特許第6703589号(P6703589)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6703589
(24)【登録日】2020年5月12日
(45)【発行日】2020年6月3日
(54)【発明の名称】ブレスレット留め金
(51)【国際特許分類】
   A44C 5/18 20060101AFI20200525BHJP
   A44C 5/24 20060101ALI20200525BHJP
【FI】
   A44C5/18 F
   A44C5/24
【請求項の数】12
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2018-227874(P2018-227874)
(22)【出願日】2018年12月5日
(65)【公開番号】特開2019-107441(P2019-107441A)
(43)【公開日】2019年7月4日
【審査請求日】2018年12月5日
(31)【優先権主張番号】17208485.7
(32)【優先日】2017年12月19日
(33)【優先権主張国】EP
(73)【特許権者】
【識別番号】507276380
【氏名又は名称】オメガ・エス アー
(74)【代理人】
【識別番号】100098394
【弁理士】
【氏名又は名称】山川 茂樹
(74)【代理人】
【識別番号】100064621
【弁理士】
【氏名又は名称】山川 政樹
(72)【発明者】
【氏名】アレクシ・ヴィレ
(72)【発明者】
【氏名】エリック・ヴィレーム
【審査官】 渡邉 洋
(56)【参考文献】
【文献】 特開2017−000402(JP,A)
【文献】 欧州特許出願公開第01716776(EP,A2)
【文献】 特開平08−308616(JP,A)
【文献】 特開2005−270248(JP,A)
【文献】 米国特許第05749128(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A44C 5/00− 5/24
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも第1および第2のブレード(2、3)を備えるブレスレット留め金(1)であって、前記第1のブレード(2)は、前記第2のブレード(3)が前記第1のブレード(2)の上に折りたたまれた閉じた位置、すなわち「装着位置」と、前記第2のブレードが前記第1のブレードから離れた、開いた位置との間で、第1の端部により前記第2のブレード(3)に連結され、前記第2のブレード(3)は、第2の端部で、第1のブレスレットストランドを締結するための締結部材を支持し、第2のブレスレットストランドは、前記第1のブレードに少なくとも間接的に接続され、前記留め金(1)は、
−前記第のブレード(3)前記閉じた位置に保持するのに適したロッキング手段と、
−前記第2のブレード(3)の前記第2の端部に固定されたベースプレート(7)に搭載されたカバー(6)を備える、前記ブレスレットの装着長さを調節するための締結部材であって、前記カバー(6)と前記ベースプレート(7)の間でスライドする、長さ調節手段さらに備えた締結部材とを有し、
前記締結部材は、移動可能であり、
前記留め金(1)に垂直な方向に前記カバーに対して圧力を加えて、前記締結部材を第1の位置に位置づけたときに前記留め金(1)の長手方向に直角な方向に前記締結部材をスライドさせることであって、前記第1の位置では、前記締結部材は前記留め金(1)の前記カバーに少なくとも部分的に係合しており、
次いで、前記ブレスレットの装着長さを調整するために、前記留め金(1)の長手方向に前記締結部材をスライドさせ、
前記調整後、前記カバーに対する圧力を解放することによって、前記締結部材を第2の位置に位置づけることであって、この第2の位置では、前記締結部材は前記留め金(1)の前記カバーから離れていることを特徴とする留め金(1)。
【請求項2】
前記締結部材は、第1のノッチが、前記ベースプレートと一体化したボスと係合している第1のノッチ位置から、第2のノッチが前記ボスと係合している第2のノッチ位置に移行するように配列された、少なくとも前記第1のノッチおよび前記第2のノッチを備える、請求項1に記載の留め金。
【請求項3】
前記ロッキング手段は、前記ベースプレートと前記カバーの間に搭載された少なくとも1つの押しボタンを備える、請求項1または請求項2に記載の留め金。
【請求項4】
前記カバーは、前記ブレスレットの前記締結部材がスライドするためのスライド構造を備え、前記締結部材は、前記スライド構造の形を補完する形を有する、請求項1から請求項3のいずれかに記載の留め金。
【請求項5】
前記締結部材は、前記締結部材の移動を画定する停止手段を備える、請求項1から請求項4のいずれかに記載の留め金。
【請求項6】
前記カバーは、前記少なくとも1つの押しボタンを受け入れるための受け入れ構造を備える、請求項に記載の留め金。
【請求項7】
前記少なくとも第1および第2のノッチは、前記締結部材の中に直接形成される、請求項2に記載の留め金。
【請求項8】
前記ベースプレート、前記少なくとも1つの押しボタン、前記締結部材、および前記カバーは、上下に連続して重ねられる、請求項に記載の留め金。
【請求項9】
前記ロッキング手段は、前記ロックされた位置で前記押しボタン(8)に圧力を加えるために、前記少なくとも1つの押しボタン(8)と相互に作用するように構成された少なくとも1つのばねを備える、請求項に記載の留め金。
【請求項10】
前記ベースプレート(7)は、前記少なくとも1つの押しボタン(8)を誘導するための手段を備える、請求項に記載の留め金。
【請求項11】
前記第1のブレード(2)は、前記ブレードと一体化した植込ボルトを備え、前記植込ボルトは、前記ベースプレート内にある開口部を通過するように、かつ前記少なくとも1つの押しボタンと相互作用するように配列された、請求項に記載の留め金。
【請求項12】
腕時計であって、請求項1から請求項11のいずれかに記載の留め金を具備するブレスレットを備える腕時計。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、調節手段付きのブレスレット留め金に関し、詳細にはウオッチブレスレットのための調節手段付きのブレスレット留め金に関する。
【背景技術】
【0002】
欧州特許第1464245号明細書という文献では、2つの湾曲したアームであって、一方は下部アームであり、他方は上部アームであり、それぞれ凹面および凸面を具備し、上部アームの凹面は留め金が閉じた位置で下部アームの凸面に隣接し、上部アームは屈曲する際に弾性的に変形可能な2つの湾曲したアームと、ロッキング手段であって、2つの部分を備え、それぞれアームの一方に関連づけられ、第1の部分は少なくとも2つの切り口を備え、第2の部分は上部アームの弾性変形により一方または他方の切り口の中に切れ込みを入れるなどのために配列された頭部を備えるロッキング手段と、連結手段であって、アームの面に実質的に平行なピンを中心に、連結手段の端部の一方で連結式にアームを互いに接続し、切り口の一方または他方で頭部が係合されてもよい少なくとも2つの位置を上部アームが占有することができるようにする連結手段と、アームの他方の端部に配列されたブレスレットストランドを締結するための手段とを備える折りたたみ式バックルを有する留め金について教示している。
【0003】
ピンは、アームと共に動くことができるので、ユーザがこのタイプの機構を操作することは容易ではなく、このことは、ピンがあそびの作用として張り出し、望ましくない位置にアームを閉じ込める場合があることを意味する。さらに、位置のロッキングは、完全に信頼できるわけではなく、短い位置で、留め金は、開いたときに、ユーザの望みと反対に、長い位置に推移する危険性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】欧州特許第1464245号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、とりわけこれらの公知の技法のさまざまな欠点を緩和することである。
【0006】
より詳細には、本発明の目的は、ブレスレットストランドの長さの簡単で迅速な調節を可能にする留め金を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
これらの目的、および以下でより明確に明らかになる他の目的はまた、少なくとも第1および第2のブレードを備えるブレスレット留め金を利用する本発明により達成され、第1のブレードは、第2のブレードが第1のブレードの上に折りたたまれた閉じた位置、すなわち「装着位置」と、第2のブレードが第1のブレードから離れた、開いた位置との間で、第1の端部により第2のブレードに連結され、第2のブレードは、第2の端部で、第1のブレスレットストランドを締結するための部材を圧迫し、第2のブレスレットのストランドは、第1のブレードに少なくとも間接的に接続され、留め金は、
−第1のブレードをその閉じた位置に保持するのに適したロッキング手段と、
−第2のブレードの第2の端部に固定されたベースプレートに搭載されたカバーを備える、ブレスレットの装着長さを調節するための手段であって、第1のブレスレットストランドを締結するための前記部材は、カバーとベースプレートの間でスライドする手段と
をさらに備える。
【0008】
本発明によれば、締結部材は、カバーをスライドさせるために、留め金に垂直な方向にカバーに対して圧力を加えることにより、締結部材が留め金のカバーに少なくとも部分的に係合した第1の位置と、締結部材が留め金のカバーから離れた少なくとも第2の位置との間を第2の位置に向けて、留め金の長手方向にスライドする。
【0009】
以下は、本発明の他の有利な変形形態による。
−締結部材は、第1のノッチが、ベースプレートと一体化したボスと係合している第1の位置から、第2のノッチが前記ボスと係合している第2の位置に移行するように配列された、少なくとも第1のノッチおよび第2のノッチを備える。
−ロッキング手段は、ベースプレートとカバーの間に搭載された少なくとも1つの押しボタンを備える。
−カバーは、ブレスレットの前記締結部材がスライドする第1の機械加工を備え、前記部材は、機械加工の形を補完する形を有する。
−締結部材は、前記締結部材の移動を画定する停止手段を備える。
−カバーは、前記少なくとも1つの押しボタンを受け入れるための第2の機械加工を備える。
−前記少なくとも第1および第2のノッチは、前記締結部材の中に直接形成される。
−ベースプレート、前記少なくとも1つの押しボタン、前記調節部材、およびカバーは、上下に連続して重ねられる。
−ロッキング手段は、ロックされた位置で押しボタンに圧力を加えるなどのために、前記少なくとも1つの押しボタンと相互に作用するように構成された少なくとも1つのばねを備える。
−ベースプレートは、前記少なくとも1つの押しボタンを誘導するための手段を備える。
−前記第1のブレードは、前記第1のブレードと一体化した植込ボルトを備え、前記植込ボルトは、ベースプレートの開口部を通過し、かつ前記少なくとも1つの押しボタンと相互に作用するように配列される。
【0010】
本発明はまた、本発明による留め金を具備するブレスレットを備える腕時計に関する。
【0011】
したがって、上記で記述した、本発明の異なる機能および構造の様態のために、本発明の主題は、ストランドの長さの調節が特に迅速で容易な留め金を得ることを可能にする。
【0012】
本発明の他の特徴および利点は、例証する限定しない簡単な例として示す、本発明の特定の実施形態、および図面に関する以下の記述を読むとより明確に明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明による留め金の透視図である。
図2】本発明による留め金の分解図である。
図3】本発明による留め金の調節手段の分解図である。
図4a】本発明による留め金の調節手段の側面図を示す。
図4b】本発明による留め金の、図4aの線AA上の断面図を示す。
図5】本発明による留め金の調節手段の、透視図法による底面図である。
図6a】ブレスレットの装着長さを修正するための調節手段の運動学を示す。
図6b】ブレスレットの装着長さを修正するための調節手段の運動学を示す。
図6c】ブレスレットの装着長さを修正するための調節手段の運動学を示す。
【発明を実施するための形態】
【0014】
次に、図1図2図3図4a、図4b、図5図6a、図6b、および図6cを一緒に参照して、第1の代表的な実施形態による、調節可能なストランドのブレスレット留め金について以下に記述する。
【0015】
本発明は、少なくとも第1および第2のブレードを備える、折りたたみ式バックルを有するタイプのブレスレット留め金1に関し、第2のブレード3は、第2のブレード3が第1のブレード2の上に折りたたまれた閉じた位置、すなわち「装着位置」と、第2のブレード3が第1のブレード2から離れた、開いた位置との間で、第1の端部により第1のブレード2に連結される。
【0016】
第2のブレード3は、第2の端部で、第1のブレスレットストランドの締結部材30を圧迫し、第2のブレスレットストランドは、取付リンク5を用いて第1のブレード2に少なくとも間接的に接続され、たとえば、第1のブレード2は、第2のブレード3をそれが閉じた位置に保持することができるロッキング手段を備える。第1のブレスレットストランドの、もしくは第1のリンクの締結手段は、図に示すように、第3のブレード4の形をとってもよい、またはストランドまたはリンクが、第1のブレード2に直接固定される、もしくは連結された中間要素を介して第1のブレード2に間接的に固定されると考えることもまた可能であってもよい。
【0017】
革、布、織物などの材料で、またはブレスレットまたはベルトを作成するための、当業者に公知の任意の他の材料でストランドを製造してもよい。
【0018】
ブレスレットリンクが金属、セラミック、複合材料、またはリンクを製造するための、当業者に公知の任意の他の材料から作られた場合、ブレスレットリンクをストランドに締結することもまた可能である。
【0019】
第1のブレード2は、たとえばその中央に「中央開口部」10と呼ばれる貫通開口部を有してもよく、中央開口部は、植込ボルトが、押しボタンと、または本発明の枠内で当業者に周知の留め金の任意の他のロッキング手段と相互に作用するように、植込ボルト11を受け入れるように構成される。第1のブレード2上で、たとえば、押しボタン上に配列された他のフックと相互に作用するように構成された固定フックにはめ込むこともまた可能であってもよい。
【0020】
有利には、留め金は、ブレスレットの装着長さ調節するための手段を備え、調節手段は、その横方向の縁部を介してベースプレート7に平行移動できるように連結されたカバー6を備え、ベースプレート7は、中間連結要素70を介して第2のブレード3の第2の端部に固定され、第1のブレスレットストランドの締結部材は、カバー6とベースプレート7の間でスライド可能に搭載される。
【0021】
図2および図3で理解され得るように、締結部材30は、移動可能であり、カバーをスライドさせるために、留め金に垂直な方向にカバー6に対して圧力を加えることにより、締結部材30が留め金のカバー6に少なくとも部分的に係合した少なくとも第1の位置と、締結部材30が留め金のカバー6から離れた少なくとも第2の位置の間で第2の位置に向けて、留め金1の長手方向にスライドする。
【0022】
本発明によれば、図4bに示すように、締結部材30は、少なくとも第1のノッチ31および第2のノッチ32を備え、第1のノッチ31が、ベースプレートと一体化したボス71と係合している第1の位置から、第2のノッチ32がボス71と係合している第2の位置に移行するように配列される。第1のノッチ31および第2のノッチ32は、締結部材30の中に直接機械加工される。締結部材は、装着者の要求および形態に従って、複数の調節ノッチを有してもよいことは、まったく明白である。
【0023】
カバー6は、締結部材30が収容され、かつスライドする第1の機械加工60を長さ方向に備え、部材は、組み立てた後のあそびを制限するために機械加工の形を補完する形を有する。さらに、締結部材30は、それ自体の移動する長さを画定し、かつ機械加工60から押しのけられるのを回避することもまたできるようにする、停止手段33を備える。
【0024】
図3および図4bに示すように、締結部材30は、ボス71が通過することができるようにするなどのために、停止手段33のすぐ近くに凹部34を有する。
【0025】
カバー6はまた、これらの図から理解することができるように、少なくとも1つの押しボタン、または2つの押しボタンを受け入れるために、幅の方向に長方形の形をした第2の機械加工61を備え、1つまたは複数の押しボタンは、ベースプレート7とカバー6の間に搭載される。
【0026】
第1の機械加工60および第2の機械加工61は交差し、停止手段が移動する長さを画定するゾーンを形成し、停止手段は、前記形成されたゾーンの中を移動する。
【0027】
図3から理解されてもよいように、締結部材30は、3つの別個の高さを有し、第1の高さは、停止手段33を備え、第2の高さは、第1の高さよりも厚く、ノッチ31、32を備え、第3の高さは、第2の高さよりも厚く、ブレスレットストランドまたはリンクを取り付けるための手段を備える。
【0028】
このタイプの配列により、ベースプレート7、押しボタン8、調節部材30、およびカバー6を上下に連続して重ねることが可能になり、調節部材30は、カバー6と、押しボタン8および/またはベースプレート7との間で保持される。
【0029】
ベースプレート7は、1つまたは複数の押しボタン8のためのガイド溝72を備え、ガイド溝は、押しボタンの形を補完する形を、すなわち、長方形の形を有する。
【0030】
ベースプレート7はまた、第1のブレード2と一体化した植込ボルト11が通過する溝72の中に貫通孔73を備える。2つの押しボタン8は、ユーザからの圧力に応答して、カバー6、部材30、およびベースプレート7の組立体が第1のブレード2上で、閉じた位置にロックされる第1の静止位置と、組立体が第1のブレード2から離れた、第2の押し込まれた位置との間で、留め金1に垂直な方向に移動させられるように配列される。
【0031】
押しボタン8は、カバーの片側に突き出るなどのように、カバー6の幅およびベースプレート7の幅よりも長い本体により形成される。押しボタン8は、スライド可能に搭載され、押しボタンを離れたままに保つように、圧迫するようにしてばねと相互に作用する。これらの図から理解されてもよいように、各押しボタンは、押しボタンがばねにより圧力を加えられたとき、植込ボルト11が通過し、押しボタンを保持することができるようにする通路およびフックを有する。
【0032】
本発明の特に有利な一様態によれば、ユーザは、操作を容易にするために、留め金と垂直な方向に押しボタン8およびカバー6を押しつけることができる。
【0033】
したがって、留め金を調節するために、ユーザは、最初に第1のブレード2から第2のブレード3を開く。次に、ユーザは、図6a〜図6cのように、カバー6をその静止位置から調節位置の1つに向けて一方に片寄らせるなどのために、カバー6、および任意選択で真下にある押しボタン8を圧迫し、その結果、ノッチに対して一方に片寄ったボスは、ノッチ31および32の中に提供された通路の反対側に置かれ、次いで、装着者は、必要とされる位置に調節部材30を移動させることができる。最後に、調節部材が、必要とされるノッチの中に配置されると、装着者は、カバー6に加えた圧力を解放し、カバー6は、ピンと相互に作用するばねの効果によってカバー6の静止位置まで戻り、ばねもピンも、図4bおよび図5で見ることができる。ピンはベースプレート7と一体化し、カバー6の移動する長さを画定するので、装着者は次に、ウオッチを装着するために留め金1をただ閉じさえすればよい。
【0034】
本発明はまた、上記で記述した留め金を具備するブレスレットを備える腕時計に関する。
【0035】
本発明のこれらのさまざまな様態のおかげで、ブレスレットストランドの長さを調節することができるようにする、簡単なデザインの留め金が提供される。
【0036】
当然のことながら、本発明は、示した例に限定されることはなく、当業者に明らかになるさまざまな変形形態および修正形態で具体化されてもよい。
【符号の説明】
【0037】
1 ブレスレット留め金
2 第1のブレード
3 第2のブレード
4 第3のブレード
5 取付リンク
6 カバー
7 ベースプレート
8 押しボタン
10 中央開口部
11 植込ボルト
30 締結部材、調節部材
31 第1のノッチ
32 第2のノッチ
33 停止手段
34 凹部
60 第1の機械加工
61 第2の機械加工
70 中間連結要素
71 ボス
72 ガイド溝
73 貫通孔
図1
図2
図3
図4a
図4b
図5
図6a
図6b
図6c