特許第6705772号(P6705772)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6705772
(24)【登録日】2020年5月18日
(45)【発行日】2020年6月3日
(54)【発明の名称】紙葉束の抽出方法
(51)【国際特許分類】
   B65H 3/00 20060101AFI20200525BHJP
   B65H 31/10 20060101ALI20200525BHJP
   B42F 21/12 20060101ALI20200525BHJP
   B42D 3/14 20060101ALI20200525BHJP
【FI】
   B65H3/00 301
   B65H31/10
   B42F21/12
   B42D3/14 B
【請求項の数】4
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2017-97814(P2017-97814)
(22)【出願日】2017年5月17日
(65)【公開番号】特開2018-193172(P2018-193172A)
(43)【公開日】2018年12月6日
【審査請求日】2019年1月7日
(73)【特許権者】
【識別番号】593207293
【氏名又は名称】渡辺通商株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100107375
【弁理士】
【氏名又は名称】武田 明広
(72)【発明者】
【氏名】市毛 勝則
(72)【発明者】
【氏名】土岐 浩
【審査官】 五閑 統一郎
(56)【参考文献】
【文献】 特開平07−206248(JP,A)
【文献】 実開平02−020351(JP,U)
【文献】 特開2000−351523(JP,A)
【文献】 特開2010−013265(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65H 3/00
B65H 5/00
B65H 29/00
B65H 31/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
紙葉束のスタックが載置されるステージと、水平方向及び垂直方向へ移動可能で、上爪及び下爪によって構成されるクランプとを有する抽出装置を用いて、紙葉束のスタックから冊子一冊を構成する一組分の紙葉束を抽出する方法であって、
冊子一冊を構成する一組分の紙葉をページ順に連続するように丁合し、向き及び各辺の位置を揃えて上下に積み重ねた複数組の紙葉束を、綴じ代側縁部にそれぞれ切欠溝を上下に隣接する紙葉束とは重ならない位置に形成したうえで、向き及び各辺の位置を揃えて上下に積み重ねてスタックを構成し、
スタックの最上層の紙葉束の上面に接触させた上爪と、スタックの二層目の紙葉束の切欠溝内へ先端を進入させた下爪とによって、最上層の紙葉束を挟持し、所定方向へ移動させることを特徴とする紙葉束の抽出方法。
【請求項2】
上爪をスタックの最上層の紙葉束の上面に接触させた後、下爪の先端をスタックの二層目の紙葉束の切欠溝内へ進入させる際、最上層の紙葉束の上面に接触している上爪の下面の高さ位置情報に基づき、上爪の下面の高さ位置から、一組の紙葉束の厚さ寸法分だけ下方の位置と、そこから更に一組の紙葉束の厚さ寸法分だけ下方の位置との間の高さ位置まで下降させて、高さ方向について下爪の位置決めを行うことを特徴とする、請求項1に記載の紙葉束の抽出方法。
【請求項3】
紙葉束の綴じ代側縁部のいずれかの位置に前記切欠溝を形成する第一カッターと、それとは異なる位置に前記切欠溝を形成する第二カッターとを有する溝形成装置を、紙葉を丁合して紙葉束を一組ずつ順番に送出する丁合機と、複数組の紙葉束を上下に積み重ねて前記スタックを形成する集積装置との間に配置し、
丁合機から一組ずつ供給される紙葉束に対し、第一カッターと第二カッターのいずれか一方のみを作動させ、かつ、紙葉束が一組ずつ送られてくるごとに作動する側を切り替えて、順次供給される一連の紙葉束に対し、第一カッターと第二カッターを交互に作動させて、前記切欠溝をいずれか一方の位置に交互に形成することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の紙葉束の抽出方法。
【請求項4】
水平方向への移動が可能で、紙葉束の綴じ代側縁部における前記切欠溝の形成位置を複数設定できるカッターを有する溝形成装置を、紙葉を丁合して紙葉束を一組ずつ順番に送出する丁合機と、複数組の紙葉束を上下に積み重ねて前記スタックを形成する集積装置との間に配置し、
丁合機から紙葉束が一組ずつ送られてくるごとに位置を変更して、前記切欠溝を形成することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の紙葉束の抽出方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷、裁断、丁合の各工程を経て、上下に積み重ねられた複数組の紙葉のスタックから、一組分の紙葉の束を、上から順番に抽出して、一組ずつ製本装置等へ供給する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
カレンダー等の冊子を製造する方法として、まず、原紙に対して印刷、裁断工程を実施して冊子の各ページを構成する紙葉を製造し、次に、それらの紙葉を、ページ順に連続するように丁合し、更に、図7に示すように、多数冊分の紙葉31を、向き及び各辺の位置を揃えて上下に積み重ねてスタック30を形成し、このスタック30の綴じ代側の側面30aの全体に糊(天糊)を塗布し、糊が乾いて固化した後に、スタック30から、冊子一冊を構成する一組分の紙葉31の束(紙葉束32)を上から順番に抽出し、次工程を実行する装置(製本装置等)へ一組ずつ供給するという方法が知られている。
【0003】
この方法においては、従来より、各紙葉束32における最も上の紙葉31のみを対象として、綴じ代側縁部34に沿った上面(印刷表示面)に、糊をはじく性質を有する材料(メジウム)によって分離帯37が印刷されている。この場合、この分離帯37が印刷された紙葉31と、その上に重ねられる紙葉31(その上の紙葉束32における最も下の紙葉31)との間への天糊の浸入、及び、これらの紙葉31同士の接着を好適に回避することができ、スタック30からの紙葉束32の抽出を円滑に行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2014−84203号公報
【特許文献2】特開平7−329444号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
各紙葉束32における最も上の紙葉31に分離帯37を印刷したうえで、スタック30の側面30aに天糊を塗布して紙葉31間の接着を行った場合、分離帯37が印刷されない場合と比較して、紙葉束32の抽出作業を円滑に行うことができるが、スタック30を構成する各紙葉31のコンディションは必ずしも一様ではないため、この抽出作業を機械的な手段において自動的に実行させようとすると、100分の1程度の割合でエラー(例えば、本来は紙葉束32が一組ずつ順番に抽出されなければならないところ、二組の紙葉束32が一緒に抽出されてしまったり、一組に満たない紙葉束32が抽出されてしまうといったエラー)が生じてしまうという問題がある。
【0006】
本発明は、このような従来技術の問題を解決しようとするものであって、一組分の紙葉の束を、高速で、かつ、極めて高い精度でスタックから抽出することができる紙葉束の抽出方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る紙葉束の抽出方法は、紙葉束のスタックが載置されるステージと、水平方向及び垂直方向へ移動可能で、上爪及び下爪によって構成されるクランプとを有する抽出装置を用いて、紙葉束のスタックから一組分の紙葉束を抽出する方法であって、一組分の紙葉をページ順に連続するように丁合し、向き及び各辺の位置を揃えて上下に積み重ねた複数組の紙葉束を、綴じ代側縁部にそれぞれ切欠溝を形成したうえで、上下に隣接する紙葉束において切欠溝の形成位置が重ならないように、向き及び各辺の位置を揃えて上下に積み重ねてスタックを構成し、スタックの最上層の紙葉束の上面に接触させた上爪と、スタックの二層目の紙葉束の切欠溝内へ先端を進入させた下爪とによって、最上層の紙葉束を挟持し、所定方向へ移動させることを特徴としている。
【0008】
尚、この方法においては、上爪をスタックの最上層の紙葉束の上面に接触させた後、下爪の先端をスタックの二層目の紙葉束の切欠溝内へ進入させる際、最上層の紙葉束の上面に接触している上爪の下面の高さ位置情報に基づき、上爪の下面の高さ位置から、一組の紙葉束の厚さ寸法分だけ下方の位置と、そこから更に一組の紙葉束の厚さ寸法分だけ下方の位置との間の高さ位置まで下降させて、高さ方向について下爪の位置決めを行うことが好ましい。
【0009】
また、紙葉束の綴じ代側縁部のいずれかの位置に切欠溝を形成する第一カッターと、それとは異なる位置に切欠溝を形成する第二カッターとを有する溝形成装置を、紙葉を丁合して紙葉束を一組ずつ順番に送出する丁合機と、複数組の紙葉束を上下に積み重ねてスタックを形成する集積装置との間に配置し、丁合機から一組ずつ供給される紙葉束に対し、第一カッターと第二カッターのいずれか一方のみを作動させ、かつ、紙葉束が一組ずつ送られてくるごとに作動する側を切り替えて、順次供給される一連の紙葉束に対し、第一カッターと第二カッターを交互に作動させて、切欠溝をいずれか一方の位置に交互に形成することが好ましい。
【0010】
尚、水平方向への移動が可能で、紙葉束の綴じ代側縁部における切欠溝の形成位置を複数設定できるカッターを有する溝形成装置を、紙葉を丁合して紙葉束を一組ずつ順番に送出する丁合機と、複数組の紙葉束を上下に積み重ねてスタックを形成する集積装置との間に配置し、丁合機から紙葉束が一組ずつ送られてくるごとに位置を変更して、切欠溝を形成することもできる。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る紙葉束の抽出方法によれば、多数の紙葉束を積み重ねたスタックから、一組分の紙葉束を高速で、かつ、極めて高い精度で抽出することができる。また、従来方法のように、綴じ代側の側面に天糊を塗布する必要がなく、従って、塗布した天糊を乾燥固化させる工程や、分離帯(メジウム)を印刷する工程を省略することができ、コストと所要時間をそれぞれ大幅に縮減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1図1は、本発明に係る「紙葉束の抽出方法」において用いられる抽出装置1の主要部の構成を示す図である。
図2図2は、図1に示す紙葉束32の綴じ代側縁部34に沿って形成された切欠溝36の拡大図である。
図3図3は、図1に示すスタック30を構成する紙葉束32を積み重ねる方法の説明図である。
図4図4は、図1に示す抽出装置1によって実行される抽出作業(抽出装置1の各構成要素の動作態様)の説明図である。
図5図5は、図1に示す抽出装置1によって実行される抽出作業(抽出装置1の各構成要素の動作態様)の説明図である。
図6図6は、紙葉束32に切欠溝36を形成するための溝形成装置41等の構成図であり、(1)はその平面図、(2)はその側面図である。
図7図7は、従来の紙葉束の抽出方法の説明図であって、多数の紙葉束32を積み重ねたスタック30の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、添付図面に沿って、本発明に係る「紙葉束の抽出方法」を実施するための形態について説明する。図1は、本発明に係る方法の実施に用いられる抽出装置1の主要部の構成を示す図である。図示されているように、この抽出装置1は、紙葉束32のスタック30(多数の紙葉束32を、向き及び各辺の位置を揃えて上下に積み重ねたもの)を載置するステージ2と、水平方向及び垂直方向へ自在に移動可能なクランプ9を有している。尚、クランプ9は、上爪9aと下爪9bとによって構成されている。
【0014】
ステージ2上においてスタック30を構成する各紙葉束32は、冊子一冊を構成する一組分の紙葉31を、ページ順に連続するように丁合し、向き及び各辺の位置を揃えて上下に積み重ねたものである。
【0015】
尚、各紙葉束32の綴じ代部33には、図2に示すように、綴じ代側縁部34に沿って切欠溝36が一つずつ形成されている。より具体的には、一つの紙葉束32を構成する各紙葉31には、半径5mmの半円形の切欠35が、綴じ代側縁部34に沿った位置に形成されている。これらの切欠35は、一つの紙葉束32を構成するすべての紙葉31において同じ位置に形成されているため、一つの紙葉束32を構成するすべての紙葉31を、向き及び各辺の位置を揃えて上下に積み重ねることにより、図2に示すような円弧状の切欠溝36が形成されることになる。
【0016】
但し、この切欠溝36の形成位置は、図3に示すように、二種類(幅方向中央よりも右寄りの位置Aと、左寄りの位置B)設定されており、上下に隣接する紙葉束32において、切欠溝36の形成位置(A、B)が重ならないように(連続しないように)、紙葉束32が積み重ねられる。つまり、切欠溝36が右寄りの位置Aに形成された紙葉束32(A)と、左寄りの位置Bに形成された紙葉束32(B)とが、交互に積み重ねられる。
【0017】
図4図5は、切欠溝36の形成位置が異なる二種類の紙葉束32(A),32(B)(図3参照)を交互に積み重ねて構成したスタック30を、図1に示すようにステージ2上に載置した場合に、抽出装置1によって実行される紙葉束32の抽出作業の説明図である。
【0018】
まず図4に示すように、クランプ9が、スタック30において二層目の紙葉束32”の切欠溝36の近傍位置(図4において破線で示す位置)まで移動する。次に、クランプ9の上爪9aが、最上層の紙葉束32’の上方位置(一点鎖線で示す位置)へ移動し、続いて、最上層の紙葉束32’の上面に接触する位置(実線で示す位置)まで上爪9aが下降する。
【0019】
下爪9bは、最上層の紙葉束32’の上面に接触している上爪9aの下面の高さ位置情報に基づいて、二層目の紙葉束32”と同じ高さの位置(図4において一点鎖線で示す位置)、即ち、上爪9aの下面の高さ位置H0から、一組の紙葉束(最上層の紙葉束32’)の厚さ寸法分だけ下方の位置H1と、そこから更に一組の紙葉束(二層目の紙葉束32”)の厚さ寸法分だけ下方の位置H2との間の高さ位置まで下降する(高さ方向についての下爪9bの位置決め)。
【0020】
次に、下爪9bが、二層目の紙葉束32”の切欠溝36へ向かって水平方向に移動し、図4において実線で示すように、下爪9bの先端が切欠溝36内に進入し、その後上昇する。そうすると、図5に示すように、最上層の紙葉束32’(の綴じ代部33)がクランプ9(上爪9a、下爪9b)によって挟持された状態となる。
【0021】
そして、クランプ9が、最上層の紙葉束32’を挟持した状態で上昇し、次いで、水平方向(図5において左側)へ移動し、スタック30から、最上層の紙葉束32’が抽出され、次工程を実行する装置(製本装置等)まで搬送される。このようにして最上層の紙葉束32’の抽出が完了すると、二層目の紙葉束32”が最上層となり、その後、上述したような抽出作業が繰り返される。
【0022】
尚、本実施形態においては、各紙葉束32の綴じ代側縁部34に沿った位置に、円弧状の切欠溝36が形成されているが、矩形状、V字状、或いは、その他の形状の切欠溝(図示せず)が形成されるようにしてもよい。また、切欠溝36の形成位置については、図3に示すように、幅方向中央よりも右寄りの位置Aと、左寄りの位置Bの二種類が設定されているが、三種類、或いは、それ以上としてもよい。
【0023】
また、各紙葉束32における切欠溝36の形成は、例えば、図6に示すような溝形成装置41を、丁合機42と集積装置43との間に配置し、紙葉束32を一つずつ供給することによって行うことができる。より具体的には、まず丁合機42において、多段トレイ42aの各トレイから紙葉31が一枚ずつ順番にフィードされ、一組に纏められる(一組の紙葉束32となる)。纏められた紙葉束32は、コンベア42bによって、溝形成装置41へ一組ずつ順番に送られる。
【0024】
溝形成装置41には、図3に示すAの位置(紙葉束32の幅方向中央よりも右寄りの位置)に切欠溝36を形成することができる第一カッター41aと、図3に示すBの位置(紙葉束32の幅方向中央よりも左寄りの位置)(第一カッター41aによって切欠溝36が形成される位置とは異なる位置)に切欠溝36を形成することができる第二カッター41bが配置されており、丁合機42から一組ずつ供給される紙葉束32に対し、第一カッター41aと第二カッター41bのいずれか一方のみが作動し、かつ、紙葉束32が一組ずつ送られてくるごとに作動する側が切り替わり、順次供給される一連の紙葉束32に対し、第一カッター41aと第二カッター41bが交互に作動して、切欠溝36が、図3に示すA,Bのいずれか一方の位置に交互に形成される。
【0025】
つまり、最初に送られてきた紙葉束32に対して第一カッター41aが作動して、図3に示すAの位置に切欠溝36が形成された場合、次に送られてきた紙葉束32に対しては、第二カッター41bが作動して、図3に示すBの位置に切欠溝36が形成される。以後、送られてくる順番が奇数番目の紙葉束32に対しては第一カッター41aが、偶数番目の紙葉束32に対しては第二カッター41bがそれぞれ作動する。
【0026】
そして、溝形成装置41において切欠溝36が形成された紙葉束32は、集積装置43に送られ、ステージ2上に順番に積み重ねられていく。そうすると、図3に示すように、切欠溝36が右寄りの位置Aに形成された紙葉束32(A)と、左寄りの位置Bに形成された紙葉束32(B)とが、交互に積み重ねられていき、図1に示すようなスタック30が形成される。
【0027】
尚、図6には、二つのカッター(第一カッター41a、第二カッター41b)を有する溝形成装置41が示されているが、水平方向へ移動が可能で、紙葉束の綴じ代側縁部における切欠溝の形成位置を複数設定できるカッターを有し、丁合機から紙葉束が一組ずつ送られてくるごとに形成位置を変更して、切欠溝を形成することができる溝形成装置(図示せず)を用いることもできる。
【符号の説明】
【0028】
1:抽出装置、
2:ステージ、
9:クランプ、
9a:上爪、
9b:下爪、
30:スタック、
30a:綴じ代側の側面、
31:紙葉、
32:紙葉束、
32’:最上層の紙葉束、
32”:二層目の紙葉束、
33:綴じ代部、
34:綴じ代側縁部、
35:切欠、
36:切欠溝、
37:分離帯、
41:溝形成装置、
41a:第一カッター、
41b:第二カッター、
42:丁合機、
42a:多段トレイ、
42b:コンベア、
43:集積装置
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7