特許第6704487号(P6704487)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許67044872つの文字盤を備えた時計ケースを有する時計
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6704487
(24)【登録日】2020年5月14日
(45)【発行日】2020年6月3日
(54)【発明の名称】2つの文字盤を備えた時計ケースを有する時計
(51)【国際特許分類】
   G04B 45/00 20060101AFI20200525BHJP
【FI】
   G04B45/00 Z
【請求項の数】9
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-43456(P2019-43456)
(22)【出願日】2019年3月11日
(65)【公開番号】特開2019-158885(P2019-158885A)
(43)【公開日】2019年9月19日
【審査請求日】2019年3月11日
(31)【優先権主張番号】18161498.3
(32)【優先日】2018年3月13日
(33)【優先権主張国】EP
(73)【特許権者】
【識別番号】509107758
【氏名又は名称】モントレ・ジャケ・ドロー・エスアー
(74)【代理人】
【識別番号】100098394
【弁理士】
【氏名又は名称】山川 茂樹
(74)【代理人】
【識別番号】100064621
【弁理士】
【氏名又は名称】山川 政樹
(72)【発明者】
【氏名】ダヴィド・フルニ
(72)【発明者】
【氏名】フィリップ・ウィルマン
【審査官】 細見 斉子
(56)【参考文献】
【文献】 特開平09−127264(JP,A)
【文献】 特開2007−225301(JP,A)
【文献】 特開2005−274358(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2007/0140063(US,A1)
【文献】 独国特許出願公開第03740043(DE,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G04B 45/00
G04B 37/00,37/04,37/05
G04B 19/00,19/08
G04B 19/12,19/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
時計ケース(2)を備える時計(1)であって、前記時計ケース(2)は、時計ムーブメント(6)と2つの文字盤(8a,8b)とを収容しており、
該時計(1)は、前記時計ケース(2)の内部に配置されたケーシングリング(3)をさらに備え、前記時計ムーブメント(6)は、前記時計ケース(2)内において片持ち配置で宙吊りとなるように前記ケーシングリング(3)に取り付けられており、前記ケーシングリング(3)は前記2つの文字盤(8a,8b)を支持し
前記時計ケース(2)内において前記2つの文字盤(8a,8b)の一方は他方の文字盤(8a,8b)に外接している
ことを特徴とする時計。
【請求項2】
前記2つの文字盤(8a,8b)は上面(24a,24b)を有し、前記ケーシングリング(3)は、前記2つの文字盤(8a,8b)の前記上面(24a,24b)が同一平面上にあるような、形状を有する、ことを特徴とする、請求項1に記載の時計(1)。
【請求項3】
前記文字盤(8a,8b)はいずれも上面(24、24b)を有し、前記ケーシングリング(3)は、前記時計ケース(2)内において前記2つの文字盤の前記上面が異なる高さに位置するように、形状設定されている、ことを特徴とする、請求項1に記載の時計(1)。
【請求項4】
前記時計ケース(2)は、ミドルケース(4)と、前記ケーシングリング(3)を前記ミドルケース(4)に固定するための手段(10)と、を備えることを特徴とする、請求項1〜いずれかに記載の時計。
【請求項5】
前記固定手段(10)は、前記ケーシングリング(3)のエッジに配置されるネジであり、前記2つの文字盤(8a,8b)のうちの1つを前記ケーシングリング(3)上に配置するとともに、該文字盤のエッジにネジ頭を受けるためのノッチ(23)を設けて、これにより同時に、前記ネジ(10)で、該文字盤(8b)を前記ケーシングリング(3)に固定する、ことを特徴とする、請求項に記載の時計(1)。
【請求項6】
前記2つの文字盤(8a,8b)のうちの1つは、プリカジュールである装飾文字盤であることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の時計(1)。
【請求項7】
該時計(1)は、少なくとも1つの装飾部品をさらに備え、前記装飾部品は、前記時計ケース(2)内において前記ケーシングリング(3)に固定されている、ことを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の時計(1)。
【請求項8】
前記ケーシングリング(3)は、2つの偏心かつ一体のリング(26a,26b)を含み、前記時計ムーブメント(6)は、第1の内側リング(26a)に取り付けられており、前記第1の内側リング(26a)は、前記2つの文字盤(8a,8b)の一方を支持しており、第2の外側リング(26b)は、前記2つの文字盤(8a,8b)の他方を支持している、ことを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の時計(1)。
【請求項9】
前記第1の内側リング(26a)はサテン仕上げの外面(36)を有し、前記第2の外側リング(26b)はサテン仕上げの内面(38)を有する、ことを特徴とする、請求項に記載の時計(1)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、時計ムーブメントと2つの文字盤とを収容した時計ケースを備える時計に関するものである。
【背景技術】
【0002】
機械式または電気機械式の時計の分野では、時計ケース内に2つの文字盤を設けることが知られている。2つの文字盤は、例えば、2つの異なるタイムゾーンの時刻を同時に表示するために用いられる。あるいは、第1の文字盤を時刻の表示に用いることができる一方、第2の文字盤は時計の装飾オーナメントとして用いられる。ところが、時計ケース内への文字盤の組付け作業は、時計の組立てを担当する技師にとって複雑かつ面倒であり得る。また、一方の文字盤の位置を他方の文字盤に対して調整することは、時計ケース内の空きスペースが限られていることによって困難となる可能性がある。
【0003】
さらに、時計ケース内で時計ムーブメントを宙吊りにすることも知られている。
【0004】
そのような宙吊りの時計ムーブメントを備えた時計は、例えば、特許文献1に開示されている。この時計は、支持枠と、時計ムーブメントと、装飾部品と、文字盤と、を収容した時計ケースを備える。支持枠は、時計ケースの内部に固定されており、時計ムーブメントは、時計ケースの内部で宙吊りとなるように、枠の開口部に取り付けられている。装飾部品も、枠の別の開口部に取り付けられており、文字盤は、支持枠の上面に配置されて、ムーブメントを覆うとともに、文字盤に形成された対応する開口部によって装飾部品を取り囲んでいる。しかしながら、提案されている時計は、文字盤を1つのみ有するものであり、従って、時計ケース内に2つの文字盤を配置することを可能とするものではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平9−127264号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明の目的は、宙吊りの時計ムーブメントと2つの文字盤とを有する時計を提供することであり、これにより、時計ケース内での文字盤の組付けを容易にするとともに、それらの文字盤を相互に正確に位置決めする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この目的のため、本発明は、独立請求項1に記載の特徴を有する時計に関するものである。
【0008】
この時計の具体的な実施形態を、従属請求項2〜10で規定している。
【0009】
本発明に係る時計の1つの利点は、2つの文字盤を支持するためにケーシングリングを用いることにあり、この場合、時計ムーブメントは、時計ケース内において片持ち配置で宙吊りとなるように取り付けられる。この単一のケーシングリングによって、それらの文字盤を相互に正確に位置決めすることが可能となる。これにより、時計ケース内での文字盤の組付けは容易となる。さらに、時計ムーブメントはケーシングリング内に取り付けられて、そのリングは薄厚であるため、時計ケース内のスペースの多くは空きスペースとして残される。これにより、2つの文字盤のうちの1つのための大きな装飾可能領域が提供されるか、または3次元装飾を時計に付加することが可能となる。
【0010】
本発明の第1の実施形態によれば、2つの文字盤は上面を有し、ケーシングリングは、2つの文字盤の上面が同一平面上にあるように、形状設定されている。
【0011】
本発明の第2の実施形態によれば、2つの文字盤は上面を有し、ケーシングリングは、時計ケース内において2つの文字盤の上面が異なる高さに位置するように、形状設定されている。
【0012】
本発明の好ましい実施形態によれば、時計ケース内において2つの文字盤の一方は他方の文字盤に外接している。これにより、時計に、特に興味深い美的外観を与える。
【0013】
本発明の特定の例示的な実施形態によれば、時計ケースは、ミドルケースと、そのミドルケースにケーシングリングを固定するための手段と、を備える。
【0014】
効果的には、その固定手段は、ケーシングリングのエッジに配置されるネジであり、2つの文字盤のうちの1つをケーシングリング上に配置するとともに、そのエッジにネジ頭を受けるためのノッチを設けて、これにより同時に、それらのネジで、その文字盤をケーシングリングに固定する。これによって、時計ケース内のすべての部品の取り付けが容易となる。さらに、同様の取り付け原理を、時計ケース内の空きスペースに3次元装飾を固定することを可能とするために、効果的に用いることができる。このようにして、リング自体をミドルケースに固定するのと同時に、装飾をケーシングリングに固定する。
【0015】
本発明による時計の目的、効果、および特徴は、図面で示す少なくとも1つの非限定的な実施形態に基づく以下の説明において、より明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1図1は、本発明による時計の時計ケースの分解斜視図であり、時計ケースはケーシングリングを備える。
図2図2は、断平面II−IIに沿って取得した、組立て後の図1の時計の底面断面図である。
図3図3は、断平面II−IIに沿って取得した、一部の部品を省いた図1の時計ケースの上面断面図である。
図4図4は、断平面IV−IVに沿って取得した、図3で省いた部品を戻して加えた図3の時計ケースの断面図である。
図5図5は、図1のケーシングリングの上面斜視図である。
図6図6は、図1のケーシングリングの底面斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1は、時計ケース2を備えた時計1を示している。時計1は、さらに、時計ケース2の内部に配置されたケーシングリング3を備える。
【0018】
時計ケース2は、典型的には、ミドルケース4を含む。時計ケース2は、さらに、ミドルケース4の内部に配置された時計ムーブメント6および2つの文字盤8a、8bを収容している。好ましくは、時計ケース2は、さらに、ケーシングリング3をミドルケース4に固定するための手段10を備える。
【0019】
図1に示すように、ミドルケース4は、環状形状のものであり、本例では第1のクリスタル(図示せず)で形成されるケース裏蓋12の上に配置される。ミドルケース4はまた、ベゼル15が載置される環状の上縁リム14を備える。図4に示すように、ベゼル15は、ミドルケース4に、ミドルケース4の上から螺着される。ベゼル15には、図4に示されているガスケット17およびベゼル15の上縁リム19によって、第2のクリスタル16が固定される。図1〜4で例にとった時計ケース2では、時計ケースの構成は略円形状である。ただし、本発明は、この時計ケース構成、またはミドルケース4について上述した他の構成に限定されない。
【0020】
図1、2、および4に示すように、時計ムーブメント6は、時計ケース2内において片持ち配置で宙吊りとなるように、ケーシングリング3内に取り付けられる。時計ムーブメント6は、典型的には、円形状の機械式ムーブメントであるが、ただし、これは、本発明の文脈において限定するものではない。時計ムーブメント6は、ミドルケース4に配置されたオリフィス20を通って時計ケース2の外に延出する巻真18を含む。
【0021】
図1〜4に示す例示的な実施形態では、第1の文字盤8aは、時刻を表示するために使用される時間文字盤であり、これの上方で、時計ムーブメント6に結合された指針22で形成される表示手段が動く。第1の文字盤8aは、例えば、マザー・オブ・パール(真珠層)で構成されるが、ただし、これは、本発明の文脈において限定するものではない。第2の文字盤8bは、例えば、特にプリカジュールである装飾文字盤である。この特定の例示的な実施形態では、時計ケース2内において、第2の文字盤8bは、第1の文字盤8aに外接している。これを実現するために、第2の文字盤8bは、例えば、第1の文字盤8aの外形に対応した形状の開口21を備え、図1〜4の実例では、典型的には、第1の文字盤8aの外径と略同じ直径の円形状の開口21を備える。図示していない他の実施形態では、時計ケース2内において、第1の文字盤8aが第2の文字盤8bに外接することができる。
【0022】
好ましくは、ケーシングリング3をミドルケース4に固定するための手段10は、ケーシングリング3のエッジに配置されるネジである。ケーシングリング3は、2つの文字盤8a、8bを支持する。文字盤8a、8bのうちの1つ、例えば図1の実例では第2の文字盤8bは、ケーシングリング3上に配置されて、文字盤のエッジにはネジ頭10を受けるための対応したノッチ23が設けられる。好ましくは、ケーシングリング3にも、そのエッジに、ネジ10を受けるためのノッチ25が設けられる。このようにして、ネジ10によって、ケーシングリング3をミドルケース4に固定するのと同時に、文字盤8bをケーシングリング3に固定することも可能となる。
【0023】
2つの文字盤8a、8bは、上面24a、24bを有する。図1〜6に示す第1の実施形態では、ケーシングリング3は、2つの文字盤8a、8bの上面24a、24bが同一平面上にあるように、形状設定されている。図1〜6に示す第1の実施形態の特定の変形例では、ケーシングリング3は、2つの同心かつ一体のリング26a、26bを含む。図4に示すように、時計ムーブメント6は、第1の文字盤8aを支持する第1の内側リング26a内に取り付けられる。この目的のために、時計ムーブメント6は、例えば、第1の内側リング26aのリム上に載置される周縁鍔6aを有する。
【0024】
第1の文字盤8aは、フランジ27を介して時計ムーブメント6の上で、第1の内側リング26aの上に取り付けられる。第1の文字盤8aは、例えば接着結合によって、フランジ27に固定される。フランジ27は、フランジの下面から突き出しているいくつかの文字盤ピン/脚29を有し、そのうちの1つを図1で見ることができる。フランジ27のピン29を、時計ムーブメント6の対応する収容部31に挿入して、フランジ27をムーブメント6に固定することが可能である。フランジ27は、さらに、開口21に沿って延びる周縁リムを備え、これに鍔33を支持している。図4に示すように、フランジ27の鍔33は、第2の文字盤8bの上に載置されて、その開口21のエッジにおいて第2の文字盤8bの一部を覆っている。これにより、特に2つの文字盤8a、8bの間の間隙を隠すことによって、時計1に特別な美的外観を与えることが可能となる。
【0025】
第2の外側リング26bは、第2の文字盤8bを支持する。ケーシングリング3は、機械加工された材料、例えば金属材料の、単一部品で形成される。その金属材料は、典型的にはステンレス鋼である。
【0026】
図5および6に示すように、第1の内側リング26aは、第1の部分28および第2の部分30を有する。第1の部分28は、例えば、下縁リム32と2つの上縁補強リム34とを含む。このように、下縁リム32と上縁リム34は、ケーシングリング3を補強して、組立て剛性を付与するために用いられる。2つの上縁リム34は、巻真18が通るためのスペース35によって互いに分離されている。巻真18が通るための対応する間隙37が、第2の外側リング26bに設けられている。
【0027】
好ましくは、2つのリング26a、26bの少なくとも一方は、サテン仕上げの内面または外面を有する。図5および6の実例では、第1の内側リング26aはサテン仕上げの外面36を有し、第2の外側リング26bはサテン仕上げの内面38を有する。
【0028】
図1〜6の本発明の第1の実施形態によるケーシングリング3の構成、および時計1のその他の要素の構成によって、文字盤8a、8bを互いに対して正確に位置決めすることが可能となる。実際に、文字盤8a、8bのためのリング3の支持リムの所与の寸法から始めて、特に、2つの文字盤8a、8bの上面24a、24bが同一平面上にあるようにするために、ムーブメント6の鍔6aの高さおよびフランジ27の寸法を調整することが可能である。
【0029】
図示していない本発明の第2の実施形態では、ケーシングリング3は、時計ケース2内において2つの文字盤8a、8bの上面が異なる高さに位置するように、形状設定される。
【0030】
図示していない他の実施形態では、時計1は、例えば3次元部品である少なくとも1つの装飾部品を備えることができる。この場合、そのような装飾部品は、時計ケース2内においてケーシングリング3に固定される。
【0031】
本発明による時計についての上記説明は、時間文字盤である第1の文字盤8aおよび装飾文字盤である第2の文字盤8bに関するものであった。しかしながら、これらの特定のタイプの文字盤は、本発明の文脈において限定するものではなく、実際には、2つの文字盤8a、8bとしていずれも任意のタイプの文字盤を使用できることは、当業者であれば理解できるであろう。
【符号の説明】
【0032】
1 時計
2 時計ケース
3 ケーシングリング
4 ミドルケース
6 時計ムーブメント
6a (時計ムーブメントの)周縁鍔
8a 第1の文字盤(時間文字盤)
8b 第2の文字盤(装飾文字盤)
10 固定手段(ネジ)
12 ケース裏蓋
14 (ミドルケースの)上縁リム
15 ベゼル
16 第2のクリスタル
17 ガスケット
18 巻真
19 (ベゼルの)上縁リム
20 オリフィス
21 (第2の文字盤の)開口
22 指針
23 (第2の文字盤の)ノッチ
24a、24b (文字盤の)上面
25 (ケーシングリングの)ノッチ
26a 第1の内側リング
26b 第2の外側リング
27 フランジ
28 (第1の内側リングの)第1の部分
29 (フランジの)ピン/脚
30 (第1の内側リングの)第2の部分
31 (時計ムーブメントのピンの)収容部
32 (第1の内側リングの第1の部分の)下縁リム
33 (フランジの)鍔
34 (第1の内側リングの第1の部分の)上縁リム
35 巻真が通るためのスペース
36 (第1の内側リングの)サテン仕上げの外面
37 (巻真が通るための)間隙
38 (第2の外側リングの)サテン仕上げの内面
II 断平面
IV 断平面
図1
図2
図3
図4
図5
図6