【文献】
CATT,Design of sPUCCH for shortened TTI[online], 3GPP TSG-RAN WG1#84b R1-162298,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_84b/Docs/R1-162298.zip>,2016年 4月15日
【文献】
Huawei, HiSilicon,Processing time reduction and related procedures for 1ms TTI[online], 3GPP TSG-RAN WG1#86 R1-166159,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_189/Docs/R1-166159.zip>,2016年 8月26日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【0005】
本発明の実施形態は、送信遅延を減らしつつ通信システムの送信効率を向上させるための
情報送信方法、情報受信方法、基地局、及び、ユーザ機器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様によれば、情報送信方法が提供され、この方法は、第1の情報を受信するステップであって、第1の情報は、第2の情報を送信するようにUEに指示するために使用される、ステップと、第1のパラメータ値を取得するステップであって、第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用され、第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースの持続時間が1サブフレームよりも長くなく、第2の時間領域リソースと第1の時間領域リソースとの間の間隔が4サブフレームよりも短い、ステップと、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定して、第2の時間領域リソースに関する第2の情報を送信するステップとを含む。
【0007】
第1の態様に関連して、第1の想定し得る実施において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の第1の時間領域間隔であることを含む。
【0008】
第1の態様
または前述の実施と関連して、第1の態様の第2の想定し得る実施において、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することである。
【0009】
第1の態様
または前述の実施と関連して、第1の態様の第3の想定し得る実施において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が所定のマッピング関係に対応することを含み、この場合、マッピング関係は、第1の時間領域リソースの位置と第1の時間領域間隔との間の対応関係を含み、また、第1の時間領域間隔は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の時間領域間隔である。
【0010】
第1の態様
または前述の実施と関連して、第1の態様の第4の想定し得る実施において
、第1のパラメータ値が、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係のインデックスであり、又は、第1のパラメータ値が、第1のパラメータ値に対応する所定のマッピング関係における最小時間領域間隔であり、マッピング関係は、第1の時間領域リソースの位置と第1の時間領域間隔との間の対応関係を含み、第1の時間領域間隔は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の時間領域間隔である。
【0011】
第1の態様
または前述の実施と関連して、第1の態様の第5の想定し得る実施において、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定する具体的な実施は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係を決定するステップ、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定するステップ、及び、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定するステップである。
【0012】
第1の態様
または前述の実施と関連して、第1の態様の第6の想定し得る実施において、第2の情報を送信するためにUEによって使用されるキャリアがTDDキャリアであるとき、マッピング関係にしたがって第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定する具体的な実施は、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースと、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成に対応する第1の時間領域間隔とを決定するステップであり、所定のマッピング関係は、複数のTDDアップリンク−ダウンリンク構成における各TDDアップリンク−ダウンリンク構成内の第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を含む。
【0013】
第1の態様
または前述の実施と関連して、第1の態様の第7の想定し得る実施において
、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間が第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間に等しいことである。
【0014】
第1の態様
または前述の実施と関連して、第1の態様の第8の想定し得る実施において
、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間が、時間領域における1つのサブフレームの持続時間、又は、時間領域における1つのタイムスロットの持続時間、又は、時間領域における2つのシンボルの持続時間、又は、時間領域における4つのシンボルの持続時間のうちのいずれか1つに等しいことである。
【0015】
第1の態様
または前述の実施と関連して、第1の態様の第9の想定し得る実施において
、第2の時間領域リソースの持続時間が第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間よりも短い又は該持続時間に等しいことである。
【0016】
第1の態様
または前述の実施と関連して、第1の態様の第10の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、方法は、第2のパラメータ値を取得するステップであって、第2のパラメータ値は、第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を示すために使用され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップを更に含み、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップであって、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップ、及び、第2のパラメータ値に基づいて第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0017】
第1の態様
または前述の実施と関連して、第1の態様の第11の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係が予め規定され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップ、及び、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係にしたがって第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0018】
第1の態様
または前述の実施と関連して、第1の態様の第12の想定し得る実施において、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することである。
【0019】
第1の態様
または前述の実施と関連して、第1の態様の第13の想定し得る実施において、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第3の時間領域リソースを決定するステップであって、第3の時間領域リソースは、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースである、ステップ、及び、第3の時間領域リソースが利用可能なアップリンク時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定する、或いは、第3の時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソース又は利用不可能な時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースの後の第1の利用可能なアップリンク時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定するステップである。
【0020】
第1の態様
または前述の実施と関連して、第1の態様の第
14の想定し得る実施において、第1のパラメータ値を取得する具体的な実施は、指示情報を取得するステップであって、指示情報が第1のパラメータ値に対応する、ステップ、及び、指示情報にしたがって第1のパラメータ値を決定するステップであり、指示情報は、UEの最大送信
タイミングアドバンスTA値、UEの最大トランスポートブロックサイズTBS値、UEの送信モード情報、UEの能力情報、又は、第2の時間領域リソースの持続時間タイプのうちのいずれか1つである。
【0021】
第1の態様
または前述の実施と関連して、第1の態様の第
15の想定し得る実施では、第1の情報がスケジューリング情報であり、第2の情報はスケジューリング情報にしたがってスケジューリングされるアップリンクデータ情報であり、又は、第1の情報がスケジューリング情報であり、第2の情報はスケジューリング情報にしたがってスケジューリングされるアップリンク制御情報であり、又は、第1の情報がダウンリンク制御情報であり、第2の情報がダウンリンク制御情報に関するフィードバック情報であり、又は、第1の情報がダウンリンクデータ情報であり、第2の情報がダウンリンクデータ情報に関する確認情報である。
【0022】
第2の態様によれば、ユーザ機器が提供され、ユーザ機器は、送信モジュール、受信モジュール、及び、処理モジュールを含み、
受信モジュールは第1の情報を受信するように構成され、第1の情報は、第2の情報を送信するようにUEに指示するために使用され、処理モジュールは第1のパラメータ値を取得するように構成され、第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用され、第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースの持続時間が1サブフレームよりも長くなく、第2の時間領域リソースと第1の時間領域リソースとの間の間隔が4サブフレームよりも短く、処理モジュールは、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定するように更に構成され、送信モジュールは、第2の時間領域リソースに関する第2の情報を送信するように構成される。
【0023】
第2の態様に関連して、第1の想定し得る実施において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の第1の時間領域間隔であることを含む。
【0024】
第2の態様
または前述の実施と関連して、第2の態様の第2の想定し得る実施において、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュールにより決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することである。
【0025】
第2の態様
または前述の実施と関連して、第2の態様の第3の想定し得る実施において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が所定のマッピング関係に対応することを含み、この場合、マッピング関係は、第1の時間領域リソースの位置と第1の時間領域間隔との間の対応関係を含み、また、第1の時間領域間隔は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の時間領域間隔である。
【0026】
第2の態様
または前述の実施と関連して、第2の態様の第4の想定し得る実施において
、第1のパラメータ値が、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係のインデックスであり、又は、第1のパラメータ値が、第1のパラメータ値に対応する所定のマッピング関係における最小時間領域間隔であり、マッピング関係は、第1の時間領域リソースの位置と第1の時間領域間隔との間の対応関係を含み、第1の時間領域間隔は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の時間領域間隔である。
【0027】
第2の態様
または前述の実施と関連して、第2の態様の第5の想定し得る実施において、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュールにより決定する具体的な実施は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係を決定するステップ、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定するステップ、及び、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定するステップである。
【0028】
第2の態様
または前述の実施と関連して、第2の態様の第6の想定し得る実施において、第2の情報を送信するためにUEによって使用されるキャリアがTDDキャリアであるとき、マッピング関係にしたがって第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定する具体的な実施は、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースと、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成に対応する第1の時間領域間隔とを決定するステップであり、所定のマッピング関係は、複数のTDDアップリンク−ダウンリンク構成における各TDDアップリンク−ダウンリンク構成内の第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を含む。
【0029】
第2の態様
または前述の実施と関連して、第2の態様の第7の想定し得る実施において
、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間が第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間に等しいことである。
【0030】
第2の態様
または前述の実施と関連して、第2の態様の第8の想定し得る実施において
、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間が、時間領域における1つのサブフレームの持続時間、又は、時間領域における1つのタイムスロットの持続時間、又は、時間領域における2つのシンボルの持続時間、又は、時間領域における4つのシンボルの持続時間のうちのいずれか1つに等しいことである。
【0031】
第2の態様
または前述の実施と関連して、第2の態様の第9の想定し得る実施において
、第2の時間領域リソースの持続時間が第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間よりも短い又は該持続時間に等しいことである。
【0032】
第2の態様
または前述の実施と関連して、第2の態様の第10の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、処理モジュールは、第2のパラメータ値を取得するように更に構成され、第2のパラメータ値は、第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を示すために使用され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて処理モジュールにより第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップであって、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップ、及び、第2のパラメータ値に基づいて第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0033】
第2の態様
または前述の実施と関連して、第2の態様の第11の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係が予め規定され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュールにより決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップ、及び、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係にしたがって第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0034】
第2の態様
または前述の実施と関連して、第2の態様の第12の想定し得る実施において、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュールにより決定することの具体的な実施は、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することである。
【0035】
第2の態様
または前述の実施と関連して、第2の態様の第13の想定し得る実施において、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュールにより決定することの具体的な実施は、第3の時間領域リソースを決定するステップであって、第3の時間領域リソースは、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースである、ステップ、及び、第3の時間領域リソースが利用可能なアップリンク時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定する、或いは、第3の時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソース又は利用不可能な時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースの後の第1の利用可能なアップリンク時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定するステップである。
【0036】
第2の態様
または前述の実施と関連して、第2の態様の第
14の想定し得る実施において、第1のパラメータ値を処理モジュールにより取得する具体的な実施は、指示情報を取得するステップであって、指示情報が第1のパラメータ値に対応する、ステップ、及び、指示情報にしたがって第1のパラメータ値を決定するステップであり、指示情報は、UEの最大送信
タイミングアドバンスTA値、UEの最大トランスポートブロックサイズTBS値、UEの送信モード情報、UEの能力情報、又は、第2の時間領域リソースの持続時間タイプのうちのいずれか1つである。
【0037】
第2の態様
または前述の実施と関連して、第2の態様の第
15の想定し得る実施では、第1の情報がスケジューリング情報であり、第2の情報はスケジューリング情報にしたがってスケジューリングされるアップリンクデータ情報であり、又は、第1の情報がスケジューリング情報であり、第2の情報はスケジューリング情報にしたがってスケジューリングされるアップリンク制御情報であり、又は、第1の情報がダウンリンク制御情報であり、第2の情報がダウンリンク制御情報に関するフィードバック情報であり、又は、第1の情報がダウンリンクデータ情報であり、第2の情報がダウンリンクデータ情報に関する確認情報である。
【0038】
第3の態様によれば、他のユーザ機器が提供され、このユーザ機器は、プロセッサ、送信機、及び、受信機を含み、プロセッサは、送信機及び受信機を使用することにより第1の態様又は第1の態様の想定し得る実施のうちのいずれか1つにおいて方法を実行するように構成される。
【0039】
第4の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供され、このコンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを記憶するように構成され、コンピュータプログラムは、第1の態様又は第1の態様の想定し得る実施のいずれか1つにおいて方法を実行するために使用される命令を含む。
【0040】
第5の態様によれば、情報送信方法が提供され、この方法は、第1の情報を送信するステップであって、第1の情報は、第2の情報を送信するようにUEに指示するために使用される、ステップと、第1のパラメータ値を送信するステップであって、第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用され、第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースの持続時間が1サブフレームよりも長くなく、第2の時間領域リソースと第1の時間領域リソースとの間の間隔が4サブフレームよりも短い、ステップと、第2の時間領域リソースを決定して、第2の時間領域リソースに関する第2の情報を受信するステップとを含む。
【0041】
第5の態様に関連して、第1の想定し得る実施において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の第1の時間領域間隔であることを含む。
【0042】
第5の態様
または前述の実施と関連して、第5の態様の第2の想定し得る実施において、第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することである。
【0043】
第5の態様
または前述の実施と関連して、第5の態様の第3の想定し得る実施において
、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることが、第1のパラメータ値が所定のマッピング関係に対応することを含み、この場合、マッピング関係は、第1の時間領域リソースの位置と第1の時間領域間隔との間の対応関係を含み、また、第1の時間領域間隔は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の時間領域間隔である。
【0044】
第5の態様
または前述の実施と関連して、第5の態様の第4の想定し得る実施において
、第1のパラメータ値が第1のパラメータ値に対応するマッピング関係のインデックスであり、又は、第1のパラメータ値が第1のパラメータ値に対応する所定のマッピング関係における最小時間領域間隔である。
【0045】
第5の態様
または前述の実施と関連して、第5の態様の第5の想定し得る実施において、第2の時間領域リソースを決定する具体的な実施は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係を決定するステップ、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定するステップ、及び、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定するステップである。
【0046】
第5の態様
または前述の実施と関連して、第5の態様の第6の想定し得る実施において、第2の情報を送信するためにUEによって使用されるキャリアがTDDキャリアであるとき、マッピング関係にしたがって第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定する具体的な実施は、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースと、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成に対応する第1の時間領域間隔とを決定するステップであり、所定のマッピング関係は、複数のTDDアップリンク−ダウンリンク構成における各TDDアップリンク−ダウンリンク構成内の第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を含む。
【0047】
第5の態様
または前述の実施と関連して、第5の態様の第7の想定し得る実施において
、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間が第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間に等しいことである。
【0048】
第5の態様
または前述の実施と関連して、第5の態様の第8の想定し得る実施において
、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間が、時間領域における1つのサブフレームの持続時間、又は、時間領域における1つのタイムスロットの持続時間、又は、時間領域における2つのシンボルの持続時間、又は、時間領域における4つのシンボルの持続時間のうちのいずれか1つに等しいことである。
【0049】
第5の態様
または前述の実施と関連して、第5の態様の第9の想定し得る実施において
、第2の時間領域リソースの持続時間が第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間よりも短い又は該持続時間に等しいことである。
【0050】
第5の態様
または前述の実施と関連して、第5の態様の第10の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、方法は、第2のパラメータ値を送信するステップであって、第2のパラメータ値は、第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を示すために使用され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップを更に含み、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップであって、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップ、及び、第2のパラメータ値に基づいて第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0051】
第5の態様
または前述の実施と関連して、第5の態様の第11の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係が予め規定され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップ、及び、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係にしたがって第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0052】
第5の態様
または前述の実施と関連して、第5の態様の第12の想定し得る実施において、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することである。
【0053】
第5の態様
または前述の実施と関連して、第5の態様の第13の想定し得る実施において、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第3の時間領域リソースを決定するステップであって、第3の時間領域リソースは、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースである、ステップ、及び、第3の時間領域リソースが利用可能なアップリンク時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定する、或いは、第3の時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソース又は利用不可能な時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースの後の第1の利用可能なアップリンク時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定するステップである。
【0054】
第5の態様
または前述の実施と関連して、第5の態様の第14の想定し得る実施において、第1のパラメータ値を送信する具体的な実施は、指示情報を送信するステップであって、指示情報が第1のパラメータ値に対応する、ステップ、及び、指示情報にしたがって第1のパラメータ値を決定するステップであり、指示情報は、UEの最大送信
タイミングアドバンスTA値、UEの最大トランスポートブロックサイズTBS値、UEの送信モード情報、UEの能力情報、又は、第2の時間領域リソースの持続時間タイプのうちのいずれか1つである。
【0055】
第5の態様
または前述の実施と関連して、第5の態様の第15の想定し得る実施では、第1の情報がスケジューリング情報であり、第2の情報はスケジューリング情報にしたがってスケジューリングされるアップリンクデータ情報であり、又は、第1の情報がスケジューリング情報であり、第2の情報はスケジューリング情報にしたがってスケジューリングされるアップリンク制御情報であり、又は、第1の情報がダウンリンク制御情報であり、第2の情報がダウンリンク制御情報に関するフィードバック情報であり、又は、第1の情報がダウンリンクデータ情報であり、第2の情報がダウンリンクデータ情報に関する確認情報である。
【0056】
第6の態様によれば、基地局が提供され、該基地局は、送信モジュール、受信モジュール、及び、処理モジュールを備え、
送信モジュールは第1の情報を送信するように構成され、第1の情報は、第2の情報を送信するようにUEに指示するために使用され、送信モジュールは、第1のパラメータ値を送信するように更に構成され、第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用され、第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースの持続時間が1サブフレームよりも長くなく、第2の時間領域リソースと前記第1の時間領域リソースとの間の間隔が4サブフレームよりも短く、処理モジュールは、第2の時間領域リソースを決定するように更に構成され、受信モジュールは、第2の時間領域リソースに関する第2の情報を受信するように構成される。
【0057】
第6の態様に関連して、第1の想定し得る実施において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の第1の時間領域間隔であることを含む。
【0058】
第6の態様
または前述の実施と関連して、第6の態様の第2の想定し得る実施において、第2の時間領域リソースを処理モジュールにより決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することである。
【0059】
第6の態様
または前述の実施と関連して、第6の態様の第3の想定し得る実施において
、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることが、第1のパラメータ値が所定のマッピング関係に対応することを含み、この場合、マッピング関係は、第1の時間領域リソースの位置と第1の時間領域間隔との間の対応関係を含み、また、第1の時間領域間隔は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の時間領域間隔である。
【0060】
第6の態様
または前述の実施と関連して、第6の態様の第4の想定し得る実施において
、第1のパラメータ値が第1のパラメータ値に対応するマッピング関係のインデックスであり、又は、第1のパラメータ値が第1のパラメータ値に対応する所定のマッピング関係における最小時間領域間隔である。
【0061】
第6の態様
または前述の実施と関連して、第6の態様の第5の想定し得る実施において、第2の時間領域リソースを処理モジュールにより決定する具体的な実施は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係を決定するステップ、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定するステップ、及び、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定するステップである。
【0062】
第6の態様
または前述の実施と関連して、第6の態様の第6の想定し得る実施において、第2の情報を送信するためにUEによって使用されるキャリアがTDDキャリアであるとき、マッピング関係にしたがって第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を処理モジュールにより決定する具体的な実施は、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースと、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成に対応する第1の時間領域間隔とを決定するステップであり、所定のマッピング関係は、複数のTDDアップリンク−ダウンリンク構成における各TDDアップリンク−ダウンリンク構成内の第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を含む。
【0063】
第6の態様
または前述の実施と関連して、第6の態様の第7の想定し得る実施において
、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間が第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間に等しいことである。
【0064】
第6の態様
または前述の実施と関連して、第6の態様の第8の想定し得る実施において
、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間が、時間領域における1つのサブフレームの持続時間、又は、時間領域における1つのタイムスロットの持続時間、又は、時間領域における2つのシンボルの持続時間、又は、時間領域における4つのシンボルの持続時間のうちのいずれか1つに等しいことである。
【0065】
第6の態様
または前述の実施と関連して、第6の態様の第9の想定し得る実施において
、第2の時間領域リソースの持続時間が第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間よりも短い又は該持続時間に等しいことである。
【0066】
第6の態様
または前述の実施と関連して、第6の態様の第10の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、送信モジュールは、第2のパラメータ値を送信するように更に構成され、第2のパラメータ値は、第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を示すために使用され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュールにより決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップであって、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップ、及び、第2のパラメータ値に基づいて第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0067】
第6の態様
または前述の実施と関連して、第6の態様の第11の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係が予め規定され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュールにより決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップ、及び、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係にしたがって第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0068】
第6の態様
または前述の実施と関連して、第6の態様の第12の想定し得る実施において、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュールにより決定することの具体的な実施は、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することである。
【0069】
第6の態様
または前述の実施と関連して、第6の態様の第13の想定し得る実施において、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュールにより決定することの具体的な実施は、第3の時間領域リソースを決定するステップであって、第3の時間領域リソースは、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースである、ステップ、及び、第3の時間領域リソースが利用可能なアップリンク時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定する、或いは、第3の時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソース又は利用不可能な時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースの後の第1の利用可能なアップリンク時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定するステップである。
【0070】
第6の態様
または前述の実施と関連して、第6の態様の第14の想定し得る実施において、第1のパラメータ値を送信する具体的な実施は、指示情報を送信するステップであって、指示情報が第1のパラメータ値に対応する、ステップ、及び、指示情報にしたがって第1のパラメータ値を決定するステップであり、指示情報は、UEの最大送信
タイミングアドバンスTA値、UEの最大トランスポートブロックサイズTBS値、UEの送信モード情報、UEの能力情報、又は、第2の時間領域リソースの持続時間タイプのうちのいずれか1つである。
【0071】
第6の態様
または前述の実施と関連して、第6の態様の第15の想定し得る実施では、第1の情報がスケジューリング情報であり、第2の情報はスケジューリング情報にしたがってスケジューリングされるアップリンクデータ情報であり、又は、第1の情報がスケジューリング情報であり、第2の情報はスケジューリング情報にしたがってスケジューリングされるアップリンク制御情報であり、又は、第1の情報がダウンリンク制御情報であり、第2の情報がダウンリンク制御情報に関するフィードバック情報であり、又は、第1の情報がダウンリンクデータ情報であり、第2の情報がダウンリンクデータ情報に関する確認情報である。
【0072】
第7の態様によれば、他のユーザ機器が提供され、このユーザ機器は、プロセッサ、送信機、及び、受信機を含み、プロセッサは、送信機及び受信機を使用することにより第5の態様又は第5の態様の想定し得る実施のうちのいずれか1つにおいて方法を実行するように構成される。
【0073】
第8の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供され、このコンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを記憶するように構成され、コンピュータプログラムは、第5の態様又は第5の態様の想定し得る実施のいずれか1つにおいて方法を実行するために使用される命令を含む。
【0074】
第9の態様によれば、情報送信方法が提供され、この方法は、第1の情報を送信するステップであって、第1の情報がデータ情報である、ステップと、第1のパラメータ値を取得するステップであって、第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用され、第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の情報は第1の情報に関する確認情報であり、第2の時間領域リソースの持続時間が1サブフレームよりも長くなく、第2の時間領域リソースと第1の時間領域リソースとの間の間隔が4サブフレームよりも短い、ステップと、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定して、第2の時間領域リソースに関する第2の情報を受信するステップとを含む。
【0075】
第9の態様に関連して、第1の想定し得る実施において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の第1の時間領域間隔であることを含む。
【0076】
第9の態様
または前述の実施と関連して、第9の態様の第2の想定し得る実施において、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することである。
【0077】
第9の態様
または前述の実施と関連して、第9の態様の第3の想定し得る実施において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が所定のマッピング関係に対応することを含み、この場合、マッピング関係は、第1の時間領域リソースの位置と第1の時間領域間隔との間の対応関係を含み、また、第1の時間領域間隔は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の時間領域間隔である。
【0078】
第9の態様
または前述の実施と関連して、第9の態様の第4の想定し得る実施において
、第1のパラメータ値が、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係のインデックスであり、又は、第1のパラメータ値が、第1のパラメータ値に対応する所定のマッピング関係における最小時間領域間隔であり、マッピング関係は、第1の時間領域リソースの位置と第1の時間領域間隔との間の対応関係を含み、第1の時間領域間隔は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の時間領域間隔である。
【0079】
第9の態様
または前述の実施と関連して、第9の態様の第5の想定し得る実施において、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定する具体的な実施は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係を決定するステップ、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定するステップ、及び、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定するステップである。
【0080】
第9の態様
または前述の実施と関連して、第9の態様の第6の想定し得る実施において、第2の情報を送信するためにUEによって使用されるキャリアがTDDキャリアであるとき、マッピング関係にしたがって第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定する具体的な実施は、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースと、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成に対応する第1の時間領域間隔とを決定するステップであり、所定のマッピング関係は、複数のTDDアップリンク−ダウンリンク構成における各TDDアップリンク−ダウンリンク構成内の第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を含む。
【0081】
第9の態様
または前述の実施と関連して、第9の態様の第7の想定し得る実施において
、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間が第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間に等しいことである。
【0082】
第9の態様
または前述の実施と関連して、第9の態様の第8の想定し得る実施において
、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間が、時間領域における1つのサブフレームの持続時間、又は、時間領域における1つのタイムスロットの持続時間、又は、時間領域における2つのシンボルの持続時間、又は、時間領域における4つのシンボルの持続時間のうちのいずれか1つに等しいことである。
【0083】
第9の態様
または前述の実施と関連して、第9の態様の第9の想定し得る実施において
、第2の時間領域リソースの持続時間が第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間よりも短い又は該持続時間に等しいことである。
【0084】
第9の態様
または前述の実施と関連して、第9の態様の第10の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、方法は、第2のパラメータ値を取得するステップであって、第2のパラメータ値は、第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を示すために使用され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップを更に含み、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップであって、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップ、及び、第2のパラメータ値に基づいて第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0085】
第9の態様
または前述の実施と関連して、第9の態様の第11の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係が予め規定され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップ、及び、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係にしたがって第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0086】
第9の態様
または前述の実施と関連して、第9の態様の第12の想定し得る実施において、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することである。
【0087】
第9の態様
または前述の実施と関連して、第9の態様の第13の想定し得る実施において、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第3の時間領域リソースを決定するステップであって、第3の時間領域リソースは、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースである、ステップ、及び、第3の時間領域リソースが利用可能なアップリンク時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定する、或いは、第3の時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソース又は利用不可能な時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースの後の第1の利用可能なアップリンク時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定するステップである。
【0088】
第9の態様
または前述の実施と関連して、第9の態様の第
14の想定し得る実施において、第1のパラメータ値を取得する具体的な実施は、指示情報を取得するステップであって、指示情報が第1のパラメータ値に対応する、ステップ、及び、指示情報にしたがって第1のパラメータ値を決定するステップであり、指示情報は、UEの最大送信
タイミングアドバンスTA値、UEの最大トランスポートブロックサイズTBS値、UEの送信モード情報、UEの能力情報、又は、第2の時間領域リソースの持続時間タイプのうちのいずれか1つである。
【0089】
第10の態様によれば、ユーザ機器が提供され、ユーザ機器は、送信モジュール、受信モジュール、及び、処理モジュールを含み、
送信モジュールは第1の情報を送信するように構成され、第1の情報はデータ情報であり、処理モジュールは第1のパラメータ値を取得するように構成され、第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用され、第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の情報が第1の情報に関する確認情報であり、第2の時間領域リソースの持続時間が1サブフレームよりも長くなく、第2の時間領域リソースと第1の時間領域リソースとの間の間隔が4サブフレームよりも短く、処理モジュールは、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定するように更に構成され、受信モジュールは、第2の時間領域リソースに関する第2の情報を受信するように構成される。
【0090】
第10の態様に関連して、第1の想定し得る実施において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の第1の時間領域間隔であることを含む。
【0091】
第10の態様
または前述の実施と関連して、第10の態様の第2の想定し得る実施において、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュールにより決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することである。
【0092】
第10の態様
または前述の実施と関連して、第10の態様の第3の想定し得る実施において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が所定のマッピング関係に対応することを含み、この場合、マッピング関係は、第1の時間領域リソースの位置と第1の時間領域間隔との間の対応関係を含み、また、第1の時間領域間隔は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の時間領域間隔である。
【0093】
第10の態様
または前述の実施と関連して、第10の態様の第4の想定し得る実施において
、第1のパラメータ値が、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係のインデックスであり、又は、第1のパラメータ値が、第1のパラメータ値に対応する所定のマッピング関係における最小時間領域間隔であり、マッピング関係は、第1の時間領域リソースの位置と第1の時間領域間隔との間の対応関係を含み、第1の時間領域間隔は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の時間領域間隔である。
【0094】
第10の態様
または前述の実施と関連して、第10の態様の第5の想定し得る実施において、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュールにより決定する具体的な実施は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係を決定するステップ、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定するステップ、及び、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定するステップである。
【0095】
第10の態様
または前述の実施と関連して、第10の態様の第6の想定し得る実施において、第2の情報を送信するためにUEによって使用されるキャリアがTDDキャリアであるとき、マッピング関係にしたがって第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定する具体的な実施は、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースと、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成に対応する第1の時間領域間隔とを決定するステップであり、所定のマッピング関係は、複数のTDDアップリンク−ダウンリンク構成における各TDDアップリンク−ダウンリンク構成内の第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を含む。
【0096】
第10の態様
または前述の実施と関連して、第10の態様の第7の想定し得る実施において
、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間が第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間に等しいことである。
【0097】
第10の態様
または前述の実施と関連して、第10の態様の第8の想定し得る実施において
、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間が、時間領域における1つのサブフレームの持続時間、又は、時間領域における1つのタイムスロットの持続時間、又は、時間領域における2つのシンボルの持続時間、又は、時間領域における4つのシンボルの持続時間のうちのいずれか1つに等しいことである。
【0098】
第10の態様
または前述の実施と関連して、第10の態様の第9の想定し得る実施において
、第2の時間領域リソースの持続時間が第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間よりも短い又は該持続時間に等しいことである。
【0099】
第10の態様
または前述の実施と関連して、第10の態様の第10の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、処理モジュールは、第2のパラメータ値を取得するように更に構成され、第2のパラメータ値は、第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を示すために使用され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて処理モジュールにより第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップであって、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップ、及び、第2のパラメータ値に基づいて第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0100】
第10の態様
または前述の実施と関連して、第10の態様の第11の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係が予め規定され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュールにより決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップ、及び、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係にしたがって第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0101】
第10の態様
または前述の実施と関連して、第10の態様の第12の想定し得る実施において、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュールにより決定することの具体的な実施は、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することである。
【0102】
第10の態様
または前述の実施と関連して、第10の態様の第13の想定し得る実施において、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュールにより決定することの具体的な実施は、第3の時間領域リソースを決定するステップであって、第3の時間領域リソースは、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースである、ステップ、及び、第3の時間領域リソースが利用可能なアップリンク時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定する、或いは、第3の時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソース又は利用不可能な時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースの後の第1の利用可能なアップリンク時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定するステップである。
【0103】
第10の態様
または前述の実施と関連して、第10の態様の第
14の想定し得る実施において、第1のパラメータ値を処理モジュールにより取得する具体的な実施は、指示情報を取得するステップであって、指示情報が第1のパラメータ値に対応する、ステップ、及び、指示情報にしたがって第1のパラメータ値を決定するステップであり、指示情報は、UEの最大送信
タイミングアドバンスTA値、UEの最大トランスポートブロックサイズTBS値、UEの送信モード情報、UEの能力情報、又は、第2の時間領域リソースの持続時間タイプのうちのいずれか1つである。
【0104】
第11の態様によれば、他のユーザ機器が提供され、このユーザ機器は、プロセッサ、送信機、及び、受信機を含み、プロセッサは、送信機及び受信機を使用することにより第9の態様又は第9の態様の想定し得る実施のうちのいずれか1つにおいて方法を実行するように構成される。
【0105】
第12の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供され、このコンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを記憶するように構成され、コンピュータプログラムは、第9の態様又は第9の態様の想定し得る実施のいずれか1つにおいて方法を実行するために使用される命令を含む。
【0106】
第13の態様によれば、情報送信方法が提供され、この方法は、第1の情報を受信するステップであって、第1の情報がデータ情報である、ステップと、第1のパラメータ値を送信するステップであって、第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用され、第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の情報は第1の情報に関する確認情報であり、第2の時間領域リソースの持続時間が1サブフレームよりも長くなく、第2の時間領域リソースと第1の時間領域リソースとの間の間隔が4サブフレームよりも短い、ステップと、第2の時間領域リソースを決定して、第2の時間領域リソースに関する第2の情報を送信するステップとを含む。
【0107】
第13の態様に関連して、第1の想定し得る実施において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の第1の時間領域間隔であることを含む。
【0108】
第13の態様
または前述の実施と関連して、第13の態様の第2の想定し得る実施において、第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することである。
【0109】
第13の態様
または前述の実施と関連して、第13の態様の第3の想定し得る実施において
、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることが、第1のパラメータ値が所定のマッピング関係に対応することを含み、この場合、マッピング関係は、第1の時間領域リソースの位置と第1の時間領域間隔との間の対応関係を含み、また、第1の時間領域間隔は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の時間領域間隔である。
【0110】
第13の態様
または前述の実施と関連して、第13の態様の第4の想定し得る実施において
、第1のパラメータ値が第1のパラメータ値に対応するマッピング関係のインデックスであり、又は、第1のパラメータ値が第1のパラメータ値に対応する所定のマッピング関係における最小時間領域間隔である。
【0111】
第13の態様
または前述の実施と関連して、第13の態様の第5の想定し得る実施において、第2の時間領域リソースを決定する具体的な実施は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係を決定するステップ、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定するステップ、及び、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定するステップである。
【0112】
第13の態様
または前述の実施と関連して、第13の態様の第6の想定し得る実施において、第2の情報を送信するためにUEによって使用されるキャリアがTDDキャリアであるとき、マッピング関係にしたがって第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定する具体的な実施は、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースと、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成に対応する第1の時間領域間隔とを決定するステップであり、所定のマッピング関係は、複数のTDDアップリンク−ダウンリンク構成における各TDDアップリンク−ダウンリンク構成内の第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を含む。
【0113】
第13の態様
または前述の実施と関連して、第13の態様の第7の想定し得る実施において
、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間が第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間に等しいことである。
【0114】
第13の態様
または前述の実施と関連して、第13の態様の第8の想定し得る実施において
、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間が、時間領域における1つのサブフレームの持続時間、又は、時間領域における1つのタイムスロットの持続時間、又は、時間領域における2つのシンボルの持続時間、又は、時間領域における4つのシンボルの持続時間のうちのいずれか1つに等しいことである。
【0115】
第13の態様
または前述の実施と関連して、第13の態様の第9の想定し得る実施において
、第2の時間領域リソースの持続時間が第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間よりも短い又は該持続時間に等しいことである。
【0116】
第13の態様
または前述の実施と関連して、第13の態様の第10の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、方法は、第2のパラメータ値を送信するステップであって、第2のパラメータ値は、第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を示すために使用され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップを更に含み、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップであって、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップ、及び、第2のパラメータ値に基づいて第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0117】
第13の態様
または前述の実施と関連して、第13の態様の第11の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係が予め規定され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップ、及び、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係にしたがって第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0118】
第13の態様
または前述の実施と関連して、第13の態様の第12の想定し得る実施において、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することである。
【0119】
第13の態様
または前述の実施と関連して、第13の態様の第13の想定し得る実施において、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第3の時間領域リソースを決定するステップであって、第3の時間領域リソースは、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースである、ステップ、及び、第3の時間領域リソースが利用可能なアップリンク時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定する、或いは、第3の時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソース又は利用不可能な時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースの後の第1の利用可能なアップリンク時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定するステップである。
【0120】
第13の態様
または前述の実施と関連して、第13の態様の第14の想定し得る実施において、第1のパラメータ値を送信する具体的な実施は、指示情報を送信するステップであって、指示情報が第1のパラメータ値に対応する、ステップ、及び、指示情報にしたがって第1のパラメータ値を決定するステップであり、指示情報は、UEの最大送信
タイミングアドバンスTA値、UEの最大トランスポートブロックサイズTBS値、UEの送信モード情報、UEの能力情報、又は、第2の時間領域リソースの持続時間タイプのうちのいずれか1つである。
【0121】
第14の態様によれば、基地局が提供され、該基地局は、送信モジュール、受信モジュール、及び、処理モジュールを備え、
受信モジュールは第1の情報を受信するように構成され、第1の情報はデータ情報であり、送信モジュールは、第1のパラメータ値を送信するように更に構成され、第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用され、第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の情報が第1の情報に関する確認情報であり、第2の時間領域リソースの持続時間が1サブフレームよりも長くなく、第2の時間領域リソースと前記第1の時間領域リソースとの間の間隔が4サブフレームよりも短く、処理モジュールは、第2の時間領域リソースを決定するように更に構成され、送信モジュールは、第2の時間領域リソースに関する第2の情報を送信するように構成される。
【0122】
第14の態様に関連して、第1の想定し得る実施において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の第1の時間領域間隔であることを含む。
【0123】
第14の態様
または前述の実施と関連して、第14の態様の第2の想定し得る実施において、第2の時間領域リソースを処理モジュールにより決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することである。
【0124】
第14の態様
または前述の実施と関連して、第14の態様の第3の想定し得る実施において
、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることが、第1のパラメータ値が所定のマッピング関係に対応することを含み、この場合、マッピング関係は、第1の時間領域リソースの位置と第1の時間領域間隔との間の対応関係を含み、また、第1の時間領域間隔は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の時間領域間隔である。
【0125】
第14の態様
または前述の実施と関連して、第14の態様の第4の想定し得る実施において
、第1のパラメータ値が第1のパラメータ値に対応するマッピング関係のインデックスであり、又は、第1のパラメータ値が第1のパラメータ値に対応する所定のマッピング関係における最小時間領域間隔である。
【0126】
第14の態様
または前述の実施と関連して、第14の態様の第5の想定し得る実施において、第2の時間領域リソースを処理モジュールにより決定する具体的な実施は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係を決定するステップ、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定するステップ、及び、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定するステップである。
【0127】
第14の態様
または前述の実施と関連して、第14の態様の第6の想定し得る実施において、第2の情報を送信するためにUEによって使用されるキャリアがTDDキャリアであるとき、マッピング関係にしたがって第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を処理モジュールにより決定する具体的な実施は、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースと、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成に対応する第1の時間領域間隔とを決定するステップであり、所定のマッピング関係は、複数のTDDアップリンク−ダウンリンク構成における各TDDアップリンク−ダウンリンク構成内の第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を含む。
【0128】
第14の態様
または前述の実施と関連して、第14の態様の第7の想定し得る実施において
、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間が第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間に等しいことである。
【0129】
第14の態様
または前述の実施と関連して、第14の態様の第8の想定し得る実施において
、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間が、時間領域における1つのサブフレームの持続時間、又は、時間領域における1つのタイムスロットの持続時間、又は、時間領域における2つのシンボルの持続時間、又は、時間領域における4つのシンボルの持続時間のうちのいずれか1つに等しいことである。
【0130】
第14の態様
または前述の実施と関連して、第14の態様の第9の想定し得る実施において
、第2の時間領域リソースの持続時間が第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間よりも短い又は該持続時間に等しいことである。
【0131】
第14の態様
または前述の実施と関連して、第14の態様の第10の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、送信モジュールは、第2のパラメータ値を送信するように更に構成され、第2のパラメータ値は、第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を示すために使用され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュールにより決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップであって、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップ、及び、第2のパラメータ値に基づいて第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0132】
第14の態様
または前述の実施と関連して、第14の態様の第11の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係が予め規定され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュールにより決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップ、及び、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係にしたがって第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0133】
第14の態様
または前述の実施と関連して、第14の態様の第12の想定し得る実施において、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュールにより決定することの具体的な実施は、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することである。
【0134】
第14の態様
または前述の実施と関連して、第14の態様の第13の想定し得る実施において、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュールにより決定することの具体的な実施は、第3の時間領域リソースを決定するステップであって、第3の時間領域リソースは、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースである、ステップ、及び、第3の時間領域リソースが利用可能なアップリンク時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定する、或いは、第3の時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソース又は利用不可能な時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースの後の第1の利用可能なアップリンク時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定するステップである。
【0135】
第14の態様
または前述の実施と関連して、第14の態様の第14の想定し得る実施において、第1のパラメータ値を送信する具体的な実施は、指示情報を送信するステップであって、指示情報が第1のパラメータ値に対応する、ステップ、及び、指示情報にしたがって第1のパラメータ値を決定するステップであり、指示情報は、UEの最大送信
タイミングアドバンスTA値、UEの最大トランスポートブロックサイズTBS値、UEの送信モード情報、UEの能力情報、又は、第2の時間領域リソースの持続時間タイプのうちのいずれか1つである。
【0136】
第15の態様によれば、他のユーザ機器が提供され、このユーザ機器は、プロセッサ、送信機、及び、受信機を含み、プロセッサは、送信機及び受信機を使用することにより第13の態様又は第13の態様の想定し得る実施のうちのいずれか1つにおいて方法を実行するように構成される。
【0137】
第16の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供され、このコンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを記憶するように構成され、コンピュータプログラムは、第13の態様又は第13の態様の想定し得る実施のいずれか1つにおいて方法を実行するために使用される命令を含む。
【0138】
第17の態様によれば、情報送信方法が提供され、方法は、構成インデックスを受信するステップであって、構成インデックスは、制御情報の送信周期及び第1の時間領域リソースオフセットを示すために使用され、第1の時間領域リソースの持続時間が1サブフレームよりも短い、ステップと、システムフレーム番号と構成インデックスとに基づいて制御情報のための時間領域リソースを決定するステップと、時間領域リソースに関する制御情報を送信するステップとを含む。
【0139】
第17の態様と関連して、第1の想定し得る実施において
、制御情報がCSI、SR、又は、HARQ確認情報を含むことである。
【0140】
第17の態様又は第17の態様の第1の想定し得る実施と関連して、第2の想定し得る実施において
、構成インデックスにより示される送信周期及び
第1の時間領域リソースオフセットのうちの少なくとも一方の時間領域単位の持続時間が時間領域における時間領域リソースの持続時間と同じであることである。
【0141】
第17の態様又は第17の態様の第1の想定し得る実施或いは第17の態様の第2の想定し得る実施と関連して、第3の想定し得る実施において、システムフレーム番号と構成インデックスとに基づいて制御情報のための時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、構成インデックスにしたがって送信周期び第1の時間領域リソースオフセットを決定するステップ、並びに、システムフレーム番号、送信周期、第1の時間領域リソースオフセット、及び、第2の時間領域リソースオフセットに基づいて時間領域リソースを決定するステップであり、第1の時間領域
リソースオフセットは、制御情報のタイプと関連付けられるオフセットであり、第1の時間領域
リソースオフセットは、送信周期における制御情報のオフセットを示すために使用され、第2の時間領域
リソースオフセットの持続時間が時間領域リソースのうちの1つ以上の持続時間に等しく、又は、第2の
時間領域リソースオフセットの持続時間が1サブフレームの持続時間に等しい。
【0142】
第17の態様又は第17の態様の第1の想定し得る実施から第17の態様の第3の想定し得る実施までのいずれか1つと関連して、第4の想定し得る実施において
、第2の時間領域リソースオフセットが予め規定され、又は、第2の時間領域リソースオフセットが基地局によってUEに送信されることである。
【0143】
第17の態様又は第17の態様の第1の想定し得る実施から第17の態様の第4の想定し得る実施までのいずれか1つと関連して、第5の想定し得る実施において、システムフレーム番号と構成インデックスとに基づいて制御情報のための時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、システムフレーム番号
nfとMとの積M*
nf及び構成インデックスにしたがって時間領域リソースの位置を決定するステップ、又は、システムフレーム番号
nfとMとの積M*10*
nf及び構成インデックスにしたがって時間領域リソースの位置を決定するステップであり、ここで、Mは、サブフレームの持続時間と時間領域リソースの持続時間とにしたがって決定され、Mが正の整数である。
【0144】
第17の態様又は第17の態様の第1の想定し得る実施から第17の態様の第5の想定し得る実施までのいずれか1つと関連して、第6の想定し得る実施において、システムフレーム番号と構成インデックスとに基づいて制御情報のための時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、システムフレーム番号と構成インデックスとに基づいて候補時間領域リソースを決定するステップ、及び、候補時間領域リソースが利用可能なアップリンク時間領域リソースであれば、候補時間領域リソースを制御情報のための時間領域リソースとして決定するステップ、又は、候補時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソース又は利用不可能な時間領域リソースであれば、時間領域リソースの後の第1の利用可能なアップリンク時間領域リソースを制御情報のための時間領域リソースとして決定するステップである。
【0145】
第18の態様によれば、ユーザ機器が提供され、このユーザ機器は、第17の態様又は第17の態様の想定し得る実施のうちのいずれか1つにおいて方法を実行するように構成される。
【0146】
具体的には、
ユーザ機器は、第17の態様又は第17の態様の想定し得る実施のうちのいずれか1つにおいて方法を実行するように構成されるユニットを含んでもよい。
【0147】
第19の態様によれば、他のユーザ機器が提供され、このユーザ機器は、プロセッサ、送信機、及び、受信機を含み、プロセッサは、送信機及び受信機を使用することにより第17の態様又は第17の態様の想定し得る実施のうちのいずれか1つにおいて方法を実行するように構成される。
【0148】
第20の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供され、このコンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを記憶するように構成され、コンピュータプログラムは、第17の態様又は第17の態様の想定し得る実施のいずれか1つにおいて方法を実行するために使用される命令を含む。
【0149】
第21の態様によれば、情報送信方法が提供され、この方法は、第1の情報を受信するステップであって、第1の情報が第2の情報に関する確認情報であり、第2の情報がデータ情報である、ステップと、第1のパラメータ値を取得するステップであって、第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用され、第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースの持続時間が1サブフレームよりも長くなく、第2の時間領域リソースと第1の時間領域リソースとの間の間隔が4サブフレームよりも短い、ステップと、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定するステップとを含む。
【0150】
第21の態様に関連して、第1の想定し得る実施において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の第1の時間領域間隔であることを含む。
【0151】
第21の態様
または前述の実施と関連して、第21の態様の第2の想定し得る実施において、第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することである。
【0152】
第21の態様
または前述の実施と関連して、第21の態様の第3の想定し得る実施において
、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることが、第1のパラメータ値が所定のマッピング関係に対応することを含み、この場合、マッピング関係は、第1の時間領域リソースの位置と第1の時間領域間隔との間の対応関係を含み、また、第1の時間領域間隔は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の時間領域間隔である。
【0153】
第21の態様
または前述の実施と関連して、第21の態様の第4の想定し得る実施において
、第1のパラメータ値が第1のパラメータ値に対応するマッピング関係のインデックスであり、又は、第1のパラメータ値が第1のパラメータ値に対応する所定のマッピング関係における最小時間領域間隔である。
【0154】
第21の態様
または前述の実施と関連して、第21の態様の第5の想定し得る実施において、第2の時間領域リソースを決定する具体的な実施は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係を決定するステップ、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定するステップ、及び、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定するステップである。
【0155】
第21の態様
または前述の実施と関連して、第21の態様の第6の想定し得る実施において、第2の情報を送信するためにUEによって使用されるキャリアがTDDキャリアであるとき、マッピング関係にしたがって第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定する具体的な実施は、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースと、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成に対応する第1の時間領域間隔とを決定するステップであり、所定のマッピング関係は、複数のTDDアップリンク−ダウンリンク構成における各TDDアップリンク−ダウンリンク構成内の第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を含む。
【0156】
第21の態様
または前述の実施と関連して、第21の態様の第7の想定し得る実施において
、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間が第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間に等しいことである。
【0157】
第21の態様
または前述の実施と関連して、第21の態様の第8の想定し得る実施において
、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間が、時間領域における1つのサブフレームの持続時間、又は、時間領域における1つのタイムスロットの持続時間、又は、時間領域における2つのシンボルの持続時間、又は、時間領域における4つのシンボルの持続時間のうちのいずれか1つに等しいことである。
【0158】
第21の態様
または前述の実施と関連して、第21の態様の第9の想定し得る実施において
、第2の時間領域リソースの持続時間が第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間よりも短い又は該持続時間に等しいことである。
【0159】
第21の態様
または前述の実施と関連して、第21の態様の第10の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、方法は、第2のパラメータ値を送信するステップであって、第2のパラメータ値は、第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を示すために使用され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップを更に含み、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップであって、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップ、及び、第2のパラメータ値に基づいて第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0160】
第21の態様
または前述の実施と関連して、第21の態様の第11の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係が予め規定され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップ、及び、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係にしたがって第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0161】
第21の態様
または前述の実施と関連して、第21の態様の第12の想定し得る実施において、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域リソースの前であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することである。
【0162】
第21の態様
または前述の実施と関連して、第21の態様の第13の想定し得る実施において、第1のパラメータ値を
取得する具体的な実施は、指示情報を送信するステップであって、指示情報が第1のパラメータ値に対応する、ステップ、及び、指示情報にしたがって第1のパラメータ値を決定するステップであり、指示情報は、UEの最大送信
タイミングアドバンスTA値、UEの最大トランスポートブロックサイズTBS値、UEの送信モード情報、UEの能力情報、又は、第2の時間領域リソースの持続時間タイプのうちのいずれか1つである。
【0163】
第22の態様によれば、ユーザ機器が提供され、このユーザ機器は、第21の態様又は第21の態様の想定し得る実施のうちのいずれか1つにおいて方法を実行するように構成される。
【0164】
具体的には、
ユーザ機器は、第21の態様又は第21の態様の想定し得る実施のうちのいずれか1つにおいて方法を実行するように構成されるユニットを含んでもよい。
【0165】
第23の態様によれば、他のユーザ機器が提供され、このユーザ機器は、プロセッサ、送信機、及び、受信機を含み、プロセッサは、送信機及び受信機を使用することにより第21の態様又は第21の態様の想定し得る実施のうちのいずれか1つにおいて方法を実行するように構成される。
【0166】
第24の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供され、このコンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを記憶するように構成され、コンピュータプログラムは、第21の態様又は第21の態様の想定し得る実施のいずれか1つにおいて方法を実行するために使用される命令を含む。
【0167】
本発明の実施の形態における情報送信方法、基地局、及び、ユーザ機器によれば、送信遅延が減少されると、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースが決定される。これにより、第1の情報を受信する第1の時間領域リソースと第2の情報を送信する第2の時間領域リソースとの間の間隔を短くすることができ、それにより、データの送信する又は制御情報をフィードバックするための間隔がより短くなる。したがって、遅延減少の性能向上を得ることができ、送信効率及びネットワークスループットが向上されるとともに、通信システムの送信効率が向上される。
【0168】
本発明の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために、以下は、実施形態又は従来技術を説明するために必要とされる添付図面について簡単に説明する。明らかに、以下の説明における添付図面は、本発明の幾つかの実施形態を単に示すにすぎず、また、当業者は、創作的努力を伴うことなくこれらの添付図面から他の図面を導き出すことができる。
【発明を実施するための形態】
【0170】
以下は、本発明の実施形態における添付図面に関連して、本発明の実施形態における技術的解決策を明確且つ完全に説明する。明らかに、説明される実施形態は、本発明の実施形態の一部であって、全てではない。創作的努力を伴うことなく本発明の実施形態に基づいて当業者により得られる他の全ての実施形態は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。
【0171】
本発明の技術的解決策は、GSM(登録商標、Global System of Mobile communication、モバイル通信用グローバルシステム)、CDMA(Code Division Multiple Access、符号分割多重アクセス)システム、WCDMA(登録商標、Wideband Code Division Multiple Access
、広帯域符号分割多重アクセス)
システム、GPRS(General Packet Radio Service、汎用パケット無線サービス)
システム、及び、LTE(Long Term Evolution、ロング・ターム・エボリューション)
システムなどの様々な通信システムに適用されてもよい。
【0172】
ユーザ機器(UE、User Equipment)は、移動端末(Mobile Terminal)、アクセス端末、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイルコンソール、遠隔局、遠隔端末、モバイル機器、ユーザ端末、端末、無線通信機器、ユーザエージェント、ユーザ装置などと称されてもよい。アクセス端末は、携帯電話、符号レス電話、SIP(Session Initiation Protocol、セッション・イニシエーション・プロトコル)電話、WLL(Wireless Local Loop、無線ローカルループ)局、PDA(Personal Digital Assistant、パーソナル・デジタル・アシスタント)、無線通信機能を有する携帯機器、コンピュータデバイス、無線モデムに接続される他の処理デバイス、車載デバイス、装着型デバイス、次世代5Gネットワークにおける端末機器、又は、次世代発展型PLMN(Public Land Mobile Network、パブリック・ランド・モバイル・ネットワーク)における端末機器であってもよい。
【0173】
ネットワークデバイスは、モバイル機器と通信するために使用されるデバイスであってもよく、ネットワークデバイスは、GSM(登録商標、Global System for Mobile communication、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ)又はCDMA(Code Division Multiple Access、符号分割多重アクセス)におけるBTS(Base Transceiver Station、ベース・トランシーバ・ステーション)であってもよく、或いは、WCDMA(登録商標、Wideband Code Division Multiple Access、広帯域符号分割多重アクセス)におけるNB(NodeB、基地局)であってもよく、或いは、LTE(Long Term Evolution、ロング・ターム・エボリューション)におけるeNB又はeNodeB(Evolutional Node B,発展型NodeB)、アクセスポイント、車載デバイス、装着型デバイス、次世代5Gネットワークにおける
ネットワークデバイス、次世代発展型PLMN(Public Land Mobile Network、パブリック・ランド・モバイル・ネットワーク)におけるネットワークデバイスなどであってもよい。
【0174】
本発明を適用できるシステムは、FDD(Frequency Division Duplex、周波数分割複信)システム、TDD(Time Division Duplex、時分割複信)システム、又は、2つの複信スモードFDD,TDDが使用のために組み込まれるシステムであってもよい。これは本発明において限定されない。
【0175】
図1は、本発明の一実施形態に係る情報送信方法の概略図である。
図1の方法はユーザ機器によって実行される。
【0176】
S110。第1の情報を受信し、この場合、第1の情報は、第2の情報を送信するようにUEに指示するために使用される。
【0177】
S120。第1のパラメータ値を取得し、この場合、第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用され、第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースの持続時間は1サブフレームよりも長くなく、第2の時間領域リソースと第1の時間領域リソースとの間の間隔は4サブフレームよりも短い。
【0178】
本発明において言及される第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第1の情報を送信するために占有されるリソースは、全ての又は一部の周波数領域リソース、符号領域リソース、及び、空間領域リソースを第1の時間領域リソース上に含んでもよいことが理解されるべきである。同様に、本発明において言及される第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の情報を送信するために占有されるリソースは、全ての又は一部の周波数領域リソース、符号領域リソース、及び、空間領域リソースを第2の時間領域リソース上に含んでもよい。UEによって取得される第1のパラメータ値が時間領域リソースに関する情報を示すために使用されることが理解されるべきである。更に、UEは、時間領域リソースにおける特定の周波数領域リソース、符号領域リソース、空間領域リソースなどに関する情報を取得してもよい。これは、本発明のこの実施形態において限定されない。
【0179】
本発明のこの実施形態で言及される1サブフレームは、特定の送信持続時間を占める物理リソースの単位であり、サブフレームの持続時間が予め規定されることは理解されるべきである。1サブフレームは、2つ以上のタイムスロット(スロット)を含んでもよく、或いは、複数のシンボル、例えば10個のシンボル又は14個のシンボルを含んでもよい。1サブフレームの持続時間は、1ms、又は、0.5ms、又は、0.125ms等であってもよい。本発明では特定の値が限定されない。1サブフレームの持続時間が短縮されると、サブフレーム内のタイムスロット又はシンボルの持続時間もそれに対応して短縮される。例えば、1サブフレームは2つのタイムスロットを含み、また、0.5msサブフレーム内のタイムスロットの持続時間は、1msサブフレーム内のタイムスロットの持続時間の1/2である。
【0180】
UEによって取得される第1のパラメータ値は、基地局などの
ネットワークデバイスによってUEに送信されてもよく、或いは、プロトコルによって指定されてもよいことが理解されるべきである。
【0181】
ステップS110とステップS120との間に厳密な時系列が存在しないことが理解されるべきである。ステップS120は、ステップS110の前に、ステップS110の後に、又は、ステップS110と同時に実行されてもよい。本明細書中において、これは、本発明のこの実施形態で限定されない。特に、第1の情報及び第1のパラメータ値は、同じメッセージを使用することによって送信されてもよい。具体的には、UEによって受信されて第1の情報を含むメッセージは、第1のパラメータ値を更に含んでもよい。
【0182】
UEによって取得される第1のパラメータ値が時間領域リソースに関する情報を示すために使用されることが理解されるべきである。更に、UEは、時間領域リソースにおける特定の周波数領域リソース、符号領域リソース、空間領域リソースなどに関する情報を取得してもよい。これは、本発明のこの実施形態において限定されない。
【0183】
S130。第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定し、第2の時間領域リソースに関する第2の情報を送信する。
【0184】
本発明のこの実施形態では、送信遅延が減少されると、UEは、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定する。これにより、第1の情報を受信する第1の時間領域リソースと第2の情報を送信する第2の時間領域リソースとの間の間隔を短くすることができ、それにより、データの送信する又は制御情報をフィードバックするための間隔がより短くなる。したがって、遅延減少の性能向上を得ることができ、送信効率及びネットワークスループットが向上されるとともに、通信システムの送信効率が向上される。
【0185】
随意的に、一実施形態では、第1の情報がスケジューリング情報であり、第2の情報がスケジューリング情報にしたがってスケジューリングされるアップリンクデータ情報である。本発明のこの実施形態において、UEは、アップリンクデータ送信効率及びネットワークスループットを向上させるために、スケジューリング情報とアップリンクデータとの間の間隔を短くしてもよい。
【0186】
或いは、随意的に、一実施形態では、第1の情報がスケジューリング情報であり、第2の情報がスケジューリング情報にしたがってスケジューリングされるアップリンク制御情報である。例えば、制御情報は非周期的CSIであり、スケジューリング情報がCSIトリガ情報である。
【0187】
或いは、随意的に、一実施形態では、第1の情報がダウンリンク制御情報であり、第2の情報がダウンリンク制御情報に関するフィードバック情報である。本発明のこの実施形態において、UEは、
アップリンク制御情報フィードバック効率を向上させるために、ダウンリンク制御情報とフィードバック情報との間の送信間隔を短くしてもよい。
【0188】
或いは、随意的に、一実施形態では、第1の情報がダウンリンクデータ情報であり、第2の情報がダウンリンクデータ情報に関する確認情報である。ここで、確認情報は、肯定確認情報(Acknowledgement,ACK)又は否定確認応答(Negative Acknowledgement,NACK)情報を含んでもよいことが理解されるべきである。本発明のこの実施形態において、UEは、確認情報フィードバック効率を向上させるために、ダウンリンクデータ情報と確認情報との間の送信間隔を短くしてもよい。
【0189】
第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を複数の態様で示してもよいことが理解されるべきである。
【0190】
随意的に、一実施形態において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の第1の時間領域間隔であることを含む。
【0191】
第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間の両方が第1の時間領域間隔の持続時間単位に等しい場合には、第1の時間領域間隔が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の時間領域間隔に等しく、或いは、第1の時間領域リソースの持続時間又は第2の時間領域リソースの持続時間が第1の時間領域間隔の持続時間単位に等しくない場合には、第1の時間領域間隔が、第1の時間領域リソースの時間領域単位と第2の時間領域リソースの時間領域単位との間の間隔を示し、この場合、時間領域単位の持続時間は、第1の時間領域リソースの持続時間又は第2の時間領域リソースの持続時間より短くないことが理解されるべきである。
【0192】
本発明のこの実施形態において、第1のパラメータ値の単位持続時間は、1サブフレームの持続時間、1タイムスロットの持続時間、2つのシンボルの持続時間、4つのシンボルの持続時間などであってもよいことを理解されるべきである。
【0193】
例えば、基地局が第1のパラメータ値をUEに送信してもよく、ここで、値は2であり、単位がサブフレームであり、この場合、第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームと第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームとの間の時間領域間隔が2サブフレームであることを示す。
【0194】
更に、この実施形態の想定し得る実施において、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔及び第1の時間領域リソースに基づいて第2の時間領域リソースを決定することであってもよい。
【0195】
第1の時間領域間隔及び第1の時間領域リソースに基づいて第2の時間領域リソースを決定することが複数の実施を含んでもよいことが理解されるべきである。
【0196】
随意的に、第1の時間領域間隔及び第1の時間領域リソースに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することであってもよい。
【0197】
例えば、第1の時間領域リソースがサブフレームnであり、第1の時間領域間隔がk個のサブフレームを示すkであり、サブフレームn+kが第2の時間領域リソースとして決定されてもよいと仮定する。第2の情報を送信するためのサブキャリアがFDDサブキャリアであるとき、一般に、UEはこの態様を使用する。
【0198】
本発明のこの実施形態では、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の第1の時間領域間隔が第1のパラメータ値に基づいて決定され、また、更に、第2の時間領域リソースが第1の時間領域リソースと第1の時間領域間隔とに基づいて決定される。したがって、データを送信する又は制御情報をフィードバックするための間隔が短くなり、遅延減少の性能向上を得ることができるとともに、送信効率及びネットワークスループットが向上される。
【0199】
或いは、随意的に、第1の時間領域間隔及び第1の時間領域リソースに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔及び第1の時間領域リソースに基づいて第3の時間領域リソースを決定するステップ、並びに、第3の時間領域リソースが利用可能なアップリンク時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定するステップであってもよい。具体的には、例えば、第3の時間領域リソースは、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースであってもよい。
【0200】
本発明のこの実施形態では、第3の時間領域リソースが第1の時間領域間隔及び第1の時間領域リソースに基づいて決定された後、第3の時間領域リソースが利用可能なアップリンク時間領域リソースであるかどうかが決定され、また、第3の時間領域リソースが利用可能なアップリンク時間領域リソースである場合には、第3の時間領域リソースが第2の時間領域リソースとして決定される。したがって、UEは、ダウンリンク時間領域リソース又は利用不可能な時間領域リソースに関する第2の情報を送信することが防止される。
【0201】
表1は、異なるTDDアップリンク−ダウンリンク構成における送信周期及びフレーム構造を示し、ここで、Dはダウンリンクサブフレームを表わし、Uはアップリンクサブフレームを表わし、また、Sは特別なサブフレームを表わす。
【0203】
一例として表1を用いて、第2の情報を送信するためにUEにより使用される周波数領域リソースがTDDサブキャリアであり、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成が1であり、第1の時間領域リソースのサブフレームnの値が4であり、第1の時間領域間隔kの値が3サブフレームであると仮定すると、UEは、サブフレームn+kを第3の時間領域リソースとして決定し、すなわち、サブフレーム7を第3の時間領域リソースとして決定してもよい。サブフレーム7は利用可能なアップリンクサブフレームであるため、UEはサブフレーム7において第2の情報を送信してもよい。
【0204】
或いは、随意的に、第1の時間領域間隔及び第1の時間領域リソースに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第3の時間領域リソースを決定するステップであって、第3の時間領域リソースは、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースである、ステップ、及び、第3の時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソース又は利用不可能な時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソース後の第1の利用可能なアップリンク時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定するステップであってもよい。
【0205】
一例として表1を依然として用いて、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成が1であり、第1の時間領域リソースのサブフレームnの値が4であり、サブフレーム間隔kの値が2であると仮定すると、サブフレームn+kがサブフレーム6であると決定されてもよく、更に、サブフレーム6が特別なサブフレームであると決定されてもよい。UEは、サブフレーム6の後の第1の利用可能なアップリンクサブフレームを第2の時間領域リソースとして選択してもよく、すなわち、サブフレーム7を第2の時間領域リソースとして選択してサブフレーム7において第2の情報を送信してもよい。
【0206】
確かに、第3の時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソース又は利用不可能な時間領域リソースであれば、UEが第2の情報を送信しないことを選択してもよいことが理解されるべきである。一例として表1を依然として用いて、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成が1であり、第1の時間領域リソースのサブフレームnの値が4であり、サブフレーム間隔kの値が2であると仮定すると、UEは、サブフレーム6を決定するとともに、サブフレーム6が利用可能なアップリンクサブフレームではないと決定した後に第2の情報を送信することを放棄してもよい。
【0207】
確かに、第1の時間領域間隔の持続時間単位も、1つのタイムスロット、又は、2つのシンボル、又は、4つのシンボルなどであってもよいことが理解されるべきである。
【0208】
システムフレームが20個のタイムスロットに分割されると仮定すると、20個のタイムスロットに分割されるTDDシステムフレームのフレーム構造が表2に示されてもよい。
【0210】
ここで、Dは、タイムスロットがダウンリンクデータを送信するために使用されることを示し、Uは、タイムスロットがアップリンクデータを送信するために使用されることを示し、Sは、タイムスロットが特別なタイムスロットであることを示す。
【0211】
一例として表2を使用して、UEがTDDアップリンク−ダウンリンク構成2を使用し、第1の時間領域リソースのタイムスロット番号が1であり、タイムスロット間隔が2であると仮定すると、UEは最初にタイムスロット1+2=タイムスロット3を決定する。タイムスロット3が位置されるサブフレームは特別なサブフレームであってアップリンクデータを送信するために使用することができないため、UEは、タイムスロット3の後の第1の利用可能なアップリンクサブフレームの第1のタイムスロットを第2の時間領域リソースとして決定してもよい。具体的には、UEは、タイムスロット4を第2の時間領域リソースとして決定してもよい。
【0212】
随意的に、他の実施形態において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が所定のマッピング関係に対応することを含み、この場合、マッピング関係は、第1の時間領域リソースの位置と第1の時間領域間隔との間の対応関係を含み、また、第1の時間領域間隔は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の時間領域間隔である。
【0213】
具体的には、この実施形態において、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係を決定するステップ、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースに対応する前記第1の時間領域間隔を決定するステップ、及び、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定するステップである。
【0214】
本発明のこの実施形態では、第1のパラメータ値に基づいて所定のマッピング関係が決定され、その後、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の第1の時間領域間隔が所定のマッピング関係にしたがって決定され、更に、第2の時間領域リソースが第1の時間領域リソースと第1の時間領域間隔とに基づいて決定される。したがって、データを送信する又は制御情報をフィードバックするための間隔が短くなり、遅延減少の性能向上を得ることができるとともに、送信効率及びネットワークスループットが向上される。
【0215】
本発明のこの実施形態における第1の時間領域間隔の定義は、第1のパラメータ値が第1の時間領域間隔である前述の実施形態における第1の時間領域間隔の定義と同様である。したがって、本発明のこの実施形態では、詳細についてここで再び説明しない。
【0216】
更に、第2の情報を送信するためにUEによって使用されるキャリアがTDDキャリアであるとき、マッピング関係にしたがって第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定するステップは、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースと、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成に対応する第1の時間領域間隔とを決定するステップであり、この場合、所定のマッピング関係は、複数のTDDアップリンク−ダウンリンク構成における各TDDアップリンク−ダウンリンク構成内の第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を含む。
【0217】
所定のマッピング関係は、プロトコルによって指定されるマッピング関係表などであってもよいことが理解されるべきである。表3、表4、及び、表5はそれぞれ、TDDの想定し得るマッピング関係表を示し、この場合、マッピング関係表における時間領域間隔の測定の単位はサブフレームである。
【0221】
先の表3〜表5において、2番目の横列はサブフレーム番号を示し、1番目の縦列は異なるTDDアップリンク−ダウンリンク構成を示す。表中の横列は、対応するTDDアップリンク−ダウンリンク構成内の各サブフレームに対応するサブフレーム間隔を示す。
【0222】
例えば、表3において、UEのTDDキャリアのTDDアップリンク−ダウンリンク構成が1であり、第1の時間領域リソースのサブフレームが4である場合、第1の時間領域リソースに対応するサブフレーム間隔は3である。他の例に関し、表5において、UEのTDDキャリアのTDDアップリンク−ダウンリンク構成が2であり、第1の時間領域リソースのサブフレームが1であるとき、第1の時間領域リソースに対応するサブフレーム間隔は1である。
【0223】
確かに、本発明のこの実施形態では、マッピング関係が複数の方法で示されてもよいことが理解されるべきである。
【0224】
随意的に、この実施形態の想定し得る実施において、第1のパラメータ値は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係のインデックスであってもよい。一例として先の表3〜表5に示されるマッピング関係表を使用して、第
1の情報で運ばれる第1のパラメータ値が1であるときに、表3〜表5に示されるマッピング関係表のインデックスがそれぞれ1、2、3であると仮定すると、それは表3に示されるマッピング関係表が選択されたことを示す。
【0225】
随意的に、この実施形態の他の想定し得る実施において、第1のパラメータ値は、第1のパラメータ値に対応する所定のマッピング関係における最小時間領域間隔である。1つの最小時間領域間隔は1つの所定のマッピング関係に対応し、また、異なるマッピング関係における最小時間領域間隔は異なる。先の表3〜表5に示されるマッピング関係表を依然として一例として使用すると、第1のパラメータ値は1であることは、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係が表5に示されるマッピング関係表であることを示す。
【0226】
なお、先の表3〜表5の構成は一例にすぎない。実際の適用では、他の構成モードが存在し得る。例えば、マッピング関係表内の最小時間領域間隔が2である場合、マッピング関係表が更に表6に示されてもよい。
【0228】
随意的に、一実施形態において、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間は、第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間に等しい。具体的には、第1の時間領域リソースの持続時間及び前記第2の時間領域リソースの持続時間は、時間領域における1つのサブフレームの持続時間、又は、時間領域における1つのタイムスロットの持続時間、又は、時間領域における2つのシンボルの持続時間、又は、時間領域における4つのシンボルの持続時間のうちのいずれか1つに等しい。
【0229】
随意的に、他の実施形態において、第2の時間領域リソースの持続時間は、第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間よりも短い又は該持続時間に等しい。
【0230】
この実施形態では、第2の時間領域リソースの持続時間が第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間よりも短いため、第2の時間領域リソースを第1の時間領域間隔と第
1の時間領域リソースとに完全に基づいて決定できず、また、第2の時間領域リソースの時間領域単位内の第2の時間領域リソースの位置も示される必要があり、この場合、時間領域単位は第1の時間領域間隔の時間領域単位である。
【0231】
随意的に、この実施形態の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係が予め規定され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、また、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームである。
【0232】
具体的には、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間が1タイムスロット(slot)である場合、第1の時間領域単位内の第1の時間領域リソースの位置インデックスと第2の時間領域単位内の第2の時間領域リソースの位置インデックスとの間の関係は、以下のうちの1つであってもよい。すなわち、
第1の時間領域リソースが第1のサブフレームの奇数タイムスロットを使用するとき、第2の時間領域リソースは第2のサブフレームの奇数タイムスロットを使用し、又は、
第1の時間領域リソースが第1のサブフレームの奇数タイムスロットを使用するとき、第2の時間領域リソースは第2のサブフレームの偶数タイムスロットを使用し、又は、
第1の時間領域リソースが第1のサブフレームの偶数タイムスロットを使用するとき、第2の時間領域リソースは第2のサブフレームの奇数タイムスロットを使用し、又は、
第1の時間領域リソースが第1のサブフレームの偶数タイムスロットを使用するとき、第2の時間領域リソースは第2のサブフレームの偶数タイムスロットを使用し、この場合、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームである。
【0233】
この場合、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップ、及び、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係にしたがって第2のサブフレーム内の第2時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0234】
図2は、本発明の一実施形態に係る第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間のタイムスロット関係の概略図である。例えば、第1の時間領域リソースが第1のサブフレームの奇数タイムスロットを使用するときに第2の時間領域リソースが第2のサブフレームの奇数タイムスロットを使用することが事前に合意されていると仮定する。
図2に示されるシナリオにおいて、UEは、
UL grantを使用することによりサブフレームnの奇数タイムスロットでスケジューリング情報を取得し、また、サブフレーム間隔はkサブフレームである。具体的には、UEの第1の時間領域リソースはサブフレームnの奇数タイムスロットであり、第1の時間領域間隔はkである。この場合、UEは、第1の時間領域リソースと第1の時間領域間隔とに基づいてサブフレームn+kを決定するとともに、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2時間領域リソースの位置との間の関係にしたがってサブフレームn+k内の第2の時間領域リソースのタイムスロット位置を決定、すなわち、サブフレームn+kの奇数タイムスロットを第2時間領域リソースとして決定してもよい。
【0235】
随意的に、サブフレーム内の第2の時間領域リソース及び第1の時間領域リソースによって使用されるシンボルの位置等も指定され得る。例えば、第2の時間領域リソース及び第1の時間領域リソースがサブフレーム内のシンボル0及びシンボル1を使用することが定められてもよい。例えば、具体的には、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間が2シンボルである場合、第1の時間領域単位における第1の時間領域リソースの位置インデックス及び第2の時間領域単位における第2の時間領域リソースの位置インデックスは、サブフレーム内
で同じ又は異なり得る。
【0236】
本発明のこの実施形態では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、第2の時間領域リソースの持続時間が1サブフレームの持続時間よりも短い場合には、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置が予め定められ、それにより、UEが第2の時間領域リソースの位置を正確に決定することができる。
【0237】
随意的に、この実施形態の他の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、また、方法は、第2のパラメータ値を取得するステップを更に含み、この場合、第2のパラメータ値は、第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を示すために使用され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームである。
【0238】
この場合、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップであって、第1のサブフレームが、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップと、第2のパラメータ値に基づいて第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップであってもよい。
【0239】
一例として
図2に示されるシナリオを依然として使用すると、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームがサブフレームnである場合、第1の時間領域間隔がkであること及びUEによって取得される第2のパラメータ値の値が奇数タイムスロットを示す0であることをUEによって取得される第1のパラメータ値が示すと仮定すると、UEは、最初に、第1の時間領域リソースと第1の時間領域間隔とに基づいて、サブフレームn+kを、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームとして決定し、その後、第2のパラメータ値に基づいて、サブフレームn+k内の奇数のタイムスロットを第2の時間領域リソースとして決定してもよい。
【0240】
第1のパラメータ値が基地局によって送信され又はプロトコルによって指定されてもよいことが理解されるべきである。
【0241】
第1のパラメータ値が基地局によって送信されるとき、基地局は、第1のパラメータ値を直接送信してもよく、又は、他の情報を使用することによって第1のパラメータ値を暗黙的に示してもよい。
【0242】
基地局が他の情報を使用することによって暗黙的に第1のパラメータ値を示すとき、随意的に、第1のパラメータ値を取得する具体的な実施は、
指示情報を取得するステップであって、指示情報が第1のパラメータ値に対応する、ステップ、及び、
指示情報にしたがって第1のパラメータ値を決定するステップであってもよく、この場合、
指示情報は、
UEの最大送信
タイミングアドバンスTA値、UEの最大トランスポートブロックサイズTBS値、UEの送信モード情報、UEの能力情報、又は、第2の時間領域リソースの持続時間タイプ
のうちのいずれか1つである。
【0243】
例えば、プロトコルは最大サポートTA値を規定してもよい。異なるTA値は異なる第1のパラメータ値に対応する。UEは、基地局によって送信される最大TA値を使用することによって第1のパラメータ値を決定する。例えば、4つの異なる第1のパラメータ値に対応する4つの異なるTA値がある。一般に、TA値が大きければ、TA値に対応する第1のパラメータ値もまた大きい。或いは、例えば、M個のTA値とN個の第1のパラメータ値があり、M及びNはいずれもゼロでない整数であり、M<Nである。具体的には、1つのTA値は1つ以上の第1のパラメータ値に対応し得る。
【0244】
本発明のこの実施形態において、TA値は、基地局によって送信される信号を使用することによって取得されてもよく、この場合、信号はブロードキャストメッセージ又はマルチキャストメッセージを使用することによって送信されてもよいことが理解されるべきである。
【0245】
他の例において、プロトコルは最大サポートTBS値を規定してもよく、また、異なるTBS値は異なる第1のパラメータ値に対応する。UEは、基地局によって送信される最大TBS値を使用することによって第1のパラメータ値を決定する。TA値と同様に、1つのTBS値はただ1つの第1のパラメータ値に対応する、又は、1つのTBS値は1つ以上の第1のパラメータ値に対応する。
【0246】
他の例において、送信モードは、モード0、モード1、モード2、又は、モード3であってもよく、また、異なる送信モードは異なる第1のパラメータ値に対応する。ここで、送信モードは、異なるマルチアンテナ送信モード(例えば、シングルアンテナ又はマルチアンテナ、送信ダイバーシティ又は空間多重化、シングルユーザMIMO(Multiple Input Multiple Output)又はマルチユーザMIMO、及び、シングルストリーム又はマルチストリーム);協調送信モード(協調マルチポイント送信モード又は非協調送信モード)が使用されるかどうか;及び、異なる送信持続時間に対応する送信モード(例えば、1ms持続時間に対応する送信モード、1タイムスロットに対応する送信モード、2シンボルに対応する送信モード、又は、4シンボルに対応する送信モード)のうちのいずれか1つであってもよい。UEは、基地局によって送信される送信モード情報を使用することによって第1のパラメータ値を決定する。TA値と同様に、
送信モードの1つは、ただ1つの第1のパラメータ値に対応し、或いは、
送信モードの1つは、1つ以上の第1のパラメータ値に対応する。例えば、異なる送信持続時間の送信モードの場合、1msの持続時間の送信モードにおける第1のパラメータ値は3又は4であってもく、また、2シンボル持続時間の送信モードにおける第1のパラメータ値は4〜8であってもよい。送信モードが一意的でない複数の第1のパラメータ値に対応する場合、第1のパラメータ値は、他の情報を使用することによって更に決定されてもよい。情報は、各送信中に対応する第1のパラメータの特定の値を示すために使用される。情報は、基地局によって予め規定され又は示されてもよい。
【0247】
他の例において、UEの異なる能力情報は異なる第1のパラメータ値に対応し、また、UEは、UEの能力情報にしたがって第1のパラメータ値を決定する。UEの処理能力が高い場合、対応する第1のパラメータ値はより小さくなる場合があり、そのことは、UEがサービスの送信処理又は受信処理をより短い時間内で完了できることを示す。
【0248】
他の例において、UEは、第2の時間領域リソースの持続時間タイプにしたがって第1のパラメータ値を決定してもよい。例えば、1msの持続時間に対応する第1のパラメータ値は3であり、0.5msの持続時間に対応する第1のパラメータ値は2である。
【0249】
本発明のこの実施形態では、第1のパラメータ値が暗黙的に示されるため、指示の信号を減らすことができる。更に、第1のパラメータ値が暗黙的に示されるため、送信遅延を減らすための重要なパラメータを更に関連付けることができる。これは、システム通信中の重要なパラメータの一貫性を確保し、設定されたパラメータの不整合によって引き起こされる潜在的な競合を減らす。
【0250】
図3は、本発明の他の実施形態に係る情報送信方法の概略図である。
図3の方法は、
ネットワークデバイス、例えば基地局によって実行される、又は、D2Dデバイスによって実行される。方法は以下のステップを含む。
【0251】
S310。第1の情報を受信し、この場合、第1の情報は、第2の情報を送信するようにUEに指示するために使用される。
【0252】
S320。第1のパラメータ値を送信し、この場合、第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用され、第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースの持続時間は1サブフレームよりも長くなく、第2の時間領域リソースと第1の時間領域リソースとの間の間隔は4サブフレームよりも短い。
【0253】
本発明において言及される第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第1の情報を送信するために占有されるリソースは、全ての又は一部の周波数領域リソース、符号領域リソース、及び、空間領域リソースを第1の時間領域リソース上に含んでもよいことが理解されるべきである。同様に、本発明において言及される第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の情報を送信するために占有されるリソースは、全ての又は一部の周波数領域リソース、符号領域リソース、及び、空間領域リソースを第2の時間領域リソース上に含んでもよい。基地局によって送信される第1のパラメータ値は、時間領域リソースに関する情報を示すために使用されることが理解されるべきである。更に、基地局は、時間領域リソースにおける特定の周波数領域リソース、符号領域リソース、及び、空間領域リソースなどに関する情報をUEに送信してもよい。これは、本発明のこの実施形態において限定されない。
【0254】
本発明のこの実施形態で言及される1サブフレームは、特定の送信持続時間を占める物理リソースの単位であり、サブフレームの持続時間が予め規定されることは理解されるべきである。1サブフレームは、2つ以上のタイムスロット(スロット)を含んでもよく、或いは、複数のシンボル、例えば10個のシンボル又は14個のシンボルを含んでもよい。1サブフレームの持続時間は、1ms、又は、0.5ms、又は、0.125ms等であってもよい。本発明では特定の値が限定されない。1サブフレームの持続時間が短縮されると、サブフレーム内のタイムスロット又はシンボルの持続時間もそれに対応して短縮される。例えば、1サブフレームは2つのタイムスロットを含み、また、0.5msサブフレーム内のタイムスロットの持続時間は、1msサブフレーム内のタイムスロットの持続時間の1/2である。
【0255】
ステップS310とステップS320との間に厳密な時系列が存在しないことが理解されるべきである。ステップS320は、ステップS310の前、又は、ステップS310の後、又は、ステップS310と同時に実行されてもよい。本明細書中において、これは、本発明のこの実施形態で限定されない。例えば、第1のパラメータ値は、同じメッセージ内で第1の情報と共に送信されてもよく、又は、第1の情報の前に送信されてもよく、又は、第1の情報の後に送信されてもよい。
【0256】
S330。第2の時間領域リソースを決定し、第2の時間領域リソースに関する第2の情報を受信する。
【0257】
本発明のこの実施形態では、送信遅延が減少されると、基地局は第1のパラメータ値をUEに送信し、それにより、UEは、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定する。これにより、第1の情報を送信するための第1の時間領域リソースと第2の情報を受信するための第2の時間領域リソースとの間の間隔を短くすることができ、それにより、データを受信する又はフィードバックの制御情報を受信するための間隔がより短くなる。したがって、遅延減少の性能向上を得ることができ、送信効率及びネットワークスループットが向上されるとともに、通信システムの送信効率が向上される。
【0258】
随意的に、一実施形態では、第1の情報がスケジューリング情報であり、第2の情報がスケジューリング情報にしたがってスケジューリングされるアップリンクデータ情報である。本発明のこの実施形態では、基地局が第1の
パラメータ値をUEに送信し、それにより、UEは、第1の基準値にしたがってスケジューリング情報とアップリンクデータとの間の送信間隔を短縮して、アップリンクデータ送信効率及びネットワークスループットを向上させることができる。
【0259】
或いは、随意的に、一実施形態では、第1の情報がスケジューリング情報であり、第2の情報がスケジューリング情報にしたがってスケジューリングされるアップリンク制御情報である。例えば、制御情報は非周期的CSIであり、スケジューリング情報がCSIトリガ情報である。
【0260】
或いは、随意的に、一実施形態では、第1の情報がダウンリンク制御情報であり、第2の情報がダウンリンク制御情報に関するフィードバック情報である。本発明のこの実施形態では、基地局が第1の基準値をUEに送信し、それにより、UEは、第1の基準値にしたがってダウンリンク制御情報とフィードバック情報との間の送信間隔を短縮して、
アップリンク制御情報フィードバック効率を向上させることができる。
【0261】
或いは、随意的に、一実施形態では、第1の情報がダウンリンクデータ情報であり、第2の情報がダウンリンクデータ情報に関する確認情報である。本明細書では、確認情報がACK情報又はNACK情報を含んでもよいことが理解されるべきである。本発明のこの実施形態では、基地局が第1の基準値をUEに送信するので、UEは、第1の基準値にしたがってダウンリンクデータ情報と確認情報との間の送信間隔を短縮して確認情報フィードバック効率を改善することができる。
【0262】
随意的に、一実施形態において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の第1の時間領域間隔であることを含む。
【0263】
更に、この実施形態の想定し得る実施において、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔及び第1の時間領域リソースに基づいて第2の時間領域リソースを決定することであってもよい。
【0264】
本発明のこの実施形態では、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の第1の時間領域間隔である特定の実施形態については、以下の説明を参照することができる。
図1に示す実施形態。
【0265】
随意的に、他の実施形態において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が所定のマッピング関係に対応することを含み、この場合、マッピング関係は、第1の時間領域リソースの位置と第1の時間領域間隔との間の対応関係を含み、また、第1の時間領域間隔は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の時間領域間隔である。具体的には、第1のパラメータ値は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係のインデックスである。或いは、第1のパラメータ値は、第1のパラメータ値に対応する事前定義マッピング関係における最小時間領域間隔である。
【0266】
更に、第2の時間領域リソースを決定する具体的な実施は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係を決定するステップ、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定するステップ、及び、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて前記第2の時間領域リソースを決定するステップであってもよい。
【0267】
更にまた、第2の情報を送信するためにUEによって使用されるキャリアがTDDキャリアであるとき、マッピング関係にしたがって第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定する具体的な実施は、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースと、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成に対応する第1の時間領域間隔とを決定するステップであり、この場合、所定のマッピング関係は、複数のTDDアップリンク−ダウンリンク構成における各TDDアップリンク−ダウンリンク構成内の第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を含む。
【0268】
本発明のこの実施形態では、第1のパラメータ値が所定の
マッピング関係に対応する具体的な実施において、
図1に示される実施形態に関する説明が参照されてもよいことが理解されるべきである。したがって、本発明のこの実施形態では、詳細についてここで再び説明しない。
【0269】
随意的に、第1の時間領域間隔及び第1の時間領域リソースに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することであってもよい。
【0270】
或いは、随意的に、第1の時間領域間隔及び第1の時間領域リソースに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第3の時間領域リソースを決定するステップであって、第3の時間領域リソースは、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースである、ステップ、及び、第3の時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定するステップであってもよい。
【0271】
或いは、随意的に、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第3の時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソース又は利用不可能なアップリンク時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースの後の第1の利用可能なアップリンク時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することであってもよい。
【0272】
随意的に、一実施形態において、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間は、第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間に等しい。具体的には、第1の時間領域リソースの持続時間及び前記第2の時間領域リソースの持続時間は、時間領域における1つのサブフレームの持続時間、又は、時間領域における1つのタイムスロットの持続時間、又は、時間領域における2つのシンボルの持続時間、又は、時間領域における4つのシンボルの持続時間のうちのいずれか1つに等しい。
【0273】
随意的に、他の実施形態において、第2の時間領域リソースの持続時間は、第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間よりも短い又は該持続時間に等しい。
【0274】
随意的に、この実施形態の実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、また、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定する前に、方法は、第2のパラメータ値を送信するステップであって、第2のパラメータ値は、第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を示すために使用され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップを更に含み、
第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定するステップは、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップであって、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップと、第2のパラメータ値に基づいて第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップとを含む。
【0275】
随意的に、この実施形態の他の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係が予め規定され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、
第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップ、及び、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係にしたがって第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0276】
本発明のこの実施形態では、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施において、
図1に示される実施形態に関する説明が参照されてもよいことが理解されるべきである。したがって、本発明のこの実施形態では、詳細についてここで再び説明しない。
【0277】
基地局が第1のパラメータ値を複数の態様で送信してもよいことが理解されるべきである。
【0278】
随意的に、一実施形態において、第1のパラメータ値を送信することの具体的な実施は、指示情報を送信することであってもよく、この場合、指示情報は第1のパラメータ値を伝える。指示情報は、第1の情報と共に送信されてもよく、又は、第1の情報の前に送信されてもよく、又は、第1の情報の後に送信されてもよい。本明細書中において、これは、本発明のこの実施形態で限定されない。
【0279】
或いは、随意的に、第1のパラメータ値を送信することの具体的な実施は、指示情報を送信するステップであって、指示情報が第1のパラメータ値に対応する、ステップ、及び、指示情報にしたがって第1のパラメータ値を決定するステップであってもよく、この場合、指示情報は、
UEの最大送信
タイミングアドバンスTA値、UEの最大トランスポートブロックサイズTBS値、UEの送信モード情報、UEの能力情報、又は、第2の時間領域リソースの持続時間タイプ
のうちのいずれか1つである。
【0280】
本発明のこの実施形態では、基地局により送信される第1のパラメータ値の具体的な実施において、
図1に示される実施形態においてUEにより取得される第1のパラメータ値の実施が参照されてもよいことが理解されるべきである。したがって、本発明のこの実施形態では、詳細についてここで再び説明しない。
【0281】
図4は、本発明の更なる他の実施形態に係る情報送信方法の概略図である。
図4の方法はユーザ機器によって実行される。方法は以下のステップを含む。
【0282】
S410。第1の情報を受信し、この場合、第1の情報はデータ情報である。
【0283】
S420。第1のパラメータ値を取得し、この場合、第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用され、第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の情報は第1の情報に関する確認情報であり、第2の時間領域リソースの持続時間は1サブフレームよりも長くなく、第2の時間領域リソースと第1の時間領域リソースとの間の間隔は4サブフレームよりも短い。
【0284】
本発明において言及される第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第1の情報を送信するために占有されるリソースは、全ての又は一部の周波数領域リソース、符号領域リソース、及び、空間領域リソースを第1の時間領域リソース上に含んでもよいことが理解されるべきである。同様に、本発明において言及される第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の情報を送信するために占有されるリソースは、全ての又は一部の周波数領域リソース、符号領域リソース、及び、空間領域リソースを第2の時間領域リソース上に含んでもよい。第1のパラメータ値が時間領域リソースに関する情報を示すために使用されることが理解されるべきである。更に、UEは、時間領域リソースにおける特定の周波数領域リソース、符号領域リソース、空間領域リソースなどに関する情報を取得してもよい。これは、本発明のこの実施形態において限定されない。
【0285】
本発明のこの実施形態で言及される1サブフレームは、特定の送信持続時間を占める物理リソースの単位であり、サブフレームの持続時間が予め規定されることは理解されるべきである。1サブフレームは、2つ以上のタイムスロット(スロット)を含んでもよく、或いは、複数のシンボル、例えば10個のシンボル又は14個のシンボルを含んでもよい。1サブフレームの持続時間は、1ms、又は、0.5ms、又は、0.125ms等であってもよい。本発明では特定の値が限定されない。1サブフレームの持続時間が短縮されると、サブフレーム内のタイムスロット又はシンボルの持続時間もそれに対応して短縮される。例えば、1サブフレームは2つのタイムスロットを含み、また、0.5msサブフレーム内のタイムスロットの持続時間は、1msサブフレーム内のタイムスロットの持続時間の1/2である。
【0286】
UEによって取得される第1のパラメータ値は、基地局などの
ネットワークデバイスによってUEに送信されてもよく、或いは、プロトコルによって指定されてもよいことが理解されるべきである。
【0287】
ステップS410とステップS420との間に厳密な時系列が存在しないことが理解されるべきである。ステップS420は、ステップS410の前、ステップS410の後、又は、ステップS410と同時に実行されてもよい。本明細書中において、これは、本発明のこの実施形態で限定されない。特に、第1の情報及び第1のパラメータ値は、同じメッセージを使用することによって送信されてもよい。具体的には、UEによって受信されて第1の情報を含むメッセージは、第1のパラメータ値を更に含んでもよい。
【0288】
S430。第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定して、第2の時間領域リソースに関する第2の情報を受信する。
【0289】
本発明のこの実施形態では、送信遅延が減少されると、UEは、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定する。これにより、第1の情報を送信するための第1の時間領域リソースと第2の情報を受信するための第2の時間領域リソースとの間の間隔を短くすることができ、それにより、データを受信するための間隔がより短くなる。したがって、遅延減少の性能向上を得ることができ、送信効率及びネットワークスループットが向上されるとともに、通信システムの送信効率が向上される。
【0290】
随意的に、一実施形態において、第1のパラメータ値は、第2の時間領域リソースを含む複数の候補時間領域リソースであり、第1のパラメータ値に
基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第2の時間領域リソースを決定するために複数の候補時間領域リソースに関してブラインド検出を実行することである。
【0291】
例えば、第1のパラメータ値は、第2の時間領域リソースが位置されるダウンリンクサブフレームのセットX={xi}であってもよく、また、UEは、セット内でブラインド検出を実行して、第2の時間領域リソースを決定する。
【0292】
随意的に、他の実施形態において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の第1の時間領域間隔であることを含む。
【0293】
更に、この実施形態の想定し得る実施において、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔及び第1の時間領域リソースに基づいて第2の時間領域リソースを決定することであってもよい。
【0294】
本発明のこの実施形態では、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の第1の時間領域間隔である特定の実施形態については、以下の説明を参照することができる。
図1に示す実施形態。
【0295】
随意的に、他の実施形態において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が所定のマッピング関係に対応することを含み、この場合、マッピング関係は、第1の時間領域リソースの位置と第1の時間領域間隔との間の対応関係を含み、また、第1の時間領域間隔は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の時間領域間隔である。具体的には、第1のパラメータ値は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係のインデックスである。或いは、第1のパラメータ値は、第1のパラメータ値に対応する事前定義マッピング関係における最小時間領域間隔である。
【0296】
更に、第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係を決定するステップ、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定するステップ、及び、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定するステップである。
【0297】
更にまた、第2の情報を
受信するために
基地局によって使用されるキャリアがTDDキャリアであるとき、マッピング関係にしたがって第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定する具体的な実施は、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースと、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成に対応する第1の時間領域間隔とを決定するステップであり、この場合、所定のマッピング関係は、複数のTDDアップリンク−ダウンリンク構成における各TDDアップリンク−ダウンリンク構成内の第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を含む。
【0298】
本発明のこの実施形態では、第1のパラメータ値が所定の
マッピング関係に対応する具体的な実施において、
図1に示される実施形態に関する説明が参照されてもよいことが理解されるべきである。したがって、本発明のこの実施形態では、詳細についてここで再び説明しない。
【0299】
随意的に、第1の時間領域間隔及び第1の時間領域リソースに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することであってもよい。
【0300】
或いは、随意的に、第1の時間領域間隔及び第1の時間領域リソースに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第3の時間領域リソースを決定するステップであって、第3の時間領域リソースは、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースである、ステップ、及び、第3の時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定するステップであってもよい。
【0301】
或いは、随意的に、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第3の時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソース又は利用不可能なアップリンク時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースの後の第1の利用可能なアップリンク時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することであってもよい。
【0302】
随意的に、一実施形態において、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間は、第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間に等しい。具体的には、第1の時間領域リソースの持続時間及び前記第2の時間領域リソースの持続時間は、時間領域における1つのサブフレームの持続時間、又は、時間領域における1つのタイムスロットの持続時間、又は、時間領域における2つのシンボルの持続時間、又は、時間領域における4つのシンボルの持続時間のうちのいずれか1つに等しい。
【0303】
随意的に、他の実施形態において、第2の時間領域リソースの持続時間は、第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間よりも短い又は該持続時間に等しい。
【0304】
随意的に、この実施形態の実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、また、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定する前に、方法は、第2のパラメータ値を取得するステップであって、第2のパラメータ値は、第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を示すために使用され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップを更に含み、
第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定するステップは、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップであって、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップと、第2のパラメータ値に基づいて第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップとを含む。
【0305】
随意的に、この実施形態の他の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係が予め規定され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、
第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップ、及び、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係にしたがって第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0306】
本発明のこの実施形態では、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施において、
図1に示される実施形態に関する説明が参照されてもよいことが理解されるべきである。したがって、本発明のこの実施形態では、詳細についてここで再び説明しない。
【0307】
UEが複数の態様で第1のパラメータ値を取得してもよいことが理解されるべきである。第1のパラメータ値は、予め規定されてもよく、又は、基地局によってUEに送信されてもよい。
【0308】
随意的に、一実施形態において、第1のパラメータ値を取得することの具体的な実施は、指示情報を取得することであってもよく、この場合、指示情報は第1のパラメータ値を伝える。指示情報は、第1の情報と共に送信されてもよく、又は、第1の情報の前に送信されてもよく、又は、第1の情報の後に送信されてもよい。本明細書中において、これは、本発明のこの実施形態で限定されない。
【0309】
或いは、随意的に、第1のパラメータ値を取得することの具体的な実施は、指示情報を取得するステップであって、指示情報が第1のパラメータ値に対応する、ステップ、及び、指示情報にしたがって第1のパラメータ値を決定するステップであってもよく、この場合、指示情報は、
UEの最大送信
タイミングアドバンスTA値、UEの最大トランスポートブロックサイズTBS値、UEの送信モード情報、UEの能力情報、又は、第2の時間領域リソースの持続時間タイプ
のうちのいずれか1つである。
【0310】
本発明のこの実施形態では、UEによって取得される第1のパラメータ値の実施において、
図1に示される実施形態についての説明が参照されてもよいことが理解されるべきである。したがって、本発明のこの実施形態では、詳細についてここで再び説明しない。
【0311】
図5は、本発明の更なる他の実施形態に係る情報送信方法の概略図である。
図5の方法は基地局によって実行される。方法は以下のステップを含む。
【0312】
S510。第1の情報を受信し、この場合、第1の情報はデータ情報である。
【0313】
S520。第1のパラメータ値を送信し、この場合、第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用され、第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の情報は第1の情報に関する確認情報であり、第2の時間領域リソースの持続時間は1サブフレームよりも長くなく、第2の時間領域リソースと第1の時間領域リソースとの間の間隔は4サブフレームよりも短い。
【0314】
本発明において言及される第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第1の情報を送信するために占有されるリソースは、全ての又は一部の周波数領域リソース、符号領域リソース、及び、空間領域リソースを第1の時間領域リソース上に含んでもよいことが理解されるべきである。同様に、本発明において言及される第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の情報を送信するために占有されるリソースは、全ての又は一部の周波数領域リソース、符号領域リソース、及び、空間領域リソースを第2の時間領域リソース上に含んでもよい。基地局によって送信される第1のパラメータ値は、時間領域リソースに関する情報を示すために使用されることが理解されるべきである。更に、基地局は、時間領域リソースにおける特定の周波数領域リソース、符号領域リソース、及び、空間領域リソースなどに関する情報をUEに送信してもよい。これは、本発明のこの実施形態において限定されない。
【0315】
本発明のこの実施形態で言及される1サブフレームは、特定の送信持続時間を占める物理リソースの単位であり、サブフレームの持続時間が予め規定されることは理解されるべきである。1サブフレームは、2つ以上のタイムスロット(スロット)を含んでもよく、或いは、複数のシンボル、例えば10個のシンボル又は14個のシンボルを含んでもよい。1サブフレームの持続時間は、1ms、又は、0.5ms、又は、0.125ms等であってもよい。本発明では特定の値が限定されない。1サブフレームの持続時間が短縮されると、サブフレーム内のタイムスロット又はシンボルの持続時間もそれに対応して短縮される。例えば、1サブフレームは2つのタイムスロットを含み、また、0.5msサブフレーム内のタイムスロットの持続時間は、1msサブフレーム内のタイムスロットの持続時間の1/2である。
【0316】
ステップS510とステップS520との間に厳密な時系列が存在しないことが理解されるべきである。ステップS520は、ステップS510の前、ステップS510の後、又は、ステップS510と同時に実行されてもよい。本明細書中において、これは、本発明のこの実施形態で限定されない。例えば、第1のパラメータ値は、同じメッセージ内で第1の情報と共に送信されてもよく、又は、第1の情報の前に送信されてもよく、又は、第1の情報の後に送信されてもよい。
【0317】
S530。第2の時間領域リソースを決定して、第2の時間領域リソースで第2の情報を送信する。
【0318】
本発明のこの実施形態では、送信遅延が減少されると、基地局は第1のパラメータ値をUEに送信し、それにより、UEは、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定する。これにより、第1の情報を受信する第1の時間領域リソースと第2の情報を送信する第2の時間領域リソースとの間の間隔を短くすることができ、それにより、データの送信する又は制御情報をフィードバックするための間隔がより短くなる。したがって、遅延減少の性能向上を得ることができ、送信効率及びネットワークスループットが向上されるとともに、通信システムの送信効率が向上される。
【0319】
随意的に、一実施形態において、第1のパラメータ値は、第2の時間領域リソースを含む複数の候補時間領域リソースであり、また、
第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、複数の候補時間領域リソースのうちの1つを第2の時間領域リソースとして選択することである。
【0320】
随意的に、他の実施形態において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の第1の時間領域間隔であることを含む。
【0321】
更に、この実施形態の想定し得る実施において、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔及び第1の時間領域リソースに基づいて第2の時間領域リソースを決定することであってもよい。
【0322】
本発明のこの実施形態では、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の第1の時間領域間隔である特定の実施形態については、以下の説明を参照することができる。
図1に示す実施形態。
【0323】
随意的に、他の実施形態において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が所定のマッピング関係に対応することを含み、この場合、マッピング関係は、第1の時間領域リソースの位置と第1の時間領域間隔との間の対応関係を含み、また、第1の時間領域間隔は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の時間領域間隔である。具体的には、第1のパラメータ値は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係のインデックスである。或いは、第1のパラメータ値は、第1のパラメータ値に対応する事前定義マッピング関係における最小時間領域間隔である。
【0324】
更に、第2の時間領域リソースを決定するステップは、具体的には、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係を決定するステップ、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定するステップ、及び、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて前記第2の時間領域リソースを決定するステップである。
【0325】
更にまた、第2の情報を
受信するために
基地局によって使用されるキャリアがTDDキャリアであるとき、マッピング関係にしたがって第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定する具体的な実施は、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースと、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成に対応する第1の時間領域間隔とを決定するステップであり、この場合、所定のマッピング関係は、複数のTDDアップリンク−ダウンリンク構成における各TDDアップリンク−ダウンリンク構成内の第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を含む。
【0326】
本発明のこの実施形態では、第1のパラメータ値が所定の
マッピング関係に対応する具体的な実施において、
図1に示される実施形態に関する説明が参照されてもよいことが理解されるべきである。したがって、本発明のこの実施形態では、詳細についてここで再び説明しない。
【0327】
随意的に、第1の時間領域間隔及び第1の時間領域リソースに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することであってもよい。
【0328】
或いは、随意的に、第1の時間領域間隔及び第1の時間領域リソースに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第3の時間領域リソースを決定するステップであって、第3の時間領域リソースは、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースである、ステップ、及び、第3の時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定するステップであってもよい。
【0329】
或いは、随意的に、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第3の時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソース又は利用不可能なアップリンク時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースの後の第1の利用可能なアップリンク時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することであってもよい。
【0330】
随意的に、一実施形態において、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間は、第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間に等しい。具体的には、第1の時間領域リソースの持続時間及び前記第2の時間領域リソースの持続時間は、時間領域における1つのサブフレームの持続時間、又は、時間領域における1つのタイムスロットの持続時間、又は、時間領域における2つのシンボルの持続時間、又は、時間領域における4つのシンボルの持続時間のうちのいずれか1つに等しい。
【0331】
随意的に、他の実施形態において、第2の時間領域リソースの持続時間は、第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間よりも短い又は該持続時間に等しい。
【0332】
随意的に、この実施形態の実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、また、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定する前に、方法は、第2のパラメータ値を送信するステップであって、第2のパラメータ値は、第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を示すために使用され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップを更に含み、
第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定するステップは、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップであって、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップと、第2のパラメータ値に基づいて第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップとを含む。
【0333】
随意的に、この実施形態の他の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係が予め規定され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、
第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップ、及び、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係にしたがって第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0334】
本発明のこの実施形態では、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施において、
図1に示される実施形態に関する説明が参照されてもよいことが理解されるべきである。したがって、本発明のこの実施形態では、詳細についてここで再び説明しない。
【0335】
基地局が第1のパラメータ値を複数の態様で送信してもよいことが理解されるべきである。
【0336】
随意的に、一実施形態において、第1のパラメータ値を送信することの具体的な実施は、指示情報を送信することであってもよく、この場合、指示情報は第1のパラメータ値を伝える。指示情報は、第1の情報と共に送信されてもよく、又は、第1の情報の前に送信されてもよく、又は、第1の情報の後に送信されてもよい。本明細書中において、これは、本発明のこの実施形態で限定されない。
【0337】
或いは、随意的に、第1のパラメータ値を送信することの具体的な実施は、指示情報を送信するステップであって、指示情報が第1のパラメータ値に対応する、ステップ、及び、指示情報にしたがって第1のパラメータ値を決定するステップであってもよく、この場合、指示情報は、
UEの最大送信
タイミングアドバンスTA値、UEの最大トランスポートブロックサイズTBS値、UEの送信モード情報、UEの能力情報、又は、第2の時間領域リソースの持続時間タイプ
のうちのいずれか1つである。
【0338】
本発明のこの実施形態では、基地局により送信される第1のパラメータ値の具体的な実施において、
図1に示される実施形態においてUEにより取得される第1のパラメータ値の実施が参照されてもよいことが理解されるべきである。したがって、本発明のこの実施形態では、詳細についてここで再び説明しない。
【0339】
図6は、本発明の更なる他の実施形態に係る情報送信方法のフローチャートである。
図6の方法はユーザ機器によって実行される。方法は以下のステップを含む。
【0340】
S610。第1の情報を受信し、この場合、第1の情報は第2の情報に関する確認情報であり、第2の情報はデータ情報である。
【0341】
S620。第1のパラメータ値を取得し、この場合、第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用され、第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースの持続時間は1サブフレームよりも長くなく、第2の時間領域リソースと第1の時間領域リソースとの間の間隔は4サブフレームよりも短い。
【0342】
本発明において言及される第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第1の情報を送信するために占有されるリソースは、全ての又は一部の周波数領域リソース、符号領域リソース、及び、空間領域リソースを第1の時間領域リソース上に含んでもよいことが理解されるべきである。同様に、本発明において言及される第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の情報を送信するために占有されるリソースは、全ての又は一部の周波数領域リソース、符号領域リソース、及び、空間領域リソースを第2の時間領域リソース上に含んでもよい。第1のパラメータ値が時間領域リソースに関する情報を示すために使用されることが理解されるべきである。更に、UEは、時間領域リソースにおける特定の周波数領域リソース、符号領域リソース、空間領域リソースなどに関する情報を取得してもよい。これは、本発明のこの実施形態において限定されない。
【0343】
本発明のこの実施形態で言及される1サブフレームは、特定の送信持続時間を占める物理リソースの単位であり、サブフレームの持続時間が予め規定されることは理解されるべきである。1サブフレームは、2つ以上のタイムスロット(スロット)を含んでもよく、或いは、複数のシンボル、例えば10個のシンボル又は14個のシンボルを含んでもよい。1サブフレームの持続時間は、1ms、又は、0.5ms、又は、0.125ms等であってもよい。本発明では特定の値が限定されない。1サブフレームの持続時間が短縮されると、サブフレーム内のタイムスロット又はシンボルの持続時間もそれに対応して短縮される。例えば、1サブフレームは2つのタイムスロットを含み、また、0.5msサブフレーム内のタイムスロットの持続時間は、1msサブフレーム内のタイムスロットの持続時間の1/2である。
【0344】
UEによって取得される第1のパラメータ値は、基地局などの
ネットワークデバイスによってUEに送信されてもよく、或いは、プロトコルによって指定されてもよいことが理解されるべきである。
【0345】
ステップS610とステップS620との間に厳密な時系列はないことが理解されるべきである。ステップS620は、ステップS610の前、ステップS610の後、又は、ステップS610と同時に実行されてもよい。本明細書中において、これは、本発明のこの実施形態で限定されない。特に、第1の情報及び指示情報は、同じメッセージを用いて送信されてもよい。具体的には、UEによって受信されて第1の情報を含むメッセージは、指示情報を更に含んでもよい。
【0346】
S630。第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定する。
【0347】
本発明のこの実施形態では、送信遅延が減少されると、UEは、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定する。これにより、第2の情報を送信するための第2の時間領域リソースと第1の情報を受信するための第1の時間領域リソースとの間の間隔を短くすることができ、それにより、データを受信するための間隔がより短くなる。したがって、遅延減少の性能向上を得ることができ、送信効率及びネットワークスループットが向上されるとともに、通信システムの送信効率が向上される。
【0348】
随意的に、一実施形態において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の第1の時間領域間隔であることを含む。
【0349】
更に、この実施形態の想定し得る実施において、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔及び第1の時間領域リソースに基づいて第2の時間領域リソースを決定することであってもよい。
【0350】
本発明のこの実施形態では、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の第1の時間領域間隔である特定の実施形態については、以下の説明を参照することができる。
図1に示す実施形態。
【0351】
随意的に、他の実施形態において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が所定のマッピング関係に対応することを含み、この場合、マッピング関係は、第1の時間領域リソースの位置と第1の時間領域間隔との間の対応関係を含み、また、第1の時間領域間隔は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の時間領域間隔である。具体的には、第1のパラメータ値は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係のインデックスである。或いは、第1のパラメータ値は、第1のパラメータ値に対応する事前定義マッピング関係における最小時間領域間隔である。
【0352】
更に、第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係を決定するステップ、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定するステップ、及び、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定するステップである。
【0353】
更にまた、第2の情報を送信するためにUEによって使用されるキャリアがTDDキャリアであるとき、マッピング関係にしたがって第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定する具体的な実施は、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースと、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成に対応する第1の時間領域間隔とを決定するステップであり、この場合、所定のマッピング関係は、複数のTDDアップリンク−ダウンリンク構成における各TDDアップリンク−ダウンリンク構成内の第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を含む。
【0354】
本発明のこの実施形態では、第1のパラメータ値が所定の
マッピング関係に対応する具体的な実施において、
図1に示される実施形態に関する説明が参照されてもよいことが理解されるべきである。したがって、本発明のこの実施形態では、詳細についてここで再び説明しない。
【0355】
随意的に、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域リソースの前であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することであってもよい。
【0356】
例えば、第1の時間領域リソースがサブフレームnであり、第1の時間領域間隔がkである場合、UEは、サブフレームn−kを第2の時間領域リソースとして決定し、第1の情報(確認情報)に対応する第2の情報(データ情報)を更に取得する。
【0357】
随意的に、一実施形態において、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間は、第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間に等しい。具体的には、第1の時間領域リソースの持続時間及び前記第2の時間領域リソースの持続時間は、時間領域における1つのサブフレームの持続時間、又は、時間領域における1つのタイムスロットの持続時間、又は、時間領域における2つのシンボルの持続時間、又は、時間領域における4つのシンボルの持続時間のうちのいずれか1つに等しい。
【0358】
随意的に、他の実施形態において、第2の時間領域リソースの持続時間は、第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間よりも短い又は該持続時間に等しい。
【0359】
随意的に、この実施形態の実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、また、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定する前に、方法は、第2のパラメータ値を取得するステップであって、第2のパラメータ値は、第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を示すために使用され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップを更に含み、
第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定するステップは、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップであって、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップと、第2のパラメータ値に基づいて第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップとを含む。
【0360】
随意的に、この実施形態の他の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係が予め規定され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、
第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップ、及び、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係にしたがって第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0361】
UEが複数の態様で第1のパラメータ値を取得してもよいことが理解されるべきである。第1のパラメータ値は、予め規定されてもよく、又は、基地局によってUEに送信されてもよい。
【0362】
随意的に、一実施形態において、第1のパラメータ値を取得することの具体的な実施は、指示情報を取得することであってもよく、この場合、指示情報は第1のパラメータ値を伝える。指示情報は、第1の情報と共に送信されてもよく、又は、第1の情報の前に送信されてもよく、又は、第1の情報の後に送信されてもよい。本明細書中において、これは、本発明のこの実施形態で限定されない。
【0363】
或いは、随意的に、第1のパラメータ値を取得することの具体的な実施は、指示情報を取得するステップであって、指示情報が第1のパラメータ値に対応する、ステップ、及び、指示情報にしたがって第1のパラメータ値を決定するステップであってもよく、この場合、指示情報は、
UEの最大送信
タイミングアドバンスTA値、UEの最大トランスポートブロックサイズTBS値、UEの送信モード情報、UEの能力情報、又は、第2の時間領域リソースの持続時間タイプ
のうちのいずれか1つである。
【0364】
本発明のこの実施形態では、UEによって取得される第1のパラメータ値の実施において、
図1に示される実施形態についての説明が参照されてもよいことが理解されるべきである。したがって、本発明のこの実施形態では、詳細についてここで再び説明しない。
【0365】
図7は、本発明の更なる他の実施形態に係る情報送信方法のフローチャートである。
図7の方法はユーザ機器によって実行される。方法は以下のステップを含む。
【0366】
S710 構成インデックスを受信し、この場合、構成インデックスは、制御情報の送信周期及び第1の時間領域リソースオフセットを示すために使用され、また、第1の時間領域リソースの持続時間は1サブフレームよりも短い。
【0367】
本発明のこの実施形態で言及される1サブフレームは、特定の送信持続時間を占める物理リソースの単位であり、サブフレームの持続時間が予め規定されることは理解されるべきである。1サブフレームは、2つ以上のタイムスロット(スロット)を含んでもよく、或いは、複数のシンボル、例えば10個のシンボル又は14個のシンボルを含んでもよい。1サブフレームの持続時間は、1ms、又は、0.5ms、又は、0.125ms等であってもよい。本発明では特定の値が限定されない。1サブフレームの持続時間が短縮されると、サブフレーム内のタイムスロット又はシンボルの持続時間もそれに対応して短縮される。例えば、1サブフレームは2つのタイムスロットを含み、また、0.5msサブフレーム内のタイムスロットの持続時間は、1msサブフレーム内のタイムスロットの持続時間の1/2である。
【0368】
本発明のこの実施形態において、制御情報は、チャネル状態情報(Channel State Information,CSI)、スケジューリング要求(Scheduling Request,SR)、ハイブリッド自動再送要求(Hybrid Automatic Repeat Request,HARQ)確認情報などを含んでもよいことが理解されるべきである。HARQ確認情報は、ACK(Acknowledgement)/NACK(Negative Acknowledgement)情報を含んでもよい。
【0369】
S720。システムフレーム番号と構成インデックスとに基づいて制御情報のための時間領域リソースを決定する。
【0370】
時間領域リソースは制御情報が位置される時間領域リソースであり、制御情報を送信するために占有されるリソースは、全ての又は一部の周波数領域リソース、符号領域リソース、及び、空間領域リソースを時間領域リソースに含んでもよい。
【0371】
S730。時間領域リソースに関する制御情報を送信する。
【0372】
本発明のこの実施形態では、送信方法における遅延を減らすために、制御情報の各送信によって占有される持続時間が短縮され、それに応じて制御情報を送信するためのリソースが決定される。したがって、制御情報の送信遅延が減少され、CSI,SR,HARQ確認情報などの制御情報の送信速度が増大されるとともに、システム全体の処理時間が短縮されて、システム性能が向上される。
【0373】
従来技術において、制御情報を周期的にフィードバックするための式は以下の通りである。
【数1】
ここで、n
fはシステムフレーム番号を示し、n
sは第1の時間領域リソースの時間領域位置を示し、N
offsetは制御情報のタイプに対応する時間領域リソースオフセットを示し、N
pdは制御情報の送信周期を示し、n
fの単位はサブフレームであり、n
sの単位はタイムスロットであり、N
offset及びN
pdの両方の単位はサブフレームです。
【0374】
N
offsetは、制御情報のタイプに対応する時間領域リソースオフセットを示す。例えば、制御情報の3つのタイプ、すなわち、CSI,SR,HARQ確認情報は、3つの異なる時間領域リソースオフセットに対応してもよい。
【0375】
随意的に、一実施形態において、システムフレーム番号と構成インデックスとに基づいて制御情報のための時間領域リソースを決定するステップは、システムフレーム番号
nfとMとの積M*
nfと構成インデックスとにしたがって時間領域リソースの位置を決定するステップを含み、ここで、Mはサブフレームの持続時間と時間領域リソースの持続時間とにしたがって決定され、Mは正の整数である
。
【0376】
例えば、時間領域リソースは、式(M×n
f+n
s−N
OFFSET)mod(N
pd)=0にしたがって決定されてもよい。Mの値は、例えば、サブフレームの持続時間を時間領域リソースの持続時間で割ったものに等しくてもよい。サブフレームの持続時間を時間領域リソースの持続時間で割ったものが整数ではない場合、整数部分がMの値として使用される。具体的には、
【数2】
となる。或いは、Mの値は、サブフレームの持続時間と第1の時間領域リソースの持続時間とにしたがって所定の態様で決定される。例えば、一例としてLTEシステムを使用して、通常のCPを考えると、1つのサブフレームは14個のシンボルを含み、また、第1の時間領域リソースの持続時間が
2OFDMシンボル(OFDM Symbol、OS)である場合、M=6又は7であり、第1の時間領域リソースの持続時間が4OSである場合、M=3又は4であり、或いは、第1の時間領域リソースの持続時間が7OSである場合、M=2である。他の例において、拡張CPを考えると、1つのサブフレームは12個のシンボルを含み、また、第1の時間領域リソースの持続時間が2OSである場合、M=5又は6であり、第1の時間領域リソースの持続時間が4OSである場合、M=3又は4であり、或いは、第1の時間領域リソースの持続時間が6OSである場合、M=2である。
【0377】
或いは、随意的に、他の実施形態において、システムフレーム番号と構成インデックスとに基づいて制御情報のための時間領域リソースを決定するステップは、システムフレーム番号
nfとMとの積M*10*
nfと構成インデックスとにしたがって時間領域リソースの位置を決定するステップを含み、ここで、Mはサブフレームの持続時間と時間領域リソースの持続時間とにしたがって決定され、Mは正の整数である
。或いは、Mの値は、サブフレームの持続時間と第1の時間領域リソースの持続時間とにしたがって所定の態様で決定される。例えば、一例としてLTEシステムを使用して、通常のCPを考えると、1つのサブフレームは14個のシンボルを含み、また、第1の時間領域リソースの持続時間が2OSである場合、M=6又は7であり、第1の時間領域リソースの持続時間が4OSである場合、M=3又は4であり、或いは、第1の時間領域リソースの持続時間が7OSである場合、M=2である。他の例において、拡張CPを考えると、1つのサブフレームは12個のシンボルを含み、また、第1の時間領域リソースの持続時間が2OSである場合、M=5又は6であり、第1の時間領域リソースの持続時間が4OSである場合、M=3又は4であり、或いは、第1の時間領域リソースの持続時間が6OSである場合、M=2である。
【0378】
例えば、時間領域リソースは、式(M×10×n
f+n
s−N
OFFSET)mod(N
pd)=0にしたがって決定されてもよい。
【0379】
随意的に、一実施形態において、送信周期は、時間領域において5サブフレームの持続時間よりも短く且つ1サブフレームの持続時間よりも長い。例えば、送信周期の値は、2サブフレーム、3サブフレーム、又は、4サブフレームなどであってもよい。
【0380】
随意的に、他の実施形態において、構成インデックスによって示される送信周期及び
第1の時間領域リソースオフセットのうちの少なくとも一方の時間領域単位の持続時間は、時間領域における時間領域リソースの持続時間と同じである。
【0381】
例えば、送信周期及び時間領域リソースオフセットの両方の時間領域単位はタイムスロットであり、また、時間領域における時間領域リソースの持続時間もまたタイムスロットである。他の例において、送信周期の時間領域単位はタイムスロットであり、時間領域リソースオフセットの時間領域単位はタイムスロットであり、また、時間領域における時間領域リソースの持続時間もまたタイムスロットである。
【0382】
随意的に、他の実施形態において、システムフレーム番号と構成インデックスとに基づいて制御情報のための時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、
構成インデックスにしたがって送信周期び第1の時間領域リソースオフセットを決定するステップ、並びに、
システムフレーム番号、送信周期、第1の時間領域リソースオフセット、及び、第2の時間領域リソースオフセットに基づいて時間領域リソースを決定するステップ、
であってもよく、
第1の時間領域
リソースオフセットは、制御情報のタイプと関連付けられるオフセットであり、第1の時間領域
リソースオフセットは、送信周期における制御情報のオフセットを示すために使用され、第2の時間領域
リソースオフセットの持続時間が時間領域リソースのうちの1つ以上の持続時間に等しく、又は、第2の
時間領域リソースオフセットの持続時間が1サブフレームの持続時間に等しい。
【0383】
更に、第2の時間領域リソースオフセットが予め規定され、或いは、第2の時間領域リソースオフセットは基地局によってUEに送信される。
【0384】
随意的に、一実施形態において、システムフレーム番号と構成インデックスとに基づいて制御情報の時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、システムフレーム番号と構成インデックスとに基づいて候補時間領域リソースを決定するステップ、及び、候補時間領域リソースが利用可能なアップリンク時間領域リソースであれば、候補時間領域リソースを制御情報のための時間領域リソースとして決定するステップであってもよい。
【0385】
一例として表2を使用して、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成が1であり、システムフレーム番号と構成インデックスとに基づいて決定される候補時間領域リソースがslot14であると仮定すると、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成が1であるときにslot14が利用可能なアップリンク時間領域リソースであるため、slot14は、制御情報のための時間領域リソースとして決定されてもよく、すなわち、UEはがslot14において制御情報を送信してもよい。
【0386】
或いは、随意的に、他の実施形態において、システムフレーム番号と構成インデックスとに基づいて制御情報のための時間領域リソースを決定することの具体的な実施は、システムフレーム番号と構成インデックスとに基づいて候補時間領域リソースを決定するステップ、及び、候補時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソース又は利用不可能な時間領域リソースであれば、時間領域リソースの後の第1の利用可能なアップリンク時間領域リソースを制御情報のための時間領域リソースとして決定するステップである。
【0387】
一例として表2を依然として使用して、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成が1であり、システムフレーム番号と構成インデックスとに基づいて決定される候補時間領域リソースがslot13であると仮定すると、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成が1であるときにslot13が利用可能なアップリンク時間領域リソースでないため、slot13の後の第1の利用可能な時間領域リソースは、御情報のための時間領域リソースとして決定され、すなわち、slot14が制御情報のための時間領域リソースとして決定され、その後、UEは、slot14において制御情報を送信してもよい。
【0388】
図8は、本発明の一実施形態に係るユーザ機器800の概略構造図である。
図8に示されるように、ユーザ機器800は、送信モジュール830、受信モジュール810、及び、処理モジュール820を含んでもよく、
受信モジュール810は第1の情報を受信するように構成され、この場合、第1の情報は、第2の情報を送信するようにUEに指示するために使用され、
処理モジュール820は第1のパラメータ値を取得するように構成され、この場合、第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用され、第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースの持続時間が1サブフレームよりも長くなく、第2の時間領域リソースと第1の時間領域リソースとの間の間隔が4サブフレームよりも短く、
処理モジュール820は、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定するように更に構成され、
送信モジュール830は、第2の時間領域リソースに関する第2の情報を送信するように構成される。
【0389】
本発明のこの実施形態では、送信遅延が減少されると、ユーザ機器800は、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定する。これにより、第1の情報を受信するための第1の時間領域リソースと第2の情報を送信するための第2の時間領域リソースとの間の時間間隔を短くすることができる。したがって、データを送信する又は制御情報をフィードバックするための間隔が短くなり、遅延減少の性能向上を得ることができるとともに、送信効率及びネットワークスループットが向上される。
【0390】
特定の用途では、送信モジュール830が送信機であってもよく、受信モジュール810が受信機であってもよく、また、処理モジュールがプロセッサであってもよいことが理解されるべきである。更に、送信機及び受信機がアンテナに結合されてもよい。
【0391】
随意的に、一実施形態では、第1の情報がスケジューリング情報であり、第2の情報がスケジューリング情報にしたがってスケジューリングされるアップリンクデータ情報である。本発明のこの実施形態において、UEは、アップリンクデータ送信効率及びネットワークスループットを向上させるために、スケジューリング情報とアップリンクデータとの間の間隔を短くしてもよい。
【0392】
或いは、随意的に、一実施形態では、第1の情報がスケジューリング情報であり、第2の情報がスケジューリング情報にしたがってスケジューリングされるアップリンク制御情報である。例えば、制御情報は非周期的CSIであり、スケジューリング情報がCSIトリガ情報である。
【0393】
或いは、随意的に、一実施形態では、第1の情報がダウンリンク制御情報であり、第2の情報がダウンリンク制御情報に関するフィードバック情報である。本発明のこの実施形態において、UEは、
アップリンク制御情報フィードバック効率を向上させるために、ダウンリンク制御情報とフィードバック情報との間の送信間隔を短くしてもよい。
【0394】
或いは、随意的に、一実施形態では、第1の情報がダウンリンクデータ情報であり、第2の情報がダウンリンクデータ情報に関する確認情報である。ここで、確認情報は、肯定確認情報(Acknowledgement,ACK)又は否定確認応答(Negative Acknowledgement,NACK)情報を含んでもよいことが理解されるべきである。本発明のこの実施形態において、UEは、確認情報フィードバック効率を向上させるために、ダウンリンクデータ情報と確認情報との間の送信間隔を短くしてもよい。
【0395】
随意的に、一実施形態において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の第1の時間領域間隔であることを含む。
【0396】
更に、この実施形態の想定し得る実施において、処理モジュール820は、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定するように特に構成される。
【0397】
随意的に、他の実施形態において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が所定のマッピング関係に対応することを含み、この場合、マッピング関係は、第1の時間領域リソースの位置と第1の時間領域間隔との間の対応関係を含み、また、第1の時間領域間隔は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の時間領域間隔である。具体的には、第1のパラメータ値は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係のインデックスである。或いは、第1のパラメータ値は、第1のパラメータ値に対応する事前定義マッピング関係における最小時間領域間隔である。
【0398】
更に、処理モジュール820は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係を決定する、マッピング関係にしたがって第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定する、及び、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定するように特に構成される。
【0399】
更にまた、第2の情報を送信するためにUEによって使用されるキャリアがTDDキャリアであるとき、マッピング関係にしたがって第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を処理モジュール820により決定する具体的な実施は、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースと、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成に対応する第1の時間領域間隔とを決定することであってもよく、この場合、所定のマッピング関係は、複数のTDDアップリンク−ダウンリンク構成における各TDDアップリンク−ダウンリンク構成内の第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を含む。
【0400】
随意的に、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュール820により決定する具体的な実施は、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することであってもよい。
【0401】
或いは、随意的に、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュール820により決定する具体的な実施は、第3の時間領域リソースを決定するステップであって、第3の時間領域リソースは、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースである、ステップ、及び、第3の時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定するステップであってもよい。
【0402】
或いは、随意的に、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュール820により決定する具体的な実施は、第3の時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソース又は利用不可能なアップリンク時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースの後の第1の利用可能なアップリンク時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することであってもよい。
【0403】
随意的に、一実施形態において、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間は、第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間に等しい。具体的には、第1の時間領域リソースの持続時間及び前記第2の時間領域リソースの持続時間は、時間領域における1つのサブフレームの持続時間、又は、時間領域における1つのタイムスロットの持続時間、又は、時間領域における2つのシンボルの持続時間、又は、時間領域における4つのシンボルの持続時間のうちのいずれか1つに等しい。
【0404】
随意的に、他の実施形態において、第2の時間領域リソースの持続時間は、第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間よりも短い又は該持続時間に等しい。
【0405】
随意的に、この実施形態の実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、処理モジュール820は、第2のパラメータ値を取得するように更に構成され、第2のパラメータ値は、第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を示すために使用され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、
第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて処理モジュール820により第2の時間領域リソースを決定する具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップであって、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップ、及び、第2のパラメータ値に基づいて第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0406】
随意的に、この実施形態の他の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係が予め規定され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、
第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュール820により決定する具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップ、及び、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係にしたがって第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0407】
UEが複数の態様で第1のパラメータ値を取得してもよいことが理解されるべきである。第1のパラメータ値は、予め規定されてもよく、又は、基地局によってUEに送信されてもよい。
【0408】
随意的に、一実施形態において、第1のパラメータ値を処理モジュール820により取得する具体的な実施は、指示情報を取得することであってもよく、この場合、指示情報は第1のパラメータ値を伝える。指示情報は、第1の情報と共に送信されてもよく、又は、第1の情報の前に送信されてもよく、又は、第1の情報の後に送信されてもよい。本明細書中において、これは、本発明のこの実施形態で限定されない。
【0409】
或いは、随意的に、第1のパラメータ値を処理モジュール820により取得する具体的な実施は、指示情報を取得するステップであって、指示情報が第1のパラメータ値に対応する、ステップ、及び、指示情報にしたがって第1のパラメータ値を決定するステップであり、この場合、指示情報は、
UEの最大送信
タイミングアドバンスTA値、UEの最大トランスポートブロックサイズTBS値、UEの送信モード情報、UEの能力情報、又は、第2の時間領域リソースの持続時間タイプ
のうちのいずれか1つである。
【0410】
更に、ユーザ機器800は、
図1の方法を更に実行するとともに、
図1に示される実施形態のユーザ機器の機能を果たしてもよい。したがって、本発明のこの実施形態では、詳細についてここで再び説明しない。
【0411】
図9は、本発明の一実施形態に係る基地局900の概略構造図である。
図9に示されるように、
基地局900は、送信モジュール930、受信モジュール910、及び、処理モジュール920を含んでもよく、
送信モジュール930は第1の情報を送信するように構成され、この場合、第1の情報は、UEに第2の情報を送信するように指示するために使用され、
送信モジュール930は第1のパラメータ値を送信するように更に構成され、この場合、第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用され、第1の時間領域リソースは第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースは第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースの持続時間は1サブフレームよりも長くなく、第2の時間領域リソースと第1の時間領域リソースとの間の間隔は4サブフレームよりも短く、
処理モジュール920は、第2の時間領域リソースを決定するように構成され、
受信モジュール910は、第2の時間領域リソースに関する第2の情報を受信するように構成される。
【0412】
本発明のこの実施形態では、送信遅延が減少されると、基地局900は第1のパラメータ値をUEに送信し、それにより、UEは、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定する。これにより、第1の情報を送信するための第1の時間領域リソースと第2の情報を受信するための第2の時間領域リソースとの間の間隔を短くすることができ、それにより、データを受信する又はフィードバックの制御情報を受信するための間隔がより短くなる。したがって、遅延減少の性能向上を得ることができ、送信効率及びネットワークスループットが向上されるとともに、通信システムの送信効率が向上される。
【0413】
随意的に、一実施形態では、第1の情報がスケジューリング情報であり、第2の情報がスケジューリング情報にしたがってスケジューリングされるアップリンクデータ情報である。本発明のこの実施形態では、基地局が第1の
パラメタ値をUEに送信し、それにより、UEは、第1の基準値にしたがってスケジューリング情報とアップリンクデータとの間の送信間隔を短縮して、アップリンクデータ送信効率及びネットワークスループットを向上させることができる。
【0414】
或いは、随意的に、一実施形態では、第1の情報がスケジューリング情報であり、第2の情報がスケジューリング情報にしたがってスケジューリングされるアップリンク制御情報である。例えば、制御情報は非周期的CSIであり、スケジューリング情報がCSIトリガ情報である。
【0415】
或いは、随意的に、一実施形態では、第1の情報がダウンリンク制御情報であり、第2の情報がダウンリンク制御情報に関するフィードバック情報である。本発明のこの実施形態では、基地局が第1の基準値をUEに送信し、それにより、UEは、第1の基準値にしたがってダウンリンク制御情報とフィードバック情報との間の送信間隔を短縮して、
アップリンク制御情報フィードバック効率を向上させることができる。
【0416】
或いは、随意的に、一実施形態では、第1の情報がダウンリンクデータ情報であり、第2の情報がダウンリンクデータ情報に関する確認情報である。本明細書では、確認情報がACK情報又はNACK情報を含んでもよいことが理解されるべきである。本発明のこの実施形態では、基地局が第1の基準値をUEに送信するので、UEは、第1の基準値にしたがってダウンリンクデータ情報と確認情報との間の送信間隔を短縮して確認情報フィードバック効率を改善することができる。
【0417】
随意的に、一実施形態において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の第1の時間領域間隔であることを含む。
【0418】
更に、この実施形態の想定し得る実施において、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュール920により決定する具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定することであってもよい。
【0419】
随意的に、他の実施形態において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が所定のマッピング関係に対応することを含み、この場合、マッピング関係は、第1の時間領域リソースの位置と第1の時間領域間隔との間の対応関係を含み、また、第1の時間領域間隔は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の時間領域間隔である。具体的には、第1のパラメータ値は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係のインデックスである。或いは、第1のパラメータ値は、第1のパラメータ値に対応する事前定義マッピング関係における最小時間領域間隔である。
【0420】
更に、第2の時間領域リソースを処理モジュール920により決定する具体的な実施は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係を決定するステップ、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定するステップ、及び、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて前記第2の時間領域リソースを決定するステップであってもよい。
【0421】
更にまた、第2の情報を送信するためにUEによって使用されるキャリアがTDDキャリアであるとき、マッピング関係にしたがって第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を処理モジュール920により決定する具体的な実施は、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースと、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成に対応する第1の時間領域間隔とを決定することであってもよく、この場合、所定のマッピング関係は、複数のTDDアップリンク−ダウンリンク構成における各TDDアップリンク−ダウンリンク構成内の第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を含む。
【0422】
随意的に、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュール920により決定する具体的な実施は、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することであってもよい。
【0423】
或いは、随意的に、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュール920により決定する具体的な実施は、第3の時間領域リソースを決定するステップであって、第3の時間領域リソースは、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースである、ステップ、及び、第3の時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定するステップであってもよい。
【0424】
或いは、随意的に、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュール920により決定する具体的な実施は、第3の時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソース又は利用不可能なアップリンク時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースの後の第1の利用可能なアップリンク時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することであってもよい。
【0425】
随意的に、一実施形態において、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間は、第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間に等しい。具体的には、第1の時間領域リソースの持続時間及び前記第2の時間領域リソースの持続時間は、時間領域における1つのサブフレームの持続時間、又は、時間領域における1つのタイムスロットの持続時間、又は、時間領域における2つのシンボルの持続時間、又は、時間領域における4つのシンボルの持続時間のうちのいずれか1つに等しい。
【0426】
随意的に、他の実施形態において、第2の時間領域リソースの持続時間は、第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間よりも短い又は該持続時間に等しい。
【0427】
随意的に、この実施形態の実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、送信モジュール930は、第2のパラメータ値を送信するように更に構成され、第2のパラメータ値は、第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を示すために使用され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、
第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて処理モジュール920により第2の時間領域リソースを決定する具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップであって、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップ、及び、第2のパラメータ値に基づいて第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0428】
随意的に、この実施形態の他の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係が予め規定され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、
第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュール920により決定する具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップ、及び、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係にしたがって第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0429】
基地局900が第1のパラメータ値を複数の態様で送信してもよいことが理解されるべきである。
【0430】
随意的に、一実施形態において、第1のパラメータ値を送信モジュール930により送信する具体的な実施は、指示情報を送信することであってもよく、この場合、指示情報は第1のパラメータ値を伝える。指示情報は、第1の情報と共に送信されてもよく、又は、第1の情報の前に送信されてもよく、又は、第1の情報の後に送信されてもよい。本明細書中において、これは、本発明のこの実施形態で限定されない。
【0431】
或いは、随意的に、第1のパラメータ値を送信モジュール930により送信する具体的な実施は、指示情報を送信するステップであって、指示情報が第1のパラメータ値に対応する、ステップ、及び、指示情報にしたがって第1のパラメータ値を決定するステップであってもよく、この場合、指示情報は、
UEの最大送信
タイミングアドバンスTA値、UEの最大トランスポートブロックサイズTBS値、UEの送信モード情報、UEの能力情報、又は、第2の時間領域リソースの持続時間タイプ
のうちのいずれか1つである。
【0432】
更に、基地局900は、
図3の方法を更に実行するとともに、
図3に示される実施形態の基地局の機能を果たしてもよい。したがって、本発明のこの実施形態では、詳細についてここで再び説明しない。
【0433】
図10は、本発明の一実施形態に係るユーザ機器1000の概略構造図である。
図10に示されるように、ユーザ機器1000は、送信モジュール1030、受信モジュール1010、及び、処理モジュール1020を含んでもよく、
送信モジュール1030は第1の情報を送信するように構成され、この場合、第1の情報はデータ情報であり、
処理モジュール1020は第1のパラメータ値を取得するように構成され、この場合、第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用され、第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の情報は、第1の情報に関する確認情報であり、第2の時間領域リソースの持続時間が1サブフレームよりも長くなく、第2の時間領域リソースと第1の時間領域リソースとの間の間隔が4サブフレームよりも短く、
処理モジュール1020は、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定するように更に構成され、
受信モジュール1010は、第2の時間領域リソースに関する第2の情報を受信するように構成される。
【0434】
本発明のこの実施形態では、送信遅延が減少されると、ユーザ機器1000は、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定する。これにより、第1の情報を送信するための第1の時間領域リソースと第2の情報を受信するための第2の時間領域リソースとの間の間隔を短くすることができ、それにより、データを受信するための間隔がより短くなる。したがって、遅延減少の性能向上を得ることができ、送信効率及びネットワークスループットが向上されるとともに、通信システムの送信効率が向上される。
【0435】
特定の用途では、送信モジュール1030が送信機であってもよく、受信モジュール1010が受信機であってもよく、また、処理モジュールがプロセッサであってもよいことが理解されるべきである。更に、送信機及び受信機がアンテナに結合されてもよい。
【0436】
随意的に、一実施形態において、第1のパラメータ値は、第2の時間領域リソースを含む複数の候補時間領域リソースであり、第1のパラメータ値に
基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュール1020により決定する具体的な実施は、第2の時間領域リソースを決定するために複数の候補時間領域リソースに関してブラインド検出を実行することである。
【0437】
随意的に、他の実施形態において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の第1の時間領域間隔であることを含む。
【0438】
更に、この実施形態の想定し得る実施において、処理モジュール1020は、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定するように特に構成される。
【0439】
随意的に、他の実施形態において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が所定のマッピング関係に対応することを含み、この場合、マッピング関係は、第1の時間領域リソースの位置と第1の時間領域間隔との間の対応関係を含み、また、第1の時間領域間隔は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の時間領域間隔である。具体的には、第1のパラメータ値は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係のインデックスである。或いは、第1のパラメータ値は、第1のパラメータ値に対応する事前定義マッピング関係における最小時間領域間隔である。
【0440】
更に、処理モジュール1020は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係を決定する、マッピング関係にしたがって第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定する、及び、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定するように特に構成される。
【0441】
更にまた、第2の情報を送信するためにUEによって使用されるキャリアがTDDキャリアであるとき、マッピング関係にしたがって第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を処理モジュール1020により決定する具体的な実施は、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースと、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成に対応する第1の時間領域間隔とを決定することであってもよく、この場合、所定のマッピング関係は、複数のTDDアップリンク−ダウンリンク構成における各TDDアップリンク−ダウンリンク構成内の第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を含む。
【0442】
随意的に、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュール1020により決定する具体的な実施は、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することであってもよい。
【0443】
或いは、随意的に、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュール1020により決定する具体的な実施は、第3の時間領域リソースを決定するステップであって、第3の時間領域リソースは、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースである、ステップ、及び、第3の時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定するステップであってもよい。
【0444】
或いは、随意的に、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュール1020により決定する具体的な実施は、第3の時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソース又は利用不可能なアップリンク時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースの後の第1の利用可能なアップリンク時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することであってもよい。
【0445】
随意的に、一実施形態において、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間は、第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間に等しい。具体的には、第1の時間領域リソースの持続時間及び前記第2の時間領域リソースの持続時間は、時間領域における1つのサブフレームの持続時間、又は、時間領域における1つのタイムスロットの持続時間、又は、時間領域における2つのシンボルの持続時間、又は、時間領域における4つのシンボルの持続時間のうちのいずれか1つに等しい。
【0446】
随意的に、他の実施形態において、第2の時間領域リソースの持続時間は、第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間よりも短い又は該持続時間に等しい。
【0447】
随意的に、この実施形態の実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、処理モジュール1020は、第2のパラメータ値を取得するように更に構成され、第2のパラメータ値は、第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を示すために使用され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、
第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて処理モジュール1020により第2の時間領域リソースを決定する具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップであって、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップ、及び、第2のパラメータ値に基づいて第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0448】
随意的に、この実施形態の他の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係が予め規定され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、
第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュール1020により決定する具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップ、及び、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係にしたがって第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0449】
UEが複数の態様で第1のパラメータ値を取得してもよいことが理解されるべきである。第1のパラメータ値は、予め規定されてもよく、又は、基地局によってUEに送信されてもよい。
【0450】
随意的に、一実施形態において、第1のパラメータ値を処理モジュール1020により取得する具体的な実施は、指示情報を取得することであってもよく、この場合、指示情報は第1のパラメータ値を伝える。指示情報は、第1の情報と共に送信されてもよく、又は、第1の情報の前に送信されてもよく、又は、第1の情報の後に送信されてもよい。本明細書中において、これは、本発明のこの実施形態で限定されない。
【0451】
或いは、随意的に、第1のパラメータ値を処理モジュール1020により取得する具体的な実施は、指示情報を取得するステップであって、指示情報が第1のパラメータ値に対応する、ステップ、及び、指示情報にしたがって第1のパラメータ値を決定するステップであり、この場合、指示情報は、
UEの最大送信
タイミングアドバンスTA値、UEの最大トランスポートブロックサイズTBS値、UEの送信モード情報、UEの能力情報、又は、第2の時間領域リソースの持続時間タイプ
のうちのいずれか1つである。
【0452】
更に、ユーザ機器1000は、
図4の方法を更に実行するとともに、
図4に示される実施形態のユーザ機器の機能を果たしてもよい。したがって、本発明のこの実施形態では、詳細についてここで再び説明しない。
【0453】
図11は、本発明の一実施形態に係る基地局1100の概略構造図である。
図11に示されるように、
基地局1100は、送信モジュール1130、受信モジュール1110、及び、処理モジュール1120を含んでもよく、
受信モジュール1110は第1の情報を受信するように構成され、この場合、第1の情報はデータ情報であり、
送信モジュール1130は第1のパラメータ値を送信するように構成され、この場合、第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用され、第1の時間領域リソースは第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースは第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の情報は、第1の情報に関する確認情報であり、第2の時間領域リソースの持続時間は1サブフレームよりも長くなく、第2の時間領域リソースと第1の時間領域リソースとの間の間隔は4サブフレームよりも短く、
処理モジュール1120は、第2の時間領域リソースを決定するように構成され、
送信モジュール1130は、第2の時間領域リソースに関する第2の情報を送信するように構成される。
【0454】
本発明のこの実施形態では、送信遅延が減少されると、基地局1100は第1のパラメータ値をUEに送信し、それにより、UEは、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定する。これにより、第1の情報を受信する第1の時間領域リソースと第2の情報を送信する第2の時間領域リソースとの間の間隔を短くすることができ、それにより、データの送信する又は制御情報をフィードバックするための間隔がより短くなる。したがって、遅延減少の性能向上を得ることができ、送信効率及びネットワークスループットが向上されるとともに、通信システムの送信効率が向上される。
【0455】
随意的に、一実施形態において、第1のパラメータ値は、第2の時間領域リソースを含む複数の候補時間領域リソースであり、また、
第2の時間領域リソースを処理モジュール1120により決定する具体的な実施は、複数の候補時間領域リソースのうちの1つを第2の時間領域リソースとして選択することである。
【0456】
随意的に、他の実施形態において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の第1の時間領域間隔であることを含む。
【0457】
更に、この実施形態の想定し得る実施において、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュール1120により決定する具体的な実施は、第1の時間領域間隔及び第1の時間領域リソースに基づいて第2の時間領域リソースを決定することであってもよい。
【0458】
随意的に、他の実施形態において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が所定のマッピング関係に対応することを含み、この場合、マッピング関係は、第1の時間領域リソースの位置と第1の時間領域間隔との間の対応関係を含み、また、第1の時間領域間隔は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の時間領域間隔である。具体的には、第1のパラメータ値は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係のインデックスである。或いは、第1のパラメータ値は、第1のパラメータ値に対応する事前定義マッピング関係における最小時間領域間隔である。
【0459】
更に、第2の時間領域リソースを処理モジュール1120により決定する具体的な実施は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係を決定するステップ、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定するステップ、及び、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて前記第2の時間領域リソースを決定するステップであってもよい。
【0460】
更にまた、第2の情報を
受信するために
基地局によって使用されるキャリアがTDDキャリアであるとき、マッピング関係にしたがって第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を処理モジュール1120により決定する具体的な実施は、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースと、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成に対応する第1の時間領域間隔とを決定することであってもよく、この場合、所定のマッピング関係は、複数のTDDアップリンク−ダウンリンク構成における各TDDアップリンク−ダウンリンク構成内の第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を含む。
【0461】
随意的に、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュール1120により決定する具体的な実施は、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することであってもよい。
【0462】
或いは、随意的に、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュール1120により決定する具体的な実施は、第3の時間領域リソースを決定するステップであって、第3の時間領域リソースは、第1の時間領域リソースの後であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースである、ステップ、及び、第3の時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定するステップであってもよい。
【0463】
或いは、随意的に、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュール1120により決定する具体的な実施は、第3の時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソース又は利用不可能なアップリンク時間領域リソースであれば、第3の時間領域リソースの後の第1の利用可能なアップリンク時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することであってもよい。
【0464】
随意的に、一実施形態において、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間は、第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間に等しい。具体的には、第1の時間領域リソースの持続時間及び前記第2の時間領域リソースの持続時間は、時間領域における1つのサブフレームの持続時間、又は、時間領域における1つのタイムスロットの持続時間、又は、時間領域における2つのシンボルの持続時間、又は、時間領域における4つのシンボルの持続時間のうちのいずれか1つに等しい。
【0465】
随意的に、他の実施形態において、第2の時間領域リソースの持続時間は、第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間よりも短い又は該持続時間に等しい。
【0466】
随意的に、この実施形態の実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、送信モジュール1130は、第2のパラメータ値を送信するように更に構成され、第2のパラメータ値は、第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を示すために使用され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、
第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて処理モジュール1120により第2の時間領域リソースを決定する具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップであって、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップ、及び、第2のパラメータ値に基づいて第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0467】
随意的に、この実施形態の他の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係が予め規定され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、
第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュール1120により決定する具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップ、及び、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係にしたがって第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0468】
基地局1100が第1のパラメータ値を複数の態様で送信してもよいことが理解されるべきである。
【0469】
随意的に、一実施形態において、第1のパラメータ値を送信モジュール1130により送信する具体的な実施は、指示情報を送信することであってもよく、この場合、指示情報は第1のパラメータ値を伝える。指示情報は、第1の情報と共に送信されてもよく、又は、第1の情報の前に送信されてもよく、又は、第1の情報の後に送信されてもよい。本明細書中において、これは、本発明のこの実施形態で限定されない。
【0470】
或いは、随意的に、第1のパラメータ値を送信モジュール1130により送信する具体的な実施は、指示情報を送信するステップであって、指示情報が第1のパラメータ値に対応する、ステップ、及び、指示情報にしたがって第1のパラメータ値を決定するステップであってもよく、この場合、指示情報は、
UEの最大送信
タイミングアドバンスTA値、UEの最大トランスポートブロックサイズTBS値、UEの送信モード情報、UEの能力情報、又は、第2の時間領域リソースの持続時間タイプ
のうちのいずれか1つである。
【0471】
更に、ユーザ機器1100は、
図5の方法を更に実行するとともに、
図5に示される実施形態の基地局の機能を果たしてもよい。したがって、本発明のこの実施形態では、詳細についてここで再び説明しない。
【0472】
図12は、本発明の一実施形態に係るユーザ機器1200の概略構造図である。
図12に示されるように、ユーザ機器1200は、送信モジュール1230、受信モジュール1210、及び、処理モジュール1220を含んでもよく、
受信モジュール1210は第1の情報を受信するように構成され、この場合、第1の情報は、第2の情報に関する確認情報であり、第2の情報はデータ情報であり、
処理モジュール1220は第1のパラメータ値を取得するように構成され、この場合、第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用され、第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースの持続時間が1サブフレームよりも長くなく、第2の時間領域リソースと第1の時間領域リソースとの間の間隔が4サブフレームよりも短く、
処理モジュール1220は、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定するように更に構成される。
【0473】
本発明のこの実施形態では、送信遅延が減少されると、ユーザ機器1200は、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定する。これにより、第2の情報を送信するための第2の時間領域リソースと第1の情報を受信するための第1の時間領域リソースとの間の間隔を短くなり、それにより、データを受信するための間隔がより短くなる。したがって、遅延減少の性能向上を得ることができ、送信効率及びネットワークスループットが向上されるとともに、通信システムの送信効率が向上される。
【0474】
随意的に、一実施形態において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の第1の時間領域間隔であることを含む。
【0475】
更に、この実施形態の想定し得る実施において、第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュール1220により決定する具体的な実施は、第1の時間領域間隔及び第1の時間領域リソースに基づいて第2の時間領域リソースを決定することであってもよい。
【0476】
随意的に、他の実施形態において、第1のパラメータ値が第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用されることは、第1のパラメータ値が所定のマッピング関係に対応することを含み、この場合、マッピング関係は、第1の時間領域リソースの位置と第1の時間領域間隔との間の対応関係を含み、また、第1の時間領域間隔は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の時間領域間隔である。具体的には、第1のパラメータ値は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係のインデックスである。或いは、第1のパラメータ値は、第1のパラメータ値に対応する事前定義マッピング関係における最小時間領域間隔である。
【0477】
更に、第2の時間領域リソースを処理モジュール1220により決定する具体的な実施は、第1のパラメータ値に対応するマッピング関係を決定するステップ、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を決定するステップ、及び、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを決定するステップである。
【0478】
更にまた、第2の情報を送信するためにUEによって使用されるキャリアがTDDキャリアであるとき、マッピング関係にしたがって第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を処理モジュール1220により決定する具体的な実施は、マッピング関係にしたがって、第1の時間領域リソースと、UEのTDDアップリンク−ダウンリンク構成に対応する第1の時間領域間隔とを決定することであってもよく、この場合、所定のマッピング関係は、複数のTDDアップリンク−ダウンリンク構成における各TDDアップリンク−ダウンリンク構成内の第1の時間領域リソースに対応する第1の時間領域間隔を含む。
【0479】
随意的に、第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュール1220により決定する具体的な実施は、第1の時間領域リソースの前であって第1の時間領域リソースから第1の時間領域間隔だけ隔てられる時間領域リソースを第2の時間領域リソースとして決定することであってもよい。
【0480】
例えば、第1の時間領域リソースがサブフレームnであり、第1の時間領域間隔がkである場合、UEは、サブフレームn−kを第2の時間領域リソースとして決定し、第1の情報(確認情報)に対応する第2の情報(データ情報)を更に取得する。
【0481】
随意的に、一実施形態において、第1の時間領域リソースの持続時間及び第2の時間領域リソースの持続時間は、第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間に等しい。具体的には、第1の時間領域リソースの持続時間及び前記第2の時間領域リソースの持続時間は、時間領域における1つのサブフレームの持続時間、又は、時間領域における1つのタイムスロットの持続時間、又は、時間領域における2つのシンボルの持続時間、又は、時間領域における4つのシンボルの持続時間のうちのいずれか1つに等しい。
【0482】
随意的に、他の実施形態において、第2の時間領域リソースの持続時間は、第1の時間領域間隔の時間領域単位の持続時間よりも短い又は該持続時間に等しい。
【0483】
随意的に、この実施形態の実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、処理モジュール1220は、第2のパラメータ値を取得するように更に構成され、第2のパラメータ値は、第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を示すために使用され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、
第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて処理モジュール1220により第2の時間領域リソースを決定するステップは、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップであって、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームである、ステップ、及び、第2のパラメータ値に基づいて第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップを含む。
【0484】
随意的に、この実施形態の他の想定し得る実施では、第1の時間領域間隔の時間領域単位がサブフレームであり、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係が予め規定され、第2のサブフレームは、第2の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、第1のサブフレームは、第1の時間領域リソースが位置されるサブフレームであり、
第1の時間領域間隔と第1の時間領域リソースとに基づいて第2の時間領域リソースを処理モジュール1220により決定する具体的な実施は、第1の時間領域間隔と第1のサブフレームとに基づいて第2のサブフレームを決定するステップ、及び、第1のサブフレーム内の第1の時間領域リソースの位置と第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置との間の関係にしたがって第2のサブフレーム内の第2の時間領域リソースの位置を決定するステップである。
【0485】
処理モジュール1220が複数の態様で第1のパラメータ値を取得してもよいことが理解されるべきである。第1のパラメータ値は、予め規定されてもよく、又は、基地局によってUEに送信されてもよい。
【0486】
随意的に、一実施形態において、第1のパラメータ値を処理モジュール1220により取得する具体的な実施は、指示情報を取得することであってもよく、この場合、指示情報は第1のパラメータ値を伝える。指示情報は、第1の情報と共に送信されてもよく、又は、第1の情報の前に送信されてもよく、又は、第1の情報の後に送信されてもよい。本明細書中において、これは、本発明のこの実施形態で限定されない。
【0487】
或いは、随意的に、第1のパラメータ値を処理モジュール1220により取得する具体的な実施は、指示情報を取得するステップであって、指示情報が第1のパラメータ値に対応する、ステップ、及び、指示情報にしたがって第1のパラメータ値を決定するステップであり、この場合、指示情報は、
UEの最大送信
タイミングアドバンスTA値、UEの最大トランスポートブロックサイズTBS値、UEの送信モード情報、UEの能力情報、又は、第2の時間領域リソースの持続時間タイプ
のうちのいずれか1つである。
【0488】
ユーザ機器1200は、
図6の方法を更に実行し、
図6に示される実施形態のユーザ機器の機能を果たしてもよい。したがって、本発明のこの実施形態では、詳細についてここで再び説明しない。
【0489】
図13は、本発明の一実施形態に係るユーザ機器1300の概略構造図である。
図13に示されるように、ユーザ機器1300は、送信モジュール1330、受信モジュール1310、及び、処理モジュール1320を含んでもよく、
受信モジュール1310は、構成インデックスを受信するように構成され、この場合、構成インデックスは、制御情報の送信周期及び第1の時間領域リソースオフセットを示すために使用され、第1の時間領域リソースの持続時間が1サブフレームよりも短く、
処理モジュール1320は、システムフレーム番号と構成インデックスとに基づいて制御情報のための時間領域リソースを決定するように構成され、
送信モジュール
1330は、時間領域リソースに関する制御情報を送信するように構成される。
【0490】
本発明のこの実施形態では、送信方法における遅延を減らすために、
UEは、制御情報の各送信によって占有される持続時間を短縮し、それに応じて制御情報を送信するためのリソースを決定する。したがって、制御情報の送信遅延が減少され、CSI,SR,HARQ情報などの制御情報の送信速度が増大されるとともに、システム全体の処理時間が減少され、システム性能が向上される。
【0491】
本発明のこの実施形態では、制御情報がCSI,SR,HARQ確認情報などを含んでもよいことが理解されるべきである。
【0492】
随意的に、一実施形態において、システムフレーム番号と構成インデックスとに基づいて制御情報のための時間領域リソースを処理モジュール
1320により決定する具体的な実施は、システムフレーム番号
nfとMとの積M*
nfと構成インデックスとにしたがって時間領域リソースの位置を決定するステップであり、ここで、Mはサブフレームの持続時間と時間領域リソースの持続時間とにしたがって決定され、Mは正の整数である
。
【0493】
例えば、時間領域リソースは、式(M×n
f+n
s−N
OFFSET)mod(N
pd)=0にしたがって決定されてもよい。Mの値は、例えば、サブフレームの持続時間を時間領域リソースの持続時間で割ったものに等しくてもよい。サブフレームの持続時間を時間領域リソースの持続時間で割ったものが整数ではない場合、整数部分がMの値として使用される。具体的には、
【数3】
となる。
【0494】
或いは、随意的に、他の実施形態において、システムフレーム番号と構成インデックスとに基づいて制御情報のための時間領域リソースを処理モジュール
1320により決定する具体的な実施は、システムフレーム番号
nfとMとの積M*10*
nfと構成インデックスとにしたがって時間領域リソースの位置を決定することであり、ここで、Mはサブフレームの持続時間と時間領域リソースの持続時間とにしたがって決定され、Mは正の整数である
。
【0495】
例えば、時間領域リソースは、式(M×10×n
f+n
s−N
OFFSET)mod(N
pd)=0にしたがって決定されてもよい。
【0496】
随意的に、一実施形態において、送信周期は、時間領域において5サブフレームの持続時間よりも短く且つ1サブフレームの持続時間よりも長い。例えば、送信周期の値は、2サブフレーム、3サブフレーム、又は、4サブフレームなどであってもよい。
【0497】
随意的に、他の実施形態において、構成インデックスによって示される送信周期及び
第1の時間領域リソースオフセットのうちの少なくとも一方の時間領域単位の持続時間は、時間領域における時間領域リソースの持続時間と同じである。
【0498】
例えば、送信周期及び時間領域リソースオフセットの両方の時間領域単位はタイムスロットであり、また、時間領域における時間領域リソースの持続時間もまたタイムスロットである。他の例において、送信周期の時間領域単位はタイムスロットであり、時間領域リソースオフセットの時間領域単位はタイムスロットであり、また、時間領域における時間領域リソースの持続時間もまたタイムスロットである。
【0499】
随意的に、他の実施形態において、システムフレーム番号と構成インデックスとに基づいて制御情報のための時間領域リソースを処理モジュール
1320により決定する具体的な実施は、構成インデックスにしたがって送信周期及び第1の時間領域リソースオフセットを決定するステップ、並びに、システムフレーム番号、送信周期、第1の時間領域リソースオフセット、及び、第2の時間領域リソースオフセットに基づいて時間領域リソースを決定するステップであり、第1の時間領域
リソースオフセットは、制御情報のタイプと関連付けられるオフセットであり、第1の時間領域
リソースオフセットは、送信周期における制御情報のオフセットを示すために使用され、第2の時間領域
リソースオフセットの持続時間が時間領域リソースのうちの1つ以上の持続時間に等しく、又は、
第2の時間領域リソースオフセットの持続時間が1サブフレームの持続時間に等しい。
【0500】
更に、第2の時間領域リソースオフセットが予め規定され、或いは、第2の時間領域リソースオフセットは基地局によってUEに送信される。
【0501】
随意的に、一実施形態において、システムフレーム番号と構成インデックスとに基づいて制御情報のための時間領域リソースを処理モジュール
1320により決定する具体的な実施は、システムフレーム番号と構成インデックスとに基づいて候補時間領域リソースを決定するステップ、及び、候補時間領域リソースが利用可能なアップリンク時間領域リソースであれば、候補時間領域リソースを制御情報のための時間領域リソースとして決定するステップであってもよい。
【0502】
或いは、随意的に、他の実施形態において、システムフレーム番号と構成インデックスとに基づいて制御情報のための時間領域リソースを処理モジュール
1320により決定するの具体的な実施は、システムフレーム番号と構成インデックスとに基づいて候補時間領域リソースを決定するステップ、及び、候補時間領域リソースがダウンリンク時間領域リソース又は利用不可能な時間領域リソースであれば、時間領域リソースの後の第1の利用可能なアップリンク時間領域リソースを制御情報のための時間領域リソースとして決定するステップである。
【0503】
ユーザ機器1300は、
図7の方法を更に実行し、
図7に示される実施形態のユーザ機器の機能を果たしてもよい。したがって、本発明のこの実施形態では、詳細についてここで再び説明しない。
【0504】
図14は、本発明の更なる他の実施形態に係るユーザ機器1400の概略構造図である。
図14に示されるように、ユーザ機器1400のエンティティ装置の概略構造図は、プロセッサ1402、メモリ1403、送信機1401、及び、受信機1404を含んでもよい。特定の用途では、送信機1401及び受信機1404がアンテナ1405に結合されてもよい。
【0505】
メモリ1403は、プログラムを記憶するように構成される。具体的には、プログラムはプログラム符号を含んでもよく、この場合、プログラム符号はコンピュータ操作命令を含む。メモリ1403は、リード・オンリー・メモリ及びランダム・アクセス・メモリを含んでもよく、また、命令及びデータをプロセッサ1402に供給してもよい。メモリ1403は、高速RAMを含んでもよく、又は、例えば少なくとも1つのディスク記憶装置などの持続性メモリ(non
-transitory memory)を更に含んでもよい。
【0506】
プロセッサ1402は、メモリ1403に記憶されるプログラムを実行する。
【0507】
具体的には、ユーザ機器1400において、プロセッサ1402は、受信機1404と送信機1401とを使用することにより、以下の方法、すなわち、
第1の情報を受信機1404によって受信するステップであって、第1の情報は、第2の情報を送信するようにUEに指示するために使用される、ステップと、
第1のパラメータ値を取得するステップであって、第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用され、第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースの持続時間が1サブフレームよりも長くなく、第2の時間領域リソースと第1の時間領域リソースとの間の間隔が4サブフレームよりも短い、ステップと、
第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定し、送信機1401を使用することにより第2の時間領域リソースに関する第2の情報を送信するステップと、
を実行してもよい。
【0508】
ユーザ機器によって実行されて
図1に示される本発明の実施形態によって開示される前述の方法は、プロセッサ1402に適用されてもよく又はプロセッサ1402によって実施されてもよい。プロセッサ1402は、集積回路チップであってもよく、また、信号処理能力を有する。実施プロセスにおいて、前述の方法の各ステップは、プロセッサ1402内のハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形態の命令を使用することによって完了されてもよい。プロセッサ1402は、中央処理装置(Central Processing Unit、略してCPU)、ネットワークプロセッサ(Network Processor、略してNP)などを含む汎用プロセッサであってもよく、或いは、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、又は、他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、或いは、ディスクリートハードウェアコンポーネントであってもよい。プロセッサは、本発明の実施形態に開示される方法、ステップ、及び、論理ブロック図を実施又は実行してもよい。汎用プロセッサがマイクロプロセッサであってもよく、或いは、プロセッサが任意の従来のプロセッサ等であってもよい。本発明の実施形態に開示される方法のステップは、ハードウェア・デコーディング・プロセッサによって直接に実行されて完了されてもよく、或いは、デコーディング・プロセッサにおけるハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせにより実行されて完了されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダム・アクセス・メモリ、フラッシュメモリ、リード・オンリー・メモリ、プログラマブル・リード・オンリー・メモリ、電気的に消去可能なプログラマブルメモリ、又は、レジスタなどの当該技術分野における記憶媒体内に位置されてもよい。記憶媒体はメモリ1403内に位置され、また、プロセッサ1402は、メモリ1403内の情報を読み取って、プロセッサのハードウェアと組み合わせて前述の方法におけるステップを完了する。
【0509】
図15は、本発明の更なる他の実施形態に係る基地局1500の概略構造図である。
図15に示されるように、基地局1500のエンティティ装置の概略構造図は、プロセッサ1502、メモリ1503、送信機1501、及び、受信機1504を含んでもよい。特定の用途では、送信機1501及び受信機1504がアンテナ1505に結合されてもよい。
【0510】
メモリ1503は、プログラムを記憶するように構成される。具体的には、プログラムはプログラム符号を含んでもよく、この場合、プログラム符号はコンピュータ操作命令を含む。メモリ1503は、リード・オンリー・メモリ及びランダム・アクセス・メモリを含んでもよく、また、命令及びデータをプロセッサ1502に供給してもよい。メモリ1503は、高速RAMを含んでもよく、又は、例えば少なくとも1つのディスク記憶装置などの持続性メモリ(non
-transitory memory)を更に含んでもよい。
【0511】
プロセッサ1502は、メモリ1503に記憶されるプログラムを実行する。
【0512】
具体的には、基地局1500において、プロセッサ1502は、受信機1504と送信機1501とを使用することにより、以下の方法、すなわち、
第1の情報を送信機1501によって送信するステップであって、第1の情報は、第2の情報を送信するようにUEに指示するために使用される、ステップと、
送信機1501を使用することにより第1のパラメータ値を送信するステップであって、第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用され、第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースの持続時間が1サブフレームよりも長くなく、第2の時間領域リソースと第1の時間領域リソースとの間の間隔が4サブフレームよりも短い、ステップと、
第2の時間領域リソースを決定し、受信機1504を使用することにより第2の時間領域リソースに関する第2の情報を受信するステップと、
を実行してもよい。
【0513】
基地局によって実行されて
図3に示される本発明の実施形態によって開示される前述の方法は、プロセッサ1502に適用されてもよく又はプロセッサ1502によって実施されてもよい。プロセッサ1502は、集積回路チップであってもよく、また、信号処理能力を有する。実施プロセスにおいて、前述の方法の各ステップは、プロセッサ1502内のハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形態の命令を使用することによって完了されてもよい。プロセッサ1502は、中央処理装置(Central Processing Unit、略してCPU)、ネットワークプロセッサ(Network Processor、略してNP)などを含む汎用プロセッサであってもよく、或いは、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、又は、他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、或いは、ディスクリートハードウェアコンポーネントであってもよい。プロセッサは、本発明の実施形態に開示される方法、ステップ、及び、論理ブロック図を実施又は実行してもよい。汎用プロセッサがマイクロプロセッサであってもよく、或いは、プロセッサが任意の従来のプロセッサ等であってもよい。本発明の実施形態に開示される方法のステップは、ハードウェア・デコーディング・プロセッサによって直接に実行されて完了されてもよく、或いは、デコーディング・プロセッサにおけるハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせにより実行されて完了されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダム・アクセス・メモリ、フラッシュメモリ、リード・オンリー・メモリ、プログラマブル・リード・オンリー・メモリ、電気的に消去可能なプログラマブルメモリ、又は、レジスタなどの当該技術分野における記憶媒体内に位置されてもよい。記憶媒体はメモリ1503内に位置され、また、プロセッサ1502は、メモリ1503内の情報を読み取って、プロセッサのハードウェアと組み合わせて前述の方法におけるステップを完了する。
【0514】
図16は、本発明の更なる他の実施形態に係るユーザ機器1600の概略構造図である。
図16に示されるように、ユーザ機器1600のエンティティ装置の概略構造図は、プロセッサ1602、メモリ1603、送信機1601、及び、受信機1604を含んでもよい。特定の用途では、送信機1601及び受信機1604がアンテナ1605に結合されてもよい。
【0515】
メモリ1603は、プログラムを記憶するように構成される。具体的には、プログラムはプログラム符号を含んでもよく、この場合、プログラム符号はコンピュータ操作命令を含む。メモリ1603は、リード・オンリー・メモリ及びランダム・アクセス・メモリを含んでもよく、また、命令及びデータをプロセッサ1602に供給してもよい。メモリ1603は、高速RAMを含んでもよく、又は、例えば少なくとも1つのディスク記憶装置などの持続性メモリ(non
-transitory memory)を更に含んでもよい。
【0516】
プロセッサ1602は、メモリ1603に記憶されるプログラムを実行する。
【0517】
具体的には、ユーザ機器1600において、プロセッサ1602は、受信機1604と送信機1601とを使用することにより、以下の方法、すなわち、
第1の情報を送信機1601によって送信するステップであって、第1の情報はデータ情報である、ステップと、
第1のパラメータ値を取得するステップであって、第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用され、第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の情報は第1の情報に関する確認情報であり、第2の時間領域リソースの持続時間が1サブフレームよりも長くなく、第2の時間領域リソースと第1の時間領域リソースとの間の間隔が4サブフレームよりも短い、ステップと、
第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定し、受信機1604を使用することにより第2の時間領域リソースに関する第2の情報を受信するステップと、
を実行してもよい。
【0518】
ユーザ機器によって実行されて
図4に示される本発明の実施形態によって開示される前述の方法は、プロセッサ1602に適用されてもよく又はプロセッサ1602によって実施されてもよい。プロセッサ1602は、集積回路チップであってもよく、また、信号処理能力を有する。実施プロセスにおいて、前述の方法の各ステップは、プロセッサ1602内のハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形態の命令を使用することによって完了されてもよい。プロセッサ1602は、中央処理装置(Central Processing Unit、略してCPU)、ネットワークプロセッサ(Network Processor、略してNP)などを含む汎用プロセッサであってもよく、或いは、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、又は、他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、或いは、ディスクリートハードウェアコンポーネントであってもよい。プロセッサは、本発明の実施形態に開示される方法、ステップ、及び、論理ブロック図を実施又は実行してもよい。汎用プロセッサがマイクロプロセッサであってもよく、或いは、プロセッサが任意の従来のプロセッサ等であってもよい。本発明の実施形態に開示される方法のステップは、ハードウェア・デコーディング・プロセッサによって直接に実行されて完了されてもよく、或いは、デコーディング・プロセッサにおけるハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせにより実行されて完了されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダム・アクセス・メモリ、フラッシュメモリ、リード・オンリー・メモリ、プログラマブル・リード・オンリー・メモリ、電気的に消去可能なプログラマブルメモリ、又は、レジスタなどの当該技術分野における記憶媒体内に位置されてもよい。記憶媒体はメモリ1603内に位置され、また、プロセッサ1602は、メモリ1603内の情報を読み取って、プロセッサのハードウェアと組み合わせて前述の方法におけるステップを完了する。
【0519】
図17は、本発明の更なる他の実施形態に係る基地局1700の概略構造図である。
図17に示されるように、基地局1700のエンティティ装置の概略構造図は、プロセッサ1702、メモリ1703、送信機1701、及び、受信機1704を含んでもよい。特定の用途では、送信機1701及び受信機1704がアンテナ1705に結合されてもよい。
【0520】
メモリ1703は、プログラムを記憶するように構成される。具体的には、プログラムはプログラム符号を含んでもよく、この場合、プログラム符号はコンピュータ操作命令を含む。メモリは、リード・オンリー・メモリ及びランダム・アクセス・メモリを含んでもよく、また、命令及びデータをプロセッサ1702に供給してもよい。メモリ1703は、高速RAMを含んでもよく、又は、例えば少なくとも1つのディスク記憶装置などの持続性メモリ(non
-transitory memory)を更に含んでもよい。
【0521】
プロセッサ1702は、メモリ1703に記憶されるプログラムを実行する。
【0522】
具体的には、基地局1700において、プロセッサ1702は、受信機1704と送信機1701とを使用することにより、以下の方法、すなわち、
第1の情報を受信機1704によって受信するステップであって、第1の情報はデータ情報である、ステップと、
送信機1701を使用することにより第1のパラメータ値を送信するステップであって、第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用され、第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の情報が第1の情報に関する確認情報であり、第2の時間領域リソースの持続時間が1サブフレームよりも長くなく、第2の時間領域リソースと第1の時間領域リソースとの間の間隔が4サブフレームよりも短い、ステップと、
第2の時間領域リソースを決定し、送信機1701を使用することにより第2の時間領域リソースに関する第2の情報を送信するステップと、
を実行してもよい。
【0523】
基地局によって実行されて
図5に示される本発明の実施形態によって開示される前述の方法は、プロセッサ1702に適用されてもよく又はプロセッサ1702によって実施されてもよい。プロセッサ1702は、集積回路チップであってもよく、また、信号処理能力を有する。実施プロセスにおいて、前述の方法の各ステップは、プロセッサ1702内のハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形態の命令を使用することによって完了されてもよい。プロセッサ1702は、中央処理装置(Central Processing Unit、略してCPU)、ネットワークプロセッサ(Network Processor、略してNP)などを含む汎用プロセッサであってもよく、或いは、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、又は、他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、或いは、ディスクリートハードウェアコンポーネントであってもよい。プロセッサは、本発明の実施形態に開示される方法、ステップ、及び、論理ブロック図を実施又は実行してもよい。汎用プロセッサがマイクロプロセッサであってもよく、或いは、プロセッサが任意の従来のプロセッサ等であってもよい。本発明の実施形態に開示される方法のステップは、ハードウェア・デコーディング・プロセッサによって直接に実行されて完了されてもよく、或いは、デコーディング・プロセッサにおけるハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせにより実行されて完了されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダム・アクセス・メモリ、フラッシュメモリ、リード・オンリー・メモリ、プログラマブル・リード・オンリー・メモリ、電気的に消去可能なプログラマブルメモリ、又は、レジスタなどの当該技術分野における記憶媒体内に位置されてもよい。記憶媒体はメモリ1703内に位置され、また、プロセッサ1702は、メモリ1703内の情報を読み取って、プロセッサのハードウェアと組み合わせて前述の方法におけるステップを完了する。
【0524】
図18は、本発明の更なる他の実施形態に係るユーザ機器1800の概略構造図である。
図18に示されるように、ユーザ機器1800のエンティティ装置の概略構造図は、プロセッサ1802、メモリ1803、送信機1801、及び、受信機1804を含んでもよい。特定の用途では、送信機1801及び受信機1804がアンテナ1805に結合されてもよい。
【0525】
メモリ1803は、プログラムを記憶するように構成される。具体的には、プログラムはプログラム符号を含んでもよく、この場合、プログラム符号はコンピュータ操作命令を含む。メモリ1803は、リード・オンリー・メモリ及びランダム・アクセス・メモリを含んでもよく、また、命令及びデータをプロセッサ1802に供給してもよい。メモリ1803は、高速RAMを含んでもよく、又は、例えば少なくとも1つのディスク記憶装置などの持続性メモリ(non
-transitory memory)を更に含んでもよい。
【0526】
プロセッサ1802は、メモリ1803に記憶されるプログラムを実行する。
【0527】
具体的には、ユーザ機器1800において、プロセッサ1802は、受信機1804と送信機1801とを使用することにより、以下の方法、すなわち、
第1の情報を受信機1804を使用することによって受信するステップであって、第1の情報は、第2の情報に関する確認情報であり、第2の情報がデータ情報である、ステップと、
第1のパラメータ値を取得するステップであって、第1のパラメータ値は、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとの間の位置関係を示すために使用され、第1の時間領域リソースは、第1の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースは、第2の情報が位置される時間領域リソースであり、第2の時間領域リソースの持続時間が1サブフレームよりも長くなく、第2の時間領域リソースと第1の時間領域リソースとの間の間隔が4サブフレームよりも短い、ステップと、
第1のパラメータ値に基づいて第2の時間領域リソースを決定するステップと、
を実行してもよい。
【0528】
ユーザ機器によって実行されて
図6に示される本発明の実施形態によって開示される前述の方法は、プロセッサ1802に適用されてもよく又はプロセッサ1802によって実施されてもよい。プロセッサ1802は、集積回路チップであってもよく、また、信号処理能力を有する。実施プロセスにおいて、前述の方法の各ステップは、プロセッサ1802内のハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形態の命令を使用することによって完了されてもよい。プロセッサ1802は、中央処理装置(Central Processing Unit、略してCPU)、ネットワークプロセッサ(Network Processor、略してNP)などを含む汎用プロセッサであってもよく、或いは、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、又は、他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、或いは、ディスクリートハードウェアコンポーネントであってもよい。プロセッサは、本発明の実施形態に開示される方法、ステップ、及び、論理ブロック図を実施又は実行してもよい。汎用プロセッサがマイクロプロセッサであってもよく、或いは、プロセッサが任意の従来のプロセッサ等であってもよい。本発明の実施形態に開示される方法のステップは、ハードウェア・デコーディング・プロセッサによって直接に実行されて完了されてもよく、或いは、デコーディング・プロセッサにおけるハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせにより実行されて完了されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダム・アクセス・メモリ、フラッシュメモリ、リード・オンリー・メモリ、プログラマブル・リード・オンリー・メモリ、電気的に消去可能なプログラマブルメモリ、又は、レジスタなどの当該技術分野における記憶媒体内に位置されてもよい。記憶媒体はメモリ1803内に位置され、また、プロセッサ1802は、メモリ1803内の情報を読み取って、プロセッサのハードウェアと組み合わせて前述の方法におけるステップを完了する。
【0529】
図19は、本発明の更なる他の実施形態に係るユーザ機器1900の概略構造図である。
図19に示されるように、ユーザ機器1900のエンティティ装置の概略構造図は、プロセッサ1902、メモリ1903、送信機1901、及び、受信機1904を含んでもよい。特定の用途では、送信機1901及び受信機1904がアンテナ1905に結合されてもよい。
【0530】
メモリ1903は、プログラムを記憶するように構成される。具体的には、プログラムはプログラム符号を含んでもよく、この場合、プログラム符号はコンピュータ操作命令を含む。メモリ1903は、リード・オンリー・メモリ及びランダム・アクセス・メモリを含んでもよく、また、命令及びデータをプロセッサ1902に供給してもよい。メモリ1903は、高速RAMを含んでもよく、又は、例えば少なくとも1つのディスク記憶装置などの持続性メモリ(non
-transitory memory)を更に含んでもよい。
【0531】
プロセッサ1902は、メモリ1903に記憶されるプログラムを実行する。
【0532】
具体的には、ユーザ機器1900において、プロセッサ1902は、受信機1904及び送信機1901を使用することによって以下の方法、すなわち、
受信機1904を使用することにより構成インデックスを受信するステップであって、構成情報インデックスは、制御情報の送信周期及び第1の時間領域リソースオフセットを示すために使用され、第1の時間領域リソースの持続時間は、1サブフレームより短い、ステップと、
システムフレーム番号と構成インデックスとに基づいて、制御情報のための時間領域リソースを決定するステップと、
送信機1901を使用することにより時間領域リソースに関する制御情報を送信するステップと、
を実行してもよい。
【0533】
ユーザ機器によって実行されて
図7に示される本発明の実施形態によって開示される前述の方法は、プロセッサ1902に適用されてもよく又はプロセッサ1902によって実施されてもよい。プロセッサ1902は、集積回路チップであってもよく、また、信号処理能力を有する。実施プロセスにおいて、前述の方法の各ステップは、プロセッサ1902内のハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形態の命令を使用することによって完了されてもよい。プロセッサ1902は、中央処理装置(Central Processing Unit、略してCPU)、ネットワークプロセッサ(Network Processor、略してNP)などを含む汎用プロセッサであってもよく、或いは、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、又は、他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、或いは、ディスクリートハードウェアコンポーネントであってもよい。プロセッサは、本発明の実施形態に開示される方法、ステップ、及び、論理ブロック図を実施又は実行してもよい。汎用プロセッサがマイクロプロセッサであってもよく、或いは、プロセッサが任意の従来のプロセッサ等であってもよい。本発明の実施形態に開示される方法のステップは、ハードウェア・デコーディング・プロセッサによって直接に実行されて完了されてもよく、或いは、デコーディング・プロセッサにおけるハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせにより実行されて完了されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダム・アクセス・メモリ、フラッシュメモリ、リード・オンリー・メモリ、プログラマブル・リード・オンリー・メモリ、電気的に消去可能なプログラマブルメモリ、又は、レジスタなどの当該技術分野における記憶媒体内に位置されてもよい。記憶媒体はメモリ1903内に位置され、また、プロセッサ1902は、メモリ1903内の情報を読み取って、プロセッサのハードウェアと組み合わせて前述の方法におけるステップを完了する。
【0534】
本発明の一実施形態は、コンピュータプログラムを記憶するように構成されるコンピュータ可読記憶媒体を更に提供し、コンピュータプログラムは、
図1に示される実施形態においてユーザ機器によって実行される方法を実行するために使用される命令を含む。
【0535】
本発明の一実施形態は、コンピュータプログラムを記憶するように構成される他のコンピュータ可読記憶媒体を更に提供し、コンピュータプログラムは、
図3に示される実施形態において基地局によって実行される方法を実行するために使用される命令を含む。
【0536】
本発明の一実施形態は、コンピュータプログラムを記憶するように構成される更なる他のコンピュータ可読記憶媒体を更に提供し、コンピュータプログラムは、
図4に示される実施形態においてユーザ機器によって実行される方法を実行するために使用される命令を含む。
【0537】
本発明の一実施形態は、コンピュータプログラムを記憶するように構成される更なる他のコンピュータ可読記憶媒体を更に提供し、コンピュータプログラムは、
図5に示される実施形態において基地局によって実行される方法を実行するために使用される命令を含む。
【0538】
本発明の一実施形態は、コンピュータプログラムを記憶するように構成される更なる他のコンピュータ可読記憶媒体を更に提供し、コンピュータプログラムは、
図6に示される実施形態においてユーザ機器によって実行される方法を実行するために使用される命令を含む。
【0539】
本発明の一実施形態は、コンピュータプログラムを記憶するように構成される更なる他のコンピュータ可読記憶媒体を更に提供し、コンピュータプログラムは、
図7に示される実施形態においてユーザ機器によって実行される方法を実行するために使用される命令を含む。
【0540】
前述のプロセスのシーケンス番号が本発明の様々な実施形態における実行順序を意味しないことが理解されるべきである。プロセスの実行順序は、プロセスの機能や内部ロジックに応じて決定されるべきであり、また、本発明の実施形態の実施プロセスの任意の制限として解釈されるべきではない。
【0541】
当業者であれば気付くように、ユニット及びアルゴリズムステップは、この明細書中に開示される実施形態において説明される例と組み合わせて、電子的なハードウェアによって或いはコンピュータソフトウェアと電子的なハードウェアとの組み合わせによって実施されてもよい。機能がハードウェアによって果たされるか或いはソフトウェアによって果たされるかどうかは、特定の用途と技術的解決策の設計制約条件とによって決まる。当業者は、それぞれの特定の用途に関して説明された機能を実施するために異なる方法を使用してもよいが、その実施が本発明の範囲を越えると見なされるべきでない。
【0542】
当業者により明確に理解できるように、便宜のため、及び、簡単な説明のため、前述のシステム、装置、及び、ユニットの詳細な作業プロセスに関しては、前述の方法実施形態における対応するプロセスを参照することができ、そのため、ここでは再び詳しく説明しない。
【0543】
この出願において与えられる幾つかの実施形態では、開示されたシステム、機器、及び、方法が他の態様で実施されてもよいことが理解されるべきである。例えば、記載された機器の実施形態は単なる一例にすぎない。例えば、ユニット分割は、単に論理的な機能分割にすぎず、実際の実施では他の分割であってもよい。例えば、複数のユニット又は構成要素が組み合わされ或いは他のシステムに組み込まれてもよく、或いは、幾つかの特徴が無視され又は実行されなくてもよい。また、示された或いは論じられた相互の結合又は直接的な結合又は通信接続は、幾つかのインタフェースを使用することにより実施されてもよい。機器間又はユニット間の間接的な結合又は通信接続は、電子的形態、機械的形態、又は、他の形態で実施されてもよい。
【0544】
別個の部品として説明されるユニットは、物理的に別個であってもよく又は物理的に別個でなくてもよく、また、ユニットとして示される部品は、物理的なユニットであってもなくてもよく、1つの位置に位置されてもよく、又は、複数のネットワークユニット上に分布されてもよい。ユニットの一部又は全部は、実施形態の解決策の目的を達成するように実際の要件に基づいて選択されてもよい。
【0545】
また、本発明の実施形態における機能ユニットが1つの処理ユニットに組み込まれてもよく、又は、ユニットのそれぞれが物理的に単独で存在してもよく、又は、2つ以上のユニットが1つのユニットに組み込まれてもよい。
【0546】
機能がソフトウェア機能ユニットの形態で実施されるとともに独立した製品として販売され或いは使用される場合には、機能がコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。そのような理解に基づき、本質的に本発明の技術的な解決策、或いは、従来技術に寄与する部分、或いは、技術的な解決策の一部は、ソフトウェアプロダクトの形態で実施されてもよい。コンピュータソフトウェアプロダクトは、記憶媒体に記憶されるとともに、本発明の実施形態において記載された方法のステップの全部又は一部を実行するようにコンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイス等であってもよい)に指示するための幾つかの命令を含む。前述の記憶媒体は、プログラムコードを記憶できる任意の媒体、例えば、USBフラッシュドライブ、除去可能なハードディスク、リード・オンリー・メモリ(Read−Only Memory,ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(Random Access Memory,RAM)、磁気ディスク、又は、光ディスクを含む。
【0547】
以上の説明は、本発明の単なる特定の実施にすぎず、本発明の保護範囲を限定しようとするものではない。本発明で開示される技術的範囲内で当業者により容易に考え出されるいかなる変形も置換も、本発明の保護範囲内に入るものとする。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求項の保護範囲に制約されるものとする。