特許第6709401号(P6709401)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6709401
(24)【登録日】2020年5月27日
(45)【発行日】2020年6月17日
(54)【発明の名称】指輪展示ケース
(51)【国際特許分類】
   A47F 7/02 20060101AFI20200608BHJP
   A47F 3/11 20060101ALI20200608BHJP
   E05B 65/00 20060101ALI20200608BHJP
   E05B 17/22 20060101ALI20200608BHJP
【FI】
   A47F7/02 A
   A47F3/11
   E05B65/00 E
   E05B17/22 Z
【請求項の数】3
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2019-106601(P2019-106601)
(22)【出願日】2019年6月7日
【審査請求日】2019年6月13日
(31)【優先権主張番号】201910337660.1
(32)【優先日】2019年4月25日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】520090099
【氏名又は名称】温州蘭犹网絡科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】程▲かく▼
【審査官】 一ノ瀬 薫
(56)【参考文献】
【文献】 中国実用新案第207285511(CN,U)
【文献】 中国特許出願公開第108523364(CN,A)
【文献】 中国実用新案第207590212(CN,U)
【文献】 中国特許出願公開第108937403(CN,A)
【文献】 実開平6−3126(JP,U)
【文献】 中国特許出願公開第108937402(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47F 7/02
A47F 3/11
A45C 11/16
E05B 17/22
E05B 65/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、ケース主体を含み、前記ケース主体の上側には蓋が設置され、前記蓋と前記ケース主体との間には作動チャンバが設置され、前記作動チャンバの下側には動力チャンバが設置され、前記動力チャンバの下端壁にはモータが固定的に設置され、前記モータの上端にはモータ軸が連結され、前記モータ軸が上方へ伸びて前記作動チャンバの中に入っており、且つ前記動力チャンバの上端壁と前記作動チャンバの下端壁とが回転できるように連結され、前記モータ軸の中には内溝が設置され、前記内溝の左端壁にはフェザーキー溝が設置され、前記内溝の中にはスライド軸がスライドできるように連結され、前記スライド軸の左端には前記フェザーキー溝とスライドできるように連結されたフェザーキーが固定的に設置され、前記フェザーキーが前記スライド軸の回転を連動させることができ、前記スライド軸の上端面には回転盤が固定的に設置され、前記回転盤の外周には回転ブロックが固定的に設置され、前記作動チャンバの中には昇降板がスライドできるように連結され、前記昇降板の中には回転溝が設置され、前記回転溝の中には前記回転ブロックがスライドできるように設置され、前記昇降板の下端面には親ネジが左右対称的に設置され、前記動力チャンバの下端壁にはネジスリーブが左右対称的に回転できるように連結され、前記ネジスリーブが前記親ネジとネジ山により連結され、前記ネジスリーブの下端にはそれぞれ第一プーリが固定的に設置され、左側の前記第一プーリと右側の前記第一プーリとの間には駆動ベルトが連結され、右端の前記ネジスリーブには第二プーリが固定的に設置され、前記作動チャンバの右端壁には連通溝が設置され、前記連通溝の右端壁には駆動チャンバが設置され、前記駆動チャンバの中には昇降装置が設置され、前記昇降装置が前記昇降板の上下移動を制御でき、前記ケース主体の中には解錠溝が設置され、前記解錠溝の下端壁には昇降スライド溝が設置され、前記蓋の中には前記解錠溝と連通できる頂溝が設置され、前記解錠溝の左右端壁にはキー軸が回転できるように連結され、前記キー軸と前記ケース主体との中には回転をキーで制御するロックシリンダーが設置され、前記キー軸にはウォームが固定的に設置され、前記解錠溝と前記昇降スライド溝との中には始動装置が設置され、前記始動装置は前記蓋の回転と前記モータの起動とを制御し、前記蓋の左端面にはプルリングが固定的に設置され、前記回転盤の上端面には展示できる展示ラックが固定的に設置されたことを特徴とする指輪展示ケース。
【請求項2】
前記昇降装置は前記駆動チャンバの中に回転できるように装着された固定軸を含み、前記固定軸が前記蓋と固定的に連結され、前記固定軸が前記ケース主体と回転できるように連結され、前記固定軸には第一ベベルギヤが固定的に設置され、前記駆動チャンバの下端壁には連結軸が回転できるように連結され、前記連結軸の上端には前記第一ベベルギヤと噛み合っている第二ベベルギヤが固定的に設置され、前記連結軸の下端には第三プーリが固定的に設置され、前記第三プーリの直径が前記第二プーリの直径より大きく、前記第三プーリと前記第二プーリとの間には連結ベルトが連結されたことを特徴とする請求項1に記載の指輪展示ケース。
【請求項3】
前記始動装置は前記解錠溝の前後端壁に回転できるように装着されたウォームホイール軸を含み、前記ウォームホイール軸の前端には前記ウォームと噛み合っているウォームホイールが固定的に設置され、前記ウォームホイール軸の後端にはカムが固定的に設置され、前記頂溝と前記昇降スライド溝との中には昇降ラックがスライドできるように連結され、前記昇降ラックの中には連動チャンバが設置され、前記連動チャンバの後端壁には軸溝が設置され、前記ウォームホイール軸が前記軸溝を通過しており、前記カムが前記連動チャンバとスライドできるように連結され、前記カムの回転が前記昇降ラックの上下移動を制御でき、前記昇降ラックの中には第一電線が固定的に設置され、前記ケース主体の中には電源が設置され、前記電源と前記昇降スライド溝との間には第二電線が通電できるように連結され、前記モータと前記昇降スライド溝との間には第三電線が通電できるように連結され、前記昇降ラックが下方へ移動する時、前記第一電線により前記第二電線と前記第三電線とを通電できるように連結できることを特徴とする請求項1に記載の指輪展示ケース。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はアクセサリー分野を取り上げて、具体的には指輪展示ケースである。
【背景技術】
【0002】
指輪を売る時、指輪展示ケースを使用して指輪のスタイルを展示する必要があり、一般的な指輪展示ケースはただ指輪をケースの中に固定することしかできなく、指輪の各角度を全方位的に展示することができなく、しかも指輪を展示しない時、一定の防盗性を有しなく、指輪が盗まれやすい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第106923577号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は指輪展示ケースを提供し、上記背景技術において提出された問題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を実現するために、本発明は以下の技術プランを提供する:指輪展示ケースは、ケース主体を含み、前記ケース主体の上側には蓋が設置され、前記蓋と前記ケース主体との間には作動チャンバが設置され、前記作動チャンバの下側には動力チャンバが設置され、前記動力チャンバの下端壁にはモータが固定的に設置され、前記モータの上端にはモータ軸が連結され、前記モータ軸が上方へ伸びて前記作動チャンバの中に入っており、且つ前記動力チャンバの上端壁と前記作動チャンバの下端壁とが回転できるように連結され、前記モータ軸の中には内溝が設置され、前記内溝の左端壁にはフェザーキー溝が設置され、前記内溝の中にはスライド軸がスライドできるように連結され、前記スライド軸の左端には前記フェザーキー溝とスライドできるように連結されたフェザーキーが固定的に設置され、前記フェザーキーが前記スライド軸の回転を連動させることができ、前記スライド軸の上端面には回転盤が固定的に設置され、前記回転盤の外周には回転ブロックが固定的に設置され、前記作動チャンバの中には昇降板がスライドできるように連結され、前記昇降板の中には回転溝が設置され、前記回転溝の中には前記回転ブロックがスライドできるように設置され、前記昇降板の下端面には親ネジが左右対称的に設置され、前記動力チャンバの下端壁にはネジスリーブが左右対称的に回転できるように連結され、前記ネジスリーブが前記親ネジとネジ山により連結され、前記ネジスリーブの下端にはそれぞれ第一プーリが固定的に設置され、左側の前記第一プーリと右側の前記第一プーリとの間には駆動ベルトが連結され、右端の前記ネジスリーブには第二プーリが固定的に設置され、前記作動チャンバの右端壁には連通溝が設置され、前記連通溝の右端壁には駆動チャンバが設置され、前記駆動チャンバの中には昇降装置が設置され、前記昇降装置が前記昇降板の上下移動を制御でき、前記ケース主体の中には解錠溝が設置され、前記解錠溝の下端壁には昇降スライド溝が設置され、前記蓋の中には前記解錠溝と連通できる頂溝が設置され、前記解錠溝の左右端壁にはキー軸が回転できるように連結され、前記キー軸と前記ケース主体との中には回転をキーで制御するロックシリンダーが設置され、前記キー軸にはウォームが固定的に設置され、前記解錠溝と前記昇降スライド溝との中には始動装置が設置され、前記始動装置は前記蓋の回転と前記モータの起動とを制御し、前記蓋の左端面にはプルリングが固定的に設置され、前記回転盤の上端面には展示できる展示ラックが固定的に設置された。
【0006】
好ましくは、前記昇降装置は前記駆動チャンバの中に回転できるように装着された固定軸を含み、前記固定軸が前記蓋と固定的に連結され、前記固定軸が前記ケース主体と回転できるように連結され、前記固定軸には第一ベベルギヤが固定的に設置され、前記駆動チャンバの下端壁には連結軸が回転できるように連結され、前記連結軸の上端には前記第一ベベルギヤと噛み合っている第二ベベルギヤが固定的に設置され、前記連結軸の下端には第三プーリが固定的に設置され、前記第三プーリの直径が前記第二プーリの直径より大きく、前記第三プーリと前記第二プーリとの間には連結ベルトが連結された。
【0007】
好ましくは、前記始動装置は前記解錠溝の前後端壁に回転できるように装着されたウォームホイール軸を含み、前記ウォームホイール軸の前端には前記ウォームと噛み合っているウォームホイールが固定的に設置され、前記ウォームホイール軸の後端にはカムが固定的に設置され、前記頂溝と前記昇降スライド溝との中には昇降ラックがスライドできるように連結され、前記昇降ラックの中には連動チャンバが設置され、前記連動チャンバの後端壁には軸溝が設置され、前記ウォームホイール軸が前記軸溝を通過しており、前記カムが前記連動チャンバとスライドできるように連結され、前記カムの回転が前記昇降ラックの上下移動を制御でき、前記昇降ラックの中には第一電線が固定的に設置され、前記ケース主体の中には電源が設置され、前記電源と前記昇降スライド溝との間には第二電線が通電できるように連結され、前記モータと前記昇降スライド溝との間には第三電線が通電できるように連結され、前記昇降ラックが下方へ移動する時、前記第一電線により前記第二電線と前記第三電線とを通電できるように連結できる。
【発明の効果】
【0008】
以上により、本発明の有益効果は:本装置は回転しながら指輪を全方位的に展示でき、しかも指輪を一番高い高度まで上昇させることができ、人が指輪のデザインを観察することに便利を与え、同時に本装置を開けるには鍵が必要であり、指輪の安全性を確保する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
下記に図1〜4をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0010】
図1図1は本発明の指輪展示ケースの全体全断面の正面構成模式図
図2図2は本発明の図1のAのところの部分拡大図
図3図3は本発明の図1のBのところの部分拡大図
図4図4は本発明の図2の中のC−C方向の断面図
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明書に開示した全ての特徴、或いは開示した全ての方法、過程中のステップは、互いに排斥する特徴或いはステップ以外に、いかなる方式で組み合わせることができる。
【0012】
本発明書に開示した全ての特徴は、特別な叙述がない限り、そのほかの同等或いは類似する目的を持つ代替特徴に取り替えられる。つまり特別な叙述がない限り、全ての特徴はただ一連の同等或いは類似する特徴の中の一つの例だけである。
【0013】
図1〜4を参照し、本発明の実施例の指輪展示ケースは、ケース主体33を含み、前記ケース主体33の上側には蓋22が設置され、前記蓋22と前記ケース主体33との間には作動チャンバ23が設置され、前記作動チャンバ23の下側には動力チャンバ43が設置され、前記動力チャンバ43の下端壁にはモータ36が固定的に設置され、前記モータ36の上端にはモータ軸37が連結され、前記モータ軸37が上方へ伸びて前記作動チャンバ23の中に入っており、且つ前記動力チャンバ43の上端壁と前記作動チャンバ23の下端壁とが回転できるように連結され、前記モータ軸37の中には内溝38が設置され、前記内溝38の左端壁にはフェザーキー溝40が設置され、前記内溝38の中にはスライド軸39がスライドできるように連結され、前記スライド軸39の左端には前記フェザーキー溝40とスライドできるように連結されたフェザーキー41が固定的に設置され、前記フェザーキー41が前記スライド軸39の回転を連動させることができ、前記スライド軸39の上端面には回転盤49が固定的に設置され、前記回転盤49の外周には回転ブロック51が固定的に設置され、前記作動チャンバ23の中には昇降板52がスライドできるように連結され、前記昇降板52の中には回転溝50が設置され、前記回転溝50の中には前記回転ブロック51がスライドできるように設置され、前記昇降板52の下端面には親ネジ31が左右対称的に設置され、前記動力チャンバ43の下端壁にはネジスリーブ30が左右対称的に回転できるように連結され、前記ネジスリーブ30が前記親ネジ31とネジ山により連結され、前記ネジスリーブ30の下端にはそれぞれ第一プーリ32が固定的に設置され、左側の前記第一プーリ32と右側の前記第一プーリ32との間には駆動ベルト35が連結され、右端の前記ネジスリーブ30には第二プーリ29が固定的に設置され、前記作動チャンバ23の右端壁には連通溝27が設置され、前記連通溝27の右端壁には駆動チャンバ26が設置され、前記駆動チャンバ26の中には昇降装置101が設置され、前記昇降装置101が前記昇降板52の上下移動を制御でき、前記ケース主体33の中には解錠溝60が設置され、前記解錠溝60の下端壁には昇降スライド溝45が設置され、前記蓋22の中には前記解錠溝60と連通できる頂溝54が設置され、前記解錠溝60の左右端壁にはキー軸56が回転できるように連結され、前記キー軸56と前記ケース主体33との中には回転をキーで制御するロックシリンダー61が設置され、前記キー軸56にはウォーム62が固定的に設置され、前記解錠溝60と前記昇降スライド溝45との中には始動装置102が設置され、前記始動装置102は前記蓋22の回転と前記モータ36の起動とを制御し、前記蓋22の左端面にはプルリング21が固定的に設置され、前記回転盤49の上端面には展示できる展示ラック24が固定的に設置された。
【0014】
前記昇降装置101は前記駆動チャンバ26の中に回転できるように装着された固定軸65を含み、前記固定軸65が前記蓋22と固定的に連結され、前記固定軸65が前記ケース主体33と回転できるように連結され、前記固定軸65には第一ベベルギヤ66が固定的に設置され、前記駆動チャンバ26の下端壁には連結軸63が回転できるように連結され、前記連結軸63の上端には前記第一ベベルギヤ66と噛み合っている第二ベベルギヤ64が固定的に設置され、前記連結軸63の下端には第三プーリ28が固定的に設置され、前記第三プーリ28の直径が前記第二プーリ29の直径より大きく、前記第三プーリ28と前記第二プーリ29との間には連結ベルト25が連結され、前記蓋22が開けられる過程において、前記固定軸65と、前記第一ベベルギヤ66と、前記第二ベベルギヤ64と、前記連結軸63と、前記第三プーリ28と、前記第二プーリ29との回転を連動させ、前記親ネジ31により前記昇降板52を上げることができる。
【0015】
前記始動装置102は前記解錠溝60の前後端壁に回転できるように装着されたウォームホイール軸59を含み、前記ウォームホイール軸59の前端には前記ウォーム62と噛み合っているウォームホイール58が固定的に設置され、前記ウォームホイール軸59の後端にはカム57が固定的に設置され、前記頂溝54と前記昇降スライド溝45との中には昇降ラック55がスライドできるように連結され、前記昇降ラック55の中には連動チャンバ53が設置され、前記連動チャンバ53の後端壁には軸溝67が設置され、前記ウォームホイール軸59が前記軸溝67を通過しており、前記カム57が前記連動チャンバ53とスライドできるように連結され、前記カム57の回転が前記昇降ラック55の上下移動を制御でき、前記昇降ラック55の中には第一電線46が固定的に設置され、前記ケース主体33の中には電源44が設置され、前記電源44と前記昇降スライド溝45との間には第二電線47が通電できるように連結され、前記モータ36と前記昇降スライド溝45との間には第三電線42が通電できるように連結され、前記昇降ラック55が下方へ移動する時、前記第一電線46により前記第二電線47と前記第三電線42とを通電できるように連結でき、前記キー軸56を回転させ、これにより前記ウォーム62と、前記ウォームホイール58と、前記ウォームホイール軸59と、前記カム57との回転を連動させ、前記昇降ラック55は下方へ移動するときに前記第一電線46を介して前記第二電線47と前記第三電線42とを通電できるように連結でき、これにより前記モータ36が前記モータ軸37を連動させて回転させ始める。
【0016】
使用する時、鍵をロックシリンダー61に挿入し、そしてキー軸56を回転させ、これによりウォーム62と、ウォームホイール58と、ウォームホイール軸59と、カム57との回転を連動させ、これにより昇降ラック55を連動させて下方へ移動させ、これにより第一電線46により第二電線47と第三電線42とを通電できるように連結し、これによりモータ36がモータ軸37を連動させて回転させ始め、これによりスライド軸39と、回転盤49と、展示ラック24とを連動させて回転させ、そしてプルリング21により蓋22を開ける過程において、固定軸65と、第一ベベルギヤ66と、第二ベベルギヤ64と、連結軸63と、第三プーリ28と、第二プーリ29との回転を連動させ、これによりネジスリーブ30と第一プーリ32との回転を連動させ、これにより親ネジ31が昇降板52と回転盤49とを連動させて上昇させ、最終に展示ラック24を頂端まで上昇させて回転させることにより指輪を展示する。
【0017】
本発明の有益効果は:本装置は回転しながら指輪を全方位的に展示でき、しかも指輪を一番高い高度まで上昇させることができ、人が指輪のデザインを観察することに便利を与え、同時に本装置を開けるには鍵が必要であり、指輪の安全性を確保する。
【0018】
以上に述べたのはただ本発明の具体的な実施方式で、しかし本発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本発明の保護範囲にカバーされる。そのため、本発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
【要約】
【課題】本発明は指輪展示ケースを開示した。
【解決手段】
ケース主体を含み、前記ケース主体の上側には蓋が設置され、前記蓋と前記ケース主体との間には作動チャンバが設置され、前記作動チャンバの下端には動力チャンバが設置され、前記動力チャンバの下端壁にはモータが固定的に設置され、鍵をロックシリンダーに挿入し、そしてキー軸を回転させ、これによりウォームと、ウォームホイールと、ウォームホイール軸と、カムとの回転を連動させ、これにより昇降ラックを連動させて下方へ移動させ、これにより第一電線により第二電線と第三電線とを通電できるように連結し、本装置は回転しながら指輪を全方位的に展示でき、しかも指輪を一番高い高度まで上昇させることができ、人が指輪のデザインを観察することに便利を与え、同時に本装置を開けるには鍵が必要であり、指輪の安全性を確保する。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4