(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6694928
(24)【登録日】2020年4月22日
(45)【発行日】2020年5月20日
(54)【発明の名称】フレキシブルディスプレイ装置
(51)【国際特許分類】
G09F 9/00 20060101AFI20200511BHJP
G09F 9/30 20060101ALI20200511BHJP
G02F 1/1333 20060101ALI20200511BHJP
H01L 51/50 20060101ALI20200511BHJP
H01L 27/32 20060101ALI20200511BHJP
H05B 33/02 20060101ALI20200511BHJP
【FI】
G09F9/00 304Z
G09F9/30 308Z
G09F9/00 350Z
G09F9/30 365
G02F1/1333
H05B33/14 A
H01L27/32
H05B33/02
【請求項の数】11
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2018-155226(P2018-155226)
(22)【出願日】2018年8月22日
(65)【公開番号】特開2019-45855(P2019-45855A)
(43)【公開日】2019年3月22日
【審査請求日】2018年8月22日
(31)【優先権主張番号】10-2017-0110339
(32)【優先日】2017年8月30日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】501426046
【氏名又は名称】エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100094112
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 讓
(74)【代理人】
【識別番号】100106183
【弁理士】
【氏名又は名称】吉澤 弘司
(74)【代理人】
【識別番号】100114915
【弁理士】
【氏名又は名称】三村 治彦
(74)【代理人】
【識別番号】100125139
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 洋
(72)【発明者】
【氏名】金 正 勳
(72)【発明者】
【氏名】李 平 ▲ヨン▼
【審査官】
小野 博之
(56)【参考文献】
【文献】
韓国公開特許第10−2017−0064165(KR,A)
【文献】
特表2011−522299(JP,A)
【文献】
特開2008−157996(JP,A)
【文献】
特表2006−507543(JP,A)
【文献】
特表2006−509249(JP,A)
【文献】
韓国公開特許第10−2017−0095636(KR,A)
【文献】
特開2015−228022(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09F 9/00−46
G02F 1/13−1/1335
1/13363−1/141
H01L 27/32
51/50
H05B 33/00−33/28
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ディスプレイパネルと、
両側終端がそれぞれ前記ディスプレイパネルの両側端部方向に配され、前記ディスプレイパネルの後面に結合される複数個のバックバーと、
前記ディスプレイパネルの端部及び前面を覆いながら前記バックバーに嵌合されるサイドキャップと、を含み、
前記バックバーは中空で形成され、
前記サイドキャップは前記ディスプレイパネル及びバックバーの端部を覆う側面支持部と、前記バックバーの内部に差し込まれる挿入部と、前記ディスプレイパネルの端部前面に位置する前面支持部とを備える、フレキシブルディスプレイ装置。
【請求項2】
前記ディスプレイパネルの後面と前記バックバーの前面との間に接着部材を備える、請求項1記載のフレキシブルディスプレイ装置。
【請求項3】
前記挿入部の外側面は、外側面から突出され、前記バックバーの内側面に支持されて弾性変形する突出部を備える、請求項1記載のフレキシブルディスプレイ装置。
【請求項4】
前記サイドキャップは、前記挿入部と離隔するように前記側面支持部の端部内側で折曲されて前記バックバーの後面を支持する後面支持部を備える、請求項1記載のフレキシブルディスプレイ装置。
【請求項5】
前記前面支持部の終端部は、前記ディスプレイパネルの非表示領域と表示領域の境界部位まで延在する、請求項1記載のフレキシブルディスプレイ装置。
【請求項6】
前記サイドキャップは、前記挿入部と前面支持部との間に前記ディスプレイパネルの端部が嵌め込まれるパネル安着溝を備える、請求項1記載のフレキシブルディスプレイ装置。
【請求項7】
前記サイドキャップは、互いに隣接した2つ以上のバックバーに嵌合されるように2つ以上の前記挿入部が離隔して配され、前記前面支持部及び側面支持部の各々が隣接した前面支持部と側面支持部のそれぞれの側面同士で連結される、請求項1記載のフレキシブルディスプレイ装置。
【請求項8】
前記サイドキャップは、前記側面支持部の外側面に凹状で形成された弾性変形溝を備える、請求項7記載のフレキシブルディスプレイ装置。
【請求項9】
前記弾性変形溝を、前記バックバーの連結部位と対応する箇所に備える、請求項8記載のフレキシブルディスプレイ装置。
【請求項10】
前記前面支持部と側面支持部の側面連結部には、前記前面支持部及び側面支持部の厚さより薄い連結リブを備える、請求項7記載のフレキシブルディスプレイ装置。
【請求項11】
前記連結リブを、前記バックバーの連結部に対応する箇所に備える、請求項10記載のフレキシブルディスプレイ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はディスプレイ装置に関するもので、より詳細にはローラブルディスプレイ又はフォルダブルディスプレイが実現できるフレキシブル(Flexible)ディスプレイ装置であって、パネル端部の破損及び側面の光漏れ現象を防止し、且つ巻き取る際、摩擦によるディスプレイパネルの損傷や破損を防止することができるフレキシブルディスプレイ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に平板型のディスプレイ装置には液晶ディスプレイ装置(Liquid Crystal Display Device)、プラズマディスプレイ装置(Plasma Display Device)、電界放出ディスプレイ装置(Field Emission Display Device)、発光ディスプレイ装置(Light Emitting Display Device)などの研究が活発に行われているが、量産化技術、駆動手段の容易性、高画質の具現という長所から、液晶ディスプレイ装置及び発光ディスプレイ装置が脚光を浴びている。
【0003】
近年では、平板ディスプレイ装置における技術的欠点に関する研究開発に併せて、より需要者にアピールできる巻き取り式ディスプレイ及び折り畳み式ディスプレイ製品の、デザイン的な面における研究開発の必要性が特に強調されており、
図1に示した従来のローラブルディスプレイ装置は画像を実現するためのディスプレイパネル110と、ディスプレイパネル110が巻き取られるローラー120とを含む。
【0004】
しかし、このような巻き取り式ディスプレイ装置は、ディスプレイパネルを巻き取るために超薄型構造を採用するため、外部からの衝撃に弱くてパネル端部が破損される問題がある。
【0005】
また、ディスパネル側面を通して光が放出される光漏れ現象を防止するために、ディスプレイパネルの側面に光漏れ防止用の片側シール部材(side seal member)を備えなければならない。しかし、ディスプレイパネルが超薄型で形成されるため、片側シール部材の塗布の際、偏光フィルムがディスプレイパネルから剥離されたり、空隙が発生したりする問題点が生じる。
【0006】
さらに、ディスプレイパネルを巻き取る際、ディスプレイパネルが積層されることで、摩擦によるディスプレイパネルの損傷や破損が生じ、そのメンテナンスの必要性が高くなる。そのため、このような構造にはユーザから不満が多く寄せられる問題がある。
【0007】
従って、前述した問題点が生じないローラブルディスプレイ又はフォルダブルディスプレイが実現できるフレキシブルディスプレイ装置に関する研究が求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2017−120415
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
前述した背景から上記課題を解決すべく、本発明の第1の目的はローラブルディスプレイ又はフォルダブルディスプレイが実現できるフレキシブルディスプレイ装置において、超薄型ディスプレイパネルの端部を外部の衝撃から保護して破損を防止することができ、且つディスプレイパネル側面の光漏れ現象を防止することができる、フレキシブルディスプレイ装置を提供することである。
【0010】
本発明の第2の目的は、ローラブルディスプレイ又はフォルダブルディスプレイが実現できるフレキシブルディスプレイ装置において、巻き取る際、ディスプレイパネルが積層されながら摩擦によるディスプレイパネルの損傷や破損を防止することができるフレキシブルディスプレイ装置を提供することである。
【0011】
さらに、本発明の第3の目的はこれに限定されず、言及されていないその他の目的は下記の記載から当業者にとって想到し得ることは自明である。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記目的を達成するために、本発明の一実施形態は、ディスプレイパネルの後面に貼り込まれる複数個のバックバーと、ディスプレイパネルの端部と前面を覆いながらバックバーに結合されるサイドキャップを備えてパネル端部の破損及び側面の光漏れ現象を防止し、且つ巻き取る際、摩擦によるディスプレイパネルの損傷や破損を防止することができるフレキシブルディスプレイ装置を提供する。
【発明の効果】
【0013】
以上、説明したように本発明の一実施形態によると、ローラブルディスプレイ又はフォルダブルディスプレイが実現できるフレキシブルディスプレイ装置において、超薄型ディスプレイパネルの端部を外部の衝撃から保護して破損を防止することができ、且つディスプレイパネル側面の光漏れ現象を防止することができる効果を奏する。
【0014】
さらに、本発明の一実施形態によると、ローラブルディスプレイ又はフォルダブルディスプレイが具現できるフレキシブルディスプレイ装置において、巻き取る際、ディスプレイパネルが積層されることで生じる摩擦によるディスプレイパネルの損傷や破損を防止することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】
図1は従来のローラブルディスプレイ装置を概略的に示す斜視図である。
【
図2】
図2は本発明の一実施形態に係るフレキシブルディスプレイ装置を示す斜視図である。
【
図3】
図3は本発明の一実施形態に係るフレキシブルディスプレイ装置を示す断面図である。
【
図4】
図4は本発明の一実施形態に係るフレキシブルディスプレイ装置の一部を示す斜視図である。
【
図5】
図5は本発明の一実施形態に係るフレキシブルディスプレイ装置の一部を示す斜視図である。
【
図6】
図6は本発明の一実施形態に係るフレキシブルディスプレイ装置の一部を示す断面図である。
【
図7】
図7は本発明の一実施形態に係るフレキシブルディスプレイ装置の一部を示す断面図である。
【
図8】
図8は本発明の一実施形態に係るフレキシブルディスプレイ装置の一部を示す断面図である。
【
図9】
図9は本発明の一実施形態に係るフレキシブルディスプレイ装置の一部を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の一実施形態の一例を示す図を参照して詳しく説明する。各図の構成要素に参照符号を付すに当たって、同一の構成要素については他の図面上に表示されても、できれば同一符号を有する。また、本発明を説明するにあたって、かかる公知構成又は機能に対する具体的な説明が本発明の要旨を逸脱する恐れがあると判断される場合にはその詳細な説明は省略する。
【0017】
本発明の構成要素を説明するにあたって、第1、第2、A、B、a、bなどの用語を用いることができる。このような用語はその構成要素を他の構成要素と区別するためのものであって、その用語によって当該構成要素の本質、手順、順序又は個数などは限定されない。ある構成要素が異なる構成要素に「連結」、「結合」又は「接続」されると記載した場合、その構成要素はその他の構成要素に直接連結されるか、或いは接続することができ、各構成要素の間に他の構成要素が「介在」するか、或いは各構成要素が他の構成要素を介して「連結」、「結合」又は「接続」することもできると理解されるべきである。
【0018】
図2は本発明の一実施形態に係るフレキシブルディスプレイ装置を示す斜視図であり、
図3は本発明の一実施形態に係るフレキシブルディスプレイ装置を示す断面図である。
図4及び
図5は本発明の一実施形態に係るフレキシブルディスプレイ装置の一部を示す斜視図である。
図6及び
図7は本発明の一実施形態に係るフレキシブルディスプレイ装置の一部を示す断面図である。
図8及び
図9は本発明の一実施形態に係るフレキシブルディスプレイ装置の一部を示す斜視図である。
【0019】
当該図に示したように本発明の一実施形態に係るフレキシブルディスプレイ装置は、ディスプレイパネル201、両側終端がそれぞれディスプレイパネル201の両側端部方向に配され、ディスプレイパネル201の後面に嵌合される複数個のバックバー210、ディスプレイパネル201の端部と前面を覆いながらバックバー210に結合されるサイドキャップ220とを含む。
【0020】
本発明の一実施形態はディスプレイパネル201とバックバー210が巻物のように巻き取られたり巻き戻されたりするローラブルディスプレイ装置又は所定の角度で折り畳めるフォルダブルディスプレイ装置を実現することができる。また、本発明の一実施形態ではディスプレイパネル201とバックバー210が巻き取られるローラブルディスプレイ装置を一例として示した。
【0021】
本発明の一実施形態に係るディスプレイ装置はローラブルディスプレイ又はフォルダブルディスプレイを実現することができるフレキシブルディスプレイ装置である。
【0022】
ローラブルディスプレイ又はフォルダブルディスプレイの実現のために、本発明の一実施形態に係るディスプレイパネル201には、液晶ディスプレイパネル、発光ディスプレイパネルのいずれも適用できる。
【0023】
ディスプレイパネル201が液晶ディスプレイパネルで構成される場合、液晶ディスプレイパネルに光を照射するためのバックライトユニット、下部基板に貼り付けられた下部偏光板、及び上部基板の前面に貼り付けられた上部偏光板をさらに含むことができる。また、下部基板及び上部基板の具体的な構成は、液晶パネルの駆動モード、例えばTN(Twisted Nematic)モード、VA(Vertical Alignment)モード、IPS(In plane switching)モード、及びFFS(Fringe field switching)モードなどにより、当業界に公知された様々な形態で備えても良い。
【0024】
ディスプレイパネル201が発光ディスプレイパネルで構成される場合、発光ディスプレイパネルはゲートライン、データライン、及び電源(VDD)ラインによって定義される領域ごとに設けられた複数の発光セルを含む下部基板及び下部基板に対向して合着された上部基板を含むことができる。
【0025】
下部基板に備えられた複数の発光セルの各々はゲートラインとデータラインに接続された少なくとも一つのスイッチングトランジスタと、スイッチングトランジスタと電源(VDD)ラインに接続された少なくとも一つの駆動トランジスタ及び駆動トランジスタのスイッチングに応じて制御される電流によって発光する発光素子(例えば、OLED)を含んで構成されても良く、上部基板は水分又は大気中の酸素から発光素子を保護するための吸湿剤などを含んで構成される。
【0026】
上部基板には駆動トランジスタに接続される発光素子をさらに含んでも良く、下部基板の発光素子は省いても良い。
【0027】
本発明の一実施形態において発光ディスプレイパネル201を一例として示したが、自己発光する構造上のパネルで光を発散するバックライトユニットは図示せず、以下では、発光ディスプレイパネル201に基づいて説明する。
【0028】
発光ディスプレイパネルの画素アレイに用いた有機化合物は、水分や酸素に曝されると劣化する恐れがあるため、このような画素劣化の問題を防ぐために封止部材(encapsulation member)をディスプレイパネル201の後面に接合させて画素アレイを密封しても良い。
【0029】
ディスプレイパネル201の前面には偏光フィルム201aが接着されても良い。
【0030】
画素アレイからの光が側面を通して放出される光漏れ現象を防ぐために、ディスプレイパネル201の側面には、黒色顔料が加えられた高分子物質で作製される片側シール部材(side seal member)を備えなければならないが、本発明の一実施形態に係るディスプレイパネル201はローラブルディスプレイ又はフォルダブルディスプレイが実現できるフレキシブルディスプレイパネル201であり、超薄型で形成されるため、片側シール部材の塗布際、偏光フィルムがディスプレイパネル201から剥離されたり、空隙が発生したりする恐れがある。
【0031】
したがって、サイドキャップ220がディスプレイパネル201の端部と前面を覆いながらバックバー210と結合することによって、ディスプレイパネル201の端部を保護して光漏れ現象を防止し、且つ偏光フィルム201aがディスプレイパネル201から剥離したり、空隙が発生したりする不具合を防ぐことができる。
【0032】
長方形で形成されるディスプレイパネル201の少なくともいずれかの端部背面には、ICが実装された複数個の可撓性回路フィルムがディスプレイパネル201及び印刷回路基板と電気的に接続される。
【0033】
複数個の可撓性回路フィルムはTAB(Tape Automated Bonding)工程によってディスプレイパネル201及び印刷回路基板にレジンなどで貼り付けられるものであり、TCP(Tape Carrier Package)又はCOF(Chip On Flexible Board、又はChip On Film)で構成されても良い。
【0034】
これにより、ディスプレイパネル201は複数個の可撓性回路フィルムを介して印刷回路基板に電気的に接続又は連結され、印刷回路基板は複数の可撓性回路フィルムに電気的に接続されてディスプレイパネル201に画像を表示するための各種信号を提供する。
【0035】
印刷回路基板は、複数の回路フィルムに電気的に接続されてディスプレイパネル201に画像を表示するための各種信号を提供し、印刷回路基板にはディスプレイパネル201の駆動のための駆動ICなどが実装される。
【0036】
ディスプレイパネル201の後面に取付けられる複数個のバックバー210は、両側終端がそれぞれディスプレイパネル201の両側端部方向に配されているため、ディスプレイパネル201が巻き取られたり、折り畳まれたりする際、所定の角度で巻き取られ折り畳まれ得る。
【0037】
バックバー210の前面とディスプレイパネル201の後面との間には接着部材205が結合され、バックバー210が押されて離脱することを防止できる。接着部材205は両面テープ、接着性の熱伝導テープなどを用いることができる。
【0038】
サイドキャップ220は、ディスプレイパネル201とバックバー210の端部を覆う側面支持部221と、バックバー210の内部に差し込まれる挿入部225と、ディスプレイパネル201の端部前面に位置する前面支持部223を備えてもよく、バックバー210及びディスプレイパネル201の端部を保護し、光がディスプレイパネル201の端部側面を通して放出される光漏れ現象を防止できる。
【0039】
バックバー210は中空で長方形の断面を形成し、サイドキャップ220の挿入部225はバックバー210の内部に挿入され、嵌合され得る。
【0040】
挿入部225の外側面には、
図5に示すように少なくとも一つの突出部225aを設けることができ、突出部225aは挿入部225の外側面から突出されるように形成され、バックバー210に嵌合される際、バックバー210の内側面に支持されて弾性変形する。これによって、サイドキャップ220の離脱を防止し、強い固定力を保持できる。
【0041】
サイドキャップ220は、
図5に示すように挿入部225と離隔するように側面支持部221の端部内側で折曲され、上記バックバー210の後面を支持する後面支持部227を備えることができる。したがって、サイドキャップ220がバックバー210及びディスプレイパネル201の端部を保護できるようになる。さらに
図7に示すように、巻き取られる際、ディスプレイパネル201と201との間に前面支持部223と後面支持部227とが配されてディスプレイパネル201同士がぶつかったり摩擦が生じたりすることを防ぎ、損傷や破損を防止できる。
【0042】
前面支持部223の終端部は、
図4に示すようにディスプレイパネル201の非表示領域(NA)と表示領域(AA)の境界部位207まで延在しても良い。このように前面支持部223の終端部が非表示領域(NA)と表示領域(AA)の境界部位207まで延在することで、ディスプレイパネル201の非表示領域(NA)をサイドキャップ220の前面支持部223が覆うことになり、ユーザ視点からはベゼルが減る効果を有する。
【0043】
サイドキャップ220は挿入部225と前面支持部223との間にディスプレイパネル201の端部が嵌め込まれるパネル安着溝222が設けられており、バックバー210とサイドキャップ220とが嵌合される際、強い固定力を保持しながらサイドキャップ220がディスプレイパネル201の端部外側に突出される突出量を減少させることで、外観もきれいになる。
【0044】
さらに、パネル安着溝222を、ディスプレイパネル201の端部との間にスペースを形成するように取付けても良い。外部から衝撃が加わった際に、隙間は、ディスプレイパネル201の端部が破損されることを防止する緩衝作用を有する。
【0045】
サイドキャップ220は、
図8及び
図9に示すように互いに隣接した2つ以上のバックバー210に嵌合できるように2つ以上の挿入部225が離隔して配され、また2つ以上の前面支持部223が側面同士で連結される。さらに側面支持部221も2つ以上が側面同士で連結されても良い。このように1つのサイドキャップ220が2つ以上のバックバー210に嵌合されるように連結して形成されることによって、部品点数及び組立工程を削減することができる。
【0046】
即ち、互いに隣接するそれぞれのバックバー210に差し込まれる挿入部225をバックバー210の間隔と同一に離隔して配置し、前面支持部223と側面支持部221の各々が互いに隣接した前面支持部223及び側面支持部221と連結されるように形成することができる。
図8及び
図9は2つのバックバー210に結合される構造を一例として示す。
【0047】
サイドキャップ220は、
図8に示したように側面支持部221の外側面に凹状になるように形成される弾性変形溝226を備えることができる。これにより、ディスプレイパネル201が巻き取られたり又は折り畳まれたりする際、サイドキャップ220の側面支持部221に形成された薄い弾性変形溝226が伸びたり、縮んだりする弾性変形が行われるため、容易に巻き取られたり、折り畳まれたりすることができる。さらに、巻き取られる際、ディスプレイパネル201が積層される曲率が減少され、容積を削減することができる。
【0048】
弾性変形溝226をバックバー210の連結部位に対応する箇所に備えることによって、部分的に最も大きい弾性変形が起こり得る箇所で弾性変形が行われ、最も効率的に弾性変形され得る。
【0049】
2つ以上のバックバー210に結合されるように前面支持部223と側面支持部221とが、隣接する前面支持部223と側面支持部221とに連結される場合、
図9に示すように前面支持部223と側面支持部221の側面連結部の各々には前面支持部223と側面支持部221の厚さより薄い連結リブ224a、224bを備え得る。
【0050】
巻き取り又は折り畳みをする際、サイドキャップ220の前面支持部223の間に備えられた薄い連結リブ224a、224bが伸びたり、縮んだりと弾性変形することで、巻き取りや折り畳みが容易になるとの効果を有する。
【0051】
連結リブ224a、224bを、バックバー210の連結部位の対応する箇所に備えることによって、部分的に最も大きい弾性変形が起こり得る箇所で弾性変形が行われ、最も効率的に弾性変形され得る。
【0052】
一方、本発明の一実施形態に係る図では一例として、発光ディスプレイパネルの場合だけを図示したが、前述したように本発明の一実施形態は、液晶ディスプレイパネルの場合にも適用できる。この場合、液晶ディスプレイパネルに光を提供するバックライトモジュールが光源モジュールと、光源モジュールから放射された光を加工して液晶パネルに適切な光を提供する導光板と、光調節部材と光反射体などとから構成される。ここで光源モジュールは電気エネルギーを光エネルギーに切り替える部品であり、発光ダイオード(Light Emitting Diode;LED)アセンブリ、冷陰極蛍光管(Cold Cathode Fluorescent Lamp;CCFL)、又は熱陰極蛍光管(Hot Cathode Fluorescent Lamp;HCFL)などを用いることは、本発明の一実施形態が属する技術分野において周知の技術であるので、以下、詳細な説明は省略する。
【0053】
以上で説明したように本発明の一実施形態によると、ローラブルディスプレイ又はフォルダブルディスプレイが実現できるフレキシブルディスプレイ装置において、超薄型ディスプレイパネルの端部を外部の衝撃から保護して破損を防止することができ、且つディスプレイパネル側面の光漏れ現象を防止する効果を有する。
【0054】
また、本発明の一実施形態によると、ローラブルディスプレイ又はフォルダブルディスプレイが実現できるフレキシブルディスプレイ装置において、巻き取られる際、ディスプレイパネルが積層されることで生じる摩擦による、ディスプレイパネルの損傷や破損を防止する効果を有する。
【0055】
以上で本発明の一実施形態を構成する全ての構成要素が一つに結合されたり、結合されて作動すると説明されたものの、本発明が必ずこれらの一実施形態に限定されるわけではない。即ち、本発明の目的の範囲内であれば、その全ての構成要素が1つ以上で選択的に結合して作動することもできる。
【0056】
かかる本発明に記載した「含む」、「備える」、或は「有する」などの用語は、特に反対の記載がない限り、当該構成要素が内在できることを意味するものであるため、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含むことができるものと解釈すべきである。技術的・科学的な用語を含む全ての用語は、異なる定義でない限り、当業者によって一般的に理解されるものと同じ意味を有する。事前に定義された用語のように一般的に用いられる用語は関連技術の文脈上の意味と一致するものと解釈すべきであり、本発明において明らかに定義しない限り、理想的や形式的すぎる意味に解釈してはいけない。
【0057】
以上の説明は、本発明の技術的思想を例示的に説明したことに過ぎないものであって、本発明が属する技術分野において当業者であれば、本発明の本質的な特性から外れない範囲で多様な修正及び変形が可能である。従って、本発明に開示された実施形態は本発明の技術思想を限定するためのものではなく、説明するためのものであって、このような一実施形態により本発明の技術思想の範囲が限定されるものではない。本発明の保護範囲は特許請求の範囲により解釈されるべきであり、それと同等な範囲内にある全ての技術的思想は本発明の権利範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
【符号の説明】
【0058】
201 ディスプレイパネル 205 接着部材
210 バックバー 220 サイドキャップ
221 側面支持部 222 パネル安着溝
223 前面支持部 224a、224b 連結リブ
225 挿入部 226 弾性変形溝
227 後面支持部