(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記メディア情報に対して前記第1のユーザにより実行された前記操作は、アプリケーションクライアントにより提供されたインタラクティブ制御に基づいて、前記第1のユーザにより実行された操作である、請求項1に記載の方法。
前記第2のユーザの社交的関係チェーンに含まれる少なくとも1人の第1のユーザに対応する前記少なくとも1つのメディア情報と、対応する操作とについての統計を収集するステップは、
第2のユーザ毎に、前記ログデータに従って、前記第2のユーザの前記社交的関係チェーンに含まれる前記少なくとも1人の第1のユーザと、前記少なくとも1人の第1のユーザに対応する前記メディア情報と、前記少なくとも1人のユーザに対応する前記操作とを決定するステップと、
決定されたメディア情報のそれぞれに対して、以下の操作、すなわち、
前記メディア情報に対して実行された各操作と、前記各操作を実行した前記少なくとも1人の第1のユーザとを決定するステップと、
前記各操作について、前記第2のユーザの前記社交的関係チェーンにおいて前記操作を実行した各第1のユーザの支持係数に従って、前記操作のサブ重みを計算するステップと、
前記各操作の予め設定された優先度と、前記各操作の前記計算されたサブ重みとに従って、各メディア情報の操作重みを計算するステップと
を実行するステップと
を含む、請求項3に記載の方法。
前記プロンプトオプションについての第1のユーザ操作指示を受信し、第1の予め決定された期間内に受信した第1のユーザ操作指示に基づいて、前記メディア情報操作メッセージを提示する回数をカウントするステップ、及び/又は
前記メディア情報操作メッセージについての第2のユーザ操作指示を受信し、第2の予め決定された期間内に受信した第2のユーザ操作指示に基づいて、前記メディア情報を提示する回数をカウントするステップ
を更に含む、請求項8に記載の方法。
少なくとも1つのプロセッサが請求項1乃至10のうちいずれか1項に記載の方法を実行することを可能にするコンピュータ読み取り可能命令を記憶した非一時的なコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、この出願の実施例における添付図面を参照して、この出願の実施例における技術的解決策について明確且つ完全に詳細に説明する。明らかに、説明する実施例は、この出願の実施例の全部ではなく一部である。創造的取り組みなしにこの出願の実施例に基づいて当業者により取得される全ての他の実施例は、この出願の保護範囲に含まれるものとする。
【0009】
この出願の実施例では、メディア情報は、一種の宣伝情報として提示され、これは、広告主により提供された広告、又はニュース、公益フィルム等のような宣伝若しくは放送されるべきビデオファイルでもよい。クライアントは、ソーシャルアプリケーションクライアント、例えば、QQ空間、WeChat、Weibo等でもよい。ユーザは、社交的関係チェーンを確立し、ソーシャルアプリケーションクライアントにより提供されたソーシャルアプリケーションプラットフォーム上の受信したメディア情報を共有したり、それに対してコメントしたり、或いはそれに対して他の操作を実行したりしてもよい。
【0010】
図1は、この出願の実施例によるメディア情報提示方法の概略フローチャートである。
図1を参照すると、方法は以下のステップを含む。
【0011】
ステップ101:少なくとも1つのメディア情報操作メッセージを受信し、各メディア情報操作メッセージは、メディア情報に対して第1のユーザにより実行された操作を示すために使用され、少なくとも1つのメディア情報操作メッセージに従って、各第1のユーザに対応する各メディア情報及び各操作を決定する。
【0012】
このステップにおいて、メディア情報操作メッセージは、第1のユーザの識別子と、メディア情報の識別子と、実行される操作の識別子とを搬送してもよい。この出願のいくつかの実施例では、メディア情報に対して第1のユーザにより実行された操作は、メディア情報のアプリケーションクライアントにより提供されたインタラクティブ制御に基づいて、例えば、インタラクティブボタンをタップすることにより実行されたいいね(Like)、良くないね(Unlike)、反対票(Down-vote)、投票取り消し(Un-vote)、再ポスト(Repost)若しくはお気に入り(Favorite)の操作のようなインタラクティブボタン、又はメディア情報のアプリケーションクライアントにより提供されたコメントテキストボックスのようなインタラクティブ制御に基づいて実行されたコメントの操作に基づいて、第1のユーザにより実行された操作でもよい。
【0013】
サーバは、予め決定された時間間隔で受信した少なくとも1つのメディア情報操作メッセージに従って、各第1のユーザに対応する各メディア情報及び各操作を決定する。実施例では、サーバは、少なくとも1つの受信したメディア情報操作メッセージを、ユーザ行動に特有のログデータとして記憶し、ログデータは、統計を収集してメディア情報操作メッセージに特有のレポートを生成するために使用される。例えば、データリストが確立される。データリストは、各メディア情報操作メッセージのシーケンス番号及び内容(第1のユーザの識別子と、操作されたメディア情報の識別子と、操作の識別子及び意味を含む)、メディア情報操作メッセージが受信された時点等を含む。具体的な実現方式の間に、各操作に対応する識別子は、サーバ及びクライアント内で予め設定されてもよい。
【0014】
図2は、この出願の実施例によるメディア情報操作メッセージのリストの概略図である。
図2に示すように、ソーシャルアプリケーションプラットフォーム上で、ユーザAは広告1に対してコメントを行い、次に、ユーザAがログインしたクライアントはメディア情報操作メッセージをサーバに送信する。メディア情報操作メッセージは、1のシーケンス番号を有し、第1のユーザの識別子「ユーザA」と、メディア情報の識別子「広告1」と、コメントの操作に対応する識別子「3」とを搬送し、サーバがメディア情報操作メッセージを受信した時点は9:25である。他の例では、ユーザBはニュース1に対していいねの操作を実行し、次に、ユーザBがログインしたクライアントはメディア情報操作メッセージをサーバに送信する。メディア情報操作メッセージは、2のシーケンス番号を有し、第1のユーザの識別子「ユーザB」と、メディア情報の識別子「ニュース1」と、いいねの操作に対応する識別子「1」とを搬送し、サーバがメディア情報操作メッセージを受信した時点は9:40である。サーバにより受信されたメディア情報操作メッセージは、異なるメディア情報に対して異なる第1のユーザにより実行された操作を含んでもよいことが習得され得る。
【0015】
さらに、3のシーケンス番号を有するメディア情報操作メッセージでは、第1のユーザはまたユーザAであり、操作されたメディア情報は広告2であり、「良くないね」の操作が実行される。サーバにより受信されたメディア情報操作メッセージは、異なるメディア情報に対して同じ第1のユーザにより実行された操作を含んでもよいことが習得され得る。他方、「良くないね」及び「投票取り消し」の操作は、第1のユーザがいいねの操作を実行したが、後に以前のメディア情報に対する反対票の操作を実行し得ることを表す逆操作として使用される。したがって、サーバにより受信されたメディア情報操作メッセージは、同じメディア情報に対して同じ第1のユーザにより実行された異なる操作を更に含んでもよいことが習得され得る。
【0016】
さらに、ユーザCは広告1に対していいねの操作を実行し、次に、ユーザCがログインしたクライアントはメディア情報操作メッセージをサーバに送信する。メディア情報操作メッセージは、4のシーケンス番号を有し、第3のユーザの識別子「ユーザC」と、メディア情報の識別子「広告1」と、いいねの操作に対応する識別子「1」とを搬送し、サーバがメディア情報操作メッセージを受信した時点は13:19である。他の例では、ユーザDは広告1に対してコメントの操作を実行し、次に、ユーザDがログインしたクライアントはメディア情報操作メッセージをサーバに送信する。メディア情報操作メッセージは、5のシーケンス番号を有し、第4のユーザの識別子「ユーザD」と、メディア情報の識別子「広告1」と、コメントの操作に対応する識別子「3」とを搬送し、サーバがメディア情報操作メッセージを受信した時点は17:00である。サーバにより受信されたメディア情報操作メッセージは、同じメディア情報に対して異なる第1のユーザにより実行された操作を含んでもよいことが習得され得る。
【0017】
ステップ102:各メディア情報操作メッセージに対応する第1のユーザの社交的関係チェーンを取得し、第1のユーザの社交的関係チェーンは、第1のユーザと社交的関係を有する少なくとも1人の第2のユーザを含む。
【0018】
このステップにおいて、第1のユーザの社交的関係チェーンは、第1のユーザと社交的関係を有する全ての第2のユーザの集合、又は第1のユーザと社交的関係を有する何人かの第2のユーザの集合である。例えば、社交的関係チェーンは友達チェーンであり、第2のユーザは第1のユーザの友達である。複数の第1のユーザの社交的関係チェーンは、同じ第2のユーザを含んでもよく、すなわち、複数の第1のユーザは共通の友達を有する。
【0019】
図3は、この出願の実施例による社交的関係チェーンのリストの概略図である。
図3に示すように、
図2における1のシーケンス番号を有するメディア情報操作メッセージに対応して、対応する第1のユーザはユーザAであり、ユーザAの社交的関係チェーンは友達A1,友達A2,...,友達ANを含む。他の例では、4のシーケンス番号を有するメディア情報操作メッセージに対応する第1のユーザはユーザCであり、ユーザCの社交的関係チェーンは友達A1,友達C2,...,友達CNを含む。他の例では、5のシーケンス番号を有するメディア情報操作メッセージに対応する第1のユーザはユーザDであり、ユーザDの社交的関係チェーンは友達A1,友達D2,...,友達DNを含む。ユーザA、ユーザC及びユーザDの友達チェーンは、同じ第2のユーザ、すなわち、友達A1を含むことが習得され得る。
【0020】
ステップ103:それぞれの決定されたメディア情報及びそれぞれの決定された操作に従って、各社交的関係チェーンにおける各第2のユーザの操作統計データについての統計を収集する。
【0021】
このステップにおいて、少なくとも1人の決定された第2のユーザ毎に、第2のユーザの操作統計データについての統計は、ログデータに従って収集されてもよい。第2のユーザの操作統計データは、複数のメディア情報の識別子と、各メディア情報の操作重みとを含む。具体的には、この出願のいくつかの実施例では、第2のユーザ毎に、第2のユーザの操作統計データを取得するために、第2のユーザの社交的関係チェーンにおける各第1のユーザに対応する各メディア情報及び各操作についての統計が収集されてもよい。すなわち、メディア情報に対して第1のユーザにより実行された操作は、友達としての第2のユーザが及ぼされる(radiate)メディア情報を表すために、社交的関係チェーンを使用することにより第2のユーザの操作統計データにマッピングされる。
【0022】
例えば、
図3を参照すると、第2のユーザは友達A1であり、友達A1の社交的関係チェーンにおける第1のユーザは、ユーザAとユーザCとユーザDとを含む。
図2を参照すると、ユーザAは、「広告1」及び「コメント」の操作であるメディア情報に対応し、「広告2」及び「良くないね」の操作であるメディア情報に対応する。ユーザCは、「広告1」及び「いいね」の操作であるメディア情報に対応する。ユーザDは、「広告1」及び「コメント」の操作であるメディア情報に対応する。
【0023】
このステップにおいて、操作統計データは、各第2のユーザに特有であり、それぞれの対応するメディア情報と、各メディア情報の操作重みとを提供する。各社交的関係チェーンにおける各第2のユーザの操作統計データについての統計が収集されたときに、第2のユーザ毎に、まず、第2のユーザの社交的関係チェーンにおける各第1のユーザに対応する全てのメディア情報が決定され、k=1,...,及びKとして識別される。例えば、第2のユーザが友達A1である例を使用すると、予め決定された時間間隔で、友達A1の社交的関係チェーンにおける第1のユーザに対応するメディア情報は、「広告1」,「広告2」,...,及び「広告X」を含む。
【0024】
以下の操作は、第2のユーザの社交的関係チェーンにおける各第1のユーザに対応する各メディア情報に対して実行される。
【0025】
A)メディア情報に対して実行された各操作と、各操作を実行した少なくとも1人の第1のユーザとが決定される。
【0026】
前述のように、第2のユーザが友達A1であり且つメディア情報が「広告1」である例を使用すると、広告1に対して実行された操作は、「コメント」の操作と「いいね」の操作とを含む。「コメント」の操作を実行した第1のユーザは、ユーザAとユーザDとを含み、「いいね」の操作を実行した第1のユーザは、ユーザCを含む。
【0027】
B)操作毎に、操作のサブ重みは、第2のユーザの社交的関係チェーンにおいて操作を実行した各第1のユーザの支持係数に従って計算される。
【0028】
第jの操作を実行した第1のユーザの総数がMjであり、第2のユーザの社交的関係チェーンにおける第iの第1のユーザの支持係数がHi,jとして記され、i=1,…,又はMjである場合、第kのメディア情報について、第jの操作のサブ重みWk,jは以下のように計算されてもよい。
【0029】
【数1】
実施例では、複数レベルの分割が、それぞれ2人のユーザの間の特徴要因及びインタラクティブ行動と、適用シナリオとに従って、社交的関係チェーンに対して実行されてもよい。対応する支持係数は、ユーザの支持レベルに従って社交的関係チェーンにおけるユーザ毎に決定される。例えば、特徴要因は、2人のユーザがソーシャルアプリケーションプラットフォーム上で相互に連絡する頻度、友達の空間にアクセスする頻度、関係に従って取得された友達のグループ、友達の重複率、関心の一致度等を含む。インタラクティブ行動は、友達の情報フローに対して実行された操作であり、いいねの操作、コメントの操作等を含む。適用シナリオは、操作が友達の情報フローに対して実行されたシナリオであり、例えば、誕生日カードにおいて実行された相互作用である。
【0030】
実施例では、それぞれ「密接な関係(直接の友達)」、「強い関係チェーン(直接の友達)」及び「弱い関係チェーン(間接の友達)」であり、それぞれ80%、50%及び30%の支持係数に対応する3つの支持レベルが存在する。密接な関係にある直接の友達は、親、恋人、特に関心のある人等を含む。強い関係チェーンにある直接の友達は、同僚、同級生、普通の友達、仕事上のパートナー等を含む。弱い関係チェーンにある間接の友達は、直接の友達の友達、直接の友達ではないが共通の友達グループを有する人等を含む。上記の支持レベルの分割及び支持係数の値は、単なる例であり、他の分割方式が存在してもよい。これは、この出願では具体的に限定されない。
【0031】
図4は、この出願の実施例による支持係数のリストの概略図である。
図4に示すように、第1のユーザにおいて、友達A1の社交的関係チェーンにおけるユーザAの支持係数は80%であり、友達A1の社交的関係チェーンにおけるユーザDの支持係数は50%である。したがって、「コメント」の操作について、前述の式(1)に従って、「コメント」の操作のサブ重みが0.65であることが計算されてもよい。他の例では、第1のユーザはユーザCを更に含む。友達A1の社交的関係チェーンにおけるユーザCの支持係数は30%である。したがって、「いいね」の操作について、前述の式(1)に従って、「いいね」の操作のサブ重みが0.3であることが計算されてもよい。
【0032】
C)各メディア情報の操作重みは、各操作の予め設定された優先度と、各操作の計算されたサブ重みとに従って計算される。
【0033】
第jの操作の優先度係数がPjであり、第kのメディア情報に対応する操作の総数がMkである場合、第kのメディア情報の操作重みWkは以下のようになる。
【0034】
【数2】
例えば、操作の優先度の降順に取得されたソート結果は、「コメント」の操作、「いいね」の操作、「再ポスト」の操作、「お気に入り」の操作及び「反対票」の操作であり、対応する優先度係数は、それぞれ90%、80%、60%、30%及び-10%である。「いいね」の操作及び「反対票」の操作の反対の値は、2つの逆操作、すなわち、「良くないね」の操作及び「投票取り消し」の操作の優先度係数、すなわち、-80%及び10%として使用される。したがって、前述の例では、「広告1」であるメディア情報の操作重みは、0.65*90%+0.3*80%=0.825である。
【0035】
前述のステップから、各第2のユーザの操作統計データは、複数のメディア情報の識別子と、各メディア情報の操作重みとを含むことが習得され得る。さらに、各第2のユーザの操作統計データは、操作統計データに対応するユーザを示すために、各第2のユーザのユーザ識別子をインデックスとして使用することにより記憶される。
【0036】
ステップ104:第3のユーザのメディア情報取得要求を受信し、第3のユーザの操作統計データが第2のユーザの操作統計データから見つかったときに、第3のユーザの操作統計データから少なくとも1つのメディア情報を選択し、少なくとも1つのメディア情報を返信する。
【0037】
第3のユーザが第2のクライアントにログインしたときに、第2のクライアントは、メディア情報取得要求をサーバに送信する。サーバは、第3のユーザの操作統計データを求めて各第2のユーザの操作統計データを検索する。この出願のいくつかの実施例では、メディア情報取得要求は、第3のユーザのユーザ識別子を含んでもよい。この場合、サーバは、第3のユーザのユーザ識別子に従って、第3のユーザのユーザ識別子に対応する操作統計データを求めて、サーバに記憶された第2のユーザの操作統計データを検索してもよい。操作統計データが見つかったときに、少なくとも1つのメディア情報は、第3のユーザの操作統計データから選択され、少なくとも1つのメディア情報は、第2のクライアントに送信される。選択されるメディア情報の数は予め設定されてもよい。例えば、数は、メディア情報宣伝主の伝搬ニーズに従って予め設定されてもよい。具体的には、この出願のいくつかの実施例では、メディア情報は、操作統計データに含まれるメディア情報の操作重みに従って選択されてもよい。例えば、最大の操作重みを有する予め決定された数のメディア情報が選択され、選択されたメディア情報が第2のクライアントに返信される。この出願のいくつかの実施例では、選択は、特別な方向付け規則に従って実行されてもよく、或いは更に実行されてもよい。この出願において、メディア情報の操作重み及び/又は特別な方向付け規則に従ってメディア情報を選択するための前述の方法について詳細に以下に説明する。
【0038】
この実施例では、少なくとも1つのメディア情報操作メッセージが少なくとも1つの第1のクライアントから受信され、各メディア情報操作メッセージに対応する第1のユーザの社交的関係チェーンが取得され、それぞれの決定されたメディア情報及びそれぞれの決定された操作に従って、各社交的関係チェーンにおける各第2のユーザの操作統計データについての統計が収集され、第2のクライアントが第3のユーザのメディア情報取得要求を受信し、第3のユーザの操作統計データが第2のユーザの操作統計データから見つかったときに、第3のユーザの操作統計データから少なくとも1つのメディア情報が選択され、少なくとも1つのメディア情報が第2のクライアントに送信され、それにより、メディア情報の宣伝は、第1のユーザの操作と社交的関係チェーンとを用いて第2のユーザに及ぼされる。例えば、メディア情報が方向付きの方式で宣伝されるグループは、第2のユーザを含まないが、技術的解決策を用いることにより、第2のユーザはメディア情報を受信できる。メディア情報宣伝チャネルが見つかり、メディア情報提示範囲及び提示深度が増加し、それにより、メディア情報を受信する受け手が方向付きグループから可変の社交的グループに拡張されることが習得され得る。さらに、サーバは、第2のユーザの操作統計データについての統計を収集し、メディア情報取得要求を受信したときに、メディア情報をリアルタイムでプッシュしてもよく、それにより、メディア情報要求の応答遅延を低下させる。したがって、技術的解決策を用いることにより、メディア情報を宣伝する効率及びメディア情報提示デバイスのリソース利用率が改善される。
【0039】
図5は、この出願の他の実施例によるメディア情報提示方法の概略フローチャートである。
図5に示すように、方法は以下のステップを含む。
【0040】
ステップ501:少なくとも1つの第1のクライアントから少なくとも1つのメディア情報操作メッセージを受信し、各メディア情報操作メッセージは、メディア情報に対して第1のユーザにより実行された操作を示すために使用される。
【0041】
このステップにおいて、各第1のクライアントは、メディア情報に対して第1のユーザにより実行された操作を受信し、メディア情報操作メッセージをサーバに送信する。
【0042】
図6は、この出願の実施例によるメディア情報に対する操作のインタフェースの概略図である。
図6に示すように、第1のクライアントにより受信された情報フローは、インタフェース600上に表示される。メディア情報:広告1はボックス610内に表示され、タイトルは「滴滴出行」であり、対応するテレテキストが提供される。複数のユーザ操作オプションはボックス620内に提供され、いいねのオプション621、反対票のオプション622、コメントのオプション623、再ポストのオプション624及びお気に入りのオプション625を含む。いいねのオプション621、反対票のオプション622及びコメントのオプション623の全ては、コメント機能を提供する。いいねのオプション621及び反対票のオプション622は、正及び負の側面に関する操作を実行するために使用され、ユーザは、いいねの操作、良くないねの操作、反対票の操作及び投票取り消しの操作を実行してもよい。コメントのオプション623をタップした後に、ユーザは、ボックス630内に具体的なコメント情報を入力する。
【0043】
第1のユーザが第1のクライアントにログインし、前述のユーザ操作オプションのいずれか1つに対して操作を実行した後に、第1のクライアントは、第1のユーザの識別子と、メディア情報の識別子と、実行された操作の識別子とを搬送するメディア情報操作メッセージをサーバに送信する。
【0044】
ステップ502:メディア情報操作メッセージ毎に、メディア情報操作メッセージが第2のユーザに関連すると決定されたときに、メディア情報操作メッセージを第2のユーザの第3のクライアントに送信する。
【0045】
ここで、メディア情報操作メッセージが第2のユーザに関連することは、メディア情報に対して第1のユーザにより実行された操作が第2のユーザに方向付けられることを意味する。例えば、メディア情報に対して第1のユーザにより実行された操作は、第2のユーザにより以前に行われたコメントに応答することであるか、或いは第1のユーザは、新たなコメントを行うときに第2のユーザの識別子を追加し、例えば「@第2のユーザ」の方式を使用する。この場合、メディア情報操作は、操作メッセージの識別子だけでなく、方向付けられた第2のユーザも搬送する。
【0046】
代替として、メディア情報操作メッセージが第2のユーザに関連することは、第1のユーザが第2のユーザの社交的関係チェーンにおいて特別な権限を有することを意味する。例えば、予め設定された社交的プロトコルに従って、第2のユーザの社交的関係チェーンにおける第1のユーザは特別な友達である。次に、第1のユーザがコメントを行った後に、サーバは、予め設定された社交的プロトコルに従って、メディア情報操作メッセージが第2のユーザに関連すると決定できる。
【0047】
メディア情報操作メッセージが第2のユーザに関連すると決定されたときに、サーバは、メディア情報操作メッセージを第2のユーザの第3のクライアントに送信し、それにより、第3のクライアントは、メディア情報操作メッセージに従ってプロンプトオプションを出力し、プロンプトオプションに対して第2のユーザにより実行された操作を受信した後に、メディア情報操作メッセージを提示する。
【0048】
図7aは、この出願の実施例に従ってプロンプトオプションを出力するためのインタフェースの概略図である。
図7aに示すように、第3のクライアントのインタフェース710上に、第2のユーザに向けられた情報フローがボックス711内に表示され、第2のユーザの友達についての情報と、最初に第2のユーザに方向付けられたメディア情報と、操作統計データに従ってサーバにより選択された1つ以上のメディア情報とを含んでもよい。プロンプトオプションは、ボックス712内に表示され、7121内のテキスト「私に関係あり」と、7122内に表示されたメディア情報操作メッセージの数3とにより表される。
【0049】
図7bは、この出願の実施例に従ってメディア情報操作メッセージを提示するためのインタフェースの概略図である。第2のユーザが
図7aの7121又は7122をタップしたときに、第2のクライアントは、メディア情報操作メッセージを提示するためのインタフェース720に入る。例えば、メディア情報操作メッセージについて、第1のユーザについての情報が表示され、ボックス721に表示されたユーザAのニックネームと、ボックス722内に表示されたユーザAのアバターとを含む。第1のユーザにより実行された操作は、ボックス723内に表示され、テキストのコメント「すごい!」が行われる。第1のユーザにより操作されたメディア情報は、ボックス724内に表示され、例えば、形式は広告1「滴滴出行」のサムネイルである。
【0050】
ステップ503:第3のクライアントからプロンプトオプションについての第1のユーザ操作指示を受信し、第1の予め決定された期間内に受信した第1のユーザ操作指示に基づいて、メディア情報操作メッセージを提示する回数をカウントする。
【0051】
例えば、前述のように、第3のクライアントが
図7aのインタフェースから
図7bのインタフェースに入った後に、メディア情報操作メッセージが提示される。サーバは、プロンプトオプションについての第1のユーザ操作指示を受信することにより、メディア情報操作メッセージを第2のユーザに提示する回数をカウントしてもよい。
【0052】
ステップ504:第3のクライアントからメディア情報操作メッセージについての第2のユーザ操作指示を受信し、第2の予め決定された期間内に受信した第2のユーザ操作指示に基づいて、メディア情報を提示する回数をカウントする。
【0053】
前述のように、第2のユーザが
図7bのボックス724をタップした後に、第3のクライアントのインタフェースは、
図6に示す、第1のユーザがメディア情報に対して操作を実行した当初のインタフェースに変更される。このように、サーバは、メディア情報についての第2のユーザ操作指示を受信することにより、メディア情報を提示する回数をカウントする。
【0054】
ステップ502〜ステップ504は、メディア情報操作メッセージが第2のユーザに関連するときに実行された操作を含み、社交的関係チェーンを使用することにより情報宣伝のために受動的な情報リマインド(passive information reminding)が実現される。さらに、
図1に示す提示方法では、ステップ501が
図5の実施例において実行された後に、ステップ505〜ステップ508が実行され続けてもよい。
【0055】
ステップ505:少なくとも1つのメディア情報操作メッセージに従って、各第1のユーザに対応する各メディア情報及び各操作を決定する。
【0056】
ステップ506:各メディア情報操作メッセージに対応する第1のユーザの社交的関係チェーンを取得する。
【0057】
多数の第2のユーザが第1のユーザの社交的関係チェーンに含まれることが考えられる。この場合、サーバは、友達の支持係数に従って、完全な社交的関係チェーンからより高い支持度を有する第2のユーザを選択し、例えば、支持度が上位100位にランク付けされている第2のユーザを選択してもよい。
【0058】
ステップ505及びステップ506に従って、サーバは、記憶のために以下のデータ構造、すなわち、{u0,sns_id,acttype,(u1,w1),(u2,w2)...(u100,w100)}を確立してもよく、u0はメディア情報に対して操作を実行した第1のユーザを示し、sns_idは及ぼされるメディア情報の識別子を示し、acttypeは実行された操作の識別子を示し、ui(i=1,...,又は100)はu0の友達を示し、wiはu0の社交的関係チェーンにおける友達の支持度を示す。
【0059】
ステップ507:それぞれの決定されたメディア情報及びそれぞれの決定された操作に従って、各社交的関係チェーンにおける各第2のユーザの操作統計データについての統計を収集する。
【0060】
実施例では、比較的多数のメディア情報操作メッセージが予め決定された時間間隔で受信されることを考慮して、第2のユーザの社交的関係チェーンにおける第1のユーザに対応するメディア情報は除去されてもよい。具体的な方法は以下の通りである。
【0061】
第2のユーザ毎に、第2のユーザの社交的関係チェーンにおける各第1のユーザに対応する各メディア情報について、メディア情報に対応するメディア情報操作メッセージが受信された最終時点が記録され、全てのメディア情報は、その時点に従って降順にソートされ、統計収集について第2のユーザの操作統計データを取得するために、上位V位の時点に対応するメディア情報が降順のソートに従って選択され、Vは1以上の正の整数である。
【0062】
例えば、
図2に示すメディア情報操作メッセージにおいて、友達A1の社交的関係チェーンにおける第1のユーザは、ユーザAとユーザCとユーザDとを含む。3人のユーザの全ては、「広告1」であるメディア情報に対応する。「広告1」に対応する受信したメディア情報操作メッセージ(シーケンス番号はそれぞれ1、4及び5である)の中で、5のシーケンス番号を有するメディア情報操作メッセージが最後に受信され、最終受信時点は17:00であり、次に、その時点に対応する「広告1」が記録される。このように、それぞれのメディア情報は、最終受信時点と共に記録される。
【0063】
次に、全てのメディア情報は、その時点に従って降順にソートされ、第2のユーザの操作統計データに対する統計を収集するために、上位V位の時点に対応するメディア情報が降順のソートに従って選択される。例えば、V=100である。
【0064】
このステップを用いることにより、サーバは、キー・値の形式での記憶のために、操作統計データのデータ構造を確立してもよい。例えば、データ構造は(key,value)として表されてもよい。操作がいいねの操作及びコメントの操作である例を使用すると、それぞれのメディア情報の操作重みは、各操作のサブ重みとして記憶され、keyは第2のユーザの識別子uinであり、valueは{(sns_id0,zan_num,ping_num,zan_weight,ping_weight,timestamp)...(sns_id100,zan_num,ping_num,zan_weight,ping_weight,timestamp)}であり、sis_idは友達が及ぼされるメディア情報の識別子であり、zan_numは友達により実行されたいいねの操作の数を示し、ping_numは友達により行われたコメントの数を示し、zan_weightはいいねの操作の数及びいいねの操作を実行した友達の支持度が統合された後に取得されたサブ重みを示し、ping_weightはコメントの数及びコメントを行った友達の支持度が統合された後に取得されたサブ重みを示し、timestampは最終受信時点を示す。valueにおいて、100個のデータパケットの記憶が制限されてもよく、除去はtimestampに従って実行される。
【0065】
ステップ508:第2のクライアントから第3のユーザのメディア情報取得要求を受信し、第3のユーザの操作統計データが第2のユーザの操作統計データから見つかったときに、第3のユーザの操作統計データから少なくとも1つのメディア情報を選択し、少なくとも1つのメディア情報を第2のクライアントに送信する。
【0066】
このステップにおいて、サーバは、まず、第3のユーザに対応する操作統計データを求めて各第2のユーザの操作統計データを検索し、すなわち、第3のユーザの友達が及ぼされるメディア情報を第3のユーザが有するか否かを決定する。次に、少なくとも1つのメディア情報は、第3のユーザの操作統計データから選択される。具体的には、以下の2つの方式が使用されてもよい。
【0067】
第1の方式:各メディア情報の操作重みに従って選択が実行される。
【0068】
具体的には、ステップ103に記載のように、操作統計データは、複数のメディア情報の識別子と、各メディア情報の操作重みとを含み、第3のユーザの操作統計データ内の全てのメディア情報の操作重みは降順にソートされ、上位L位の操作重みに対応するメディア情報は、降順のソートに従って選択され、Lは1以上の正の整数である。例えば、L=1のときに、操作統計データ内の1つのメディア情報のみが毎回プッシュされる。
【0069】
第2の方式:特別な方向付け規則に従って選択が実行される。
【0070】
実施例では、特別な方向付け規則は、メディア情報のタイプをユーザ属性情報に関連付けることである。メディア情報が予め設定されたタイプのメディア情報であり且つ第3のユーザの属性情報が予め設定された属性カテゴリを満たす場合、メディア情報が選択される。ユーザ属性情報は、ユーザの性別、年齢、配偶者関係等を含む。
【0071】
図8aは、この出願の実施例による特別な方向付け規則のインタフェースの概略図である。
図8aに示すように、予め設定されたタイプのメディア情報は、ワインの広告と、恋愛及び結婚の広告と、助産院の広告とを含み、3つのタイプの広告の業界コードがそれぞれ提供される。特別な方向付け規則で、第3のユーザの属性情報に基づいて、メディア情報は、それぞれ「年齢>=18」と、「独身」及び「年齢>=18」と、「既婚男性+既婚女性」とに対して強制的に方向付けられてもよい。
【0072】
他の実施例では、特別な方向付け規則は、オペレーティングシステムのタイプを使用することにより関連付けを実行することである。第2のクライアントが位置するオペレーティングシステムのタイプが、メディア情報が属するオペレーティングシステムのタイプと同じである場合、メディア情報が選択される。
【0073】
図8bは、この出願の他の実施例による特別な方向付け規則のインタフェースの概略図である。
図8bに示すように、例えば、メディア情報がiOSオペレーティングシステム内のAPPに適用される場合、メディア情報は、iOSオペレーティングシステムに適用される第2のクライアントに方向付きの方式でプッシュされ、すなわち、iOSユーザに強制的に方向付けられる。他の例では、メディア情報がAndroidオペレーティングシステム内のAPPに適用される場合、メディア情報は、Androidオペレーティングシステムに適用される第2のクライアントに方向付きの方式でプッシュされ、すなわち、Androidユーザに強制的に方向付けられる。
【0074】
第1の方式及び第2の方式に示すメディア情報選択方法は組み合わされてもよい点に留意すべきである。例えば、選択は、まず第2の方式で特別な方向付け規則に従って実行され、次に最大の操作重みを有するL個のメディア情報が、選択されたメディア情報から最終的な選択結果として選択される。
【0075】
この実施例では、メディア情報操作メッセージ毎に、メディア情報が第2のユーザに関連すると決定されたときに、メディア情報操作メッセージは、第2のユーザの第3のクライアントに送信され、それにより、メディア情報について受動的な情報リマインドが実現され、広告においてより多くの相互作用がトリガーされ、広告宣伝の有効範囲が改善される。さらに、サーバは、第3のクライアントから受信した第1のユーザ操作指示及び第2のユーザ操作指示に基づいて、メディア情報が第2のユーザに受動的に及ぼされる露出量と、第2のユーザが広告詳細ページに入る露出量とについての統計を収集できる。これは、受動的な情報リマインドについてトラヒックについての統計を収集し、受動的なリマインドによって達成される宣伝効果を評価するのに有利である。
【0076】
さらに、友達に提示されるべきメディア情報は、各メディア情報の操作重みを使用することにより選択され、それにより、当初は友達に方向付けられていないメディア情報が提示される。或いは、友達に優先的に提示されていないメディア情報は、重みの増加の理由で提示のために友達に優先的にプッシュされ、それにより、メディア情報の宣伝は、当初の方向付けにより制限されず、社交的関係チェーンを使用することにより、点から面への効果的な伝搬が実現され、より社交的な拡張可能な空間が増加する。さらに、提示されるべきメディア情報は、特別な方向付け規則を選択することによりフィルタリングされ、それにより、社交的関係チェーンに基づいて、メディア情報を友達にプッシュするための方向付け規則が更に制限され、結合可能な方向付けポリシーが提供され、それにより、メディア情報宣伝主の様々な宣伝要求を満たす。
【0077】
図9は、サーバと、少なくとも1つの第1のクライアントと、第2のクライアントと、第3のクライアントとを含む、この出願の実施例によるメディア情報提示方法の概略相互作用図である。第1のクライアントに対応する第1のユーザは、メディア情報に対して操作を開始し、第2のクライアントに対応する第2のユーザ及び第3のクライアントに対応する第3のユーザは、それぞれ第1のユーザと社交的関係チェーンにある。第2のユーザは受動的な情報リマインダを受信し、第3のユーザは、第1のユーザにより操作されたメディア情報を受信する。
図9に示すように、方法は以下のステップを含む。
【0078】
ステップ901:各第1のクライアントは、メディア情報に対して第1のユーザにより実行された操作を受信する。
【0079】
ステップ902:各第1のクライアントは、メディア情報操作メッセージをサーバに送信する。
【0080】
ステップ903:メディア情報操作メッセージ毎に、サーバは、メディア情報操作メッセージが第2のユーザと関連するか否かを決定する。第2のユーザは、第1のユーザの社交的関係チェーンにある。
【0081】
ステップ904;メディア情報操作メッセージが第2のユーザに関連すると決定したとき、サーバは、メディア情報操作メッセージを第2のユーザの第2のクライアントに送信する。
【0082】
ステップ905:第2のクライアントは、メディア情報操作メッセージに従ってプロンプトオプションを出力する。
【0083】
ステップ906:第2のクライアントは、プロンプトオプションに対して第2のユーザにより実行された操作を受信した後に、メディア情報操作メッセージを提示し、プロンプトオプションについての第1のユーザ操作指示をサーバに送信する。
【0084】
ステップ907:サーバは、第1の予め決定された期間に受信した第1のユーザ操作指示に基づいて、メディア情報操作メッセージを提示する回数をカウントする。
【0085】
ステップ908:第2のクライアントは、メディア情報操作メッセージに対して第2のユーザにより実行された操作を受信した後に、第2のユーザ操作指示をサーバに送信する。
【0086】
ステップ909:サーバは、第2の予め決定された期間に受信した第2のユーザ操作指示に基づいて、メディア情報を提示する回数をカウントする。
【0087】
ステップ903〜ステップ909を用いることにより、社交的関係チェーンにおける友達について、受動的な情報リマインドが実現される。
【0088】
ステップ910:少なくとも1つのメディア情報操作メッセージに基づいて、各メディア情報と、拡大1のユーザに対応する各操作とを決定し、ログデータを生成する。
【0089】
ステップ911:サーバは、各メディア情報操作メッセージに対応する第1のユーザの社交的関係チェーンを取得し、それぞれの決定されたメディア情報及びそれぞれの決定された操作に従って、各社交的関係チェーンにおける各第2のユーザの操作統計データを生成する。
【0090】
ステップ912:第3のクライアントは、第3のユーザのログイン操作を受信し、メディア情報取得要求をサーバに送信する。
【0091】
ステップ913:サーバは、第3のユーザの操作統計データを求めて各第2のユーザの操作統計データを検索する。第3のユーザの操作統計データが見つかった場合(第3のユーザは第2のユーザの集合に属してもよく、この場合、サーバは、第2のユーザの操作統計データから第3のユーザの操作統計データを見つけることができる)、ステップ915が実行され、そうでない場合(すなわち、第3のユーザは第2のユーザの集合に属さず、この場合、サーバは、第2のユーザの操作統計データから第3のユーザの操作統計データを見つけることができない)、ステップ914が実行される。
【0092】
ステップ914:サーバは、第3のユーザの友達についての情報と、事前に第3のユーザに方向付けられた1つ以上のメディア情報とを含む第3のユーザの通常の情報フローを第3のクライアントに返信する。
【0093】
ステップ915:サーバは、第3のユーザの操作統計データから少なくとも1つのメディア情報を選択し、第3のユーザの通常の情報フローと、少なくとも1つの選択されたメディア情報とを第3のクライアントに返信する。
【0094】
ステップ916:第3のクライアントは、ステップ914又はステップ915から受信した情報フローを提示する。
【0095】
図10は、この出願の実施例によるサーバ1000の概略構成図である。
図10に示すように、サーバ1000は、
少なくとも1つのメディア情報操作メッセージを受信するように構成された受信モジュール1010であり、各メディア情報操作メッセージは、メディア情報に対して第1のユーザにより実行された操作を示すために使用され、第3のユーザのメディア情報取得要求を受信するように構成された受信モジュール1010と、
受信モジュール1010により受信された少なくとも1つのメディア情報操作メッセージに従って、各第1のユーザに対応する各メディア情報及び各操作を決定するように構成された決定モジュール1020と、
各メディア情報操作メッセージに対応する第1のユーザの社交的関係チェーンを取得するように構成された取得モジュール1030であり、第1のユーザの社交的関係チェーンは、第1のユーザと社交的関係を有する少なくとも1人の第2のユーザを含む取得モジュール1030と、
決定モジュール1020により決定された各メディア情報及び各操作と、取得モジュール1030により取得された社交的関係チェーンとに従って、各社交的関係チェーンにおける各第2のユーザの操作統計データについての統計を収集するように構成された統計収集モジュール1040であり、第2のユーザ毎に、第2のユーザの操作統計データを取得するために、第2のユーザの社交的関係チェーンにおける各第1のユーザに対応する各メディア情報及び各操作についての統計が収集される統計収集モジュール1040と、
受信モジュール1010により受信されたメディア情報取得要求に基づいて、第3のユーザの操作統計データが統計収集モジュール1040により取得された第2のユーザの操作統計データから見つかったときに、第3のユーザの操作統計データから少なくとも1つのメディア情報を選択するように構成された選択モジュール1050と、
選択モジュール1050により選択された少なくとも1つのメディア情報を返信するように構成された送信モジュール1060と
を含む。
【0096】
実施例では、メディア情報に対して第1のユーザにより実行された操作は、いいねの操作、良くないねの操作、反対票の操作、投票取り消しの操作、コメントの操作、再ポストの操作又はお気に入りの操作のうちいずれか1つ以上を含む。
【0097】
統計収集モジュール1040は、第2のユーザ毎に、第2のユーザの社交的関係チェーンにおける各第1のユーザに対応する各メディア情報に対して以下の操作を実行し、すなわち、メディア情報に対して実行された各操作と、各操作を実行した少なくとも1人の第1のユーザとを決定し、操作毎に、第2のユーザの社交的関係チェーンにおいて操作を実行した各第1のユーザの支持係数に従って操作のサブ重みを計算し、各操作の予め設定された優先度と、各操作の計算されたサブ重みとに従って各メディア情報の操作重みを計算する。
【0098】
実施例では、操作統計データは、複数のメディア情報の識別子と、各メディア情報の操作重みとを含む。
【0099】
選択モジュール1050は、第3のユーザの操作統計データ内の全てのメディア情報の操作重みを降順にソートし、降順のソートに従って上位L位の操作重みに対応するメディア情報を選択するように構成され、Lは1以上の正の整数である。
【0100】
実施例では、選択モジュール1050は、メディア情報が予め設定されたタイプのメディア情報であり且つ第3のユーザの属性情報が予め設定された属性カテゴリを満たす場合、メディア情報を選択し、及び/又は
メディア情報取得要求を送信したクライアントが位置するオペレーティングシステムのタイプが、メディア情報が属するオペレーティングシステムのタイプと同じである場合、メディア情報を選択するように構成される。
【0101】
実施例では、送信モジュール1060は、メディア情報操作メッセージ毎に、メディア情報が第2のユーザに関連すると決定されたときに、メディア情報操作メッセージを第2のユーザのクライアントに送信するように更に構成され、それにより、クライアントは、メディア情報操作メッセージに従ってプロンプトオプションを出力し、プロンプトオプションに対して第2のユーザにより実行された操作を受信した後に、メディア情報操作メッセージを提示する。
【0102】
実施例では、受信モジュール1010は、プロンプトオプションについての第1のユーザ操作指示を受信するように更に構成され、
統計収集モジュール1040は、第1の予め決定された期間内に受信モジュール1010により受信した第1のユーザ操作指示に基づいて、メディア情報操作メッセージを提示する回数をカウントするように更に構成され、及び/又は
受信モジュール1010は、メディア情報操作メッセージについての第2のユーザ操作指示を受信するように更に構成され、
統計収集モジュール1040は、第2の予め決定された期間内に受信モジュール1010により受信した第2のユーザ操作指示に基づいて、メディア情報を提示する回数をカウントするように更に構成される。
【0103】
実施例では、統計収集モジュール1040は、第2のユーザ毎に、第2のユーザの社交的関係チェーンにおける各第1のユーザに対応する各メディア情報について、メディア情報に対応するメディア情報操作メッセージが受信された最終時点を記録し、その時点に従って全てのメディア情報を降順にソートし、統計収集について第2のユーザの操作統計データを取得するために、降順のソートに従って上位V位の時点に対応するメディア情報を選択するように更に構成され、Vは1以上の正の整数である。
【0104】
図11は、この出願の他の実施例によるサーバ1100の概略構成図である。サーバ1100は、プロセッサ1110と、メモリ1120と、ポート1130と、バス1140とを含む。プロセッサ1110及びメモリ1120は、バス1140を使用することにより相互接続される。プロセッサ1110は、ポート1130を使用することによりデータを受信及び送信してもよい。
【0105】
プロセッサ1110は、メモリ1120に記憶された機械読み取り可能命令モジュールを実行するように構成される。
【0106】
メモリ1120は、プロセッサ1110により実行できる機械読み取り可能命令モジュールを記憶する。プロセッサ1110により実行できる命令モジュールは、受信モジュール1121と、決定モジュール1122と、取得モジュール1123と、統計収集モジュール1124と、選択モジュール1125と、送信モジュール1126とを含む。
【0107】
プロセッサ1110により実行されたときに、受信モジュール1121は、少なくとも1つのメディア情報操作メッセージを受信し、各メディア情報操作メッセージは、メディア情報に対して第1のユーザにより実行された操作を示すために使用され、第3のユーザのメディア情報取得要求を受信してもよい。
【0108】
プロセッサ1110により実行されたときに、決定モジュール1122は、受信モジュール1121により受信された少なくとも1つのメディア情報操作メッセージに従って、各第1のユーザに対応する各メディア情報及び各操作を決定してもよい。
【0109】
プロセッサ1110により実行されたときに、取得モジュール1123は、各メディア情報操作メッセージに対応する第1のユーザの社交的関係チェーンを取得してもよく、第1のユーザの社交的関係チェーンは、第1のユーザと社交的関係を有する少なくとも1人の第2のユーザを含む。
【0110】
プロセッサ1110により実行されたときに、統計収集モジュール1124は、決定モジュール1122により決定された各メディア情報及び各操作と、取得モジュール1123により取得された社交的関係チェーンとに従って、各社交的関係チェーンにおける各第2のユーザの操作統計データについての統計を収集してもよく、第2のユーザ毎に、第2のユーザの操作統計データを取得するために、第2のユーザの社交的関係チェーンにおける各第1のユーザに対応する各メディア情報及び各操作についての統計が収集される。
【0111】
プロセッサ1110により実行されたときに、選択モジュール1125は、受信モジュール1121により受信されたメディア情報取得要求に基づいて、第3のユーザの操作統計データが統計収集モジュール1124により取得された第2のユーザの操作統計データから見つかったときに、第3のユーザの操作統計データから少なくとも1つのメディア情報を選択してもよい。
【0112】
プロセッサ1110により実行されたときに、送信モジュール1126は、選択モジュール1125により選択された少なくとも1つのメディア情報を返信してもよい。
【0113】
前述のことから、プロセッサ1110により実行されたときに、メモリ1120に記憶された命令モジュールは、前述の実施例における受信モジュール、決定モジュール、取得モジュール、統計収集モジュール、選択モジュール及び送信モジュールの様々な機能を実現できることが習得され得る。
【0114】
前述の方法の実施例において、各モジュール及びユニットによりその機能を実現するための具体的な方法は、方法の実施例に記載されており、詳細はここでは再び説明しない。
【0115】
さらに、この出願の実施例における機能モジュールは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、或いはモジュールのそれぞれが物理的に単独で存在してもよく、或いは2つ以上のモジュールが1つのユニットに統合されてもよい。統合されたユニットは、ハードウェアの形式で実現されてもよく、或いはソフトウェア機能ユニットの形式で実現されてもよい。
【0116】
さらに、この開示の各実施例は、コンピュータにより実行されるデータ処理プログラムのように、データ処理デバイスを使用することにより実現されてもよい。明らかに、データ処理プログラムは、この出願を構成する。さらに、一般的に記憶媒体に記憶されたデータ処理プログラムは、記憶媒体からプログラムを直接読み取ることにより、或いはプログラムをデータ処理デバイスの記憶デバイス(ハードディスク及び/又はメモリ等)にインストール又は複製することにより実行される。したがって、このような記憶媒体もまた、この出願を構成する。記憶媒体は、いずれかの種類の記録方式、例えば、紙記憶媒体(紙テープ等)、磁気記憶媒体(フロッピーディスク、ハードディスク又はフラッシュメモリ等)、光記憶媒体(CD-ROM等)、光磁気記憶媒体(MO等)を使用してもよい。
【0117】
したがって、この出願は、データ処理プログラムを記憶する記憶媒体を更に開示する。データ処理プログラムは、この出願における方法の実施例のいずれか1つを実行するように構成される。
【0118】
前述のものは、単にこの出願の好ましい実施例に過ぎず、この出願を限定することを意図するものではない。この出願の真意及び原理内で行われる如何なる変更、等価置換又は改善も、この出願の保護範囲内に含まれるものとする。