(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
内部に収容空間を形成するハウジング、前記収容空間の少なくとも一部をカバーするキャップ、前記収容空間内に配置される振動部、前記振動部が前記ハウジングに対して振動可能に前記ハウジング及び振動部を連結する弾性部材、及び前記振動部を駆動するための磁場を形成するコイルを含む触覚アクチュエータにおいて、
駆動情報を収集するステップと、
前記収集された駆動情報に基づいて、予め設定された複数の駆動モードのうちいずれか1つの駆動モードを決定するステップと、
決定された前記駆動モードに基づいて、前記コイルに印加する電流の周波数を決定するステップと、
前記コイルに電流を印加するステップと、
を含み、
複数の前記駆動モードは、一般振動モード、タッピングモード、及びローリングモードを含み、
前記電流の周波数を決定するステップは、
前記駆動モードが前記一般振動モードであれば、前記電流の周波数を第1設定周波数として決定し、
前記駆動モードが前記タッピングモードであれば、前記電流の周波数を前記第1設定周波数よりも低い第2設定周波数として決定し、
前記駆動モードが前記ローリングモードであれば、前記電流の周波数を前記第2設定周波数よりも高くて前記第1設定周波数よりも低い第3設定周波数として決定する触覚アクチュエータの制御方法。
【背景技術】
【0002】
従来は、電子機器と人が情報のやりとりを行うとき視覚的又は聴覚的な伝達が主であったが、近年はより具体的に実感できる情報伝達のために触覚技術が注目を浴びている。
【0003】
一般的に、触覚技術のための触覚提供装置として、慣性アクチュエータ(Inertial actuator)、ピエゾアクチュエータ(Piezoelectric actuator)、電気活性ポリマーアクチュエータ(Electro−active polymer actuator、EAP)などがある。
【0004】
慣性アクチュエータには、磁気回路に連結された重量体によって発生する偏心力により振動する偏心モータ(Eccentric rotation motor、ERM)、弾性バネと磁気回路に連結された重量体により発生する共振周波数を用いて振動の強度を最大化させる線形共振アクチュエータ(Linear resonant actuator、LRA)がある。
【0005】
ピエゾアクチュエータは、電場により瞬間的に外形が変わる圧電素子を中心に、弾性体などを用いてバー又はディスク状に駆動する素子である。
【0006】
従来技術である触覚提供装置のうち、圧電型額アクチュエータに対して大韓民国登録特許公報10−1603957(名称:圧電アクチュエータ、圧電振動装置及び携帯端末)、大韓民国公開特許公報第10−2011−0118584(名称:透明な合成圧電組合されたタッチセンサ及び触覚アクチュエータ)がある。
【0007】
電気活性ポリマーアクチュエータは、外部電力によって特定なメカニズムを有する高分子バックボーンの官能基によって外形が変わることが主な原理であって、電気活性ポリマーフィルムを質量体に付けて繰り返された動きを提供して駆動する素子である。
【0008】
また、上記した触覚提供装置の他に、形状記憶合金、静電気力、超音波などを用いた触覚提供装置が開発されている。
【0009】
このような従来における触覚提供装置は、単に振動を伝達することに過ぎず、線形共振アクチュエータの場合は、質量体とバネによって決定される共振周波数を利用しなければ、効果的に振動できないという短所があり、ピエゾアクチュエータの場合は、使用する素材がこわれやすい物質であって、実施者に十分な耐久寿命を達成できないという限界があり、最後に、電気活性ポリマーアクチュエータの場合は、外部酸化に対して耐久性の問題があり、実質的な駆動のために多い量の電圧が求められることで、様々な機器に適用し難い問題があった。
【0010】
それと共に、2010年、世界的な学術誌であるIEEE TRANSACTIONS ON ROBOTICSに記載された論文(題名:Tactile sensing-from humans to humanoids)によれば、人体が収容可能な触覚感覚の周波数範囲は0.4Hz〜500Hz以上まで達するが、従来の触覚技術を用いる場合、160Hz〜210Hz範囲内の振動のみを提供し、より多様かつ複雑な情報を効率よく伝達できない問題があり、これを効果的に解決するために、様々な周波数範囲内で触覚信号を効率よく伝達できる装置の研究が求められる状況である。
【0011】
上記のような従来における触覚提供装置は、効率よく振動提供できる駆動周波数の幅を広げることで前記問題を解決したように見えたが、160Hz以上の振動と声を同時に提供しようとする構造により、振動提供の際に騒音が伴うという問題があった。
【0012】
また、160Hz以下の低周波数領域で振動をはじめとする触覚を提供できる装置は依然としてない実状である。
【0013】
したがって、160Hz以下の領域で触覚を提供することができ、単に1つの周波数領域ではない様々な範囲で触覚を提供できる装置の開発が求められる実状である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
実施形態の目的は、触覚技術の発展に伴って、新しい触覚に対する市場のニーズと共に、従来技術における諸般問題を解決するために案出されたものであり、様々な状況に応じて、より感性的な触覚を提供するための触覚提供装置、触覚アクチュエータを提供することにある。
【0015】
実施形態の目的は、区分可能な2以上の周波数帯域で互いに異なる触覚を提示できる少なくとも3以上の駆動モードを有する触覚アクチュエータ及びその制御方法を提供することにある。
【0016】
具体的に、弾性部材と振動部(質量体)の組合せて160Hz以下で少なくとも1つの共振周波数を有し、該当地点で従来技術が提供している振動を提供できると同時に、共振周波数の1/3地点以下で更なる触覚を提示できる駆動区間を有する触覚アクチュエータを提供することを目的とする。
【0017】
さらに、同じ周波数であっても、互いに異なる波形の電気的な信号による外部磁気力によって異なる触覚を提示できる触覚アクチュエータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0018】
一実施形態によれば、触覚アクチュエータは、内部に収容空間を形成するハウジングと、前記収容空間の少なくとも一部をカバーするキャップと、前記収容空間内に配置される振動部と、前記振動部が前記ハウジングに対して振動可能に前記ハウジング及び振動部を連結する弾性部材と、前記振動部を駆動するための磁場を形成するコイルと、予め設定された複数の駆動モードのうち収集された駆動情報に基づいていずれか1つの駆動モードを決定し、前記駆動モードに応じて前記コイルに印加される電流の特性を決定する制御部とを含む。
【0019】
前記振動部の質量は2g以下であり、前記弾性部材の弾性係数は2.021N/mm以下であり、前記触覚アクチュエータの共振周波数は160Hz以下であり得る。
【0020】
前記駆動モードが第1設定モードであれば、前記制御部は前記電流の周波数を第1設定周波数として決定し、前記駆動モードが前記第1設定モード以外の設定モードであれば、前記制御部は、前記電流の周波数を前記第1設定周波数よりも低い第2設定周波数として決定し得る。
【0021】
前記第1設定周波数は、160Hz以下の値であり得る。
【0022】
前記第2設定周波数は、前記触覚アクチュエータの共振周波数の1/3以下の値であり得る。
【0023】
前記駆動モードが第2設定モードであれば、前記制御部は、前記電流の波形を方形波又はパルス波として決定し、前記駆動モードが第3設定モードであれば、前記制御部は、前記電流の波形を正弦波として決定し得る。
【0024】
前記駆動モードは、一般振動モード、タッピングモード、及びローリングモードを含み得る。
【0025】
前記駆動モードが前記一般振動モードであれば、前記制御部は、前記電流の周波数を第1設定周波数として決定し、前記駆動モードが前記タッピングモードであれば、前記制御部は、前記電流の周波数を前記第1設定周波数よりも低い第2設定周波数として決定し、前記駆動モードが前記ローリングモードであれば、前記制御部は、前記電流の周波数を前記第2設定周波数よりも高くて前記第1設定周波数よりも低い第3設定周波数として決定し得る。
【0026】
前記触覚アクチュエータは、前記制御部で収集される情報を提供する情報提供手段をさらに含み、前記情報提供手段は、ユーザの命令が入力されるためのユーザインタフェース、外部環境を検出するためのセンサ、データが格納されるメモリ、他の通信機器との通信を介して情報が入力される通信部のうちいずれか1つ以上を含み得る。
【0027】
一実施形態に係る触覚アクチュエータの制御方法は、駆動情報を収集するステップと、前記収集された駆動情報に基づいて、予め設定された複数の駆動モードのうちいずれか1つの駆動モードを決定するステップと、前記決定された駆動モードに基づいて、前記コイルに印加する電流の周波数を決定するステップと、前記コイルに電流を印加するステップとを含む。
【0028】
前記触覚アクチュエータの制御方法は、前記決定された駆動モードに基づいて、前記コイルに印加する電流の波形を決定するステップをさらに含み得る。
【0029】
前記駆動情報は、前記触覚アクチュエータと連結されたデバイスで再生する映像又は音源であり、前記駆動モードを決定するステップは、前記映像又は音源に予め設定された映像パターン又は音響パターンが含まれているか否かに応じてリアルタイムに決定され得る。
【発明の効果】
【0030】
一実施形態によれば、様々な触感をより感性的に伝達することができる。
【0031】
一実施形態によれば、人体が検出できる周波数範囲のうち、160Hz以下の周波数範囲で従来技術よりもさらに効率よく触覚を提供することができる。
【0032】
一実施形態によれば、1つの触覚提供装置を介して、160Hz以下の周波数範囲内で少なくとも2以上の互いに異なる触覚を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【
図1】一実施形態に係る触覚アクチュエータの内部を示す図である。
【
図3】他の実施形態に係る弾性部材を示す図である。
【
図4】一実施形態に係る触覚アクチュエータのブロック図である。
【
図5】一実施形態に係る触覚アクチュエータなどにおいて、周波数による駆動領域を概念的に示すグラフである。
【
図6】一実施形態に係る触覚アクチュエータなどにおいて、実際に測定された周波数及び加速度の関係を示すグラフである。
【
図7】一実施形態に係る触覚アクチュエータなどにおいて、低周波数を有する方形波電流を印加するとき測定された周波数及び加速度の関係を示すグラフである。
【
図8】一実施形態に係る触覚アクチュエータなどにおいて、低周波数を有する正弦波電流を印加するとき測定された周波数及び加速度の関係を示すグラフである。
【
図9】一実施形態に係る触覚アクチュエータの制御方法を示す図である。
【
図10】一実施形態に係る触覚アクチュエータが第1設定モードで動作する一形態を示す図である。
【
図11】一実施形態に係る触覚アクチュエータが第2設定モードで動作する異なる形態を示す図である。
【
図12】互いに異なる共振周波数を有する触覚アクチュエータにおいて、5Hzの方形波である入力電流の電流の大きさ変化による加速度の変化を示すグラフである。
【
図13】互いに異なる共振周波数を有する触覚アクチュエータにおいて、90mAの方形波である入力電流の周波数変化による加速度の変化を示すグラフである。
【
図14】80Hzの共振周波数特性を有する触覚アクチュエータに入力される方形波である電流の変化に応じて表示される振動部の波形を示す図である。
【
図15】120Hzの共振周波数特性を有する触覚アクチュエータに入力される方形波である電流の変化に応じて表示される振動部の波形を示す図である。
【
図16】160Hzの共振周波数特性を有する触覚アクチュエータに入力される方形波である電流の変化に応じて表示される振動部の波形を示す図である。
【
図17】180Hzの共振周波数特性を有する触覚アクチュエータに入力される方形波である電流の変化に応じて表示される振動部の波形を示す図である。
【
図18】互いに異なる共振周波数特性を有する触覚アクチュエータにおいて、方形波である電流が印加されるときタッピング及び振動の閾値周波数を示すグラフである。
【
図19】80Hzの共振周波数特性を有する触覚アクチュエータに入力されるパルス波である電流の変化に応じて表示される振動部の波形を示す図である。
【
図20】120Hzの共振周波数特性を有する触覚アクチュエータに入力されるパルス波である電流の変化に応じて表示される振動部の波形を示す図である。
【
図21】160Hzの共振周波数特性を有する触覚アクチュエータに入力されるパルス波である電流の変化に応じて表示される振動部の波形を示す図である。
【
図22】180Hzの共振周波数特性を有する触覚アクチュエータに入力されるパルス波である電流の変化に応じて表示される振動部の波形を示す図である。
【
図23】互いに異なる共振周波数特性を有する触覚アクチュエータにおいて、パルス波である電流が印加されるときタッピング及び振動の閾値周波数を示すグラフである。
【
図24】80Hzの共振周波数特性を有する触覚アクチュエータに入力される正弦波である電流の変化に応じて表示される振動部の波形を示す図である。
【
図25】120Hzの共振周波数特性を有する触覚アクチュエータに入力される正弦波である電流の変化に応じて表示される振動部の波形を示す図である。
【
図26】160Hzの共振周波数特性を有する触覚アクチュエータに入力される正弦波である電流の変化に応じて表示される振動部の波形を示す図である。
【
図27】180Hzの共振周波数特性を有する触覚アクチュエータに入力される正弦波である電流の変化に応じて表示される振動部の波形を示す図である。
【
図28】互いに異なる共振周波数特性を有する触覚アクチュエータにおいて、正弦波である電流が印加されるときローリング及び振動の閾値周波数を示すグラフである。
【
図29】他の実施形態に係る触覚アクチュエータの制御方法を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0034】
以下、実施形態を例示的な図面によって詳細に説明する。各図面の構成要素に参照符号を付加することにおいて、同じ構成要素に対して、たとえ他の図面上に表示されていても、可能な限り同じ符号にすることを留意しなければならない。また、実施形態の説明において、関連する公知構成又は機能に対する具体的な説明が実施形態に対する理解を妨害するものと判断される場合は、その詳細な説明は省略する。
【0035】
また、実施形態の構成要素を説明することにおいて、第1、第2、A、B、(a)、(b)などの用語を使用してもよい。このような用語は、その構成要素を他の構成要素と区別するだけのものであり、その用語によって当該の構成要素の本質や順序などが限定されることはない。いずれかの構成要素が他の構成要素に「連結」、「結合」、又は「接続」されと記載された場合、その構成要素はその他の構成要素に直接的に「連結」、「結合」、又は「接続」されてもよいが、各構成要素の間に更なる構成要素が「連結」、「結合」、又は「接続」され得ることを理解しなければならないのであろう。
【0036】
いずれか1つの実施形態に含まれた構成要素と、共通機能を含む構成要素は、他の実施形態で同じ名称を用いて説明することにする。反対となる記載がない限り、いずれか1つの実施形態に記載した説明は他の実施形態にも適用可能であり、重複する範囲で具体的な説明は省略することにする。
【0037】
図1は、一実施形態に係る触覚アクチュエータの内部を示す図であり、
図2は、一実施形態に係る弾性部材を示す図であり、
図3は、他の実施形態に係る弾性部材を示す図であり、
図4は、一実施形態に係る触覚アクチュエータのブロック図である。
【0038】
図1〜
図4を参照すれば、一実施形態に係る触覚アクチュエータ1は、ハウジング11、キャップ12、振動部13、弾性部材14、コイル15、ユーザインタフェース16、センサ17、メモリ18、通信部19、及び制御部20を含む。
【0039】
ハウジング11は、例えば、上面が開放された収容空間を含む。ハウジング11はボックス状のように図示しているが、これとは異なってハウジング11の形状は制限されないことを明らかにする。
【0040】
キャップ12は、前記収容空間の少なくとも一部をカバーしている。カバー12は、キャップ12の枠部は、ハウジング11の側壁部に固定されている。キャップ12に直接又は間接的に接触したユーザの体を介して振動部13により発生する振動が伝えられる。例えば、キャップ12は、振動部13の振動、タッピング、又はローリングなどの触感がユーザによく伝えられるよう、ハウジング11よりも柔軟な素材で形成される。
【0041】
振動部13は、ハウジング11の収容空間内に配置され、コイル15に印加される電流によって発生する磁場により駆動される。振動部13は、前記磁場によって駆動され得る物質を含む。振動部13は、「磁気回路部及び質量体」として理解されてもよい。
【0042】
例えば、振動部13は、強磁性体のうち固有保磁力が少なくとも1000A/m以下である軟磁性体からなり、Fe、Ni、Si、Mn、Znなどの元素のうち少なくとも1つ以上が含まれたスチール(Steel)、粉(Powder)、合金(Alloy)、合金粉(Alloy powder)、合成体(Composites)、ナノ構造(Nanostructure)などの構造を有する物質が使用されてもよく、全体の構成が単一の物質である必要はない。
【0043】
異なる例として、振動部13は、常磁性体のうち、その比重が少なくとも8以上であるCu、Wなどが純粋に使用されたり、又は、前記軟磁性体であるFe、Ni、Si、Mn、Znなどの元素のうち少なくとも1つ以上と合金、合金粉、合成体、ナノ構造などの構造を有する物質が使用されてもよく、同様に、磁気回路部及び質量体1を構成している物質及び構造は均一である必要はない。
【0044】
振動部13の一部は、強磁性体として、Fe、Co、Ni、Nd、Ni、B、Znなどの元素のうち、少なくとも1つ以上が含まれたスチール、粉、合金、合金粉、合成体、ナノ構造などの構造を有する物質が使用されてもよく、
図1に基づいて上下方向にN極及びS極が区分可能に着磁された物質を用いてもよい。
【0045】
弾性部材14は、振動部13がハウジング11に対して振動可能にハウジング11及び振動部13を連結する。例えば、弾性部材14は、低い常磁性又は反磁性を有する物質を用いることができ、その例として、ステンレススチール、プラスチック、又はゴムなど、外力によって物質の外観が変形されても外力がなくなると同時に本来の形状に復元できる弾性を有する物質が使用される。
【0046】
弾性部材14は、ハウジング11に固定される固定部14aと、振動部13を支持する支持部14bと、固定部14a及び支持部14bを連結する連結部14cを含む。例えば、固定部14aの直径は、支持部14bの直径よりも大きくてもよい。
【0047】
一方、
図1及び
図2には、固定部14a及び支持部14bが環状である場合を例示的に示したが、
図3に示すように、弾性部材24の支持部24bは、複数のセグメントからなってもよく、これは固定部14aも同じである。
【0048】
コイル15は、印加された電流を用いて振動部13を駆動するための磁場を形成する。例えば、コイル15として、平面コイル、ソレノイドコイル、又は軟磁性体を含むコア部を有する電磁石コイルなどが用いられる。
【0049】
ユーザインタフェース16は、ユーザから直接に命令が入力される。例えば、ユーザインタフェース16は、キーボード、マウス、又はタッチパネルなどであってもよく、ユーザインタフェース16の種類を制限しないことを明らかにする。
【0050】
センサ17は、触覚アクチュエータ1の外部環境を検出する。例えば、センサ17は、温度、湿度、圧力、又は光の光量などを検出し、これを電気的な信号に変えて制御部20に伝達し、ここで、センサ17の種類を制限しないことを明らかにする。
【0051】
メモリ18は、データを格納する。例えば、メモリ18には映像、音源、写真又はテキストなどのデータが格納される。メモリ18には、ユーザインタフェース16、センサ17及び/又は通信部19から伝達されたデータが格納されてもよい。メモリ18には、予め設定された複数の駆動モードが格納されてもよい。
【0052】
通信部19は、他の通信機器との有無線通信を介して情報が入力される。例えば、インターネットによって外部の映像、音源、写真、又はテキストなどのデータを受信して制御部20に伝達できる。
【0053】
ユーザインタフェース16、センサ17、メモリ18、及び通信部19を通称して「情報提供手段」と称する。情報提供手段は、制御部20で収集される駆動情報を提供する。実施形態は、情報提供手段から制御部に提供された情報に基づいて複数の駆動モードで駆動される触覚アクチュエータに関し、収集される情報の種類、又は該当情報を提供する手段の種類が制限されることはない。
【0054】
制御部20は、予め設定された複数の駆動モードのうち、収集された駆動情報に基づいていずれか1つの駆動モードを決定する。ここで、制御部20で収集される駆動情報は、情報提供手段から伝達された情報であり得る。制御部20は、決定された駆動モードに応じて、コイル15に印加される電流の特性を決定する。ここで、電流の特性とは、電圧、周波数、及び波形などである。
【0055】
実施形態は、弾性部材14の物性を変化させて低い周波数領域で振動可能にするものである。下記の数式(1)に基づいて従来における触覚アクチュエータの共振周波数と振動部の質量から誘導された弾性部材の弾性係数について示した表1と、実施形態に係る触覚アクチュエータ1の弾性部材14の弾性係数を示した表2を下記のように提示する。
【0059】
[表1]及び[表2]を参照すれば、例えば、振動部13の質量が0.6以上1.1gである触覚アクチュエータにおいて、100Hz以下の低い共振周波数を有するようにするため、弾性部材14の弾性係数は0.2N/mm以上0.35N/mm以下に設定される。
【0060】
図5は、一実施形態に係る触覚アクチュエータなどにおいて、周波数による駆動領域を概念的に示すグラフであり、
図6は、一実施形態に係る触覚アクチュエータなどにおいて、実際に測定された周波数及び加速度の関係を示すグラフである。
【0061】
実線は実施形態に係る触覚アクチュエータ1の駆動を示すグラフであり、一点鎖線は従来における一般的な線形共振型アクチュエータの駆動を示すグラフであり、点線は、従来における一般的な線形共振型アクチュエータで駆動周波数帯域を向上させた多機能振動アクチュエータの駆動を示すグラフである。
【0062】
図5及び
図6を参照すれば、実施形態に係る触覚アクチュエータ1は、コイル15に印加する電流により少なくとも2以上の駆動モードを有する。
【0063】
従来の一般的な線形共振型アクチュエータのグラフ(一点鎖線)を参照すれば、170Hz以上に位置する1つの共振周波数f_cで最大振動力を有し、相対的に狭い周波数帯域A3で駆動可能な周波数帯域を有することが確認される。
【0064】
従来の場合、触覚提供方法が振動に限定される点により、周期的な振動を形成できない周波数帯域における出力をノイズとして定義して無視したことから、様々な触覚を提示することができなかった。
【0065】
一方、実施形態に係る触覚アクチュエータのグラフ(実線)を参照すれば、少なくとも160Hz以下で1つ以上の共振周波数f_a1を有し、該当の共振周波数f_a1を含んでいる周波数帯域A11で従来の触覚提供装置が出力する振動のような形態の触覚を提示する。
【0066】
また、該当共振周波数f_a1の概略1/3となる閾値周波数f_a2以下の領域で、振動ではない力を提供できる少なくとも1つ以上の互いに異なる周波数帯域A12を含み、これに該当する力は触覚としてタッピング及びローリングなどが該当される。ここで、前記閾値周波数とは、入力された電流により発生する波形が崩れる形状を示さず、周期的な形状の振動を形成する最小周波数と言える。
【0067】
図7は、一実施形態に係る触覚アクチュエータなどにおいて、低周波数を有する方形波電流を印加するとき測定された周波数及び加速度の関係を示すグラフであり、
図8は、一実施形態に係る触覚アクチュエータなどにおいて、低周波数を有する正弦波電流を印加するとき測定された周波数及び加速度の関係を示すグラフである。
【0068】
実線は、実施形態に係る触覚アクチュエータ1の駆動を示すグラフであり、一点鎖線は、従来における一般的な線形共振型アクチュエータの駆動を示すグラフである。
【0069】
図7及び
図8を参照すれば、低周波数の電流が流れるとき、従来における一般的な線形共振型アクチュエータは実際の使用に適しないノイズを見せているが、実施形態に係る触覚アクチュエータ1は、与えられた外部電流の波形に適する振動パターンを見せていることが確認できる。
【0070】
図9は、一実施形態に係る触覚アクチュエータの制御方法を示す図であり、
図10は、一実施形態に係る触覚アクチュエータが動作する一形態を示す図であり、
図11は、一実施形態に係る触覚アクチュエータが動作する異なる形態を示す図である。
【0071】
図9〜
図11を参照すれば、情報提供手段16、17、18、19を介して入力された駆動情報は、制御部20で収集される(100)。ステップ100で、収集された駆動情報に基づいて制御部20は、予め設定された複数の駆動モードのいずれか1つの駆動モードを決定する(110)。ここで、予め設定された複数の駆動モードは、例えば、一般振動モード、タッピングモード及び/又はローリングモードなどを含む。以下、第1設定モードは一般振動モードであり、第2設定モードはタッピングモードであり、第3設定モードはローリングモードである場合を例示的に説明する。
【0072】
例えば、前記駆動情報は、触覚アクチュエータ1と連結されたデバイスで再生する映像又は音源であり、ステップ110において、再生する映像又は音源に予め設定された映像パターン又は音響パターンが含まれているか否かに応じてリアルタイムに決定される。
【0073】
ステップ110において、駆動ステップが決定されれば、制御部20は、決定された駆動モードに基づいてコイル15に印加する電流の周波数を決定する。
【0074】
ステップ110において、決定された駆動ステップが一般振動モードであるか否かを決定し(120)、第1設定モード(一般振動モード)である場合、制御部20は、電流の周波数を周期的なサイン波形状の振動力を形成する最小周波数である閾値周波数よりも高い第1設定周波数f_Hとして決定し(130)、制御部20は、設定された周波数の電流をコイル15に印加する(180)。第1設定周波数f_Hは、触覚アクチュエータ1の共振周波数周辺の周波数帯域A11(
図5参照)に属する値に設定される。例えば、第1設定周波数f_Hは、160Hz以下の値であり得る。
【0075】
ステップ180において、第1設定周波数f_Hを有する電流が印加されれば、
図10に示すように、振動部13は、ハウジング11の収容空間内で上下振動し、前記振動は、弾性部材14、ハウジング11、及びキャップ12を順次経てユーザに伝えられる。第1設定モードでは、周期的な形状の振動力を形成するよう十分に高い周波数が入力されるため、入力波形の種類に大きい影響を受けず、類似の振動を発生させることができる。言い換えれば、第1設定モードで入力波形の種類は制限されない。
【0076】
一方、ステップ110で決定された駆動モードが第1設定モード以外の設定モードであれば、制御部20は、電流の周波数を第1設定周波数f_Hよりも低い第2設定周波数f_Lとして決定する(140)。第2設定周波数f_Lは、前記閾値周波数よりも低い値に決定される。例えば、第2設定周波数f_Lは、触覚アクチュエータ1の共振周波数の1/3以下の値である。
【0077】
ステップ140の実行後に、制御部20は、駆動モードが第2設定モード(タッピングモード)であるか否かを決定する(150)。ステップ150で、駆動モードが第2設定モード(タッピングモード)として決定されれば、制御部20は、電流の波形を方形波又はパルス波として決定する。反対に、ステップ150で、駆動モードが第3設定モード(ローリングモード)として決定されれば、制御部20は、電流の波形を正弦波として決定する。そして、制御部20は、設定された周波数及び波形にコイル15に電流を印加する(180)。
【0078】
ステップ180において、第2設定周波数f_Lを有する電流が印加されれば、振動部13は、周期的な振動力を形成できないため、下記のように入力波形により異なる触感をユーザに伝達できる。
【0079】
まず、入力される電流の波形が正弦波である場合、周期的な振動力を形成できない振動部13は、非周期的に上下運動することになる。また、正弦波の特性上、コイル15に入力される電流の大きさは滑らかに変化するため、上記のような運動によって、ユーザはローリングの触感を感じることができる。本発明において、「ローリング」とは、周期性を感じることはできない一連の触感を称するものと理解される。実際に実施形態により製造された試製品に上記のような条件を適用するとき、ユーザはローリングの触感を感じることができた。
【0080】
次に、入力される電流の波形が方形波又はパルス波である場合、周期的な振動力を形成できない振動部13が非周期的に上下運動することも同様である。ただし、方形波又はパルス波の特性上、コイル15に入力される電流の大きさが急激に変化するため、電流の大きさが変化する周期的な瞬間ごとに振動部13の上下運動の方向への加速度が他の区間に比べて遥かに大きく変化する。そして、電流の大きさが変化する瞬間に感じられる触感は、ユーザの触感の閾値を高め、結果的に残りの区間で感じられる触感を感じることができない程度に感覚適応(sensory adaptation)を引き起こすため、ユーザは「タッピング」の触感を感じることができる。本発明において、「タッピング」とは、残りの区間より区別できる程度に高いインパルスが周期的に反復する触感を称するものと理解される。実際に、実施形態によって製造された試製品に上記のような条件を適用するとき、ユーザはタッピングの触感を感じることができた。
【0081】
言い換えれば、触覚アクチュエータ1の共振周波数の1/3以下の周波数を有する電流を入力する場合、電流の波形に応じて、ユーザは少なくとも2以上の互いに異なる触覚を感じることができる。
【0082】
一方、例えば、振動部13及びキャップ12の間の距離が十分近いか、十分な電圧が入力される場合、振動部13は、
図11に示すように、キャップ12に直接的に接触することで、キャップ12を介してユーザに直接的な力を伝達することもできる。
【0083】
以下、実施形態に係る触覚アクチュエータ1を用いて実験した結果グラフを用いて具体的に説明する。
【0084】
図12は、互いに異なる共振周波数を有する触覚アクチュエータにおいて、5Hzの方形波である入力電流の電流の大きさ変化による加速度の変化を示すグラフであり、
図13は、互いに異なる共振周波数を有する触覚アクチュエータにおいて、90mAの方形波である入力電流の周波数変化による加速度の変化を示すグラフである。
【0085】
実験を通じてユーザは、振動部13が0.2G以上の加速度で駆動するとき、タッピングの触感を感じる可能性があることを確認した。
図12及び
図13を参照すれば、触覚アクチュエータ1の共振周波数が160Hz以下である場合、大きさが90mAであり、周波数が5Hzである小さい電流が印加されても振動部13が0.2G以上の加速度で駆動される可能性があることを確認できた。これに反して、触覚アクチュエータの共振周波数が160Hzよりも若干大きい180Hzである場合、0.2G以上の加速度で駆動されるためには、90mAの約1.5倍である130mA以上の電流を印加しなければならないことが確認された。
【0086】
実施形態に係る触覚アクチュエータは、振動部13の質量が2g以下である場合、弾性部材14の弾性係数を2.021N/mm以下にすることで、共振周波数が160Hz以下になるようにする。一方、振動部13の質量が2g以上である場合、弾性部材14の弾性係数を2.021N/mm以上にすることで、共振周波数が160Hz以下になるようにする。
【0087】
図14〜
図17は、それぞれ80Hz、120Hz、160Hz及び180Hzの共振周波数特性を有する触覚アクチュエータに入力される方形波である電流の変化に応じて表示される振動部の波形を示す図であり、
図18は、互いに異なる共振周波数特性を有する触覚アクチュエータにおいて、方形波である電流が印加されるときタッピング及び振動の閾値周波数を示すグラフである。
【0088】
図14〜
図17を参照すれば、各図面の右側列に示されたグラフのように、特定の周波数以上の方形波である電流が印加されれば、振動部の波形が周期的なサイン波形状の振動力を形成することが分かる。したがって、前記条件で触覚アクチュエータは、ユーザに「振動」の触感を提供できる。
【0089】
一方、各図面の左側列に示されたグラフのように、特定の周波数以下の領域では振動部が周期的な振動力を形成することができず、グラフが部分的に崩れていることが確認される。ただし、方形波の特性上、電流の大きさが変化する周期的な瞬間ごとに振動部の加速度が異なる区間に比べて遥かに大きく変化する。したがって、前記条件で触覚アクチュエータは、ユーザに「タッピング」の触感を提供できる。
【0090】
上述したように、前記特定の周波数を基準にして触覚アクチュエータがユーザに提供する触感は振動又はタッピングにより区分される。前記特定の周波数は、閾値周波数又は区分周波数とも言える。
【0091】
図14〜
図17を参照すれば、触覚アクチュエータの共振周波数が大きくなるほど、前記閾値周波数が大きくなる傾向を確認することができ、前記傾向を
図18に示している。実施形態に係る触覚アクチュエータの制御方法において、第1設定周波数f_H及び第2設定周波数f_Lは、
図18に示された閾値周波数を考慮して設定される。
【0092】
図19〜
図22は、それぞれ80Hz、120Hz、160Hz及び180Hzの共振周波数特性を有する触覚アクチュエータに入力されるパルス波である電流の変化に応じて表示される振動部の波形を示す図であり、
図23は、互いに異なる共振周波数特性を有する触覚アクチュエータにおいて、パルス波である電流が印加されるときタッピング及び振動の閾値周波数を示すグラフである。
【0093】
図19〜
図22を参照すれば、パルス波である電流を入力するときの振動部の波形は方形波である電流を入力するときと類似の形態を有することが確認される。したがって、触覚アクチュエータに閾値周波数以下のパルス波である電流が印加されれば、触覚アクチュエータはユーザに「タッピング」の触感を提供し、閾値周波数以上のパルス波である電流が印加されれば、触覚アクチュエータはユーザに「振動」の触感を提供する。
【0094】
図19〜
図22を参照すれば、触覚アクチュエータの共振周波数が大きくなるほど、前記閾値周波数が大きくなる傾向を確認でき、前記傾向を
図23に示した。
【0095】
一方、同一の共振周波数を有する触覚アクチュエータに対して、パルス波である電流を入力するときの閾値周波数は、方形波である電流を入力するときの閾値周波数より約2倍になることが確認される。
【0096】
実施形態に係る触覚アクチュエータの制御方法において、第1設定周波数f_H及び第2設定周波数f_Lは、
図23に示された閾値周波数を考慮して設定され得る。
【0097】
図24〜
図27は、それぞれ80Hz、120Hz、160Hz及び180Hzの共振周波数特性を有する触覚アクチュエータに入力される正弦波である電流の変化に応じて表示される振動部の波形を示す図であり、
図28は、互いに異なる共振周波数特性を有する触覚アクチュエータにおいて、正弦波である電流が印加されるときローリング及び振動の閾値周波数を示すグラフである。
【0098】
図24〜
図27を参照すれば、各図面の右側列に示されたグラフのように、特定の周波数以上の正弦波である電流が印加されれば、振動部の波形が周期的なサイン波形状の振動力を形成することが分かる。したがって、前記条件で触覚アクチュエータはユーザに「振動」の触感を提供する。
【0099】
一方、各図面の左側列に示されたグラフのように、特定の周波数以下の領域では振動部が周期的な振動力を形成することができず、グラフが部分的に崩れていることが確認される。周期的な振動力を形成できない振動部は、非周期的に上下運動の加速度を有するようになる。一方、正弦波の特性上、電流の大きさは滑らかに変化するため、上記のような運動によりユーザは「ローリング」の触感を感じることができる。
【0100】
上述したように前記特定の周波数を基準にして、触覚アクチュエータがユーザに提供する触感は振動又はローリングによって区分される。
【0101】
図24〜
図27を参照すれば、触覚アクチュエータの共振周波数が大きくなるほど前記閾値周波数が大きくなる傾向を確認することができ、前記傾向を
図28に示している。実施形態に係る触覚アクチュエータの制御方法において、第1設定周波数f_H及び第2設定周波数f_Lは、
図28に示された閾値周波数を考慮して設定される。
【0102】
図29は、他の実施形態に係る触覚アクチュエータの制御方法を示す図である。反対となる記載がない限り、
図9を参照して説明した実施形態に係る触覚アクチュエータの制御方法に対する内容は、他の実施形態にも適用され得る。
【0103】
図29を参照すれば、他の実施形態に係る触覚アクチュエータの制御方法において、ステップ120において、駆動モードが一般振動モードであれば、制御部は、印加される電流の周波数を第1設定周波数f_Hとして決定する。前記第1設定周波数f_Hは、
図18、
図23又は
図28を参照して、与えられた条件下で「振動」の触感を提供する最小周波数である第1閾値周波数よりも大きい値に設定される。
【0104】
ステップ120において、駆動モードが一般振動モードでなければ、制御部は、駆動モードがタッピングモードであるか否かを決定する(150)。
【0105】
ステップ150において、駆動モードがタッピングモードである場合、制御部は、印加される電流の周波数を第2設定周波数f_L1として決定する(151)。前記第2設定周波数f_L1は、
図18又は
図23を参照して与えられた条件下で、「タッピング」の触感を提供する最大周波数である第2閾値周波数よりも小さい値に設定される。
【0106】
ステップ150において、駆動モードがタッピングモードではない場合、制御部は、印加される電流の周波数を第3設定周波数f_L2として決定する(152)。前記第3設定周波数f_L2は、
図28を参照して、与えられた条件下で「ローリング」の触感を提供する最大周波数である第3閾値周波数よりも小さい値に設定される。
【0107】
一方、
図18、
図23及び
図28を参照すれば、理解されるように、同じ条件下で「ローリング」の触感を提供する最大周波数である第3閾値周波数は、「タッピング」の触感を提供する最大周波数である第2閾値周波数よりも大きいため、第3設定周波数f_L2は、第2設定周波数f_L1よりも高く設定される。一方、第1設定周波数f_Hの場合、第2設定周波数f_L1及び第3設定周波数f_L2よりも大きい値に設定される。言い換えれば、第2設定周波数f_L1よりも第3設定周波数f_L2が大きく、第3設定周波数f_L2よりも第1設定周波数f_Hが大きくてもよい。
【0108】
以上の実施形態によれば、様々な触感をより感性的に伝達できる。また、人体が検出できる周波数範囲のうち、160Hz以下の周波数範囲で従来技術よりも効率よく触覚を提供することができる。また、1つの触覚提供装置を介して、160Hz以下の周波数範囲内で少なくとも2以上の互いに異なる触覚を提供することができる。
【0109】
以上述した実施形態は、本発明の好ましい実施形態を説明したものに過ぎず、本発明の権利範囲は説明された実施形態に限定されるものではなく、この分野の当業者によって本発明の技術的な思想及び特許請求の範囲内における様々な変更、変形又は置換可能になり、そのような実施形態は本発明の範囲に属するものと見なければならない。