(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6703656
(24)【登録日】2020年5月13日
(45)【発行日】2020年6月3日
(54)【発明の名称】クラウドサーバーセンター通風システム用検知システム
(51)【国際特許分類】
G06F 1/20 20060101AFI20200525BHJP
F24F 7/06 20060101ALI20200525BHJP
F24F 11/38 20180101ALI20200525BHJP
F04D 27/00 20060101ALI20200525BHJP
【FI】
G06F1/20 E
G06F1/20 B
F24F7/06 C
F24F11/38
F04D27/00 H
【請求項の数】8
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-134915(P2019-134915)
(22)【出願日】2019年7月22日
【審査請求日】2019年8月6日
(31)【優先権主張番号】201910578975.5
(32)【優先日】2019年6月29日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519460650
【氏名又は名称】广州蕭浦科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100115303
【弁理士】
【氏名又は名称】岩永 和久
(72)【発明者】
【氏名】兪▲びょう▼松
【審査官】
佐賀野 秀一
(56)【参考文献】
【文献】
特開2003−273560(JP,A)
【文献】
特開平05−029782(JP,A)
【文献】
特開2008−144684(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 1/20
F04D 27/00
F24F 7/06
F24F 11/38
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、機体を含み、前記機体の右側には風入り口が設置され、前記機体の左側には排風口が設置され、前記機体の中の上部には主動チャンバーが設置され、前記主動チャンバーの右側には補助チャンバーが設置され、前記主動チャンバーの下には警戒チャンバーが設置され、前記機体の上には上検知装置が設置され、前記警戒チャンバーの中の左側には左検知装置が設置され、前記警戒チャンバーの中の右側には右検知装置が設置され、前記主動チャンバーの内にはモーターが固定的に連結され、前記モーターには出力軸が伝動できるように連結され、前記出力軸には扇形ギヤが固定的に連結され、前記上検知装置の内には前記主動チャンバーの上壁と回転できるように連結された上軸が設置され、前記上軸には左上小ブロックと右上小ブロックとが固定的に連結され、前記左上小ブロックと前記右上小ブロックとにはそれぞれ左上羽根と右上羽根とがヒンジで連結され、前記左検知装置には前記警戒チャンバーの下壁と回転できるように連結された左軸が設置され、前記左軸には左外小ブロックと左内小ブロックとが固定的に連結され、前記左外小ブロックと前記左内小ブロックとにはそれぞれ左外羽根と左内羽根とがヒンジで連結され、前記右検知装置には前記警戒チャンバーの下壁と回転できるように連結された右軸が設置され、前記右軸には右内小ブロックと右外小ブロックとが固定的に連結され、前記右内小ブロックと前記右外小ブロックとにはそれぞれ右内羽根と右外羽根とがヒンジで連結され、軸が回転することにより羽根を回転連動させ、回転する時に遠心力を生み出し、羽根が水平位置になり、軸の回転が停止する時に羽根が垂直位置になり、そして下の電気回路に連通し、回転検知の目的を達成し、前記補助チャンバーの内には補助モーターが固定的に連結され、前記補助モーターには右出力軸が伝動できるように連結され、前記右出力軸には扇形はすば歯車が固定的に連結されていることを特徴とするクラウドサーバーセンター通風システム用検知システム。
【請求項2】
前記出力軸には第一はすば歯車が固定的に連結され、前記第一はすば歯車は前記上軸と固定的に連結された第二はすば歯車と噛み合っており、前記左上羽根と前記右上羽根との下には上導線が設置されていることを特徴とする請求項1に記載のクラウドサーバーセンター通風システム用検知システム。
【請求項3】
前記主動チャンバーの右壁には横軸が回転できるように連結され、前記横軸の左側には第一ギヤが固定的に連結され、前記第一ギヤが第二ギヤと噛み合っており、前記第二ギヤには前記主動チャンバーの左壁と回転できるように連結された左横軸が固定的に連結されていることを特徴とする請求項1に記載のクラウドサーバーセンター通風システム用検知システム。
【請求項4】
前記左横軸には左上鎖歯車が固定的に連結され、前記左上鎖歯車には左チェーンが伝動できるように連結され、前記左チェーンには左下鎖歯車が伝動できるように連結され、前記左下鎖歯車には排風軸が固定的に連結され、前記排風軸には排風ファンが固定的に連結されていることを特徴とする請求項3に記載のクラウドサーバーセンター通風システム用検知システム。
【請求項5】
前記排風口の内には排風網がスライドできるように連結され、前記排風口の内には左支持枠が固定的に連結され、前記左支持枠には前記排風軸が回転できるように連結されている。更に、前記横軸には右上鎖歯車が固定的に連結され、前記右上鎖歯車には右チェーンが伝動できるように連結され、前記右チェーンには右下鎖歯車が伝動できるように連結され、前記右下鎖歯車には風入り軸が固定的に連結され、前記風入り軸には風入りファンが固定的に連結されていることを特徴とする請求項4に記載のクラウドサーバーセンター通風システム用検知システム。
【請求項6】
前記風入り口の内には入口網がスライドできるように連結され、前記風入り口には第一支持枠と第二支持枠とが固定的に連結され、前記第一支持枠には風入り軸が回転できるように連結され、前記第二支持枠には入口軸が回転できるように連結され、前記入口軸には入口ファンが固定的に連結され、前記入口軸には第三はすば歯車が固定的に連結され、前記第三はすば歯車が第四はすば歯車と噛み合っており、前記第四はすば歯車には前記補助チャンバーの下壁と回転できるように連結された縦軸が固定的に連結され、前記縦軸には第五はすば歯車が固定的に連結され、前記第五はすば歯車が前記横軸と固定的に連結された第六はすば歯車と噛み合っていることを特徴とする請求項5に記載のクラウドサーバーセンター通風システム用検知システム。
【請求項7】
前記補助チャンバーの下壁には蓄電装置が固定的に連結され、前記補助モーターの電気回路が前記上導線と接続されていることを特徴とする請求項2に記載のクラウドサーバーセンター通風システム用検知システム。
【請求項8】
前記警戒チャンバーの上には膨張装置が固定的に連結され、前記膨張装置の内に膨張剤があり、前記膨張装置の内には伸縮棒がスライドできるように連結され、前記伸縮棒には上導線端が固定的に連結され、前記上導線端の下端には警戒ベルが設置され、前記警戒ベルの上端には入力導線端が固定的に連結され、前記警戒ベルの左端には左導線が固定的に連結され、前記警戒ベルの右端には右導線が固定的に連結され、羽根には電源の一端が連結され、羽根が回転を停止する時に導線に接触し、電気回路に連通されていることを特徴とする請求項1に記載のクラウドサーバーセンター通風システム用検知システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はクラウドサーバー通風設備分野を取り上げて、具体的にはクラウドサーバーセンター通風システム用検知システムである。
【背景技術】
【0002】
全国各地の訪問者の訪問速度を満足するために、一部の大型ウェブサイトが全国各地の都市に信号点を配置し、サーバーマトリックスを作り、いろんな所にサーバーセンターを建て、こんなサーバーセンターの中に通常空気を流通することと熱を放散することのために通風設備の設置が必要であり、しかし、一部の換気設備が突然の停電や緊急事態の起こりにあう恐れがあり、こんな状況で完備な警戒システムが欠失し、それで通風システムの検知システムを設計することが必要となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第109142634号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的はクラウドサーバーセンター通風システム用検知システムを提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
技術問題:通風設備は緊急状態に対応できる警戒システムを欠けている。
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明は以下の技術プランを採用する:本発明のクラウドサーバーセンター通風システム用検知システムは、機体を含み、前記機体の右側には風入り口が設置され、前記機体の左側には排風口が設置され、前記機体の中の上部には主動チャンバーが設置され、前記主動チャンバーの右側には補助チャンバーが設置され、前記主動チャンバーの下には警戒チャンバーが設置され、前記機体の上には上検知装置が設置され、前記警戒チャンバーの中の左側には左検知装置が設置され、前記警戒チャンバーの中の右側には右検知装置が設置され、前記主動チャンバーの内にはモーターが固定的に連結され、前記モーターには出力軸が伝動できるように連結され、前記出力軸には扇形ギヤが固定的に連結され、前記上検知装置の内には前記主動チャンバーの上壁と回転できるように連結された上軸が設置され、前記上軸には左上小ブロックと右上小ブロックとが固定的に連結され、
前記左上小ブロックと前記右上小ブロックとにはそれぞれ左上羽根と右上羽根とがヒンジで連結され、前記左検知装置には前記警戒チャンバーの下壁と回転できるように連結された左軸が設置され、前記左軸には左外小ブロックと左内小ブロックとが固定的に連結され、前記左外小ブロックと前記左内小ブロックとにはそれぞれ左外羽根と左内羽根とがヒンジで連結され、前記右検知装置には前記警戒チャンバーの下壁と回転できるように連結された右軸が設置され、前記右軸には右内小ブロックと右外小ブロックとが固定的に連結され、前記右内小ブロックと前記右外小ブロックとにはそれぞれ右内羽根と右外羽根とがヒンジで連結され、軸が回転することにより羽根を回転連動させ、回転する時に遠心力を生み出し、羽根が水平位置になり、軸の回転が停止する時に羽根が垂直位置になり、そして下の電気回路に連通し、回転検知の目的を達成し、前記補助チャンバーの内には補助モーターが固定的に連結され、前記補助モーターには右出力軸が伝動できるように連結され、前記右出力軸には扇形はすば歯車が固定的に連結されている。
【0007】
更の技術プラン、前記出力軸には第一はすば歯車が固定的に連結され、前記第一はすば歯車は前記上軸と固定的に連結された第二はすば歯車と噛み合っており、前記左上羽根と前記右上羽根との下には上導線が設置されている。
【0008】
更の技術プラン、前記主動チャンバーの右壁には横軸が回転できるように連結され、前記横軸の左側には第一ギヤが固定的に連結され、前記第一ギヤが第二ギヤと噛み合っており、前記第二ギヤには前記主動チャンバーの左壁と回転できるように連結された左横軸が固定的に連結されている。
【0009】
更の技術プラン、前記左横軸には左上鎖歯車が固定的に連結され、前記左上鎖歯車には左チェーンが伝動できるように連結され、前記左チェーンには左下鎖歯車が伝動できるように連結され、前記左下鎖歯車には排風軸が固定的に連結され、前記排風軸には排風ファンが固定的に連結されている。
【0010】
更の技術プラン、前記排風口の内には排風網がスライドできるように連結され、前記排風口の内には左支持枠が固定的に連結され、前記左支持枠には前記排風軸が回転できるように連結されている。前記横軸には右上鎖歯車が固定的に連結され、前記右上鎖歯車には右チェーンが伝動できるように連結され、前記右チェーンには右下鎖歯車が伝動できるように連結され、前記右下鎖歯車には風入り軸が固定的に連結され、前記風入り軸には風入りファンが固定的に連結されている。
【0011】
更の技術プラン、前記風入り口の内には入口網がスライドできるように連結され、前記風入り口には第一支持枠と第二支持枠とが固定的に連結され、前記第一支持枠には風入り軸が回転できるように連結され、前記第二支持枠には入口軸が回転できるように連結され、前記入口軸には入口ファンが固定的に連結され、前記入口軸には第三はすば歯車が固定的に連結され、前記第三はすば歯車が第四はすば歯車と噛み合っており、前記第四はすば歯車には前記補助チャンバーの下壁と回転できるように連結された縦軸が固定的に連結され、前記縦軸には第五はすば歯車が固定的に連結され、前記第五はすば歯車が前記横軸と固定的に連結された第六はすば歯車と噛み合っている。
【0012】
更の技術プラン、前記補助チャンバーの下壁には蓄電装置が固定的に連結され、前記補助モーターの電気回路が前記上導線と接続されている。
【0013】
更の技術プラン、前記警戒チャンバーの上には膨張装置が固定的に連結され、前記膨張装置の内に膨張剤があり、前記膨張装置の内には伸縮棒がスライドできるように連結され、前記伸縮棒には上導線端が固定的に連結され、前記上導線端の下端には警戒ベルが設置され、前記警戒ベルの上端には入力導線端が固定的に連結され、前記警戒ベルの左端には左導線が固定的に連結され、前記警戒ベルの右端には右導線が固定的に連結され、羽根には電源の一端が連結され、羽根が回転を停止する時に導線に接触し、電気回路に連通されている。
【発明の効果】
【0014】
本発明は機械構造により電気回路の開閉をコントロールし、遠心力の原理を有効的に利用し、回転が正常に行われているかどうかを有効的に検知し、そして補助設備により補充作業を行い、停電する時にサーバーセンター内の通風が失効することを防止し、本発明は更に送排風ファンの回転状態と内部温度の変化を有効的に検知し、そしてタイムリーな警報を出す。
【図面の簡単な説明】
【0015】
下記に
図1〜4をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:
図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と
図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0016】
【
図1】
図1は本発明のクラウドサーバーセンター通風システム用検知システムの全体構成略図
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明はクラウドサーバーセンター通風システム用検知システムを取り上げて、主に通風システムとシステム検知に応用する。
【0018】
本発明の前記のクラウドサーバーセンター通風システム用検知システムは、機体10を含み、前記機体10の右側には風入り口56が設置され、前記機体10の左側には排風口17が設置され、前記機体10の中の上部には主動チャンバー78が設置され、前記主動チャンバー78の右側には補助チャンバー41が設置され、前記主動チャンバー78の下には警戒チャンバー79が設置され、前記機体10の上には上検知装置11が設置され、前記警戒チャンバー79の中の左側には左検知装置22が設置され、前記警戒チャンバー79の中の右側には右検知装置80が設置され、前記主動チャンバー78の内にはモーター12が固定的に連結され、前記モーター12には出力軸13が伝動できるように連結され、前記出力軸13には扇形ギヤ27が固定的に連結され、前記上検知装置11の内には前記主動チャンバー78の上壁と回転できるように連結された上軸59が設置され、前記上軸59には左上小ブロック58と右上小ブロック60とが固定的に連結され、前記左上小ブロック58と前記右上小ブロック60とにはそれぞれ左上羽根57と右上羽根61とがヒンジで連結され、前記左検知装置22には前記警戒チャンバー79の下壁と回転できるように連結された左軸66が設置され、前記左軸66には左外小ブロック68と左内小ブロック70とが固定的に連結され、前記左外小ブロック68と前記左内小ブロック70とにはそれぞれ左外羽根67と左内羽根69とがヒンジで連結され、前記右検知装置80には前記警戒チャンバー79の下壁と回転できるように連結された右軸75が設置され、前記右軸75には右内小ブロック73と右外小ブロック74とが固定的に連結され、前記右内小ブロック73と前記右外小ブロック74とにはそれぞれ右内羽根71と右外羽根72とがヒンジで連結され、軸が回転することにより羽根を回転連動させ、回転する時に遠心力を生み出し、羽根が水平位置になり、軸の回転が停止する時に羽根が垂直位置になり、そして下の電気回路に連通し、回転検知の目的を達成し、前記補助チャンバー41の内には補助モーター37が固定的に連結され、前記補助モーター37には右出力軸36が伝動できるように連結され、前記右出力軸36には扇形はすば歯車35が固定的に連結されている。
【0019】
有益的には、前記出力軸13には第一はすば歯車30が固定的に連結され、前記第一はすば歯車30は前記上軸59と固定的に連結された第二はすば歯車63と噛み合っており、前記左上羽根57と前記右上羽根61との下には上導線62が設置されている。
【0020】
有益的には、前記主動チャンバー78の右壁には横軸31が回転できるように連結され、前記横軸31の左側には第一ギヤ28が固定的に連結され、前記第一ギヤ28が第二ギヤ29と噛み合っており、前記第二ギヤ29には前記主動チャンバー78の左壁と回転できるように連結された左横軸14が固定的に連結されている。
【0021】
有益的には、前記左横軸14には左上鎖歯車15が固定的に連結され、前記左上鎖歯車15には左チェーン16が伝動できるように連結され、前記左チェーン16には左下鎖歯車25が伝動できるように連結され、前記左下鎖歯車25には排風軸21が固定的に連結され、前記排風軸21には排風ファン18が固定的に連結されている。
【0022】
有益的には、前記排風口17の内には排風網19がスライドできるように連結され、前記排風口17の内には左支持枠20が固定的に連結され、前記左支持枠20には前記排風軸21が回転できるように連結されている。
【0023】
有益的には、前記横軸31には右上鎖歯車32が固定的に連結され、前記右上鎖歯車32には右チェーン33が伝動できるように連結され、前記右チェーン33には右下鎖歯車47が伝動できるように連結され、前記右下鎖歯車47には風入り軸48が固定的に連結され、前記風入り軸48には風入りファン50が固定的に連結されている。
【0024】
有益的には、前記風入り口56の内には入口網55がスライドできるように連結され、前記風入り口56には第一支持枠49と第二支持枠54とが固定的に連結され、前記第一支持枠49には風入り軸48が回転できるように連結され、前記第二支持枠54には入口軸52が回転できるように連結され、前記入口軸52には入口ファン53が固定的に連結され、前記入口軸52には第三はすば歯車82が固定的に連結され、前記第三はすば歯車82が第四はすば歯車51と噛み合っており、前記第四はすば歯車51には前記補助チャンバー41の下壁と回転できるように連結された縦軸39が固定的に連結され、前記縦軸39には第五はすば歯車38が固定的に連結され、前記第五はすば歯車38が前記横軸31と固定的に連結された第六はすば歯車34と噛み合っている。
【0025】
有益的には、前記補助チャンバー41の下壁には蓄電装置40が固定的に連結され、前記補助モーター37の電気回路が前記上導線62と接続されている。
【0026】
有益的には、前記警戒チャンバー79の上には膨張装置42が固定的に連結され、前記膨張装置42の内に膨張剤43があり、前記膨張装置42の内には伸縮棒44がスライドできるように連結され、前記伸縮棒44には上導線端45が固定的に連結され、前記上導線端45の下端には警戒ベル24が設置され、前記警戒ベル24の上端には入力導線端46が固定的に連結され、前記警戒ベル24の左端には左導線23が固定的に連結され、前記警戒ベル24の右端には右導線26が固定的に連結され、羽根には電源の一端が連結され、羽根が回転を停止する時に導線に接触し、電気回路に連通されている。
【0027】
以下は
図1〜4を合わせて本出願のクラウドサーバーセンター通風システム用検知システムの使用手順について詳しく説明する:
【0028】
一、正常状況の時に、前記モーター12が働き、前記出力軸13が回転して前記扇形ギヤ27を回転連動させ、前記蓄電装置40が蓄電し始め、前記扇形はすば歯車35と前記第五はすば歯車38とが離脱状態にある。
【0029】
二、停電の時に、前記モーター12が停止し、前記出力軸13の回転が停止し、前記上軸59の回転が停止し、前記左上羽根57と前記右上羽根61とが遠心力を失って垂下し、前記上導線62と接触し、前記補助モーター37が働き始め、前記第五はすば歯車38を回転連動させ、これによって前記排風ファン18を回転連動させ、前記風入りファン50と前記入口ファン53とを回転連動させ、この時前記扇形ギヤ27と前記第一ギヤ28とが離脱状態にある。
【0030】
三、前記排風軸21に故障が起こって前記排風軸21が回転しなくなった時、前記左外羽根67と前記左内羽根69とが遠心力を失って垂下し、前記左導線23と接触し、前記警戒ベル24が警報を出し、前記風入り軸48に故障が起こって前記風入り軸48作動しなくなった時、前記右内羽根71と前記右外羽根72とが遠心力を失って垂下し、前記右導線26と接触し、前記警戒ベル24が警報を出す。
【0031】
四、火事が起こる時、または温度が過熱する時、前記膨張剤43が膨張し、前記伸縮棒44が下へ移動し、前記上導線端45と前記導線端46と接触し、前記警戒ベル24が警報を出す。
【0032】
本発明の有益効果は:本発明は機械構造により電気回路の開閉をコントロールし、遠心力の原理を有効的に利用し、回転が正常に行われているかどうかを有効的に検知し、そして補助設備により補充作業を行い、停電する時にサーバーセンター内の通風が失効することを防止し、本発明は更に送排風ファンの回転状態と内部温度の変化を有効的に検知し、そしてタイムリーな警報を出す。
【0033】
以上の方式により、本領域の技術者が本発明の保護範囲で工作模式により各種な変形ができる。
【要約】
【課題】本発明はクラウドサーバーセンター通風システム用検知システムを開示した。
【解決手段】
本発明の前記のクラウドサーバーセンター通風システム用検知システムは、機体を含み、前記機体の右側には風入り口が設置され、前記機体の左側には排風口が設置され、前記機体の中の上部には主動チャンバーが設置され、前記主動チャンバーの右側には補助チャンバーが設置され、前記主動チャンバーの下には警戒チャンバーが設置され、前記機体の上には上検知装置が設置され、前記警戒チャンバーの中の左側には左検知装置が設置され、本発明は機械構造により電気回路の開閉をコントロールし、遠心力の原理を有効的に利用し、回転が正常に行われているかどうかを有効的に検知し、そして補助設備により補充作業を行い、停電する時にサーバーセンター内の通風が失効することを防止する。
【選択図】
図1