(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6703219
(24)【登録日】2020年5月12日
(45)【発行日】2020年6月3日
(54)【発明の名称】鉄道で使われる省エネルギーで環境に優しい信号灯
(51)【国際特許分類】
B61L 5/18 20060101AFI20200525BHJP
【FI】
B61L5/18 Z
【請求項の数】8
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2019-123571(P2019-123571)
(22)【出願日】2019年7月2日
【審査請求日】2019年8月1日
(31)【優先権主張番号】201910473898.7
(32)【優先日】2019年6月2日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519210217
【氏名又は名称】上海美翰灯具有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100115303
【弁理士】
【氏名又は名称】岩永 和久
(72)【発明者】
【氏名】楼▲てん▼涯
【審査官】
今井 貞雄
(56)【参考文献】
【文献】
中国特許出願公開第108128325(CN,A)
【文献】
中国実用新案第206781781(CN,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B61L 5/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、取付台座を含み、前記取付台座の中には取付溝が設置され、前記取付溝の中にはランプ支柱が固定的に取り付けられ、前記取付台座と前記ランプ支柱との間には信号灯全体を路盤に固定できる固定部品が設置され、前記ランプ支柱の中には入気溝が設置され、前記入気溝の中には信号灯に電気を供給するのを補助できる発電部品が設置され、前記ランプ支柱の頂部には灯体が固定的に取り付けられ、前記灯体の中には信号灯を作動させる灯光部品が設置され、
前記灯光部品は前記灯体の中に設置された灯光チャンバを含み、前記灯光チャンバの頂壁には電磁石チャンバが設置され、前記電磁石チャンバの中には灯光板がスライドできるように取り付けられ、前記灯光板には三つの信号の灯光を提供できるLEDライトが固定的に取り付けられ、前記灯光チャンバの中にはまた信号灯をクリーニングできるクリーニング部品が設置され、
前記クリーニング部品は前記灯光チャンバの右側内壁と前記灯体の右側面の間に固定的に取り付けられたガラスミラーを含み、前記灯光チャンバの下側にはスライド溝が形成されており、前記灯光チャンバと前記スライド溝との間にはクリーニングブラシがスライドできるように取り付けられ、前記クリーニングブラシには前記ガラスミラーをクリーニングできる刷毛が固定的に取り付けられていることを特徴とする鉄道で使われる省エネルギーで環境に優しい信号灯。
【請求項2】
前記固定部品はまた弾性バックルと、プッシュブロック溝と、プッシュブロックと、第一推し動かしばねとを含み、前記弾性バックルは前記取付溝の中に固定的に取り付けられ、前記弾性バックルは前記ランプ支柱を引っ掛からせることができ、前記取付台座の中にはプッシュブロック溝が左右対称的に形成されており、前記プッシュブロック溝の中にはプッシュブロックがスライドできるように取り付けられ、前記プッシュブロックは前記ランプ支柱を引っ掛からせることができ、前記プッシュブロック溝の片側内壁と前記プッシュブロックとの間には第一推し動かしばねが固定的に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の鉄道で使われる省エネルギーで環境に優しい信号灯。
【請求項3】
前記発電部品は立て柱と、羽根と、起電機と、ソーラーパネルとを含み、前記立て柱が前記ランプ支柱の中に左右対称的に固定的に取り付けられ、左右両側の前記立て柱の間には羽根が回転できるように取り付けられ、前記立て柱には起電機が固定的に取り付けられ、前記起電機の入力軸が前記羽根と固定的に連結され、前記ランプ支柱の頂部側面にはソーラーパネルが固定的に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の鉄道で使われる省エネルギーで環境に優しい信号灯。
【請求項4】
前記灯光部品はまたランプシェードと、電磁石と、永久磁石と、第二推し動かしばね、と電磁石制御用スイッチとを含み、前記ランプシェードは前記灯光板の右側面に固定的に取り付けられ、前記ランプシェードは前記LEDライトを密封し、前記電磁石チャンバの底壁には電磁石が固定的に取り付けられ、前記灯光板の底面には永久磁石が固定的に取り付けられ、前記電磁石チャンバの底壁と前記灯光板の底面との間には第二推し動かしばねが固定的に取り付けられ、前記灯光チャンバの頂壁の中には電磁石制御用スイッチが固定的に取り付けられ、前記電磁石制御用スイッチは前記灯光板と接触することができることを特徴とする請求項1に記載の鉄道で使われる省エネルギーで環境に優しい信号灯。
【請求項5】
前記灯体の左側面にはケーブル口が設置され、前記ケーブル口の中には電源電極接点と信号電極接点とが設置され、前記灯体の中には制御器が固定的に取り付けられ、前記制御器が前記ケーブル口にある接点の電気サインと接続され、前記ケーブル口のもう片側が停車場のスケジューリングシステムと連結され、前記制御器と前記LEDライトとの間には電線が固定的に連結され、前記灯光チャンバの後側内壁には灯光検出器が固定的に取り付けられ、前記灯光検出器が前記制御器の電気サインと接続され、ケーブル口の中に電源線と信号線を挿し込むことを特徴とする請求項1に記載の鉄道で使われる省エネルギーで環境に優しい信号灯。
【請求項6】
前記クリーニング部品はまたモーターと、クランク軸と、コンロッドと、スライド溝と、回しロッドとを含み、前記モーターが前記スライド溝の左側に固定的に取り付けられ、前記モーターの出力軸には前記クランク軸が固定的に連結され、前記クランク軸には前記コンロッドが回転できるように取り付けられ、前記スライド溝の中には前記スライド板がスライドできるように取り付けられ、前記コンロッドが前記スライド溝とヒンジで連結され、前記スライド溝が前記クリーニングブラシとスライドできるように取り付けられ、前記クリーニングブラシには回しロッドがスライドできるように取り付けられ、前記回しロッドが前記灯体とスライドできるように連結されていることを特徴とする請求項1に記載の鉄道で使われる省エネルギーで環境に優しい信号灯。
【請求項7】
前記灯体の左側面にはナット溝が形成されており、前記ナット溝の中には注水管が取り付けられることができ、ナット溝の中には引っかかりフックが固定的に取り付けられ、前記ナット溝の中には引っかかりナットがネジ山によって取り付けられ、前記引っ掛かりナットは引っかかりフックを推し動かして注水管を引っ掛からせることができ、前記ナット溝の右側には制御スイッチが設置され、前記制御スイッチと前記クリーニングブラシとの間には水管が固定的に連結され、前記灯光チャンバの底壁と前記灯体の左側面との間には水排出口が連通するように設置されていることを特徴とする請求項1に記載の鉄道で使われる省エネルギーで環境に優しい信号灯。
【請求項8】
前記灯体の右側面には保護板がヒンジで連結されていることを特徴とする請求項1に記載の鉄道で使われる省エネルギーで環境に優しい信号灯。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は鉄道輸送分野に関わり、具体的には鉄道で使われる省エネルギーで環境に優しい信号灯である。
【背景技術】
【0002】
鉄道は国の発展には大きな影響を持っており、鉄道輸送の最も重要な一環は鉄道で走る汽車の秩序がある配置を実現するのであり、鉄道で使われる信号灯は汽車の配置の一つの方式であり、普通の鉄道で使われる信号灯は悪い環境に設置され、信号灯は長時間にわたって、このような悪い環境で使われると、その使用寿命が短縮され、信号灯を長時間使用された時、信号灯の内部には汚れがあり、クリーニングは非常に不便である。今使用される信号灯はいつも作動状態にあり、通過する汽車がなくても作動しており、資源が浪費し、信号灯内部の各回路は外部から電力を提供する必要があり、資源の使用を不合理的に分配し、信号灯はいつもエネルギー消費の状態にあるが、作用を果たす作動の時間は少なく、深い霧が出る天気に、運転手は信号灯の状態がはっきりと見えるのは難しく、汽車の配置に一定の影響を及ぼす。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第104279463号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は鉄道で使われる省エネルギーで環境に優しい信号灯を提供し、既存技術にある上記欠点を解消することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施例の鉄道で使われる省エネルギーで環境に優しい信号灯は、取付台座を含み、前記取付台座の中には取付溝が設置され、前記取付溝の中にはランプ支柱が固定的に取り付けられ、前記取付台座と前記ランプ支柱との間には信号灯全体を路盤に固定できる固定部品が設置され、前記ランプ支柱の中には入気溝が設置され、前記入気溝の中には信号灯に電気を供給するのを補助できる発電部品が設置され、前記ランプ支柱の頂部には灯体が固定的に取り付けられ、前記灯体の中には信号灯を作動させる灯光部品が設置され、前記灯光部品は前記灯体の中に設置された灯光チャンバを含み、前記灯光チャンバの頂壁には電磁石チャンバが設置され、前記電磁石チャンバの中には
灯光板がスライドできるように取り付けられ、前記
灯光板には三つの信号の灯光を提供できるLEDライトが固定的に取り付けられ、前記灯光チャンバの中にはまた信号灯をクリーニングできるクリーニング部品が設置され、前記クリーニング部品は前記灯光チャンバの右側内壁と前記灯体の右側面の間に固定的に取り付けられたガラスミラーを含み、前記灯光チャンバの下側にはスライド溝が形成されており、前記灯光チャンバと前記スライド溝との間にはクリーニングブラシがスライドできるように取り付けられ、前記クリーニングブラシには前記ガラスミラーをクリーニングできる刷毛が固定的に取り付けられている。
【0006】
前記固定部品はまた弾性バックルと、プッシュブロック溝と、プッシュブロックと、第一推し動かしばねとを含み、前記弾性バックルは前記取付溝の中に固定的に取り付けられ、前記弾性バックルは前記ランプ支柱を引っ掛からせることができ、前記取付台座の中にはプッシュブロック溝が左右対称的に形成されており、前記プッシュブロック溝の中にはプッシュブロックがスライドできるように取り付けられ、前記プッシュブロックは前記ランプ支柱を引っ掛からせることができ、前記プッシュブロック溝の片側内壁と前記プッシュブロックとの間には第一推し動かしばねが固定的に取り付けられている。
【0007】
前記発電部品は立て柱と、羽根と、起電機と、ソーラーパネルとを含み、前記立て柱が前記ランプ支柱の中に左右対称的に固定的に取り付けられ、左右両側の前記立て柱の間には羽根が回転できるように取り付けられ、前記立て柱には起電機が固定的に取り付けられ、前記起電機の入力軸が前記羽根と固定的に連結され、前記ランプ支柱の頂部側面にはソーラーパネルが固定的に取り付けられている。
【0008】
前記灯光部品はまたランプシェードと、電磁石と、永久磁石と、第二推し動かしばね、と電磁石制御用スイッチとを含み、前記ランプシェードは前記灯光板の右側面に固定的に取り付けられ、前記ランプシェードは前記LEDライトを密封し、前記電磁石チャンバの底壁には電磁石が固定的に取り付けられ、前記
灯光板の底面には永久磁石が固定的に取り付けられ、前記電磁石チャンバの底壁と前記
灯光板の底面との間には第二推し動かしばねが固定的に取り付けられ、前記灯光チャンバの頂壁の中には電磁石制御用スイッチが固定的に取り付けられ、前記電磁石制御用スイッチは前記
灯光板と接触することができる。
【0009】
前記灯体の左側面にはケーブル口が設置され、前記ケーブル口の中には電源電極接点と信号電極接点とが設置され、前記灯体の中には制御器が固定的に取り付けられ、前記制御器が前記ケーブル口にある接点の電気サインと接続され、前記ケーブル口のもう片側が停車場のスケジューリングシステムと連結され、前記制御器と前記LEDライトとの間には電線が固定的に連結され、前記灯光チャンバの後側内壁には灯光検出器が固定的に取り付けられ、前記灯光検出器が前記制御器の電気サインと接続され、ケーブル口の中に電源線と信号線を挿し込む。
【0010】
前記クリーニング部品はまた
前記スライド溝の左側に固定的に取り付けられたモーターを含み、前記モーターの出力軸にはクランク軸が固定的に連結され、前記クランク軸にはコンロッドが回転できるように取り付けられ、前記スライド溝の中にはスライド板がスライドできるように取り付けられ、前記コンロッドが前記スライド溝とヒンジで連結され、前記スライド溝が前記クリーニングブラシとスライドできるように取り付けられ、前記クリーニングブラシには回しロッドがスライドできるように取り付けられ、前記回しロッドが前記灯体とスライドできるように連結されている。
【0011】
前記灯体の左側面にはナット溝が形成されており、前記ナット溝の中には注水管が取り付けられることができ、ナット溝の中には引っかかりフックが固定的に取り付けられ、前記ナット溝の中には引っかかりナットがネジ山によって取り付けられ、前記引っ掛かりナットは引っかかりフックを推し動かして注水管を引っ掛からせることができ、前記ナット溝の右側には制御スイッチが設置され、前記制御スイッチと前記クリーニングブラシとの間には水管が固定的に連結され、前記灯光チャンバの底壁と前記灯体の左側面との間には水排出口が連通するように設置されている。
【0012】
前記灯体の右側面には保護板がヒンジで連結されている。
【発明の効果】
【0013】
有益な効果は:本発明は信号灯の灯体に保護部品を加えて設置することによって、汽車が高速度で走る時に、巻き起こった物は信号灯に影響を及ぼすことを防止し、信号灯は問題が出た時、信号灯の切換に便利であり、信号灯の内部が長時間使われて汚れがある時、信号灯を完全に取り外す必要はなく、即ち信号灯をクリーニングすることができ、クリーニングがより便利であり、スケジューリングシステムによって信号灯の作動状態を制御することができ、通過する汽車はない時、信号灯は作動しなく、通過する汽車がある時に、信号灯を制御して光らせ、不必要な浪費を減少し、信号灯自身は発電することができ、信号灯の内部の電力消費が少ない回路の電気消耗を保証でき、運転手は霧が出て視界が良くない天気にも信号灯が見え、普及する価値がある。
【図面の簡単な説明】
【0014】
下記に
図1〜7をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:
図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と
図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0015】
【発明を実施するための形態】
【0016】
図1〜7を参照し、本発明の実施例の鉄道で使われる省エネルギーで環境に優しい信号灯は、取付台座10を含み、前記取付台座10の中には取付溝40が設置され、前記取付溝40の中にはランプ支柱11が固定的に取り付けられ、前記取付台座10と前記ランプ支柱11との間には信号灯全体を路盤に固定できる固定部品80が設置され、前記ランプ支柱11の中には入気溝12が設置され、前記入気溝12の中には信号灯に電気を供給するのを補助できる発電部品81が設置され、前記ランプ支柱11の頂部には灯体16が固定的に取り付けられ、前記灯体16の中には信号灯を作動させる灯光部品82が設置され、前記灯光部品82は前記灯体16の中に設置された灯光チャンバ44を含み、前記灯光チャンバ44の頂壁には電磁石チャンバ53が設置され、前記電磁石チャンバ53の中には
灯光板31がスライドできるように取り付けられ、前記
灯光板31には三つの信号の灯光を提供できるLEDライト33が固定的に取り付けられ、前記灯光チャンバ44の中にはまた信号灯をクリーニングできるクリーニング部品83が設置され、前記クリーニング部品83は前記灯光チャンバ44の右側内壁と前記灯体16の右側面の間に固定的に取り付けられたガラスミラー35を含み、前記灯光チャンバ44の下側にはスライド溝45が形成されており、前記灯光チャンバ44と前記スライド溝45との間にはクリーニングブラシ29がスライドできるように取り付けられ、前記クリーニングブラシ29には前記ガラスミラー35をクリーニングできる刷毛36が固定的に取り付けられている。
【0017】
前記固定部品80はまた前記取付溝40の中に固定的に取り付けられた弾性バックル39を含み、前記弾性バックル39は前記ランプ支柱11を引っ掛からせることができ、前記取付台座10の中にはプッシュブロック溝41が左右対称的に形成されており、前記プッシュブロック溝41の中にはプッシュブロック43がスライドできるように取り付けられ、前記プッシュブロック43は前記ランプ支柱11を引っ掛からせることができ、前記プッシュブロック溝41の片側内壁と前記プッシュブロック43との間には第一推し動かしばね42が固定的に取り付けられ、それによってランプ支柱11が取付溝40の中に差し込まれた後、弾性バックル39がランプ支柱11を自動的に引っ掛からせることができ、プッシュブロック43が第一推し動かしばね42のプッシュによってランプ支柱11を引っ掛からせることができる。
【0018】
前記発電部品81は前記ランプ支柱11の中に左右対称的に固定的に取り付けられた立て柱13を含み、左右両側の前記立て柱13の間には羽根15が回転できるように取り付けられ、前記立て柱13には起電機14が固定的に取り付けられ、前記起電機14の入力軸が前記羽根15と固定的に連結され、前記ランプ支柱16の頂部側面にはソーラーパネル60が固定的に取り付けられ、それによってソーラーパネル60は発電することができ、風で羽根15が推し動かされた時、羽根15が起電機14を動かして発電させることができる。
【0019】
前記灯光部品82はまた前記
灯光板31の右側面に固定的に取り付けられたランプシェード32を含み、
前記ランプシェード32は前記灯光板31の右側面に固定的に取り付けられ、前記ランプシェード32は前記LEDライト33を密封し、前記電磁石チャンバ53の底壁には電磁石55が固定的に取り付けられ、前記
灯光板31の底面には永久磁石56が固定的に取り付けられ、前記電磁石チャンバ53の底壁と前記
灯光板31の底面との間には第二推し動かしばね54が固定的に取り付けられ、前記灯光チャンバ44の頂壁の中には電磁石制御用スイッチ30が固定的に取り付けられ、前記電磁石制御用スイッチ30は前記
灯光板31と接触することができ、電磁石55を通電させた後、電磁石55が永久磁石56と吸引し合って
灯光板31を下方へスライド連動させ、
灯光板31と電磁石制御用スイッチ30とが接触しなくなった後、電磁石制御用スイッチ30によって電磁石55が停電し、電磁石55が停電した後、第二推し動かしばね54が
灯光板31を推し動かして
灯光板31を上方へスライドさせ、スライド板31が上方へ電磁石制御用スイッチ30と接触した後、電磁石55が通電し、以上のスッテプを繰り返すことによって、
灯光板31に上下へ繰り返してスライドさせ、信号灯が上下に跳ねることへの制御を実現でき、動態の灯光によって運転手は信号灯の状況がすぐにはっきりと見える。
【0020】
前記灯体16の左側面にはケーブル口25が設置され、前記ケーブル口25の中には電源電極接点と信号電極接点とが設置され、前記灯体16の中には制御器26が固定的に取り付けられ、前記制御器26が前記ケーブル口25にある接点の電気サインと接続され、前記ケーブル口25のもう片側が停車場のスケジューリングシステムと連結され、前記制御器26と前記LEDライト33との間には電線37が固定的に連結され、前記灯光チャンバ44の後側内壁には灯光検出器34が固定的に取り付けられ、前記灯光検出器34が前記制御器26の電気サインと接続され、ケーブル口25の中に電源線と信号線を挿し込み、スケジューリングシステムには汽車は間もなく到着するとのことを示した時、信号を制御器26に輸送し、制御器26がLEDライト33を制御して光らせ、灯光検出器34がLEDライト33の光り状況を検査測定し、また検出された信号を制御器26によってスケジューリングシステムに伝達し、それによって信号灯の状態への監視制御を実現し、通過する汽車はない時に、スケジューリングシステムによって制御器26を制御してLEDライト33を閉め、それによって信号灯が作動しなくなる。
【0021】
前記クリーニング部品83はまた
前記スライド溝45の左側に固定的に取り付けられたモーター51を含み、前記モーター51の出力軸にはクランク軸47が固定的に連結され、前記クランク軸47にはコンロッド48が回転できるように取り付けられ、前記スライド溝45の中にはスライド板46がスライドできるように取り付けられ、前記コンロッド48が前記スライド溝45とヒンジで連結され、前記スライド溝46が前記クリーニングブラシ29とスライドできるように取り付けられ、前記クリーニングブラシ29には回しロッド52がスライドできるように取り付けられ、前記回しロッド52が前記灯体16とスライドできるように連結され、それによって、信号灯をクリーニングする時、前記回しロッド52を推し動かすことによってクリーニングブラシ29がガラスミラー35と対応した位置に推し動かされ、モーター51を始動し、モーター51がクランク軸47を回転連動させ、クランク軸47が回転してコンロッド48を連動させてスライド板46を引き動かして上下にスライドさせ、スライド板46がクリーニングブラシ29を上下にスライドさせることを連動させ、クリーニングブラシ29が上下にスライドして刷毛36にガラスミラー35をクリーニングさせる。
【0022】
前記灯体16の左側面にはナット溝18が形成されており、前記ナット溝18の中には注水管20が取り付けられることができ、ナット溝18の中には引っかかりフック22が固定的に取り付けられ、前記ナット溝18の中には引っかかりナット19がネジ山によって取り付けられ、前記引っ掛かりナット19は引っかかりフック22を推し動かして注水管20を引っ掛からせることができ、前記ナット溝18の右側には制御スイッチ24が設置され、前記制御スイッチ24と前記クリーニングブラシ29との間には水管38が固定的に連結され、前記灯光チャンバ44の底壁と前記灯体16の左側面との間には水排出口17が連通するように設置され、それによって注水管20がナット溝18の中に挿し込まれ、引っ掛かりナット19を回し、引っ掛かりナット19が引っかかりフック22を推し動かして注水管20をしっかりと引っ掛からせ、クリーニングの時、制御スイッチ24をオンにし、注水管20の中の水を水管38を経由してクリーニングブラシ29の中に流れ込ませ、それによってガラスミラー35をクリーニングすることができ、クリーニングした後の水は水排出口17から排出される。
【0023】
前記灯体16の右側面には保護板28がヒンジで連結され、雪が降るなどの悪天気に遭った時に、保護板28が上方へ回転して支え、それによって信号灯は壊れない。
【0024】
使用の時、ランプ支柱11を取付溝40の中に挿し込んだ後、弾性バックル39がランプ支柱11を自動的に引っ掛からせることができ、プッシュブロック43が第一推し動かしばね42の推力のもとで、ランプ支柱11を引っ掛からせることができ、ソーラーパネル60は発電することができ、風で羽根15が推し動かされた時、羽根15が起電機14を動かして発電させることができ、ケーブル口25の中に電源線とと信号線を挿し込み、スケジューリングシステムには汽車は間もなく到着するとのことを示した時、信号を制御器26に輸送し、制御器26がLEDライト33を制御して光らせ、灯光検出器34がLEDライト33の光り状況を検査測定し、また検出された信号を制御器26によってスケジューリングシステムに伝達し、それによって信号灯の状態への監視制御を実現し、通過する汽車はない時に、スケジューリングシステムによって制御器26を制御してLEDライト33を閉め、それによって信号灯が作動しなくなり、深い霧が出る天気に遭った時、電磁石55を通電させた後、電磁石55が永久磁石56と吸引し合って
灯光板31を下方へスライド連動させ、
灯光板31と電磁石制御用スイッチ30とが接触しなくなった後、電磁石制御用スイッチ30によって電磁石55が停電し、電磁石55が停電した後、第二推し動かしばね54が
灯光板31を推し動かして
灯光板31を上方へスライドさせ、スライド板31が上方へ電磁石制御用スイッチ30と接触した後、電磁石55が通電し、以上のスッテプを繰り返すことによって、
灯光板31に上下へ繰り返してスライドさせ、信号灯が上下に跳ねることへの制御を実現でき、動態の灯光によって運転手は信号灯の状況がすぐにはっきりと見え、クリーニングの時、注水管20をナット溝18の中に挿し込み、引っ掛かりナット19を回し、引っ掛かりナット19が引っかかりフック22を推し動かして注水管20をしっかりと引っ掛からせ、回しロッド52を推し動かすことによってクリーニングブラシ29がガラスミラー35と対応した位置に推し動かされ、モーター51を始動し、モーター51がクランク軸47を回転連動させ、クランク軸47が回転してコンロッド48を連動させてスライド板46を引き動かして上下にスライドさせ、スライド板46がクリーニングブラシ29を上下にスライドさせることを連動させ、制御スイッチ24をオンにし、注水管20の中の水を水管38を経由してクリーニングブラシ29の中に流れ込ませ、クリーニングブラシ29が上下にスライドして刷毛36にガラスミラー35をクリーニングさせ、クリーニングした後の水は水排出口17から排出され、雪が降るなどの悪天気に遭った時に、保護板28が上方へ回転して支え、それによって信号灯は壊れない。
【0025】
有益な効果は:本発明は信号灯の灯体に保護部品を加えて設置することによって、汽車が高速度で走る時に、巻き起こった物は信号灯に影響を及ぼすことを防止し、信号灯は問題が出た時、信号灯の切換に便利であり、信号灯の内部が長時間使われて汚れがある時、信号灯を完全に取り外す必要はなく、即ち信号灯をクリーニングすることができ、クリーニングがより便利であり、スケジューリングシステムによって信号灯の作動状態を制御することができ、通過する汽車はない時、信号灯は作動しなく、通過する汽車がある時に、信号灯を制御して光らせ、不必要な浪費を減少し、信号灯自身は発電することができ、信号灯の内部の電力消費が少ない回路の電気消耗を保証でき、運転手は霧が出て視界が良くない天気にも信号灯が見え、普及する価値がある。
【0026】
当業者は明確できることは、本出願の総体精神及び構想から離脱しない限り、上記実施例に各種の変型を行うことができる。それらの変型はいずれも本出願の保護範囲中にカバーすべきである。本出願の保護方案は本出願に添付した特許の請求の範囲を基準とするべきである。
【要約】
【課題】本発明は鉄道で使われる省エネルギーで環境に優しい信号灯を開示した。
【解決手段】
取付台座を含み、前記取付台座の中には取付溝が設置され、前記取付溝の中にはランプ支柱が固定的に取り付けられ、ランプ支柱が取付溝の中に差し込まれた後、弾性バックルがランプ支柱を自動的に引っ掛からせることができ、プッシュブロックが第一推し動かしばねのプッシュによってランプ支柱を引っ掛からせることができ、ソーラーパネルは発電することができ、風で羽根が推し動かされた時、羽根が起電機を動かして発電させることができ、信号灯の内部が長時間使われて汚れがある時、信号灯を完全に取り外す必要はなく、即ち信号灯をクリーニングすることができ、クリーニングがより便利であり、スケジューリングシステムによって信号灯の作動状態を制御することができ、通過する汽車はない時、信号灯は作動しない。
【選択図】
図1