(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。特に、本明細書において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現されうるソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含みうる。また、本実施形態においては様々な情報(プログラム、各コンテンツ等)を取り扱うが、これら情報は、0又は1で構成される2進数のビット集合体として信号値の高低によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行されうる。
【0011】
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、及びメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
【0012】
1.全体構成
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理装置1と他の装置との接続構成を示した図である。同図に示すように、情報処理装置1は、情報処理端末2−1〜情報処理端末2−n、情報処理端末3−1〜情報処理端末3−mのそれぞれと、ネットワーク4を介して通信可能に接続される。情報処理端末2−1〜情報処理端末2−n、情報処理端末3−1〜情報処理端末3−mは、それぞれ、スマートフォンやタブレット、パーソナルコンピュータ等の通信可能な機器である。また、情報処理端末2−1〜情報処理端末2−nは、従業者の勤務場所、例えば、店舗の管理者等が用いる装置であり、情報処理端末3−1〜情報処理端末3−mは、従業者のそれぞれが利用する装置である。なお、以下では、情報処理端末2−1〜情報処理端末2−nを情報処理端末2として説明し、情報処理端末3−1〜情報処理端末3−mを情報処理端末3として説明する。
【0013】
2.情報処理装置1及び情報処理端末2の構成
図2は、情報処理装置1の構成を示した図である。同図に示すように、情報処理装置1は、処理部11と、記憶部12と、一時記憶部13と、外部装置接続部14と、通信部15とを有しており、これらの構成要素が情報処理装置1の内部において通信バス16を介して電気的に接続されている。
【0014】
処理部11は、例えば、中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)により実現されるもので、記憶部12に記憶された所定のプログラムに従って動作し、種々の機能を実現する。
【0015】
記憶部12は、様々な情報を記憶する不揮発性の記憶媒体である。これは、例えばハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)やソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)等のストレージデバイスにより実現される。なお、記憶部12は、情報処理装置1と通信可能な別の装置に配するようにすることも可能である。
【0016】
一時記憶部13は、揮発性の記憶媒体である。これは、例えばランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)等のメモリにより実現され、処理部11が動作する際に一時的に必要な情報(引数、配列等)を記憶する。
【0017】
外部装置接続部14は、例えばユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus:USB)や高精細度マルチメディアインターフェース(High−Definition Multimedia Interface:HDMI)といった規格に準じた接続部であり、キーボード等の入力装置やモニタ等の表示装置を接続可能としている。
【0018】
通信部15は、例えばローカルエリアネットワーク(Local Area Network:LAN)規格に準じた通信手段であり、情報処理装置1とローカルエリアネットワークやこれを介したインターネット等のネットワークとの間の通信を実現する。
【0019】
なお、情報処理装置1には、汎用のサーバ向けのコンピュータやパーソナルコンピュータ等を利用することが可能であり、複数のコンピュータを用いて情報処理装置1を構成することも可能である。
【0020】
また、詳細な説明は省略するが、情報処理端末2の構成も情報処理装置1の構成と同様であり、情報処理端末2には、汎用のパーソナルコンピュータ等を利用することが可能である。
【0021】
3.情報処理端末3の構成
図3は、情報処理端末3の構成を示した図である。同図に示すように、情報処理端末3は、処理部31と、記憶部32と、一時記憶部33と、外部装置接続部34と、通信部35と、信号受信部36と、表示部37と、入力部38とを有しており、これらの構成要素が情報処理端末3の内部において通信バス39を介して電気的に接続されている。
【0022】
処理部31は、例えば、中央処理装置により実現されるもので、記憶部32に記憶された所定のプログラムに従って動作し、種々の機能を実現する。
【0023】
記憶部32は、様々な情報を記憶する不揮発性の記憶媒体である。
【0024】
一時記憶部33は、揮発性の記憶媒体である。これは、例えばランダムアクセスメモリ等のメモリにより実現され、処理部31が動作する際に一時的に必要な情報(引数、配列等)を記憶する。
【0025】
外部装置接続部34は、例えばユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus:USB)や高精細度マルチメディアインターフェース(High−Definition Multimedia Interface:HDMI)といった規格に準じた接続部であり、キーボード等の入力装置やモニタ等の表示装置を接続可能としている。
【0026】
通信部35は、例えばローカルエリアネットワーク(Local Area Network:LAN)規格に準じた通信手段であり、情報処理装置1とローカルエリアネットワークやこれを介したインターネット等のネットワークとの間の通信を実現する。また、通信部35は、携帯電話網を介して通信可能な通信手段も含む。
【0027】
信号受信部36は、情報処理端末3の位置を特定するのに必要な信号を受信するもので、例えば、GPS(Global Positioning System)等の信号を受信可能とする。
【0028】
表示部37は、情報等を画面表示する。
【0029】
入力部38は、操作入力を受け付ける。なお、表示部37と入力部38は、タッチパネルとして一体化されていてもよい。
【0030】
なお、情報処理端末3には、汎用のスマートフォンやタブレット端末等を利用することが可能である。
【0031】
4.情報処理装置100及び勤務予定調整端末300の機能
次に、情報処理装置100と勤務予定調整端末300の機能について説明する。情報処理装置100と勤務予定調整端末300は、それぞれ、情報処理装置1と情報処理端末3とでプログラムを動作させることにより実現されるものである。
【0032】
コンピュータである情報処理装置1を従業者の勤務予定を調整する情報処理装置100として動作させるプログラムは、情報処理装置1を、勤務情報管理部101と、勤務予定調整部102と、位置情報取得部103とを備える情報処理装置100として動作させる。勤務情報管理部101は、各勤務地における各時間帯に必要な従業者数を含む要員情報を管理可能に構成される。勤務予定調整部102は、位置情報と要員情報とに基づいて、従業者の勤務予定を調整可能に構成される。位置情報取得部103は、従業者の位置情報を取得可能に構成される。
【0033】
また、携帯可能な情報処理端末3を勤務予定調整端末300として動作させるプログラムは、情報処理端末3をスケジュール取得部301と、現在位置取得部302と、位置情報通知部303とを備える勤務予定調整端末300として動作させる。スケジュール取得部301は、情報処理端末3が管理するスケジュールに基づいて滞在予定地を特定可能に構成される。現在位置取得部302は、情報処理端末3が計測した信号に基づいて該情報処理端末3の現在位置を特定可能に構成される。位置情報通知部303は、滞在予定地と現在位置との少なくとも一方を位置情報として通知可能に構成される。
【0034】
図4は、情報処理装置100及び勤務予定調整端末300の機能的な構成を示すブロック図である。同図に示すように、情報処理装置100は、勤務情報管理部101と、勤務予定調整部102と、位置情報取得部103と、通知部104とを備える。また、勤務予定調整端末300は、スケジュール取得部301と、現在位置取得部302と、位置情報通知部303と、通知処理部304とを備える。
【0035】
勤務情報管理部101は、各勤務地における各時間帯に必要な従業者数を含む要員情報を管理可能に構成される。要員情報は、勤務地における時間帯に必要な作業内容を含むもので、例えば、
図5に示したものとなる。
図5は、要員情報の例を示した図である。同図に示した例では、A店では、16時から17時の時間帯で、作業内容Aを行う従業者が4名必要であるが、3名しか確保できていないこと等が判断することができる。なお、同図は、説明のために図表化した要員情報を示したものであり、実際には、要員情報は、コンピュータに適した形式で管理される。
【0036】
また、勤務情報管理部101は、従業者が従事可能な作業内容を従業者情報として管理する。従業者情報は、例えば、
図6に示したものとなる。
図6は、従業者情報の例を示した図である。同図に示す例では、識別情報000001で識別される従業者は、調理A、調理B、調理Cの作業を担当可能であり、原則として勤務が不可能な日時なし、原則として登録した勤務地がA区とB区である。また、識別情報000002で識別される従業者は、調理Cの作業を担当可能であり、原則として19時までの時間帯の勤務が不可能であり、原則として登録した勤務地がC区ある。なお、同図は、説明のために図表化した従業員情報を示したものであり、実際には、従業員情報は、コンピュータに適した形式で管理される。
【0037】
勤務予定調整部102は、従業者の位置情報と従業者情報と要員情報とに基づいて、従業者の勤務予定を調整可能に構成される。勤務予定調整部102による定の調整は、現在時刻から所定時間以内に勤務開始となる勤務予定の調整と、現在時刻から所定時間以後に勤務開始となる勤務予定の調整を行う。現在時刻から所定時間以内に勤務開始となる勤務予定の調整は、位置情報のうち、従業者の現在位置に基づいて行い、現在時刻から所定時間以後に勤務開始となる勤務予定の調整は、従業者の滞在予定地に基づいて行う。現在位置と滞在予定地については後述する。なお、勤務予定調整部102は、現在時刻から所定時間以後に勤務開始となる勤務予定の調整を行う際に、滞在予定地を示す位置情報が存在しない場合等には、滞在予定地に代えて従業者情報に含まれる登録勤務地を用いる。
【0038】
また、勤務予定調整部102は、従業者の要求に応じて勤務予定を調整する場合と、予め定めた時間毎に勤務予定を調整する場合とがある。従業者の要求に応じて勤務予定を調整するタイミングは、任意であり、予め定めた時間毎に勤務予定を調整する場合は、例えば、月初に次月の勤務予定を調整する等のタイミングで行われる。また、現在時刻から所定時間以内に勤務開始となる勤務予定の調整を行う場合等の緊急性が高い場合、勤務予定調整部102は、従業者の承諾に応じて勤務予定を確定する。
【0039】
位置情報取得部103は、従業者の位置情報を取得可能に構成される。位置情報取得部103は、従業者の現在位置を位置情報として取得する他、従業者の滞在予定地を位置情報として取得する。従業者の現在位置は、勤務予定調整部102が現在時刻から所定時間以内に勤務開始となる勤務予定の調整する場合に有効な情報であり、従業者の滞在予定地は、勤務予定調整部102が現在時刻から所定時間以後に勤務開始となる勤務予定の調整する場合に有効な情報である。
【0040】
通知部104は、調整中または確定した勤務予定等を従業者に通知する。また、通知部104は、勤務予定調整部102が現在時刻から所定時間以内に勤務開始となる勤務予定の調整している場合に、勤務予定とともに、該勤務予定に対するインセンティブの内容を従業者に通知する。インセンティブの内容とは、緊急性の高い勤務要請に対するもので、当該勤務に対する特別給の額や、インセンティブポイント等の値である。
【0041】
スケジュール取得部301は、情報処理端末3が管理するスケジュールに基づいて滞在予定地を特定可能に構成される。情報処理端末3が管理するスケジュールとは、情報処理端末3で動作しているスケジュール管理アプリケーションのデータや、情報処理端末3で利用しているスケジュール管理用のウェブアプリケーションのデータであり、情報処理端末3から直接又はネットワーク4を介して取得可能な情報である。
【0042】
現在位置取得部302は、情報処理端末3が計測した信号に基づいて該情報処理端末3の現在位置を特定可能に構成される。現在位置は、例えば、GPSの信号に基づいて算出される。
【0043】
位置情報通知部303は、滞在予定地と現在位置との少なくとも一方を位置情報として情報処理装置100に通知可能に構成される。なお、位置情報通知部303は、現在の滞在予定地を現在位置として通知することも可能である。
【0044】
通知処理部304は、情報処理装置100から通知があった場合に、音や振動等で、通知があった旨を報知するものである。
【0045】
5.情報処理装置100及び勤務予定調整端末300の動作
次に、情報処理装置100と勤務予定調整端末300の動作について説明する。
図7は、従業者の要求に応じて勤務予定を調整する場合の情報処理装置100と勤務予定調整端末300の動作の流れを示すアクティビティ図である。また、
図8は、予め定めた時間毎に勤務予定を調整する場合の情報処理装置100と勤務予定調整端末300の動作の流れを示すアクティビティ図である。
【0046】
従業者の要求に応じて勤務予定を調整する場合には、まず、従業者が勤務予定調整端末300から情報処理装置100にアクセスして、希望日時と位置情報を通知する(A101)。位置情報の通知は、従業者が明示的に指示しなくとも、自動で行われる。
【0047】
希望日時と位置情報の通知を受けると、情報処理装置100は、従業員情報に基づいて、当該従業者が対応可能な作業内容を特定し、要員情報から当該従業者が勤務可能な場所を検索する(A102)。勤務可能な場所を検索すると、情報処理装置100は、取得した位置情報に基づいて検索結果を、当該従業者から取得した位置情報に基づいて、近隣順にソートし(A103)、その結果を勤務予定調整端末300に通知する。
【0048】
通知を受けた勤務予定調整端末300は、勤務可能な勤務場所を表示し(A104)、これを確認した従業者が勤務希望の指示を情報処理装置100に通知する(A105)。そして、情報処理装置100は、勤務予定を確定する(A106)。
【0049】
予め定めた時間毎に勤務予定を調整する場合には、まず、情報処理装置100が、要員情報から対象とする勤務場所と当該日時において必要とする人員を確認し、必要とする作業内容に対応可能な従業者を対象者として検索する(A201)。このとき、既に該当する時間帯での勤務予定が確定している従業者は対象者から除外される。そして、検索した対象者のそれぞれに対応する勤務予定調整端末300に対して位置情報の通知を要求する(A202)。これに応じて勤務予定調整端末300が位置情報を通知すると(A203)、情報処理装置100は、取得した位置情報に基づいて対象者を近隣順にソートする(A204)。
【0050】
続いて、情報処理装置100は、ソート結果が最上位の対象者の勤務予定調整端末300に対して、勤務打診の通知を行う(A205)。このとき、情報処理装置100は、当該勤務に対してインセンティブが付されている場合には、そのインセンティブの情報も通知する。その結果、対象者が応諾して、その旨が勤務予定調整端末300から情報処理装置100に通知されると、情報処理装置100は、勤務予定を確定する(A206)。
【0051】
一方、対象者が打診した勤務を拒否するか一定時間の応答がなかった場合には、対象者をソート結果の次位の従業者に変更して(A207)、勤務予定が確定するまで、同様の処理を行う。
【0052】
なお、これらの処理は、複数の勤務場所や時間帯について並列して行ってもよい。
【0053】
6.情報処理端末2
情報処理端末2は、要員情報の変更を情報処理装置100に通知する処理や、情報処理装置100で決定された勤務予定を取得する処理を行うもので、例えば、ウェブブラウザを用いてこれらの処理を行うことができるため、詳細な説明は省略する。
【0054】
7.その他
本発明は、次に記載の各態様で提供されてもよい。
前記情報処理装置において、前記位置情報取得部は、前記従業者の現在位置を前記位置情報として取得し、前記勤務予定調整部は、現在時刻から所定時間以内に勤務開始となる勤務予定の調整を行う情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記位置情報取得部は、前記従業者の滞在予定地を前記位置情報として取得し、前記勤務予定調整部は、現在時刻から所定時間以後に勤務開始となる勤務予定の調整を行う情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記要員情報は、前記勤務地における前記時間帯に必要な作業内容を含み、勤務情報管理部は、前記従業者が従事可能な作業内容を従業者情報として管理し、前記勤務予定調整部は、前記位置情報と前記従業者情報と前記要員情報とに基づいて、前記従業者の勤務予定を調整する情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記勤務予定調整部は、前記従業者の要求に応じて前記勤務予定を調整する情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記勤務予定調整部は、予め定めた時間毎に前記勤務予定を調整する情報処理装置。
前記情報処理装置において、通知部を備え、前記通知部は、前記勤務予定とともに、該勤務予定に対するインセンティブの内容を前記従業者に通知し、前記勤務予定調整部は、前記従業者の承諾に応じて前記勤務予定を確定する情報処理装置。
コンピュータを従業者の勤務予定を調整する情報処理装置として動作させるプログラムであって、前記情報処理装置は、位置情報取得部と、勤務情報管理部と、勤務予定調整部とを備え、前記位置情報取得部は、前記従業者の位置情報を取得可能に構成され、前記勤務情報管理部は、各勤務地における各時間帯に必要な従業者数を含む要員情報を管理可能に構成され、前記勤務予定調整部は、前記位置情報と前記要員情報とに基づいて、前記従業者の勤務予定を調整可能に構成されるプログラム。
携帯可能な情報処理端末を勤務予定調整端末として動作させるプログラムであって、前記勤務予定調整端末は、スケジュール取得部と、現在位置取得部と、位置情報通知部とを備え、前記スケジュール取得部は、前記情報処理端末が管理するスケジュールに基づいて滞在予定地を特定可能に構成され、前記現在位置取得部は、前記情報処理端末が計測した信号に基づいて該情報処理端末の現在位置を特定可能に構成され、前記位置情報通知部は、前記滞在予定地と前記現在位置との少なくとも一方を位置情報として通知可能に構成されるプログラム。
もちろん、この限りではない。
【0055】
また、上述のプログラムを格納する、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として提供してもよい。
【解決手段】本発明の一態様によれば、従業者の勤務予定を調整する情報処理装置であって、位置情報取得部と、勤務情報管理部と、勤務予定調整部とを備え、前記位置情報取得部は、前記従業者の位置情報を取得可能に構成され、前記勤務情報管理部は、各勤務地における各時間帯に必要な従業者数を含む要員情報を管理可能に構成され、前記勤務予定調整部は、前記位置情報と前記要員情報とに基づいて、前記従業者の勤務予定を調整可能に構成される情報処理装置が提供される。