特許第6709460号(P6709460)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6709460
(24)【登録日】2020年5月27日
(45)【発行日】2020年6月17日
(54)【発明の名称】昇降装置
(51)【国際特許分類】
   B66C 23/16 20060101AFI20200608BHJP
   A22B 5/00 20060101ALI20200608BHJP
【FI】
   B66C23/16
   A22B5/00
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2018-80737(P2018-80737)
(22)【出願日】2018年4月19日
(65)【公開番号】特開2019-189371(P2019-189371A)
(43)【公開日】2019年10月31日
【審査請求日】2020年2月12日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】515259546
【氏名又は名称】株式会社 BUC
(74)【代理人】
【識別番号】100111349
【弁理士】
【氏名又は名称】久留 徹
(72)【発明者】
【氏名】渕岡 弘幸
【審査官】 羽月 竜治
(56)【参考文献】
【文献】 実開昭55−143289(JP,U)
【文献】 特開2006−240878(JP,A)
【文献】 特開2010−051215(JP,A)
【文献】 特開2016−064082(JP,A)
【文献】 特開平10−139373(JP,A)
【文献】 特開平11−089896(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B66C 23/00−23/94
A22B 5/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
柱状体に対して、一端側を当該柱状体の表面に接触させ、他端側を前記柱状体の長手方向に沿って斜め方向であって、かつ、前記一端側に対して当該他端側を上方に位置させて取り付けられる長尺状のアーム要素と、
当該長尺状のアーム要素を当該長尺状の長手方向に対して幅方向に左右一対設けて構成されるアームと、
当該左右一対のアーム要素の前記一端側を前記柱状体に接触させた状態で、当該柱状体を周回させて当該アーム要素の前記一端側を前記柱状体に固定させるベルトと、
前記柱状体に接触するアーム要素の前記一端側から当該柱状体の長手方向に沿った上方の位置で、一端側を当該柱状体に接触させた状態で、当該柱状体を周回させてベルトで固定させるとともに、先端側を前記アームに設けられた連結部に着脱可能に固定させる連結部材と、
物体を保持するための保持具を前記アームから昇降させる昇降具と、
を備えてなる昇降装置。
【請求項2】
前記左右一対のアーム要素が、前記斜め上方の他端側を前記一端側よりも幅寄せして構成されるものである請求項1に記載の昇降装置。
【請求項3】
前記左右一対のアーム要素が、長手方向に沿った軸と直交する断面を円形状としたものである請求項1に記載の昇降装置。
【請求項4】
前記連結部材の端部に屈曲したフック部を設け、当該フック部を、前記アームに設けられた連結部に着脱可能に係止させるようにした請求項1に記載の昇降装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に狩猟で仕留められた鹿や猪などの獲物を解体処理する際に使用される昇降装置に関するものであり、より詳しくは、例えば、仕留めた場所で簡単かつ衛生的に獲物を解体処理できるようにした昇降装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、狩猟によって仕留められた鹿や猪などの獲物は、解体工場まで運ばれ、そこで血抜きや切除などの解体処理が施される(特許文献1)。
【0003】
しかるに、仕留められた場所から解体工場までの搬送に時間がかかってしまうような場合、獲物の腐敗が進んで鮮度が落ちてしまう。
【0004】
このため、仕留められた場所で血抜きなどの解体処理をすることも考えられるが、地面で解体処理を行うは不衛生であり、雑菌などが入って腐敗が進んでしまう。
【0005】
このとき、シートなどを敷いて解体処理を行うことも考えられるが、非常に重い獲物をシート上に運ばなければならず、また、効率的な解体処理を行うこともできない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2006−20574号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明は上記課題に着目してなされたもので、仕留められた場所で、獲物を衛生的にかつ効率的に解体処理でき、また、計量で持ち運びが簡単な昇降装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
すなわち、本発明の昇降装置は、上記課題を解決するために、柱状体に対して、一端側を当該柱状体の表面に接触させ、他端側を前記柱状体の長手方向に沿って斜め方向であって、かつ、前記一端側に対して当該他端側を上方に位置させて取り付けられる長尺状のアーム要素と、当該長尺状のアーム要素を当該長尺状の長手方向に対して幅方向に左右一対設けて構成されるアームと、当該左右一対のアーム要素の前記一端側を前記柱状体に接触させた状態で、当該柱状体を周回させて当該アーム要素の前記一端側を前記柱状体に固定させるベルトと、前記柱状体に接触するアーム要素の前記一端側から当該柱状体の長手方向に沿った上方の位置で、一端側を当該柱状体に接触させた状態で、当該柱状体を周回させてベルトで固定させるとともに、先端側を前記アームに設けられた連結部に着脱可能に固定させる連結部材と、物体を保持するための保持具を前記アームから昇降させる昇降具とを備えるようにしたものである。
【0009】
また、このような発明において、前記左右一対のアーム要素を、下端部分を離間させ、先端部分を下端部分よりも幅寄せして構成する
【0010】
さらに、前記左右一対のアーム要素を、断面が円形のアーム要素で構成する。
【0011】
また、前記連結部材の先端側に上方に屈曲したフック部を設け、当該フック部を、前記アームに設けられた連結部に着脱可能に係止させるようにする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、柱状体に対して、一端側を当該柱状体の表面に接触させ、他端側を前記柱状体の長手方向に沿って斜め方向であって、かつ、前記一端側に対して当該他端側を上方に位置させて取り付けられる長尺状のアーム要素と、当該長尺状のアーム要素を当該長尺状の長手方向に対して幅方向に左右一対設けて構成されるアームと、当該左右一対のアーム要素の前記一端側を前記柱状体に接触させた状態で、当該柱状体を周回させて当該アーム要素の前記一端側を前記柱状体に固定させるベルトと、前記柱状体に接触するアーム要素の前記一端側から当該柱状体の長手方向に沿った上方の位置で、一端側を当該柱状体に接触させた状態で、当該柱状体を周回させてベルトで固定させるとともに、先端側を前記アームに設けられた連結部に着脱可能に固定させる連結部材と、物体を保持するための保持具を前記アームから昇降させる昇降具とを備えるようにしたので、例えば、獲物を仕留めた場所の近くにこの昇降装置を取り付けて解体処理することができ、地面に接触させることなく、衛生的かつ効率的に解体処理を行うことができるようになる。また、樹木をクレーンの一部として使用することで、計量でコンパクトな本体でも十分な昇降高さと強度を確保することができ、持ち運びの利便性と作業性を両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の一実施の形態における昇降装置を樹木に取り付けた状態図
図2】同形態におけるアームを示す平面図
図3】同形態におけるアームを示す側面図
図4】同形態における連結部材を示す側面図
図5】同形態における連結部材を示す平面図
図6】同形態におけるアームが樹木に接する部分の水平断面図
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0015】
この実施の形態における昇降装置1は、一例として、狩猟場所で獲物の血抜きや切除などの解体作業を行えるようにしたものであって、図1に示すように、樹木などの柱状体に斜め方向に取り付けられるアーム2と、このアーム2の下端側21dを樹木に固定するための下端保持具3と、アーム2の下端から離れた位置に一端側が取り付けられ、他端側が樹木に取り付けられる連結部材4と、アーム2から昇降可能に吊り下げられる保持具51を昇降させる昇降具5とを備えるようにしたものである。そして、この連結部材4をアーム2と分離可能に構成することで、樹木へのアーム2の取り付けを容易にするとともに、パイプ状のアーム2の下端部分21d(図2参照)を左右に広げて樹木に接するようにすることで、安定して樹木に取り付けられるようにしたものである。以下、本実施の形態における昇降装置1について詳細に説明する。なお、本実施の形態において、柱状体の例として、樹木を例に挙げて説明するが、これ以外に、電柱や防護策の杭などであってもよい。
【0016】
まず、アーム2は、長さ1400mm〜1600mm程度の金属製の部材で構成されるものであって、図2に示すように、上端側が幅狭となり、下端側が幅広となるように対向させた左右一対のアーム要素21を有するように構成されている。このアーム2の上端側には、図3に示すように、アーム2の軸方向から約60度〜80度程度水平方向に屈曲して取り付けられる上端プレート22が設けられており、この上端プレート22にアーム要素21の上端部分を溶着させるようにしている。一方、アーム2の下端部分21dについては、左右のアーム要素21の間を離間させて空間を設けておき、さらに、そのアーム要素21の下面側(図3参照)に平面状の下端プレート23を取り付けるようにしている。ここでは、このアーム要素21は、断面が円形となるパイプを用いるようにしている。このような円形状のアーム要素21を用いると、図6の上図に示すように、樹木の外周部分に取り付ける際、樹木の外径がどのような大きさであっても、パイプと樹木を接するようにすることができるとともに、アーム断面の略中心部分と樹木の中心部分を常に直線状にすることができるため、アーム2からの荷重を樹木の中心部分に向かわせることができる。これに対して、図6の下図のように、アーム要素21が矩形状であると、樹木とアーム要素21の中心を結ぶ非直線状になるため、樹木の表面に沿った荷重ベクトルが発生し、アーム2に不安定な要素が加わることになる。
【0017】
また、この下端プレート23の左右両側には、ベルトや紐などの下端保持具3を取り付けるための穴部23aが設けられており、この穴部23aにフックなどを介して下端保持具3を取り付けて固定できるようになっている。
【0018】
一方、このアーム2の中段部分には、左右のアーム要素21を跨るような中段プレート24が取り付けられている。そして、この中段プレート24に、樹木との間を連結する連結部材4や、昇降具5を構成するラチェット53などを取り付けられるようになっている。
【0019】
このアーム2の中段部分に取り付けられる連結部材4は、樹木との間を連結して水平方向の荷重を支持できるようにしたもので、図3図4に示すように、先端部分に設けられたフック部44を介して着脱可能に連結できるようになっている。この連結部材4には、左右の側壁41が起立するように設けられており、その基端側から左右両側(図5参照)に向けて拡開するベルト取付部42を設け、そのベルト取付部42の穴部42aに金具を介してベルトや紐などを取り付けられるようにしている。そして、そのベルトなどを樹木に周回させて固定することで、連結部材4を略水平状態に維持できるようにしている。このように、連結部材4を略水平状態に維持できると、その後のアーム2の取り付け時における作業を楽に行わせることができる。なお、このように連結部材4を樹木に取り付ける場合、樹木の径に対応できるようにしておく必要がある。そこで、この実施の形態では、図5に示すように、ベルト取付部42を左右にそれぞれ90度以上開くようにしておき、また、その間に設けられた水平プレート43をベルト取付部42の基端部から少し離れた位置から設けるようにしておく。このようにすることによって、樹木に連結部材4を取り付ける際、ベルト取付部42の基端部を樹木の表面に接触させるとともに、水平プレート43をベルト取付部42から少し離間させることで、その隙間に樹木を収容させることができるようになる。
【0020】
この水平プレート43の先端側に設けられるフック部44は、水平プレート43を上側に屈曲させて設けたものであって、これによって、アーム2の中段プレート24を上から載せて仮固定できるようになっている。そして、必要に応じて、中段プレート24に設けられた穴部24aとフック部44の穴部44aを位置合わせし、ボルトなどで固定できるようにしている。
【0021】
この中段プレート24に取り付けられる昇降具5は、保持具51を介して獲物を地面から持ち上げられるようにしたものであって、図1に示すように、獲物を固定する保持具51と、その保持具51を昇降させるための昇降手段50などを有するように構成されている。
【0022】
このうち、保持具51は、獲物を固定して取り付けられるようにしたものであって、ここでは、左右両側に針状体51aを有し、ここに獲物の脚部を突き刺して保持できるようにしていている。なお、ここでは、針状体51aを有する保持具51を用いるようにしたが、縄、鎖、ワイヤー、ベルト、布などで獲物を保持できるようにしてもよい。
【0023】
昇降手段50は、ワイヤーの一端をアーム2の上端プレート22に固定するとともに、保持具51に設けられた滑車52aや、上端プレート22に設けられた滑車52bなどを介してラチェット53でワイヤーを周回させるように構成されており、ラチェット53に設けられたハンドル54を用いて、保持具51を昇降させられるようになっている。なお、ここでは、ラチェット53を用いて保持具51を昇降させるようにしたが、モーターで保持具51を昇降させるようにしてもよいし、あるいは、ラチェット53などを用いることなく、ワイヤーなどを人力で引っ張ってアーム2に固定させるようにしてもよい。
【0024】
次に、このように構成された昇降装置1の使用方法について説明する。
【0025】
まず、獲物を狩猟によって仕留めた場合、その近くの樹木に連結部材4を取り付ける。この連結部材4を取り付ける場合、アーム2が獲物の大きさに応じた高さとなるような位置に連結部材4を取り付け、その位置でベルト取付部42を樹木の表面に接触させる。そして、その状態で金具などを介してベルトを樹木に周回させて固定する。このとき、樹木の円形状の表面が、左右のベルト取付部42の間の隙間であって、水平プレート43との隙間部分に入り込むようになる。これにより、ベルト取付部42の左右の基端部などを樹木の表面に接触させることができ、左右の振れを防止して、連結部材4を略水平状態に固定することができるようなる。
【0026】
次に、このように連結部材4を固定した後、アーム2を連結部材4に連結する。このアーム2を連結部材4に連結する場合、アーム2の中段プレート24を連結部材4のフック部44の上に載せる。すると、そのアーム2は、そこを支点として自重により下端部分21dが樹木の表面に接触するように傾斜する。このとき、アーム2の下端側は、左右のアーム要素21によって樹木の左右両側を挟み込むようになり(図6の状態)、これによって、アーム2が左右に振れるようなことがなくなる。
【0027】
次に、アーム2の下端部分21dを固定する。このアーム2の下端部分21dを固定する場合、下端プレート23に設けられた左右の穴部23aに金具を取り付けて、ベルトなどの下端保持具3で樹木に固定する。
【0028】
このように昇降装置1を樹木に取り付けた後、ラチェット53を緩めて保持具51を下降させ、針状体51aに獲物を突き刺して固定する。そして、その状態でラチェット53のハンドル54を回し、獲物を吊り下げるようにする。このとき、アーム2には獲物による荷重が加わることになるが、左右方向の荷重については、連結部材4で支えることができるとともに、アーム2の軸方向の荷重については、アーム要素21の下端部による樹木への接触や下端保持具3によって支えることができる。
【0029】
そして、このように獲物を吊り下げた状態で、血抜きを行い、また、内蔵などのような腐食しやすい部分を取り除く解体処理を行う。そして、このように鮮度を保つような処理を施した後、その獲物を所定の場所まで搬送する。
【0030】
このように上記実施の形態によれば、樹木などの柱状体に対して、一端側を当該柱状体の表面に接触させ、他端側を前記柱状体の長手方向に沿って斜め方向であって、かつ、前記一端側に対して当該他端側を上方に位置させて取り付けられる長尺状のアーム要素21と、当該長尺状のアーム要素21を当該長尺状の長手方向に対して幅方向に左右一対設けて構成されるアーム2と、当該左右一対のアーム要素21の前記一端側を前記柱状体に接触させた状態で、当該柱状体を周回させて当該アーム要素21の前記一端側を前記柱状体に固定させるベルトと、前記柱状体に接触するアーム要素21の前記一端側から当該柱状体の長手方向に沿った上方の位置で、一端側を当該柱状体に接触させた状態で、当該柱状体を周回させてベルトで固定させるとともに、先端側を前記アーム2に設けられた中段プレート24に着脱可能に固定させる連結部材4と、獲物を保持するための獲物保持具51を前記アーム2から昇降させる昇降具5とを備えるようにしたので、仕留めた場所の近くにこの昇降装置1を取り付けて解体処理することができ、獲物を地面に接触させることなく衛生的かつ効率的に解体処理することができるようになる。また、樹木をクレーンの一部として使用することで、計量でコンパクトな本体でも十分な昇降高さと強度を確保することができ、持ち運びの利便性と作業性を両立させることができる。
【0031】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。
【0032】
例えば、上記実施の形態によれば、アーム2を左右一本の部材で構成したが、狩猟時の運搬を容易ならしめるために、分割できるようにしてもよい。
【0033】
また、上記実施の形態では、連結部材4として、樹木の表面に略水平状態で取り付けられる部材で構成したが、アーム2の水平方向の荷重を支持できるような部材であれば、どのような形状や構造、素材のものであってもよい。
【0034】
さらに、上記実施の形態では、アーム2の下端プレート23をベルトで固定するようにしたが、下端部分21dだけで固定できる場合(例えば、下端部分21dを樹木の枝分かれした部分や根本部分などに固定できる場合)は、ベルトなどを設けなくてもよい。
【0035】
また、上記実施の形態では、物体の一例として獲物を昇降させる場合について説明したが、その他の物を昇降させる場合についても適用することができる。
【符号の説明】
【0036】
1・・・昇降装置
2・・・アーム
21・・・アーム要素
21d・・・下端部
22・・・上端プレート
23・・・下端プレート
24・・・中段プレート
24a・・・穴部
3・・・下端保持具
4・・・連結部材
41・・・側壁
42・・・ベルト取付部
43・・・水平プレート
44・・・フック部
44a・・・穴部
5・・・昇降具
50・・・昇降手段
51・・・保持具
51a・・・針状体
52a、b・・・滑車
53・・・ラチェット
54・・・ハンドル
図1
図2
図3
図4
図5
図6