特許第6709384号(P6709384)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6709384
(24)【登録日】2020年5月27日
(45)【発行日】2020年6月17日
(54)【発明の名称】多機能手提げライト
(51)【国際特許分類】
   F21V 14/02 20060101AFI20200608BHJP
   F21L 4/00 20060101ALI20200608BHJP
   F21V 19/02 20060101ALI20200608BHJP
【FI】
   F21V14/02 200
   F21L4/00 420
   F21V19/02 400
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-94147(P2019-94147)
(22)【出願日】2019年5月17日
【審査請求日】2019年5月22日
(31)【優先権主張番号】201910332400.5
(32)【優先日】2019年4月24日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519230097
【氏名又は名称】广州領尚灯具有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】毛利▲えい▼
【審査官】 當間 庸裕
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許第07677759(US,B1)
【文献】 米国特許出願公開第2017/0248291(US,A1)
【文献】 韓国登録特許第10−1339917(KR,B1)
【文献】 韓国登録特許第10−1097491(KR,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21V 14/02
F21L 4/00
F21V 19/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、メインライトを含み、前記ライトの中には円形チャンバが設けられ、前記円形チャンバの中には照明機構が設けられ、前記円形チャンバの左側端壁には円台溝が設けられ、前記円台溝が外部と連通するように設けられ、前記円形チャンバの右側にはスライドチャンバが設けられ、前記スライドチャンバの中には位置制限機構が設けられ、前記メインライトの頂端には二組のスライド溝が左右に対称的に設けられ、二組の前記スライド溝の間には照明機構の照明角度を変える動力機構が設けられ、前記メインライトの底端には光通しカバーが固定的に設けられ、前記光通しカバーがすりガラスであり、前記光通しカバーの中には光反射チャンバが設置され、前記光通しカバーの底端にはスタンドが固定的に設けられ、前記光反射チャンバと前記円形チャンバとが第一抜き穴により連通し設けられ、前記スタンドの中には前記光反射チャンバと連通している第二抜き穴が設けられ、前記第二抜き穴が前記第一抜き穴の下方に位置しており、本装置が掛かれた時に、前記照明機構を下に照明させ、これにより光が前記第一抜き穴と前記第二抜き穴とを透過できて下に照らし、前記光反射チャンバの中には光反射機構が設けられ、反射された光に前記光通しカバーを通させ外へ発散できるようにさせ、前記メインライトの頂端には取っ手が固定的に設けられることを特徴とする多機能手提げライト。
【請求項2】
前記照明機構は前記円形チャンバの前後端壁の間に回転できるように設けられた第一引っ掛かり溝を含み、前記第一引っ掛かり溝の外周には二組の前後に対称している円盤が固定的に設けられ、二組の前記円盤の間にはライトスタンドが固定的に設けられ、前記ライトスタンドの中には照明ライトが設けられ、円盤の回転により、照明ライトを水平状態にさせ、これにより光が前記円台溝を透過し外へ水平方向に照らすことができることを特徴とする請求項1に記載の多機能手提げライト。
【請求項3】
前記位置制限機構は前記スライドチャンバの中にスライドできるように設けられたピンを含み、前記ピンが左右に伸びるように設けられ、前記ピンの上下端面にはいずれも復帰ブロックが固定的に設けられ、二組の前記復帰ブロックと前記スライドチャンバの片側端壁との間にはいずれもバネが取り付けられ、前記ピンの片側末端が斜面であり、前記ピンのもう一側の末端には前記メインライトの外に位置している固定ブロックが固定的に設けられ、後側の前記円盤の外周には第一引っ掛かり溝と第二引っ掛かり溝が設けられ、前記第二引っ掛かり溝と前記第一引っ掛かり溝の大きさが同じであることを特徴とする請求項2に記載の多機能手提げライト。
【請求項4】
前記動力機構は前記円形チャンバの頂壁の中にスライドできるように設けられたスライドロッドを含み、前記スライドロッドの頂端には引きリングが固定的に設けられ、前記引きリングの左右両端にはいずれも細い連結ロッドがヒンジによって連結され、二組の前記スライド溝の中にはいずれも小型スライドブロックがスライドできるように設けられ、前記小型スライドブロックと前記スライド溝の片側端壁の間にはいずれも引っ張りバネが取り付けられ、前記小型スライドブロックと前記細い連結ロッドの一端とがヒンジによって連結され、前記スライドロッドの底端には第一連結ロッドがヒンジによって連結され、前記第一連結ロッドと後側に位置している前記円盤とがヒンジによって連結されることを特徴とする請求項3に記載の多機能手提げライト。
【請求項5】
前記光反射機構は前記スタンドの外周に設けられた円環溝を含み、前記円環溝の中にはリングギヤが回転できるように設けられ、前記円環溝の頂壁にはねじロッド軸が回転できるように設けられ、前記ねじロッド軸が左右に対称的に二組設けられ、前記ねじロッド軸の上半部分にはねじ山が設けられ、二組の前記ねじロッド軸の底端にはいずれも前記円環溝の中に位置している歯車が固定的に設けられ、前記歯車と前記リングギヤの内側とが噛み合い、二組の前記ねじロッド軸の外周にはいずれもねじ山ブロックがねじ山によって連結され、二組の前記ねじ山ブロックと前記光通しカバーとの間にはいずれも第二連結ロッドがヒンジによって連結され、前記光反射チャンバの底壁には半円形スライドブロックがスライドできるように設けられ、前記半円形スライドブロックが左右に対称的に二組設けられ、前記半円形スライドブロックの頂端にはいずれも第一反射鏡が固定的に設けられ、二組の前記第一反射鏡が一つの円形に組み合わせられることができ、また前記第一反射鏡が凸面に設計され、二組の前記半円形スライドブロックと前記ねじ山ブロックとの間には第三連結ロッドがヒンジによって連結され、前記光反射チャンバの頂壁には第二反射鏡が固定的に設けられることを特徴とする請求項1に記載の多機能手提げライト。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は手提げライト分野を取り上げて、具体的には多機能手提げライトである。
【背景技術】
【0002】
今市販の手提げライトのほとんどが単一の手持ち照明機能を持ち、更に構造が簡単であり、よく見られており、設計が新しくなく、競争力がなく、使用要求に満足できなく、従って、多機能の普及価値がある手提げライトを設計する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第108253326号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は多機能手提げライトを提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の多機能手提げライトはメインライトを含み、前記ライトの中には円形チャンバが設けられ、前記円形チャンバの中には照明機構が設けられ、前記円形チャンバの左側端壁には円台溝が設けられ、前記円台溝が外部と連通するように設けられ、前記円形チャンバの右側にはスライドチャンバが設けられ、前記スライドチャンバの中には位置制限機構が設けられ、前記メインライトの頂端には二組のスライド溝が左右に対称的に設けられ、二組の前記スライド溝の間には照明機構の照明角度を変える動力機構が設けられ、前記メインライトの底端には光通しカバーが固定的に設けられ、前記光通しカバーがすりガラスであり、前記光通しカバーの中には光反射チャンバが設置され、前記光通しカバーの底端にはスタンドが固定的に設けられ、前記光反射チャンバと前記円形チャンバとが第一抜き穴により連通し設けられ、前記スタンドの中には前記光反射チャンバと連通している第二抜き穴が設けられ、前記第二抜き穴が前記第一抜き穴の下方に位置しており、本装置が掛かれた時に、前記照明機構を下に照明させ、これにより光が前記第一抜き穴と前記第二抜き穴とを透過できて下に照らし、前記光反射チャンバの中には光反射機構が設けられ、反射された光に前記光通しカバーを通させ外へ発散できるようにさせ、前記メインライトの頂端には取っ手が固定的に設けられる。
【0006】
更の技術プラン、前記照明機構は前記円形チャンバの前後端壁の間に回転できるように設けられた第一引っ掛かり溝を含み、前記第一引っ掛かり溝の外周には二組の前後に対称している円盤が固定的に設けられ、二組の前記円盤の間にはライトスタンドが固定的に設けられ、前記ライトスタンドの中には照明ライトが設けられ、円盤の回転により、照明ライトを水平状態にさせ、これにより光が前記円台溝を透過し外へ水平方向に照らすことができる。
【0007】
更の技術プラン、前記位置制限機構は前記スライドチャンバの中にスライドできるように設けられたピンを含み、前記ピンが左右に伸びるように設けられ、前記ピンの上下端面にはいずれも復帰ブロックが固定的に設けられ、二組の前記復帰ブロックと前記スライドチャンバの片側端壁との間にはいずれもバネが取り付けられ、前記ピンの片側末端が斜面であり、前記ピンのもう一側の末端には前記メインライトの外に位置している固定ブロックが固定的に設けられ、後側の前記円盤の外周には第一引っ掛かり溝と第二引っ掛かり溝が設けられ、前記第二引っ掛かり溝と前記第一引っ掛かり溝の大きさが同じであり。
【0008】
更の技術プラン、前記動力機構は前記円形チャンバの頂壁の中にスライドできるように設けられたスライドロッドを含み、前記スライドロッドの頂端には引きリングが固定的に設けられ、前記引きリングの左右両端にはいずれも細い連結ロッドがヒンジによって連結され、二組の前記スライド溝の中にはいずれも小型スライドブロックがスライドできるように設けられ、前記小型スライドブロックと前記スライド溝の片側端壁の間にはいずれも引っ張りバネが取り付けられ、前記小型スライドブロックと前記細い連結ロッドの一端とがヒンジによって連結され、前記スライドロッドの底端には第一連結ロッドがヒンジによって連結され、前記第一連結ロッドと後側に位置している前記円盤とがヒンジによって連結され。
【0009】
更の技術プラン、前記光反射機構は前記スタンドの外周に設けられた円環溝を含み、前記円環溝の中にはリングギヤが回転できるように設けられ、前記円環溝の頂壁にはねじロッド軸が回転できるように設けられ、前記ねじロッド軸が左右に対称的に二組設けられ、前記ねじロッド軸の上半部分にはねじ山が設けられ、二組の前記ねじロッド軸の底端にはいずれも前記円環溝の中に位置している歯車が固定的に設けられ、前記歯車と前記リングギヤの内側とが噛み合い、二組の前記ねじロッド軸の外周にはいずれもねじ山ブロックがねじ山によって連結され、二組の前記ねじ山ブロックと前記光通しカバーとの間にはいずれも第二連結ロッドがヒンジによって連結され、前記光反射チャンバの底壁には半円形スライドブロックがスライドできるように設けられ、前記半円形スライドブロックが左右に対称的に二組設けられ、前記半円形スライドブロックの頂端にはいずれも第一反射鏡が固定的に設けられ、二組の前記第一反射鏡が一つの円形に組み合わせられることができ、また前記第一反射鏡が凸面に設計され、二組の前記半円形スライドブロックと前記ねじ山ブロックとの間には第三連結ロッドがヒンジによって連結され、前記光反射チャンバの頂壁には第二反射鏡が固定的に設けられ。
【発明の効果】
【0010】
本発明の手提げライトは三つの使用状態があり、懐中電灯として遠いところへ照らすことができ、ペンダントランプとして下に照らすこともでき、またデスクトップに置いたライトとしても使用でき、複数の機能を持ち、伝統的な手提げライトの機能の単一のデメリットを補った。
【図面の簡単な説明】
【0011】
下記に図1〜7をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0012】
図1図1は本発明の多機能手提げライトの内部全体構成略図
図2図2は本発明のねじ山ブロックの部分拡大略図
図3図3は本発明の小型スライドブロックの部分拡大略図
図4図4は本発明の半円形スライドブロックの略図
図5図5は本発明の円盤の側面図
図6図6は本発明の後側に位置する円盤の断面図
図7図7は本発明のピンの略図
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1〜7を参照し、本発明の多機能手提げライトはメインライト10を含み、前記ライト10の中には円形チャンバ11が設けられ、前記円形チャンバ11の中には照明機構81が設けられ、前記円形チャンバ11の左側端壁には円台溝12が設けられ、前記円台溝12が外部と連通するように設けられ、前記円形チャンバ11の右側にはスライドチャンバ19が設けられ、前記スライドチャンバ19の中には位置制限機構82が設けられ、前記メインライト10の頂端には二組のスライド溝52が左右に対称的に設けられ、二組の前記スライド溝52の間には照明機構81の照明角度を変える動力機構83が設けられ、前記メインライト10の底端には光通しカバー13が固定的に設けられ、前記光通しカバー13がすりガラスであり、前記光通しカバー13の中には光反射チャンバ14が設置され、前記光通しカバー13の底端にはスタンド60が固定的に設けられ、前記光反射チャンバ14と前記円形チャンバ11とが第一抜き穴15により連通し設けられ、前記スタンド60の中には前記光反射チャンバ14と連通している第二抜き穴16が設けられ、前記第二抜き穴16が前記第一抜き穴15の下方に位置しており、本装置が掛かれた時に、前記照明機構81を下に照明させ、これにより光が前記第一抜き穴15と前記第二抜き穴16とを透過できて下に照らし、前記光反射チャンバ14の中には光反射機構84が設けられ、反射された光に前記光通しカバー13を通させ外へ発散できるようにさせ、前記メインライト10の頂端には取っ手28が固定的に設けられる。
【0014】
前記照明機構81は前記円形チャンバ11の前後端壁の間に回転できるように設けられた第一引っ掛かり溝39を含み、前記第一引っ掛かり溝39の外周には二組の前後に対称している円盤24が固定的に設けられ、二組の前記円盤24の間にはライトスタンド22が固定的に設けられ、前記ライトスタンド22の中には照明ライト23が設けられ、円盤24の回転により、照明ライト23を水平状態にさせ、これにより光が前記円台溝12を透過し外へ水平方向に照らすことができる。
【0015】
前記位置制限機構82は前記スライドチャンバ19の中にスライドできるように設けられたピン18を含み、前記ピン18が左右に伸びるように設けられ、前記ピン18の上下端面にはいずれも復帰ブロック21が固定的に設けられ、二組の前記復帰ブロック21と前記スライドチャンバ19の片側端壁との間にはいずれもバネ20が取り付けられ、前記ピン18の片側末端が斜面であり、前記ピン18のもう一側の末端には前記メインライト10の外に位置している固定ブロック17が固定的に設けられ、後側の前記円盤24の外周には第一引っ掛かり溝39と第二引っ掛かり溝37が設けられ、前記第二引っ掛かり溝37と前記第一引っ掛かり溝39の大きさが同じであり、前記ライトスタンド22が下に向く時、前記ピン18が前記第一引っ掛かり溝39の中に挿入され、前記円盤24の位置を固定させ、これにより光を下に向いて照らさせ、前記ライトスタンド22が水平位置にある時、前記ピン18が前記第二引っ掛かり溝37の中に挿入され、前記ライトスタンド22を固定する。
【0016】
前記動力機構83は前記円形チャンバ11の頂壁の中にスライドできるように設けられたスライドロッド26を含み、前記スライドロッド26の頂端には引きリング27が固定的に設けられ、前記引きリング27の左右両端にはいずれも細い連結ロッド29がヒンジによって連結され、二組の前記スライド溝52の中にはいずれも小型スライドブロック53がスライドできるように設けられ、前記小型スライドブロック53と前記スライド溝52の片側端壁の間にはいずれも引っ張りバネ54が取り付けられ、前記小型スライドブロック53と前記細い連結ロッド29の一端とがヒンジによって連結され、前記スライドロッド26の底端には第一連結ロッド25がヒンジによって連結され、前記第一連結ロッド25と後側に位置している前記円盤24とがヒンジによって連結され、位置制限機構82が開けられた後、前記引きリング27を引き動かすことにより、前記スライドロッド26を上にスライドさせ、それにより前記円盤24を回転させ、それにより前記ライトスタンド22を水平位置にさせ、前記照明ライト23の光が前記円台溝12を透過して左側へ照らし、二組の前記小型スライドブロック53が互いに近づき、前記引きリング27を放した後、前記引っ張りバネ54が前記小型スライドブロック53を引いて戻らせ、前記円盤24を下に照らせることができる。
【0017】
前記光反射機構84は前記スタンド60の外周に設けられた円環溝32を含み、前記円環溝32の中にはリングギヤ31が回転できるように設けられ、前記円環溝32の頂壁にはねじロッド軸30が回転できるように設けられ、前記ねじロッド軸30が左右に対称的に二組設けられ、前記ねじロッド軸30の上半部分にはねじ山が設けられ、二組の前記ねじロッド軸30の底端にはいずれも前記円環溝32の中に位置している歯車33が固定的に設けられ、前記歯車33と前記リングギヤ31の内側とが噛み合い、二組の前記ねじロッド軸30の外周にはいずれもねじ山ブロック36がねじ山によって連結され、二組の前記ねじ山ブロック36と前記光通しカバー13との間にはいずれも第二連結ロッド34がヒンジによって連結され、前記光反射チャンバ14の底壁には半円形スライドブロック40がスライドできるように設けられ、前記半円形スライドブロック40が左右に対称的に二組設けられ、前記半円形スライドブロック40の頂端にはいずれも第一反射鏡41が固定的に設けられ、二組の前記第一反射鏡41が一つの円形に組み合わせられることができ、また前記第一反射鏡41が凸面に設計され、二組の前記半円形スライドブロック40と前記ねじ山ブロック36との間には第三連結ロッド35がヒンジによって連結され、前記光反射チャンバ14の頂壁には第二反射鏡42が固定的に設けられ、前記第二反射鏡42が光を反射でき、手動で前記リングギヤ31を回転させ、前記歯車33に前記ねじロッド軸30を回転連動させ、これにより前記ねじ山ブロック36を上下にスライドさせることができ、これにより二組の前記半円形スライドブロック40を連結させる或いは離れさせ、二組の前記半円形スライドブロック40が連結された時、光が前記第一反射鏡41により反射されることができ、離れた時に、光が前記第二抜き穴16を透過して下へ照らす。
【0018】
使用する時、手提げで使用すると、右にピン18を引き動かし、ピン18を第一引っ掛かり溝39から離脱させ、手で前記取っ手28を提げ、引きリング27を引き動かし、スライドロッド26を上に移動させ、これにより円盤24を回転させ、ライトスタンド22を水平位置にさせ、この時ピン18が第二引っ掛かり溝37の中に挿入され、円盤24の位置を制限し、照明ライト23をつけ、使用し、ペンダントランプとして使用するとき、取っ手28を掛け、照明ライト23を下に向かせ、同時にピン18を第一引っ掛かり溝39の中に挿入し、またリングギヤ31を回転させ、歯車33にねじロッド軸30を回転連動させ、これによりねじ山ブロック36を上に移動させ、二組の半円形スライドブロック40を離れさせ、これにより光に第二抜き穴16を透過させて下へ照らさせ、デスクトップに置いて使用する時、照明ライト23を下に向いたままにさせ、リングギヤ31を逆方向に回転させ、ねじ山ブロック36を下に移動させ、これにより半円形スライドブロック40を互いに近づけ、光を第一反射鏡41に照らさせ、第一反射鏡41の反射により、光反射チャンバ14に照らされ、光反射チャンバ14が反射し、光に光通しカバー13を透過させて発散させる。
【0019】
本発明の有益効果は:本発明の手提げライトは三つの使用状態があり、懐中電灯として遠いところへ照らすことができ、ペンダントランプとして下に照らすこともでき、またデスクトップに置いたライトとしても使用でき、複数の機能を持ち、伝統的な手提げライトの機能の単一のデメリットを補った。
【0020】
本分野の技術者が明確できるのは、本発明の総体精神や発想から離脱しない場合で、以上の実施例に各種な変形ができ、それらの変形がすべて本発明の保護範囲にある。本発明の保護方案は本発明の権利要求書を標準とすべきである。
【要約】
【課題】本発明は多機能手提げライトを開示した。
【解決手段】
メインライトを含み、前記ライトの中には円形チャンバが設けられ、前記円形チャンバの中には照明機構が設けられ、前記円形チャンバの左側端壁には円台溝が設けられ、前記円台溝が外部と連通するように設けられ、前記円形チャンバの右側にはスライドチャンバが設けられ、前記スライドチャンバの中には位置制限機構が設けられ、前記メインライトの頂端には二組のスライド溝が左右に対称的に設けられ、本発明の手提げライトは三つの使用状態があり、懐中電灯として遠いところへ照らすことができ、ペンダントランプとして下に照らすこともでき、またデスクトップに置いたライトとしても使用でき、ライトの機能を多様化する。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7