特許第6703603号(P6703603)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6703603
(24)【登録日】2020年5月12日
(45)【発行日】2020年6月3日
(54)【発明の名称】カミソリカートリッジ
(51)【国際特許分類】
   B26B 21/14 20060101AFI20200525BHJP
   B26B 21/40 20060101ALI20200525BHJP
【FI】
   B26B21/14 A
   B26B21/40 A
【請求項の数】7
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2018-526117(P2018-526117)
(86)(22)【出願日】2015年11月20日
(65)【公表番号】特表2018-538043(P2018-538043A)
(43)【公表日】2018年12月27日
(86)【国際出願番号】KR2015012523
(87)【国際公開番号】WO2017086511
(87)【国際公開日】20170526
【審査請求日】2018年5月18日
(31)【優先権主張番号】10-2015-0162970
(32)【優先日】2015年11月20日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】505116747
【氏名又は名称】ドルコ・カンパニー・リミテッド
【氏名又は名称原語表記】Dorco Co., Ltd.
(74)【代理人】
【識別番号】110001210
【氏名又は名称】特許業務法人YKI国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】キム,ドン イル
(72)【発明者】
【氏名】コ,ウ キョン
【審査官】 山本 忠博
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2015/127978(WO,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2005/0022386(US,A1)
【文献】 実開昭48−025996(JP,U)
【文献】 特表2006−528015(JP,A)
【文献】 特表2011−500169(JP,A)
【文献】 特表2007−536032(JP,A)
【文献】 特表2009−533129(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2010/0071215(US,A1)
【文献】 特開昭64−022280(JP,A)
【文献】 韓国公開特許第10−2011−0090249(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B26B 21/00−21/60
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
カートリッジフレームの一方の方向に設置される複数のカミソリ刃と、
前記カートリッジフレームのもう一方の方向に設置されるトリマーとを含んでなり、
前記トリマーは、
前記複数のカミソリ刃が位置する前記カートリッジフレームの側に対して反対方向にある前記カートリッジフレームの側に形成された装着凹部に装着されるトリミングブレードと、
前記トリミングブレードが延びる方向の前記カートリッジフレームの両側に対して結合されて前記トリミングブレードを固定するトリマーキャップとを含む、カミソリカートリッジ。
【請求項2】
前記トリマーキャップは、前記トリミングブレードを挟んで前記カートリッジフレームの両側に対してフック結合される、請求項1に記載のカミソリカートリッジ。
【請求項3】
前記トリマーキャップは、
前記カートリッジフレームの装着凹部に前記トリミングブレードを挟んで装着されるボディ部と、
前記ボディ部の両側のそれぞれに形成されて、前記カートリッジフレームの両側のそれぞれに対して結合される結合部とを含み、
前記トリマーキャップの2つの前記結合部のそれぞれは、前記カートリッジフレームに設けられた溝に挿入される第1結合部を含み、
前記トリマーキャップの2つの前記第1結合部のそれぞれは、互いに向かい合う内壁を含み、
前記トリマーキャップの2つの前記第1結合部の前記内壁間に、前記トリミングブレードが配置される、請求項1に記載のカミソリカートリッジ。
【請求項4】
前記トリマーキャップの前記ボディ部と前記結合部とは高さが互いに異なるように段差状に形成される、請求項3に記載のカミソリカートリッジ。
【請求項5】
前記溝は、前記カートリッジフレームの装着凹部の両側に、一定の深さだけ第1方向に形成した第1結合溝であり、
前記第1結合溝の端部側から前記第1方向と交差する方向に第2結合溝が形成されており、
前記トリマーキャップの結合部は、
前記第1結合部の端部から延びて、前記第2結合溝に挿入されて位置する第2結合部をさらに含む、請求項3に記載のカミソリカートリッジ。
【請求項6】
前記結合部の上部を覆って前記トリマーキャップを前記カートリッジフレームに固定させる固定部材をさらに含む、請求項4に記載のカミソリカートリッジ。
【請求項7】
前記固定部材は、前記複数のカミソリ刃と前記結合部を包んで前記複数のカミソリ刃及び前記トリミングブレードを前記カートリッジフレームに固定させるクリップである、請求項6に記載のカミソリカートリッジ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カミソリカートリッジに関し、より詳細には、ひげまたは口ひげなどを剃るための複数のカミソリ刃と、鼻の下などの屈曲部位に生えたひげまたはもみあげを剃るためのトリマーとを同時に備えたカミソリに関する。
【背景技術】
【0002】
最近、ひげなどを剃る際に、カミソリ刃と皮膚とが接触する回数を減らすことにより皮膚刺激を低減するための方案として、複数のカミソリ刃を備えたカミソリカートリッジの提供が増加している。
【0003】
つまり、カミソリ刃を一定の間隔で複数配置することにより、カミソリ刃が皮膚と接触する回数が減っても多重カミソリ刃によってよりすっきりとした剃りが行われるようにするカミソリカートリッジの提供が増加している。
【0004】
しかし、このように多重カミソリ刃を備えたカミソリカートリッジの場合は、複数のカミソリ刃が一定の間隔で離設されることにより、多重カミソリ刃を収容するカミソリカートリッジの面積が広くなるしかないため、鼻の下の部位などの屈曲部位に生えたひげなどは容易に剃ることが困難であるという問題点があった。
【0005】
そこで、最近では、カミソリカートリッジにおける多重カミソリ刃とは反対の方向に別のトリミングブレードを備えたトリマーを提供することにより、鼻の下の部位などの屈曲部位に生えたひげまたはもみあげなどを容易に剃るようにするカミソリカートリッジの普及が増加している。
【0006】
ところが、従来のトリマーを備えたカミソリカートリッジは、トリミングブレードがカミソリカートリッジに安定的に固定されないことにより、耐久性が低下して本来の機能が正常に発揮できない場合が多く、特にトリミングカートリッジにおけるトリミングブレード設置部位の厚さが厚いため、例えば鼻の下の部分などの屈曲部位に生えたひげの剃りが容易ではないという問題点があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、かかる諸般問題点に着目してなされたもので、その技術的課題は、トリミングブレードの固定構造を改善することにより、安定性をより向上させ、トリミングブレードの耐久性を向上させるのはもとより、例えば鼻の下の部分などの屈曲部位に生えたひげの剃りを容易にしたカミソリカートリッジを提供することにある。
【0008】
本発明の課題は上述した課題に制限されず、上述していない別の課題は以降の記載から当業者に明確に理解できるだろう。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するための本発明の実施形態に係るカミソリカートリッジは、カートリッジフレームの一方の方向に設置される複数のカミソリ刃と、前記カートリッジフレームのもう一方の方向に設置されるトリマーとを含んでなり、前記トリマーは、前記カートリッジフレームに形成された装着凹部に装着されるトリミングブレードと、前記カートリッジフレームの両側に対して結合されて前記トリミングブレードを固定するトリマーキャップとを含むことができる。
【0010】
ここで、前記トリマーキャップは、前記トリミングブレードを挟んで前記カートリッジフレームの両側に対してフック結合できる。
【0011】
一方、前記トリマーキャップは、前記カートリッジフレームの装着凹部に前記トリミングブレードを挟んで装着されるボディ部と、前記ボディ部の両側に形成される結合部とを含むことができる。
【0012】
この場合、前記トリマーキャップの前記ボディ部と前記結合部とは高さが互いに異なるように段差状に形成できる。
【0013】
また、前記カートリッジフレームの装着凹部の両側には、一定の深さだけ第1方向に第1結合溝が形成され、前記第1結合溝の端部側から前記第1方向と交差する方向に第2結合溝が形成され、前記トリマーキャップの結合部は、前記第1結合溝に挿入されて位置する第1結合部と、前記第2結合溝に挿入されて位置する第2結合部とから構成できる。
【0014】
また、前記結合部の上部を覆って前記トリマーキャップを前記カートリッジフレームに固定させる固定部材をさらに含むことができ、ここで、固定部材は、前記複数のカミソリ刃と前記結合部を包んで前記複数のカミソリ刃及び前記トリミングブレードを前記カートリッジフレームに固定させるクリップであり得る。
【0015】
一方、前記カートリッジフレームの装着凹部には、位置決め溝または位置決め突起が形成され、前記トリミングブレードには、前記位置決め溝または前記位置決め突起に対応する第2貫通孔が形成され、前記トリマーキャップの前記ボディ部の一面には、前記位置決め溝または前記位置決め突起に対応する位置決め突起または位置決め溝が形成され得る。
【0016】
また、前記カートリッジフレームの装着凹部には、少なくとも一つの係止突起が形成され、前記トリミングブレードは、前記係止突起に対応する位置に第1貫通孔が形成され、前記係止突起は、前記トリミングブレードの前記第1貫通孔を通過してその先端がリベット結合され、前記カートリッジフレームに対して前記トリミングブレードがリベット結合できる。
【0017】
この場合、前記トリマーキャップには、前記リベット結合された係止突起の先端が収容されるために、一定の深さだけ窪んだ収容空間部が形成できる。
【0018】
前記トリマーキャップは、弾性を有する材質からなる。
【0019】
また、前記トリミングブレードは、前記カートリッジフレームの装着凹部に面接触して装着される支持部と、前記支持部の一側から湾曲して形成される湾曲部と、前記湾曲部から延び、端部にカッティングエッジを有するエッジ部とが一体に形成された一体型カミソリ刃であり得る。
【0020】
また、前記トリマーキャップのボディ部の一側には一定の間隔で一定の高さのコーム(comb)が形成され、前記コーム同士の間には空間部が形成され、前記カートリッジフレームの一側には前記コーム及び前記空間部と同一の列をなすように一定の間隔で一定の高さのガイド突起及び空間部が形成できる。
【0021】
この場合、前記トリミングブレードのエッジ部のカットエッジは、前記コームの突出面と前記ガイド突起の突出面とを連結する仮想の第1平面の内側に位置することができる。
【0022】
また、前記トリミングブレードのエッジ部のカッティングエッジは、前記コーム同士の間の前記空間部と、前記ガイド突起同士の間の前記空間部とを連結する第2平面に隣接して位置することができ、この場合、前記トリミングブレードのカッティングエッジは、前記第2平面上に位置してもよく、前記第2平面の外側に位置してもよい。
【0023】
また、前記コーム及び前記空間部は、前記トリマーキャップのボディ部の両側に並んで対称的に形成されてもよい。
【0024】
本発明の他の具体的な事項は詳細な説明及び図面に含まれている。
【発明の効果】
【0025】
本発明の実施形態に係るカミソリカートリッジによれば、トリミングブレードの固定構造が改善されることにより、安全性及び耐久性が向上するのはもとより、カートリッジフレームにおけるトリマー配置部位の厚さを減少させることができるため、例えば鼻の下の部分などの屈曲部位に生えたひげをより容易に剃ることができるなど、その機能性が向上する効果が提供できる。
【0026】
本発明に係る効果が、以上で例示された内容によって制限されず、さらに様々な効果が本明細書内に含まれている。
【図面の簡単な説明】
【0027】
図1】本発明の実施形態に係るカミソリの全体斜視図である。
図2図1のハンドルからカートリッジが取り外された状態を示す分離斜視図である。
図3】本発明の第1実施形態に係るカミソリカートリッジにトリマーが結合される関係を順次示す斜視図である。
図4a】本発明の第1実施形態に係るカミソリカートリッジにトリマーが結合される関係を順次示す斜視図である。
図4b】本発明の第1実施形態に係るカミソリカートリッジにトリマーが結合される関係を順次示す斜視図である。
図5】本発明の第1実施形態に係るカミソリカートリッジにトリマーが結合される関係を順次示す斜視図である。
図6】本発明の第1実施形態に係るカミソリカートリッジにトリマーが結合される関係を順次示す斜視図である。
図7a】本発明の第1実施形態に係るカミソリカートリッジに結合されるトリマーキャップの斜視図である。
図7b】本発明の第1実施形態に係るカミソリカートリッジに結合されるトリマーキャップの斜視図である。
図8】本発明の第1実施形態に係るカミソリカートリッジにトリマーが結合された状態での一部切開斜視図である。
図9】本発明の第1実施形態に係るカミソリカートリッジにトリマーが結合された状態での正面図である。
図10図9のA−A線に沿った断面図である。
図11図9のB−B線に沿った断面図である。
図12】本発明の第1実施形態に係るカミソリカートリッジにトリマーが結合された状態での縦断面図である。
図13】本発明の第1実施形態に係るカミソリカートリッジにおいて、トリマーキャップに形成されたコームと、カートリッジフレームの一側に形成されたガイド突起とが整列された状態を示す平面図である。
図14】コームとガイド突起との間にトリミングブレードのエッジ部が位置する関係を示す図13のC−C線に沿った断面図である。
図15】コーム同士の間の空間部とガイド突起同士の間の空間部にトリミングブレードのエッジ部が位置する関係を示す図13のC−C線に沿った断面図である。
図16】本発明の第2実施形態に係るカミソリカートリッジにトリマーが結合される関係を順次示す斜視図である。
図17】本発明の第2実施形態に係るカミソリカートリッジにトリマーが結合される関係を順次示す斜視図である。
図18】本発明の第2実施形態に係るカミソリカートリッジにトリマーが結合される関係を順次示す斜視図である。
図19】本発明の第2実施形態に係るカミソリカートリッジにトリマーが結合される関係を順次示す斜視図である。
図20】本発明の第2実施形態に係るカミソリカートリッジに結合されるトリマーキャップの斜視図である。
図21】本発明の第2実施形態に係るカミソリカートリッジにトリマーが結合された状態での一部切開斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0028】
本発明の利点、特徴及びそれらの達成方法は、添付図面と一緒に詳細に後述されている実施形態を参照すると明確になるだろう。しかし、本発明は、以下で開示される実施形態に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態に実現できる。但し、本実施形態は、本発明の開示を完全たるものとし、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものである。本発明は請求項の範疇のみによって定義される。明細書全体にわたって、同一の参照符号は同一の構成要素を示す。
【0029】
また、本明細書で記述する実施形態は、本発明の理想的な例示図である断面図および/または概略図を参考にして説明される。よって、製造技術および/または許容誤差などによって例示図の形態が変形できる。また、本発明に示された各図面において、各構成要素は、説明の便宜を考慮してやや拡大または縮小されて図示されたものであり得る。明細書全体にわたって、同一の参照符号は同一の構成要素を示す。
【0030】
以下、本発明に係るカミソリの好適な実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0031】
図1は本発明の実施形態に係るカミソリの全体斜視図、図2は本発明の実施形態に係るカミソリにおいてハンドルからカートリッジが取り外された状態を示す分離斜視図である。
【0032】
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係るカミソリ10は、大きく、ハンドル20とカミソリカートリッジ30から構成できる。
【0033】
ハンドル20は、ひげを剃ろうとするユーザーが手で把持するための長い棒状をする。このハンドル20の一側にはカミソリカートリッジ30が結合可能に設置できる。
【0034】
ハンドル20の一側には、ボタンのプッシュ(Push)でハンドル20とカミソリカートリッジ30とを結合させるコネクタ22が設置できる。
【0035】
カミソリカートリッジ30には、複数のカミソリ刃302と、少なくとも一つのトリミングブレード350を含むトリマーが設置できる。
【0036】
<第1実施形態>
図3乃至図6は本発明の第1実施形態に係るカミソリカートリッジにトリマーが結合される関係を順次示す斜視図、図3はカートリッジフレームに対して、トリマーをなすトリミングブレード及びトリマーキャップが分離された状態の斜視図、図4a及び図4bはカートリッジフレームに対してトリミングブレードが装着された状態の斜視図である。
【0037】
また、図5はカートリッジフレームに対してトリミングブレードとトリマーキャップが結合された状態の斜視図、図6はカートリッジフレームに対してトリミングブレードとトリマーキャップが結合された状態で固定部材が結合された状態の斜視図である。
【0038】
また、図7a及び図7bは本発明の第1実施形態に係るカミソリカートリッジに結合されるトリマーキャップの斜視図である。
【0039】
また、図8は本発明の第1実施形態に係るカミソリカートリッジにトリマーが結合された状態での一部切開斜視図、図9は本発明の第1実施形態に係るカミソリカートリッジにトリマーが結合された状態での正面図、図10図9のA−A線に沿った断面図、図11図9のB−B線に沿った断面図である。
【0040】
また、図12は本発明の第1実施形態に係るカミソリカートリッジにトリマーが結合された状態での縦断面図である。
【0041】
図3乃至図6に示すように、本発明の第1実施形態に係るカミソリカートリッジ30は、カートリッジフレーム300と、このカートリッジフレーム300に一方の方向に設置される複数のカミソリ刃302と、複数のカミソリ刃302とは異なる方向に配置されて設置されるトリマーとを含むことができる。
【0042】
ここで、「一方の方向に設置される複数のカミソリ刃」の意味は、一般に主な髭剃りを行う複数のカミソリ刃302のエッジ部がカートリッジの前面に露出するようにカートリッジフレーム300に設置されることを意味する。
【0043】
また、「異なる方向に配置されて設置されるトリマー」の意味は、後述するトリミングブレード350のエッジ部が前記一方の方向、すなわち、前面とは反対の背面に露出するようにカートリッジフレーム300に設置されることを意味する。
【0044】
よって、「一方の方向」は、一般に主な髭剃りを行うカートリッジの前面側方向を意味し、「異なる方向」は、一般にトリミング髭剃りを行うための前記前面側方向に対しておおむね反対となるカートリッジの背面側方向を意味する。
【0045】
また、複数のカミソリ刃302とトリミングブレード350をカートリッジフレーム300に固定させる固定部材をさらに含むことができ、本発明の実施形態に係るカミソリカートリッジでは、固定部材としてクリップ390が提供できる。
【0046】
トリマーは、カートリッジフレーム300に対して固定されるように設置されるものであって、トリミングブレード350と、トリミングブレード350を覆って固定する機能を有するトリマーキャップ360とを含むことができる。
【0047】
カートリッジフレーム300には、トリミングブレード350及びトリマーキャップ360が装着されて固定設置されるための装着凹部310と、結合溝340、342とが形成できる。
【0048】
図3乃至図6を参照すると、カートリッジフレーム300の一側上部側には、トリミングブレード350及びトリマーキャップ360が装着されるための装着凹部310が形成されている。
【0049】
カートリッジフレーム300における装着凹部310の形成位置は、複数のカミソリ刃302が設置される方向とは反対の方向であり、これにより、複数のカミソリ刃302のエッジ部が位置する方向を前面とすると、カートリッジフレーム300の装着凹部310は背面に形成できる。
【0050】
装着凹部310には、前方に突出する少なくとも一つの係止突起312が形成できる。このとき、係止突起312は、一定の間隔をおいて両側に2つずつ形成できる。
【0051】
本発明の第1実施形態を裏付ける図面において、カートリッジフレーム300の装着凹部310に形成される係止突起312が一定の間隔をおいて両側に2つずつ形成されたことを一例として示したが、その個数は限定されない。
【0052】
また、装着凹部310には、内側に窪んだ少なくとも一つの位置決め溝320が形成できる。この位置決め溝320は装着凹部310の中央側に1つ形成されてもよい。
【0053】
本発明の第1実施形態を裏付ける図面では、装着凹部310に形成される位置決め溝320が中央側に一つのみ形成されたことを一例として示したが、その個数及び位置も限定されない。
【0054】
一方、カートリッジフレーム300において、装着凹部310の両端部側には、一定の深さだけ垂直方向に陥没した第1結合溝340、及び該第1結合溝340から外側の水平方向に延びる第2結合溝342が形成できる。これにより、第1結合溝340と第2結合溝342との境界には段差が形成されるが、これに対する結合関係は詳細に後述する。
【0055】
トリミングブレード350は、カートリッジフレーム300の装着凹部310に装着されて位置固定されるものであって、装着凹部310に装着されて面接触をなす支持部352と、該支持部352の一側から屈曲した状態で傾設される湾曲部354と、該湾曲部354から延び、端部にカッティングエッジ357を有するエッジ部356とが一体に形成された一体型折曲刃からなることができる。
【0056】
しかし、トリミングブレード350は、上述したような一体型折曲刃に限定されるものではなく、平らな平刃からなるか、或いは平刃が支持部352に取り付けられた形態からなるなど、多様な形態の刃に選択されてもよい。
【0057】
ここで、トリミングブレード350の支持部352には、カートリッジフレーム300の装着凹部310に形成された係止突起312が通過するための第1貫通孔358、及びカートリッジフレーム300の装着凹部310に形成された位置決め溝320と対応する位置の第2貫通孔359が形成できる。
【0058】
トリミングブレード350の支持部352に形成される第1貫通孔358は、両側にそれぞれ一つずつ楕円状に形成できる。一つの第1貫通孔358に2つの係止突起312が通過できる。
【0059】
よって、トリミングブレード350は、第1貫通孔358を介して係止突起312が通過することにより、図4aに示すように、その支持部352の一面がカートリッジフレーム300の装着凹部310に面接触した状態で装着され、前後左右への遊動が制限された状態で位置固定できる。
【0060】
この状態で、図4bに示すように、係止突起312の先端をリベットしてトリミングブレード350が結合方向、すなわち、上方向に離脱することが予防されるようにするが、これについての作動関係は詳細に後述する。
【0061】
トリマーキャップ360は、トリミングブレード350を挟んでカートリッジフレーム300に結合される。このとき、トリミングブレード350を保護及び固定するようにトリミングブレード350を覆った状態で設置できる。
【0062】
図3図7a及び図7bに示すように、トリマーキャップ360は、トリミングブレード350を覆うボディ部362と、このボディ部362の両側に形成され、カートリッジフレーム300の第1結合溝340及び第2結合溝342に挿入されることによりカートリッジフレーム300に結合され、トリミングブレード350をより安定的に固定させるようにする結合部380とを含んでなることができる。
【0063】
結合部380は、ボディ部362とは高さが異なるように段差状に形成でき、好ましくは、ボディ部362に比べて低い位置に段差状に形成できる。このような結合部380は、カートリッジフレーム300の第1結合溝340に垂直方向に挿入される第1結合部382と、該第1結合部382の端部から水平方向に延び、カートリッジフレーム300の第2結合溝342に水平方向に挿入される第2結合部384とを含むことができる。
【0064】
したがって、トリマーキャップ360の結合部380がカートリッジフレーム300の結合溝340、342に挿入された状態で、結合部380の第2結合部384が、カートリッジフレーム300の第1結合溝340と第2結合溝342との境界である段差によって係止されることにより、トリマーキャップ360がカートリッジフレーム300に対して結合方向に離脱することを予防することができるが、その結合関係もより詳細に後述する。
【0065】
因みに、トリマーキャップ360の両側に対向して形成される結合部380は、弾性によって窄まったり広がったりすることができる。
【0066】
トリマーキャップ360におけるボディ部362は、カートリッジフレーム300の装着凹部310及びトリミングブレード350の支持部352と直接面接触する底面には、装着凹部310の係止突起312及びトリミングブレード350の第1貫通孔358に対応する位置に一定の深さだけ窪んだ収容空間部364が形成できる。
【0067】
よって、収容空間部364が形成された部位のボディ部362の厚さは、収容空間部364が形成されていない部位のボディ部362の厚さよりも薄い厚さを形成する。
【0068】
また、トリマーキャップ360のボディ部362において、カートリッジフレーム300の装着凹部310に形成された位置決め溝320及びトリミングブレード350の第2貫通孔359に対応する位置には、位置決め突起366が形成できる。
【0069】
本発明の第1実施形態に係るカミソリカートリッジにおいて、トリマーキャップ360のボディ部362の底面に位置決め突起366が形成され、これに対応するカートリッジフレーム300の装着凹部310に位置決め溝320が形成されたことを一例として説明したが、逆に、トリマーキャップ360のボディ部362の底面に位置決め溝が形成され、これに対応するカートリッジフレーム300の装着凹部310に位置決め突起が形成されてもよい。
【0070】
一方、トリマーキャップ360のボディ部362の一側には、一定の間隔で一定の高さだけ突出するコーム(Comb)368が形成できる。これにより、コーム368同士の間には空間部370が形成できる。
【0071】
ここで、コーム368は、トリマーキャップ360がカートリッジフレーム300に装着されて固定された状態で、トリミングブレード350のエッジ部356のカッティングエッジ357が露出する方向に形成できる。
【0072】
特に、カートリッジフレーム300におけるトリマー設置部位の一面には、もみあげまたはひげなどを整列させて髭剃りを容易にするガイド突起330が一定の間隔で形成できるが、この場合、コーム368はガイド突起330と整列されて同一の列をなすように形成できる。
【0073】
この場合、カートリッジフレーム300のガイド突起330同士の間にも、ガイド突起330よりも高さの低い空間部332が形成され、この空間部332は、コーム368同士の間の空間部370と整列されて同一の列を成すことができる。
【0074】
これにより、ユーザーがトリマーを用いてもみあげまたは鼻の下の部位などの屈曲部位のひげを剃るときに、トリミングブレード350のエッジ部356のカッティングエッジ357のうち、コーム368及びガイド突起330が形成された位置のカッティングエッジ部位は平常の際に外部に露出しないことにより、安全性が大幅に向上することができる。
【0075】
図12を参照すると、複数のカミソリ刃302とトリミングブレード350との結合関係を確認することができる。つまり、複数のカミソリ刃302は、エッジ部がカートリッジフレーム300の前面に露出するように配置され、トリミングブレード350は、エッジ部356のカッティングエッジ357がカートリッジフレーム300の背面に露出するように配置される。
【0076】
さらに詳細には、複数のカミソリ刃302は、支持部、湾曲部及びエッジ部が一体に形成された一体型折曲刃であり、支持部が、カミソリ刃によって髭剃りの行われる主髭剃り平面に実質的に垂直するようにカートリッジフレーム300に結合固定される。
【0077】
また、トリミングブレード350も、支持部352、湾曲部354及びエッジ部356が一体に形成された一体型折曲刃であり、支持部352が主髭剃り平面に実質的に平行するようにカートリッジフレーム300に結合固定される。
【0078】
このように構成されることにより、複数のカミソリ刃302の前後部材の接線平面によって定義される主髭剃り平面と、トリミングブレード350の前後部材の接線平面によって定義されるトリミング髭剃り平面との角度は鋭角に形成できる。
【0079】
因みに、複数のカミソリ刃302及びトリミングブレード350は、一体型折曲刃を例に挙げて説明したが、平刃や平刃が支持体に結合される形態の刃など、様々な形態も可能である。
【0080】
図13は本発明の第1実施形態に係るカミソリカートリッジにおいて、トリマーキャップに形成されたコームと、カートリッジフレームの一側に形成されたガイド突起とが整列された状態を示す平面図であり、図14はコームとガイド突起との間にトリミングブレードのエッジ部が位置する関係を示す断面図(図13のC−C線に沿った断面図)であり、図15はコーム同士の間の空間部及びガイド突起同士の間の空間部にトリミングブレードのエッジ部が位置する関係を示す断面図(図13のD−D線に沿った断面図)である。
【0081】
図13乃至図15を参照すると、カミソリカートリッジ30において、トリマーキャップ360に形成されたコーム368と、カートリッジフレーム300の一側に形成されるガイド突起330は、一定の高さだけ突出した形態からなることにより、コーム368とガイド突起330との間に配置されるトリミングブレード350のエッジ部356のカッティングエッジ357は、仮想の第1平面400から内側、すなわちマイナスの位置に配置できる。
【0082】
ここで、仮想の第1平面400は、コーム368の突出面とガイド突起330の突出面とを連結した線であり得る。つまり、第1平面400は、トリミング髭剃りの際にガイド突起330及びコーム368が形成された領域で皮膚が接触する仮想の平面を意味する。
【0083】
また、コーム368同士の間の空間部370とガイド突起330同士の間の空間部332とを連結した線は、仮想の第2平面410として定義できる。ここで、トリミングブレード350のエッジ部356のカッティングエッジ357は、第2平面410から外側、すなわちプラスの位置に配置できる。すなわち、第2平面410は、トリミング髭剃りの際にコーム368同士の間の空間部370及びガイド突起330同士の間の空間部332が形成された領域で皮膚が接触する仮想の平面を意味する。
【0084】
したがって、ユーザーがトリマーを用いて鼻の下の部位などの屈曲部位のひげまたはもみあげを剃るために、図14に示されている仮想の第1平面400に皮膚を接触させた状態で、トリマーキャップ360をユーザーの皮膚に押して一方の方向に移動させると、トリマーキャップ360のコーム368とカートリッジフレーム300のガイド突起330によってもみあげまたはひげなどが整列されながら、コーム368同士の間の空間部370及びガイド突起330同士の間の空間部332に集まる。このように集まったもみあげまたはひげは、図15に示すように、仮想の第2平面410から外側に突出するトリミングブレード350のエッジ部356のカッティングエッジ357部位によって剃られることにより、より安全性が向上できる。
【0085】
本発明の第1実施形態に係るカミソリカートリッジにおいて、コーム368とガイド突起330との間に位置するトリミングブレード350のエッジ部356のカッティングエッジ357は、仮想の第1平面400から内側、すなわちマイナスの位置に配置され、コーム368同士の間の空間部370とガイド突起330同士の間の空間部332に位置するトリミングブレード350のエッジ部356のカッティングエッジ357は、仮想の第2平面410から外側、すなわちプラスの位置に配置されることを一例として説明したが、これに限定されない。
【0086】
例えば、コーム368とガイド突起330との間に位置するトリミングブレード350のエッジ部356のカッティングエッジ357は、仮想の第1平面400上に配置されてもよい。
【0087】
また、コーム368同士の間の空間部370とガイド突起330同士の間の空間部332に位置するトリミングブレード350のエッジ部356のカッティングエッジ357は、仮想の第2平面410上に配置されてもよく、仮想の第2平面410線上を基準に微細な間隔を置いて内側に配置されてもよい。
【0088】
このように、コーム368同士の間の空間部370とガイド突起330同士の間の空間部332に位置するトリミングブレード350のエッジ部356のカッティングエッジ357が第2平面410上に配置されるか、或いは第2平面410線上を基準に微細な間隔を置いて内側に配置される場合であっても、皮膚が押されることにより髭剃りが行われる皮膚部位がトリミングブレード350のエッジ部356のカッティングエッジ357と接触することが可能となることにより、安全性が確保された状態で髭剃りが行われ得る。
【0089】
以下、上述したような構成からなるカートリッジフレーム300と、トリミングブレード350及びトリマーキャップ360との結合関係を図3乃至図6を参照して説明する。
【0090】
まず、図3に示すように、カートリッジフレーム300に対してトリミングブレード350及びトリマーキャップ360の両方とも取り外された状態で、図4aに示すように、カートリッジフレーム300の装着凹部310にトリミングブレード350を装着させた後、位置固定が行われるようにする。
【0091】
つまり、トリミングブレード350の支持部352をカートリッジフレーム300の装着凹部310に装着させて面接触が行われるようにする。このとき、トリミングブレード350の支持部352には、カートリッジフレーム300の装着凹部310に形成された係止突起312と対応する位置に第1貫通孔358が形成されているので、カートリッジフレーム300の装着凹部310に形成された係止突起312は、トリミングブレード350の第1貫通孔358を通過した状態で突出する。
【0092】
このように、トリミングブレード350の支持部352に形成された第1貫通孔358に係止突起312が通過して突出した状態で、図4bに示すように、突出した係止突起312の先端をリベット(Riveting)して、その先端が水平方向に広がるようにすることにより、トリミングブレード350をカートリッジフレーム300の装着凹部310に対してリベット結合させる。
【0093】
これにより、トリミングブレード350は、カートリッジフレーム300の係止突起312によって上下及び前後左右方向に遊動することなく位置固定された状態を維持することができる。
【0094】
この状態で、図5に示すように、トリマーキャップ360をカートリッジフレーム300に対して結合させると、トリミングブレード350は、トリマーキャップ360とカートリッジフレーム300の装着凹部310との間でさらに安定して固定された状態を維持することができる。
【0095】
トリマーキャップ360をカートリッジフレーム300に結合させるとき、トリマーキャップ360の両結合部380はカートリッジフレーム300の第1結合溝340を介して挿入されるが、両結合部380の第2結合部384は第1結合部382に比べて水平方向に突出しているので、第2結合部384の端部はカートリッジフレーム300の第1結合溝340の一面に沿って滑りながら内側に押し込まれる。
【0096】
このとき、トリマーキャップ360は、前述したように弾性材質で製作されたものなので、所定の弾性を有するので、第1結合部382は、弾性によって窄まった状態になる。
【0097】
次いで、結合部380がカートリッジフレーム300の第1結合溝340を介して挿入され、第2結合部384がカートリッジフレーム300の第2結合溝342に達すると、弾性復元力によって元の状態に広がりながら、第2結合部384はカートリッジフレーム300の第2結合溝342に入り、これにより、トリマーキャップ360はトリミングブレード350を挟んでカートリッジフレーム300と縦方向に結合された状態を維持する(図10及び図11参照)。
【0098】
つまり、トリマーキャップ360の結合部380がカートリッジフレーム300の結合溝340、342にフック結合式で挿入された状態で、結合部380の第2結合部384は、カートリッジフレーム300の第1結合溝340と第2結合溝342との境界である段差により係止されることにより、トリマーキャップ360がカートリッジフレーム300に対して結合方向に離脱せずに結合状態を維持する。
【0099】
このとき、リベット結合された係止突起312の先端部位は、トリマーキャップ360のボディ部362の底面位置に一定の深さだけ窪んだ形態で形成された収容空間部364に位置することにより、トリマーキャップ360のボディ部362がカートリッジフレーム300の装着凹部310にトリミングブレード350を挟んで装着されるとき、浮き現象が発生しなくなる。
【0100】
これと同時に、トリマーキャップ360のボディ部362の底面に形成される位置決め突起366は、トリミングブレード350の第2貫通孔359を通過して、カートリッジフレーム300の装着凹部310に形成される位置決め溝320に挿入されながら結合される。
【0101】
このように、トリマーキャップ360は、トリミングブレード350を挟んで両結合部380がカートリッジフレーム300の結合溝340、342とフック結合式で結合され、また、位置決め突起366がカートリッジフレーム300の位置決め溝320に挿入されて結合されることにより、カートリッジフレーム300に対する結束力が増大する。
【0102】
したがって、トリマーキャップ360のボディ部362とカートリッジフレーム300の装着凹部310との間に介在されるトリミングブレード350は、遊動することなく、より安定的に固定された状態を維持することができる。
【0103】
また、トリミングブレード350は、カートリッジフレーム300の装着凹部310とトリマーキャップ360との間に安定的に固定された状態で位置することにより、トリミングブレード350のエッジ部356のカッティングエッジ357は、髭剃りのためにトリマーキャップ360に一定の圧力をかけない状態ではコーム368及びガイド突起330によって外部に露出しないため安定性が大幅に向上し、また、安定的に固定された状態で位置することにより、耐久性も大幅に向上することができる。
【0104】
一方、カートリッジフレーム300に対してトリミングブレード350を挟んでトリマーキャップ360が結合された状態で、図6に示すように、クリップ390を用いて複数のカミソリ刃302とトリマーキャップ360の結合部380を包み込むように把持させると、複数のカミソリ刃302及びトリミングブレード350の安定的な固定結合が行われる。
【0105】
このとき、トリミングブレード350は直接クリップ390によって固定されず、クリップ390はトリマーキャップ360の結合部380の先端を包み込んだ状態で固定させることにより、トリミングブレード350は全長が減少することがある。
【0106】
つまり、トリミングブレード350は、支持部352の第1貫通孔358を通過するカートリッジフレーム300の係止突起312と、支持部352の位置決め溝320を通過するトリマーキャップ360の位置決め突起366によって遊動することなく固定されることが維持されることにより、従来のようにクリップ390によって両端が固定される必要がなくなり、全長が短くなることがある。
【0107】
このように、トリミングブレード350の全長を減らすと、トリミングブレード350は、クリップ390との干渉が排除されることにより、図8及び図12に示すように、カートリッジフレーム300におけるトリマー配置部位の厚さを薄く減らすことができ、これにより、鼻の下の部位のように屈曲した部位の髭剃りがより容易になるなど、その機能性が大幅に向上できる。
【0108】
また、図6に示すように、クリップ390の一端がカートリッジフレーム300の貫通孔に挿入され、クリップの他端はトリマーキャップ360の結合部380の先端を包み込んだ状態でカートリッジフレーム300の一端を取り囲む形態を例として挙げたが、これに限定されない。
【0109】
つまり、クリップ390の両端がカートリッジフレーム300の両側を包み込むように構成されてもよく、クリップ390の両端がカートリッジフレーム300の貫通孔に貫通するように構成されてもよい。
【0110】
しかし、トリマー配置領域がカートリッジフレーム300の背面の一側先端部分であるため、トリマーキャップ360の結合部380の先端を包み込むクリップ390の一端は、カートリッジフレーム300の背面の一端を包み込むように構成されることが空間効率の面で利点を持つ。
【0111】
<第2実施形態>
図16乃至図19は本発明の第2実施形態に係るカミソリカートリッジにトリマーが結合される関係を順次示す斜視図であって、図16はカートリッジフレームに対して、トリマーをなすトリミングブレード及びトリマーキャップが分離された状態の斜視図、図17はカートリッジフレームに対してトリミングブレードが装着された状態の斜視図である。
【0112】
また、図18はカートリッジフレームに対してトリミングブレード及びトリマーキャップが結合された状態の斜視図、図19はカートリッジフレームに対してトリミングブレードとトリマーキャップが結合された状態でクリップが結合された状態の斜視図である。
【0113】
また、図20は本発明の第2実施形態に係るカミソリカートリッジに結合されるトリマーキャップの斜視図である。
【0114】
また、図21は本発明の第2実施形態に係るカミソリカートリッジにおいてトリマーが結合された状態での一部切開斜視図である。
【0115】
因みに、本発明の第2実施形態に係るカミソリカートリッジを説明するにあたり、前述した第1実施形態に係るカミソリカートリッジと同一の部分については同一の符号を付して説明する。
【0116】
本発明の第2実施形態に係るカミソリカートリッジは、前述した第1実施形態に係るカミソリカートリッジと比較するとき、カートリッジフレーム300に対するトリミングブレード350とトリマーキャップ360の結合構造が異なる。次に、これを具体的に説明する。
【0117】
図16乃至図19に示すように、本発明の第2実施形態に係るカミソリカートリッジ30は、カートリッジフレーム300と、該カートリッジフレーム300に一方の方向に設置される複数のカミソリ刃302と、複数のカミソリ刃302とは異なる方向に配置されて設置されるトリマーとを含むことができる。
【0118】
また、複数のカミソリ刃302とトリミングブレード350をカートリッジフレーム300に固定させるクリップ390をさらに含むことができる。
【0119】
トリマーは、カートリッジフレーム300に対して固定されるように設置されるものであって、トリミングブレード350と、トリミングブレード350を覆って保護する機能を有するトリマーキャップ360とを含むことができる。
【0120】
カートリッジフレーム300には、トリミングブレード350及びトリマーキャップ360が装着されて固定設置されるための装着凹部310及び結合溝340、342が形成できる。
【0121】
図3乃至図6を参照すると、カートリッジフレーム300の一側上部には、トリミングブレード350及びトリマーキャップ360が装着されるための装着凹部310が形成されている。
【0122】
カートリッジフレーム300において装着凹部310が形成される位置は、複数のカミソリ刃302が設置される方向とは反対の方向であり得る。これにより、複数のカミソリ刃302のエッジ部が位置する方向を前面とすると、カートリッジフレーム300の装着凹部310は背面に形成できる。
【0123】
装着凹部310の中央部位には、前方に一定の高さだけ突出した挿入突起366aが形成できる。
【0124】
また、トリミングブレード350は、カートリッジフレーム300の装着凹部310に装着されて位置固定がなされるものであって、装着凹部310に装着されて面接触をなす支持部352と、該支持部352の一側から屈曲した状態で傾設される湾曲部354と、該湾曲部354から延び、端部にカッティングエッジ357を有するエッジ部356とが一体に形成された一体型折曲刃からなり得る。
【0125】
ここで、トリミングブレード350の支持部352には、カートリッジフレーム300の装着凹部310に形成された挿入突起366aが通過するための連通孔359aが形成できる。
【0126】
トリマーキャップ360は、トリミングブレード350を挟んでカートリッジフレーム300に結合される。この際、トリミングブレード350を保護するようにトリミングブレード350を覆った状態で設置できる。
【0127】
図16及び図20に示すように、トリマーキャップ360は、トリミングブレード350を覆うボディ部362と、このボディ部362の両側に形成されるが、カートリッジフレーム300の第1結合溝340及び第2結合溝342に挿入されることによりカートリッジフレーム300に結合され、トリミングブレード350をより安定的に固定させるようにする結合部380とを含んで構成できる。
【0128】
また、トリマーキャップ360のボディ部362の底面には、装着凹部310に突設された挿入突起366aと、トリミングブレード350に形成された連通孔359aと対応する位置に凹設される挿入溝320aとが備えられ得る(図21参照)。
【0129】
一方、トリマーキャップ360のボディ部362の両側縁部位には、一定の間隔で一定の高さだけ突出するコーム368が形成できる。これにより、コーム368同士の間には空間部370が形成できる。
【0130】
すなわち、図20に示すように、トリマーキャップ360のボディ部362の両側縁部部位には、一定の間隔で一定の高さだけ突出するコーム368が並んで対称的に形成できる。
【0131】
また、ボディ部362の両端部に形成される結合部380も、互いに並んで対称的に形成できる。
【0132】
したがって、本発明の第2実施形態に係るカミソリカートリッジは、トリマーキャップ360をカートリッジフレーム300の装着凹部310に結合させる場合、前面または背面などの方向を問わずに、いずれの方向にも組み立てが行われ得る。
【0133】
トリマーキャップ360は単品として量産され、また、カートリッジフレーム300も量産されて互いに組み立てられるが、トリマーキャップ360のボディ部362の両側に対称となるようにコーム368が形成されると、方向性に関係なく、前面または背面を変えて組み立てを行っても、コーム368がカートリッジフレーム300のガイド突起330と整列された状態を成すことにより、組立性の向上に応じて生産性が大幅に改善できる。
【0134】
コーム368、ガイド突起330、コーム368同士の間の空間部370、及びガイド突起330同士の間の空間部332によってトリミングブレード350のエッジ部356のカッティングエッジ357が突出する程度を異ならせてもみあげまたは屈曲部位のひげを剃る過程は、先立って説明した第1実施形態と同様であるので、これについての繰り返し説明は省略する。
【0135】
また、本発明の第2実施形態に係るカミソリカートリッジの場合、トリマーキャップ360のボディ部362の両側に形成される結合部380と、カートリッジフレーム300の結合溝340、342との結合構成及びその結合方法も、先立って説明した第1実施形態と同様であるので、これについての繰り返し説明は省略する。
【0136】
ただし、本発明の第2実施形態に係るカミソリカートリッジの場合、先立って説明したように、カートリッジフレーム300の装着凹部310の中央部位に挿入突起366aが形成され、トリミングブレード350に連通孔359aが形成され、トリマーキャップ360のボディ部362の底面に挿入溝320aが形成されることにより、挿入突起366aが連通孔359aを通過して挿入溝320aに挿入されてカートリッジフレーム300とトリマーキャップ360にトリミングブレード350が介在された状態でその組み立てが簡単に行われ得る。
【0137】
因みに、本発明の第2実施形態に係るカミソリカートリッジにおいて、カートリッジフレーム300の装着凹部310に挿入突起366aが形成され、トリマーキャップ360のボディ部362の底面に挿入溝320aが形成されたことを一例として説明したが、逆に、カートリッジフレーム300の装着凹部310に挿入溝が形成され、トリマーキャップ360のボディ部362の底面に挿入突起が形成された構成からなってもよい。
【0138】
また、挿入突起366a及び挿入溝320aがそれぞれ一つずつ形成されたことを一例として説明したが、挿入突起366a及び挿入溝320aはそれぞれ一定の間隔をおいて互いに対応する複数個で形成されてもよい。
【0139】
本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者は、本発明がその技術的思想や必須の特徴を変更せず、他の具体的な形態で実施できることを理解することができるだろう。したがって、以上で記述した実施形態は、あらゆる面で例示的なものに過ぎず、限定的ではないと理解すべきである。本発明の範囲は、上記の詳細な説明ではなく、後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び範囲、そしてその均等概念から導き出されるすべての変更または変形形態が本発明の範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
図1
図2
図3
図4a
図4b
図5
図6
図7a
図7b
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21