(54)【発明の名称】団体発行ポイント情報管理装置、団体発行ポイント情報管理システム、団体発行ポイント情報管理装置の制御方法及び団体発行ポイント情報管理プログラム
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
特定の発行団体によって発行され、その使用先が限定されると共に、その利用履歴が記録される団体発行ポイントの情報を管理する団体発行ポイント情報管理装置であって、
前記団体発行ポイントは、特定の団体の関係者毎又は特定の地域に居住する家族毎の少なくとも一方に使用可能なポイント数が割り当てられる構成となっており、
前記団体発行ポイントが使用可能な前記使用先を前記特定の団体又は前記地域の管理団体が任意に定めることができることを特徴とする団体発行ポイント情報管理装置。
前記団体の関係者又は前記家族の構成員の少なくとも一方が、前記団体発行ポイントを前記使用先で使用することで発生する還元ポイントが、それぞれ前記特定の団体又は前記家族の少なくとも一方に対して還元されることを特徴とする請求項1に記載の団体発行ポイント情報管理装置。
特定の発行団体によって発行され、その使用先が限定されると共に、その利用履歴が記録される団体発行ポイントの情報を管理する団体発行ポイント情報管理装置の制御方法であって、
前記団体発行ポイントは、特定の団体の関係者毎又は特定の地域に居住する家族毎の少なくとも一方に使用可能なポイント数が割り当てられており、
前記団体発行ポイントが使用可能な前記使用先を前記特定の団体又は前記地域の管理団体が任意に定めることができることを特徴とする団体発行ポイント情報管理装置の制御方法。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、このように付与した特定団体発行ポイントの返済は、後日、ポイント以外の現金等で行うこととなり、当該団体発行ポイント自体の利用、促進等が不十分となるという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、特定の団体が発行する特定団体発行ポイントの利用を促進し、これらの更なる利用、普及を図り、当該特定の団体が発行する特定団体発行ポイントを利用する経済圏の拡大を図ることができる団体発行ポイント情報管理装置、団体発行ポイント情報管理装置の制御方法及び団体発行ポイント情報管理プログラムを提供することを目的とする。
【0006】
前記目的は、本発明によれば、特定の発行団体によって発行され、その使用先が限定されると共に、その利用履歴が記録される団体発行ポイントの情報を管理する団体発行ポイント情報管理装置であって、前記団体発行ポイントは、特定の団体の関係者毎又は特定の地域に居住する家族毎の少なくとも一方に使用可能なポイント数が割り当てられる構成となって
おり、前記団体発行ポイントが使用可能な前記使用先を前記特定の団体又は前記地域の管理団体が任意に定めることができることを特徴とする団体発行ポイント情報管理装置により達成される。
【0007】
前記構成によれば、団体発行ポイントは、特定の団体の関係者毎又は特定の地域に居住する家族毎の少なくとも一方に使用可能なポイント数が割り当てられるので、特定の団体の関係者や特定の地域に居住する家族における団体発行ポイントの利用を促進させ、同ポイントの更なる利用、普及を図り、当該特定の団体が発行する特定団体発行ポイントを利用する経済圏の拡大を図ることができる。
【0008】
好ましくは、前記団体の関係者又は前記家族の構成員の少なくとも一方が、前記団体発行ポイントを前記使用先で使用することで発生する還元ポイントが、それぞれ前記特定の団体又は前記家族の少なくとも一方に対して還元されることを特徴とする。
【0009】
前記構成によれば、団体の関係者又は家族の構成員の少なくとも一方が、団体発行ポイントを使用先で使用することで発生する還元ポイントが、それぞれ特定の団体又は家族の少なくとも一方に対して還元される。
このため、当該ポイントを使用する団体の関係者又は家族の構成員の少なくとも一方は、当該ポイントを使用すると、当該ポイントが還元され、更に、当該ポイントを使用することができるので、当該ポイントの利用促進を図り、ひいては、当該ポイントを利用する経済圏の拡大も図ることができる。
【0010】
好ましくは、特定の団体の関係者毎に割り当てられる
前記団体発行ポイントが、福利厚生用の前記団体発行ポイントであることを特徴とする。
【0011】
前記構成によれば、団体発行ポイントが、福利厚生用の団体発行ポイントであるため、企業等の団体が、その従業員等の関係者に、福利厚生としてポイントの使用を許可することができる。
【0012】
好ましくは、前記使用先におけ
る還元ポイントの還元率を、前記特定の団体又は前記地域の管理団体が任意に定めることができ
ることを特徴とする。
【0013】
前記構成によれば、使用先における還元率を、特定の団体又は地域の管理団体が任意に定めることができるので、特定の使用先の還元率を比較的高くすることできる。そして、これにより、団体の関係者又は家族の構成員の少なくとも一方に対し、特定の使用先でのポイントの使用を誘導することができる。
例えば、団体が、健康関係の会社の場合、健康関係の店舗等の使用先の還元率を比較的高くし、団体の関係者である従業員等が、かかる店舗等でポイントを使用するように誘導することができる。
【0014】
好ましくは、前記団体又は前記管理団体の少なくとも一方が、前記
団体発行ポイントを前記発行団体から借り受けたときは、前記還元された団体発行ポイントを、返済用の団体発行ポイントに含める構成となっていることを特徴とする。
【0015】
前記構成によれば、発行団体は、団体又は管理団体のポイントを管理することができるため、貸し出したポイントを確実に返済させることができる。
また、使用により生じた還元ポイントを返済用とすることができるので、団体等は、関係者等に積極的にポイントの使用を促すため、当該ポイントを使用する経済圏を拡大させることができる。
【0016】
好ましくは、前記
団体発行ポイントを使用可能な前記関係者又は特定の地域に居住する家族の構成員が所持する端末と、前記団体発行ポイント情報管理装置と、を有する団体発行ポイント情報管理システムであって、前記端末は、位置情報取得装
置と表示部を備え、
前記位置情報取得装置の位置情報に基づき、所定の範囲内に所在の前記使用先を複数選択し、前記端末を所持する前記関係者又は特定の地域に居住する家族の構成員にとって、前記
団体発行ポイントの前記還元率が有利な順に前記使用先を前記表示部に表示する構成であることを特徴とする。
【0017】
前記構成によれば、端末を所持する関係者又は特定の地域に居住する家族の構成員にとって、ポイントの還元率が有利な順に使用先を表示部に表示するため、端末を所持している関係者又は家族の構成員は、自己に有利な店舗等の使用先を迅速に把握することができる。
【0018】
前記目的は、特定の発行団体によって発行され、その使用先が限定されると共に、その利用履歴が記録される団体発行ポイントの情報を管理する団体発行ポイント情報管理装置の制御方法であって、前記団体発行ポイントは、特定の団体の関係者毎又は特定の地域に居住する家族毎の少なくとも一方に使用可能なポイント数が割り当てられて
おり、前記団体発行ポイントが使用可能な前記使用先を前記特定の団体又は前記地域の管理団体が任意に定めることができることを特徴とする団体発行ポイント情報管理装置の制御方法により達成される。
【0019】
前記目的は、特定の発行団体によって発行され、その使用先が限定されると共に、その利用履歴が記録される団体発行ポイントの情報を管理する団体発行ポイント情報管理装置に、前記団体発行ポイントは、特定の団体の関係者毎又は特定の地域に居住する家族毎の少なくとも一方に使用可能なポイント数を割り当てる機能、
前記団体発行ポイントが使用可能な前記使用先を前記特定の団体又は前記地域の管理団体が任意に定めることができる機能、を実現させるための団体発行ポイント情報管理プログラムにより達成される。
【発明の効果】
【0020】
以上説明したように、本発明は、特定の団体が発行する特定団体発行ポイントの利用を促進し、これらの更なる利用、普及を図り、当該特定の団体が発行する特定団体発行ポイントを利用する経済圏の拡大を図ることができる団体発行ポイント情報管理装置、団体発行ポイント情報管理装置の制御方法及び団体発行ポイント情報管理プログラムを提供できるという利点がある。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0023】
(Z福利厚生ポイント及びH市用Z地域ポイント等について)
図1は、本発明にかかる団体発行ポイントである例えば、「K社用Z福利厚生ポイント」及び「H市用Z地域ポイント」等を管理する「団体発行ポイント情報管理システム」である例えば、「Zポイント管理システム1」の概略図である。
図1に示す「団体発行ポイント情報管理システム1」は、団体発行ポイントである「Zポイント」のうち、福利厚生用に企業等の法人がその従業員等が使用可能なように付与する「K社用Z福利厚生ポイント」と、地方公共団体等であり特定の地域である例えば、H市が、その住民等が使用可能なように付与する「H市用Z地域ポイント」等を管理する。
【0024】
図1の説明をする前提として、先ず、「Zポイント」について説明する。
「Zポイント」は、特定の発行団体である「Z社」が発行し、特定の使用先である、例えば、各種商品を販売及び/又は役務を提供する実店舗や電子商店街で使用可能なポイントである。
特に、Zポイントは、Z社と使用に関する契約等を締結した店舗等で使用が可能となる。
【0025】
本実施の形態では、このZポイントが使用可能な店舗で、さらに、特別なZポイントである「K社用Z福利厚生ポイント」と「H市用Z地域ポイント」が利用可能な店舗等について説明する。
本実施の形態の「K社用Z福利厚生ポイント」は、特定の団体である例えば、K社の関係者である例えば、従業員である例えば、A氏は同福利厚生ポイントが使用可能な店舗等で使用することができる。
この同福利厚生ポイントを使用可能な店舗は予め例えば、K社が選択することができる。
また、同福利厚生ポイントは、使用可能な店舗で使用されると、使用されたポイント数に一定の還元率でポイント数がK社に還元される構成となっている。
さらに、K社に還元されたポイントである「還元ポイント」は、再び、従業員に付与され、または、K社が同ポイントをZ社から借りたときは、その返済用として充当される。
また、この還元率は店舗毎に変更可能であり、この還元率をK社が定めることができる。
【0026】
したがって、同福利厚生用ポイントが従業員等に再交付されたときは、従業員等は、さらに同ポイントを使用することができ、Zポイント利用の経済圏が拡大することとなる。
【0027】
一方、本実施の形態の「H市用Z地域ポイント」は、例えば、H市に住所を有する例えば、A氏の家族に世帯毎に付与され、その世帯の家族であれば、だれでも同ポイントを使用することができるポイントである。
また、同地域ポイントを使用可能な店舗は予め例えば、管理団体である例えば、H市の市役所が選択することができる。
また、同地域ポイントは、使用可能な店舗で使用されると、使用されたポイント数に一定の還元率で換算されたポイント数が使用された世帯(家族)宛てに還元される構成となっている。
また、この店舗毎の還元率は、変更可能であり、この還元率をK社が定めることができる。
したがって、同地域ポイントが世帯等に再交付されたときは、世帯等の世帯員(家族員)等は、さらに同ポイントを使用することができ、Zポイント利用の経済圏が拡大することとなる。
【0028】
このような「K社用Z福利厚生ポイント」と「H市用Z地域ポイント」を管理する「Zポイント管理システム1」の構成について、以下、説明する。
本システム1は、
図1に示すように、「団体発行ポイント情報管理装置」である例えば、ポイント管理サーバ10、Zポイントが使用可能な店舗に配置される店舗装置50、A氏が所持する携帯端末200、A氏が自宅で使用しているPC(パーソナルコンピュータ)300等を有し、これらは、インターネット2及び中継局3を介して相互に通信可能な構成となっている。
【0029】
ここで、ポイント管理サーバ10は、Z社に代わりZポイント、特に、「K社用Z福利厚生ポイント」と「H市用Z地域ポイント」を管理する。
また、店舗装置50は、上述の使用先の店舗内に配置され、Zポイントに関する処理等を行う。
さらに、携帯端末200やPC300は、Zポイント(「K社用Z福利厚生ポイント」と「H市用Z地域ポイント」等)を使用する使用者である例えば、A氏等が所持する。
【0030】
図1のポイント管理サーバ10、店舗装置50、携帯端末200、PC300等は、は、コンピュータを有し、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)やハードディスク等を有し、バスを介して接続されている。
【0031】
(携帯端末200(PC300)の主な構成について)
図2は、
図1に示す携帯端末200(PC300)の主な構成を示す概略ブロック図である。
PC300はGPS装置を備えていないことを除き、携帯端末200とほぼ同様な構成のため、以下、携帯端末200についてのみ説明するが、本発明にはPC300も含まれる。
図2に示すように、携帯端末200は、「端末側制御部201」を有し、同制御部201は、
図2に示す「端末側通信装置201」、表示部である例えば、「タッチパネル203」、位置情報取得装置である例えば、「GPS装置204」等を制御する構成となっている。
【0032】
ここで「タッチパネル203」は、表示部である例えば、ディスプレイと、位置入力装置を組み合わせた電子部品であり、ディスプレイ上の表示に利用者が触れることで各種情報を入力できる入力装置である。
また、「GPS装置204」は、Global Positioning System(全地球測位システム)であって、数個の衛星からの信号をGPS受信機で受け取ることで、受信者の現在位置(緯度、経度)を知得するシステムである。
【0033】
また、同制御部201は、
図2に示す「端末側第1の各種情報記憶部210」や「端末側第2の各種情報記憶部220」等も制御する構成となっている。
図3及び
図4は、それぞれ、
図2の「端末側第1の各種情報記憶部210」、「端末側第2の各種情報記憶部220」の主な構成を示す概略ブロック図である。これらの内容は後述する。
【0034】
(ポイント管理サーバ10の主な構成について)
図5は、
図1に示すポイント管理サーバ10の主な構成を示す概略ブロック図である。
図5に示すように、ポイント管理サーバ10は、「サーバ側制御部11」を有し、同制御部11は、
図5に示す「サーバ側通信装置12」、「サーバ側各種情報入力装置13」、表示部である例えば、ディスプレイ14等を制御する構成となっている。
【0035】
また、同制御部11は、
図5に示す「サーバ側第1の各種情報記憶部110」、「サーバ側第2の各種情報記憶部120」、「サーバ側第3の各種情報記憶部130」及び「サーバ側第4の各種情報記憶部140」等も制御する構成となっている。
図6乃至
図9は、それぞれ、
図5の「サーバ側第1の各種情報記憶部110」、「サーバ側第2の各種情報記憶部120」、「サーバ側第3の各種情報記憶部130」及び「サーバ側第4の各種情報記憶部140」の主な構成を示す概略ブロック図である。これらの内容は後述する。
【0036】
図10乃至
図14、
図16及び
図17は、
図1の本実施の形態にかかる「Zポイント管理装置1」の主な動作例を示す概略フローチャートである。
(K社がZ社発行の「Z福利厚生ポイント」を購入し、K社の従業員等に使用可能に分配する工程)
図10は、K社がZ社発行の「Z福利厚生ポイント」を購入し、K社の従業員等に使用可能に分配する工程を示す概略フローチャートである。
図10のステップ(以下「ST」という。)1に示すように、K社は、「Zポイント発行団体」であるZ社から例えば、100万ポイントの「Z福利厚生ポイント」を80万ポイントで購入する。
すると、ポイント管理サーバ10の
図6の「K社用Z福利厚生ポイント口座記憶部111」の「K社用Z福利厚生ポイント口座」に100万ポイントが入力される。
【0037】
次いで、ST2へ進む。ST2では、K社の従業員の分配情報(ポイント数を分ける按分情報等)に基づいて、K社が購入した「Z福利厚生ポイント」を各従業員に分け、各従業員の口座に入力する。
例えば、
図6に示すように、従業員の社員番号毎に、使用可能なポイント数(例えば、10,000ポイント、20、000ポイント等)を入力する。
以上で、本工程が終了し、K社の各従業員向けに、福利厚生用のポイントを配布することができる。
【0038】
(H市が、Z社発行の「H市用Z地域ポイント」を市内に住所を有する世帯毎に与える工程)
図11は、H市が、Z社発行の「H市用Z地域ポイント」を市内に住所を有する世帯毎に与える工程を示す概略フローチャートである。
図11のST11に示すように、H市がZ社から「Z地域ポイント」を購入し、「H市用Z地域ポイント」として、ポイント管理サーバ10の
図7の「H市用Z地域ポイント口座情報記憶部121」の「H市用Z地域ポイント口座情報」に記憶する。
具体的には、「H市用Z地域ポイント口座」の各世帯(世帯番号)に対して、世帯毎に例えば、10,000ポイントを与え、入力し登録する。
【0039】
(「K社用Z福利厚生ポイント」と「H市用Z地域ポイント」の使用が可能なA氏が同ポイントを使用する工程)
本実施の形態では、K社の従業員であり、H市に住所を有し、世帯を構えているA氏が自己の携帯端末200を所持して、店舗でZポイント(「K社用Z福利厚生ポイント」、「H市用Z福利厚生ポイント」)を使用する例で、以下、説明する。
また、
図15は、本実施の形態で、A氏が自己の携帯端末200を所持して、移動し、その後、店舗でZポイントを使用する具体例を示す概略説明図である。
【0040】
図15に示される店舗J乃至店舗Tは、すべて「Zポイント」使用可能店舗である。
しかし、これらの店舗のうち、店舗J,K,L、M、N、O、Tは、「H市用Z地域ポイント」が使用可能な店舗となっている。
一方、店舗のうち店舗J、K、P、Qは、「K社用Z福利厚生ポイント」が使用可能な店舗となっている。
本実施の形態では、「H市用Z地域ポイント」を使用可能な店舗は、H市で選択等することができる。また、「K社用Z福利厚生ポイント」を使用可能な店舗は、Z社が選択することができる。
例えば、K社が健康関連の企業の場合は、健康関連の店舗を選んで、「K社用Z福利厚生ポイント」の使用可能店舗とすることができる。
【0041】
このような例で、以下、A氏がZポイントを使用する工程を説明する。
図12乃至
図14は、A氏が自己の携帯端末200で「K社用Z福利厚生ポイント」や「H市用Z地域ポイント」を使用する工程を示す概略フローチャートである。
先ず、
図12のST21では、
図15に示すように、「K社用Z福利厚生ポイント」と「H市用Z地域ポイント」を有するA氏が、自己の携帯端末200を所持して移動する。
【0042】
そして、
図12のST21へ進む。ST21では、A氏の携帯端末200の
図2のGPS装置204が動作し、現在の位置情報(緯度、経度情報)を取得し、携帯端末200の
図3の「現在位置情報記憶部211」に位置情報を記憶させる。
次いで、ST22へ進む。ST22では、携帯端末200の
図3の「使用可能店舗等検索処理部(プログラム)212」が動作する。
【0043】
そして、「現在位置情報記憶部211」の「現在位置情報(緯度、経度情報)」と、「ポイント管理サーバ10」の
図6の「店舗基本情報記憶部112」の「店舗基本情報」の「緯度経度」情報や「K社用Z福利厚生ポイント対象」情報及び「H市用Z地域ポイント対象」情報に基づいて、所定範囲内、例えば、半径500m以内に所在し、「K社用福利厚生ポイント」や「H市用地域ポイント」が使用可能な店舗を検索する。
【0044】
具体的には、
図6の店舗中の「緯度経度」情報から、携帯端末200の現在位置情報(緯度経度)から半径500m以内の店舗を検索する。
そして、半径500m以内に所在の店舗で、「K社用Z福利厚生ポイント対象」や「H市用Z地域ポイント対象」に該当する店舗の有無を判断する。
【0045】
そして、検索の結果、存在した店舗、例えば、
図15のJ、K、M店舗を「近隣店舗情報」として携帯端末200の
図3の「近隣店舗情報記憶部210」に記憶する。
【0046】
次いで、ST23へ進む。ST23では、携帯端末200の
図3の「店舗優先表示判断処理部(プログラム)214」が動作し、
図3の「近隣店舗情報記憶部213」の「近隣店舗情報(例えば、J、K、M店舗)」と、「ポイント管理サーバ10」の
図6の「店舗基本情報記憶部112」の「店舗基本情報」の店舗(例えば、J、K、M店舗)の「還元率」情報に基づき、携帯端末200のタッチパネル203に表示する「優先表示順位」を定める。
【0047】
具体的には、「近隣店舗情報」に記憶されている、例えば、J、K、M店舗の還元率情報を「店舗基本情報」から取得する。
本実施の形態では、「店舗基本情報」の店舗毎、例えば、J、K、Mの「還元率」の情報を以下のように取得する。
1)J店舗の「K社用Z福利厚生ポイント」の還元率15%、「H市用Z地域ポイント」の還元率10%、
2)K店舗の「K社用Z福利厚生ポイント」の還元率10%、「H市用Z地域ポイント」の還元率10%、
3)M店舗の「K社用Z福利厚生ポイント」の還元率0%、「H市用Z地域ポイント」の還元率10%となる。
【0048】
そこで、還元率の高い順に店舗の「優先表示順位」、例えば、Jが優先で、KとMは同順位と定める。
そして、この「優先表示順位(J、KとM)」を、
図4の「優先表示順位記憶部221」に記憶させる。
【0049】
次いで、ST24へ進む。ST24では、携帯端末200の
図4の「優先表示同順位変更処理部(プログラム)222」が動作し、
図4の「優先表示順位記憶部221」の「優先表示順位情報(例えば、J、KとM店舗)」に基づき、同順位の店舗情報の有無を判断する。(ST25)
【0050】
本実施の形態では、「優先表示順位情報」には、同順位として「KとM店舗」が存在する。
【0051】
したがって、ST25で、優先表示同順位があると判断すると、ST26へ進む。ST26では、同処理部(プログラム)222が動作し、「ポイント管理サーバ10」の
図6の「店舗基本情報記憶部112」の「店舗基本情報」の例えば、KとM店舗の「緯度経度」情報と
図3の「現在位置情報記憶部211」の「現在位置情報」に基づき、距離情報が近い店舗を選択する。
【0052】
具体的には、本実施の形態では、K店舗がM店舗より携帯端末200に近いと判断する そして、選択された店舗(例えば、M店舗)を優先表示させる「最終優先表示順位情報」を生成し、携帯端末200の
図4の「最終優先表示順位記憶部223」に記憶する。
本実施の形態では、例えば、J→K→M店舗の順に表示順を記憶する。
【0053】
次いで、ST27へ進む。ST27では、zう4の「最終優先表示順位記憶部223」の最終優先表示順位情報(例えば、J→K→M店舗)の順に携帯端末200のの「タッチパネル14」に表示する。
【0054】
一方、ST25で、「優先表示順位記憶部221」に優先表示順位に同順位が存在しないときは、ST28で、「優先表示順位記憶部221」の優先表示順位情報を携帯端末200のの「タッチパネル14」に表示する。
【0055】
ST27又はST28で、携帯端末200を所持するA氏は、自己が「K社用Z福利厚生ポイント」及び/又は「H市用Z地域ポイント」を使用可能で、且つ還元率が有利な店舗を迅速に把握することができる。
【0056】
次いで、ST29へ進む。ST29では、利用者であるA氏が自己の携帯端末200のタッチパネル203の表示から、例えば、
図15のJ店舗「健康用品店」を訪問する。
そして、健康用品の購入にZポイントを使用する際、同店舗に設置してある「店舗装置50」と通信して、ポイントの種類(例えば、K社用Z福利厚生ポイント)と自己の識別情報(例えば、1001)等の申込情報を入力等して、店舗の商品や役務の購入申し込む。
【0057】
次いでST30へ進む。ST30では、J店舗の店舗装置50に入力された利用者A氏の申込情報を「ポイント管理サーバ10」へ送信する。
【0058】
次いで、ST31へ進む。ST31では、「ポイント管理サーバ10」の
図7の「ポイント処理部(プログラム)122」が動作し、
図6の「店舗基本情報記憶部112」の店舗基本情報を参照し、当該店舗(例えば、J店舗)が「K社用Z福利厚生ポイント」の対象店舗か否かを判断する。また、
図6の「K社用Z福利厚生ポイント口座記憶部111」の「K社用Z福利厚生ポイント口座情報」を参照し、当該利用者の識別番号(例えば、1001)が該当するか否か、パスワード(例えば、abcde)等が合致するか否かの利用権限を判断する。
【0059】
そして、ST32で、利用権限があると判断されると、ST33へ進む。ST33では、例えば、「K社用Z福利厚生ポイント」を使用する場合、
図6の「K社用Z福利厚生ポイント口座情報記憶部111」の「K社用Z福利厚生ポイント口座情報」の利用者(A氏)の口座(1001等)のポイント残数で購入可能か否かを判断し、残数があるときは、処理し、「K社用Z福利厚生ポイント口座情報」等のポイント数を減算処理する。
【0060】
したがって、「K社用Z福利厚生ポイント」と「H市用Z地域ポイント」の双方を利用できるA氏は、本システム1により、より還元率が有利な店舗で、例えば、K社用Z福利厚生ポイントを使用することができる。
【0061】
次いで、ST34へ進む。ST34では、「ポイント管理サーバ10」の
図7の「第1の還元ポイント処理部(プログラム)123」が動作し、
図6の「店舗基本情報記憶部112」の「店舗基本情報」を参照し、店舗等の当該ポイントの還元率に基づき、還元ポイントを決定する。
本実施の形態では、J店舗の「K社用福利厚生ポイント」の場合は、還元率が15%となる。
【0062】
そして、決定された還元ポイントを口座、例えば、「K社用Z福利厚生ポイント口座記憶部111」の「K社用Z福利厚生ポイント口座情報」の「還元ポイント」に記憶させる。
また、使用されたポイントが、「H市用Z地域ポイント」の場合、
図7の「H市用Z地域ポイント口座記憶部121」の「H市用Z地域ポイント口座」の「還元ポイント」に記憶させる。
【0063】
次いで、ST35へ進む。ST35では、ポイント管理サーバ10の
図8の「第2の還元ポイント処理部(プログラム)131」が動作し、「還元ポイント」が「K社用Z福利厚生ポイント口座」か「H市用Z地域ポイント口座 」かを判断する。
【0064】
そして、「K社用Z福利厚生ポイント口座」の場合は、「還元ポイント」を「使用可能ポイント」に加算処理し、K社の各従業員の「使用可能ポイント」に、特定の割合で、再配分し、加算処理する。
一方、「H市用Z地域ポイント口座」の場合は、「世帯」の「使用可能ポイント」に加算処理する。
【0065】
したがって、「K社用Z福利厚生ポイント」を使用する従業員や「H市用Z地域ポイント」を使用する家族(世帯)は、同ポイントを使用することで、さらに同ポイントを利用できるので、これらのポイントの利用促進を図ることができる。また、さらに、これらのポイントを利用することで、「K社用Z福利厚生ポイント」や「H市用Z地域ポイント」を使用する経済圏が拡大することになる。
【0066】
さらに、本実施の形態では、「K社用Z福利厚生ポイント」や「H市用Z地域ポイント」を使用可能な店舗等や、店舗毎のポイントの還元率をK社やH市等が任意に決めることができるので、従業員や家族に特定の店舗におけるポイントの使用を誘導することができる。
例えば、K社が健康関係の会社の場合、健康関係の店舗等の還元率を高くすることで、その従業員に、かかる店舗等での「K社用Z福利厚生ポイント」の使用を誘導することができる。
【0067】
また、本実施の形態では、上述のポイント利用に際し、店舗毎に「還元率」を定めているが、本発明はこれに限らず、「還元率」の他に「割引率」を定めても構わない。
【0068】
(K社がZ福利厚生ポイントを借り受けて、毎月、同ポイントを返済する工程)
図16は、K社がZ福利厚生ポイントを借り受ける工程を示す概略フローチャートである。
上述の例では、K社が、Z福利厚生ポイントを購入する例で説明したが、以下、K社がZ福利厚生ポイントを借り受ける例で説明する。
先ず、
図16のST41に進む。ST41では、「ポイント管理サーバ10」の
図8の「Z福利厚生ポイント融資限度情報生成部(プログラム)132」が動作し、
図8の「Zポイント口座記憶部133」に記憶されている「K社用Zポイント口座情報」の過去のZポイントの取得及び利用状況を取得する。
例えば、Zポイントの取得等が、3カ月前:100万ポイント、2カ月前:60万ポイント、1カ月前:80万ポイント等の情報を取得する。
【0069】
また、同処理部132は、
図8の「Z福利厚生ポイント融資基礎計算式記憶部134」の「Z福利厚生ポイント融資基礎計算式」を参照する。
この「Z福利厚生ポイント融資基礎計算式」は、例えば、「((3カ月前のZポイント数+2カ月前のZポイント数+1カ月前のZポイント数)÷3)×0.8等)」)である。
この計算式に、上記のZポイントの取得情報を代入すると、「Z福利厚生ポイント融資限度情報(例えば、64万ポイント)」が生成され、この情報(例えば、64万ポイント)を
図9の「Z福利厚生ポイント融資限度情報記憶部141」に記憶させる。
【0070】
したがって、K社がどの程度のポイントを獲得可能であるか、すなわち、与信情報を生成することができる。
【0071】
次いで、ST42へ進む。ST42では、K社が「Zポイント発行団体」から64万ポイントの「Z福利厚生ポイント」の借り受け(融資)を受け、「ポイント管理サーバ10」の
図6の「K社用Z福利厚生ポイント口座記憶部111」の「K社用Z福利厚生ポイント口座」の「使用可能ポイント」に、64万ポイントを入力する。
【0072】
次いで、ST43へ進む。ST43では、K社の従業員分配情報に基づき、借り受けた「Z福利厚生ポイント」を各従業員の口座に入力する。
具体的には、例えば、「K社用Z福利厚生ポイント」の各従業員の「社員番号」毎に「使用可能なポイント」を入力、記憶させる。
【0073】
(「K社用Z福利厚生ポイント」の使用が可能なA氏が同ポイントを使用し、還元ポイントでK社がポイントを返済する工程)
以下、「K社用Z福利厚生ポイント」の使用が可能なA氏が同ポイントを使用し、還元ポイントでK社がZ社にポイントを返済する工程を説明するが、上述のST21乃至STST34の工程は同様であるので、説明を省略し、以下、相違点を中心に説明する。
【0074】
使用者であるA氏が、「K社用Z福利厚生ポイント」をJ店舗で使用し、その還元ポイントが「ポイント管理サーバ10」の「K社用Z福利厚生ポイント口座情報記憶部111」の「K社用Z福利厚生ポイント口座情報」の「還元ポイント」に入力、記憶される。
この工程以降の工程が相違するので、以下説明する。
【0075】
図17は、特徴的な工程を示す概略フローチャートである。
先ず、
図17のST51に進む。ST51では、「ポイント管理サーバ10」の
図9の「第3の還元ポイント処理部(プログラム)142」が動作し、
図9の「K社用福利厚生ポイント口座情報」の「還元ポイント」であるときは、「還元ポイント」を「K社用Z福利厚生ポイント口座情報記憶部111」の 「K社用Z福利厚生ポイント口座情報」の「返済用ポイント」に入力、記憶し、従業員へ再分配はしない。
【0076】
次いで、ST52へ進む。ST52では、ポイント管理サーバ10が、所定期間(例えば、1カ月等)経過したか否かを判断する。
【0077】
そして、ST52で、所定期間を経過したときは、ST53へ進む。ST53では、K社が融資を受けたZ福利厚生ポイントを分割返済し、この際、還元ポイントである「返済用ポイント」を返済分に含める。
【0078】
このように、本実施の形態では、借り入れた(融資)Zポイントを返済するに際し、ポイント管理サーバ10は、同サーバ10で管理している「K社用Z福利厚生ポイント口座情報」の「返済用ポイント」に記憶されているポイントを充てるので、K社に確実に返済させることができる
また、この「返済用ポイント」は「還元ポイント」であるため、返済を行うK社は積極的にポイントを使用し、返済用の還元ポイントを獲得することとなる。
したがって、結果的に「K社用Z福利厚生ポイント」等のZポイントの使用が促進され、同ポイントを使用する経済圏が拡大することとなる。
【0079】
本実施の形態では、「K社用Z福利厚生ポイント」等の使用者は、携帯端末200を保持する例で説明したが、本発明は、携帯端末200の代わりに「IC内蔵のカード」等を保持しても構わない。
また、本実施の形態では、実店舗での「K社用Z福利厚生ポイント」等の使用を例に説明したが、本発明は、これに限らず、ウエブサイトの電子商店街等の仮想店舗等であっても構わない。
さらに、本実施の形態で、携帯端末200が実行した処理をポイント管理サーバ10が実行しても構わない。
【0080】
以上説明した実施形態においては、装置として実現される場合を例に挙げて説明したが、本発明は、これに限定されず、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、DVDなど)光磁気ディスク(MO)、半導体メモリなどの記憶媒体に格納され頒布されてもよい。
【0081】
また、記憶媒体は、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であればよい。記憶媒体の記憶形式は、特には限定されない。
【0082】
また、記憶媒体からコンピュータにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処理の一部を実行してもよい。
【0083】
さらに、本発明における記憶媒体は、コンピュータと独立した媒体には限定されず、LANやインターネット等により伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
【0084】
また、本発明におけるコンピュータは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づいて本実施形態における各処理を実行すればよく、1つのパソコン等からなる装置であってもよいし、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等であってもよい。
【0085】
また、本発明におけるコンピュータとは、パソコンには限定されず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
【0086】
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。上記実施形態の構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせたりすることができる。
【課題】特定の団体が発行する特定団体発行ポイントの利用を促進し、これらの更なる利用、普及を図り、当該特定の団体が発行する特定団体発行ポイントを利用する経済圏の拡大を図ることができる団体発行ポイント情報管理装置等を提供すること。
【解決手段】特定の発行団体によって発行され、その使用先が限定されると共に、その利用履歴が記録される団体発行ポイントの情報を管理し、団体発行ポイントは、特定の団体の関係者毎又は特定の地域に居住する家族毎の少なくとも一方に使用可能なポイント数が割り当てられる団体発行ポイント情報管理装置10。