【実施例】
【0157】
中間体B、E、K、L、1A、IE及び1CAが、Tavares,F.X.及びStrum,J.C.の方法に従って合成された。これについては米国特許第8,598,186号、発明の名称「CDK阻害剤(原文:CDK Inhibitors)」を参照されたい。Tavares,F.X.及びStrum,J.C.に付与された米国特許第8,598,186号、発明の名称「CDK阻害剤(原文:CDK Inhibitors)」、Tavares,F.X.の国際特許公開WO2013/163239号、発明の名称「ラクタムの合成(Synthesis of Lactams)」、及びTavares,F.X.の国際特許公開WO2013/148748号、発明の名称「ラクタムキナーゼ阻害剤(原文:Lactam Kinase Inhibitors)」が、参照事項として本願に包含される。
【0158】
実施例1
tert-ブチルN−[2−[(5-ブロモ2クロロピリミジン-4イル)アミノ]エチル]カルバメートの合成、化合物1
【化64】
[この文献は図面を表示できません]
5-ブロモ-2、4-ジクロロピリミジン(3.2g、0.0135mol)のエチルアルコール(80ml)溶液を、ヒューニッヒの塩基(3.0ml)に添加し、その後、N−(第三級ブトキシカルボニル)-1,2-エチレンジアミン(2.5g、0.0156モル)のエチルアルコール(20ml)溶液を添加した。内容物を20時間終夜撹拌した。
溶媒を真空下で蒸発させた。酢酸エチル(200ml)及び水(100ml)を添加し、層が分離した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、その後、真空下で濃縮した。ヘキサン/酢酸エチル(0〜60%)を用いたシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーにより、tert-ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]エチル]カルバメートが提供された。
1HNMR (d6-DMSO) δ ppm 8.21 (s, 1H), 7.62 (brs, 1H), 7.27 (brs, 1H), 3.39 (m, 2H), 3.12 (m, 2H), 1.34 (s, 9H). LCMS (ESI) 351 (M + H).
【0159】
実施例2
tert-ブチルN−[2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]エチル]カルバメートの合成、化合物2
【化65】
[この文献は図面を表示できません]
アセタール(0.778ml、5.43mモル)、Pd(dppf)CH
2Cl
2(148mg)、及びトリエチルアミン(0.757ml、5.43mモル)を、THF(10ml)中のtert-ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]エチル]カルバメート(1.265g、3.6mモル)に加えた。内容物を脱ガスし、その後窒素でパージした。その後これに、CuI(29mg)を添加した。反応混合物を加熱して、48時間還流させた。冷却の後、内容物をCELITE
TM上で濾過し、濃縮した。ヘキサン/酢酸エチル(0- 30 %)を用いて得られた残基のカラムクロマトグラフィーにより、tert-ブチルN−[2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]エチル]カルバメートが提供された。
1HNMR (d6-DMSO) δ ppm 8.18 (s, 1H), 7.63 (brs, 1H), 7.40 (brs, 1H), 5.55 (s, 1H), 3.70 (m, 2H), 3.60 (m, 2H), 3.42 (m, 2H), 3.15 (m, 2H), 1.19 - 1.16 (m, 15H). LCMS (ESI) 399 (M + H).
【0160】
実施例3
tert-ブチルN−[2−[2-クロロ-6-(ジエトキシメチル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル]エチル]カルバメートの合成、化合物3
【化66】
[この文献は図面を表示できません]
結合製品(2.1g、0.00526モル)のTHF(30ml)溶液に、TBAF固体(7.0g)を添加した。内容物は65度に加熱し2時間それを維持した。濃縮に続いて、酢酸エチル/ヘキサン(0-50 %)を用いたカラムクロマトグラフィーを行い、薄い茶色の液体(1.1g)として、薄い色の茶色の液体(1.1g)としてtert-ブチルN−[2−[2-クロロ-6-(ジエトキシメチル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル]エチル]カルバメートが提供された。
1HNMR (d6-DMSO) δ ppm 8.88 (s, 1H), 6.95 (brs, 1H), 6.69 (s, 1H), 5.79 (s, 1H), 4.29 (m, 2H), 3.59 (m, 4H), 3.34 (m, 1H), 3.18 (m, 1H), 1.19 (m, 9H), 1.17 (m, 6H). LCMS (ESI) 399 (M + H).
【0161】
実施例4
tert-ブチルN−[2−(2-クロロ-6-ホルミル-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)エチル]カルバメートの合成、化合物4
【化67】
[この文献は図面を表示できません]
前のステップからのアセタール(900mg)に、AcOH(8.0ml)及び水(1.0ml)を添加した。反応物を、16時間室温で撹拌した。濃縮の後、酢酸エチル/ヘキサン(0〜 60 %)を用いたシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーにより、tert-ブチルN−[2−(2-クロロ-6-ホルミル-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル)エチル]カルバメートが発泡体(0.510g)として提供された。
1HNMR (d6-DMSO) δ ppm 9.98 (s, 1H), 9.18 (s, 1H), 7.66 (s, 1H), 6.80 (brs, 1H), 4.52 (m, 2H), 4.36 (m, 2H), 1.14 (s, 9H). LCMS (ESI) 325 (M + H).
【0162】
実施例5
7-[2−(第三級ブトキシカルボニルアミノ)エチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6-カルボン酸の合成、化合物5
【化68】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(4ml)中の前のステップからのアルデヒド(0.940g)に、オキソン(1.95g、1.1eq)を加えた。内容物を、室温で7時間撹拌した。ヘキサン/酢酸エチル(0〜100 %)を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより、7-[2−(第三級ブトキシカルボニルアミノ)エチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸(0.545g)が提供された。
1HNMR (d6-DMSO) δ ppm 9.11 (s, 1H), 7.39 (s, 1H), 4.38 (m, 2H), 4.15 (m, 2H), 1.48 (m, 9H). LCMS (ESI) 341(M + H).
【0163】
実施例6
メチル7-[2−(第三級ブトキシカルボニルアミノ)エチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6-カルボン酸塩の合成、化合物6
【化69】
[この文献は図面を表示できません]
前のステップからの2-クロロ-7-プロピル-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6-カルボン酸(0.545g、0.00156モル)のトルエン(3.5ml)及びMeOH(1ml)の溶液に、TMS-ジアゾメタン(1.2ml)を加えた。室温で終夜撹拌した後に、TMS-ジアゾメタンの過剰分を酢酸(3ml)でクエンチし、反応物を真空下で濃縮した。残留物を、ヘキサン/酢酸エチル(0〜70 %)のシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、メチル7-[2−(第三級ブトキシカルボニルアミノ)エチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6-カルボン酸塩を、オフホワイトの固体(0.52g)として提供した。
1HNMR (d6-DMSO) δ ppm 9.10 (s, 1H), 7.45 (s, 1H), 6.81 (brs, 1H) 4.60 (m, 2H), 3.91 (s, 3H), 3.29 (m, 2H), 1.18 (m, 9H) LCMS (ESI) 355 (M + H).
【0164】
実施例7
クロロ三環系アミドの合成、化合物7
【化70】
[この文献は図面を表示できません]
ジクロロメタン(2.0ml)中の前のステップからのメチル7-[2−(第三級ブトキシカルボニルアミノ)エチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6-カルボン酸塩(0.50g、0.0014モル)に、TFA(0.830ml)を添加した。内容物を、室温で1時間撹拌した。真空下の濃縮により、トルエン(5ml)及びヒューニッヒ塩基(0.5ml)中に、懸濁された粗アミノエステルが提供された。内容物は、加熱され2時間還流された。濃縮の後、ヘキサン/酢酸エチル(0- 50 %)を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより、望ましいクロロ三環アミド(0.260g)が提供された。
1HNMR (d6-DMSO) δ ppm 9.08 (s, 1H), 8.48 (brs, 1H), 7.21 (s, 1H) 4.33 (m, 2H), 3.64 (m, 2H). LCMS (ESI) 223 (M + H).
【0165】
実施例8
クロロ-N-メチル三環アミドの合成、化合物8
【化71】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(2.0ml)中のクロロ三環ラクタム、化合物7(185mg、0.00083モル)の溶液に、水素化ナトリウム(油中55 %の分散物、52mg)を添加した。
15分間撹拌した後、沃化メチル(62μL、1.2eq)を加えた。内容物を、室温で30分間撹拌した。メタノール(5ml)の添加の後に、飽和NaHCO
3が加えられ、酢酸エチルが続いて添加された。有機層を分離した後、硫酸マグネシウムで乾燥させ、そして、真空下で濃縮を行い、N−メチル化アミドが定量収率で提供された。
1HNMR (d6-DMSO) δ ppm 9.05 (s, 1H), 7.17 (s, 1H) 4.38 (m, 2H), 3.80 (m, 2H), 3.05 (s, 3H). LCMS (ESI) 237 (M + H).
【0166】
実施例9
1-メチル-4-(6-ニトロ-3-ピリジル)ピペラジンの合成、化合物9
【化72】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(20ml)中の5-ブロモ-2-ニトロピリジン(4.93g、24.3mモル)に、N-メチルピペラジン(2.96g、1.1eq)を加えた後、DIPEA(4.65ml、26.7mモル)を加えた。内容物を、90度で24時間加熱した。酢酸エチル(200ml)の添加の後、水(100ml)を添加し、層が分離した。乾燥の後濃縮して、(0〜10%)DCM/メタノールを用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより、精製された粗製品が提供された。
1HNMR (d6-DMSO) δ ppm 8.26 (s, 1H), 8.15 (1H, d, J = 9.3 Hz), 7.49 (1H, d, J = 9.4 Hz), 3.50 (m, 4H), 2.49 (m, 4H), 2.22 (s, 3H).
【0167】
実施例10
5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミンの合成、化合物10
【化73】
[この文献は図面を表示できません]
酢酸エチル(100ml)及びエチルアルコール(100ml)中の1-メチル-4-(6-ニトロ-3-ピリジル)ピペラジン(3.4g)に、10 %のPd/C(400mg)を添加し、その後、反応物を、水素(10psi)の存在下で終夜撹拌した。CELITE
TMを通しての濾過の後、溶媒を蒸発させ、MeOH(0〜5%)中のDCM/7Nアンモニアを用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより、粗製品を精製して、5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミン(2.2g)が提供された。
1HNMR (d6-DMSO) δ ppm 7.56 (1H, d, J = 3 Hz), 7.13 (1H, m), 6.36 (1H, d, J = 8.8 Hz), 5.33 (brs, 2H), 2.88 (m, 4H), 2.47 (m, 4H), 2.16 (s, 3H).
【0168】
実施例11
tert-ブチル4−(6アミノ3-ピリジル)ピペラジン-1-カルボン酸塩の合成、化合物11
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、国際特許公開WO2010/020675A1号に記載されているように調製された。
【0169】
実施例12
tert-ブチルN−[2−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)-3-メチルブチル]カルバメートの合成、化合物12
【化75】
[この文献は図面を表示できません]
0℃に冷却されたジオキサン(100ml)中のベンジルN−[1−(ヒドロキシメチル)-2メチル-プロピル]カルバメート(11.0g、0.0464モル)に、ジフェニルホスホリルアジド(10.99ml、1.1eq)を添加した後、DBU(8.32ml、1.2eq)を添加した。内容物を、室温に加温し、16時間撹拌した。酢酸エチル(300ml)及び水(100ml)の添加の後、有機層を飽和NaHCO
3(100ml)で分離し、洗浄した。その後有機層を真空下で乾燥(硫酸マグネシウム)し、濃縮した。DMSO(100ml)中のこの中間体に、アジ化ナトリウム(7.54g)を加え、その後、内容物を90度で2時間加熱した。酢酸エチル及び水の添加の後、層は分離された。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、続いて真空下で濃縮して、油分を提供し、この油分を、ヘキサン/酢酸エチル(0〜70%)を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、ベンジルN−[1−(アジドメチル)-2メチル-プロピル]カルバメートを無色の油分として6.9g提供した。THF(100ml)中のベンジルN−[1−(アジドメチル)-2メチル-プロピル]カルバメート(6.9g、0.0263モル)に、トリフェニルホスフィン(7.59g、1.1eq)を添加した。内容物を、20時間撹拌した。水(10ml)を加えた後、さらに6時間撹拌し、酢酸エチルを添加して層が分離された。硫酸マグネシウムによる乾燥及び真空下での濃縮の後、DCM/MeOH(0 ― 10 %)を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより粗製品を精製して、ベンジルN−[1−(アミノメチル)-2メチル-プロピル]カルバメートを黄色油として提供した。THF(70ml)中のベンジルN−[1−(アミノメチル)-2メチル-プロピル]カルバメート(4.65g、0.019モル)に、2NのNaOH(20ml)を添加した後、ジtert-ブチルジカーボネート(5.15g、1.2eq)を添加した。16時間撹拌した後に、酢酸エチルを添加し、層は分離した。硫酸マグネシウムによる乾燥及び真空下での濃縮の後、シリカゲルカラム上でヘキサン/酢酸エチル(0〜40%)を用いて粗製品を精製し、中間体A、tert-ブチルN−[2−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)-3-メチルブチル]カルバメート)(6.1g)を提供した。
1HNMR (600 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 0.89 (d, J=6.73 Hz, 3 H) 0.92 (d, J=6.73 Hz, 3 H) 1.38 (s, 9 H) 1.70 - 1.81 (m, 1 H) 3.18 (d, J=5.56 Hz, 2 H) 3.47 - 3.60 (m, 1 H) 4.76 (s, 1 H) 4.89 (d, J=7.90 Hz, 1 H) 5.07 (s, 2 H) 7.25 - 7.36 (m, 5 H). LCMS (ESI) 337 (M + H).
【0170】
実施例13
tert-ブチルN−[2−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)-4-メチル-ペンチル]カルバメートの合成、化合物13
【化76】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(100ml)中のベンジルカルバミン酸N−[1−(ヒドロキシメチル)-3-メチルブチル](6.3g、0.025モル)の溶液に、ジイソプロピルエチルアミン(5.25ml、1.2eq)を添加した後、0度のメタン塩化スルホニル(2.13ml、1.1eq)を添加した。3時間撹拌した後に、水(100ml)を添加して、有機層が分離された。硫酸マグネシウムによる乾燥及び真空下での濃縮の後、粗[2−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)-4-メチル-ペンチル]メタンスルホン酸塩が得られ、これは直接次のステップに用いられた。DMF(50ml)中の、上記の反応からの粗[2−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)-4-メチル-ペンチル]メタンスルホン酸塩に、アジ化ナトリウム2.43gを添加した。その後、反応物混合物を85度で3時間加熱した。冷却後、酢酸エチル(300ml)及び水を添加した。有機層を分離し、硫酸マグネシウムで乾燥し、その後真空下で濃縮して、粗ベンジルN−[1−(アジドメチル)-3-メチルブチル]カルバメートを提供した。この粗中間体にTHF(100ml)を添加した後、トリフェニルホスフィン7.21gを添加し、窒素の存在下で16時間撹拌した。水(10ml)を加えた後、さらに6時間撹拌し、酢酸エチルを添加して層が分離された。
硫酸マグネシウムによる乾燥及び真空下での濃縮の後、粗製品を、DCM/MeOH(0-10 %)を用いてカラムに通し、ベンジルN−[1−(アミノメチル)-3-メチルブチル]カルバメート(4.5g)を提供した。THF(60ml)中のベンジルN−[1−(アミノメチル)-3-メチルブチル]カルバメート(4.5g、0.018モル)に、2NのNaOH(18ml)を添加した後、ジtert-ブチルジカーボネート(4.19g、1.07eq)を添加した。16時間撹拌した後に、酢酸エチルを添加し、層は分離した。硫酸マグネシウムによる乾燥及び真空下での濃縮の後、粗製品を次のステップのために取った。
1HNMR (600 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 0.89 (d, J=6.73 Hz, 6 H) 1.25 - 1.34 (m, 1 H) 1.39 (s, 9 H) 1.57 - 1.71 (m, 2 H) 3.04 - 3.26 (m, 2 H) 3.68 - 3.80 (m, 1 H) 4.72 - 4.89 (m, 2 H) 5.06 (s, 2 H) 7.25 - 7.38 (m, 5 H). LCMS (ESI) 351 (M + H).
【0171】
実施例14
tert-ブチルN−[(2R)-2−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)-3-メチルブチル]カルバメートの合成、化合物14
【化77】
[この文献は図面を表示できません]
化合物13のために記載される合成ステップに類似した合成ステップを用いて、ベンジルN−[(1R)-1−(ヒドロキシメチル)-2メチル-プロピル]カルバメートから化合物14を合成した。分析データ(NMR及び質量分析)は、化合物12の分析データと一致していた。
【0172】
実施例15
tert-ブチルN−[(2S)-2−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)-3-メチルブチル]カルバメートの合成、化合物15
【化78】
[この文献は図面を表示できません]
化合物13のために記載される合成ステップに類似した合成ステップを用いて、ベンジルN−[(1S)-1−(ヒドロキシメチル)-2メチル-プロピル]カルバメートから化合物15を合成した。分析データ(NMR及び質量分析)は、化合物12の分析データと一致していた。
【0173】
実施例16
tert-ブチルN−[(1S)-1−(アミノメチル)-2メチル-プロピル]カルバメートの合成、化合物16
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
THF(100ml)中のtert-ブチルカルバミン酸N−[(1S)-1−(ヒドロキシメチル)-2メチル-プロピル]カルバメート(6.3g、0.025モル)の溶液に、ジイソプロピルエチルアミン(5.25ml、1.2eq)を添加した後、0度のメタン塩化スルホニル(2.13ml、1.1eq)を添加した。3時間撹拌した後に、水(100ml)を添加して、有機層が分離された。硫酸マグネシウムによる乾燥及び真空下での濃縮の後、粗[(2s)-2−(第三級ブトキシカルボニルアミノ)-3-メチルブチル]メタンスルホン酸塩が、次のステップのために直接とられた。DMSO(50ml)中の、上記の反応からの粗[(2s)-2−(第三級ブトキシカルボニルアミノ)-3-メチルブチル]メタンスルホン酸塩に、アジ化ナトリウム(2.43g)が添加された。その後、反応物混合物を85度で3時間加熱した。冷却後、酢酸エチル(300ml)及び水を添加した。有機層を分離し、硫酸マグネシウムで乾燥し、その後真空下で濃縮して、粗ベンジルN−[1−(アジドメチル)-3-メチルブチル]カルバメートを提供した。この粗中間体にTHF(100ml)を添加した後、トリフェニルホスフィン(7.21g)を添加し、反応物は窒素下で16時間撹拌した。水(10ml)を加えた後、さらに6時間撹拌し、酢酸エチルを添加して層が分離された。硫酸マグネシウムによる乾燥及び真空下での濃縮の後、DCM/MeOH(0 ― 10 %)を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより粗製品を精製して、ベンジルN−[1−(アミノメチル)-3-メチルブチル]カルバメート(4.5g)を提供した。
LCMS (ESI) 203 (M + H).
【0174】
実施例17
tert-ブチルN−[(1R)-1−(アミノメチル)-2メチル-プロピル]カルバメートの合成、化合物17
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
化合物16のために記載されたと類似した合成シーケンスを用いて、tert-ブチルN−[(1R)-1−(ヒドロキシメチル)-2メチル-プロピル]カルバメートから、化合物17が合成された。分析データ(NMR及び質量分析)は、化合物16の分析データと一致していた。
【0175】
実施例18
tert-ブチルN−[(2s)-2−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)-4-メチル-ペンチル]カルバメートの合成、化合物18
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
化合物13のために記載されたと類似した合成シーケンスを用いて、ベンジルN−[(1S)-1−(ヒドロキシメチル)-3-メチルブチル]カルバミン酸から化合物18が合成された。分析データ(NMR及び質量分析)は、化合物13の分析データと一致していた。
【0176】
実施例19:
tert-ブチルN−[(2S)-2−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)-2-フェニルエチル]カルバメートの合成、化合物19
【化82】
[この文献は図面を表示できません]
化合物13のために記載されたと類似した合成シーケンスを用いて、ベンジルN−[(1S)-2-ヒドロキシ-1-フェニルエチル]カルバメートから、化合物19が合成された。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.20 - 1.33 (m, 9 H) 3.11 (t, J=6.29 Hz, 2 H) 4.59 - 4.68 (m, 1 H) 4.88 - 5.01 (m, 2 H) 6.81 (t, J=5.42 Hz, 1 H) 7.14 - 7.35 (m, 10 H) 7.69 (d, J=8.49 Hz, 1 H). LCMS (ESI) 371 (M + H).
【0177】
実施例20
tert-ブチルN−[(2S)-2−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)-3-メチル-ペンチル]カルバメートの合成、化合物20
【化83】
[この文献は図面を表示できません]
化合物13のために記載されたと類似した合成シーケンスを用いて、ベンジルN−[(1S)-1−(ヒドロキシメチル)-2メチル-ブチル]カルバメートから、化合物20が合成された。
1HNMR (600 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 0.85 - 0.92 (m, 6 H) 1.05 - 1.15 (m, 1 H) 1.35 - 1.41 (m, 9 H) 1.45 - 1.56 (m, 2 H) 3.14 - 3.24 (m, 2 H) 3.54 - 3.64 (m, 1 H) 4.78 (s, 1 H) 4.96 (d, J=7.91 Hz, 1 H) 5.06 (s, 2 H) 7.27 - 7.37 (m, 5 H). LCMS (ESI) 351 (M + H).
【0178】
実施例21
tert-ブチルN−[(2S)-2−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)-3、3-ジメチルブチル]カルバメートの合成、化合物21
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
化合物13のために記載されたと類似した合成シーケンスを用いて、ベンジルN−[(1S)-1−(ヒドロキシメチル)-2,2-ジメチルプロピル]カルバメートから、化合物21が合成された。
LCMS (ESI) 351.
【0179】
実施例22
tert-ブチルN−[[1−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)シクロヘキシル]メチル]カルバメートの合成、化合物22
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
THF(150ml)中のベンジルN−[1−(アミノメチル)シクロヘキシル]カルバミン酸(10.0g、0.0381モル)の溶液に、ジtert-ブチルジカーボネート(9.15g、1.1eq)を添加した。そして、内容物を室温で16時間撹拌した。
酢酸エチル及び水を、その後添加した。有機層を分離し、硫酸マグネシウムで乾燥し、その後真空下で濃縮して、tert-ブチルN−[[1−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)シクロヘキシル]メチル]カルバメート(13.1g)を提供した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.92 - 1.54 (m, 17 H) 1.76 - 2.06 (m, 2 H) 3.09 (d, J=6.15 Hz, 2 H) 4.92 (s, 2 H) 6.63 (d, J=17.27 Hz, 1 H) 7.16 - 7.49 (m, 6 H). LCMS (ESI) 363 (M + H).
【0180】
実施例23
tert-ブチルN−[[1−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)シクロペンチル]メチル]カルバメートの合成、化合物23
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
tert-ブチルN−[[1−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)シクロヘキシル]メチル]カルバメートと類似した方法で、tert-ブチルN−[[1−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)シクロペンチル]メチル]カルバミン酸を合成した。
LCMS (ESI) 349 (M + H).
【0181】
実施例24
2-ニトロ-5-[4−(1-ピペリジル)-1-ピペリジル]ピリジンの合成、化合物24
【化87】
[この文献は図面を表示できません]
DMSO(4ml)中の5-ブロモ-2-ニトロピリジン(1.2g、5.9mモル)に、1−(4-ピペリジル)ピペリジン(1.0g、5.9mモル)及びトリエチルアミン(0.99ml、7.1mモル)を添加した。内容物は、CEM Discovery マイクロ波システムにより、120℃で3時間加熱された。その後、DCM/メタノール(0-20 %)を用いて、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより、粗反応物を精製して、2-ニトロ-5-[4−(1-ピペリジル)-1-ピペリジル]ピリジンを、油(457mg)として提供した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.26 - 1.36 (m, 2 H) 1.43 (m, 6 H) 1.76 (m, 2 H) 2.37 (m, 5 H) 2.94 (t, J=12.74 Hz, 2 H) 4.06 (d, J=13.47 Hz, 2 H) 7.41 (dd, J=9.37, 2.64 Hz, 1 H) 8.08 (d, J=9.37 Hz, 1 H) 8.20 (d, J=2.64 Hz, 1 H)
【0182】
実施例25
5-[4−(1-ピペリジル)-1-ピペリジル]ピリジン-2-アミンの合成、化合物25
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミンの合成に用いられたと同様の方法で、5-[4−(1-ピペリジル)-1-ピペリジル]ピリジン-2-アミンを調製した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.13 - 1.37 (m, 6 H) 1.40 - 1.63 (m, 6 H) 1.71 (m, 2 H), 2.24 (m, 1H) 2.43 (m, 2 H) 3.33 (d, J=12.30 Hz, 2 H) 5.31 (s, 2 H) 6.33 (d, J=8.78 Hz, 1 H) 7.10 (dd, J=8.78, 2.93 Hz, 1 H) 7.55 (d, J=2.64 Hz, 1 H). LCMS (ESI) 261 (M + H).
【0183】
実施例26
4−[1−(6-ニトロ-3-ピリジル)-4-ピペリジル]モルホリンの合成、化合物26
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
2-ニトロ-5-[4−(1-ピペリジル)-1-ピペリジル]ピリジンの合成に用いられたと同様の方法で、4−[1−(6-ニトロ-3-ピリジル)-4-ピペリジル]モルホリンが合成された。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.41 (m, 2 H) 1.82 (m, 2 H) 2.42 (m, 5 H) 2.98 (t, J=12.44 Hz, 2 H) 3.52 (s, 4 H) 4.04 (d, J=12.88 Hz, 2 H) 7.42 (d, J=9.37 Hz, 1 H) 8.08 (d, J=9.08 Hz, 1 H) 8.21 (s, 1 H).
【0184】
実施例27
5-(4-モルホリノ-1-ピペリジル)ピリジン-2-アミンの合成、化合物27
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミンの合成に用いられたと同様の方法で、5-(4-モルホリノ-1-ピペリジル)ピリジン-2-アミンが調製された。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.34 - 1.52 (m, 2 H) 1.78 (m, 2 H) 2.14 (m, 1 H) 2.43 (m, 4 H) 3.32 (d, J=12.30 Hz, 4 H) 3.47 - 3.59 (m, 4 H) 5.32 (s, 2 H) 6.34 (d, J=8.78 Hz, 1 H) 7.11 (dd, J=8.93, 2.78 Hz, 1 H) 7.47 - 7.62 (m, 1 H). LCMS (ESI) 263 (M + H).
【0185】
実施例28
4−[1−(6-ニトロ-3-ピリジル)-4-ピペリジル]チオモルホリンの合成、化合物28
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
2-ニトロ-5-[4−(1-ピペリジル)-1-ピペリジル]ピリジンの合成に用いられたと同様の方法で、4−[1−(6-ニトロ-3-ピリジル)-4-ピペリジル]チオモルホリンが合成された。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.40 - 1.52 (m, 2 H) 1.71 (m, 2 H) 2.49 - 2.55 (m, 4 H) 2.56 - 2.63 (m, 1 H) 2.68 - 2.75 (m, 4 H) 2.88 - 2.98 (m, 2 H) 4.09 (d, J=13.18 Hz, 2 H) 7.42 (dd, J=9.22, 3.07 Hz, 1 H) 8.08 (d, J=9.37 Hz, 1 H) 8.20 (d, J=3.22 Hz, 1 H)
【0186】
実施例29
5-(4-チオモルホリノ-1-ピペリジル)ピリジン-2-アミンの合成、化合物29
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミンの合成に用いられたと同様の方法で、5-(4-チオモルホリノ-1-ピペリジル)ピリジン-2-アミンが調製された。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.47 - 1.59 (m, 2 H) 1.65 (m, 2 H) 2.22 - 2.38 (m, 1 H) 2.50 - 2.59 (m, 6 H) 2.68 - 2.82 (m, 4 H) 3.33 (d, J=12.00 Hz, 2 H) 5.31 (s, 2 H) 6.33 (d, J=9.08 Hz, 1 H) 7.10 (dd, J=8.78, 2.93 Hz, 1 H) 7.55 (d, J=2.64 Hz, 1 H). LCMS (ESI) 279 (M + H)
【0187】
実施例30
2-ニトロ-5-(1-ピペリジル)ピリジンの合成、化合物30
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
2-ニトロ-5-[4−(1-ピペリジル)-1-ピペリジル]ピリジンの合成に用いられたと同様の方法で、2-ニトロ-5-(1-ピペリジル)ピリジンが合成された。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.56 (m, 6 H) 3.49 (d, J=4.39 Hz, 4 H) 7.30 - 7.47 (m, 1 H) 8.02 - 8.12 (m, 1 H) 8.15 - 8.26 (m, 1 H).
【0188】
実施例31
5-(1-ピペリジル)ピリジン-2-アミンの合成、化合物31
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミンの合成に用いられたと同様の方法で、5-(1-ピペリジル)ピリジン-2-アミンを調製した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.39 - 1.46 (m, 2 H) 1.51 - 1.62 (m, 4 H) 2.75 - 2.92 (m, 4 H) 5.30 (s, 2 H) 6.34 (d, J=8.78 Hz, 1 H) 7.09 (dd, J=8.78, 2.93 Hz, 1 H) 7.54 (d, J=2.93 Hz, 1 H). LCMS (ESI) 178 (M + H).
【0189】
実施例32
4−(6-ニトロ-3-ピリジル)チオモルホリンの合成、化合物32
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
2-ニトロ-5-[4−(1-ピペリジル)-1-ピペリジル]ピリジンの合成に用いられたと同様の方法で、4−(6-ニトロ-3-ピリジル)チオモルホリンが合成された。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 2.56 - 2.69 (m, 4 H) 3.79 - 3.92 (m, 4 H) 7.43 (dd, J=9.22, 3.07 Hz, 1 H) 8.10 (d, J=9.37 Hz, 1 H) 8.20 (d, J=2.93 Hz, 1 H).
【0190】
実施例33
5-チオモルホリノピリジン-2-アミンの合成、化合物33
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミンの合成に用いられたと同様の方法で、5-チオモルホリノピリジン-2-アミンが調製された。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 2.59 - 2.73 (m, 4 H) 3.04 - 3.20 (m, 4 H) 5.41 (s, 2 H) 6.35 (d, J=8.78 Hz, 1 H) 7.10 (dd, J=8.78, 2.93 Hz, 1 H) 7.57 (d, J=2.64 Hz, 1 H). LCMS (ESI) 196 (M + H).
【0191】
実施例34
tert-ブチル(4R)-5-(6-ニトロ-3-ピリジル)-2、5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボン酸塩の合成、化合物34
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
2-ニトロ-5-[4−(1-ピペリジル)-1-ピペリジル]ピリジンの合成に用いられたと同様の方法で、tert-ブチル(4R)-5-(6-ニトロ-3-ピリジル)-2、5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボン酸塩が合成された。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.33 (d, J=32.21 Hz, 11 H) 1.91 (m, 2 H) 3.15 (d, J=10.25 Hz, 1 H) 3.58 (m, 1 H) 4.46 (m, 1 H) 4.83 (s, 1 H) 7.16 (s, 1 H) 7.94 (s, 1 H) 8.05 - 8.16 (m, 1 H).
【0192】
実施例35
tert-ブチル(4R)-5-(6アミノ3-ピリジル)-2、5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボン酸塩の合成、化合物35
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミンの合成に用いられたと同様の方法で、tert-ブチル(4R)-5-(6アミノ3-ピリジル)-2、5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボン酸塩が調製された。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.31 (d, J=31.91 Hz, 11 H) 1.83 (m, 2 H) 2.71 - 2.82 (m, 1 H) 3.44 (m,1 H) 4.30 (d, 2H) 5.08 (s, 2 H) 6.35 (d, J=8.78 Hz, 1 H) 6.77 - 6.91 (m, 1 H) 7.33 (s, 1 H). LCMS (ESI) 291 (M + H).
【0193】
実施例36
N,N-ジメチル-1−(6-ニトロ-3-ピリジル)ピペリジン-4-アミンの合成、化合物36
【化99】
[この文献は図面を表示できません]
2-ニトロ-5-[4−(1-ピペリジル)-1-ピペリジル]ピリジンの合成に用いられたと同様の方法で、N,N-ジメチル-1-(6-ニトロ-3-ピリジル)ピペリジン-4-アミンが合成された。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.30 - 1.45 (m, 2 H) 1.79 (m, 2 H) 2.14 (s, 6 H) 2.33 (m, 1 H) 2.92 - 3.04 (m, 2 H) 4.03 (d, J=13.76 Hz, 2 H) 7.42 (dd, J=9.22, 3.07 Hz, 1 H) 8.04 - 8.11 (m, 1 H) 8.21 (d, J=2.93 Hz, 1 H).
【0194】
実施例37
5-[4−(ジメチルアミノ)-1-ピペリジル]ピリジン-2-アミンの合成、化合物37
【化100】
[この文献は図面を表示できません]
5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミンの合成に用いられたと同様の方法で、5-[4−(ジメチルアミノ)-1-ピペリジル]ピリジン-2-アミンが調製された。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.35 - 1.50 (m, 2 H) 1.69 - 1.81 (m, 2 H) 2.00 - 2.10 (m, 1 H) 2.11 - 2.22 (s, 6 H) 3.17 - 3.36 (m, 4 H) 5.19 - 5.38 (s, 2 H) 6.34 (d, J=8.78 Hz, 1 H) 7.10 (dd, J=8.78, 2.93 Hz, 1 H) 7.55 (d, J=2.63 Hz, 1 H). LCMS (ESI) 221 (M + H).
【0195】
実施例38
4−(6-ニトロ-3-ピリジル)モルホリンの合成、化合物38
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
2-ニトロ-5-[4−(1-ピペリジル)-1-ピペリジル]ピリジンの合成に用いられたと同様の方法で、4−(6-ニトロ-3-ピリジル)モルホリンが合成された。
【0196】
実施例39
5-モルホリノピリジン-2-アミンの合成、化合物39
【化102】
[この文献は図面を表示できません]
5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミンの合成に用いられたと同様の方法で、5-モルホリノピリジン-2-アミンが調製された。
1HNMR (600 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 2.91 - 3.00 (m, 4 H) 3.76 - 3.84 (m, 4 H) 4.19 (br. s., 2 H) 6.45 (d, J=8.78 Hz, 1 H) 7.12 (dd, J=8.78, 2.93 Hz, 1 H) 7.72 (d, J=2.93 Hz, 1 H).
【0197】
実施例40
5-(4-イソブチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミンの合成、化合物40
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
2-ニトロ-5-[4−(1-ピペリジル)-1-ピペリジル]ピリジンの合成に用いられたと同様の方法で、1-イソブチル-4-(6-ニトロ-3-ピリジル)ピペラジンは合成され、その後、これは、5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミンの合成に用いられたと同様の方法で5-(4-イソブチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミンに変換された。
1HNMR (600 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 0.88 (d, J=6.73 Hz, 6 H) 1.71 - 1.84 (m, 1 H) 2.10 (d, J=7.32 Hz, 2 H) 2.46 - 2.58 (m, 4 H) 2.97 - 3.07 (m, 4 H) 4.12 (s, 2 H) 6.45 (d, J=8.78 Hz, 1 H) 7.14 (dd, J=8.78, 2.93 Hz, 1 H) 7.75 (d, J=2.93 Hz, 1 H). LCMS (ESI) 235 (M + H).
【0198】
実施例41
5-(4-イソプロピルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミンの合成、化合物41
【化104】
[この文献は図面を表示できません]
2-ニトロ-5-[4−(1-ピペリジル)-1-ピペリジル]ピリジンの合成に用いられたと同様の方法で、1-イソプロピル-4-(6-ニトロ-3-ピリジル)ピペラジンが合成され、その後、これは、5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミンの合成に用いられたと同様の方法で、5-(4-イソプロピルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミンに変換された。
1HNMR (600 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 1.06 (d, J=6.44 Hz, 6 H) 2.59 - 2.75 (m, 5 H) 2.97 - 3.10 (m, 4 H) 4.13 (s, 2 H) 6.45 (d, J=8.78 Hz, 1 H) 7.15 (dd, J=9.08, 2.93 Hz, 1 H) 7.76 (d, J=2.93 Hz, 1 H). LCMS (ESI) 221 (M + H).
【0199】
実施例42
5-[(2R,6S)-2,6-ジメチルモルホリン-4-イル]ピリジン-2-アミンの合成、化合物42
【化105】
[この文献は図面を表示できません]
2-ニトロ-5-[4−(1-ピペリジル)-1-ピペリジル]ピリジンの合成に用いられたと同様の方法で、(2S,6R)-2、6-ジメチル-4-(6-ニトロ-3-ピリジル)モルホリンが合成され、これはその後、5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミンの合成に用いられたと同様の方法で、5-[(2R,6S)-2、6-ジメチルモルホリン-4-イル]ピリジン-2-アミンに変換された。
1HNMR (600 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 1.20 (d, J=6.44 Hz, 6 H) 2.27 - 2.39 (m, 2 H) 3.11 - 3.21 (m, 2 H) 3.70 - 3.84 (m, 2 H) 4.15 (s, 2 H) 6.45 (d, J=8.78 Hz, 1 H) 7.12 (dd, J=8.78, 2.93 Hz, 1 H) 7.72 (d, J=2.63 Hz, 1 H). LCMS (ESI) 208 (M + H).
【0200】
実施例43
5-[(3R,5S)-3,5-ジメチルピペラジン-1-イル]ピリジン-2-アミンの合成、化合物43
【化106】
[この文献は図面を表示できません]
2-ニトロ-5-[4−(1-ピペリジル)-1-ピペリジル]ピリジンの合成に用いられたと同様の方法で、(3S,5R)-3,5-ジメチル-1-(6-ニトロ-3-ピリジル)ピペラジンが合成され、これはその後、5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミンの合成に用いられたと同様の方法で、5-[(3R,5S)-3,5-ジメチルピペラジン-1-イル]ピリジン-2-アミンに変換された。
1HNMR (600 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 1.09 (d, J=6.44 Hz, 6 H) 2.20 (t, J=10.83 Hz, 2 H) 2.95 - 3.08 (m, 2 H) 3.23 (dd, J=11.71, 2.05 Hz, 2 H) 4.13 (s, 2 H) 6.45 (d, J=8.78 Hz, 1 H) 7.14 (dd, J=8.78, 2.93 Hz, 1 H) 7.73 (d, J=2.63 Hz, 1 H). LCMS (ESI) 207 (M + H).
【0201】
実施例44
化合物44の合成
【化107】
[この文献は図面を表示できません]
【0202】
tert-ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-3-メチルブチル]カルバメート
【化108】
[この文献は図面を表示できません]
エチルアルコール(100ml)中の中間体Aの溶液を、圧力ボンベ内の10 %のPd/C(0.7g)を使用して30psiの水素の下で7時間水素化した。CELITE
TMを通した反応物混合物の濾過の後、有機層を真空下で濃縮して、tert-ブチルN−(2-アミノ-3メチルブチル)カルバメート(3.8g)を提供した。エチルアルコール(100ml)中の5-ブロモ2、4−ジクロロピリミジン(7.11g、0.0312モル)の溶液に、ジイソプロピルエチルアミン(5.45ml、1.0eq)及びtert-ブチルN−(2-アミノ-3メチルブチル)カルバメート(6.31g、0.0312モル)を添加した。反応物混合物を、室温で20時間撹拌した。真空下での濃縮の後、酢酸エチル及び水を添加した。有機層を分離し、硫酸マグネシウムで乾燥し、その後真空下で濃縮した。粗製品を、ヘキサン/酢酸エチル(0〜30%)を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、tert-ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-3-メチルブチル]カルバメートを提供した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.77 - 0.85 (d, J=6.5 Hz, 3 H) 0.87 (d, J=6.73 Hz, 3 H) 1.31 - 1.39 (m, 9 H) 1.82 - 1.93 (m, 1 H) 2.94 (d, J=5.56 Hz, 1 H) 3.08 - 3.22 (m, 2 H) 3.98 (d, J=8.20 Hz, 1 H) 6.96 (d, J=8.78 Hz, 1 H) 8.21 (s, 1 H). LCMS (ESI) 393 (M + H).
【0203】
tert-ブチルN−[2−[2-クロロ-6-(ジエトキシメチル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル]-3-メチルブチル]カルバメート
【化109】
[この文献は図面を表示できません]
tert-ブチルN−[2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]エチル]カルバメートについて記載する薗頭の条件で、tert-ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-3-メチルブチル]カルバメートのホスティングにより、tert-ブチルN−[2−[2-クロロ-6-(ジエトキシメチル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル]-3-メチルブチル]カルバメートを合成し、その後続いて、tert-ブチルN−[2−[2-クロロ-6-(ジエトキシメチル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル]エチル]カルバメートの合成について記載されているように、TBAFを処理した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.11 (d, J=6.44 Hz, 3 H) 1.18 (t, J=7.03 Hz, 6 H) 1.21 - 1.26 (m, 12 H) 2.88 (br. s., 1 H) 3.43 - 3.78 (m, 6 H) 3.97 - 4.08 (m, 1 H) 5.61 (s, 1 H) 6.65 (s, 1 H) 6.71 - 6.78 (m, 1 H) 8.87 (s, 1 H). LCMS (ESI) 441 (M + H).
【0204】
7-[1−[(第三級ブトキシカルボニルアミノ)メチル]-2メチル-プロピル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6-カルボン酸
【化110】
[この文献は図面を表示できません]
THF中のtert-ブチルN−[2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]エチル]カルバメートの溶液に、TBAFを添加し、内容物を加熱して3時間還流した。酢酸エチル及び水をその後添加し、有機層を分離して、硫酸マグネシウムで乾燥し、真空下でその後濃縮した。この粗反応物に酢酸/水(9:1)を添加し、内容物を、室温で12時間撹拌した。真空下での濃縮の後、飽和NaHCO
3及び酢酸エチルを添加した。
有機層を分離し、乾燥し、その後真空下で濃縮した。このように得られた粗反応生成物を、DMF中に溶解し、その後オキソンを添加し、内容物を3時間撹拌した。酢酸エチルの添加の後、CELITE
TMを通して反応物混合物をろ過し、真空下で濃縮した。粗製品を、ヘキサン/酢酸エチル(0〜100%)を用いたシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーにかけて、7-[1−[(第三級ブトキシカルボニルアミノ)メチル]-2メチル-プロピル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6-カルボン酸を提供した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.85 (d, J=7.03 Hz, 3 H) 0.97 (d, J=6.73 Hz, 3 H) 1.52 (s, 9 H) 1.99 - 2.23 (m, 1 H) 3.98 (dd, J=14.05, 3.51 Hz, 1 H) 4.47 - 4.71 (m, 2 H) 7.47 (s, 1 H) 9.17 (s, 1 H). LCMS (ESI) 383 (M + H).
【0205】
化合物44
DCM(1.5ml)中の7-[1−[(第三級ブトキシカルボニルアミノ)メチル]-2メチル-プロピル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸(0.050g、0.00013モル)に、DIC(32.7mg)及びDMAP(10mg)を添加した。内容物を、2時間撹拌した。その後、トリフルオロ酢酸(0.4ml)を添加し、さらに撹拌を30分間続けた。過剰な酸を中和する飽和NaHCO
3の添加の後、酢酸エチルを添加し、有機層を分離して、硫酸マグネシウムを用いて乾燥し、その後真空下で濃縮した。ヘキサン/酢酸エチル(0- 100 %)を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより、粗製品を精製し、製品を提供した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.72 (d, J=6.73 Hz, 3 H) 0.97 (d, J=6.73 Hz, 3 H) 2.09 - 2.22 (m, 1 H) 3.57 (dd, J=13.18, 4.98 Hz, 1 H) 3.72 (dd, J=13.61, 4.25 Hz, 1 H) 4.53 (dd, J=8.05, 3.95 Hz, 1 H) 7.20 (s, 1 H) 8.34 (d, J=4.98 Hz, 1 H) 9.08 (s, 1 H). LCMS (ESI) 265 (M + H).
【0206】
実施例45
化合物45の合成
【化111】
[この文献は図面を表示できません]
化合物14を10 %のPd/Cで水素化して、中間体、tert-ブチルN−[(2R)-2-アミノ-3-メチルブチル]カルバメートを提供し、これは次いで、化合物44について記載されたと類似の反応条件を用いて、5-ブロモ2、4−ジクロロピリミジンで処理され、化合物45が提供された。分析データは、ラセミ体(中間体1A)のために報告されたものと一致している。
【0207】
実施例46
化合物46の合成
【化112】
[この文献は図面を表示できません]
化合物15を、10 %のPd/Cで水素化して、中間体のtert-ブチルN−[(2S)-2-アミノ-3-メチルブチル]カルバメートを提供し、これはその後、化合物44に対して記載されたと類似の反応条件を用いて5-ブロモ2、4−ジクロロピリミジンで処理され、化合物46を提供した。分析データ(NMR及びLCMS)は、ラセミ体化合物44のために報告されたものと一致していた。
【0208】
実施例47
化合物47の合成
【化113】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(3ml)中の化合物44(80mg、0.00030モル)の溶液に、油(40mg)中の水素化ナトリウムの60 %の分散物を添加した。15分間の撹拌の後、沃化メチル(37μL、2eq)を添加した。内容物を、室温で30分間撹拌した。その後、飽和NaHCO
3を添加し、酢酸エチルがそれに続いた。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、その後、真空下で濃縮し、製品を提供した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.74 (d, J=6.73 Hz, 3 H) 0.91 (d, J=6.73 Hz, 3 H) 2.04 - 2.20 (m, 1 H) 3.04 (s, 3 H) 3.69 (dd, J=13.76, 1.17 Hz, 1 H) 3.96 (dd, J=13.76, 4.68 Hz, 1 H) 4.58 (dd, J=7.32, 3.51 Hz, 1 H) 7.16 (s, 1 H) 9.05 (s, 1 H). LCMS (ESI) 279 (M + H).
【0209】
実施例48
化合物48の合成
【化114】
[この文献は図面を表示できません]
【0210】
tert-ブチルN−[(2S)-2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-4-メチル-ペンチル]カルバメート
【化115】
[この文献は図面を表示できません]
圧力ボンベ内の50psiの水素で覆い、エチルアルコール中10 %のPd/Cで、化合物18を水素化し、tert-ブチルN−[(2S)-2-アミノ-4メチルペンチル]カルバメートを提供し、これは次いで、tert-ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-3-メチルブチル]カルバメートについて記載されたと類似の反応条件を用いて、5-ブロモ2、4−ジクロロピリミジンと反応させて、tert-ブチルN−[(2S)-2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-4-メチル-ペンチル]カルバメートを提供した。
1HNMR (600 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 0.91 (d, J=6.44 Hz, 3 H) 0.94 (d, J=6.44 Hz, 3 H) 1.32 - 1.51 (m, 11 H) 1.55 - 1.67 (m, 1 H) 3.28 (t, J=5.86 Hz, 2 H) 4.21 - 4.42 (m, 1 H) 4.84 (s, 1 H) 5.84 (d, J=7.32 Hz, 1 H) 8.07 (s, 1 H). LCMS (ESI) 407 (M + H).
【0211】
【化116】
[この文献は図面を表示できません]
トルエン(36ml)及びトリエチルアミン(7.2ml)中のtert-ブチルN−[(2S)-2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-4-メチル-ペンチル]カルバメート(5.0g、12.3mモル)の溶液に、3、3-ジエトキシプロプ-1-イン(2.8ml、19.7mモル)、Pd
2(dba)
3(1.1g、1.23mモル)、及びトリフェニルアルシン(3.8g、12.3mモル)を窒素下で添加した。内容物を、70度で24時間加熱した。室温に冷却後、反応物混合物をCELITE
TMでろ過し、その後、真空下で濃縮した。粗製品を、ヘキサン/酢酸エチル(0〜30%)を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、(2S)-N2-[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]-4-メチル-ペンタン-1,2-ジアミンを提供した。
LCMS (ESI) 455 (M + H).
【0212】
【化117】
[この文献は図面を表示できません]
7-[1−[(tert-ブトキシカルボニルアミノ)メチル]-2メチル-プロピル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸について記載したと類似の合成シーケンスを用いて、7-[(1S)-1−[(tert-ブトキシカルボニルアミノ)メチル]-3-メチルブチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸を合成した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.88 (d, J=6.44 Hz, 3 H) 0.97 (d, J=6.44 Hz, 3 H) 1.47 (s, 9 H) 1.49 - 1.54 (m, 1 H) 1.56 (t, J=7.17 Hz, 2 H) 3.98 (dd, J=13.91, 3.07 Hz, 1 H) 3.76 (dd, J=13.31, 4.13 Hz, 1 H) 4.38 (d, J=14.05 Hz, 1 H) 4.90 (t, J=7.17 Hz, 1 H) 7.41 (s, 1 H) 9.11 (s, 1 H). LCMS (M + H) 397.
【0213】
化合物44に対して記載されたと類似の合成シーケンスを用いて、化合物48が合成された。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.82 (d, J=6.73 Hz, 3 H) 0.97 (d, J=6.44 Hz, 3 H) 1.34 - 1.46 (m, 1 H) 1.48 - 1.65 (m, 2 H) 3.40 (dd, J=13.32, 5.42 Hz, 1 H) 3.76 (dd, J=13.47, 4.10 Hz, 1 H) 4.76 - 4.92 (m, 1 H) 7.17 (s, 1 H) 8.34 (d, J=5.27 Hz, 1 H) 9.04 (s, 1 H). LCMS (ESI) 279 (M + H)
【0214】
実施例49
化合物49の合成
【化118】
[この文献は図面を表示できません]
化合物49は、化合物47に対して記載されたと類似の方法で合成された。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.82 (d, J=6.44 Hz, 3 H) 0.97 (d, J=6.44 Hz, 3 H) 1.37 - 1.68 (m, 3 H) 3.04 (s, 3 H) 3.56 (d, J=13.47 Hz, 1 H) 4.00 (dd, J=13.32, 4.25 Hz, 1 H) 4.82 - 4.94 (m, 1 H) 7.16 (s, 1 H) 9.03 (s, 1 H). LCMS (ESI) 293 (M + H).
【0215】
実施例50
化合物50の合成
【化119】
[この文献は図面を表示できません]
【0216】
tert-ブチルN−[(2S)-2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-3-メチル-ペンチル]カルバメート
【化120】
[この文献は図面を表示できません]
圧力容器内で50psiの水素下で、10 %のPd/Cを用いて化合物20を水素化し、tert-ブチルN−[(2S)-2-アミノ-3メチルペンチル]カルバメートを提供し、これを、tert-ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-3-メチルブチル]カルバメートについて記載されたと類似の反応条件を用いて、5-ブロモ2、4−ジクロロピリミジンと反応させて、tert-ブチルN−[(2S)-2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-3-メチル-ペンチル]カルバメートを提供した。
1HNMR (600 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 0.88 - 0.95 (m, 6 H) 1.11 - 1.20 (m, 1 H) 1.34 (s, 9 H) 1.44 - 1.54 (m, 1 H) 1.64 - 1.72 (m, 1 H) 3.17 - 3.27 (m, 1 H) 3.33 - 3.43 (m, 1 H) 4.11 - 4.21 (m, 1 H) 4.81 (s, 1 H) 5.92 (d, J=8.20 Hz, 1 H) 8.05 (s, 1 H). LCMS (ESI) 407.
【0217】
tert-ブチルN−[(2S)-2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]-3-メチル-ペンチル]カルバメート
【化121】
[この文献は図面を表示できません]
(2S)-N2-[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]-4-メチル-ペンタン-1,2-ジアミンの合成に用いられたと同様の実験条件を用いて、tert-ブチルN−[(2S)-2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]-3-メチル-ペンチル]カルバメートを合成した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.76 - 0.89 (m, 6 H) 1.03 (q, J=7.22 Hz, 3 H) 1.10 - 1.17 (m, 3 H) 1.25 - 1.42 (m, 11 H) 1.59 - 1.73 (m, 1 H) 3.35 - 3.47 (m, 4 H) 3.51 - 3.73 (m, 2 H) 3.99 - 4.11 (m, 1 H) 5.52 - 5.56 (m, 1 H) 6.76 - 7.03 (m, 2 H) 8.12 - 8.23 (m, 1 H). LCMS (ESI) 455 (M + H).
【0218】
7-[(1S)-1−[(tert-ブトキシカルボニルアミノ)メチル]-2メチル-ブチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸
【化122】
[この文献は図面を表示できません]
7-[1−[(tert-ブトキシカルボニルアミノ)メチル]-2メチル-プロピル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸について記載したと類似の合成シーケンスを用いて、7-[(1S)-1−[(tert-ブトキシカルボニルアミノ)メチル]-2メチル-ブチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸を合成した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.80 (t, J=7.47 Hz, 3 H) 0.86 (d, J=7.03 Hz, 3 H) 1.06 - 1.30 (m, 2 H) 1.48 (s, 9 H) 1.79 - 1.96 (m, 1 H) 3.95 (dd, J=14.05, 3.22 Hz, 1 H) 4.52 (d, J=14.35 Hz, 1 H) 4.61 - 4.73 (m, 1 H) 7.43 (s, 1 H) 9.13 (s, 1 H). LCMS (ESI) 397 (M + H).
【0219】
化合物44に対して記載されたと類似の合成シーケンスを用いて、化合物50を合成した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.74 (t, J=7.32 Hz, 3 H) 0.89 (d, J=6.73 Hz, 3 H) 1.00 - 1.12 (m, 2 H) 1.82 - 1.94 (m, 1 H) 3.55 (dd, J=13.91, 4.83 Hz, 1 H) 3.70 (dd, J=13.61, 4.25 Hz, 1 H) 4.57 (dd, J=7.91, 4.10 Hz, 1 H) 7.17 (s, 1 H) 8.31 (d, J=5.27 Hz, 1 H) 9.05 (s, 1 H). LCMS (ESI) 279 (M + H).
【0220】
実施例51
化合物51の合成
【化123】
[この文献は図面を表示できません]
化合物47と同様の方法で、化合物51を合成した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.77 (t, J=7.47 Hz, 3 H) 0.84 (d, J=6.73 Hz, 3 H) 1.07 - 1.16 (m, 2 H) 1.82 - 1.95 (m, 1 H) 3.03 (s, 3 H) 3.68 (d, J=13.76 Hz, 1 H) 3.96 (dd, J=13.76, 4.39 Hz, 1 H) 4.59 - 4.70 (m, 1 H) 7.16 (s, 1 H) 9.04 (s, 1 H). LCMS (ESI) 293 (M + H).
【0221】
実施例52
化合物52の合成
【化124】
[この文献は図面を表示できません]
【0222】
tert-ブチルN−[(2S)-2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-3、3-ジメチルブチル]カルバメート
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
圧力容器内、50psi、水素下で10%のPd/Cを用いて、化合物21を水素化して、tert-ブチルN−[(2S)-2-アミノ-3、3-ジメチルブチル]カルバメートを提供し、次いでこれを、tert-ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-3-メチルブチル]カルバメートについて記載されたと類似の反応条件を用いて、5-ブロモ2、4−ジクロロピリミジンと反応させて、tert-ブチルN−[(2S)-2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-3、3-ジメチルブチル]カルバメートを提供した。
LCMS (ESI) 407 (M + H).
【0223】
tert-ブチルN−[(2S)-2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]-3、3-ジメチルブチル]カルバメート
【化126】
[この文献は図面を表示できません]
(2S)-N2-[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]-4-メチル-ペンタン-1,2-ジアミンの合成に用いられたと同様の実験条件を用いて、tert-ブチルN−[(2S)-2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]-3、3-ジメチルブチル]カルバメートを合成した。
LCMS (ESI) 455 (M + H).
【0224】
7-[(1S)-1−[(tert-ブトキシカルボニルアミノ)メチル]-2、2-ジメチルプロピル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸
【化127】
[この文献は図面を表示できません]
7-[1−[(tert-ブトキシカルボニルアミノ)メチル]-2メチル-プロピル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸について記載したと類似の合成シーケンスを用いて、7-[(1S)-1−[(tert-ブトキシカルボニルアミノ)メチル]-2、2-ジメチルプロピル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸を合成した。
LCMS (ESI) 397 (M + H).
【0225】
中間体1Aについて記載されたと類似の合成シーケンスを用いて、中間体1Fを合成した。
LCMS (ESI) 279 (M + H).
【0226】
実施例53
化合物53の合成
【化128】
[この文献は図面を表示できません]
中間体1CAについて記載したと同様の方法で、化合物53を合成した。
LCMS (ESI) 293 (M + H).
【0227】
実施例54
化合物54の合成
【化129】
[この文献は図面を表示できません]
【0228】
tert-ブチルN−[(2S)-2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-2-フェニルエチル]カルバメート
【化130】
[この文献は図面を表示できません]
圧力容器内の50psiの水素下で10 %のPd/Cを用いて、化合物21を水素化し、tert-ブチルN−[(2S)-2-アミノ-2-フェニルエチル]カルバメートを提供し、次いでこれを、tert-ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-3-メチルブチル]カルバメートについて記載されたと類似の反応条件を用いて、5-ブロモ2、4−ジクロロピリミジンと反応させて、tert-ブチルN−[(2S)-2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-2-フェニルエチル]カルバメートを提供した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.32 (s, 9 H) 3.29 - 3.50 (m, 2 H) 5.12 - 5.24 (m, 1 H) 7.10 (t, J=5.27 Hz, 1 H) 7.21 (t, J=6.88 Hz, 1 H) 7.26 - 7.34 (m, 4 H) 7.89 (d, J=7.32 Hz, 1 H) 8.24 (s, 1 H). LCMS (ESI) 427 (M + H).
【0229】
tert-ブチルN−[(2S)-2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]-2-フェニルエチル]カルバメート
【化131】
[この文献は図面を表示できません]
(2S)-N2-[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]-4-メチル-ペンタン-1,2-ジアミンの合成に用いられたと同様の実験条件を用いて、tert-ブチルN−[(2S)-2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]-2-フェニルエチル]カルバメートを合成した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.14 (t, J=7.03 Hz, 6 H) 1.32 (s, 9 H) 3.39 (s, 2 H) 3.52 - 3.61 (m, 2 H) 3.64 - 3.73 (m, 2 H) 5.17 - 5.26 (m, 1 H) 5.57 (s, 1 H) 7.07 - 7.14 (m, 1 H) 7.20 - 7.25 (m, 1 H) 7.26 - 7.33 (m, 4 H) 7.90 (d, J=7.61 Hz, 1 H) 8.19 (s, 1 H). LCMS (ESI) 475 (M + H).
【0230】
7-[(1S)-2−(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-1-フェニルエチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸
【化132】
[この文献は図面を表示できません]
7-[1−[(tert-ブトキシカルボニルアミノ)メチル]-2メチル-プロピル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸について記載されたと類似の合成シーケンスを用いて、7-[(1S)-2−(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-1-フェニルエチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸を合成した。
LCMS (ESI) 417 (M + H).
【0231】
化合物54
化合物44について記載されたと類似の合成シーケンスを用いて、化合物54を合成した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 3.58 - 3.69 (m, 1 H) 4.13 (dd, J=13.47, 4.39 Hz, 1 H) 6.07 (d, J=3.81 Hz, 1 H) 6.85 (d, J=7.32 Hz, 2 H) 7.19 - 7.31 (m, 3 H) 7.34 (s, 1 H) 8.27 (d, J=5.27 Hz, 1 H) 9.13 (s, 1 H). LCMS (ESI) 299 (M + H).
【0232】
実施例55
化合物55の合成
【化133】
[この文献は図面を表示できません]
【0233】
tert-ブチルN−[(1S)-1−[[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]メチル]-2メチル-プロピル]カルバメート
【化134】
[この文献は図面を表示できません]
tert-ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-3-メチルブチル]カルバメートについて記載されたと類似の反応条件を用い、5-ブロモ2、4−ジクロロピリミジン及び中間体Eを使用して、tert-ブチルN−[(1S)-1−[[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]メチル]-2メチル-プロピル]カルバメートを合成した。
1HNMR (600 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 0.95 - 1.02 (m, 6 H) 1.35 - 1.45 (m, 9 H) 1.75 - 1.90 (m, 1 H) 3.35 - 3.48 (m, 1 H) 3.52 - 3.61 (m, 1 H) 3.64 - 3.76 (m, 1 H) 4.56 (d, J=8.49 Hz, 1 H) 6.47 (s, 1 H) 8.07 (s, 1 H). LCMS (ESI) 393 (M + H).
【0234】
tert-ブチルN−[(1S)-1−[[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]メチル]-2メチル-プロピル]カルバメート
【化135】
[この文献は図面を表示できません]
(2S)-N2-[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]-4-メチル-ペンタン-1,2-ジアミンの合成に用いられたと同様の実験条件を用いて、tert-ブチルN−[(1S)-1−[[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]メチル]-2メチル-プロピル]カルバメートを合成した。
1HNMR (600 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 0.90 - 1.00 (m, 6 H) 1.18 - 1.25 (m, 6 H) 1.34 - 1.36 (m, 9 H) 1.69 - 1.90 (m, 1 H) 3.34 - 3.82 (m, 6 H) 4.53 - 4.77 (m, 1 H) 5.45 - 5.55 (m, 1 H) 6.37 (dd, J=15.37, 6.59 Hz, 1 H) 6.56 (s, 1 H) 8.05 (s, 1 H). LCMS (ESI) 441 (M + H).
【0235】
7-[(2S)-2−(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-メチルブチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸
【化136】
[この文献は図面を表示できません]
7-[1−[(tert-ブトキシカルボニルアミノ)メチル]-2メチル-プロピル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸に対して記載されたものと類似の合成シーケンスを用いて、7-[(2S)-2−(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-メチルブチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸を合成した。
1HNMR (600 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 0.90 (d, J=6.73 Hz, 3 H) 0.96 (d, J=7.03 Hz, 3 H) 1.55 - 1.66 (m, 10 H) 4.14 (dd, J=13.61, 3.95 Hz, 1 H) 4.52 - 4.63 (m, 1 H) 4.84 (dd, J=13.61, 1.32 Hz, 1 H) 7.37 (s, 1 H) 8.95 (s, 1 H). LCMS (ESI) 383 (M + H).
【0236】
化合物55
化合物44について記載されたものと類似の合成シーケンスを用いて、化合物55を合成した。
LCMS (ESI) 265 (M + H).
【0237】
実施例56
化合物56の合成
【化137】
[この文献は図面を表示できません]
5-ブロモ2、4−ジクロロピリミジン及び化合物17を用いて、出発原料として化合物56を合成し、続いて、化合物55に関しての合成ステップの同様のシーケンスを行った。
分析データは、その鏡像異性体(化合物55)について記載されたものと一致していた。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.88 (d, J=6.44 Hz, 6 H) 1.73 - 1.86 (m, 1 H) 3.67 - 3.76 (m, 2 H) 4.11 - 4.21 (m, 1 H) 7.13 - 7.19 (m, 1 H) 8.56 (s, 1 H) 9.05 (s, 1 H). LCMS (ESI) 265 (M + H).
【0238】
実施例57
化合物57の合成
【化138】
[この文献は図面を表示できません]
【0239】
tert-ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-2メチル-プロピル]カルバメート
【化139】
[この文献は図面を表示できません]
tert-ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-3-メチルブチル]カルバメートについて記載されたと類似の反応条件を用い、5-ブロモ2、4−ジクロロピリミジン及びtert-ブチルカルバミン酸N−(2-アミノ-2メチル-プロピル)を用いて、tert-ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-2メチル-プロピル]カルバメートを合成した。
LCMS (ESI) 379 (M + H).
【0240】
tert-ブチルN−[2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]-2メチル-プロピル]カルバメート
【化140】
[この文献は図面を表示できません]
(2S)-N2-[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]-4-メチル-ペンタン-1,2-ジアミンの合成に用いられたものと同様の実験条件を用いて、tert-ブチルN−[2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]-2メチル-プロピル]カルバメートを合成した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.11 - 1.22 (m, 6 H) 1.31 - 1.45 (m, 15 H) 3.10 - 3.24 (m, 2 H) 3.51 - 3.76 (m, 4 H) 5.60 (s, 1 H) 6.94 (s, 1 H) 7.33 (t, J=6.44 Hz, 1 H) 8.18 (s, 1 H). LCMS (ESI) 427 (M + H).
【0241】
7-[2−(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-1,1-ジメチルエチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸
【化141】
[この文献は図面を表示できません]
7-[1−[(tert-ブトキシカルボニルアミノ)メチル]-2メチル-プロピル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸について記載されたものと類似の合成シーケンスを用いて、7-[2−(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-1,1-ジメチルエチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸を合成した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.43 (s, 9H) 1.73 (s, 6 H) 4.06 (s, 2 H) 7.46 (s, 1 H) 9.23 (s, 1H). LCMS (ESI) 369 (M + H).
【0242】
化合物57
化合物44について記載されたものと類似の合成シーケンスを用いて、化合物57を合成した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.73 (s, 6 H) 3.50 (d, J=2.93 Hz, 2 H) 7.25 (s, 1 H) 8.46 - 8.55 (m, 1 H) 9.07 (s, 1 H). LCMS (ESI) 251 (M + H).
【0243】
実施例58
化合物58の合成
【化142】
[この文献は図面を表示できません]
【0244】
tert-ブチルN−[[1−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]シクロヘキシル]メチル]カルバメート
【化143】
[この文献は図面を表示できません]
tert-ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-3-メチルブチル]カルバメートについて記載されたと類似の反応条件を用いて、5-ブロモ2、4−ジクロロピリミジン及び中間体Kを使用して、tert-ブチルN−[[1−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]シクロヘキシル]メチル]カルバメートを合成した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.18 - 1.54 (m, 17 H) 2.23 (d, J=14.35 Hz, 2 H) 3.36 (d, J=6.44 Hz, 2 H) 5.82 (s, 1 H) 6.93 (s, 1 H) 8.22 (s, 1 H). LCMS (ESI) 419 (M + H).
【0245】
tert-ブチルN−[[1−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]シクロヘキシル]メチル]カルバメート
【化144】
[この文献は図面を表示できません]
(2S)-N2-[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]-4-メチル-ペンタン-1,2-ジアミンの合成に用いたものと同様の実験条件を用いて、tert-ブチルN−[[1−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]シクロヘキシル]メチル]カルバメートを合成した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.08 - 1.16 (m, 6 H) 1.17 - 1.54 (m, 17 H) 2.13 (br. s., 2 H) 3.36 (d, J=6.73 Hz, 2 H) 3.50 - 3.69 (m, 4 H) 5.72 (s, 1 H) 6.94 (s, 1 H) 5.72 (br. s., 1H) 8.17 (s, 1 H). LCMS (ESI) 467 (M + H).
【0246】
7-[1−[(tert-ブトキシカルボニルアミノ)メチル]シクロヘキシル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸
【化145】
[この文献は図面を表示できません]
7-[1−[(tert-ブトキシカルボニルアミノ)メチル]-2メチル-プロピル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸について記載したものと類似の合成シーケンスを用いて、7-[1−[(tert-ブトキシカルボニルアミノ)メチル]シクロヘキシル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸を合成した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.37 - 1.54 (m, 13 H) 1.75 (br. s., 4 H) 2.74 (br. s., 2 H) 3.78 - 3.84 (m, 2 H) 7.44 - 7.51 (m, 1 H) 8.23 (s, 1 H) 9.11 (s, 1 H). LCMS (ESI) 409 (M + H).
【0247】
化合物58
化合物44について記載されたものと類似の合成シーケンスを用いて、化合物58を合成した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.28 (br. s., 2 H) 1.42 (br. s., 2 H) 1.70 (br. s., 4 H) 1.85 - 1.95 (m, 2 H) 2.69 (m, 2 H) 7.16 - 7.25 (m, 1 H) 8.41 (br. s., 1 H) 9.04 (s, 1 H). LCMS 291 (M + H).
【0248】
実施例59
化合物59の合成
【化146】
[この文献は図面を表示できません]
【0249】
tert-ブチルN−[[1−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]シクロペンチル]メチル]カルバメート
【化147】
[この文献は図面を表示できません]
tert-ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-3-メチルブチル]カルバメートについて記載したと類似の反応条件を用い、5-ブロモ2、4−ジクロロピリミジン及び中間体Lを使用して、tert-ブチルN−[[1−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]シクロペンチル]メチル]カルバメートを合成した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.34 (s, 9 H) 1.50 - 1.58 (m, 2 H) 1.63 - 1.78 (m, 4 H) 1.96 - 2.06 (m, 2 H) 3.25 (d, J=6.15 Hz, 2 H) 6.71 (s, 1 H) 7.18 (t, J=6.29 Hz, 1 H) 8.20 (s, 1 H). LCMS (ESI) 405 (M + H).
【0250】
tert-ブチルN−[[1−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]シクロペンチル]メチル]カルバメート
【化148】
[この文献は図面を表示できません]
(2S)-N2-[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]-4-メチル-ペンタン-1,2-ジアミンの合成に用いられたものと同様の実験条件を用いて、tert-ブチルN−[[1−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]シクロペンチル]メチル]カルバメートを合成した。
LCMS (ESI) 453 (M + H).
【0251】
7-[1−[(tert-ブトキシカルボニルアミノ)メチル]シクロペンチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
7-[1−[(tert-ブトキシカルボニルアミノ)メチル]-2メチル-プロピル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸について記載されたものと類似の合成シーケンスを用いて、7-[1−[(tert-ブトキシカルボニルアミノ)メチル]シクロペンチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸を合成した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.47 (s, 9 H) 1.74 (br. s., 2 H) 1.88 (br. s., 2 H) 2.04 (br. s., 2 H) 2.41 - 2.45 (m, 2 H) 4.06 (s, 2 H) 7.45 (s, 1 H) 9.11 (s, 1 H). LCMS (ESI) 395 (M + H).
【0252】
化合物59
化合物44について記載されたものと類似の合成シーケンスを用いて、化合物59を合成した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.72 (br. s., 2 H) 1.86 - 1.93 (m, 2 H) 1.99 (d, J=3.81 Hz, 2 H) 2.40 (br. s., 2 H) 3.48 (d, J=2.34 Hz, 2 H) 7.22 (s, 1 H) 8.53 (br. s., 1 H) 9.05 (s, 1 H). LCMS (ESI) 277 (M + H).
【0253】
実施例60
化合物60の合成
【化150】
[この文献は図面を表示できません]
【0254】
tert-ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-4-メチル-ペンチル]カルバメート
【化151】
[この文献は図面を表示できません]
tert-ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-3-メチルブチル]カルバメートについて記載されたと類似の反応条件を用い、5-ブロモ2、4−ジクロロピリミジン及び中間体Bを用いて、tert-ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-4-メチル-ペンチル]カルバメートを合成した。分析データは、L-エナンチオマーについて記載されたものと一致している。
【0255】
tert-ブチルN−[2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]-4-メチル-ペンチル]カルバメート
【化152】
[この文献は図面を表示できません]
tert-ブチルN−[2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]エチル]カルバメートの合成に用いられたものと同様の実験条件を用いて、tert-ブチルN−[2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]-4-メチル-ペンチル]カルバメートを合成した。
1HNMR (600 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 1.21 - 1.31 (m, 12 H) 1.38 - 1.46 (m, 11 H) 1.70 (m, 1H) 3.24 (m, 2 H) 3.65 - 3.82 (m, 4 H) 4.86 (br s., 1H), 5.65 (s, 1 H) 5.85 (br s., 1H) 6.94 (s, 1 H) 8.21 (s, 1 H). LCMS (ESI) 455 (M + H).
【0256】
7-[1−[(tert-ブトキシカルボニルアミノ)メチル]-3-メチルブチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸
【化153】
[この文献は図面を表示できません]
-[1−[(tert-ブトキシカルボニルアミノ)メチル]-2メチル-プロピル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸について記載されたものと類似の合成シーケンスを用いて、7-[1−[(tert-ブトキシカルボニルアミノ)メチル]-3-メチルブチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸を合成した。分析データは、L-異性体について記載されたものと一致していた。
【0257】
化合物60
化合物44のために記載されたものと類似の合成シーケンスを用いて、化合物60を合成した。分析データは、L-異性体について記載されたものと一致していた。
【0258】
実施例61
化合物61の合成
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(3.0ml)中の化合物60(100mg、0.00024モル)の溶液に、水素化ナトリウム(油中60 %分散物)(27.6mg、3eq)を添加した。15分間の撹拌の後、沃化メチル(30、2eq)を添加した。内容物を、室温で30分間撹拌した。
飽和NaHCO
3の添加の後、酢酸エチルを添加した。有機層の分離の後、硫酸マグネシウムによる乾燥及び真空下での濃縮により、製品を提供した。分析データは、化合物49と同様だった。
【0259】
実施例62
化合物62の合成
【化155】
[この文献は図面を表示できません]
【0260】
tert-ブチルN−[(1S,2S)-2-[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]シクロペンチル]カルバメート
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
tert-ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-3-メチルブチル]カルバメートに対して記載されたと類似の反応条件を用いて、tert-ブチルN−[(1S,2S)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを5-ブロモ2、4−ジクロロピリミジンで処理することにより、tert-ブチルN−[(1S,2S)-2-[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]シクロペンチル]カルバメートを合成した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.27 (s, 9 H) 1.42 - 1.54 (m, 2 H) 1.56 - 1.65 (m, 2 H) 1.80 - 1.88 (m, 1 H) 1.96 - 2.01 (m, 1 H) 3.88 - 3.96 (m, 1 H) 4.03 - 4.09 (m, 1 H) 6.91 (d, J=8.20 Hz, 1 H) 7.41 (d, J=7.32 Hz, 1 H) 8.18 (s, 1 H). LCMS (ESI) 391 (M + H).
【0261】
tert-ブチルN−[(1S,2S)-2-[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]シクロペンチル]カルバメート
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
(2S)-N2-[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]-4-メチル-ペンタン-1,2-ジアミンの合成に用いられたものと同様の実験条件を用いて、tert-ブチルN−[(1S,2S)-2-[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]シクロペンチル]カルバメートを合成した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.13 (t, 6 H) 1.28 (s, 9 H) 1.42 - 1.52 (m, 2 H) 1.58 - 1.65 (m, 2 H) 1.81 - 1.90 (m, 1 H) 1.99 - 2.08 (m, 1 H) 3.49 - 3.60 (m, 2 H) 3.63 - 3.71 (m, 2 H) 3.84 - 3.93 (m, 1 H) 3.96 - 4.04 (m, 1 H) 5.53 (s, 1 H) 6.96 (d, J=7.90 Hz, 1 H) 7.34 (d, J=7.03 Hz, 1 H) 8.14 (s, 1 H). LCMS (ESI) 439 (M + H).
【0262】
7-[(1S,2S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)シクロペンチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
7-[1−[(tert-ブトキシカルボニルアミノ)メチル]-2メチル-プロピル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸に対して記載されたものと類似の合成シーケンスを用いて、7-[(1S,2S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)シクロペンチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸を合成した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.41 - 1.52 (m, 9 H) 1.55 - 1.68 (m, 1 H) 1.88 - 2.00 (m, 2 H) 2.05 - 2.15 (m, 1 H) 2.26 - 2.35 (m, 1 H) 2.71 - 2.89 (m, 1 H) 4.01 - 4.16 (m, 1 H) 4.28 - 4.45 (m, 1 H) 7.41 (s, 1 H) 9.11 (s, 1 H). LCMS (ESI) 381 (M + H).
【0263】
化合物62
化合物44に対して記載されたものと類似の合成シーケンスを用いて、化合物62を合成した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.48 - 1.60 (m, 1 H) 1.88 - 1.98 (m, 3 H) 1.99 - 2.08 (m, 1 H) 2.66 - 2.75 (m, 1 H) 3.63 - 3.74 (m, 1 H) 3.99 - 4.12 (m, 1 H) 7.21 (s, 1 H) 8.89 (s, 1 H) 9.04 (s, 1 H). LCMS (ESI) 263 (M + H).
【0264】
実施例63
化合物63の合成
【化159】
[この文献は図面を表示できません]
窒素下、ジオキサン(2.0ml)中のクロロ三環系ラクタム(0.050g、0.225mモル)に、5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミン(0.052g、1.2eq、0.270mモル)を添加した後、Pd
2(dba)
3(18.5mg)、BINAP(25mg)及びナトリウム-tert--ブトキシド(31mg、0.324mモル)を添加した。フラスコの内容物を、10分間脱ガスし、その後100度で12時間加熱した。粗反応物をシリカゲルカラム上に充填し、DCM/MeOH(0- 15 %)で溶出して、所望の製品(26mg)を提供した。DCM/MeOH(10 %)中に溶解されたこの化合物に、イソプロパノール(2eq)中の3NのHClを添加し、反応物を終夜撹拌した。真空下での濃縮により、塩酸塩を提供した。
1HNMR (d6-DMSO) δ ppm 11.13 (brs, 1H), 9.07 (s, 1H), 8.42 (s, 1H), 8.03 (br m 1H), 7.99 (s, 1H), 7.67 (brm, 1H), 7.18 (s, 1H), 4.33 (m, 2H), 3.79 (m, 2H), 3.64 (m, 2H), 3.50 (m, 2H), 3.16 (m, 4H), 2.79 (s, 3H). LCMS (ESI) 379 (M + H).
【0265】
実施例64
化合物64の合成
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
窒素下、ジオキサン(3.5ml)中のクロロ三環系ラクタム(0.075g、0.338mモル)に、tert-ブチル4−(6アミノ3-ピリジル)ピペラジン-1-カルボン酸塩(0.098g、1.05eq)を添加し、続いて、Pd
2(dba)
3(27mg)、BINAP(36mg)及びtert-ブトキシドナトリウム(45mg)を添加した。内容物を、加熱して11時間還流した。粗反応物をシリカゲルカラム上に充填し、DCM/MeOH(0〜10%)で溶出して、所望の製品(32mg)を提供した。
1HNMR (d6-DMSO) δ ppm 9.48 (s, 1H), 8.84 (s, 1H), 8.29 (s, 1H), 8.18 (s, 1H), 7.99 (s, 1H), 7.42 (m, 1H), 6.98 (s, 1H), 4.23 (m, 2H), 3.59 (m, 2H), 3.45 (m, 4H), 3.50 (m, 2H), 3.05 (m, 4H). LCMS (ESI) 465 (M + H).
【0266】
実施例65
化合物65の合成
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
10 %のDCM/MeOH中の化合物64(23mg)の溶液に、イソプロパノール中のHClの3M溶液10mlを添加した。
内容物を、16時間撹拌した。
反応物混合物を濃縮し、塩酸塩を提供した。
1HNMR (d6-DMSO) δ ppm 9.01 (s, 1H), 7.94 (m, 1H), 7.86 (m, 1H), 7.23 (s, 1H), 4.30 (m, 2H), 3.64 (m, 2H), 3.36 (m, 4H), 3.25 (m, 4H). LCMS (ESI) 465 (M + H).
【0267】
実施例66
化合物66の合成
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
窒素の下のジオキサン(3.5ml)中のクロロNメチル三環系アミド(0.080g、0.338mモル)に、tert-ブチル4−(6アミノ3-ピリジル)ピペラジン-1-カルボキシレート0.102g(1.1eq)を添加し、続いて、Pd
2(dba)
3(27mg)、BINAP(36mg)及びtert-ブトキシドナトリウム(45mg)を添加した。内容物を、加熱して11時間還流した。
シリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて、ジクロロメタン/メタノール(0〜5%)の溶出剤で、粗製品を精製し、所望の製品(44mg)を提供した。
1HNMR (d6-DMSO) δ ppm 9.49 (s, 1H), 8.85 (s, 1H), 8.32 (m, 1H), 8.02 (s, 1H), 7.44 (m, 1H), 7.00 (s, 1H), 4.33 (m, 2H), 3.80 (m, 2H), 3.48 (m, 4H), 3.07 (m, 4H), 3.05 (s, 3H), 1.42 (s, 9H). LCMS (ESI) 479 (M + H)
【0268】
実施例67
化合物67の合成
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
化合物66(32mg)に、イソプロパノール中の3NのHCL(10ml)を添加し、内容物を、終夜室温で16時間撹拌した。
濃縮により、塩酸塩が提供された。
1HNMR (d6-DMSO) δ ppm 9.13 (m, 2H), 8.11 (m, 1H), 8.10 (s, 1H), 7.62 (m, 1H), 7.21 (s, 1H), 4.43 (m, 2H), 3.85 (m, 2H), 3.41 (m, 4H), 3.28 (m, 4H), 3.08 (s, 3H). LCMS (ESI) 379 (M + H).
【0269】
実施例68
化合物68の合成
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
化合物64に対して記載されたと同様の実験条件を用いて、化合物68を合成した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.79 (d, J=7.03 Hz, 3 H) 1.01 (d, J=6.73 Hz, 3 H) 1.35 - 1.48 (m, 9 H) 2.16 (dd, J=14.64, 6.73 Hz, 1 H) 3.00 - 3.14 (m, 4 H) 3.40 - 3.51 (m, 4 H) 3.51 - 3.60 (m, 1 H) 3.63 - 3.74 (m, 1 H) 4.44 (dd, J=7.90, 3.81 Hz, 1 H) 6.99 (s, 1 H) 7.46 (dd, J=8.93, 2.78 Hz, 1 H) 7.94 - 8.09 (m, 2 H) 8.31 (dd, J=9.08, 1.46 Hz, 1 H) 8.85 (s, 1 H) 9.46 (s, 1 H). LCMS (ESI) 507 (M + H) .
【0270】
実施例69
化合物69の合成
【化165】
[この文献は図面を表示できません]
化合物63に対して記載されたものと同様の実験条件を用いて、化合物69を合成し、そしてこれは、HCl塩として回収された。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.77 - 0.86 (m, 3 H) 0.96 (d, J=7.03 Hz, 3 H) 2.10 - 2.24 (m, 1 H) 3.07 (s, 3 H) 3.37 - 3.79 (m, 8 H) 4.00 (dd, J=13.61, 4.54 Hz, 2 H) 4.63 - 4.73 (m, 1 H) 7.20 (s, 1 H) 7.58 - 7.71 (m, 1 H) 7.99 (d, J=2.34 Hz, 1 H) 8.12 (d, J=9.37 Hz, 1 H) 9.11 (s, 1 H) 9.41 (br. s., 2 H) 11.76 (br. s., 1 H). LCMS (ESI) 421 (M + H).
【0271】
実施例70
化合物70の合成
【化166】
[この文献は図面を表示できません]
化合物64及び65に対して記載されたものと同様の実験条件を用いて、化合物70を合成し、そしてこれは、HCl塩として回収された。キャラクタリゼーションデータ(NMR及びLCMS)は、化合物71に対して報告されたものと一致していた。
【0272】
実施例71
化合物71の合成
【化167】
[この文献は図面を表示できません]
化合物64及び65に対して記載されたものと同様の実験条件を用いて、化合物71を合成し、そしてこれは、HCl塩として回収された。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.79 (d, J=6.73 Hz, 3 H) 1.01 (d, J=6.73 Hz, 3 H) 2.18 (dd, J=14.49, 7.17 Hz, 1 H) 3.18 - 3.84 (m, 10 H) 4.53 - 4.71 (m, 1 H) 7.24 (s, 1 H) 7.65 (d, J=9.37 Hz, 1 H) 8.01 (d, J=2.64 Hz, 1 H) 8.14 (d, J=1.46 Hz, 1 H) 8.35 (d, J=5.27 Hz, 1 H) 9.14 (s, 1 H) 9.46 (s, 2 H) 11.80 (s, 1 H) LCMS (ESI) 407 (M+H).
【0273】
実施例72
化合物72(化合物UUU)の合成
【化168】
[この文献は図面を表示できません]
化合物64及び65に対して記載されたものと同様の実験条件を用いて、化合物72を合成し、そしてこれは、HCl塩として回収された。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.77 (d, J=7.03 Hz, 3 H) 0.99 (d, J=6.73 Hz, 3 H) 2.10 - 2.24 (m, 1 H) 3.18 - 3.81 (m, 10 H) 4.54 - 4.69 (m, 1 H) 7.22 (s, 1 H) 7.63 (d, J=9.08 Hz, 1 H) 7.99 (d, J=2.63 Hz, 1 H) 8.11 (s, 1 H) 8.33 (d, J=5.27 Hz, 1 H) 9.12 (s, 1 H) 9.43 (s, 2 H) 11.77 (s, 1 H). LCMS (ESI) 407 (M+H).
【0274】
実施例73
化合物73の合成
【化169】
[この文献は図面を表示できません]
化合物64及び65に対して記載されたものと同様の実験条件を用いて、化合物73を合成し、そしてこれは、HCl塩として回収された。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.84 (d, J=6.73 Hz, 3 H) 0.98 (d, J=6.73 Hz, 3 H) 2.12 - 2.26 (m, 1 H) 3.09 (s, 3 H) 3.22 - 3.81 (m, 8 H) 4.01 (dd, J=13.61, 4.25 Hz, 2 H) 4.59 - 4.72 (m, 1 H) 7.19 (s, 1 H) 7.74 (s, 1 H) 7.96 - 8.10 (m, 2 H) 9.08 (s, 1 H) 9.22 (s, 2 H). LCMS (ESI) 421 (M+H).
【0275】
実施例74
化合物74の合成
【化170】
[この文献は図面を表示できません]
化合物63に対して記載されたものと同様の実験条件を用いて、化合物74を合成し、そしてこれは、HCl塩として回収された。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.85 (d, J=4.98 Hz, 3 H) 0.95 (d, J=4.98 Hz, 3 H) 1.42 - 1.70 (m, 3 H) 2.77 (d, J=2.93 Hz, 3 H) 3.07 - 4.14 (m, 10 H) 4.95 (s, 1 H) 7.20 (s, 1 H) 7.66 (d, J=9.66 Hz, 1 H) 7.94 (s, 1 H) 8.08 - 8.16 (m, 1 H) 8.33 (d, J=4.68 Hz, 1 H) 9.09 (s, 1 H) 11.38 (s, 1 H) 11.71 (s, 1 H). LCMS (ESI) 435 (M+H).
【0276】
実施例75
化合物75の合成
【化171】
[この文献は図面を表示できません]
化合物64及び65に対して記載されたものと同様の実験条件を用いて、化合物75を合成し、そしてこれは、HCl塩として回収された。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.87 (d, J=6.15 Hz, 3 H) 0.94 (d, J=6.15 Hz, 3 H) 1.57 (d, J=84.61 Hz, 3 H) 3.05 (s, 3 H) 3.13 - 3.55 (m, 8 H) 3.69 (d, J=78.17 Hz, 2 H) 4.90 (s, 1 H) 7.15 (s, 1 H) 7.63 - 7.85 (m, 1 H) 7.93 (s, 1 H) 8.26 (s, 1 H) 9.03 (s, 1 H) 9.20 (s, 2 H). LCMS (ESI) 421 (M+H).
【0277】
実施例76
化合物76の合成
【化172】
[この文献は図面を表示できません]
化合物63に対して記載されたものと同様の実験条件を用いて、化合物76を合成し、そしてこれは、HCl塩として回収された。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.85 (d, J=6.44 Hz, 3 H) 0.95 (d, J=6.44 Hz, 3 H) 1.43 - 1.70 (m, 3 H) 2.78 (d, J=2.93 Hz, 3 H) 3.05 (s, 3 H) 3.24 - 3.84 (m, 8 H) 4.01 (d, J=9.66 Hz, 2 H) 4.89 - 5.01 (m, 1 H) 7.15 (s, 1 H) 7.77 (s, 1 H) 7.91 - 8.05 (m, 2 H) 9.03 (s, 1 H) 10.96 - 11.55 (m, 2 H). LCMS (ESI) 449 (M+H).
【0278】
実施例77
化合物77の合成
【化173】
[この文献は図面を表示できません]
化合物64及び65に対して記載されたものと同様の実験条件を用いて、化合物77を合成し、そしてこれは、HCl塩として回収された。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.83 - 0.88 (d, J=6.15 Hz, 3 H) 0.95 (d, J=6.15 Hz, 3 H) 1.40 - 1.71 (m, 3 H) 3.28 - 3.83 (m, 8 H) 4.00 (d, J=3.22 Hz, 2 H) 4.91 - 5.08 (m, 1 H) 7.17 (s, 1 H) 7.68 (d, J=9.66 Hz, 1 H) 7.93 (s, 1 H) 8.07 (s, 1 H) 9.06 (s, 1 H) 9.40 (s, 2 H) 11.59 (s, 1 H). LCMS (ESI) 435 (M+H).
【0279】
実施例78
化合物78の合成
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
0.060g(0.205mモル)の化合物50に、5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミン(35.42mg、0.9eq)を添加し、次いで、1,4-ジオキサン(3ml)を添加した。窒素による脱気の後、Pd
2dba
3(12mg)、BINAP(16mg)及びtert-ブトキシドナトリウム(24mg)を添加した。その後内容物を、CEM Discovery microwave内で、90度で3時間加熱した。その後反応物を、シリカゲルカラム上に充填し、DCM/MeOH(0〜15%)で溶出させて、精製した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.75 (t, J=7.47 Hz, 3 H) 0.91 (d, J=6.73 Hz, 3 H) 1.04 - 1.20 (m, 2 H) 1.80 - 1.98 (m, 1 H) 2.77 (d, J=3.81 Hz, 3 H) 2.94 - 3.90 (m, 10 H) 4.54 - 4.68 (m, 1 H) 7.06 - 7.23 (m, 2 H) 7.56 - 7.75 (m, 1 H) 7.90 - 8.12 (m, 2 H) 8.29 (s, 1 H) 9.07 (s, 1 H) 10.98 - 11.74 (m, 2 H). LCMS (ESI) 435 (M + H).
【0280】
実施例79
化合物79の合成
【化175】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載したと同様の方法で、化合物79を合成し、次いで、化合物65に対して記載されたデブロッキングステップを行い、そしてHCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.75 (t, J=7.32 Hz, 3 H) 0.90 (d, J=6.73 Hz, 3 H) 1.07 - 1.15 (m, 2 H) 1.85 - 1.94 (m, 1 H) 3.17 - 3.75 (m, 10 H) 4.58 - 4.67 (m, 1 H) 7.17 (s, 1 H) 7.71 (s, 1 H) 7.96 (s, 1 H) 7.98 - 8.05 (m, 1 H) 8.28 (d, J=4.10 Hz, 1 H) 9.06 (s, 1 H) 9.39 (s, 2 H). LCMS (ESI) 421 (M+H).
【0281】
実施例80
化合物80の合成
【化176】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対する記載されたものと同様の方法で、化合物80を合成した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.78 (t, J=7.32 Hz, 3 H) 0.86 (d, J=6.73 Hz, 3 H) 1.13 - 1.21 (m, 2 H) 1.84 - 1.96 (m, 1 H) 2.77 (d, J=4.39 Hz, 3 H) 3.04 (s, 3 H) 3.11 - 3.84 (m, 8 H) 3.98 (dd, J=13.61, 4.25 Hz, 2 H) 4.66 - 4.74 (m, 1 H) 7.17 (s, 1 H) 7.64 (s, 1 H) 7.96 (d, J=2.34 Hz, 1 H) 8.03 - 8.13 (m, 1 H) 9.08 (s, 1 H) 11.26 (s, 1 H) 11.66 (s, 1 H). LCMS (ESI) 449 (M+H).
【0282】
実施例81
化合物81の合成
【化177】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載されたものと同様の方法で、化合物を合成し、続いて、化合物65に対して記載されたデブロッキングステップを行い、そしてHCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.78 (t, J=7.32 Hz, 3 H) 0.85 (d, J=6.73 Hz, 3 H) 1.10 - 1.27 (m, 2 H) 1.82 - 1.99 (m, 1 H) 3.04 (s, 3 H) 3.28 - 3.77 (m, 8 H) 3.97 (dd, J=13.91, 4.54 Hz, 2 H) 4.62 - 4.75 (m, 1 H) 7.07 - 7.24 (m, 1 H) 7.62 - 7.75 (m, 1 H) 7.94 (d, J=2.34 Hz, 1 H) 7.97 - 8.08 (m, 1 H) 9.05 (s, 1 H) 9.29 (s, 2 H). LCMS (ESI) 435 (M+H).
【0283】
実施例82
化合物82の合成
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載されたものと同様の方法で、化合物を合成し、続いて、化合物65に対して記載されたデブロッキングステップを行い、そしてHCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.96 (s, 9 H) 3.15 - 3.87 (m, 10 H) 4.42 - 4.53 (m, 1 H) 6.99 (s, 1 H) 7.24 (s, 1 H) 8.06 (s, 1 H) 8.11 - 8.21 (m, 1 H) 8.79 - 8.98 (m, 2 H) 9.25 (s, 2 H) 9.88 (s, 1 H). LCMS (ESI) 421 (M+H).
【0284】
実施例83
化合物83の合成
【化179】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載されたものと同様の方法で化合物83を合成し、続いて、化合物65に対して記載されたデブロッキングステップを行い、そしてHCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.95 (s, 9 H) 2.79 (d, J=4.10 Hz, 3 H) 3.06 - 3.86 (m, 10 H) 4.56 - 4.67 (m, 1 H) 7.17 (s, 1 H) 7.70 (s, 1 H) 7.96 (d, J=2.63 Hz, 1 H) 7.99 - 8.08 (m, 1 H) 8.26 (s, 1 H) 9.06 (s, 1 H) 10.80 (s, 1 H). LCMS (ESI) 435 (M+H).
【0285】
実施例84
化合物84の合成
【化180】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載されたものと同様の方法で、化合物84を合成し、そしてHCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 2.75 - 2.81 (m, 3 H) 3.12 - 3.16 (m, 2 H) 3.46 - 3.54 (m, 4 H) 3.60 - 3.69 (m, 2 H) 3.72 - 3.79 (m, 1 H) 4.07 - 4.18 (m, 2 H) 6.06 - 6.09 (m, 1 H) 6.90 (d, J=7.61 Hz, 2 H) 7.20 - 7.31 (m, 3 H) 7.33 (s, 1 H) 7.49 - 7.55 (m, 1 H) 7.62 - 7.70 (m, 1 H) 7.92 (d, J=2.93 Hz, 1 H) 8.22 (s, 1 H) 9.14 (s, 1 H). LCMS (ESI) 455 (M + H).
【0286】
実施例85
化合物85の合成
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載されたものと同様の方法で、化合物85を合成し、続いて、化合物65に対して記載されたデブロッキングステップを行い、そしてHCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 3.21 (s, 4 H) 3.35 - 3.67 (m, 5 H) 4.07 - 4.20 (m, 2 H) 6.13 (s, 1 H) 6.90 (d, J=7.32 Hz, 2 H) 7.22 - 7.31 (m, 3 H) 7.36 (s, 1 H) 7.48 (d, J=9.37 Hz, 1 H) 7.93 (d, J=2.34 Hz, 1 H) 8.04 - 8.11 (m, 1 H) 8.25 (d, J=4.98 Hz, 1 H) 9.17 (s, 1 H) 11.77 (br, s., 1H). LCMS (ESI) 441 (M + H).
【0287】
実施例86
化合物86の合成
【化182】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載たものと同様の方法で、化合物86を合成し、続いて、化合物65に対して記載されたデブロッキングステップを行い、そしてHCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.90 (d, J=6.15 Hz, 6 H) 1.72 - 1.89 (m, 1 H) 3.15 - 3.92 (m, 9 H) 4.10 - 4.46 (m, 2 H) 7.18 (s, 1 H) 7.59 (d, J=8.78 Hz, 1 H) 8.00 (s, 1 H) 8.13 (d, J=9.37 Hz, 1 H) 8.55 (s, 1 H) 9.09 (s, 1 H) 9.67 (s, 2 H) 11.91 (s, 1 H). LCMS (ESI) 407 (ESI).
【0288】
実施例87
化合物87の合成
【化183】
[この文献は図面を表示できません]
化合物86と同様の方法で、化合物87を合成し、そしてHCl塩に変換した。キャラクタリゼーションデータ(NMR及びLCMS)は、鏡像異性体化合物86に対して得られたものと同様であった。
【0289】
実施例88
化合物88の合成
【化184】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載されたものと同様の方法で、化合物88を合成し、続いて、化合物65に対して記載されたデブロッキングステップを行い、そしてHCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.78 (s, 6 H) 3.40 - 3.53 (m, 6 H) 3.64 - 3.73 (m, 4 H) 7.27 (s, 1 H) 7.66 (d, J=9.37 Hz, 1 H) 7.98 (d, J=2.34 Hz, 1 H) 8.12 (br. s., 1 H) 8.47 (br. s., 1 H) 9.11 (s, 1 H) 9.45 (br. s., 2 H) 11.62 (br. s., 1 H). LCMS (ESI) 393 (M + H).
【0290】
実施例89
化合物89(化合物Tとも呼ばれる)の合成
【化185】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載されたものと同様の方法で、化合物89を合成し、そして、HCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.47 (br. s., 6 H) 1.72 (br. s., 2 H) 1.92 (br. s., 2 H) 2.77 (br. s., 3 H) 3.18 (br. s., 2 H) 3.46 (br. s., 2 H) 3.63 (br. s., 2 H) 3.66 (d, J=6.15 Hz, 2 H) 3.80 (br. s., 2 H) 7.25 (s, 1 H) 7.63 (br. s., 2 H) 7.94 (br. s., 1 H) 8.10 (br. s., 1 H) 8.39 (br. s., 1 H) 9.08 (br. s., 1 H) 11.59 (br. s., 1 H). LCMS (ESI) 447 (M + H).
【0291】
実施例90
化合物90(化合物Qとも呼ばれる)の合成
【化186】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載たものと同様の方法で、化合物90を合成し、続いて、化合物65に対して記載されたデブロッキングステップを行い、そしてHCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.27 - 1.64 (m, 6 H) 1.71 (br. s., 2 H) 1.91 (br. s., 2 H) 2.80 (br. s., 1 H) 3.17 - 3.24 (m, 2 H) 3.41 (br. s., 4 H) 3.65 (br. s., 4 H) 7.26 (br. s., 1 H) 7.63 (br. s., 1 H) 7.94 (br. s., 1 H) 8.13 (br. s., 1 H) 8.40 (br. s., 1 H) 9.09 (br. s., 1 H) 9.62 (br. s., 1 H) 11.71 (br. s., 1 H). LCMS (ESI) 433 (M + H).
【0292】
実施例91
化合物91(化合物ZZとも呼ばれる)の合成
【化187】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載されたものと同様のコンディションを使用して化合物91を合成し、そしてHCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.64 - 1.75 (m, 2 H) 1.83 - 1.92 (m, 2 H) 1.96 - 2.06 (m, 2 H) 2.49 - 2.58 (m, 2 H) 2.79 (d, J=3.81 Hz, 3 H) 3.06 - 3.18 (m, 4 H) 3.59 - 3.69 (m, 2 H) 3.73 - 3.83 (m, 2 H) 4.04 - 4.12 (m, 2 H) 7.17 (br. s., 1 H) 7.60 - 7.70 (m, 2 H) 7.70 - 7.92 (m, 2 H) 7.96 (br. s., 1 H) 8.41 (br. s., 1 H) 8.98 (br. s., 1 H) 10.77 (br. s., 1 H). LCMS (ESI) 433 (M + H).
【0293】
実施例92
化合物92の合成
【化188】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載されたものと同様の方法で、化合物92を合成し、続いて、化合物65に対して記載されたデブロッキングステップを行い、そしてHCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.64 - 1.75 (m, 2 H) 1.84 - 1.92 (m, 2 H) 1.96 - 2.05 (m, 2 H) 2.48 - 2.56 (m, 2 H) 3.22 (br. s., 4 H) 3.42 - 3.48 (m, 4 H) 3.60 - 3.69 (m, 2 H) 4.05 - 4.13 (m, 1 H) 7.18 (s, 1 H) 7.65 (d, J=13.47 Hz, 1 H) 7.70 - 7.77 (m, 1 H) 7.94 (d, J=1.76 Hz, 1 H) 8.42 (br. s., 1 H) 9.00 (s, 1 H) 9.15 (br. s., 2 H). LCMS (ESI) 419 (M + H).
【0294】
実施例93
化合物93の合成
【化189】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載されたものと同様の方法で、化合物93を合成し、続いて、化合物65に対して記載されたデブロッキングステップを行い、そしてHCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.76 (br. s., 2 H) 1.89 (br. s., 2 H) 2.03 (br. s., 2 H) 2.47 - 2.58 (m, 2 H) 3.04 (s, 3 H) 3.22 (br. s., 4 H) 3.39 (br. s., 4 H) 3.66 (s, 2 H) 7.21 (s, 1 H) 7.67 (d, J=9.37 Hz, 1 H) 7.93 (br. s., 1 H) 7.98 - 8.09 (m, 1 H) 9.04 (s, 1 H) 9.34 (br. s., 2 H) 11.31 (br. s., 1 H). LCMS (ESI) 433 (M + H).
【0295】
実施例94
化合物94の合成
【化190】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載されたものと同様の条件を使用して、化合物94を合成し、そしてHCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.66 - 1.77 (m, 2 H) 1.84 - 1.94 (m, 2 H) 1.96 - 2.08 (m, 2 H) 2.48 - 2.57 (m, 2 H) 3.36 - 3.52 (m, 4 H) 3.60 - 3.80 (m, 6 H) 7.21 (s, 1 H) 7.53 - 7.74 (m, 2 H) 7.86 (s, 1 H) 8.02 (s, 1 H) 8.45 (s, 1 H) 9.03 (s, 1 H) 11.19 (br. s., 1 H). LCMS (ESI) 420 (M+H).
【0296】
実施例95
化合物95の合成
【化191】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載されたものと同様のコンディションを使用して、化合物95を合成し、そしてHCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.65 - 1.79 (m, 2 H) 1.85 - 1.95 (m, 2 H) 1.97 - 2.08 (m, 2 H) 2.47 - 2.54 (m, 2 H) 3.40 - 3.58 (m, 5 H) 3.65 (dd, J=21.67, 5.56 Hz, 1 H) 3.69 - 3.78 (m, 4 H) 7.24 (s, 1 H) 7.97 - 8.17 (m, 2 H) 8.48 (s, 1 H) 9.08 (s, 1 H) 11.81 (s, 1 H). LCMS (ESI) 421 (M+H).
【0297】
実施例96
化合物96の合成
【化192】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載されたものと同様のコンディションを使用して、化合物96を合成し、そしてHCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.55 - 1.74 (m, 2 H) 1.80 - 1.98 (m, 4 H) 2.48 - 2.60 (m, 2 H) 3.40 - 3.50 (m, 4 H) 3.57 - 3.72 (m, 2 H) 3.90 - 4.20 (m, 4 H) 7.08 (s, 1 H) 7.37 - 7.57 (m, 2 H) 7.70 (m, 2 H) 8.32 (s, 1 H) 8.88 (s, 1 H) 9.98 (s, 1 H). LCMS (ESI) 419 (M+H).
【0298】
実施例97
化合物97(化合物IIIとも呼ばれる)の合成
【化193】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載されたものと同様の条件を使用して、化合物97を合成し、そしてHCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.30 (d, J=5.27 Hz, 6 H) 1.65 - 1.78 (m, 2 H) 1.83 - 1.95 (m, 2 H) 1.97 - 2.10 (m, 2 H) 2.45 - 2.55 (m, 2H) 3.25 - 3.36 (m, 1 H) 3.39 - 3.48 (m, 4 H) 3.60 - 3.70 (m, 4 H) 3.75 - 4.15 (m, 2 H) 7.24 (s, 1 H) 7.54 - 7.75 (m, 2 H) 7.95 (s, 1 H) 8.10 (s, 1 H) 8.49 (s, 1 H) 9.07 (s, 1 H) 11.25 (s, 1 H) 11.48 (s, 1 H). LCMS (ESI) 461 (M+H).
【0299】
実施例98
化合物98の合成
【化194】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載されたものと同様の条件を用いて、化合物98を合成し、そしてHCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.99 (d, J=6.15 Hz, 6 H) 1.65 - 1.78 (m, 2 H) 1.90 (m, 2 H) 1.97 - 2.08 (m, 2 H) 2.08 - 2.17 (m, 1 H) 2.45 - 2.55 (m, 2H) 2.88 - 3.02 (m, 2 H) 3.33 - 3.48 (m, 4 H) 3.50 - 3.90 (m, 6 H) 7.24 (s, 1 H) 7.67 (s, 2 H) 7.94 (s, 1 H) 8.12 (s, 1 H) 8.49 (s, 1 H) 9.07 (s, 1 H) 10.77 (s, 1 H) 11.51 (s, 1 H). LCMS (ESI) 475 (M+H).
【0300】
実施例99
化合物99の合成
【化195】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載されたものと同様の条件を用いて、化合物99を合成し、そしてHCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.13 (d, J=5.86 Hz, 6 H) 1.66 - 1.77 (m, 2 H) 1.84 - 1.94 (m, 2 H) 1.97 - 2.09 (m, 2 H) 2.40 - 2.53 (m, 2 H) 3.37 - 3.49 (m, 2 H) 3.50 - 3.59 (m, 2 H) 3.59 - 3.73 (m, 4 H) 7.23 (s, 1 H) 7.64 (m, 3 H) 7.85 (s, 1 H) 8.11 (s, 1 H) 8.47 (s, 1 H) 9.05 (s, 1 H). 11.35 (br s., 1H). LCMS (ESI) 448 (M+H).
【0301】
実施例100
化合物100の合成
【化196】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載されたものと同様の条件を用いて、化合物100を合成し、そしてHCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.50 - 1.57 (m, 2 H) 1.62 - 1.68 (m, 3 H) 1.68 - 1.75 (m, 2 H) 1.84 - 1.92 (m, 2 H) 1.97 - 2.08 (m, 2 H) 2.48 - 2.53 (m, 2 H) 3.14 - 3.23 (m, 4 H) 3.43 - 3.47 (m, 2 H) 3.58 - 3.70 (m, 2 H) 7.22 (s, 1 H) 7.58 - 7.70 (m, 2 H) 7.85 - 8.00 (m, 1 H) 8.16 (d, 1 H) 8.46 (s, 1 H) 9.04 (s, 1 H) 11.37 (br s., 1H). LCMS (ESI) 418 (M + H).
【0302】
実施例101
化合物101(化合物WWとも呼ばれる)の合成
【化197】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載されたものと同様の条件を用いて、化合物101を合成し、そしてHCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.72 (s, 2 H) 1.90 (s, 4 H) 2.03 (s, 2 H) 2.21 (s, 2 H) 2.48 - 2.54 (m, 2 H) 2.73 (s, 2 H) 3.03 (s, 2 H) 3.25 - 3.35 (m, 1 H) 3.38 - 3.48 (m, 4 H) 3.65 - 3.99 (m, 5 H) 7.23 (s, 1 H) 7.63 (d, J=9.66 Hz, 1 H) 7.90 (s, 1 H) 8.13 (s, 1 H) 8.47 (s, 1 H) 9.06 (s, 1 H) 10.50 (br s., 1H). LCMS (ESI) 503 (M + H).
【0303】
実施例102
化合物102(化合物HHHとも呼ばれる)の合成
【化198】
[この文献は図面を表示できません]
化合物102を合成し、次いで、化合物78に対して記載されたものと同様の条件を用いて、HCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.63 - 1.85 (m, 6 H) 1.87 - 1.92 (m, 2 H) 1.99 - 2.06 (m, 2 H) 2.15 - 2.23 (m, 2 H) 2.47 - 2.53 (m, 1 H) 2.69 - 2.79 (m, 2 H) 2.81 - 2.91 (m, 2 H) 2.98 - 3.08 (m, 2 H) 3.32 - 3.48 (m, 4 H) 3.57 - 3.72 (m, 4 H) 3.77 - 3.85 (m, 2 H) 7.22 (s, 1 H) 7.60 - 7.68 (m, 2 H) 7.90 (s, 1 H) 8.07 (s, 1 H) 8.46 (s, 1 H) 9.04 (s, 1 H). 11.41 (br s., 1H). LCMS (ESI) 501 (M + H).
【0304】
実施例103
化合物103の合成
【化199】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載されたものと同様の条件を用いて、化合物103を合成し、そしてHCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.64 - 1.76 (m, 2 H) 1.87 - 1.93 (m, 2 H) 2.00 - 2.07 (m, 2 H) 2.48 - 2.53 (m, 2 H) 2.67 - 2.72 (m, 4 H) 3.44 - 3.47 (m, 2 H) 3.50 - 3.55 (m, 4 H) 7.24 (s, 1 H) 7.61 (d, J=9.37 Hz, 2 H) 7.86 (d, J=2.63 Hz, 1 H) 8.09 (d, J=12.88 Hz, 1 H) 8.48 (s, 1 H) 9.06 (s, 1 H) 11.41 (br s., 1H). LCMS (ESI) 436 (M + H).
【0305】
実施例104
化合物104の合成
【化200】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載されたものと同様の条件を用いて、化合物104を合成し、そしてHCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.29 (d, J=6.73 Hz, 6 H) 1.66 - 1.79 (m, 2 H) 1.84 - 1.95 (m, 2 H) 1.98 - 2.09 (m, 2 H) 2.46 - 2.55 (m, 2 H) 3.29 - 3.39 (m, 2H) 3.58 - 3.70 (m, 4H) 3.77 - 3.86 (m, 4H) 7.24 (s, 1 H) 7.66 (d, J=9.37 Hz, 1 H) 7.96 (d, J=2.93 Hz, 1 H) 8.08 (s, 1 H) 8.48 (s, 1 H) 9.06 (s, 1 H) 9.28 (s, 1 H) 9.67 (s, 1 H) 11.36 (s, 1H). LCMS (ESI) 447 (M + H).
【0306】
実施例105
化合物105の合成
【化201】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載されたものと同様の条件を用いて、化合物105を合成し、そしてHCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.73 (s, 2 H) 1.76 - 1.85 (m, 2 H) 1.85 - 1.94 (m, 2 H) 1.98 - 2.07 (m, 2 H) 2.19 - 2.26 (m, 2 H) 2.48 - 2.52 (m, 1 H) 2.70 - 2.81 (m, 4 H) 3.13 - 3.20 (m, 1 H) 3.30 - 3.48 (m, 3 H) 3.58 - 3.71 (m, 4 H) 3.78 - 3.84 (m, 4 H) 7.24 (s, 1 H) 7.62 (d, J=9.37 Hz, 2 H) 7.89 (d, J=1.17 Hz, 1 H) 8.09 - 8.18 (m, 1 H) 8.48 (s, 1 H) 9.06 (s, 1 H) 11.46 (br s., 1H). LCMS (ESI) 519 (M + H).
【0307】
実施例106
化合物106の合成
【化202】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載されたものと同様の条件を用いて、化合物106を合成し、続いて、化合物65に対して記載されたデブロッキングステップを行い、そしてHCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.65 - 1.75 (m, 2 H) 1.85 - 1.93 (m, 2 H) 1.93 - 1.99 (m, 1 H) 2.00 - 2.06 (m, 2 H) 2.08 - 2.14 (m, 1 H) 2.47 - 2.55 (m, 2 H) 3.07 - 3.25 (m, 2 H) 3.25 - 3.69 (m, 5 H) 4.46 (s, 1 H) 4.67 (s, 1 H) 7.22 (s, 1 H) 7.58 - 7.69 (m, 2 H) 8.46 (s, 1 H) 9.02 (s, 1 H) 9.34 (s, 1 H) 9.65 (s, 1 H). LCMS (ESI) 431 (M + H).
【0308】
実施例107
化合物107(化合物YYとも呼ばれる)の合成
【化203】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載されたものと同様の条件を用いて、化合物107を合成し、そしてHCl塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.65 - 1.82 (m, 3 H) 1.89 (br. s., 2 H) 1.98 - 2.08 (m, 2 H) 2.13 (br. s., 2 H) 2.47 - 2.55 (m, 2 H) 2.68 (d, J=4.98 Hz, 6 H) 2.71 - 2.80 (m, 2 H) 3.29 - 3.71 (m, 10 H) 7.16 - 7.26 (m, 1 H) 7.67 (d, J=9.66 Hz, 2 H) 7.91 (d, J=2.05 Hz, 1 H) 8.14 (br. s., 1 H) 8.48 (br. s., 1 H) 9.05 (s, 1 H) 11.14 (br. s., 1 H) 11.43 (br. s., 1 H). LCMS (ESI) 461 (M + H).
【0309】
実施例108
化合物108の合成
【化204】
[この文献は図面を表示できません]
化合物64及び65に対して記載されたものと同様の方法で、化合物108を合成し、そしてこれは、HCl塩として回収された。分析データは、鏡像異性体化合物75に対して記載されたものと一致していた。
【0310】
実施例109
化合物109の合成
【化205】
[この文献は図面を表示できません]
化合物64及び65に対して記載されたものと同様の方法で、化合物109を合成し、そしてこれは、HCl塩として回収された。分析データは、鏡像異性体化合物75に対して記載されたものと一致していた。
【0311】
実施例110
化合物110の合成
【化206】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載されたものと同様の方法で、化合物110を合成し、そして、その後、その塩酸塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.50 - 1.65 (m, 1 H) 1.92 - 2.02 (m, 3 H) 2.06 - 2.15 (m, 1 H) 2.78 (d, J=3.81 Hz, 4 H) 3.10 - 3.20 (m, 4 H) 3.47 - 3.51 (m, 2 H) 3.64 - 3.71 (m, 1 H) 3.76 - 3.83 (m, 2 H) 3.98 - 4.14 (m, 1 H) 7.20 (s, 2 H) 7.77 (s, 1 H) 7.97 (s, 2 H) 8.81 (s, 1 H) 9.03 (s, 1 H) 10.97 (br s., 1H). LCMS (ESI) 419 (M + H).
【0312】
実施例111
化合物111の合成
【化207】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78に対して記載されたものと同様の方法で、化合物111を合成し、そして、その後、その塩酸塩に変換した。
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.54 - 1.59 (m, 1 H) 1.92 - 2.01 (m, 3 H) 2.06 - 2.15 (m, 1 H) 2.76 - 2.84 (m, 1 H) 3.17 - 3.24 (m, 6 H) 3.64 - 3.71 (m, 2 H) 4.02 - 4.11 (m, 2 H) 7.22 (s, 2 H) 7.64 (s, 1 H) 7.97 (s, 2 H) 8.75 (s, 1 H) 8.97 (s, 1 H) 9.21 (s, 1 H). LCMS (ESI) 405 (M + H).
【0313】
実施例112
化合物112の合成
【化208】
[この文献は図面を表示できません]
化合物64に対して記載されたものと同様の実験条件を用いて、化合物112を合成した。
【0314】
実施例113
tert-ブチルN−[2−[(5-ブロモ2クロロピリミジン-4イル)アミノ]エチル]カルバメートの合成、化合物113
【化209】
[この文献は図面を表示できません]
5-ブロモ-2、4-ジクロロピリミジン(12.80g、0.054モル)のエチルアルコール(250ml)溶液を、ヒューニッヒの塩基(12.0ml)に添加し、その後、N−(tert-ブトキシカルボニル)-1,2-エチレンジアミン(10g、0.0624モル)のエチルアルコール(80ml)溶液を添加した。内容物を20時間終夜撹拌した。溶媒を真空下で蒸発させた。酢酸エチル(800ml)及び水(300ml)を添加し、各層に分離した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、その後、真空下で濃縮した。ヘキサン/酢酸エチル(0〜60%)を用いたシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーにより、tert-ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]エチル]カルバメートが提供された。
LCMS (ESI) 351 (M + H).
【0315】
実施例114
tert-ブチルN−[2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4イル]アミノ]エチル]カルバメートの合成、化合物114
【化210】
[この文献は図面を表示できません]
トルエン(42ml)中のtert-ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]エチル]カルバメート(5g、14.23mモル)及びトリエチルアミン(8.33ml)に、窒素下で、トリフェニルアルシン(4.39g)3、3-ジエトキシプロプ-1-イン(3.24ml)及びPddba(1.27g)を添加した。
内容物を、70度で24時間加熱した。CELITE(登録商標)を通して濾過した後、ヘキサン/酢酸エチル(0〜20%)を用いて、粗反応物をカラムに充填し、所望の製品(3.9g)を提供した。ヘキサン/酢酸エチル(0〜30%)を用いて、得られた残留物のカラムクロマトグラフィーを行い、tert-ブチルN−[2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]エチル]カルバメートを提供した。
LCMS (ESI) 399 (M + H).
【0316】
実施例115
tert−ブチルN−[2−[2-クロロ-6-(ジエトキシメチル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル]エチル]カルバメートの合成、化合物115
【化211】
[この文献は図面を表示できません]
THF(60ml)中の化合物114(3.9g、0.00976モル)の溶液に、TBAF(68.3ml、7eq)を添加した。内容物を、45度で2時間加熱した。濃縮に続いて、酢酸エチル/ヘキサン(0〜50%)を用いたカラムクロマトグラフィーを行い、tert−ブチルN−[2−[2-クロロ-6-(ジエトキシメチル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル]エチル]カルバメートを、薄い色の茶色の液体(1.1g)として提供した。
1HNMR (d6-DMSO) δ ppm 8.88 (s, 1H), 6.95 (brs, 1H), 6.69 (s, 1H), 5.79 (s, 1H), 4.29 (m, 2H), 3.59 (m, 4H), 3.34 (m, 1H), 3.18 (m, 1H), 1.19 (m, 9H), 1.17 (m, 6H). LCMS (ESI) 399 (M+H).
【0317】
実施例116
tert−ブチルN−[2−[2-クロロ6-(ジエトキシメチル)-5ヨードピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル]エチル]カルバメートの合成、化合物116
【化212】
[この文献は図面を表示できません]
アセトニトリル(2ml)中のtert−ブチルN−[2−[2-クロロ-6-(ジエトキシメチル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル]エチル]カルバメート(0.1g、0.00025mol)に、1、3-ジヨード-5、5-ジメチルヒダントイン(95mg、1eq)及び固体NaHCO
3(63mg、3eq)を添加した。反応物を、16時間室温で撹拌した。反応物を濾過し、真空で濃縮した。ヘキサン/酢酸エチル(0-50 %)を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより、製品を精製し、tert−ブチルN−[2−[2-クロロ6-(ジエトキシメチル)-5ヨードピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル]エチル]カルバメートを、淡黄色の固体(0.03g)として提供した。
LCMS (ESI) 525 (M + H).
【0318】
実施例117
tert−ブチルN−[2−[2-クロロ-6-(ジエトキシメチル)-5-(o-トリル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル]エチル]カルバメートの合成、化合物117
【化213】
[この文献は図面を表示できません]
ジオキサン(3ml)中のtert−ブチルN−[2−[2-クロロ6-(ジエトキシメチル)-5ヨードピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル]エチル]カルバメート(0.1g、0.19mモル)に、2-メチルフェニルボロン酸(28mg)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(25mg)及び水(0.3ml)中のリン酸カリウム(250mg)を添加した。反応物を、CEM Discovery microwave内において、90℃で3時間加熱した。粗反応物を、シリカゲル上に充填し、ヘキサン/酢酸エチル(0〜30 %)を用いてカラム処理をし、tert−ブチルN−[2−[2-クロロ-6-(ジエトキシメチル)-5-(o-トリル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル]エチル]カルバメート(0.06g)を提供した。
LCMS (ESI) 489 (M + H).
【0319】
実施例118
7-[2−(tert-ブトキシカルボニルアミノ)エチル]-2-クロロ-5-(o-トリル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸の合成、化合物118
【化214】
[この文献は図面を表示できません]
AcOH(10ml)中のtert−ブチルN−[2−[2-クロロ-6-(ジエトキシメチル)-5-(o-トリル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル]エチル]カルバメート(0.85g、1.74mモル)に、水(1.5ml)を添加した。反応物を、16時間室温で撹拌した。その後粗反応物を、真空下で濃縮した。酢酸エチル(50ml)の添加の後、有機層を飽和NaHCO
3で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、その後、真空下で濃縮し、粗中間体、tert−ブチルN−[2−[2-クロロ-6-ホルミル-5-(o-トリル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル]エチル]カルバメートを提供した。DMF(5ml)中のこの粗中間体に、オキソン(1.3g)を添加した。
2.5時間の撹拌の後、水(20ml)及び酢酸エチル(100ml)を添加した。有機層を分離し、乾燥し、その後真空下で濃縮して粗製品を提供し、これを、ヘキサン/酢酸エチル(0〜50 %)を用いてシリカゲル上でカラム処理して、7-[2−(tert-ブトキシカルボニルアミノ)エチル]-2-クロロ-5-(o-トリル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸(0.112g)を提供した。
LCMS (ESI) 431 (M + H).
【0320】
実施例119
化合物119の合成
【化215】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(4.1ml)中の7-[2−(tert-ブトキシカルボニルアミノ)エチル]-2-クロロ-5-(o-トリル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸(0.1g、0.261mモル)に、DMAP(20mg)を添加し、続いて、N、N’-ジイソプロピルカルボジイミド(0.081ml、2eq)を添加した。3時間の撹拌の後、TFA(0.723ml)を添加した。その後、さらに30分、撹拌を続けた。反応物混合物を、飽和NaHCO
3で中和した。その後DCM(20ml)を添加し、有機層を分離し、硫酸マグネシウムで乾燥し、その後真空下で濃縮して、粗製品を提供し、これを、ヘキサン/酢酸エチル(0-100 %)を用いてカラム処理して、クロロ三環系アミド、化合物119(0.65g)を提供した。
LCMS (ESI) 313 (M + H).
【0321】
実施例120
化合物120の合成
【化216】
[この文献は図面を表示できません]
窒素の下のジオキサン(2.5ml)の中にクロロ三環系アミド(0.040g、0.128mモル)(化合物119)に、Pd
2(dba)
3(12mg)、tert-ブトキシドナトリウム(16mg)、BINAP(16mg)及び4-モルホリノアニリン(22.7mg、1eq)を添加した。反応物混合物を、CEM Discovery microwave内において、90℃で3.0時間加熱した。粗反応物をシリカゲルカラム上に充填し、その後内容物をDCM/MeOH(0-6 %)で溶出させ、製品(10mg)を提供した。
LCMS (ESI) 455 (M + H).
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 2.14 (s, 3 H) 3.23 - 3.50 (m, 2 H) 3.57 - 3.73 (m, 2 H), 3.81 - 3.92 (m, 8H), 7.11 - 7.31 (m, 4 H) 7.31 - 7.48 (m, 1 H) 7.58 - 7.73 (m, 1 H) 7.77 - 7.95 (m, 2 H) 8.05 - 8.21 (m, 1 H) 8.44 (s, 1 H) 9.85 - 10.01 (m, 1 H).
【0322】
実施例121
化合物121の合成
【化217】
[この文献は図面を表示できません]
Nメチル-2‐ピロリドン(NMP)(1.5ml)中のクロロ三環系アミド(0.024g)(化合物119)に、トランス-4-アミノシクロヘキサノール(0.0768mモル、26.54mg、3eq)及びヒューニッヒの塩基(0.4ml)を添加した。反応物を、CEM Discovery microwave容器内で、150℃で1.2時間加熱した。粗反応物を、シリカゲルカラム上に充填し、内容物をDCM/MeOH(0-10 %)で溶出させて、製品(21mg)を提供した。
LCMS (ESI) 392(M + H).
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.23 (d,J=8.78Hz,4H)1.84(br.s.,4H)2.11(s,3H)3.34−3.43(m,1H)3.55(br.s.,2H)3.72(br.s.,1H)4.13(br.s.,2H)4.50(br.s.,1H)7.03(br.s.,1H)7.12−7.28(m,4H)7.96(br.s.,1H)8.18(br.s.,1H).
【0323】
実施例122
7-[2−(tert-ブトキシカルボニルアミノ)エチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸の合成、化合物122
【化218】
[この文献は図面を表示できません]
7-[2−(tert-ブトキシカルボニルアミノ)エチル]-2-クロロ-5-(o-トリル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸の合成に対して記載されたものと同様の実験手順を用いて、7-[2−(tert-ブトキシカルボニルアミノ)エチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸を合成した。
LCMS (ESI) 341 (M + H).
【0324】
実施例123
化合物123の合成
【化219】
[この文献は図面を表示できません]
クロロ三環系アミド(化合物119)の合成に対して記載されたものと同様の実験手順を用いて、クロロ三環系アミド(化合物123)を合成した。
LCMS (ESI) 223 (M + H).
【0325】
実施例124
化合物124の合成
【化220】
[この文献は図面を表示できません]
クロロ三環系アミド(NMP(1.5ml)中の化合物123(0.035g、0.00157モル))に、ヒューニッヒの塩基(0.3ml)を添加し、続いて、トランス-4-アミノシクロヘキサノール(54.2mgをの添加した。反応物混合物を、150℃で1.5時間加熱した。粗反応物をシリカゲルカラム上に充填し、カラムをDCM/MeOH(0〜10 %)で溶出させて、製品(5mg)を提供した。
LCMS (ESI) 302 (M + H).
【0326】
実施例125
tert−ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-2メチル-プロピル]カルバメートの合成、化合物125
【化221】
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]エチル]カルバメートの合成に対して記載されたと同様の実験条件を用いて、5-ブロモ-2、4−-ジクロロピリミジンをtert−ブチルカルバミン酸N−(2-アミノ-2メチル-プロピル)で処理することにより、tert−ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-2メチル-プロピル]カルバメートを合成した。
LCMS (ESI) (M+H) 379.
【0327】
実施例126
tert−ブチルN−[2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]-2メチル-プロピル]カルバメートの合成、化合物126
【化222】
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチルN−[2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4イル]アミノ]エチル]カルバメートの合成に対して記載されたと同様の実験条件を用いて、tert−ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-2メチル-プロピル]カルバメートを3、3-ジエトキシプロプ-1-インでPddba等の触媒の存在下で処理することによって、tert−ブチルN−[2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]-2メチル-プロピル]カルバメートを合成した。
LCMS (ESI) (M+H) 427.
【0328】
実施例127
tert−ブチルN−[2−[2-クロロ-6-(ジエトキシメチル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル]-2メチル-プロピル]カルバメートの合成、化合物127
【化223】
[この文献は図面を表示できません]
合成tert−ブチルN−[2−[2-クロロ-6-(ジエトキシメチル)ピロロ[2,3- d]ピリミジン-7-イル]エチル]カルバメートに対して記載されたと同様の実験条件を用いて、tert−ブチルN−[2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]-2メチル-プロピル]カルバメートをTBAFで処理することにより、tert−ブチルN−[2−[2-クロロ-6-(ジエトキシメチル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル]-2メチル-プロピル]カルバメートを合成した。
LCMS (ESI) (M+H) 427.
【0329】
実施例128
7-[2−(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-1,1-ジメチルエチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸の合成、化合物128
【化224】
[この文献は図面を表示できません]
7-[2−(tert-ブトキシカルボニルアミノ)エチル]-2-クロロ-5-(o-トリル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸の合成に対して記載されたものと同様の実験手順を用いて、7-[2−(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-1,1-ジメチルエチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸を合成した。
LCMS (ESI) 369 (M + H).
【0330】
実施例129
化合物129の合成
【化225】
[この文献は図面を表示できません]
クロロ三環系アミド、化合物119、の合成に対して記載されたものと同様の手順を用いて、クロロ三環系アミド、化合物129、を合成した。
LCMS (ESI) 251 (M + H).
【0331】
実施例130
化合物130の合成
【化226】
[この文献は図面を表示できません]
化合物124に関してのものと同様の実験条件を用いて、クロロ三環系アミン化合物129をトランス-4-アミノシクロヘキサノールで処理することにより、化合物130を合成した。
LCMS (ESI) 330 (M + H).
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.07 - 1.34 (m, 4 H) 1.47 - 2.05 (m, 10 H) 3.09 (m, 1H) 3.51 (d, J = 2.91 Hz, 2 H) 3.57 (m, 1H) 4.50 (br. s., 1 H) 6.89 (s, 1 H) 6.94 - 7.05 (m, 1 H) 8.04 (br. s., 1 H) 8.60 (s, 1 H) 9.00 (br. s., 1 H).
【0332】
実施例131
ベンジルN−[1−[[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]メチル]プロピル]カルバメートの合成、化合物131
【化227】
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]エチル]カルバメートの合成に対して記載されたと同様の実験条件を用いて、ベンジルN−[1−(アミノメチル)プロピル]カルバメートで5-ブロモ-2、4−-ジクロロピリミジンを処理することにより、ベンジルN−[1−[[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]メチル]プロピル]カルバメートを合成した。
LCMS (ESI) (M+H) 413.
【0333】
実施例132
ベンジルN−[1−[[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]メチル]プロピル]カルバメートの合成、化合物132
【化228】
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチルN−[2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]エチル]カルバメートの合成に対して記載されたと同様の実験条件を用いて、ベンジルN−[1−[[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]メチル]プロピル]-カルバメートを、Pddba等の触媒の存在下、3、3-ジエトキシプロプ-1-インで処理することにより、ベンジルN−[1−[[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]メチル]プロピル]カルバメートを調製した。
LCMS (ESI) (M+H) 461.
【0334】
実施例133
カルバミン酸ベンジルN−[1−[[2-クロロ-6-(ジエトキシメチル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル]メチル]プロピル]の合成、化合物133
【化229】
[この文献は図面を表示できません]
合成tert−ブチルN−[2−[2-クロロ-6-(ジエトキシメチル)ピロロ[2,3 d]ピリミジン-7-イル]エチル]カルバメートに対して記載されたと同様の実験条件を用いて、TBAFでベンジルN−[1−[[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]メチル]プロピル]カルバメートを処理することにより、ベンジルN−[1−[[2-クロロ-6-(ジエトキシメチル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル]メチル]プロピル]カルバメートを合成した。
LCMS (ESI) (M+H) 461.
【0335】
実施例134
7-[2−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)ブチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸の合成、化合物134
【化230】
[この文献は図面を表示できません]
7-[2−(tert-ブトキシカルボニルアミノ)エチル]-2-クロロ-5-(o-トリル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸の合成に対して記載されたものと同様の実験手順を用いて、7-[2−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)ブチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸を合成した。
LCMS (ESI) 403 (M + H).
【0336】
実施例135
化合物135の合成
【化231】
[この文献は図面を表示できません]
ジクロロメタン中の7-[2−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)ブチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸の溶液に、HBrを添加し、反応物を、45度で3時間撹拌した。濃縮の後、2NのNaOHを添加し、反応物を塩基性化し(pH = 8.0)、続いて、THF(20ml)を添加した。その後Boc
2Oを添加し(1.2eq)、反応物を16時間撹拌した。その後、粗反応物混合物に、酢酸エチル(100ml)及び水(50ml)を添加し、有機相を分離し、乾燥し(硫酸マグネシウム)、その後、真空下で濃縮した。粗製品にジクロロメタン(30ml)を加え、続いてDIC及びDMAPを加えた。2時間の撹拌の後、TFAを加え、内容物を1時間撹拌した。溶媒を真空下で蒸発させ、残留物を飽和NaHCO
3で塩基性化させた。その後酢酸エチルを加え、その後有機層を分離し、乾燥し(硫酸マグネシウム)、その後、真空下で濃縮した。ヘキサン/酢酸エチル(0〜100 %)によるカラムクロマトグラフィーを行い、望ましいクロロ三環系コア、化合物135、を提供した。
LCMS (ESI) 251 (M + H).
【0337】
実施例136
化合物136の合成
【化232】
[この文献は図面を表示できません]
化合物124に関しての同様の実験条件を用いて、クロロ三環系アミン(化合物135)をトランス-4-アミノシクロヘキサノールで処理することにより、化合物136を合成した。
LCMS (ESI) 330 (M + H).
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.80 - 0.95 (m, 3 H) 1.35 - 1.92 (m, 10 H) 3.66 (br. m., 3 H) 4.17 (br. s., 2 H) 4.47 (br. s., 1 H) 6.85 (s, 1 H) 6.96 (br. s., 1 H) 8.15 (br. s., 1 H) 8.62 (br. s., 1 H).
【0338】
実施例137
tert−ブチルN−[1−[[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]メチル]シクロペンチル]カルバメートの合成、化合物137
【化233】
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]エチル]カルバメートの合成に対して記載されたと同様の実験条件を用いて、5-ブロモ-2、4−-ジクロロピリミジンをtert−ブチルN−[1−(アミノメチル)シクロペンチル]カルバメートで処理することにより、tert−ブチルN−[1−[[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]メチル]シクロペンチル]カルバメートを合成した。
LCMS (ESI) 405 (M+H).
【0339】
実施例138
tert−ブチルN−[1−[[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]メチル]シクロペンチル]カルバメートの合成、化合物138
【化234】
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチルN−[2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4イル]アミノ]エチル]カルバメートの合成に対して記載されたと同様の実験条件を用いて、tert−ブチルN−[1−[[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]メチル]シクロペンチル]カルバメートを、Pddba等の触媒の存在下、3、3-ジエトキシプロプ-1-インで処理することにより、tert−ブチルN−[1−[[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]メチル]シクロペンチル]カルバメートを合成した。
LCMS (ESI) 453 (M+H).
【0340】
実施例139
tert−ブチルN−[1−[[2-クロロ-6-(ジエトキシメチル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル]メチル]シクロペンチル]カルバメートの合成、化合物139
【化235】
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチルN−[2−[2-クロロ-6-(ジエトキシメチル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル]エチル]カルバメートの合成に対して記載されたと同様の実験条件を用いて、tert−ブチルN−[2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]-2メチル-プロピル]カルバメートをTBAFで処理することにより、tert−ブチルN−[1−[[2-クロロ-6-(ジエトキシメチル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル]メチル]シクロペンチル]カルバメートを合成した。
LCMS (ESI) 453 (M+H).
【0341】
実施例140
7-[[1−(tert-ブトキシカルボニルアミノ)シクロペンチル]メチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸の合成、化合物140
【化236】
[この文献は図面を表示できません]
7-[2−(tert-ブトキシカルボニルアミノ)エチル]-2-クロロ-5-(o-トリル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸の合成に対して記載されたものと同様の実験手順を用いて、7-[[1−(tert-ブトキシカルボニルアミノ)シクロペンチル]メチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸を合成した。
LCMS (ESI) 395 (M + H).
【0342】
実施例141
化合物141の合成
【化237】
[この文献は図面を表示できません]
クロロ三環系アミド、化合物119、の合成に対して記載されたものと同様の実験手順を用いて、クロロ三環系コア、化合物141、を合成した。
LCMS (ESI) 277 (M + H).
【0343】
実施例142
化合物142の合成
【化238】
[この文献は図面を表示できません]
化合物124に関して同様の実験条件を用いて、クロロ三環系アミン、化合物141、を、トランス-4-アミノシクロヘキサノールで処理することにより、化合物142を合成した。
LCMS (ESI) 356 (M + H).
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.08 - 1.32 (m, 8 H) 1.60 - 2.09 (m, 8 H) 3.03 - 3.17 (m, 1 H) 3.35 (s, 2 H) 3.54 - 3.62 (m, 1 H) 4.51 (d, J=4.39 Hz, 1 H) 6.88 (s, 1 H) 6.96 (br. s., 1 H) 8.07 (br. s., 1 H) 8.58 (s, 1 H).
【0344】
実施例143
tert−ブチルN−[[1−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]シクロペンチル]メチル]カルバメートの合成、化合物143
【化239】
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]エチル]カルバメートの合成に対して記載されたと同様の実験条件を用いて、tert−ブチルN−[(1-アミノシクロペンチル)メチル]カルバメートで5-ブロモ-2、4−-ジクロロピリミジンを処理することにより、tert−ブチルN−[[1−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]シクロペンチル]メチル]カルバメートを合成した。
LCMS (ESI) 405 (M+H).
【0345】
実施例144
tert−ブチルN−[2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]-2メチル-プロピル]カルバメートの合成、化合物144
【化240】
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチルN−[2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4イル]アミノ]エチル]カルバメートの合成に対して記載されたと同様の実験条件を用いて、tert−ブチルN−[2−[(5-ブロモ-2-クロロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-2メチル-プロピル]カルバメートを、Pddba等の触媒の存在下、3、3-ジエトキシプロプ-1-インで処理することにより、tert−ブチルN−[[1−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]シクロペンチル]メチル]カルバメートを合成した。
LCMS (ESI) 453 (M+H).
【0346】
実施例145
tert−ブチルN−[[1−[2-クロロ-6-(ジエトキシメチル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル]シクロペンチル]メチル]カルバメートの合成、化合物145
【化241】
[この文献は図面を表示できません]
合成tert−ブチルN−[2−[2-クロロ-6-(ジエトキシメチル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル]エチル]カルバメートに対して記載された同様の実験条件を用いて、tert−ブチルN−[2−[[2-クロロ-5-(3、3-ジエトキシプロプ-1-イニル)ピリミジン-4-イル]アミノ]-2メチル-プロピル]カルバメートをTBAFで処理することにより、tert−ブチルN−[[1−[2-クロロ-6-(ジエトキシメチル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-7-イル]シクロペンチル]メチル]カルバメートを合成した。
LCMS (ESI) 4534 (M+H).
【0347】
実施例146
7-[2−(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-1,1-ジメチルエチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸の合成、化合物146
【化242】
[この文献は図面を表示できません]
7-[2−(tert-ブトキシカルボニルアミノ)エチル]-2-クロロ-5-(o-トリル)ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸の合成に対して記載されたものと同様の実験手順を用いて、7-[2−(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-1,1-ジメチルエチル]-2-クロロ-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6カルボン酸を合成した。
LCMS (ESI) 395 (M + H).
【0348】
実施例147
化合物147の合成
【化243】
[この文献は図面を表示できません]
クロロ三環系アミド、化合物119、に対して記載されたものと同様の実験手順を用いて、クロルトリシクリックアミド、化合物147、を合成した。
LCMS (ESI) 277 (M + H).
【0349】
実施例148
化合物148の合成
【化244】
[この文献は図面を表示できません]
化合物124に関しての同様の実験条件を用いて、クロロ三環系アミン、化合物147、をトランス-4-アミノシクロヘキサノールで処理することにより、化合物148を合成した。
LCMS (ESI) 356 (M + H).
1HNMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.06 - 1.35 (m, 8 H) 1.45 - 1.95 (m, 8 H) 3.10 (m, 1 H) 3.58 (br. s., 2 H) 3.95 (br. s., 1 H) 4.49 (br. s., 1 H) 6.84 (s, 1 H) 6.85 - 6.93 (m, 1 H) 8.29 (s, 1 H) 8.61 (br. s., 1 H).
【0350】
実施例149
化合物149の合成
【化245】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:A. Sarkar et al. (JOC, 2011, 76, 7132−7140)の方法に従い、化合物59を、Boc保護する。
ステップ2:Boc保護された化合物59を、CO
2(1気圧)の下、DMI中の5mol% NiCl
2(Ph
3)
2、0.1eqトリフェニルホスフィン、3eq Mn、0.1eqヨウ化テトラエチルアンモニウムで、25℃で20時間処理して、ハロゲン化アリール誘導体をカルボン酸に変換する。
ステップ3:ステップ2からのカルボン酸を、標準的な条件を用いて、対応する酸塩化物に変換する。
ステップ4:ステップ3からの酸塩化物を、Nメチルピペラジンと反応させて、対応するアミドを生成する。
ステップ5:ステップ4からのアミドを、ジクロロメタン中のトリフルオロ酢酸を用いて脱保護して、ターゲット化合物を生成する。
化合物149を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより、ジクロロメタン-メタノール勾配で溶出させて、精製して、化合物149を提供する。
化合物119〜147のそれぞれ及び様々なR
8、R
1及びZの定義を含む対応する各化合物は、水素化ナトリウム及びハロゲン化アルキル又は他のハロゲン化物と反応してもよく、これにより、化合物120の合成に対して上記したように、アミンによる反応物への前に所望のR置換を挿入して、式I、II、III、IV又はVの所望の製品を生成させてもよい。
【0351】
実施例150
細胞増殖の阻害
図9は、PD0332991(丸)又は化合物T(表1;正方形)で処理したSupT1細胞(ヒトT細胞リンパ芽球性白血病)の細胞増殖を示すグラフである。
図10は、化合物Q(表1;丸)又は化合物GG(表1;正方形)で処理したSupT1細胞(ヒトT細胞リンパ芽球性白血病)の細胞増殖を示すグラフである。SupT1細胞を、Coster社(米国マサチューセッツ州テュークスバリー)3093号、96ウェル組織培養処理白壁/透明底板、に播種した。10μMから1nMへの9点ドーズ応答希釈物系列を行い、CellTiter-Glo(登録商標)アッセイ(CTG; Promega、マディソン、ウィスコンシン、アメリカ合衆国)を用いて、製造者の推奨に従い、細胞生存能力を4日間後に測定した。プレートは、BioTek社(バーモント州Winooski)のSyngergy2マルチモードプレートリーダで読み込まれた。
可変モル濃度から相対発光量(RLU)をプロットし、Graphpad社の(カリフォルニア州LaJolla)プリズム5統計ソフトウェアを用いてデータを分析し、各化合物についてIC50を決定した。
【0352】
実施例151
T細胞及びB-細胞特異的癌細胞における細胞増殖の阻害
SupT1(ヒトT細胞リンパ芽球性白血病)及びダウディ細胞(バーキットリンパ腫患者からのヒトB-リンパ芽細胞)を用いて、表1にリストされる化合物に対して、細胞増殖の阻害のための検証を行った。
図9及び10及び実施例150は、EC
50がどのように計測されたかについて説明するものである。検証された大部分の化合物は、SupT1 T細胞リンパ芽球白血病細胞系統に対して大きな阻害を示した。SupT1 T細胞リンパ芽球白血病細胞増殖の阻害のために必要な、被検証化合物のEC
50の範囲は、9.3nM〜3037nMであった。また、化合物の多くが、B細胞リンパ芽細胞系統(ダウディ細胞)の阻害に対して、大きな作用を示した。ダウディ細胞B細胞リンパ芽細胞増殖の阻害のために必要な、被検証化合物のEC
50の範囲は、111nM〜3345nMであった。
【0353】
表2:癌細胞における細胞増殖の阻害
【表2】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]