【課題を解決するための手段】
【0011】
上述の問題は、請求項1に記載の装置、請求項16に記載の方法、および請求項26に記載のコンピュータプログラムによって少なくとも部分的には解決される。
【0012】
本発明の1つの態様によれば、服装品の外観を可逆的に修正する装置が提供される。この装置は、服装品の位置を決定する手段と、色、画像、および/または模様を服装品に投影する手段と、服装品、特にその表面の形状を修正する手段とを含むことができる。
【0013】
投影を変更するだけでなく、出願人は、服装品の形状、特に表面の修正を可能にすることにより、デザインプロセス全体をさらに改善することができることを発見した。服装品は、例えば、複数の接続可能な個別の要素で構成することができる、基本的に単色の物理的3Dモデルとして提供することができる。一実施形態では、服装品は、白色または基本的に単色の衣料品とすることができる。服装品の調整可能な形状を有することにより、限られた時間で多数の異なるデザインの全体を評価することが容易になる。新たなデザイン案のそれぞれについて、新たな形状に基づいてゼロから新たな物理的3Dモデルを生成するステップを省略することができる。その代わりに、服装品の形状を、例えば物理的3D(基本)モデルにさらに別の要素を取り付け、それによりその形状を変化させることによって修正することができる。さらに、既に取り付けられている要素を、再度取り外すこともできる。このような変更の後で、色、模様、テクスチャ、画像などを、再度服装品の修正した形状に投影することができる。
【0014】
服装品の初期位置は、自動的に決定することができる。その後、決定した位置に従うように投影を調整し、色、テクスチャ、模様、画像などの高品質の投影を生じることができる。投影によって、服装品のみを照明する(その周囲環境は照明しない)ことができる。これにより、照明される服装品の印象の質をさらに改善し、基本的に現実的な外観を生じることができる。
【0015】
記載する装置は、靴など野服装品のデザインを評価するのに適しているが、この装置は、一般に、スポーツ装具など他の物理的オブジェクトのデザインを評価するために使用することもできる。
【0016】
形状を修正する手段は、服装品に取付け可能な少なくとも1つの構成要素、および/または服装品から取外し可能な少なくとも1つの構成要素を含むことができる。この実施形態では、個々の構成要素を柔軟に服装品に取り付ける、または服装品から取り外して、服装品の形状を修正することができる。例えば、ストライプまたは機能要素などの装飾要素を、服装品に取り付けることができる。さらに、既に取り付けられている構成要素を取り外し、例えば他の構成要素で置き換えることもできる。これにより、服装品をゼロから再構築することなく、服装品の形状を修正することができるようになる可能性がある。
【0017】
服装品の形状を修正するときには、投影する手段は、色、画像、および/または模様の投影を、その修正した形状に従って適応させることができる。色、画像、および/または模様を服装品に投影することは、様々な色、画像、および/または模様を服装品の様々な領域に投影することを含むことがある。
【0018】
構成要素を服装品に取り付ける、または服装品から取り外すと、服装品の表面に新たな領域が生じることがある。服装品の任意の領域は、個別の色、模様、または画像で照明することができる。さらに、新たな領域は、既存の領域を2つ以上の新たな領域に分割することによって画定することもできる。さらに、既存の複数の領域をマージして、1つの新たな領域を形成することもできる。
【0019】
さらに、服装品は、靴とすることができ、靴に取付け可能な、または靴から取外し可能な少なくとも1つの構成要素は、ヒール、ヒールキャップ、クオーター、トップピース、スロート、爪革、ウェルト、サイドケージ、トゥキャップ、トップライン、靴紐、舌革、およびソールのうちの1つまたは複数を含み得る。これらの構成要素の全ては、外観に対して決定的な影響を及ぼし、ひいては靴のデザインに影響を及ぼす。
【0020】
さらに、服装品に取付け可能および/または服装品から取外し可能なこの少なくとも1つの構成要素は、識別チップを含むことがある。識別チップは、装置がこの少なくとも1つの構成要素のタイプを決定することを可能にする情報を含むことができる。これに加えて、または別法として、この少なくとも1つの構成要素は、構成要素の位置および/または配向を検知するために使用可能なセンサ検知可能なマーカを含むことができる。
【0021】
構成要素が服装品に取り付けられると、服装品の形状が拡張され(または構成要素が取り外されたときには縮小され)ることがあり、したがって変化する可能性がある。そのような場合には、構成した服装品を作成し、装置は、この構成した服装品の新たな形状を決定して、この構成した服装品の表面上への投影を調整し、その投影を新たな形状に一致させなければならない。ただし、画像解析型の手法も、服装品または構成要素を識別するのに適していることがある。
【0022】
さらに、少なくとも1つの構成要素をグリッド上に位置付けることもでき、このグリッドは、視覚認識システムによって観察することができ、この視覚認識システムは、この少なくとも1つの構成要素がグリッドから取り除かれたことを検知するように構成することができる。
【0023】
1つまたは複数の構成要素をグリッド上に配置することもできる。グリッドは、装置に取り付けることができ、適当な視覚認識システムによって観察することができる。1つまたは複数の構成要素を1つまたは複数の服装品に適用するために選択し、そのためにグリッドから取り除くと、装置は、グリッドから構成要素が取り除かれたことを視覚認識システムによって検知することができ、したがって、取り除かれた構成要素が服装品に適用されるように意図されていることを知る。
【0024】
さらに、この装置は、服装品の位置を修正する手段、および/または入力コマンドを受け取る手段を含むことができる。
【0025】
例えば形状および/または投影が変化したときには、その結果を評価して、それが顧客または服装品デザイナの予想に合致するかどうかを判定しなければならず、様々な視点から服装品を考慮することが望ましいことがある。したがって、服装品を移動させることができ、顧客またはデザイナはその元の位置に留まっていることができる。
【0026】
さらに詳細には、位置の変更は、1つまたは複数の軸に沿った並進移動、あるいは1つまたは複数の回転軸に沿った服装品の回転を含む可能性がある。さらに、並進移動と回転が同時に適用されることもある。
【0027】
服装品の位置の変更を、装置に適用される入力コマンドによって制御して、顧客または服装品デザイナが服装品を様々な方向から評価しているときに1箇所に静止していることができるようにすることもできる。
【0028】
位置を決定する手段は、服装品の位置の変化を決定するように構成することができ、投影する手段は、決定した服装品の位置の変化に従って投影を適応させるように構成することができる。
【0029】
服装品を移動させたときに投影を調整することができるように、位置の変化を決定することができる。検出した位置の変化は、次いで、例えばレーザデバイスまたはビーム形成デバイスあるいはその他の任意のタイプの適当なプロジェクタなどの投影する手段に通信することができ、この投影する手段が、次いで、投影を調整して、その新たな位置において移動した服装品の表面上に投影を生じることができる。さらに、各プロジェクタが服装品の特定の領域に対して投影することができるように、複数のプロジェクタを使用することもできる。
【0030】
投影の調整は、任意の方向への1つまたは複数の並進移動の距離を考慮し、1つまたは複数の回転の確度および方向を考慮することによって実現することができる。服装品の位置の変化の決定、および/または投影の適応は、実時間で実行することができる。
【0031】
顧客または服装品デザイナの視点からの適当な印象を維持するために、服装品の移動中にも、位置の変化の決定を実行して、投影の適応の遅れが人間の目に認識できない、または少なくともほぼ認識できないようにすることができる。「実時間」という用語は、許容差を含むことが分かっている。したがって、位置の変化を決定し、投影を適応させるプロセスにわずかな遅延があっても、依然として見ている人にとっては基本的に現実のような印象が生成されることを生じることができるので、見ている人は、単に服装品の照明されたモデルではなく、最終的に製造された服装品が移動しているように思うことができる。
【0032】
位置を決定する手段は、位置および/または位置の変化を画像認識に基づいて決定するように構成されたカメラ、好ましくは光ミキシングセンサである奥行きセンサ、ならびにマーカ式追跡システムのうちの少なくとも1つを含むことができ、このマーカ式追跡システムは、服装品および/または構成要素に取り付けられた少なくとも1つのセンサ検知可能なマーカと、服装品および/または構成要素の位置および/または位置の変化を検知するために使用可能な1つまたは複数のセンサとを含む。
【0033】
カメラを使用することにより、画像に基づく認識アルゴリズムを使用して、服装品および/または構成要素の位置または位置の変化を決定することが可能になる。奥行きセンサを使用すると、放射光を決定することができ、対応するアルゴリズムを使用して、服装品および/または構成要素の位置または位置の変化を決定することができる。
【0034】
服装品は、1つまたは複数のセンサ検知可能なマーカを含むことができる。このようなマーカは、市販の位置追跡システムのマーカとすることができる。また、様々な種類のチップまたはマーカの組合せを、服装品または構成要素内、および/あるいは服装品または構成要素上に含めることもできる。その場合には、1つのタイプのチップを使用して、服装品および/または構成要素の位置および配向を決定し、他のタイプのチップを使用して、服装品および/または構成要素のタイプを識別することもできる。
【0035】
服装品および/または構成要素が位置追跡システムのセンサ検知可能なマーカを含むときには、この装置は、前述の画像認識または放射光測定を使用することなく、服装品(または複数の構成要素で構成された服装品)の位置および配向を決定することができる。これにより、不十分な照明条件であるときの位置決定を改善することができる。
【0036】
さらに、カメラによる位置決定、奥行きセンサによる位置決定、およびセンサによる位置決定を組み合わせることもできる。この2つの手法を組み合わせることにより、位置決定の精度をさらに改善することができ、それにより服装品に適用される投影の改善につながることもある。
【0037】
服装品の位置を修正する手段は、ロボットアームとすることもでき、その場合には、服装品の修正位置は、ロボットアームによって決定することができる。ロボットアームは、服装品の位置をさらに決定する力モーメントセンサを含むことができる。
【0038】
服装品を手作業で移動させてその位置を変化させる代わりに、ロボットアームを使用することができる。ロボットアームは、服装品を掴むように構成することができる人間の手に類似したデバイスを含むことができる。次いで、ロボットアームは、顧客または服装品デザイナによって提供される移動コマンドに応答する、または服装品を既定の経路に沿って移動させることによって、服装品の位置を修正することができる。位置を修正するためにロボットアームを使用することにより、服装品を安定して見ることができる。
【0039】
例えばロボットアームに1つまたは複数の力モーメントセンサを設けることにより、服装品の位置の変化の決定をさらに改善することができる。
【0040】
さらに、入力コマンドを受け取る上述の手段は、投影する手段および/または服装品の位置を修正する手段を制御するように構成することができる。
【0041】
ロボットアームに関連して上述のように既定の経路に沿って服装品の位置を変化させるだけでなく、顧客または服装品デザイナは、服装品に適用される投影を制御および変更することもできる。これは、服装品に投影される色、画像、および/または模様を変更する、または変化させることを含むことがある。さらに、コントラストおよび彩度、またはその他の任意の色関連パラメータを修正することもできる。
【0042】
入力コマンドを受け取る手段は、服装品自体の表面の少なくとも1つの領域とすることもできる。これに加えて、または別法として、入力コマンドを受け取る手段は、ジェスチャ認識システムであることもある。特に、入力コマンドは、ユーザが提供することができる。
【0043】
入力コマンドを入力するための直感的な方法を提供するために、服装品を入力デバイスとして使用することができる。例えば、顧客またはデザイナが特定の領域を特定の色で照明したい場合には、彼は、その領域に指で触れればよい。すると、装置は、このジェスチャを認識することができ、それに応答して、その領域の投影色を変更することができる。同様にして、投影される画像および/または模様を変更することもできる。
【0044】
上述のアクションを実行するのに適している可能性があるジェスチャには、多くの異なるタイプがある。例えば、服装品の領域は、タッチセンシティブであることもある。この場合には、領域は、一般的なタッチスクリーンと同様の挙動を示すことができる。これは、例えば、ロボットアームの上述した力モーメントセンサによって実現することができる。さらに詳細には、ロボットアームが保持している服装品のある領域に圧力が印加されると、それにより生じる力(例えば回転力)がロボットアームに伝達され、次いで、ロボットアームが、力モーメントセンサによって、その圧力が印加された服装品の領域を決定することができる。ただし、タッチレスジェスチャ認識を使用することもできる。顧客またはデザイナが自分の指を特定の領域に向けて動かす、または特定の領域に触れたときに、上述のカメラによる画像認識および/または奥行きセンサを使用して、その指が特定の領域を指している、または特定の領域に触れたと決定することができる。これに応答して、上述したアクションのうちの1つまたは複数を実行することができる。ただし、指さす、または触れるジェスチャ以外にも、手を振るなど他のジェスチャが、装置を制御するのに適していることもある。
【0045】
本発明の別の態様によれば、服装品の外観を可逆的に修正する方法が提供される。この方法は、服装品の位置を決定するステップと、色、画像、および/または模様を服装品に投影するステップと、服装品、特にその表面の形状を修正するステップとを含むことができる。さらに、この方法は、服装品が、投影された色、画像、および/または模様を含む材料で構成されているという光学的印象を提供することができる。
【0046】
形状を修正するステップは、少なくとも1つの構成要素を服装品に取り付けるステップ、および/または少なくとも1つの構成要素を服装品から取り外すステップを含むことができる。
【0047】
服装品の形状が修正されたときに、色、画像、および/または模様の投影を、修正された形状に従って適応させることができる。
【0048】
色、画像、および/または模様を服装品に投影するステップは、様々な色、画像、および/または模様を服装品の様々な領域に投影するステップを含むことができる。
【0049】
服装品は、靴とすることができる。
【0050】
この方法は、服装品の位置を修正するステップ、および入力コマンドを受け取るステップのうちの少なくとも1つをさらに含むことができる。
【0051】
位置を決定するステップは、服装品の位置の変化を決定するステップを含むことができ、投影するステップは、決定した服装品の位置の変化に従って投影を適応させるステップを含むことができる。
【0052】
服装品の位置の変化を決定するステップ、および/または投影を適応させるステップは、実時間で実行することができる。
【0053】
入力コマンドを受け取るステップによって、この方法は、投影を修正し、および/または服装品の位置を修正することができる。
【0054】
入力コマンドは、服装品自体の少なくとも1つの領域に入力することもでき、および/または入力コマンドは、ジェスチャ認識システムによって検知可能であることもあり、および/または入力コマンドは、ユーザによって提供される。
【0055】
この方法は、上述した装置と関連して実行することができるので、上記の装置に関連して既に上記で述べたのと同じ態様の利点を有することができる。
【0056】
本発明のさらに別の態様は、上述した方法のうちのいずれかを実行する命令を含むコンピュータプログラムに関する。
【0057】
本発明は、以下の実施形態を含む。
【0058】
[1]服装品の外観を可逆的に修正する装置であって、
a.服装品の位置を決定する手段と、
b.色、画像、および/または模様を服装品に投影する手段と、
c.服装品、特にその表面の形状を修正する手段とを含む、装置。
【0059】
[2]形状を修正する手段が、服装品に取付け可能な少なくとも1つの構成要素、および/または服装品から取外し可能な少なくとも1つの構成要素を含む、[1]に記載の装置。
【0060】
[3]服装品の形状が修正されたときに、投影する手段が、修正された形状に従って色、画像、および/または模様の投影を適応させるように構成される、[1]または[2]に記載の装置。
【0061】
[4]色、画像、および/または模様を服装品に投影することが、様々な色、画像、および/または模様を服装品の様々な領域に投影することを含む、[1]から[3]のいずれか一項に記載の装置。
【0062】
[5]服装品が靴であり、靴に取付け可能な、または靴から取外し可能な少なくとも1つの構成要素が、
ヒール、
ヒールキャップ、
クオーター、
トップピース、
スロート、
爪革、
ウェルト、
サイドケージ、
トゥキャップ、
トップライン、
靴紐、
舌革
ソール
のうちの1つまたは複数を含む、[2]から[4]のいずれか一項に記載の装置。
【0063】
[6]服装品に取付け可能および/または服装品から取外し可能なこの少なくとも1つの構成要素が、識別チップを含み、識別チップが、装置がこの少なくとも1つの構成要素のタイプを決定することを可能にする情報を含み、かつ/あるいはこの少なくとも1つの構成要素が、その構成要素の位置および/または配向を検知するために使用可能なセンサ検知可能なマーカを含む、[2]から[5]のいずれか一項に記載の装置。
【0064】
[7]少なくとも1つの構成要素が、グリッド上に位置し、このグリッドが、この装置の視覚認識システムによって観察することができ、この視覚認識システムが、この少なくとも1つの構成要素がグリッドから取り除かれたことを検知するように構成される、[2]から[6]のいずれか一項に記載の装置。
【0065】
[8]服装品の位置を修正する手段、
入力コマンドを受け取る手段、
のうちの少なくとも1つをさらに含む、[1]から[7]のいずれか一項に記載の装置。
【0066】
[9]位置を決定する手段が、服装品の位置の変化を決定するように構成され、投影する手段が、決定した服装品の位置の変化に従って投影を適応させるように構成される、[1]から[8]のいずれか一項に記載の装置。
【0067】
[10]服装品の位置の変化を決定すること、および/または投影を適応させることが、実時間で実行される、[9]に記載の装置。
【0068】
[11]位置を決定する手段が、
位置および/または位置の変化を画像認識に基づいて決定するように構成されたカメラ、
好ましくは光ミキシングセンサである奥行きセンサ、
マーカ式追跡システム、のうちの少なくとも1つを含み、このマーカ式追跡システムが、服装品に取り付けられた少なくとも1つのセンサ検知可能なマーカと、服装品の位置および/または位置の変化を検知するために使用可能な1つまたは複数のセンサとを含む、[9]または[10]に記載の装置。
【0069】
[12]服装品の位置を修正する手段が、ロボットアームであり、および/または服装品の修正位置が、ロボットアームによって決定される、[8]から[11]のいずれか一項に記載の装置。
【0070】
[13]ロボットアームが、服装品の位置をさらに決定する力モーメントセンサを含む、[12]に記載の装置。
【0071】
[14]入力コマンドを受け取る手段が、投影する手段および/または服装品の位置を修正する手段を制御するように構成される、[8]から[13]のいずれか一項に記載の装置。
【0072】
[15]入力コマンドを受け取る手段が、服装品自体の表面の少なくとも1つの領域であり、および/または入力コマンドを受け取る手段が、ジェスチャ認識システムであり、および/または入力コマンドがユーザによって提供される、[8]から[14]のいずれか一項に記載の装置。
【0073】
[16]服装品の光学的外観を可逆的に修正する方法であって、
a.服装品の位置を決定するステップと、
b.色、画像、および/または模様を服装品に投影するステップと、
c.服装品、特にその表面の形状を修正するステップとを含む、方法。
【0074】
[17]形状を修正するステップが、少なくとも1つの構成要素を服装品に取り付けるステップ、および/または少なくとも1つの構成要素を服装品から取り外すステップを含む、[16]に記載の方法。
【0075】
[18]服装品の形状が修正されたときに、色、画像、および/または模様の投影を、修正された形状に従って適応させる、[16]または[17]に記載の方法。
【0076】
[19]色、画像、および/または模様を服装品に投影するステップが、様々な色、画像、および/または模様を服装品の様々な領域に投影するステップを含む、[16]から[18]のいずれか一項に記載の方法。
【0077】
[20]服装品が、靴である、[16]から[19]のいずれか一項に記載の方法。
【0078】
[21]服装品の位置を修正するステップ、
入力コマンドを受け取るステップ、
のうちの少なくとも1つをさらに含む、[16]から[20]のいずれか一項に記載の方法。
【0079】
[22]位置を決定するステップが、服装品の位置の変化を決定するステップを含み、
投影するステップが、決定した服装品の位置の変化に従って投影を適応させるステップを含む、[16]から[21]のいずれか一項に記載の方法。
【0080】
[23]服装品の位置の変化を決定するステップ、および/または投影を適応させるステップが、実時間(リアルタイム)で実行される、[22]に記載の方法。
【0081】
[24]入力コマンドを受け取るステップによって、この方法が、投影を修正し、および/または服装品の位置を修正する、[21]から[23]のいずれか一項に記載の方法。
【0082】
[25]入力コマンドが、服装品自体の少なくとも1つの領域に入力され、および/または入力コマンドが、ジェスチャ認識システムによって検知可能であり、および/または入力コマンドが、ユーザによって提供される、[21]から[24]のいずれか一項に記載の方法。
【0083】
[26][16]から[25]のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含むコンピュータプログラム。
【0084】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。