(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6706959
(24)【登録日】2020年5月21日
(45)【発行日】2020年6月10日
(54)【発明の名称】プロテオグリカン産生促進剤
(51)【国際特許分類】
A61K 36/882 20060101AFI20200601BHJP
A61K 8/9794 20170101ALI20200601BHJP
A61P 43/00 20060101ALI20200601BHJP
A61P 17/16 20060101ALI20200601BHJP
A61P 17/00 20060101ALI20200601BHJP
A61P 19/00 20060101ALI20200601BHJP
A61Q 19/08 20060101ALI20200601BHJP
A23L 33/105 20160101ALI20200601BHJP
【FI】
A61K36/882
A61K8/9794
A61P43/00 105
A61P17/16
A61P17/00
A61P19/00
A61Q19/08
A23L33/105
【請求項の数】4
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2016-77611(P2016-77611)
(22)【出願日】2016年4月7日
(65)【公開番号】特開2017-186284(P2017-186284A)
(43)【公開日】2017年10月12日
【審査請求日】2019年1月31日
(73)【特許権者】
【識別番号】000113470
【氏名又は名称】ポーラ化成工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100137338
【弁理士】
【氏名又は名称】辻田 朋子
(74)【代理人】
【識別番号】100196313
【弁理士】
【氏名又は名称】村松 大輔
(72)【発明者】
【氏名】生野 倫子
(72)【発明者】
【氏名】斉藤 優子
【審査官】
鶴見 秀紀
(56)【参考文献】
【文献】
特開2015−044788(JP,A)
【文献】
特開2007−277149(JP,A)
【文献】
特開2009−084216(JP,A)
【文献】
特開2010−088442(JP,A)
【文献】
韓国公開特許第10−2010−0043615(KR,A)
【文献】
Indian Journal or Pharmacology,2007年,39(4),pp.196-200
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61K 36/00−36/9068
A23L 33/105
A61K 8/00−8/99
A61P 17/00
A61P 17/16
A61P 19/00
A61P 43/00
A61Q 19/08
WPI
JSTPlus/JMEDPlus/JST7580(JDreamIII)
CAplus/MEDLINE/EMBASE/BIOSIS(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ショウブ科(Acoraceae Maetinov)ショウブ属(Acorus)に属する植物の抽出物からなる、プロテオグリカン産生促進剤(ただし、皮膚のしわ、くすみ若しくはきめの消失の改善、水分量若しくは弾力性の増加、動脈硬化の治療若しくは予防、又は骨疾患の治療若しくは予防に使用するための剤は除く)。
【請求項2】
ショウブ科(Acoraceae Martinov)ショウブ属(Acorus)に属する植物が、ショウブ(Acorus calamus)である、請求項1に記載のプロテオグリカン産生促進剤。
【請求項3】
プロテオグリカンであるデコリン、フィブロモジュリン、パールカン、ルミカン、シンデカン−4及びセルグリシンの産生を促進するための、請求項1又は2に記載のプロテオグリカン産生促進剤。
【請求項4】
外用剤又は経口剤である、請求項1〜3の何れかに記載のプロテオグリカン産生促進剤。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プロテオグリカン産生促進剤に関する。
【背景技術】
【0002】
プロテオグリカンはタンパク質(コアタンパク質)にグリコサミノグリカンが共有結合した分子の総称であり、細胞表面と細胞外マトリックスの主要成分となっている。
プロテオグリカンとしては、アグリカン、バーシカン、ニューロカン、ブレビカン、デコリン、ビグリカン、セルグリシン、パールカン、シンデカン、グリピカン、ルミカン、ケラトカンなどが知られている。また、グリコサミノグリカンはその骨格構造によりコンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、ヘパラン硫酸及びヘパリン、ケラタン硫酸、ヒアルロン酸に分類される。
【0003】
プロテオグリカンは皮膚、骨、軟骨などの結合組織に豊富に存在しており、細胞内や細胞膜に存在が認められている。これまでに、プロテオグリカンの産生を促進することにより、生体組織の機能を向上・改善する技術が提案されている。
特許文献1には、皮膚の萎縮や、しわ、たるみなどの加齢に伴う皮膚性状変化に対する改善効果を有する、甘草の抽出物を含有するプロテオグリカンの生成促進剤が記載されている。
特許文献2には、骨の伸長障害、関節症、関節炎、軟骨外傷、骨折などの軟骨及び骨疾患の治療及び/又は改善を目的とする、プロテオグリカン生合成原料成分を含有する軟骨生成促進剤が記載されている。
特許文献3には、軟骨細胞のプロテオグリカン生成を促進する作用を有するプロテオグリカン生成促進剤が記載されている。特許文献3には、プロテオグリカン生成促進剤が、変形性関節症、慢性関節リウマチ変形性、脊椎症椎間板ヘルニア、軟骨形成異常症、骨折の治癒及び修復、外傷による関節軟骨、関節円板の修復、急性化膿性関節炎、結核性関節炎、梅毒性関節炎、リウマチ熱、全身性エリテマトーデス、骨移植による修復を含む、軟骨障害に起因する各種疾患の治療・予防に有効であることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−028071号公報
【特許文献2】特開2007−161688号公報
【特許文献3】特開2000−281577号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、新規なプロテオグリカン産生促進剤を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは鋭意研究努力の結果、ショウブ科(Acoraceae Martinov)ショウブ属(Acorus)に属する植物の抽出物に、プロテオグリカンの産生を促進させる作用があることを見出した。
本発明者らは、以上の知見に基づいて、本発明を完成させた。
【0007】
上記課題を解決する本発明は、ショウブ科(Acoraceae Martinov)ショウブ属(Acorus)に属する植物の抽出物からなる、プロテオグリカン産生促進剤である。
本発明のプロテオグリカン産生促進剤は、プロテオグリカンの産生促進効果に優れる。
【0008】
本発明の好ましい形態では、ショウブ科(Acoraceae Martinov)ショウブ属(Acorus)に属する植物が、ショウブ(Acorus calamus)である。
【0009】
また、本発明のプロテオグリカン産生促進剤は、プロテオグリカンであるデコリン、フィブロモジュリン、パールカン、ルミカン、シンデカン−4及びセルグリシンの産生促進に有用である。
【0010】
本発明のプロテオグリカン産生促進剤は、外用剤又は経口剤の形態とすることが好ましい。
【発明の効果】
【0011】
本発明のプロテオグリカン産生促進剤は、プロテオグリカンの産生を促進する作用に優れる。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明のプロテオグリカン産生促進剤は、ショウブ科(Acoraceae Martinov)ショウブ属(Acorus)に属する植物の抽出物からなる。
【0013】
本発明のプロテオグリカン産生促進剤は、プロテオグリカンの産生を促進する。より具体的には、本発明のプロテオグリカン産生促進剤は、デコリン、フィブロモジュリン、パールカン、ルミカン、シンデカン−4及びセルグリシンの産生促進作用に優れる。
【0014】
本発明で用いるショウブ科(Acoraceae Martinov)ショウブ属(Acorus)に属する植物としては、例えばショウブ(Acorus calamus)、セキショウ(Acorus gramineus)、又はこれらの近縁種や変種などが挙げられるが、ショウブ(Acorus calamus)が特に好ましく挙げられる。
【0015】
本発明における前記植物の抽出物は、日本において自生又は生育された植物、漢方生薬原料などとして販売される日本産のものを用い抽出物を作製することもできるし、丸善株式会社などの植物抽出物を扱う会社より販売されている市販の抽出物を購入し、使用することもできる。
【0016】
抽出に際し、前記植物の植物体、地上部、根茎部又は種子は予め、粉砕或いは細切して抽出効率を向上させるように加工することが好ましい。抽出物は、植物体、地上部、根茎部もしくは種子又はその乾燥物1質量に対して、溶媒を1〜30質量部加え、室温であれば数日間、沸点付近の温度であれば数時間浸漬する。浸漬後は、室温まで冷却し、所望により不溶物を除去した後、溶媒を減圧濃縮するなどにより除去することができる。しかる後、シリカゲルやイオン交換樹脂を充填したカラムクロマトグラフィ−などで分画精製し、所望の抽出物を得ることができる。
【0017】
抽出溶媒としては、極性溶媒が好ましく、水、エタノ−ル、イソプロピルアルコ−ル、ブタノ−ルなどのアルコ−ル類、1,3−ブタンジオ−ル、ポリプロピレングリコ−ルなどの多価アルコ−ル類、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類、ジエチルエ−テル、テトラヒドロフランなどのエ−テル類から選択される1種乃至は2種以上が好適に例示できる。
【0018】
本発明のプロテオグリカン産生促進剤は外用剤又は経口剤の形態とすることが好ましい。
外用剤としては化粧料、医薬部外品、医薬品などが好適に例示でき、本発明の効果を損ねない限度において、通常使用される任意成分を含有することもできる。このような任意成分としては、例えば、マカデミアナッツ油、アボカド油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、ホホバ油、ヤシ油、パーム油、液状ラノリン、硬化ヤシ油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、イボタロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、ホホバロウ等のオイル、ワックス類;流動パラフィン、スクワラン、プリスタン、オゾケライト、パラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類;オレイン酸、イソステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸等の高級脂肪酸類;セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール等;イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等の合成エステル油類等の油剤類;脂肪酸セッケン(ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等)、ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル等のアニオン界面活性剤類;塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリルアミンオキサイド等のカチオン界面活性剤類;イミダゾリン系両性界面活性剤(2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等)、ベタイン系界面活性剤(アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)、アシルメチルタウリン等の両性界面活性剤類;ソルビタン脂肪酸エステル類(ソルビタンモノステアレート、セスキオレイン酸ソルビタン等)、グリセリン脂肪酸類(モノステアリン酸グリセリン等)、プロピレングリコール脂肪酸エステル類(モノステアリン酸プロピレングリコール等)、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、POEソルビタン脂肪酸エステル類(POEソルビタンモノオレエート、モノステアリン酸ポリオキエチレンソルビタン等)、POEソルビット脂肪酸エステル類(POE−ソルビットモノラウレート等)、POEグリセリン脂肪酸エステル類(POE−グリセリンモノイソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノオレート、POEジステアレート等)、POEアルキルエーテル類(POE2−オクチルドデシルエーテル等)、POEアルキルフェニルエーテル類(POEノニルフェニルエーテル等)、プルロニック型類、POE・POPアルキルエーテル類(POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル等)、テトロニック類、POEヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等)、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等の非イオン界面活性剤類;ポリエチレングリコール、グリセリン、エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、プロピレングリコール、2,4−ヘキサンジオール等の多価アルコール類;ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム等の保湿成分類;パラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤;アントラニル酸系紫外線吸収剤;サリチル酸系紫外線吸収剤;桂皮酸系紫外線吸収剤;ベンゾフェノン系紫外線吸収剤;糖系紫外線吸収剤;2−(2'−ヒドロキシ−5'−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4−メトキシ−4'−t−ブチルジベンゾイルメタン等の紫外線吸収剤類;エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類フェノキシエタノール等の抗菌剤などが好ましく例示できる。
【0019】
経口剤としては、例えば、菓子やパン、麺などの一般食品、ドリンク製剤、カプセル剤や錠剤の形態をとる健康増進の目的を有する食品群(例えば、特定保健用食品等)、顆粒剤、粉末剤、カプセル剤や、錠剤の形態をとる経口投与医薬品等が例示できる。
経口剤の形態とする場合においては、許容される任意成分を含有することができる。この様な任意成分としては、食品であれば、塩、砂糖、グルタミン酸ナトリウム、イノシン酸ナトリウム、酢等の調味成分、着色成分、フレーバー等の矯臭成分、増粘剤、乳化・分散剤、保存料、安定剤、各種ビタミン類等が好適に例示でき、健康増進の目的を有する食品群や医薬品であれば、結晶セルロース、乳糖等の賦形剤、アラビヤガムやヒドロキシプロピルセルロース等の結合剤、クロスカルメロースナトリウム、デンプン等の崩壊剤、ステアリン酸マグネシウム等の滑沢剤、矯味、矯臭剤、着色剤、各種ビタミン類等が好ましく例示できる。これらを常法に従って処理することにより、本発明の経口投与組成物を製造することができる。
【0020】
経口剤における前記植物の抽出物の総含有量は、固形分として、0.01〜100質量%、より好ましくは0.1〜50質量%とすることができる。
また、固形分として前記植物の抽出物を1日あたり1〜200mgを1回又は数回に分けて飲用する形態とすることが好ましい。
【0021】
本発明のプロテオグリカン産生促進剤は、皮膚、骨、軟骨などの機能向上・改善のために用いることができる。
より具体的には、本発明のプロテオグリカン産生促進剤は、皮膚の萎縮や、しわ、たるみの改善、保湿力、粘弾性の向上のために用いることができる。 また、本発明のプロテオグリカン産生促進剤は、骨の伸長障害、関節症、関節炎、軟骨外傷、骨折などの軟骨及び骨疾患の治療・改善のために用いることができる。
【実施例】
【0022】
<方法>
ショウブ根抽出物のプロテオグリカン産生促進効果を、各種プロテオグリカンのコアタンパク質の遺伝子発現を指標に評価した。
(1)DMEM培地(SIGMA製)を用い、正常ヒト真皮線維芽細胞を24ウェルプレ−トに3.5×10
4cells/ウェルで播種し、37℃・5%CO
2環境下で2日間培養した。培養後、培地を除去し、PBSにて細胞を洗浄後、ショウブ根抽出物(丸善製薬製)又は溶媒対照を0.1%含むDMEM培地を加え、37℃・5%CO
2環境下にて、24時間培養した。以下、ショウブ根抽出物を添加した細胞をショウブ根抽出群、溶媒対照を添加した細胞を溶媒対照群と記す。
(2)FastLane Cell Multiplex Kit(QIAGEN製)を用いて上記正常ヒト真皮線維芽細胞のmRNAを抽出した。
(3)プロテオグリカンであるデコリン、フィブロモジュリン、パールカン、ルミカン、シンデカン−4、セルグリシンについて、各コアタンパク質をコードする遺伝子であるDCN、FMOD、HSPG2、LUM、SDC4、SRGNのmRNA発現量を、リアルタイムqPCR法にて測定した。また、内在性コントロール遺伝子であるACTBのmRNA発現量を同様に測定した。
測定には、One Step SYBR PrimeScript RT−PCR Kit II(タカラバイオ製)及び下記プライマーを用いた。
・Hs_DCN_1_SG QuantiTect Primer Assay (QIAGEN製)
・Hs_FMOD_1_SG QuantiTect Primer Assay(QIAGEN製)
・Hs_HSPG2_1_SG QuantiTect Primer Assay (QIAGEN製)
・Hs_LUM_1_SG QuantiTect Primer Assay (QIAGEN製)
・Hs_SDC4_1_SG QuantiTect Primer Assay (QIAGEN製)
・Hs_SRGN_1_SG QuantiTect Primer Assay (QIAGEN製)
・Hs_ACTB_2_SG QuantiTect Primer Assay (QIAGEN製)
(4)ショウブ根抽出群及び溶媒対照群における各mRNA発現量について、ACTBの発現量による補正を行い、溶媒対照群の各mRNA発現量を1とした場合の、ショウブ根抽出群の各mRNA発現量を算出した。結果を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】
表1に示すように、ショウブ根抽出物の添加により、正常ヒト真皮線維芽細胞のDCN、FMOD、HSPG2、LUM、SDC4、SRGNのmRNA発現量が増加した。
これにより、ショウブ根抽出物は、プロテオグリカンであるデコリン、フィブロモジュリン、パールカン、ルミカン、シンデカン−4及びセルグリシンの産生促進効果を有することが判る。
【産業上の利用可能性】
【0025】
本発明は、化粧料やサプリメントに応用できる。