(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6718087
(24)【登録日】2020年6月16日
(45)【発行日】2020年7月8日
(54)【発明の名称】伸縮と時限設定可能の歯ブラシ
(51)【国際特許分類】
A61C 17/22 20060101AFI20200629BHJP
A61C 17/26 20060101ALI20200629BHJP
【FI】
A61C17/22 B
A61C17/22 E
A61C17/26 A
【請求項の数】1
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-106578(P2019-106578)
(22)【出願日】2019年6月6日
【審査請求日】2019年6月14日
(31)【優先権主張番号】201910337657.X
(32)【優先日】2019年4月25日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】520141276
【氏名又は名称】广州欧享科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】羅▲けん▼芬
【審査官】
山内 康明
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61C 17/22
A61C 17/26
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、時限設定箱を含み、前記時限設定箱の中には時限設定チャンバが設けられ、前記時限設定チャンバの中には時限設定機構が設けられ、前記時限設定機構は復帰箱を含み、前記復帰箱の中には時限設定メインロッドが設けられ、前記時限設定メインロッドには第二歯車と第三歯車とが設けられ、前記第三歯車には第四歯車が噛合しており、前記時限設定機構は回しチャンバも含み、前記回しチャンバの中には回し盤が設けられ、前記時限設定機構の左側には起動機構が設けられ、前記起動機構はメインボタンチャンバと副連通チャンバとを含み、前記メインボタンチャンバの中にはメインボタンが設けられ、前記メインボタンの中にはメイン引っ掛かり溝が設けられ、前記メインボタンには連結ロッドが連結され、前記副連通チャンバの中には移動ブロックが設けられ、前記時限設定機構の左側には伸縮機構が設けられ、前記伸縮機構は副ネジ山ブロックを含み、前記副ネジ山ブロックの中には伸縮チャンバが設けられ、前記伸縮チャンバの中には補助回転ロッドが設けられ、前記伸縮機構の左側には磨き機構が設けられ、前記磨き機構は歯磨きブロックを含み、前記歯磨きブロックの中にはブラシ盤が設けられ、
前記時限設定機構は前記復帰箱の中に設けられた爪車チャンバを含み、前記爪車チャンバの左側には方向変更チャンバが設けられ、前記時限設定メインロッドが前記方向変更チャンバと前記復帰箱の右端面との間に回転できるように取り付けられ、前記第二歯車が前記時限設定メインロッドの右端面に位置しており、前記時限設定チャンバの右側壁には固定ロッドが設けられ、前記固定ロッドの左端面には第一歯車が設けられ、前記第一歯車と前記第二歯車とが噛合しており、前記爪車チャンバの右側にはぜんまいばねチャンバが設けられ、前記ぜんまいばねチャンバと前記爪車チャンバとの間には時限設定副ロッドが回転できるように取り付けられ、前記時限設定副ロッドの右端面にはぜんまいばねが設けられ、前記時限設定メインロッドと前記時限設定副ロッドとが前記爪車チャンバの中に位置するところには時限設定歯車が設けられ、前記時限設定歯車の左端面にはメイン歯止めが設けられ、前記爪車チャンバの右側壁の中には位置制限溝が上下に対称的に設けられ、前記位置制限溝の中には位置制限ロッドがスライドできるように取り付けられ、前記位置制限ロッドの左端面にはメイン爪車が設けられ、上下の前記メイン爪車の間には時限設定チェーンが伝動できるように取り付けられ、前記爪車チャンバの左側には減速チャンバが設けられ、前記時限設定副ロッドの左端面には減速箱が設けられ、前記減速チャンバの左側には回しチャンバが設けられ、前記減速箱の左端面には前記回しチャンバの右側壁を貫通した減速ロッドが設けられ、前記回し盤が前記減速ロッドの左端面に位置しており、前記回し盤の左端面には駆動ロッドが設けられ、前記第三歯車が前記時限設定メインロッドの左端面に位置しており、前記方向変更チャンバと前記回しチャンバとの間には方向変更ロッドが回転できるように取り付けられ、前記第四歯車が前記方向変更ロッドの右端面に位置しており、前記第四歯車と前記第三歯車とが噛合しており、前記方向変更ロッドの左端面には副爪車が設けられ、前記副爪車の左端面には一周の従動ロッドが設けられ、前記時限設定箱の左端面には開閉箱が回転できるように取り付けられ、前記回しチャンバの左側には伝動チャンバが設けられ、前記伝動チャンバと前記回しチャンバとの間には回転ロッドが回転できるように取り付けられ、前記回転ロッドの右端面には復帰歯車が設けられ、前記復帰歯車の左端面には副歯止めが設けられ、
前記起動機構は前記メインボタンチャンバの中にスライドできるように取り付けられら前記メインボタンを含み、前記メインボタンの底部端面と前記メインボタンチャンバの底壁との間にはメインボタンバネが設けられ、前記メイン引っ掛かり溝の頂壁には引っ掛かりブロックがヒンジによって取り付けられ、前記引っ掛かりブロックと前記メイン引っ掛かり溝の頂壁との間には引っ掛かりブロックバネが設けられ、前記メインボタンチャンバの左側には副引っ掛かり溝が連通するように設けられ、前記副引っ掛かり溝の上方には副ボタンチャンバが連通するように設けられ、前記副ボタンチャンバの中には副ボタンがスライドできるように取り付けられ、前記副ボタンの底部端面にはプッシュブロックが設けられ、前記副ボタンの底部端面と前記副ボタンチャンバの底壁との間には副ボタンバネが設けられ、前記移動ブロックが前記副連通チャンバの中にスライドできるように取り付けられ、前記移動ブロックの左端面には副連通ブロックが上下に対称的に設けられ、前記連結ロッドが前記メインボタンの底部端面と前記移動ブロックの頂部端面との間に位置しており、前記副連通チャンバと前記伝動チャンバとが連通しており、前記伝動チャンバの前後壁の間には伝動ロッドが回転できるように取り付けられ、前記伝動ロッドには伝動歯車が設けられ、前記伝動歯車と前記移動ブロックとが噛合しており、前記伝動ロッドが前記伝動歯車の前側に位置したところには第一傘歯車が設けられ、前記回転ロッドの左端面には第二傘歯車が設けられ、前記第二傘歯車と前記第一傘歯車とが噛合しており、前記副連通チャンバの左側にはメイン連通チャンバが連通しており、前記メイン連通チャンバの左側壁の中にはモーターが設けられ、前記モーターの右端面には電線が上下に対称的に連結され、前記電線の右端面にはメイン連通ブロックが設けられ、
手動でメインボタンを押して副連通ブロックとメイン連通ブロックとを通電させ、これによりモーターが作動し回転ロッドを回転連動させ、副爪車が回転しなく、時限設定をリセットする時、回転ロッドが移動ブロックを上へ移動連動させ、副連通ブロックとメイン連通ブロックとが離脱し、モーターが作動を止め、手動でモーターを止める時、手動で副ボタンを押し、モーターが作動を止め、
前記伸縮機構は前記開閉箱の左側壁に回転できるように取り付けられたネジ山メインブロックを含み、副ネジ山ブロックが前記ネジ山メインブロックの中にねじ山によって取り付けられ、前記モーターのうち左向きの出力軸の左端面には前記伸縮チャンバの右側壁を貫通したモーターロッドが設けられ、前記補助回転ロッドが前記伸縮チャンバの中に回転できるように取り付けられ、前記補助回転ロッドの中にはメインスライド溝が設けられ、前記メインスライド溝には副スライド溝が上下に対称的に連通するように設けられ、前記モーターロッドと前記メインスライド溝とがスライドできるように取り付けられ、前記モーターロッドの左端面にはスライド制限ブロックが上下に対称的に設けられ、前記スライド制限ブロックと前記副スライド溝とがスライドできるように取り付けられ、
前記磨き機構は前記副ネジ山ブロックの左端面に位置した歯磨きブロックを含み、前記歯磨きブロックの中には噛合チャンバが設けられ、前記補助回転ロッドが左へ伸びて前記噛合チャンバの右側壁を貫通しており、前記補助回転ロッドの左端面には噛合歯車が設けられ、前記ブラシ盤が前記歯磨きブロックの底部端面の中に回転できるように取り付けられ、前記ブラシ盤の頂部端面と前記噛合歯車の底部端面とが噛合しており、前記ブラシ盤の底部端面にはブラシが設けられていることを特徴とする伸縮と時限設定可能の歯ブラシ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は歯ブラシ分野を取り上げて、具体的には伸縮と時限設定可能の歯ブラシである。
【背景技術】
【0002】
歯の健康を守るため、歯ブラシが毎日に使われており、現有の技術の中、一般的な歯ブラシは歯磨きの時間を設定できなく、歯磨きの時間があまり短ければ、歯をきれいに磨くことができなく、また歯磨きの時間があまり長ければ、歯の健康を壊すこともあり、より多くの人の歯磨きの習慣を満足するため、使用者が歯ブラシに対するニーズによって歯ブラシの長さを調整する必要があり、従って、伸縮可能で長さを変えることができ、且つ歯磨きの時間を設定することができる歯ブラシが必要とされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第104203148号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は伸縮と時限設定可能の歯ブラシを提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
時限設定箱を含み、前記時限設定箱の中には時限設定チャンバが設けられ、前記時限設定チャンバの中には時限設定機構が設けられ、前記時限設定機構は復帰箱を含み、前記復帰箱の中には時限設定メインロッドが設けられ、前記時限設定メインロッドには第二歯車と第三歯車とが設けられ、前記第三歯車には第四歯車が噛合しており、前記時限設定機構は回しチャンバも含み、前記回しチャンバの中には回し盤が設けられ、前記時限設定機構の左側には起動機構が設けられ、前記起動機構はメインボタンチャンバと副連通チャンバとを含み、前記メインボタンチャンバの中にはメインボタンが設けられ、前記メインボタンの中にはメイン引っ掛かり溝が設けられ、前記メインボタンには連結ロッドが連結され、前記副連通チャンバの中には移動ブロックが設けられ、前記時限設定機構の左側には伸縮機構が設けられ、前記伸縮機構は副ネジ山ブロックを含み、前記副ネジ山ブロックの中には伸縮チャンバが設けられ、前記伸縮チャンバの中には補助回転ロッドが設けられ、前記伸縮機構の左側には磨き機構が設けられ、前記磨き機構は歯磨きブロックを含み、前記歯磨きブロックの中にはブラシ盤が設けられている。
【0006】
更の技術プラン、前記時限設定機構は前記復帰箱の中に設けられた爪車チャンバを含み、前記爪車チャンバの左側には方向変更チャンバが設けられ、前記時限設定メインロッドが前記方向変更チャンバと前記復帰箱の右端面との間に回転できるように取り付けられ、前記第二歯車が前記時限設定メインロッドの右端面に位置しており、前記時限設定チャンバの右側壁には固定ロッドが設けられ、前記固定ロッドの左端面には第一歯車が設けられ、前記第一歯車と前記第二歯車とが噛合しており、前記爪車チャンバの右側にはぜんまいばねチャンバが設けられ、前記ぜんまいばねチャンバと前記爪車チャンバとの間には時限設定副ロッドが回転できるように取り付けられ、前記時限設定副ロッドの右端面にはぜんまいばねが設けられ、前記時限設定メインロッドと前記時限設定副ロッドとが前記爪車チャンバの中に位置するところには時限設定歯車が設けられ、前記時限設定歯車の左端面にはメイン歯止めが設けられ、前記爪車チャンバの右側壁の中には位置制限溝が上下に対称的に設けられ、前記位置制限溝の中には位置制限ロッドがスライドできるように取り付けられ、前記位置制限ロッドの左端面にはメイン爪車が設けられ、上下の前記メイン爪車の間には時限設定チェーンが伝動できるように取り付けられ、前記爪車チャンバの左側には減速チャンバが設けられ、前記時限設定副ロッドの左端面には減速箱が設けられ、前記減速チャンバの左側には回しチャンバが設けられ、前記減速箱の左端面には前記回しチャンバの右側壁を貫通した減速ロッドが設けられ、前記回し盤が前記減速ロッドの左端面に位置しており、前記回し盤の左端面には駆動ロッドが設けられ、前記第三歯車が前記時限設定メインロッドの左端面に位置しており、前記方向変更チャンバと前記回しチャンバとの間には方向変更ロッドが回転できるように取り付けられ、前記第四歯車が前記方向変更ロッドの右端面に位置しており、前記第四歯車と前記第三歯車とが噛合しており、前記方向変更ロッドの左端面には副爪車が設けられ、前記副爪車の左端面には一周の従動ロッドが設けられ、前記時限設定箱の左端面には開閉箱が回転できるように取り付けられ、前記回しチャンバの左側には伝動チャンバが設けられ、前記伝動チャンバと前記回しチャンバとの間には回転ロッドが回転できるように取り付けられ、前記回転ロッドの右端面には復帰歯車が設けられ、前記復帰歯車の左端面には副歯止めが設けられている。
【0007】
更の技術プラン、前記起動機構は前記メインボタンチャンバの中にスライドできるように取り付けられら前記メインボタンを含み、前記メインボタンの底部端面と前記メインボタンチャンバの底壁との間にはメインボタンバネが設けられ、前記メイン引っ掛かり溝の頂壁には引っ掛かりブロックがヒンジによって取り付けられ、前記引っ掛かりブロックと前記メイン引っ掛かり溝の頂壁との間には引っ掛かりブロックバネが設けられ、前記メインボタンチャンバの左側には副引っ掛かり溝が連通するように設けられ、前記副引っ掛かり溝の上方には副ボタンチャンバが連通するように設けられ、前記副ボタンチャンバの中には副ボタンがスライドできるように取り付けられ、前記副ボタンの底部端面にはプッシュブロックが設けられ、前記副ボタンの底部端面と前記副ボタンチャンバの底壁との間には副ボタンバネが設けられ、前記移動ブロックが前記副連通チャンバの中にスライドできるように取り付けられ、前記移動ブロックの左端面には副連通ブロックが上下に対称的に設けられ、前記連結ロッドが前記メインボタンの底部端面と前記移動ブロックの頂部端面との間に位置しており、前記副連通チャンバと前記伝動チャンバとが連通しており、前記伝動チャンバの前後壁の間には伝動ロッドが回転できるように取り付けられ、前記伝動ロッドには伝動歯車が設けられ、前記伝動歯車と前記移動ブロックとが噛合しており、前記伝動ロッドが前記伝動歯車の前側に位置したところには第一傘歯車が設けられ、前記回転ロッドの左端面には第二傘歯車が設けられ、前記第二傘歯車と前記第一傘歯車とが噛合しており、前記副連通チャンバの左側にはメイン連通チャンバが連通しており、前記メイン連通チャンバの左側壁の中にはモーターが設けられ、前記モーターの右端面には電線が上下に対称的に連結され、前記電線の右端面にはメイン連通ブロックが設けられている。
【0008】
更の技術プラン、前記伸縮機構は前記開閉箱の左側壁に回転できるように取り付けられたネジ山メインブロックを含み、副ネジ山ブロックが前記ネジ山メインブロックの中にねじ山によって取り付けられ、前記モーターのうち左向きの出力軸の左端面には前記伸縮チャンバの右側壁を貫通したモーターロッドが設けられ、前記補助回転ロッドが前記伸縮チャンバの中に回転できるように取り付けられ、前記補助回転ロッドの中にはメインスライド溝が設けられ、前記メインスライド溝には副スライド溝が上下に対称的に連通するように設けられ、前記モーターロッドと前記メインスライド溝とがスライドできるように取り付けられ、前記モーターロッドの左端面にはスライド制限ブロックが上下に対称的に設けられ、前記スライド制限ブロックと前記副スライド溝とがスライドできるように取り付けられている。
【0009】
更の技術プラン、前記磨き機構は前記副ネジ山ブロックの左端面に位置した歯磨きブロックを含み、前記歯磨きブロックの中には噛合チャンバが設けられ、前記補助回転ロッドが左へ伸びて前記噛合チャンバの右側壁を貫通しており、前記補助回転ロッドの左端面には噛合歯車が設けられ、前記ブラシ盤が前記歯磨きブロックの底部端面の中に回転できるように取り付けられ、前記ブラシ盤の頂部端面と前記噛合歯車の底部端面とが噛合しており、前記ブラシ盤の底部端面にはブラシが設けられている。
【発明の効果】
【0010】
本発明の構造が簡単で、操作が便利であり、時限設定箱を回転させることによって時限設定機構の中のぜんまいばねがエネルギーを貯め、ぜんまいばねによりエネルギーを放ち、歯磨きの時間を設定し、歯磨きに使われた時間があまり長いあるいはあまり短いという問題を防ぎ、伸縮機構の中のネジ山メインブロックを回転させることによって歯ブラシの長さが調整でき、より多くの人が歯ブラシへのニーズを満足し、普及価値がある。
【図面の簡単な説明】
【0011】
下記に
図1〜4をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:
図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と
図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0012】
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1〜4を参照し、本発明の伸縮と時限設定可能の歯ブラシは、時限設定箱16を含み、前記時限設定箱16の中には時限設定チャンバ15が設けられ、前記時限設定チャンバ15の中には時限設定機構90が設けられ、前記時限設定機構90は復帰箱17を含み、前記復帰箱17の中には時限設定メインロッド11が設けられ、前記時限設定メインロッド11には第二歯車12と第三歯車63とが設けられ、前記第三歯車63には第四歯車62が噛合しており、前記時限設定機構90は回しチャンバ26も含み、前記回しチャンバ26の中には回し盤27が設けられ、前記時限設定機構90の左側には起動機構95が設けられ、前記起動機構95はメインボタンチャンバ29と副連通チャンバ52とを含み、前記メインボタンチャンバ29の中にはメインボタン30が設けられ、前記メインボタン30の中にはメイン引っ掛かり溝79が設けられ、前記メインボタン30には連結ロッド31が連結され、前記副連通チャンバ52の中には移動ブロック51が設けられ、前記時限設定機構90の左側には伸縮機構100が設けられ、前記伸縮機構100は副ネジ山ブロック42を含み、前記副ネジ山ブロック42の中には伸縮チャンバ81が設けられ、前記伸縮チャンバ81の中には補助回転ロッド45が設けられ、前記伸縮機構100の左側には磨き機構105が設けられ、前記磨き機構105は歯磨きブロック46を含み、前記歯磨きブロック46の中にはブラシ盤49が設けられている。
【0014】
前記時限設定機構90は前記復帰箱17の中に設けられた爪車チャンバ82を含み、前記爪車チャンバ82の左側には方向変更チャンバ64が設けられ、前記時限設定メインロッド11が前記方向変更チャンバ64と前記復帰箱17の右端面との間に回転できるように取り付けられ、前記第二歯車12が前記時限設定メインロッド11の右端面に位置しており、前記時限設定チャンバ15の右側壁には固定ロッド13が設けられ、前記固定ロッド13の左端面には第一歯車14が設けられ、前記第一歯車14と前記第二歯車12とが噛合しており、前記爪車チャンバ82の右側にはぜんまいばねチャンバ18が設けられ、前記ぜんまいばねチャンバ18と前記爪車チャンバ82との間には時限設定副ロッド20が回転できるように取り付けられ、前記時限設定副ロッド20の右端面にはぜんまいばね19が設けられ、前記時限設定メインロッド11と前記時限設定副ロッド20とが前記爪車チャンバ82の中に位置するところには時限設定歯車71が設けられ、前記時限設定歯車71の左端面にはメイン歯止め70が設けられ、前記爪車チャンバ82の右側壁の中には位置制限溝65が上下に対称的に設けられ、前記位置制限溝65の中には位置制限ロッド21がスライドできるように取り付けられ、前記位置制限ロッド21の左端面にはメイン爪車22が設けられ、上下の前記メイン爪車22の間には時限設定チェーン83が伝動できるように取り付けられ、前記爪車チャンバ82の左側には減速チャンバ24が設けられ、前記時限設定副ロッド20の左端面には減速箱23が設けられ、前記減速チャンバ24の左側には回しチャンバ26が設けられ、前記減速箱23の左端面には前記回しチャンバ26の右側壁を貫通した減速ロッド25が設けられ、前記回し盤27が前記減速ロッド25の左端面に位置しており、前記回し盤27の左端面には駆動ロッド66が設けられ、前記第三歯車63が前記時限設定メインロッド11の左端面に位置しており、前記方向変更チャンバ64と前記回しチャンバ26との間には方向変更ロッド61が回転できるように取り付けられ、前記第四歯車62が前記方向変更ロッド61の右端面に位置しており、前記第四歯車62と前記第三歯車63とが噛合しており、前記方向変更ロッド61の左端面には副爪車69が設けられ、前記副爪車69の左端面には一周の従動ロッド58が設けられ、前記時限設定箱16の左端面には開閉箱33が回転できるように取り付けられ、前記回しチャンバ26の左側には伝動チャンバ57が設けられ、前記伝動チャンバ57と前記回しチャンバ26との間には回転ロッド28が回転できるように取り付けられ、前記回転ロッド28の右端面には復帰歯車67が設けられ、前記復帰歯車67の左端面には副歯止め68が設けられ、これにより手動で時限設定箱16を回転させてぜんまいばね19を回転連動させ、時限設定を開始し、ぜんまいばね19が反転して時限設定副ロッド20を回転連動させ、上側のメイン爪車22が回転しなく、時限設定副ロッド20が回転ロッド28を回転連動させ、副爪車69が時限設定メインロッド11を回転連動させ、下側のメイン爪車22が回転しなく、第二歯車12が回転し、時限設定箱16が復帰する。
【0015】
前記起動機構95は前記メインボタンチャンバ29の中にスライドできるように取り付けられら前記メインボタン30を含み、前記メインボタン30の底部端面と前記メインボタンチャンバ29の底壁との間にはメインボタンバネ32が設けられ、前記メイン引っ掛かり溝79の頂壁には引っ掛かりブロック77がヒンジによって取り付けられ、前記引っ掛かりブロック77と前記メイン引っ掛かり溝79の頂壁との間には引っ掛かりブロックバネ78が設けられ、前記メインボタンチャンバ29の左側には副引っ掛かり溝74が連通するように設けられ、前記副引っ掛かり溝74の上方には副ボタンチャンバ75が連通するように設けられ、前記副ボタンチャンバ75の中には副ボタン76がスライドできるように取り付けられ、前記副ボタン76の底部端面にはプッシュブロック73が設けられ、前記副ボタン76の底部端面と前記副ボタンチャンバ75の底壁との間には副ボタンバネ72が設けられ、前記移動ブロック51が前記副連通チャンバ52の中にスライドできるように取り付けられ、前記移動ブロック51の左端面には副連通ブロック34が上下に対称的に設けられ、前記連結ロッド31が前記メインボタン30の底部端面と前記移動ブロック51の頂部端面との間に位置しており、前記副連通チャンバ52と前記伝動チャンバ57とが連通しており、前記伝動チャンバ57の前後壁の間には伝動ロッド55が回転できるように取り付けられ、前記伝動ロッド55には伝動歯車53が設けられ、前記伝動歯車53と前記移動ブロック51とが噛合しており、前記伝動ロッド55が前記伝動歯車53の前側に位置したところには第一傘歯車54が設けられ、前記回転ロッド28の左端面には第二傘歯車56が設けられ、前記第二傘歯車56と前記第一傘歯車54とが噛合しており、前記副連通チャンバ52の左側にはメイン連通チャンバ37が連通しており、前記メイン連通チャンバ37の左側壁の中にはモーター38が設けられ、前記モーター38の右端面には電線36が上下に対称的に連結され、前記電線36の右端面にはメイン連通ブロック35が設けられ、手動でメインボタン30を押して副連通ブロック34とメイン連通ブロック35とを通電させ、これによりモーター38が作動し回転ロッド28を回転連動させ、副爪車69が回転しなく、時限設定をリセットする時、回転ロッド28が移動ブロック51を上へ移動連動させ、副連通ブロック34とメイン連通ブロック35とが離脱し、モーター38が作動を止め、手動でモーター38を止める時、手動で副ボタン76を押し、モーター38が作動を止める。
【0016】
前記伸縮機構100は前記開閉箱33の左側壁に回転できるように取り付けられたネジ山メインブロック40を含み、副ネジ山ブロック42が前記ネジ山メインブロック40の中にねじ山によって取り付けられ、前記モーター38のうち左向きの出力軸の左端面には前記伸縮チャンバ81の右側壁を貫通したモーターロッド39が設けられ、前記補助回転ロッド45が前記伸縮チャンバ81の中に回転できるように取り付けられ、前記補助回転ロッド45の中にはメインスライド溝44が設けられ、前記メインスライド溝44には副スライド溝43が上下に対称的に連通するように設けられ、前記モーターロッド39と前記メインスライド溝44とがスライドできるように取り付けられ、前記モーターロッド39の左端面にはスライド制限ブロック41が上下に対称的に設けられ、前記スライド制限ブロック41と前記副スライド溝43とがスライドできるように取り付けられ、これにより手動でネジ山メインブロック40を回転させることで、補助回転ロッド45を左右に移動連動させ、モーターロッド39がメインスライド溝44の中でスライドする。
【0017】
前記磨き機構105は前記副ネジ山ブロック42の左端面に位置した歯磨きブロック46を含み、前記歯磨きブロック46の中には噛合チャンバ48が設けられ、前記補助回転ロッド45が左へ伸びて前記噛合チャンバ48の右側壁を貫通しており、前記補助回転ロッド45の左端面には噛合歯車47が設けられ、前記ブラシ盤49が前記歯磨きブロック46の底部端面の中に回転できるように取り付けられ、前記ブラシ盤49の頂部端面と前記噛合歯車47の底部端面とが噛合しており、前記ブラシ盤49の底部端面にはブラシ50が設けられ、これによりモーター38が作動しブラシ盤49を回転連動させ、ブラシ50が歯を磨く。
【0018】
使用する時、手動で時限設定箱16を回転させ、これにより固定ロッド13を回転連動させ、固定ロッド13が回転し第一歯車14を回転連動させ、第一歯車14が第二歯車12との噛合により時限設定メインロッド11を回転連動させ、時限設定メインロッド11が回転し下側の時限設定歯車71を回転連動させ、下側の時限設定歯車71が回転しメイン歯止め70により下側のメイン爪車22を回転連動させ、下側のメイン爪車22が回転し時限設定チェーン83により上側のメイン爪車22を回転連動させ、上側のメイン爪車22が回転し時限設定副ロッド20を回転連動させ、時限設定副ロッド20が回転しぜんまいばね19を回転連動させ、時限設定を開始し、ぜんまいばね19が反転して時限設定副ロッド20を回転連動させ、上側のメイン爪車22が回転しなく、時限設定副ロッド20が回転し減速箱23により減速ロッド25を回転連動させ、減速ロッド25が回転し回し盤27を回転連動させ、回し盤27が回転し駆動ロッド66により従動ロッド58を回し、副爪車69を回転連動させ、副爪車69が回転し副歯止め68により復帰歯車67を回転連動させ、復帰歯車67が回転し回転ロッド28を回転連動させ、副爪車69が回転し方向変更ロッド61を回転連動させ、方向変更ロッド61が回転し第四歯車62を回転連動させ、第四歯車62が第三歯車63との噛合により時限設定メインロッド11を回転連動させ、下側のメイン爪車22が回転しなく、時限設定メインロッド11が回転し第二歯車12を回転連動させ、時限設定箱16が復帰し、手動でメインボタン30を押し、引っ掛かりブロック77が副引っ掛かり溝74の中に入り引っ掛かり、連結ロッド31が下へ移動し移動ブロック51を下へ移動連動させ、移動ブロック51が下へ移動し副連通ブロック34とメイン連通ブロック35とを通電させ、モーター38が作動し、移動ブロック51が下へ移動し伝動歯車53を回転連動させ、伝動により第二傘歯車56を回転連動させ、第二傘歯車56が回転し回転ロッド28を回転連動させ、副爪車69が回転しなく、時限設定をリセットする時、回転ロッド28が回転し第二傘歯車56を回転連動させ、第二傘歯車56が第一傘歯車54との噛合により伝動ロッド55を回転連動させ、伝動ロッド55が回転し伝動歯車53を回転連動させ、伝動歯車53が回転し移動ブロック51を上へ移動連動させ、副連通ブロック34とメイン連通ブロック35とが離脱し、モーター38が作動を止め、手動でモーター38を止める時、手動で副ボタン76を押し、プッシュブロック73を下へ移動連動させ、引っ掛かりブロック77をプッシュして復帰させ、メインボタン30が上へ移動し、モーター38が作動を止め、手動でネジ山メインブロック40を回転させ、副ネジ山ブロック42を左右に移動連動させ、副ネジ山ブロック42が左右に移動し補助回転ロッド45を左右に移動連動させ、モーターロッド39がメインスライド溝44の中でスライドし、歯ブラシの長さを調整し、モーター38が作動しモーターロッド39を回転連動させ、モーターロッド39が回転し補助回転ロッド45を回転連動させ、補助回転ロッド45が回転し噛合歯車47を回転連動させ、噛合歯車47が回転しブラシ盤49との噛合によりブラシ盤49を回転連動させ、ブラシ50が歯を磨く。
【0019】
有益効果は:本発明の構造が簡単で、操作が便利であり、時限設定箱を回転させることによって時限設定機構の中のぜんまいばねがエネルギーを貯め、ぜんまいばねによりエネルギーを放ち、歯磨きの時間を設定し、歯磨きに使われた時間があまり長いあるいはあまり短いという問題を防ぎ、伸縮機構の中のネジ山メインブロックを回転させることによって歯ブラシの長さが調整でき、より多くの人が歯ブラシへのニーズを満足し、普及価値がある。
【0020】
本分野の技術者が明確できるのは、本発明の総体精神や発想から離脱しない場合で、以上の実施例に各種な変形ができ、それらの変形がすべて本発明の保護範囲にある。本発明の保護方案は本発明の権利要求書を標準とすべきである。
【要約】
【課題】本発明は伸縮と時限設定可能の歯ブラシを開示した。
【解決手段】
時限設定箱を含み、前記時限設定箱の中には時限設定チャンバが設けられ、前記時限設定チャンバの中には時限設定機構が設けられ、前記時限設定機構は復帰箱を含み、前記時限設定機構は前記復帰箱の中に設けられた爪車チャンバを含み、前記爪車チャンバの左側には方向変更チャンバが設けられ、時限設定メインロッドが前記方向変更チャンバと前記復帰箱の右端面との間に回転できるように取り付けられ、時限設定機構の中のぜんまいばねがエネルギーを貯め、ぜんまいばねによりエネルギーを放ち、歯磨きの時間を設定し、歯磨きに使われた時間があまり長いあるいはあまり短いという問題を防ぎ、伸縮機構の中のネジ山メインブロックを回転させることによって歯ブラシの長さが調整でき、より多くの人が歯ブラシへのニーズを満足する。
【選択図】
図1