特許第6702986号(P6702986)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6702986ユニット及びコンテナの識別及び追跡方法及びシステム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6702986
(24)【登録日】2020年5月11日
(45)【発行日】2020年6月3日
(54)【発明の名称】ユニット及びコンテナの識別及び追跡方法及びシステム
(51)【国際特許分類】
   B65G 61/00 20060101AFI20200525BHJP
   G05B 19/418 20060101ALI20200525BHJP
   G06Q 10/08 20120101ALI20200525BHJP
【FI】
   B65G61/00 510
   G05B19/418 Z
   G06Q10/08 306
【請求項の数】14
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2017-539414(P2017-539414)
(86)(22)【出願日】2016年1月28日
(65)【公表番号】特表2018-506487(P2018-506487A)
(43)【公表日】2018年3月8日
(86)【国際出願番号】EP2016051853
(87)【国際公開番号】WO2016120414
(87)【国際公開日】20160804
【審査請求日】2019年1月24日
(31)【優先権主張番号】15152959.1
(32)【優先日】2015年1月28日
(33)【優先権主張国】EP
(73)【特許権者】
【識別番号】516385952
【氏名又は名称】イネクスト ソシエテ アノニム
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100088694
【弁理士】
【氏名又は名称】弟子丸 健
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100095898
【弁理士】
【氏名又は名称】松下 満
(74)【代理人】
【識別番号】100098475
【弁理士】
【氏名又は名称】倉澤 伊知郎
(74)【代理人】
【識別番号】100130937
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100171675
【弁理士】
【氏名又は名称】丹澤 一成
(72)【発明者】
【氏名】チャネ パトリック
(72)【発明者】
【氏名】シェーファー ニコラ
(72)【発明者】
【氏名】バラタ ロジェ
【審査官】 土田 嘉一
(56)【参考文献】
【文献】 特表2011−517437(JP,A)
【文献】 特開2013−120410(JP,A)
【文献】 国際公開第2014/095740(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65G 61/00
G06Q 10/08
G06Q 50/28
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
2つ又はそれよりも多い品目を収容するのに各々が好適なコンテナ内の製品を識別するコンピュータに実装される方法であって、
品目のセットにおける特定の品目に各々が対応する固有品目識別コードのセットを生成するステップと、
生産ラインにおいて、複数の品目を対応する前記固有品目識別コードでマーク付けすることにより複数の品目を一意的に識別するステップと、
前記生産ラインにおいて、2つ又はそれよりも多い品目をコンテナ内に機械的に集約するステップと、
前記品目のセット上の前記固有品目識別コードを検出して、検出した前記固有品目識別コードをプロセッサに送信するステップと、
検出された前記固有品目識別コードをデータストア内に仮想コンテナとして電子的に記憶し、検出された前記固有品目識別コードを前記仮想コンテナの一時的仮想コンテナ識別子と前記データストア内で関連付けるステップと、
前記生産ラインにおいて、前記コンテナを固有コンテナ識別子でマーク付けすることにより前記コンテナを一意的に識別するステップと、
前記コンテナ上の前記固有コンテナ識別子を検出して、検出した前記固有コンテナ識別子を前記プロセッサに送信するステップと、
前記コンテナに集約された前記品目のセットの1つの品目識別子を検出して、検出した前記品目識別子を前記プロセッサに送信するステップと、
前記仮想コンテナの一時的仮想コンテナ識別子と関連付けられた検出した固有品目識別子に基づいて、前記コンテナ内の複数の品目についての固有品目識別子を決定するステップと、
電子的データストアにおいて、前記コンテナ内の複数の品目についての決定した前記固有品目識別子を、検出した前記固有コンテナ識別子と関連付けるステップと、
を含む、方法。
【請求項2】
前記品目のセット上の前記固有品目識別コードの検出は、2つ又はそれよりも多い品目をコンテナ内に機械的に集約する前に行われる、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記品目のセット上の前記固有品目識別コードの検出は、2つ又はそれよりも多い品目をコンテナ内に機械的に集約した後に行われる、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記品目のセットを前記コンテナにまとめる透明ラップを通して前記固有品目識別子を撮像することによって前記品目のセット上の前記固有品目識別子を検出するステップを更に含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記コンテナ内に集約されることになる2つ又はそれよりも多い品目を機械的に割り当てるステップに空間的又は時間的に近接した位置にて前記品目のセット上の前記固有品目識別子を検出するステップを更に含む、請求項1〜4の何れかに記載の方法。
【請求項6】
前記コンテナ内に集約されることになる2つ又はそれよりも多い品目を機械的に割り当てるステップに空間的又は時間的に近接していない位置にて前記品目のセット上の前記固有品目識別子を検出するステップを更に含む、請求項1〜4の何れかに記載の方法。
【請求項7】
互いに空間的に近接して配置された2つの品目識別子を検出するよう各々が構成された5つの撮像装置によって前記固有品目識別子を検出するステップを更に含む、請求項1〜5の何れかに記載の方法。
【請求項8】
コンテナ完成信号が受け取られたかどうかを検出するステップを更に含む、請求項1〜7の何れかに記載の方法。
【請求項9】
複数のコンテナ間の所定のサイズの空きスペースの検出に基づいて、前記コンテナ完成信号を生成するステップを更に含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
検出された品目識別子の数が所定数よりも多いか、等しいか、又は少ないかを判定するステップを更に含む、請求項8又は請求項9に記載の方法。
【請求項11】
初期ステップで、コンテナセンサ信号を検出し(805)、
この信号がコンテナ完成センサから提供されたかどうか判定し(810)、
コンテナが完成していない場合(810)には、品目リーダがトリガ当たりに2つのコードを用いて復号化プロセスを開始するようトリガし(815)、品目コードをプロセッサに送り(820)、品目識別子待ち行列にこの品目コードを記憶し(825)、
前記信号がコンテナ完成センサから提供された場合(810)には、NO_Read及び重複品目コードが品目待ち行列から排除され(830)、
前記品目待ち行列の長さが決定され(835)、
前記品目待ち行列の長さが、プリセット値よりも大きい場合には、前記品目識別子待ち行列がリセットされ(855)、
前記品目待ち行列の長さが、プリセット値よりも小さい場合には、プリセット値に到達するよう、NO_Readが待ち行列に加えられ(840)、
前記品目待ち行列の長さが、前記プリセット値に等しい場合には、品目待ち行列からの全ての識別子が検索されて、品目についての仮想コンテナが生成され、固有識別子が割り当てられ(845)、
次いで、前記仮想コンテナが仮想コンテナ待ち行列に記憶され(850)、前記品目識別子待ち行列がリセットされ(855)、プロセスが終了する(860)、
ことによって、品目識別子を収集するステップを更に含む、請求項1〜10の何れかに記載の方法。
【請求項12】
仮想コンテナセンサからの信号を検出し(905)、
これに応答して、仮想コンテナ識別子リーダがトリガされ、1又はそれよりも多い品目コードに関して復号化プロセスを開始し(910)、
正当な品目コードがシステムに送られ(915)、
正当な品目コードの読み取りがなかった場合(920)には、プロセスが終了し(925)、
少なくとも1つの正当な読み取りがあった場合(920)には、仮想コンテナ待ち行列における識別子についての探索が実施され(930)、
前記品目コードが現れる仮想コンテナの数が決定され(935)、
前記品目コードがどの仮想コンテナにも現れない場合には、プロセスが終了し(950)、
前記品目コードが少なくとも1つの仮想コンテナに現れた場合には、仮想コンテナが過渡コンテナ待ち行列にコピーされ(940)、プロセスが終了し(945)、
前記品目コードが1つよりも多い仮想コンテナに現れた場合には、最も若い仮想コンテナが過渡コンテナ待ち行列にコピーされ(955)、プロセスが終了する(945)、
ことによって、品目識別子を収集するプロセスを更に含む、請求項1〜11の何れかに記載の方法。
【請求項13】
コンテナ識別子をコンテナ識別子リーダから受け取り(1005)、前記識別子がシステムに送られ(1010)、
過渡コンテナ待ち行列の長さが決定され(1015)、
長さがゼロである場合、コンテナは排出され(1020)、
長さが1に等しい場合には、仮想コンテナは、前記コンテナ識別子に関連付けられ(1040)、前記コンテナ及び関連する品目がコンテナ待ち行列に移動され(1045)、前記過渡コンテナ待ち行列がリセットされ(1050)、
前記過渡コンテナ待ち行列の長さが1よりも大きい場合(1015)には、仮想コンテナ識別子が同様であるかどうかの判定が行われ(1030)、
前記識別子が同様でない場合には、前記過渡コンテナ待ち行列がリセットされ(1025)、コンテナが排出され(1020)、
前記仮想コンテナ識別子が同様である場合(1030)、1つを除いて全ての仮想コンテナが前記過渡コンテナ待ち行列から削除され(1035)、前記仮想コンテナを前記コンテナ識別子に関連付けることによりプロセスを再開する(1040)、
ことによる、集約プロセスを更に含む、請求項1〜12の何れかに記載の方法。
【請求項14】
リレーショナルデータベースシステムにおいて、コンテナ内の複数の品目について決定された固有品目識別子を、検出した固有コンテナ識別子と関連付けるステップを更に含む、請求項13に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、全体的に、第1及び後続の顧客への商業品目のトレーサビリティ及び追跡を改善するために商業品目にラベル付け(ラベリング)する技術に関する。本発明は、コードによって一意的に識別される、固有品目識別子と外装材料との間のリンクを設定するのに用いることができる。
【背景技術】
【0002】
偽造及び不正貿易品は、多くの産業において、特にタバコ産業において重大な課題である。偽造製品を検出するために、サプライチェーン全体を通じて真正製品の認証を可能にする必要性がある。製品を真正のものとして認証するためには、製造者は、製造中に各製品に一意的にマーク付け(マーキング)し、次いで当該1又は複数のマークを用いて後で製品が真正のものであるかどうかを判定することができる。
【0003】
複数の製品を収納したコンテナで出荷される製品を認証する1つの方法は、コンテナを識別子でマーク付けすること、及びコンテナ内の個々の製品を識別子でマーク付けすることである。コンテナ識別子及び製品識別子は、データベース内に一緒に格納される。後でサプライチェーンにおいて、特定のコンテナ内の製品の製品識別子が当該コンテナのコンテナ識別子に対応するかどうかを判定するためのチェックを行うことができる。このチェックは、読み取ったコンテナ及び製品識別子のペアとデータベース内に格納されている識別子のペアとを比較することからなる。マッチングするコンテナ識別子及び製品識別子がデータベース内に存在する場合、その製品は真正であると判定される。
【0004】
しかしながら、これら既存のシステムは、極めて大量の製品、特にケース内の複数カートンのシガレットについて実際には実施することはできない。多くの場合、認証方法に関する障害は、これを実施するために格納及び送信する必要があるデータ容量である。
【0005】
既存のシステムの限界は更に、セキュアな識別子が使用される際に顕著となる。例えば、特定の製品(偽造が容易な製品、高価な製品、又は他の規制された製品など)に設定された製品識別子は、各識別子が一意であるように、及びマーク付けプロトコルが潜在的偽造者によって容易に発見できないようにするために複雑になる可能性がある。この理由から、製品識別子はまた暗号化することができる。セキュアな追跡システムは、認証のために追加のデータ記憶及び時間が必要となる。
【0006】
多くのタイプの製品の流通及び物流において、トラック&トレース、すなわち追跡及び軌跡は、特定の製品の現在及び過去の所在位置(及び他の情報)を決定するプロセスに関係する。このような状況において、本発明の品目追跡システムは、個々のユニットレベル並びにコンテナレベルで製品のトラック&トレースを可能にする。本明細書で使用される場合、製品の「ユニット」とは、システムによって追跡される単一の品目といえる。ユニットは、最終的には個々の品目又は製品として商業目的で販売することができる。「コンテナ」は、製品の2又はそれよりも多いユニットの集約であり、コンテナもまた、単一の製品として商業目的で販売することができる。各々が複数のユニットを含む複数のコンテナは、コンテナのコンテナに更に集約することができる。本明細書で記載されるシステムは、シガレット、食品及び製薬産業、並びに大量の製品を生産してこれらが集合的パッケージングに集約される他の何れかの産業のような様々な産業に適用することができる。本システムは、商品が生産される速度に関係なく、非限定的な実施例として医薬品及び他の消費財を含むあらゆるタイプの商品に適用することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の1つの実施形態は、2つ又はそれよりも多い品目を収容するのに各々が好適なコンテナ内の生産された製品を識別するコンピュータに実装される方法を含み、本方法が、品目のセットにおける特定の品目に各々が対応する固有品目識別コードのセットを生成するステップと、生産ラインにおいて、複数の品目を対応する固有品目識別コードでマーク付けすることにより複数の品目を一意的に識別するステップと、生産ラインにおいて、コンテナ内に集約されることになる2つ又はそれよりも多い品目を機械的に割り当てるステップと、コンテナに集約された品目のセット上の固有品目識別コードを検出して、検出した固有品目識別コードをプロセッサに送信するステップと、検出された品目の各々についての品目識別コードをデータベース内に記憶するステップと、生産ラインにおいて、コンテナを固有コンテナ識別子でマーク付けすることによりコンテナを一意的に識別するステップと、コンテナ上の固有コンテナ識別子を検出して、検出した固有コンテナ識別子をプロセッサに送信するステップと、検出したコンテナの各々についてのコンテナ識別子をデータベース内に記憶するステップと、データベース内の検出したコンテナ識別子を検出した品目識別子と関連付けるステップと、を含む。
【0008】
1つの実施形態によれば、製品のユニットなどの識別子の範囲が決定され、コンテナ識別子と共に個々のユニット識別子を記憶するのではなく、対応するコンテナ識別子と共にその範囲のエンドポイントを記憶することができる。この方式では情報の損失がなく、データ記憶及びデータ帯域要件が大幅に低減される。別の実施形態によれば、製品識別子は、生産詳細事項を含むことができる。生産詳細事項は、数分レベルに特定された生産の日時、及び増分的カウンター値を含むことができる。特定のコンテナに割り当てられた製品の製品識別子は、生産時間及び増分的カウンター値に基づいて順番に配置することができる。同じ生産時間を有するコンテナ内のこれらの製品は、単一の範囲内に配置され、これは、範囲内の最も低い増分カウンター値と範囲内の最も高い増分カウンター値とを記録することによりデータベース内に記憶される。異なる分(minutes)で生産された製品をコンテナが含む場合には、当該コンテナには複数の範囲が必要となる。この場合、通常は、単一の生産ラインで一分当たりに多くの品目を生産することができ、この方法は、データ記憶要件を大幅に低減する。
【0009】
ここで、単に例証として添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】第1の実施形態の例示的な構成を示す図である。
図2】第1の実施形態のリーダの例示的な配列を示す図である。
図3】品目識別子を待ち行列に格納するための例示的なプロセスを示す図である。
図4】コンテナ識別子を待ち行列に格納するための例示的なプロセスを示す図である。
図5】例示的なデータ集約プロセスを示す図である。
図6】第2の実施形態の例示的な構成を示す図である。
図7】第2の実施形態のリーダの例示的な配列を示す図である。
図8】品目識別子を収集するための例示的なプロセスを示す図である。
図9】コンテナ識別子を収集するための例示的なプロセスを示す図である。
図10】例示的なデータ集約プロセスを示す図である。
図11】第3の実施形態の例示的な構成を示す図である。
図12】品目識別子をバッファに格納するための例示的なプロセスを示す図である。
図13】品目コード読み取りの例示的なプロセスを示す図である。
図14】仮想コンテナの収集及び集約の例示的なプロセスを示す図である。
図15】コンテナ排出の例示的なプロセスを示す図である。
図16】第4の実施形態の例示的な構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
(識別子のタイプ)
各品目又はコンテナは、コードにより一意的に識別することができる。本明細書で使用される場合、用語「コード」及び「識別子」は、ユニット又はコンテナと関連付けられる識別子を指すのに同義的に使用され、また、用語「バンドル」及び「コンテナ」は同義的に使用される。コードは、人間が可読なフォーマットで品目又はコンテナの底部に印刷され、特定のフォーマットを用いてコード化することができる。印刷の例示的な方法には、Dotcode又はDatamatrixが挙げられる。好適な印刷速度及び物理的サイズの他の技術を用いてもよい。
【0012】
一部の好ましい実施形態において、Dotcodeは、シガレットパックのような個別の品目用の標準的な機械可読コードとして用いることができる。コードは、インクジェットプリンタ又はレーザプリンタ用に合わせて最適化することができる。好ましい実施形態において、12桁のコードを用いた標準的なシガレットパック(箱又はソフトパック)において、符号化は、58ドット幅当たりに7ドット高さのDotcodeで実施することができる。印刷及び復号化の効率を目的として他の構成を用いてもよい。コードは、白又はグレーの背景上に黒で印刷するか、又は黒の背景上に白で印刷することができる。少なくとも1ドットサイズのクワイエットゾーン(quiet zone)を用いてDotcodeの両側部を確保し、読み取り効率を改善することができる。また、クワイエットゾーンをより大きくすることで、全体の復号化プロセスを容易にすることができる。
【0013】
(コードの適用と関連付け)
個々の品目にコードを適用し、これらのコードを他の品目及びコンテナと関連付ける複数の実施形態について、以下でより詳細に説明する。以下に記載される種々の実施形態の一部又は全ては、生産施設において利用可能にすることができ、オペレータパネルを設けて、ユーザが選択を行うことができるようにする。
【0014】
本明細書で記載される実施形態は、品目及びコンテナ上に配置されているコードを読み取ることができる。コードの読み取りは、当業者には公知であるようなレーザスキャナ又はコードを読み取るのに必要な他の同様の装置など1又はそれよりも多い光学撮像装置によって行うことができる。一部の事例では、1つの光学撮像装置すなわち「リーダ」が、一回に1つのコードを読み取るように構成することができる。他の事例では、1つの光学撮像装置が一回に複数のコードを読み取るように構成することができ、その結果、品目上か又はコンテナ上かに関わらず、同じ数のコードを読み取るのに必要なリーダがより少なくなる。本明細書で記載される実施形態において、単一コードリーダ又は複数コードリーダは、置き換えられて互換的に用いることができる。コード又は識別子を読み取るための光学的機構について特定的に参照を行う一方で、コードを読み取るのに非光学的方法を互換的に用いることもできる。例えば、本明細書で記載される光学的リーダ及びコードは、本発明の範囲を逸脱することなく、RFIDリーダ及びRFIDタグと置き換えることができる。
【0015】
(コンテナスナップショットの実施形態)
第1の実施形態によれば、コンテナスナップショットの実施形態において、装置は、コンテナの全ての品目コードを一度に撮像して取り込み、次いでその時に当該品目を親コンテナと共に集約することができる。この実施形態は、コンテナ内に集約した後で個々の品目をスキャンできるように、コンテナマーキングプロセスにおいて透明ラップが使用される場合に好ましい。この方法は、品目のセットをコンテナにまとめる透明ラップを通して識別子を撮像することによって品目のセット上の固有品目識別コードを検出するステップを含むことができる。
【0016】
この手法では、各品目が、底部に印刷された固有のコードを有することができ、また、各コンテナは、それに印刷された固有のコードを有することができ、コンテナ排出ステーションは、コンテナスナップショット装置の後に配置することができる。非限定的な実施例として、Datamatrix技法を用いて、コンテナコードを印刷することができる。コンテナスナップショットの実施形態は、少なくとも、コンテナが既に形成されており、残りのタスクが、コンテナラベルアプリケータの前に品目コードを読み取り、ラベルをコンテナに貼り付けて、次いでコンテナ識別子を読み取るステップを含むような状況では適切である。
【0017】
(品目の読み取りプロセス)
図1を参照すると、読み取りプロセスは、コンテナラベルアプリケータ(110)の直前又は近接して配置された1又はそれよりも多いリーダ(105)を用いて実施することができる。コンテナスナップショット法において、コンテナ(101)内の個々の品目は、コンテナにラベルが取り付けられる直前に一度だけ読み取られる。次いで、コンテナ(115)に既に取り付けられているコンテナ識別子は、コンテナへの取り付けの後でリーダ(120)により撮像される。コンテナ識別子とコンテナを構成するそれらの品目との間の関連付けは、品目識別子の読み取りとコンテナラベルの取り付け後のコンテナ識別子の読み取りの間の時間及び空間の近接性に基づいて行うことができる。
【0018】
図1は、品目追跡システムの例示的な接続形態(topology)を示している。この接続形態の目的は、品目コード及びコンテナコードの取り込み間の遅延を短縮することである。この時間短縮は、品目とそのコンテナとの間の有効な関連付けのレベルを改善する。品目読み取りプロセスとコンテナ読み取りプロセスの間の遅延の短縮により、この遅延の際に生じる人間又は機械的事象に起因した無効な関連付けのリスクが低減される。本方法は、コンテナにおいて集約されることになる2又はそれよりも多い品目を機械的に割り当てるステップに空間的に近接した位置で品目のセット上の固有品目識別コードを検出するステップ、又はコンテナにおいて集約されることになる2又はそれよりも多い品目を機械的に割り当てるステップに時間的に近接した位置で品目のセット上の固有品目識別コードを検出するステップを含むことができる。
【0019】
図2に例示される実施形態において、5つのカメラ(220)は、個々の品目(例えば、品目(210))用のリーダとして用いることができる。一部の実施形態において、本システムは、5つの撮像装置によって固有品目識別コードを検出するように構成することができ、この5つの撮像装置の各々は、互いに空間的に近接して配置された2つの品目識別子を検出するよう構成される。カメラ(220)は、品目上に印刷されたDotcodeをコンテナ透明ラップを通して読み取り、品目追跡システムに情報を送ることができる。品目リーダの撮像装置の設計は、スペース上の制約に最適化することができる。装置は、一体化された高速超音波センサを備えることができる。センサの目的は、コンテナの存在を検出し、装置のリーダ全てに信号を送り、スナップショット及び復号化プロセスを開始することである。装置とセンサとの間の距離は、接続に応じて可変にすることができる。装置とシステムとの間の通信は、Ethernet(登録商標)ベースとすることができる。
【0020】
(コンテナの読み取りプロセス)
コンテナリーダは、自己トリガモードで標準Datamatrixを復号化するよう構成することができる。この実施形態において、トリガをするために追加のセンサは必要ではない。図2を参照すると、リーダ(210)は、コンテナの符号化プロセッサ(ラベルアプリケータ及び/又はプリンタ(205))の直後で且つ何れかのコンテナ排出ステーションの前に配置されて、取り付けられたラベル(215)を読み取ることができる。リーダとシステムとの間の通信は、Ethernet(登録商標)ベースとすることができる。
【0021】
(コンテナスナップショット方法)
本方法について、図3を参照して以下で説明する。コンテナセンサ信号を受け取る(305)と、品目コードが収集される。リーダがトリガされ、復号化プロセスを開始する(310)。システムは、NO_Read(以下で説明される)を排除し、更なる処理(315)のため有効コードを送り、品目待ち行列に記憶する(320)よう構成することができる。コンテナラベルアプリケータの後、別のリーダがDatamatrixなど一般的には装置によって符号化されたコンテナのコードを読み取り、品目追跡システムに情報を送ることができる。図4に示されるように、コンテナコードが収集される。コンテナ識別子がコンテナリーダから受け取られ、システムがコンテナ待ち行列にコードを記憶し(410)、集約が開始される(415)。この段階で、システムは、コンテナの固有識別子と既に取り込まれた品目との間の関連付けを生成することができる。システムは、品目とそれらのコンテナとの間のリンクを作成するよう構成することができる。図5に示す方法を用いてデータが集約されて関連付けられる。
【0022】
1つの実施形態において、システムは、構成可能な品目数の閾値を受け取り、コンテナへの集約の前に品目数の閾値が検出されなかったかどうかを判定し、コンテナが当該閾値に達した場合にはコンテナを排出することを含むように構成することができる。本システムは、品目数の閾値を記憶し、コンテナが品目数の閾値を上回って収容しているかどうかを判定し、コンテナが品目数の閾値を上回って収容した場合には、コンテナに関連する記憶した品目識別子の中から重複する識別子を排除するように構成することができる。別の実施形態では、本方法は、重複する識別子を排除した後にコンテナが10よりも多い識別子と関連付けられているかどうかを判定し、コンテナが10よりも多い識別子と関連付けられていると判定された場合には、生産ラインにてコンテナを排出するステップを含むことができる。
【0023】
本システムは、品目数の閾値を記憶し、コンテナ内の品目の数が品目数の閾値よりも少ないかどうかを判定し、コンテナが品目数の閾値よりも少なく収容した場合には、コンテナ識別子と関連してヌルの品目識別子を記憶するよう構成することができる。別の実施形態において、本方法は、コンテナ識別子と関連して記憶されたヌルの品目識別子の数を決定し、ヌルの品目の数が所定の閾値よりも大きい場合にはコンテナを排出するステップを含むことができる。
【0024】
図5を参照すると、プロセスが開始され(505)、品目待ち行列の長さが決定される(510)。この長さが品目数の閾値(例えば、10)よりも大きい場合には、重複する品目コードが排除される(515)。品目待ち行列の新しい長さが決定される(520)。品目待ち行列が品目数の閾値よりも大きい場合には、品目及びコンテナの待ち行列がリセットされ(535)、コンテナが排出される(540)。品目待ち行列が、品目数の閾値よりも小さい場合(520)には、閾値に到達するよう、NO_Readがプレースホルダー値として待ち行列に加えられる(525)。重複が排除される前に、品目待ち行列が品目数の閾値よりも小さいと判定された(510)場合には、閾値に到達するよう、NO_Readがプレースホルダー値として待ち行列に加えられる(525)。NO_Readの生成後(525)、NO_Readの数が、NO_Readのプリセット閾値数と比較される(530)。NO_Readのプリセット閾値数を上回った場合には、品目及びコンテナの待ち行列がリセットされ(535)、コンテナが排出される(540)。NO_Readのプリセット閾値数を上回らなかった場合には、待ち行列内の品目識別子が、待ち行列内の対応するコンテナ識別子と関連付けられ(545)、品目及びコンテナの待ち行列がリセットされ(550)、当該コンテナについてのプロセスが終了する(555)。品目待ち行列の長さが品目数の閾値に等しいと判定された(510)場合、待ち行列内の品目識別子が、待ち行列内の対応するコンテナIDと関連付けられ(545)、品目及びコンテナの待ち行列がリセットされ(550)、当該コンテナについてのプロセスが終了する。品目追跡システムによって取り込まれた情報は、更なる情報処理のためデータベースに送られることになる。
【0025】
図5を参照すると、NO_Readが生成された場合、文字列形式は以下の通りとすることができる。
NOREAD_PT_LinkupID_yyyyMMdd_HHmmssfff_nn
Linkup ID = 接続固有番号
yyyy = 現在の年
MM = 現在の月
dd = 現在の日
HHmmssfff = ミリ秒レベルの詳細さでの現在の時間
nn = パックIDの待ち行列内の位置
多すぎるNo_Read規則は、システムがコンテナを排出することなく受け付ける読まれない品目の最大数を与えることによって環境設定することができる。デフォルト設定では、この値は2に設定することができる。排出コンテナ規則は、排出の理由を表示するアラームにリンク付けすることができる。
【0026】
(仮想コンテナの実施形態)
第2の実施形態によれば、仮想コンテナの実施形態において、システムは、品目がコンテナ内に物理的に集約された後、任意の時間に品目のセット上の識別子を読み取る。仮想コンテナの実施形態は、コンテナラベルアプリケータの前の品目識別子の読み取りとコンテナ識別子の読み取りとの間の時間又は空間的近接性を必要としない。仮想コンテナスナップショットの実施形態は、透明ラップがコンテナ形成プロセスで使用される場合に用いることができる。一部の実施形態において、本方法は、品目のセットをコンテナにまとめる透明ラップを通して識別子を撮像することによって品目のセット上の固有品目識別子を検出するステップを含むことができる。好ましい実施形態において、品目は、それらの上に印刷された固有のコードを有し、コンテナは、それらの上に印刷された固有のコードを有し、コンテナ排出ステーションが利用可能である。非限定的な実施例として、品目コードを記述するのにDotcodeを用いることができ、また、コンテナコードを記述するのにDatamatrixを用いることができる。
【0027】
1つの実施形態によれば、図6に示すように、1又はそれよりも多い品目リーダ(615)は、品目上の品目コードを取り込むために、コンテナ(又はバンドル)コンベアに配置することができる(605)。品目リーダは、コンテナメーカーの前、又は好ましい実施形態ではコンテナメーカー(610)の後に配置することができる。リーダは、一部の実施形態において、6つの光学センサ(品目コード読み取り用に5つ、仮想コンテナ完成信号用に1つ)を含むことができる。一部の実施形態において、本方法は、5つの撮像装置によって固有品目識別子を検出するステップを含むことができ、5つの撮像装置の各々は、互いに空間的に近接して配置された2つの品目識別子を検出するよう構成される。別の実施形態において、本方法は、コンテナ完成信号を受け取ったかどうかを検出し、複数のコンテナ間の所定のサイズの空きスペースの検出に基づいて、コンテナ完成信号を生成するステップを含むことができる。本方法は更に、コンテナ完成信号を受け取ったかどうかを判定し、検出された品目識別子の数が所定数よりも多いか、等しいか、又は少ないかを判定するステップを含むことができる。
【0028】
読み取りコードプロセスは、光学センサのうちの1又はそれよりも多くを用いた品目の検出によりトリガすることができる。完成コンテナの読み取りは、仮想コンテナとして電子データストア内に記憶され、仮想コンテナの待ち行列内に配置される。コンテナコンベアエリアにおいて、空きスペースは、例えば、少なくとも60ミリメートル程度、各コンテナを離隔するのに用いることができる。リーダとシステムとの間の通信は、Ethernet(登録商標)ベースとすることができる。好ましい実施形態において、リーダは、外部センサによってトリガすることができる。以下でより詳細に記載されるように、コンテナの準備が整ったときには、システムは、品目バッファのうちの第1の品目セット(例えば、10個の品目)を取り、仮想コンテナを生成する。仮想コンテナを識別するのに固有の一時的な識別子が使用される。例示的な仮想コンテナ識別子は、「XAF32」の形式とすることができる。ラベルがコンテナに取り付けられた後、第1のリーダがコンテナ内の1つの品目コードを読み取る。次いで、システムは、記憶された仮想コンテナの集合にてこのコードを検索する。一致を見つけると、システムは、仮想コンテナのアイテムをリーダのうちの1つによって読み取られたコンテナ識別子に関連付ける。
【0029】
図7に示すように、コンテナラベルアプリケータ(710)がラベルをコンテナ(705)に取り付けた後、1又はそれよりも多い追加のリーダ(702)及び(725)を配置することができる。好ましい実施形態において、2つのリーダ、すなわち、コンテナ(730)(仮想コンテナ識別子として使用される)内の品目の品目コードを読み取る第1のリーダ(725)と、コンテナのコード(715)を読み取る第2のリーダ(720)(コンテナIDリーダ)が使用される。仮想コンテナ識別子リーダは、外部センサ(仮想コンテナセンサ)によってトリガすることができ、またDotcodeを復号化することができる。仮想コンテナ識別子は、上述の品目リーダと同じ要件に従って構成することができる。コンテナリーダは、自己トリガモードで標準Datamatrixを復号化するよう構成することができ、トリガするために追加のセンサは必要ではない。一部の代替の実施形態において、外部センサによるトリガを用いることもできる。リーダは、コンテナの符号化プロセッサ(ラベルアプリケータ又はプリンタ)の直後で且つ何れかのコンテナ排出ステーションの直前に配置することができる。リーダとシステムとの間の通信は、Ethernet(登録商標)ベースとすることができる。以下で詳細に記載されるように、例示的な仮想コンテナ(730)及び(735)の構造が図7に例示される。本方法は、コンテナにおいて集約されることになる2又はそれよりも多い品目を機械的に割り当てるステップに空間的又は時間的に近接した位置で品目のセット上の固有品目識別子を検出するステップ、又はコンテナにおいて集約されることになる2又はそれよりも多い品目を機械的に割り当てるステップに空間的又は時間的に近接していない位置で品目のセット上の固有品目識別子を検出するステップを含むことができる。
【0030】
1つの実施形態によれば、本方法は、品目のセットにおける特定の品目に各々が対応する固有品目識別コードのセットを生成するステップと、生産ラインにおいて、複数の品目を対応する固有品目識別コードでマーク付けすることにより複数の品目を一意的に識別するステップと、生産ラインにおいて、2つ又はそれよりも多い品目をコンテナ内に機械的に集約するステップと、コンテナに集約される品目のセット上の固有品目識別コードを検出して、検出した固有品目識別コードをプロセッサに送信するステップと、検出された固有品目識別コードをデータストア内に電子的に記憶し、検出された固有品目識別コードをコンテナの一時識別子と関連付けるステップと、生産ラインにおいて、コンテナを固有コンテナ識別子でマーク付けすることによりコンテナを一意的に識別するステップと、コンテナ上の固有コンテナ識別子を検出して、検出した固有コンテナ識別子をプロセッサに送信するステップと、コンテナに集約される品目のセットの1つの品目識別子を検出して、検出した品目識別子をプロセッサに送信するステップと、コンテナの一時的識別子と関連付けられた検出した固有品目識別子に基づいて、コンテナ内の複数の品目についての固有品目識別子を決定するステップと、電子的データストアにおいて、コンテナ内の複数の品目についての決定した固有品目識別子を検出した固有コンテナ識別子と関連付けるステップと、
を含むことができる。
【0031】
図8には、仮想コンテナ実施形態における品目識別子を収集するプロセスが例示される。初期ステップとして、コンテナセンサ信号が検出される(805)。この信号がコンテナ完成センサから提供されたかどうか判定される(810)。コンテナが完成していない場合(810)には、品目リーダは、トリガ当たりに2つのコードを用いて復号化プロセスを開始するようトリガすることができる(815)。品目コードがシステムに送られ(820)、システムは、品目識別子待ち行列に品目コードを記憶する(825)。信号がコンテナ完成センサから提供された場合(810)には、NO_Read(上述のように生成されたもの)及び重複品目コードが品目待ち行列から排除される(830)。品目待ち行列の長さが決定される(835)。品目待ち行列の長さが、プリセット値よりも大きい場合には、品目識別子待ち行列がリセットされる(855)。品目待ち行列の長さが、プリセット値よりも小さい場合には、プリセット値に到達するよう、NO_Readが待ち行列に加えられる(840)。品目待ち行列の長さが、プリセット値(例えば、10)に等しい場合には、品目待ち行列からの全ての識別子が検索されて、品目についての仮想コンテナが生成され、固有識別子が割り当てられる(845)。次いで、仮想コンテナが仮想コンテナ待ち行列に記憶され(850)、品目識別子待ち行列がリセットされ(855)、プロセスが終了する(860)。
【0032】
図9には、コンテナ識別子を収集するプロセスが例示されている。最初に、仮想コンテナセンサからの信号が検出される(905)。これに応答して、仮想コンテナ識別子リーダがトリガされ、1又はそれよりも多い品目コードに関して復号化プロセスを開始する(910)。正当な品目コードがシステムに送られる(915)。正当な品目コードの読み取りがなかった場合(920)には、プロセスは終了する(925)。少なくとも1つの正当な読み取りがあった場合(920)には、仮想コンテナ待ち行列における識別子についての探索が実施される(930)。品目コードが現れる仮想コンテナの数が決定される(935)。品目コードがどの仮想コンテナにも現れない場合には、プロセスが終了する(950)。品目コードが少なくとも1つの仮想コンテナに現れた場合には、仮想コンテナが過渡コンテナ待ち行列にコピーされ(940)、プロセスが終了する(945)。品目コードが1つよりも多い仮想コンテナに現れた場合には、最も若い仮想コンテナが過渡コンテナ待ち行列にコピーされ(955)、プロセスが終了する(945)。
【0033】
図10には、例示的な集約プロセスが例示される。コンテナ識別子がコンテナ識別子リーダから受け取られ(1005)、識別子がシステムに送られる(1010)。過渡コンテナ待ち行列の長さが決定される(1015)。長さがゼロである場合、コンテナは排出される(1020)。長さが1に等しい場合には、仮想コンテナは、コンテナ識別子に関連付けられ(1040)、コンテナ及び関連する品目がコンテナ待ち行列に移動され(1045)、過渡コンテナ待ち行列がリセットされる(1050)。過渡コンテナ待ち行列の長さが1よりも大きい場合(1015)には、仮想コンテナ識別子が同様であるかどうかの判定が行われる(1030)。識別子が同様でない場合には、過渡コンテナ待ち行列がリセットされ(1025)、コンテナが排出される(1020)。仮想コンテナ識別子が同様である場合(1030)、1つを除いて全ての仮想コンテナが過渡コンテナ待ち行列から削除され(1035)、仮想コンテナをコンテナ識別子に関連付けることによりプロセスを再開する(1040)。本方法は、リレーショナルデータベースシステムにおいてコンテナ内の複数の品目について決定された固有品目識別子を検出した固有コンテナ識別子と関連付けるステップを含むことができる。
【0034】
例示するように、コンテナラベルアプリケータの後、1つのリーダが品目識別子を読み取ることができ、1つのリーダがコンテナ識別子を読み取ることができる。次いで、システムは、既知の品目識別子を参照して、ラベルアプリケータの前に生成された仮想コンテナと当該品目識別子を関連付けることができる。次に、仮想コンテナにおいて既知の品目から他の品目への関連付けに基づいて、システムは、仮想コンテナにおける品目識別子の全てにコンテナ識別子を関連付けることができる。
【0035】
図8を参照すると、NO_Readが生成された場合、文字列形式は以下の通りとすることができる。
NOREAD_PT_LinkupID_yyyyMMdd_HHmmssfff_nn
Linkup ID = 接続固有番号
yyyy = 現在の年
MM = 現在の月
dd = 現在の日
HHmmssfff = ミリ秒レベルの詳細さでの現在の時間
nn = パックIDの待ち行列内の位置
【0036】
多すぎるNo_Read規則は、システムがコンテナを排出することなく受け付ける読まれない品目の最大数を与えることによって環境設定することができる。デフォルト設定では、この値は2に設定される。仮想コンテナ識別子待ち行列から仮想コンテナをクリーニングするプロセスは、構成可能な時間数よりも古い品目を排除するように実施することができる。非限定的な実施例として、デフォルト値は、4時間に設定することができる。排出コンテナ規則は、何らかの品目又はコンテナの排出理由を表示するアラームにリンク付けすることができる。
【0037】
(品目ショット変形形態A)
第3の実施形態によれば、品目ショット変形形態Aは、コンテナに使用される材料が非透過性である場合に用いることができる。非透過性コンテナ材料の非限定的な実施例は、陳列箱及び紙とすることができる。品目ショット変形形態Aはまた、ライン接続形態が、上述のコンテナスナップショット又は仮想コンテナの実施形態の実施を許容しない場合に用いることができる。例えば、本方法は、品目をコンテナ内に機械的に集約するステップが非透過性材料を用いて品目を密閉するステップを更に含む場合、又は品目をコンテナ内に機械的に集約するステップが品目識別子が光学的に読み取られるのを妨げる材料を用いて品目を密閉するステップを更に含む場合に用いることができる。
【0038】
品目ショット変形形態Aの実施形態によれば、リーダは、コンテナメーカーの入口に設置される。本実施形態の概略図が図11に示される。コンテナがラベルアプリケータに到達すると、ラベルが取り付けられ、リーダは、ラベル上に印刷されたコード(コンテナコード)を取り込む。コンテナコードは、コンテナ又はラベル上に印刷される。正当な読み取り信号を品目追跡システムに送ることができ、最も古い仮想コンテナとコンテナコードとの間で集約が行われる。コンテナの正当な読み取り又は排出信号は、コンテナメーカーによって管理され、品目追跡システムに送ることができる。
【0039】
2つ又はそれよりも多い品目を収容するのに各々が好適なコンテナ内の製品を識別するコンピュータに実装される方法の1つの実施形態において、本方法は、品目のセットにおける特定の品目に各々が対応する固有品目識別コードのセットを生成するステップと、生産ラインにおいて、複数の品目を対応する固有品目識別コードでマーク付けすることにより複数の品目を一意的に識別するステップと、品目のセット上の固有品目識別コードを検出して、検出した固有品目識別コードをプロセッサに送信するステップと、検出した固有品目識別コードを品目識別子バッファに記憶するステップと、バッファ内の検出された固有品目識別コードの数が、品目識別コードの所定数に等しいか又はそれよりも多い場合には、品目識別コードを互いに関連付けして、関連付けられた品目識別コードを仮想コンテナとして記憶するステップと、生産ラインにおいて、2つ又はそれよりも多い品目をコンテナ内に機械的に集約するステップと、生産ラインにおいて、コンテナを固有コンテナ識別子でマーク付けすることによりコンテナを一意的に識別するステップと、コンベア上にあるコンテナの固有コンテナ識別子を検出して、検出した固有コンテナ識別子をプロセッサに送信するステップと、コンベア上にあるコンテナのコンテナ識別子を品目識別コードの仮想コンテナと関連付けるステップと、を含むことができる。
【0040】
図11に示すように、個々の品目(1105)は、コンテナ(1115)内にラップされ、品目コードが仮想コンテナに記憶される。次いで、物理的コンテナが、コンテナラベルアプリケータ及び印刷プロセス(1120)に進むコンベア上に配置される。コンベアにおけるコンテナの最大数は一定であり、品目追跡システムによって知られる。各コンテナは、コンベアの専用の物理的スロット内に配置される。コンベア上では、各コンテナは、スロットのような物理的障壁によって離隔することができる。スロットは、空きであるか、又は充填されているかが検出され、これに応じてスロットバッファを管理することができる。印刷プロセスでは、正当の読み取りを検出することができ、又は排出を実施することができる。集約プロセス(1125)において、コンテナコードが読み取られ、仮想コンテナからの品目がコンテナコードにリンク付けされ、このコンテナコードがコンテナ上に印刷される。コンテナコード読み取りプロセスは、コンテナメーカーの内部信号により開始することができる。コンテナ作動可能信号は、コンテナメーカーの内部信号により提供することができる。コンテナ排出(又は空きスロット)信号は、コンテナメーカーの内部信号により提供することができる。
【0041】
図12に示すように、品目収集プロセスにおいて、品目読み取りトリガ信号(1205)に応じて、品目コードが読み取られ(1201)、プッシャの直前に配置されたリーダを用いてバッファ内に記憶(1215)される。リーダは、コンテナメーカーに入力されている品目についての識別子を収集し、品目識別子をバッファ内に記憶することができる。品目コード読み取りプロセスは、センサ又はコンテナメーカーの内部信号によって開始することができる。品目リーダとシステムとの間の通信は、Ethernet(登録商標)ベースとすることができる。品目リーダは、外部信号によってトリガすることができる。リーダの位置は、理想的にはコンテナの最後の品目位置に設定することができる。これが可能ではない場合、品目追跡システムによってオフセットを構成及び管理することができる。
【0042】
図13には、品目コード読み取りプロセスが例示される。システムがコンテナ完成信号を受け取ると、新規の仮想コンテナが最新の収集されたn個の品目コードで生成され、この新規の仮想コンテナは、仮想コンテナバッファに加えられる(ここでnは、品目追跡システムにおいて設定することができる固定数)。一部の例示的な実施形態において、nは10に設定される。コンテナ作動可能信号を受け取ると(1305)、コンテナコードバッファが空であるかどうか判定される(1310)。バッファが空である場合には、仮想コンテナがマーク付けされた品目で生成され(1335)、仮想コンテナが仮想コンテナバッファに追加される(1330)。品目コードバッファが空でない場合には(1310)、バッファ内の品目の数が、予想される品目数と比較される。品目数が予想よりも多い場合には、システムは、オフセット(存在する場合)を残して全ての品目コードを検索し(1340)、予想される品目数に適合するようにマーク付けされた品目を追加し(1345)、仮想コンテナを生成し(1325)、該仮想コンテナを仮想コンテナバッファに追加する(1330)。品目数が予想される数以下である場合には、システムは、予想される品目数を検索し(1320)、仮想コンテナを生成し(1325)、該仮想コンテナを仮想コンテナバッファに追加する(1330)。
【0043】
図14には、仮想コンテナ収集及び集約プロセスが例示される。集約プロセスにおいて、コンテナコードが読み出され、仮想コンテナからの品目がコンテナコードにリンク付けされる。本実施形態によれば、集約及び印刷は、コンテナメーカーにおいて、又はコンテナメーカーと緊密に連携して実施することができる。コンテナの正当な読み出し信号を受け取ると(1410)、システムは、仮想コンテナバッファ内の仮想コンテナの数が、コンベアにおける物理的バンドルの最大数に等しいかどうか判定する(1415)。値が等しくない場合には、信号は無視される(1445)。信号が等しい場合には、コンテナIDがコンテナリーダから取得され(1420)、コンテナIDが仮想コンテナバッファの最も古い仮想コンテナと関連付けられ、関連付けられたコンテナが最終コンテナバッファ内に記憶され(1430)、最も古い仮想コンテナが仮想コンテナバッファから排除される(1440)。
【0044】
本方法は更に、コンベア上の物理的コンテナの所定最大数を表す値を電子的に記憶するステップと、コンベア上のコンテナ識別子の数がコンベア内のコンテナの所定最大数に等しい場合には、最も古い仮想コンテナを最も古いコンテナと関連付けるステップと、を含むことができる。
【0045】
図15には、コンテナ排出プロセスが例示される。コンベアの空のスロットがラベルアプリケータに到達する場合には、品目追跡システムに排出信号を送り、最も古い仮想コンテナを仮想コンテナバッファから排除することができる。コンテナ排出信号を受け取ると(1505)、システムは、仮想コンテナバッファ内の仮想コンテナの数が、コンベア内の物理的コンテナの所定最大数に等しいかどうかを判定する(1510)。これらの値が等しくない場合には、信号は無視される(1520)。信号が等しい場合には、最も古い仮想コンテナが仮想コンテナバッファから排除される(1515)。
【0046】
一部の実施形態において、システムは、各品目は底部に印刷された固有コードを有し(例えば、Dotcpdeを用いて)、各コンテナは印刷された固有コードを有し(例えば、Datamatrix SGTINを用いて)、コンテナ排出ステーションが存在し、また、ラベルアプリケータに達するコンベア内のコンテナの数が予め定められているように構成することができる。コンテナリーダは、外部信号(外部トリガ)を考慮して標準Datamatrixを復号化するよう構成することができる。リーダは、コンテナの符号化プロセッサ(ラベルアプリケータ又はプリンタ)の直後で且つコンテナ排出ステーション(存在する場合)の直前に配置することができる。リーダとシステムとの間の通信は、Ethernet(登録商標)ベースとすることができる。
【0047】
(品目ショット変形形態B)
品目ショット変形形態Aをベースとした第4の実施形態によれば、コンベア上では、各コンテナが物理的障壁(スロット)によって離隔される。図16を参照すると、システムは、コンベア(1610)上の各スロット(1640)の状態(空又は充填)を記憶し、この情報を品目追跡と共有して、スロットバッファを管理することができる。印刷プロセス(1620)において、システムは、正当な読み込み又は排出の表示を品目追跡に送ることができる。この実施形態は、品目をコンテナに機械的に集約するステップが非透過性材料を用いて品目を密閉するステップを更に含む場合に用いることができる。
【0048】
図16を参照すると、コンテナメーカーでは、品目収集プロセスにおいて、品目コードが読み取られ(1625)、バッファ内に記憶される。コードを読み取るためのカメラは、プッシャの直前に配置することができる(1635)。コンテナ作動可能信号が生成されたとき、10個の最も古い品目コードは仮想コンテナに収容され、仮想コンテナバッファに加えられる。コンテナメーカーの後で、コンテナコードが印刷プロセスにおいてコンテナ上又はラベル上に印刷される(1620)。集約プロセスにおいて(1615)、コンテナコードが読み取られ、仮想コンテナからの品目がコンテナコードにリンク付けされる。
【0049】
2つ又はそれよりも多い品目を収容するのに各々が好適なコンテナ内の製品を識別するコンピュータに実装される方法の1つの実施形態において、本方法は、品目のセットにおける特定の品目に各々が対応する固有品目識別コードのセットを生成するステップと、生産ラインにおいて、複数の品目を対応する固有品目識別コードでマーク付けすることにより複数の品目を一意的に識別するステップと、品目のセット上の固有品目識別コードを検出して、検出した固有品目識別コードをプロセッサに送信するステップと、検出した固有品目識別コードを品目識別子バッファに記憶するステップと、バッファ内の検出された固有品目識別コードの数が、固有品目識別子の所定数に等しいか又はそれよりも多い場合には、品目識別コードを互いに関連付けして、関連付けられた品目識別子を仮想コンテナとして記憶するステップと、生産ラインにおいて、2つ又はそれよりも多い品目をコンテナ内に機械的に集約するステップと、生産ラインにおいて、コンテナを固有コンテナ識別子でマーク付けすることによりコンテナを一意的に識別するステップと、隣接するコンテナ間の境界に基づいて、コンベア上にあるコンテナの固有コンテナ識別子を検出するステップと、検出した固有コンテナ識別子をプロセッサに送信するステップと、コンベア上にあるコンテナのコンテナ識別子を品目識別子の仮想コンテナと関連付けるステップと、を含むことができる。別の実施形態において、隣接するコンテナ間の境界は、物理的障壁、スロット又は空間とすることができる。
【0050】
(システムアーキテクチャ)
本明細書で記載されるシステム及び方法は、ソフトウェア又はハードウェアもしくはその何らかの組み合わせで実施することができる。本明細書で記載されるシステム及び方法は、互いに物理的に又は論理的に分離された又は分離されていない場合もある1又はそれよりも多いコンピュータデバイスを用いて実施することができる。加えて、本明細書で記載される方法の種々の態様は、他の機能と組み合わせ又は併合することができる。一部の実施形態において、例示のシステム要素は、単一のハードウェアデバイスに組み合わせるか、又は複数のハードウェアデバイスに分離することができる。複数のハードウェアデバイスが使用される場合、ハードウェアデバイスは、互いに物理的に近接して又は遠隔に配置することができる。
【0051】
本方法は、コンピュータ使用可能又はコンピュータ可読記憶媒体からアクセス可能で、コンピュータ又は何らかの命令実行システムによって又はそれと関連して使用するプログラムコードを提供するコンピュータプログラム製品で実施することができる。コンピュータ使用可能又はコンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ又は命令実行システム、装置もしくはデバイスによって又はそれと関連して使用するプログラムを収容又は記憶することができる何らかの装置とすることができる。
【0052】
対応するプログラムコードを記憶及び/又は実行するのに好適なデータ処理システムは、メモリ要素のようなコンピュータ制御のデータ記憶装置に直接又は間接的に結合された少なくとも1つのプロセッサを含むことができる。入力/出力(I/O)デバイス(限定ではないが、キーボード、ディスプレイ、ポインティングデバイス、その他を含む)は、システムに結合することができる。ネットワークアダプタもシステムに結合されて、仲介プライベート又はパブリックネットワークを通じてデータ処理システムを他のデータ処理システム又は遠隔のプリンタもしくは記憶装置に結合可能にすることができる。ユーザとの対話を可能にするために、CRT(陰極線管)、LCD(液晶ディスプレイ)又はユーザに情報を表示するための他のタイプのモニタのような表示装置と、ユーザがコンピュータに入力できるようにするキーボード及びマウス又はトラックボールのような入力デバイスを備えてコンピュータ上に特徴部を実装することができる。
【0053】
コンピュータプログラムは、コンピュータにおいて直接又は間接的に用いることができる命令セットとすることができる。本明細書で記載されるシステム及び方法は、コンパイル又はインタープリタ型言語を含む、Flash(登録商標),JAVA(登録商標),C++,C,C#,Visual Basic(登録商標),JavaScript(登録商標),PHP,XML,HTML,その他などのプログラム言語又はプログラム言語の組み合わせを用いて実施することができ、また、スタンダローンとして、もしくはモジュール、コンポーネント、サブルーチン、又はコンピュータ環境で使用するのに好適な他のユニットとして、等の何らかの形式で展開することができる。ソフトウェアは、限定ではないが、ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコード、その他を含むことができる。SOAP/HTTPのようなプロトコルは、プログラミングモジュール間のインタフェースを実装するのに用いることができる。本明細書で記載される構成要素及び機能は、限定ではないが、Microsoft Windows(登録商標),Apple(登録商標) Mac(登録商標),iOS(登録商標),Unix(登録商標)/X−Windows(登録商標),Linux(登録商標),その他を含む、ソフトウェア開発に好適な何らかのプログラミング言語を用いて仮想又は非仮想環境で実行される何らかのデスクトップオペレーティングシステム上に実装することができる。
【0054】
命令プログラムを実行するのに好適なプロセッサは、限定ではないが、何らかの種類のコンピュータの汎用及び専用のマイクロプロセッサ、及びソロプロセッサもしくは複数のプロセッサ又はコアのうちの1つを含む。プロセッサは、リードオンリーメモリ又はランダムアクセスメモリ、その両方、もしくは本明細書で記載されるデータ記憶装置の何らかの組み合わせなど、コンピュータ制御のデータ記憶装置からの命令やデータを受け取って記憶することができる。プロセッサは、電子デバイスの作動及び性能を制御するよう作動する何らかの処理回路又は制御回路を含むことができる。
【0055】
プロセッサはまた、データを記憶するための1又はそれよりも多いデータ記憶装置を含み、又はデータ記憶装置と通信するよう動作可能に結合することができる。このようなデータ記憶装置は、非限定的な実施例として、磁気ディスク(内部ハードディスク及びリムーバブルディスクを含む)、磁気光学ディスク、光学ディスク、リードオンリーメモリ、ランダムアクセスメモリ、及び/又はフラッシュストレージを含むことができる。コンピュータプログラム命令及びデータを有形的に具現化するのに好適な記憶装置はまた、例えば、EPROM、EEPROM、及びフラッシュメモリデバイスのような半導体メモリデバイス;内部ハードディスク及びリムーバルディスクのような磁気ディスク;CD−ROM及びDVDディスクを含む、あらゆる形態の不揮発性メモリを含むことができる。プロセッサ及びメモリは、ASIC(特定用途向け集積回路)によって補充されるか、又はASICに組み込むことができる。
【0056】
本明細書で記載されるシステム、モジュール、及び方法は、ソフトウェア要素又はハードウェア要素の何らかの組み合わせを用いて実装することができる。本明細書で記載されるシステム、モジュール、及び方法は、互いに単独又は組み合わせて作動する1又はそれよりも多い仮想機械を用いて実装することができる。何らかの適用可能な仮想化ソリューションは、ハードウェアコンピュータプラットフォーム又はホスト上で作動する仮想化ソフトウェアの制御下で実行される仮想機械に物理的コンピュータ機械プラットフォームをカプセル化するのに用いることができる。仮想機械は、仮想システムハードウェア及びゲストオペレーティングシステムソフトウェアの両方を有することができる。
【0057】
本明細書で記載されるシステム及び方法は、データサーバのようなバックエンドコンポーネントを含む、又はアプリケーションサーバ又はインターネットサーバのようなミドルウェアコンポーネントを含む、或いはグラフィックユーザインタフェース又はインターネットブラウザを有するクライアントコンピュータのようなフロントエンドコンポーネントを含む、もしくはこれらの何らかの組み合わせなどのコンピュータシステムで実装することができる。システムの構成要素は、通信ネットワークのようなデジタルデータ通信の何らかの形態又は媒体によって接続することができる。通信ネットワークの実施例は、例えば、LAN、WAN、及びインターネットを形成するコンピュータ及びネットワークを含む。
【0058】
本発明の1又はそれよりも多い実施形態は、ハンドヘルドデバイス、マイクロプロセッサシステム、マイクロプロセッサベース又はプログラム可能コンシューマ電子機器、ミニコンピュータ、メインフレーム、その他を含む、他のコンピュータシステム構成で実施することができる。本発明はまた、ネットワークを通じてリンクされた遠隔処理デバイスによってタスクが処理される分散型コンピュータ環境で実施することができる。
【0059】
本発明の1又はそれよりも多い実施形態について説明してきたが、様々な代替形態、追加形態、変形形態及び等価形態が本発明の範囲内に含まれる。
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