(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6697075
(24)【登録日】2020年4月27日
(45)【発行日】2020年5月20日
(54)【発明の名称】車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法
(51)【国際特許分類】
H04W 4/44 20180101AFI20200511BHJP
H04W 4/46 20180101ALI20200511BHJP
H04W 12/06 20090101ALI20200511BHJP
H04W 16/14 20090101ALI20200511BHJP
H04W 76/10 20180101ALI20200511BHJP
【FI】
H04W4/44
H04W4/46
H04W12/06
H04W16/14
H04W76/10
【請求項の数】28
【全頁数】20
(21)【出願番号】特願2018-519908(P2018-519908)
(86)(22)【出願日】2016年1月20日
(65)【公表番号】特表2019-506762(P2019-506762A)
(43)【公表日】2019年3月7日
(86)【国際出願番号】CN2016071493
(87)【国際公開番号】WO2017124333
(87)【国際公開日】20170727
【審査請求日】2019年1月4日
(73)【特許権者】
【識別番号】516227559
【氏名又は名称】オッポ広東移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100091982
【弁理士】
【氏名又は名称】永井 浩之
(74)【代理人】
【識別番号】100091487
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 行孝
(74)【代理人】
【識別番号】100082991
【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 泰和
(74)【代理人】
【識別番号】100105153
【弁理士】
【氏名又は名称】朝倉 悟
(74)【代理人】
【識別番号】100107582
【弁理士】
【氏名又は名称】関根 毅
(74)【代理人】
【識別番号】100120385
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 健之
(72)【発明者】
【氏名】フェン、ビン
【審査官】
本橋 史帆
(56)【参考文献】
【文献】
国際公開第2016/004903(WO,A1)
【文献】
特開2010−245888(JP,A)
【文献】
中国特許出願公開第104508996(CN,A)
【文献】
NEC,Deployment scenarios of LTE-based V2X[online],3GPP TSG-RAN WG1#82 R1-154194,<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_82/Docs/R1-154194.zip>,2015年 8月28日
【文献】
Huawei, HiSilicon,Remaining issues on Inter-carrier Discovery transmission[online],3GPP TSG-RAN WG2#92 R2-156531,<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_92/Docs/R2-156531.zip>,2015年11月20日
【文献】
Ericsson,V2X Scenarios[online],3GPP TSG-RAN WG2#92 R2-156636,<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_92/Docs/R2-156636.zip>,2015年11月20日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24− 7/26
H04W 4/00−99/00
3GPP TSG RAN WG1−4
SA WG1−4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法であって、
端末デバイスは、サーチされたサービングセルに属するネットワークデバイスと無線リソース接続を確立することと、
前記端末デバイスは、前記ネットワークデバイスより送信された第2通信事業者の情報を受信することと、
前記端末デバイスは、第1通信事業者より送信されたデータを受信すること、及び/又は、前記端末デバイスは、前記第2通信事業者の情報に基づいて、前記第2通信事業者より送信されたデータを受信することと、
を含み、
前記ネットワークデバイスが前記第1通信事業者によって配置され、前記第2通信事業者の情報が、識別情報と周波数リソース情報のうちの少なくとも一つを含み、
前記第2通信事業者の情報は、前記ネットワークデバイスがコアネットワークデバイスに前記端末デバイスの身分識別情報を送信し、前記ネットワークデバイスが、前記コアネットワークデバイスにより前記端末デバイスの身分識別情報に基づいて前記端末デバイスへの認証に成功した時に送信された認証が成功されたことを示す情報を受信した後に、前記ネットワークデバイスより送信されるものである、
ことを特徴とする前記車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法。
【請求項2】
前記サービングセルの属する無線通信ネットワークは、前記第1通信事業者と前記第2通信事業者とにより配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法。
【請求項3】
前記端末デバイスは、サーチされたサービングセルに属するネットワークデバイスと無線リソース接続を確立することは、
前記端末デバイスは、前記ネットワークデバイスに、前記端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを送信することを含み、
ここで、前記端末デバイスの身分識別情報が、コアネットワークデバイスが前記端末デバイスに対して認証を行うために用いられ、前記接続確立起因情報が無線リソース接続の起因を示すために用いられ、前記端末タイプ識別情報は、前記端末デバイスのタイプを識別するために用いられる、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法。
【請求項4】
前記端末デバイスは、前記ネットワークデバイスに、前記端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを送信することは、
前記端末デバイスは、前記ネットワークデバイスに接続確立要求メッセージを送信することと、又は、
前記端末デバイスは、前記ネットワークデバイスに接続確立完成メッセージを送信することと、
を含み、
前記接続確立要求メッセージは、前記端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを含み、前記接続確立完成メッセージは、前記端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法。
【請求項5】
前記端末デバイスは、前記ネットワークデバイスに通信事業者情報要求情報を送信することをさらに含み、
前記通信事業者情報要求情報は、前記第2通信事業者の情報を前記端末デバイスへ送信することを前記ネットワークデバイスに要求するために用いられる、
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法。
【請求項6】
車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法であって、
ネットワークデバイスは、端末デバイスと無線リソース接続を確立することと、
コアネットワークデバイスが前記端末デバイスの身分識別情報に基づいて前記端末デバイスに対して認証を行わせるように、前記ネットワークデバイスは、前記コアネットワークデバイスに前記端末デバイスの身分識別情報を送信することと、
前記ネットワークデバイスは、前記コアネットワークデバイスより送信された、認証が成功されたことを示す情報を受信した場合、前記端末デバイスに第2通信事業者の情報を送信することと、
を含み、
前記ネットワークデバイスが、前記端末デバイスのサーチされたサービングセルに属するネットワークデバイスであり、前記ネットワークデバイスが第1通信事業者によって配置され、前記第2通信事業者の情報が、識別情報と周波数リソース情報のうちの少なくとも一つを含む、
ことを特徴とする前記車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法。
【請求項7】
前記ネットワークデバイスは、端末デバイスと無線リソース接続を確立することは、
前記ネットワークデバイスは、前記端末デバイスより送信される、前記端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを受信することを含み、
ここで、前記接続確立起因情報が無線リソース接続の起因を示すために用いられ、前記端末タイプ識別情報は、前記端末デバイスのタイプを示すために用いられる、
ことを特徴とする請求項6に記載の車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法。
【請求項8】
前記ネットワークデバイスが、前記端末デバイスより送信された、前記端末デバイスの身分識別情報と前記端末タイプ識別情報とを受信した場合、前記ネットワークデバイスが、コアネットワークデバイスに前記端末デバイスの身分識別情報を送信することは、
前記ネットワークデバイスは、受信された前記端末デバイスの身分識別情報と、前記端末タイプ識別情報とを前記コアネットワークデバイスに転送することを含む、
ことを特徴とする請求項7に記載の車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法。
【請求項9】
前記ネットワークデバイスは、前記端末デバイスと無線リソース接続を確立する時の占用する周波数リソースのタイプに基づいて、前記端末デバイスのタイプを確定することと、
前記ネットワークデバイスは、前記コアネットワークデバイスに前記端末デバイスのタイプを識別する識別情報を送信することと、
をさらに含む、
ことを特徴とする請求項6に記載の車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法。
【請求項10】
前記ネットワークデバイスが、前記端末デバイスより送信される、前記端末デバイスの身分識別情報、前記接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを受信することは、
前記ネットワークデバイスは、前記端末デバイスより送信された接続確立要求メッセージを受信することと、又は、
前記ネットワークデバイスは、前記端末デバイスより送信された接続確立完成メッセージを受信することと、
を含み、
前記接続確立要求メッセージが、前記端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを含み、前記接続確立完成メッセージが、前記端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを含む、
ことを特徴とする請求項7に記載の車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法。
【請求項11】
前記端末デバイスに第2通信事業者の情報を送信することは、
前記端末デバイスより送信された通信事業者情報要求情報を受信した場合、前記端末デバイスに前記第2通信事業者の情報を送信することを含む、
ことを特徴とする請求項6〜10のいずれか1項に記載の車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法。
【請求項12】
車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法であって、
コアネットワークデバイスは、ネットワークデバイスより送信される端末デバイスの身分識別情報を受信することと、
前記コアネットワークデバイスは、前記端末デバイスの身分識別情報に基づいて、前記端末デバイスに対して認証を行うことと、
前記ネットワークデバイスが前記認証が成功されたことを示す情報を受信した時に、前記端末デバイスに第2通信事業者の情報を送信するように、前記コアネットワークデバイスは、前記端末デバイスに対して認証に成功した時に、前記ネットワークデバイスに認証が成功されたことを示す情報を送信することと、
を含み、
前記ネットワークデバイスが、前記端末デバイスのサーチされたサービングセルに属するネットワークデバイスであり、前記ネットワークデバイスが第1通信事業者によって配置され、前記第2通信事業者の情報が、識別情報と周波数リソース情報のうちの少なくとも一つを含む、
ことを特徴とする前記車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法。
【請求項13】
前記コアネットワークデバイスは、前記ネットワークデバイスに前記第2通信事業者の情報を送信することをさらに含む、
ことを特徴とする請求項12に記載の車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法。
【請求項14】
端末デバイスであって、
サーチされたサービングセルに属するネットワークデバイスと、無線リソース接続を確立するように構成される通信確立ユニットと、
前記ネットワークデバイスより送信された第2通信事業者の情報を受信するように構成される送受信ユニットと、
を含み、
前記ネットワークデバイスが第1通信事業者によって配置され、前記第2通信事業者の情報が、識別情報と周波数リソース情報のうちの少なくとも一つを含み、
前記送受信ユニットは、前記第1通信事業者より送信されたデータを受信し、及び/又は、前記端末デバイスは、前記第2通信事業者の情報に基づいて、前記第2通信事業者より送信されたデータを受信するようにさらに構成され、
前記第2通信事業者の情報は、前記ネットワークデバイスがコアネットワークデバイスに前記端末デバイスの身分識別情報を送信し、前記ネットワークデバイスが、前記コアネットワークデバイスにより前記端末デバイスの身分識別情報に基づいて前記端末デバイスへの認証に成功した時に送信された認証が成功されたことを示す情報を受信した後に、前記ネットワークデバイスより送信されるものである、
ことを特徴とする前記端末デバイス。
【請求項15】
前記サービングセルの属する通信ネットワークは、前記第1通信事業者と前記第2通信事業者とにより配置される、
ことを特徴とする請求項14に記載の端末デバイス。
【請求項16】
前記送受信ユニットは、具体的に、
前記ネットワークデバイスに、前記端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを送信するように構成され、
ここで、前記端末デバイスの身分識別情報が、コアネットワークデバイスが前記端末デバイスに対して認証を行うために用いられ、前記接続確立起因情報が無線リソース接続の起因を示すために用いられ、前記端末タイプ識別情報が前記端末デバイスのタイプを示すために用いられる、
ことを特徴とする請求項14又は15に記載の端末デバイス。
【請求項17】
前記送受信ユニットは、具体的に、
前記ネットワークデバイスに接続確立要求メッセージを送信し、又は、
前記ネットワークデバイスに接続確立完成メッセージを送信するように構成され、
前記接続確立要求メッセージが、前記端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを含み、前記接続確立完成メッセージが、前記端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを含む、
ことを特徴とする請求項16に記載の端末デバイス。
【請求項18】
前記送受信ユニットは、
前記ネットワークデバイスに通信事業者情報要求情報を送信するようにさらに構成され、前記通信事業者情報要求情報は、前記第2通信事業者の情報を前記端末デバイスへ送信することを前記ネットワークデバイスに要求するために用いられる、
ことを特徴とする請求項14〜17のいずれか1項に記載の端末デバイス。
【請求項19】
ネットワークデバイスであって、
端末デバイスと無線リソース接続を確立するように構成される通信確立ユニットと、
コアネットワークデバイスが前記端末デバイスの身分識別情報に基づいて、前記端末デバイスに対して認証を行わせるように、前記コアネットワークデバイスに前記端末デバイスの身分識別情報を送信するように構成される送受信ユニットと、
を含み、
前記ネットワークデバイスが、前記端末デバイスのサーチされたサービングセルに属するネットワークデバイスであり、前記ネットワークデバイスが第1通信事業者によって配置され、
前記送受信ユニットは、前記コアネットワークデバイスより送信される、認証が成功されたことを示す情報を受信した時に、前記端末デバイスに第2通信事業者の情報を送信するようにさらに構成され、前記第2通信事業者の情報が、識別情報と周波数リソース情報のうちの少なくとも一つを含む、
ことを特徴とする前記ネットワークデバイス。
【請求項20】
前記サービングセルの属する通信ネットワークは、前記第1通信事業者と前記第2通信事業者とにより配置される、
ことを特徴とする請求項19に記載のネットワークデバイス。
【請求項21】
前記送受信ユニットは、
前記端末デバイスより送信される、前記端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを受信するようにさらに構成され、
ここで、前記接続確立起因情報が無線リソース接続の起因を示すために用いられ、前記端末タイプ識別情報が前記端末デバイスのタイプを示すために用いられる、
ことを特徴とする請求項19又は20に記載のネットワークデバイス。
【請求項22】
前記送受信ユニットが前記端末デバイスより送信された、前記端末デバイスの身分識別情報と前記端末タイプ識別情報とを受信した場合、前記送受信ユニットは、具体的に、
受信された前記端末デバイスの身分識別情報と、前記端末タイプ識別情報とを前記コアネットワークデバイスに転送するように構成される、
ことを特徴とする請求項21に記載のネットワークデバイス。
【請求項23】
前記通信確立ユニットは、前記端末デバイスと無線リソース接続を確立する時の占用する周波数リソースのタイプに基づいて、前記端末デバイスのタイプを確定するようにさらに構成され、
ここで、前記送受信ユニットは、
前記コアネットワークデバイスに前記端末デバイスのタイプを識別する識別情報を送信するようにさらに構成される、
ことを特徴とする請求項19又は20に記載のネットワークデバイス。
【請求項24】
前記送受信ユニットは、具体的に、
前記端末デバイスより送信された接続確立要求メッセージを受信し、又は、
前記端末デバイスより送信された接続確立完成メッセージを受信するように構成され、
前記接続確立要求メッセージが、前記端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを含み、前記接続確立完成メッセージが、前記端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを含む、
ことを特徴とする請求項21に記載のネットワークデバイス。
【請求項25】
前記送受信ユニットは、具体的に、
前記端末デバイスより送信された通信事業者情報要求情報を受信した場合、前記端末デバイスに前記第2通信事業者の情報を送信するように構成される、
ことを特徴とする請求項19〜24のいずれか1項に記載のネットワークデバイス。
【請求項26】
コアネットワークデバイスであって、
ネットワークデバイスより送信される端末デバイスの身分識別情報を受信するように構成される送受信ユニットと、
前記端末デバイスの身分識別情報に基づいて、前記端末デバイスに対して認証を行うように構成される認証ユニットと、
を含み、
前記ネットワークデバイスが、前記端末デバイスのサーチされたサービングセルに属するネットワークデバイスであり、前記ネットワークデバイスが第1通信事業者によって配置され、
前記送受信ユニットは、前記認証ユニットが前記端末デバイスに対して認証に成功した時に、前記ネットワークデバイスに認証が成功されたことを示す情報を送信するようにさらに構成され、前記ネットワークデバイスが、前記認証が成功されたことを示す情報を受信した時に、前記端末デバイスに第2通信事業者の情報を送信し、前記第2通信事業者の情報が、識別情報と周波数リソース情報のうちの少なくとも一つを含む、
ことを特徴とする前記コアネットワークデバイス。
【請求項27】
前記送受信ユニットは、
前記ネットワークデバイスに前記第2通信事業者の情報を送信するようにさらに構成される、
ことを特徴とする請求項26に記載のコアネットワークデバイス。
【請求項28】
前記サービングセルの属する通信ネットワークは、前記第1通信事業者と前記第2通信事業者とにより配置される、
ことを特徴とする請求項26又は27に記載のコアネットワークデバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信分野に関し、具体的には、車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法及びデバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
現行のロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)システムにおいて、移動局は、ランダムアクセスによってアップリンク同期とアップリンクリソースの要求を完了させた後に、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)接続確立要求(Connection Request)によって、ネットワーク側に接続確立フローを起動させる。この時に、移動局は、ネットワークに識別させるように、自身の識別情報(S−TMSI)を持ってネットワーク側に自身を識別させる。当該識別子はコアネットワークにより割り当てられたものであり、mmec+m−TMSIより構成される。ここで、mmecは移動管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)情報を識別するものであり、m−TMSIは、当該MMEにおける当該移動局の唯一の識別子である。それと同時に、移動局は、選択した公衆携帯電話ネットワーク(PLMN:Public Land Mobile Network)を報告する。ネットワーク側基地局デバイスは、移動局のS−TMSIを取得してから、S1シグナリングを介してMMEに告知し、MMEによって移動局が正当であるか否かを判断する。
【0003】
現在、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)は、LTEシステムに基づいて、車車間・路車間通信(V2X)を導入することを研究しており、ここで、V2X端末のアクセスは、通信フロー全体における肝心な問題である。しかし、将来のV2X通信システムは、一つだけの通信事業者により配置されるわけではなく、V2X端末は、複数の通信事業者のシステムに同時にアクセスし、複数の通信事業者のネットワークにデータを送受信する必要がある。そのため、如何にV2X端末にV2Xネットワークにアクセスさせるかについては、早急な解決の待たれる技術課題である。
【発明の概要】
【0004】
本発明は、車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法及びデバイスを提供し、V2X端末が通信ネットワークへのアクセスに成功することを保証することができ、同時に、端末デバイスがネットワークにおけるその他の通信事業者の情報をタイムリーに把握することを保証することができ、端末デバイスが複数の通信事業者ネットワークにデータを送信すること、又は複数の通信事業者ネットワークからデータを受信することができるようにする。
【0005】
第1の態様において、車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法を提供し、
端末デバイスは、サーチされたサービングセルに属するネットワークデバイスと無線リソース接続を確立することと、
当該端末デバイスは、当該ネットワークデバイスより送信された第2通信事業者の情報を受信することと、
当該端末デバイスは、当該第1通信事業者より送信されたデータを受信すること、及び/又は、当該端末デバイスは、当該第2通信事業者の情報に基づいて、当該第2通信事業者より送信されたデータを受信することと、
を含み、当該ネットワークデバイスが第1通信事業者によって配置され、当該第2通信事業者の情報が、識別情報と周波数リソース情報のうちの少なくとも一つを含む。
【0006】
選択肢として、当該第2通信事業者の情報は、当該ネットワークデバイスが、コアネットワークデバイスより送信される、当該端末デバイスに対する認証が成功されたことを示す情報を受信した時に、端末デバイスに送信されたものである。
【0007】
そのため、本発明の実施例における車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法は、端末デバイスのアクセスを実現することができ、端末デバイスがネットワーク内のその他の通信事業者の情報をタイムリーに把握することを保証することができ、端末デバイスが複数の通信事業者ネットワークにデータを送信すること、又は複数の通信事業者ネットワークからデータを受信することをできるようにする。
【0008】
第1の態様を結合し、第1の態様の第1の可能な実施形態において、当該サービングセルの属する通信ネットワークは、当該第1通信事業者と当該第2通信事業者とにより配置される。
【0009】
第1の態様及びそれの上記実施形態を結合し、第1の態様の第2の可能な実施形態において、当該端末デバイスは、サーチされたサービングセルに属するネットワークデバイスと無線リソース接続を確立することは、
当該端末デバイスは、当該ネットワークデバイスに、当該端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを送信することを含み、
ここで、当該端末デバイスの身分識別情報が、コアネットワークデバイスが当該端末デバイスに対して認証を行うために用いられ、当該接続確立起因情報が無線リソース接続の起因を示すために用いられ、当該端末タイプ識別情報が当該端末デバイスのタイプを識別するために用いられる。
【0010】
第1の態様的第2の可能な実施形態を結合し、第1の態様の第3の可能な実施形態において、当該端末デバイスは、当該ネットワークデバイスに、当該端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを送信することは、
当該端末デバイスは、当該ネットワークデバイスに接続確立要求メッセージを送信すること、又は、
当該端末デバイスは、当該ネットワークデバイスに接続確立完成メッセージを送信すること、
を含み、当該接続確立要求メッセージは、当該端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを含み、当該接続確立完成メッセージは、当該端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを含む。
【0011】
第1の態様と上記実施形態を結合し、第1の態様の第4の可能な実施形態において、当該方法は、当該端末デバイスは、当該ネットワークデバイスに通信事業者情報要求情報を送信することをさらに含み、当該通信事業者情報要求情報が、当該端末デバイスに当該第2通信事業者の情報を送信するように、当該ネットワークデバイスに要求するために用いられる。
【0012】
端末デバイスは、アクセスしようとするサービングセルの属するネットワークのその他の通信事業者の情報を自身に記憶していない場合、対応する識別子によって、当該端末デバイスに当該サービングセルのその他の通信事業者の情報を告知するように、ネットワーク側に要求する。
【0013】
第1の態様及びそれの上記実施形態を結合し、第1の態様の第5の可能な実施形態において、当該端末デバイスは、当該ネットワークデバイスより送信された第2通信事業者の情報を受信することは、当該端末デバイスは、当該ネットワークデバイスより送信される再配置メッセージを受信することを含み、当該再配置メッセージが、当該第2通信事業者の情報を含む。
【0014】
第2の態様において、車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法を提供し、
ネットワークデバイスは、端末デバイスと無線リソース接続を確立することと、
当該コアネットワークデバイスが当該端末デバイスの身分識別情報に基づいて、当該端末デバイスに対して認証を行わせるように、当該ネットワークデバイスは、コアネットワークデバイスに当該端末デバイスの身分識別情報を送信することと、
当該ネットワークデバイスは、当該コアネットワークデバイスより送信される、認証が成功されたことを示す情報を受信した場合、当該端末デバイスに第2通信事業者情報を送信することと、
を含み、当該ネットワークデバイスが、当該端末デバイスのサーチされたサービングセルに属するネットワークデバイスであり、当該ネットワークデバイスが第1通信事業者によって配置され、当該第2通信事業者の情報が、識別情報と周波数リソース情報のうちの少なくとも一つを含む。
【0015】
そのため、本発明の実施例での車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法は、端末デバイスのアクセスを実現することができ、端末デバイスがネットワーク内のその他の通信事業者の情報をタイムリーに把握することを保証することができ、端末デバイスが複数の通信事業者ネットワークにデータを送信すること、又は複数の通信事業者ネットワークからデータを受信することをできるようにする。
【0016】
第2の態様を結合し、第2の態様の第1の可能な実施形態において、当該サービングセルの属する通信ネットワークは、第1通信事業者と第2通信事業者とによって配置される。
【0017】
第2の態様又は上記可能な実施形態を結合し、第2の態様の第2の可能な実施形態において、当該ネットワークデバイスは、端末デバイスと無線リソース接続を確立することは、
当該ネットワークデバイスは、該端端末デバイスより送信される、当該端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを受信することを含み、
ここで、当該接続確立起因情報が無線リソース接続の起因を示すために用いられ、当該端末タイプ識別情報が当該端末デバイスのタイプを識別するために用いられる。
【0018】
第2の態様的第2の可能な実施形態を結合し、第2の態様の第3の可能な実施形態において、当該ネットワークデバイスが、当該端末デバイスより送信された当該端末デバイスの身分識別情報和当該端末タイプ識別情報を受信した場合、当該ネットワークデバイスが、コアネットワークデバイスに当該端末デバイスの身分識別情報を送信することは、当該ネットワークデバイスは、受信された当該端末デバイスの身分識別情報と当該端末タイプ識別情報とを当該コアネットワークデバイスに転送することを含む。
【0019】
第2の態様又は上記可能な実施形態を結合し、第2の態様の第4の可能な実施形態において、当該方法は、当該ネットワークデバイスは、当該端末デバイスと無線リソース接続を確立する時の占用する周波数リソースのタイプに基づいて、当該端末デバイスのタイプを確定することと、当該ネットワークデバイスは、当該コアネットワークデバイスに当該端末デバイスのタイプを識別する識別情報を送信することとを含む。
【0020】
第2の態様的第2の可能な実施形態を結合し、第2の態様の第5の可能な実施形態において、当該ネットワークデバイスが、当該端末デバイスより送信される、当該端末デバイスの身分識別情報、当該接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを受信することは、
当該ネットワークデバイスは、当該端末デバイスより送信された接続確立要求メッセージを受信すること、
又は、
当該ネットワークデバイスは、当該端末デバイスより送信された接続確立完成メッセージを受信すること、
を含み、当該接続確立要求メッセージは、当該端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを含み、当該接続確立完成メッセージは、当該端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを含む。
【0021】
第2の態様、及び上記可能な実施形態を結合し、第2の態様の第6の可能な実施形態において、当該が当該端末デバイスに第2通信事業者の情報を送信することは、当該端末デバイスより送信された通信事業者情報要求情報を受信した場合、当該端末デバイスに当該第2通信事業者の情報を送信することを含む。
【0022】
第2の態様、及び上記可能な実施形態を結合し、第2の態様の第7の可能な実施形態において、当該方法は、当該ネットワークデバイスは、当該コアネットワークデバイスより送信される当該第2通信事業者の情報を受信することをさらに含む。
【0023】
第3の態様において、車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法を提供し、
コアネットワークデバイスは、ネットワークデバイスより送信される端末デバイスの身分識別情報を受信することと、
当該コアネットワークデバイスは、当該端末デバイスの身分識別情報に基づいて、当該端末デバイスに対して認証を行うことと、
当該認証が成功されたことを示す情報を受信した時に、当該ネットワークデバイスに当該端末デバイスに第2通信事業者の情報を送信させるように、当該コアネットワークデバイスは、当該端末デバイスに対して認証が成功した場合、当該ネットワークデバイスに認証が成功されたことを示す情報を送信することと、
を含み、当該ネットワークデバイスが、当該端末デバイスのサーチされたサービングセルに属するネットワークデバイスであり、当該ネットワークデバイスが第1通信事業者によって配置され、当該第2通信事業者の情報が、識別情報と周波数リソース情報のうちの少なくとも一つを含む。
【0024】
そのため、本発明の実施例での車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法に基づいて、端末デバイスのアクセスを実現することができ、端末デバイスがネットワーク内のその他の通信事業者の情報をタイムリーに把握することを保証することができ、端末デバイスが複数の通信事業者ネットワークにデータを送信すること、又は複数の通信事業者ネットワークからデータを受信することをできるようにする。
【0025】
第3の態様を結合し、第3の態様の第1の可能な実施形態において、当該方法は、当該コアネットワークデバイスは、当該ネットワークデバイスに当該第2通信事業者情報を送信することをさらに含む。
【0026】
第3の態様及び上記実施形態を結合し、第3の態様の第2の可能な実施形態において、当該サービングセルの属する通信ネットワークは、当該第1通信事業者と当該第2通信事業者とにより配置される。
【0027】
第4の態様において、端末デバイスを提供し、上記の第1の態様又は第1の態様の任意の可能な実施形態における方法を実施するように用いられ、具体的に、当該端末デバイスは、上記の第1の態様又は第1の態様の任意の可能な実施形態における方法を実施するように用いられるユニットを含む。
【0028】
第5の態様において、ネットワークデバイスを提供し、上記の第2の態様又は第2の態様の任意の可能な実施形態における方法を実施するように用いられ、具体的に、当該ネットワークデバイスは、上記の第2の態様又は第2の態様の任意の可能な実施形態における方法を実施するように用いられるユニットを含む。
【0029】
第6の態様において、コアネットワークデバイスを提供し、上記の第3の態様又は第3の態様の任意の可能な実施形態における方法を実施するように用いられ、具体的に当該コアネットワークデバイスは、上記の第3の態様又は第3の態様の任意の可能な実施形態における方法を実施するように用いられるユニットと含む。
【0030】
第7の態様において、コンピュータで読み取り可能な媒体を提供し、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、当該コンピュータプログラムは、第1の態様又は第1の態様の任意の可能な実施形態における方法を実行するための命令を含む。
【0031】
第8の態様において、コンピュータで読み取り可能な媒体を提供し、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、当該コンピュータプログラムは、第2の態様又は第2の態様の任意の可能な実施形態における方法を実行するための命令を含む。
【0032】
第9の態様において、コンピュータで読み取り可能な媒体を提供し、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、当該コンピュータプログラムは、第3の態様又は第3の態様の任意の可能な実施形態における方法を実行するための命令を含む。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【
図1】本発明の実施例による車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法の概略的なフローチャートである。
【
図2】本発明の実施例による端末デバイスの概略的なブロック図である。
【
図3】本発明のもう一つの実施例による端末デバイスの概略的なブロック図である。
【
図4】本発明の実施例によるネットワークデバイスの概略的なブロック図である。
【
図5】本発明のもう一つの実施例によるネットワークデバイスの概略的なブロック図である。
【
図6】本発明の実施例によるコアネットワークデバイスの概略的なブロック図である。
【
図7】本発明の実施例によるコアネットワークデバイスの概略的なブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0034】
より明確に本発明の実施例を説明するために、上記において、実施例または先行技術の説明で必要となる図面を簡単に説明し、明らかに、上記に記載されている図面は、単なる本発明の幾つかの実施例に過ぎず、当業者にとって、創造的な労力を払わない前提で、これらの図面に基づいてその他の図面が得ることができる。
【0035】
下記において、本発明の実施例の図面を結合し、本発明の実施例の技術案を明確的、全面的に説明し、当然、説明されている実施例は、本発明の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではない。本発明の実施例に基づいて、当業者は、創造的な労力を払わずに得られた全てのその他の実施例は、本発明の範囲内である。
【0036】
本発明の実施例において、ネットワークデバイスは基地局であっても良く、V2X端末デバイスをスケジューリングすることができるロードサイドユニット(RSU:Road Side Unit)であっても良く、選択肢として、当該RSUは、インテリジェントの交通信号灯、交通看板などのデバイスであっても良い。
【0037】
本発明の実施例の車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法は、主に、車車間・路車間通信V2Xシステムにおいて、車載端末が車両の起動時にデータ伝送の準備段階である車両とネットワークとの接続を確立する過程に適用される。本発明の実施例におけるデータ伝送のための方法は、一つ又は複数の通信事業者の配置されているV2Xシステムに適用することができる。V2Xが複数の通信事業者により配置される時に、可能な配置方式は、複数の通信事業者が専用の周波数帯を完全に共有してV2Xシステムを配置する方式、複数の通信事業者が専用の周波数帯内の周波数を使用して伝送を行うが、周波数リソースが各通信事業者に独立に割り当てられる方式、複数の通信事業者が自身の現行の周波数帯をまだ使用して伝送を行い、専用の周波数帯リソースを割り当てていない方式でも良いが、それらに限らない。
【0038】
図1は、本発明の実施例による車車間・路車間通信システムにおけるデータ伝送のための方法の概略的なフローチャートである。
図1に示すように、当該方法100はS110〜S140を含む。
【0039】
S110において、端末デバイスは、サーチされたサービングセルに属するネットワークデバイスと無線リソース接続を確立し、当該ネットワークデバイスが第1通信事業者によって配置される。
【0040】
端末デバイスは、起動された後に、サービングセルのうちの一つのサービングセルを選択してアクセスすること、即ち、ネットワークデバイスと無線リソース接続を確立することができる。選択肢として、端末デバイスは、ネットワークデバイスと無線リソースを確立する過程において、当該端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つの情報をネットワークデバイスに送信する。ここで、当該端末デバイスの身分識別情報は、コアネットワークデバイスが当該端末デバイスに対して認証を行うために用いられ、当該接続確立起因情報は、無線リソース接続の起因を示すために用いられ、当該端末タイプ識別情報は、当該端末デバイスのタイプを識別するために用いられる。
【0041】
例を挙げて説明すると、端末デバイスは、ネットワークデバイスに接続確立要求メッセージ及び/又は接続確立完成メッセージを送信することができ、当該接続確立要求メッセージ及び/又は接続確立要求完成メッセージに、上記の情報のうちの少なくとも一つを含む。当該接続確立要求メッセージは、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)接続確立要求メッセージであっても良く、当該接続確立完成メッセージは、RRC接続確立完成メッセージであっても良い。
【0042】
S120において、当該コアネットワークデバイスに、当該端末デバイスの身分識別情報に基づいて、当該端末デバイスに対して認証を行わせるように、当該ネットワークデバイスは、コアネットワークデバイスに端末デバイスの身分識別情報を送信する。
【0043】
選択肢として、一つの実施例として、端末デバイスの身分識別情報は、例えば、移動ユーザ識別子(MSI:Mobile Subscriber Identity)であっても良く、又は一時移動ユーザ識別子(TMSI:Temporary Mobile Subscriber Identity)であっても良い。端末デバイスは、接続確立要求メッセージ又は接続確立完成メッセージに自身のタイプを識別する識別子を加えることができ、例えば、当該識別子は、当該端末デバイスがV2Xタイプ端末デバイスであることを直接に識別することができ、又は、さらに、当該端末デバイスが小型乗用車であるか、それともトラックであるかを識別することができる。
【0044】
さらに、ネットワークデバイスは、端末デバイスと無線リソース接続を確立する時に占用される周波数リソースのタイプに基づいて、当該端末デバイスのタイプを確定することができ、例えば、仮に、ネットワークデバイスが端末デバイスと無線リソース接続を確立する時に使用されているのがV2Xシステム専用周波数である場合、ネットワークデバイスは、当該端末デバイスがV2X端末デバイスであることを確定する。ネットワークデバイスが端末デバイスより送信された端末タイプ識別情報を受信した時に、コアネットワークデバイスに当該端末タイプ識別情報を転送しても良く、又はネットワークデバイスがアクセス周波数によって当該端末デバイスのタイプを推定する時に、コアネットワークデバイスに当該端末デバイスのタイプを示す識別情報を送信することができ、例えば、ネットワークデバイスは、Initial UE MessageのようなS1インターフェースメッセージによって、端末デバイスのタイプを識別する識別情報をコアネットワークデバイスに転送することができる。
【0045】
S130におて、当該ネットワークデバイスは、当該コアネットワークデバイスより送信される、認証成功を示す情報を受信する。
【0046】
コアネットワークデバイスは、ネットワークデバイスにより転送された、端末デバイスが報告する登録PLMN ID、端末デバイスのIDなどの情報に基づいて、認証を行い、当該端末デバイスが認証されたV2X端末デバイスであるか否かを検証する。
【0047】
認証が成功した後に、コアネットワークデバイスは、S1インターフェースメッセージ、例えば、INTINAL CONTEXT SETUP REqUESTによって、端末デバイスが認証されたV2X端末デバイスであることを確認することができる。
【0048】
S140において、当該ネットワークデバイスは、当該端末デバイスに第2通信事業者の情報を送信し、当該第2通信事業者の情報は、識別情報と周波数リソース情報のうちの少なくとも一つを含む。
【0049】
ネットワークデバイスは、コアネットワークデバイスより送信される、認証が成功されたことを示すメッセージを受信した後に、端末デバイスに第2通信事業者の情報を送信することができる。例えば、第2通信事業者の情報は、再配置メッセージのようなエアインターフェース専用シグナリングによって、端末デバイスに送信することができる。例えば、物理層設定、メディアアクセス制御(MAC:Media Access Control)層の設定などに相関するベアラの確立などのネットワークデバイスのその他の設定情報も、同時に送信される。第2通信事業者は、S110における端末デバイスのサーチされたサービングセルの属する通信ネットワークを配置する通信事業者であっても良く、つまり、端末デバイスのサーチされたサービングセルの属する通信ネットワークは、第1通信事業者と第2通信事業者とによって一緒に配置されている。
【0050】
選択肢として、通信事業者の識別情報は、通信事業者のPLMN番号であっても良い。通信事業者のPLMN番号が周波数リソースと一対一の関係がある場合、端末デバイスに第2通信事業者のPLMN番号のみを送信しても良く、又は端末デバイスに第2通信事業者の周波数リソース情報のみを送信しても良い。
【0051】
さらに、ネットワークデバイスは、端末デバイスより送信された、ネットワークデバイスが端末デバイスに当該第2通信事業者を送信するように要求する情報を受信した場合のみ、当該端末デバイスに第2通信事業者の情報を送信することができる。
【0052】
選択肢として、S130において、コアネットワークデバイスにおいて、ネットワークデバイスへ送信する、端末デバイスが認証されたV2X端末デバイスであることを示す情報に第2通信事業者の情報を含ませることができる。ネットワークデバイスは、受信されたコアネットワークデバイスより送信された第2通信事業者の情報を端末デバイスに転送することができ、又はネットワークデバイスは、オペレーションメンテナンス管理(OAM:Operation Administration and Maintenance)により設定された又はモニタリングされた第2通信事業者の情報を、端末デバイスを送信することができる。
【0053】
以下において、
図2を結合して本発明の実施例による端末デバイスを詳しく説明する。
図2に示すように、端末デバイス10は、
サーチされたサービングセルに属するネットワークデバイスと無線リソース接続を確立するように構成される通信確立ユニット11と、
当該ネットワークデバイスより送信された第2通信事業者の情報を受信するように構成される送受信ユニット12と、
を含み、当該ネットワークデバイスが第1通信事業者によって配置され、当該第2通信事業者の情報が、識別情報と周波数リソース情報のうちの少なくとも一つを含み、
当該送受信ユニット12は、当該第1通信事業者より送信されたデータを受信し、及び/又は、当該端末デバイスは、当該第2通信事業者の情報に基づいて、当該第2通信事業者より送信されたデータを受信するようにさらに構成される。
【0054】
本発明の実施例における端末デバイスは、ネットワークデバイスと無線リソース接続を確立し、ネットワークデバイスより送信されるその他の通信事業者の情報を受信し、それによって、同時に複数の通信事業者ネットワークにデータを送信し、又は複数の通信事業者ネットワークのデータを受信することができる。
【0055】
本発明の実施例において、選択肢として、当該サービングセルの属する通信ネットワークは、当該第1通信事業者と当該第2通信事業者とにより配置される。
【0056】
本発明の実施例において、選択肢として、当該送受信ユニット12は、具体的に、当該ネットワークデバイスに、当該端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを送信するように構成される。
【0057】
ここで、当該端末デバイスの身分識別情報は、コアネットワークデバイスが当該端末デバイスに対して認証を行うために用いられ、当該接続確立起因情報は、無線リソース接続の起因を示すために用いられ、当該端末タイプ識別情報は、当該端末デバイスのタイプを識別するために用いられる。
【0058】
本発明の実施例において、選択肢として、当該送受信ユニット12は、具体的に、当該ネットワークデバイスに接続確立要求メッセージを送信し、又は、
当該ネットワークデバイスに接続確立完成メッセージを送信するように構成され、
当該接続確立要求メッセージは、当該端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを含み、当該接続確立完成メッセージは、当該端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを含む。
【0059】
本発明の実施例において、選択肢として、当該送受信ユニット12は、当該ネットワークデバイスに通信事業者情報要求情報を送信するようにさらに構成され、当該通信事業者情報要求情報は、当該ネットワークデバイスに、当該端末デバイスに当該第2通信事業者情報を送信するように送信するように要求するために用いられる。
【0060】
本発明の実施例において、選択肢として、当該送受信ユニット12は、当該ネットワークデバイスより送信される再配置メッセージを受信するようにさらに構成され、当該再配置メッセージが、当該第2通信事業者の情報を含む。
【0061】
なお、本発明の実施例において、通信確立ユニット11は、プロセッサより実現されても良く、送受信ユニット12は、レシーバーとトランスミッターとによって実現されても良く、
図3に示すように、端末デバイス100は、プロセッサ101、レシーバー102、トランスミッター103及び記憶装置104を含むことができる。ここで、記憶装置104は、プロセッサ101に実行されるコードなどを記憶するように構成され、プロセッサ101は、記憶装置104に記憶されているコードの実行、レシーバー102での信号の受信、トランスミッター103での信号送信を制御するように構成される。
【0062】
端末デバイス100内の各コンポーネントはバスシステム105によってカップリンブされており、ここでバスシステム105は、データバス以外に、電源バス、制御バス及び状態信号バスを含む。
【0063】
図2に示されている端末デバイス10と、
図3に示されている端末デバイス100は、上記
図1の方法実施例における端末デバイスが実現される各フローを実現することができる。重複を避けるために、ここで、説明を省略する。
【0064】
図4は、本発明の実施例によるネットワークデバイスの概略的なブロック図である。
図4に示すように、ネットワークデバイス20は、
端末デバイスと無線リソース接続を確立するように構成される通信確立ユニット21と、
当該コアネットワークデバイスが当該端末デバイスの身分識別情報に基づいて、当該端末デバイスに対して認証を行わせるように、コアネットワークデバイスに当該端末デバイスの身分識別情報を送信するように構成される送受信ユニット22と、
を含み、当該ネットワークデバイスが、当該端末デバイスのサーチされたサービングセルに属するネットワークデバイスであり、当該ネットワークデバイスが第1通信事業者によって配置され、
当該送受信ユニット22は、当該コアネットワークデバイスより送信される、認証が成功されたことを示す情報を受信した場合、当該端末デバイスに第2通信事業者の情報を送信するようにさらに構成され、当該第2通信事業者の情報が、識別情報と周波数リソース情報のうちの少なくとも一つを含む。
【0065】
本発明の実施例におけるネットワークデバイスは、端末デバイスと無線リソース接続を確立し、端末デバイスにその他の通信事業者の情報を送信し、それによって、端末デバイスに、同時に、複数の通信事業者ネットワークにデータを送信させ、又は複数の通信事業者ネットワークのデータを受信させることができる。
【0066】
本発明の実施例において、選択肢として、当該サービングセルの属する通信ネットワークは、当該第1通信事業者と当該第2通信事業者とにより配置される。
【0067】
本発明の実施例において、選択肢として、当該送受信ユニット22は、当該端末デバイスより送信される、当該端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報を受信するようにさらに構成され、ここで、当該接続確立起因情報が無線リソース接続の起因を示すために用いられ、当該端末タイプ識別情報が当該端末デバイスのタイプを識別するために用いられる。
【0068】
当該本発明の実施例において、選択肢として、当該送受信ユニット22が当該端末デバイスより送信された、当該端末デバイスの身分識別情報と当該端末タイプ識別情報とを受信した場合、当該送受信ユニット22は、具体的に、受信された当該端末デバイスの身分識別情報と、当該端末タイプ識別情報とを当該コアネットワークデバイスに転送するように構成される。
【0069】
本発明の実施例において、選択肢として、当該通信確立ユニット21は、当該端末デバイスと無線リソース接続を確立する時の占用する周波数リソースのタイプに基づいて、当該端末デバイスのタイプを確定するように構成され、
ここで、当該送受信ユニット22は、当該コアネットワークデバイスに当該端末デバイスのタイプを識別する識別情報を送信するようにさらに構成される。
【0070】
本発明の実施例において、選択肢として、当該送受信ユニット22は、具体的に、当該端末デバイスより送信された接続確立要求メッセージを受信するように構成され、当該接続確立要求メッセージは、当該端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを含み、又は、当該端末デバイスより送信された接続確立完成メッセージを受信するように構成され、当該接続確立完成メッセージは、当該端末デバイスの身分識別情報、接続確立起因情報、及び端末タイプ識別情報のうちの少なくとも一つを含む。
【0071】
本発明の実施例において、選択肢として、当該送受信ユニット22は、具体的に、当該端末デバイスより送信された通信事業者情報要求情報を受信した場合、当該端末デバイスに当該第2通信事業者の情報を送信するように構成される。
【0072】
本発明の実施例において、選択肢として、当該送受信ユニット22は、当該コアネットワークデバイスより送信される当該第2通信事業者の情報を受信するようにさらに構成される。
【0073】
なお、本発明の実施例において、通信確立ユニット21は、プロセッサより実現されても良く、送受信ユニット22は、レシーバーとトランスミッターとによって実現されても良い。
図5に示すように、ネットワークデバイス200は、プロセッサ201、レシーバー202、トランスミッター203及び記憶装置204を含むことができる。ここで、記憶装置204は、プロセッサ201に実行されるコードなどを記憶するように構成され、プロセッサ201は、記憶装置204に記憶されているコードの実行、レシーバー202での信号の受信、トランスミッター203での信号送信を制御するように構成される。
【0074】
ネットワークデバイス200内の各コンポーネントはバスシステム205によってカップリンブされており、ここでバスシステム205は、データバス以外に、電源バス、制御バス及び状態信号バスを含む。
【0075】
図4に示されているネットワークデバイス20と、
図5に示されているネットワークデバイス200は、上記
図1の方法実施例における端末デバイスが実現される各フローを実現することができる。重複を避けるために、ここで説明を省略する。
【0076】
図6は、本発明の実施例によるコアネットワークデバイスを示しており、
図6に示すように、コアネットワークデバイス30は、
ネットワークデバイスより送信される端末デバイスの身分識別情報を受信するように構成される送受信ユニット31と、
当該端末デバイスの身分識別情報に基づいて、当該端末デバイスに対して認証を行うように構成される認証ユニット32と、
を含み、当該ネットワークデバイスが、当該端末デバイスのサーチされたサービングセルに属するネットワークデバイスであり、当該ネットワークデバイスが第1通信事業者によって配置され、
当該送受信ユニット31は、当該認証が成功されたことを示す情報を受信した場合、当該ネットワークデバイスに当該端末デバイスに第2通信事業者の情報を送信させるように、当該認証ユニットが当該端末デバイスに対して認証に成功した時に、当該ネットワークデバイスに認証が成功されたことを示す情報を送信するようにさらに構成され、当該第2通信事業者の情報が、識別情報と周波数リソース情報のうちの少なくとも一つを含む。
【0077】
本発明の実施例におけるコアネットワークデバイスは、当該情報を受信した時に、ネットワークデバイスに端末デバイスにその他の通信事業者の情報を送信させるように、端末デバイスに対して認証が成功した場合、ネットワークデバイスに認証成功を示す情報を送信し、それによって端末デバイスが同時に複数の通信事業者ネットワークにデータを送信すること、又は複数の通信事業者ネットワークのデータを受信することをできるようにする。
【0078】
本発明の実施例において、選択肢として、当該送受信ユニット31は、当該ネットワークデバイスに当該第2通信事業者の情報を送信するようにさらに構成される。
【0079】
本発明の実施例において、選択肢として、当該サービングセルの属する通信ネットワークは、当該第1通信事業者と当該第2通信事業者とにより配置される。
【0080】
なお、本発明の実施例において、送受信ユニット31は、レシーバーとトランスミッターとによって実現されても良く、認証ユニット32は、プロセッサより実現されても良い。
図7に示すように、コアネットワークデバイス300は、プロセッサ301、レシーバー302、トランスミッター303及び記憶装置304を含むことができる。ここで、記憶装置304は、プロセッサ301に実行されるコードなどを記憶するように構成され、プロセッサ301は、記憶装置304に記憶されているコードの実行、レシーバー302での信号の受信、トランスミッター303での信号送信を制御するように構成される。
【0081】
コアネットワークデバイス300内の各コンポーネントはバスシステム305によってカップリンブされており、ここでバスシステム305は、データバス以外に、電源バス、制御バス及び状態信号バスを含む。
【0082】
図6に示されているコアネットワークデバイス30と、
図7に示されているコアネットワークデバイス300は、上記
図1の方法実施例における端末デバイスが実現される各フローを実現することができる。重複を避けるために、ここでそれ以上説明しない。
【0083】
本願に開示されている実施例に説明されている各例示的なユニット及びアルゴリズムのステップを結合し、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの結合を用いて実現することができると、当業者であれば理解できる。これらの機能がハードウェアの形式かそれともソフトウェアの形式で実施するかについては、技術案の特定応用と設計制約によるものである。当業者は、各特定応用に応じて異なる方法を用いて、説明されている機能を実現することができるが、このような実現は本発明の範囲を超えていると見なすべきではない
当業者は、説明の便利と簡潔上、上記に記載されているシステム、装置及びユニットの具体的な動作については、上記の方法実施例の対応されているフローを参照することができ、ここでそれ以上述べない。
【0084】
本願に提供されている幾つかの実施例において、開示されているシステム、装置及び方法は、その他の方式で実現されても良い。例えば、上記に記載されている装置の実施例は単なる例示的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの分け方が、単なるロジック的な機能分けであり、実際、実現する時に他の分け方があっても良く、例えば、複数のユニット又はコンポーネントを別のシステムへ統合、又は集成しても良く、又は幾つかの技術特徴を省略、又は実施しなくても良い。また、明示され、又は議論されている各構成部分の互い的なカップリング、又は直接のカップリング、又は通信接続は、幾つかのインターフェース、装置、又はユニットの間接のカップリング又は通信によって接続されても良く、電気的、機械的、又はその他の形式であっても良い。
【0085】
上記で分離コンポーネントとして説明したユニットは、物理的に分離されるものであっても良く、そうではないものであっても良い。ユニットとして示されるコンポーネントは物理ユニットであっても良く、そうではないものであっても良い。一箇所に配置されても良く、複数のネットワークユニットに配布しても良い。実際のニーズに応じて、その中の一部又は全部のユニットを選択して本実施例の技術案の目的を実現しても良い。
【0086】
また、本発明の各実施例における各機能ユニットは、一つの処理ユニットに統合しても良く、各ユニットはそれぞれ単独なユニットとしても良く、二つ又は二つ以上のユニットを一つのユニットに統合しても良い。
【0087】
前記機能は、ソフトウェア機能ユニットの方式で実現し、しかも独立な製品として販売又は使用する場合、コンピュータ読み取り可能の記憶媒体に記憶しても良い。これによって、本発明の技術案が事実上、言い換えれば先行技術に貢献した部分がソフトウェア製品の形で具現でき、該コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に記憶され、コンピュータ装置(パソコン、サーバ、またはネットワーク装置などであっても良い)に本発明の各実施例の全部または一部の前記方法を実行させための複数の命令を含む。上記の記憶媒体は、USBメモリ、移動記憶媒体、読み取り専用メモリ(ROM:Read−Only Memory)、ランダムアクセス記憶装置(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスク又はコンパクトディスクなどの各種のプログラムコードが記憶できる媒体を含む。
【0088】
上記に記載されているのは、単なる本発明の具体的な実施形態に過ぎず、本発明はそれに限らず、当業者が本発明に開示されている範囲内において、容易に想到し得る変形又は入れ替えは、全て本発明の範囲内に含まれるべきである。そのため、本発明の範囲は、記載されている特許請求の範囲に準じるべきである。