(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6709324
(24)【登録日】2020年5月26日
(45)【発行日】2020年6月10日
(54)【発明の名称】バックライトモジュール及び表示装置
(51)【国際特許分類】
F21S 2/00 20160101AFI20200601BHJP
F21V 9/32 20180101ALI20200601BHJP
F21V 15/01 20060101ALI20200601BHJP
F21V 19/00 20060101ALI20200601BHJP
G02F 1/13357 20060101ALI20200601BHJP
F21Y 115/10 20160101ALN20200601BHJP
【FI】
F21S2/00 431
F21S2/00 441
F21V9/32
F21V15/01 530
F21V15/01 360
F21S2/00 439
F21V19/00 150
F21V19/00 170
F21S2/00 435
G02F1/13357
F21Y115:10
【請求項の数】10
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2019-505099(P2019-505099)
(86)(22)【出願日】2016年5月25日
(65)【公表番号】特表2019-514189(P2019-514189A)
(43)【公表日】2019年5月30日
(86)【国際出願番号】CN2016083288
(87)【国際公開番号】WO2017193419
(87)【国際公開日】20171116
【審査請求日】2018年10月17日
(31)【優先権主張番号】201610304390.0
(32)【優先日】2016年5月10日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】516010618
【氏名又は名称】深▲せん▼市華星光電技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】SHENZHEN CHINA STAR OPTOELECTRONICS TECHNOLOGY CO., LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】郭 慶
(72)【発明者】
【氏名】韓 梅
(72)【発明者】
【氏名】程 艶
【審査官】
竹中 辰利
(56)【参考文献】
【文献】
特開2016−046260(JP,A)
【文献】
特開2015−111518(JP,A)
【文献】
特開2016−071953(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 2/00
F21V 9/32
F21V 15/01
F21V 19/00
G02F 1/13357
F21Y 115/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゴム枠、導光板、反射シート、バックライト及び光学フィルムを含み、前記導光板、光学フィルムが順に前記反射シートに重ねて設置され、前記ゴム枠が前記導光板及び光学フィルムの周りに設置されて、前記バックライトを収容するバックライトモジュールであって、
前記バックライトモジュールは更に量子ドットフィルムを含み、前記ゴム枠の内周面に緑色補助光層が設けられ、前記バックライトが前記導光板の入光面と前記ゴム枠との間に位置し、前記量子ドットフィルムが前記導光板と重ね合わせられて、前記導光板と前記光学フィルムとの間に位置するバックライトモジュール。
【請求項2】
前記バックライトは回路基板及び青色LEDを含み、前記青色LEDが前記回路基板に取り付けられて、前記入光面に向かっている請求項1に記載のバックライトモジュール。
【請求項3】
前記ゴム枠の材料が緑色PCであり、前記緑色補助光層は前記ゴム枠と材料が同じであって、一体成形される請求項1に記載のバックライトモジュール。
【請求項4】
前記緑色補助光層が前記ゴム枠の内周面に貼り付けられ又はスプレーされ、又はゴム枠にドープされるように一体成形され、その材料が緑色PET、緑色PI、緑色蛍光体又は緑色QDである請求項1に記載のバックライトモジュール。
【請求項5】
前記導光板は出光面及び底面を含み、前記入光面が前記出光面及び前記底面に接続され、前記底面に網掛け状のドットが設けられる請求項1に記載のバックライトモジュール。
【請求項6】
液晶表示モジュール及びバックライトモジュールを含み、前記バックライトモジュールはゴム枠、導光板、反射シート、バックライト及び光学フィルムを含み、前記導光板、光学フィルムが順に前記反射シートに重ねて設置され、前記ゴム枠が前記反射シート、導光板及び光学フィルムの周りに設置される表示装置であって、
前記バックライトモジュールは更に量子ドットフィルムを含み、前記ゴム枠の内周面に緑色補助光層が設けられ、前記バックライトが前記導光板の入光面と前記ゴム枠との間に位置し、前記量子ドットフィルムが前記導光板と重ね合わせられて、前記導光板と前記光学フィルムとの間に位置し、前記液晶表示モジュールが前記バックライトモジュールに取り付けられて、前記光学フィルムを被覆する表示装置。
【請求項7】
前記バックライトは回路基板及び青色LEDを備え、前記青色LEDが前記回路基板に取り付けられて、前記入光面に向かっている請求項6に記載の表示装置。
【請求項8】
前記ゴム枠の材料が緑色ポリカーボネートであり、前記緑色補助光層がゴム枠の内周面又はゴム枠本体である請求項6に記載の表示装置。
【請求項9】
前記緑色補助光層が前記ゴム枠の内周面に貼り付けられ又はスプレーされ、又はゴム枠にドープされるように一体成形され、その材料が緑色PET、緑色PI、緑色蛍光体である請求項6に記載の表示装置。
【請求項10】
前記導光板は出光面及び底面を含み、前記入光面が前記出光面及び前記底面に接続され、前記底面に網掛け状のドットが設けられる請求項6に記載の表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、2016年5月10日に出願された「バックライトモジュール及び表示装置」を発明の名称とする出願第201610304390.0号に基づき優先権を主張し、上記出願された内容をここに援用する。
【0002】
本発明は、液晶表示技術分野に関し、特にバックライトモジュール及び表示装置に関する。
【背景技術】
【0003】
液晶表示装置(Liquid Crystal Display、LCD)は本体が薄く、節電し、放射能汚染がないといった多くの利点を有するため、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、デジタルカメラ、コンピュータ画面又はノートパソコン画面等に広く応用されている。現在、市販されている多くの液晶表示装置はバックライト式液晶表示装置であり、ハウジング、ハウジング内に設けられる液晶パネル、及びハウジング内に設けられるバックライトモジュール(Backlight module)を備える。
【0004】
現在、市場で流行っている技術は、量子ドット(quantum dot)を用いてバックライト色域を改良することであり、量子ドットが準ゼロ次元のナノ材料であって、少量の原子からなり、その粒径が一般的に1〜10nmの間にあり、電子及び正孔が量子に閉じ込められるため、連続したバンド構造が分子特性を有する離散エネルギー準位構造となって、誘導後に蛍光を発光し、更に注入光の色域を変化させることができる。量子ドットバックライト技術は、表示デバイスの色域レベルを100%以上に向上させることができる。従来の量子ドットバックライト技術は主に、拡散フィルムの代わりに量子ドットをポリエステルフィルムに分散塗布することと、量子ドットをガラス管内に封止し、ガラス管を青色LEDと導光板との間に置くこととされているという2種類であるが、量子ドットフィルムは、水・酸素等の外部条件の影響を受けやすいため、縁部を裁断する際に、水・酸素の一部が滲み込み、縁部が使用不可能になるという問題がある。その理由は、主に緑色量子ドットの粒径が赤色量子ドットより小さく、表面エネルギーが高く、水・酸素との反応が失敗しやすく、失敗領域が赤紫色を呈するためである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の解決しようとする技術的問題は、バックライトモジュール及び表示装置を提供することであり、縁部の量子フィルムが使用不可能になるため、異常表示が発生することを避ける。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を実現するために、本発明の実施形態は以下の技術案を提供する。
【0007】
本発明に係るバックライトモジュールであって、ゴム枠、導光板、反射シート、バックライト及び光学フィルムを備え、前記導光板、光学フィルムが順に前記反射シートに重ねて設置され、前記ゴム枠が前記反射シート、導光板及び光学フィルムの周りに設置され、前記バックライトモジュールは更に量子ドットフィルムを備え、前記ゴム枠の内周面に緑色補助光層が設けられ、前記バックライトが前記導光板の入光面と前記ゴム枠との間に位置し、前記量子ドットフィルムが前記導光板に重ね合わせられて、前記導光板と前記光学フィルムとの間に位置する。
【0008】
前記バックライトは回路基板及び青色LEDを備え、前記青色LEDが前記回路基板に取り付けられて、前記入光面に向かっている。
【0009】
前記ゴム枠の材料が緑色PCであり、前記緑色補助光層は材料が緑色PCであって、前記ゴム枠と一体成形される。
【0010】
前記緑色補助光層が前記ゴム枠の内周面に貼り付けられ又はスプレーされ、又はゴム枠にドープされるように一体成形され、その材料が緑色PET、緑色PI、緑色蛍光体である。
【0011】
前記導光板は出光面及び底面を含み、前記入光面が前記出光面及び前記底面に接続され、前記底面に網掛け状のドットが設けられる。
【0012】
本願に係る表示装置であって、液晶表示モジュール及びバックライトモジュールを含み、前記バックライトモジュールはゴム枠、導光板、反射シート、バックライト及び光学フィルムを備え、前記導光板、光学フィルムが順に前記反射シートに重ねて設置され、前記ゴム枠が前記反射シート、導光板及び光学フィルムの周りに設置され、前記バックライトモジュールは更に量子ドットフィルムを備え、前記ゴム枠の内周面に緑色補助光層が設けられ、前記バックライトが前記導光板の入光面と前記ゴム枠との間に位置し、前記量子ドットフィルムが前記導光板に重ね合わせられて、前記導光板と前記光学フィルムとの間に位置し、前記液晶表示モジュールが前記バックライトモジュールに取り付けられて、前記光学フィルムを被覆する。
【0013】
前記バックライトは回路基板及び青色LEDを備え、前記青色LEDが前記回路基板に取り付けられて、前記入光面に向かっている。
【0014】
前記ゴム枠の材料が緑色PCであり、前記緑色補助光層がゴム枠の内周面である。
【0015】
前記緑色補助光層が前記ゴム枠の内周面に貼り付けられ又はスプレーされ、又はゴム枠にドープされるように一体成形され、その材料が緑色PET、緑色PI又は緑色蛍光体である。
【0016】
前記導光板は出光面及び底面を含み、前記入光面が前記出光面及び前記底面に接続され、前記底面に網掛け状のドットが設けられる。
【0017】
本発明のバックライトモジュールのゴム枠本体に反射された緑色光線がバックライトモジュールの縁部の光輝度をある程度向上することにより、量子ドットフィルムの縁部が使用不可能になるため、表示装置に異常表示が発生するという問題を解決する。本発明の解決しようとする技術的問題は、バックライトモジュール及び表示装置を提供することであり、縁部の量子フィルムが使用不可能になるため、異常表示が発生することを避ける。
【0018】
上記目的を実現するために、本発明の実施形態は以下の技術案を提供する。
【0019】
本発明に係るバックライトモジュールであって、ゴム枠、導光板、反射シート、バックライト及び光学フィルムを備え、前記導光板、光学フィルムが順に前記反射シートに重ねて設置され、前記ゴム枠が前記反射シート、導光板及び光学フィルムの周りに設置され、前記バックライトモジュールは更に量子ドットフィルムを備え、前記ゴム枠の内周面に緑色補助光層が設けられ、前記バックライトが前記導光板の入光面と前記ゴム枠との間に位置し、前記量子ドットフィルムが前記導光板に重ね合わせられて、前記導光板と前記光学フィルムとの間に位置する。
【0020】
前記バックライトは回路基板及び青色LEDを備え、前記青色LEDが前記回路基板に取り付けられて、前記入光面に向かっている。
【0021】
前記ゴム枠の材料が緑色PCであり、前記緑色補助光層は材料が緑色PCであって、前記ゴム枠と一体成形される。
【0022】
前記緑色補助光層が前記ゴム枠の内周面に貼り付けられ又はスプレーされ、又はゴム枠にドープされるように一体成形され、その材料が緑色PET、緑色PI、緑色蛍光体である。
【0023】
前記導光板は出光面及び底面を含み、前記入光面が前記出光面及び前記底面に接続され、前記底面に網掛け状のドットが設けられる。
【0024】
本願に係る表示装置であって、液晶表示モジュール及びバックライトモジュールを含み、前記バックライトモジュールはゴム枠、導光板、反射シート、バックライト及び光学フィルムを備え、前記導光板、光学フィルムが順に前記反射シートに重ねて設置され、前記ゴム枠が前記反射シート、導光板及び光学フィルムの周りに設置され、前記バックライトモジュールは更に量子ドットフィルムを備え、前記ゴム枠の内周面に緑色補助光層が設けられ、前記バックライトが前記導光板の入光面と前記ゴム枠との間に位置し、前記量子ドットフィルムが前記導光板に重ね合わせられて、前記導光板と前記光学フィルムとの間に位置し、前記液晶表示モジュールが前記バックライトモジュールに取り付けられて、前記光学フィルムを被覆する。
【0025】
前記バックライトは回路基板及び青色LEDを備え、前記青色LEDが前記回路基板に取り付けられて、前記入光面に向かっている。
【0026】
前記ゴム枠の材料が緑色PCであり、前記緑色補助光層がゴム枠の内周面である。
【0027】
前記緑色補助光層が前記ゴム枠の内周面に貼り付けられ又はスプレーされ、又はゴム枠にドープされるように一体成形され、その材料が緑色PET、緑色PI又は緑色蛍光体である。
【0028】
前記導光板は出光面及び底面を含み、前記入光面が前記出光面及び前記底面に接続され、前記底面に網掛け状のドットが設けられる。
【発明の効果】
【0029】
本発明のバックライトモジュールのゴム枠本体に反射された緑色光線がバックライトモジュールの縁部の光輝度をある程度向上することにより、量子ドットフィルムの縁部が使用不可能になるため、表示装置に異常表示が発生するという問題を解決する。
【図面の簡単な説明】
【0030】
本発明の技術案をより明確に説明するために、以下に実施形態の記述において必要な図面を用いて簡単に説明を行うが、当然ながら、以下に記載する図面は単に本発明の実施形態の一例であって、当業者であれば、創造的な労力を要することなく、これらの図面に基づいて他の図面に想到しうる。
【0031】
【
図1】
図1は本発明の好適な実施形態におけるバックライトモジュールの断面模式図である。
【
図2】
図2は
図1に示すバックライトモジュールの他の視角の断面模式図である。
【
図3】
図3は本発明におけるバックライトモジュールを有する表示装置の断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0032】
以下、本発明の実施形態における図面を参照しながら、本発明の実施形態における技術案を明確且つ完全に説明する。
【0033】
図1及び
図2に示すように、本発明の好適な実施例に係るバックライトモジュールであって、ゴム枠11、導光板12、反射シート13、バックライト15及び光学フィルム17を備える。前記導光板12、光学フィルム17が順に前記反射シート13に重ねて設置され、前記ゴム枠11が導光板12及び光学フィルム17の周りに設置されて、前記バックライトを収容する。前記バックライトモジュールは更に量子ドットフィルム14を備え、前記ゴム枠11の内周面に緑色補助光層(図示せず)が設けられ、前記バックライト15が前記導光板12の入光面121と前記ゴム枠11との間に位置し、前記量子ドットフィルム14が前記導光板12に重ね合わせられて、前記導光板12と前記光学フィルム17との間に位置する。光学フィルム17、量子ドットフィルム14、導光板12及び反射シート13が順に重ねて設置される。
【0034】
本実施例において、前記ゴム枠11が矩形枠体であり、第一側周面及び第二側周面を含む。前記第二側周面が前記反射シート13の周りに貼り付け固定され、前記反射シート13は導光板の裏面に露出する光線を導光板に反射させることに用いられ、それにより光線利用率を向上させる。
【0035】
本実施例において、前記ゴム枠11の材料が緑色ポリカーボネート(Polycarbonate、PC)であることにより、ゴム枠11全体をいずれも緑色にする。前記緑色補助光層の材料が緑色ポリカーボネート(Polycarbonate、PC)であって、ゴム枠11と一体成形されることは、緑色補助光層がゴム枠11の内周面であると理解されてもよい。この構造はプロセス的にゴム枠を直接形成すればよく、バックライトモジュールの構造を簡素化させ、プロセスが簡単で、工程を簡素化し、且つ緑色補助光層の精度を確保する。他の実施形態において、前記緑色補助光層が前記ゴム枠の内周面に貼り付けられ又はスプレーされ、又はゴム枠にドープされるように一体成形され、その材料が緑色(ポリエチレンテレフタレート系プラスチック、Polyethylene terephthalate、PET)、緑色ポリイミド(Polyimide、PI)、緑色蛍光体である。
【0036】
本実施例において、前記導光板12は出光面122及び底面123を含み、前記入光面121が前記出光面122及び前記底面123に接続され、前記底面123に網掛け状のドットが設けられることにより、前記導光板12の導光効果を向上させる。前記量子ドットフィルム14が入光面121に重ね合わせられる。
【0037】
本実施例において、前記バックライト15は回路基板及び青色LED151を備え、前記青色LED151が前記回路基板に取り付けられて、前記入光面121に向かっている。前記量子ドットフィルム14がゴム枠11の周囲に位置し、裁断時に水・酸素の一部が滲み込むため、縁部が使用不可能になる周囲領域を形成する。本願のバックライトモジュールは緑色のゴム枠11を用いるため、ゴム枠11本体が導光板を透過した青色LED151に照明されてから反射した緑色光線は、バックライトモジュールの縁部の光輝度をある程度向上し、つまりゴム枠11に反射された緑色光はLEDの青色、及び量子ドットフィルム14がゴム枠11の縁部に位置する使用不可能になった周囲領域の赤色光と混合して、白色光になることにより、量子ドットフィルム14の縁部の失敗領域を紅紫色から正常領域に一致する白色に変化させ、それにより、量子ドットフィルム14の縁部が使用不可能になるため、異常表示が発生するという問題を解決する。
【0038】
図3に示すように、本発明は更に表示装置に関し、前記表示装置はバックライトモジュール及び液晶パネル20を備え、前記液晶パネル20がバックライトモジュールに取り付けられて、前記光学フィルム17の上方に位置し、且つ両面テープ21で固定される。バックライトモジュールのゴム枠11本体に反射された緑色光線は、バックライトモジュールの縁部の光輝度をある程度向上することにより、量子ドットフィルム14の縁部が使用不可能になるため、表示装置に異常表示が発生するという問題を解決する。
【0039】
以上の説明は本発明の好適な実施形態であり、ただし、当業者であれば、本発明の原理を逸脱せずに、種々の改良及び修飾を行うことができ、これらの改良及び修飾も本発明の保護範囲に属すると見なされている。