特許第6709657号(P6709657)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6709657
(24)【登録日】2020年5月27日
(45)【発行日】2020年6月17日
(54)【発明の名称】聴診装置及び電子機器
(51)【国際特許分類】
   A61B 7/04 20060101AFI20200608BHJP
【FI】
   A61B7/04 S
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-64105(P2016-64105)
(22)【出願日】2016年3月28日
(65)【公開番号】特開2017-176243(P2017-176243A)
(43)【公開日】2017年10月5日
【審査請求日】2019年3月15日
(73)【特許権者】
【識別番号】000005016
【氏名又は名称】パイオニア株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100104765
【弁理士】
【氏名又は名称】江上 達夫
(74)【代理人】
【識別番号】100107331
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 聡延
(72)【発明者】
【氏名】田中 俊行
(72)【発明者】
【氏名】里見 俊一
【審査官】 北島 拓馬
(56)【参考文献】
【文献】 実開昭51−076189(JP,U)
【文献】 登録実用新案第3125004(JP,U)
【文献】 特開2009−148458(JP,A)
【文献】 特開2005−300343(JP,A)
【文献】 実開昭52−136625(JP,U)
【文献】 特表2009−535106(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61B 7/00 − 7/04
H04R 1/00 − 1/46
H04R 5/00 − 5/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
被聴診者の生体音を取得して、前記生体音に係る電気信号を出力する取得部と、
前記電気信号に信号処理を施す回路が配設された回路基板を収容する本体部と、
前記信号処理が施された電気信号に応じた音を出力する出力部と、
前記出力部を収容すると共に、前記本体部に回転可能に取り付けられたアーム部と、
を備えることを特徴とする聴診装置。
【請求項2】
前記出力部は、前記アーム部内に配線された導電線を介して、前記回路基板に電気的に接続されており、
前記導電線のうち前記アーム部内から前記回路基板に向けて引き出された導電線の引き出し方向が、前記アーム部の回転動作により変化しないように、前記導電線が前記回路基板に取り付けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の聴診装置。
【請求項3】
前記本体部は、前記引き出し方向を規制する第1規制部と、前記引き出された導電線の経路を規制する第2規制部と、を有する断線防止構造を備えることを特徴とする請求項2に記載の聴診装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、聴診装置及び電子機器の技術分野に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の装置として、例えば、チェストピースに、信号処理回路やユーザインターフェースが設けられた電子聴診器が提案されている(特許文献1参照)。或いは、耳管の分岐部分に、前置増幅器や電源等を含む電子部品部が設けられた電子聴診器が提案されている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特表2015−524678号公報
【特許文献2】特開2007−275324号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術では、チェストピースが比較的重くなったり、比較的大きくなったりするという技術的問題点がある。他方、特許文献2に記載の技術では、耳管の分岐部分が比較的大きくなり、非聴診時に、例えば白衣のポケット等への収納が困難になる可能性があるという技術的問題点がある。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、チェストピースの小型化を図りつつ、収納を容易にする聴診装置及び電子機器を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の聴診装置は、上記課題を解決するために、被聴診者の生体音を取得して、前記生体音に係る電気信号を出力する取得部と、前記電気信号に信号処理を施す回路が配設された回路基板を収容する本体部と、前記信号処理が施された電気信号に応じた音を出力する出力部と、前記出力部を収容すると共に、前記本体部に回転可能に取り付けられたアーム部と、を備える。
【0007】
本発明の電子機器は、上記課題を解決するために、電気信号に信号処理を施す回路が配設された回路基板を収容する本体部と、前記本体部に回転可能に取り付けられ、出力部を保持する保持部と、前記保持部内に配線され、前記出力部を前記回路基板に電気的に接続する導電線と、を備え、前記導電線のうち前記保持部内から前記回路基板に向けて引き出された導電線の引き出し方向が、前記保持部の回転動作により変化しないように、前記導電線が前記回路基板に取り付けられている。
【0008】
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施するための形態から明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】実施例に係る電子聴診器の外観を示す図である。
図2】実施例に係る電子聴診器の構成を示すブロック図である。
図3】実施例に係る電子聴診器のヘッドホンの回転動作を示す図である。
図4】実施例に係る電子聴診器のヘッドホンの接続部近傍の構成を示す斜視図である。
図5】実施例に係る配線の経路を示す図である。
図6】比較例に係る配線の経路を示す図である。
図7】実施例に係る断線防止構造の概念を示す概念図である。
図8】実施例に係る電子聴診器の電源復帰に係る構成の概念を示す概念図である。
図9】実施例に係る電子聴診器の電源復帰用のスイッチの取付箇所の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の聴診装置及び電子機器に係る実施形態について説明する。
【0011】
実施形態に係る聴診装置は、被聴診者の生体音を取得して、該生体音に係る電気信号を出力する取得部と、該電気信号に信号処理を施す回路が配設された回路基板を収容する本体部と、信号処理が施された電気信号に応じた音を出力する出力部と、該出力部を収容すると共に、本体部に回転可能に取り付けられたアーム部と、を備える。アーム部は、本体部に対し所定の軸を中心に回転動作が可能なように構成されてもよい。
【0012】
アーム部(耳管に相当)を本体部に対して回転させれば、当該聴診装置の長手方向の距離を短くすることができるので、当該聴診装置の収納を容易にすることができる。加えて、回路基板を収容する本体部を、チェストピースとは異なる部材として構成すれば、チェストピースの小型化を実現することができる。
【0013】
実施形態に係る聴診装置の一態様では、出力部は、アーム部内に配線された導電線を介して、回路基板に電気的に接続されている。ここで特に、導電線のうちアーム部内から回路基板に向けて引き出された導電線の引き出し方向が、アーム部の回転動作により変化しないように、導電線が前記回路基板に取り付けられている。
【0014】
この態様によれば、アーム部の回転時に上記引き出された導電線に加わる応力を緩和することができる。この結果、導電線の断線を防止することができ、実用上非常に有利である。
【0015】
この態様では、本体部は、引き出し方向を規制する第1規制部と、引き出された導電線の経路を規制する第2規制部と、を有する断線防止構造を備えてよい。このように構成すれば、比較的容易に導電線の断線を防止することができる。
【0016】
実施形態に係る電子機器は、電気信号に信号処理を施す回路が配設された回路基板を収容する本体部と、該本体部に回転可能に取り付けられ、出力部を保持する保持部と、該保持部内に配線され、出力部を回路基板に電気的に接続する導電線と、を備える。ここで特に、導電線のうち保持部内から回路基板に向けて引き出された導電線の引き出し方向が、保持部の回転動作により変化しないように、導電線が回路基板に取り付けられている。
【0017】
本実施形態に係る電子機器も、上述した実施形態に係る聴診装置と同様に、保持部が本体部に回転可能に取り付けられているので、当該電子機器の収納をようにすることができる。本実施形態では特に、保持部の回転時に、該保持部から引き出された導電線に加わる応力を緩和することができ、該導電線の断線を防止することができる。
【実施例】
【0018】
本発明の聴診装置及び電子機器に係る実施例について、図1乃至図9を参照して説明する。以下の実施例では、聴診装置及び電子機器の一例として、電子聴診器を挙げる。
【0019】
(電子聴診器の構成)
実施例に係る電子聴診器の構成について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、実施例に係る電子聴診器の外観を示す図である。図2は、実施例に係る電子聴診器の構成を示すブロック図である。
【0020】
図1において、電子聴診器1は、チェストピース11、本体部13及びヘッドホン14(耳管に相当)を備えて構成されている。チェストピース11と本体部13とは、ケーブル12を介して接続されている。
【0021】
電子聴診器1は、チェストピース11に内蔵されたセンサモジュール21と、本体部13に内蔵された制御ユニット22と、ヘッドホン14の一部を構成する出力部23と、を備えて構成されている(図2参照)。
【0022】
センサモジュール21は、被聴診者の生体音を取得するための、例えば振動素子、マイク、加速度センサ等のセンサを有している。該センサから出力される生体音に係る電気信号は、制御ユニット22に入力される。制御ユニット22は、電源と、例えば増幅器やD/Aコンバータ等の信号処理回路と、を有している。制御ユニット22は、入力された電気信号に所定の信号処理を施して、出力部23に出力する。出力部23は、信号処理が施された電気信号に応じた音を出力する。
【0023】
尚、センサモジュール21、制御ユニット22及び出力部23については、既存の各種態様を適用可能であるので、その詳細についての説明は割愛する。
【0024】
(ヘッドホンの特徴)
次に、ヘッドホン14の特徴について、図3を参照して説明する。図3は、実施例に係る電子聴診器のヘッドホンの回転動作を示す図である。
【0025】
ヘッドホン14は、本体部13に回転可能に取り付けられている。図3(a)は、当該電子聴診器1の非使用時(例えばポケットへの収納時)のヘッドホン14の位置を示している。非使用時には、ヘッドホン14のイヤーパッドがケーブル12側に位置するように、ヘッドホン14が本体部13に対して回転する。
【0026】
ヘッドホン14は、本体部13に対して、回転軸を中心に、図3(a)に示す位置から、(図3に示す状態では)反時計回りに210°まで回転可能である。当該電子聴診器1の使用時には、ヘッドホン14は、図3に示した0°〜210°の範囲内の任意の角度を採ることができる。
【0027】
図3の上側が、当該電子聴診器1の使用時に被聴診者側になる。図3(b)に示すように、ヘッドホン14を本体部13に対して180°以上回転可能に構成することにより、例えば被聴診者の、聴診者から比較的離れた部位に、チェストピース11が当てられる場合に、ヘッドホン14が引っ張られることを抑制することができる。
【0028】
(本体部及びヘッドホン間の配線の特徴)
次に、本体部13とヘッドホン14との間の配線について、図4乃至図7を参照して説明する。図4は、実施例に係る電子聴診器のヘッドホンの接続部近傍の構成を示す斜視図である。図5は、実施例に係る配線の経路を示す図である。図6は、比較例に係る配線の経路を示す図である。図7は、実施例に係る断線防止構造の概念を示す概念図である。
【0029】
図4に示すように、本体部13の内部には、制御ユニット22を構成する回路基板131が配置されている。該回路基板131には、典型的には、センサモジュール21から出力された電気信号に信号処理を施す回路が配設されている。また、ヘッドホン14内には、回路基板131(即ち、制御ユニット22)と、ヘッドホン14の一部を構成する出力部23とを電気的に接続するための導電線141が配線されている。図5に示すように、導電線141は、回路基板131に設けられたコネクタ132を介して、該回路基板131に接続される。
【0030】
ここで、導電線141の経路について、図5及び図6を参照して具体的に説明する。図5(a)及び図6(a)は、ヘッドホン14が図3(a)に示す状態にある場合の導電線141の経路を示している。図5(b)及び図6(b)は、ヘッドホン14が図3(b)に示す状態にある場合の導電線141の経路を示している。
【0031】
上述の如く、ヘッドホン14は、本体部13に回転可能に取り付けられているので、何らの対策も採らずに、導電線141を回路基板131に接続すると、以下のような問題が生じる。即ち、ヘッドホン14内から引き出される導電線141を、単純に、回路基板131に接続すると、図6(b)に示すように、ヘッドホン14の回転に起因して、局所的に導電線141の屈曲半径が小さくなる。このため、導電線141に、局所的に比較的大きな応力が加わり(図6(b)の矢印参照)、導電線141が断線しやすくなる。
【0032】
そこで本実施例では、図5(a)に示すような経路で、ヘッドホン14から引き出された導電線141が回路基板131に接続されている。このため、ヘッドホン14が回転された場合、図5(b)に示すように、ヘッドホン14の回転軸に巻き付けられた導電線141は緩む。つまり、本実施例では、ヘッドホン14の回転動作に起因して、ヘッドホン14から引き出された導電線141に、局所的に大きな応力が加わることはない。
【0033】
特に、ヘッドホン14から引き出された導電線141の引き出し方向に着目すると、本実施例では、図5に示すように、ヘッドホン14が回転されても引き出し方向は変化していない(図5の破線円C参照。引き出し方向は、反時計回りの方向)。
【0034】
他方で、図6に示す比較例では、ヘッドホン14の回転動作に起因して、引き出し方向が変化している(図6の破線円C´参照)。具体的には、図6(a)の状態では、引き出し方向は反時計回りの方向であるが、図6(b)の状態では、引き出し方向は時計回りの方向である。
【0035】
従って、ヘッドホン14から引き出された導電線141の引き出し方向が、ヘッドホン14の回転動作に起因して変化しないような経路で、導電線141を回路基板131に接続すれば、導電線141の断線を好適に防止することができる。
【0036】
本実施例では、図5に示した導電線141の経路を実現するために、本体部13内に、ヘッドホン14から引き出された導電線141の引き出し方向を規制する規制部材133と、該引き出された導電線141の経路を規制する規制部材134とを有する断線防止構造が設けられている。本体部13内には、更に、コネクタ132近傍の導電線141を押さえる抜け防止部材135が設けられている。
【0037】
(電源復帰構成)
次に、電子聴診器1の電源復帰に係る構成について、図3及び図4に加えて、図8及び図9を参照して説明する。図8は、実施例に係る電子聴診器の電源復帰に係る構成の概念を示す概念図である。図9は、実施例に係る電子聴診器の電源復帰用のスイッチの取付箇所の一例を示す図である。
【0038】
図4に示すように、ヘッドホン14には、ストッパ142が設けられている。該ストッパ142と、本体部13に設けられた部材(図示せず)とによりヘッドホン14の回転角度が規制される。
【0039】
ところで、省電力の観点からは、非使用時には当該電子聴診器1へ電力が供給されないことが望ましい。他方で、当該電子聴診器1の電源のオン/オフの切換が聴診者(即ち、ユーザ)の負担を増大する可能性がある。
【0040】
そこで本実施例では、ヘッドホン14が図3(a)に示す状態にあるときに、図8(a)に示すように、ヘッドホン14のストッパ142が、本体部13内に設けられた電源のオン/オフを切り換えるスイッチSW1を押下する。ここで、スイッチSW1は、ストッパ142により押下された場合に、当該電子聴診器1の電源をオフにし、ストッパ142により押下されていない場合に、当該電子聴診器1の電源をオンにするように構成されている。
【0041】
そして、ヘッドホン14が本体部13に対し回転された場合に、ストッパ142によるスイッチSW1の押下が解除され(図8(b)参照)、当該電子聴診器1の電源が自動的にオンとなる。尚、図8(b)は、ヘッドホン14が図3(b)の状態にあるときのストッパ142の位置を示している。
【0042】
当該電子聴診器1は、更に、ストッパ142によるスイッチSW1の押下が解除されたことにより電源がオンとなった後、所定時間経過後に自動的に待機状態(即ち、省電力状態)になるように構成されている。
【0043】
当該電子聴診器1には、待機状態から復帰させるためのスイッチSW2がヘッドホン14のイヤーパッド近傍に配置されている(図9参照)。聴診者は、該スイッチSW2を押下することにより、当該電子聴診器1を待機状態から復帰させることができる。
【0044】
尚、ヘッドホン14を、一旦、図3(a)に示す位置まで回転させた後(即ち、ストッパ142によりスイッチSW1が押下された後)、再び元の位置までヘッドホン14を本体部13に対し回転させることにより、当該電子聴診器1を待機状態から復帰させることもできる。
【0045】
(技術的効果)
上述した実施例によれば、制御ユニット22が本体部13に内蔵されているので、チェストピース11の小型化を図ることができる。ヘッドホン14が本体部13に回転可能に取り付けられているので、非使用時における当該電子聴診器1の収納を容易にすることができる。
【0046】
更に、図5に示すように、ヘッドホン14から引き出された導電線141の引き出し方向が、ヘッドホン14の回転動作に起因して変化しないような経路で、導電線141が回路基板131に接続されているので、導電線141の断線を好適に防止することができる。
【0047】
本実施例に係る「ヘッドホン14」、は、本発明に係る「アーム部」及び「保持部」の一例である。本実施例に係る「センサモジュール21」、「規制部材133」及び「規制部材134」は、夫々、本発明に係る「取得部」、「第1規制部」及び「第2規制部」の一例である。
【0048】
上述した実施例では、本発明に係る電子機器の一例として電子聴診器1を挙げたが、例えばノート型のパーソナルコンピュータ等の、開閉機構(或いは、折りたたみ機構)を有する電子機器にも本発明を適用可能である。
【0049】
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う聴診装置及び電子機器もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
【符号の説明】
【0050】
1…電子聴診器、11…チェストピース、12…ケーブル、13…本体部、14…ヘッドホン、21…センサモジュール、22…制御ユニット、23…出力部、131…基板、132…コネクタ、133、134…規制部材、135…抜け防止部材、141…導電線、142…ストッパ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9