(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
eメールのメタデータ特徴からのアクティビティ検出のための方法を実行するためのコンピュータプログラムが具体化された、1つ以上の非一過性コンピュータ読み取り可能情報媒体であって、前記方法は、
互いにリンクされた品目のセットを含む製品リンケージ及び所定のビジネスルールに対して定義されたランク付けの基準を受け取る、1つ以上のハードウェアプロセッサによるステップと、
前記品目に対して定義された前記ランク付けの基準に基づいて、前記製品リンケージ内の前記品目をランク付けする、前記1つ以上のハードウェアプロセッサによるステップと、
前記所定のビジネスルールに基づいて、ある品目の小売価格を、前記ランク順に、前記製品リンケージ内の関係づけられた品目の小売価格と比較する、前記1つ以上のハードウェアプロセッサによるステップと、
前記品目の小売価格許容限界を、前記品目の前記小売価格と、比較に際しての前記品目及びリンクされた品目の間のセービングレンジとに基づいて算出する、前記1つ以上のハードウェアプロセッサによるステップであって、前記製品リンケージ内の前記品目と前記リンクされた品目との間の前記セービングレンジは、前記品目と前記製品リンケージ内のリンクされた品目との間のサイズリンク及びブランドリンクのうち少なくとも1つに基づいて推奨され、また、前記小売価格許容限界は、前記セービングレンジにおける下限パーセンテージセービングを最も近い丸められた価格点に切り上げ、かつ上限パーセンテージセービングを最も近い丸められた価格点に切り捨てることで算出される、ステップと、
前記製品リンケージ内の前記品目及び前記リンクされた品目のうちの少なくとも1つの前記小売価格を、算出された小売価格許容限界に基づいて更新する、前記1つ以上のハードウェアプロセッサによるステップとを含む、
情報媒体。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本明細書における実施形態、並びに様々な要素及びその有利な詳細は、添付の図面に図示され、以下の説明で詳細に説明された非限定的な実施形態を参照しながら、より完全に説明される。本明細書で用いられる例は、実施形態が本明細書で実施され得るやり方の理解を助け、さらに当業者が実施形態を実践するのを可能にすることを意図している。従って、それらの例が本明細書の実施形態の範囲を限定するものとして構築されるべきではない。
【0012】
本明細書を通して、「品目」及び「製品」の用語は可換に用いられている。
【0013】
本技術は、比較可能な要素により互いに関係し、かつ製品リンケージとしてグループ分けされた大量の品目を価格決定するのを加速させるものとして提供される。本技術はリンケージ内の品目の査定、品目のランク付け、及びランク付けに基づいたカスケード小売計算を扱う。本技術は、競争者のドアの向こうで販売され、所定の競争者の戦略により価格決定されたキー品目を識別する現在の競争者価格決定プロセスを利用する。小売は、競争戦略から小売推薦を受け、ランク付け及び競争者の優先に基づいてリンクされた品目へと伝うキー品目から発生する。従って、変化する競争者の流行に基づいてリンクされた品目の中のセービングパーセンテージの自動調整を提供すること、並びに小売業者が手動介入なしに競争者の変化と並行することを可能にすること。また、本技術は、リンク内のウェイテージ及びリンケージタイプに基づいて内部のランク付け及びセービングをキャプチャする競争者を優先する。本技術は、小売推薦のための動的ルールを適用する前後でリンケージ内のセービングの状態における詳細も提供する。例えば上記技術は、信頼性とパフォーマンスの両立を可能にするビッグデータプラットフォーム上で実装される。
【0014】
方法及びシステムは本明細書で説明された特定の実施形態に限定されない。加えて、方法及びシステムは本明細書で説明された他のモジュール及び方法から独立かつ別個に実施され得る。各デバイス単位/モジュール及び方法は、他の要素/モジュール及び他の方法と組み合わせて用いられ得る。
【0015】
製品リンケージ内の小売価格決定のためのシステム及び方法(が実施される)やり方は、
図1〜
図3を参照して詳細に説明されている。説明される製品リンケージ内の小売価格決定のための方法及びシステムの様相は、いかなる数の異なるシステム、ユーティリティ環境及び/又は設定で実装され得、実施形態は以下の例示的なシステムの文脈で説明される。
【0016】
図1は、ある実施例に係る製品リンケージ内の小売価格決定のためのシステム100のブロック図である。ある実施例では、システム100は計算デバイス内又は計算デバイスと直接通信可能に実施され得る。システム100は、1つ以上のプロセッサ102といったハードウェアプロセッサ、1つ以上のメモリ104といったメモリ、及びネットワークインタフェースユニット106といったネットワークインタフェースユニットを含むか、そうでなければそれらと通信可能に接続される。ある実施形態では、プロセッサ102、メモリ104及びネットワークインタフェース106はシステムバス又は類似の機構といったシステムバスにより結合され得る。
図1はシステム100の構成要素の例を示しているが、他の実施例において、システム100は
図1に示されるよりも少ない構成要素、追加の構成要素、異なる構成要素又は異質にアレンジされた構成要素を含み得る。
【0017】
プロセッサ102は回路による実装、とりわけ通信と関係づけられたオーディオ及び論理機能を含み得る。例えば、プロセッサ102は、1つ以上のデジタル信号プロセッサ(DSP)、1つ以上のマイクロプロセッサ、1つ以上の特殊目的のコンピュータチップ、1つ以上のフィールドプログラマブルゲート配列(FPGA)、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、様々なA/Dコンバータ、D/Aコンバータ、及び/又は他の補助回路を、ただしこれらに限定されることなく、含み得る。プロセッサ102は従って、メッセージ及び/又はデータ若しくは情報をエンコードする機能も有し得る。プロセッサ102は、とりわけクロック、演算論理ゲート(ALU)及びプロセッサ102の操作を補助するよう設定された論理ゲートを含み得る。さらに、プロセッサ102は、メモリ104に格納され得るか、又はそうでなければプロセッサ102にアクセスが可能な、1つ以上のソフトウェアプログラムを実行するための機能を含み得る。
【0018】
図中に示された、「プロセッサ」とラベル付けされた機能ブロックを含む様々な要素の機能は、適切なソフトウェアを伴ってソフトウェアを実行することができるハードウェアだけでなく、専用のハードウェアの利用を通じて提供され得る。機能はプロセッサにより提供される時、単一の専用のプロセッサ、単一の共有プロセッサ、又は複数の個別のプロセッサにより提供され得る。さらに、用語「プロセッサ」の明示的使用は、ソフトウェアを実行することのできるハードウェアを排他的に参照するものとして構築されるべきではなく、暗にDSPハードウェア、ネットワークプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、FPGA、ソフトウェアを格納するための読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、及び非一過性ストレージを、限定なしに含む。他の既存の及び/又は独自のハードウェアも含まれ得る。
【0019】
インタフェース106は、例えばキーボード、マウス、外部メモリ及びプリンタといった周辺装置等の、様々なソフトウェア及びハードウェアインタフェースを含み得る。インタフェース106は、例えばローカルエリアネットワーク(LAN)、ケーブル接続等の有線ネットワーク並びに、無線LAN(WLAN)、携帯電話回線、若しくは衛星通信といった無線ネットワークを含む多岐にわたるネットワーク及びプロトコル種別における複数の通信を容易にする。
【0020】
メモリ104といった1つ以上のメモリは、システムの機能を実装するためにシステムにより用いられるいかなる数の情報及びデータをも格納し得る。メモリ104は例えば、一過性メモリ及び/又は非一過性メモリを含み得る。一過性メモリの例は、例えば一過性RAMを、非限定的に含み得る。非一過性メモリは追加又は代替で電子的消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、ハードドライブ又は類似のものを含み得る。一過性メモリのいくつかの例は、ランダムアクセスメモリ、動的ランダムアクセスメモリ、静的ランダムアクセスメモリ及び類似のものを含み得、ただしこれらに限定されない。非一過性メモリのいくつかの例は、ハードディスク、磁気テープ、光ディスク、プログラマブル読み取り専用メモリ、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ、電子的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ、フラッシュメモリ及び類似のものを含み得、ただしこれらに限定されない。メモリ104は、システム100が様々な実施例に係る様々な機能を実行するのを可能にするための情報、データ、アプリケーション、命令及び類似のものを格納するよう設定され得る。追加又は代替として、メモリ104はプロセッサ102により実行された時に、システムに様々な実施形態で説明されたようなやり方で振る舞わせる命令を格納するように設定される。メモリ104は小売価格推薦モジュール108及び他のモジュールを含む。モジュール108及び他のモジュールは、特定のタスクを実行するか、又は特定の抽象データ型を実現するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポネント、データ構造等を含む。他のモジュールはシステム100のアプリケーション及び機能を補助するプログラム又は命令コードを含み得る。
【0021】
操作において、小売価格推薦モジュール108は、製品リンケージ内の1つ以上の品目が例えば競争者の価格変更等の外部トリガーにより小売変更を受ける時に、製品リンケージ内の品目に対する小売価格の正確な推薦を提供する。例えば品目の製品リンケージは、(例えば閾値の)%/$小売変更に対して画定された適切なCAPを考慮して作られる。製品リンケージは互いにリンクされた品目のセットを含み得る。小売価格推薦モジュール108は、リンケージ内ですぐ隣にリンクされた各品目に対して1つ1つ評価し、設定されたランク付け及び根本のビジネスルールに基づいて小売をレベルセットする。
【0022】
ある実施形態では、小売価格推薦モジュール108は、製品リンケージ内の品目に対して定義されたランク付けの基準及び所定のビジネスルールを受け取る。ランク付けの基準は、製品リンケージ内の品目の各々に対して、1つ以上のキー値インジケータ、ブランド種別(例えばストアブランド、ナショナルブランド等)、サイズ(小さいサイズは常に勝つ)、色、フォント及び感度などを含み得る。例えば、ビジネスルールはどの品目が近傍を動作させることができないかに基づいたルールであり、セービングはキャプチャ小売に基づいて再計算される。この例では、ビジネスルールは有効性及び頑健性のさらなる層を可能にするために、販売組織のレベルで定義されている。ルールは、小売をビジネス目的、リンケージ内の複数の品目が販売される時の定義されたランク付けに対する競争戦略の優先、等に強く基づいて定義された、より低いレベル、又は同じレベルで動作させるためのKVI(Key Value Indicator、重要値指標)品目の許可を含む。また、リンケージルールが後退するための丸めが定義されている。
【0023】
さらに、小売価格推薦モジュール108はリンケージ内の品目を、その品目に対して定義されたランク付けの基準に基づいてランク付けする。ある例では、リンケージ内の品目のランク付けは地域、カテゴリ、ブランド種別及び類似のものにより変動し得る。従って、ランク付けを先述の変形の各々により調整する柔軟性を提供する。
【0024】
さらに、小売価格推薦モジュール108はある品目の小売価格を、所定のビジネスルールに基づいてランクの順に、製品リンケージ内のリンクされた品目と比較する。換言すると、もしある品目が新しい小売価格を持たないならば、小売価格推薦モジュール108は現在の小売価格を(ブランドによりリンクされるか又は計測単位(UOM)(すなわちサイズ)によりリンクされた)すぐ隣接する品目の(現在の、又は新しい)小売と比較し、小売価格及び関係づけられたセービングレンジがリンクされた品目に関して適正であるかどうかを検証する。
【0025】
加えて、小売価格推薦モジュール108は、当該品目の小売価格許容限界を、比較の際の当該品目及びリンクされた品目の間のセービングレンジに基づいて計算する。例えば、セービングレンジは製品リンケージ内の当該品目及びリンクされた品目の間にサイズリンク及びブランドリンクの1つ以上により推薦される。さらに、小売価格推薦モジュール108は計算された小売価格許容限界に基づいて製品リンケージ内の品目の小売価格を更新する。ある実施例では、第1の品目(A)のランク付けが第2の品目(B)の小売変更を回転させ、第2の品目(B)は第3の品目(C)に補足リンクにおいてリンクされ、第3の品目(C)が小売変更を受けた時、小売価格推薦モジュール108はサイズリンクされた第1の品目(A)及び第2の品目(B)の間の第1の小売価格許容限界と、ブランドリンクされた第2の品目(B)及び第3の品目(C)の間の第2の小売価格許容限界とを計算する。さらにこの実施例では、小売価格推薦モジュール108は第2の品目の小売価格を、第1の小売価格許容限界及び第2の小売価格許容限界の間の重畳許容限界に基づいて更新する。例えば、重畳許容限界は第1の小売価格許容限界及び第2の小売価格許容限界における最小値及び最大値に基づいて獲得される。換言すると、重畳許容限界(重畳セービング)は、Max(2つのリンクのより低い許容度セービング)に等しい下限及び、Min(2つのリンクのより高い許容度セービング)に等しい上限を含む。
【0026】
ある実施例では、小売価格推薦モジュール108は、もし品目Bが、Bよりも高いランクを持つため小売変更を受けられない別の品目(C)とリンクされている場合に、ある品目(A)が隣接するリンクされた品目(B)の小売価格変更を動作させられないとき、小売価格推薦を中止する。品目Bは、Cの順番が来た時に小売変更を受ける。これは
図2を参照してより詳細に説明される。
【0027】
別の実施例において、小売価格推薦モジュール108は、重畳セービングに基づくことなく小売価格を更新する。ある例では、品目Xはブランドリンク及びUOMリンクの両方に属する。品目Xは、当該品目よりも高くランク付けされた、品目XがUOMによりリンクされた品目とのブランドリンケージを持つ。ブランドリンク及びUOMリンクにより推薦されたセービングレンジの間に重畳はない。より高くランク付けされた品目へのリンクにより、ブランドセービング推薦が勝ち、品目Xはそれにより揃えられる。その後、新しいUOMセービングに対する推薦とともに、警告が生成される。例えば、サイズにより動作された品目(A)の小売価格は1.69ドルであり、ブランドにより動作された品目(B)の小売価格は3.29ドルであり、対象品目(X)の小売価格は2.39ドルである。さらに、A及びXの間のセービング(15%〜25%)に基づいて計算された小売価格許容限界は(2.49ドル、2.79ドル)であり、B及びXの間のセービング(5%〜10%)に基づいて計算された小売価格許容限界は(2.99ドル、3.19ドル)である。この場合、許容限界の間に重畳はない。ゆえに、品目Xの小売価格はブランド許容限界の下限(2.49ドル)に更新され、品目A及び品目Xの間のセービングレンジは(15%〜20%)に更新される。
【0028】
さらに別の実施例では、小売価格推薦モジュール108は、当該品目の小売価格の少なくとも1つが、関係づけられたリンクされた品目と比較して、関係づけられた小売価格許容限界を逸し、かつ当該品目の小売価格が新たな小売価格である時に、ある品目のサイズリンク及びブランドリンクにより推薦されたセービングレンジの1つ以上を更新する。いくつかの実施形態では、小売価格推薦モジュール108は、弾力性による小売推薦を行う。
【0029】
いくつかの実施形態では、小売価格推薦モジュール108は、弾力性による小売推薦を行う。これらの実施形態では、品目に対するKVIが競争者価格決定システムにより自動推薦され、弾力性がKVIを決定するキーパラメータの1つであるとき、小売価格推薦モジュール108は弾力性による小売推薦を行う。もしリンケージ内の2つ以上の品目が販売され、小売推薦が競争戦略内の弾力性ルールに基づいている場合、その後リンケージルールにより当該品目のセービング率が生成及び調整され、競争戦略により推薦された小売が続行する。従ってリテイナーは意図的に競争に追従し、競争者のトレンド(ストアブランド品目も含め)によりセービングを調整することが可能になる。
【0030】
図2は、本発明のある実施形態に係る、製品リンケージ内のランク付け及び順序に基づいて小売価格を決定するための適用事例200を示す図である。ある実施形態では、品目のプロファイル化のための基準が定義される。例えば、基準はパフォーマンスの指標(KVI1〜N)、ブランド種別(例えばナショナルブランド、ストアブランド等)、サイズ及びその他の要素(例えば形、色、感度等)を含む。ある例では、トレンド設定品目(トレンド品目)はキー品目(
図2に示すように、7品目が選択される)が、パフォーマンス指標(すなわちKVI)に基づいて選択される。さらに、キー品目は定義された基準に基づいてランク付けされる(例えば
図2に示すように、ランク1〜7が品目に与えられる)。また、リンケージに基づいた小売推薦のためのビジネスルールが決定される。この例では、品目のうちで要素における類似性は、効果的にネットワークをカバーするため、キー品目を選択的に価格決定することにより利用されている。ルールの例は以下のようである。
1.KVI2はKVI1を動作させられない(例えば、ランクの低いKVIはランクの高いKVIを動作させられない)。
2.KVI2はKVI2を動作させることができ、他のより低いレベルでも同様である。
3.定義されたセービングの重畳が存在しない場合、より高いランクの品目により推薦されたセービングはより低いランクの品目に勝つ。
4.リンケージ内の2つの品目の両方が競争的キャプチャを持ち、
(a)当該品目はUOMによりリンクされ、その後優先度が競争的キャプチャに与えられ、それによりセービングが調整される。
(b)当該品目がブランド種別によりリンクされ、その後
(i)もし2品目のうち片方が非KVI又はより低い段階のKVIであれば、小売はセービングに基づいて推薦される。
(ii)もし両方の品目がKVI品目であり、競争者戦略によって弾力性により動作された小売推薦を持つならば、
小売価格推薦は以下の表例に示されたように、弾力性及び競争者品目変更の方向に基づいて変化する。
【0031】
図2に示すように、ランク1品目、ランク2品目及びランク4品目がトリガーされる品目である。その後小売価格推薦は、リンケージ内の全ての品目に、リンクされた品目に基づいて提供される。さらに、品目は以下で述べるようにリンクされる。
(i) ランク6品目、ランク2品目及びランク4品目はランク1品目にリンクされ、
(ii)ランク1品目及びランク3品目はランク2品目にリンクされ、
(iii)ランク2品目、ランク5品目及びランク7品目はランク3品目にリンクされ、
(iv)ランク1品目及びランク5品目はランク4品目とリンクされ、
(v)ランク3品目及びランク4品目はランク5品目とリンクされ、
(vi)ランク1品目及びランク7品目はランク6品目とリンクされ、かつ
(vii)ランク6品目及びランク3品目はランク7品目とリンクされる。
【0032】
ある実施形態では、ランク1品目について、品目に対して定められたCAPパーセンテージ(%)に基づいて維持されるキャプチャ小売(競争者増加)は、1.99ドルである。ランク2品目については、新しい小売は3.29ドルである。ここで、
図3に示すように、ランク2品目の新しい小売は、(セービング(180%〜190%)に基づいて計算された)ランク1品目の小売価格許容限界(3.59ドル〜3.69ドル)を逸している。例えば、許容限界はランク1品目の小売価格並びに、ランク1品目及びランク2品目の間のセービングを用いて計算される。その後、ランク2品目のサイズセービングが(165%〜175%)に更新される。さらに、ランク4(高弾力性)品目の新しい小売価格(競争者増加)は1.99ドル(競争からの20%のずれを維持するために増加)である。ランク4は弾力性ルールに基づいて揃えられているため、セービングは計算された小売価格の1.99ドルに則るように、(95%〜105%)に調整される。さらに、ランク6品目の現在の小売価格は1.29ドルである。ランク6品目の小売価格は、小売価格の1.29ドルが小売価格許容限界の最小値よりも小さいため、品目1の小売価格許容限界である(1.49ドル〜1.69ドル)に基づいて1.49ドルに更新される。例えば、小売限界はランク1品目の小売価格並びに、ランク1品目及びランク6品目の間のセービングを用いて計算される。この時点で、ランク1品目は完全に処理され、周囲のリンクされた品目と完全に揃えられていると判断される。
【0033】
さらに、ランク3品目の現在の小売価格は5.89ドルである。ランク3品目の小売価格は、ランク2品目の小売価格並びに、ランク2品目及びランク3品目の間のセービングに基づいて5.99ドルに更新される。例えば、ランク2品目及びランク3品目の間のセービングに基づいて計算された小売価格許容限界は(5.99ドル〜6.19ドル)である。ランク3品目の小売価格は許容限界の最小値(すなわち5.99ドル)に更新される。ランク2品目は完全に処理され、周囲のリンクされた品目と完全に揃えられていると判断される。
【0034】
さらに、ランク5品目の小売価格は4.99ドルであり、ランク4品目及びランク5品目の間のサイズセービングに基づいて計算された丸められた許容限界は(5.99ドル〜6.39ドル)であり、ランク3品目及びランク5品目の間のブランドセービングに基づいて計算された丸められた許容限界は(4.79ドル〜5.39ドル)である。従って、サイズ許容度及び現在の小売価格の重畳は未だ全くブランド許容限界に入っていない。その後、サイズ許容度セービングは(295%〜325%)に調整される。また、ランク7品目の現在の小売価格は4.79ドルであり、ランク6品目及びランク7品目の間のサイズセービングに基づいて計算された丸められた許容限界は(4.39ドル〜4.69ドル)であり、ランク3品目及びランク7品目の間のブランドセービングに基づいて計算された丸められた許容限界は(4.49ドル〜5.09ドル)である。従って、重畳許容度は(Max(min)〜Min(max))(4.49ドル〜4.69ドル)である。その後、ランク7品目の小売は4.69ドルに揃えられる。ランク3品目は完全に処理され、周囲のリンクされた品目に完全に揃えられていると判断される。また、ランク4品目、ランク5品目、ランク6品目及びランク7品目は完全に処理され、周囲のリンクされた品目と完全に揃えられていると判断される。
【0035】
この実施形態では、許容限界は下限パーセンテージセービングを最も近い丸められた価格点に切り上げ、上限パーセンテージセービングを最も近い丸められた価格点に切り捨てることで計算される。例えば、品目Yの小売価格が1.89ドルであり、品目Yが(110%〜130%)のセービングを持つ空白リンクによりリンクされている。ここで、丸められた下限は2.9ドル(丸められていないものは2.07ドル)であり、上限は2.39ドル(丸められていないものは2.46ドル)である。さらに、もし丸められた上限が丸められた下限よりも小さいならば、逆丸め、すなわち切り捨て(下限)及び切り上げ(上限)が実行されて解決不可能な許容度のケースを避ける。例えば、品目Zの小売価格は0.79ドルであり、品目Zは(77%〜86%)のセービングを持つ空白リンクによりリンクされている。ここで、丸められた下限は0.69ドル(丸められていないものは0.61ドル)であり、丸められた上限は0.59ドル(丸められていないものは0.68ドル)である。
【0036】
図3は、本実施例に係る、製品リンケージ内の小売価格決定のための方法300のフロー図である。プロセッサ実装された方法300はコンピュータ実行可能な命令の形で説明され得る。一般に、コンピュータ実行可能な命令はルーチン、プログラム、オブジェクト、構成要素、データ構造、手続き、モジュール、関数などを含み得る。方法300は通信ネットワークを通じてリンクされた遠隔処理デバイスにより実行される分配計算環境にも実現され得る。方法300が説明される順番は、限定としての構築を意図するものではなく、説明される方法のブロックのうち任意の数が、方法300又は代替の方法を実装するために任意の順番に組み合わせられ得るさらに、方法300はいかなる適切なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はそれらの組み合わせにおいても実装され得る。ある実施形態では、フローチャートに示される方法300は、システム、例えば
図1のシステム100により実行され得る。
【0037】
ブロック302では、製品リンケージ内の品目に対して定義されたランク付けの基準及び所定のビジネスルールが受け取られる。例えば、製品リンケージは互いにリンクされた(ブランド又は計測単位(UOM)リンクされた)品目のセットを含む。ブロック304では、製品リンケージ内の品目が、品目に対して定義されたランキングの基準に基づいてランク付けされる。ブロック306では、ある品目の小売価格が、製品リンケージ内のリンクされた品目の小売価格と、ランクの順に、所定のビジネスルールに基づいて比較される。ブロック308では、当該品目の小売価格許容限界が、比較に際しての品目及びリンクされた品目の間のセービングレンジに基づいて計算される。ブロック310では、製品リンケージ内の品目の小売価格は、計算された小売価格許容限界に基づいて更新される。
【0038】
明細書は、いかなる当業者も実施形態を作り、用いることができるように、本明細書の発明を記載する。本発明の実施形態の保護範囲は特許請求の範囲により定義され、当業者に生じる他の変更も含み得る。そういった他の変更は、もしそれが特許請求の範囲の文言と異ならないか、又はもしそれが特許請求の範囲の文言と軽微な差異を持つ等価な要素を含むならば、特許請求の範囲に含まれることが意図される。しかしながら、保護範囲は、コンピュータ読み取り可能で、内部にメッセージを持つ手段に加えてそういったプログラムにまで拡張され、そのような非一過性のコンピュータ読み取り可能なストレージ手段は、プログラムがサーバ又はモバイルデバイス又はいかなる適切なプログラム可能デバイス上で実行される時、方法の1つ以上のステップの実装のためのプログラムコード手段を含む。
【0039】
しかしながら、保護範囲は、コンピュータ読み取り可能で、内部にメッセージを持つ手段に加えてそういったプログラムにまで拡張され、そのような非一過性のコンピュータ読み取り可能なストレージ手段は、プログラムがサーバ又はモバイルデバイス又はいかなる適切なプログラム可能デバイス上で実行される時、方法の1つ以上のステップの実装のためのプログラムコード手段を含む。ハードウェアデバイスは、例えば、サーバ又はパーソナルコンピュータ又はそれに類するもの又はその組み合わせといったいかなる種類のコンピュータをも、含む、プログラム可能な任意の種類のデバイスであり得る。デバイスは、例えば特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲート配列(FPGA)といったハードウェア手段、若しくは、例えばASIC及びFPGAといったハードウェア及びソフトウェアの組み合わせ、又は少なくとも1つのマイクロプロセッサ及び内部にソフトウェアモジュールが位置する少なくとも1つのメモリであり得る手段をも含み得る。従って、手段はハードウェア手段及びソフトウェア手段の両方を含み得る。本明細書で説明された方法の実施形態は、ハードウェア及びソフトウェアにおいて実装され得る。デバイスはソフトウェア手段も含み得る。代替として、実施形態は例えば複数のCPU等の異なるハードウェアデバイス上に実装されてよい。
【0040】
本明細書の実施形態はハードウェア及びソフトウェア要素を含み得る。ソフトウェア内に実装された実施形態は、ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコード等を含み、ただしこれらに限定されない。本明細書で説明された様々なモジュールにより実行される機能は、他のモジュール又は他のモジュールの組み合わせの中で実装され得る。本明細書の目的のため、コンピュータ使用可能又はコンピュータ読み取り可能な媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスにより使用されるか、又はそれと接続されたプログラムを含み、格納し、通信し、伝達し、又は送信するいかなる装置でもあり得る。
【0041】
従って前述の特定の実装及び実施形態の説明は、当業者が現存の知識を適用することで、一般的な理念から逸脱することなく様々な適用及び特定の実施形態のためにすぐに変更及び/又は適応することが可能な、本明細書の実装及び実施形態の一般的な特性を完全に公開するものである。従ってそういった適応及び変更は、開示された実施形態の等価の意味及び範囲内にあると理解されることを意図され、かつそうあるべきである。本明細書で採用されている表現又は用語は説明のためのものであって、限定を目的とするものではないことは理解されるべきである。従って、本明細書の実施形態は好適な実施形態の見地から説明されているが、当業者は本明細書の実施形態は本明細書で説明されたような実施形態の理念及び範囲の中で変更を施して実施することができることを認識する。
【0042】
ここまでの説明は様々な実施形態への参照とともに示されてきた。この適用事例が関与する技術に通じた当業者は、説明された操作の構築及び方法における代替及び変更が、意味的に原理、理念及び範囲を逸脱することなく行えることを認める。