【課題を解決するための手段】
【0011】
(発明の要旨)
本発明は、眼科的状態(例えば、老眼、近視、遠視、乱視、および眼の屈折における異常に関する他の状態)を処置するためのシステムを提供する。このシステムは、角膜の生理機能(角膜の屈折力が挙げられる)を、角膜の形状を変化させる動的かつ相互作用的な技術を介して変化させ、それによってその屈折力を変化させる。処置される患者は、個々の視覚的必要性に関する処置を管理し、医師または検眼医は、適切な処置レジメンを設計するために、患者からのこのフィードバックならびに患者の年齢、患者の視覚的必要性(例えば、作業習慣、日常生活)、患者の視力、眼の測定結果などに関する情報を使用する。この方法において、処置される各人間の個性および個々人の眼は、処置手順の間に考慮される。この処置は、角膜を再形成する1組の処方されたコンタクトレンズを装着する工程およびその患者に対して処方された角膜の再形成を可能にする薬学的組成物(例えば、点眼剤)を投与する工程を包含する。
【0012】
このシステムの多くの利点の1つは、角膜の変化が、あらゆる型の外科手術を利用せずになされることである。既存の処置に対する別の利点は、本発明のシステムが、動的であり、段階的であり、そして相互作用的であり;したがって、処置が、患者の視覚的必要性を満たす必要に応じて何度でも調整され得るかまたは繰り返され得る点である。また、角膜に起こるこの変化は、可逆的である。例えば、この技術は、疾患の進行、視力の変化、加齢、作業習慣の変化、読書習慣の変化などに起因して繰り返される必要があり得る。好ましくは、患者の視覚的必要性は、最初の処置によって満たされる。
【0013】
第1に、角膜の曲率における良好な調整を達成するために、器具が、角膜の屈折力、角膜の曲率、角膜の厚さ、および眼球の形状(すなわち、眼の総合力)を測定するために使用される。これらの最初の測定が行われた後、起こされるべき角膜の曲率の変化が決定され、1組のコンタクトレンズが、患者による使用のために処方される。このコンタクトレンズは、後部の曲率半径および前部の曲率半径における異なる基部の曲率ならびにその光学的直径および角膜の生理機能および構造の変化を起こす複数の周辺部に基づいて選択される。特定の実施形態において、このコンタクトレンズは、角膜の中心部に圧力を加え、それによって角膜を平らにし、そして屈折力を落とす。他の実施形態において、このコンタクトレンズは、角膜の周辺にて圧力を加え、それによって角膜の傾斜を急にし、そして屈折力を上げる。このコンタクトレンズは、所望の形状を達成し、それによって患者が必要とする屈折力を達成するために角膜の形状を、絶えず、段階的に、そして均一に変化させる。本発明のシステムに使用されるコンタクトレンズは、好ましくは既に市販されている既製のハードコンタクトレンズまたは既製のソフトコンタクトレンズである。好ましく
は、このコンタクトレンズは、角膜矯正のために特別に設計されない。このコンタクトレンズは、処置される患者のために特別に作製され得るか、またはこのコンタクトレンズは、角膜矯正のために特別に作製され得る。コンタクトレンズの装着は、所望の角膜の変化、患者の視覚的記憶、患者の年齢、このレンズに関する患者の耐性、処置の持続期間、処方される薬学的組成物などを含む種々の要因によって決定される。特定の実施形態において、このコンタクトレンズは、所望の変化がなされるまで、1日あたり数時間(例えば、1日あたり2時間、3時間、4時間、5時間、6時間、7時間、8時間、9時間、10時間、11時間、または12時間)装着されるか、数週間(2週間、3週間、4週間、5週間、6週間、7週間、8週間、9週間、または10週間)の間1日中装着される。特定の実施形態において、このコンタクトレンズは、一晩中装着される。この処置に使用されるコンタクトレンズは、患者の診察を受け持つ眼科医によって決定される処置の過程にわたって交換され得る。本発明は、角膜の屈折力を5ジオプトリまで変化させ、好ましくは4ジオプトリまで変化させ得る。
【0014】
コンタクトレンズの装着のみならず、患者はまた、角膜がより容易に成形される眼への送達に適した薬学的組成物(好ましくは点眼剤)を使用する必要がある。この薬学的組成物はまた、角膜の曲率の変化を安定化しても改良しても増加させてもよく、または所望されない副作用の発生率を減少させてもよい。特定の実施形態において、この組成物は、角膜の表面上のコンタクトレンズによって加えられる眼への機械的負荷を上昇させる。代表的に、これらの点眼剤は、酵素(例えば、ヒアルロナーゼおよび/もしくはコラゲナーゼ、ならびに/またはカルバミド(尿素)のような他の因子)を含む。特定の実施形態において、この薬学的組成物はまた、メチルセルロースまたはポリビニルアルコールのようなビヒクルを含む。この点眼剤の処方は、種々の因子(例えば、患者の年齢、角膜においてなされる変化の程度、患者の角膜の生理機能、処理される疾患、この処置の持続期間など)に依存して調整される。この点眼剤はまた、他の成分(例えば、潤滑剤、ビタミン類、抗生物質、抗炎症剤、抗アレルギー剤、免疫抑制剤、血管収縮剤、および麻酔薬)を含み得る。この点眼剤はまた、液状、スプレー状、またはゲル状であり得る。代表的に、この点眼剤は、1日に少なくとも1回投与される。特定の実施形態において、この点眼剤は、1日に1回、2回、3回、4回、または5回投与される。他の実施形態において、この点眼剤は、5分毎、15分毎、30分毎、1時間毎、2時間毎、または3時間毎に投与される。この点眼剤の使用は、患者がそのコンタクトレンズを装着する間中、継続される。本発明は、この処置方法に点眼剤として使用されるべき薬学的組成物を提供する。本発明の薬学的組成物はまた、屈折異常を低下させるかまたは緩和することによる患者の処置、および老眼の防止における、屈折矯正の外科手術との組み合わせに有用であり得る。
【0015】
特定の実施形態おいて、上記点眼剤中に見出される薬学的因子は、上記コンタクトレンズ中に含まれる。例えば、このコンタクトレンズは、このコンタクトレンズの装着がこの因子の継続的な送達を提供するように、その因子によって含浸されるかまたは覆われる。本明細書中に記載される因子のいずれか(例えば、ヒアルロニダーゼ、コラゲナーゼ、ビヒクル、抗炎症剤、潤滑剤、抗生物質など)は、上記因子の徐放性送達のためにこのコンタクトレンズに添加され得る。この因子を送達するこの様式は、そのコンタクトレンズが、患者が寝ている夜間に装着される場合に特に有用である。
【0016】
本発明の処置システムは、眼科的状態(例えば、老眼、近視、遠視、および乱視)を処置するのに有用である。この処置システムはまた、屈折異常に関する他の疾患を処置するのに有用であり得る。好ましくは、本発明のシステムは、これらの状態に対する処置の最初の方針である。他の実施形態において、その患者は、既により伝統的な処置(例えば、LASIKまたはPRKを受容し得、そして本発明のシステムは、最初の手順後に保持されるあらゆる残りの屈折異常をさらに矯正するのに使用され得る。これは、さらなる外科手術なしに任意の保持される屈折異常を矯正し得る。この残りの屈折異常は、一般的に、
上記外科手術前の屈折欠損の正確な測定の欠如に起因するが、上記のような他の原因にも起因し得る。したがって、残りの異常を矯正する最適な方法は、動的かつ相互作用的な技術(例えば、その患者が、近見視力および遠方視力に対する個人別の視覚的必要性が満たされた(すなわち、角膜の力が患者の視覚的記憶および大脳による調節に基づく患者の視覚的必要性にとって十分である)ことに気付くまで、角膜の曲率を段階的に変化させるための本発明の方法)を使用している。特定の実施形態において、この角膜の力は、好ましくは近くまたは遠くを見ることを防ぎ得ることに起因して矯正されない。その代わりに、この患者は、種々の状況(例えば、微光、疲労、遠くを見ること、近くを見ること、読書など)下における完全な視界を達成する他の補完的手段に依存し得る。
【0017】
1つの局面において、本発明は、本発明の方法を使用して、眼科的状態(例えば、老眼)を処置するのに有用な品目を含むキットを提供する。このキットは、以下の全てまたはいくつかを備え得る:コンタクトレンズのための容器、コンタクトレンズを洗浄および/または殺菌するための溶液、少なくとも1対のコンタクトレンズ、予備のコンタクトレンズ、上記のような点眼剤、潤滑剤、視力表、鏡、および患者のための説明書。好ましくは、本キットの品目は、好ましくは携帯できる人間工学的な容器中に包装される。
【0018】
別の局面において、本発明は、処置を行う眼科医、検眼医、看護士、または他のヘルスケアの専門家に有用なソフトウェアを提供する。患者についての特定の情報は、コンピューター上で実行されるプログラムに入力される。この情報としては、氏名、年齢、性別、職業、視覚的必要性の記載、視力、角膜曲率測定、検影法などが挙げられ得る。その後、このソフトウェアの操作者は、一連の質問(例えば、ハードコンタクトレンズまたはソフトコンタクトレンズ)をされる。プログラムに入力されたデータから、このソフトウェアは、使用するべきコンタクトレンズの型(例えば、ソフトまたはハード)、ジオプトリの屈折力、後部のベース曲線、後部周辺の曲率、前部曲線、前部周辺の曲線、中心部の直径、および周辺部の直径)を決定し得る。このソフトウェアはまた、患者および/または投薬レジメンに対して処方されるべき薬学的組成物の組成を決定するのに使用され得る。
【0019】
(定義)
「動物」:用語動物は、本明細書中で使用される場合、ヒトならびに非ヒト動物(例えば、哺乳動物、鳥類、爬虫類、両生類、および魚類が挙げられる)を指す。好ましくは、非ヒト動物は、哺乳動物(例えば、げっ歯類、マウス、ラット、ウサギ、サル、イヌ、ネコ、霊長類、またはブタ)である。特定の実施形態において、この動物は、ヒトである。
【0020】
「大脳による調節」:大脳の調節とは眼と大脳の運動系に関係する筋肉の動きを制御する任意の機能を指す。大脳による調節は、近くの物および遠くの物を良好に見るために、像に焦点を合わすのに必要である。特定の場合において、脳の調節とは、反射弓ならびに近くおよび遠くを良好に見るために、身体(例えば、頭、首)および眼の適切な動きを達成するのに必要とされる筋肉の刺激および神経の刺激を指す。
【0021】
「角膜の力」:角膜の力とは、曲率半径をいう場合に、角膜の屈折力のジオプトリで表される数値かまたはミリメートルで表される数値を指す。角膜の力は、視覚的記憶および大脳による調節を含む視覚系の要求を満たすのに必要とされる屈折力の数値を指す。この角膜の力を測定するために、前部の曲率半径、角膜の厚さ、および角膜の後部の曲率半径を決定することが必要である。ほとんどの場合、この角膜の力は、角膜の力に寄与する全ての種々の構造的領域が測定され得ないことに起因して、正確に測定され得ない。角膜の力はまた、(例えば、疲労に起因して)1日の間に変化し、そして毎日変化する。
【0022】
「角膜の力の変化の誘導」とは、曲率半径(それぞれの眼において患者が必要とする近見視力および遠方視力を達成する、角膜の屈折力を変化させるのに必要な屈折力を達成す
るために引き起こされるべき角膜前部の曲率半径の値)のジオプトリまたはミリメートルでの数学的変化をいう。
【0023】
「有効量」:一般的に、活性因子または薬学的組成物の「有効量」とは、所望の生物学的応答を誘発するのに必要な量を指す。当業者によって理解されるように、因子の有効量は、所望の生物学的な終点、送達される因子、処置される疾患、処置される被検体などの要因に依存して変動し得る。薬学的組成物中のヒアルロナーゼの有効量は、角膜の成形を可能にするのに十分なヒアルロン酸分子の分解に必要な量である。薬学的組成物中のコラゲナーゼの有効量は、角膜の成形を可能にするのに十分なコラーゲンの分解に必要な量である。薬学的組成物中のカルバミドの有効量は、角膜の形成を可能にするのに必要な量である。
【0024】
「成形コンタクトレンズ」:成形コンタクトレンズは、本発明の方法およびシステムとともに使用される任意のコンタクトレンズである。このレンズは、いくつかの実施形態において、形状に角膜を成形するために、特別に設計され得る。しかし、他の実施形態において、この成形コンタクトレンズは、本発明のシステムのために特別に設計されないが、視界を矯正するために、患者に代表的に装着される既製のコンタクトレンズの代わりである。この成形コンタクトレンズは、ハードであってもソフトであってもよく、透過性であっても透過性でなくてもよい。この成形コンタクトレンズは代表的に、プラスチック、ポリマーまたはガラスから作製される。いくつかの実施形態において、この成形コンタクトレンズは、角膜を特定の形状に成形するのに役立つ薬学的因子を含有する。
【0025】
「眼と大脳の運動系」:この眼と大脳の運動系とは、適切な姿勢を達成し、そして近くの物および遠くの物を見るために必要な反射、随意運動、および不随意運動を活性化し得るために相互接続(例えば、神経)によって、身体および眼球の筋肉の調整を行うように相互作用する身体の解剖学的構造をいう。このシステムとしては、視覚野、運動皮質、頭および首の筋肉、眼の筋肉、視神経、脳神経および眼が挙げられ得る。
【0026】
「分散点(point of dispersion)」:分散の点は、後方をたどる場合に発散した光線が交差する点である。この分散点はまた視覚系を特徴付ける物体の画像化または視覚刺激を指し得る。
【0027】
「支質の滑り(stromal sliding)」:支質の滑りは、角膜に対して行われる任意の屈折矯正手術後の角膜支質の移動である。支質の滑りは、角膜組織の切除または剥離の間の層の分離に起因する。これは、角膜の傷を滑らせて、それにより治癒プロセスの間に角膜の湾曲を平らにするかまたは傾斜させることを可能にする。支質の滑りはまた、本発明の技術の重要な部分である。
【0028】
「視力」:視力とは、人間の視界の透明性または鮮明さ、人間の視界がどの程度良好かの基準をいう。特定の実施形態において、それは、スネレン視力(例えば、20/20)を指す。
【0029】
「視覚的記憶」:視覚的記憶とは、人間の人生の間に眼と大脳の運動系を介して受容される脳における像の蓄積をいう。視覚的記憶は、小児期の間に最初の像が脳に届くとき形成され始める。脳は、光の波長を像として認識し、そして知覚する。脳は、視覚的刺激に反応するためにこの情報を蓄積しかつ使用して全ての像を組織化し、そのものを認識する(例えば、アルファベットの文字)。この視覚的記憶は、特定の型の刺激をどの程度頻繁に眼の前にするかに依存して発達する。視覚的記憶の発達は、網膜または脳に届く像の鮮明さ、身体的発達および精神的発達、環境の影響、遺伝などに依存し得る。この視覚的記憶は、矯正(例えば、眼鏡またはコンタクトレンズ)を伴うかまたは矯正を伴わずに脳に
伝達される像によって形成される。通常は、視覚的記憶は、例えば、病気、ストレス、疲労などに起因する、小さな矛盾を許容する。視覚的記憶は、患者が、通常の活動(例えば、運転すること、読書をすること、ものを書くこと、絵を描くこと、スポーツをすることなど)を補償し、そしてそれを行わせることを可能にする。視覚的記憶は、視力の発達に重要であり、そして身体の全ての代償機構(例えば、大脳調節)を組織化するために使用される。例えば、眼は、近くの刺激について良質な像を脳に伝達できず、視覚的記憶は、予測される視覚的な質を要求するために応答し、そして働き始める。この視覚的記憶は、特定の代償機構(例えば、大脳による調節)を導き得る。大脳による調節が、適切に補償し得ない場合、その患者は、他の代償機構(例えば、斜視、明るくすること、眼をさらに離すかまたは近付けること、眼鏡の使用など)の使用が必要であり得る。例えば、本を読むことにおいて、この患者が、疲れている場合、彼らは、読むために本を近付けて保持するかまたは明るくする必要がある。角膜の力は、好ましくは脳に伝達される視覚的な像が視覚的記憶によって受容されるように調整される。患者自身の満足および新しい像の受容は、好ましくは本発明のシステムによって角膜の力が視覚的記憶に必要とされる程度まで矯正される様式である。
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
眼科的状態を処置するための方法であって、該方法が、以下の工程;
コンタクトレンズを提供する工程;
ヒアルロニダーゼまたはコラゲナーゼを含有する、眼への投与に適した薬学的組成物を提供する工程;
眼科的状態を罹患する患者の眼に該コンタクトレンズを適用する工程;および
患者の眼に該薬学的組成物を適用する工程
を包含する、方法。
(項目2)
角膜の生理機能および構造に変化を起こすことによって眼科的状態を処置するための方法であって、該方法が、以下の工程:
成形コンタクトレンズ、およびヒアルロニダーゼまたはコラゲナーゼを含有する薬学的組成物を使用して、両眼の前面の曲率半径を変化させることによって角膜の力に変化を起こす工程;
を包含する、方法。
(項目3)
角膜の生理機能および構造に変化を起こすことによって眼科的状態を処置するための方法であって、該方法が、以下の工程:
成形コンタクトレンズ、およびヒアルロニダーゼまたはコラゲナーゼを含有する薬学的組成物を使用して、片眼のみの前面の曲率半径を変化させることによって角膜の力に変化を起こす工程;
を包含する、方法。
(項目4)
角膜の生理機能および構造に変化を起こすことによって眼科的状態を処置するための方法であって、該方法が、以下の工程:
遠方視力を実質的に消失させることなく近見視力を矯正し得る範囲内の角膜の力を、球状近視(近視)および円柱状近視(乱視)を考慮して計算する工程;
非点収差の軸と一緒に該角膜の力に起こされる変化が、該患者の視覚系に必要とされる変化になるように、患者が近見視力を必要とするそれぞれの眼に対して最適な非点収差の軸を考慮する工程;
該角膜の力における必要な変化を該患者に導き、それにより良好な近見視力が得られることを可能にする、工程;
該角膜の表面を変化させるために成形コンタクトレンズを使用する工程;および
ヒアルロニダーゼまたはコラゲナーゼを含有する薬学的組成物を該眼に投与する工程;
を包含する、方法。
(項目5)
前記球状(近視)が、+0.100D〜+0.999Dの範囲にある、項目4に記載の方法。
(項目6)
前記円柱状(乱視)が、−0.100D〜−0.999Dの範囲にある、項目4に記載の方法。
(項目7)
遠視が、+0.100D〜+0.999Dの範囲にあり、そして前記円柱状(乱視)が、−0.100D〜−0.999Dの範囲にある、項目4に記載の方法。
(項目8)
前記コンタクトレンズが、市販される、項目1、2、3または4に記載の方法。
(項目9)
前記コンタクトレンズが、特別注文ではない、項目1、2、3または4に記載の方法。
(項目10)
前記コンタクトレンズが、角膜矯正のために特別に設計されない、項目1、2、3または4に記載の方法。
(項目11)
前記コンタクトレンズが、長時間装用コンタクトレンズである、項目1、2、3または4に記載の方法。
(項目12)
前記薬学的組成物が、酵素、麻酔剤、ビタミン類、抗生物質、および抗炎症剤からなる群より選択される因子の組み合わせである、請求項1、2、3または4に記載の方法。
(項目13)
前記薬学的組成物が、ヒアルロニダーゼおよびコラゲナーゼを含有する、項目1、2、3または4に記載の方法。
(項目14)
前記薬学的組成物が、メチルセルロース、セルロース、およびポリビニルアルコールからなる群より選択されるビヒクルをさらに含有する、項目13に記載の方法。
(項目15)
前記薬学的組成物が、点眼剤の形態である、項目1、2、3または4に記載の方法。
(項目16)
前記薬学的組成物が、ゲルの形態である、項目1、2、3または4に記載の方法。
(項目17)
前記薬学的組成物が、高張性である、項目1、2、3または4に記載の方法。
(項目18)
前記薬学的組成物が、低張性である、項目1、2、3または4に記載の方法。
(項目19)
前記処置が、眼科的状態の矯正を、少なくとも7日間もたらす、項目1、2、3または4に記載の方法。
(項目20)
前記処置が、眼科的状態の矯正を、少なくとも6ヶ月間もたらす、項目1、2、3または4に記載の方法。
(項目21)
前記処置が、眼科的状態の矯正を、少なくとも1年間もたらす、項目1、2、3または4に記載の方法。
(項目22)
前記処置が、外科手術なしで3ジオプトリまでの屈折異常の矯正をもたらす、項目1、2、3または4に記載の方法。
(項目23)
前記処置が、外科手術なしで4ジオプトリまでの屈折異常の矯正をもたらす、項目1、2、3または4に記載の方法。
(項目24)
前記眼科的状態が、老眼である、項目1、2、3または4に記載の方法。
(項目25)
前記眼科的状態が、近視である、項目1、2、3または4に記載の方法。
(項目26)
前記眼科的状態が、遠視である、項目1、2、3または4に記載の方法。
(項目27)
前記眼科的状態が、乱視である、項目1、2、3または4に記載の方法。
(項目28)
薬学的組成物であって、以下:
(1)ヒアルロニダーゼおよびコラゲナーゼからなる群より選択される酵素;ならびに
(2)酵素、麻酔剤、ビタミン類、抗生物質、潤滑剤、抗炎症剤、およびビヒクルからなる群より選択される少なくとも1つの因子;を含有する、薬学的組成物。
(項目29)
前記組成物が、高張性である、項目28に記載の薬学的組成物。
(項目30)
前記組成物が、高張性である、項目28に記載の薬学的組成物。
(項目31)
前記組成物が、眼への投与に適する、項目28に記載の薬学的組成物。
(項目32)
前記組成物が、液体である、項目28に記載の薬学的組成物。
(項目33)
前記組成物が、半固体のゲルである、項目28に記載の薬学的組成物。
(項目34)
前記組成物が、ビヒクルとしてポリマーを含有する、項目28に記載の薬学的組成物。
(項目35)
前記ポリマーが、メチルセルロースおよびポリビニルアルコールからなる群より選択される、項目34に記載の薬学的組成物。
(項目36)
前記組成物が、ヒアルロニダーゼを含有する、項目28に記載の薬学的組成物。
(項目37)
前記組成物が、コラゲナーゼを含有する、項目28に記載の薬学的組成物。
(項目38)
前記組成物が、コラゲナーゼおよびヒアルロニダーゼを含有する、項目28に記載の薬学的組成物。
(項目39)
前記組成物が、麻酔剤、抗生物質、抗炎症剤、抗アレルギー剤、ビタミンA、ヒアルロニダーゼ、カルバミド、および血管収縮剤を含有する、項目28に記載の薬学的組成物。
(項目40)
項目39に記載の薬学的組成物であって、さらにコラゲナーゼを含有する、薬学的組成物。
(項目41)
前記組成物が、麻酔剤、抗生物質、抗炎症剤、抗アレルギー剤、ビタミンA、ヒアルロニダーゼ、カルバミド、サイトキナーゼ、および血管収縮剤からなる群より選択される少なくとも3つの因子を含有する、項目28に記載の薬学的組成物。
(項目42)
前記組成物が、麻酔剤、抗生物質、抗炎症剤、ビタミンA、ヒアルロニダーゼ、カルバミド、サイトキナーゼ、および血管収縮剤からなる群より選択される少なくとも4つの因子
を含有する、項目28に記載の薬学的組成物。
(項目43)
薬学的組成物であって、以下:
0.1%〜5%の範囲のヒアルロニダーゼ;
0.1%〜6%の範囲のコラゲナーゼ;および
メチルセルロースおよびポリビニルアルコールからなる群より選択されるビヒクル;
を含有する、薬学的組成物。
(項目44)
前記組成物が、低張性である、項目43に記載の組成物。
(項目45)
前記組成物が、低張性である、項目43に記載の組成物。
(項目46)
さらに、麻酔剤、抗生物質、抗炎症剤、ビタミンA、カルバミド、および血管収縮剤からなる群より選択される少なくとも1つの因子を含有する、項目43に記載の組成物。
(項目47)
コンタクトレンズ、およびヒアルロニダーゼまたはコラゲナーゼを含有する薬学的組成物を備えるキット。
(項目48)
項目47に記載のキットであって、説明書をさらに備える、キット。
(項目49)
項目47に記載のキットであって、コンタクトレンズクリーニング用品をさらに備える、キット。