特許第6707789号(P6707789)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6707789WLAN内のOFDMシンボルおよびOFDMAシンボルの送信をそれぞれ含む、シングルユーザおよびマルチユーザ動作モード中のトーンマッピングのシステムおよび方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6707789
(24)【登録日】2020年5月25日
(45)【発行日】2020年6月10日
(54)【発明の名称】WLAN内のOFDMシンボルおよびOFDMAシンボルの送信をそれぞれ含む、シングルユーザおよびマルチユーザ動作モード中のトーンマッピングのシステムおよび方法
(51)【国際特許分類】
   H04L 27/26 20060101AFI20200601BHJP
   H04J 1/00 20060101ALN20200601BHJP
【FI】
   H04L27/26 113
   H04L27/26 100
   !H04J1/00
【請求項の数】26
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2017-516734(P2017-516734)
(86)(22)【出願日】2015年9月2日
(65)【公表番号】特表2017-538307(P2017-538307A)
(43)【公表日】2017年12月21日
(86)【国際出願番号】US2015048117
(87)【国際公開番号】WO2016053565
(87)【国際公開日】20160407
【審査請求日】2018年8月20日
(31)【優先権主張番号】62/058,887
(32)【優先日】2014年10月2日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】14/823,257
(32)【優先日】2015年8月11日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】502188642
【氏名又は名称】マーベル ワールド トレード リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】龍華国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】ジャン、ホンユアン
(72)【発明者】
【氏名】スー、ミングァン
(72)【発明者】
【氏名】スン、ヤクン
【審査官】 原田 聖子
(56)【参考文献】
【文献】 特表2017−532817(JP,A)
【文献】 特表2017−532862(JP,A)
【文献】 Shahrnaz Azizi,OFDMA Numerology and Structure, IEEE 802.11-15/0330r5,IEEE, インターネット<URL:https://mentor.ieee.org/802.11/dcn/15/11-15-0330-05-00ax-ofdma-numerology-and-structure.pptx>,2015年 5月13日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 27/26
H04J 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
システムであって、
第1ネットワークデバイスがシングルユーザモードで動作しているか、マルチユーザモードで動作しているかに基づいて、直流トーンの数を決定する直流トーンモジュールと、
前記第1ネットワークデバイスが前記シングルユーザモードで動作しているか、前記マルチユーザモードで動作しているかに基づいて、ガードトーンの数を決定するガードトーンモジュールと、
を備え、
(i)前記直流トーンモジュールが、直流オフセットまたは残存受信機直流オフセットに基づいて、前記直流トーンの数を決定し、および/または、
(ii)前記ガードトーンモジュールが、前記直流オフセットまたは前記残存受信機直流オフセットに基づいて、前記ガードトーンの数を決定し、
前記システムが、
(i)前記直流トーンの数と、(ii)前記ガードトーンの数とに基づいてデータトーンの数を決定するデータトーン割り当てモジュールと、
(i)データを受信し、(ii)前記データトーンの数に基づき、前記データを前記データトーンにマッピングする、マッピングモジュールと、
前記マッピングモジュールの出力の周波数ドメイン/時間ドメイン変換を実行して(i)前記シングルユーザモードで動作している前記第1ネットワークデバイスに対応する直交波周波数分割多重シンボルと、(ii)前記マルチユーザモードで動作している前記第1ネットワークデバイスに対応する直交波周波数分割多重アクセスシンボルとを生成する、逆フーリエ変換モジュールと、
無線ローカルエリアネットワークのチャネルを介して、前記第1ネットワークデバイスから、(i)前記シングルユーザモードで動作している前記第1ネットワークデバイスに対応する前記直交波周波数分割多重シンボルと、(ii)前記マルチユーザモードで動作している前記第1ネットワークデバイスに対応する前記直交波周波数分割多重アクセスシンボルとを送信する送信機と
更に備えるシステム。
【請求項2】
(i)前記直流トーンモジュールは、前記シングルユーザモードにおける直流トーンの第1の数を選択し、(ii)マルチユーザモードにおける直流トーンの第2の数を選択し、前記第2の数は、前記第1の数より大きいか、前記第1の数に等しい、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記第2の数は、前記第1の数より大きい、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記ガードトーンモジュールは、(i)前記シングルユーザモードにおけるガードトーンの第1の数を選択し、(ii)前記マルチユーザモードにおけるガードトーンの第2の数を選択し、前記第2の数は、前記第1の数より大きいか、前記第1の数に等しい、請求項1から3の何れか一項に記載のシステム。
【請求項5】
前記第2の数は、前記第1の数より大きい、請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
前記直流トーンモジュールは、前記直流オフセットおよび前記残存受信機直流オフセットに基づいて、前記直流トーンの数を決定する、請求項1から5の何れか一項に記載のシステム。
【請求項7】
前記ガードトーンモジュールは、前記直流オフセットおよび前記残存受信機直流オフセットに基づいて、前記ガードトーンの数を決定する、請求項1から6の何れか一項に記載のシステム。
【請求項8】
前記ガードトーンモジュールは、前記直交波周波数分割多重シンボル、または、前記直交波周波数分割多重アクセスシンボルの送信のためのスペクトルマスク要件に基づいて前記ガードトーンの数を決定する、請求項1から7の何れか一項に記載のシステム。
【請求項9】
前記データトーン割り当てモジュールは、前記データトーンを不規則形式で複数のネットワークデバイスに割り当て、その結果、1つまたは複数のデータトーンはレフトオーバーとなり、前記複数のネットワークデバイスの何れかに割り当てられなくなり、
前記複数のネットワークデバイスは、前記第1ネットワークデバイスを含まず、
前記マッピングモジュールは、前記データトーンのレフトオーバーの数だけ、前記直流トーンの数、または、前記ガードトーンの数を増大させる、
請求項1から8の何れか一項に記載のシステム。
【請求項10】
前記データトーン割り当てモジュールは、前記直流トーンの増大した数、または、前記ガードトーンの増大した数に基づいて、前記複数のネットワークデバイスに割り当てられる前記データトーンの周波数を調整する、請求項9に記載のシステム。
【請求項11】
前記直流トーンモジュールが、直流オフセットまたは残存受信機直流オフセットに基づいて、前記直流トーンの数を決定し、
前記ガードトーンモジュールが、前記直流オフセットまたは前記残存受信機直流オフセットに基づいて、前記ガードトーンの数を決定する、請求項1に記載のシステム。
【請求項12】
前記直流トーンモジュールは、中心直流トーンと隣接データトーンとの間の周波数範囲が前記残存受信機直流オフセットより大きくなるように、前記直流トーンの数を選択するように構成される、請求項1から11の何れか1項に記載のシステム。
【請求項13】
前記直流トーンモジュールは、前記直流トーンの合計数から1を引いて2で割った結果をトーン間隔に掛けた値が前記残存受信機直流オフセットより大きくなるように、前記第1ネットワークデバイスが前記シングルユーザモードで動作している場合に対する前記直流トーンの数を前記トーン間隔に基づいて選択するように構成される、請求項1から12の何れか1項に記載のシステム。
【請求項14】
方法であって、
第1ネットワークデバイスがシングルユーザモードで動作しているか、マルチユーザモードで動作しているかに基づいて、直流トーンの数を決定することと、
前記第1ネットワークデバイスが前記シングルユーザモードで動作しているか前記マルチユーザモードで動作しているかに基づいて、ガードトーンの数を決定することと、
前記直流トーンの数および前記ガードトーンの数に基づいて、データトーンの数を決定することと、
を含み、
(i)前記直流トーンの数が、直流オフセットまたは残存受信機直流オフセットに基づいて決定され、および/または、
(ii)前記ガードトーンの数が、前記直流オフセットまたは前記残存受信機直流オフセットに基づいて決定され、
前記方法が、
マッピングモジュールでデータを受信することと、
前記データトーンの数に基づいて、前記データを前記データトーンにマッピングすることと、
前記マッピングモジュールの出力の周波数ドメイン/時間ドメイン変換を実行して(i)前記シングルユーザモードで動作している前記第1ネットワークデバイスに対応する直交波周波数分割多重シンボル、および、(ii)前記マルチユーザモードで動作している前記第1ネットワークデバイスに対応する直交波周波数分割多重アクセスシンボルを生成することと、
無線ローカルエリアネットワークのチャネルを介して前記第1ネットワークデバイスから、(i)前記シングルユーザモードで動作している前記第1ネットワークデバイスに対応する前記直交波周波数分割多重シンボル、および、(ii)前記マルチユーザモードで動作している前記第1ネットワークデバイスに対応する前記直交波周波数分割多重アクセスシンボルを送信することと
を更に含む方法。
【請求項15】
前記シングルユーザモードにおける直流トーンの第1の数を選択することと、
前記マルチユーザモードにおける直流トーンの第2の数を選択することと、
前記第2の数は、前記第1の数より大きいか、前記第1の数に等しいことと
を更に含む、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記第2の数は、前記第1の数より大きい、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記シングルユーザモードにおけるガードトーンの第1の数を選択することと、
前記マルチユーザモードにおけるガードトーンの第2の数を選択することと、
前記第2の数は、前記第1の数より大きいか、前記第1の数に等しいことと
を更に含む、請求項14または15に記載の方法。
【請求項18】
前記第2の数は、前記第1の数より大きい、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記直流オフセットおよび前記残存受信機直流オフセットに基づいて、前記直流トーンの数を決定することを更に含む、請求項14から18の何れか一項に記載の方法。
【請求項20】
前記直流オフセットおよび前記残存受信機直流オフセットに基づいて、前記ガードトーンの数を決定することを更に含む、請求項14から19の何れか一項に記載の方法。
【請求項21】
前記直交波周波数分割多重シンボルまたは前記直交波周波数分割多重アクセスシンボルの送信のためのスペクトルマスク要件に基づいて、前記ガードトーンの数を決定することを更に含む、請求項14から20の何れか一項に記載の方法。
【請求項22】
前記データトーンを不規則形式で複数のネットワークデバイスに割り当て、その結果、1つまたは複数のデータトーンがレフトオーバーとなり、前記複数のネットワークデバイスのいずれにも割り当てられないようになり、前記複数のネットワークデバイスは、前記第1ネットワークデバイスを含まないことと、
前記直流トーンの数、または、前記ガードトーンの数を前記データトーンのレフトオーバーの数だけ増大させることと、
更に含む、請求項14から21の何れか一項に記載の方法。
【請求項23】
前記直流トーンの増大した数、または、前記ガードトーンの増大した数に基づいて、前記複数のネットワークデバイスに割り当てられる前記データトーンの1つまたは複数の周波数を調整することを更に含む、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記直流トーンの数が、直流オフセットまたは残存受信機直流オフセットに基づいて決定され、
前記ガードトーンの数が、前記直流オフセットまたは前記残存受信機直流オフセットに基づいて決定される、請求項14に記載の方法。
【請求項25】
前記直流トーンを決定することが、中心直流トーンと隣接データトーンとの間の周波数範囲が前記残存受信機直流オフセットより大きくなるように、前記直流トーンの数を選択することを含む、請求項14から24の何れか1項に記載の方法。
【請求項26】
前記直流トーンを決定することが、前記直流トーンの合計数から1を引いて2で割った結果をトーン間隔に掛けた値が前記残存受信機直流オフセットより大きくなるように、前記第1ネットワークデバイスが前記シングルユーザモードで動作している場合に対する前記直流トーンの数を前記トーン間隔に基づいて選択することを含む、請求項14から25の何れか1項に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本開示は、2015年8月11日に申請された、米国実用特許出願第14/823,257号の優先権を主張し、また、2014年10月2日に申請された、米国仮特許出願第62/058,887号の利益を主張する。上記において参照される出願の開示全体が、参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本開示は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)に関し、より具体的には、WLAN内の直交波周波数分割多重(OFDM)および直交波周波数分割多重アクセス(OFDMA)シンボルのためのトーンマッピングに関する。
【背景技術】
【0003】
OFDMは、無線通信システムにおいて、無線ローカルエリアネットワーク内のネットワークデバイス間のデータ送信に利用されている。様々な米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11無線ネットワーク規格(IEEE802.11ac、IEEE802.11b、IEEE802.11g、IEEE802.11nなど)が、ブランド名Wi−Fi(登録商標)の下で販売され、高スループット無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を対象としている。Wi−Fi(登録商標)とは、電子デバイスが主に2.4ギガヘルツ(GHz)極超短波(UHF)および5GHzセンチメートル波(SHF)、産業・科学・医療(ISM)無線帯域を使用して通信することを可能にするローカルエリア無線コンピュータネットワーク技術である。
【0004】
Wi−Fi(登録商標)ネットワーク内で、第1ネットワークデバイスは、OFDMを使用して、所定の帯域内のデータを第2ネットワークデバイスに送信し得る。所定の帯域は、データを乗せて送信し得るためのトーン(サブキャリアと呼ばれることもある)を所定の数だけ含み得る。第1ネットワークデバイスは、直流(DC)トーンおよび所定の数のガードトーンを除く、所定の帯域内のサブキャリアすべてを使用してデータを送信し得る。DCトーンとは、所定の帯域のゼロ周波数(または中心周波数)トーンを指す。ガードトーンとは、所定の帯域の端および中にあるトーンを指す。所定の帯域に隣接する帯域内で他のネットワークデバイスによって送信される信号に干渉することを防止するべく、データはガードトーンで送信されない。
【発明の概要】
【0005】
直流トーンモジュールと、ガードトーンモジュールと、データトーン割り当てモジュールと、マッピングモジュールと、逆フーリエ変換モジュールと、送信機とを備えるシステムを提供する。直流トーンモジュールは、第1ネットワークデバイスがシングルユーザモードで動作するか、または、マルチユーザモードで動作するかに基づいて、直流トーンの数を決定するように構成されている。ガードトーンモジュールは、第1ネットワークデバイスがシングルユーザモードで動作するか、マルチユーザモードで動作するかに基づいて、ガードトーンの数を決定するように構成されている。データトーン割り当てモジュールは、(i)直流トーンの数、および、(ii)ガードトーンの数に基づいて、データトーンの数を決定するように構成されている。マッピングモジュールは、(i)データを受信し、(ii)データトーンの数に基づいて、データをデータトーンにマッピングするように構成されている。逆フーリエ変換モジュールは、マッピングモジュールの出力の周波数ドメイン/時間ドメイン変換を実行するように構成されており、これにより、(i)シングルユーザモードで動作している第1ネットワークデバイスに対応する直交波周波数分割多重シンボルと、(ii)マルチユーザモードで動作する第1ネットワークデバイスに対応する直交波周波数分割多重アクセスシンボルとを生成する。送信機は、無線ローカルエリアネットワークのチャネルを介して、第1ネットワークデバイスから、(i)シングルユーザモードで動作している第1ネットワークデバイスに対応する直交波周波数分割多重シンボルと、(ii)マルチユーザモードで動作している第1ネットワークデバイスに対応する直交波周波数分割多重アクセスシンボルとを送信するように構成されている。
【0006】
本開示の利用可能な更なる領域は、詳細な説明、特許請求の範囲、および図面から明らかになるであろう。詳細な説明および具体的な例は、専ら説明を意図しており、本開示の範囲を限定することを意図していない。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本開示の実施形態によるOFDMおよび/またはOFDMA送信のために実装され得る、縮小トーン間隔を図示するトーンダイアグラムである。
【0008】
図2】本開示の実施形態による、それぞれのサブキャリアマッピングモジュールを含むネットワークデバイスを有する無線ローカルエリアネットワークの機能ブロック図である。
【0009】
図3】本開示の実施形態による、送信機モジュールおよび受信機モジュールの一部を図示する機能ブロック図である。
【0010】
図4】本開示の実施形態による、ビット/トーンマッピングを含むネットワークデバイス送信方法を図示する。
【0011】
図5】本開示の実施形態による、シングルユーザ動作モードのDCトーン、データトーン、およびガードトーンを図示するトーンダイアグラムである。
【0012】
図6】本開示の実施形態による、他のシングルユーザ動作モードのDCトーン、データトーン、およびガードトーンを図示するトーンダイアグラムである。
【0013】
図7】本開示の実施形態による、マルチユーザ動作モードのDCトーン、データトーン、およびガードトーンを図示するトーンダイアグラムである。
【0014】
図8】本開示の実施形態による、他のシングルユーザ動作モードのDCトーン、データトーン、およびガードトーンを図示するトーンダイアグラムである。
【0015】
図9】本開示の実施形態による、他のマルチユーザ動作モードのDCトーン、データトーン、およびガードトーンを図示するトーンダイアグラムである。
【0016】
図10】本開示によるトーン/ビットデマッピングを含むネットワークデバイス受信方法を示す。
【0017】
図面中、参照符号は類似および/または同一の要素を示すべく、繰り替えし利用されることがある。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本明細書に開示されているように、IEEE802.11/Wi−Fi(登録商標)規格(例えば、IEEE802.11ax)に従って動作するネットワークデバイスは、複数のモードで動作し得る。当該複数のモードには、シングルユーザモードおよびマルチユーザモードが含まれ得る。第1ネットワークデバイスは、シングルユーザモード中に、単一のネットワークデバイスと通信し得る。第1ネットワークデバイスは、マルチユーザモード中に、複数のネットワークデバイスと通信し得る。第1ネットワークデバイスは、アクセスポイントまたは基地局であり得る。一実装において、第1ネットワークデバイスは、アクセスポイントまたは基地局ではない。
【0019】
シングルユーザ(または第1動作)モードおよび/またはマルチユーザ(または第2動作)モード中、第1ネットワークデバイスは、例えば、IEEE802.11acまたはIEEE802.11gに従って使用されるトーン間隔より小さいトーン間隔を有するトーンを介して、データを送信し得る。例えば、縮小トーン間隔は、IEEE802.11acまたはIEEE802.11gに従って使用されるトーン間隔の1/4であり得る。図1は、縮小トーン間隔を図示するトーンダイアグラムを示す。図1において、例えば、IEEE802.11acに従って使用されるトーンが示されており、指定帯域幅については10と指定されている。同一の帯域幅について、縮小トーン間隔を有するトーンは、トーン10、および、12で指定されたトーンを含む。トーン10は、ΔF1で指定されたトーン間隔(または、トーン間の周波数範囲)を有する。集合トーン10、12は、ΔF2で指定されたトーン間隔を有する。
【0020】
縮小トーン間隔は、受信するネットワークデバイスの受信機における残存(RX)DCオフセットに起因する、特定のデータトーンの歪みに負の影響を及ぼし得る。受信機は、送信するネットワークデバイスの送信機に対するDCオフセットおよびキャリア周波数オフセット(CFO)を認識し得る。DCオフセットとは、受信機のDC(または中心周波数)トーンと、送信機のDC(または中心周波数)トーンとの間の周波数の差を指す。CFOとは、受信機のキャリア周波数と、送信機の対応するキャリア周波数との間の周波数の差を指す。受信機は、受信した信号の処理中、DCオフセットおよびCFOを推定および補償し得る。DCオフセットおよびCFOを完全に補償する能力は、受信した信号の後処理の後で生じる残存DCオフセットに影響する。
【0021】
CFOおよび/または残存DCオフセットのサイズに応じて、周波数に関してDCトーン(例えば、中心DCトーン14)の隣または近くにあるデータトーンは、受信機でシフトされ得て、最終的に、縮小トーン間隔に起因するDCトーンの周波数に重複し得る。この重複は、周波数に関してDCトーンの隣または近くにあるデータトーンの歪みを引き起こし得る。その結果、周波数に関してDCトーンの隣または近くにあるデータトーン上で受信されたデータは、受信機で消去または無視され得て、これにより、最初に送信されたデータと正確に一致するデータを出力するときの性能が向上する。追加のDCトーン(または、中心DCトーンと、最も近いデータトーンとの間にあるトーン)が使用され得る。追加のDCトーンは、中心DCトーンの中心周波数の下および上にある周波数を有し得る。例えば、図1は、対応する中心周波数を有する中心DCトーン14を示す。中心DCトーン14に隣接するデータトーン16、18は、データを送信するのに使用され得ず、DCトーン(または、データが送信されていないトーン)として使用され得る。これにより、DCトーンに隣接するデータトーンの間の間隔が長くなり、データが消去または無視され得る追加のDCトーンが提供される。
【0022】
シングルユーザモード中、第1ネットワークデバイスと第2ネットワークデバイスとの間で送信される、アップリンク送信およびダウンリンク送信は、OFDM信号を含み得る。マルチユーザモード中、第1ネットワークデバイスと複数のネットワークデバイスとの間で送信される、アップリンク送信およびダウンリンク送信は、OFDMA信号を含み得る。第1ネットワークデバイスは、複数のネットワークデバイスの各々について、対応する1つまたは複数のデータトーン(トーンブロックと総称される)を割り当て得る。1つまたは複数のトーンブロックは、複数のネットワークデバイスの各々に割り当てられ得る。その結果、マルチユーザモード中、ネットワークデバイスごとに使用されるデータトーンの数は通常、シングルユーザモード中に第2ネットワークデバイスに使用されるデータトーンの数より、遥かに小さい。シングルユーザモードおよびマルチユーザモード中、DCトーンおよびガードトーンとして使用されないトーンは、データトーンとして使用され得る。マルチユーザモード中に使用される、ユーザあたりのデータトーンの数が少ない(トーンブロックが小さい)ので、残存RX DCオフセットおよび/または隣接帯域干渉に起因する歪みは、使用できないデータトーンの割合を大きく増大させる。これは、送信機によって最初に送信されたデータを正確に決定する性能に関して、受信機の性能に負の影響を及ぼし得る。
【0023】
データが消去または無視され得るDCトーンの数が増大すると、受信機の性能が向上するが、DCトーンの数が増大すると、スペクトル効率が減少する。また、ガードトーンの数が増大すると、送信帯域間の干渉が減少するが、ガードトーンの数が増大すると、スペクトル効率が減少する。スペクトル効率を向上させるべく、受信機において、データが使用されるデータトーンの数が増大される。データトーンの数が増大すると、DCトーンおよび/またはガードトーンの数が減少し、その結果、スペクトル効率が向上する。したがって、受信機の性能とスペクトル効率との間にはトレードオフが存在し得る。
【0024】
(i)シングルユーザモードおよびマルチユーザモードの縮小トーン間隔に対応するための、および、(ii)マルチユーザモード中に、OFDMA信号のアップリンクおよびダウンリンクを含めるための、トーンマッピングプランが下に開示されている。トーンマッピングプランとは、DCトーン、ガードトーン、および、データトーンとして指定される特定の周波数帯域内のトーンの数を指す。また、トーンマッピングプランは、各ネットワークデバイスに割り当てられたトーンの数、トーンの周波数、および/または、トーン間隔を示し得る。
【0025】
図2は、ネットワークデバイス52、54を含むWLAN50を示す。ネットワークデバイス52、54は、それぞれの制御モジュール56、58と、媒体アクセス制御(MAC)モジュール60、62と、物理層(PHY)モジュール64、66とを含む。制御モジュール56、58は、データをMACモジュール60、62へ送信し得、および/または、データをMACモジュール60、62から受信し得る。MACモジュール60、62は、データをPHYモジュール64、66に送信し得、および/または、データをPHYモジュール64、66から受信し得る。PHYモジュール64、66は、送信モジュール70、72、および、受信モジュール74、76を含む。送信モジュール70、72は、サブキャリアマッピングモジュール78、80を含む。受信機モジュール74、76は、サブキャリアデマッピングモジュール82、84を含む。サブキャリアマッピングモジュール78、80は、動作モード、および、所定のパラメータおよび/または要件に基づいて、サブキャリア(またはトーン)に対して、ビットの形式でデータをマッピングする。動作モードは、シングルユーザモードまたはマルチユーザモードであり得る。パラメータは、DCオフセット、CFO、残存RX DCオフセット、および、スペクトルマスク値を含み得る。サブキャリアデマッピングモジュール82、84は、ビットに対して、トーンをデマッピングする。マッピングおよびデマッピングは更に、図3−9に関して後述されている。
【0026】
図3は、送信機モジュール(例えば、図2の送信機モジュール70、72のうち1つ)および受信機モジュール(例えば、図2の受信機モジュール74、76のうち1つ)のそれぞれの部分100、102を示す。部分100は、シリアル/パラレル変換モジュール104と、サブキャリアマッピングモジュール106と、逆離散フーリエ変換(IDFT)モジュール108と、巡回プレフィックス(CP)およびパルス整形(PS)モジュール110と、フロントエンドモジュール112とを含む。シリアル/パラレル変換モジュール104は、シリアル/パラレルコンバータを含み得て、および/または、シリアル/パラレルコンバータとして実装され得る。部分102は、チャネル116を介してフロントエンドモジュール112と通信するフロントエンドモジュール114を含む。部分102は更に、CP除去モジュール117と、離散フーリエ変換(DFT)モジュール118と、サブキャリアデマッピングモジュール120と、パラレル/シリアル変換モジュール124とを含む。パラレル/シリアル変換モジュール124は、パラレル/シリアルコンバータを含み得て、および/または、パラレル/シリアルコンバータとして実装され得る。サブキャリアマッピングモジュール106は、モードモジュール126と、DCトーンモジュール128と、ガードトーンモジュール130と、データトーン割り当てモジュール131と、ビット/トーンマッピングモジュール132とを含み得る。フロントエンドモジュール112、114は、それぞれ、デジタル/アナログコンバータ(DAC)モジュール134と、アナログ/デジタルコンバータ(ADC)モジュール136とを含む。コンバータモジュール134、136は、それぞれ、アナログ/デジタルコンバータおよびデジタル/アナログコンバータを含み得る、ならびに/または、アナログ/デジタルコンバータおよびデジタル/アナログコンバータとして実装され得る。サブキャリアデマッピングモジュール120は、モードモジュール138、DCトーンモジュール140、ガードトーンモジュール142、データトーンモジュール143、および/または、トーン/ビットデマッピングモジュール144を含み得る。図3のモジュールは更に、図4の方法に関して後述されている。
【0027】
本明細書に開示されているネットワークデバイスは、多くの方法を使用して動作し得る。当該方法の例は図4および図10に図示されている。図4は、ネットワークデバイス送信方法を示す。以下のタスクは主に、図2−3および図5−9の実装に関して記載されているが、当該タスクは、本開示の他の実装に適合させるべく、容易に修正され得る。当該タスクは反復的に実行され得る。
【0028】
当該方法は200で開始し得る。202において、第1ネットワークデバイスのMACモジュール(例えば、MACモジュール60)からデータが受信される。データのビットは、シリアル形式で受信され得る。
【0029】
204において、シリアル/パラレル変換モジュール104は、シリアル形式からパラレル形式へデータを変換し得る。これは、シリアル/パラレル変換モジュール間におけるX本の平行線によって示されている。Xは、2に等しいか、またはそれより大きい整数である。206において、サブキャリアマッピングモジュール(例えば、サブキャリアマッピングモジュール106)は、タスク210、212、214、224、226、および/または228などの後続タスクが基づき得るパラメータを決定する。パラメータは、第1ネットワークデバイス、および、1つまたは複数の他のネットワークデバイスに関連付けられ得る。パラメータは、サブキャリアマッピングモジュール、および/または、対応するネットワークデバイスのメモリ内に格納されている所定のパラメータであり得る。パラメータは、DCオフセット、CFO、残存RX DCオフセット、スペクトルマスク要件(例えば、データが送信され得るトーン、および、対応する電力値)、ユーザの数、周波数帯域、FFTサイズ、および/または、配電値を含み得る。配電値は、データトーンの電力要件(例えば、最小および/または最大電力値)を示し得る。タスク206は、タスク204が実行されている間に実行され得る。
【0030】
208において、モードモジュール(例えば、モードモジュール126)は、シングルユーザモードまたはマルチユーザモードなど、動作のモードを決定し得る。動作のモードがシングルユーザモードである場合、タスク210が実行される。動作のモードがマルチユーザモードである場合、タスク218が実行される。異なる動作モードでは、異なるトーンプランが提供される。一実施形態において、トーンプランとは、DCトーンの数と、正および負のガードトーンの数と、データトーンの数とを指す。また、トーンプランは、データトーンの配電を含み得る。また、トーンプランは、ネットワークデバイスに対するデータトーンおよび/またはトーンブロック割り当てに関する指示を含み得る。
【0031】
210において、DCトーンモジュール(例えば、DCトーンモジュール128)は、206で決定された1つまたは複数のパラメータに基づいて、シングルユーザモードのDCトーンの第1の数を決定する。例えば、CFOが大きいほど、DCトーンが多くなる。CFOは、第1ネットワークデバイスの送信機モジュールの局所発振器周波数、および、第2ネットワークデバイスの送信機モジュールの局所発振器周波数に基づいて推定され得る。第2ネットワークデバイスの局所発振器周波数は、第1ネットワークデバイスで、第2ネットワークデバイスから受信した信号に含まれる情報に基づいて決定され得る。他のトーンに対するデータトーンの数、ひいてはデータトーンの割合を最大化するべく、DCトーンの数が最小化され得る。DCトーンの数の最小化は、残存RX DCオフセットに基づき得る。DCトーンの数は、中心DCトーンと、第1の隣接データトーンとの間の周波数範囲が残存RX DCオフセットより大きくなるように選択され得る。DCトーンの数は、選択されたトーン間隔TSに、DCトーンの合計数ToneDCから1を引いて2で割った結果を掛けた値が残存RX DCオフセットより大きくなる(TS×(ToneDC‐1)/2>残存RX DCオフセット)ように選択されたトーン間隔TSに基づき得る。
【0032】
212において、ガードトーンモジュール(例えば、ガードトーンモジュール130)は、206で決定されたパラメータの1つまたは複数に基づいて、シングルユーザモードのガードトーンの第1の数を決定する。ガードトーンの数は、送信スペクトルマスク要件を満たす、または超えるように選択され得る。送信スペクトルマスク要件は、必要なガードトーンの数、および/または、トーンの数、および/または、データが送信され得る対応周波数を示し得る。ガードトーンの数は、所定の、および/または、推定されたDCオフセット、および/または、CFO残存RX DCオフセットに基づいて選択され得る。隣接チャネル(または帯域)の干渉が大きいほど、より多くのガードトーンが使用される。スペクトルマスク要件を満たしている間、他のトーンに対するデータトーンの割合を向上させるべく、ガードトーンの数は最小化され得る。
【0033】
214において、データトーン割り当てモジュール(例えば、データトーン割り当てモジュール131)は、シングルユーザおよび/または第2ネットワークデバイスのデータトーンの数を割り当てる、および/または、決定する。シングルユーザとは、第2ネットワークデバイスのユーザを指し得る。データトーン割り当てモジュールは、利用可能なすべてのトーン、および/または、残りのトーンを、第2ネットワークデバイスのデータトーンとして割り当て得る。残りのトーンとは、第1ネットワークデバイスと第2ネットワークデバイスとの間の通信のために指定された、DCトーンまたはガードトーンとして使用されない、帯域幅内のトーンを指す。データトーンは、206で決定されたパラメータ、DCトーンの数および/もしくは周波数、ならびに/または、ガードトーンの数および/もしくは周波数のうち、1つまたは複数に基づいて決定され得る。
【0034】
216において、ビット/トーンマッピングモジュール(例えば、ビット/トーンマッピングモジュール132)は、データのビットを、割り当てられたデータトーンにマッピングするが、DCトーンおよびガードトーンにはマッピングしない。したがって、マッピングは、DCトーンの数および/もしくは周波数、ガードトーンの数および/もしくは周波数、ならびに/または、データトーンの数および/もしくは周波数に基づき得る。これは、データのビットをグループ化すること、および/または、ソースデータシンボル(例えば、二相位相変調(BPSK)シンボルまたは直交振幅変調(QAM)シンボル)にマッピングすることを含み得る。マッピングは、データのビットおよび/またはソースデータシンボルをN個の直交サブキャリア上にマッピングすることを含み得る。Nは、2に等しいか、またはそれより大きい整数である。マッピングは、データのビットに対応する様々なポイントをOFDMポイントにマッピングすることを含み得る。
【0035】
図5は、シングルユーザ動作モードにおける、DCトーン300、負(または低周波数側)のガードトーン302、負(または低周波数側)のデータトーン304、正(または高周波数側)のデータトーン306、および、正(または高周波数側)のガードトーン308を図示するトーンダイアグラムの例を示す。示されているこの例において、指定帯域幅は、80メガヘルツ(MHz)であり得る。対応するFFTサイズは1024であり得る。トーン間隔は、80MHz/1024または78.125キロヘルツ(kHz)であり得る。DCトーン300の数は、示されているように、3であり得るか、または、3より大きいことがあり得る(例えば、図6に示されているように、5)。負のガードトーン302の数は、12またはそれより小さいことがあり得る。正のガードトーン308の数は、11またはそれより小さいことがあり得る。図6は、他のシングルユーザ動作モードにおける、DCトーン310、負のガードトーン312、負のデータトーン314、正のデータトーン316、および、正のガードトーン318を図示するトーンダイアグラムの例を示す。
【0036】
図7は、他のシングルユーザ動作モードにおける、DCトーン320、負(または低周波数側)のガードトーン322、負(または低周波数側)のデータトーン324、正(または高周波数側)のデータトーン326、および、正(または高周波数側)のガードトーン328を図示するトーンダイアグラムの更に他の例を示す。この示されている例において、指定帯域幅は、20MHzであり得る。対応するFFTサイズは、256であり得る。トーン間隔は、20MHz/256または78.125kHzであり得る。DCトーン320の数は、示されているように、3であり得る。負のガードトーン322の数は、6またはそれより大きいことがあり得る。正のガードトーン328の数は、5またはそれより大きいことがあり得る。
【0037】
再び図4を参照すると、218において、DCトーンモジュールは、206で決定されたパラメータの1つまたは複数に基づいて、マルチユーザモードのDCトーンの第2の数を決定する。DCトーンの第2の数は、DCトーンの第1の数と同一、または、それより大きいことがあり得る。220において、ガードトーンモジュールは、206で決定されたパラメータの1つまたは複数に基づいて、マルチユーザモードのガードトーンの第2の数を決定する。ガードトーンの第2の数は、ガードトーンの第1の数と同一、または、それより大きいことがあり得る。
【0038】
222において、データトーン割り当てモジュールは、マルチユーザおよび/または複数のネットワークデバイスの各々について、データトーンの数を割り当て、および/または、決定する。マルチユーザとは、第1ネットワークデバイス以外のネットワークデバイスを指し得る。データトーン割り当てモジュールは、複数のネットワークデバイスの各々について、データトーンの特定のトーンおよび/または特定のブロックを割り当て得る。シングルユーザモード中に第2ネットワークデバイスに割り当てられたデータトーンの一部が複数のネットワークデバイスの各々に割り当てられるように、指定帯域幅は、複数のネットワークデバイスによって共有され得る。
【0039】
トーンブロック割り当ては、規則的または不規則であり得て、その結果、トーンブロックサイズは、規則的または不規則であり得る。データトーンの数の合計が、トーンブロックの数で割り切れる場合、トーンブロックサイズは、規則的であり得る。トーンブロックサイズが規則的である場合、トーンブロックは、それぞれのネットワークデバイスについて、均等に配分されたサブバンドであり得る。トーンブロックが、異なる数のトーンを有する場合、トーンブロックサイズは、不規則であり得る。したがって、特定のネットワークデバイスは、他のネットワークデバイスより多くのデータトーンを割り当てられ得る。トーンブロックサイズが不規則であるとき、トーンパッキング効率が1となる、すなわち、データトーンのすべてが対応するトーンブロックに割り当てられることはありえない。
【0040】
マルチユーザモード中に割り当てられ得るトーンブロックの不規則なサイズに起因して、特定の数のトーンがレフトオーバーとなり得る(すなわち、DCトーン、ガードトーン、またはデータトーンとして指定されない)。その結果、レフトオーバー(または未使用の)トーンが存在し得る。データトーン割り当てモジュールは、DCトーンの数および/またはガードトーンの数を、レフトオーバートーンの数だけ増大させ、トーンブロックの各々に含まれるデータトーンを調整し得て、その結果、指定帯域幅内のトーンのすべてが、DCトーン、ガードトーン、またはデータトーンとして使用される。これには、1つまたは複数のネットワークデバイスに割り当てられたデータトーンの周波数を調整することが含まれ得る。一実装において、レフトオーバートーンは存在しない。
【0041】
DCトーンの数およびガードトーンの数は、所定の、および/または、推定されたDCオフセットおよび/またはCFO残存RX DCオフセットに基づいて調整され得る。CFOが大きい場合、DCトーンの数が増大される。隣接チャネル(または帯域)干渉が大きい場合、ガードトーンの数が増大される。
【0042】
224において、ビット/トーンマッピングモジュール(例えば、ビット/トーンマッピングモジュール132)は、データのビットを、割り当てられたデータトーンにマッピングするが、DCトーンおよびガードトーンにはマッピングしない。したがって、マッピングは、DCトーンの数および/もしくは周波数、ガードトーンの数および/もしくは周波数、ならびに/または、データトーンの数および/もしくは周波数に基づき得る。これには、データのビットのグループ化、および/または、ソースデータシンボル(例えば、二相位相変調(BPSK)シンボルまたは直交振幅変調(QAM)シンボル)へのマッピングが含まれ得る。マッピングには、データのビット、および/または、ソースデータシンボルを、N個の直交サブキャリア上にマッピングすることが含まれる(Nは2に等しいか、それより大きい整数)。マッピングは、データのビットに対応する様々なポイントをOFDMAポイントにマッピングすることを含み得る。データトーンがガードトーンに近いほど、データトーンの電力レベルは減少し得る。
【0043】
図8は、マルチユーザ動作モードにおける、DCトーン330、負のガードトーン332、負のデータトーン334、正のデータトーン336、および、正のガードトーン338を図示するトーンダイアグラムの例を示す。この示されている例において、指定帯域幅は、80MHzであり得る。対応するFFTサイズは256であり得る。トーン間隔は、80MHz/1024または78.125キロヘルツ(kHz)であり得る。DCトーン330の数は、示されているように、7であり得る。負のガードトーン332の数は、14またはそれより小さいことがあり得る。正のガードトーン338の数は、13またはそれより小さいことがあり得る。
【0044】
図9は、他のマルチユーザ動作モードにおける、DCトーン340、負のガードトーン342、負のデータトーン344、正のデータトーン346、および、正のガードトーン348を図示するトーンダイアグラムを示す。この示されている例において、指定帯域幅は、20MHzであり得る。対応するFFTサイズは、256であり得る。トーン間隔は、20MHz/256または78.125kHzであり得る。DCトーン340の数は、示されているように、7であり得る。負のガードトーン342の数は、7またはそれより大きいことがあり得る。正のガードトーン348の数は、6またはそれより大きいことがあり得る。
【0045】
226において、IDFTモジュール(例えば、IDFTモジュール)は、ビット/トーンマッピングモジュールの出力上で、IDFT(または、IFFT)を実行する。これは、ソースデータシンボル上でIDFTを実行することを含み得る。IDFTモジュールは、周波数/時間ドメイン変換を実行する。
【0046】
228において、巡回プレフィックスおよび/またはパルス整形モジュール(例えば、巡回プレフィックスおよびパルス整形モジュール110)は、巡回プレフィックスをIDFTモジュールの出力に追加し得る。IDFTモジュールの出力のパルス整形が追加的または代替的に実行され得る。
【0047】
230において、フロントエンドモジュール(例えば、フロントエンドモジュール112)は、IDFTモジュール、または、巡回プレフィックスおよびパルス整形モジュールの出力のデジタル/アナログ変換を実行し得る。フロントエンドモジュールは、シングルユーザモードで動作している間、OFDMシンボルを生成し得て、チャネル(例えば、チャネル116)を介して第2ネットワークデバイスへ送信し得る。フロントエンドモジュールは、マルチユーザモードで動作している間、OFDMAシンボルを生成し得て、チャネルを介して複数のネットワークデバイスへ送信し得る。この方法は232で終了し得る。
【0048】
図10は、ネットワークデバイスの受信方法を示す。以下のタスクは主に、図2−9の実装に関して記載されているが、当該タスクは、本開示の他の実装に適合するべく、容易に修正され得る。当該タスクは反復的に実行され得る。
【0049】
当該方法は400で開始し得る。402において、ネットワークデバイス(例えば、シングルユーザモードの場合、図4の方法に関して上述されている第2ネットワークデバイスであり、マルチユーザモードの場合、図4の方法に関して上述されている複数のネットワークデバイスの1つ)のフロントエンドモジュール(例えば、フロントエンドモジュール114)は、チャネル(例えば、チャネル116)を介して、OFDM信号またはOFDMA信号を受信する。シングルユーザモードで動作している間、OFDM信号が受信され得る。マルチユーザモードで動作している間、OFDMA信号が受信され得る。404において、アナログ/デジタルコンバータ(例えば、ADCモジュール136)は、OFDM信号またはOFDMA信号をアナログ信号からデジタル信号へ変換する。
【0050】
406において、巡回プレフィックス除去モジュール(例えば、巡回プレフィックス除去モジュール117)は、OFDM信号またはOFDMA信号から巡回プレフィックスを除去し得る。
【0051】
408において、DFTモジュール(例えば、DFTモジュール118)は、DFT(または、FFT)を実行して、ネットワークデバイスのユーザのためのデータのトーンを抽出する。DFTモジュールは、DFT(FFT)を実行して、時間ドメイン/周波数ドメイン変換を実行する。
【0052】
409において、サブキャリアデマッピングモジュール(例えば、サブキャリアデマッピングモジュール120)は、上述の図4の206で決定されたパラメータなどのパラメータを決定する。パラメータは、所定であり得るか、または、サブキャリアデマッピングモジュールおよび/または対応するネットワークデバイスのメモリ内に格納され得る。
【0053】
410において、モードモジュール(例えば、モードモジュール138)は、シングルユーザモードで動作するか、マルチユーザモードで動作するか決定する。これは、受信データおよび/またはパラメータの1つまたは複数に基づき得る。シングルユーザモードで動作しているとき、タスク412が実行される。マルチユーザモードで動作しているとき、タスク418が実行される。
【0054】
412において、DCトーンモジュール(例えば、DCトーンモジュール140)は、409で決定されたパラメータの1つまたは複数に基づいて、シングルユーザモードのDCトーンの第1の数を決定する。414において、ガードトーンモジュール(例えば、ガードトーンモジュール142)は、409で決定されたパラメータの1つまたは複数に基づいて、シングルユーザモードのガードトーンの第1の数を決定する。
【0055】
415において、データトーンモジュール(例えば、データトーンモジュール143)は、DCトーンの数および/もしくは周波数、ガードトーンの数および/もしくは周波数、ならびに/または、409で決定されたパラメータの1つまたは複数に基づいて、シングルユーザモードに使用されるデータトーンを決定する。
【0056】
416において、トーン/ビットデマッピングモジュール(例えば、トーン/ビットデマッピングモジュール144)は、DCトーンおよびガードトーンを無視しながら、データ出力のデータトーンを、DFTモジュール118からビットへデマッピングする。これは、DCトーンの数および/もしくは周波数、ガードトーンの数および/もしくは周波数、ならびに/または、データトーンの数および/もしくは周波数に基づき得る。
【0057】
418において、DCトーンモジュールは、409で決定されたパラメータの1つまたは複数に基づいて、マルチユーザモードのDCトーンの第2の数を決定する。420において、ガードトーンモジュールは、409で決定されたパラメータの1つまたは複数に基づいて、マルチユーザモードのガードトーンの第2の数を決定する。
【0058】
422において、データトーンモジュールは、DCトーンの数および/もしくは周波数、ガードトーンの数および/もしくは周波数、ならびに/または、409で決定されたパラメータの1つまたは複数に基づいて、マルチユーザモードに使用されるデータトーンを決定する。
【0059】
424において、トーン/ビットデマッピングモジュールは、DCトーンおよびガードトーンを無視しながら、データ出力のデータトーンを、DFTモジュール118からビットへデマッピングする。これは、DCトーンの数および/もしくは周波数、ガードトーンの数および/もしくは周波数、ならびに/または、データトーンの数および/もしくは周波数に基づき得る。
【0060】
426において、パラレル/シリアル変換モジュール(例えば、パラレル/シリアル変換モジュール124)は、パラレル形式でサブキャリアデマッピングモジュールから提供されるビットをシリアル形式に変換する。この方法は、428で終了し得る。
【0061】
上述の図4および図10のタスクは、例示を目的としたものである。当該タスクは、用途に応じて、順次に、同期的に、同時に、連続的に、重複する期間内に、または、異なる順序で実行され得る。また、実装および/またはイベントの順に応じて、当該タスクのうち任意のものが実行されなくてよく、またはスキップされてよい。
【0062】
上述の例は、IEEE802.11/Wi−Fi(登録商標)規格に従ってシングルユーザモードおよびマルチユーザモードで動作するシステムの性能を向上させるためのトーンプランを提供する。この例は、マルチユーザモード中のレフトオーバートーンを説明、利用し、または、DCトーンおよび/またはガードトーンに割り当てる。これにより、システム性能を向上させるべく、DCトーンおよび/またはガードトーンの数を増大させる。その結果、マルチユーザモードは、シングルユーザモードより多くのDCトーンおよび/またはガードトーンを有し得る。当該トーンプランは、IEEE802.11ax規格に従って動作し、および/または、例えば、20MHzと80MHzの周波数帯域で動作するネットワークデバイスに適用され得る。これらの周波数帯域および/または他の周波数帯域で動作している間、マルチユーザモードでは、シングルユーザモードの場合と同一か、それより大きい数のDCトーンおよび/またはガードトーンが選択され得る。
【0063】
本開示に記載されている無線通信は、IEEE規格802.11−2012、IEEE規格802.16−2009、および/または、IEEE規格802.20−2008に完全に、または部分的に従って実施され得る。様々な実装において、IEEE802.11−2012は、IEEEドラフト規格802.11ax、IEEE規格802.11b、IEEE規格802.11g、IEEE規格802.11n、IEEE規格802.11ac、IEEEドラフト規格802.11ad、および/または、IEEEドラフト規格802.11ahによって補完され得る。
【0064】
本発明の更なる態様は、以下の項目の1つまたは複数に関する。本明細書では、直流トーンモジュールと、ガードトーンモジュールと、データトーン割り当てモジュールと、マッピングモジュールと、逆フーリエ変換モジュールと、送信機とを備えるシステムを提供する。直流トーンモジュールは、第1ネットワークデバイスがシングルユーザモードで動作するか、または、マルチユーザモードで動作するかに基づいて、直流トーンの数を決定するように構成されている。ガードトーンモジュールは、第1ネットワークデバイスがシングルユーザモードで動作するか、マルチユーザモードで動作するかに基づいて、ガードトーンの数を決定するように構成されている。データトーン割り当てモジュールは、(i)直流トーンの数、および、(ii)ガードトーンの数に基づいて、データトーンの数を決定するように構成されている。マッピングモジュールは、(i)データを受信し、(ii)データトーンの数に基づいて、データをデータトーンにマッピングするように構成されている。逆フーリエ変換モジュールは、マッピングモジュールの出力の周波数ドメイン/時間ドメイン変換を実行するように構成されており、これにより、(i)シングルユーザモードで動作する第1ネットワークデバイスに対応する直交波周波数分割多重シンボルと、(ii)マルチユーザモードで動作する第1ネットワークデバイスに対応する直交波周波数分割多重アクセスシンボルとを生成する。送信機は、無線ローカルエリアネットワークのチャネルを介して、第1ネットワークデバイスから、(i)シングルユーザモードで動作している第1ネットワークデバイスに対応する直交波周波数分割多重シンボルと、(ii)マルチユーザモードで動作している第1ネットワークデバイスに対応している直交波周波数分割多重アクセスシンボルとを送信するように構成されている。
【0065】
他の態様において、直流トーンモジュールは、(i)シングルユーザモードの直流トーンの第1の数を選択し、(ii)マルチユーザモードの直流トーンの第2の数を選択するように構成されている。第2の数は、第1の数に等しいか、それより大きい。他の態様において、第2の数は、第1の数より大きい。
【0066】
他の態様において、ガードトーンモジュールは、(i)シングルユーザモードのガードトーンの第1の数を選択し、(ii)マルチユーザモードのガードトーンの第2の数を選択するように構成される。第2の数は、第1の数に等しいか、それより大きい。他の態様において、第2の数は、第1の数より大きい。
【0067】
他の態様において、直流トーンモジュールは、直流オフセット、キャリア周波数オフセット、または、残存受信機直流オフセットに基づいて、直流トーンの数を決定するように構成される。
【0068】
他の態様において、ガードトーンモジュールは、直流オフセット、キャリア周波数オフセット、または、残存受信機直流オフセットに基づいて、ガードトーンの数を決定するように構成される。
【0069】
他の態様において、ガードトーンモジュールは、直交波周波数分割多重シンボルまたは直交波周波数分割多重アクセスシンボルを送信するためのスペクトルマスク要件に基づいて、ガードトーンの数を決定するように構成される。
【0070】
他の態様において、データトーン割り当てモジュールは、データトーンを不規則形式でネットワークデバイスに割り当てるように構成されており、その結果、1つまたは複数のデータトーンがレフトオーバーとなり、どのネットワークデバイスにも割り当てられない。ネットワークデバイスは、第1ネットワークデバイスを含まない。マッピングモジュールは、データトーンのレフトオーバーの数だけ、直流トーンの数またはガードトーンの数を増大させるように構成される。
【0071】
他の態様において、データトーン割り当てモジュールは、直流トーンの増大した数、または、ガードトーンの増大した数に基づいて、ネットワークデバイスに割り当てられているデータトーンの周波数を調整するように構成される。
【0072】
他の態様において、ある方法が提供されている。当該方法は、第1ネットワークデバイスがシングルユーザモードで動作しているか、マルチユーザモードで動作しているかに基づいて、直流トーンの数を決定することと、第1ネットワークデバイスがシングルユーザモードで動作しているか、マルチユーザモードで動作しているかに基づいて、ガードトーンの数を決定することと、直流トーンの数およびガードトーンの数に基づいてデータトーンの数を決定することと、マッピングモジュールでデータを受信することと、データトーンの数に基づいて、データをデータトーンにマッピングすることと、マッピングモジュールの出力の周波数ドメイン/時間ドメイン変換を実行して、(i)シングルユーザモードで動作している第1ネットワークデバイスに対応する直交波周波数分割多重シンボル、および、(ii)マルチユーザモードで動作している第1ネットワークデバイスに対応する直交波周波数分割多重アクセスシンボルを生成することと、無線ローカルエリアネットワークのチャネルを介して第1ネットワークデバイスから(i)シングルユーザモードで動作している第1ネットワークデバイスに対応する直交波周波数分割多重シンボル、および、(ii)マルチユーザモードで動作している第1ネットワークデバイスに対応する直交波周波数分割多重アクセスシンボルを送信することとを含む。
【0073】
他の態様において、当該方法は更に、シングルユーザモードにおける直流トーンの第1の数を選択することと、マルチユーザモードにおける直流トーンの第2の数を選択することとを含み、第2の数は、第1の数に等しいか、それより大きい。他の態様において、第2の数は、第1の数より大きい。
【0074】
他の態様において、当該方法は更に、シングルユーザモードにおけるガードトーンの第1の数を選択することと、マルチユーザモードにおけるガードトーンの第2の数を選択することとを含み、第2の数は、第1の数に等しいか、それより大きい。他の態様において、第2の数は、第1の数より大きい。
【0075】
他の態様において、当該方法は更に、直流オフセット、キャリア周波数オフセット、または、残存受信機直流オフセットに基づいて、直流トーンの数を決定することを含む。他の態様において、当該方法は更に、直流オフセット、キャリア周波数オフセット、または、残存受信機直流オフセットに基づいて、ガードトーンの数を決定することを含む。他の態様において、当該方法は更に、直交波周波数分割多重シンボルまたは直交波周波数分割多重アクセスシンボルの送信のスペクトルマスク要件に基づいて、ガードトーンの数を決定することを含む。
【0076】
他の態様において、当該方法は更に、データトーンを不規則形式でネットワークデバイスに割り当て、その結果、1つまたは複数のデータトーンがレフトオーバーとなり、どのネットワークデバイス(当該ネットワークデバイスは第1ネットワークデバイスを含まない)にも割り当てられないようにすることと、データトーンのレフトオーバーの数だけ、直流トーンの数またはガードトーンの数を増大させることとを含む。
【0077】
他の態様において、方法は更に、直流トーンの増大した数、または、ガードトーンの増大した数に基づいて、ネットワークデバイスに割り当てられるデータトーンの1つまたは複数の周波数を調整することを含む。
【0078】
上記説明は本質的に例示にすぎず、いかなる場合であっても、本開示、その用途、または使用法を限定する意図はない。本開示の広範な教示は、様々な形態で実装可能である。従って、本開示は具体例を含むが、添付図面、明細書および以下の特許請求の範囲を検討すると、他の修正形態が自明となるので、本開示の真の範囲はそのように限定されるべきでない。方法の中の1つまたは複数の段階が、本開示の原理を変更することなく、異なる順序で(または同時に)実行されてよいことを理解されたい。更に、実施形態の各々は、特定の態様を有するものとして上述されているが、本開示の何れかの実施形態に関して記載される態様のうち、1つまたは複数は、他の何れかの実施形態の態様の中で実装され得て、および/または、当該態様と組み合わされ得る(ただし、その組み合わせは明示的に記載されていない)。換言すれば、記載されている実施形態は、相互排他的なものではなく、1つまたは複数の実施形態を互いに入れ替えたものは、本開示の範囲内に留まる。
【0079】
要素間(例えば、モジュール、回路要素、半導体層などの間)の空間的および機能的関係は、「接続」、「係合」、「連結」、「隣接」、「隣」、「上部」、「上」、「下」、「配置」などを含む、様々な用語を使用して記述されている。「直接」と明示的に記述されている場合を除き、上の開示において第1要素と第2要素との間の関係が記述されている場合、当該関係は、第1要素と第2要素との間に他の要素が介在して存在しない直接的な関係であり得るが、第1要素と第2要素との間に1つまたは複数の要素が(特に、空間的に、または機能的に)介在して存在する間接的な関係でもあり得る。本明細書において使用されるように、A、B、およびCのうちの少なくとも1つという語句は、非排他論理ORを使用する論理(AまたはBまたはC)を意味すると解釈されるべきであり、「Aの少なくとも1つ、Bの少なくとも1つ、Cの少なくとも1つ」を意味するものと解釈されるべきではない。
【0080】
下の定義を含む本願において、「モジュール」という用語または「コントローラ」という用語は、「回路」という用語で置き換えられ得る。「モジュール」という用語は、特定用途向け集積回路(ASIC)と、デジタル、アナログ、もしくは、アナログ/デジタル混在ディスクリート回路と、デジタル、アナログ、もしくは、アナログ/デジタル混在集積回路と、組合せ論理回路と、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)と、コードを実行するプロセッサ回路(共有、専用、またはグループ)と、プロセッサ回路によって実行されるコードを格納するメモリ回路(共有、専用、またはグループ)と、記載された機能を提供する他の適切なハードウェアコンポーネントと、または、システムオンチップなど、上述したものの一部または全部の組み合わせとのうち、何れかの一部であること、または、それを含むことを指し得る。
【0081】
モジュールは、1つまたは複数のインタフェース回路を含んでよい。いくつかの例において、インタフェース回路は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット、ワイドエリアネットワーク(WAN)、またはそれらの組み合わせに接続される有線インタフェースまたは無線インタフェースを含んでよい。本開示の任意の特定のモジュールの機能は、インタフェース回路を介して接続される複数のモジュール間で分散されてよい。例えば、複数のモジュールは負荷分散を可能にしてよい。更なる例において、サーバ(また、リモートまたはクラウドとして知られる)モジュールは、クライアントモジュールに代わって何らかの機能を実現してよい。
【0082】
上記で使用されるコードという用語は、ソフトウェア、ファームウェアおよび/またはマイクロコードを含んでよく、プログラム、ルーチン、関数、クラス、データ構造および/またはオブジェクトを指してよい。共有プロセッサ回路という用語は、複数のモジュールからの一部のコードまたは全部のコードを実行するシングルプロセッサ回路を包含する。グループプロセッサ回路という用語は、複数の追加のプロセッサ回路と組み合わせて、1つまたは複数のモジュールからの一部のコードまたは全部のコードを実行するプロセッサ回路を包含する。マルチプロセッサ回路という言及は、個別のダイ上のマルチプロセッサ回路、シングルダイ上のマルチプロセッサ回路、シングルプロセッサ回路のマルチコア、シングルプロセッサ回路のマルチスレッド、または上記の組み合わせを包含する。共有メモリ回路という用語は、複数のモジュールからの一部のコードまたは全部のコードを格納する単一のメモリ回路を包含する。グループメモリ回路という用語は、追加のメモリと組み合わさって、1つまたは複数のモジュールからのコードの一部または全部を格納するメモリ回路を包含する。
【0083】
メモリ回路という用語は、コンピュータ可読媒体という用語のサブセットである。本明細書で使用されるコンピュータ可読媒体という用語は、媒体(搬送波上など)を介して伝播される一時的な電気信号または電磁信号を包含しない。コンピュータ可読媒体という用語は従って、有形および非一時的なものとみなされてよい。非一時的で有形なコンピュータ可読媒体の非限定的な例としては、不揮発性メモリ回路(フラッシュメモリ回路、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ回路、またはマスクリードオンリメモリ回路など)、揮発性メモリ回路(スタティックランダムアクセスメモリ回路またはダイナミックランダムアクセスメモリ回路など)、磁気記憶媒体(アナログ若しくはデジタル磁気テープまたはハードディスクドライブなど)、および光記憶媒体(CD、DVD、またはブルーレイディスクなど)である。
【0084】
本願に記載の装置および方法は、複数のコンピュータプログラム中に具現化される1つまたは複数の特定の機能を実行するよう汎用コンピュータを構成することによって作成される専用コンピュータによって部分的または完全に実装されてよい。上述の機能ブロック、フローチャートコンポーネント、および他の要素は、熟練技術者またはプログラマの日常業務によってコンピュータプログラムに変換可能なソフトウェア仕様として機能する。
【0085】
コンピュータプログラムは、少なくとも1つの非一時的な、有形のコンピュータ可読媒体上に格納されるプロセッサ実行可能命令を含む。コンピュータプログラムはまた、格納されたデータを含んでよく、または格納されたデータに依存してよい。コンピュータプログラムは、専用コンピュータのハードウェアとやり取りする基本入出力システム(BIOS)、専用コンピュータの特定のデバイスとやり取りするデバイスドライバ、1つまたは複数のオペレーティングシステム、ユーザアプリケーション、バックグラウンドサービス、バックグラウンドアプリケーションなどを包含してよい。
【0086】
コンピュータプログラムは、(i)HTML(ハイパーテキストマークアップ言語)若しくはXML(拡張マークアップ言語)などの解析されるべき記述テキスト、(ii)アセンブリコード、(iii)コンパイラによってソースコードから生成されるオブジェクトコード、(iv)インタプリタによる実行のためのソースコード、(v)ジャストインタイムコンパイラによるコンパイルおよび実行のためのソースコードなどを含んでよい。例示にすぎないが、ソースコードはC、C++、C#、Objective C、Haskell、Go、SQL、R、Lisp、Java(登録商標)、Fortran、Perl、Pascal、Curl、OCaml、Javascript(登録商標)、HTML5、Ada、ASP(active server pages),PHP、Scala、Eiffel、Smalltalk、Erlang、Ruby、Flash(登録商標)、Visual Basic(登録商標)、Lua、およびPython(登録商標)を含む言語の構文を使用して記述されてよい。
【0087】
特許請求の範囲内で列挙されている、いかなる要素も、要素が「手段」という語句を使用して、または、方法クレームの場合、「操作」または「段階」という語句を使用して明示的に列挙されていない限り、35U.S.C.§112(f)の意味の中のミーンズ・プラス・ファンクション要素であることを意図するものではない。
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