特許第6716059号(P6716059)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6716059-タバコ加工装置 図000002
  • 特許6716059-タバコ加工装置 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6716059
(24)【登録日】2020年6月12日
(45)【発行日】2020年7月1日
(54)【発明の名称】タバコ加工装置
(51)【国際特許分類】
   A24B 1/02 20060101AFI20200622BHJP
【FI】
   A24B1/02 A
【請求項の数】1
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2018-147283(P2018-147283)
(22)【出願日】2018年8月3日
(65)【公開番号】特開2020-5620(P2020-5620A)
(43)【公開日】2020年1月16日
【審査請求日】2018年8月7日
(31)【優先権主張番号】201810760014.1
(32)【優先日】2018年7月11日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520141265
【氏名又は名称】广州利何機械科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】葛▲せい▼
【審査官】 沼田 規好
(56)【参考文献】
【文献】 特開平02−275340(JP,A)
【文献】 中国実用新案第207444250(CN,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A24B 1/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
タバコ加工装置は、ベースプレート及び前記ベースプレートの上に設置される加工機体を含み、前記加工機体の中に加工筐体が設置され、前記加工筐体の中にタバコ翻転ローラーが回転で係合接続され、前記タバコ翻転ローラーの外壁にリングギヤが周設され、前記加工筐体の底壁の中に凹溝が設置され、前記加工筐体の右側にある前記加工機体の中に回転筐体が設置され、前記回転筐体の中にタバコ仕込み機体が設置され、前記回転筐体と前記加工筐体の間にフィード溝が連設され、前記タバコ仕込み機体の中には上方に開口した開口チャンバが設置され、前記開口チャンバの中には上側端面が斜面状であるガイド板がスライドできるように設置され、前記開口チャンバの右側内壁の中には左右に貫通しており、かつ前記開口チャンバに連通しているディスチャージ溝が設置され、前記回転筐体の上側内壁の中には上下に貫通しており、かつ前記回転筐体に連通している供給シュートが設置され、前記供給シュートが前記開口チャンバの上側に位置しており、前記回転筐体の下側にある前記加工機体の中に左右へ延伸設置されるスライド筺体が設置され、前記回転筐体の下側内壁と前記スライド筐体の上側内壁との間には回転キットが回転できるように設置され、前記回転キットの上端と前記タバコ仕込み機体の下側端面とが固定的に連結され、前記回転キットの底部末端が前記スライド筐体の中に伸びて挿入し、前記スライド筐体の中に伸びて挿入する前記回転キットの外壁に第一歯車が固定周設され、前記第一歯車の後側において前記スライド筐体の中には前記第一歯車と噛合しているラックスライドブロックが設置され、前記ラックスライドブロックの内部には前記ラックスライドブロックとねじ山により連結されるアジャストスクリュが設置され、前記アジャストスクリュの右端と前記スライド筐体の右側壁の中に固定的に設置される第一電機とが伝動できるように連結され、前記アジャストスクリュの左端と前記スライド筐体の左側内壁とが回転できるように連結され、前記スライド筐体の下側にある前記加工機体の中に第一空洞が設置され、前記第一空洞の左側にある前記加工機体の中に下へ延伸設置される第二開きチャンバが設置され、前記第二開きチャンバと前記第一空洞の間の部分の中に第一回転軸が回転で係合接続され、前記第一回転軸の左側末端に前記第二開きチャンバの中に伸びて挿入する第二歯車が固設され、前記第一回転軸の右側末端に前記第一空洞の中に伸びて挿入する支えカムが固設され、前記支えカムの上側には前記第一空洞の中に位置している支えスライド板が当接するように設置され、前記回転キットには上下に伸びている支え押し棒がスライドできるように設置され、前記支え押し棒の頂部延伸末端が前記タバコ仕込み機体の底部壁体を貫通し且つ前記ガイド板の底部端面に固定係合接続され、前記支え押し棒の底部延伸末端が前記スライド筐体と第一空洞の間の部分を貫通し且つ前記支えスライド板の頂部端面に固定係合接続され、前記第一空洞の中に位置している前記支え押し棒の外表面には前記支えスライド板の頂部端面と支えるようにスライドできるように係合接続される圧縮ばねが周設され、前記タバコ翻転ローラーの中にタバコ翻転構造が設置され、前記凹溝の中にパワートランスミッションが設置され、前記タバコ翻転ローラーの頂壁の中に加熱装置が左右対称的に固設され、前記タバコ翻転構造が前記タバコ翻転ローラーの中に左右へ延伸設置される転覆軸及び前記転覆軸に等距離に並べ固設される転覆アームを含み、前記転覆軸の左側末端が前記加工筐体の左側壁に回転で係合接続され、前記転覆軸の右側末端が前記加工筐体の右側壁に回転で係合接続され、前記加工機体の左側端面に前記転覆軸の左側末端に動力で係合接続される転覆電機が固設され、前記転覆電機の下側にある前記加工機体の左側端面に前記加工筐体に連設されるネスティングパイプが固設され、前記ネスティングパイプの中に電気制御弁が固設され、前記パワートランスミッションが前記凹溝と前記第二開きチャンバの間に連通設置される第二回転軸を含み、前記第二回転軸の左側末端に前記凹溝の中に伸びて挿入しかつ前記リングギヤに動力で係合接続される第三歯車が固設され、前記第二回転軸の右側末端が前記第二開きチャンバの右側壁の中に固定的に設置される第二電機に伝動できるように連結され、前記第二開きチャンバの中にある前記第二回転軸に前記第二歯車に固定係合接続される第四歯車が周設され、前記ベースプレートの頂部端面の左側に前記加工機体の底部端面にヒンジで係合接続される第一ヒンジ部品が固設され、前記ベースプレートの頂部端面の右側に沈み凹溝が設置され、前記沈み凹溝の底壁に油圧シリンダがヒンジで係合接続され、前記油圧シリンダの上端には液圧伸縮ロッドが連結され、前記油圧シリンダが始動し前記液圧伸縮ロッドを伸縮連動させることができ、前記液圧伸縮ロッドの頂部末端に前記加工機体の底部端面にヒンジで係合接続される第二ヒンジ部品が固設されるものであって
初期状態に、前記ラックスライドブロックを前記スライド筐体の中の最右側に位置させ、この時、前記ラックスライドブロックが前記第一歯車及び前記回転キットを通じて固定接続される前記タバコ仕込み機体を駆動し最大限に時計回りに回転させ、前記ディスチャージ溝を最右側に移動させ、これにより前記ディスチャージ溝を最大限に前記フィード溝から離れさせ、その同時に、前記加工機体前記とベースプレートを水平の状態にさせ、本発明を使用する時、前記第一電機を通じて前記アジャストスクリュの回転を制御し、前記アジャストスクリュが前記ラックスライドブロックを駆動し前記スライド筐体の最左側にスライドさせ、この時、前記ラックスライドブロックが前記第一歯車を回転連動させ、前記第一歯車が前記回転キットを通じて前記タバコ仕込み機体を回転連動させ、これにより前記タバコ仕込み機体の上にある前記ディスチャージ溝を前記フィード溝に完全に重ね合わせ接続させ、この時、前記タバコ仕込み機体の中にある前記開口チャンバを前記フィード溝に連通する状態にさせ、そして前記加熱装置、前記転覆電機及び前記第二電機の起動を通じて、同時にユーザーが前記供給シュートを通して前記ストービングする必要がある材料を入れ、この時、前記第二電機が前記第二回転軸を駆動し回転させ、前記第二回転軸が前記第三歯車及び前記第四歯車を駆動し同時に回転させ、その同時に、前記第三歯車が前記タバコ翻転ローラーを駆動し連続回転作業をさせまた前記第四歯車が前記第二歯車、前記第一回転軸及び前記支えカムを駆動し回転させ、前記支えカムの凸出部を前記支えスライド板と往復に支えスライドで係合作動させ、この時、前記支えスライド板が前記圧縮ばねと支え係合作動され、前記支えスライド板が前記支え押し棒及び前記ガイド板を駆動し往復に上下にスライドさせ、これにより前記ガイド板のガイド作業を実現し、ストービングする必要がある材料を前記ガイド板を通じて前記タバコ翻転ローラーに落とし込ませ、この時、前記転覆電機が前記転覆軸を駆動し回転させ前記転覆軸の回転方向が前記タバコ翻転ローラーの回転方向と逆方向にさせ、これにより転覆効率を向上させ、ストービングが完了後、タバコを取り出す時、前記油圧シリンダを通じて前記液圧伸縮ロッドの昇降を制御し、これにより前記加工機体を左に傾けさせ、そして前記電気制御弁の起動を制御することを通じてストービングされたタバコを取り出すことができることを特徴とするタバコ加工装置
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はタバコ加工技術分野を取り上げて、具体的にはタバコ加工装置である。
【背景技術】
【0002】
タバコはナス科に属し、一年生あるいは有限多年生の草本植物であり、底部が少し木化する。花序が頂生で、円錐形であり、花が多い。さく果卵の形あるいは楕円形であり、長さが宿存萼に等しい。夏と秋に開花し実を結ぶ。タバコが紙巻きタバコ、刻みたばこ、パイプタバコ、シガーなどになり人に吸われるだけでなく、多くの医療用途ができる。タバコを使用する時、ストービングする必要があり、内部の水分を取り除け、タバコの乾燥を保証し、しかし既存のタバコ乾燥機が、乾燥効率が悪いため、乾燥時間が長くなり、これによりタバコの使用時間に影響があり、その同時に、従来のタバコ乾燥機がたばこ乾燥の質を確保するために経験豊富な作業員によって操作する必要がある。 したがって、作業員の作業強度が大きく、交換性が低く、また装置が大型であり、メンテナンスおよび点検修理のコストが高い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103027372号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的はタバコ加工装置を提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によるタバコ加工装置は、ベースプレート及び前記ベースプレートの上に設置される加工機体を含み、前記加工機体の中に加工筐体が設置され、前記加工筐体の中にタバコ翻転ローラーが回転で係合接続され、前記タバコ翻転ローラーの外壁にリングギヤが周設され、前記加工筐体の底壁の中に凹溝が設置され、前記加工筐体の右側にある前記加工機体の中に回転筐体が設置され、前記回転筐体の中にタバコ仕込み機体が設置され、前記回転筐体と前記加工筐体の間にフィード溝が連設され、前記タバコ仕込み機体の中には上方に開口した開口チャンバが設置され、前記開口チャンバの中には上側端面が斜面状であるガイド板がスライドできるように設置され、前記開口チャンバの右側内壁の中には左右に貫通しており、かつ前記開口チャンバに連通しているディスチャージ溝が設置され、前記回転筐体の上側内壁の中には上下に貫通しており、かつ前記回転筐体に連通している供給シュートが設置され、前記供給シュートが前記開口チャンバの上側に位置しており、前記回転筐体の下側にある前記加工機体の中に左右へ延伸設置されるスライド筺体が設置され、前記回転筐体の下側内壁と前記スライド筐体の上側内壁との間には回転キットが回転できるように設置され、前記回転キットの上端と前記タバコ仕込み機体の下側端面とが固定的に連結され、前記回転キットの底部末端が前記スライド筐体の中に伸びて挿入し、前記スライド筐体の中に伸びて挿入する前記回転キットの外壁に第一歯車が固定周設され、前記第一歯車の後側において前記スライド筐体の中には前記第一歯車と噛合しているラックスライドブロックが設置され、前記ラックスライドブロックの内部には前記ラックスライドブロックとねじ山により連結されるアジャストスクリュが設置され、前記アジャストスクリュの右端と前記スライド筐体の右側壁の中に固定的に設置される第一電機とが伝動できるように連結され、前記アジャストスクリュの左端と前記スライド筐体の左側内壁とが回転できるように連結され、前記スライド筐体の下側にある前記加工機体の中に第一空洞が設置され、前記第一空洞の左側にある前記加工機体の中に下へ延伸設置される第二開きチャンバが設置され、前記第二開きチャンバと前記第一空洞の間の部分の中に第一回転軸が回転で係合接続され、前記第一回転軸の左側末端に前記第二開きチャンバの中に伸びて挿入する第二歯車が固設され、前記第一回転軸の右側末端に前記第一空洞の中に伸びて挿入する支えカムが固設され、前記支えカムの上側には前記第一空洞の中に位置している支えスライド板が当接するように設置され、前記回転キットには上下に伸びている支え押し棒がスライドできるように設置され、前記支え押し棒の頂部延伸末端が前記タバコ仕込み機体の底部壁体を貫通し且つ前記ガイド板の底部端面に固定係合接続され、前記支え押し棒の底部延伸末端が前記スライド筐体と第一空洞の間の部分を貫通し且つ前記支えスライド板の頂部端面に固定係合接続され、前記第一空洞の中に位置している前記支え押し棒の外表面には前記支えスライド板の頂部端面と支えるようにスライドできるように係合接続される圧縮ばねが周設され、前記タバコ翻転ローラーの中にタバコ翻転構造が設置され、前記凹溝の中にパワートランスミッションが設置される。
【0006】
更の技術プラン、前記タバコ翻転ローラーの頂壁の中に加熱装置が左右対称的に固設される。
【0007】
更の技術プラン、前記タバコ翻転構造が前記タバコ翻転ローラーの中に左右へ延伸設置される転覆軸及び前記転覆軸に等距離に並べ固設される転覆アームを含み、前記転覆軸の左側末端が前記加工筐体の左側壁に回転で係合接続され、前記転覆軸の右側末端が前記加工筐体の右側壁に回転で係合接続され、前記加工機体の左側端面に前記転覆軸の左側末端に動力で係合接続される転覆電機が固設され、前記転覆電機の下側にある前記加工機体の左側端面に前記加工筐体に連設されるネスティングパイプが固設され、前記ネスティングパイプの中に電気制御弁が固設される。
【0008】
更の技術プラン、前記パワートランスミッションが前記凹溝と前記第二開きチャンバの間に連通設置される第二回転軸を含み、前記第二回転軸の左側末端に前記凹溝の中に伸びて挿入しかつ前記リングギヤに動力で係合接続される第三歯車が固設され、前記第二回転軸の右側末端が前記第二開きチャンバの右側壁の中に固定的に設置される第二電機に伝動できるように連結され、前記第二開きチャンバの中にある前記第二回転軸に前記第二歯車に固定係合接続される第四歯車が周設される。
【0009】
更の技術プラン、前記ベースプレートの頂部端面の左側に前記加工機体の底部端面にヒンジで係合接続される第一ヒンジ部品が固設され、前記ベースプレートの頂部端面の右側に沈み凹溝が設置され、前記沈み凹溝の底壁に油圧シリンダがヒンジで係合接続され、前記油圧シリンダの上端には液圧伸縮ロッドが連結され、前記油圧シリンダが始動し前記液圧伸縮ロッドを伸縮連動させることができ、前記液圧伸縮ロッドの頂部末端に前記加工機体の底部端面にヒンジで係合接続される第二ヒンジ部品が固設される。
【発明の効果】
【0010】
本発明の有益な効果は下記の通りである。本発明の構造が簡単で、操作が便利で、第一電機を通じてアジャストスクリュの回転を制御し、アジャストスクリュがラックスライドブロックを駆動しスライド筐体の最左側にスライドさせ、この時、ラックスライドブロックが第一歯車を回転連動させ、第一歯車が回転キットを通じてタバコ仕込み機体を回転連動させ、これによりタバコ仕込み機体の上にあるディスチャージ溝をフィード溝に完全に重ね合わせ接続させ、この時、タバコ仕込み機体の中にある開口チャンバをフィード溝に連通する状態にさせ、そして加熱装置、転覆電機及び第二電機の起動を通じて、同時にユーザーが供給シュートを通してストービングする必要がある材料を入れ、この時、第二電機が第二回転軸を駆動し回転させ、第二回転軸が第三歯車及び第四歯車を駆動し同時に回転させ、その同時に、第三歯車がタバコ翻転ローラーを駆動し連続回転作業をさせまた第四歯車が第二歯車、第一回転軸及び支えカムを駆動し回転させ、支えカムの凸出部を支えスライド板と往復に支えスライドで係合作動させ、この時、支えスライド板が圧縮ばねと支え係合作動され、支えスライド板が支え押し棒及びガイド板を駆動し往復に上下にスライドさせ、これによりガイド板のガイド作業を実現し、ストービングする必要がある材料をガイド板を通じてタバコ翻転ローラーに落とし込ませ、この時、転覆電機が転覆軸を駆動し回転させ転覆軸の回転方向がタバコ翻転ローラーの回転方向と逆方向にさせ、これにより転覆効率を向上させ、ストービングが完了後、タバコを取り出す時、油圧シリンダを通じて液圧伸縮ロッドの昇降を制御し、これにより加工機体を左に傾けさせ、そして電気制御弁の起動を制御することを通じてストービングされたタバコを取り出すことができ、これによりタバコ翻転ローラーと転覆軸の逆方向回転作業の自動制御を実現し、ストービングの時の転覆作業効率を大幅に高め、タバコ仕込み機体にあるディスチャージ溝とフィード溝の接合作業の自動制御を実現し、その同時に、ガイド板の往復上下スライド作業を実現し、仕込み速度を大幅に高める。
【0011】
本分野の技術者が明確できるのは、本発明の総体精神や発想から離脱しない場合で、以上の実施例に各種な変形ができ、それらの変形がすべて本発明の保護範囲にある。本発明の保護方案は本発明の権利要求書を標準とすべきである。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1図1は本発明のタバコ加工装置の外部全体構造概略図である。
図2図2は本発明のタバコ加工装置の内部全体構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
下記に図1〜2をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0014】
図1〜2が示すように、本発明の実施例によるタバコ加工装置は、ベースプレート5及び前記ベースプレート5の上に設置される加工機体6を含み、前記加工機体6の中に加工筐体61が設置され、前記加工筐体61の中にタバコ翻転ローラー611が回転で係合接続され、前記タバコ翻転ローラー611の外壁にリングギヤ612が周設され、前記加工筐体61の底壁の中に凹溝65が設置され、前記加工筐体61の右側にある前記加工機体6の中に回転筐体62が設置され、前記回転筐体62の中にタバコ仕込み機体621が設置され、前記回転筐体62と前記加工筐体61の間にフィード溝626が連設され、前記タバコ仕込み機体621の中には上方に開口した開口チャンバ622が設置され、前記開口チャンバ622の中には上側端面が斜面状であるガイド板625がスライドできるように設置され、前記開口チャンバ622の右側内壁の中には左右に貫通しており、かつ前記開口チャンバ622に連通しているディスチャージ溝623が設置され、前記回転筐体62の上側内壁の中には上下に貫通しており、かつ前記回転筐体62に連通している供給シュート624が設置され、前記供給シュート624が前記開口チャンバ622の上側に位置しており、前記回転筐体62の下側にある前記加工機体6の中に左右へ延伸設置されるスライド筺体63が設置され、前記回転筐体62の下側内壁と前記スライド筐体63の上側内壁との間には回転キット634が回転できるように設置され、前記回転キット634の上端と前記タバコ仕込み機体621の下側端面とが固定的に連結され、前記回転キット634の底部末端が前記スライド筐体63の中に伸びて挿入し、前記スライド筐体63の中に伸びて挿入する前記回転キット634の外壁に第一歯車633が固定周設され、前記第一歯車633の後側において前記スライド筐体63の中には前記第一歯車633と噛合しているラックスライドブロック631が設置され、前記ラックスライドブロック631の内部には前記ラックスライドブロック631とねじ山により連結されるアジャストスクリュ635が設置され、前記アジャストスクリュ635の右端と前記スライド筐体63の右側壁の中に固定的に設置される第一電機632とが伝動できるように連結され、前記アジャストスクリュ635の左端と前記スライド筐体63の左側内壁とが回転できるように連結され、前記スライド筐体63の下側にある前記加工機体6の中に第一空洞64が設置され、前記第一空洞64の左側にある前記加工機体6の中に下へ延伸設置される第二開きチャンバ66が設置され、前記第二開きチャンバ66と前記第一空洞64の間の部分の中に第一回転軸645が回転で係合接続され、前記第一回転軸645の左側末端に前記第二開きチャンバ66の中に伸びて挿入する第二歯車644が固設され、前記第一回転軸645の右側末端に前記第一空洞64の中に伸びて挿入する支えカム643が固設され、前記支えカム643の上側には前記第一空洞64の中に位置している支えスライド板641が当接するように設置され、前記回転キット634には上下に伸びている支え押し棒636がスライドできるように設置され、前記支え押し棒636の頂部延伸末端が前記タバコ仕込み機体621の底部壁体を貫通し且つ前記ガイド板625の底部端面に固定係合接続され、前記支え押し棒636の底部延伸末端が前記スライド筐体63と第一空洞64の間の部分を貫通し且つ前記支えスライド板641の頂部端面に固定係合接続され、前記第一空洞64の中に位置している前記支え押し棒636の外表面には前記支えスライド板641の頂部端面と支えるようにスライドできるように係合接続される圧縮ばね642が周設され、前記タバコ翻転ローラー611の中にタバコ翻転構造が設置され、前記凹溝65の中にパワートランスミッションが設置される。
【0015】
有益なまた例を示すように、前記タバコ翻転ローラー611の頂壁の中に加熱装置618が左右対称的に固設され、これにより快速なストービング作業を実現する。
【0016】
有益なまた例を示すように、前記タバコ翻転構造が前記タバコ翻転ローラー611の中に左右へ延伸設置される転覆軸613及び前記転覆軸613に等距離に並べ固設される転覆アーム614を含み、前記転覆軸613の左側末端が前記加工筐体61の左側壁に回転で係合接続され、前記転覆軸613の右側末端が前記加工筐体61の右側壁に回転で係合接続され、前記加工機体6の左側端面に前記転覆軸613の左側末端に動力で係合接続される転覆電機615が固設され、前記転覆電機615の下側にある前記加工機体6の左側端面に前記加工筐体61に連設されるネスティングパイプ616が固設され、前記ネスティングパイプ616の中に電気制御弁617が固設され、これによりストービング材料の快速な反転を実現しストービング効率を高める。
【0017】
有益なまた例を示すように、前記パワートランスミッションが前記凹溝65と前記第二開きチャンバ66の間に連通設置される第二回転軸651を含み、前記第二回転軸651の左側末端に前記凹溝65の中に伸びて挿入しかつ前記リングギヤ612に動力で係合接続される第三歯車652が固設され、前記第二回転軸651の右側末端が前記第二開きチャンバ66の右側壁の中に固定的に設置される第二電機661に伝動できるように連結され、前記第二開きチャンバ66の中にある前記第二回転軸651に前記第二歯車644に固定係合接続される第四歯車662が周設され、これによりタバコ翻転ローラー611の回転作業の自動制御及びガイド板625のディザリング仕込み作業の制御を実現する。
【0018】
有益なまた例を示すように、前記ベースプレート5の頂部端面の左側に前記加工機体6の底部端面にヒンジで係合接続される第一ヒンジ部品51が固設され、前記ベースプレート5の頂部端面の右側に沈み凹溝50が設置され、前記沈み凹溝50の底壁に油圧シリンダ51がヒンジで係合接続され、前記油圧シリンダ51の上端には液圧伸縮ロッド52が連結され、前記油圧シリンダ51が始動し前記液圧伸縮ロッド52を伸縮連動させることができ、前記液圧伸縮ロッド52の頂部末端に前記加工機体6の底部端面にヒンジで係合接続される第二ヒンジ部品53が固設され、これにより快速なダンピング作業を実現し、ダンピングの作業効率を大幅に高める。
【0019】
初期状態に、ラックスライドブロック631をスライド筐体63の中の最右側に位置させ、この時、ラックスライドブロック631が第一歯車633及び回転キット634を通じて固定接続されるタバコ仕込み機体621を駆動し最大限に時計回りに回転させ、ディスチャージ溝623を最右側に移動させ、これによりディスチャージ溝623を最大限にフィード溝626から離れさせ、その同時に、加工機体6とベースプレート5を水平の状態にさせる。
【0020】
本発明を使用する時、第一電機632を通じてアジャストスクリュ635の回転を制御し、アジャストスクリュ635がラックスライドブロック631を駆動しスライド筐体63の最左側にスライドさせ、この時、ラックスライドブロック631が第一歯車633を回転連動させ、第一歯車633が回転キット634を通じてタバコ仕込み機体621を回転連動させ、これによりタバコ仕込み機体621の上にあるディスチャージ溝623をフィード溝626に完全に重ね合わせ接続させ、この時、タバコ仕込み機体621の中にある開口チャンバ622をフィード溝626に連通する状態にさせ、そして加熱装置618、転覆電機615及び第二電機661の起動を通じて、同時にユーザーが供給シュート624を通してストービングする必要がある材料を入れ、この時、第二電機661が第二回転軸651を駆動し回転させ、第二回転軸651が第三歯車652及び第四歯車662を駆動し同時に回転させ、その同時に、第三歯車652がタバコ翻転ローラー611を駆動し連続回転作業をさせまた第四歯車662が第二歯車644、第一回転軸645及び支えカム643を駆動し回転させ、支えカム643の凸出部を支えスライド板641と往復に支えスライドで係合作動させ、この時、支えスライド板641が圧縮ばね642と支え係合作動され、支えスライド板641が支え押し棒636及びガイド板625を駆動し往復に上下にスライドさせ、これによりガイド板625のガイド作業を実現し、ストービングする必要がある材料をガイド板625を通じてタバコ翻転ローラー611に落とし込ませ、この時、転覆電機615が転覆軸613を駆動し回転させ転覆軸613の回転方向がタバコ翻転ローラー611の回転方向と逆方向にさせ、これにより転覆効率を向上させ、ストービングが完了後、タバコを取り出す時、油圧シリンダ51を通じて液圧伸縮ロッド52の昇降を制御し、これにより加工機体6を左に傾けさせ、そして電気制御弁617の起動を制御することを通じてストービングされたタバコを取り出すことができる。
図1
図2