特許第6718063号(P6718063)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6718063
(24)【登録日】2020年6月16日
(45)【発行日】2020年7月8日
(54)【発明の名称】防雨水晶天窓
(51)【国際特許分類】
   F21S 11/00 20060101AFI20200629BHJP
   E04D 13/03 20060101ALI20200629BHJP
   E04D 13/035 20060101ALI20200629BHJP
   E05F 15/71 20150101ALI20200629BHJP
【FI】
   F21S11/00 320
   E04D13/03 R
   E04D13/035 L
   E05F15/71
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-117920(P2019-117920)
(22)【出願日】2019年6月25日
【審査請求日】2019年6月28日
(31)【優先権主張番号】201910372072.1
(32)【優先日】2019年5月6日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】520130856
【氏名又は名称】厦門儒也斯水晶有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】斯▲とう▼鳳
【審査官】 河村 勝也
(56)【参考文献】
【文献】 特開2001−035220(JP,A)
【文献】 特開2000−240229(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 11/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、家屋本体を含み、前記家屋本体の中には部屋が設けられ、前記部屋の左上には外に開口した窓が連通するように設けられ、前記部屋の左端壁の中には上方に開口した第一収納チャンバが設けられ、前記部屋と前記第一収納チャンバとの間には回転チャンバが連通するように設けられ、前記回転チャンバの中には窓閉め機構が設けられ、前記窓閉め機構は雨が降るときに前記窓を閉じることができ、前記第一収納チャンバの中には第一スライド溝と前記第一スライド溝の右側に位置した第二スライド溝とが前後に対称的に、且つ連通するように設けられ、前記第一スライド溝と前記第二スライド溝との間には昇降機構が設けられ、前記昇降機構には水晶筒部品が固定的に設けられ、前記昇降機構が前記水晶筒部品を昇降させることができ、前記水晶筒部品は月の光を部屋に集めることができ、前記第一収納チャンバの左端壁には押しスイッチ部品が固定的に設けられ、前記収納チャンバの左端壁にはコンセントが固定的に設けられ、前記家屋本体の頂面には前記コンセントの通電状態を制御できる降雨反応機構が固定的に設けられ、前記降雨反応機構は雨が降るときに前記コンセントを通電させることができ、二つの前記第二スライド溝の間には永久磁石ロッドがスライドできるように設けられ、前記永久磁石ロッドと前記第二スライド溝の底壁との間には第一バネが連結され、前記第二スライド溝の底壁には前記永久磁石ロッドと引き合うことができる電磁石が固定的に設けられ、前記押しスイッチ部品が反応する時に前記電磁石を通電させて前記永久磁石ロッドを吸引させることができ、前記回転チャンバの中には第一回転軸が回転できるように設けられ、前記第一回転軸には歯車と前記歯車の前側に位置した円盤とが固定的に設けられ、前記永久磁石ロッドの右端面には前記歯車と噛合したラックが固定的に設けられ、前記回転チャンバの底壁には右方に開口した第二収納チャンバが連通するように設けられ、前記円盤の底端には前記第二収納チャンバの中に伸びたガラス板が固定的に設けられ、前記円盤は前記ガラス板を回転連動させて前記窓を閉じることができ、前記第一収納チャンバの上方には円筒が設けられ、前記円筒の中には集光シートと前記集光シートの下方に位置した屈折水晶とが設けられ、前記集光シートから集められた月光が前記屈折水晶によって屈折し、特殊な光の効果が生み出されて前記部屋の中に照射され、前記円筒の底端には第一固定ブロックが固定的に設けられ、前記永久磁石ロッドの頂面には前記第一固定ブロックとヒンジによって連結された第一ヒンジロッドが固定的に設けられていることを特徴とする防雨水晶天窓。
【請求項2】
前後二つの第一スライド溝の中には第一スライドブロックがスライドできるように設けられ、前記第一スライドブロックの中にはモーターが固定的に設けられ、前記モーターの前後端壁の中には第一空きチャンバが対称的に設けられ、前記モーターには前記第一空きチャンバに伸びている駆動軸が前後に対称的に伝動できるように設けられ、前記駆動軸には第一傘歯車が固定的に設けられ、前記第一空きチャンバの頂壁にはネジロッドが回転できるように設けられ、前記ネジロッドの底端には前記第一傘歯車と噛合した第二傘歯車が固定的に設けられ、前記ネジロッドの上方には第二スライドブロックが上下にスライドできるように設けられ、前記第二スライドブロックの中には前記ネジロッドと噛合した雌ネジが設けられ、前記円筒には連結アームが前後に対称的に固定的に設けられ、前記第二スライドブロックの頂面には前記連結アームとヒンジによって連結された第二ヒンジロッドが固定的に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の防雨水晶天窓。
【請求項3】
前記第一収納チャンバの左端壁には右方に開口した第二空きチャンバが設けられ、前記第二空きチャンバの中には第二回転軸が回転できるように設けられ、前記第二回転軸には長ロッドが固定的に設けられ、前記長ロッドと前記第二空きチャンバの底壁との間には第二バネが連結され、前記第二空きチャンバの頂壁には前記電磁石と前記モーターと通電できるように連結されたスイッチが固定的に設けられ、前記長ロッドの頂面には前記スイッチを押すことができる押しロッドが固定的に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の防雨水晶天窓。
【請求項4】
前記家屋本体の頂面には第二固定ブロックが固定的に設けられ、前記第二固定ブロックの中には上方に開口した水貯めチャンバが設けられ、前記水貯めチャンバの左右端壁の間には導電棒が固定的に設けられ、前記導電棒が乾燥状態にあるときは導電しなく、前記導電棒が完全に水に浸るとき、前記導電棒が導電し、前記水貯めチャンバの後端壁には排水孔が連通するように設けられ、前記水貯めチャンバの底壁には前記コンセントと通電できるように連結されたリレーが固定的に設けられ、前記リレーと前記導電棒とが左右対称であり、且つ前記リレーと前記導電棒との間には電線が通電できるように連結され、前記モーターの左端には前記コンセントの中に挿入されて電気を提供できるプラグが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の防雨水晶天窓。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は部屋装飾分野を取り上げて、具体的には防雨水晶天窓である。
【背景技術】
【0002】
一般的に家屋の屋根裏は斜面であり、斜面が屋根に沿っているため、屋根裏は普通の部屋より小さく、ほとんどの屋根裏は貯蔵室として使われるが、都会や一部の低層ホテルでは、居住面積が足りなく、貯蔵室としての経済効果が低いため、屋根裏が居住用になることもあり、そのほか、屋根裏の斜面天窓は直接に月の光に照らされることができ、この特性を利用し屋根裏を改造すれば、経済効果を向上させ、人に惹かれることができ、従って、防雨水晶天窓を設計し上記の問題を解決する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第107640005号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は防雨水晶天窓を提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するため、本発明は以下の技術プランを採用する:本発明の防雨水晶天窓は、家屋本体を含み、前記家屋本体の中には部屋が設けられ、前記部屋の左上には外に開口した窓が連通するように設けられ、前記部屋の左端壁の中には上方に開口した第一収納チャンバが設けられ、前記部屋と前記第一収納チャンバとの間には回転チャンバが連通するように設けられ、前記回転チャンバの中には窓閉め機構が設けられ、前記窓閉め機構は雨が降るときに前記窓を閉じることができ、前記第一収納チャンバの中には第一スライド溝と前記第一スライド溝の右側に位置した第二スライド溝とが前後に対称的に、且つ連通するように設けられ、前記第一スライド溝と前記第二スライド溝との間には昇降機構が設けられ、前記昇降機構には水晶筒部品が固定的に設けられ、前記昇降機構が前記水晶筒部品を昇降させることができ、前記水晶筒部品は月の光を部屋に集めることができ、前記第一収納チャンバの左端壁には押しスイッチ部品が固定的に設けられ、前記収納チャンバの左端壁にはコンセントが固定的に設けられ、前記家屋本体の頂面には前記コンセントの通電状態を制御できる降雨反応機構が固定的に設けられ、前記降雨反応機構は雨が降るときに前記コンセントを通電させることができ、二つの前記第二スライド溝の間には永久磁石ロッドがスライドできるように設けられ、前記永久磁石ロッドと前記第二スライド溝の底壁との間には第一バネが連結され、前記第二スライド溝の底壁には前記永久磁石ロッドと引き合うことができる電磁石が固定的に設けられ、前記押しスイッチ部品が反応する時に前記電磁石を通電させて前記永久磁石ロッドを吸引させることができ、前記回転チャンバの中には第一回転軸が回転できるように設けられ、前記第一回転軸には歯車と前記歯車の前側に位置した円盤とが固定的に設けられ、前記永久磁石ロッドの右端面には前記歯車と噛合したラックが固定的に設けられ、前記回転チャンバの底壁には右方に開口した第二収納チャンバが連通するように設けられ、前記円盤の底端には前記第二収納チャンバの中に伸びたガラス板が固定的に設けられ、前記円盤は前記ガラス板を回転連動させて前記窓を閉じることができ、前記第一収納チャンバの上方には円筒が設けられ、前記円筒の中には集光シートと前記集光シートの下方に位置した屈折水晶とが設けられ、前記集光シートから集められた月光が前記屈折水晶によって屈折し、特殊な光の効果が生み出されて前記部屋の中に照射され、前記円筒の底端には第一固定ブロックが固定的に設けられ、前記永久磁石ロッドの頂面には前記第一固定ブロックとヒンジによって連結された第一ヒンジロッドが固定的に設けられている。
【0006】
優選の技術プランとして、前後二つの第一スライド溝の中には第一スライドブロックがスライドできるように設けられ、前記第一スライドブロックの中にはモーターが固定的に設けられ、前記モーターの前後端壁の中には第一空きチャンバが対称的に設けられ、前記モーターには前記第一空きチャンバに伸びている駆動軸が前後に対称的に伝動できるように設けられ、前記駆動軸には第一傘歯車が固定的に設けられ、前記第一空きチャンバの頂壁にはネジロッドが回転できるように設けられ、前記ネジロッドの底端には前記第一傘歯車と噛合した第二傘歯車が固定的に設けられ、前記ネジロッドの上方には第二スライドブロックが上下にスライドできるように設けられ、前記第二スライドブロックの中には前記ネジロッドと噛合した雌ネジが設けられ、前記円筒には連結アームが前後に対称的に固定的に設けられ、前記第二スライドブロックの頂面には前記連結アームとヒンジによって連結された第二ヒンジロッドが固定的に設けられ、前記モーターが前記ネジロッドを回転連動させ、前記ネジロッドが前記雌ネジにより前記第二スライドブロックを上下にスライド連動させ、前記第二スライドブロックが前記第二ヒンジロッドを連動させて前記円筒を昇降させる。
【0007】
優選の技術プランとして、前記第一収納チャンバの左端壁には右方に開口した第二空きチャンバが設けられ、前記第二空きチャンバの中には第二回転軸が回転できるように設けられ、前記第二回転軸には長ロッドが固定的に設けられ、前記長ロッドと前記第二空きチャンバの底壁との間には第二バネが連結され、前記第二空きチャンバの頂壁には前記電磁石と前記モーターと通電できるように連結されたスイッチが固定的に設けられ、前記長ロッドの頂面には前記スイッチを押すことができる押しロッドが固定的に設けられ、前記長ロッドが回転し前記押しロッドに前記スイッチを押させ、前記スイッチが押されて前記モーターの通電状態を解除し、同時に前記電磁石が通電され前記永久磁石ロッドを吸引する。
【0008】
優選の技術プランとして、前記家屋本体の頂面には第二固定ブロックが固定的に設けられ、前記第二固定ブロックの中には上方に開口した水貯めチャンバが設けられ、前記水貯めチャンバの左右端壁の間には導電棒が固定的に設けられ、前記導電棒が乾燥状態にあるときは導電しなく、前記導電棒が完全に水に浸るとき、前記導電棒が導電し、前記水貯めチャンバの後端壁には排水孔が連通するように設けられ、前記水貯めチャンバの底壁には前記コンセントと通電できるように連結されたリレーが固定的に設けられ、前記リレーと前記導電棒とが左右対称であり、且つ前記リレーと前記導電棒との間には電線が通電できるように連結され、前記モーターの左端には前記コンセントの中に挿入されて電気を提供できるプラグが設けられ、前記導電棒が完全に雨水に浸るとき、前記リレーと、前記導電棒と、前記電線とが電気回路を形成し、このとき前記リレーが通電された後に前記コンセントを通電させ、前記コンセントが前記プラグによって電気を前記モーターに提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の防雨水晶天窓は、反応が速く、照射角度の調整が自在であり、自動化レベルが高く、同時に、本発明の装置は自動的に収納でき、安全で信頼でき、使用寿命も長い。
【図面の簡単な説明】
【0010】
下記に図1〜7をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0011】
図1図1は本発明の防雨水晶天窓の全体構成略図
図2図2図1のA―Aの構成略図
図3図3図1のCの拡大構成略図
図4図4図1のDの拡大構成略図
図5図5図1のEの拡大構成略図
図6図6図1の円筒の左面図
図7図7図1のB―Bの構成略図
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明書に開示した全ての特徴、或いは開示した全ての方法、過程中のステップは、互いに排斥する特徴或いはステップ以外に、いかなる方式で組み合わせることができる。
【0013】
図1〜7に示したように、本発明の防雨水晶天窓は、家屋本体17を含み、前記家屋本体17の中には部屋14が設けられ、前記部屋14の左上には外に開口した窓15が連通するように設けられ、前記部屋14の左端壁の中には上方に開口した第一収納チャンバ10が設けられ、前記部屋14と前記第一収納チャンバ10との間には回転チャンバ44が連通するように設けられ、前記回転チャンバ44の中には窓閉め機構93が設けられ、前記窓閉め機構93は雨が降るときに前記窓15を閉じることができ、前記第一収納チャンバ10の中には第一スライド溝30と前記第一スライド溝30の右側に位置した第二スライド溝39とが前後に対称的に、且つ連通するように設けられ、前記第一スライド溝30と前記第二スライド溝39との間には昇降機構91が設けられ、前記昇降機構91には水晶筒部品90が固定的に設けられ、前記昇降機構91が前記水晶筒部品90を昇降させることができ、前記水晶筒部品90は月の光を部屋14に集めることができ、前記第一収納チャンバ10の左端壁には押しスイッチ部品92が固定的に設けられ、前記収納チャンバ10の左端壁にはコンセント11が固定的に設けられ、前記家屋本体17の頂面には前記コンセント11の通電状態を制御できる降雨反応機構94が固定的に設けられ、前記降雨反応機構94は雨が降るときに前記コンセント11を通電させることができ、二つの前記第二スライド溝39の間には永久磁石ロッド40がスライドできるように設けられ、前記永久磁石ロッド40と前記第二スライド溝39の底壁との間には第一バネ42が連結され、前記第二スライド溝39の底壁には前記永久磁石ロッド40と引き合うことができる電磁石56が固定的に設けられ、前記押しスイッチ部品92が反応する時に前記電磁石56を通電させて前記永久磁石ロッド40を吸引させることができ、前記回転チャンバ44の中には第一回転軸46が回転できるように設けられ、前記第一回転軸46には歯車47と前記歯車47の前側に位置した円盤45とが固定的に設けられ、前記永久磁石ロッド40の右端面には前記歯車47と噛合したラック48が固定的に設けられ、前記回転チャンバ44の底壁には右方に開口した第二収納チャンバ13が連通するように設けられ、前記円盤45の底端には前記第二収納チャンバ13の中に伸びたガラス板43が固定的に設けられ、前記円盤45は前記ガラス板43を回転連動させて前記窓15を閉じることができ、前記第一収納チャンバ10の上方には円筒20が設けられ、前記円筒20の中には集光シート19と前記集光シート19の下方に位置した屈折水晶18とが設けられ、前記集光シート19から集められた月光が前記屈折水晶18によって屈折し、特殊な光の効果が生み出されて前記部屋14の中に照射され、前記円筒20の底端には第一固定ブロック37が固定的に設けられ、前記永久磁石ロッド40の頂面には前記第一固定ブロック37とヒンジによって連結された第一ヒンジロッド38が固定的に設けられている。
【0014】
有益に、前後二つの第一スライド溝30の中には第一スライドブロック57がスライドできるように設けられ、前記第一スライドブロック57の中にはモーター27が固定的に設けられ、前記モーター27の前後端壁の中には第一空きチャンバ26が対称的に設けられ、前記モーター27には前記第一空きチャンバ26に伸びている駆動軸28が前後に対称的に伝動できるように設けられ、前記駆動軸28には第一傘歯車29が固定的に設けられ、前記第一空きチャンバ26の頂壁にはネジロッド24が回転できるように設けられ、前記ネジロッド24の底端には前記第一傘歯車29と噛合した第二傘歯車25が固定的に設けられ、前記ネジロッド24の上方には第二スライドブロック22が上下にスライドできるように設けられ、前記第二スライドブロック22の中には前記ネジロッド24と噛合した雌ネジ23が設けられ、前記円筒20には連結アーム55が前後に対称的に固定的に設けられ、前記第二スライドブロック22の頂面には前記連結アーム55とヒンジによって連結された第二ヒンジロッド21が固定的に設けられ、前記モーター27が前記ネジロッド24を回転連動させ、前記ネジロッド24が前記雌ネジ23により前記第二スライドブロック22を上下にスライド連動させ、前記第二スライドブロック22が前記第二ヒンジロッド21を連動させて前記円筒20を昇降させる。
【0015】
有益に、前記第一収納チャンバ10の左端壁には右方に開口した第二空きチャンバ32が設けられ、前記第二空きチャンバ32の中には第二回転軸35が回転できるように設けられ、前記第二回転軸35には長ロッド34が固定的に設けられ、前記長ロッド34と前記第二空きチャンバ32の底壁との間には第二バネ36が連結され、前記第二空きチャンバ32の頂壁には前記電磁石56と前記モーター27と通電できるように連結されたスイッチ31が固定的に設けられ、前記長ロッド34の頂面には前記スイッチ31を押すことができる押しロッド33が固定的に設けられ、前記長ロッド34が回転し前記押しロッド33に前記スイッチ31を押させ、前記スイッチ31が押されて前記モーター27の通電状態を解除し、同時に前記電磁石56が通電され前記永久磁石ロッド40を吸引する。
【0016】
有益的に、前記家屋本体17の頂面には第二固定ブロック49が固定的に設けられ、前記第二固定ブロック49の中には上方に開口した水貯めチャンバ52が設けられ、前記水貯めチャンバ52の左右端壁の間には導電棒51が固定的に設けられ、前記導電棒が乾燥状態にあるときは導電しなく、前記導電棒51が完全に水に浸るとき、前記導電棒51が導電し、前記水貯めチャンバ52の後端壁には排水孔53が連通するように設けられ、前記水貯めチャンバ52の底壁には前記コンセント11と通電できるように連結されたリレー54が固定的に設けられ、前記リレー54と前記導電棒51とが左右対称であり、且つ前記リレー54と前記導電棒51との間には電線50が通電できるように連結され、前記モーター27の左端には前記コンセント11の中に挿入されて電気を提供できるプラグ12が設けられ、前記導電棒51が完全に雨水に浸るとき、前記リレー54と、前記導電棒51と、前記電線50とが電気回路を形成し、このとき前記リレー54が通電された後に前記コンセント11を通電させ、前記コンセント11が前記プラグ12によって電気を前記モーター27に提供する。
【0017】
以下、付図と上記に説明した本出願の防雨水晶天窓の具体的な構成との参照し、使用方法を詳しく説明する:
【0018】
晴れの日に、前記電磁石56が前記永久磁石ロッド40を反発し、前記永久磁石ロッド40が前記円筒20を前記第一収納チャンバ10の中へ伸びさせ、前記モーター27が正回転し前記駆動軸27と前記第一傘歯車29とを回転連動させ、前記第一傘歯車29が前記第二傘歯車25と前記ネジロッド24とを回転連動させ、前記ネジロッド24が前記雌ネジ23によって前記第二スライドブロック22を上へスライド連動させ、前記ネジロッド24が前記第二ヒンジロッド21によって前記円筒20を上昇させ、上昇した前記円筒20と前記窓15とが同じ直線に位置し、月光を前記集光シート19から集められた後に前記屈折水晶18によって屈折し、特殊な光の効果が生み出された後に前記部屋14の中に照射され、このとき装置は前記部屋14にいい雰囲気を醸し出すことができ、効果が明らかで、エネルギーを節約し、環境に優しい。
【0019】
雨が降るときに、降雨量が多くないとき、前記導電棒51が前記水貯めチャンバ52の水に完全に浸らなく、このとき前記コンセント11が通電されなく、すなわち前記水晶筒部品が降下しなくて収納されていない。
【0020】
降雨量が一定の限度を超えたとき、前記導電棒51が前記水貯めチャンバ52の水に完全に浸り、前記リレー54と、前記導電棒51と、前記電線50とが電気回路を形成し、このとき前記リレー54が通電された後に前記コンセント11を通電させ、前記コンセント11が前記プラグ12によって電気を前記モーター27に提供し、このとき前記モーター27が通電され逆回転し、このとき前記円筒20が降下し、前記円筒20が水平状態になるとき前記円筒20が前記長ロッド34を押し、前記長ロッド34が前記第二回転軸35を中心に回転し前記押しロッド33を連動させ、前記押しロッド33が前記スイッチ31を押し、前記スイッチ31が押されて前記モーター27の通電状態を解除し、同時に前記電磁石56が通電され前記永久磁石ロッド40を吸引し、このとき前記円筒20が降下しなくなり、同時に前記電磁石56が前記永久磁石40を吸引し、前記永久磁石40が前記水晶筒部品90全体を連動させ前記第一収納チャンバ10の中に収納し、外部の降雨による装置の使用寿命の縮めを防ぎ、装置は自動的に降雨量を判断し、反応が速く、自動化レベルが高い。
【0021】
以上のように、本発明の防雨水晶天窓は、反応が速く、照射角度の調整が自在であり、自動化レベルが高く、同時に、本発明の装置は自動的に収納でき、安全で信頼でき、使用寿命も長い。
【0022】
以上に述べたのはただ本発明の具体的な実施方式で、本発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本発明の保護範囲にカバーされる。だから本発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。


【要約】
【課題】本発明は防雨水晶天窓を開示した。
【解決手段】
家屋本体を含み、前記家屋本体の中には部屋が設けられ、前記部屋の左上には外に開口した窓が連通するように設けられ、前記部屋の左端壁の中には上方に開口した第一収納チャンバが設けられ、前記部屋と前記第一収納チャンバとの間には回転チャンバが連通するように設けられ、前記回転チャンバの中には窓閉め機構が設けられ、前記窓閉め機構は雨が降るときに前記窓を閉じることができ、前記第一収納チャンバの中には第一スライド溝と前記第一スライド溝の右側に位置した第二スライド溝とが前後に対称的に、且つ連通するように設けられ、前記第一スライド溝と前記第二スライド溝との間には昇降機構が設けられる。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7