(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記受信されたSDUが、媒体アクセス制御(MAC)SDU、無線リンク制御(RLC)SDU、またはパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)SDUのうちの1つもしくは複数を備える、請求項1に記載の方法。
前記テストアクティブ化メッセージが、2つ以上のデバイス間(D2D)チャネルの前記テストモードを開始するためのD2Dテストアクティブ化メッセージである、請求項2に記載の方法。
前記2つ以上のD2Dチャネルが、物理サイドリンク発見チャネル(PSDCH)、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)、または物理サイドリンクブロードキャストチャネル(PSBCH)のうちの2つ以上を備え、
前記2つ以上のD2Dチャネルが、D2Dデバイスの発見に関連付けられた少なくとも第1のデータチャネルと、D2Dデバイスとの通信に関連付けられた少なくとも第2のデータチャネルとを備える、請求項3に記載の方法。
前記第1の複数のカウンタが、PSSCHソースのソース識別情報、PSSCH宛先の宛先識別情報、または論理チャネル識別情報(LCID)のうちの1つまたは複数によってインデックスが付けられる、請求項10に記載の方法。
【発明の概要】
【0005】
[0005]記載される特徴は、一般に、D2D対応UEのためのUE機器テストのための1つまたは複数の改善された方法、システム、または装置に関する。改善された方法は、チャネルごとに、受信された1つまたは複数のデータチャネルから受信されたトランスポートブロック(TB)または受信されたサービスデータユニット(SDU)のうちの1つまたは複数に基づいて性能メトリックを決定することと、チャネルごとに、決定された性能メトリックを報告することとを含む。いくつかの例では、性能メトリックは、チャネルで正常に受信されたTBまたはSDUの数のカウントを含み得る。
【0006】
[0006]ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信の方法について説明する。この方法は、UEにおいて1つまたは複数のデータチャネルの受信がテストされるべきであることを示すテストアクティブ化メッセージを受信することと、テストアクティブ化メッセージの受信に応答してテストモードを開始することと、1つまたは複数のデータチャネルを受信することと、チャネルごとに、受信された1つまたは複数のデータチャネルから受信されたトランスポートブロック(TB)または受信されたサービスデータユニット(SDU)のうちの1つまたは複数に基づいて1つまたは複数の性能メトリックを決定することと、チャネルごとに、決定された性能メトリックのうちの1つまたは複数を報告することとを含み得る。
【0007】
[0007]ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信のための装置について説明する。この装置は、UEにおいて1つまたは複数のデータチャネルの受信がテストされるべきであることを示すテストアクティブ化メッセージを受信するための手段と、テストアクティブ化メッセージの受信に応答してテストモードを開始するための手段と、1つまたは複数のデータチャネルを受信するための手段と、チャネルごとに、受信された1つまたは複数のデータチャネルから受信されたトランスポートブロック(TB)または受信されたサービスデータユニット(SDU)のうちの1つまたは複数に基づいて1つまたは複数の性能メトリックを決定するための手段と、チャネルごとに、決定された性能メトリックのうちの1つまたは複数を報告するための手段とを含み得る。
【0008】
[0008]ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信のためのさらなる装置について説明する。装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信するメモリと、メモリに記憶された命令とを含み、命令は、プロセッサによって、UEにおいて1つまたは複数のデータチャネルの受信がテストされるべきであることを示すテストアクティブ化メッセージを受信し、テストアクティブ化メッセージの受信に応答してテストモードを開始し、1つまたは複数のデータチャネルを受信し、チャネルごとに、受信された1つまたは複数のデータチャネルから受信されたトランスポートブロック(TB)または受信されたサービスデータユニット(SDU)のうちの1つまたは複数に基づいて1つまたは複数の性能メトリックを決定し、チャネルごとに、決定された性能メトリックのうちの1つまたは複数を報告するために実行可能である。
【0009】
[0009]ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体について説明する。コードは、UEにおいて1つまたは複数のデータチャネルの受信がテストされるべきであることを示すテストアクティブ化メッセージを受信し、テストアクティブ化メッセージの受信に応答してテストモードを開始し、1つまたは複数のデータチャネルを受信し、チャネルごとに、受信された1つまたは複数のデータチャネルから受信されたトランスポートブロック(TB)または受信されたサービスデータユニット(SDU)のうちの1つまたは複数に基づいて1つまたは複数の性能メトリックを決定し、チャネルごとに、決定された性能メトリックのうちの1つまたは複数を報告するために実行可能である命令を含み得る。
【0010】
[0010]上記の方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、受信されたSDUは、媒体アクセス制御(MAC)SDU、無線リンク制御(RLC)SDU、またはパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)SDUのうちの1つまたは複数を備える。追加または代替として、いくつかの例では、テストアクティブ化メッセージは、1つまたは複数のデバイス間(D2D)チャネルのテストモードを開始するためのD2Dテストアクティブ化メッセージである。
【0011】
[0011]上記の方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つまたは複数のD2Dチャネルは、物理サイドリンク発見チャネル(PSDCH)、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)、または物理サイドリンクブロードキャストチャネル(PSBCH)のうちの1つまたは複数を備える。追加または代替として、いくつかの例では、1つまたは複数のデータチャネルは、D2Dデバイスの発見に関連付けられた少なくとも第1のデータチャネルと、D2Dデバイスとの通信に関連付けられた少なくとも第2のデータチャネルとを備える。
【0012】
[0012]上記で説明した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、テストアクティブ化メッセージは、UEに結合されたテストシステムから受信される。追加または代替として、いくつかの例では、テストモードを開始することは、データチャネルのうちの1つまたは複数に各々関連付けられた1つまたは複数のカウンタを開始することを備え、1つまたは複数のカウンタは、関連する1つまたは複数のデータチャネル上で正常に受信されたトランスポートブロックまたはSDUのカウントを維持するためのものである。
【0013】
[0013]上記で説明した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つまたは複数のカウンタは、2つ以上のデータチャネルの各々について複数の別々のカウンタを備える。追加または代替として、いくつかの例では、1つまたは複数のカウンタは、第1のデータチャネルに関連付けられた第1の複数のカウンタと、第1の複数のカウンタがプロセス識別情報によってインデックスが付けられ、1つまたは複数の他のデータチャネルに関連付けられた少なくとも第2のカウンタとを備える。
【0014】
[0014]上記で説明した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1の複数のカウンタの数は、UEによってサポートされる同時発見プロセスの最大数に対応する。追加または代替として、いくつかの例では、第1の複数のカウンタは、各同時発見プロセスに関連付けられたコードによってインデックスが付けられる。
【0015】
[0015]上記で説明した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1の複数のカウンタの数は、UEによってサポートされる同時物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)プロセスの最大数に対応する。追加または代替として、いくつかの例では、第1の複数のカウンタは、D2Dデバイスの論理グループの識別情報によってインデックスが付けられる。
【0016】
[0016]上記で説明した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1の複数のカウンタの数は、UEによってサポートされる同時物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)プロセスの最大数に対応する。追加または代替として、いくつかの例では、第1の複数のカウンタは、PSSCHソースのソース識別情報、PSSCH宛先の宛先識別情報、または論理チャネル識別情報(LCID)のうちの1つまたは複数によってインデックスが付けられる。
【0017】
[0017]上記で説明した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第2のカウンタは、物理サイドリンクブロードキャストチャネル(PSBCH)に関連付けられる。追加または代替として、いくつかの例では、1つまたは複数の性能メトリックを決定することは、関連するデータチャネル上の正常に受信されたトランスポートブロックまたはSDUごとに、各それぞれのデータチャネルに関連付けられた1つまたは複数のカウンタのカウンタをインクリメントすることを備える。
【0018】
[0018]上記で説明した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、性能メトリックのうちの1つまたは複数を報告することは、1つまたは複数のカウンタのうちの要求されたカウンタのカウンタ情報を報告する要求を受信することと、報告する要求の受信に応答してカウンタ情報の報告を送信することとを備える。追加または代替として、いくつかの例では、カウンタ情報の報告は、要求されたカウンタに関連付けられた第1の複数のカウンタの各々についての情報と、第1の複数のカウンタのカウンタとプロセス識別情報との間のマッピングとを備える。
【0019】
[0019]上記は、以下の発明を実施するための形態がより良く理解され得るように、本開示による例の特徴および技術的利点についてやや広く概説した。以下で、追加の特徴および利点が説明される。開示される概念および具体例は、本開示の同じ目的を実行するための他の構造を変更または設計するための基礎として容易に利用され得る。そのような等価な構成は、添付の特許請求の範囲から逸脱しない。本明細書で開示される概念の特性、それらの編成と動作方法の両方は、関連する利点とともに、添付の図に関連して以下の説明を検討するとより良く理解されよう。図の各々は、例示および説明のみの目的で与えられるものであり、特許請求の範囲の制限の定義として与えられるものではない。
【0020】
[0020]本発明の本質および利点のさらなる理解は、以下の図面を参照することによって実現され得る。添付の図において、同様のコンポーネントまたは特徴は、同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々なコンポーネントは、参照ラベルの後に、ダッシュと、それらの同様のコンポーネントを区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが本明細書において使用される場合、説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のうちのいずれにも適用可能である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
[0031]通常、デバイス(たとえば、ユーザ機器(UE))は、ワイヤレス通信システムの基地局と通信することによってワイヤレス通信に関与する。しかしながら、これらのデバイスは、直接D2DまたはProSeワイヤレス通信に参加し得る。D2D発見により、互いの範囲内にあるUEが、基地局を通して通信する代わりに、互いに直接通信することが可能になる。D2Dワイヤレス通信が望ましいときの一例は、UEが極めて近接する他のUEと通信セッションをもとうとするか、または同じ位置にある他のUEにちょうど見えるときである。UEは、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))システムにおける直接ピア発見信号などのD2D発見告知をブロードキャストし得、次いで、D2D発見告知は、そのような発見通信を監視している近傍のUEによって受信され得る。告知UEは、オーバージエア(OTA)発見告知メッセージ内にD2D発見アプリケーションコードなどのコードを含め得る。D2D発見アプリケーションコードは、告知UEの望ましい意図または機能を示し得る。監視UEは、そのD2D発見アプリケーションコードを有するD2D発見告知を受信し得、次いで、監視UEが告知UEとのD2D通信に参加することに応じられるかどうかを決定することができる。発見関連の通信は、物理サイドリンク発見チャネル(PSDCH)を使用して送信される。
【0023】
[0032]他の直接D2DまたはProSeワイヤレス通信は、D2Dデバイスがデータの送信を介して直接通信し得る通信チャネルを含み得る。直接通信は、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)または物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)を使用して送信され得る。さらに、同期は、物理サイドリンクブロードキャストチャネル(PSBCH)上の送信を介して実行され得る。
【0024】
[0033]ProSe直接発見では、サポートされる同時ProSe直接発見プロセスの最大数は、50または400のいずれかの値でUE能力として(たとえば、discSupportedProc値を報告することにより)UEによって示され得る。ProSe直接通信では、いくつかの配置に応じて、サポートされる同時ProSe直接通信プロセスの最大数は16である。上述のように、言及したD2D通信チャネルを使用する通信は、既存の仕様によれば、通信が適切に受信されたことを検証するためのいかなるフィードバック機構(たとえば、HARQ ACK/NACKフィードバック)も使用しない。したがって、規格(たとえば、3GPP(登録商標) TS 36.509)は、UE受信機の適切な動作を検証するための適合性テストの目的で、新しい物理インターフェースを導入することなく、無線インターフェースを介してUEの分離された機能へのアクセスを提供するためにUEテストループ機能が実施されることを指定し得る。本開示の様々な態様は、D2D通信チャネルの効率的でコスト効果的な適合性テストを提供するD2D通信チャネルのテストのための技法を提供する。
【0025】
[0034]本開示の態様によれば、UEは、テストモードに入り、テスト機器から受信され得る1つまたは複数のD2D通信チャネルについて、受信されたトランスポートブロック(TB)、受信されたサービスデータユニット(SDU)、またはその両方に基づいて性能メトリックを決定し得る。これらの性能メトリックは、チャネルごとに報告され得、テスト機器は、D2D通信に関してUEの適切な動作を検証し得る。いくつかの例では、性能メトリックは、チャネルで正常に受信されたTBまたはSDUの数のカウントを含み得る。いくつかの例では、1つまたは複数のカウンタが各D2D通信チャネルに関連付けられてもよく、さらなる例では、いくつかのD2Dチャネル(たとえば、PSDCH、PSCCH、またはPSSCH)は各々、各チャネルに関連付けられた別々のプロセスに関連付けられ得る複数のカウンタを有し得る。たとえば、PSDCHチャネルの場合、UEは、UEによってサポートされる同時ProSe直接発見プロセスの最大数の各々について別々のカウンタを提供し得、カウンタは、プロセスごとにプロセス識別情報によってインデックスが付けられ得る。同様のカウンタの組が、複数の別々のプロセスをサポートし得るPSCCHまたはPSSCHなどの他のチャネルに提供され得る。
【0026】
[0035]最初に
図1を参照すると、図に、ワイヤレス通信システム100の一例を示す。ワイヤレス通信システム100は、基地局(またはセル)105と、通信デバイス115と、コアネットワーク130とを含む。基地局105は、様々な実施形態ではコアネットワーク130または基地局105の一部であり得る、基地局コントローラ(図示せず)の制御下で通信デバイス115と通信し得る。基地局105は、バックホールリンク132を介してコアネットワーク130と制御情報またはユーザデータを通信し得る。実施形態では、基地局105は、有線またはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク134を通じて、直接または間接的に、互いに通信し得る。システム100は、複数のキャリア(異なる周波数の波形信号)上での動作をサポートし得る。マルチキャリア送信機は、複数のキャリア上で同時に変調された信号を送信し得る。たとえば、各通信リンク125は、上で説明された様々な無線技術に従って変調されたマルチキャリア信号であり得る。各被変調信号は、異なるキャリア上で送られ得、制御情報(たとえば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、データなどを搬送し得る。
【0027】
[0036]基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介して、UE115とワイヤレス通信し得る。基地局105の場所の各々は、それぞれのカバレージエリア110に通信カバレージを提供し得る。いくつかの実施形態では、基地局105は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、ノードB、eノードB(eNB)、ホームノードB、ホームeノードB、またはいくつかの他の好適な用語で呼ばれることがある。基地局のためのカバレージエリア110は、カバレージエリアの一部分のみを構成するセクタ(図示せず)に分割され得る。システム100は、異なるタイプの基地局105(たとえば、マクロ基地局、マイクロ基地局、またはピコ基地局)を含み得る。異なる技術のための重複するカバレージエリアがあり得る。
【0028】
[0037]実施形態では、システム100はLTE/LTE−Aネットワークである。LTE/LTE−Aネットワークでは、evolved Node B(eNB)およびユーザ機器(UE)という用語は一般に、それぞれ基地局105およびUE115を表すために使用され得る。システム100は、異なるタイプの基地局がその中で様々な地理的領域にカバレージを与える、異種LTE/LTE−Aネットワークであり得る。たとえば、各基地局105は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、または他のタイプのセルに通信カバレージを与え得る。マクロセルは一般に、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、サービスに加入しているUEによるネットワークプロバイダとの無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは一般に、比較的小さい地理的エリアをカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。また、フェムトセルは、一般に、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーすることになり、無制限アクセスに加えて、フェムトセルと関連するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG)内のUE、自宅内のユーザ用のUEなど)による制限付きアクセスも提供し得る。マクロセル用の基地局は、たとえば、マクロeNBと呼ばれる場合がある。ピコセル用の基地局はピコeNBと呼ばれる場合がある。また、フェムトセル用の基地局は、フェムトeNBまたはホームeNBと呼ばれる場合がある。基地局は、1つまたは複数(たとえば、2つ、3つ、4つなど)のセルをサポートし得る。
【0029】
[0038]コアネットワーク130は、バックホールリンク132(たとえば、S1など)を介して基地局105と通信し得る。基地局105はまた、たとえば、バックホールリンク134(たとえば、X2など)を介して、またはバックホールリンク132を介して(たとえば、コアネットワーク130を通して)、直接的または間接的に互いに通信し得る。ワイヤレス通信システム100は、同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、基地局は同様のフレームタイミングを有し得、異なる基地局からの送信はほぼ時間的に整列され得る。非同期動作の場合、基地局は異なるフレームタイミングを有し得、異なる基地局からの送信は時間的に整列されない場合がある。本明細書で説明する技法は、同期動作または非同期動作のいずれかに対して使用され得る。
【0030】
[0039]基地局105はまた、UE115に情報とコマンドとを通信し得る。たとえば、UE115が基地局105との接続モードに入ると、基地局105およびUE115は相互に互いを認証する。認証されると、基地局105は、UE115に情報を確実に通信し得る。基地局105からUE115に通信され得る情報の中に、UE115が基地局105(およびワイヤレス通信システム100内の他のデバイス)と完全に同期され得るように、現在時刻または何らかの他のタイミング変数に関する情報がある。下記の実施形態においてさらに説明されるように、現在時刻または他のタイミング変数は、D2D発見メッセージの認証中にUE115によって使用され得る。
【0031】
[0040]UE115はワイヤレス通信システム100全体にわたって分散され、各UEは固定式または移動式であり得る。UE115は、当業者により、ユーザデバイス、モバイルデバイス、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、リレー、または何らかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。UE115は、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであり得る。UEは、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレーなどと通信することが可能であり得る。UE115−aはまた、D2Dワイヤレス通信を介して別のUE115と直接通信し得る。一例では、基地局105のカバレージエリア110−a内のUE115−a−1は、基地局105のカバレージエリア110−aの外部にあるUE115−a−2のためのリレーとして働き得る。カバレージ内のUE115−a−1は、基地局105からカバレージ外のUE115−a−2への通信を中継(または再送信)し得る。同様に、カバレージ内のUE115−a−1は、カバレージ外のUE115−a−2から基地局105への通信を中継し得る。加えて、D2Dワイヤレス通信は、各々がカバレージ内であるUE115間で発生する場合があり、多くの様々な理由で発生する場合がある。したがって、カバレージ内のUE115−a−1は、カバレージ内のUE115−a−3とのD2Dワイヤレス通信に参加し得る。UE115−a−3も、UE115−a−2とのD2Dワイヤレス通信に参加し得る。上述のように、データは、PSSCHおよびPSCCH送信を介してD2D対応UE115−a−1〜115−a−3の間で送信され得、D2D対応UE115−a−1〜115−a−3の同期は、PSBCH通信を介して確立され得る。
【0032】
[0041]UE115がD2Dワイヤレス通信に参加するために、UE115は最初にD2D発見に関与し得る。D2D発見により、UE115がD2D通信に参加することが可能な他のUEを発見することが可能になる。D2D発見は、D2D発見告知をブロードキャストする告知UEと、D2D発見告知を監視する監視UEとを含む。監視UEは、D2D発見告知を受信し得、次いで応答し、告知UEとのD2Dワイヤレス通信に参加し得る。説明したように、D2D対応UE115の発見は、PSDCH通信を介して行われ得る。
【0033】
[0042]ワイヤレス通信システム100に示されている通信リンク125は、UE115から基地局105へのアップリンク(UL)送信、または基地局105からUE115へのダウンリンク(DL)送信を含み得る。ダウンリンク送信は、順方向リンク送信と呼ばれることもあり、アップリンク送信は、逆方向リンク送信と呼ばれることもある。通信リンク125は、UE115間で交換される(D2D発見メッセージを含む)D2Dメッセージを含む場合もある。
【0034】
[0043]
図2は、D2D対応デバイスを含み得るワイヤレス通信システム200の一例のブロック図である。
図2のシステム200は、
図1に関して説明したワイヤレス通信システム100の一例であり得る。一構成では、基地局105−a−1は、基地局105−a−1のカバレージエリア110−b−1内に入る1つまたは複数のデバイスと通信し得る。カバレージ内のUE115−b−1は、基地局105−a−1から通信を受信し、基地局105−a−1に通信を送信し得る。1つまたは複数のUE115−b−2、UE115−b−3、UE115−b−4は、基地局105−a−1のカバレージエリア110−b−1の外部にあり得るし、D2D通信に参加し得る。他のUE115−b−5は、基地局105−a−1のカバレージエリア110−b−1内にあり得るが、D2D通信に参加することもできる。UE115−b−2、UE115−b−3はまた、異なる基地局105−a−2のカバレージエリア110−b−2内にあり得るし、基地局105−a−2と通信している場合がある。基地局105−aおよびUE115−bは、
図1を参照して記載された基地局105およびUE115の例であり得る。
【0035】
[0044]一実施形態では、カバレージ内のUE115−b−1は、通信リンク125を介してD2D発見信号をブロードキャスト、マルチキャスト、またはユニキャストし得る。信号は、カバレージ内またはカバレージ外のいずれかにある1つまたは複数のUEに送られ得る。D2D発見信号は、D2D発見告知メッセージであり得る。D2D発見告知メッセージは、たとえば、カバレージ内のUE115−b−1の識別子を示し得る。たとえば、識別子は、カバレージ内のUE115−b−1の媒体アクセス制御(MAC)アドレスであり得る。加えて、D2D発見信号は、UE115−b−1のD2D発見アプリケーションコードを含み得る。
【0036】
[0045]一構成では、カバレージ外のUEは、1つまたは複数のカバレージ内のUE115−b−1にD2D発見信号を送信し得る。ピア発見信号は、カバレージ外のUEがカバレージ外であるか、またはリレーサービスを要求中であることを示し得る。信号は、カバレージ外のUEの識別子を含み得る。一構成では、UEは、基地局105−a−1のカバレージエリア110−b−1の外に出ようとしていることを検知すると、D2D発見信号をブロードキャストし得る。別の実施形態では、UEは、カバレージエリア110−b−1の外にすでに出た後に信号をブロードキャストし得る。
【0037】
[0046]さらなる例として、2つのカバレージ内のUE115−b−1、UE115−b−5も、直接D2D接続を介して互いに通信し得る。この例では、UE115−b−5は、UE115−b−5に近接する他のUEとの直接D2D接続を要求する信号を送信し得る。UE115−b−1は、要求を受信し、次いで、UE115−b−5との直接D2D通信を開始し得る。さらなる例では、UE115−b−2、UE115−b−3は、各々、直接D2D接続を介してUE115−b−1と通信し得る。たとえば、UE115−b−1は、UE115−b−2、UE115−b−3へのリレーとして働き得る。
【0038】
[0047]UE115がD2Dワイヤレス通信に参加し得る前に、UE115は最初に認可され得る。認可は、コアネットワーク130−aによって許可される。具体的には、コアネットワーク130−aは、D2D通信を認可することが可能なネットワークD2D発見モジュール210を含み得る。ネットワークD2D発見モジュール210の一例は、ProSe機能である。UE115は、PC3インターフェースなどのワイヤレスインターフェース215を介して、ネットワークD2D発見モジュール210と通信することによって、D2D通信のための認可を要求し得る。ネットワークD2D発見モジュール210は、要求元のUE115を認可することによって応答し得る。上記で説明したように、直接D2D通信は、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)または物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)を使用して送信され得、同期は、物理サイドリンクブロードキャストチャネル(PSBCH)上の送信を介して実行され得る。同時D2D接続の数は、UE115の能力に応じて変わり得、いくつかの例では、UE115は、UE115によってサポートされる同時PSSCHまたはPSCCHプロセスの最大数を所定の最大数(たとえば16)に制限し得る。
【0039】
[0048]PSDCHを介したProSe直接発見では、UE115によってサポートされる同時の直接発見プロセスの最大数も所定の数とすることができ、いくつかの例では、50または400のいずれかの値で(たとえば、discSupportedProc値を報告することにより)UE115によって指示され得る。上述のように、様々な説明したD2D通信チャネルを使用する通信は、既存の仕様によれば、通信が適切に受信されたことを検証するためのいかなるフィードバック機構(たとえば、HARQ ACK/NACKフィードバック)も使用しない。したがって、規格(たとえば、3GPP TS 36.509)は、UE受信機の適切な動作を検証するための適合性テストの目的で、新しい物理インターフェースを導入することなく、無線インターフェースを介してUEの分離された機能へのアクセスを提供するためにUEテストループ機能が実施されることを指定し得る。本開示の様々な態様は、D2D通信チャネルの効率的でコスト効果的な適合性テストを提供するD2D通信チャネルのテストのための技法を提供する。
【0040】
[0049]次に
図3を参照すると、UE115−c受信機が異なるD2D通信チャネルを適切に受信し、処理することを検証するために、D2D対応UE115−cがテストされ得る、テストネットワーク300の一例のブロック図が示されている。
図3のテストネットワーク300は、
図1または
図2に関して説明したワイヤレス通信システム100または200などのワイヤレス通信システムにおいてUE115−cをテストし、適切な動作を検証するために実施され得る。UE115−cは、
図1または
図2のUE115の一例であり得る。この例では、様々なD2D通信シナリオの動作をシミュレートするために、テストシステム305および物理ケーブル310を使用してUE115−cがテストされ得る。上述のように、多くのD2Dチャネルは、通信の正常な受信を肯定応答するためのフィードバックを提供しないので、UE115−cの適合性のテストは、ワイヤレス通信システムに関連付けられた確立された規格によって指定され得る。この例では、テストシステム305は、物理ケーブル310を介してUE115−cのための様々な使用シナリオをエミュレートし得、UE115−cは、データストリームを受信し、データストリームを処理し、処理の結果をテストシステム305に折り返し報告し得る。何らかのエラーまたは予想外の結果がある場合、テストシステム305は、UE115−cがテストに失敗したと決定し得る。同様に、エラーがなく、UE115−cが予想される結果を折り返し報告する場合、テストシステム305は、UE115−cがこれらのD2D通信に関係するテストに合格したと決定し得る。
【0041】
[0050]
図4は、本開示の様々な態様による、別のテストネットワーク400のブロック図を示す。この例では、D2D対応UE115−dは、UE115−d処理層が異なるD2D通信チャネルを適切に受信し、処理することを検証するために、テストされ得る。
図4のテストネットワーク400は、
図1または
図2に関して説明したワイヤレス通信システム100または200などのワイヤレス通信システムにおいてUE115−dをテストし、適切な動作を検証するために実施され得る。UE115−cは、
図1または
図2のUE115の一例であり得る。
図4のテストネットワーク400は、
図3のテストネットワーク300の一例であり得る。この例では、UE115−dは、様々なD2D通信シナリオの動作をシミュレートするために、
図3のテストシステム305の一例であり得るテストシステム305−aと、物理ケーブル310−a(
図3の物理ケーブル310の一例であり得る)とを使用してテストされ得る。そのようなテスト機能のために物理ケーブル310−aが示され説明されているが、テストシステム305−aとUE115−dとの間の通信が、ワイヤレス通信を介して(たとえば、セルラー通信、近距離通信、または任意の他の適切なワイヤレス通信を介して)行われ得ることを容易に理解されよう。
【0042】
[0051]UE115−dは、L1物理層405、L2媒体アクセス制御(MAC)層425、L2無線リンク制御(RLC)435、L2パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)層450、L3無線リソース制御(RRC)層456、非アクセス層(NAS):EPSモビリティ管理(EMM)/EPSセッション管理(ESM)層460、およびL3テスト制御層465を含む、当技術分野で知られているようないくつかの物理層および論理層を含み得る。この例のUE115−dは、いくつかのProSeパケットカウンタ475を含み得るUEテストループ機能470も含み得る。L1物理層405は、ケーブル301−aを介してテストシステム305−aから通信を受信し、受信信号の物理的処理を提供し、制御信号454、専用制御チャネル(DCCH)410、PSSCH412、PSBCH414、PSDCH416、およびPSCCH420を出力し得る。DCCH410、PSSCH412、PSBCH414、およびPSDCH416は、L2 MAC層425に提供され得、L2 MAC層425は、DCCH426、SL−SCH428、SL−BCH432、およびSL−DCH430を出力し得る。L2 RLC層435は、STCH440を出力し得る非確認応答モード(UM)機能436と、SBCH445を出力し得る透過モード(TM)機能438とを含み得る。L2 RLC層は、DCCH442も出力し得る。DCCH410およびSTCH440は、L2 PDCP層452に提供され得、そしてそれは、PSSCH412のPDCP SDU455を出力し得、DCCH410をL3 RRC層456に提供し得る。L3 RRC層456は、DCCH410をNAS:EMM/ESM460に提供し得、また、制御信号457をL3テスト制御機能465に出力し得る。L3テスト制御465は、制御信号467をUEテストループ機能470に提供し得る。上述のように、UEテストループ機能470は、PSSCHパケットカウンタ480と、PSBCHパケットカウンタ485と、PSDCHパケットカウンタ490と、PSCCHパケットカウンタ495とを含むProSeパケットカウンタ475を含み得る。
【0043】
[0052]いくつかの例では、テストシステム305は、テスト制御層465を介して、E−UTRAモードの間にUE115−dにおいてUEテストループ機能を開始するためのクローズドUEテストループモード手順を開始し得るシステムシミュレータを含み得る。様々な例では、UE115−dは、発見(たとえば、PSDCH通信)および直接通信(たとえば、PSCCH、PSSCH、PSBCH通信)の2つのテストループモードをサポートし得る。テスト制御層465におけるクローズUEテストループメッセージの受信時に、ProSe直接発見またはProSe直接通信に対応するテストループモードが選択された場合、UE115−dは、対応するProSeパケットカウンタ475を0に初期化し、各カウンタに関連付けられたチャネルについて受信されたデータに基づいて各カウンタをインクリメントし得る。たとえば、PSDCHパケットカウンタ490は、L2 MAC層425からSL−DCH430を介してMACサービスデータユニット(SDU)を受信し得る。いくつかの例では、PSDCHパケットカウンタ490は、L2 MAC層425を介して受信された各PSDCHパケットについてインクリメントされる単一のパケットカウンタを含み得る。他の例では、PSDCHパケットカウンタ490は、UEによってサポートされる1つまたは複数の同時発見プロセスに対応するようにインデックスが付けられた複数のパケットカウンタを含み得る。たとえば、カウンタの数は、UE115−dによってサポートされる同時発見プロセスの最大数(たとえば、UE能力に応じて50または400)と同じとすることができる。
【0044】
[0053]いくつかの例では、PSSCHパケットカウンタ480は、同様に単一のパケットカウンタであってもよく、または、UE115−dによってサポートされる同時のPSSCHプロセスの数に対応することができる複数のパケットのカウンタを含んでいてもよい。いくつかの例では、複数のPSSCHカウンタは、たとえば、以下のトリプレット、すなわち24ビットのL2ソースID、24ビットのL2宛先ID、5ビットの論理チャネルID(LCID)のうちの一部または全部によってインデックスが付けられるなど、特定のPSSCHプロセスを識別するために、インデックスが付けられてもよい。同様に、PSCCHパケットカウンタ495は、単一のパケットカウンタであってもよく、または8ビットのSA L1 ID(L2宛先IDの最下位8ビットと同じ)のうちの一部または全部によってインデックスが付けられるなど、特定のPSCCHプロセスを識別するために、インデックスが付けられ、維持される複数のカウンタのパケットを含んでいてもよい。いくつかの例では、PSBCHパケットカウンタ485は、単一のパケットカウンタであり得る。他の例では、別々のPSCCHパケットカウンタ495およびPSSCHパケットカウンタ480が単一のカウンタに結合され得、テストシステム305−aは、ジョイントカウンタを使用してPSCCHとPSSCH(制御およびデータ)のジョイント性能を測定することができる。テストシステム305−aは、さらに、いくつかの例では、PSCCHおよびPSSCHの性能を個々に評価するために、PSCCHおよびPSSCHの移行について異なるチャネルコンディションを使用し得る。
【0045】
[0054]UEテストループ機能470を開始した後、UE115−dは、対応するパケットを受信すると、適切なProSeパケットカウンタ475をインクリメントし得る。たとえば、受信されたPSDCH通信では、SL−DCH MAC SDU430の受信に成功すると、UEテストループ機能470は、いくつかの例では、PSDCHパケットカウンタ490を1だけインクリメントし得る。PSDCHパケットカウンタ490における複数のカウンタを使用する例では、UEテストループ機能470は、PSDCHパケットカウンタ490内の正しいカウンタにインデックスを付けるためにPDSCHプロセスに関連付けられた識別情報(たとえば、受信された「ProSe App Code」)を使用し、そのカウンタを1だけインクリメントし得る。例では、受信されたPSSCH通信の場合、STCH PDCP SDUの受信に成功すると、UEテストループ機能470は、PSSCHパケットカウンタ480を1だけインクリメントし得る。PSSCHパケットカウンタ480における複数のカウンタを使用する例では、UEテストループ機能470は、PSSCHパケットカウンタ480内の正しいカウンタにインデックスを付けるためにPSSCHプロセスに関連付けられた識別情報(たとえば、24ビットのL2ソースID、24ビットのL2宛先IDのビット、または5ビットのLCIDの受信されたトリプレットのうちのすべてまたはポート)を使用し、そのカウンタを1だけインクリメントし得る。
【0046】
[0055]いくつかの例では、受信されたPSCCH通信の場合、PSCCH420トランスポートブロックの受信に成功すると、UEテストループ機能470は、PSCCHパケットカウンタ495を1だけインクリメントし得る。PSCCHパケットカウンタ495における複数のカウンタを使用する例では、UEテストループ機能470は、PSCCHパケットカウンタ495内の正しいカウンタにインデックスを付けるためにPSCCHプロセスに関連付けられた識別情報(たとえば、受信された8ビットのL1 SA ID)を使用し、そのカウンタを1だけインクリメントし得る。いくつかの例では、受信されたPSBCH通信の場合、SBCH445 RLC SDUの受信に成功すると、UEテストループ機能470は、PSBCHパケットカウンタ485を1だけインクリメントし得る。
【0047】
[0056]上述したように、テストシステム305−aは、UE115−dにおいてUEテストループ機能470を閉じることによって、D2D通信チャネルについての適合性テストを実行し得る。テストシステム305−aは、UE115−dテストを非アクティブにするために、UEテストループ機能470を開き得る。テストが完了すると、テストシステム305−aは、UE115−dがテストに合格したかどうかを決定するために、テスト結果を評価し得る。いくつかの例では、テストシステム305−aは、ProSeパケットカウンタ475のカウンタ480〜495に関連付けられた値を報告するようUEに要求するための要求メッセージを送り得る。いくつかの例では、要求メッセージは、カウンタ値が要求されるProSeチャネルも含み得る。テストシステム305−aからの要求の受信時に、UE115−dは、要求されたようにProSeパケットカウンタ475のパケットカウンタ値で応答し得る。UE115−dはまた、カウンタ480〜495のうちの1つまたは複数が複数のインデックス付きカウンタを含むいくつかの例では、報告されたカウンタごとのカウンタインデックスと、カウンタインデックスとカウンタに関連付けられたプロセスの関連する識別情報(たとえば、ProSe appコード;L2ソースID、L2宛先ID、LCIDのトリプレット;L1 SA ID)との間のマッピングとを提供し得る。他の例では、テストシステム305−aは、特定のチャネルおよび特定の目的のためにパケットカウンタを報告するようUE115−dに要求し得る。たとえば、テストシステム305−aは、PSDCHについて、特定の「ProSe App Code」またはProSe App Codeに対するインデックスに固有のカウンタを要求し得る。他の例では、テストシステム305−aは、PSSCHについて、トリプレット(L2ソースID、L2宛先ID、LCID)またはトリプレットに対するインデックスに固有のカウンタを要求し得る。同様に、テストシステム305−aは、PSCCHについて、特定のL1 SA IDまたはL1 SA IDに対するインデックスに固有のカウンタを要求し得る。
【0048】
[0057]
図5は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信における使用のためのデバイス115−eのブロック
図500を示す。デバイス115−aは、
図1〜
図4を参照しながら説明したUE115の1つまたは複数の態様の一例であり得る。デバイス115−eは、受信機モジュール505、D2Dチャネルテストモジュール510、および/または送信機モジュール515を含み得る。デバイス115−eはまた、プロセッサであり得るか、またはプロセッサを含み得る(図示せず)。これらのモジュールの各々は互いに通信していることがある。
【0049】
[0058]デバイス115−eの構成要素は、適用可能な機能の一部または全部をハードウェアで実行するように適応された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を使用して、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、機能は、1つまたは複数の集積回路上で、1つまたは複数の他の処理ユニット(または、コア)によって実行されてもよい。他の例では、当技術分野で知られている任意の方式でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各モジュールの機能はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実施され得る。
【0050】
[0059]受信機モジュール505は、パケット、ユーザデータ、および/または様々な情報チャネル(たとえば、制御チャネル、データチャネル、テストシステムテスト信号など)に関連付けられた制御情報などの情報を受信し得る。受信機モジュール505は、テストシステムから、1つまたは複数のプロトコルとの適合を検証するためにテストされ得る、D2D近接サービス通信チャネルに関連付けられた情報を含むメッセージを受信し得る。受信機モジュール505はまた、情報を含むかまたは場合によっては近接サービス通信に関連する信号、たとえば、発見信号、通信などをワイヤレス基地局からまたはD2D通信を介して異なるUEから受信し得る。情報は、D2Dチャネルテストモジュール510に、およびデバイス115−eの他の構成要素に受け渡され得る。
【0051】
[0060]D2Dチャネルテストモジュール510は、デバイス115−eのD2D近接サービステスト機能を管理し得る。D2Dチャネルテストモジュール510は、特定のD2Dチャネルに関連付けられたTBまたはSDUを識別し、閉ループテストモードにあるとき、たとえば
図1〜
図4に関して上記で説明したような方法で、識別されたTBまたはSDUに関連付けられた1つまたは複数のカウンタをインクリメントし得る。
【0052】
[0061]送信機モジュール515は、デバイス115−aの他の構成要素から受信された1つまたは複数の信号を送信し得る。送信機モジュール515は、たとえば、
図104に関して上記で説明したように、カウンタ値およびカウンタインデックスなどのテスト情報をテストシステムに送信し得る。送信機モジュール515はまた、デバイス115−aのワイヤレス送信を処理し得、たとえば、サービングセルにメッセージを送り得る。送信機モジュール515はまた、近接サービス通信のためのD2D通信を介して異なるデバイスに信号を送り得る。いくつかの例では、送信機モジュール515は、トランシーバモジュールの中で受信機モジュール505と一緒に置かれてよい。
【0053】
[0062]
図6は、様々な例による、ワイヤレス通信において使用するためのデバイス115−fのブロック
図600を示す。デバイス115−fは、
図1〜
図4を参照しながら説明したUE115のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。またデバイス115−fは、
図5に関して説明したデバイス115−eの一例であってよい。デバイス115−fは、受信機モジュール505−a、D2Dチャネルテストモジュール510−a、および/または送信機モジュール515−aを含み得、これらはデバイス115−eの対応するモジュールの例であり得る。デバイス115−fはまた、プロセッサを含み得る(図示せず)。これらの構成要素の各々は、互いに通信していることがある。D2Dチャネルテストモジュール510−aは、カウンタモジュール605と、テスト報告モジュール610とを含み得る。受信機モジュール505−aおよび送信機モジュール515−aは、それぞれ、
図5の受信機モジュール505および送信機モジュール515の機能を実行し得る。
【0054】
[0063]デバイス115−fの構成要素は、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部または全部を実施するように適応された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を使用して、個々にまたはまとめて実装され得る。代替として、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実施される場合がある。他の例では、当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各モジュールの機能はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実施され得る。
【0055】
[0064]カウンタモジュール605は、
図1〜
図4に関して上記で説明したのと同様の方法で、異なる近接サービスチャネルに関連付けられたTBまたはSDUをカウントする態様を管理し得る。テスト報告モジュール610は、
図1〜
図4に関して上記で説明したのと同様の方法で、カウンタモジュール605の1つまたは複数の異なるカウンタの値についてのテストシステム要求に応答する態様を管理し得る。たとえば、テスト報告モジュール610は、カウンタモジュール605と協働して、閉ループテストルーチン中に蓄積された特定のD2Dチャネルに関係するカウンタ情報を提供し得る。
【0056】
[0065]
図7は、様々な例による、ワイヤレス通信において使用するためのデバイス115−gのブロック
図700を示す。デバイス115−gは、
図1〜
図4を参照しながら説明したUE115の1つまたは複数の態様の一例であり得る。デバイス115−gは、
図5および
図6を参照しながら説明したデバイス115−eおよび/またはデバイス115−fの一例でもあり得る。デバイス115−gは、デバイス115−eおよび/または115−fの対応するモジュールの例であり得る、受信機モジュール505−b、D2Dチャネルテストモジュール510−b、および/または送信機モジュール515−bを含み得る。デバイス115−gはまた、プロセッサを含み得る(図示せず)。これらの構成要素の各々は、互いに通信していることがある。D2Dチャネルテストモジュール510−bは、カウンタモジュール605−aと、テスト報告モジュール610−aとを含み得る。受信機モジュール505−bおよび送信機モジュール515−bは、それぞれ、
図5または
図6の受信機モジュール505および送信機モジュール515の機能を実行し得る。
【0057】
[0066]デバイス115−gの構成要素は、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部または全部を実施するように適応された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を使用して、個々にまたはまとめて実装され得る。代替として、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実施される場合がある。他の例では、当技術分野で知られている任意の方式でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各モジュールの機能はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実施され得る。
【0058】
[0067]カウンタモジュール605−aは、D2Dチャネルカウンタモジュール705とインデクシングモジュール710とを含み得、
図2〜
図4に関して上記で説明したのと同様に、D2Dチャネルに関連付けられたカウンタ、およびテストされるチャネルの特定のプロセスを識別するための関連するインデックスを維持する態様を管理し得る。インデクシングモジュール710は、
図2〜
図4に関して上記で説明したように、チャネルの1つまたは複数のプロセス識別情報を有するチャネルのための特定のカウンタのインデックスを維持し得る。
【0059】
[0068]テスト報告モジュール610−aは、報告要求モジュール715と、カウンタマッピングモジュール720と、報告送信モジュール725とを含み得、カウンタ情報を報告する要求を受信し、カウンタとカウンタに関連付けられたD2Dチャネルプロセスとの間のマッピングを識別し、受信された要求に応答してカウンタ情報を報告する態様を管理し得る。報告要求モジュール715は、たとえば、
図2〜
図4に関して上記で説明したような方法で、カウンタモジュール605−aのうちの1つまたは複数のカウンタの値を提供するための、テストシステムからの要求を受信し得る。カウンタマッピングモジュールは、
図2〜
図4に関して上記で説明したように、特定のD2Dチャネルのためのカウンタが関連する複数のカウンタを有する場合に、カウンタとカウンタに関連付けられたD2Dチャネルプロセスとの間のマッピングを識別し得る。報告送信モジュール725は、
図2〜
図4に関して上記で説明された方法で、要求された報告をテストシステムに送信し得る。
【0060】
[0069]
図8に、様々な例による、ワイヤレス通信において使用するためのシステム800を示す。システム800は、
図1〜
図4のUE115の一例であり得るUE115−hを含み得る。UE115−hは、
図5、
図6、および/または
図7のデバイス115の1つまたは複数の態様の一例でもあり得る。
【0061】
[0070]UE115−hは、概して、通信を送信するための構成要素と通信を受信するための構成要素とを含む、双方向音声およびデータ通信のための構成要素を含み得る。UE115−hは、アンテナ840と、トランシーバモジュール835と、プロセッサモジュール805と、メモリ815(ソフトウェア(SW)820を含む)とを含み得、その各々は、(たとえば、1つまたは複数のバス845を介して)互いに直接または間接的に通信し得る。トランシーバモジュール835は、上記で説明したように、(1つまたは複数の)アンテナ840および/あるいは1つまたは複数のワイヤードまたはワイヤレスリンク125を介して、1つまたは複数のネットワークまたはテストシステム305−bと双方向に通信し得る。たとえば、トランシーバモジュール835は、基地局105−c、他のUE115−iおよび/または
図3もしくは
図4のテストシステム305と双方向に通信し得る。トランシーバモジュール835は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために(1つまたは複数の)アンテナ840に与え、(1つまたは複数の)アンテナ840から受信されたパケットを復調するためのモデムを含み得る。UE115−hは単一のアンテナ840を含み得るが、UE115−hは、たとえば、キャリアアグリゲーション技法を介して、複数のワイヤレス送信を同時に送信および/または受信することが可能な複数のアンテナ840を有し得る。トランシーバモジュール835は、複数のコンポーネントキャリアを介して1つまたは複数の基地局105と同時に通信することが可能であり得る。UE115−hは、
図5、
図6、または
図7のデバイス115のD2Dチャネルテストモジュール510について上記で説明した機能を実行し得る、チャネルテストモジュール810を含み得る。
【0062】
[0071]メモリ815は、ランダムアクセスメモリ(RAM)と、読取り専用メモリ(ROM)とを含み得る。メモリ815は、実行されたとき、本明細書で説明する様々な機能(たとえば、D2DチャネルのTBまたはSDUを識別し、カウンタをインクリメントし、要求されるとカウンタ値を報告する)をプロセッサモジュール805に実行させる命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア/ファームウェアコード820を記憶し得る。代替的に、コンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア/ファームウェアコード820は、プロセッサモジュール805によって直接的に実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ、実行されたとき)本明細書で説明する機能をコンピュータに実行させ得る。プロセッサモジュール805は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)などを含み得る。
【0063】
[0072]
図9は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信UEの性能テストのための方法900の一例を示すフローチャートである。明確にするために、方法900について、
図1、
図2、
図3、
図4、または
図8を参照しながら説明したUEのうちの1つまたは複数の態様、および/あるいは
図5、
図6、または
図7を参照しながら説明したデバイスのうちの1つまたは複数の態様を参照しながら以下で説明する。いくつかの例では、UEは、以下で説明される機能を実行するようにUEの機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、UEは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する機能のうちの1つまたは複数を実行し得る。
【0064】
[0073]ブロック905において、方法900は、上記のように、UEにおいて1つまたは複数のデータチャネルの受信がテストされるべきであることを示すテストアクティブ化メッセージを受信することを含み得る。ブロック905における動作は、たとえば、
図4のL3テスト制御465、
図5〜
図7のD2Dチャネルテストモジュール510、または
図8のチャネルテストモジュール810を使用して実行され得る。
【0065】
[0074]ブロック910において、方法900は、上記のように、テストアクティブ化メッセージの受信に応答してテストモードを開始することを含み得る。ブロック910における動作は、たとえば、
図4のL3テスト制御465およびUEテストループ機能470、
図5〜
図7のD2Dチャネルテストモジュール510、または
図8のチャネルテストモジュール810を使用して実行され得る。
【0066】
[0075]ブロック915において、方法900は、上記のように、1つまたは複数のデータチャネルを受信することを含み得る。ブロック915における動作は、たとえば、
図4のL1物理層405、
図5〜
図7の受信機505、または
図8のトランシーバモジュール835および/またはアンテナ840を使用して実行され得る。
【0067】
[0076]ブロック920において、方法900は、上記のように、チャネルごとに、受信された1つまたは複数のデータチャネルから受信されたTB、MAC SDU、またはPDCP SDUのうちの1つまたは複数に基づいて1つまたは複数の性能メトリックを決定することを含み得る。ブロック920における動作は、たとえば、
図4のUEテストループ機能470、
図5〜
図7のD2Dチャネルテストモジュール510、または
図8のチャネルテストモジュール810を使用して実行され得る。
【0068】
[0077]ブロック925において、方法900は、上記のように、チャネルごとに、決定された性能メトリックのうちの1つまたは複数を報告することを含み得る。ブロック925における動作は、たとえば、
図4のL3テスト制御層465、UEテストループ機能470、および/またはL1物理層405、
図5〜
図7のD2Dチャネルテストモジュール510および送信機モジュール515、
図6〜
図7のテスト報告モジュール610、あるいは
図8のチャネルテストモジュール810、トランシーバモジュール835および/またはアンテナ840を使用して実行され得る。
【0069】
[0078]このようにして、方法900はワイヤレス通信を提供し得る。方法900は一実装形態にすぎないこと、および方法900の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては修正される場合があることに留意されたい。
【0070】
[0079]
図10は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信UEの性能テストのための方法1000の一例を示すフローチャートである。明確にするために、方法1000について、
図1、
図2、
図3、
図4、または
図8を参照しながら説明したUEのうちの1つまたは複数の態様、および/あるいは
図5、
図6、または
図7を参照しながら説明したデバイスのうちの1つまたは複数の態様を参照しながら以下で説明する。いくつかの例では、UEは、以下で説明される機能を実行するようにUEの機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、UEは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する機能のうちの1つまたは複数を実行し得る。
【0071】
[0080]ブロック1005において、方法1000は、上記のように、UEにおいて1つまたは複数のデータチャネルの受信がテストされるべきであることを示すテストアクティブ化メッセージを受信することを含み得る。ブロック1005における動作は、たとえば、
図4のL3テスト制御465、
図5〜
図7のD2Dチャネルテストモジュール510、または
図8のチャネルテストモジュール810を使用して実行され得る。
【0072】
[0081]ブロック1010において、方法1000は、上記のように、データチャネルのうちの1つまたは複数に各々関連付けられた1つまたは複数のカウンタを開始することを含み得、1つまたは複数のカウンタは、関連する1つまたは複数のデータチャネル上で正常に受信されたトランスポートブロックまたはSDUのカウントを維持するためのものである。ブロック1010における動作は、たとえば、
図4のUEテストループ機能470、
図5〜
図7のD2Dチャネルテストモジュール510、
図6〜
図7のカウンタモジュール605、または
図8のチャネルテストモジュール810を使用して実行され得る。
【0073】
[0082]ブロック1015において、方法1000は、上記のように、データチャネルのうちの1つに関連付けられた複数の別々のカウンタを開始することを含み得る。ブロック1015における動作は、たとえば、
図4のUEテストループ機能470、
図5〜
図7のD2Dチャネルテストモジュール510、
図6〜
図7のカウンタモジュール605、または
図8のチャネルテストモジュール810を使用して実行され得る。
【0074】
[0083]ブロック1020において、方法1000は、上記のように、PSSCHソースのソース識別情報、PSSCH宛先の宛先識別情報、またはLCIDのうちの1つまたは複数に基づいて、複数の別々のカウンタにインデックスを付けることを含み得る。ブロック1020における動作は、たとえば、
図4のUEテストループ機能470、
図5〜
図7のD2Dチャネルテストモジュール510、
図6〜
図7のカウンタモジュール605、
図7のインデクシングモジュール710、または
図8のチャネルテストモジュール810を使用して実行され得る。
【0075】
[0084]ブロック1025において、方法1000は、上記のように、チャネルごとに、テストされたデータチャネルの各々に関連付けられたカウンタに基づいて1つまたは複数の性能メトリックを決定することを含み得る。ブロック1025における動作は、たとえば、
図4のUEテストループ機能470、
図5〜
図7のD2Dチャネルテストモジュール510、または
図8のチャネルテストモジュール810を使用して実行され得る。
【0076】
[0085]このようにして、方法1000はワイヤレス通信を提供し得る。方法1000は一実装形態にすぎないこと、および方法1000の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては修正される場合があることに留意されたい。
【0077】
[0086]したがって、方法900および1000は、ワイヤレスシステムにおけるカバレージの拡張を提供し得る。方法900および1000は可能な実装形態を記載し、動作およびステップは、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては修正される場合があることに留意されたい。いくつかの例では、方法900および1000のうちの2つまたはそれ以上からの態様が組み合わせられ得る。
【0078】
[0087]本明細書に記載した技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、および他のシステムなど、様々なワイヤレス通信システムに使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば、互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)などのような無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000リリース0およびAは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、一般に、CDMA2000 1xEV−DO、高速パケットデータ(HRPD:High Rate Packet Data)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標):Wideband CDMA)およびCDMAの他の変形態を含む。TDMAシステムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))などの無線技術を実装することができる。OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(WiFi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDM(商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)およびLTEアドバンスト(LTE−A:LTE-Advanced)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、無認可および/または共有帯域幅を介したセルラー(たとえば、LTE)通信を含む、上述のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術のために使用され得る。ただし、上記の説明は、例としてLTE/LTE−Aシステムを説明し、上記の説明の大部分においてLTE用語が使用されるが、本技法はLTE/LTE−A適用例以外に適用可能である。
【0079】
[0088]添付の図面に関して上記に記載した発明を実施するための形態は、例を説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入る唯一の例を表すものではない。「例」および「例示的」という用語は、この説明で使用されるとき、「例、事例、または例示として働く」ことを意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利である」ことを意味しない。発明を実施するための形態は、説明する技法の理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実践され得る。いくつかの事例では、説明された例の概念を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている構造および装置がブロック図の形式で示されている。
【0080】
[0089]情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上の説明全体にわたって参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁気粒子、光場もしくは光粒子、またはそれらの任意の組合せによって表され得る。
【0081】
[0090]本明細書の開示に関して説明した様々な例示的なブロックおよび構成要素は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実施または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成)として実装され得る。
【0082】
[0091]本明細書で説明する機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実施され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実施される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態が、本開示および添付の特許請求の範囲の範囲および趣旨内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質により、上記で説明した機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せを使用して実施され得る。機能を実施する特徴はまた、異なる物理的位置において機能の部分が実施されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、「および/または」という用語は、2つ以上の項目の列挙中で使用されるとき、列挙された項目のうちのいずれか1つが単独で用いられ得ること、または列挙された項目のうちの2つ以上の任意の組合せが用いられ得ることを意味する。たとえば、組成が構成要素A、B、および/またはCを含んでいるものとして説明される場合、その組成は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの組合せ、AとCの組合せ、BとCの組合せ、またはAとBとCの組合せを含んでいることがある。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、項目の列挙(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」あるいは「のうちの1つまたは複数」などの句で終わる項目の列挙)中で使用される「または」は、たとえば、[A、B、またはCのうちの少なくとも1つ]の列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような選言的列挙を示す。
【0083】
[0092]コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、フラッシュメモリ、CD−ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送もしくは記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、一方、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記のものの組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
【0084】
[0093]本開示の前述の説明は、当業者が本開示を作成または使用することを可能にするために提供される。本開示の様々な変更は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義される一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信ユーザ機器(UE)デバイスの性能テストのための方法であって、
前記UEにおいて1つまたは複数のデータチャネルの受信がテストされるべきであることを示すテストアクティブ化メッセージを受信することと、
前記テストアクティブ化メッセージの受信に応答してテストモードを開始することと、
前記1つまたは複数のデータチャネルを受信することと、
チャネルごとに、前記受信された1つまたは複数のデータチャネルから受信されたトランスポートブロック(TB)または受信されたサービスデータユニット(SDU)のうちの1つまたは複数に基づいて1つまたは複数の性能メトリックを決定することと、
チャネルごとに、前記決定された性能メトリックのうちの1つまたは複数を報告することと
を備える方法。
[C2]
前記受信されたSDUが、媒体アクセス制御(MAC)SDU、無線リンク制御(RLC)SDU、またはパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)SDUのうちの1つもしくは複数を備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記テストアクティブ化メッセージが、1つまたは複数のデバイス間(D2D)チャネルの前記テストモードを開始するためのD2Dテストアクティブ化メッセージである、C2に記載の方法。
[C4]
前記1つまたは複数のD2Dチャネルが、物理サイドリンク発見チャネル(PSDCH)、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)、または物理サイドリンクブロードキャストチャネル(PSBCH)のうちの1つまたは複数を備える、C3に記載の方法。
[C5]
前記1つまたは複数のデータチャネルが、D2Dデバイスの発見に関連付けられた少なくとも第1のデータチャネルと、D2Dデバイスとの通信に関連付けられた少なくとも第2のデータチャネルとを備える、C3に記載の方法。
[C6]
前記テストアクティブ化メッセージが、前記UEに結合されたテストシステムから受信される、C1に記載の方法。
[C7]
前記テストモードを開始することが、
前記データチャネルのうちの1つまたは複数に各々関連付けられた1つまたは複数のカウンタを開始すること、前記1つまたは複数のカウンタが、前記関連する1つまたは複数のデータチャネル上で正常に受信されたトランスポートブロックまたはSDUのカウントを維持するためのものである、
を備える、C1に記載の方法。
[C8]
前記1つまたは複数のカウンタが、2つ以上のデータチャネルの各々について複数の別々のカウンタを備える、C7に記載の方法。
[C9]
前記1つまたは複数のカウンタが、
第1のデータチャネルに関連付けられた第1の複数のカウンタと、前記第1の複数のカウンタが、プロセス識別情報によってインデックスが付けられる、
1つまたは複数の他のデータチャネルに関連付けられた少なくとも第2のカウンタと
を備える、C7に記載の方法。
[C10]
前記第1の複数のカウンタの数が、前記UEによってサポートされる同時発見プロセスの最大数に対応する、C9に記載の方法。
[C11]
前記第1の複数のカウンタが、各同時発見プロセスに関連付けられたコードによってインデックスが付けられる、C10に記載の方法。
[C12]
前記第1の複数のカウンタの数が、前記UEによってサポートされる同時物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)プロセスの最大数に対応する、C9に記載の方法。
[C13]
前記第1の複数のカウンタが、D2Dデバイスの論理グループの識別情報によってインデックスが付けられる、C12に記載の方法。
[C14]
前記第1の複数のカウンタの数が、前記UEによってサポートされる同時物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)プロセスの最大数に対応する、C9に記載の方法。
[C15]
前記第1の複数のカウンタが、PSSCHソースのソース識別情報、PSSCH宛先の宛先識別情報、または論理チャネル識別情報(LCID)のうちの1つまたは複数によってインデックスが付けられる、C14に記載の方法。
[C16]
前記第2のカウンタが、物理サイドリンクブロードキャストチャネル(PSBCH)に関連付けられる、C9に記載の方法。
[C17]
1つまたは複数の性能メトリックを前記決定することが、
前記関連するデータチャネル上の正常に受信されたトランスポートブロックまたはSDUごとに、各それぞれのデータチャネルに関連付けられた前記1つまたは複数のカウンタのカウンタをインクリメントすること
を備える、C7に記載の方法。
[C18]
前記性能メトリックのうちの1つまたは複数を報告することが、
前記1つまたは複数のカウンタのうちの要求されたカウンタについてのカウンタ情報を報告する要求を受信することと、
前記報告する要求の受信に応答してカウンタ情報の報告を送信することと、前記カウンタ情報の前記報告が、前記要求されたカウンタに関連付けられた第1の複数のカウンタの各々についての情報と、前記第1の複数のカウンタのカウンタとプロセス識別情報との間のマッピングとを備える、
を備える、C7に記載の方法。
[C19]
ワイヤレス通信ユーザ機器(UE)デバイスの性能テストのための装置であって、
前記UEにおいて1つまたは複数のデータチャネルの受信がテストされるべきであることを示すテストアクティブ化メッセージを受信するための手段と、
前記テストアクティブ化メッセージの受信に応答してテストモードを開始するための手段と、
前記1つまたは複数のデータチャネルを受信するための手段と、
チャネルごとに、前記受信された1つまたは複数のデータチャネルから受信されたトランスポートブロック(TB)または受信されたサービスデータユニット(SDU)のうちの1つまたは複数に基づいて1つまたは複数の性能メトリックを決定するための手段と、
チャネルごとに、前記決定された性能メトリックのうちの1つまたは複数を報告するための手段と
を備える装置。
[C20]
前記テストモードを開始するための前記手段が、前記データチャネルのうちの1つまたは複数に各々関連付けられた1つまたは複数のカウンタを開始し、前記1つまたは複数のカウンタが、前記関連する1つまたは複数のデータチャネル上で正常に受信されたトランスポートブロックまたはSDUのカウントを維持するためのものである、C19に記載の装置。
[C21]
前記1つまたは複数のカウンタが、2つ以上のデータチャネルの各々について複数の別々のカウンタを備える、C20に記載の装置。
[C22]
前記1つまたは複数のカウンタが、
第1のデータチャネルに関連付けられた第1の複数のカウンタと、前記第1の複数のカウンタが、プロセス識別情報によってインデックスが付けられる、
1つまたは複数の他のデータチャネルに関連付けられた少なくとも第2のカウンタと
を備える、C20に記載の装置。
[C23]
1つまたは複数の性能メトリックを決定する前記手段が、前記関連するデータチャネル上の正常に受信されたトランスポートブロックまたはSDUごとに、各それぞれのデータチャネルに関連付けられた前記1つまたは複数のカウンタのカウンタをインクリメントする、C20に記載の装置。
[C24]
前記性能メトリックのうちの1つまたは複数を報告するための前記手段が、前記1つまたは複数のカウンタの要求されたカウンタのカウンタ情報を報告する要求を受信し、前記報告する要求の受信に応答してカウンタ情報の報告を送信する、C20に記載の装置。
[C25]
ワイヤレス通信ユーザ機器(UE)デバイスの性能テストのための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
前記メモリに記憶された命令とを備え、ここにおいて、前記命令が、前記プロセッサによって、
前記UEにおいて1つまたは複数のデータチャネルの受信がテストされるべきであることを示すテストアクティブ化メッセージを受信し、
前記テストアクティブ化メッセージの受信に応答してテストモードを開始し、
前記1つまたは複数のデータチャネルを受信し、
チャネルごとに前記受信された1つまたは複数のデータチャネルから受信されたトランスポートブロック(TB)または受信されたサービスデータユニット(SDU)のうちの1つまたは複数に基づいて1つまたは複数の性能メトリックを決定し、
チャネルごとに前記決定された性能メトリックのうちの1つまたは複数を報告する
ために実行可能である
装置。
[C26]
前記受信されたSDUが、媒体アクセス制御(MAC)SDU、無線リンク制御(RLC)SDU、またはパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)SDUのうちの1つもしくは複数を備える、C25に記載の装置。
[C27]
前記テストアクティブ化メッセージが、1つまたは複数のデバイス間(D2D)チャネルの前記テストモードを開始するためのD2Dテストアクティブ化メッセージである、C26に記載の装置。
[C28]
前記1つまたは複数のD2Dチャネルが、物理サイドリンク発見チャネル(PSDCH)、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)、または物理サイドリンクブロードキャストチャネル(PSBCH)のうちの1つまたは複数を備える、C27に記載の装置。
[C29]
前記1つまたは複数のデータチャネルが、D2Dデバイスの発見に関連付けられた少なくとも第1のデータチャネルと、D2Dデバイスとの通信に関連付けられた少なくとも第2のデータチャネルとを備える、C27に記載の装置。
[C30]
ワイヤレス通信ユーザ機器(UE)デバイスを性能テストするためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードが、
前記UEにおいて1つまたは複数のデータチャネルの受信がテストされるべきであることを示すテストアクティブ化メッセージを受信し、
前記テストアクティブ化メッセージの受信に応答してテストモードを開始し、
前記1つまたは複数のデータチャネルを受信し、
チャネルごとに、前記受信された1つまたは複数のデータチャネルから受信されたトランスポートブロック(TB)または受信されたサービスデータユニット(SDU)のうちの1つまたは複数に基づいて1つまたは複数の性能メトリックを決定し、
チャネルごとに、前記決定された性能メトリックのうちの1つまたは複数を報告する
ために実行可能である命令を備える
非一時的コンピュータ可読媒体。