようにさらに構成される。
【0156】
本発明の第10の実施態様の第14の可能な実装では、第3の時間−周波数リソースの時間領域リソースが、DLの(n+k+k’)番目のサブフレームのm’番目の第1の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソースであり、k’は、自然数であり、m’は、自然数である。
【0157】
本発明の第10の実施態様の第15の可能な実装では、送信モジュールが、
第4のスケジューリング情報をUEに送信し、第4のスケジューリング情報が、m’の値を運ぶ、または
UEが第5のスケジューリング情報に従って、m’の値を判定するように、第5のスケジューリング情報をUEに送信する
ようにさらに構成される。
【0158】
本発明の第10の実施態様の第16の可能な実装では、送信モジュールが、共有チャネルPDSCH上の複数の短い送信時間間隔フレームで運ばれた情報をDLにおけるサブフレームでUEに送信し、複数の短い送信時間間隔フレームで運ばれた情報が、複数のトランスポートブロックを少なくとも含む、ようにさらに構成される。
【0159】
本発明の第10の実施態様の第17の可能な実装では、kの値は4である、および/または4未満の自然数である。
【0160】
本発明の第10の実施態様の第18の可能な実装では、ULおよびDLにおける各時間間隔フレームの持続時間は、0.5ms以下であり、各時間間隔フレームは、Z個のOFDMシンボルを含み、Zは、1以上7以下の任意の整数である。
【0161】
第11の実施態様によれば、フィードバック情報を送信するための装置が提供され、本装置は、
ULの第1の時間−周波数リソース上でトランスポートブロックを基地局に送信するように構成された送信モジュールと、
DLの第2の時間−周波数リソース上で基地局によって送信されたフィードバック情報を受信し、フィードバック情報が、送信モジュールによって送信されたトランスポートブロックの受信状態を示すために使用される、ように構成される、受信モジュールと、
を備える。
【0162】
本発明の第11の実施態様の第1の可能な実装では、受信モジュールが、
基地局によって送信された物理層ダウンリンク制御シグナリングを受信し、物理層ダウンリンク制御シグナリングに従ってULにおける第1の時間−周波数リソースを判定する、
ようにさらに構成される。
【0163】
本発明の第11の実施態様の第2の可能な実装では、第1の時間−周波数リソースの時間領域リソースが、ULのn番目のサブフレーム位置の任意の第2の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソースである、または
第1の時間−周波数リソースの時間領域リソースが、ULのn番目のサブフレーム位置の最初の第2の送信時間間隔フレームおよび/もしくは最後の第2の送信時間間隔フレーム以外の任意の第2の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソースである、または
第1の時間−周波数リソースの時間領域リソースが、ULのn番目のサブフレーム位置のm番目の第2の送信時間間隔フレームに対応する時間領域リソースであり、mは自然数であり、
nは、第1の時間−周波数リソースが位置するサブフレームのサブフレーム番号を示す。
【0164】
本発明の第11の実施態様の第3の可能な実装では、受信モジュールが、
基地局によって送信された第2の送信時間間隔フレーム構成情報を受信し、第2の送信時間間隔フレーム構成情報が、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソースを運び、第2の送信時間間隔フレーム構成情報が、基地局によって送信されたフィードバック情報を第2の時間−周波数リソース上で受信するようにUEに命令するために使用される、
ようにさらに構成される。
【0165】
本発明の第11の実施態様の第4の可能な実装では、第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ネットワークシステムのサブフレーム番号と、ネットワークシステムのサブフレームにおけるDLの第2の送信時間間隔フレームのフレーム番号と、によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、絶対時間によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、DLの第2の送信時間間隔フレームの絶対番号によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、DLの第2の送信時間間隔フレームのインデックス値によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ネットワークシステムのサブフレーム番号と、DLの第2の送信時間間隔フレームのインデックス値と、によって示される。
【0166】
本発明の第11の実施態様の第5可能な実装では、受信モジュールが、
基地局によって送信された第2の時間−周波数リソース情報を受信する
ようにさらに構成される。
【0167】
本発明の第11の実施態様の第6の可能な実装では、第2の時間−周波数リソース情報が、ネットワークシステムのサブフレーム番号と、ネットワークシステムのサブフレームにおけるDLの第2の送信時間間隔フレームのフレーム番号と、によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、絶対時間によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、DLの第2の送信時間間隔フレームの絶対番号によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、DLの第2の送信時間間隔フレームのインデックス値によって示される、または
第2の時間−周波数リソースの時間領域リソース情報が、ネットワークシステムのサブフレーム番号と、ULの第2の送信時間間隔フレームのインデックス値と、によって示される。
【0168】
本発明の第11の実施態様の第7の可能な実装では、受信モジュールが、
PDCCH上で運ばれ、基地局によって送信された情報を受信し、PDCCH上で運ばれた情報が、第2の時間−周波数リソース情報を少なくとも運ぶ、または
基地局によって送信された第1のスケジューリング情報を受信し、第1のスケジューリング情報が、第2の送信時間間隔フレーム構成情報を少なくとも運び、第2の送信時間間隔フレーム構成情報に従って第2の時間−周波数リソースを判定する、
ようにさらに構成される。
【0169】
本発明の第11の実施態様の第8の可能な実装では、PDCCHは、物理層アップリンク共有チャネルPUSCHで運ばれた情報を送信するようにUEに命令するために使用される第1の時間−周波数リソースをさらに運び、PUSCHは、トランスポートブロックを少なくとも運ぶ。
【0170】
本発明の第11の実施態様の第9の可能な実装では、受信モジュールが、
DLの第2の時間−周波数リソース上で基地局によって送信されたPHICHを受信し、PHICHがフィードバック情報を運ぶ、
ように構成される。
【0171】
本発明の第11の実施態様の第10の可能な実装では、受信モジュールが、
DLの第2の時間−周波数リソース上で、基地局によって送信された複数のトランスポートブロックに関するフィードバック情報を受信する
ように構成される。
【0172】
本発明の第11の実施態様の第11の可能な実装では、送信モジュールが、DLにおける第1の送信時間間隔の持続時間が、ULにおける第2の送信時間間隔の持続時間よりも長い場合、複数のトランスポートブロックをDLにおけるサブフレームで基地局に送信し、複数のトランスポートブロックによって占有される周波数領域リソースが、互いに異なる、ようにさらに構成される。
【0173】
本発明の第11の実施態様の第12の可能な実装では、受信モジュールが、基地局によって送信された第2のスケジューリング情報を受信し、第2のスケジューリング情報が、第3の時間−周波数リソースを少なくとも含む、ようにさらに構成され、
送信モジュールが、第3の時間−周波数リソース上でトランスポートブロックを基地局に再送信するようにさらに構成される。
【0174】
本発明の第11の実施態様の第13の可能な実装では、第3の時間−周波数リソースと第2の時間−周波数リソースとの間の時間間隔が、第2の時間−周波数リソースと第1の時間−周波数リソースとの間の時間間隔とは異なる。
【0175】
本発明の第11の実施態様の第14の可能な実装では、ULおよびDLにおける各時間間隔フレームの持続時間は、0.5ms以下であり、各時間間隔フレームは、Z個のOFDMシンボルを含み、Zは、1以上7以下の任意の整数である。
【0176】
第12の実施態様によれば、フィードバック情報を送信するための装置が提供され、本装置は、
トランスポートブロックをUEに送信するように構成された送信モジュールと、
ULの第2の時間−周波数リソース上でUEによって送信されたフィードバック情報を受信し、フィードバック情報が、送信モジュールによって送信されたトランスポートブロックの送信状態を示すために使用される、ように構成される、受信モジュールと、
を備える。
【0177】
本発明の第12の実施態様の第1の可能な実装では、送信モジュールが、
同一の送信時間間隔または隣接もしくは連続する送信時間間隔内で少なくとも2つのトランスポートブロックを送信する
ように構成される。
【0178】
本発明の第12の実施態様の第2の可能な実装では、受信モジュールが、
ULの第1の時間−周波数リソース上で、UEによって送信されたDMRSを受信し、DMRSが、フィードバック情報を運ぶ、
ようにさらに構成される。
【0179】
本発明の第12の実施態様の第3の可能な実装では、受信モジュールが、
DMRSを受信し、DMRSが、ビット情報の形式または参照信号振幅情報の形式でフィードバック情報を運ぶ、
ようにさらに構成される。
【0180】
本発明の第12の実施態様の第4の可能な実装では、ULにおける送信時間間隔は、OFDMシンボルである。
【0181】
第13の実施態様によれば、本発明の一実施形態は、ユーザ機器を提供する。ユーザ機器は、送信機と、受信機と、送信機および受信機にそれぞれ接続されたプロセッサと、を備える。当然のことながら、ユーザ機器は、メモリまたはアンテナなどのユニバーサルコンポーネントをさらに備えてもよい。このことは、本発明の本実施形態において限定されない。プロセッサは、第1の実施態様、第3の実施態様、または第5の実施態様の上記の可能な実装におけるいずれか1つの方法を実行するように構成される。
【0182】
第14の実施態様によれば、本発明の一実施形態は、基地局をさらに提供する。基地局は、送信機と、受信機と、送信機および受信機にそれぞれ接続されたプロセッサと、を備える。当然のことながら、基地局は、メモリ、アンテナ、ベースバンド処理コンポーネント、中間無線周波数処理コンポーネント、または入出力装置などのユニバーサルコンポーネントをさらに備えてもよい。このことは、本発明の本実施形態において限定されない。プロセッサは、第2の実施態様、第4の実施態様、または第6の実施態様の上記の可能な実装におけるいずれか1つの方法を実行するように構成される。
【0183】
本発明の各実施形態によって提供される技術的解決策は、以下の有益な効果を有する。
【0184】
受信されたトランスポートブロックに関するフィードバック情報を送信するための時間−周波数リソースの位置が合意されているため、UEと基地局との間のデータ伝送効率を向上させることができ、データ伝送の精度を向上させることができる。また、再送信するための時間−周波数リソースが合意されているため、再送信されたトランスポートブロックの受信成功率を向上させることができ、データ伝送効率をさらに向上させることができる。
【0185】
本発明の実施形態における技術的な解決策をより明確に説明するために、以下、実施形態を説明するために必要な添付の図面を簡単に説明する。当然のことながら、以下の説明における添付の図面は、本発明の一部の実施形態を単に示すものであり、当業者は、創造的努力がなくても、これらの添付の図面から他の図面をさらに導出することができる。