特許6695623IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

この発明は、いわゆるフカセ釣りに供されるウキの構造に関するものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、つまるところウキフカセ釣りは、釣人が釣場の状況(風、波、水流等々)を勘案しつつロッドやリールを介して釣糸を操作し、エサが装着された釣針を所望する水中のポイント(一般に「タナ」と称され、ターゲットが摂餌する特定の水深の特定の箇所)に届ける動作を行うことである。この動作を正確に行うために、近年では「沈め釣り」という釣法が有効であると考えられている。この沈め釣りとは、ウキの浮力が中性浮力程度となるように調整された状態で、釣人が意図的にウキを潜行させつつ仕掛け全体をポイントに運ぶものである。 この釣法では、ウキは、釣針に装着されたエサの潜行を規制ないし制御するための道具としてきわめて重要である。しかも、前述のように、フカセ釣りの仕掛けがきわめて軽量であることから、釣人が釣針に装着されたエサの潜行を正確に制御するためには、ウキの浮力は0.01g単位の精度が要請される。つまり、ウキの発揮する浮力がきわめて高い精度で設定されるか否かが、道具としてのウキの良し悪しを分ける。 しかしながら、ウキが工業製品として提供される場合は、製造における加工精度に起因して浮力設定の精度に限界がある。しかも、釣りのフィールドが海である場合、海水の塩分濃度は常に一定ではなく季節や天候により変動する。これらの諸事情によって、実釣時のウキの浮力変動は、たとえウキの加工精度が十分に向上したとしても避けられない問題である。 本発明はかかる背景のもとになされたものであって、その目的は、浮力の正確な微調整が可能な釣用ウキを提供することである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

(1) 本願発明者は、できるだけ外形が小さな部品にて釣用ウキの体積が微調整されることにより、目的が達成されると考えた。そこで、本発明に係る釣用ウキは、外周面を有し、中心を貫いて軸方向に沿って形成された貫通孔及び当該軸方向に延び且つ外周面から径方向に沿って貫通孔に連通するスリットが設けられたウキ本体と、当該ウキ本体の外周面に対する突出量が調整されるように当該外周面に液密的に設けられ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
この発明によれば、コンパクト設計がなされたピストンがウキ本体に対して設けられ、当該ウキ本体の外周面からの突出量が調整されることにより、ウキ本体の重量が一定のままその体積が正確に微調整される。したがって、釣用ウキの浮力が正確に微調整される。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は、本発明の第1の釣用ウキ14が用いられた釣用仕掛けの模式図である。

【図2】図2は、釣用ウキ14の断面図である。

【図3】図3は、図2の要部拡大図である。

【図4】図4は、釣用ウキ14に採用された嵌合軸21の正面図である。

【図5】図5は、嵌合軸21の右側面図である。

【図6】図6は、嵌合軸21の縦断面図である。

【図7】図7は、図4におけるVII−VII 断面図である。

【図8】図8は、図4におけるVIII−VIII 断面図である。

【図9】図9は、釣用ウキ14のウキ本体20の平面図である。

【図10】図10は、図9におけるX−X断面図である。

【図11】図11は、図9におけるXI−XI断面図である。

【図12】図12は、図10におけるXII−XII 断面図である。

【図13】図13は、図10におけるXIII−XIII断面図である。

【図14】図14は、ウキ本体20に嵌合軸21が挿入された状態での釣用ウキ14の要部拡大断面図である。

【図15】図15は、ウキ本体20に嵌合軸21が挿入された状態での釣用ウキ14の要部拡大断面図である。

【図16】図16は、本発明の第2のウキ本体60の平面図である。

【図17】図17は、図16におけるXVII−XVII断面図 である。及びXVIII−XVIII断面図である。

【図18】図18は、図16におけるXVIII−XVIII断面図である。

【図19】図19は、本発明の各実施形態の変形例に係るピストン85の斜視図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

14・・・釣用ウキ   19・・・ピストン   20・・・ウキ本体   60・・・ウキ本体   61・・・上部本体   62・・・下部本体   63・・・外殻部   64・・・内軸部   65・・・溝   66・・・外殻部   67・・・内軸部   68・・・溝   71・・・ピストン本体   72・・・シリンダ   73・・・外周面   74・・・開口   75・・・収容室   76・・・上端面   77・・・Oリング   78・・・外周面   80・・・シリンダ部   85・・・ピストン   86・・・シリンダ部   87・・・ネジ軸   88・・・大径部   89・・・小径部   90・・・軸部   91・・・雌ねじ   92・・・頭部   93・・・真直部   94・・・頂部   95・・・雄ねじ   96・・・天面   97・・・溝      

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