特許第6705720号(P6705720)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6705720
(24)【登録日】2020年5月18日
(45)【発行日】2020年6月3日
(54)【発明の名称】弁開閉用クランクハンドル
(51)【国際特許分類】
   F16K 31/46 20060101AFI20200525BHJP
   F16K 31/60 20060101ALI20200525BHJP
   F16C 1/08 20060101ALI20200525BHJP
【FI】
   F16K31/46 Z
   F16K31/60 Z
   F16C1/08
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-169038(P2016-169038)
(22)【出願日】2016年8月31日
(65)【公開番号】特開2018-35865(P2018-35865A)
(43)【公開日】2018年3月8日
【審査請求日】2019年4月23日
(73)【特許権者】
【識別番号】594148520
【氏名又は名称】株式会社新日南
(74)【代理人】
【識別番号】100108833
【弁理士】
【氏名又は名称】早川 裕司
(74)【代理人】
【識別番号】100075292
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 卓
(74)【代理人】
【識別番号】100162156
【弁理士】
【氏名又は名称】村雨 圭介
(72)【発明者】
【氏名】渋谷 孝宏
(72)【発明者】
【氏名】竹本 裕介
(72)【発明者】
【氏名】加島 洋一
【審査官】 小岩 智明
(56)【参考文献】
【文献】 特開2014−118995(JP,A)
【文献】 特開平06−155323(JP,A)
【文献】 実公昭18−005823(JP,Y1)
【文献】 実公昭43−024892(JP,Y1)
【文献】 実開昭54−042136(JP,U)
【文献】 英国特許出願公開第2023983(GB,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16K 31/46,31/60
F16C 1/08
G05G 1/04− 1/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
弁を開閉する機構に動力を伝達するフレキシブルシャフトを回転させて弁を開閉する弁開閉用クランクハンドルであって、
フレキシブルシャフトを回転させる回転シャフトと、
前記回転シャフトを回転自在に支持する支持板と、
前記支持板に対して第1と第2の位置を取るアームと、
前記アームを、第1の位置に付勢するスプリングと、を備え、
前記アームが第1の位置にある場合には、アームと回転シャフトが結合されてアームの回転操作により回転シャフトが回転し、
前記アームが第2の位置にある場合には、アームと回転シャフトとの結合が外れ、回転シャフトが自在回転することを特徴とする弁開閉用クランクハンドル。
【請求項2】
前記アームは支持板に対して回動可能になっており、アームが第1の位置にある場合には、アームと支持板が平行になり、第2の位置にある場合には、支持板に対して傾斜することを特徴とする請求項1に記載の弁開閉用クランクハンドル。
【請求項3】
前記アームには、回転シャフトと嵌合する嵌合穴が形成されており、アームが第1の位置にある場合には、アームの嵌合穴に回転シャフトが嵌合してアームが回転シャフトと結合され、第2の位置にある場合には、回転シャフトがアームの嵌合穴から外れ回転シャフトとの結合が外れることを特徴とする請求項1又は2に記載の弁開閉用クランクハンドル。
【請求項4】
前記アームの嵌合穴は、上辺と下辺が軸方向に傾斜した矩形穴であることを特徴とする請求項に記載の弁開閉用クランクハンドル。
【請求項5】
アームの他端には、グリップが取り付けられ、前記スプリングの付勢力に抗してグリップを手前に引くことにより、前記アームが第2の位置に移動することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の弁開閉用クランクハンドル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、弁の開閉を遠隔の場所から行う弁開閉用クランクハンドルに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、手動であるいは駆動源によりフレキシブルシャフトを回転させ、化学プラント、電源施設、資源施設、水道施設などに設置されている各種弁を遠隔から操作することが行われている。例えば、特許文献1に記載されている原子炉内の弁を開閉する装置では、交流電源が失われモーターにより弁開閉ができなくなった場合に、原子炉建屋外から直流ドライバーによりフレキシブルシャフトを回転させ、原子炉内の弁を遠隔より開閉することが行われている。この特許文献1の構成では、直流ドライバーで行う代わりに、ハンドルやクランクを用いて人力でフレキシブルシャフトを回転させることもできる。
【0003】
また、原子力あるいは火力発電所の大型手動弁、化学工場の防爆地域の大型弁をフレキシブルシャフトを介してクランクハンドルを用いて回転させ、遠隔から弁を開閉することが行われている。このようなクランクハンドルは、種々の弁開閉装置で利用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2014−118995号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
フレキシブルシャフトは、中心の芯材のまわりに細径のピアノ線を複数層に互いに反対方向に螺旋状に巻き付けたインナーシャフトと、ねじられようとしながら回転するインナーシャフトを外部から支えるアウターチューブからなっており、高効率で動力を伝達することができる。
【0006】
しかしながら、フレキシブルシャフトをクランクハンドルで手動で回転させ遠隔操作により弁を開閉操作する場合、開閉操作の途中であるいは開閉操作が終了したとき、クランクハンドルを手放すと、フレキシブルシャフトには、ねじれによる逆方向回転トルクが発生しているために、クランクハンドルが高速で逆回転して作業者に危害を与える恐れがあり、遠隔操作の障害になっている、という問題があった。
【0007】
従って、本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、安全に操作することが可能な弁開閉用クランクハンドルを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決する本発明は、
弁を開閉する機構に動力を伝達するフレキシブルシャフトを回転させて弁を開閉する弁開閉用クランクハンドルであって、
フレキシブルシャフトを回転させる回転シャフトと、
前記回転シャフトを回転自在に支持する支持板と、
前記支持板に対して第1と第2の位置を取るアームと、
前記アームを、第1の位置に付勢するスプリングと、を備え、
前記アームが第1の位置にある場合には、アームと回転シャフトが結合されてアームの回転操作により回転シャフトが回転し、
前記アームが第2の位置にある場合には、アームと回転シャフトとの結合が外れ、回転シャフトが自在回転することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明のクランクハンドルでは、アームを第2の位置に移動させることにより、アームと回転シャフトとの結合が外れ、回転シャフトが自在回転する。従って、操作者が弁本体の開閉を終了し、あるいは弁の開閉途中でアームの回転操作をやめた場合、アームを第2の位置に移動すれば、フレキシブルシャフトからの逆回転トルクにより回転シャフトが自在回転して逆回転トルクが解消する。従って、アームが逆回転することはないので、操作者が危険にさらされるのを防止することができ、安全な弁開閉を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】弁開閉装置の構成を示す全体図である。
図2】(a)は本発明のクランクハンドルの構造を示す正面図、(b)はその側面図である。
図3】クランクハンドルの縦断面図である。
図4】アームを支持板に対して回動させたときのクランクハンドルの縦断面図である。
図5】クランクハンドルの回転シャフトの正面図である。
図6】(a)はアームの正面図、(b)はA−A線に沿った断面図である。
図7】アームを支持板に対して回動させたときのアームと回転シャフトとの嵌合状態を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の一実施例である弁開閉用クランクハンドルを詳細に説明する。本実施例では、クランクハンドルを原子力発電所の原子炉内の弁を遠隔から開閉するために使用する例に基づいて説明する。しかし、本発明のクランクハンドルは、原子炉内の弁だけでなく、化学プラント、電源施設、資源施設、水処理施設などに設置されている各種弁を遠隔から操作するために使用できるものである。
【実施例】
【0012】
図1は、本発明のクランクハンドルが使用される弁開閉装置の全体図を示す。弁開閉装置30は、原子炉建屋内に設置されている弁本体(例えば仕切り弁)1を開閉するアクチュエータ2、フレキシブルシャフト4、アクチュエータ2にトルクを入力するモーター20、原子炉建屋壁14を貫通する貫通シャフト12、弁本体を手動で開閉するためのクランクハンドル40を備えている。
【0013】
アクチュエータ2は、弁開閉機構の一部を構成し、通常は交流電源により駆動されるモーター20からトルクを入力される。トルクはドライブスリーブ21を介して弁本体1に伝達され弁の開閉を行う。また、アクチュエータ2のもう一つの入力端にはカップリング3、減速機5、サポート8により固定されたフレキシブルシャフト4、貫通シャフト12を介してクランクハンドル40からの回転トルクが伝達可能になっている。アクチュエータ2は、上記の二つのトルク入力手段、つまりモーター20からのトルクとクランクハンドル40からの回転トルクを自動的に切り替えるオートデクラッチ機構を備えている。
【0014】
原子炉建屋壁14には貫通孔16が形成され、この貫通孔16を貫通して貫通シャフト12が配置される。貫通シャフト12の両端は、それぞれ内側軸受部9と外側軸受部10より軸受け支持されている。フレキシブルシャフト4の一端はジョイント7を介して減速機5と接続され、他端はジョイント11を介して貫通シャフト12と接続されている。また、貫通シャフト12の他端は、後述するように、クランクハンドル40と結合される。
【0015】
なお、弁本体1が化学プラント、電源施設、資源施設、水処理施設などに設置される大型弁である場合には、クランクハンドル40はフレキシブルシャフト4の他端と接続され、原子炉建屋壁14内で弁本体1を駆動する場合には、クランクハンドル40は、同様にフレキシブルシャフト4の他端に接続される。また、フレキシブルシャフト4の回転に基づいて弁本体1の開度を示す開度計を設ける場合には、開度計はクランクハンドル40と貫通シャフト12あるいはフレキシブルシャフト4間に接続される。
【0016】
フレキシブルシャフト4は、中心の芯材のまわりに細径のピアノ線を複数層に互いに反対方向に螺旋状に巻き付けたインナーシャフトと、ねじられようとしながら回転するインナーシャフトを外部から支えるアウターチューブからなる公知のもので、高効率で回転トルクを弁開閉機構に伝達することができる。
【0017】
オートデクラッチ機構は、交流電源が機能し、モーター20が作動している場合には、その回転がウォーム22に伝達され、それと噛み合うウォームホイール(不図示)が回転して弁棒(不図示)並びに弁体23が上下動する。一方交流電源が失われた場合には、クランクハンドル40が貫通シャフト12あるいはフレキシブルシャフト4に接続され、クランクハンドル40の回転が減速機5を介してウォーム22に伝達され、弁棒並びに弁体23が上下動される。
【0018】
クランクハンドル40は、図2図4に示すように、フレキシブルシャフト4を回転させる回転シャフト41と、回転シャフト41を回転自在に支持する支持板42と、支持板42に対して回動可能なアーム43と、アーム43の他端に固定されたグリップ44を備えている。
【0019】
回転シャフト41は、図5に示したように、複数の径の異なる部分からなる円柱状のシャフトで、一方端部の小径円柱部41aが、支持板42に取り付けられたボールベアリング45により軸受けされ、他端の円柱部41bが、ベアリング受金具47に取り付けられた2連のボールベアリング46、46’により軸受けされる(図3)。これにより、回転シャフト41は、その両端部が支持板42とベアリング受金具47で回転自在に軸受け支持される。なお、ボールベアリング45はベアリング押さえ49により、またボールベアリング46、46’はベアリング受金具47により軸方向移動がそれぞれ規制され、回転シャフト41の先端にはナット50がねじ込まれているので、回転シャフト41の軸方向移動はこれらの部材により規制される。
【0020】
また、回転シャフト41は、小径円柱部41aに隣接する部分が断面矩形で矩形部41cを構成している。回転シャフト41の矩形部41cはアーム43に形成された嵌合穴43aに嵌合し、グリップ44を握ってアーム43を回転すると、回転シャフト41はアーム43の回転に連動して回転する。この回転シャフト41の回転トルクは、ベアリング受金具47に固定された差込継手48がフレキシブルシャフト4の他端に差し込まれ、回転シャフト41の端部41dがフレキシブルシャフト4の対応する部分に結合されると、フレキシブルシャフト4に伝達され、フレキシブルシャフト4が回転する。
【0021】
また、回転シャフト41の中央部41eには、ナット51が取り付けられ、ナット51と矩形部41c間には、スプリング52が巻装される。スプリング52はアーム43を支持板42の方向に付勢し、図2図3に示したように、アーム43を支持板42に押し付け、両部材42、43がほぼ平行になる状態に維持する。
【0022】
スプリング52は、上部に切り欠き部53aが形成されたスプリングカバー53により覆われ、スプリングカバー53は、その両側部がボルト54、54’によりアーム43に取り付けられる(図2(b))。後述するように、アーム43が支持板42に対して回動したときには、スプリングカバー53は、アーム43に押されて軸方向に移動する。
【0023】
支持板42の下方には、アーム43と接触して回転するローラー55、55’が取り付けられ、グリップ44を手で握りグリップ44を手前に引くと、ローラー55、55’がアーム43に回転接触し、アーム43は、図4に示したように、支持板42に対して回動し傾斜する。アーム43が支持板42に対して回動しない、図2図3に図示した位置(第1の位置)では、アーム43と支持板42は平行になっており、回転シャフト41の矩形部41cがアーム43の嵌合穴43aと嵌合するので、アーム43は回転シャフト41と結合されて、アーム43を回転すると、回転シャフト41はそれに連動して回転する。
【0024】
一方、図4に示したように、アーム43をスプリング52の付勢力に抗して支持板42に対して回動させ、アーム43が支持板42に対して傾斜する位置(第2の位置)に移動すると、回転シャフト41の矩形部41cはアーム43の嵌合穴43aに嵌合しなくなり、アーム43と回転シャフト41の結合が外れて、回転シャフト41は自在回転する。支持板42には長穴42aが形成され、この長穴42aに、アーム43に固定されたボルト56を挿通することにより、アーム43の回動ないし傾斜を制限することができる。
【0025】
アーム43の嵌合穴43aは、図6図7に示すように、アーム43の支持板42に対する傾斜度に応じて、スプリング52側面の上辺43b並びに下辺43cはそれと反対側面に向かって下方に傾斜し、該反対側面で上辺43b’並びに下辺43c’となっている。アーム43が第1の位置にある場合には、上辺43b’が矩形部41cの右端に接触し、下辺43cが矩形部41cの左端に接触する。このように、嵌合穴43aを上辺と下辺が軸方向に傾斜した矩形穴にすることにより、回転シャフト41の矩形部41cがアーム43の嵌合穴43aに円滑に嵌合し、また嵌合しなくなるようにすることができる。
【0026】
また、支持板42の上部にはボルト57が取り付けられ、アーム43が第1の位置にあるときは、その先端がアーム43の穴43dに嵌合してアーム43と支持板42間にガタが発生しないようになっている。なお、図6に示した他のねじ穴43e、43e’、43fは、それぞれボルト54、54’、56のねじ穴であり、ねじ穴43gはグリップ44を取り付けるためのねじ穴である。
【0027】
次に、このように構成されたクランクハンドルを用いて弁を開閉する動作を説明する。
【0028】
交流電源が機能し、モーター20が作動している場合には、その回転トルクにより、弁本体1の開閉が行われる。一方交流電源が失われた場合には、クランクハンドル40を用いて弁本体1が開閉される。クランクハンドル40は、上述したように、フレキシブルシャフト4の他端と直接、あるいは開度計を介して接続され、あるいは原子炉の弁本体1を建屋外で遠隔操作する場合は、貫通シャフト12を介してフレキシブルシャフト4と接続される。
【0029】
通常、クランクハンドル40のアーム43は、その嵌合穴43aに回転シャフト41の矩形部41cが嵌合してアーム43と回転シャフト41が結合される第1の位置にあるので、アーム43を回転させると、その回転トルクはフレキシブルシャフト4に伝達され、フレキシブルシャフト4が回転して、弁本体1が開閉する。
【0030】
一方、弁本体1の開閉が終了した場合、あるいは弁の開閉途中でアーム43の回転操作を中断した場合、操作者はグリップ44から手を離す。しかし、フレキシブルシャフト4は、インナーシャフトがねじられようとしながら回転しているので、ねじれによる逆回転トルクによりアーム43が高速に逆回転し、操作者が危険にさらされる。
【0031】
そこで、操作者は、図3に示した状態で、スプリング52の付勢力に抗してグリップ44を手前に引くと、アーム43は、ローラー55、55’に接触しながら、図4に示すように、支持板42に対して回動して傾斜し第2の位置に移動する。この第2の位置では、回転シャフト41の矩形部41cはアーム43の嵌合穴43aに嵌合しなくなり、アーム43と回転シャフト41の結合が外れて、回転シャフト41は自在回転し、逆回転トルクが解消する。これにより、長いアーム43が逆回転して操作者に危害が生じるのを防止でき、安全に弁本体の開閉を行うことができる。
【0032】
なお、図7に詳細に示すように、アーム43の嵌合穴43aは、スプリング52側面の上辺43b並びに下辺43cがそれと反対側面に向かって下方に傾斜し、上辺43b’並びに下辺43c’となっている。しかし、アーム43の嵌合穴が、回転シャフト41の矩形部41cと緊密に嵌合する、図7で仮想線で示したような矩形穴43a’である場合には、嵌合が外れる時、あるいは嵌合するとき、矩形穴43a’が回転シャフト41の他の部分に当たって円滑な嵌合ができなくなる。しかし、本実施例では、嵌合穴43aを上辺と下辺が軸方向に傾斜した矩形穴にすることにより、回転シャフト41の矩形部41cとアーム43の嵌合穴43aの嵌合、あるいは脱嵌合を円滑に行うことができる。
【符号の説明】
【0033】
1 弁本体
2 アクチュエータ
3 カップリング
4 フレキシブルシャフト
5 減速機
7 ジョイント
9 内側軸受部
10 外側軸受部
11 ジョイント
12 貫通シャフト
14 原子炉建屋壁
20 モーター
21 ドライブスリーブ
22 ウォーム
23 弁体
30 弁開閉装置
40 クランクハンドル
41 回転シャフト
42 支持板
43 アーム
44 グリップ
45、46、46’ ボールベアリング
47 ベアリング受金具
48 差込継手
49 ベアリング押さえ
52 スプリング
53 スプリングカバー
55、55’ ローラー
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7