(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記工作物とは、建築物以外の構造物であって、少なくとも、擁壁、広告塔、煙突、高架水槽、鉄柱、工事現場の仮囲い、バス待合場所や屋外喫煙所における屋根のない囲い、清涼飲料水等の自動販売機、路上に設置された変圧器、車両、店舗什器を含むこと
を特徴とする請求項1に記載の平面ディスプレイ付工作物の管理システム。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】
図1は本発明を適用した平面ディスプレイ付工作物の管理システムとこの管理システムで管理される平面ディスプレイ工作物の概念図、
図2は
図1の管理システムのブロック図、
図3は
図1の管理システムで採用した参照テーブルの説明図である。
【0018】
図1に示した平面ディスプレイ付工作物の管理システム(以下「本管理システムS」という)は、工作物1に設けられる平面ディスプレイ2と、平面ディスプレイ2に接続された固定端末3と、工作物1とこれに設けられる平面ディスプレイ2とを一組の管理物件として管理する管理サーバ4と、を備えた構成になっている。
【0019】
《平面ディスプレイ2と工作物1の詳細》
【0020】
平面ディスプレイ2は、例えばLED表示ディスプレイ又は有機EL表示ディスプレイを採用することができるが、これらに限定されることはない。液晶ディスプレイを平面ディスプレイ2として採用してもよい。
【0021】
また、平面ディスプレイ2は、
図1に示したように、工作物1の上に一体に取付けられる方式で設けることができるほか、不特定多数の者が見やすい工作物の外面(例えば、
図1のように工作物1が歩道に設置されている場合は、該工作物1の歩道向き外面1Aに一体に取付けられる方式で設けてもよい。
【0022】
工作物1の外面に平面ディスプレイ2を取付ける場合は、例えば平面ディスプレイ2の縦横奥行き寸法に対応する凹部を工作物1の外面に設け、該凹部に平面ディスプレイ2を設置する方式(ビルトイン方式)を採用することで、平面ディスプレイ2の表示面と工作物1の外面とが面一となるように構成してもよいし、取付け金具を使って平面ディスプレイ2を工作物1の外面に直接取付けてもよい。
【0023】
また、平面ディスプレイ2は、既に設置されている工作物1に対して後で取付けてもよいし(後付け方式)、所定の場所に工作物1を設置する前に、予め当該工作物1製造工場等において、当該工作物1に組込んでもよい(組込み方式)。また、平面ディスプレイ2は取付け枠や取付け金具を使って工作物1に取り付けてもよい。平面ディスプレイ2の上部縁には庇を取り付けてもよい。
【0024】
工作物1の一例として設置された自動販売機が考えられ、この場合、その自動販売機の正面に設けられている外扉の外面に平面ディスプレイ2を取り付ける等、扉を備えた工作物1の場合は、当該扉の外面に平面ディスプレイ2を取り付けてもよい。扉に対する平面ディスプレイ2の取付け方式については、前述のビルトイン方式や組込み方式、あるいは金具による取付け方式を採用してもよい。
【0025】
工作物1については、前述の歩道に設置される工作物のほか、例えば、公園や駅前広場等、不特定多数の者が見やすい場所に設置される工作物が考えられ、これらの工作物に対して平面ディスプレイ2を設けてもよい。
【0026】
《平面ディスプレイ付工作物の規格化》
平面ディスプレイ2は例えば一つの工作物1に対して縦横に複数個並べて設けたり、一つの工作物1における複数の面に対して個々に設けたりすることもでき、このような複数の平面ディスプレイ2を備えた工作物1を当該工作物1の製造工場で組立て製造する場合は、その大量生産に備えて、複数の平面ディスプレイ付工作物としての統一規格を作成してもよい。
【0027】
《IDの説明》
工作物1とこれに設けられる平面ディスプレイ2には、それぞれの個体を識別するためのID(識別子)が付されている。これらのIDは、管理サーバ4が発行し、ネットワーク回線5を通じて固定端末3の記憶媒体に格納されることで、固定端末3が常時保持するように構成してある。これとは別に、固定端末3の記憶媒体に予め当該IDを格納しておいてもよい。
【0028】
工作物1とこれに設けられる平面ディスプレイ2のIDは、工作物1ごとに共通のIDを採用してもよい。例えば1つの工作物のIDを例えば”B1001”とした場合、その工作物とこれに設けられる平面ディスプレイ2のIDはいずれも例えば”B1001”とする。工作物が異なる場合、その工作物とこれに設けられる平面ディスプレイのIDはいずれも例えば”B1002”となる。
【0029】
また、屋内又は屋外に設置された1つの工作物1には、例えば
図1に示したように歩道向き外面1Aや車道向き外面等、立地条件の異なる複数の外面が存在する。この場合、1つの工作物1のIDを例えば基本IDとして”B1100”を採用するとともに、そのB1100の工作物1における第1の外面1AのIDは”B1100−1”、第2の外面は”B1100−1”とする等、基本IDと枝番の組合せをIDとして採用することにより、工作物1の外面別に管理可能とする構成を採用してもよい。
【0030】
前記IDの具体的な実施形態として、本管理システムSでは共通のIDを採用した。したがって、
図1のように工作物1の外面1Aに対して平面ディスプレイ2を取り付けた例の場合、平面ディスプレイ2のIDと工作物1のIDはいずれも共通のID、例えば”B1001”(
図3参照)になる。
【0031】
なお、平面ディスプレイ2が設けられていない工作物については管理サーバ4において管理する必要がないので、IDは発行されない。また、管理サーバ4でのIDの発行については、ID自動発行プログラムを管理サーバ4に実装することで、固定端末3からの要求応じて管理サーバ4が自動でIDを発行するように構成してもよいし、管理サーバ4の担当管理者によって手動でIDを発行してもよい。
【0032】
《固定端末の詳細》
固定端末3は、インターネット等のネットワーク回線5に接続されるとともに、(1)ネットワーク回線5を利用して管理サーバ4との間でデータの送受信を可能とする通信機能M1と、(2)ネットワーク回線5を介して送信されてきた動画又は静止画像データを平面ディスプレイ2に表示する表示機能M2と、(3)平面ディスプレイ2の利用状況を利用履歴として監視する監視機能M3と、(4)工作物1および平面ディスプレイ2のIDと、該平面ディスプレイ2の利用履歴とを一組の利用履歴データとして、管理サーバ4に送信する送信機能M4と、を備えている。
【0033】
本管理システムSでは、
図1に示したように、工作物1に平面ディスプレイ2を設けており、その工作物1と平面ディスプレイ2にIDを付しているので、固定端末3は、工作物1のIDとこれに設けた平面ディスプレイ2のIDを管理サーバ4に送信することになる。この際、前述の通り、共通のIDを用いる場合は、平面ディスプレイ2のIDと工作物のIDのうちいずれか一方のIDを送信すればよい。このような送信の機能、すなわち前述の送信機能M4は、例えば固定端末3と管理サーバ4とにプログラミング言語Pythonをインストールし、Pythonのソケットモジュールを利用したプログラムによるソケット通信で実現してもよい。
【0034】
平面ディスプレイ2の利用履歴は後述の利用規約に応じて異なる。例えば、利用規約として平面ディスプレイ2の利用時間を設定した場合、利用履歴は平面ディスプレイ2の利用時間となる。この利用履歴を管理サーバ4に送信するタイミングは必要に応じて適宜変更することができる。例えば毎日送信してもよいし、月末に1回だけ送信してもよい。
【0035】
前記のような機能を有する固定端末3は、例えば有線又は無線LAN等のネットワーク通信機能を備えた市販のPCによって構成することができる。固定端末3からネットワーク回線5への接続方法については、ネットワーク接続業者から入手した接続機器を利用する等、周知であるため、その詳細説明は省略する。
【0036】
《管理サーバ4の詳細》
図2および
図3を参照すると、管理サーバ4は、ネットワーク回線5に接続されるとともに、(1)工作物1のIDとこれに設けた平面ディスプレイ2のIDとを一組の管理物件として複数登録可能な第1の参照テーブルT1と、(2)管理物件ごとに平面ディスプレイ2の利用規約を複数登録可能な第2の参照テーブルT2と、(3)固定端末3からネットワーク回線5を通じて送信されてきた利用履歴データの中からIDと利用履歴を抽出する抽出機能L1と、(4)抽出機能で抽出したIDを基に第1および第2の参照テーブルT1、T2を参照することで、該参照テーブルT1、T2の中から当該IDに対応する管理物件を特定する特定機能L2と、(5)第1および第2の参照テーブルT1、T2を参照し、特定機能L2で特定した管理物件に対応する利用履歴が利用規約に適合するかどうかを確認するチェック機能L3と、を備えている。
【0037】
また、第1の参照テーブルT1に登録された複数の管理物件のうち、平面ディスプレイ2に表示される動画又は静止画像での宣伝広告による収益が見込まれる管理物件については、第2の参照テーブルT2に登録される当該管理物件の利用規約の中に、該管理物件中のIDによって特定される平面ディスプレイ2を備えてなる工作物(平面ディスプレイ付工作物)の管理費、若しくは維持費、あるいはメンテナンス費は0円であることの情報が含まれてもよい。
【0038】
前記のような管理サーバ4の参照テーブルT1、T2は、例えば管理サーバ4として採用したPCに対して、データベースを構築するプログラムとして公知のMySQLサーバプログラムをインストールすることによって作成し実現してもよい。
【0039】
また、前記のような管理サーバ4の抽出機能L1や特定機能L2およびチェック機能L3については、例えば、管理サーバ4として採用したPCに対して、WEBサーバの構築プログラムとして公知のnginxをインストールし、nginx上でPHPプログラムを実行可能とすること、および、前述の機能L1、L2、L3をPHPでプログラミングし、そのプログラムをnginx上の公開ディレクトリに設置することによって実現してもよい。また、管理サーバ4として採用したPCに対して、プログラミング言語のPythonをインストールし、Pythonプログラミングにより前記機能L1からL3を実現してもよい。この場合、例えば前述のMySQLサーバプログラムによるデータベースの中に参照テーブルT1、T2を作成しているなら、抽出機能L1のPythonプログラミングでは、例えばmysql.connectorのインポートによってデータベースへのアクセスを可能とし、データベース上の参照テーブルT1、T2からIDと利用履歴の抽出が行なわれる構成してもよい。
【0040】
管理サーバ4は、また(6)ネットワーク回線5を介して送信されてきた生放送の動画映像を受信する映像受信機能P1と、(7)固定端末3からの要求に応じて、該固定端末3に接続されている平面ディスプレイ2での生放送映像の表示を許可し、許可した固定端末3に対して生放送の動画映像を出力(配信)する生放送映像送信(配信)機能P2と、を備えている。
【0041】
前記のような管理サーバ4の映像受信機能P1と生放送映像送信(配信)機能P2は、例えば管理サーバ4として採用したPCに対して、前述のnginxとそのモジュールであるnginx‐rtmp−moduleをインストールする、あるいは、RTMPストリーミングサーバの構築プログラムとして公知のRED5をインストールすることによって実現してもよい。
【0042】
さらに、管理サーバ4は、(8)ネットワーク回線5を介して送信されてきた拡張子mp4ファイル等のビデオ録画映像を受信し記録する映像記録機能Q1と、(9)固定端末3からの要求に応じて、該固定端末3に接続されている平面ディスプレイ2でのビデオ録画映像の表示を許可し、許可した固定端末3に対して前記ビデオ録画映像を出力するビデオ映像送信機能Q2と、を備えている。
【0043】
前記のような管理サーバ4の映像記録機能Q1とビデオ映像送信機能Q2については、例えば管理サーバ4として採用したPCに対して、先に例示したRED5をインストールすることによって実現してもよい。
【0044】
管理サーバ4は、生放送映像送信(配信)機能P2やビデオ映像送信機能Q2の付加機能として広告配信機能R1を備えてもよい。この広告配信機能R1は、例えば、メインコンテンツである生放送映像の配信を途中で区切り中断した後に、続けて数秒又は数分の広告映像をサブコンテンツとして配信し、広告映像の配信が終了したら生放送(メインコンテンツ)の配信を再開するというものである。この広告映像(サブコンテンツ)の配信は例えば生放送主のWEBページを映像として流すものでもよいし、生放送主と関連する事業者の広告映像を流すものでもよい。
【0045】
生放送(メインコンテンツ)としてどのような動画映像を配信するか、この点については必要に応じて適宜選択し得る。例えば、平面ディスプレイ付工作物1を設置した地区内に地域イベント密着型のレンタルルームがあって、そのようなレンタルルーム内で料理教室や、お食事会、趣味の集まり、学習塾、空手又は柔道等の習い事、セミナー等の地域イベントが開催される場合は、当該イベントの様子を生放送の動画映像(メインコンテンツ)として配信してもよい。
【0046】
生放送の動画映像やビデオ録画映像は、スマートフォン等のモバイル機器やノートパソコン等を使い、ネットワーク回線5を経由して管理サーバ4へ送信することができ、その詳細は周知であるため説明を省略する。
【0047】
平面ディスプレイ2において広告映像を配信するような運用を行った場合は、所定の広告収入が得られる。このような平面ディスプレイ2の運用によって得られる利益(広告収入)は、平面ディスプレイ2を取付けてある工作物1の所有者が取得してもよい。この場合は、基本的には工作物1の所有者が広告映像依頼主を探すことになる。しかし、工作物1の所有者において広告映像依頼主を探すことができない場合、広告収入による利益は得られず、社会一般において工作物1に対する平面ディスプレイ2の取付け意欲が減退するおそれがある。このため、例えば、本管理システムの運営会社が工作物1の所有者から平面ディスプレイ2を所定金額で借り受けて(1)広告映像の配信による平面ディスプレイ2の運用を行う、あるいは(2)その平面ディスプレイ2の借り手を探す等、平面ディスプレイ2のサブリース的運用を行うことも可能である。借り手の決まった平面ディスプレイ2の運用による利益(例えば、前述の広告収入等)は借り手が取得してもよいし、借り手とサブリース的運用を行う会社(本例では本管理システムの運営会社)とで分配してもよい。
【0048】
また、例えば、前述した平面ディスプレイ2のサブリース的運用を行う場合には、本管理システムの運営会社において、平面ディスプレイ2の貸し出し金額(レンタル料)を決めてもよい。この場合、管理サーバ4は、(10)管理物件のIDごとにその貸し出し金額を基本料金として複数登録可能な第3の参照テーブルT3と、(11)第3の参照テーブルT3に対して管理物件のIDと基本料金を登録する料金登録機能と、を備えてもよい。
【0049】
前記のような第3の参照テーブルT3は、先に説明した第1および第2の参照テーブルT1、T3と同様の手段(例えばMySQLサーバプログラムのインストール)によって作成し実現することができる。
【0050】
管理サーバ4において先に説明したnginx上でPHPプログラムを実行可能な環境が構築されている場合、前記のような基本料金設定機能は、必須入力事項の入力フォームをPHPでプログラミング作成し、それをnginx上の公開ディレクトリに配置すること、および、必須入力事項は、管理物件のID(具体的には、工作物のID)と予め設定された管理物件の基本料金とからなる一組のデータとすること、ならびに、前記入力フォームを介して入力された一組のデータ(必須入力事項)を第3の参照テーブルT3に登録するために必要なプログラムをPHPで作成することによって、実現してもよい。
【0051】
工作物1は、例えば歩道、道路上又は電車内などのように色々な場所から不特定多数の者によってよく見られる見通しの良い場所(立地条件の良い場所)に存在したり、見通しの悪い場所(立地条件の悪い場所)に存在したり、あるいは、その中間の見通しの場所に存在する場合がある等、工作物1の立地条件は工作物1ごと大きく異なるという実情がある。
【0052】
前記実情に着目すると、立地条件のよい工作物1に平面ディスプレイ2を設けた場合には、不特定多数の者によく見られるから、平面ディスプレイ2での表示による宣伝広告的効果が期待できる点で、立地条件のよい工作物1は経済的価値が高い。それに比べて、多少立地条件の悪い工作物1に平面ディスプレイ2を設けた場合、その工作物1の経済的価値は多少低くなるものと考えられる。
【0053】
本管理システムSでは、前述の通り、工作物1とこれに設けた平面ディスプレイ2とを一組の管理物件(NO.1、NO.2…)として第1の参照テーブルT1で紐づけ一元管理している。このため、例えば、第1の参照テーブルT1に登録されているNO.1の管理物件は、B1001の工作物であって、この工作物はその周囲環境から見て立地条件が良く、他の工作物に比べて経済的価値が高いから、そのB1001の工作物を含む管理物件NO.1の基本料金、すなわち平面ディスプレイ2の貸し出し金額(レンタル料)は比較的高額なものとする等、管理物件の基本料金を決定して第3の参照テーブルT3へ登録する際に都合がよい。また、そのように管理物件の基本料金を決定し登録した上で、工作物1とこれに設けられた平面ディスプレイ2とを一つに纏めて平面ディスプレイ付工作物の不動産として貸し出したり、平面ディスプレイ2を単体で貸し出したりする等、新たな不動産取引の事業展開を図るのにも都合がよい。
【0054】
《その他》
以上説明した本管理システムSは、一つの行政区画あるいは商店街など、一地区に存在する複数の工作物に対して工作物ごとに平面ディスプレイを設ける地域活性システム(以下「一地区型システム」という)として構成してもよいし、複数の地区あるいは全国に存在する複数の工作物に対して工作物ごとに平面ディスプレイを設ける全国版システム(以下「多地区型システム」という)として構成してもよい。
【0055】
本管理システムSを前述の多地区型システムとして構成する場合は、地区ごとに平面ディスプレイ2を選択可能とし、選択した地区に含まれる平面ディスプレイ2だけを使用して当該地区に馴染んだ生放送の動画映像やビデオ録画映像を配信してもよい。
【0056】
前記のような地区ごとの平面ディスプレイ2の選択機能は、例えば管理サーバ2において、第1の参照テーブルT1の備考欄として地区のIDを登録可能とし、地区のIDを検索キーとして第1の参照テーブルT1を検索することで、該当する管理物件を抽出するとともに、抽出した管理物件の平面ディスプレイ2だけに限定して生放送の動画映像やビデオ録画映像を配信(地区限定配信)すればよい。
【0057】
また、前述の一地区型システムや多地区型システムを採用する際は、平面ディスプレイ2においてコンテンツとして流す映像にIDを付与し、このIDによってコンテンツの映像を一元管理してもよい。
【0058】
前記のようなIDによる映像の一元管理は、例えば第1の参照テーブルT1の備考欄として映像のIDを登録可能とするとともに、その備考欄に登録されたIDに対応する映像が管理物件の平面ディスプレイ2で流れるように構成すればよい。
【0059】
映像に付与するIDとしては、例えば、全国的に流す予定の映像のIDは例えば”ALL”とし、特定の地域のみで流す映像のIDについては”ALL”以外のもの、例えば映像自体のIDと前述の地区のIDとを組合せたものとする等、映像と地区とを関係付けた構成のIDを採用してもよい。
【0060】
この場合、生放送主と本管理システムの運用担当者との生放送前打合せで限定した地区のIDが検索キーとして使用されてもよいし、また、例えば生放送で利用するスマートフォン等の機器において地区のIDを選択可能とし、選択した地区のIDが生放送前に当該機器からネットワーク回線経由で管理サーバ4に送信されることで前記のような地区限定配信が可能となるように構成してもよい。
【0061】
《平面ディスプレイ2で表示する動画映像等のコンテンツについて》
この種のコンテンツは、例えば広告専門業者に依頼して作製してもよいが、これとは別に、公募や応募によって募集してもよい。
【0062】
コンテンツの公募や応募は、大学又は専門学校あるいは高等学校(以下「大学等」という)において情報処理を学ぶ学生を対象とし、所定の基準を満たす優秀なコンテンツを作製した学生に対しては、そのコンテンツを平面ディスプレイ2で表示することの代償として、本管理システムSで使用するコンテンツ、すなわち平面ディスプレイ2で表示する動画映像等を作製するコンテンツ製作会社やそれ以外の別のコンテンツ製作会社への就職を優遇するなど、所定の報酬を付与してもよい。
【0063】
また、公募や応募とは別に、大学等における情報処理カリキュラムの中に当該コンテンツの作製を取り入れる方法も考えられる。この場合は、例えば広告依頼主から大学等に対して宣伝広告用の画像を教材として提供してもらい、それを学生に配布するとともに、その画像を用いて動画映像のコンテンツを作製する等の課題を学生に与える。そして、その課題の消化として学生から提出されたコンテンツの中で優秀なコンテンツを平面ディスプレイ2で表示してもよい。この場合も、学生に対して前述の報酬、あるいは平面ディスプレイ2で一定期間当該コンテンツを表示する権利等を付与すること等により、情報処理カリキュラムにおける学生の学習意欲向上を図ってもよい。
【0064】
《平面ディスプレイ2の運用に要する電力について》
平面ディスプレイ2の運用には電力を要するが、その電力は太陽光発電によって賄うこともできるし、また、太陽光発電の売電で得られる利益によってその電力料金を相殺してもよい。
【0065】
《平面ディスプレイ2の他の使い方(その1)》
コンビニエンスストアやスーパーマーケットなど、食品を取り扱う店舗では、日々、販売期限切れの食品が生じ、その都度販売切れの商品は廃棄処分としている。また、当該店舗で販売される商品には該商品を特定する手段として通常商品コード番号等のID(以下「商品ID」という)が付されている。このため、その商品IDを基に商品台帳等を参照することで、ある商品がいつ店頭に並べられて、いつ販売期限切れになるのか等、商品の販売期限切れ日時を特定することもできる。この場合は、平面ディスプレイ2の使い方の一例として、どのような商品がいつ販売期限切れになるのか、この点を平面ディスプレイ2で表示することにより、顧客に対して販売期限切れになりそうな商品の告知をしてもよい。
【0066】
前記告知を実施するための具体的な構成としては、例えば(1)全商品(食品に限定されることはない)について個々の商品IDと商品名とその販売期限切れ日時とを一組のデータとしてデータベースに蓄積する構成、(2)そのデータベースに蓄積されている販売期限切れ日時と現在日時とを比較することで、現在日時からみて数日後に販売期限切れ日時が到来するIDとこれに対応する商品名を前記データベース中から抽出する構成、(3)前記データベース中から抽出したIDとこれに対応する商品名を店舗側の携帯端末等に送信することで店員等に伝達する構成、および(4)前記データベース中から抽出したIDとこれに対応する商品名とその販売期限日時を平面ディスプレイ2で表示する構成を採用することができる。
【0067】
また、前記告知では、販売期限切れ日時までのカウントダウンタイマーを採用し、そのカウントダウン値も併せて平面ディスプレイ2で表示することにより、リアルタイム性の付与による商品購買意欲の向上を図ってもよい。この際、カウントダウン値に応じて10%引きとか、20%引き、半額など、商品の値引き情報を平面ディスプレイ2で表示してもよい。
【0068】
《平面ディスプレイ2の他の使い方(その2)》
銀行、郵便局、その他開店と閉店の時間が決まっている店舗(24時間営業を除く)では、例えば開店10分前や閉店10分前から開店時または閉店時までの間、”もうすぐ開店します。”とか”もうすぐ閉店します。”等、開店や閉店の情報を平面ディスプレイ2で表示してもよい。この場合も前述のカウントダウンタイマーによる平面ディスプレイ2でのカウントダウン表示を採用してよい。
【0069】
《平面ディスプレイ2の他の使い方(その3)》
前述の平面ディスプレイ2は、他の構造体(他の構造体は動くものでも動かないものでもよい)に設けることもできる。他の構造体の例としては(1)列車、電車、自動車(具体的にはバスやトラックといった大型車)などの各種車両や、(2)棚、ショーケース、テーブル、アクリルボックス、冷蔵庫などの店舗什器が考えられるが、これらに限定されることはない。
【0070】
前記例示の自動車のうち、例えば、バスの車体側面を構成するサイドパネル、あるいはトラックの貨物室を構成するウイング式可動サイドパネルや固定サイドパネルに対して平面ディスプレイ2を取り付ける場合は、そのバスがバス停で停車している間だけ当該バスの平面ディスプレイ2に動画映像コンテンツが表示され、該バスの走行中は静止画像コンテンツが該バスの平面ディスプレイ2に表示されるように構成してもよい。このように停車と走行に連動して平面ディスプレイ2に表示される映像コンテンツを切換えることは、バス以外の車両(例えば前記例示のトラック)の場合でも同様である。
【0071】
また、バス車内の所定箇所、例えばバス車内の後部座席から見て運転席の後に平面ディスプレイ2を取り付けてもよい。この場合は、乗客向けの動画または静止画の映像コンテンツとして、バス停間ごとに異なる映像コンテンツが平面ディスプレイ2で表示されるように構成してもよい。バス停間ごとの異なる映像コンテンツとしては、例えば、次のバス停付近に存在する商店街や個々の商店の情報、観光名所の情報などが考えられるが、これらに限定されることはない。商店街や商店、観光名所の情報の中には、それらを紹介する動画映像や静止画像のほか、商店街や商店、観光名所の所在地をマーカ等で明記した地図を含めてもよい。さらに、商店街や商店、観光名所を紹介する動画映像や静止画像を平面ディスプレイ2で表示するのにあたり、その紹介文が音声で流れるように構成してもよいし、また、その紹介文が平面ディスプレイ2に表示されるように構成してもよい。平面ディスプレイ2における前記紹介文の表示については、例えば、日本語と英語、中国語または韓国語等、多言語で同時通訳的に表示する構成を採用してもよい。この点は紹介文の音声も同様である。
【0072】
前記のような自動車の停止と走行に連動した映像コンテンツの切換え処理(以下「自動車運転状況に応じた映像コンテンツの切換え処理」という)は、例えば(1)自動車に搭載されている車両コンピュータなどから車両の運転状況(時速でも可)を定期的に取得する手段と、(2)その運転状況を取得する度に、取得した運転状況から当該車両が停止の状態であるか否か(時速0kmか否かでも可)を判断する手段と、(3)停止の状態であると判断したら、前記平面ディスプレイ2で表示する映像を動画に切り換える一方、停止以外の状態であると判断したら前記平面ディスプレイ2で表示する映像を静止画像に切り換える映像コンテンツ切換え手段と、を採用することによって実現することが可能である。
【0073】
ところで、カーナビゲーション等のようなGPS機能を備えた装置が自動車に搭載されている場合は、そのGPS機能から自車両の位置情報を取得することができるため、かかる位置情報に基づいて先に説明した自動車運転状況に応じた映像コンテンツの切換え処理を実行することも可能である。その具体例を前述のバスの事例で説明すると、バスがバス停に停止したら、バス(自車両)の位置情報からバス停を特定し、特定したバス停付近の商店を紹介する映像コンテンツを当該バスの平面ディスプレイ2に表示するというものである。
【0074】
以上説明したバスの事例は、例えば、前述の自動車運転状況に応じた映像コンテンツの切換え処理において、バスに搭載されているGPS機能から該バスの位置情報を取得する手段と、前記のように停止の状態であると判断した場合に、取得した位置情報からバス停を特定する手段と、いくつかある映像コンテンツの中から、その特定したバス停に対応する映像コンテンツを抽出し、抽出した映像コンテンツを当該バスの平面ディスプレイ2に表示する手段と、を追加することによって実現してもよい。
【0075】
《平面ディスプレイ2の他の使い方(その4)》
建築(新築)、修繕、模様替え又は除却のための工事を行う場合、工事期間中、その工事現場の周囲には、仮囲い(例えば、安全鋼板、フラットタイプ、クリアフェンス等)が設けられる。このような建築工事中の仮囲いもまた前述の他の構造体に含まれるものであって、かかる仮囲いに対して前述の平面ディスプレイ2を設けることもできる。
【0076】
前記のような仮囲いに対して前述の平面ディスプレイ2を設ける場合は、例えば、平面ディスプレイ2全体の縦横寸法に対応するフレーム枠を用意し、そのフレーム枠の内側に平面ディスプレイ2を嵌め込むとともに、かかるフレーム枠を仮囲いに対して金具等で取付けることによって、平面ディスプレイ2が所定高さの位置に吊り下げられた状態になる方式(吊り下げ設置方式)を採用してもよいし、それ以外の別の方式(例えば、仮囲いそのものに直接平面ディスプレイ2を埋め込む方式)で平面ディスプレイ2を仮囲いに取り付けてもよい。
【0077】
また、建築現場での平面ディスプレイ2の設置を容易にするために、予め前述のフレーム枠に平面ディスプレイ2を嵌め込んだ状態になっているもの(フレーム枠付き平面ディスプレイ)を建築現場に搬入してもよい。
【0078】
以上のようにして仮囲いに取り付けられた平面ディスプレイ2では、建築(新築)、修繕、模様替え等の工事情報(例えば、工事中につき大変ご迷惑を御掛け致します等の挨拶文や、工期日程)や、工事終了後の建築物情報(例えば、利回り物件、賃貸物件、建売物件などのような不動産売却物件の情報、建築物完成後の内覧日程や内覧画像を含む内覧会情報、入居者募集中とかテナント募集中等の募集広告)を表示してもよい。このような工事情報や建築物情報の表示は、例えば、建築物の完成外観イメージ図や建築物のモデルルーム内の写真などを写した静止画や動画像に重ねて表示する方式(字幕スーパー形式あるいはテロップ形式)で行ってもよい。
【0079】
前記のような建築物情報を平面ディスプレイ2で表示した場合には、建築中の実際の建物とその完成後の状態とを同じ場所で同時に見ることができるので、建築中の建物が完成したらどのようになるのか、この点を容易かつ鮮明にイメージすることができ、不動産成約に大きく貢献し得る。
【0080】
また、前記のような建築物情報と一緒に、その建築物情報を閲覧可能なインターネットサイトへのアクセス情報(後述の悪設情報の例を参照)を表示してもよい。このような構成を採用した場合は、平面ディスプレイ2で表示されていた建築物情報を後で何度もゆっくり見ることができる。
【0081】
また、建築工事中の仮囲いに平面ディスプレイ2を設けた場合は、例えば、その建築物の基礎作りから現在の建築状態までの写真を一つのストーリとして時系列にまとめたスライド写真動画を作成し、かかるスライド写真動画を平面ディスプレイ2で表示してもよい。
【0082】
建築工事中の仮囲いとしては、例えば住宅展示場における建築中住宅の仮囲い、あるいは、住宅展示場のように複数の各社住宅メーカの建築中住宅が存在する場所の仮囲いが考えられる。このような多数の建築中住宅の仮囲いのうち、少なくとも1つの仮囲いに前述の平面ディスプレイ2を取付けてもよく、この場合は、その取付けた平面ディスプレイ2で表示される例えば静止画像の中に、各社住宅メーカへのアクセス情報を一覧形式で全部表示することにより、住宅購入希望者等における住宅選択の便宜を図ってもよい。
【0083】
各社住宅メーカのアクセス情報としては、例えば、当該住宅メーカが販売提供する建築物の画像と、当該住宅メーカのホームページへのアクセスを可能とするURL、若しくはQRコード(登録商標)等の二次元コードとを一組の宣伝広告画像として構成した情報が考えられるが、これに限定されることはない。
【0084】
また、近年、希望する住宅の条件(エリア、住宅メーカ、販売価格、間取り、木造かRC造か等の建築工法、その他の住宅条件)による絞り込み検索が可能なWEBサイトも提供されており、そのようなWEBサイトへのアクセス情報を該WEBサイトのURL若しくはQRコード(登録商標)等の二次元コードで前述の平面ディスプレイ2に表示してもよい。
【0085】
さらに、建築工事中の仮囲いに取り付けられた平面ディスプレイ2は、建築工事終了時に、取り外して別の建築工事現場の仮囲いに取り付けてもよいし、完成した建築物が備える窓の窓枠あるいはサッシ枠に取り付けてもよい(窓枠あるいはサッシ枠に対する平面ディスプレイの取付け構造例については特許第6527284号を参照)。
【0086】
以上のようにして仮囲いに取り付けられた平面ディスプレイ2を本管理システムSで管理する場合も、平面ディスプレイ2に接続された固定端末3と管理サーバ4とがインターネット等のネットワーク回線を通じて通信可能とする必要がある。この点についてはスマートフォン(携帯電話機)等の移動通信機の通信回線を利用する方法が考えられる。ここで、移動通信機として例えばスマートフォンを使用するなら、平面ディスプレイ2に接続された固定端末3と携帯電話とをUSBあるいはブルートゥース(登録商標)等の無線通信で接続し、かつ、その携帯電話のテザリング機能を使用することにより、平面ディスプレイ2に接続された固定端末3と管理サーバ4との間での通信が可能となるようにしてもよい。
【0087】
《平面ディスプレイ2の他の使い方(その6)》
前記平面ディスプレイ2は、インターネット通販のようなオンラインショップとして利用する、あるいは、飲食店や美容院等のサービス業におけるオンライン予約等のようなサービス取引場面で利用することもできる。
【0088】
・オンラインショップとしての利用例
前記平面ディスプレイ2において所定の商品(各種業界の商材を含む)の広告動画像または広告静止画像が表示される場合は、(1)その広告動画像や広告静止画像と一緒に当該商品に対応する二次元コードが平面ディスプレイ2で表示される構成、および(2)その表示された二次元コードをスマートフォンのコード読取りカメラアプリで読み取ることにより、インターネット上における当該商品の紹介ページ(商品紹介ページ)や購入ページ(商品購入ページ)あるいは購入予約ページ(商品購入予約ページ)へのリンクがスマートフォン上で表示され、該リンクのクリックによって当該商品の商品紹介ページ、商品購入ページあるいは商品購入予約ページの閲覧が可能となる構成、(3)商品購入ページでは当該商品の購入が可能となる構成、商品購入予約ページでは当該商品の購入予約が可能となる構成を採用してもよい。
【0089】
また、以上説明した商品の紹介や購入・販売に関する構成を採用する上で、スマートフォンでの決済(いわゆるスマホ決済)を可能とすることで、キャッシュレス化への対応を行ってもよい。さらに、前述の二次元コードの表示と一緒に、または、二次元コートの表示とは別に、当該商品の商品紹介ページや商品購入ページ等のインターネット上所在を示すURL(Uniform Resource Locator)を表示してもよい。
【0090】
前述の商品紹介ページとしては、例えば当該商品を販売する店舗等のホームページを採用してもよく、さらに、そのようなホームページや前述の商品紹介ページでは、平面ディスプレイ2で表示される当該商品の動画像または静止画像と同じ映像を表示することにより、当該商品の動画像や静止画像を別の場所で再度見ることができるように構成してもよい。また、前述の商品紹介ページや商品購入ページ、商品購入予約ページ、若しくは決済の画面では、当該商品について利用可能なクーポンが表示されてもよい。
【0091】
・サービス取引場面で利用例
飲食店や美容院等のようなサービス(役務)を提供する店舗の広告動画像または広告静止画像が平面ディスプレイ2で表示される場合も、同様に(1)そのサービス(役務)に対応する二次元コードが平面ディスプレイ2で表示される構成、(2)その表示された二次元コードをスマートフォンのコード読取りカメラアプリで読み取ることにより、インターネット上における当該サービス(役務)の紹介ページやサービス予約ページへのリンクがスマートフォン上で表示され、該リンクのクリックによって当該サービス(役務)の紹介ページやサービス予約ページの閲覧が可能となる構成、および(3)サービス予約ページでは当該サービス(役務)の予約を可能とする構成を採用してもよい。この場合も、キャッシュレス化への対応としてスマホ決済を可能としてもよい。
【0092】
《平面ディスプレイ2の他の使い方(その7)》
前述の平面ディスプレイ2では、公共情報の発信源として、国、自治体等によって提供される各種公共情報を表示してもよい。表示する公共情報としては、例えば(1)警察から配信される情報(犯罪情報、防犯情報など)、(2)消防から配信される情報(火災情報など)、(3)市町村、都道府県、自治体が発する情報(災害情報、イベント情報など)、若しくは(4)Lアラートなどが考えられるが、これらに限定されることはない。
【0093】
また、前述の平面ディスプレイ2では、新聞情報の発信源として、新聞記事のタイトルやその記事要約等を表示してもよい。その際、新聞関連情報として、当該新聞紙に掲載されている広告クライアントの宣伝広告文や宣伝広告画像を新聞記事のタイトル等と一緒に表示することもできる。また、そのような新聞関連情報を平面ディスプレイ2で表示する場合は、広告表示掲載料として、広告クライアントから所定の料金を徴収し、それを平面ディスプレイ2の運用費として活用してもよい。
【0094】
さらに、本管理システムと特許第4522484号あるいは特許4542610号のプレゼンテーション資料兼チラシ作成システム(以下「特許システム」という)とを組み合わせることもできる。組み合わせの一例として、プレゼンテーション資料兼チラシ作成システムで作成される作成チラシ確認画面(特許第4522484号の
図10中符号500で示す部材、または、特許4542610号の
図13中符号800で示す部材を参照)を平面ディスプレイ2で表示してもよい。なお、前記のような作成チラシ確認画面はそれぞれの特許で開示しているようにチラシとして利用できるものである。
【0095】
また、前記特許システムとの組み合わせによって、本管理システムは、平面ディスプレイ2ごとに、平面ディスプレイとこれに表示されるチラシの電子データとを紐づけてデータベースに登録することで、複数の平面ディスプレイで表示されるチラシの一元管理を行ってもよい。
【0096】
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により多くの変形が可能である。
【0097】
本管理システムによって一元管理される平面ディスプレイ付工作物1は、単数でもよいし、複数でもよく、その数は限定されない。
【課題】工作物とこれに設けられた平面ディスプレイとを紐づけてサーバで一元管理するのに好適な平面ディスプレイ付工作物の管理システムと、この管理システムによって管理される平面ディスプレイ付工作物を提供する。
【解決手段】管理システムSは、屋外又は屋内の工作物に設けられる平面ディスプレイ2と、これに接続された固定端末3と、工作物とこれに設けた平面ディスプレイとを一組の管理物件として管理する管理サーバ4と、を備え、工作物とこれに設けた平面ディスプレイにはその個体を識別するためのIDが付され、管理サーバ4は、工作物とこれに設けた平面ディスプレイのIDとを一組の管理物件として複数登録可能な第1の参照テーブルを備える。