(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
ユーザが所有する購入者装置(1)と、販売者が所有する販売者装置(2)と、前記購入者装置(1)および前記販売者装置(2)と通信し支払機構が所有するサーバ装置(3)とを使用して実施されるモバイル決済方法であって、
前記モバイル決済方法は、
バーコード表示の要求を示すユーザによる操作の検出に応答して、前記購入者装置(1)により、そのディスプレイ上にバーコードを表示するステップであって、前記バーコードは前記ユーザの身元を検証するための検証情報、および支払アカウントに関連付けられた支払情報を符号化する、表示するステップと、
前記販売者装置(2)により、前記購入者装置(1)上に表示された前記バーコードをスキャンするステップと、
前記販売者装置(2)により、前記バーコードおよび受取人アカウントに関連付けられた販売者情報に基づいて転送情報を生成するステップと、
前記販売者装置(2)により、前記転送情報を前記サーバ装置(3)に送信するステップと、
前記サーバ装置(3)により、前記販売者装置(2)から受信した前記転送情報が真正であるかを決定するステップと、
前記転送情報が真正であるとの決定に応答して、前記サーバ装置(3)により、前記ユーザと前記販売者との間の取引についての支払を前記転送情報に従って処理するための支払手続を実行するステップと、
前記支払手続が終了した後、前記サーバ装置(3)により、前記支払に関する決済結果を前記購入者装置(1)および前記販売者装置(2)に送信するステップとを含み、
前記購入者装置(1)には前記支払情報を記憶する記憶モジュール(17)が組込まれ、前記バーコードを表示するステップは、
前記購入者装置(1)により、前記ユーザにパスワード入力を要求する指示を表示するステップと、
前記ユーザが入力したパスワードの受信に応答して、前記購入者装置(1)により、前記パスワードを検証するステップと、
前記パスワードが正しく検証されたときに、前記購入者装置(1)により、承認パラメータの要求を前記サーバ装置(3)に送信するステップと、
前記サーバ装置(3)からの前記承認パラメータの受信に応答して、前記購入者装置(1)により、前記承認パラメータのためのメッセージ認証コード(MAC)を前記検証情報としてプリセットキーを用いて作成するステップと、
前記購入者装置(1)により、前記検証情報、前記支払情報および前記承認パラメータに基づいてバーコードデータを動的に生成するステップと、
前記購入者装置(1)により、前記バーコードデータに基づいて前記バーコードを表示するステップとを含み、
前記販売者装置(2)により生成される前記転送情報は、さらに前記承認パラメータを含み、
前記販売者装置(2)から受信した前記転送情報が真正であるかを決定する前記ステップは、前記サーバ(3)により、
前記転送情報に含まれる前記承認パラメータを前記サーバ装置(3)内に記憶された前記承認パラメータと比較するステップと、
前記転送情報内に含まれた前記承認パラメータと前記サーバ装置(3)内に記憶された前記承認パラメータとが同一であるとの決定に応答して、前記サーバ装置(3)内に記憶された前記プリセットキーを使用して前記サーバ装置(3)に記憶された前記承認パラメータのためのMACを作成して、こうして生成されたMACを前記検証情報と比較するステップと、
こうして生成された前記MACと前記検証情報とが同一であるとき、前記転送情報が真正であると決定するステップとを含む、モバイル決済方法。
【発明を実施するための形態】
【0031】
詳細な説明
開示がより詳細に説明される前に、適切であると考えられる場合には、参照番号または参照番号の終端部分が図面間で繰り返されて、任意選択的に類似の特性を有し得る対応するまたは類似の要素を示すことに留意すべきである。
【0032】
図1は、開示の1実施例によるモバイル決済方法のステップを示すフローチャートである。
【0033】
モバイル決済方法は、ユーザが所有する購入者装置1、販売者が所有する販売者装置2、購入者装置1および販売者装置2と通信し、支払機関が所有するサーバ装置3を使用して実現される。販売者は、例えば、商人あるいサービス提供者である。
【0034】
図2は、開示の1つの実施例による購入者装置1、販売者装置2、およびサーバ装置3を示すブロック図である。この実施例によれば、購入者装置1は、携帯電話、タブレット、または無線接続性を有する他のモバイル機器等の電子デバイスを用いて実現できる。購入者装置1は、プロセッサ16、通信装置11、ディスプレイ12、記憶装置13および入力インタフェース15を含む。この実施例において、ハードウェアセキュリティモジュール14が設置され、購入者装置1により利用可能である。ハードウェアセキュリティモジュール14は、ハードウェアにより実装され、スタンドアロン、購入者装置1に着脱可能に接続された外部ポータブル装置(例えばスマートカード)、および購入者装置1に組込まれた物理的な組込みモジュールの1つを用いて具体化される。典型的なスマートカードは、台湾特許第I537851号明細書(特許文献2)に開示されたものを用いて具体化される。
【0035】
一般的に、ハードウェアセキュリティモジュール14は、計算を行うための処理コンポーネントおよびデータを記憶するための物理的な記憶装置を含む。
【0036】
図3は、開示の1つの実施例によるスマートカードであるハードウェアセキュリティモジュール14に接続された購入者装置1を示すブロック図である。この実施例において、ハードウェアセキュリティモジュール14は、プロセッシングユニット141および記憶ユニット142を含む。この方法では、購入者装置1は、記憶装置13および記憶ユニット142を含む記憶モジュール17を含むと言うことができる。さらに、購入者装置1は、プロセッサ16およびプロセッシングユニット141を含むプロセッサモジュール18を含むと言うことができる。いくつかの実施例では、ハードウェアセキュリティモジュール14を省略でき(例えば、利用可能でないとき)、かつハードウェアセキュリティモジュール14の機能は、
図4に示されるように、ソフトウェアアプリケーション160を実行する購入者装置1により実行することができる点に留意されたい。
【0037】
通信装置11は、例えばセルラー接続、Wi−Fi(登録商標)、ブルートゥース(登録商標)等のワイヤレス通信をサポートするコンポーネントであってもよい。ディスプレイ12は、ディスプレイスクリーンを使用して具体化できる。記憶装置13は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(RAM)、例えばフラッシュメモリ等の物理的な記憶装置を使用することで具体化できる。入力インタフェース15は、例えばディスプレイスクリーンをタッチスクリーンとして組込むことができる。
【0038】
販売者装置2は、パーソナルコンピュータ、ノートブック、ラップトップ、タブレット、モバイル機器等の電子デバイスを用いて具体化でき、(図示しない)画像キャプチャ要素(例えば、カメラ、バーコードリーダー等)を含む。
【0039】
サーバ装置3は、ネットワーク(例えばインターネット)を経由して購入者装置1および販売者装置2との通信を可能にし、商業用プラットフォーム31および支払処理を実行するための支払サーバ32を含む。
【0040】
使用時に、購入者装置1のユーザがモバイル決済方法を使用して販売者との取引を行うとき、ユーザはバーコードを表示するための要求を入力するために購入者装置1の入力インタフェースを操作することができる。これは、プロセッサ16がアプリケーション160を実行させるためのコマンドを生成するためにユーザが入力インタフェース15を操作することにより行うことができる。ユーザ操作に応答して、ステップS1において、バーコードをディスプレイ12上に表示するための処理を実行できるように、プロセッサ16はアプリケーション160を実行する。
【0041】
この実施例において、バーコードは、1次元バーコード(リニアバーコード)、クイックレスポンス(QR)コード(QRコードは登録商標)等の2次元バーコード、3次元バーコード等の形態をとることができ、ユーザの身元を検証するための検証情報および支払アカウント(すなわち、サービス/商品の対価としての金銭を支払うアカウント)と関連付けられた支払情報を符号化する。この実施例において、検証情報は、ユーザと販売者間の取引に対する支払の支払額、支払アカウントのアカウント数、証明情報等をさらに含むことができる。
【0042】
いくつかの実施例では、プロセッサ16は、ユーザに入力インタフェースを使用してパスワードを入力することを要求でき、ユーザが入力したパスワードが正しいと決定したときに限り処理を実行することができる。
【0043】
いくつかの実施例では、バーコードは、サーバ装置3の商業用プラットフォーム31により提供された静的バーコードである。例えば、静的バーコード内で符号化されるべきデータは、購入者装置1によりアクセス可能なハードウェアセキュリティモジュール14内に予め記憶することができる。例えば、ユーザに入力インタフェース15を使用してパスワードを入力することを要求でき、パスワードを検証しパスワードの検証が成功した(すなわちパスワードが正しい)ときのみそれ以後の表示のために記憶されたデータをプロセッサ16が取得することを許可するハードウェアセキュリティモジュール14にパスワードを送信する。この構成は、小額取引に使用できる。
【0044】
その後、ステップS2において、販売者は、ディスプレイ12上に表示されたバーコードをスキャンするために販売者装置2の画像キャプチャ要素を操作することができる。
【0045】
ステップS3において、販売者装置2は、バーコード(検証情報とともに符号化される)および販売者が所有している支払アカウントに関連した販売者情報に基づき転送情報を生成し、その結果、転送情報は、少なくとも検証情報および販売者情報を含む。この実施例において、販売者情報は、受取人アカウント(すなわちユーザからの支払を受取るためのアカウント)のアカウント数を少なくとも含む。支払の支払額が既にサーバ装置3に知られている場合(例えば、サービス/商品が全ての取引に対し固定レートで支払われる)、販売者情報は、付加情報を含む必要はない。他方、支払額が異なる取引間で変化する場合、支払額等の他の情報は販売者情報に組込むことができる。さらに、販売者によって提供されるサービス/商品、取引で販売される物品の数、販売者を表すシリアル番号、販売者装置2に関する情報(例えばインターネットプロトコル(IP)アドレス、販売者装置2の装置識別番号)を含むがこれらに限られない取引の詳細は、同様に選択的に販売者情報に組込むこともできる。
【0046】
ステップS4において、販売者装置2は、転送情報をサーバ装置3に送信する。
【0047】
転送情報の受信に応答して、サーバ装置3は、ステップS5において転送情報に含まれる検証情報を得て、ステップS6において検証情報が真正か否かを決定する。
【0048】
検証情報が真正であることをサーバ装置3が決定したとき、フローは、転送情報に従ってユーザと販売者との間での取引についての支払を処理するための支払処理を実行するステップS7に進む。
【0049】
そうでなければ、フローは、サーバ装置3が、検証情報が真正でなく支払処理が実行できずそれ故方法が終了する旨を示すメッセージを販売者装置2に送信し、ステップS11に進む。
【0050】
ステップS8において、支払処理が終了した後、サーバ装置3は、支払に関する支払結果を生成し、支払結果を購入者装置1および販売者装置2に送信する。それに応じて、販売者装置2および購入者装置1は、それぞれステップS9およびS10において支払結果を表示することができる。
【0051】
例えば、支払処理が無事終了したとき(すなわち、支払の支払額が支払アカウントから受取人アカウントに無事転送できたとき)、支払結果は、支払が完了した旨を示すメッセージを含むことができる。他方、支払処理が、支払アカウントの残高不足、クレジットカードの失効等の様々な理由により完了できないとき、支払結果は支払が完了していない旨のメッセージを含むことができる。いくつかの実施例において、支払処理が完了していないとき、フローは、購入者装置1が再びバーコードを表示するステップS1に戻ることができる。
【0052】
様々な実施例において、バーコードは、表示される前に様々な方法で生成でき、モバイル決済方法に関する異なる条件に基づいて様々な情報を含むことができる。
【0053】
1つの例示的な実施例によれば、バーコードは、商業用プラットフォーム31により提供されるデータを符号化する静的バーコードである。ステップS1を実現する前に、バーコードに符号化されるべきデータは、商業用プラットフォーム31またはクラウドサーバ4に記憶された第1の部分およびハードウェアセキュリティモジュール14に記憶された第2の部分に分解される。例えば、ステップS1において、購入者装置1は、データの第1の部分を得るために商業用プラットフォーム31またはクラウドサーバ4と通信し、データの第2の部分を得るためにハードウェアセキュリティモジュール14にアクセスし、バーコードに符号化されるべきデータを得るために第1の部分および第2の部分を結合し、データに基づきバーコードを表示する。
【0054】
1つの例示的な実施例によれば、バーコードは、商業用プラットフォーム31により提供されるデータを符号化する静的バーコードである。ステップS1を実現する前に、購入者装置1は、バーコードに符号化されるべきデータを得るために商業用プラットフォーム31と通信でき、商業用プラットフォーム31から得られたデータを複数の分割ファイルに分割し、分割ファイルをハードウェアセキュリティモジュール14に記憶する。例えば、ステップS1は、分割ファイルを得るためにハードウェアセキュリティモジュールにアクセスし、データを得るために分割ファイルを結合し、データに基づきバーコードを生成する購入者装置1の次のサブステップを含むことができる。
【0055】
1つの例示的な実施例によれば、バーコードは、商業用プラットフォーム31により提供されたデータを符号化する静的バーコードである。ステップS1を実現する前に、購入者装置1は、バーコードにおいて符号化されるべきデータを得るために商業用プラットフォーム31と通信でき、商業用プラットフォーム31から得られたデータを少なくとも第1の分割ファイルおよび第2の分割ファイルに分割し、少なくとも第1の分割ファイルを暗号化ファイルに暗号化し、暗号化ファイルおよび第2の分割ファイルを記憶装置13に記憶する。例えば、ステップS1は、暗号化ファイルおよび第2の分割ファイルを得るために記憶装置13にアクセスし、かつユーザにパスワードを入力することを要求するための指示を表示する購入者装置1のサブステップを含むことができる。さらに、ステップS1において、ユーザが入力したパスワードが正しいと決定した場合、購入者装置1は、第1の分割ファイルを得るために暗号化ファイルを復号化し、データを得るために第1および第2の分割ファイルを結合し、データに基づきバーコードを生成し表示する。この実施例は、ハードウェアセキュリティモジュール14が利用できないときに使用でき、ハードウェアセキュリティモジュール14の機能は、アプリケーション160を実行する購入者装置1により実行できる。
【0056】
1つの例示的な実施例によれば、1つ以上の支払方法がアプリケーション160に関連付けることができ、ユーザが利用可能になる。アプリケーション160が1つの支払方法(例えば1つのクレジットカード)のみに関連付けられた場合、支払情報は、ハードウェアセキュリティモジュール14に予め記憶されている。アプリケーション160が複数の異なる支払方法(例えば複数のクレジットカード、送金等)に関連付けられた場合、支払情報は、ユーザにより選択された支払方法の選択された1つに基づき購入者装置1により発生でき、バーコードを表示するより前にハードウェアセキュリティモジュール14に記憶できる。
【0057】
支払情報が利用可能となった後、購入者装置1は、ユーザにパスワードを入力するのに必要な指示を表示する。ユーザが入力したパスワードの受信に応答して、購入者装置1は、パスワードを検証するためにハードウェアセキュリティモジュール14を要求する。ハードウェアセキュリティモジュール14によりパスワードの検証が成功したとき、購入者装置1は、
承認パラメータについての要求をサーバ装置3に送信する。サーバ装置3から購入者装置1を介した
承認パラメータの受信に応答して、ハードウェアセキュリティモジュール14は、検証情報として、
承認パラメータについてのメッセージ認証コード(MAC)をプリセットキーを用いて作成し、検証情報、支払情報および
承認パラメータに基づいてバーコードデータを動的に生成し、バーコードデータに基づき購入者装置1がバーコードを表示できるようにバーコードデータを購入者装置1に送信する。
【0058】
この実施例において、商業用プラットフォーム31は、プリセットキーおよび
承認パラメータを記憶し、支払サーバ32は、支払処理を実行するためのものである。ステップS1より前に、方法は、さらにハードウェアセキュリティモジュール14により購入者装置1を介して商業用プラットフォーム31に
承認パラメータについての要求を送信するステップを含む。ステップS3において、販売者装置2により生成された転送情報は、さらに
承認パラメータを含む。
【0059】
ステップS6は、以下のサブステップを含む。最初に商業用プラットフォーム31が転送情報に含まれる認証パラメータを商業用プラットフォーム31に記憶された
承認パラメータと比較する。そのとき、転送情報に含まれる
承認パラメータと商業用プラットフォーム31に記憶された
承認パラメータとが同一であるとの決定に応答して、商業用プラットフォーム31は、商業用プラットフォーム31に記憶された
承認パラメータについてMACを作成するために、商業用プラットフォーム31に記憶されたプリセットキーを使用し、かつこのように生成されたMACを検証情報(例えばMAC)と比較する。
【0060】
このように生成されたMACと検証情報とが互いに同一である場合、商業用プラットフォーム31は、転送情報に含まれた検証情報が真正であると決定する。
【0061】
代わりの実施例において、ステップS6は、以下のサブステップを含む。まず、商業用プラットフォーム31の代わりに支払サーバ32は、転送情報に含まれる
承認パラメータと商業用プラットフォーム31に記憶された
承認パラメータと比較する。転送情報に含まれる
承認パラメータと商業用プラットフォーム31に記憶された
承認パラメータとが同一であるとの決定に応答して、支払サーバ32は、商業用プラットフォーム31に記憶された
承認パラメータについてMACを作成するために商業用プラットフォーム31に記憶されたプリセットキーを使用し、このように生成されたMACを検証情報と比較する。このように生成されたMACと検証情報とが同一であるとき、支払サーバ32は、転送情報が真正であると決定する。
【0062】
1つの例示的な実施例によれば、支払情報は、ハードウェアセキュリティモジュール14に予め記憶でき、またはユーザにより選択された支払方法に基づき購入者装置1により生成でき、その後上述のようにバーコードを表示する前にハードウェアセキュリティモジュール14に記憶される。
【0063】
その後、ステップS1は、以下のサブステップを含むことができる。最初に購入者装置1は、ユーザにパスワードを入力することを要求するための指示を表示し、ユーザによって入力されたパスワードの受信に応答してハードウェアセキュリティモジュール14がパスワードを検証することを要求する。その後、購入者装置1は、ハードウェアセキュリティモジュール14によりパスワードの検証が成功したとき
承認パラメータについての要求をサーバ装置3に送信する。サーバ装置3から購入者装置1を介して
承認パラメータを受信したとき、ハードウェアセキュリティモジュール14は、検証情報として、メッセージ認証コード(MAC)をプリセットキーを用いて作成する。この実施例において、MACは、
承認パラメータおよび支払の支払額について作成される。その後、ハードウェアセキュリティモジュール14は、検証情報(支払額を含む)、支払情報および
承認パラメータに基づいてバーコードデータを生成し、購入者装置1がバーコードデータに基づきバーコードを表示できるようにバーコードデータを購入者装置1に送信する。
【0064】
この実施例において、商業用プラットフォーム31は、プリセットキー、
承認パラメータおよび支払アカウントを記憶し、支払サーバ32は、支払処理を実行するためのものである。バーコードデータを動的に生成するサブステップに先立ち、モバイル決済方法は、ハードウェアセキュリティモジュール14により購入者装置1を介して支払額および
承認パラメータについての要求を商業用プラットフォーム31に送信するステップを含む。
【0065】
支払額は、購入者装置1のユーザにより入力することができ、ユーザが見直すために例えば近距離無線通信(NFC)を経由して販売者装置から送信することができる。ユーザが支払額を確認するとき、支払額は、商業用プラットフォーム31に送信できる。
【0066】
ステップS3において、販売者装置2により生成された転送情報は、さらに
承認パラメータを含む。
【0067】
ステップS6は、以下のサブステップを含む。まず、商業用プラットフォーム31は、転送情報に含まれる
承認パラメータを商業用プラットフォーム31に記憶された
承認パラメータと比較する。その後、転送情報に含まれる
承認パラメータと商業用プラットフォーム31に記憶された
承認パラメータとが同一であるとの決定に応答して、商業用プラットフォーム31は、商業用プラットフォーム31に記憶された
承認パラメータについてMACを作成するための商業用プラットフォーム31に記憶されたプリセットキーを使用し、このように生成されたMACを検証情報と比較する。
【0068】
このように生成されたMACと検証情報とが互いに同一であるとき、商業用プラットフォーム31は、転送情報に含まれる検証情報が真正であると決定する。
【0069】
別の実施例によれば、商業用プラットフォーム31は、プリセットキー、
承認パラメータおよび支払額を記憶する。バーコードデータを動的に生成するステップに先立ち、モバイル決済方法は、ハードウェアセキュリティモジュール14により、購入者装置1を介して支払額および
承認パラメータについての要求を商業用プラットフォーム31に送信するステップを含む。ステップS3において、販売者装置2により生成された転送情報は、
承認パラメータおよび支払額をさらに含む。
【0070】
ステップS6は続くサブステップを含む。まず、支払サーバ32は、
承認パラメータおよび転送情報に含まれる支払額を商業用プラットフォーム31に記憶された
承認パラメータおよび支払額とそれぞれ比較する。転送情報に含まれる
承認パラメータおよび支払額と商業用プラットフォーム31に記憶され
承認パラメータおよ
び支払額がそれぞれ同一であるとき、支払サーバ32は、商業用プラットフォーム31に記憶された
承認パラメータおよび支払額についてMACを作成するために商業用プラットフォーム31に記憶されたプリセットキーを使用し、このように生成されたMACを検証情報と比較する。このように生成されたMACと検証情報とが同一であるとき、支払サーバ32は、転送情報に含まれる検証情報は真正であると決定する。この実施例において、検証は、支払額および検証情報の両者について行われる点に留意されたい。
【0071】
1つの例示的な実施例によれば、支払情報は、ハードウェアセキュリティモジュール14に予め記憶でき、またはユーザにより選択された支払方法に基づき購入者装置1により生成でき、上述のようにバーコードを表示するに先立ち、ハードウェアセキュリティモジュール14に記憶できる。
【0072】
例えば、この実施例において、ステップS1は続くサブステップを含むことができる。最初に購入者装置1は、ユーザがパスワードを入力するのを要求するために指示を表示する。ユーザにより入力されたパスワードの受信に応答して、購入者装置1は、パスワードを検証するためにハードウェアセキュリティモジュール14を要求する。ハードウェアセキュリティモジュール14によりパスワードの検証が成功したとき、ハードウェアセキュリティモジュール14は、検証情報および支払情報に基づきバーコードデータを動的に生成する。その後、ハードウェアセキュリティモジュール14は、バーコードデータを購入者装置1に送信する。その後、購入者装置1は、バーコードデータに基づきバーコードを表示する。この実施例において、ハードウェアセキュリティモジュール14は、サーバ装置3からの認証パラメータを得る必要がないことに留意されたい。
【0073】
この実施例において、ステップS5は、転送情報を受取り転送情報に含まれる検証情報を得る商業用プラットフォーム31を含む。ステップS6は、商業用プラットフォーム31により検証情報が正しいかを検証することを含み、かつ支払処理は、支払サーバ32により実行される。代わりの実施例において、ステップS5は、転送情報を受信し、転送情報に含まれる検証情報を得て、検証情報を支払サーバ32に送信する商業用プラットフォーム31を含む。代わりに、ステップS6は、検証情報が正しいかを支払サーバ32により検証することを含む。
【0074】
1つの例示的実施例によれば、支払情報は、ハードウェアセキュリティモジュール14において予め記憶でき、ユーザにより選択された支払方法に基づき購入者装置1により生成することができ、その後上述のようにバーコードを表示する前にハードウェアセキュリティモジュール14に記憶できる。
【0075】
例えば、ステップS1は、以下のサブステップを含むことができる。最初に、購入者装置1は、ユーザにパスワードを入力することを要求するための指示を表示する。ユーザにより入力されたパスワードの受信に応答して、購入者装置1は、パスワードを検証するためにハードウェアセキュリティモジュール14を要求する。ハードウェアセキュリティモジュール14によりパスワードの検証が成功したとき、購入者装置1は、サーバ装置3に支払の支払額を送信し、ハードウェアセキュリティモジュール14は、検証情報および支払情報および支払額に基づきバーコードを動的に生成する。その後、ハードウェアセキュリティモジュール14は、バーコードデータを購入者装置1に送信する。次に、購入者装置1は、バーコードデータに基づきバーコードを表示する。
【0076】
この実施例において、ステップS5は、転送情報を受信し転送情報に含まれる検証情報を得る商業用プラットフォーム31を含む。ステップS6は、検証情報および支払額が商業用プラットフォーム31により正しいかを検証することを含み、かつ検証情報および支払額が正しいと検証されたとき支払処理が支払サーバ32により実行される。代わりの実施例において、ステップS5は、転送情報を受信し、転送情報に含まれる検証情報を得て、検証情報を支払サーバ32に送信する商業用プラットフォーム31を含む。代わりに、ステップS6は、検証情報および支払額が正しいかを支払サーバ32により検証することを含む。
【0077】
1つの例示的な実施例によれば、検証情報および支払情報は、サーバ装置3に予め記憶される。例えば、ステップS1は、以下のサブステップを含む。購入者装置1は、まずサーバ装置3にバーコードを表示するためのバーコードデータについての要求を送信する。要求に応答してサーバ装置3は、検証情報およびそこに記憶された支払情報に基づきバーコードデータを動的に生成する。その後、サーバ装置3は、バーコードデータを購入者装置1に送信する。次に、購入者装置1は、バーコードデータに基づきバーコードを表示する。例えば、商業用プラットフォーム31は、そこに検証情報および支払情報を記憶し、ステップS1においてバーコードの表示についての検証情報および支払情報に基づいてバーコードデータを動的に生成する。
【0078】
この実施例において、ステップS5は、転送情報を受信し転送情報に含まれる検証情報を得る商業用プラットフォーム31を含む。ステップS6は、転送情報に含まれた検証情報が正しいか(例えば、ステップS5において得られた検証情報を商業用プラットフォーム31に記憶された検証情報と比較することにより)を検証する商業用プラットフォーム31を含み、かつ支払処理は、支払サーバ32により実行される。
【0079】
代わりの実施例において、支払サーバ32は、検証情報および支払情報をそこに記憶し、ステップS1におけるバーコードの表示のための検証情報および支払情報に基づきバーコードデータを動的に生成する。ステップS5は、転送情報を受信し、転送情報に含まれる検証情報を得て、検証情報を支払サーバ32に転送する商業用プラットフォーム31を含む。ステップS6は、転送情報に含まれる検証情報が正しく、支払処理が支払サーバ32により実行されるかを検証する支払サーバ32を含む。
【0080】
1つの例示的な実施例によれば、検証情報は、サーバ装置3に予め記憶される。ステップS1において、購入者装置1は、サーバ装置3に予め記憶されている。ステップS1において、購入者装置1は、まず、バーコードデータのための要求をサーバ装置3に送信し、要求は、ユーザにより選択された支払方法に関連付けられる。要求に応答して、サーバ装置3は、支払方法に基づき支払情報を生成する。その後、サーバ装置3は、予め記憶された検証情報およびこのように生成された支払情報に基づきバーコードを動的に生成し、バーコードデータを購入者装置1に送信する。次に、購入者装置1は、バーコードデータに基づきバーコードを表示する。例えば、検証情報は、商業用プラットフォーム31に予め記憶されており、支払情報は、支払方法に基づき商業用プラットフォーム31により生成され、バーコードデータは、ステップS1においてバーコードを表示するための検証情報および支払情報に基づき商業用プラットフォーム31により動的に生成される。
【0081】
この実施例において、ステップS5は、転送情報を受信し転送情報に含まれる検証情報を得る商業用プラットフォーム31を含む。ステップS6は、転送情報に含まれる検証情報が正しいかを検証する商業用プラットフォーム31を含み、支払処理は、支払サーバ32により実行される。
【0082】
代わりの実施例において、検証情報は支払サーバ32に記憶され、支払情報は、支払方法に基づき商業用プラットフォーム31により生成され、バーコードデータは、ステップS1においてバーコードの表示のための検証情報および支払情報に基づき商業用プラットフォーム31により動的に生成される。ステップS5は、転送情報を受信し、転送情報に含まれる検証情報を得て、検証情報を支払サーバ32に送信する商業用プラットフォーム31を含む。ステップS6は、転送情報に含まれる検証情報が正しいかを検証する支払サーバ32を含み、支払処理は、支払サーバ32により実行される。
【0083】
1つの例示的な実施例によれば、検証情報および支払情報は、サーバ装置3により予め記憶される。
【0084】
例えば、ステップS1は、以下のサブステップを含む。まず、購入者装置1は、バーコードを表示するためのバーコードデータについての要求をサーバ装置3に送信する。要求は、支払の支払額に関連付けできる。特に、要求は支払額を含むことができる。要求に応答して、サーバ装置3は、検証情報、支払情報および支払額に基づきバーコードデータを動的に生成する。その後、サーバ装置3は、バーコードデータを購入者装置1に送信する。次に、購入者装置1は、バーコードデータに基づきバーコードを表示する。例えば、検証情報および支払情報は、商業用プラットフォーム31に記憶されている。バーコードデータは、検証情報および支払情報に基づき商業用プラットフォーム31により動的に生成される。
【0085】
この実施例において、ステップS5は、転送情報を受信し、転送情報に含まれる検証情報を得る商業用プラットフォーム31を含む。ステップS6は、転送情報に含まれる検証情報が正しいかを検証する商業用プラットフォーム31を含み、支払処理は、支払サーバ32により実行される。
【0086】
代わりの実施例において、検証情報および支払情報は、支払サーバ32に予め記憶されている。バーコードデータは、検証情報、支払情報および支払額に基づき支払サーバ32により動的に生成されている。
【0087】
この実施例において、ステップS5は、転送情報を受信し、転送情報に含まれる検証情報を得て、検証情報を支払サーバ32に送信する商業用プラットフォーム31を含む。ステップS6は、転送情報に含まれる検証情報が正しいかを検証する支払サーバ32を含み、支払処理は、支払サーバ32により実行される。
【0088】
1つの例示的な実施例によれば、検証情報および支払額は、サーバ装置3に予め記憶されている。ステップS1において、購入者装置1は、バーコードを表示するためのバーコードデータについての要求をサーバ装置3にまず送信し、要求は、ユーザにより選択された支払方法を含む。要求に応答して、サーバ装置3は、支払方法に基づいて支払情報を生成し、検証情報、支払情報および支払額に基づいてバーコードデータを動的に生成する。その後、サーバ装置3は、バーコードデータを購入者装置1に送信し、購入者装置1は、バーコードデータに基づきバーコードを表示する。例えば、バーコードデータは、検証情報および支払情報に基づき商業用プラットフォーム31により動的に生成され、支払情報は、支払方法に基づき商業用プラットフォーム31により生成される。
【0089】
この実施例において、ステップS5は、転送情報を受信し、転送情報に含まれる検証情報を得る商業用プラットフォーム31を含む。ステップS6は、転送情報に含まれる検証情報が正しいかを検証する商業用プラットフォーム31を含み、支払処理は、支払サーバ32により実行される。
【0090】
代わりの実施例において、バーコードデータは、検証情報および支払情報に基づいて支払サーバ32により動的に生成され、支払情報は支払方法に基づき支払サーバ32により生成される。ステップS5は、転送情報を受信し、転送情報に含まれる検証情報を得て、検証情報を支払サーバ32に送信する商業用プラットフォーム31を含む。ステップS6は、転送情報に含まれる検証情報が正しいかを検証する支払サーバ32を含み、支払処理は、支払サーバ32により実行される。
【0091】
1つの例示的な実施形態によれば、バーコードは、サーバ装置3により提供される静的なバーコード符号化データである。この実施例において、ステップS1に先立ち、購入者装置1は、バーコードを表示するためにバーコードデータについての要求をサーバ装置3に送信するためにアプリケーション160を実行する。
【0092】
サーバ装置3からのバーコードデータを受信したとき、アプリケーション160を実行する購入者装置1は、バーコードデータを暗号化し、暗号化されたバーコードデータを購入者装置1の記憶装置13に記憶する。
【0093】
ステップS1において、購入者装置1は、バーコードデータを得るために記憶装置13にアクセスし、バーコードデータに基づくバーコードを生成し、表示する。
【0094】
代わりの実施例において、バーコードデータを受信したとき、アプリケーション160を実行する購入者装置1は、バーコードデータを第1の部分および第2の部分に分割し、バーコードデータの第1の部分を購入者装置1の記憶装置13に記憶し、バーコードデータの第2の部分をサーバ装置3およびクラウドサーバ4の一方に記憶する。
【0095】
ステップS1において、購入者装置1は、バーコードデータの第2の部分を得るためにサーバ装置3およびクラウドサーバ4の一方にアクセスし、バーコードデータを得るために第1および第2の部分を結合し、バーコードデータに基づきバーコードを生成し表示する。
【0096】
代わりの実施例において、バーコードデータを受信したとき、アプリケーション160を実行する購入者装置1は、バーコードデータを複数の分割ファイルに分割し、複数の分割ファイルを購入者装置1の記憶装置13に記憶する。ステップS1において、購入者装置1は、分割ファイルを得るために記憶装置13にアクセスし、バーコードデータを得るために分割ファイルを結合し、バーコードデータに基づくバーコードを生成し表示する。
【0097】
さらに代わりの実施例において、バーコードデータを受信したとき、アプリケーション160を実行する購入者装置1は、バーコードデータを少なくとも第1の分割ファイルと第2の分割ファイルとに分割し、少なくとも第1の分割ファイルを暗号化ファイルに暗号化し、暗号化ファイルおよび第2の分割ファイルを記憶装置13に記憶する。
【0098】
ステップS1において、アプリケーション160を実行する購入者装置1は、暗号化ファイルおよび第2の分割ファイルを得るための記憶装置13にアクセスしユーザにパスワードを入力することを要求する指示を表示する。ユーザが入力したパスワードが正しい場合、購入者装置1は、第1の分割ファイルを得るために暗号化ファイルを復号化し、バーコードデータを得るために第1および第2の分割ファイルを結合し、バーコードデータに基づきバーコードを生成しかつ表示する。
【0099】
1つの例示的な実施例によれば、支払情報は、記憶装置13に記憶されている。ステップS1は以下のサブステップを含む。まず、購入者装置1は、ユーザにパスワードを入力することを要求する指示をディスプレイ12に表示するために、アプリケーション160を実行する。ユーザにより入力されたパスワードの受信に応答して、購入者装置1は、パスワードを検証し、パスワードの検証が成功したとき、
承認パラメータについての要求をサーバ装置3に送信する。
承認パラメータを受信したとき、購入者装置1は、検証情報として、
承認パラメータについてのメッセージ認証コード(MAC)をプリセットキーを用いて作成し、検証情報、支払情報および
承認パラメータに基づいてバーコードを動的に生成して表示する。
【0100】
1つの例示的な実施例によれば、ステップS1に先立ち、購入者装置1は、ユーザにより選択された支払方法に基づき支払情報を生成する。ステップS1は、ユーザにパスワードを入力することを要求するためにディスプレイ12に指示を表示するためのアプリケーション160を実行する購入者装置1を含む。ユーザにより入力されたパスワードの受信に応答して、購入者装置1は、パスワードを検証し、パスワードの検証が成功したとき、認証パラメータについての要求をサーバ装置3に送信する。
【0101】
承認パラメータを受信したとき、購入者装置1は、検証情報として、
承認パラメータについてのMACをプリセットキーを使用して作成し、検証情報、支払情報および
承認パラメータに基づいてバーコードを動的に生成し表示する。
【0102】
代わりの実施例において、
承認パラメータを受信したとき、購入者装置1は、検証情報として、
承認パラメータおよび支払額についてのMACをプリセットキーを使用して作成し、検証情報、支払情報および
承認パラメータに基づいてバーコードを動的に生成し表示する。
【0103】
1つの例示的な実施例によれば、支払情報は、購入者装置1の記憶装置13に記憶される。ステップS1は、ユーザにパスワードを入力することを要求するためにディスプレイ12に指示を表示するためにアプリケーション160を実行する購入者装置1を含む。ユーザにより入力されたパスワードの受信に応答して、購入者装置1は、パスワードを検証し、パスワードの検証が成功したとき、
承認パラメータについての要求をサーバ装置3に送信する。
【0104】
サーバ装置3から
承認パラメータを受信したとき、購入者装置1は、検証情報として、
承認パラメータおよび支払額についてMACをプリセットキーを用いて作成し、検証情報、支払情報および
承認パラメータに基づきバーコードを動的に生成し表示する。
【0105】
代わりの実施例において、ユーザにより入力されたパスワードの受信に応答して、購入者装置1は、パスワードを検証し、パスワードの検証が成功したとき、検証情報および支払情報に基づきバーコードを動的に生成し表示する。
【0106】
1つの例示的な実施例によれば、ステップS1に先立ち、購入者装置1は、ユーザにより選択された支払方法に基づき支払情報を生成する。ステップS1は、ユーザにパスワードを入力することを要求する指示を表示するためにアプリケーション160を実行する購入者装置1を含む。ユーザにより入力されたパスワードの受信に応答して、購入者装置1は、パスワードを検証し、パスワードの検証が成功したとき、検証情報および支払情報に基づきバーコードを動的に生成し表示する。
【0107】
1つの例示的な実施例によれば、支払情報は、購入者装置1の記憶装置13に記憶される。ステップS1は、アプリケーション160を実行することにより、ユーザにパスワードを入力することを要求する指示を表示する購入者装置1を含む。ユーザにより入力されたパスワードの受信に応答して、購入者装置1は、パスワードを検証し、パスワードの検証が成功したとき、支払額をサーバ装置3に送信し、検証情報と支払情報とに基づき、バーコードを動的に生成し表示する。1つの例示的な実施例において、ステップS1に先立ち、購入者装置1は、ユーザによって選択された支払方法に基づき、支払情報を生成する。この実施例は、ハードウェアセキュリティモジュール14が利用できないときに使用できる。さらに、購入者装置1は、サーバ装置3から認証パラメータを得るために必要とされない。
【0108】
1つの例示的な実施例によれば、ステップS3において、販売者装置2がバーコードをスキャンした後、バーコードに含まれる内容は、販売者装置2によって復号化されない。従って、転送情報を生成する際に、販売者装置2は、バーコードを復号化することなく単にバーコードおよび販売者情報を転送情報に組込むことができる。
【0109】
例えば、ステップS6において、サーバ装置3の商業用プラットフォーム31は、検証情報および支払情報を得るためにバーコードを復号化し、検証情報を検証し、検証情報の検証が成功したときに、支払情報と販売者情報とを結合し支払コマンドを生成する。
【0110】
ステップS7において、商業用プラットフォーム31は支払コマンドを、支払コマンドに基づき支払処理を実行するようにプログラムされた支払サーバ32に送信する。
【0111】
代わりの実施例において、販売者装置2は、検証情報および支払情報を得るために、ステップS3においてバーコードを復号化し、支払コマンドを生成するために支払情報および販売者情報を結合し、支払コマンドおよび販売者情報を転送情報に組込む。
【0112】
例えば、ステップS6において、サーバ装置3の商業用プラットフォーム31は、検証情報を検証する。ステップS7において、商業用プラットフォーム31は、支払コマンドを、支払コマンドに基づいて支払処理を実行するようにプログラムされた支払サーバ32に送信する。
【0113】
いくつかの実施例において、スマートカードが存在するとき、購入者装置1における操作は、プロセッサモジュールにより実行される。特に購買者装置1における操作(すなわち、方法におけるいくつかのステップ)は、プロセッサ16およびプロセッシングユニット141の1つにより交換可能に実行できる。さらに、購入者装置におけるデータの記憶は、記憶モジュール17内に存在できる。特に、データは、記憶装置13および記憶ユニット142の1つの中で交換可能に記憶できる。
【0114】
いくつかの実施例において、サーバ装置3は、複数の商業用プラットフォーム31および/または複数の支払サーバ32を含むことができ、上述の様々なステップの実装は、商業用プラットフォーム31および支払サーバ32のいずれか一方または両方により、行える。
【0115】
開示の1つの実施例によれば、プロセッサ、ネットワークを経由してサーバ装置と通信できる通信装置、ディスプレイ、バーコード生成装置および入力インタフェースを含む電子デバイスが備わっている。
【0116】
バーコードを表示する要求を示すユーザ操作の検出に応答して、プロセッサは、入力インタフェースを経由してパスワードを入力するためにユーザに要求するための指示を表示するためにディスプレイを制御し、ユーザにより入力されたパスワードを検証し、パスワードの検証が成功したときユーザの身元を検証するための検証情報および支払アカウントと関連付けられた支払情報を符号化するバーコードを生成するようにバーコード生成モジュールを制御するようにプログラミングされている。
【0117】
プロセッサは、販売者装置およびサーバ装置が支払処理を実行できるように、販売者装置によりスキャンするためのバーコードを表示するためのディスプレイを制御するようにさらにプログラムされている。
【0118】
バーコード生成モジュールは、アプリケーションを実行するハードウェアセキュリティモジュールおよびプロセッサの一方とすることができる。ハードウェアセキュリティモジュールは、電子デバイスに着脱可能に接続された外部ポータブル装置および電子デバイスに組込まれた組込みモジュールの1つである。
【0119】
開示の1つの実施例によれば、購入者装置および販売者装置と通信するための商業用プラットフォームおよび通信プラットフォームと通信する商業用プラットフォームおよび商業用プラットフォームと通信する支払サーバを含むサーバ装置が備わっている。商業用プラットフォームは、バーコードと関連付けられたバーコードデータを生成するようにプログラムされている。バーコードは、ユーザの身元を検証するための検証情報および支払アカウントに関連付けられた支払情報を符号化する。次に、商業用プラットフォームは、バーコードデータに基づきバーコードを表示するためにバーコードデータを購入者装置に送信する。
【0120】
販売者装置から、バーコードデータおよび
受取人アカウントに関連付けられた販売者情報を含む転送情報を受信したときに、商業用プラットフォームは、バーコードデータから検証情報を得て、検証情報を検証する。次に、商業用プラットフォームは、転送情報を支払サーバに送信する。
【0121】
転送情報の受信に応答したとき、支払サーバは、転送情報によってユーザおよび販売者の間の取引についての支払を処理するための支払処理を実行し、支払に関連して決済結果を生成し、決済結果を購入者装置および販売者装置に送信するようにプログラミングされている。
【0122】
要約すれば、開示の実施例は、検証情報および支払情報を符号化するバーコードを購入者装置が表示することを可能にするモバイル決済方法を提供し、バーコードをスキャンした後、販売者装置2は、サーバ装置3についての転送情報を生成できる。サーバ装置3は、転送情報の真正性を検証でき、転送情報が真正であると決定したとき、支払手続を実行できる。結果として、支払は処理される前にサーバ装置3により検証でき、それにより、強化されたセキュリティを実現する。
【0123】
上記の説明では、説明の目的のために、実施形態の完全な理解を提供するために、多数の特定の詳細が示されている。しかしながら、当業者には、これらの特定の詳細のいくつかなしで、1つ以上の他の実施形態が実施され得ることは明らかであろう。また、本明細書を通して、「一実施形態」、「実施形態」、序数などの指示を伴う実施形態は、特定の特徴、構造、または特性がこの開示のプラクティスにおいて含み得ることを意味することは、正しく認識されるべきである。説明において、様々な特徴が、本開示を合理化し、様々な発明的態様の理解を助ける目的で、単一の実施形態、図、またはその説明でまとめられることがあることをさらに理解されたい。
【0124】
開示は、例示的実施形態と考えられるものに関連して説明されたが、本開示は、開示された実施形態に限定されず、そのようなすべての変更および同等の構成を包含するために、最も広い解釈の精神および範囲内に含まれる様々な構成を包含することが意図されている。