(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記共有対象候補を決定するステップは、共有者が予約購入情報共有メッセージを送信した履歴に基づいて、共有対象候補又は共有対象候補のうちデフォルトで選択される第2共有対象候補を決定するステップを含む、請求項4に記載の予約購入情報共有方法。
前記予約購入情報共有メッセージを送信するステップは、共有者と前記少なくとも1つの共有対象が参加するチャットルームを用いて前記予約購入情報共有メッセージを送信するステップを含み、
前記共有対象候補は、前記共有者の友人及びチャットルームのうち少なくとも1つを含む、請求項4に記載の予約購入情報共有方法。
【発明を実施するための形態】
【0010】
下記で説明する実施形態は様々な変更が加えられることができる。特許出願の範囲がこのような実施形態によって制限も限定もされることはない。各図面に提示された同じ参照符号は同じ要素を示す。
【0011】
本明細書で開示されている特定の構造的又は機能的な説明は単に実施形態を説明するための目的として例示されたものであり、実施形態は様々な異なる形態で実施され、本明細書に説明された実施形態に限定されることはない。
【0012】
本明細書で用いた用語は、単に特定の実施形態を説明するために用いられるものであって、本発明を限定しようとする意図はない。単数の表現は、文脈上、明白に異なる意味をもたない限り複数の表現を含む。本明細書において、「含む」又は「有する」等の用語は明細書上に記載した特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品又はこれらを組み合わせたものが存在することを示すものであって、1つ又はそれ以上の他の特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部品、又はこれを組み合わせたものなどの存在又は付加の可能性を予め排除しないものとして理解しなければならない。
【0013】
異なる定義がされない限り、技術的であるか又は科学的な用語を含むここで用いる全ての用語は、本実施形態が属する技術分野で通常の知識を有する者によって一般的に理解されるものと同じ意味を有する。一般的に用いられる予め定義された用語は、関連技術の文脈上で有する意味と一致する意味を有するものと解釈すべきであって、本明細書で明白に定義しない限り、理想的又は過度に形式的な意味として解釈されることはない。
【0014】
また、添付図面を参照して説明することにおいて、図面符号に関係なく同じ構成要素は同じ参照符号を付与し、これに対する重複する説明は省略する。実施形態の説明において関連する公知技術に対する具体的な説明が実施形態の要旨を不要に曖昧にすると判断される場合、その詳細な説明は省略する。
【0015】
図1Aは、一実施形態に係る予約購入情報又はチケットを共有するためのシステムを説明するための図である。
【0016】
図1Aを参照すると、一実施形態に係るシステム100は、予約/予約購入サーバ101、メッセンジャーサーバ105、共有者端末102、及び受信者端末106を含む。ネットワーク104は、システム100内様々なエンティティ(entities)間の有無線通信を可能にする。予約/予約購入サーバ101、メッセンジャーサーバ105、共有者端末102、及び受信者端末106は、ネットワーク104を介して通信し、ネットワーク104は、標準通信技術及び/又はプロトコルを使用する。
【0017】
予約は、特定の財貨、空間又はサービス提供を予め約束したものであり、予め定義された予約情報が特定されれば、予約が完了する。予約購入は、特定の財貨、空間又はサービス提供のための値を予め支払って購入したものであり、完了した予約に対する決済が実行されれば予約購入が完了される。予約購入情報は、予約購入の対象を特定するための情報であって、予約情報と決済情報を含む。したがって、全体の予約購入情報のうちの一部は予約情報であってもよく、全体の予約購入情報のうちの一部である予約情報によって予約が完了される。
【0018】
予約又は予約購入の対象は、映画、レストラン、遊園地、展示、公演、病院、行事、宿泊、授業、航空、列車、バス、スナップ撮影、ヘアーサロン及びネイルサロンなどの様々な財貨、空間又はサービスを提供し得る。レストラン、健康診断、及び車両整備を予約購入するための予約購入情報は、日付、時間、及び場所を含む。宿泊を予約購入するための予約購入情報は、日付、場所、及び客室を含む。映画、公演、航空、列車、及びバスを予約購入するための予約購入情報は、日付、時間、場所、及び座席を含む。病院、スナップ撮影、ヘアーサロン、ネイルサロン、及びスパを予約購入するための予約購入情報は、日付、時間、場所、サービス提供者、及びサービスタイプを含む。ただし、予約又は予約購入のための予約情報又は予約購入情報は、上述した内容に制限されることなく、実施形態によって様々に変形されてもよい。
【0019】
予約/予約購入サーバ101は、予約又は予約購入に関する情報を処理、管理、送受信又は格納する動作を行う。メッセンジャーサーバ105は、メッセージの送信関連動作を処理する。共有者103の共有者端末102は、予約購入/予約情報又はチケットを共有する主体の端末であり、受信者107の受信者端末106は、予約購入/予約情報又はチケットの共有を受信する主体の端末である。ただし、共有の主体及び共有を受信する主体は固定的な概念ではなく、共有者端末102及び受信者端末106は、要求される動作に応じて受信者端末及び共有者端末のいずれか1つになる。
【0020】
共有者端末102及び受信者端末106は、パソコン、ノート型コンピュータ、スマートフォンのような移動通信端末、タブレット、ウェアラブルコンピュータ、ワークステーション、パームトップコンピュータ、個人携帯情報端末(PDA)、ウェブパッドなどのようにメモリ手段を備え、マイクロ・プロセッサを搭載して演算能力の備えたデジタル機器を含み、システム100に関するウェブ/モバイルサイトの接続又はサービス専用アプリケーションのインストール及び実行可能な全ての端末装置を意味する。
【0021】
予約購入情報又はチケットの共有サービスを提供するための個別動作の主体は、設計意図又はシステムの効率に応じて、上述したサーバ及び端末のうち少なくとも1つに対応する。上述したサーバ及び端末のうち少なくとも1つは、1つの運営主体(又は、管理者)によって運営されてもよく、別途の運営主体によって運営されてもよく、統合された形態に具現されてもよい。また、予約/予約購入サーバ101及びメッセンジャーサーバ105は、単一サーバとして具現されてもよい。この場合、単一サーバは、予約購入/予約に関する情報処理のためのモジュール及びメッセージ送信モジュールを含む。
【0022】
システム100は、共有者103が予約購入のための全体の予約購入情報のうちの一部を共有者端末102を介して入力した状態で、受信者107が残りの予約購入情報を受信者端末106により入力する動作を可能にする。そのため、システム100は、予約購入のための予約購入情報の入力に、共有者103と受信者107を全て参加させることができ、共有者103に予約購入のために入力された予約購入情報の共有を容易にし、受信者107に共有された予約購入情報に対するアクセシビリティを高めると同時に予約購入に関する手続の便宜を提供する。システム100は、単一の予約購入のための情報入力に複数のユーザを参加させ、予約購入サービスに関する電子商取引を活性化し得る。
【0023】
図1Aを参照すると、共有者端末102は、予約購入情報の入力のためのユーザインタフェース108を表示する。共有者端末102は、予約購入のための全体の予約購入情報のうち、共有者103によって入力された予約購入情報109、110、又は111を表示し、ユーザインタフェース108上の共有ボタン112を活性化する。共有者103は、活性化した共有ボタン112に対する入力を実行し、共有者端末102は、予約/予約購入サーバ101にメッセンジャーを通した共有リクエストを送信する。予約/予約購入サーバ101は、メッセンジャーサーバ105を介して受信者端末106に予約購入情報共有メッセージ115を送信する。共有者端末102及び受信者端末106にはメッセンジャーがインストールされ、共有者103は、メッセンジャーを介して予約購入情報共有メッセージ115を送信し、受信者107は、メッセンジャーを介して予約購入情報共有メッセージ115を受信する。受信者端末106は、共有者103と受信者107との間のチャットルームに予約購入情報共有メッセージ115を表示する。
図1Bを参照すると、予約購入情報共有メッセージ121は、メッセンジャーのチャットルームに表示されている。
【0024】
再び、
図1Aを参照すると、予約購入情報共有メッセージ115は、共有者103によって入力された予約購入情報のうち少なくとも一部を表示したり、全体の予約購入情報のうち、残りの予約購入情報の入力を可能にするユーザインタフェースに対するアクセス116を提供したりする。ここで、アクセスは、リンクを介して予約購入情報の入力を可能にするページに接続するのみならず、メッセンジャー内で予約購入情報の入力に関する手続を行う動作を含む。受信者107は、共有者103と受信者107との間のチャットルームに表示された予約購入情報共有メッセージ115上のクリック又はタッチを介して、ユーザインタフェースに対するアクセス116を行ってもよい。
図1Bを参照すると、メッセンジャーのチャットルームに表示される予約購入情報共有メッセージ121は、ユーザインタフェースに対するアクセス122を提供する。
【0025】
メッセンジャー内の予約購入プラットフォームは、メッセンジャー内で予約購入に関する情報の入力、共有又は予約購入に関する手続の実行を可能にする。ユーザは、メッセンジャー内で駆動される予約購入プラットフォームを介して予約購入に関する機能を実行し、予約購入情報共有のためのユーザインタフェースは、メッセンジャー内の予約購入プラットフォームを介して提供される。予約購入プラットフォームに対するアクセスは、メッセンジャー内で様々な経路を介してユーザに提供されてもよい。
図1Cを参照すると、予約購入プラットフォームに対するアクセスの経路は、メッセンジャー内のチャットルーム131、メッセンジャー内の生活型ポータル133、及びメッセンジャー内の公式アカウントのプロフィール136を含んでもよい。ここで、生活型ポータル133は、メッセンジャー内で注文、購買、買い物、予約、予約購入などの生活型機能を提供するプラットフォームを意味する。共有者は、メッセンジャー内のチャットルーム131の表示された映画予約購入ボタン132を介して予約購入プラットフォームにアクセスする。共有者は、メッセンジャー内の生活型ポータル137の複数の生活型機能を提供するためのボタンのうち、映画予約購入のための映画予約購入ボタン134を介して予約購入プラットフォームにアクセスできる。生活型ポータル137は、映画予約購入に関する情報135を表示する。共有者は、メッセンジャー内の公式アカウントのプロフィール136を介して予約購入プラットフォームにアクセスする。公式アカウントは、メッセンジャーの個人アカウントと区別される概念であって、企業、団体、組織、グループ、ブランド、アーティスト、芸能人、メディアなどに関する様々な情報を提供するためのアカウントである。公式アカウントは、企業や団体のリクエストに応じて発行され、メッセンジャーのユーザの購読又は友人登録が可能であり、メッセンジャーのユーザに公開及び推薦され、ボット(bot)形態のアカウントでも具現できる。公式アカウントのプロフィール136は、映画予約購入に関する情報を表示する。
【0026】
再び、
図1Aを参照すると、受信者107は、受信者端末106によって表示されるユーザインタフェースを介して予約購入情報を入力する。
図2〜
図4を参照して、予約購入情報共有に関する詳しい内容を後述する。
【0027】
システム100は、共有者103が予約完了されたチケットを共有者端末102を介して受信した場合、受信者107にチケットを共有するためにチケットの予約人数を考慮して受信者端末106にチケットを送信する。ここで、チケットは、物理的なチケットを仮想化した情報として、チケットに関する情報を提供するリンク形態のメッセージとして具現される。受信者端末106は、メッセンジャーを介してチケットを受信し、共有者103と受信者107との間のチャットルームにチケットが表示される。メッセンジャーのチャットルームに表示されたチケットは、チケットに関する情報を提供するユーザインタフェース、チケットに関する情報を提供するリンクに対するアクセス、又は、チケットに関する情報を提供する予約購入プラットフォームに対するアクセスを提供する。受信者107は、受信されたチケットをメッセンジャー内の予約購入プラットフォームを介して確認できる。
【0028】
システム100は、チケット共有のためのユーザインタフェースを提供し、共有されたチケットの情報を表示するためのユーザインタフェースを提供し、チケット及びチケット共有に関する情報を直観的に提供する。システム100は、チケット共有に関する情報の入力を可能にし、チケット共有に関する情報を表示するためのユーザインタフェースを提供してユーザにチケット共有の便宜性を提供し、チケット共有の乱用を防止できる。
図5〜
図7を参照して、チケット共有に関する詳しい内容を後述する。
【0029】
図2は、一実施形態に係る予約購入情報共有方法を説明するためのフローチャートであり、
図3A〜
図3Dは、一実施形態に係る予約購入情報共有に関するユーザインタフェースの例示図である。
【0030】
図2を参照すると、予約購入情報共有装置は、予約購入情報共有のためのユーザインタフェースを提供する(S201)。予約購入情報共有装置は、予約購入情報共有に関する動作を行う装置として、例えば、ソフトウェアモジュール、ハードウェアモジュール、又はその組合せで具現される。予約購入情報共有装置が行う個別動作の主体は、上述したサーバ及び上述した端末のうち少なくとも1つに対応する。例えば、予約購入情報共有のためのユーザインタフェースの提供動作は、共有者端末によって実行されたり、予約/予約購入サーバによって実行されたり、共有者端末と予約/予約購入サーバが連動して実行されてもよい。以下、予約購入情報共有装置の動作は、上述したサーバ及び上述した端末のいずれか1つによって実行されるか、複数の主導者が連動して実行されてもよい。
【0031】
図3A〜
図3Dを参照すると、映画予約購入情報の入力及び予約購入情報共有のためのユーザインタフェース301、303、311、313、321、323、331又は333が共有者端末によって表示されてもよい。
【0032】
映画予約購入のための全体の予約購入情報は、映画、上映館、上映日付、人数、及び座席にそれぞれ対応する予約購入情報を含む。ユーザインタフェース301は、上映館に対応する予約購入情報の選択を可能にする。ユーザインタフェース303は、映画に対応する予約購入情報の選択を可能にする。ユーザインタフェース311は、映画に対応する情報のうち選択された予約購入情報を表示し、上映館に対応する予約購入情報の選択ステップに切り替えることを可能にする。ユーザインタフェース313は、映画に対応する情報のうち選択された予約購入情報を表示し、上映館に対応する予約購入情報の選択を可能にする。ユーザインタフェース321は、映画に対応する情報のうち選択された予約購入情報を表示し、上映館に対応する情報のうち選択された予約購入情報を表示し、上映日付に対応する予約購入情報の選択ステップに切り替えることを可能にする。ユーザインタフェース323は、映画に対応する情報のうち選択された予約購入情報を表示し、上映館に対応する情報のうち選択された予約購入情報を表示し、上映日付に対応する予約購入情報の選択を可能にする。ユーザインタフェース331又は333は、映画に対応する情報のうち選択された予約購入情報を表示し、上映館に対応する情報のうち選択された予約購入情報を表示し、上映日付に対応する情報のうち選択された予約購入情報を表示し、人数、及び座席に対応する予約購入情報の選択ステップに切り替えることを可能にする。ユーザインタフェース311、321又は333で斜線に表示された部分は、予約購入情報が選択されたことを示すための視覚的な効果である。共有者端末は、共有者からユーザインタフェース303、311、313、321、323、331又は333上の共有ボタン304、312、314、322、324、332又は334に対する入力を受信し、受信された入力に応答して、予約購入情報共有メッセージ305、315、325又は335は受信者端末に送信されてもよい。
【0033】
予約購入情報共有装置は、予約購入情報共有のためのユーザインタフェースを介して全体の予約購入情報を特定するための複数の項目のうち、少なくとも1つの項目に対応する予約購入情報の入力を受信する(S202)。全体の予約購入情報は、予約購入を特定するために必要な情報であって、全体の予約購入情報は、複数の項目に対応する予約購入情報によって特定されてもよい。予約購入情報は、全体の予約購入情報のうちの一部である。
【0034】
ユーザインタフェースは、全体の予約購入情報を特定するための項目ごとの予約購入情報を段階的に選択する動作を可能にする。映画予約購入のための項目ごとの予約購入情報は、映画、上映館、上映日付、人数、及び座席にそれぞれ対応する予約購入情報のうち少なくとも1つを含んでもよい。例えば、予約購入情報共有装置は、映画予約購入のためのユーザインタフェースを介して上映館に対応する予約購入情報の選択を受信し、映画の選択が可能なようにユーザインタフェースを更新し、更新されたユーザインタフェースを介して映画に対応する予約購入情報の選択を受信し得る。予約購入情報共有装置は、項目別に予約購入情報の選択が可能なようにユーザインタフェースを更新し得る。
図3A〜
図3Dを参照すると、予約購入情報共有装置は、映画予約購入のための全体の予約購入情報のうち、ユーザインタフェースを介して選択された予約購入情報を受信する。
【0035】
予約購入情報共有装置は、ユーザインタフェースを介して全体の予約購入情報のうち、少なくとも一部の予約購入情報に対する共有リクエストを受信する(S203)。予約購入情報共有装置は、ユーザインタフェースを介して入力された予約購入情報及びユーザインタフェースに表示するための予約購入情報の項目のうち少なくとも1つに基づいて、ユーザインタフェース上の共有ボタンを活性化するか否かを判断する。
【0036】
予約購入情報共有装置は、入力された予約購入情報に基づいてユーザインタフェース上の共有ボタンを活性化するための条件が満たされるか否かを判断する。予約購入情報共有装置は、判断結果に基づいてユーザインタフェース上の共有ボタンを活性化する。予約購入情報共有装置は、活性化された共有ボタンを介して予約購入情報に対する共有リクエストを受信する。共有者は、ユーザインタフェース上に活性化した共有ボタンに対する入力を実行し、共有者端末は、共有リクエストを予約/予約購入サーバに送信する。入力された予約購入情報によって共有ボタンが活性化される条件は、設計意図やシステムの効率に応じて様々に変形されてもよい。例えば、予約購入情報共有装置は、入力された予約購入情報が映画、上映館、上映日付、人数、及び座席のうち少なくとも2を含むか、予約購入情報のうち映画が含まれた場合、ユーザインタフェース上の共有ボタンを活性化し得る。
【0037】
一実施形態によれば、予約購入情報共有装置は、ユーザインタフェースに表示するための予約購入情報に対応する項目を識別し、識別された項目に基づいてユーザインタフェース上の共有ボタンを活性化する。ユーザインタフェースに表示するための予約購入情報に対応する項目により共有ボタンが活性化する条件は、設計意図やシステムの効率に応じて様々に変形されてもよい。
【0038】
図3A〜
図3Dを参照すると、ユーザインタフェース301に表示するための予約購入情報に対応する項目が上映館であり、全体の予約購入情報のうち選択された予約購入情報がない場合、予約購入情報共有装置は、ユーザインタフェース301上の共有ボタン302を非活性化する。ユーザインタフェース303に表示するための予約購入情報に対応する項目が映画関係者である場合、予約購入情報共有装置は、ユーザインタフェース303上の共有ボタン304を活性化する。予約購入情報共有装置は、全体の予約購入情報のうち、ユーザインタフェース311、313、321、323、331又は333を介して選択された予約購入情報が映画に対応する予約購入情報を含んでいる場合、ユーザインタフェース311、313、321、323、331又は333上の共有ボタン312、314、322、324、332又は334を活性化する。
【0039】
予約購入情報共有装置は、特定の条件でユーザインタフェース上の共有ボタンを活性化し得る。特定の条件は、共有ボタンを活性化するための条件として、設計意図やシステムの効率に応じて様々な方式に定義される。特定の条件は、予約購入情報共有の受信者の予約購入情報入力の参加を誘導できるほど、予約購入情報が入力されたか否かに基づいて定義される。一実施形態によれば、映画予約購入のための全体の予約購入情報が項目ごとの予約購入情報を含み、項目が映画、上映館、上映日付、人数、及び座席を含んでいる場合、特定の条件は、予め入力された予約購入情報の項目に基づいて定義され得る。予約購入情報共有装置は、活性化した共有ボタンを通した予約購入情報の共有を介して、受信者の予約購入情報の入力手続を簡素化できる。
【0040】
予約購入情報共有装置は、予約購入情報に対する共有リクエストに応答して、複数の項目のうち現在まで入力された予約購入情報に対応する少なくとも1つの項目を識別する(S204)。入力された予約購入情報が映画予約購入のための全体の予約購入情報のうちの一部であり、全体の予約購入情報の項目が映画、上映館、上映日付、人数、及び座席を含でいる場合、予約購入情報共有装置は、現在まで入力された予約購入情報に対応する少なくとも1つの項目が映画、上映館、上映日付、人数、及び座席のうち少なくとも1つの組合せであると識別する。
【0041】
予約購入情報共有装置は、識別された少なくとも1つの項目に対応する第1予約購入情報を含み、全体の予約購入情報のうち、第1予約購入情報と区別される第2予約購入情報の入力を可能にする予約購入情報共有メッセージを生成する(S205)。ここで、第1予約購入情報は、予約購入情報共有メッセージを生成するために識別された項目に対応する予約購入情報である。第2予約購入情報は、第1予約購入情報と区別される予約購入情報として、例えば、全体の予約購入情報のうち、第1予約購入情報を除いた残りの予約購入情報であってもよい。全体の予約購入情報の項目が映画、上映館、上映日付、人数、及び座席を含み、識別された項目が識別された項目が映画及び上映館である場合、予約購入情報共有メッセージは、映画及び上映館に対応する第1予約購入情報を含み、上映日付、人数、及び座席に対応する第2予約購入情報の入力を可能にする。
【0042】
予約購入情報共有装置は、ユーザインタフェースを介して受信された共有リクエストに応答して、ユーザインタフェースに表示するための共有対象候補を決定し、共有対象候補は、予約購入情報共有メッセージを送信しようとする対象である共有対象の候補として、共有者端末のユーザインタフェースに表示されてもよい。
【0043】
予約購入情報共有装置は、ユーザインタフェースを介して共有対象候補のうち少なくとも1つの共有対象の選択を受信する。ユーザインタフェースは、共有者端末によって表示され、共有者は、ユーザインタフェースに表示された共有対象候補のうち少なくとも1つを選択する。共有対象候補と共有対象に関する詳しい内容は、
図4を参照して後述する。
【0044】
図4は、一実施形態に係る共有対象候補と共有対象に関する内容を説明するための図である。
【0045】
図4を参照すると、予約購入情報共有装置は、予約購入情報共有のためのユーザインタフェース401を提供し、ユーザインタフェース401上の共有ボタン402を活性化する。ユーザインタフェース401において斜線で表示された部分は、予約購入情報が選択されたことを示すための視覚的な効果である。
【0046】
予約購入情報共有装置は、共有ボタン402を通した共有リクエストに応答して、ユーザインタフェース403に表示するための共有対象候補404を決定する。上述したように、共有対象候補404を決定する主体は、予約/予約購入サーバ、共有者端末又はその組合せである。共有対象候補404は、共有者の友人及びチャットルームのうち少なくとも1つを含む。上述したように、ユーザインタフェース401は、メッセンジャー内で提供されてもよく、共有者の友人及びチャットルームは、メッセンジャーに登録された友人とメッセンジャーのチャットルームである。
【0047】
一実施形態によれば、予約購入情報共有装置は、ユーザインタフェース401のアクセスが提供されたチャットルームを識別する。上述したように、ユーザインタフェース401に対するアクセスは、メッセンジャーのチャットルームを介して提供されてもよい。受信者は、メッセンジャーのチャットルームを介してユーザインタフェース401に対するアクセスを実行し、予約購入情報共有装置は、ユーザインタフェース401を提供しながらチャットルームを識別し得る。予約購入情報共有装置は、識別されたチャットルームに参加した少なくとも1つの友人を識別し得る。予約購入情報共有装置は、識別された友人に基づいて、ユーザインタフェース403に優先的に表示するための共有対象候補を決定する。予約購入情報共有装置は、共有対象候補を整列してユーザインタフェース403に表示するため、共有対象候補のランキングを決定する。予約購入情報共有装置は、ランキングによる順に共有対象候補を整列してもよい。予約購入情報共有装置は、識別された友人のランキングを高めることができる。例えば、識別されたチャットルームに参加した友人のランキングは、チャットルームに参加していない友人のランキングよりも高くてもよい。共有者端末は、ユーザインタフェース403にランキングによって整列された順に共有対象候補を表示し得る。
【0048】
予約購入情報共有装置は、識別された友人に基づいて共有対象候補404のうちデフォルトで選択される第2共有対象候補405を決定する。ユーザインタフェースは、2共有対象候補405がデフォルトで選択されたことを示す視覚的な効果を表示する。予約購入情報共有装置は、識別された友人を第2共有対象候補405として決定し、ユーザインタフェース403は第2共有対象候補405を表示する。
【0049】
予約購入情報共有装置は、受信された第1予約購入情報が人数を含んでいる場合、人数、及びチャットルームの参加者の数に基づいて、共有対象候補404又は第2共有対象候補405を決定する。予約購入情報共有装置は、チャットルームの参加者の数が第1予約購入情報に含まれた人数以下であるチャットルームに基づいて、共有対象候補404又は第2共有対象候補405を決定する。
【0050】
予約購入情報共有装置は、共有者が予約購入情報共有メッセージを送信した履歴に基づいて、共有対象候補404又は第2共有対象候補405を決定し得る。一実施形態によれば、予約購入情報共有装置は、共有者が予約購入情報共有メッセージを送信した履歴に基づいて、予約購入情報共有メッセージを最も多く送信した友人又はチャットルームを識別し、識別された友人又はチャットルームを共有対象候補404又は第2共有対象候補405を決定し得る。
【0051】
一実施形態によれば、予約購入情報共有装置は、受信された第1予約購入情報が人数を含んでいる場合、第1予約購入情報に含まれた人数から第1予約購入情報の既共有回数を差し引いて、第1予約購入情報の共有可能な回数を生成し得る。予約購入情報共有装置は、第1予約購入情報を共有する対象の人数を共有可能な回数以下に制限し、共有対象候補404のうち少なくとも1つの共有対象の選択を受信する。
【0052】
再び
図2を参照すると、予約購入情報共有装置は、メッセンジャーを介して少なくとも1つの受信者端末に予約購入情報共有メッセージを送信する(S206)。予約購入情報共有装置は、共有者と選択された少なくとも1つの共有対象が参加するチャットルームを用いて、予約購入情報共有メッセージを送信する。予約購入情報共有装置は、予約購入情報共有メッセージの送信時にメッセンジャーサーバを用いることができる。
【0053】
図3A〜
図3Dを参照すると、受信者端末は、予約購入情報共有メッセージ305、315、325又は335を表示し、予約購入情報共有メッセージ305、315、325又は335は、第1予約購入情報のうち少なくとも一部を表示したり、第2予約購入情報の入力を可能にする第2ユーザインタフェース308、309、317、327又は337に対するアクセス306、307、316、326又は336を提供したりする。受信者端末は、受信者からアクセス306に対する入力を受信し、受信された入力に応答して、第2ユーザインタフェース309を表示する。第2ユーザインタフェース308、317、327又は337は、アクセス307、316、326又は336に対する入力に応答して、受信者端末によって表示されてもよい。予約購入情報共有メッセージ305、315、325又は335と第2ユーザインタフェース308、309、317、327又は337は、受信者端末によって表示され、受信者は、第2ユーザインタフェース308、309、317、327又は337を介して第2予約購入情報を入力し、予約購入を完了できる。
【0054】
一実施形態によれば、受信者は、第2ユーザインタフェース308、309、317、327又は337を介して共有者によって予め入力された第1予約購入情報と区別される第2予約購入情報を入力してもよいし、予め入力された第1予約購入情報を修正して入力してもよい。
【0055】
一実施形態によれば、第2ユーザインタフェース308、309、317、327又は337は、予め入力された第1予約購入情報の修正を制限してもよい。第1予約購入情報の修正制限は、共有者によって設定されてもよいし、デフォルトで設定されてもよい。第1予約購入情報の修正制限がデフォルトで設定されたことは、第1予約購入情報の修正が基本的に制限されており、第1予約購入情報の修正を許容するためには、別途の設定が必要であることを意味する。予約購入情報共有装置は、第1予約購入情報の修正を共有者及び受信者に対して制限してもよいし、第1予約購入情報の修正の権限を共有者及び受信者のうち共有者にのみ与えてもよい。例えば、第1予約購入情報の修正の権限が共有者に与えられた場合、予約購入情報共有装置は、共有者によって入力された情報を受信し、受信された情報に基づいて第1予約購入情報を修正し得る。一実施形態によれば、予約購入情報共有装置は、第2ユーザインタフェース308、309、317、327又は337を介して入力された第2予約購入情報の修正を共有者及び受信者に対して制限してもよいし、第2予約購入情報の権限を共有者及び受信者のうち受信者にのみ与えてもよい。
【0056】
一実施形態によれば、予約購入情報共有装置は、第2ユーザインタフェース308、309、317、327又は337を介して第2予約購入情報の入力を受信し、第2予約購入情報に基づいて予約購入を完了し、予約購入済みチケットを生成する。第2予約購入情報の入力が受信者の受信者端末によって実行された場合、予約購入情報共有装置はチケットを受信者端末に送信し得る。
【0057】
予約購入を完了するための決済の権限は、共有者によって設定されてもよいし、デフォルトで設定されてもよい。決済の権限がデフォルトで設定されたことは、決済の権限が基本的に誰に与えられるかが設定され、決済の権限が与えられた者を変更するためには、別途の設定が必要であることを意味する。予約購入情報共有装置は、決済の権限を共有者及び受信者のうち共有者にのみ与えてもよいし、共有者及び受信者の全てに与えてもよい。例えば、決済の権限が共有者にのみが与えられた場合、第2ユーザインタフェース308、309、317、327又は337は、決済機能を除外して第2予約購入情報の入力を可能にし、予約購入情報共有装置は、共有者による決済に応答して、予約購入済みチケットを共有者端末に送信する。一実施形態によれば、予約購入情報共有装置は、共有者及び受信者のうち、予約購入を完了するための決済の決済者を識別し、識別結果に基づいてチケットを共有者端末又は受信者端末に送信し得る。
【0058】
予約購入情報共有装置は、予約購入済みチケットのチケット共有のためのユーザインタフェースを提供し、チケット共有のためのユーザインタフェースを介してチケットの共有リクエストを受信する。予約購入情報共有装置は、チケット共有のためのユーザインタフェースを通したチケットの共有リクエストに応答して、第1予約購入情報の共有者を共有対象候補として決定してもよいし、共有対象候補のうちデフォルトで選択される第2共有対象候補として決定してもよい。例えば、予約購入情報共有装置は、「第1予約購入情報の共有者にチケットを共有しますか?はいorいいえ」のように、第1予約購入情報の共有者をチケットの共有対象に問い合わせるメッセージを表示するようにユーザインタフェースを更新する。予約購入済みチケットの予約購入情報のうちの一部が第1予約購入情報の共有者によって入力されたため、第1予約購入情報の共有者は、チケットの共有対象に優先的に決定され得る。予約購入情報共有装置は、共有者と第2受信者が参加するチャットルームを用いてチケットを送信できる。以下、
図5〜
図7を参照してチケット共有に関する実施形態について説明する。
【0059】
図5は、一実施形態に係るチケット共有方法を説明するためのフローチャートであり、
図6は、一実施形態に係るチケット共有に関するユーザインタフェースの例示図である。
【0060】
図5を参照すると、チケット共有装置は、チケット共有のためのユーザインタフェースを提供する(S501)。チケット共有装置は、チケット共有に関する動作を行う装置として、例えば、ソフトウェアモジュール、ハードウェアモジュール、又はその組合せで具現される。チケット共有装置が行う個別動作の主体は、上述したサーバ及び上述した端末のうち少なくとも1つに対応する。例えば、チケット共有のためのユーザインタフェースの提供動作は、共有者端末によって実行されたり、予約/予約購入サーバによって実行されたり、共有者端末と予約/予約購入サーバとが連動して実行されてもよい。以下、チケット共有装置の動作は、上述したサーバ及び上述した端末のいずれか1つによって実行されてもよいし、複数の主導者が連動して実行されてもよい。
図6を参照すると、共有者端末は、チケット共有のためのユーザインタフェース601を表示し、ユーザインタフェース601は、チケットに関する情報、共有ボタン602、取消しボタンを含む。
【0061】
図5を参照すると、チケット共有装置は、チケット共有のためのユーザインタフェースを介して予約完了されたチケットの共有リクエストを受信する(S502)。予約完了されたチケットは、予約購入の手続きのうち、決済を除いた手続が完了したチケットを意味するため、予約完了されたチケットの共有動作は、決済が完了して予約購入済みチケットの共有動作に適用され得る。予約完了されたチケットの共有と予約購入済みチケットの共有の実施形態は、決済の完了有無を除いて実質的に同じ方式によって具現される。
図6及び
図7に示されたチケット関連ユーザインタフェースは、予約購入済みチケットの共有に関する例示図であるが、予約購入済みチケットの共有動作は、予約完了されたチケットの共有動作に決済手続が付加されて具現され得るため、予約完了されたチケットの共有動作について主に説明する。
【0062】
図5を参照すると、チケット共有装置は、チケットの共有リクエストに応答して、ユーザインタフェースに表示するための共有対象候補を決定する(S503)。共有対象候補を決定する動作には、上述した実施形態が適用されてもよい。
図6を参照すると、チケット共有装置は、ユーザインタフェース601上の共有ボタン602を介して共有リクエストを受信し、共有対象候補が表示されるようユーザインタフェース601を更新する。
【0063】
図5を参照すると、チケット共有装置は、チケットの予約人数からチケットの既共有回数を差し引いてチケットの共有可能な回数を生成する(S504)。チケットが共有されることにより、チケットの共有可能な回数は減ら得て、チケット共有装置はチケットの共有可能な回数だけチケットを共有し得る。
【0064】
チケット共有装置は、ユーザインタフェースを介してチケットを共有する対象の人数を共有可能な回数以下に制限し、共有対象候補のうち少なくとも1つの共有対象の選択を受信する(S505)。チケット共有装置は、チケットを共有する対象の人数を制限して悪意のチケットを共有することが防止できる。一実施形態によれば、チケット共有装置は、共有対象候補のうち、ユーザインタフェースを介して選択されたチャットルームを識別し、識別されたチャットルームの参加者の数が共有可能な回数よりも大きい場合、チャットルームの参加者のうちの一部の選択が可能なようにユーザインタフェースを更新し得る。チケット共有装置は、チャットルームの参加者のうちの一部にのみチケットの共有が可能なように共有対象の選択を制限できる。一実施形態によれば、チケット共有装置は共有対象の選択に応答して、共有可能な回数を更新し、更新された共有可能な回数が表示されるようにユーザインタフェースを更新する。一実施形態によれば、チケット共有装置は、共有対象の選択に応答して、選択された少なくとも1つ以上の共有対象を共有対象リストに表示されるようユーザインタフェースを更新し得る。
【0065】
チケット共有装置は、ユーザインタフェースを介して選択された少なくとも1つの共有対象の少なくとも1つの受信者端末にチケットを送信する(S506)。
図2〜
図4を参照して説明された受信者端末は、予約購入情報共有メッセージを受信する端末であり、
図5〜
図7を参照して説明される受信者端末はチケットを受信する端末である。
【0066】
図6を参照すると、チケット共有装置は、チケットを受信した受信者の受信者端末にチケットの情報を表示するための第2ユーザインタフェース603又は604を提供する。第2ユーザインタフェース603又は604は、共有者、チケットの座席、及びチケットの座席のうち、受信者の座席のうち少なくとも1つを表示する。一実施形態によれば、チケット共有装置は、第2ユーザインタフェース604を介してチケットの共有拒絶リクエストを受信してもよい。第2ユーザインタフェース604は、共有拒絶ボタン605を含み、受信者は、受信者端末に表示された共有拒絶ボタン605に対する入力を行ってもよい。チケット共有装置は、共有拒絶ボタン605を通した共有拒絶リクエストに応答して、チケットの既共有回数を増やし得る。チケット共有装置は、共有拒絶ボタン605を通した共有拒絶リクエストに応答して、拒絶した共有対象が共有対象リストから消えるようにユーザインタフェース601を更新する。
【0067】
図7は、一実施形態に係るチケット共有に関するユーザインタフェースの例示図である。
【0068】
図7を参照すると、チケット共有装置はチケットを送信し、チケットの共有された共有対象702が表示されるようにユーザインタフェース701を更新する。ユーザインタフェース701は、チケットの共有者端末によって表示される。ユーザインタフェース701は、チケットの座席703及び704を表示する。チケット共有装置は、共有対象702に送信されたチケットの座席704と共有が可能な座席703が互いに区別され、チケットの座席703及び704が表示されるようにユーザインタフェース701を更新する。ユーザインタフェース701は、チケット予約の取消しを可能にする予約取消しボタン705を含む。
【0069】
一実施形態によれば、受信者端末はチケットを受信し、チケットの情報を表示するための第2ユーザインタフェースを受信者に提供する。チケット共有装置は、第2ユーザインタフェースを介してチケットの共有拒絶リクエストを受信し、受信された共有拒絶リクエストに応答して共有対象から受信者を除外する。チケット共有装置は、受信者の除外された共有対象が表示されるようにユーザインタフェース701を更新する。更新されたユーザインタフェース701は、受信者を除外して共有対象を表示する。チケット共有装置は、受信者が除外された共有対象の座席が区別され、チケットの座席が表示されるようにユーザインタフェース701を更新できる。
【0070】
一実施形態によれば、チケット共有装置は、チケットの共有者がチケットの予約者であるか否かを判断する。チケットの共有者がチケットの予約者である場合、チケット共有装置は、ユーザインタフェース701を介して共有対象のうち少なくとも1つの共有取消し対象の選択を受信し、選択された少なくとも1つの共有取消し対象の受信者端末に送信されたチケットを取り消す。チケット共有装置は、受信者端末にチケットの共有取消しの知らせを送信する。チケット共有装置は、共有取消し対象を除外して共有対象を更新する。チケット共有装置は、更新された共有対象が表示され、更新された共有対象の座席が区別されてチケットの座席が表示されるようにユーザインタフェース701を更新できる。
【0071】
チケット共有装置は、予約によって特定される時間に基づいて、チケットの共有の取消し可能の如何を判断し、判断結果に基づいてチケットの共有の取消しを制限できる。例えば、共有取消し時間が予約購入された映画の上映時間20分前からはチケットの共有取消しができないように共有取消し可能条件が設定されてもよい。
【0072】
一実施形態によれば、チケット共有装置は、チケットの共有者がチケットの予約者である場合、ユーザインタフェース701を介してチケットの予約取消しリクエストを受信する。チケット共有装置は、予約取消しリクエストに応答して、チケットの予約を取り消してもよい。チケット共有装置は、ユーザインタフェース701上の予約取消しボタン705を介してチケットの予約取消しリクエストを受信する。チケット共有装置は、チケットが送信された受信者端末にチケットの予約取消しの知らせを送信してもよい。チケット共有装置は、予約の取消しを表示するためのユーザインタフェースを提供できる。
【0073】
図示していないが、一実施形態に係るサーバ及び端末は少なくとも1つのプロセッサ、メモリ、及び通信インタフェースを含む。プロセッサ、メモリ、及び通信インタフェースは、通信バスを介して接続される。プロセッサは、メモリ及び通信インタフェースを用いて
図1〜
図7を参照して前述した少なくとも1つの方法又は少なくとも1つの方法に対応するアルゴリズムを行う。プロセッサは、プログラムを実行してサーバを制御する。プロセッサによって実行されるプログラムコードは、メモリに格納されてもよい。メモリは、データベースを格納する。メモリは、例えば、DRAM、SRAM、DDR RAM、又は他の高速アクセス固体状態のメモリ装置などのような高速ランダムアクセスメモリ(high−speed random access memory)を含んでもよい。メモリは、揮発性メモリ及び不揮発性メモリを含む。メモリは、プロセッサから遠隔に位置する少なくとも1つの記憶装置を選択的に含み得る。
【0074】
サーバは、例えば、単一のサーバコンピュータ又はこれに類似のシステム又は1つ以上のサーババンク又はその他の配列に応じて配列される複数のサーバであってもよい。サーバは、単一施設に置かれてもよく、又は多くの互いに異なる地理的位置の間に分散されたサーバ「クラウド(cloud)」であってもよい。
【0075】
以上で述した実施形態は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、又はハードウェア構成要素及びソフトウェア構成要素の組合せで具現される。実施形態に係る方法は、様々なコンピュータ手段を介して実行され得るプログラム命令形態で具現され、コンピュータで読み出し可能な媒体に記録され得る。前記記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独又は組み合わせて含むことができる。
【0076】
上述したように実施形態をたとえ限定された図面によって説明したが、当技術分野で通常の知識を有する者であれば、上記の説明に基づいて様々な技術的な修正及び変形を適用することができる。例えば、説明された技術が説明された方法と異なる順で実行されるし、及び/又は説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が説明された方法と異なる形態で結合又は組み合わせられてもよいし、他の構成要素又は均等物によって置き換え又は置換されたとしても適切な結果を達成することができる。
【0077】
したがって、本発明の範囲は、開示された実施形態に限定されて定められるものではなく、特許請求の範囲及び特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるものである。