特許第6721787号(P6721787)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6721787
(24)【登録日】2020年6月22日
(45)【発行日】2020年7月15日
(54)【発明の名称】喫煙具用分離吸気装置
(51)【国際特許分類】
   A24F 40/40 20200101AFI20200706BHJP
   A24F 40/48 20200101ALI20200706BHJP
   A24F 47/00 20200101ALI20200706BHJP
【FI】
   A24F40/40
   A24F40/48
   A24F47/00
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-516588(P2019-516588)
(86)(22)【出願日】2017年10月17日
(65)【公表番号】特表2019-531076(P2019-531076A)
(43)【公表日】2019年10月31日
(86)【国際出願番号】CN2017106532
(87)【国際公開番号】WO2018072682
(87)【国際公開日】20180426
【審査請求日】2019年5月8日
(31)【優先権主張番号】201610906763.1
(32)【優先日】2016年10月18日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】519014899
【氏名又は名称】チャイナ タバコ ユンナン インダストリアル カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110002077
【氏名又は名称】園田・小林特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】チョン, シュイトン
(72)【発明者】
【氏名】タン, チエンクオ
(72)【発明者】
【氏名】ツォン, シュイ
(72)【発明者】
【氏名】ワン, ルー
(72)【発明者】
【氏名】ワン, チョンヤー
(72)【発明者】
【氏名】シャン, シャンチャイ
(72)【発明者】
【氏名】レイ, ピン
(72)【発明者】
【氏名】ハン, チンメイ
(72)【発明者】
【氏名】リー, チーチアン
(72)【発明者】
【氏名】ユアン, ターリン
(72)【発明者】
【氏名】チャオ, リーホン
(72)【発明者】
【氏名】チャン, チエンロン
(72)【発明者】
【氏名】チェン, ヨンコアン
(72)【発明者】
【氏名】ルオ, ホンヨン
(72)【発明者】
【氏名】ファン, フォンレン
【審査官】 河内 誠
(56)【参考文献】
【文献】 中国実用新案第202262413(CN,U)
【文献】 中国特許出願公開第104856238(CN,A)
【文献】 中国実用新案第203873000(CN,U)
【文献】 中国特許出願公開第105455198(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A24F 40/00−47/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
喫煙具用分離吸気装置であって、
両端部に円筒状の気流センサが導通しているマイク(2)、
両端が導通するほぼ円筒状のマイクホルダ(3)であって、円筒の内側が、前記マイク(2)の外壁に密着するマイク孔(301)であり、前記マイクホルダ(3)の一端に対して垂直な壁に円筒の内外に連通するU型マイク吸気路(302)が設けられ、当該壁に、壁の外側の凹部(305)が設けられ、円筒の外壁側の軸方向に2つの凹部が設けられ、前記2つの凹部が、それぞれ、第1の挟持誘導溝(303)及び巻きタバコ吸気路(304)である、マイクホルダ(3)、
端部の中間が閉じているほぼ円筒状の透明導光ベース(4)であって、円筒の外壁の内側に沿って軸方向に第2の挟持誘導溝(401)が設けられ、前記透明導光ベース(4)の一端に対して垂直な壁に円筒の内外に連通するU型マイク吸気溝(403)が設けられ、当該端は、前記壁の外側凹部(305)と密着し、突出するマイク嵌合凸壁(404)を有し、円筒の端部の中間を閉じる中心部が、マイク孔端部キャップ(402)であり、前記マイク孔端部キャップ(402)と円筒の壁との間に前記巻きタバコ吸気路(304)と連通する第1の巻きタバコ吸気孔(405)が設けられる、透明導光ベース(4)、
一端が閉じられているほぼ円筒状のフィルタ挟持ベース(5)であって、閉じられた端部が有する幾つかの細孔は、第2の巻きタバコ吸気孔(502)であり、閉じられた端部の軸方向に沿って延びる1つの挟持誘導柱(501)と、前記第1の挟持誘導溝(303)及び前記第2の挟持誘導溝(401)とが締まり嵌めされ、前記フィルタ挟持ベース(5)と前記透明導光ベース(4)の他端とが密封且つ隙間嵌めされ、前記マイクホルダ(3)と前記透明導光ベース(4)とが締まり嵌めされ、前記第2の巻きタバコ吸気孔(502)が、前記フィルタ挟持ベース(5)と前記透明導光ベース(4)との間の隙間、及び前記第1の巻きタバコ吸気孔(405)を通して、前記マイクホルダ(3)上の前記巻きタバコ吸気路(304)と連通する、フィルタ挟持ベース(5)、
ほぼ円筒状の絶縁クリート(6)であって、前記フィルタ挟持ベース(5)の外周に締まり嵌めされて覆う、絶縁クリート(6)、並びに
ほぼ円筒状の充電ベース(7)であって、その上部が、前記絶縁クリート(6)の外周に締まり嵌めされて覆い、その下部が、吸口管(1)の内側を覆い、その中間部が、前記マイク吸気溝(403)及び前記マイク吸気路(302)と連通する導気孔(71)を幾つか有する、充電ベース(7)を備え、
空気が、前記導気孔(71)から前記マイク吸気溝(403)及び前記マイク吸気路(302)に進入し、さらに前記マイク(2)に進入することにより、電子タバコ機能が起動し、
煙が、前記第2の巻きタバコ吸気孔(502)から前記フィルタ挟持ベース(5)と前記透明導光ベース(4)との間の隙間に進入し、前記第1の巻きタバコ吸気孔(405)に進入し、さらに前記巻きタバコ吸気路(304)に進入し、その後、前記吸口管(1)に進入することを特徴する、喫煙具用分離吸気装置。
【請求項2】
前記充電ベース(7)の下部が、前記吸口管(1)の内側に締まり嵌めされてして覆っていることを特徴とする、請求項1に記載の喫煙具用分離吸気装置。
【請求項3】
前記巻きタバコ吸気路(304)と前記吸口管(1)とが連通していることを特徴とする、請求項1に記載の喫煙具用分離吸気装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子タバコの領域に属し、具体的には、喫煙具用分離吸気装置に関する。
【背景技術】
【0002】
既存の電子タバコの喫煙具において、従来のタバコとマイク(E-cigarette head)は、吸気通路を共用しており、巻きタバコの煙霧はマイクの孔を通る。煙霧にはタール成分が含まれるため、タールが孔に付着する場合があり、巻きタバコの吸引が増えるにつれて、タールが孔に堆積し、マイクを完全に塞いで故障させる恐れがある。
【発明の概要】
【0003】
上述の問題を解決するため、現状の通気路共用構造を基礎として、本発明は、喫煙具用分離吸気装置を提供する。すなわち、マイク機能を起動する吸気通路と巻きタバコの煙通路とを分離することにより、マイクの起動孔に既存の巻きタバコのタールが付着して故障を引き起こすことを防ぎ、喫煙具である電子タバコの機能の使用寿命を延長する。
【0004】
本発明の喫煙具用分離吸気装置は、
両端部に円筒状の気流センサが導通しているマイク2、
両端が導通するほぼ円筒状のマイクホルダ3であって、円筒の内側が、マイク2の外壁に密着するマイク孔301であり、マイクホルダ3の一端に対して垂直な壁に円筒の内外に連通するU型マイク吸気路302が設けられ、当該壁に、壁の外側の凹部305が設けられ、円筒の外壁側の軸方向に2つの凹部が設けられ、2つの凹部が、それぞれ、第1の挟持誘導溝303及び巻きタバコ吸気路304である、マイクホルダ3、
端部の中間が閉じているほぼ円筒状の透明導光ベース4であって、円筒の外壁の内側に沿って軸方向に第2の挟持誘導溝401が設けられ、透明導光ベース4の一端に対して垂直な壁に円筒の内外に連通するU型マイク吸気溝403が設けられ、当該端は、壁の外側凹部305と密着し、突出するマイク嵌合凸壁404を有し、円筒の端部の中間を閉じる中心部が、マイク孔端部キャップ402であり、マイク孔端部キャップ402と円筒の壁との間に巻きタバコ吸気路304と連通する第1の巻きタバコ吸気孔405が設けられる、透明導光ベース4、
一端が閉じられているほぼ円筒状のフィルタ挟持ベース5であって、閉じられた端部が有する幾つかの細孔は、第2の巻きタバコ吸気孔502であり、閉じられた端部の軸方向に沿って延びる1つの挟持誘導柱501と、第1の挟持誘導溝303及び第2の挟持誘導溝401とが締まり嵌めされ、フィルタ挟持ベース5と透明導光ベース4の他端とが密封且つ隙間嵌めされ、マイクホルダ3と透明導光ベース4とが締まり嵌めされ、第2の巻きタバコ吸気孔502が、フィルタ挟持ベース5と透明導光ベース4との間の隙間、及び第1の巻きタバコ吸気孔405を通して、マイクホルダ3上の巻きタバコ吸気路304と連通する、フィルタ挟持ベース5、
ほぼ円筒状の絶縁クリート6であって、フィルタ挟持ベース5の外周に接触して覆う、絶縁クリート6、並びに
ほぼ円筒状の充電ベース7であって、その上部が、絶縁クリート6の外周に接触して覆い、その下部が、吸口管1の内側を覆い、その中間部が、マイク吸気溝403及びマイク吸気路302と連通する導気孔71を幾つか有する、充電ベース7を備えており、
空気は、導気孔71からマイク吸気溝403及びマイク吸気路302に進入し、さらにマイク2に進入して、それにより、電子タバコ機能が起動し、
煙は、第2の巻きタバコ吸気孔502からフィルタ挟持ベース5と透明導光ベース4との間の隙間に進入し、第1の巻きタバコ吸気孔405に進入し、さらに巻きタバコ吸気路304に進入し、その後、吸口管1に進入する。
【0005】
好ましくは、充電ベース7の下部は、吸口管1の内側に接触して覆う。
【0006】
好ましくは、巻きタバコ吸気路304と吸口管1とは連通する。
【0007】
本発明の喫煙具用分離吸気装置の作動原理は以下の通りである。
マイク2をマイクホルダ3に挿入し、さらに、マイクホルダ3と透明導光ベース4とを締まり嵌めし、マイク吸気溝403とマイク吸気路302を連通させ、透明導光ベース4とフィルタ挟持ベース5を隙間嵌めし、第2の巻きタバコ吸気孔502と、フィルタ挟持ベース5と透明導光ベース4との間の隙間、並びに第1の巻きタバコ吸気孔405及び巻きタバコ吸気路304とを連通させ、挟持誘導柱501と、第1の挟持誘導溝303及び第2の挟持誘導溝401とを締まり嵌めし、絶縁クリート6は、フィルタ挟持ベース5の外周に接触して覆い、充電ベース7は、絶縁クリート6の外周に接触して覆い、充電ベース7の他端の外側と吸口管1の内側とを締まり嵌めし、導気孔71とマイク吸気溝403及びマイク吸気路302とを連通させる。
【0008】
空気は、導気孔71からマイク吸気溝403及びマイク吸気路302に進入し、さらにマイク2に進入して、それにより、電子タバコ機能が起動する。
巻きタバコの煙は、第2の巻きタバコ吸気孔502からフィルタ挟持ベース5と透明導光ベース4との間の隙間に進入し、第1の巻きタバコ吸気孔405に進入し、さらに巻きタバコ吸気路304に進入し、その後、吸口管1に進入し、吸引者に吸引をもたらす。
【本発明の効果】
【0009】
現状の通気路共用構造を基礎として、本発明は、喫煙具用分離吸気装置を提供する。すなわち、マイク機能を起動する吸気通路と巻きタバコの煙通路とを分離することにより、マイクの起動孔に巻きタバコの煙のタールが付着して故障を引き起こすことを防ぎ、喫煙具の使用寿命を延長する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の喫煙具用分離吸気装置の組み立て図、及びマイクの気体流動方向を示す図である。
図2】本発明の喫煙具用分離吸気装置の組み立て図、及び巻きタバコの煙の流動方向の概略図である。
図3】本発明の喫煙具用分離吸気装置の分解図である。
図4】本発明の喫煙具用分離吸気装置のマイクホルダの概略図である。
図5】本発明の喫煙具用分離吸気装置の透明導光ベースの概略図である。
図6】本発明の喫煙具用分離吸気装置のフィルタ挟持ベースの概略図である。
図7】本発明の喫煙具用分離吸気装置の絶縁クリートの概略図である。
図8】本発明の喫煙具用分離吸気装置の充電ベースの概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
マイク2をマイクホルダ3に挿入し、さらに、マイクホルダ3と透明導光ベース4とを締まり嵌めし、マイク吸気溝403とマイク吸気路302を連通させ、透明導光ベース4とフィルタ挟持ベース5を隙間嵌めし、第2の巻きタバコ吸気孔502と、フィルタ挟持ベース5と透明導光ベース4との間の隙間、並びに第1の巻きタバコ吸気孔405及び巻きタバコ吸気路304とを連通させ、挟持誘導柱501と、第1の挟持誘導溝303及び第2の挟持誘導溝401とを締まり嵌めし、絶縁クリート6は、フィルタ挟持ベース5の外周に接触して覆い、充電ベース7は、絶縁クリート6の外周に接触して覆い、充電ベース7の他端の外側と吸口管1の内側とを締まり嵌めし、導気孔71とマイク吸気溝403及びマイク吸気路302とを連通させる。
【0012】
空気は、導気孔71からマイク吸気溝403及びマイク吸気路302に進入し、さらにマイク2に進入して、それにより、電子タバコ機能が起動する。
【0013】
巻きタバコの煙は、第2の巻きタバコ吸気孔502からフィルタ挟持ベース5と透明導光ベース4との間の隙間に進入し、さらに第1の巻きタバコ吸気孔405に進入し、その後、巻きタバコ吸気路304に進入し、最終的に吸口管1に進入し、吸引者に吸引をもたらす。
【0014】
1 吸口管
2 マイク
3 マイクホルダ
4 透明導光ベース
5 フィルタ挟持ベース
6 絶縁クリート
7 充電ベース。
301 マイク孔
302 マイク吸気路
303 第1の挟持誘導溝
304 巻きタバコ吸気路
305 壁の外側の凹部
401 第2の挟持誘導溝
402 マイク孔端部キャップ
403 マイク吸気溝
404 マイク嵌合凸壁
405 第1の巻きタバコ吸気孔
501 挟持誘導柱
502 第1の巻きタバコ吸気孔
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8