【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る入浴状況監視システムは、
浴室に設けられた温度センサ及び/または湿度センサと、脱衣所に設けられた温度センサ及び/または湿度センサと、
前記浴室に設けられた温度センサ及び/または湿度センサと前記脱衣所に設けられた温度センサ及び/または湿度センサとにより得られるセンサデータである温度または湿度の上昇下降傾向の変動状態を検出して、この検出結果から入浴開始判定対象値と入浴終了判定対象値を算出する算出手段と、
前記算出手段が算出した
入浴開始判定対象値と入浴終了判定対象値に基づき入浴開始となったか入浴終了となったかを判定する入浴判定手段と
を具備することを特徴とする。
【0010】
本発明に係る入浴状況監視システムでは、湿度センサが浴室と脱衣所に設けられ、
前記算出手段は、浴室に設けられた湿度センサから時系列に得られる湿度データ
である湿度の上昇下降傾向の変動状態を検出して、この検出結果から入浴開始判定対象値を算出する浴室湿度対応判定対象値算出手段と、脱衣所に設けられた湿度センサから時系列に得られる湿度データ
である湿度の上昇下降傾向の変動状態を検出して、この検出結果から入浴終了判定対象値を算出する脱衣所湿度対応判定対象値算出手段とにより構成され、
入浴判定手段は、前記浴室湿度対応判定対象値算出手段により算出された入浴開始判定対象値に基づき入浴開始の判定を行い、前記脱衣所湿度対応判定対象値算出手段により算出された入浴終了判定対象値に基づき入浴終了の判定を行うことを特徴とする。
【0011】
本発明に係る入浴状況監視システムでは、温度センサが浴室と脱衣所に設けられ、
前記算出手段は、浴室に設けられた温度センサから時系列に得られる温度データ
である温度の上昇下降傾向の変動状態を検出して、この検出結果から入浴開始判定対象値を算出する浴室温度対応判定対象値算出手段と、脱衣所に設けられた温度センサから時系列に得られる温度データ
である温度の上昇下降傾向の変動状態を検出して、この検出結果から入浴終了判定対象値を算出する脱衣所温度対応判定対象値算出手段とにより構成され、
入浴判定手段は、前記浴室温度対応判定対象値算出手段により算出された入浴開始判定対象値に基づき入浴開始の判定を実行し、前記脱衣所温度対応判定対象値算出手段により算出された入浴終了判定対象値に基づき入浴終了と判定することを特徴とする。
【0012】
本発明に係る入浴状況監視システムでは、湿度センサと温度センサが浴室と脱衣所のそれぞれに設けられ、
前記算出手段は、浴室に設けられた湿度センサから時系列に得られる湿度データ
である湿度の上昇下降傾向の変動状態を検出して、この検出結果から入浴開始判定対象値を算出する浴室湿度対応判定対象値算出手段と、浴室に設けられた温度センサから時系列に得られる温度データ
である温度の上昇下降傾向の変動状態を検出して、この検出結果から入浴開始判定対象値を算出する浴室温度対応判定対象値算出手段と、脱衣所に設けられた湿度センサから時系列に得られる湿度データ
である湿度の上昇下降傾向の変動状態を検出して、この検出結果から入浴終了判定対象値を算出する脱衣所湿度対応判定対象値算出手段と、脱衣所に設けられた温度センサから時系列に得られる温度データ
である温度の上昇下降傾向の変動状態を検出して、この検出結果から入浴終了判定対象値を算出する脱衣所温度対応判定対象値算出手段とにより構成され、
入浴判定手段は、前記浴室湿度対応判定対象値算出手段により算出された入浴開始判定対象値と前記浴室温度対応判定対象値算出手段により算出された入浴開始判定対象値とに基づき入浴開始の判定を実行し、前記脱衣所湿度対応判定対象値算出手段により算出された入浴終了判定対象値と前記脱衣所温度対応判定対象値算出手段により算出された入浴終了判定対象値とに基づき入浴終了の判定を実行することを特徴とする。
【0013】
本発明に係る入浴状況監視システムでは、入浴判定手段は、前記浴室湿度対応判定対象値算出手段により算出された入浴開始判定対象値及び前記浴室温度対応判定対象値算出手段により算出された入浴開始判定対象値が共に入浴開始を示すときに入浴開始と判定し、前記脱衣所湿度対応判定対象値算出手段により算出された入浴終了判定対象値及び前記脱衣所温度対応判定対象値算出手段により算出された入浴終了判定対象値が共に入浴終了を示すときに入浴終了と判定することを特徴とする。
【0014】
本発明に係る入浴状況監視システムでは、入浴判定手段は、前記浴室湿度対応判定対象値算出手段により算出された入浴開始判定対象値と前記浴室温度対応判定対象値算出手段により算出された入浴開始判定対象値のいずれかが入浴開始を示すときに入浴開始と判定し、前記脱衣所湿度対応判定対象値算出手段により算出された
入浴終了判定対象値と前記脱衣所温度対応判定対象値算出手段により算出された入浴終了判定対象値のいずれかが入浴終了を示すときに入浴終了と判定することを特徴とする請求項4に記載の入浴状況監視システム。
【0015】
本発明に係る入浴状況監視システムでは、算出手段は、所定時間内に所定時間間隔で前後のデータを比較し、所定値を超える変動があった場合の度数を
入浴開始判定対象値または入浴終了判定対象値とすることを特徴とする。
【0016】
本発明に係る入浴状況監視システムでは、算出手段は、所定時間内に所定時間間隔で前後のデータを比較し、所定値を超える変動があった場合に所定重み値を加算して
入浴開始判定対象値または入浴終了判定対象値とすることを特徴とする。
【0018】
本発明に係る入浴状況監視システムでは、初期状態が入浴終了状態であり、前記入浴判定手段により入浴終了状態から入浴開始への変化がある毎に1人または1回を加算し
、入浴した後に入浴終了となった人数または入浴回数を算出する入浴人数回数算出手段を具備したことを特徴とする。
【0019】
本発明に係る入浴状況監視システムでは、
入浴中状態において、現在時刻から入浴開始時刻を減算した入浴時間を監視する入浴時間監視手段と、
前記
入浴時間監視手段により監視された入浴時間が所定値を超えると、警報情報を出力する警報出力制御手段と
を具備することを特徴とする。
【0020】
本発明に係る入浴状況監視プログラムは、コンピュータを、
浴室に設けられた温度センサ及び/または湿度センサと脱衣所に設けられた温度センサ及び/または湿度センサにより得られるセンサデータである温度または湿度の上昇下降傾向の変動状態を検出して、この検出結果から入浴開始判定対象値と入浴終了判定対象値を算出する算出手段、
前記算出手段が算出した
入浴開始判定対象値と入浴終了判定対象値に基づき入浴開始となったか入浴終了となったかを判定する入浴判定手段
として機能させることを特徴とする入浴状況監視プログラム。
【0021】
本発明に係る入浴状況監視プログラムでは、前記コンピュータを、前記算出手段における、
浴室に設けられた湿度センサから時系列に得られる湿度データ
である湿度の上昇下降傾向の変動状態を検出して、この検出結果から入浴開始判定対象値を算出する浴室湿度対応判定対象値算出手段、
脱衣所に設けられた湿度センサから時系列に得られる湿度データ
である湿度の上昇下降傾向の変動状態を検出して、この検出結果から入浴終了判定対象値を算出する脱衣所湿度対応判定対象値算出手段
として機能させ、
前記コンピュータを、入浴判定手段として、前記浴室湿度対応判定対象値算出手段により算出された入浴開始判定対象値に基づき入浴開始の判定を行い、前記脱衣所湿度対応判定対象値算出手段により算出された入浴終了判定対象値に基づき入浴終了の判定を行うように機能させることを特徴とする。
【0022】
本発明に係る入浴状況監視プログラムでは、前記コンピュータを、前記算出手段における、
浴室に設けられた温度センサから時系列に得られる温度データ
である温度の上昇下降傾向の変動状態を検出して、この検出結果から入浴開始判定対象値を算出する浴室温度対応判定対象値算出手段、
脱衣所に設けられた温度センサから時系列に得られる温度データ
である温度の上昇下降傾向の変動状態を検出して、この検出結果から入浴終了判定対象値を算出する脱衣所温度対応判定対象値算出手段
として機能させ、
前記コンピュータを、入浴判定手段として、前記浴室温度対応判定対象値算出手段により算出された入浴開始判定対象値に基づき入浴開始の判定を実行し、前記脱衣所温度対応判定対象値算出手段により算出された入浴終了判定対象値に基づき入浴終了と判定するように機能させることを特徴とする。
【0023】
本発明に係る入浴状況監視プログラムでは、前記コンピュータを、前記算出手段における、
浴室に設けられた湿度センサから時系列に得られる湿度データ
である湿度の上昇下降傾向の変動状態を検出して、この検出結果から入浴開始判定対象値を算出する浴室湿度対応判定対象値算出手段、
浴室に設けられた温度センサから時系列に得られる温度データ
である温度の上昇下降傾向の変動状態を検出して、この検出結果から入浴開始判定対象値を算出する浴室温度対応判定対象値算出手段、
脱衣所に設けられた湿度センサから時系列に得られる湿度データ
である湿度の上昇下降傾向の変動状態を検出して、この検出結果から入浴終了判定対象値を算出する脱衣所湿度対応判定対象値算出手段、
脱衣所に設けられた温度センサから時系列に得られる温度データ
である温度の上昇下降傾向の変動状態を検出して、この検出結果から入浴終了判定対象値を算出する脱衣所温度対応判定対象値算出手段
として機能させ、
前記コンピュータを、入浴判定手段として、前記浴室湿度対応判定対象値算出手段により算出された入浴開始判定対象値と前記浴室温度対応判定対象値算出手段により算出された入浴開始判定対象値とに基づき入浴開始の判定を実行し、前記脱衣所湿度対応判定対象値算出手段により算出された入浴終了判定対象値と前記脱衣所温度対応判定対象値算出手段により算出された入浴終了判定対象値とに基づき入浴終了の判定を実行するように機能させることを特徴とする。
【0024】
本発明に係る入浴状況監視プログラムでは、前記コンピュータを、入浴判定手段として、前記浴室湿度対応判定対象値算出手段により算出された入浴開始判定対象値及び前記浴室温度対応判定対象値算出手段により算出された入浴開始判定対象値が共に入浴開始を示すときに入浴開始と判定し、前記脱衣所湿度対応判定対象値算出手段により算出された入浴終了判定対象値及び前記脱衣所温度対応判定対象値算出手段により算出された入浴終了判定対象値が共に入浴終了を示すときに入浴終了と判定するように機能させることを特徴とする。
【0025】
本発明に係る入浴状況監視プログラムでは、前記コンピュータを、入浴判定手段として、前記浴室湿度対応判定対象値算出手段により算出された入浴開始判定対象値と前記浴室温度対応判定対象値算出手段により算出された入浴開始判定対象値のいずれかが入浴開始を示すときに入浴開始と判定し、前記脱衣所湿度対応判定対象値算出手段により算出された
入浴終了判定対象値と前記脱衣所温度対応判定対象値算出手段により算出された入浴終了判定対象値のいずれかが入浴終了を示すときに入浴終了と判定するように機能させることを特徴とする。
【0026】
本発明に係る入浴状況監視プログラムでは、前記コンピュータを、算出手段として、所定時間内に所定時間間隔で前後のデータを比較し、所定値を超える変動があった場合の度数を
入浴開始判定対象値または入浴終了判定対象値とするように機能させることを特徴とする。
【0027】
本発明に係る入浴状況監視プログラムでは、前記コンピュータを、算出手段として、所定時間内に所定時間間隔で前後のデータを比較し、所定値を超える変動があった場合に所定重み値を加算して
入浴開始判定対象値または入浴終了判定対象値とするように機能することを特徴とする。
【0029】
本発明に係る入浴状況監視プログラムでは、前記コンピュータを更に、
初期状態が入浴終了状態であり、前記入浴判定手段により入浴終了状態から入浴開始への変化がある毎に1人または1回を加算し、
入浴した後に入浴終了となった人数または入浴回数を算出する入浴人数回数算出手段
として機能させることを特徴とする。
【0030】
本発明に係る入浴状況監視プログラムでは、前記コンピュータを更に、
入浴中状態において、現在時刻から入浴開始時刻を減算した入浴時間を監視する入浴時間監視手段、
前記入浴時間監視手段により監視された入浴時間が所定値を超えると、警報情報を出力する警報出力制御手段
として機能させることを特徴とする。