特許第6718076号(P6718076)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6718076-水墨画筆袋 図000002
  • 特許6718076-水墨画筆袋 図000003
  • 特許6718076-水墨画筆袋 図000004
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6718076
(24)【登録日】2020年6月16日
(45)【発行日】2020年7月8日
(54)【発明の名称】水墨画筆袋
(51)【国際特許分類】
   A45C 11/34 20060101AFI20200629BHJP
【FI】
   A45C11/34 J
【請求項の数】1
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-83443(P2019-83443)
(22)【出願日】2019年4月24日
【審査請求日】2019年4月29日
(31)【優先権主張番号】201910305636.X
(32)【優先日】2019年4月16日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】520141276
【氏名又は名称】广州欧享科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】呉美俊
【審査官】 永石 哲也
(56)【参考文献】
【文献】 特開2000−289398(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3160778(JP,U)
【文献】 中国実用新案第205853729(CN,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A45C 11/34
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
筆袋を含み、前記筆袋の中には作業チャンバが設けられており、前記作業チャンバの左右端壁には画板スライド溝が対称的に設けられており、前記画板スライド溝の中には画板装置が設けられており、前記画板装置は画板を含み、前記画板が上下に移動することができ、使用者が手動で前記画板を上に移動させて出した時、使用者が前記画板を使って顔料の色を作ることができ、前記画板装置には前記画板の上下移動を駆動するスライド機構も設けられており、前記作業チャンバの下端壁の中には六つの筆溝が設けられており、前記筆溝の下端壁には空きチャンバが設けられており、前記筆溝には海綿クッションが設けられており、前記海綿クッションがそれぞれ前記筆溝の内壁に固定的に連結されており、使用者が手動で絵筆の尻を前記筆溝の中に挿し、前記海綿クッションによって絵筆が固定されており、右端の前記画板スライド溝の右端壁には連結空間が設けられており、右端の前記画板スライド溝の上端には連動溝が設けられており、左端の前記画板スライド溝の左端壁には固定溝が設けられており、前記固定溝の上端壁には外部と連通する連通溝が設けられており、前記連通溝の右端壁には引掛り溝が設けられており、前記筆袋の上端には蓋が設けられており、前記蓋の中には蓋溝が設けられており、前記蓋溝と前記連動溝との間には一つのスイッチ装置が設けられており、前記スイッチ装置は回転板とロック解除ブロックを含み使用者が手動でボタンと前記ロック解除ブロックとを下に移動させることにより長バネで前記蓋を前記回転板に沿ってスライドさせ、前記作業チャンバを開け、前記スイッチ装置には連結機構も設けられており、前記蓋溝の上端壁には移動スライド溝が設けられており、前記移動スライド溝の上端壁には連結スライド溝が設けられ、
前記画板装置の中のスライド機構は画板スライドブロックを含み、前記画板スライドブロックが二つ設けられており、別々に左右両端の前記画板スライド溝とスライドできるように係合し連結されており、前記画板スライドブロックと前記画板とが固定的に連結されており、前記画板の中には一つの洗浄チャンバと十六個の顔料ハーフパンが設けられており、右端の前記画板スライドブロックには右方に開口した安定溝が設けられており、左端の前記画板スライドブロックには一つの左方に開口した台形ブロックスライド溝が設けられており、前記台形ブロックスライド溝の中には台形ブロックがスライドできるように係合し連結されており、前記台形ブロックと前記台形ブロックスライド溝の右端面との間には台形ブロックバネが連結されており、前記台形ブロックが前記固定溝とスライドできるように係合し連結されることができ、使用者が手動で前記画板を上に引き、これにより左端の前記台形ブロックが前記固定溝の中に引っ掛かり、
前記スイッチ装置の中の連結機構はロック解除ロッドを含み、前記ロック解除ロッドと前記固定溝とがスライドできるように係合し連結されており、前記ロック解除ロッドの上端には前記ボタンが設けられており、前記ボタンの右端面と前記ロック解除ブロックとが固定的に連結されており、前記ロック解除ブロックと前記引掛り溝とがスライドできるように係合し連結されており、前記ロック解除ブロックと前記引掛り溝の下端壁との間には引掛りブロックバネが連結されており、前記ロック解除ブロックが前記蓋溝の左端壁に当接でき、前記蓋溝の左端壁と前記回転板との間には前記長バネが連結されており、前記回転板の上端には前記移動スライド溝とスライドできるように係合し連結された移動スライドブロックが設けられており、前記移動スライドブロックの上端には前記連結スライド溝とスライドできるように係合し連結された連結スライドブロックが設けられており、前記連動溝の前後端壁にはヒンジ軸が回転できるように係合し連結されており、前記ヒンジ軸にはトーションバネが設けられており、前記トーションバネと前記回転板とが固定的に連結されており、前記筆袋の上端面の中には凹溝が設けられており、前記回転板の左端面には切替溝が設けられており、前記凹溝の中には凹ブロックがスライドできるように係合し連結されており、前記凹ブロックと前記凹溝の下端壁との間には凹ブロックバネが連結されており、前記凹ブロックの右端は前記切替溝とスライドできるように係合し連結されることができ、前記連結空間の前後端壁にはローラー軸が回転できるように係合し連結されており、前記ローラー軸には粘着ローラーが設けられており、前記連結空間の上端壁には押しブロックがスライドできるように係合し連結されており、前記押しブロックと前記粘着ローラーとが当接されており、前記押しブロックと前記安定溝とがスライドできるように係合し連結されることができ、前記連結空間の上端壁には位置制限溝が設けられており、前記位置制限溝の中には位置制限ブロックがスライドできるように係合し連結されており、前記位置制限ブロックと前記位置制限溝との間には位置制限バネが連結されており、前記位置制限ブロックと前記押しブロックとが固定的に連結されており、使用者が手動で前記ボタンを下に引き、これにより前記ロック解除ブロックが連動し下へ移動し、これにより前記長バネで前記蓋を右に移動させ、前記蓋の左側が前記凹ブロックを下に押し、そして前記ヒンジ軸によって前記蓋を反転させて前記蓋の右端を前記連結空間の中に挿し、前記ローラー軸と前記粘着ローラーによって前記押しブロックを右に移動連動させることを特徴とする水墨画筆袋。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は文房具分野を取り上げて、具体的には水墨画筆袋である。
【背景技術】
【0002】
現在では、芸術学生が増えることにより、水墨画用の文房具のニーズもだんだん高まっていき、伝統的な水墨画筆袋の機能は比較的に単一であり、文房具を収納すること以外に、他の作用がなく、また伝統的な筆袋はしっかりと取り付けられることができなく、筆と他の文房具とが固定できなく、壊れやすくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第107713265号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は水墨画筆袋を提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するため、本発明は以下の技術プランを採用する:筆袋を含み、前記筆袋の中には作業チャンバが設けられており、前記作業チャンバの左右端壁には画板スライド溝が対称的に設けられており、前記画板スライド溝の中には画板装置が設けられており、前記画板装置は画板を含み、前記画板が上下に移動することができ、使用者が手動で前記画板を上に移動させて出した時、使用者が前記画板を使って顔料の色を作ることができ、前記画板装置には前記画板の上下移動を駆動するスライド機構も設けられており、前記作業チャンバの下端壁の中には六つの筆溝が設けられており、前記筆溝の下端壁には空きチャンバが設けられており、前記筆溝には海綿クッションが設けられており、前記海綿クッションがそれぞれ前記筆溝の内壁に固定的に連結されており、使用者が手動で絵筆の尻を前記筆溝の中に挿し、前記海綿クッションによって絵筆が固定されており、右端の前記画板スライド溝の右端壁には連結空間が設けられており、右端の前記画板スライド溝の上端には連動溝が設けられており、左端の前記画板スライド溝の左端壁には固定溝が設けられており、前記固定溝の上端壁には外部と連通する連通溝が設けられており、前記連通溝の右端壁には引掛り溝が設けられており、前記筆袋の上端には蓋が設けられており、前記蓋の中には蓋溝が設けられており、前記蓋溝と前記連動溝との間には一つのスイッチ装置が設けられており、前記スイッチ装置は回転板とロック解除ブロックを含み使用者が手動でボタンと前記ロック解除ブロックとを下に移動させることにより長バネで前記蓋を前記回転板に沿ってスライドさせ、前記作業チャンバを開け、前記スイッチ装置には連結機構も設けられており、前記蓋溝の上端壁には移動スライド溝が設けられており、前記移動スライド溝の上端壁には連結スライド溝が設けられている。
【0006】
優選の技術プランとして、前記画板装置の中のスライド機構は画板スライドブロックを含み、前記画板スライドブロックが二つ設けられており、別々に左右両端の前記画板スライド溝とスライドできるように係合し連結されており、前記画板スライドブロックと前記画板とが固定的に連結されており、前記画板の中には一つの洗浄チャンバと十六個の顔料ハーフパンが設けられており、右端の前記画板スライドブロックには右方に開口した安定溝が設けられており、左端の前記画板スライドブロックには一つの左方に開口した台形ブロックスライド溝が設けられており、前記台形ブロックスライド溝の中には台形ブロックがスライドできるように係合し連結されており、前記台形ブロックと前記台形ブロックスライド溝の右端面との間には台形ブロックバネが連結されており、前記台形ブロックが前記固定溝とスライドできるように係合し連結されることができ、使用者が手動で前記画板を上に引き、これにより左端の前記台形ブロックが前記固定溝の中に引っ掛かる。
【0007】
優選の技術プランとして、前記スイッチ装置の中の連結機構はロック解除ロッドを含み、前記ロック解除ロッドと前記固定溝とがスライドできるように係合し連結されており、前記ロック解除ロッドの上端にはボタンが設けられており、前記ボタンの右端面と前記ロック解除ブロックとが固定的に連結されており、前記ロック解除ブロックと前記引掛り溝とがスライドできるように係合し連結されており、前記ロック解除ブロックと前記引掛り溝の下端壁との間には引掛りブロックバネが連結されており、前記ロック解除ブロックが前記蓋溝の左端壁に当接でき、前記蓋溝の左端壁と前記回転板との間には前記長バネが連結されており、前記回転板の上端には前記移動スライド溝とスライドできるように係合し連結された移動スライドブロックが設けられており、前記移動スライドブロックの上端には前記連結スライド溝とスライドできるように係合し連結された連結スライドブロックが設けられており、前記連動溝の前後端壁にはヒンジ軸が回転できるように係合し連結されており、前記ヒンジ軸にはトーションバネが設けられており、前記トーションバネと前記回転板とが固定的に連結されており、前記筆袋の上端面の中には凹溝が設けられており、前記回転板の左端面には切替溝が設けられており、前記凹溝の中には凹ブロックがスライドできるように係合し連結されており、前記凹ブロックと前記凹溝の下端壁との間には凹ブロックバネが連結されており、前記凹ブロックの右端は前記切替溝とスライドできるように係合し連結されることができ、前記連結空間の前後端壁にはローラー軸が回転できるように係合し連結されており、前記ローラー軸には粘着ローラーが設けられており、前記連結空間の上端壁には押しブロックがスライドできるように係合し連結されており、前記押しブロックと前記粘着ローラーとが当接されており、前記押しブロックと前記安定溝とがスライドできるように係合し連結されることができ、前記連結空間の上端壁には位置制限溝が設けられており、前記位置制限溝の中には位置制限ブロックがスライドできるように係合し連結されており、前記位置制限ブロックと前記位置制限溝との間には位置制限バネが連結されており、前記位置制限ブロックと前記押しブロックとが固定的に連結されており、使用者が手動で前記ボタンを下に引き、これにより前記ロック解除ブロックが連動し下へ移動し、これにより前記長バネで前記蓋を右に移動させ、前記蓋の左側が前記凹ブロックを下に押し、そして前記ヒンジ軸によって前記蓋を反転させて前記蓋の右端を前記連結空間の中に挿し、前記ローラー軸と前記粘着ローラーによって前記押しブロックを右に移動連動させる。
【発明の効果】
【0008】
本装置は絵筆をよく固定することができ、これにより絵筆が壊れにくく、同時に中には画板が設けられており、画板を購入する面倒を省き、絵を描くことが更に便利になり、装置は機械の伝動係合により、ミスが出る可能性を下げ、装置のコストを下げ、エネルギーの消耗を節約する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施例また既存の技術の中の技術方案をもっとはっきり説明するため、下記に実施例また既存の技術の説明の中に使用する必要がある附図に簡単な紹介を行って、一目でわかることは下記の説明の中の附図はただ本発明のいくつかの実施例で、本領域の普通技術者にとって、創造的な労働を払わないことを前提に、これらの附図に基づいてそのほかの附図を得ることができる。
【0010】
図1図1は本発明の水墨画筆袋の全体断面正面構成略図
図2図2図1のAの部分拡大構成略図
図3図3図1のBの部分拡大構成略図
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明書に開示した全ての特徴、或いは開示した全ての方法、過程中のステップは、互いに排斥する特徴或いはステップ以外に、いかなる方式で組み合わせることができる。
【0012】
本発明書に開示した全ての特徴は、特別な叙述がない限り、そのほかの同等或いは類似する目的を持つ代替特徴に取り替えられる。つまり特別な叙述がない限り、全ての特徴はただ一連の同等或いは類似する特徴の中の一つの例だけである。
【0013】
以下、図1−3を合わせて本発明について詳しく説明し、また、説明の便利を図るため、下記に記載の上下左右前後方向が図1自身の投影関係の上下左右前後方向と一致することにする。
【0014】
図1−3を参照し、本発明の水墨画筆袋は、筆袋100を含み、前記筆袋100の中には作業チャンバ26が設けられており、前記作業チャンバ26の左右端壁には画板スライド溝29が対称的に設けられており、前記画板スライド溝29の中には画板装置101が設けられており、前記画板装置101は画板27を含み、前記画板27が上下に移動することができ、使用者が手動で前記画板27を上に移動させて出した時、使用者が前記画板27を使って顔料の色を作ることができ、前記画板装置101には前記画板27の上下移動を駆動するスライド機構102も設けられており、前記作業チャンバ26の下端壁の中には六つの筆溝32が設けられており、前記筆溝32の下端壁には空きチャンバ33が設けられており、前記筆溝32には海綿クッション31が設けられており、前記海綿クッション31がそれぞれ前記筆溝32の内壁に固定的に連結されており、使用者が手動で絵筆の尻を前記筆溝32の中に挿し、前記海綿クッション31によって絵筆が固定されており、右端の前記画板スライド溝29の右端壁には連結空間61が設けられており、右端の前記画板スライド溝29の上端には連動溝48が設けられており、左端の前記画板スライド溝29の左端壁には固定溝40が設けられており、前記固定溝40の上端壁には外部と連通する連通溝63が設けられており、前記連通溝63の右端壁には引掛り溝39が設けられており、前記筆袋100の上端には蓋21が設けられており、前記蓋21の中には蓋溝25が設けられており、前記蓋溝25と前記連動溝48との間には一つのスイッチ装置105が設けられており、前記スイッチ装置105は回転板53とロック解除ブロック42を含み使用者が手動でボタン43と前記ロック解除ブロック42とを下に移動させることにより長バネ24で前記蓋21を前記回転板27に沿ってスライドさせ、前記作業チャンバ26を開け、前記スイッチ装置105には連結機構106も設けられており、前記蓋溝25の上端壁には移動スライド溝23が設けられており、前記移動スライド溝23の上端壁には連結スライド溝22が設けられている。
【0015】
前記画板装置101の中のスライド機構102は画板スライドブロック34を含み、前記画板スライドブロック34が二つ設けられており、別々に左右両端の前記画板スライド溝29とスライドできるように係合し連結されており、前記画板スライドブロック34と前記画板27とが固定的に連結されており、前記画板27の中には一つの洗浄チャンバ30と十六個の顔料ハーフパン28が設けられており、右端の前記画板スライドブロック34には右方に開口した安定溝64が設けられており、左端の前記画板スライドブロック34には一つの左方に開口した台形ブロックスライド溝37が設けられており、前記台形ブロックスライド溝37の中には台形ブロック36がスライドできるように係合し連結されており、前記台形ブロック36と前記台形ブロックスライド溝37の右端面との間には台形ブロックバネ35が連結されており、前記台形ブロック36が前記固定溝40とスライドできるように係合し連結されることができ、使用者が手動で前記画板27を上に引き、これにより左端の前記台形ブロック36が前記固定溝40の中に引っ掛かる。
【0016】
前記スイッチ装置105の中の連結機構106はロック解除ロッド41を含み、前記ロック解除ロッド41と前記固定溝40とがスライドできるように係合し連結されており、前記ロック解除ロッド41の上端にはボタン43が設けられており、前記ボタン43の右端面と前記ロック解除ブロック42とが固定的に連結されており、前記ロック解除ブロック42と前記引掛り溝39とがスライドできるように係合し連結されており、前記ロック解除ブロック42と前記引掛り溝39の下端壁との間には引掛りブロックバネ38が連結されており、前記ロック解除ブロック42が前記蓋溝25の左端壁に当接でき、前記蓋溝25の左端壁と前記回転板53との間には前記長バネ24が連結されており、前記回転板53の上端には前記移動スライド溝23とスライドできるように係合し連結された移動スライドブロック54が設けられており、前記移動スライドブロック54の上端には前記連結スライド溝22とスライドできるように係合し連結された連結スライドブロック45が設けられており、前記連動溝48の前後端壁にはヒンジ軸47が回転できるように係合し連結されており、前記ヒンジ軸47にはトーションバネ46が設けられており、前記トーションバネ46と前記回転板53とが固定的に連結されており、前記筆袋100の上端面の中には凹溝50が設けられており、前記回転板53の左端面には切替溝49が設けられており、前記凹溝50の中には凹ブロック52がスライドできるように係合し連結されており、前記凹ブロック52と前記凹溝50の下端壁との間には凹ブロックバネ51が連結されており、前記凹ブロック52の右端は前記切替溝49とスライドできるように係合し連結されることができ、前記連結空間61の前後端壁にはローラー軸60が回転できるように係合し連結されており、前記ローラー軸60には粘着ローラー59が設けられており、前記連結空間61の上端壁には押しブロック58がスライドできるように係合し連結されており、前記押しブロック58と前記粘着ローラー59とが当接されており、前記押しブロック58と前記安定溝64とがスライドできるように係合し連結されることができ、前記連結空間61の上端壁には位置制限溝57が設けられており、前記位置制限溝57の中には位置制限ブロック55がスライドできるように係合し連結されており、前記位置制限ブロック55と前記位置制限溝57との間には位置制限バネ56が連結されており、前記位置制限ブロック55と前記押しブロック58とが固定的に連結されており、使用者が手動で前記ボタン43を下に引き、これにより前記ロック解除ブロック42が連動し下へ移動し、これにより前記長バネ24で前記蓋21を右に移動させ、前記蓋21の左側が前記凹ブロック52を下に押し、そして前記ヒンジ軸に47よって前記蓋21を反転させて前記蓋21の右端を前記連結空間61の中に挿し、前記ローラー軸60と前記粘着ローラー59によって前記押しブロック58を右に移動連動させる。
【0017】
使用する時、使用者が手動で前記ボタン43を下に引き、これにより前記ロック解除ブロック42が連動し下へ移動し、これにより前記長バネ24で前記蓋21を右に移動させ、前記蓋21の左側が前記凹ブロック52を下に押し、そして前記ヒンジ軸に47よって前記蓋21を反転させて前記蓋21の右端を前記連結空間61の中に挿し、前記ローラー軸60と前記粘着ローラー59によって前記押しブロック58を右に移動連動させ、使用者が画板27を上に引き、これにより左端の台形ブロック36が固定溝40の中に引っ掛かり、そして使用者が絵を描き、描き終わった後、使用者が手動でボタン43を下に回し、これによりロック解除ロッド41が台形ブロック36を固定溝40から押し出し、そして使用者が手動で画板27を回収し、そして死傷者が手動で蓋21の右端を連結空間61から抜き出し、これにより押しブロック58が再び安定溝64の中に引っ掛かり、そして使用者が手動で絵筆の尻を逆方向に筆溝32の中に挿し、海綿クッション31によって絵筆が固定され、蓋21が凹ブロック52を押し、そして使用者が手動で蓋21を復元する。
【0018】
本発明の有益効果は:本装置は絵筆をよく固定することができ、これにより絵筆が壊れにくく、同時に中には画板が設けられており、画板を購入する面倒を省き、絵を描くことが更に便利になり、装置は機械の伝動係合により、ミスが出る可能性を下げ、装置のコストを下げ、エネルギーの消耗を節約する。
【0019】
以上に述べたのはただ本発明の具体的な実施方式で、しかし本発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本発明の保護範囲にカバーされる。だから本発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
【要約】
【課題】本発明は水墨画筆袋を開示した。
【解決手段】
筆袋を含み、前記画板を上に引き、これにより左端の前記台形ブロックが前記固定溝の中に引っ掛かられ、本装置は絵筆をよく固定することができ、これにより絵筆が壊れにくく、同時に中には画板が設けられており、画板を購入する面倒を省き、絵を描くことが更に便利になり、装置は機械の伝動係合により、ミスが出る可能性を下げ、装置のコストを下げ、エネルギーの消耗を節約する。
【選択図】図1
図1
図2
図3