特許第6704558号(P6704558)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6704558
(24)【登録日】2020年5月14日
(45)【発行日】2020年6月3日
(54)【発明の名称】刃物収納具
(51)【国際特許分類】
   A47J 47/16 20060101AFI20200525BHJP
【FI】
   A47J47/16 P
【請求項の数】5
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2020-512748(P2020-512748)
(86)(22)【出願日】2020年1月29日
(86)【国際出願番号】JP2020003208
【審査請求日】2020年3月5日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000001454
【氏名又は名称】株式会社貝印刃物開発センター
(74)【代理人】
【識別番号】100140486
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 徹
(74)【代理人】
【識別番号】100137947
【弁理士】
【氏名又は名称】石井 貴文
(72)【発明者】
【氏名】黄 鴻泰
(72)【発明者】
【氏名】潘 卓華
【審査官】 川口 聖司
(56)【参考文献】
【文献】 韓国公開特許第10−2017−0064752(KR,A)
【文献】 特開2006−070952(JP,A)
【文献】 実開平01−120430(JP,U)
【文献】 米国特許出願公開第2005/0000848(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47J 47/16
A47G 21/14
B26B 29/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
台座と、
前記台座から略垂直方向に伸びる支柱と、
それぞれが前記支柱に着脱可能に連結されるとともに刃物を収納する第1の刃物カバー及び第2の刃物カバーと、を備え、
前記第1の刃物カバー及び前記第2の刃物カバーのそれぞれは、前記支柱に弾性的にはめ込むことで前記支柱を挟持する挟持部を有し、前記挟持部によって前記支柱に着脱可能に連結され、
前記第1の刃物カバーの前記挟持部と前記第2の刃物カバーの前記挟持部とでは、前記支柱に連結された際の高さが異な
前記挟持部は、前記挟持部が支点となるように置かれたときに、載置面に面接触する面接触部を有する、
刃物収納具。
【請求項2】
前記第1の刃物カバー及び前記第2の刃物カバーのそれぞれは、収納する前記刃物の刀身の略全体をカバーする、
請求項1に記載の刃物収納具。
【請求項3】
前記挟持部は、前記第1の刃物カバー及び前記第2の刃物カバーのそれぞれにおいて、前記刃物の刃側に設けられている、
請求項1または請求項2に記載の刃物収納具。
【請求項4】
前記支柱は円柱状であって、
前記第1の刃物カバー及び前記第2の刃物カバーのそれぞれは、前記支柱の周方向の任意の位置に連結される、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の刃物収納具。
【請求項5】
前記第1の刃物カバー及び前記第2の刃物カバーのそれぞれは、前記挟持部とは略逆側に、外側に向かって突出したカバー押さえ部を有する、
請求項1から請求項のいずれか1項に記載の刃物収納具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、刃物を収納する刃物収納具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、包丁を収納する包丁差しは、包丁を立てた状態で差し込むことで、包丁を保持するような構成となっているものが多い。また、包丁の刃側を下向きにした寝かせた状態で、包丁を保持する構成となっているものもある。このような包丁差しは、特許文献1〜特許文献5などに開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第6569928号公報
【特許文献2】特開2019−77030号公報
【特許文献3】登録実用新案第3087683号公報
【特許文献4】登録実用新案第3199142号公報
【特許文献5】公実昭61−100348号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
包丁差しは、家庭やレストランのキッチンに置かれることが多い。従来の包丁差しは、単に包丁を収納する機能を有するだけで、外観にこだわったものは少なく、キッチンに置かれたインテリアという考え方はあまりなかった。しかしながら、キッチンに置かれる包丁を含む調理用具は、単なる調理用具で有るだけで無く、キッチンを彩るインテリアになるため、このような調理用具を美感に優れたものとすることで、キッチンを楽しい空間にすることができる。また、機能的にも遊び心をもったものとすることで、キッチンをさらに楽しい空間にすることができる。本発明は、キッチンをより楽しい空間にするためのインテリアとして、美感に優れるとともに遊び心のある機能を有する刃物収納具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記課題を解決するため、次のような構成の刃物収納具を提供する。なお、以下の説明において、発明の理解を容易にするために図面中の符号等を括弧書きで付記する場合があるが、本発明の各構成要素はこれらの具体的な構成に限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
【0006】
本発明の一の手段は、
台座(1)と、
前記台座から略垂直方向に伸びる支柱(2)と、
それぞれが前記支柱に着脱可能に連結されるとともに刃物を収納する第1の刃物カバー及び第2の刃物カバー(3、3A、3B、及び3Cのいずれか2つ)と、を備え、
前記第1の刃物カバー及び前記第2の刃物カバーのそれぞれは、前記支柱に弾性的にはめ込むことで前記支柱を挟持する挟持部(32)を有し、前記挟持部によって前記支柱に着脱可能に連結され、
前記第1の刃物カバーの前記挟持部と前記第2の刃物カバーの前記挟持部とでは、前記支柱に連結された際の高さが異なる、
刃物収納具である。
【0007】
上記構成の、包丁やキッチンばさみ等を収納する刃物収納具によれば、支柱に着脱可能な刃物カバーを有する構成にすることで、従来の刃物差しにはない美感及び機能を有する構成にすることができる。これによって、刃物収納具を、単に包丁を収納する機能を有する包丁差しから、刃物を収納しつつ遊び心を持ったインテリアに変身させることができる。また、挟持部を有する構成としているため、刃物カバーを支柱に簡単に着脱でき、刃物カバーの支柱への連結位置を簡単に変更することができる。また、第1の刃物カバーと第2の刃物カバーとが支柱に連結された際の挟持部の高さが異なるため、これらの刃物カバーを、互いに干渉することなく支柱に連結させる構成とすることができる。
【0008】
上記刃物収納具において、好ましくは、
前記支柱は円柱状であって、
前記刃物カバーは、前記支柱の周方向の任意の位置に連結される。
【0009】
上記構成の刃物収納具によれば、支柱に対して刃物カバーの位置を回転させることができるため、さらに美感に優れたものにすることができる。また、刃物の使用状況に合わせて刃物の位置を変化させることができるため、実用性にも優れた構成とすることができる。
【0010】
上記刃物収納具において、好ましくは、
前記挟持部(32)は、前記挟持部が支点となるように置かれたときに、載置面に面接触する面接触部(32b及び32d)を有する。
【0011】
上記構成の刃物収納具によれば、支柱から取り外した刃物カバーを、刃側または背側を下にした状態で立てて置くことが可能となる。
【0012】
上記刃物収納具において、好ましくは、
前記刃物カバーは、前記挟持部とは略逆側に、外側に向かって突出したカバー押さえ部(33)を有する。
【0013】
上記構成の刃物収納具によれば、刃物カバーに収納された刃物を簡単に取り出しやすい構成にすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1図1は、刃物収納具の斜視図である。
図2図2は、図1とは別の角度から見た刃物収納具の斜視図である。
図3図3は、刃物収納具を上から見た平面図である。
図4図4は、刃側を下にして立てられた状態の刃物カバー及び刃物を示す図である。
図5図5は、刃物カバーの側面図である。
図6図6は、刃物カバーを挟持部側から見た図である。
図7図7は、刃物カバーをカバー押さえ部側から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明の一形態の刃物収納具は、支柱の周方向の任意の位置に着脱可能に連結された刃物カバーを備えた構成としている点を特徴のひとつとしている。
【0016】
本発明の刃物収納具について、図面を参照しながら具体的に説明する。ただし、以下で説明する実施形態はあくまで本発明の一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定的に解釈させるものではない。なお、各図面において、同一の構成要素には同一の符号を付しており、その説明を省略する場合がある。
【0017】
<1.実施形態>
<刃物収納具の構成>
図1及び図2は、本実施形態の刃物収納具の外観斜視図であって、それぞれ異なる方向から見た図である。図3は、本実施形態の刃物収納具を上から見た平面図である。これらの図に示されるように、本実施形態の刃物収納具は、台座1、支柱2、並びに4つの刃物カバー3、3A、3B及び3Cを有する。
【0018】
<台座1>
台座1は、支柱2が設置された位置を中心とする円状の土台である。台座1は、複数の刃物カバー3〜3Cを支柱2に連結された場合であっても安定するよう、十分な重さと径を有する。台座1は、図3に示したように、上面から見た状態で、支柱2の中心から刃物カバー3〜3Cの最外側の端部までの距離の半分以上の径を有する。
【0019】
<支柱2>
支柱2は、台座1の略中心部から略垂直方向に延びる円柱状の部材である。支柱2は、刃物カバー3〜3Cの挟持部32が弾性的にはめ込まれることで、刃物カバー3〜3Cを支持可能である。支柱2は、金属または樹脂で形成される。
【0020】
<刃物カバー3〜3C>
刃物カバー3〜3Cは類似の構成であるため、刃物カバー3について説明することで刃物カバー3A〜3Cの説明を省略する場合がある。なお、刃物カバー3において、収納された刃物4の刃側及び背側を、それぞれ刃物カバー3の刃側及び背側ということがある。また、刃物カバー3において、収納された刃物4の刀身の柄41に近い側及び柄41から離れた側を、それぞれ刃物カバー3の根元側及び先端側ということがある。
【0021】
刃物カバー3、3A、3B及び3Cは、それぞれ刃物を収納する。刃物カバー3は、刃物として包丁(牛刀)を収納している。刃物カバー3Aは、刃物として果物ナイフを収納している。刃物カバー3Bは、刃物としてパン切り包丁を収納している。刃物カバー3Cは、刃物としてキッチンばさみを収納している。刃物収納具は、ここで例示した刃物以外の、キッチンで用いられる刃物を収納してもよい。
【0022】
図4は、刃側を下にして立てられた状態の刃物カバー3及び刃物4を示す図である。図5は、刃物カバー3の側面図である。図6は、刃物カバー3及び刃物4を、挟持部32側から見た図である。図7は、刃物カバー3及び刃物4を、挟持部32とは逆側のカバー押さえ部33側から見た図である。
【0023】
刃物カバー3は、刃物4の刀身をカバーするよう、刃物4を収納可能である。すなわち、刃物カバー3が刃物4を収納した状態では、刃物カバー3から刃物4の柄41が突出する。刃物カバー3は、その側面に複数の貫通孔31aを有する。刃物カバー3の先端部31bは、刃物カバー3が支柱2に連結されたときに、台座1に接してもよい。
【0024】
刃物カバー3の刃側の根元側には、挟持部32が形成される。挟持部32は、挟持片32a及び32cを有する。挟持片32a及び32cは、刃物カバー3が支柱2に連結されたときに支柱2に対向する面が、それぞれ支柱2の中心を円心とする円弧状である。挟持片32a及び32cは、それぞれ中心角が90°以上になっている。つまり、挟持部32の円弧部分の中心角は180°以上である。挟持部32は、弾性を有するゴムまたは樹脂で形成され、弾性的に変形することで支柱2に着脱可能に連結される。このように、挟持部32が弾性的に変形しつつ支柱2にはめ込まれることで挟持部32と支柱2とが連結することを、スナップフィットということがある。また、上記のように挟持部32の円弧部分の中心角は180°以上であるため、力を加えない状態では支柱2から刃物カバー3が脱落することはない。また、挟持部32は刃物カバー3の刃側に設けられているため、挟持部32が支柱2に連結した状態では刃物4の柄41が支柱2から離れた側に位置することとなるため、使用者が刃物4の柄41を持ちやすい構成となっている。さらに、本実施形態のように、刃物カバー3の先端部31bから柄41に向かって、徐々に支柱2からの距離が離れていく構成とすると、使用者がさらに柄41を持ちやすい構成となるためさらに好ましい。
【0025】
刃物カバー3は、刃物4が収納された状態で、図4に示すように、刃側を下にして置くことができる。この状態では、刃物4の柄41と、挟持部32とが支点となる。より具体的には、挟持部32が支点となるように刃物カバー3が置かれたときに挟持部32が載置面に接触する部分には、少なくとも一部が直線状になって載置面と面接触する面接触部32b及び32dを有する。すなわち、挟持片32aの一部に、直線状の面接触部32bが形成され、挟持片32cの一部に直線状の面接触部32dが形成される。
【0026】
刃物カバー3は、背側の根元側には、カバー押さえ部33が形成される。カバー押さえ部33は、背側の根元側の端部から、外側に向かって突出するよう形成される。カバー押さえ部33の押さえ面33aは、刃物カバー3が支柱2に連結された際に略水平となるよう構成されている。すなわち、刃物4を収納した刃物カバー3が支柱2に連結されているときに、使用者がカバー押さえ部33の押さえ面33aを一方の手で押さえつつ、他方の手で刃物カバー3から刃物4を抜きやすくなるよう、押さえ面33aが形成されている。
【0027】
<2.変形例>
次に、本発明の実施形態の変形例について説明する。上記実施形態の刃物収納具は、以下のような変形例を採用することができる。なお、以下で説明する変形例は本発明を限定的に解釈させるものではなく、具体例として記載されるものである。
【0028】
台座1は、刃物カバー3が支柱2に連結されたときに先端部31bが接する位置に、同心円状の溝が形成された構成としてもよい。この溝は、複数の刃物カバー3〜3Cのそれぞれに対応するよう形成されることが好ましい。このような構成にすれば、刃物収納具が刃物カバー3を安定的に保持しやすくなる。また、台座1に同心円状の模様が形成され、美感に優れた構成にすることができる。
【0029】
また、刃物カバー3が支柱2から取り外された状態で挟持部32が載置面に接するよう置かれるとき、刃物カバー3の根元側ではなく先端側が載置面に接するような構成としてもよい。この場合、刃物4を収納した刃物カバー3は、挟持部32と、刃物カバー3の挟持部32よりも先端側の位置が載置面に接することとなる。このような状態になると、柄41が載置面から離れ、浮いた状態となるため、使用者が柄41を把持しやすい状態となる。
【0030】
また、挟持部32は、刃物カバー3の刃側に代えて背側に設けられてもよい。この場合、カバー押さえ部33が、刃物カバー3の刃側に設けられる構成となる。
【0031】
また、刃物カバー3は、根元側の、刃側と背側との間の位置に、収納された刃物4を付勢しながら脱落防止する付勢部を有してもよい。付勢部は、刃物4に対して弾性的に付勢されるよう設けられる。
【0032】
また、刃物収納具に収納可能な刃物は、1つ以上であれば任意の数に決定可能である。つまり、実施形態では4つの刃物カバーを有する構成であったが、5つ以上の刃物カバーを有する構成としてもよいし、1〜3つの刃物カバーを有する構成としてもよい。
【0033】
また、刃物カバー3〜3Cは、それぞれが異なる色にすることができる。刃物カバー3〜3Cをそれぞれ異なる色にすることで、刃物収納具を複数の色彩を有する構成にすることができ、美感に優れた構成にすることができる。
【0034】
また、刃物カバー3〜3Cを、同一カテゴリの動物もしくは魚などの生き物、または野菜等の統一感を持ったデザインにすることもできる。具体的には、刃物カバーを、すべてコアラのような形状にしたり、コアラ、ナマケモノ、パンダ、及びサルの形状の組み合わせとしたり、それぞれ異なる野菜の形状の組み合わせとしたりしてもよい。このようなデザインにすることで、さらに美感に優れた構成にすることができる。
【0035】
<3.本発明の特徴>
以上、実施形態、及び複数の変形例を例示して説明した本発明は、以下のような特徴を有する。
【0036】
本発明の刃物収納具は、支柱2に着脱可能に連結された、刃物4を収納する刃物カバー3を備えた構成としているため、従来の刃物差しにはない美感及び機能を有する構成となっている。これによって、刃物収納具を、単に包丁を収納する機能を有する包丁差しから、刃物を収納しつつ遊び心を持ったインテリアに変身させることができる。
【0037】
また、本発明の刃物収納具は、刃物カバー3が、支柱2に弾性的にはめ込むことで支柱2を挟持する挟持部32を有し、この挟持部32によって刃物カバー3が支柱2に着脱可能な構成となっている。これにより、支柱2に簡単に着脱可能であり、支柱2への連結位置を使用者が簡単に変更可能な刃物カバー3を有する構成となっている。
【0038】
また、本発明の刃物収納具は、複数の刃物カバー3〜3Cを備え、それぞれの刃物カバー3〜3Cにおける挟持部32の高さが異なるよう構成されている。これにより、複数の刃物カバー3〜3Cを、互いに干渉することなく、支柱2に連結させる構成となっている。
【0039】
また、本発明の刃物収納具は、支柱が円柱状であって、刃物カバー3〜3Cが支柱2の周方向の任意の位置に連結可能な構成となっている。そのため、支柱2に対して刃物カバー3〜3Cの位置を自由に回転させることができるため、さらに美感に優れたものにすることができる。また、刃物の使用状況に合わせて刃物の位置を変化させることができるため、実用性にも優れた構成となっている。
【0040】
また、本発明の刃物収納具は、挟持部32が支点となるように置かれたときに、載置面に面接触する面接触部32b及び32dを挟持部32が有する構成としている。これにより、支柱2から取り外した刃物カバー3を、刃側または背側を下にした状態で立てて置くことができるようになっている。
【0041】
また、本発明の刃物収納具は、刃物カバー3が、挟持部32とは逆側の位置に、外側に向かって突出したカバー押さえ部33を有する構成としている。これにより、刃物カバー3に収納された刃物4を、使用者が簡単に取り出しやすい構成となっている。
【0042】
<4.補足事項>
以上、本発明の実施形態及び変形例についての具体的な説明を行った。上記説明は、あくまで一構成例及び一作動例としての説明であって、本発明の範囲はこれらの実施形態及び変形例に留まらず、同様の技術思想に基づいて当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
【産業上の利用可能性】
【0043】
本発明の刃物収納具は、包丁などを収納するものとして好適に適用される。
【符号の説明】
【0044】
1…台座
2…支柱
3〜3C…刃物カバー
31a…貫通孔
31b…先端部
32…挟持部
32a、32c…挟持片
32b、32d…面接触部
33…カバー押さえ部
33a…押さえ面
4…刃物
41…柄
【要約】
包丁などを収納する刃物収納具を、台座と、前記台座から略垂直方向に伸びる支柱と、それぞれが前記支柱に着脱可能に連結されるとともに刃物を収納する第1の刃物カバー及び第2の刃物カバーと、を備え、前記第1の刃物カバー及び前記第2の刃物カバーのそれぞれは、前記支柱に弾性的にはめ込むことで前記支柱を挟持する挟持部を有し、前記挟持部によって前記支柱に着脱可能に連結され、前記第1の刃物カバーの前記挟持部と前記第2の刃物カバーの前記挟持部とでは、前記支柱に連結された際の高さが異なる構成とする。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7