(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記1つ以上の実施用注釈処理作業はデータベースに格納及び管理され、前記1つ以上の検証用注釈処理作業は前記データベースに格納された前記1つ以上の実施用注釈処理作業から選択され、前記1つ以上の検証用注釈処理作業の数は、前記データベースに格納された前記1つ以上の実施用注釈処理作業の数に相応して決定される、
ことを特徴とする請求項1又は4に記載の検証用注釈処理作業を用いた実施用注釈処理作業の検証方法。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、検証用注釈処理作業を用いた実施用注釈処理作業の検証方法及び装置を提供することにある。
【0008】
本発明が解決しようとする課題は、以上で言及された課題に限定されず、言及されていない他の課題は、以下の記載から通常の技術者が明確に理解できるはずである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した課題を解決するための本発明の一側面に係る検証用注釈処理作業を用いた実施用注釈処理作業の検証方法は、コンピュータにより実行される方法であって、1つ以上の実施用注釈処理作業の結果を受信する段階と、前記1つ以上の実施用注釈処理作業に相応する1つ以上の検証用注釈処理作業の結果を受信する段階と、前記1つ以上の検証用注釈処理作業の結果に基づいて、前記1つ以上の実施用注釈処理作業の結果の信頼度を判断する段階と、前記判断された信頼度に基づいて、前記1つ以上の実施用注釈処理作業の結果の有効可否を判断する段階とを含み、前記1つ以上の実施用注釈処理作業の結果を受信する段階は、作業者の端末にn個(但し、nは1以上の自然数)の前記実施用注釈処理作業を送信する段階と、前記作業者の端末から前記n個の実施用注釈処理作業の結果を受信する段階とを含み、前記1つ以上の実施用注釈処理作業に相応する1つ以上の検証用注釈処理作業の結果を受信する段階は、前記n個の実施用注釈処理作業に相応し、事前に準備された1つ以上の検証用注釈処理作業を読み出す段階と、前記n個の実施用注釈処理作業の結果を受信した直後に、前記作業者の端末に前記1つ以上の検証用注釈処理作業を送信する段階と、前記作業者の端末から前記1つ以上の検証用注釈処理作業の結果を受信する段階とを含む。
【0010】
一実施形態において、前記判断された信頼度に基づいて、前記1つ以上の実施用注釈処理作業の結果の有効可否を判断する段階は、前記n個の実施用注釈処理作業の結果の信頼度が所定の基準未満である場合、前記n個の実施用注釈処理作業の結果を有効でない注釈処理と定義し、前記n個の実施用注釈処理作業の結果の信頼度が所定の基準以上である場合、前記n個の実施用注釈処理作業の結果を有効な注釈処理と定義する。
【0011】
一実施形態において、前記n個の実施用注釈処理作業の結果の信頼度が所定の基準未満である場合、1つ以上の追加的な実施用注釈処理作業の結果を受信する段階と、前記1つ以上の追加的な実施用注釈処理作業に相応する1つ以上の追加的な検証用注釈処理作業の結果を受信する段階とを更に含み、前記1つ以上の追加的な実施用注釈処理作業の結果を受信する段階は、前記n個の実施用注釈処理作業の結果を有効でない注釈処理と定義した直後に、前記作業者の端末にn-i個(但し、iは1以上の自然数)の追加的な実施用注釈処理作業を送信する段階と、前記作業者の端末から前記n-i個の追加的な実施用注釈処理作業の結果を受信する段階とを含み、前記1つ以上の追加的な実施用注釈処理作業に相応する1つ以上の追加的な検証用注釈処理作業の結果を受信する段階は、前記n-i個の追加的な実施用注釈処理作業に相応し、事前に準備された1つ以上の追加的な検証用注釈処理作業を読み出す段階と、前記n-i個の追加的な実施用注釈処理作業の結果を受信した直後に、前記作業者の端末に前記1つ以上の追加的な検証用注釈処理作業を送信する段階と、前記作業者の端末から前記1つ以上の追加的な検証用注釈処理作業の結果を受信する段階とを含み、前記iは有効でない注釈処理と定義された作業の数に相応して変更される。
【0012】
一実施形態において、前記iが所定の基準以下である場合、前記作業者を信頼できない作業者と定義し、前記作業者の端末に前記1つ以上の追加的な実施用注釈処理作業をこれ以上送信しない。
【0013】
一実施形態において、顧客の端末から要求された注釈処理作業の信頼度を受信する段階を更に含み、前記iは前記要求された注釈処理作業の信頼度に相応 して変更された値である。
【0014】
一実施形態において、前記n個の実施用注釈処理作業の結果の信頼度が所定の基準以上である場合、1つ以上の追加的な実施用注釈処理作業の結果を受信する段階と、前記1つ以上の追加的な実施用注釈処理作業に相応する1つ以上の追加的な検証用注釈処理作業の結果を受信する段階とを更に含み、前記1つ以上の追加的な実施用注釈処理作業の結果を受信する段階は、前記n個の実施用注釈処理作業の結果を有効な注釈処理と定義した直後に、前記作業者の端末にn+j個(但し、jは1以上の自然数)の追加的な実施用注釈処理作業を送信する段階と、前記作業者の端末から前記n+j個の追加的な実施用注釈処理作業の結果を受信する段階とを含み、前記1つ以上の追加的な実施用注釈処理作業に相応する1つ以上の追加的な検証用注釈処理作業の結果を受信する段階は、前記n+j個の追加的な実施用注釈処理作業に相応し、事前に準備された1つ以上の追加的な検証用注釈処理作業を読み出す段階と、前記n+j個の追加的な実施用注釈処理作業の結果を受信した直後に、前記作業者の端末に前記1つ以上の追加的な検証用注釈処理作業を送信する段階と、前記作業者の端末から前記1つ以上の追加的な検証用注釈処理作業の結果を受信する段階とを含み、前記jは有効な注釈処理と定義された作業の数に相応して変更される。
【0015】
一実施形態において、前記jが所定の基準以上である場合、前記作業者を信頼できる作業者と定義し、前記1つ以上の追加的な実施用注釈処理作業に相応する1つ以上の追加的な検証用注釈処理作業の結果を受信する段階を進行せず、前記信頼できる作業者による追加的な前記実施用注釈処理作業の結果を有効な注釈処理と定義する。
【0016】
一実施形態において、顧客の端末から要求された注釈処理作業の信頼度を受信する段階を更に含み、前記jは前記要求された注釈処理作業の信頼度に相応して変更された値である。
【0017】
一実施形態において、前記検証用注釈処理作業及び前記検証用注釈処理作業に相応する事前に決定された回答で前記検証用注釈処理作業のデータセットを構成し、前記1つ以上の検証用注釈処理作業の結果に基づいて、前記1つ以上の実施用注釈処理作業の結果の信頼度を判断する段階は、前記1つ以上の検証用注釈処理作業の結果及び前記1つ以上の検証用注釈処理作業に相応する事前に決定された回答の類似度を判断し、前記1つ以上の実施用注釈処理作業の結果の信頼度を判断する。
【0018】
一実施形態において、前記1つ以上の実施用注釈処理作業はデータベースに格納及び管理され、前記1つ以上の検証用注釈処理作業は前記データベースに格納された前記1つ以上の実施用注釈処理作業から選択され、前記1つ以上の検証用注釈処理作業の数は、前記データベースに格納された前記1つ以上の実施用注釈処理作業の数に相応して決定される。
【0019】
上述した課題を解決するための本発明の他の側面に係る検証用注釈処理作業を用いた実施用注釈処理作業の検証装置は、作業者の端末に1つ以上の実施用注釈処理作業を送信する実施用注釈処理作業送信部と、前記作業者の端末から前記1つ以上の実施用注釈処理作業の結果を受信する実施用注釈処理作業受信部と、前記作業者の端末に前記1つ以上の検証用注釈処理作業を送信する検証用注釈処理作業送信部と、前記1つ以上の実施用注釈処理作業に相応し、事前に準備された1つ以上の検証用注釈処理作業を読み出し、前記作業者の端末から前記1つ以上の検証用注釈処理作業の結果を受信する検証用注釈処理作業受信部と、前記1つ以上の検証用注釈処理作業の結果に基づいて、前記1つ以上の実施用注釈処理作業の結果の信頼度を判断する信頼度判断部と、前記判断された信頼度に基づいて、前記1つ以上の実施用注釈処理作業の結果の有効可否を判断する有効判断部とを含む。
【0020】
本発明のその他の具体的な事項は、詳細な説明及び図面に含まれている。
【発明の効果】
【0021】
本発明の検証用注釈処理作業を用いた実施用注釈処理作業の検証方法及び装置によれば、1つ以上の実施用注釈処理作業の直後に行われる1つ以上の検証用注釈処理作業の結果に基づいて、1つ以上の実施用注釈処理作業の結果の信頼度を判断することによって、実施用注釈処理作業の信頼度を自動で算出できるという効果を奏する。
【0022】
また、検査者が、作業者が処理した注釈処理作業に対する検査を行う前に実施用注釈処理作業の信頼度を自動で判断することによって、作業者が処理した全ての注釈処理に対して検査を進行せず、所定の基準以上の信頼度が判断された作業物に対して検査を行うことができる。
【0023】
更に、実施用注釈処理作業の結果の信頼度が所定の基準以下である場合、該当実施用注釈処理作業を行った作業者を信頼できない作業者と定義し、所定の基準以下の能力を持っている作業者を自動でフィルタリングすることができる。
【0024】
本発明の効果は、以上で言及された効果に制限されず、言及されていない他の効果は、以下の記載から通常の技術者が明確に理解できるはずである。
【発明を実施するための形態】
【0026】
本発明の利点及び特徴、そしてそれらを達成する方法は、添付の図面と共に詳細に後述される実施形態を参照すれば、明確になるはずである。しかし、本発明は以下で開示される実施形態に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態で実現することができる。但し、本実施形態は本発明の開示を完全なものにし、本発明が属する技術分野における通常の技術者に本発明の範疇を完全に理解させるために提供されるものであり、本発明は請求範囲の範疇により定義されるに過ぎない。
【0027】
本明細書で用いられた用語は、実施形態を説明するためのものであり、本発明を制限しようとするものではない。本明細書において、単数型は特に言及しない限り複数型も含む。明細書で用いられる「含む(comprises)」及び/又は「含んでいる(comprising)」は、言及された構成要素以外に1つ以上の他の構成要素の存在又は追加を排除するものではない。明細書全体に亘って同一の図面符号は同一の構成要素を示し、「及び/又は」は言及された構成要素のぞれぞれ及び1つ以上のあらゆる組み合わせを含む。たとえ、「第1」、「第2」などが多様な構成要素を叙述するために用いられていても、これらの構成要素はこれらの用語により制限されないのはもちろんである。これらの用語は、単に1つの構成要素を他の構成要素と区別するために用いる。従って、以下で言及される第1構成要素は、本発明の技術的思想内で第2構成要素であり得る。
【0028】
他の定義がなければ、本明細書で用いられる全ての用語(技術及び科学的用語を含む)は、本発明が属する技術分野における通常の技術者が共通して理解できる意味として、使用される。また、一般に用いられる辞典に定義されている用語は、明白に特に定義されていない限り、理想的に又は過度に解釈されない。
【0029】
本明細書において、作業者は、検証用注釈処理作業を用いた実施用注釈処理作業の検証装置から提供される注釈処理作業に対する注釈処理を行い、所定の報酬をもらう個人又は団体を意味する。例えば、検証用注釈処理作業を用いた実施用注釈処理作業の検証装置は、作業者に特定客体又はテキストが含まれているイメージを提供し、作業者はイメージに含まれている客体又はテキストの範囲を指定し、指定された範囲に含まれている客体又はテキストが何かを入力する注釈処理作業を行う。作業者が行った注釈処理作業の結果は、検証用データを用いたデータの注釈処理を行う作業の検査自動化装置に、伝達される。
【0030】
検査者は、作業者がアップロードした注釈処理作業の結果に対する検査を行う個人又は団体を意味する。実施形態によって、検査者は人ではなく、自動で検査を行える学習されたモデル、プログラム及び端末などを包括する意味としても理解される。
【0031】
作業者は作業者端末を用いて検証用注釈処理作業を用いた実施用注釈処理作業の検証装置に接続し、注釈処理作業を行い、その結果を、検証用注釈処理作業を用いた実施用注釈処理作業の検証装置にアップロードする。作業者がアップロードした注釈処理作業の結果のうち、不適合な注釈処理作業の結果があれば、検査者は、不適合な注釈処理作業の結果を返戻し、返戻理由を入力する。検証用注釈処理作業を用いた実施用注釈処理作業の検証装置は、不適合な注釈処理作業を行った作業者に注釈処理結果返戻理由を伝達し、再作業を要請する。
【0032】
検証用注釈処理作業を用いた実施用注釈処理作業の検証装置は、作業者が行った注釈処理作業の結果が検査者の検査を通過すると、作業者に注釈処理作業に対する補償を支払う。例えば、検証用注釈処理作業を用いた実施用注釈処理作業の検証装置は、所定のポイントを作業者に支払う処理をする。作業者のポイントは、作業者のアカウントと関連して記録されて管理される。一実施形態において、一定水準以上累積されたポイントは現金に交換されて作業者に入金される。例えば、作業者は、1000ポイント以上累積されたポイントを、同等な価値の現金で入金される。
【0033】
しかし、全ての注釈処理結果に対して検査を行う場合、検査者の数によって検査過程で学習データ生成のボトルネック現象が発生するおそれがあり、これを改善するための方法の開発が要求される。
【0034】
従って、本発明の検証用注釈処理作業を用いた実施用注釈処理作業の検証方法及び装置は、作業者が行った注釈処理作業を検査者が検査する前に自動で先に検証する方法であって、検証用注釈処理作業の結果に基づいて、実施用注釈処理作業の結果の信頼度を判断し、検査を行う前に所定の基準を通過した作業者の実施用注釈処理作業の結果のみ検査者が検査する。
【0035】
以下、添付の図面を参照し、本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0036】
図1は、本発明の一実施形態に係る検証用注釈処理作業を用いた実施用注釈処理作業の検証方法の概略的な順序図である。
【0037】
図1を参照すれば、検証用注釈処理作業を用いた実施用注釈処理作業の検証方法は、実施用注釈処理作業の結果を受信する段階(S100)、検証用注釈処理作業の結果を受信する段階(S200)、実施用注釈処理作業の結果の信頼度を判断する段階(S300)及び実施用注釈処理作業の結果の有効可否を判断する段階(S400)を含む。
【0038】
段階S100で、実施用注釈処理作業受信部520は、1つ以上の実施用注釈処理作業の結果を受信する。
【0039】
実施用注釈処理作業は、注釈処理作業を依頼した顧客が要請した作業で構成される。ここで、作業は、イメージ、ビデオ、オーディオ、テキストの形態を含み、これに対する注釈処理作業を行う形態を含む。顧客は、検証用注釈処理作業を用いた実施用注釈処理作業の検証方法及び装置の管理者に、所定の注釈処理作業を依頼する。管理者は、依頼を受けた所定の注釈処理作業を一人以上の作業者に依頼し、作業者の作業結果によって報酬を支払う。
【0040】
段階S200で、検証用注釈処理作業受信部540は、1つ以上の実施用注釈処理作業に相応する1つ以上の検証用注釈処理作業の結果を受信する。
【0041】
検証用注釈処理作業、及び検証用注釈処理作業に相応する事前に決定された回答は、検証用注釈処理作業のデータセットで構成される。検証用注釈処理作業は、顧客から依頼を受けた所定の注釈処理作業である実施用注釈処理作業の中から選択される。検証用注釈処理作業に相応する事前に決定された回答は、検証用注釈処理作業に対して、検証用注釈処理作業を用いた実施用注釈処理作業の検証装置の管理者が事前に作成した回答を含む。管理者は、顧客から依頼を受けた所定の注釈処理作業を所定の分野別に分け、分野別に注釈処理作業と回答とのデータセットを構成する。
【0042】
段階S300で、信頼度判断部550は1つ以上の検証用注釈処理作業の結果に基づいて、1つ以上の実施用注釈処理作業の結果の信頼度を判断する。
【0043】
信頼度判断部550は、1つ以上の検証用注釈処理作業の結果及び1つ以上の検証用注釈処理作業に相応する事前に決定された回答の類似度を判断し、1つ以上の実施用注釈処理作業の結果の信頼度を判断する。信頼度判断部550は、作業者の端末から受信した1つ以上の検証用注釈処理作業の結果とデータベースに格納された1つ以上の検証用注釈処理作業に対応する1つ以上の事前に決定された検証用注釈処理作業の回答の類似度を判断する。例えば、信頼度判断部550は、データベースに格納された1つの客体を称する他の多様な表現のうち1つを作業者の端末から受信した場合、実施用注釈処理作業の結果の信頼度を高く判断する。例えば、
図2の注釈処理の例示を参照すれば、データベースに格納された1つの客体を称する表現として「寝台」があり、作業者の端末から「bed」などで受信した場合、信頼度判断部550は、実施用注釈処理作業の結果の信頼度を高く判断する。
【0044】
段階S400で、有効判断部560は1つ以上の実施用注釈処理作業に対する判断された信頼度に基づいて、1つ以上の実施用注釈処理作業の結果の有効可否を判断する。有効判断部560は1つ以上の実施用注釈処理作業に対して判断された信頼度に基づいて、1つ以上の実施用注釈処理作業の結果を有効なデータに分類するか、有効でないデータに分類するかを判断する。
【0045】
有効判断部560は、n個の実施用注釈処理作業の結果の信頼度が所定の基準未満である場合、n個の実施用注釈処理作業の結果を有効でない注釈処理と定義する。従って、有効でない注釈処理と定義された実施用注釈処理作業は、検査者により検査が行われないため、検査者が検査する量を低減できる。また、有効判断部560は、n個の実施用注釈処理作業の結果の信頼度が所定の基準以上である場合、n個の実施用注釈処理作業の結果を有効な注釈処理と定義する。従って、有効な注釈処理と定義された実施用注釈処理作業は、検査者により検査が行われる。
【0046】
図2は、客体が含まれているイメージに対する注釈処理の概略的な例示図である。
【0047】
図2を参照すれば、寝台が含まれているイメージに対する注釈処理を行う実施形態が示されている。実施用注釈処理作業及び検証用注釈処理作業は、例えば、
図2のような形態である。
【0048】
図2に示すイメージ600は、少なくとも1つの客体を含む。作業者は、イメージ600の特定領域610を選択し、選択された特定領域610に含まれている客体を説明する情報620を入力又は選択する。例えば、1つのイメージ600には、複数の客体を含ませることができる。この場合、作業者は、イメージ600に含まれている1つ以上の客体に対する注釈処理作業を、行うことができる。
【0049】
図2に示す実施形態において、注釈処理作業の結果は、特定領域610の座標と特定領域610に含まれている客体に関する情報(例えば、特定領域610に含まれている客体が寝台という情報)を含む。
【0050】
図3は、
図1の実施用注釈処理作業の結果を受信する段階の概略的な順序図である。
【0051】
図3を参照すれば、実施用注釈処理作業の結果を受信する段階(S100)は、実施用注釈処理作業を送信する段階(S110)及び実施用注釈処理作業の結果を受信する段階(S120)を含む。
【0052】
段階S110で、実施用注釈処理作業送信部510は、作業者の端末にn個(但し、nは1以上の自然数)の実施用注釈処理作業を送信する。
【0053】
段階S120で、実施用注釈処理作業受信部520は、作業者の端末からn個の実施用注釈処理作業の結果を受信する。作業者は、作業者の端末を用いてn個の実施用注釈処理作業を行い、その結果を作業者の端末を用いて実施用注釈処理作業受信部520に送信する。
【0054】
図4は、
図1の検証用注釈処理作業の結果を受信する段階の概略的な順序図である。
【0055】
図4を参照すれば、検証用注釈処理作業の結果を受信する段階(S200)は、検証用注釈処理作業を読み出す段階(S210)、検証用注釈処理作業を送信する段階(S220)及び検証用注釈処理作業の結果を受信する段階(S230)を含む。
【0056】
段階S210で、検証用注釈処理作業受信部540は、n個の実施用注釈処理作業に相応し、事前に準備された1つ以上の検証用注釈処理作業を読み出す。
【0057】
検証用注釈処理作業受信部540は、データベース制御部(図示せず)から、加工された1つ以上の検証用注釈処理作業を、読み出す。ここで、加工とは、1つ以上の注釈処理作業、及び1つ以上の注釈処理作業の回答を用いて、データセットを生成することを意味する。
【0058】
データベース制御部(図示せず)は、1つ以上の検証用注釈処理作業をデータベースから選択する。データベース制御部(図示せず)は、実施用注釈処理作業に相応する1つ以上の検証用注釈処理作業の問題をデータベースから選択する。従って、検証用注釈処理作業と実施用注釈処理作業とは、同一のカテゴリを有する作業として、行われる。また、データベース制御部(図示せず)は、実施用注釈処理作業のうち1つ以上を、検証用注釈処理作業として選択する。検証用注釈処理作業と実施用注釈処理作業とを同一のカテゴリにするか、実施用注釈処理作業のうち1つ以上を検証用注釈処理作業として選択するかによって、作業者は、注釈処理作業の進行中に自身が実施用注釈処理作業を行っているか、検証用注釈処理作業を行っているかに気づくことなく、注釈処理作業を行うようになる。また、検証用注釈処理作業の結果が実施用注釈処理作業の結果を代表できるようになる。
【0059】
1つ以上の実施用注釈処理作業はデータベースに格納及び管理され、1つ以上の検証用注釈処理作業は、データベースに格納された1つ以上の実施用注釈処理作業から選択される。1つ以上の検証用注釈処理作業の数は、データベースに格納された前記1つ以上の実施用注釈処理作業の数に相応して決定される。従って、検証用注釈処理作業は、顧客から依頼を受けた実施用注釈処理作業全体から選択され、実施用注釈処理作業全体の数によって検証用注釈処理作業全体の量が決定される。作業者は、実施用注釈処理作業の実行中に検証用注釈処理作業全体のうちの一部を行うようになり、作業者が行った実施用注釈処理作業の結果の信頼度によって、検証用注釈処理作業全体のうちの他の一部を実行するか否かが決定される。
【0060】
データベースは、1つ以上の検証用注釈処理作業の回答を管理者の端末から受信する。管理者は、管理者の端末を用いて1つ以上の検証用注釈処理作業に対する回答を作成し、データベースに送信する。または、検査者は、信頼できる作業者が行った検証用注釈処理作業の回答に対して検査を行い、管理者は検査を通過した回答をデータベースに送信して検証用注釈処理作業の回答と定義する。
【0061】
データベースは、顧客の端末から受信した1つ以上の実施用注釈処理作業を格納及び管理し、データベース制御部(図示せず)から選択された検証用注釈処理作業及び回答を格納及び管理し、作業者の端末から受信した1つ以上の実施用注釈処理作業の回答を格納及び管理する。
【0062】
段階S220で、検証用注釈処理作業送信部530は、実施用注釈処理作業受信部520がn個の実施用注釈処理作業の結果を受信した直後に、作業者の端末に1つ以上の検証用注釈処理作業を送信する。検証用注釈処理作業送信部530は、実施用注釈処理作業受信部520がn番目の実施用注釈処理作業の結果を受信した後、実施用注釈処理作業送信部510がn+1番目の実施用注釈処理作業を送信する前に、作業者の端末に1つ以上の検証用注釈処理作業を送信する。
【0063】
段階S230で、検証用注釈処理作業受信部540は、作業者の端末から1つ以上の検証用注釈処理作業の結果を受信する。作業者は、作業者の端末を用いて1つ以上の検証用注釈処理作業を行い、その結果を作業者の端末を用いて検証用注釈処理作業受信部540に送信する。
【0064】
図5は、
図1の実施用注釈処理作業の結果の有効可否を判断する段階の後に追加的な実施用注釈処理作業の結果を受信する段階及び追加的な検証用注釈処理作業の結果を受信する段階の概略的な順序図である。
【0065】
図5を参照すれば、
図1の実施用注釈処理作業の結果の有効可否を判断する段階の後に実施用注釈処理作業の結果の信頼度によって、1つ以上の追加的な実施用注釈処理作業の結果を受信する段階と、1つ以上の追加的な実施用注釈処理作業に相応する1つ以上の追加的な検証用注釈処理作業の結果を受信する段階とを更に含む。
【0066】
1つ以上の追加的な実施用注釈処理作業の結果を受信する段階は、追加的な実施用注釈処理作業を送信する段階(S111)、追加的な実施用注釈処理作業の結果を受信する段階(S121)を含む。
【0067】
1つ以上の追加的な実施用注釈処理作業に相応する1つ以上の追加的な検証用注釈処理作業の結果を受信する段階は、追加的な検証用注釈処理作業を読み出す段階(S211)、追加的な検証用注釈処理作業を送信する段階(S221)及び追加的な検証用注釈処理作業の結果を受信する段階(S231)を含む。
【0068】
(1)n個の実施用注釈処理作業の結果の信頼度が所定の基準未満である場合
段階S111で、実施用注釈処理作業送信部は、n個の実施用注釈処理作業の結果を有効でない注釈処理と定義した直後に、作業者の端末にn-i個(但し、iは1以上の自然数)の追加的な実施用注釈処理作業を送信する。
【0069】
段階S121で、実施用注釈処理作業受信部は、作業者の端末からn-i個の追加的な実施用注釈処理作業の結果を受信する。
【0070】
段階S211で、検証用注釈処理作業受信部540は、n-i個の追加的な実施用注釈処理作業に相応し、事前に準備された1つ以上の追加的な検証用注釈処理作業を読み出す。
【0071】
段階S221で、検証用注釈処理作業送信部530は、n-i個の追加的な実施用注釈処理作業の結果を受信した直後に、作業者の端末に前記1つ以上の追加的な検証用注釈処理作業を送信する。
【0072】
段階S231で、検証用注釈処理作業受信部540は、作業者の端末から1つ以上の追加的な検証用注釈処理作業の結果を受信する。
【0073】
作業者が検証用注釈処理作業を正常に行わなければ、その後に検証用注釈処理作業をより速く伝送を受けるようになるが、その後に検証用注釈処理作業の伝送を受ける順番はiによって決定され、iは有効でない注釈処理と定義された作業の数に相応して変更される。例えば、iは、以前の有効でない注釈処理と定義された作業の数を所定の1以上の自然数で割った値であり得る。または、iは、以前の有効でない注釈処理と定義された作業の数に相応する所定の1以上の自然数であり得る。
【0074】
iが所定の基準以下である場合、該当実施用注釈処理作業及び検証用注釈処理作業を行った作業者を、信頼できない作業者として定義及び分類し、実施用注釈処理作業送信部510は、該当作業者の端末に1つ以上の実施用注釈処理作業を送信しない。例えば、iが2以下になると、作業者はこれ以上実施用注釈処理作業を行うことができない。作業者を、信頼できない作業者として定義するということは、1つの特定の注釈処理作業に対して信頼できないということを意味するものである。新しい顧客又は既存の顧客が新たな注釈処理作業を管理者に要請する場合、以前の注釈処理作業で信頼できない作業者に分類された作業者も新たに実施用注釈処理作業を行うことができる。
【0075】
顧客要求受信部(図示せず)は、顧客の端末から要求された注釈処理作業の信頼度を、受信する。iは、顧客端末から要求された注釈処理作業の信頼度に相応して変更された値であり得る。iは、有効でない注釈処理と定義された作業の数を所定の数で割った値であり得る。例えば、iは、有効でない注釈処理作業の数を2で割った値であり得る。所定の数は、顧客から要求された注釈処理作業の信頼度によって、決定される。例えば、顧客から要求された注釈処理作業の信頼度が高い場合、所定の数を低い数字に設定する。これにより、iは相対的に高い数字になり、検証用注釈処理作業が伝送される時点が相対的に繰り上げられる。
【0076】
(2)n個の実施用注釈処理作業の結果の信頼度が所定の基準以上である場合
段階S111で、実施用注釈処理作業送信部はn個の実施用注釈処理作業の結果を有効な注釈処理と定義した直後に、作業者の端末にn+j個(但し、jは1以上の自然数)の追加的な実施用注釈処理作業を送信する。
【0077】
段階S121で、実施用注釈処理作業受信部は、作業者の端末からn+j個の追加的な実施用注釈処理作業の結果を受信する。
【0078】
段階S211で、検証用注釈処理作業受信部540はn+j個の追加的な実施用注釈処理作業に相応し、事前に準備された1つ以上の追加的な検証用注釈処理作業を読み出す。
【0079】
段階S221で、検証用注釈処理作業送信部530は、n+j個の追加的な実施用注釈処理作業の結果を受信した直後に、作業者の端末に1つ以上の追加的な検証用注釈処理作業を送信する。
【0080】
段階S231で、検証用注釈処理作業受信部540は、作業者の端末から1つ以上の追加的な検証用注釈処理作業の結果を受信する。
【0081】
作業者が検証用注釈処理作業を正常に行うと、その後に検証用注釈処理作業をより遅く伝送を受けるようになるが、その後に検証用注釈処理作業の伝送を受ける順番はjによって決定され、jは有効な注釈処理と定義された作業の数に相応して変更される。例えば、jは以前の有効な注釈処理と定義された作業の数を所定の1以上の自然数で割った値であり得る。または、jは以前の有効な注釈処理と定義された作業の数に相応する所定の1以上の自然数であり得る。
【0082】
jが所定の基準以上である場合、該当実施用注釈処理作業及び検証用注釈処理作業を行った作業者を、信頼できる作業者として定義及び分類し、検証用注釈処理作業送信部530は、該当作業者の端末に1つ以上の検証用注釈処理作業を送信しない。作業者を、信頼できる作業者として定義するということは、1つの特定の注釈処理作業に対して信頼できるということを意味するものである。新しい顧客又は既存の顧客が新たな注釈処理作業を管理者に要請する場合、以前の注釈処理作業で信頼できる作業者に分類された作業者も新たに検証用注釈処理作業を実行しなければならないこともあり得る。
【0083】
作業者が信頼できる作業者に分類及び定義された場合、1つ以上の追加的な実施用注釈処理作業に相応する1つ以上の追加的な検証用注釈処理作業の結果を受信する段階を進行しない。従って、信頼できる作業者による追加的な実施用注釈処理作業の結果を検証用注釈処理作業で検証する過程なしに有効な注釈処理と定義する。
【0084】
顧客要求受信部(図示せず)は、顧客の端末から要求された注釈処理作業の信頼度を受信し、jは顧客から要求された注釈処理作業の信頼度に相応して変更された値であり得る。jは有効な注釈処理作業の数を所定の数で割った値であり得る。例えば、jは有効な注釈処理作業の数を2で割った値であり得る。所定の数は、顧客から要求された注釈処理作業の信頼度によって決定される。例えば、顧客から要求された注釈処理作業の信頼度が高い場合、所定の数を高い数字に設定する。これにより、jは相対的に低い数字になり、検証用注釈処理作業が伝送される時点が相対的に繰り上げられる。
【0085】
図6は、
図1の実施用注釈処理作業の結果の有効可否を判断する段階の実施用注釈処理作業の結果の信頼度が所定の基準未満である場合の例示図である。
【0086】
図6を参照すれば、検証用注釈処理作業の結果に基づいて、実施用注釈処理作業の結果の信頼度を判断し、判断された信頼度が所定の基準未満である場合、検証用注釈処理作業の以前に行われた実施用注釈処理作業は有効でない注釈と定義及び分類する。
【0087】
作業者が検証用注釈処理作業#1(710)を正常に行わなければ、検証用注釈処理作業#1(710)の前に行われたn個の実施用注釈処理作業の結果は、有効でない注釈処理と定義及び分類される。そして、作業者は以前のn番目よりも更に低いn-i番目の実施用注釈処理作業を行い、検証用注釈処理作業#2(720)を行う。同様に、検証用注釈処理作業#2(720)を正常に行わなければ、検証用注釈処理作業#1(710)の後、検証用注釈処理作業#2(720)の前に行われたn-i個の実施用注釈処理作業の結果は、有効でない注釈処理と定義及び分類される。
【0088】
従って、作業者が検証用注釈処理作業を正常に行わなかった場合、以前の実施用注釈処理作業の結果は、有効でない注釈処理と定義及び分類される。そして、該当作業者の能力に対する信頼度は以前よりも低く評価され、該当作業者は検証用注釈処理作業を以前よりも更に速く伝送されるようになる。検証用注釈処理作業は、以前の検証用注釈処理作業の結果によって、相対的に速く伝送を受けることも、相対的に遅く伝送を受けることもあり得る。そして、iが所定の値以下になると、該当作業者は信頼できない作業者になり、その後からは検証用注釈処理作業及び実施用注釈処理作業を行うことができなくなる。
【0089】
図7は、
図1の実施用注釈処理作業の結果の有効可否を判断する段階の実施用注釈処理作業の結果の信頼度が所定の基準以上である場合の例示図である。
【0090】
図7を参照すれば、検証用注釈処理作業の結果に基づいて、実施用注釈処理作業の結果の信頼度を判断し、判断された信頼度が所定の基準以上である場合、検証用注釈処理作業の前に行われた実施用注釈処理作業は、有効な注釈と定義及び分類する。
【0091】
作業者が検証用注釈処理作業#1(810)を正常に行うと、検証用注釈処理作業#1(810)の前に行われたn個の実施用注釈処理作業の結果は、有効な注釈処理と定義及び分類される。そして、作業者は、以前のn番目よりも更に高いn+j番目の実施用注釈処理作業を行い、検証用注釈処理作業#2(820)を行う。同様に、検証用注釈処理作業#2(820)を正常に行うと、検証用注釈処理作業#1(810)の後、検証用注釈処理作業#2(720)の前に行われたn+j個の実施用注釈処理作業の結果は、有効な注釈処理と定義及び分類される。
【0092】
従って、作業者が検証用注釈処理作業を正常に行う場合、以前の実施用注釈処理作業の結果は、有効な注釈処理と定義及び分類される。そして、該当作業者の能力に対する信頼度は以前よりも高く評価され、該当作業者は検証用注釈処理作業を以前よりも更に遅く伝送されるようになる。検証用注釈処理作業は、以前の検証用注釈処理作業の結果によって、相対的に速く伝送を受けることも、相対的に遅く伝送を受けることもできる。そして、jが所定の値以上になると、該当作業者は信頼できる作業者になり、その後から検証用注釈処理作業を行わなくても、実施用注釈処理作業の結果を有効な注釈処理作業と定義する。
【0093】
図8は、本発明の他の実施形態に係る検証用注釈処理作業を用いた実施用注釈処理作業の検証装置の概略的な構成図である。
【0094】
図8を参照すれば、検証用注釈処理作業を用いた実施用注釈処理作業の検証装置は、実施用注釈処理作業送信部510、実施用注釈処理作業受信部520、検証用注釈処理作業送信部530、検証用注釈処理作業受信部540、信頼度判断部550及び有効判断部560を含む。
【0095】
図8の検証用注釈処理作業を用いた実施用注釈処理作業の検証装置の構成要素は、
図1〜
図7を参照して説明した方法の構成要素に相応する。以下、装置の各構成要素の機能又は動作を説明するにおいて重複する説明は省略する。
【0096】
実施用注釈処理作業送信部510は、作業者の端末に1つ以上の実施用注釈処理作業を送信する。
【0097】
実施用注釈処理作業受信部520は、作業者の端末から1つ以上の実施用注釈処理作業の結果を受信する。
【0098】
検証用注釈処理作業送信部530は、作業者の端末に1つ以上の検証用注釈処理作業を送信する。
【0099】
検証用注釈処理作業受信部540は、1つ以上の実施用注釈処理作業に相応し、事前に準備された1つ以上の検証用注釈処理作業を読み出し、作業者の端末から1つ以上の検証用注釈処理作業の結果を受信する。
【0100】
信頼度判断部550は、1つ以上の検証用注釈処理作業の結果に基づいて、1つ以上の実施用注釈処理作業の結果の信頼度を判断する。
【0101】
有効判断部560は、判断された信頼度に基づいて、1つ以上の実施用注釈処理作業の結果の有効可否を判断する。
【0102】
本発明の実施形態と関連して説明された方法又はアルゴリズムの段階は、ハードウェアで直接実現したり、ハードウェアにより行われるソフトウェアモジュールで実現したり、これらの結合により実現したりすることができる。ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ(Flash Memory)、ハードディスク、脱着型ディスク、CD-ROM、又は本発明が属する技術分野において周知されている任意の形態のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に、存在することができる。
【0103】
以上、添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明が属する技術分野における通常の技術者は、本発明がその技術的思想や必須の特徴を変更することなく、他の具体的な形態で実施され得ることが理解できるはずである。従って、以上で記述した実施形態はあらゆる面で例示的なものであり、制限的ではないものとして理解すべきである。